JP2002163110A - 測定器 - Google Patents

測定器

Info

Publication number
JP2002163110A
JP2002163110A JP2000359037A JP2000359037A JP2002163110A JP 2002163110 A JP2002163110 A JP 2002163110A JP 2000359037 A JP2000359037 A JP 2000359037A JP 2000359037 A JP2000359037 A JP 2000359037A JP 2002163110 A JP2002163110 A JP 2002163110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measuring instrument
firmware
network
storage means
buffer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000359037A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Saito
卓哉 斎藤
Nobuo Koyanagi
伸男 小柳
Satoyuki Senda
智行 千田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2000359037A priority Critical patent/JP2002163110A/ja
Publication of JP2002163110A publication Critical patent/JP2002163110A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファームウェアの変更及び測定機能の変更等
が容易な測定器を実現する。 【解決手段】 測定器において、ネットワークを介して
通信を行う通信手段と、測定器を動作させるファームウ
ェアが格納された記憶手段と、通信データを一時記憶す
るバッファ手段と、信手段を制御してネットワーク上の
サーバから新しいバージョンのファームウェアをダウン
ロードしてバッファ手段に記憶した後バッファ手段の内
容を記憶手段に書き込む制御手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定器に関し、特
にファームウェアの変更及び測定機能の変更等が容易な
測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオシロスコープ等の測定器では、
一般に測定器に組み込まれた不揮発性の記憶手段である
ROM(Read-Only Memory:以下、単にROMと呼
ぶ。)等に書き込まれたファームウェアを実行すること
により測定器としての動作を行う。
【0003】このため、ファームウェアの不具合等に起
因して当該ファームウェアをバージョンアップするに
は、測定器に組み込まれたROMを新しいROMと交換
することによりバージョンアップを行っていた。
【0004】但し、このようなROM交換によるバージ
ョンアップ作業は測定器の筐体を開けて直接回路基板に
対して作業をしなければならず、煩雑な作業となってし
まう。また、このような作業はユーザではなくメーカ側
の保守要員が作業を行うため時間的にもコスト的にも問
題が生じる。
【0005】このため、フロッピー(登録商標)ディス
ク等の記憶媒体に記録されたファームウェアを測定器で
取り込みROMに書き込むバージョンアップ方法があ
る。図6はこのような従来のバージョンアップを行う測
定器の一例を示す構成ブロック図である。
【0006】図6において1は各種操作を行うキーやロ
ータリーノブ等により構成される入力手段、2は記憶媒
体の読み取り手段であるフロッピーディスクドライブ、
3は制御手段、4はファームウェアが格納されるROM
等の記憶手段、5は記憶媒体であるフロッピーディスク
である。また、1,2,3及び4は測定器50を構成し
ている。
【0007】入力手段1及びプロッピーディスクドライ
ブ2の出力は制御手段3に接続され、制御手段3の出力
は記憶手段4に接続される。
【0008】ここで、図6に示す従来例の動作を簡単に
説明する。入力手段1の操作等により測定器50をファ
ームウェアの変更可能状態にし、フロッピーディスク5
に記録されたファームウェアを読み取って記憶手段4に
書き込むことにより、ファームウェアのバージョンアッ
プを行う。
【0009】さらに、図7を用いて具体的に動作を説明
する。図7は制御手段3の動作を説明するフロー図であ
る。図7中”S001”において制御手段3は入力手段
1の中である特定のキーが押されているか否かを判断す
ると共に図7中”S002”において同時に電源が投入
されたか否かを判断する。
【0010】もし、特定キーが押されながら電源投入さ
れた場合、図7中”S003”において制御手段3は記
憶手段4に格納されているファームウェアの変更が可能
な状態にする。
【0011】そして、図7中”S004”において制御
手段3は新しいファームウェアが記録されたフロッピー
ディスク5がプロッピーディスクドライブ2に挿入され
たか否かを判断し、図7中”S005”において制御手
段3は入力手段1の操作等によりファームウェアの変更
指示があったか否かを判断する。
