JP2002163132A - ファイル管理装置、ファイル管理方法およびファイル管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ファイル管理装置、ファイル管理方法およびファイル管理プログラムを記録した記録媒体

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JP2002163132A
JP2002163132A JP2000361852A JP2000361852A JP2002163132A JP 2002163132 A JP2002163132 A JP 2002163132A JP 2000361852 A JP2000361852 A JP 2000361852A JP 2000361852 A JP2000361852 A JP 2000361852A JP 2002163132 A JP2002163132 A JP 2002163132A
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JP2000361852A
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English (en)
Inventor
Yuji Fujiwara
雄治 藤原
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Renesas Micro Systems Co Ltd
Original Assignee
Renesas Micro Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フラシュメモリカードに無駄なダミーデータを
記録することなく、記録データの物理的配置が煩雑化し
ないファイル管理装置を提供する。 【解決手段】フラシュメモリカードに連続した空き領域
を生成する手段と、連続した空き領域に固定ファイルを
生成する手段と、連続した空き領域に可変ファイルを生
成する手段と、複数の前記固定ファイルおよび可変ファ
イルを連結して大容量のボリュームファイルを構成する
手段と、固定ファイルおよび可変ファイルに対するデー
タの記録時または更新時に固定ファイルおよび可変ファ
イルのファイル配置を維持する手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイル管理装置
に関し、特に、映像音声データを記録再生するためのフ
ァイル管理システムおよびファイル管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファイル管理方法の一例が、再公
表特許WO99/00728号公報に開示されている。
この従来のファイル管理方法に適用されるファイル構成
を図7に示す。
【0003】図7で示す符号713で示す枠内は、ファ
イルシステムにおいて管理される通常使用可能な記録再
生領域である。
【0004】ディスク装置701の記録再生領域には、
ボリュームファイル割り当て表7131、ボリュームフ
ァイル管理表7132、および固定ファイル群7133
が格納されている。固定ファイル群7133は、複数の
固定ファイルの集合であり、ここでは第1の固定ファイ
ル7301乃至第8の固定ファイル7308まで8個の
固定ファイルが設けられている。
【0005】固定ファイルとは、予め決められた一定数
のデータサイズを持つファイルであり、映像音声データ
を格納するのに必要なデータサイズを有している。例え
ば、固定ファイルのデータサイズを1メガバイトと決め
る。
【0006】このように形成された固定ファイルにデー
タサイズの異なるファイルが上書きされても、ファイル
構成が変わらないようにする、データ管理方法が知られ
ている。
【0007】そのデータ管理方法は、例えば、記録、更
新すべき新しい映像音声データのサイズが固定ファイル
のデータサイズよりも小さい場合には、その余った記録
領域にダミーデータを記録し、更新する。
【0008】反対に、記録、更新すべき新しい映像音声
データのサイズが、固定ファイルのデータサイズよりも
大きい場合には、複数の固定ファイルに跨って新しいデ
ータが記録し、更新される。
【0009】次に、データ管理方法について説明する。
説明を簡単にするため、データ管理方法において、各固
定ファイルのファイルサイズが一定のデータサイズを有
し、かつ、上書き更新によって記録する場合の例につい
て説明する。
【0010】ディスク装置701の記録再生領域713
には1つの大容量ファイル(以下ボリュームファイルと
称す)である固定ファイル群7133が構成されてい
る。記録再生領域713に格納されているボリュームフ
ァイル構成手段であるボリュームファイル割り当て表7
131は、複数の固定ファイル7301〜7308を有
する固定ファイル群7133における連結情報を管理し
ている。
【0011】また、ボリュームファイル管理表7132
は、前記ボリュームファイルにおける各種情報を管理す
る表である。ボリュームファイル管理表7132で管理
している情報としては、具体的にはボリュームファイル
名、ボリュームファイルを構成する先頭の固定ファイル
の番号、および固定ファイルの連結数等の情報が格納さ
れている。
【0012】次に、ファイル管理方法を実行する手順に
ついて図8を参照して説明する。
【0013】図8は、ファイル管理方法においてボリュ
ームファイルを新規に作成する新規生成手順を示すフロ
ーチャートである。
【0014】図8を参照して、ディスク上にボリューム
ファイルを新規に作成する新規生成手順について説明す
る。
【0015】まず、ボリュームファイルを新規に作成す
る手順は、複数のファイルや分散された空き領域が連続
するようにファイル配置を最適化するガベージコレクシ
ョン処理が行われる(図8のステップ1(821)参
照)。
【0016】次に、連続した空き領域に複数の固定ファ
