JP2002162007A - バーナ - Google Patents

バーナ

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JP2002162007A
JP2002162007A JP2000353020A JP2000353020A JP2002162007A JP 2002162007 A JP2002162007 A JP 2002162007A JP 2000353020 A JP2000353020 A JP 2000353020A JP 2000353020 A JP2000353020 A JP 2000353020A JP 2002162007 A JP2002162007 A JP 2002162007A
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JP
Japan
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burner
passage
calorie
calorie fuel
fuel passage
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Pending
Application number
JP2000353020A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Shirasaki
義則 白崎
Kyoichi Inoue
恭一 井上
Kazuto Kobayashi
一登 小林
Yoshimasa Fujimoto
芳正 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水素分離型改質器用のバーナのように、低カ
ロリーと高カロリーの2種類の燃料を切り換えて燃焼さ
せる形態のバーナにおいて、燃焼室の内壁である被加熱
面を周方向及び軸方向の双方においてほぼ均一に加熱で
きるようにする。 【解決手段】 内側に低カロリー燃料通路21、その径
方向外側に高カロリー燃料通路22、その径方向外側に
酸化剤通路23が、中心軸線Lを共通させて同心円状に
備えられており、低カロリー燃料通路21及び高カロリ
ー燃料通路22の先端ノズル部は、前記中心軸線Lに対
して外側に傾斜した方向に燃料が噴出するように形成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバーナ、特に、低カ
ロリーと高カロリーの2種類の燃料を切り換えて燃焼さ
せる形態のバーナに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、燃料電池システムなどに使用さ
れる水素分離型改質器は、改質触媒、水素透過管(パラ
ジウムやパラジウム合金で形成した薄膜など)、加熱用
バーナなどで構成され、炭化水素及び/又はアルコール
類などから直接高純度水素を造ることができる。すなわ
ち、反応室内の触媒層を貫通させて水素透過管を設ける
ことにより簡便に高純度水素を得ることができ、中央に
加熱用バーナを設けかつ該バーナの周囲に輻射用内壁を
設けることにより、その輻射用内壁の周囲の改質触媒層
に輻射熱を伝え、かつバーナの高温の燃焼排ガスが反応
室の上方と周囲から降り注いで改質触媒層に対流熱と伝
導熱を伝えるようになっている(例えば、特開平7−1
09105号公報など参照)。
【0003】図8aは、上記した水素分離型改質器の概
略構成を示している。図8aにおいて、水素分離型改質
器は外筒121と、環状の耐火材で構築された底部のバ
ーナタイル128と、その中央に設置された直立円筒状
バーナ装置129を備える。中空円筒状内筒122が該
バーナ装置129の中心軸線を中心にしてその外周を囲
んでおり、該中空円筒状内筒122は、上端に開口12
7を有する燃焼室130を内部に形成する中空円筒状の
輻射用内壁122Aと、該内壁との間に反応室122D
を形成する中空円筒状外壁122Bと、内壁122Aと
外壁122Bの上端縁を密封状に連結する天井板122
Cから構成されている。
【0004】外筒121は、内筒122の側部及び上部
を気密状に密閉しており、外筒121と内筒122の間
の間隙を高温の燃焼ガスが流動し、外筒121の下部マ
ニホルドに設けられた燃焼ガス出口133から燃焼ガス
が排出される。内筒122の下部マニホルドに原料の都
市ガス及び水蒸気の入口131が設けられ、また、内筒
122の下部マニホルドにプロセスオフガスすなわち改
質ガスの出口134が設けられている。
【0005】原料供給管122Eが反応室122Dの内
部において内壁122Aを同心に囲んでおり、内壁12
2Aとの間に原料供給通路を形成し、かつその上部を反
応室122Dの内部に開口している。複数本の水素透過
管(水素分離管)123が反応室122Dの内部の原料
