JP2002162541A - 光半導体素子モジュール - Google Patents

光半導体素子モジュール

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JP2002162541A
JP2002162541A JP2000359407A JP2000359407A JP2002162541A JP 2002162541 A JP2002162541 A JP 2002162541A JP 2000359407 A JP2000359407 A JP 2000359407A JP 2000359407 A JP2000359407 A JP 2000359407A JP 2002162541 A JP2002162541 A JP 2002162541A
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light
light emitting
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JP2000359407A
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Hiroshi Suda
博 須田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の光半導体素子モジュールでは、光送信
器内の基板上において、多重化ICからの高周波出力信号
を高周波線路を用いて光半導体素子モジュールに接続す
る場合、光半導体素子モジュールの高周波信号入力端子
が、光半導体素子モジュールの出力方向の中心線に対し
垂直方向に設置されているため、高周波線路を1本の直
線で結ぶことができず、90度方向に最低3回折り曲げ
て接続する必要が生じるという問題があった。 【解決手段】 発光素子と発光素子の背面出力光を受光
するモニタホトダイオードとの間にミラー、またはプリ
ズムを追加した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ファイバを通
じて信号伝送を行う光通信システムにおいて、光ファイ
バに対して光信号を送信する光半導体素子モジュールに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光半導体素子モジュールとして
は、例えば図5に示す構成のものがある。図において、
1は光半導体素子モジュールのケース、2は半導体レー
ザなどの発光素子、3は発光素子2を保持するLDサブ
マウント、4はLDサブマウント3上に形成された電極
パッド、5は発光素子2と電極パッド4を電気的に接続
する第1のワイヤボンド、6は発光素子2の背面から出
力される背面光を受光するモニタホトダイオード、7は
モニタホトダイオード6を保持するPDサブマウント、
8はLDドライバIC、9はセラミックキャリア、10
はセラミックキャリア9を保持する金属ブロック、11
は発光素子1の出力光を集光するレンズ、12はレンズ
11を保持するレンズホルダ、13は光ファイバ、14
は光ファイバ13を保持するフェルール、15はフェル
ール14を保持するファイバホルダ、16は第1の高周
波信号入力端子、17は第2の高周波信号入力端子、1
8は第1、第2の高周波信号入力端子16、17以外の
リード端子、19は第1の高周波信号入力端子16に接
続された第1の高周波入力端子パッド、20は第2の高
周波信号入力端子17に接続された第2の高周波入力端
子パッド、21は各々のリード端子18に接続されたリ
ード端子パッド、22は第1、第2の高周波信号入力端
子16、17、リード端子18、第1、第2の高周波入
力端子パッド19、20、リード端子パッド21を保持
するセラミックプレート、23はLDサブマウント3と
LDドライバIC8の出力端を接続する第2のワイヤボ
ンド、24はLDドライバIC8の入力端と第1の高周
波入力端子パッド19を接続する第3のワイヤボンド、
25はLDドライバIC8の入力端と第2の高周波入力
端子パッド20を接続する第4のワイヤボンドである。
【0003】また、図5には上記光半導体素子モジュー
ルを搭載した光送信器の一部を併せて記載しており、図
において、26は光送信器の基板、27は光送信器の基
板26上に配置された複数の単相低周波信号を入力する
データ入力端子、28はデータ入力端子27に入力され
た複数の単相低周波信号を伝送する光送信器の基板26
上に配置されたマイクロストリップラインなどの複数の
低周波線路、29は光送信器の基板26上に配置され
た、データ入力端子27から入力された複数の単相低周
波信号を1つの差動高周波信号に多重化する多重化I
C、30は光送信器の基板26上に設けられた、第1の
高周波信号入力端子16と多重化IC29を接続するマ
イクロストリップラインなどの第1の高周波線路、31
は光送信器の基板26上に設けられた、第2の高周波信
号入力端子17と多重化IC29を接続するマイクロス
トリップラインなどの第2の高周波線路、32は第1、
第2の高周波信号入力端子16、17、リード端子18
をそれぞれ光送信器の基板26上に設けられた第1、第
2の高周波線路30、31、および、図示されない各々
の電気信号線とを電気的に接続し、かつ、光半導体素子
モジュールを基板26に半田固定するために設けられた
半田パッドである。
【0004】発光素子2はLDサブマウント3に半田固
定され、このLDサブマウント3はセラミックキャリア
9に半田で固定される。発光素子2は第1のワイヤボン
ド5によりLDサブマウント3上に形成された電極パッ
ド4と電気的に接続される。モニタホトダイオード6は
PDサブマウント7に半田で固定され、このPDサブマ
ウント7は発光素子2の背面出力側に配置されセラミッ