イルを有するボリュームファイルを生成する(図8のス
テップ2(822)参照)。
【0017】所定のデータサイズを有する固定ファイル
を生成する方法としては、例えば、通常のファイルの新
規作成を行い、予め決められた固定容量分のダミーデー
タをそのファイルに書き込む。
【0018】または、別の方法としては、ファイルシテ
ムによってファイルを新規に作成した後、そのファイル
において「固定容量−1バイト」の位置、すなわち、固
定容量を有する各固定ファイルの最後のバイト位置に論
理的なデータ書き込み位置(ポインタ)を移動させて、
その位置で1バイト分のダミーデータの書き込みを行
う。
【0019】このように、最後のバイトにダミーデータ
を書き込むと、ファイルの先頭から最後のバイト位置ま
で固定容量分のダミーデータが自動的に書き込まれるの
で、固定容量を有する固定ファイルを作成できる。
【0020】上記のように、1つの連続した空き領域内
に複数の固定ファイルを作成して、ファイルは位置を決
定する。このとき作成した固定ファイル名は使用者の任
意でよい。固定ファイル名としては、例えば、"File1.d
at"、"File2.dat"等の固定ファイルの順位を示す数値情
報を付加するとファイルの管理が容易となる。
【0021】上記のように生成された複数の固定ファイ
ルは、1つのボリュームファイルとして連結して管理さ
れるため、図8のステップ3(823)において、ボリ
ュームファイル割り当て表7131とボリュームファイ
ル管理表7132を作成する。
【0022】図9はボリュームファイル割り当て表71
31とボリュームファイル管理表7132を示す説明図
である。
【0023】図9を参照すると、ボリュームファイル割
り当て表7131の管理情報ファイル"fat.dat"には、
複数の固定ファイルが連結されて形成されたボリューム
ファイルにおける連結情報が記載されている。ボリュー
ムファイルにおける複数の固定ファイルの連結情報は、
ボリュームファイル割り当て表7131により管理され
ている。
【0024】ボリュームファイル割り当て表7131の
連結情報は、例えば、n個の固定ファイルのそれぞれに
1からn(nは整数)まで順に番号を付けて、その番号
を用いて各固定ファイルの連結状態を記述したものであ
る。例えば、固定ファイルのファイル名が"File1.dat"
の場合、ファイル番号は1とし、ファイル名が"File2.d
at"の場合、ファイル番号は2とする。
【0025】図9にボリュームファイル割り当て表71
31におけるボリュームファイル”ABC”の具体的な
内容を示す。
【0026】ボリュームファイル”ABC”は、ファイ
ル番号1が先頭ファイル番号であり、ファイル番号1の
固定ファイルの次の連結先がファイル番号2であること
を示す。
【0027】ファイル番号2の連結先はファイル番号3
であり、ファイル番号3の連結先はファイル番号7であ
る。そして、最終の固定ファイルである場合は、特殊な
ファイルとしてファイル番号に例えば16進数の”F
F”が記述され、1つのボリュームファイルの最終が示
される。このように、ボリュームファイル割り当て表7
131に複数の固定ファイルの連結状態が示されて、1
つのボリュームファイルが管理される。
【0028】また、ボリュームファイル割り当て表71
31において、空き領域の管理は、例えば、連結先のフ
ァイル番号として”00”なる特別な値を用いることに
より、そのファイル番号の固定ファイルが空き領域であ
ることを認識させることができる。
【0029】一方、ボリュームファイル管理表7132
の管理情報ファイル"list.dat"には、全てのボリューム
ファイルのファイル名や属性情報が格納されている。図
9に示すように、ボリュームファイル管理表7132に
管理される具体的な管理項目としては、ボリュームファ
イル名、先頭の固定ファイル番号(または固定ファイル
名)、固定ファイルの連結数(またはボリュームファイ
ルの容量)、生成時刻、最終更新時刻、最終アクセス時
刻、書き込みや読み出しの許可フラグ、などがあり、特
に映像音声データを記録再生する用途においては、前記
内容に加えて、映像開始時刻、映像終了時刻、および記
録時間、映像音声の圧縮方式等が付加情報として管理さ
れる。
【0030】次に、図8に示したステップ4(824)
において、ファイル管理方法における映像音声データの
記録、再生、および削除を実行する処理動作がボリュー
ムファイル内において開始される。
【0031】そして、携帯機器によるオーディオ再生に
おいて、再生時間を可能なかぎり長時間にするために、
再生時におけるファイル管理システム(中央処理装置に
搭載)の介在を少なくする必要があるが、そのために
は、再生ファイルはディスク上の物理的空間に連続で記
録されている。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術には、次のような問題点があった。すなわち、携
帯機器で使用される記録容量の少ないディスク装置(例
えば、4メガバイトの記憶容量)に3.5メガバイトの
オーディオデータが、記録される場合は、ディスクの記
録容量より、実際の記録するデータ量が少ない現象が発
生する。
【0033】これは、ファイルサイズを固定化して記録
する固定ファイルにダミーデータを付加してディスク装
置に記録するので、無駄な領域が発生するためである。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明のファイル管理装
置は、データを記録したファイルデバイスの連続した空
き領域内に実質的に一定のファイルサイズを有する複数
の固定ファイルと可変ファイルサイズの複数の可変ファ
イルとを生成する固定および可変ファイル生成手段と、
複数の前記固定ファイルと前記可変ファイルとを連結し
てボリュームファイルを構成するボリュームファイル構
成手段と、前記固定ファイルおよび前記可変ファイルに
対する前記データの記録時または更新時の際に、前記固