【0012】もし、フロッピーディスク5がプロッピー
ディスクドライブ2に挿入され、ファームウェアの変更
指示があった場合、図7中”S006”において制御手
段3はフロッピーディスク5の内容を読み取ると共に記
憶手段4にその内容を書き込む。
【0013】この結果、測定器50の入力手段1のキー
操作によりフロッピーディスク5に記憶されたファーム
ウェアの内容を記憶手段4に書き込むことにより、RO
Mの交換が不要で、メーカ側の保守要員のみならずユー
ザでもファームウェアのバージョンアップ作業を行うこ
とが可能になる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6に示す従
来例ではフロッピーディスク5からのデータの読み取り
が低速であるため、実際のファームウェアの変更には時
間を要してしまい、フロッピーディスク5自体が堅牢で
はないので記録されているデータの破損や消失等の危険
性が存在すると言った問題点があった。
【0015】また、各ユーザに対してフロッピーディス
ク5を配布するためにはフロッピーディスク5のコスト
や発送・管理のコスト等の一連のコストが発生し、ファ
ームウェアの変更を希望するユーザに対して即座にフロ
ッピーディスク5を提供することが困難であると言った
問題点があった。
【0016】さらに、ファームウェアを変更しても測定
器50の回路構成は同一であるので異なる回路構成が必
要となる測定機能の変更、追加や削除は不可能であると
言った問題点があった。従って本発明が解決しようとす
る課題は、ファームウェアの変更及び測定機能の変更等
が容易な測定器を実現することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために、本発明のうち請求項1記載の発明は、測定器
において、ネットワークを介して通信を行う通信手段
と、前記測定器を動作させるファームウェアが格納され
た記憶手段と、通信データを一時記憶するバッファ手段
と、通信手段を制御してネットワーク上のサーバから新
しいバージョンのファームウェアをダウンロードして前
記バッファ手段に記憶した後前記バッファ手段の内容を
前記記憶手段に書き込む制御手段とを備えたことによ
り、フロッピーディスクを介さないので高速になり、デ
ータの破損や消失等の危険性も低減され、ファームウェ
アの変更が容易になる。また、フロッピーディスクのコ
ストや発送・管理のコスト等の一連のコストがなくな
り、ファームウェアの変更を希望するユーザに対して即
座に対応することが可能になる。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明である測定器において、前記制御手段が、前記測定器
が変更モードである場合に、前記通信手段を制御してネ
ットワーク上のサーバから新しいバージョンのファーム
ウェアをダウンロードして前記バッファ手段に記憶した
後前記バッファ手段の内容を前記記憶手段に書き込むこ
とにより、ユーザの意思に関わりなくファームウェアが
バージョンアップされてしまうことは防止できる。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明である測定器において、前記制御手段が、前記通信手
段を制御してネットワーク上のサーバにアクセスして新
しいバージョンのファームウェアが前記サーバに格納さ
れている場合に、前記サーバから新しいバージョンのフ
ァームウェアをダウンロードして前記バッファ手段に記
憶した後前記バッファ手段の内容を前記記憶手段に書き
込むことことにより、フロッピーディスクを介さないの
で高速になり、データの破損や消失等の危険性も低減さ
れ、ファームウェアの変更が容易になる。また、フロッ
ピーディスクのコストや発送・管理のコスト等の一連の
コストがなくなり、ファームウェアの変更を希望するユ
ーザに対して即座に対応することが可能になる。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明である測定器において、前記制御手段が、前記サーバ
に格納されているファームウェアの更新情報や各種製品
情報をダウンロードして前記測定器の表示画面上に表示
させることにより、各種製品情報等を測定器の表示画面
で確認することができる。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明である測定器において、前記制御手段が、サポートの
連絡先の情報や連絡先変更情報をダウンロードして前記
測定器の表示画面上に表示させることにより、連絡先情
報等を測定器の表示画面で確認することができる。
【0022】請求項6記載の発明は、測定器において、
ネットワークを介して通信を行う通信手段と、プログラ
マブルゲートアレイと、前記プログラマブルゲートアレ
イの回路構成を決定するプログラムデータが格納された
記憶手段と、通信データを一時記憶するバッファ手段
と、前記通信手段を制御してネットワーク上のサーバか
ら前記プログラムデータを適宜選択してダウンロードし
て前記バッファ手段に記憶した後前記バッファ手段の内
容を前記記憶手段に書き込む制御手段とを備えたことに
より、測定機能の変更、追加及び削除等が容易になる。
【0023】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明である測定器において、前記制御手段が、前記測定器