クキャリア9に半田で固定される。LDドライバIC8
は発光素子2の背面出力側、かつ、PDサブマウント7
と隣り合う位置にLDドライバIC8の出力端側の面を
PDサブマウント7側に向けてセラミックキャリア9に
半田などで固定される。セラミックキャリア9は金属ブ
ロック10に半田固定され、この金属ブロック10はケ
ース1に半田固定される。レンズ11はレンズホルダ1
2に接着固定され、このレンズホルダ12は、発光素子
2からの出力光をレンズ11で集光し光ファイバ13に
結合するように位置を調整し、溶接固定などにより金属
ブロック10に固定される。光ファイバ13はフェルー
ル14に接着固定されており、先端は斜めに研磨されて
いる。フェルール14は溶接固定によりファイバホルダ
15に固定され、このファイバホルダ15は溶接固定に
よりケース1に固定される。また、第1の高周波信号入
力端子16と第1の高周波入力端子パッド19、第2の
高周波信号入力端子17と第2の高周波入力端子パッド
20、リード端子18とリード端子パッド21はそれぞ
れケース1を貫通して電気的に接続されており、セラミ
ックプレート22はこれら全てを保持するためにケース
1を貫通するように配置されている。第2のワイヤボン
ド23は電極パッド4とLDドライバIC8の出力端
を、第3、第4のワイヤボンド24、25はLDドライ
バIC8の入力端と第1、第2の高周波入力端子パッド
19、20をそれぞれ電気的に接続する。また、光送信
器の基板26上に配置されたデータ入力端子27に入力
された複数の単相低周波信号は複数の低周波線路28を
通して多重化IC29に入力されるよう接続され、多重
化IC29から出力された差動高周波出力信号は、第
1、第2の高周波線路30、31により半田パッド32
を介してそれぞれ光半導体素子モジュールの第1、第2
の高周波信号入力端子16、17に入力するよう接続さ
れている。なお、図示されない基板26上のその他の信
号線と光半導体素子モジュールのリード端子18も同様
に半田パッド32を介して電気的に接続されている。ま
た、光半導体素子モジュールは第1、第2の高周波信号
入力端子16、17、および、リード端子18を半田パ
ッド32に半田固定されることにより、光送信器の基板
26上に固定される。
【0005】次に動作について説明する。光送信器の基
板26上に設置されたデータ入力端子27に入力された
複数の単相低周波信号は複数の低周波線路28を通して
多重化IC29に入力される。この多重化IC29は入
力された複数の低周波入力信号を1つの差動高周波出力
信号に多重化し、正相出力信号、逆相出力信号を出力す
る。これら差動高周波出力信号の正相出力信号、逆相出
力信号はそれぞれ第1、第2の高周波線路30、31を
通して、光半導体素子モジュールの第1、第2の高周波
信号入力端子16、17に入力され、さらに、それぞれ
第3、第4のワイヤボンド24、25を介してLDドラ
イバIC8の入力端に入力される。このLDドライバI
C8は、入力された差動高周波信号を内部で信号処理
し、発光素子2を高周波変調駆動させる変調電流を出力
する。出力された変調電流は第2のワイヤボンド23、
電極パッド4、第1のワイヤボンド5を介して発光素子
2に入力される。一方、光送信器の基板26上の図示さ
れないバイアス供給回路からバイアス電流が供給され、
このバイアス電流はリード端子18の中の任意の端子1
つを通して金属ブロック10上に配置された図示されな
いバイアス回路を経由して電極パッド4に入力され、第
1のワイヤボンド5を介して発光素子2に入力される。
発光素子2は入力された変調電流とバイアス電流を元に
高速変調された出力光を出力する。発光素子2から出力
された出力光はレンズ11によって集光され、光ファイ
バ13に結合し、光半導体素子モジュールの出力光とし
て外部に出力される。また、モニタホトダイオード6
は、発光素子2の出力光に比例して発光素子2の背面か
ら出力される背面光を受光し、この受光した背面光量に
応じて光電変換により発光素子2の出力に比例したモニ
タ電流を供給する。このモニタ電流は、リード端子18
の中の任意の端子2つを通して、光送信器の基板26上
の図示されないAPC(Automatic Powe
r Control)回路に入力され、発光素子2から
の出力光が常に一定となるようバイアス電流を制御する
ために用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の光半導体素子モ
ジュールは上記のように構成されているため、光送信器
内の基板上において、多重化ICからの高周波出力信号
を高周波線路を用いて光半導体素子モジュールに接続す
る場合、光半導体素子モジュールの高周波信号入力端子
が、光半導体素子モジュールの出力方向の中心線に対し
垂直方向に設置されているため、多重化ICと光半導体
素子モジュールの間を接続する高周波線路は差動高周波
出力信号の正相信号、逆相信号それぞれを1本の直線で
結ぶことができず、90度方向に最低3回折り曲げて接
続する必要が生じる。このため、この高周波線路の線路
長が長くなり、かつ、高周波線路を複数回数折り曲げる
ために高周波信号の減衰や、反射などによる高周波特性
の劣化が生じること、および、高周波線路の引き回しに
より基板上のスペースを多く必要とするため、光送信器
の高周波特性の劣化、および、小型化の妨げになってい
た。
【0007】上記を回避するために、光送信器内の基板
上において、多重化ICを第1、第2の高周波信号入力
端子と向かい合う位置に配置することは、光送信器が光
半導体素子モジュールのリード端子方向に延びる形状と
なり、光送信器が大型になる。また、同様にして送受一
体型光送受信器に適用する場合には、光受信器は図示さ
れた光送信器の基板上の隣り合う位置に光送信器と同様
に配置されるため、光送受信器として限られたサイズの