定ファイルおよび前記可変ファイルのファイル配置を維
持する固定および可変ファイル維持手段とを具備する構
成である。
【0035】さらに、本発明のファイル管理装置の前記
可変ファイルへの書き込みは、ファイルデバイスの物理
アドレスの後方から空き領域を検索し、検出した空き領
域から映像音声データを書き込む手段と、前記ファイル
デバイスへ書き込むファイルサイズが事前に取得できる
場合、かつ書き込むデータのサイズが固定ファイルサイ
ズより小さい場合、そのデータを前記可変ファイルへ書
き込み、固定ファイルサイズと同等もしくは超える場合
は、前記固定ファイルサイズ分の前記データを前記固定
ファイルに書き込む固定ファイルおよび可変ファイル書
き込み手段と、前記ファイルデバイスへ書き込むファイ
ルサイズが事前に取得できない場合、全データを固定フ
ァイルに書き込み、最後の固定ファイル領域がデータで
埋まらない場合、最後の固定ファイルのデータは可変フ
ァイルへ移動する可変ファイル移動手段とを具備する構
成とすることもできる。
【0036】さらにまた、本発明のファイル管理装置の
ファイル管理方法は、データを記録したファイルデバイ
スの連続した空き領域内に実質的に一定のファイルサイ
ズを有する複数の固定ファイルと可変ファイルサイズの
複数の可変ファイルを生成する固定および可変ファイル
生成工程と、複数の前記固定ファイルと前記可変ファイ
ルを連結してボリュームファイルを構成するボリューム
ファイル構成工程と、前記固定ファイルおよび前記可変
ファイルに対するデータの記録時または更新時の際に、
前記固定ファイルおよび可変ファイルのファイル配置を
維持する固定および可変ファイル維持工程とを有する。
【0037】さらに、本発明のファイル管理装置のファ
イル管理方法の前記可変ファイルへの書き込みは、前記
ファイルデバイスの物理アドレスの後方から空き領域を
検索し、検出した空き領域から映像音声データを書き込
む工程と、前記ファイルデバイスへ書き込むファイルサ
イズが事前に取得できる場合、かつ書き込むデータのサ
イズが固定ファイルサイズより小さい場合、そのデータ
を可変ファイルへ書き込み、固定ファイルサイズと同等
もしくは超える場合は、固定ファイルサイズ分のデータ
を固定ファイルに書き込む固定ファイルおよび可変ファ
イル書き込み工程と、前記ファイルデバイスへ書き込む
ファイルサイズが事前に取得できない場合、全データを
固定ファイルに書き込み、最後の固定ファイル領域がデ
ータで埋まらない場合、最後の固定ファイルのデータは
可変ファイルへ移動する可変ファイル移動工程とを有す
る。
【0038】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て以下に詳述する。
【0039】図6(a)および図6(b)は、本発明に
係るファイル管理装置601の構成を示すブロック図で
ある。本発明の第1の実施の形態のファイル管理装置に
接続されるフラッシュメモリカード51は、二次記憶装
置と通常呼ばれ、後述の主記憶装置に比べて処理速度の
遅い記録再生装置である。
【0040】図6(a)を参照すると、本発明の第1の
実施の形態のファイル管理装置601は、フラッシュメ
モリカード51をインターフェース53によって接続す
る。また、ソフトウエアを実行するために使用する処理
速度の速い主記憶装置であるプログラム記憶装置52を
有している。
【0041】さらに、本発明の第1の実施の形態のファ
イル管理装置601は、中央処理装置54、映像音声信
号59を量子化する入力装置55、および量子化された
映像音声データを元の映像音声信号59に変換して出力
する出力装置56を有している。
【0042】これらの装置は、バス57に接続されてデ
ータ伝送が行われるよう構成されている。量子化された
映像音声データ59は、インターフェース53を介する
フラッシュメモリカード51と、入力装置55や出力装
置56との間で専用バス58においてやりとりされる。
【0043】次に、映像音声信号59をフラッシュメモ
リカード51に記録する場合(これをファイル管理の通
常動作と言う)の信号の流れについて説明する。
【0044】映像音声信号59は切れ目のない連続デー
タであり、この映像音声信号59が連続的に入力装置5
5において量子化される。量子化された映像音声データ
は、専用バス58を通ってインターフェース53からフ
ラッシュメモリカード51に送られ、映像音声データと
して記録される。逆に、映像音声データを再生する場合
には、フラッシュメモリカード51に記録されている映
像音声データを読み出し、インターフェース53を介し
て専用バス58を通って出力装置56へ送られる。出力
装置56において映像音声データは変換されて映像音声
信号59として出力される。
【0045】さらに、図6(b)を参照すると、本発明
の第1の実施の形態のファイル管理装置601は、デー
タを記録したフラッシュメモリカード51の連続した空
き領域内に、一定のファイルサイズを有する複数の固定
ファイルと、可変ファイルサイズの複数の可変ファイル
と、を生成する固定および可変ファイル生成手段602
と、複数の固定ファイルと可変ファイルとを連結して、
ボリュームファイルを構成するボリュームファイル構成
手段603と、固定ファイルおよび前記可変ファイルに
対する前記データの記録時または更新時の際に、固定フ
ァイルおよび可変ファイルのファイル配置を維持する固
定および可変ファイル維持手段604とを有する構成で
ある。
【0046】図1は、上記のように構成されたデータ管
理装置601において実行される本発明に係るファイル
管理方法におけるファイル構成を示す概略図である。
【0047】図1を参照すると、フラッシュメモリカー
ド101の記録領域には、ファイル割り当て表111が
格納されており、このファイル割り当て表111は、オ
ペレーションソフト(OS)上に搭載されているファイ
ルシステムが参照する各種情報が記録されている。