の電源投入時に前記記憶手段から格納されている前記プ
ログラムデータを読み出して前記プログラマブルゲート
アレイに転送することにより、測定機能の変更、追加及
び削除等が容易になる。
【0024】請求項8記載の発明は、請求項1及び請求
項6記載の発明である測定器において、前記制御手段
が、前記バッファ手段の内容の検証を行った後に前記内
容を前記記憶手段に書き込むことにより、データの破損
や消失等の危険性も低減され、ファームウェアの変更が
容易になる。
【0025】請求項9記載の発明は、請求項1及び請求
項6記載の発明である測定器において、前記記憶手段
が、書き換えが可能で不揮発性の記憶手段であることに
より、フロッピーディスクを介さないので高速になり、
データの破損や消失等の危険性も低減され、ファームウ
ェアの変更が容易になる。また、フロッピーディスクの
コストや発送・管理のコスト等の一連のコストがなくな
り、ファームウェアの変更を希望するユーザに対して即
座に対応することが可能になる。また、測定機能の変
更、追加及び削除等が容易になる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明に係る測定器の一実施例を示す
構成ブロック図である。
【0027】図1において6はLAN(Local Area Net
work)やインターネット等のネットワークとのインター
フェースである通信手段、7は制御手段、8はRAM
(Random Access Memory)等のデータの一時記憶を行う
バッファ手段、9はファームウェアを格納するROM等
の記憶手段、100はLAN等のネットワークである。
また、6,7,8及び9は測定器51を構成している。
【0028】ネットワーク100は通信手段6に接続さ
れ、通信手段6の出力は制御手段7に接続される。ま
た、バッファ手段8及び記憶手段9は制御手段7に相互
に接続される。
【0029】ここで、図1に示す実施例の動作を図2を
用いて説明する。図2は制御手段7の動作を説明するフ
ロー図である。図2中”S101”において制御手段7
は測定器51が変更モードであるか否かを判断する。
【0030】具体的には、ユーザが測定器51の入力手
段(図示せず。)等の操作やネットワーク100経由で
測定器51にアクセスして変更モードに設定する。
【0031】図2中”S101”において変更モードで
あれば、図2中”S102”において制御手段7は通信
手段6を制御してネットワーク100に接続してファー
ムウェアが格納されているサーバ(図示せず。)にアク
セスして新しいバージョンのファームウェアが当該サー
バに格納されているか否かを判断する。
【0032】もし、新しいバージョンのファームウェア
がサーバに格納されていれば、図2中”S103”にお
いて制御手段7はFTP(File Transfer Protocol)や
HTTP(HyperText Transfer Protocol)等のプロト
コルを用いて当該ファームウェアをダウンロードして取
得し、図2中”S104”においてバッファ手段8に順
次格納する。
【0033】そして、図2中”S105”において制御
手段7はバッファ手段8に一時記憶された取得したファ
ームウェアの検証を行う。例えば、当該ファームウェア
はネットワーク100経由で取得されるため、ネットワ
ーク通信に起因するデータの破損やビットの反転等をチ
ェックする。
【0034】最後に、図2中”S106”において制御
手段7はバッファ手段8の内容を記憶手段9に書き込み
既存のファームウェアと置換してバージョンアップす
る。
【0035】すなわち、ネットワークに接続可能なユー
ザであれば、ネットワーク100を経由して新しいバー
ジョンのファームウェアを適宜ダウンロードして測定器
51のファームウェアをバージョンアップすることがで
きる。
【0036】一方、測定器51の変更モードでなければ
ネットワーク経由でのファームウェアのバージョンアッ
プは行われないので、ユーザの意思に関わりなくファー
ムウェアがバージョンアップされてしまうことは防止で
きる。
【0037】この結果、ネットワーク経由で新しいバー
ジョンのファームウェアを適宜ダウンロードして測定器
51のファームウェアをバージョンアップすることによ
り、フロッピーディスクを介さないので高速になり、デ
ータの破損や消失等の危険性も低減され、ファームウェ
アの変更が容易になる。
【0038】また、フロッピーディスクのコストや発送
・管理のコスト等の一連のコストがなくなり、ファーム
ウェアの変更を希望するユーザに対して即座に対応する
ことが可能になる。
【0039】一方、FPGA(Field Programmable Gat
e Array)等のプログラマブルゲートアレイの中でRA
Mタイプで部品実装後に回路変更可能なプログラマブル
ゲートアレイ(以下、単にプログラマブルゲートアレイ
と呼ぶ。)を用いれば測定機能の変更、追加や削除が可
能になる。
【0040】すなわち、前述のプログラマブルゲートア
レイは電源投入時に記憶手段等から転送されたプログラ
ムデータに基づき回路構成が決定され所定の測定機能を
実現し、電源OFFによりプログラマブルゲートアレイ
に転送されてきたプログラムデータが消失する。
【0041】このため、電源投入時に異なるプログラム
データを適宜転送すれば異なる回路構成を適宜実現する
ことができる。言い換えれば、測定機能の変更、追加や
削除が可能になる。