中に納めるために光受信器のスペースを削ってしまう、
または、光半導体素子モジュールのリード端子方向に延
びた光送受信器になるなど小型化の妨げとなる。
【0008】一方、光半導体素子モジュール内部のLD
ドライバICを発光素子の背面出力側に設置することに
より、光半導体素子モジュールのケースの光ファイバと
向かい合う位置に高周波信号入力端子を配置しようとし
た場合、発光素子の背面光を受光するモニタホトダイオ
ードがあるが、このモニタホトダイオードは発光素子の
背面光を少しでも多く受光することが望ましいため、発
光素子から離して配置することは適さないことから、L
DドライバICを発光素子とモニタホトダイオードの間
に配置することはできない。また、LDドライバICを
モニタホトダイオードの背面光受光側と反対側に配置
し、発光素子とLDドライバICの出力端との接続はセ
ラミックキャリア上に配置したマイクロストリップライ
ンなどの高周波線路を介して接続する場合には、発光素
子とLDドライバICの間にモニタホトダイオードとP
Dサブマウントが存在するために高周波線路長が長くな
り、たとえキャリア上の高周波線路を一直線に配置して
反射の影響を押さえたとしても、高周波信号の減衰など
の特性劣化が生じるため、小型化は可能になるが、劣化
した高周波特性を示す光半導体素子モジュール、或い
は、光送信器となってしまうという課題があった。
【0009】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、多重化ICと光半導体素子
モジュールとの間を接続する高周波線路を短距離、かつ
直線状に結ぶことが可能であって、また、光送信器内の
基板上の高周波線路の引き回しを少なくできる光半導体
素子モジュールを構成することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明による光半導
体素子モジュールは、発光素子と、上記発光素子を保持
するとともに、上記発光素子と接続される電極パッドの
形成されたサブマウントと、上記発光素子の出力光を集
光するレンズと、上記レンズの透過光が入射する光ファ
イバと、上記発光素子の背面からの出力光を、上記光フ
ァイバの軸に概ね直交する方向に反射する光学部品と、
上記光学部品で反射された背面光を受光するモニタホト
ダイオードと、上記光ファイバの端面側に対向する位置
に配置され、上記サブマウントにおける電極パッドに接
続されて上記発光素子を駆動するドライバICと、上記
発光素子、上記サブマウント、上記モニタホトダイオー
ド、上記ドライバIC、上記光ファイバ、および上記光
学部品を搭載するケースと、上記ケース端面における上
記ドライバIC側に配置され、上記ケース外部に配置さ
れた高周波信号伝送線路からの高周波信号を、上記ケー
ス内部に配置された上記ドライバICに供給する高周波
信号入力端子と、上記光ファイバの光軸に垂直な方向に
端子が伸びて配置され、上記ケース外部との間で伝送さ
れるバイアス電流を、上記ケース内部に配置された上記
発光素子、上記ドライバIC、および上記モニタホトダ
イオードに対して供給するリード端子とを備えたもので
ある。
【0011】第2の発明による光半導体素子モジュール
は、発光素子と、上記発光素子を保持するとともに、上
記発光素子と接続される電極パッドの形成されたサブマ
ウントと、上記発光素子の出力光を集光するレンズと、
上記レンズの透過光を、上記発光素子の出射光の光軸に
対して概ね直交する方向に反射する光学部品と、上記光
学部品からの反射光が入射する光ファイバと、上記発光
素子の背面から出力される背面光を受光するモニタホト
ダイオードと、上記光ファイバの端面側に対向する位置
に配置され、上記サブマウントにおける電極パッドに接
続されて上記発光素子を駆動するドライバICと、上記
発光素子、上記サブマウント、上記モニタホトダイオー
ド、上記ドライバIC、および上記光学部品を搭載する
ケースと、上記ケース端面におけるドライバIC側に配
置され、上記ケース外部に配置された高周波信号伝送線
路からの高周波信号を、上記ケース内部に配置された上
記ドライバICに供給する高周波信号入力端子と、上記
光ファイバの光軸に略垂直な方向に端子が伸びて配置さ
れ、上記ケース外部との間で伝送されるバイアス電流
を、上記ケース内部に配置された上記発光素子、上記ド
ライバIC、および上記モニタホトダイオードに対して
供給するリード端子とを備えたものである。
【0012】第3の発明による光半導体素子モジュール
は、発光素子と、上記発光素子を保持するとともに、上
記発光素子と接続される電極パッドの形成されたサブマ
ウントと、上記発光素子の出力光を集光するレンズと、
上記レンズの透過光が入射する光ファイバと、上記発光
素子の背面からの出力光を受光するモニタホトダイオー
ドと、上記光ファイバの端面側に対向する位置であっ
て、かつ上記サブマウント下部に配置され、上記サブマ
ウントにおける電極パッドに接続されて上記発光素子を
駆動するドライバICと、上記発光素子、上記サブマウ
ント、上記モニタホトダイオード、上記ドライバIC、
および上記光ファイバを搭載するケースと、上記ケース
端面における上記ドライバIC側に配置され、上記ケー
ス外部に配置された高周波信号伝送線路からの高周波信
号を、上記ケース内部に配置された上記ドライバICに
供給する高周波信号入力端子と、上記光ファイバの光軸
に垂直な方向に端子が伸びて配置され、上記ケース外部
との間で伝送されるバイアス電流を、上記ケース内部に
配置された上記発光素子、上記ドライバIC、および上
記モニタホトダイオードに対して供給するリード端子と
を備えた
【0013】第4の発明による光半導体素子モジュール
は、発光素子と、上記発光素子を保持するとともに、上