【0048】例えば、ファイル割り当て表111には、
ファイルを構成する複数のデータブロック間の連結情報
や、そのデータブロックのディスク上の物理的な位置と
の対応関係を示す表が記述されている。
【0049】また、フラッシュメモリカード101の記
録領域には、ファイルシテムが参照するファイル管理表
112が格納されている。このファイル管理表112は
ファイルシステム上に存在する全てのファイルのリスト
を管理する表である。例えば、ファイル管理表112に
は、ファイル名や、ファイルを構成する先頭のデータブ
ロックへの連結情報などが記録されている。
【0050】図1に示すように、フラッシュメモリカー
ド101内には、既存ファイル(121)および既存フ
ァイル(122)が格納されており、既存ファイル(1
21)および既存ファイル(122)は、オペレーショ
ンソフト(OS)上のファイルシステムが直接管理する
通常の従来ファイルである。
【0051】既存ファイル(121)および既存ファイ
ル(122)はファイル管理表112とファイル割り当
て表111により参照される。
【0052】図1において、符号113で示す枠内はフ
ァイルシステムにおいて管理される通常使用可能な記録
再生領域である。
【0053】フラッシュメモリカード101の記録再生
領域113には、ボリュームファイル割り当て表13
1、ボリュームファイル管理表132、固定ファイル群
133および可変ファイル群143が格納されている。
【0054】固定ファイル群133は、複数の固定ファ
イルの集合であり、ここでは第1の固定ファイル130
1乃至第8の固定ファイル1308まで8個の固定ファ
イルが設けられている。
【0055】可変ファイル群143は、複数の可変ファ
イルの集合であり、ここでは第1の可変ファイル140
1乃至第8の可変ファイル1408まで8個の可変ファ
イルが設けられている。
【0056】固定ファイルとは、予め決められた一定数
のデータサイズを持つファイルであり、可変ファイルと
は、可変長のデータサイズを持つファイルである。例え
ば、固定ファイルのデータサイズを1メガバイトと決め
る。このように形成された固定ファイルにデータサイズ
の異なるファイルが上書きされても、ファイル構成が変
わらないように後述するデータ管理方法により処理され
る。
【0057】具体的には、記録、更新すべき新しい映像
音声データのサイズが固定ファイルのデータサイズより
も小さい場合には、その固定ファイルのデータサイズを
満たすことのできなかった映像音声データは、可変ファ
イルに記録し、更新する。反対に、記録、更新すべき新
しい映像音声データのサイズが、固定ファイルのデータ
サイズよりも大きい場合には、複数の固定ファイルに跨
って新しいデータが記録され、更新される。また、可変
ファイル記録場所は、物理アドレスの後方から空き領域
を検索し、空き領域に対して記録し、更新する。
【0058】次に、データ管理方法について説明する。
説明を簡単にするため、データ管理方法において、各固
定ファイルのファイルサイズが一定のデータサイズを有
しかつ上書き更新によって記録する場合の例について説
明する。
【0059】フラッシュメモリカード101の記録再生
領域113には、1つの大容量ファイル(以下ボリュー
ムファイルと称す)である固定ファイル群133と可変
ファイル群143が構成されている。記録再生領域11
3に格納されているボリュームファイル構成手段である
ボリュームファイル割り当て表131は、複数の固定フ
ァイル1301〜13308を有する固定ファイル群1
33と可変ファイル群143における連結情報を管理し
ている。
【0060】また、ボリュームファイル管理表132
は、前記ボリュームファイルにおける各種情報を管理す
る表である。ボリュームファイル管理表132で管理し
ている情報としては、具体的には、ボリュームファイル
名、ボリュームファイルを構成する先頭の固定ファイル
の番号、固定ファイルの連結数、先頭の可変ファイルの
番号および可変ファイルの連結数等の情報が格納されて
いる。
【0061】次に、本発明の第1の実施の形態のファイ
ル管理装置の動作について、説明する。
【0062】本発明の第1の実施の形態のファイル管理
装置の動作説明の前に、ガベージコレクション処理につ
いて説明する。
【0063】図5(a)は、ファイル管理方法を実行す
る直前のフラッシュメモリカード上のファイル配置状態
である。
【0064】映像音声データが、フラッシュメモリカー
ド501のファイルA〜ファイルEに格納されている。
複数回の記録や削除の処理を行った結果、複数の小さな
空き領域1(511)〜空き領域7(517)が不連続
に形成されている。
【0065】この状態において、新たな音声映像データ
をファイルFとしてディスクに格納する場合、その映像
音声データは分散された空き領域の空き領域1〜空き領
域7に順次書き込まれる。ファイルF(521〜52
7)はディスク上の空き領域1〜空き領域7に書き込ま
れた状態を示している(図5(b)参照)。
【0066】このように分散された空き領域に映像音声
データが格納されると、ディスク上のファイル配置は物
理配置的に不連続となる。分散された空き領域にファイ
ルFが格納されると、ファイルFの書き込みと読み出し
を実行する場合のスループットが低下する。
【0067】次に、図5(c)を参照すると、ガベージ
コレクション処理を行うと、分散された空き領域が集め
られて1つの連続した空き領域8(538)が形成され
る。この状態において、新たな音声映像データをファイ
ルG(541)としてディスクに格納する場合、ファイ
ルG(541)の映像音声データは、空き領域8に書き
込まれる。このときのディスク上のファイル配置は、フ
ァイルGが一続きとなった領域に書き込まれた状態とな
る(図5(d)参照)。
【0068】次に、図1、図2、図3および図4のそれ
ぞれを参照して、本発明の第1の実施の形態のファイル
管理装置の全体の動作について説明する。
【0069】ファイル管理方法を実行する手順につい