【0042】図3は本発明に係る測定機能の変更等が可
能な測定器の一実施例を示す構成ブロック図である。図
3において6,7,8,9及び100は図1と同一符号
を付してあり、10はプログラマブルゲートアレイであ
る。また、6,7,8,9及び10は測定器52を構成
している。
【0043】ネットワーク100は通信手段6に接続さ
れ、通信手段6の出力は制御手段7に接続される。ま
た、バッファ手段8及び記憶手段9は制御手段7に相互
に接続され、制御手段8の出力がプログラマブルゲート
アレイ10に接続される。
【0044】ここで、図3に示す実施例の動作を図4及
び図5を用いて説明する。図4はプログラムデータ取得
時の制御手段7の動作を説明するフロー図、図5は測定
器動作時の測定器52の動作を説明するフロー図であ
る。
【0045】プログラムデータ取得時に際して、図4
中”S201”において制御手段7は通信手段6を制御
してネットワーク100に接続してプログラマブルゲー
トアレイのプログラムデータが格納されているサーバ
(図示せず。)にアクセスして必要な測定機能を選択
し、図4中”S202”においてダウンロードするか否
かを判断する。
【0046】もし、図4中”S202”においてダウン
ロードが指示されれば、図4中”S203”において制
御手段7はFTP(File Transfer Protocol)やHTT
P(HyperText Transfer Protocol)等のプロトコルを
用いて当該プログラムデータをダウンロードして取得
し、図4中”S204”においてバッファ手段8に順次
格納する。
【0047】そして、図4中”S205”において制御
手段7はバッファ手段8に一時記憶された取得したファ
ームウェアの検証を行う。例えば、当該プログラムデー
タはネットワーク100経由で取得されるため、ネット
ワーク通信に起因するデータの破損やビットの反転等を
チェックする。
【0048】最後に、図4中”S206”において制御
手段7はバッファ手段8の内容を記憶手段9に書き込み
既存のプログラムデータと置換する。
【0049】一方、測定器動作時に際して、図5中”S
301”において制御手段7は電源投入を確認し、電源
が投入された場合には、図5中”S302”において記
憶手段9に格納されているプログラムデータを読み出し
て、プログラマブルゲートアレイ10に転送する。
【0050】図5中”S303”においてプログラマブ
ルゲートアレイ10は転送されてきたプログラムデータ
に基づき回路構成を決定して所定の測定機能を実現して
動作する。そして、図5中”S304”において電源が
OFFになった場合は測定器52は動作を終了する。
【0051】すなわち、測定器52の電源が投入される
と予め測定機能の選択によりダウンロードしておいたプ
ログラムデータに基づきプログラマブルゲートアレイ1
0の回路構成が決まる、言い換えれば、選択した測定機
能が実現される。
【0052】この結果、ネットワーク経由でプログラマ
ブルゲートアレイ10での測定機能を実現するプログラ
ムデータを適宜ダウンロードして測定器52の電源投入
時にプログラマブルゲートアレイ10に転送することに
より、測定機能の変更、追加及び削除等が容易になる。
【0053】なお、図1等の説明に際しては、記憶手段
9として一般的なROMを例示しているが、EPROM
(Erasable Programmable Read-Only Memory),EER
OM(Electrically Erasable Programmable Read-Only
Memory)、フラッシュメモリ等の内容の書き換えが可
能で不揮発性の記憶手段であればどれであっても構わな
い。
【0054】また、図1等の説明に際しては、記憶手段
9として一般的なRAMを例示しているが、ネットワー
ク100経由で受信されるデータを遅滞なく一時記憶で
きれば、ハードディスク等の記憶媒体であっても構わな
い。また、ネットワーク100経由で受信されるデータ
を遅滞なく記憶手段9に格納できるのであればバッファ
手段8を不要となる。
【0055】また、図1に示す実施例ではネットワーク
利用によるデータ転送速度の向上と、複数台の測定器に
同時書き込みができるので、製造ラインにおいてもファ
ームウェアの書き込みに適用が可能である、この場合に
はファームウェアの書き込み時間の短縮が可能になる。
【0056】また、図1に示す実施例ではファームウェ
アのバージョンアップのみならず、ファームウェアの更
新情報や各種製品情報等をダウンロードして測定器の表
示画面上に表示させることも可能である。この場合、各
種製品情報等を測定器の表示画面で確認することができ
る。
【0057】また、図1に示す実施例ではファームウェ
アのバージョンアップのみならず、サポートの連絡先の
情報や連絡先変更情報等をダウンロードして測定器の表
示画面上に表示させることも可能である。この場合、連
絡先情報等を測定器の表示画面で確認することができ
る。
【0058】また、図3に示す実施例ではプログラマブ
ルゲートアレイ10での測定機能を実現するプログラム
データをダウンロードする際に、機能毎に課金しても構
わない。この場合には、多機能すぎてかえって使いにく
い測定器においてユーザが必要な機能のみを選択して必
要な金額のみを支払うことができ、ユーザのニーズに適
合した測定器を実現することができる。
【0059】また、図3に示す実施例では製品発売後に
順次新規の測定機能を実現するプログラムデータを公開