記発光素子と接続される電極パッドの形成されたサブマ
ウントと、上記発光素子の出力光を集光するレンズと、
上記レンズの透過光が入射する光ファイバと、上記発光
素子の背面からの出力光を受光するモニタホトダイオー
ドと、上記光ファイバの端面側に対向する位置であっ
て、かつ上記サブマウント下部に配置され、上記サブマ
ウントにおける電極パッドに接続されて上記発光素子を
駆動するドライバICと、上記発光素子、上記サブマウ
ント、上記モニタホトダイオード、上記ドライバIC、
および上記光ファイバを搭載するケースと、上記ケース
端面における上記ドライバIC側に配置され、当該ドラ
イバICとフリップチップ実装により接続され、上記ケ
ース外部に配置された高周波信号伝送線路からの高周波
信号を、上記ケース内部に配置された上記ドライバIC
に供給する高周波信号入力端子と、上記光ファイバの光
軸に垂直な方向に端子が伸びて配置され、上記ケース外
部との間で伝送されるバイアス電流を、上記ケース内部
に配置された上記発光素子、上記ドライバIC、および
上記モニタホトダイオードに対して供給するリード端子
とを備えたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1による光半導体素子モジュールを示す構成
図である。図において1から25は従来の光半導体素子
モジュールと、また、26から32は従来の光送信器の
構成と同一であり、33はミラー、または、プリズムで
あり、発光素子2の中心線となす角45度で発光素子2
の背面側に配置したものである。
【0015】次に動作について説明する。光送信器の基
板26上に設置されたデータ入力端子27に入力された
複数の単相低周波信号は複数の低周波線路28を通して
多重化IC29に入力される。この多重化IC29は入
力された複数の低周波入力信号を1つの差動高周波出力
信号に多重化し、正相出力信号、逆相出力信号を出力す
る。これら差動高周波出力信号の正相出力信号、逆相出
力信号はそれぞれ第1、第2の高周波線路30、31を
通して、光半導体素子モジュールの第1、第2の高周波
信号入力端子16、17に入力され、さらに、それぞれ
第3、第4のワイヤボンド24、25を介してLDドラ
イバIC8の入力端に入力される。このLDドライバI
C8は、入力された差動高周波信号を内部で信号処理
し、発光素子2を高周波変調駆動させる変調電流を出力
する。出力された変調電流は第2のワイヤボンド23、
電極パッド4、第1のワイヤボンド5を介して発光素子
2に入力される。一方、光送信器の基板26上の図示さ
れないバイアス供給回路からバイアス電流が供給され、
このバイアス電流はリード端子18の中の任意の端子1
つを通して金属ブロック10上に配置された図示されな
いバイアス回路を経由して電極パッド4に入力され、第
1のワイヤボンド5を介して発光素子2に入力される。
発光素子2は入力された変調電流とバイアス電流を元に
高速変調された出力光を出力する。発光素子2から出力
された出力光はレンズ11によって集光され、光ファイ
バ13に結合し、光半導体素子モジュールの出力光とし
て外部に出力される。また、発光素子2の出力光に比例
して発光素子2の背面から出力される背面光は発光素子
2から出力された直後に、ミラー、または、プリズム3
3により進行方向を90度傾けてモニタホトダイオード
6で受光される。このモニタホトダイオード6は受光し
た背面光量に応じて光電変換により発光素子2の出力に
比例したモニタ電流を供給する。このモニタ電流は、リ
ード端子18の中の任意の端子2つを通して、光送信器
の基板26上の図示されないAPC(Automati
c Power Control)回路に入力され、発
光素子2からの出力光が常に一定となるようバイアス電
流を制御するために用いられる。
【0016】上記のように、発光素子2の背面から出力
された背面光を発光素子2から出力された直後にミラ
ー、または、プリズム33により進行方向を90度傾け
てモニタホトダイオード6で受光させることにより、発
光素子2の背面から出力される背面光をモニタホトダイ
オード6で受光させ、かつ、LDドライバIC8の出力
端側の面を発光素子2の背面側に配置可能にすること
で、発光素子2とLDドライバIC8の出力端子、およ
び、光半導体素子モジュールのケース1の光ファイバ1
3と向かい合う位置に配置した第1、第2の高周波信号
入力端子16、17とLDドライバIC8の入力端子の
両方を短距離で接続することが可能になり、各々の接続
において高周波信号の減衰や、反射などによる高周波特
性の劣化を生じにくくできるため、第1、第2の高周波
信号入力端子16、17を光半導体素子モジュールのケ
ース1の光ファイバ13と向かい合う位置に配置した光
半導体素子モジュールを構成することが可能になる。
【0017】また、光送信器の基板26上において、多
重化IC29と第1、第2の高周波信号入力端子16、
17を接続する第1、第2の高周波線路30、31をそ
れぞれを1本の直線で結ぶことが可能になり、多重化I
C29からの高周波信号を減衰や反射などによる高周波
特性の劣化を生じさせることなく差動高周波信号を光半
導体素子モジュールに伝送できるため、優れた高周波特
性を持ち、かつ、小型化した光送信器を構成することを
可能にする光半導体素子モジュールを構成することがで
きる。
【0018】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2による光半導体素子モジュールを示す構成図であ
る。図において1から25は従来の光半導体素子モジュ
ールと、また、26から32は従来の光送信器の構成と
同一であり、33はミラー、または、プリズムであり、
発光素子2の中心線となす角45度で発光素子2の出力
側に配置したものである。
【0019】次に動作について説明する。光送信器の基