て、図2、3を参照して説明する。
【0070】まず、ファイル管理方法においてフラッシ
ュメモリカード上にボリュームファイルを新規に作成す
る新規生成手順について説明する。図2および図3は、
ファイル管理方法においてボリュームファイルを新規に
作成する新規生成手順を示すフローチャートである。
【0071】ボリュームファイルを新規に作成する新規
生成手順では、図2のステップ1(221)において、
複数のファイルや分散された空き領域が連続するように
ファイル配置を最適化するガベージコレクション処理が
行われる(図5参照)。
【0072】次に、図2のステップ2(225)におい
て、記録する映像音声データのファイルサイズがあらか
じめ取得できるか否かを判断する。ファイルサイズが取
得できる場合とは、別の記憶装置上に対象ファイルが存
在しているときなどがあり、ファイルサイズが取得でき
ない場合とは、通信により映像音声データをダウンロー
ドし、直接本フラッシュメモリカードに書き込むときな
どがある。
【0073】ステップ2(225)において、ファイル
サイズが取得できないと判断された場合、ステップ3
(222)において、連続した空き領域に複数の固定フ
ァイルを有するボリュームファイルを生成する。全ての
映像音声データを固定ファイルに記録する。
【0074】ステップ4(226)において、ステップ
3(222)で最後に記録した映像音声データの固定フ
ァイル領域が、全て記録したデータで埋め尽くされたか
否かを判断し、埋め尽くされていれば、可変ファイルへ
の記録データなしと判断する。埋め尽くされていなけれ
ば、可変ファイルへの記録データありと判断する。
【0075】ステップ4(226)において、可変ファ
イルへの記録データありと判断されるとステップ5(2
27)の処理が行われる。ステップ5(227)では、
ステップ3(222)で最後に記録した固定ファイル領
域への映像音声データを、可変ファイルへ移動する。
【0076】具体的に説明するために、図3(a)を参
照して、ステップ5(227)の処理を、ステップ6
(334)からステップ8(336)からなるフローチ
ャートで説明する。
【0077】ステップ6(334)において、最後に記
録した固定ファイル領域への映像音声データから可変フ
ァイルに移動する端数データを取得する。
【0078】ステップ7(335)において、可変ファ
イルの先頭書き込みアドレスを取得する。最初の可変フ
ァイル書き込みであれば、”物理アドレスの最終番地−
書き込みデータサイズ(端数のデータサイズ)”で算出
し、最初の可変ファイル書き込みでなければ、”前の可
変ファイル先頭アドレス−書き込みデータサイズ(端数
のデータサイズ)”で算出する。
【0079】ステップ8(336)において、ステップ
7(335)で得られた可変ファイルの先頭書き込みア
ドレスから端数の映像音声データを固定ファイルから移
動し、書き込む。
【0080】ステップ4(226)において、可変ファ
イルへの記録データなしと判断されるとステップ5(2
27)の処理は行わずに記録した映像音声データはその
ままとする。
【0081】ステップ2(225)において、ファイル
サイズが取得できると判断された場合、ステップ9(2
28)の判定は処理が行われる。ステップ9(228)
では、記録する映像音声データのサイスが、1個の固定
ファイルのサイズにも満たない場合、可変ファイルへの
書き込みのみとし、ステップ12(231)の処理へ分
岐する。ステップ12(231)については後述する。
【0082】ステップ9(228)において、記録する
映像音声データのサイスが、1個の固定ファイルのサイ
ズと同等かあるいは超える場合、ステップ10(22
9)において、連続した空き領域に複数の固定ファイル
を有するボリュームファイルを生成する。ここでは、最
後の固定ファイルの領域を満たさない端数の映像音声デ
ータは書き込まない。
【0083】次のステップ11(230)において、ス
テップ10(229)で最後に記録した映像音声データ
の固定ファイル領域が、全て記録したデータで埋め尽く
されたか否かを判断し、埋め尽くされていれば、可変フ
ァイルへの記録データなしと判断する。埋め尽くされて
いなければ、可変ファイルへの記録データありと判断す
る。ステップ11(230)において、可変ファイルへ
の記録データありと判断されるとステップ12(23
1)の処理が行われる。ステップ12(231)では、
まだ書き込まれていない残りのデータを可変ファイルへ
書き込む。
【0084】具体的に説明するために、図3(b)を参
照して、ステップ12(231)の処理を、ステップ1
3(331)からステップ15(333)からなるフロ
ーチャートで説明する。
【0085】ステップ13(331)において、”記録
する全体のファイルサイズ−記録済みファイルサイズ”
から残りの未書き込みファイルサイズを算出する。
【0086】ステップ14(332)において、可変フ
ァイルの先頭書き込みアドレスを取得する。最初の可変
ファイル書き込みであれば、”物理アドレスの最終番地
−書き込みデータサイズ(端数のデータサイズ)”で算
出し、最初の可変ファイル書き込みでなければ、”前の
可変ファイル先頭アドレス−書き込みデータサイズ(端
数のデータサイズ)”で算出する。
【0087】ステップ15(33)において、ステップ
14(332)で得られた可変ファイルの先頭書き込み
アドレスから端数の映像音声データを書き込む。
【0088】上記のように、空き領域内に複数の固定フ
ァイルおよび可変ファイルを作成して、ファイルは位置
を決定する。このとき作成した固定ファイル名および可
変ファイル名は使用者の任意でよい。固定ファイル名と
しては、例えば、"File1.dat"、"File2.dat"等の固定フ
ァイルの順位を示す数値情報を付加するとファイルの管
理が容易となる。
【0089】上記のように生成された複数の固定ファイ
ルおよび可変ファイルは、1つのボリュームファイルと