してユーザにダウンロードさせることにより、発売済み
の製品に新規の測定機能を追加等できるので製品の再活
用が可能になる。
【0060】また、図1及び図3の説明では説明の簡単
のために、ファームウェアとプログラムデータを分離し
て説明しているが、ファームウェア及びプログラムデー
タのダウンロードの双方を行う測定器であっても勿論構
わない。
【0061】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば次のような効果がある。請求項1,3及
び請求項9の発明によれば、ネットワーク経由で新しい
バージョンのファームウェアを適宜ダウンロードして測
定器のファームウェアをバージョンアップすることによ
り、フロッピーディスクを介さないので高速になり、デ
ータの破損や消失等の危険性も低減され、ファームウェ
アの変更が容易になる。
【0062】また、フロッピーディスクのコストや発送
・管理のコスト等の一連のコストがなくなり、ファーム
ウェアの変更を希望するユーザに対して即座に対応する
ことが可能になる。
【0063】また、請求項2の発明によれば、測定器が
変更モードである場合に、ネットワーク経由で新しいバ
ージョンのファームウェアを適宜ダウンロードして測定
器のファームウェアをバージョンアップすることによ
り、ユーザの意思に関わりなくファームウェアがバージ
ョンアップされてしまうことは防止できる。
【0064】また、請求項4の発明によれば、サーバに
格納されているファームウェアの更新情報や各種製品情
報をダウンロードして測定器の表示画面上に表示させる
ことにより、各種製品情報等を測定器の表示画面で確認
することができる。
【0065】また、請求項5の発明によれば、サポート
の連絡先の情報や連絡先変更情報をダウンロードして測
定器の表示画面上に表示させることにより、連絡先情報
等を測定器の表示画面で確認することができる。
【0066】また、請求項6,7及び請求項9の発明に
よれば、ネットワーク経由でプログラマブルゲートアレ
イでの測定機能を実現するプログラムデータを適宜ダウ
ンロードして測定器の電源投入時にプログラマブルゲー
トアレイに転送することにより、測定機能の変更、追加
及び削除等が容易になる。
【0067】また、請求項8の発明によれば、バッファ
手段の内容の検証を行った後に内容を記憶手段に書き込
むことにより、データの破損や消失等の危険性も低減さ
れ、ファームウェアの変更が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る測定器の一実施例を示す構成ブロ
ック図である。
【図2】制御手段の動作を説明するフロー図である。
【図3】本発明に係る測定機能の変更等が可能な測定器
の一実施例を示す構成ブロック図である。
【図4】プログラムデータ取得時の制御手段の動作を説
明するフロー図である。
【図5】測定器動作時の測定器の動作を説明するフロー
図である。
【図6】従来のバージョンアップを行う測定器の一例を
示す構成ブロック図である。
【図7】制御手段の動作を説明するフロー図である。
【符号の説明】
1 入力手段 2 フロッピーディスクドライブ 3,7 制御手段 4,9 記憶手段 5 フロッピーディスク 6 通信手段 8 バッファ手段 10 プログラマブルゲートアレイ 50,51,52 測定器 100 ネットワーク

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定器において、 ネットワークを介して通信を行う通信手段と、 前記測定器を動作させるファームウェアが格納された記
    憶手段と、 通信データを一時記憶するバッファ手段と、 前記通信手段を制御してネットワーク上のサーバから新
    しいバージョンのファームウェアをダウンロードして前
    記バッファ手段に記憶した後前記バッファ手段の内容を
    前記記憶手段に書き込む制御手段とを備えたことを特徴
    とする測定器。
  2. 【請求項2】前記制御手段が、 前記測定器が変更モードである場合に、前記通信手段を
    制御してネットワーク上のサーバから新しいバージョン
    のファームウェアをダウンロードして前記バッファ手段
    に記憶した後前記バッファ手段の内容を前記記憶手段に
    書き込むことを特徴とする請求項1記載の測定器。
  3. 【請求項3】前記制御手段が、 前記通信手段を制御してネットワーク上のサーバにアク
    セスして新しいバージョンのファームウェアが前記サー
    バに格納されている場合に、前記サーバから新しいバー
    ジョンのファームウェアをダウンロードして前記バッフ
    ァ手段に記憶した後前記バッファ手段の内容を前記記憶
    手段に書き込むことを特徴とする請求項1記載の測定
    器。
  4. 【請求項4】前記制御手段が、 前記サーバに格納されているファームウェアの更新情報
    や各種製品情報をダウンロードして前記測定器の表示画
    面上に表示させることを特徴とする請求項1記載の測定
    器。
  5. 【請求項5】前記制御手段が、 サポートの連絡先の情報や連絡先変更情報をダウンロー
    ドして前記測定器の表示画面上に表示させることを特徴
    とする請求項1記載の測定器。
  6. 【請求項6】測定器において、 ネットワークを介して通信を行う通信手段と、 プログラマブルゲートアレイと、 前記プログラマブルゲートアレイの回路構成を決定する