板26上に設置されたデータ入力端子27に入力された
複数の単相低周波信号は複数の低周波線路28を通して
多重化IC29に入力される。この多重化IC29は入
力された複数の低周波入力信号を1つの差動高周波出力
信号に多重化し、正相出力信号、逆相出力信号を出力す
る。これら差動高周波出力信号の正相出力信号、逆相出
力信号はそれぞれ第1、第2の高周波線路30、31を
通して、光半導体素子モジュールの第1、第2の高周波
信号入力端子16、17に入力され、さらに、それぞれ
第3、第4のワイヤボンド24、25を介してLDドラ
イバIC8の入力端に入力される。このLDドライバI
C8は、入力された差動高周波信号を内部で信号処理
し、発光素子2を高周波変調駆動させる変調電流を出力
する。出力された変調電流は第2のワイヤボンド23、
電極パッド4、第1のワイヤボンド5を介して発光素子
2に入力される。一方、光送信器の基板26上の図示さ
れないバイアス供給回路からバイアス電流が供給され、
このバイアス電流はリード端子18の中の任意の端子1
つを通して金属ブロック10上に配置された図示されな
いバイアス回路を経由して電極パッド4に入力され、第
1のワイヤボンド5を介して発光素子2に入力される。
発光素子2は入力された変調電流とバイアス電流を元に
高速変調された出力光を出力する。発光素子2から出力
された出力光はレンズ11によって集光され、レンズ1
1から出力された直後に、ミラー、または、プリズム3
3により進行方向を90度傾けて光ファイバ13に結合
し、光半導体素子モジュールの出力光として外部に出力
される。また、モニタホトダイオード6は、発光素子2
の出力光に比例して発光素子2の背面から出力される背
面光を受光し、この受光した背面光量に応じて光電変換
により発光素子2の出力に比例したモニタ電流を供給す
る。このモニタ電流は、リード端子18の中の任意の端
子2つを通して、光送信器の基板26上の図示されない
APC(Automatic PowerContro
l)回路に入力され、発光素子2からの出力光が常に一
定となるようバイアス電流を制御するために用いられ
る。
【0020】上記のように、発光素子2から出力された
出力光をレンズ11によって集光された直後に、ミラ
ー、または、プリズム33により進行方向を90度傾け
て光ファイバ13に結合させることにより、発光素子2
の背面から出力される背面光をモニタホトダイオード6
で受光させ、かつ、LDドライバIC8の出力端側の面
を発光素子2の出力方向の中心線に対し光ファイバ13
と反対方向に配置可能にすることで、発光素子2とLD
ドライバIC8の出力端子、および、光半導体素子モジ
ュールのケース1の光ファイバ13と向かい合う位置に
配置した第1、第2の高周波信号入力端子16、17と
LDドライバIC8の入力端子の両方を短距離で接続す
ることが可能になり、各々の接続において高周波信号の
減衰や、反射などによる高周波特性の劣化を生じにくく
できるため、第1、第2の高周波信号入力端子16、1
7を光半導体素子モジュールのケース1の光ファイバ1
3と向かい合う位置に配置した光半導体素子モジュール
を構成することが可能になる。また、光送信器の基板2
6上において、多重化IC29と第1、第2の高周波信
号入力端子16、17を接続する第1、第2の高周波線
路30、31をそれぞれを1本の直線で結ぶことが可能
になり、多重化IC29からの高周波信号を減衰や反射
などによる高周波特性の劣化を生じさせることなく差動
高周波信号を光半導体素子モジュールに伝送できるた
め、優れた高周波特性を持ち、かつ、小型化した光送信
器を構成することを可能にする光半導体素子モジュール
を構成することができる。
【0021】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3による光半導体素子モジュールを示す構成図であ
る。図において1から25は従来の光半導体素子モジュ
ールと、また、26から32は従来の光送信器の構成と
同一であり、34はセラミックサブキャリア、35はサ
ブマウント、36は第3の高周波線路、37は第5のワ
イヤボンド、38はレンズホルダ12を保持する第2の
金属ブロックであり、発光素子2、電極パッド4、第1
のワイヤボンド5を固定したLDサブマウント3と、モ
ニタホトダイオード6を固定したPDサブマウント7を
それぞれセラミックサブキャリア34上に固定し、サブ
マウント35は、セラミックサブキャリア34上の発光
素子2の出力側の面と同一面となるように固定したもの
であり、このサブマウント35はセラミックキャリア9
に半田固定される。LDドライバIC8はセラミックサ
ブキャリア34の下側のセラミックキャリア9上にLD
ドライバIC8の出力端側の面を発光素子2の出力側に
向けて半田などで固定されたものである。第3の高周波
線路36はLDサブマウント3上の電極パッド4側のセ
ラミックサブキャリア34横のセラミックキャリア9上
に形成され、第5のワイヤボンド37により、LDドラ
イバIC8の出力端と接続される。また、この第3の高
周波線路36は第2のワイヤボンド23、電極パッド
4、第1のワイヤボンド5を介して発光素子2にも接続
される。第2の金属ブロック38は、セラミックサブキ
ャリア34とサブマウント35により、発光素子2の位
置がセラミックキャリア9上から高さ方向にシフトされ
たため、レンズ11の高さを発光素子2からの出力光の
高さと合わせるために、金属ブロック10と接するよう
に発光素子2の出力側に設置したものである。
【0022】次に動作について説明する。光送信器の基
板26上に設置されたデータ入力端子27に入力された
複数の単相低周波信号は複数の低周波線路28を通して
多重化IC29に入力される。この多重化IC29は入
力された複数の低周波入力信号を1つの差動高周波出力