して連結して管理されるため、図2のステップ16(2
23)においてボリュームファイル割り当て表131と
ボリュームファイル管理表132を作成する。
【0090】図4は、ボリュームファイル割り当て表1
31とボリュームファイル管理表132を示す説明図で
ある。
【0091】図4を参照すると、ボリュームファイル割
り当て表131の管理情報ファイル"fat.dat"には、複
数の固定ファイルおよび可変ファイルが連結されて形成
されたボリュームファイルにおける連結情報が記載され
ている。ボリュームファイルにおける複数の固定ファイ
ルおよび可変ファイルの連結情報は、ボリュームファイ
ル割り当て表131により管理されている。
【0092】ボリュームファイル割り当て表131の連
結情報は、例えば、n個の固定ファイルおよび可変ファ
イルのそれぞれに1からn(nは整数)まで順に番号を
付けて、その番号を用いて各固定ファイルおよび可変フ
ァイルの連結状態を記述したものである。例えば、固定
ファイルのファイル名が"File1.dat"の場合、ファイル
番号は1とし、ファイル名が"File2.dat"の場合、ファ
イル番号は2とする。
【0093】さらに、図4にボリュームファイル割り当
て表131におけるボリュームファイル”ABC”の具
体的な内容を示す。ボリュームファイル”ABC”は、
ファイル番号1が先頭ファイル番号であり、ファイル番
号1の固定ファイルの次の連結先がファイル番号2であ
ることを示す。
【0094】ファイル番号2の連結先はファイル番号3
であり、ファイル番号3の連結先は可変ファイルのファ
イル番号16である。そして、最終の固定ファイルであ
る場合は、特殊なファイルとしてファイル番号に例えば
16進数の”FF”が記述され、1つのボリュームファ
イルの最終が示される。
【0095】このように、ボリュームファイル割り当て
表131に複数の固定ファイルおよび可変ファイルの連
結状態が示されて、1つのボリュームファイルが管理さ
れる。また、ボリュームファイル割り当て表131にお
いて、空き領域の管理は、例えば連結先のファイル番号
として”00”なる特別な値を用いることによりそのフ
ァイル番号の固定ファイルが空き領域であることを認識
させることができる。
【0096】一方、ボリュームファイル管理表132の
管理情報ファイル"list.dat"には、全てのボリュームフ
ァイルのファイル名や属性情報が格納されている。図4
に示すように、本発明の第1の実施の形態のファイル管
理装置のボリュームファイル管理表132に管理される
具体的な管理項目としては、ボリュームファイル名、先
頭の固定ファイル番号(または固定ファイル名)、固定
ファイルの連結数、先頭の可変ファイル番号(または可
変ファイル名)、可変ファイルの連結数、生成時刻、最
終更新時刻、最終アクセス時刻、書き込みや読み出しの
許可フラグ、などがあり、特に、映像音声データを記録
再生する用途においては、前記内容に加えて、映像開始
時刻、映像終了時刻、および記録時間、映像音声の圧縮
方式等が付加情報として管理される。
【0097】次に、図2に示したステップ17(22
4)において、ファイル管理方法における通常動作がボ
リュームファイル内において開始される。ここで通常動
作とは、既に記述したように、映像音声データの記録、
再生、および削除を実行する処理動作を意味する。
【0098】次に、本発明の第2の実施の形態のファイ
ル管理装置について図面を参照して説明する。
【0099】図11は、ファイル管理領域の生成処理手
順であり、既に図2で説明したファイル管理領域の生成
処理手順と異なる他の実施の形態である。図2の本発明
の第1の実施の形態のファイル管理装置では、ステップ
2(225)において、ファイルサイズが取得できる場
合のステップ9(228)からステップ12(231)
の処理が行われているが、図11で示すように、本発明
の第2の実施の形態のファイル管理装置は、ファイルサ
イズの取得処理はせず、ファイルサイズが不明である場
合の処理だけでも実現可能であることを示している。
【0100】図11のステップ1(21)からステップ
6(24)までの処理は、本発明の第1の実施の形態の
ファイル管理領域の生成処理手順のファイルサイズが取
得できない場合の処理と同等である。
【0101】この場合、常に可変ファイルへのデータ
は、一時的に固定ファイルに記録され、再度、データの
移動が行われるためデータ書き込み処理速度が低下する
が、ファイル管理領域の生成処理手順の単純化により、
本処理に必要なプログラムサイズは小さくなる。
【0102】さらに、本発明の第2の実施の形態のファ
イル管理装置について図面を参照して説明する。
【0103】図12は、ボリュームファイル割り当て表
およびボリュームファイル管理表の一例を示す説明図で
あり、既に図4で説明したボリュームファイル割り当て
表およびボリュームファイル管理表の説明図と異なる他
の実施の形態である。
【0104】図4に示す本発明の第1の実施の形態で
は、ボリューム管理表(132)に固定ファイル連結数
と可変ファイル連結数の格納領域別々にを設けている
が、図12で示すように、固定ファイル連結数と可変フ
ァイル連結数の格納領域を設けず、固定ファイル連結数
と可変ファイル連結数の合計値を格納する固定/可変フ
ァイル連結数を設ける。
【0105】この場合、固定ファイルと可変ファイルの
それぞれの連結数が即座に判断できなくなるが、ボリュ
ームファイル管理表の領域サイズは小さくなる。固定フ
ァイルと可変ファイルのそれぞれの連結数の必要性とし
て、固定ファイルと可変ファイルの連結数がわかると、
可変ファイルの領域に対してガベージコレクション処理
を行うか否かが判断できる。
【0106】なお、本発明は上記各実施の形態に限定さ
れず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形
態は、適宜変更され得ることは明らかである。
【0107】さらに、上述した本発明の実施の形態のフ