    プログラムデータが格納された記憶手段と、 通信データを一時記憶するバッファ手段と、 前記通信手段を制御してネットワーク上のサーバから前
    記プログラムデータを適宜選択してダウンロードして前
    記バッファ手段に記憶した後前記バッファ手段の内容を
    前記記憶手段に書き込む制御手段とを備えたことを特徴
    とする測定器。
  7. 【請求項7】前記制御手段が、 前記測定器の電源投入時に前記記憶手段から格納されて
    いる前記プログラムデータを読み出して前記プログラマ
    ブルゲートアレイに転送することを特徴とする請求項6
    記載の測定器。
  8. 【請求項8】前記制御手段が、 前記バッファ手段の内容の検証を行った後に前記内容を
    前記記憶手段に書き込むことを特徴とする請求項1及び
    請求項6記載の測定器。
  9. 【請求項9】前記記憶手段が、 書き換えが可能で不揮発性の記憶手段であることを特徴
    とする請求項1及び請求項6記載の測定器。
JP2000359037A 2000-11-27 2000-11-27 測定器 Pending JP2002163110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000359037A JP2002163110A (ja) 2000-11-27 2000-11-27 測定器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000359037A JP2002163110A (ja) 2000-11-27 2000-11-27 測定器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002163110A true JP2002163110A (ja) 2002-06-07

Family

ID=18830864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000359037A Pending JP2002163110A (ja) 2000-11-27 2000-11-27 測定器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002163110A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2381093A (en) * 2001-10-17 2003-04-23 Samsung Electronics Co Ltd Software upgrading
JP2007058394A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Yokogawa Electric Corp 計測システムおよび計測器のバージョンアップ方法
JP2008160431A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Anritsu Corp 測定器管理装置及び測定器管理方法
KR101067205B1 (ko) 2009-06-30 2011-09-22 한국전력공사 원격 검침 시스템에서 전력량계 및 그 관리 방법
WO2013042855A1 (ko) * 2011-09-19 2013-03-28 에스케이씨앤씨 주식회사 원격 검침 시스템 및 그의 펌웨어 업데이트 방법
JP2013169379A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Panasonic Corp 洗濯機の保守システム
JP2016014629A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 アンリツ株式会社 測定装置及び測定方法
US20190004157A1 (en) * 2017-06-28 2019-01-03 Topcon Corporation Communication management system of surveying instrument
WO2019009120A1 (ja) * 2017-07-07 2019-01-10 株式会社トプコン 測量機の遠隔操作システム

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2381093A (en) * 2001-10-17 2003-04-23 Samsung Electronics Co Ltd Software upgrading
GB2381093B (en) * 2001-10-17 2003-12-17 Samsung Electronics Co Ltd Software upgrading
US7150013B2 (en) 2001-10-17 2006-12-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for upgrading program
JP2007058394A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Yokogawa Electric Corp 計測システムおよび計測器のバージョンアップ方法