信号に多重化し、正相出力信号、逆相出力信号を出力す
る。これら差動高周波出力信号の正相出力信号、逆相出
力信号はそれぞれ第1、第2の高周波線路30、31を
通して、光半導体素子モジュールの第1、第2の高周波
信号入力端子16、17に入力され、さらに、それぞれ
第3、第4のワイヤボンド24、25を介してLDドラ
イバIC8の入力端に入力される。このLDドライバI
C8は、入力された差動高周波信号を内部で信号処理
し、発光素子2を高周波変調駆動させる変調電流を出力
する。出力された変調電流は第5のワイヤボンド37、
第3の高周波線路36、第2のワイヤボンド23、電極
パッド4、第1のワイヤボンド5を介して発光素子2に
入力される。一方、光送信器の基板26上の図示されな
いバイアス供給回路からバイアス電流が供給され、この
バイアス電流はリード端子18の中の任意の端子1つを
通して金属ブロック10上に配置された図示されないバ
イアス回路を経由して電極パッド4に入力され、第1の
ワイヤボンド5を介して発光素子2に入力される。発光
素子2は入力された変調電流とバイアス電流を元に高速
変調された出力光を出力する。発光素子2から出力され
た出力光はレンズ11によって集光され、光ファイバ1
3に結合し、光半導体素子モジュールの出力光として外
部に出力される。また、モニタホトダイオード6は、発
光素子2の出力光に比例して発光素子2の背面から出力
される背面光を受光し、この受光した背面光量に応じて
光電変換により発光素子2の出力に比例したモニタ電流
を供給する。このモニタ電流は、リード端子18の中の
任意の端子2つを通して、光送信器の基板26上の図示
されないAPC(Automatic Power C
ontrol)回路に入力され、発光素子2からの出力
光が常に一定となるようバイアス電流を制御するために
用いられる。
【0023】上記のように、発光素子2、電極パッド
4、第1のワイヤボンド5を固定したLDサブマウント
3と、モニタホトダイオード6を固定したPDサブマウ
ント7をそれぞれ固定したセラミックサブキャリア34
を、サブマウント35によりセラミックキャリア9上か
ら高さ方向にシフトした位置に配置することにより、セ
ラミックサブキャリア34の下側のセラミックキャリア
9上に、LDドライバIC8をLDドライバIC8の出
力端側の面を発光素子2の出力側に向けて配置可能にす
ることで、発光素子2とLDドライバIC8の出力端
子、および、光半導体素子モジュールのケース1の光フ
ァイバ13と向かい合う位置に配置した第1、第2の高
周波信号入力端子16、17とLDドライバIC8の入
力端子の両方を短距離で接続することが可能になり、各
々の接続において高周波信号の減衰や、反射などによる
高周波特性の劣化を生じにくくできるため、第1、第2
の高周波信号入力端子16、17を光半導体素子モジュ
ールのケース1の光ファイバ13と向かい合う位置に配
置した光半導体素子モジュールを構成することが可能に
なる。また、光送信器の基板26上において、多重化I
C29と第1、第2の高周波信号入力端子16、17を
接続する第1、第2の高周波線路30、31をそれぞれ
を1本の直線で結ぶことが可能になり、多重化IC29
からの高周波信号を減衰や反射などによる高周波特性の
劣化を生じさせることなく差動高周波信号を光半導体素
子モジュールに伝送できるため、優れた高周波特性を持
ち、かつ、小型化した光送信器を構成することを可能に
する光半導体素子モジュールを構成することができる。
【0024】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4による光半導体素子モジュールを示す構成図であ
る。図において1から25は従来の光半導体素子モジュ
ールと、また、26から32は従来の光送信器の構成と
同一であり、36は第3の高周波線路、38はレンズホ
ルダ12を保持する第2の金属ブロック39は半田ボー
ル、40はLDドライバIC8の裏面に施された金メッ
キ、41は第4の高周波線路、42は第5の高周波線
路、であり、LDドライバIC8をLDドライバIC8
の出力端側の面をケース1の光ファイバ13側に向けて
フリップチップ実装により半田ボール39を介してセラ
ミックキャリア9に実装し、LDドライバIC8の裏面
に施された金メッキ40上に、発光素子2、電極パッド
4、第1のワイヤボンド5を固定したLDサブマウント
3と、モニタホトダイオード6を固定したPDサブマウ
ント7をそれぞれ半田固定し、第3の高周波線路36は
片端をLDドライバIC8の出力端とフリップチップ実
装により接続し、他端は発光素子2の中心線に対し垂直
方向に延ばし、第2のワイヤボンド23、電極パッド
4、第1のワイヤボンド5を介して発光素子2に接続さ
れる。また、第4、第5の高周波線路41、42は、そ
れぞれ片端をLDドライバIC8の入力端とフリップチ
ップ実装により接続し、他端は第1、第2の高周波信号
入力端子16、17方向に延ばし、第3、第4のワイヤ
ボンド24、25を介して第1、第2の高周波信号入力
端子16、17と接続される。第2の金属ブロック38
は、LDドライバIC8をフリップチップ実装したこと
により、発光素子2の位置がセラミックキャリア9上か
ら高さ方向にシフトされたため、レンズ11の高さを発
光素子2からの出力光の高さと合わせるために、金属ブ
ロック10と接するように発光素子2の出力側に設置し
たものである。
【0025】次に動作について説明する。光送信器の基
板26上に設置されたデータ入力端子27に入力された
複数の単相低周波信号は複数の低周波線路28を通して
多重化IC29に入力される。この多重化IC29は入
力された複数の低周波入力信号を1つの差動高周波出力
信号に多重化し、正相出力信号、逆相出力信号を出力す
る。これら差動高周波出力信号の正相出力信号、逆相出