供給管122Eの外側の改質触媒125の中に、バーナ
装置129を中心にした円周上に適当な間隔で直立状に
設けられ、これらの水素透過管123の上部は密閉され
ている。
【0006】スイープガス入口132が水素透過管12
3の下部マニホルドに設けられている。複数本のスイー
プガス管124が水素透過管123の内部に直立状に設
けられ、それらの上端は水素透過管123の内部に開口
している。スイープガス管124の下部マニホルドに水
素及びスイープガスの出口135が設けられている。改
質触媒125が反応室122Dの内部において水素透過
管123の周囲及び原料供給管122Eの内部に充填さ
れており、改質触媒125中に水素透過管123を設置
することにより、改質反応と同時に水素を分離すること
ができる。
【0007】上記のような水素分離型改質器において、
下方から供給される燃料をバーナ装置129で燃焼する
ことにより高温の燃焼ガスが内筒122の内壁122A
の内側の燃焼室130に発生し充満する。この燃焼ガス
は、矢印方向に、内壁122Aの上部周縁から外筒12
1の内部へ流入し、内筒122の内部の反応室122D
を内側及び外側から加熱し、外筒121の下部に設けた
燃焼ガス出口133から外部へ排出される。かくして、
反応室122Dの中の改質触媒125及び水素透過管1
23の中の反応流体としての改質ガスが加熱されるよう
になる。
【0008】原料ガスとしての都市ガス及び水蒸気の混
合物が原料ガス入口131から矢印方向に供給され、原
料供給管122Eの改質触媒125の中を上昇し、その
上部から水素透過管123の周囲に充填されている改質
触媒125の中を下降する。原料ガスが改質触媒125
の中を通過する途中で燃焼熱で水蒸気改質されて水素を
生成する。生成した水素は改質触媒125中から水素透
過管123の中に矢印方向に透過侵入し、ここで前述の
スイープガスに乗ってスイープガス管124の中を下降
し、水素及びスイープガス出口135から矢印方向に外
部へ押し出される。また、反応室122Dの中のオフガ
ス(改質ガス)は改質ガス出口134から矢印方向に外
部へ排出される。
【0009】このような水素分離型改質器では、起動時
には改質器用バーナ129に都市ガス(低位発熱量:9
940kcal/Nm3)が供給され、この都市ガスを
燃料とし、空気を酸化剤としてバーナによる燃焼が行わ
れるようになっており、所定の温度条件を満たした時点
で改質器に原料が供給され、改質反応が行われ、水素透
過管によって生成ガス中から水素が選択的に引き抜かれ
水素の製造が行われる。生成ガス中から水素を引き抜い
た残りの改質ガス(低位発熱量:約1400〜4000
kcal/Nm3)が発生し始めると、効率化のためバ
ーナ燃料は都市ガスから改質ガスに切り換えられ、改質
ガスと空気の燃焼が開始されるようになっている。
【0010】上記のような水素分離型改質器において、
改質反応を効率的に行うために改質触媒125の温度分
布を均一化する必要がある。また、水素透過管123の
温度分布の均一化により水素透過管123への熱応力が
低減されるので、水素透過管123の温度分布を均一化
する必要がある。また、水素透過を効率良く行うために
も、温度分布を均一化する必要がある。そのために、前
記燃焼室130を形成する内筒122の内壁122Aを
周方向及び軸方向の双方において均一な温度分布とする
ことが望まれる。また、燃料ガスの切り換え時に低カロ
リー燃料である改質ガスが、高カロリー燃料である都市
ガスの燃焼状態と変わりない状態で燃焼を開始すること
が望まれる。
【0011】一方、燃料電池用改質器におけるバーナと
して、図9に示すように、バーナの中央位置から径方向
外側に向かって順に、高カロリー燃料通路152、第1
の酸化剤通路154、低カロリー燃料通路156、及び
第2の酸化剤通路158を設け、さらに、前記低カロリ
ー燃料通路156に燃料を旋回させるための旋回器16
0を設けるようにしたバーナが提案されている(特開平
5−303974号公報参照)。高カロリー燃料通路1
52の先端には、軸中心線に平行な貫通孔142を持つ
ノズル144が備えられている。このバーナは低カロリ
ーと高カロリーの2種類の燃料を切り換えて燃焼させる
形態のバーナであり、この形態のバーナを用いることに
より、低カロリー燃料の燃焼性を高めることができ、燃
料電池の運転コストの改善を期待することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、燃料電
池用の改質器を含め水素分離型改質器用のバーナについ
て継続して実験と研究を行ってきているが、前記図9に
示した形態のバーナは改質器が比較的小型のものである
場合には加熱手段として有効に機能するが、前記図8a
に示したような形態の例えば20Nm3/h級の大型の
水素分離型改質器用の加熱手段として用いる場合には、