JP2008160431A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Anritsu Corp 測定器管理装置及び測定器管理方法
JP4531038B2 (ja) * 2006-12-22 2010-08-25 アンリツ株式会社 測定器管理装置及び測定器管理方法
KR101067205B1 (ko) 2009-06-30 2011-09-22 한국전력공사 원격 검침 시스템에서 전력량계 및 그 관리 방법
WO2013042855A1 (ko) * 2011-09-19 2013-03-28 에스케이씨앤씨 주식회사 원격 검침 시스템 및 그의 펌웨어 업데이트 방법
JP2013169379A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Panasonic Corp 洗濯機の保守システム
JP2016014629A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 アンリツ株式会社 測定装置及び測定方法
US20190004157A1 (en) * 2017-06-28 2019-01-03 Topcon Corporation Communication management system of surveying instrument
US11002838B2 (en) * 2017-06-28 2021-05-11 Topcon Corporation Communication management system of surveying instrument
WO2019009120A1 (ja) * 2017-07-07 2019-01-10 株式会社トプコン 測量機の遠隔操作システム
JP2019015642A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 株式会社トプコン 測量機の遠隔操作システム
JP7158132B2 (ja) 2017-07-07 2022-10-21 株式会社トプコン 測量機の遠隔操作システム
US11486705B2 (en) 2017-07-07 2022-11-01 Topcon Corporation Remote operation system of surveying instrument

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060212665A1 (en) System and method for online firmware update and on-screen-display parameters modification
JP2005063050A5 (ja)
JP2001209543A (ja) フラッシュ・マイコンにおけるプログラム書き換え方法
US20090198770A1 (en) System and method of updating codes in controller
JP2002163110A (ja) 測定器
GB2324624A (en) Reprogrammable portable information terminal using a card
KR20030073824A (ko) 범용 직렬 버스를 이용한 시스템의 펌웨어 업그레이드방법 및 장치
JP4258579B2 (ja) プログラム書き換え装置
JP2004021867A (ja) 情報処理システム
JP4127307B2 (ja) データ記憶装置、データ処理システム、データ処理方法及びデータ処理装置
JP2007257271A (ja) メモリ診断方法、マイクロコンピュータシステム及びプログラム
JP3659399B2 (ja) プログラマブルロジックコントローラ
JP2002007152A (ja) ダウンロード方法および装置
JP2001147864A (ja) フラッシュメモリのデータ管理装置
JP4478298B2 (ja) データ転送システム
JP2003223327A (ja) 携帯端末装置およびプログラム
JP2011108161A (ja) 情報処理装置
JP2003303111A (ja) 通信用端末装置のソフトウェア更新方法及びソフトウェア更新システム
JP2008003668A (ja) 制御プログラム書換システム、書換プログラム及び制御プログラム書換方法、並びに情報処理装置、情報処理装置制御プログラム及び情報処理装置制御方法
JP2003108397A (ja) ファームウェア書き換え方法
JP2007193501A (ja) ファームウェアダウンロード装置
JP2006004177A (ja) プログラムのダウンロード方法
JP2004341781A (ja) ファームウエア更新方法、ファームウエア更新装置およびフラッシュrom
KR101048387B1 (ko) 펌웨어 다운로드시 광 셋팅값 보존방법
JP2006031405A (ja) フィールド機器のメモリ更新方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081021

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081204

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090209