力信号はそれぞれ第1、第2の高周波線路30、31を
通して、光半導体素子モジュールの第1、第2の高周波
信号入力端子16、17に入力され、さらに、それぞれ
第3、第4のワイヤボンド24、25を介して、第4、
第5の高周波線路41、42に接続され、フリップチッ
プ実装されたLDドライバIC8の入力端に入力され
る。このLDドライバIC8は、入力された差動高周波
信号を内部で信号処理し、発光素子2を高周波変調駆動
させる変調電流を出力する。出力された変調電流は第3
の高周波線路36、第2のワイヤボンド23、電極パッ
ド4、第1のワイヤボンド5を介して発光素子2に入力
される。一方、光送信器の基板26上の図示されないバ
イアス供給回路からバイアス電流が供給され、このバイ
アス電流はリード端子18の中の任意の端子1つを通し
て金属ブロック10上に配置された図示されないバイア
ス回路を経由して電極パッド4に入力され、第1のワイ
ヤボンド5を介して発光素子2に入力される。発光素子
2は入力された変調電流とバイアス電流を元に高速変調
された出力光を出力する。発光素子2から出力された出
力光はレンズ11によって集光され、光ファイバ13に
結合し、光半導体素子モジュールの出力光として外部に
出力される。また、モニタホトダイオード6は、発光素
子2の出力光に比例して発光素子2の背面から出力され
る背面光を受光し、この受光した背面光量に応じて光電
変換により発光素子2の出力に比例したモニタ電流を供
給する。このモニタ電流は、リード端子18の中の任意
の端子2つを通して、光送信器の基板26上の図示され
ないAPC(Automatic Power Con
trol)回路に入力され、発光素子2からの出力光が
常に一定となるようバイアス電流を制御するために用い
られる。
【0026】上記のように、LDドライバIC8をLD
ドライバIC8の出力端側の面をケース1の光ファイバ
13側に向けてセラミックキャリア9上にフリップチッ
プ実装し、かつ、LDドライバIC8の裏面に施された
金メッキ40上に、発光素子2、電極パッド4、第1の
ワイヤボンド5を固定したLDサブマウント3と、モニ
タホトダイオード6を固定したPDサブマウント7をそ
れぞれ半田固定にて配置することにより、LDドライバ
IC8をLDドライバIC8の出力端側の面を発光素子
2の出力側に向けて配置可能にし、かつ、発光素子2と
LDドライバIC8の出力端との接続距離を短くするこ
とで、発光素子2とLDドライバIC8の出力端子、お
よび、光半導体素子モジュールのケース1の光ファイバ
13と向かい合う位置に配置した第1、第2の高周波信
号入力端子16、17とLDドライバIC8の入力端子
の両方を短距離で接続することが可能になり、各々の接
続において高周波信号の減衰や、反射などによる高周波
特性の劣化を生じにくくできるため、第1、第2の高周
波信号入力端子16、17を光半導体素子モジュールの
ケース1の光ファイバ13と向かい合う位置に配置した
光半導体素子モジュールを構成することが可能になる。
また、光送信器の基板26上において、多重化IC29
と第1、第2の高周波信号入力端子16、17を接続す
る第1、第2の高周波線路30、31をそれぞれを1本
の直線で結ぶことが可能になり、多重化IC29からの
高周波信号を減衰や反射などによる高周波特性の劣化を
生じさせることなく差動高周波信号を光半導体素子モジ
ュールに伝送できるため、優れた高周波特性を持ち、か
つ、小型化した光送信器を構成することを可能にする光
半導体素子モジュールを構成することができる。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、発光素子とドライバ
ICの出力端子、および光半導体素子モジュールにおけ
る光ファイバと向かい合う位置に配置した高周波信号の
入力端子とドライバICの入力端子の両方を短距離で接
続することが可能になり、各々の接続において高周波信
号の減衰や、反射などによる高周波特性の劣化を生じに
くくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による光半導体素子モジュールの実
施の形態1を示す図である。
【図2】 この発明による光半導体素子モジュールの実
施の形態2を示す図である。
【図3】 この発明による光半導体素子モジュールの実
施の形態3を示す図である。
【図4】 この発明による光半導体素子モジュールの実
施の形態4を示す図である。
【図5】 従来の光半導体素子モジュールを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ケース 2 発光素子 3 LDサブマウント 4 電極パッド 5 第1のワイヤボンド 6 モニタホトダイオード 7 PDサブマウント 8 LDドライバIC 9 セラミックキャリア 10 金属ブロック 11 レンズ 12 レンズホルダ 13 光ファイバ 14 フェルール 15 ファイバホルダ 16 第1の高周波信号入力端子 17 第2の高周波信号入力端子 18 リード端子 19 第1の高周波入力端子パッド 20 第2の高周波入力端子パッド 21 リード端子パッド 22 セラミックプレート 23 第2のワイヤボンド 24 第3のワイヤボンド 25 第4のワイヤボンド 26 基板 27 データ入力端子 28 複数の低周波線路 29 多重化IC 30 第1の高周波線路 31 第2の高周波線路 32 半田パッド 33 ミラー、または、プリズム 34 セラミックサブキャリア 35 サブマウント 36 第3の高周波線路 37 第5のワイヤボンド 38 第2の金属ブロック 39 半田ボール 40 金メッキ 41 第4の高周波線路 42 第5の高周波線路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子と、上記発光素子を保持すると