ァイル管理方法を、例えば、コンピュータのような情報
処理装置で読出しまたは書込み可能な記録媒体に記録す
ることもできる。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フラッシュメモリカードなどの記憶容量が大きなくない
記憶装置において、効果的により多くのデータを記憶す
ることができる。
【0109】その理由は、フラシュメモリカードに無駄
なダミーデータを記録することなく、煩雑化しない記録
データの物理的配置を実現するために、固定ファイルの
容量を満たさない書き込みデータに対して、ダミーデー
タを付加せず、連続した空き領域に可変ファイルとして
記録するからである。
【0110】図9に本発明による効果の例を示す。64
メガバイトの記録容量を持つフラッシュメモリカード
に、3.5メガバイトのオーディオデータを次々に記録
した場合を例に説明する。固定ファイルサイズを1メガ
バイトとしたとき、従来の発明では16曲まで記録可能
であるが、本発明では18曲まで記録可能となる。
【0111】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のファイル管理装置
におけるフラッシュメモリカード内のファイル構成図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施の形態のファイル管理装置
におけるファイル管理領域の生成処理手順を説明するフ
ローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態のファイル管理装置
におけるファイル管理領域の生成処理手順を説明する他
のフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態のファイル管理装置
におけるボリュームファイル割り当て表およびボリュー
ムファイル管理表である。
【図5】ガベージコレクションの説明図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態のファイル管理装置
のシステム構成図である。
【図7】従来技術におけるフラッシュメモリカード内の
ファイル構成図である。
【図8】従来技術におけるファイル管理領域の生成処理
手順を示す図である。
【図9】従来技術におけるボリュームファイル割り当て
表およびボリュームファイル管理表である。
【図10】本発明の第1の実施の形態のファイル管理装
置における効果を説明した図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態のファイル管理装
置におけるファイル管理領域の生成処理手順を説明する
フローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施の形態のファイル管理装
置におけるボリュームファイル割り当て表およびボリュ
ームファイル管理表である。
【符号の説明】
101 フラッシュメモリカード 111 ファイル割り当て表 112 ファイル管理表 131 ボリュームファイル割り当て表 132 ボリュームファイル管理表 121,122 既存ファイル 220 ファイル管理領域生成ステップ 221〜231,331〜336 処理ステップ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録したファイルデバイスの連
    続した空き領域内に実質的に一定のファイルサイズを有
    する複数の固定ファイルと可変ファイルサイズの複数の
    可変ファイルとを生成する固定および可変ファイル生成
    手段と、 複数の前記固定ファイルと前記可変ファイルとを連結し
    てボリュームファイルを構成するボリュームファイル構
    成手段と、 前記固定ファイルおよび前記可変ファイルに対する前記
    データの記録時または更新時の際に、前記固定ファイル
    および前記可変ファイルのファイル配置を維持する固定
    および可変ファイル維持手段とを具備することを特徴と
    するファイル管理装置。
  2. 【請求項2】 前記可変ファイルへの書き込みは、ファ
    イルデバイスの物理アドレスの後方から空き領域を検索
    し、検出した空き領域から映像音声データを書き込む手
    段と、 前記ファイルデバイスへ書き込むファイルサイズが事前
    に取得できる場合、かつ書き込むデータのサイズが固定
    ファイルサイズより小さい場合、そのデータを前記可変
    ファイルへ書き込み、固定ファイルサイズと同等もしく
    は超える場合は、前記固定ファイルサイズ分の前記デー
    タを前記固定ファイルに書き込む固定ファイルおよび可
    変ファイル書き込み手段と、 前記ファイルデバイスへ書き込むファイルサイズが事前
    に取得できない場合、全データを固定ファイルに書き込
    み、最後の固定ファイル領域がデータで埋まらない場
    合、最後の固定ファイルのデータは可変ファイルへ移動
    する可変ファイル移動手段とを具備することを特徴とす
    る請求項1記載のファイル管理装置。
  3. 【請求項3】 前記ボリュームファイルを複数有し、前
    記複数のボリュームファイルのリスト情報の管理を行う
    ボリュームファイル管理手段をさらに具備することを特
    徴とする請求項1または2記載のファイル管理装置。
  4. 【請求項4】 前記固定および可変ファイル維持手段
    が、少なくとも1つ以上のデータブロックで構成される
    固定ファイルおよび可変ファイルに対するデータの記録
    時または更新時の際に、固定ファイルおよび可変ファイ
    ルのデータブロック数を一定とすることを特徴とする請
    求項1、2または3記載のファイル管理装置。
  5. 【請求項5】 前記ファイルデバイスは、フラッシュメ
    モリカードである請求項1、2、3または4記載のファ