    ともに、上記発光素子と接続される電極パッドの形成さ
    れたサブマウントと、上記発光素子の出力光を集光する
    レンズと、上記レンズの透過光が入射する光ファイバ
    と、上記発光素子の背面からの出力光を、上記光ファイ
    バの軸に概ね直交する方向に反射する光学部品と、上記
    光学部品で反射された背面光を受光するモニタホトダイ
    オードと、上記光ファイバの端面側に対向する位置に配
    置され、上記サブマウントにおける電極パッドに接続さ
    れて上記発光素子を駆動するドライバICと、上記発光
    素子、上記サブマウント、上記モニタホトダイオード、
    上記ドライバIC、上記光ファイバ、および上記光学部
    品を搭載するケースと、上記ケース端面における上記ド
    ライバIC側に配置され、上記ケース外部に配置された
    高周波信号伝送線路からの高周波信号を、上記ケース内
    部に配置された上記ドライバICに供給する高周波信号
    入力端子と、上記光ファイバの光軸に垂直な方向に端子
    が伸びて配置され、上記ケース外部との間で伝送される
    バイアス電流を、上記ケース内部に配置された上記発光
    素子、上記ドライバIC、および上記モニタホトダイオ
    ードに対して供給するリード端子とを備えた光半導体素
    子モジュール。
  2. 【請求項2】 発光素子と、上記発光素子を保持すると
    ともに、上記発光素子と接続される電極パッドの形成さ
    れたサブマウントと、上記発光素子の出力光を集光する
    レンズと、上記レンズの透過光を、上記発光素子の出射
    光の光軸に対して概ね直交する方向に反射する光学部品
    と、上記光学部品からの反射光が入射する光ファイバ
    と、上記発光素子の背面から出力される背面光を受光す
    るモニタホトダイオードと、上記光ファイバの端面側に
    対向する位置に配置され、上記サブマウントにおける電
    極パッドに接続されて上記発光素子を駆動するドライバ
    ICと、上記発光素子、上記サブマウント、上記モニタ
    ホトダイオード、上記ドライバIC、および上記光学部
    品を搭載するケースと、上記ケース端面におけるドライ
    バIC側に配置され、上記ケース外部に配置された高周
    波信号伝送線路からの高周波信号を、上記ケース内部に
    配置された上記ドライバICに供給する高周波信号入力
    端子と、上記光ファイバの光軸に略垂直な方向に端子が
    伸びて配置され、上記ケース外部との間で伝送されるバ
    イアス電流を、上記ケース内部に配置された上記発光素
    子、上記ドライバIC、および上記モニタホトダイオー
    ドに対して供給するリード端子とを備えた光半導体素子
    モジュール。
  3. 【請求項3】 発光素子と、上記発光素子を保持すると
    ともに、上記発光素子と接続される電極パッドの形成さ
    れたサブマウントと、上記発光素子の出力光を集光する
    レンズと、上記レンズの透過光が入射する光ファイバ
    と、上記発光素子の背面からの出力光を受光するモニタ
    ホトダイオードと、上記光ファイバの端面側に対向する
    位置であって、かつ上記サブマウント下部に配置され、
    上記サブマウントにおける電極パッドに接続されて上記
    発光素子を駆動するドライバICと、上記発光素子、上
    記サブマウント、上記モニタホトダイオード、上記ドラ
    イバIC、および上記光ファイバを搭載するケースと、
    上記ケース端面における上記ドライバIC側に配置さ
    れ、上記ケース外部に配置された高周波信号伝送線路か
    らの高周波信号を、上記ケース内部に配置された上記ド
    ライバICに供給する高周波信号入力端子と、上記光フ
    ァイバの光軸に垂直な方向に端子が伸びて配置され、上
    記ケース外部との間で伝送されるバイアス電流を、上記
    ケース内部に配置された上記発光素子、上記ドライバI
    C、および上記モニタホトダイオードに対して供給する
    リード端子とを備えた光半導体素子モジュール。
  4. 【請求項4】 発光素子と、上記発光素子を保持すると
    ともに、上記発光素子と接続される電極パッドの形成さ
    れたサブマウントと、上記発光素子の出力光を集光する
    レンズと、上記レンズの透過光が入射する光ファイバ
    と、上記発光素子の背面からの出力光を受光するモニタ
    ホトダイオードと、上記光ファイバの端面側に対向する
    位置であって、かつ上記サブマウント下部に配置され、
    上記サブマウントにおける電極パッドに接続されて上記
    発光素子を駆動するドライバICと、上記発光素子、上
    記サブマウント、上記モニタホトダイオード、上記ドラ
    イバIC、および上記光ファイバを搭載するケースと、
    上記ケース端面における上記ドライバIC側に配置さ
    れ、当該ドライバICとフリップチップ実装により接続
    され、上記ケース外部に配置された高周波信号伝送線路
    からの高周波信号を、上記ケース内部に配置された上記
    ドライバICに供給する高周波信号入力端子と、上記光
    ファイバの光軸に垂直な方向に端子が伸びて配置され、
    上記ケース外部との間で伝送されるバイアス電流を、上
    記ケース内部に配置された上記発光素子、上記ドライバ
    IC、および上記モニタホトダイオードに対して供給す
    るリード端子とを備えた光半導体素子モジュール。
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