    イル管理装置。
  6. 【請求項6】 データを記録したファイルデバイスの連
    続した空き領域内に実質的に一定のファイルサイズを有
    する複数の固定ファイルと可変ファイルサイズの複数の
    可変ファイルを生成する固定および可変ファイル生成工
    程と、 複数の前記固定ファイルと前記可変ファイルを連結して
    ボリュームファイルを構成するボリュームファイル構成
    工程と、 前記固定ファイルおよび前記可変ファイルに対するデー
    タの記録時または更新時の際に、前記固定ファイルおよ
    び可変ファイルのファイル配置を維持する固定および可
    変ファイル維持工程とを有することを特徴とするファイ
    ル管理方法。
  7. 【請求項7】 前記可変ファイルへの書き込みは、前記
    ファイルデバイスの物理アドレスの後方から空き領域を
    検索し、検出した空き領域から映像音声データを書き込
    む工程と、 前記ファイルデバイスへ書き込むファイルサイズが事前
    に取得できる場合、かつ書き込むデータのサイズが固定
    ファイルサイズより小さい場合、そのデータを可変ファ
    イルへ書き込み、固定ファイルサイズと同等もしくは超
    える場合は、固定ファイルサイズ分のデータを固定ファ
    イルに書き込む固定ファイルおよび可変ファイル書き込
    み工程と、 前記ファイルデバイスへ書き込むファイルサイズが事前
    に取得できない場合、全データを固定ファイルに書き込
    み、最後の固定ファイル領域がデータで埋まらない場
    合、最後の固定ファイルのデータは可変ファイルへ移動
    する可変ファイル移動工程とを有することを特徴とする
    請求項6記載のファイル管理方法。
  8. 【請求項8】 前記ボリュームファイルを複数有し、前
    記複数のボリュームファイルのリスト情報の管理を行う
    ボリュームファイル管理工程をさらに有することを特徴
    とする請求項6または7記載のファイル管理方法。
  9. 【請求項9】 前記固定および可変ファイル維持工程に
    おいて、少なくとも1つ以上のデータブロックで構成さ
    れる固定ファイルおよび可変ファイルに対するデータの
    記録時または更新時に、固定ファイルおよび可変ファイ
    ルのデータブロック数を一定とすることを特徴とする請
    求項6、7または8記載のファイル管理方法。
  10. 【請求項10】 前記固定ファイルおよび可変ファイル
    がファイルデバイスの記録媒体上に記録されることを特
    徴とする請求項6、7または8記載のファイル管理方
    法。
  11. 【請求項11】 前記固定ファイルおよび可変ファイル
    を構成するデータブロックが、少なくとも1つ以上のセ
    クタで構成されることを特徴とする請求項6、7または
    8記載のファイル管理方法。
  12. 【請求項12】 前記ファイルデバイスがフラッシュメ
    モリカードの場合に適用される請求項6、7、8、9、
    10または11記載のファイル管理方法。
  13. 【請求項13】 データを記録したファイルデバイスの
    連続した空き領域を生成し、生成された連続した空き領
    域内に実質的に一定のファイルサイズを有する複数の固
    定ファイルおよび可変ファイルを生成し、複数の前記固
    定ファイルおよび可変ファイルを連結して大容量のボリ
    ュームファイルを構成し、そして、前記固定ファイルお
    よび可変ファイルに対するデータの記録時または更新時
    の際に、前記固定ファイルおよび可変ファイルのファイ
    ル配置を維持する、ファイル管理プログラムを記録した
    ことを特徴とする記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記可変ファイルへの書き込みは、前
    記ファイルデバイスの物理アドレスの後方から空き領域
    を検索し、検出した空き領域から映像音声データを書き
    込むこととし、前記ファイルデバイスへ書き込むファイ
    ルサイズが事前に取得できる場合、かつ書き込むデータ
    のサイズが固定ファイルサイズより小さい場合、そのデ
    ータを可変ファイルへ書き込み、固定ファイルサイズと
    同等もしくは超える場合は、固定ファイルサイズ分のデ
    ータを固定ファイルに書き込むこととし、ファイルデバ
    イスへ書き込むファイルサイズが事前に取得できない場
    合、全データを固定ファイルに書き込むみ、最後の固定
    ファイル領域がデータで埋まらない場合、最後の固定フ
    ァイルのデータは可変ファイルへ移動するファイル管理
    プログラムを記録したことを特徴とする請求項13記載
    の記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記ボリュームファイルを複数有し、
    前記複数のボリュームファイルのリスト情報を管理する
    ファイル管理プログラムを記録したことを特徴とする請
    求項13または14記載の記録媒体。
  16. 【請求項16】 少なくとも1つ以上のデータブロック
    で構成される固定ファイルおよび可変ファイルに対する
    データの記録時または更新時に、固定ファイルおよび可
    変ファイルのデータブロック数を一定とするファイル管
    理プログラムを記録したことを特徴とする請求項13、
    14または15記載の記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記ファイルデバイスがフラッシュメ
    モリカードの場合に適用される請求項13、14、1
    5、または16記載の記録媒体。
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