なお改善すべき余地がある。
【0013】すなわち、高カロリー及び低カロリーの燃
料通路と第1及び第2の酸化剤通路とは、いずれも中心
軸線方向に平行な流れ線となっており、燃焼ガス(火
炎)はノズル先端を出た直後は狭くほぼ直線状であり、
その後に火炎断面を広げていくことから、燃焼筒の内面
120(図8aでの燃焼室130を形成する内筒122
の内壁122Aに相当する)での軸方向の温度分布に不
均一さが生じる(内面120のバーナノズルに近い部分
の壁温が低温傾向となる)。このことは、低カロリー燃
料通路に燃料を旋回させるための旋回器160を取り付
けた場合も、ほぼ同じである。
【0014】また、低カロリーの燃料通路が外側に位置
しており、低カロリーの燃料の燃焼性を確実にするため
に、その両面に酸化剤通路を配置して燃料と酸化剤との
混合を促進するようにしていることから、全体として4
重管構造とならざるを得ず、バーナとしての構造を複雑
化する。さらに、火炎の周方向への分布について格別の
手段が施されていないことから、燃焼筒の内面の周方向
の温度分布に不均一さが生じる。
【0015】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、例えば、水素分離型改質器用のバーナのよう
に、処理の効率化のために、低カロリーと高カロリーの
2種類の燃料を切り換えて燃焼させる形態のバーナにお
いて、高カロリー燃料から低カロリー燃料への切り換え
時に燃焼状態を大きく変化させることなく燃焼の継続が
可能であり、また、比較的簡単な構成でありながら、燃
焼室の内壁である被加熱面を、周方向及び軸方向の双方
においてほぼ均一な温度分布に加熱することのできるバ
ーナを開示することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、低カロリーと高カロリーの2種類の燃
料を切り換えて燃焼させるバーナにおいて、内側に低カ
ロリー燃料通路、その径方向外側に高カロリー燃料通
路、その径方向外側に酸化剤通路が、中心軸線を共通さ
せて同心円状に備えられており、前記低カロリー燃料通
路及び高カロリー燃料通路の先端ノズル部は、前記中心
軸線に対して外側に傾斜した方向に燃料を噴出するよう
に形成されていることを特徴とする。
【0017】本発明によるバーナでは、低カロリー燃料
通路及び高カロリー燃料通路から噴出する燃料の燃焼ガ
ス(火炎)は、先端ノズル部の直下流位置から水平方向
に広がりながら上昇する。実験によれば、燃料を中心軸
線方向に平行に噴出させる場合と比較して、燃焼室の内
周壁はその下端領域から上端領域まで、均一に加熱され
ることが確認された。また、低カロリー燃料通路を最も
内側に設けるようにし、かつ、燃料を中心軸線に対して
外側に傾斜した方向に噴出するようにしたので、全体を
3重管構造とすることができ、構成が簡素化されるとと
もに、燃料と酸化剤との混合も十分に促進でき、低カロ
リー燃料から高カロリー燃料への切り換え時において
も、また、その後の低カロリー燃料の燃焼時において
も、良好な燃焼状態を維持することができる。
【0018】前記低カロリー燃料通路及び高カロリー燃
料通路の先端ノズル部から燃料を前記中心軸線に対して
外側に傾斜した方向に噴出させる手段は、従来のバーナ
において燃料あるいは酸化剤の噴出方向を傾斜させる手
段を適宜用いればよいが、低カロリー燃料通路及び高カ
ロリー燃料通路の先端に各通路全体を閉鎖するような状
態で斜板やブロックを配置し、該斜板又はブロックに多
数の噴出孔を形成する態様は、作り易さ及び安定性の観
点から好ましい態様である。また、噴出傾斜角度は、3
0度程度から90度程度まで任意であるが、実験では、
ほぼ45度の場合が安定した燃焼を継続して得ることが
できた。
【0019】本発明のバーナにおいて、前記酸化剤通路
の先端ノズル部は酸化剤(例えば、空気)が中心軸線と
平行に噴出する態様であってもよいが、好ましくは、酸
化剤流を前記中心軸線側に向けて噴出させる第1の噴出
手段が備えられる。そのような噴出手段を備えることに
より、燃料と酸化剤との混合は一層促進され、安定した
燃焼が継続する。第1の噴出手段は、例えば、酸化剤通
路の先端を通路断面積が縮小する方向に絞り込むような
手段であってよい。
【0020】さらに好ましくは、酸化剤通路における先
端ノズル部より上流域に、酸化剤流を周方向の旋回流と
して噴出させる第2の噴出手段が備えられる。旋回流と
なることにより、燃料と酸化剤との混合が促進されるこ
とに加え、酸化剤の運動方向が燃焼室の内壁に向かうよ
うになり、燃焼火炎の水平方向への広がりは一層促進さ
れる。その結果、燃焼室内壁の軸方向及び周方向の温度
分布はさらに均一化される。前記第2の噴出手段は、例
えば、通路の周壁に4枚から6枚程度の螺旋羽根を取り
付けるような手段であってよい。
【0021】上記のような多重円筒型のバーナにおい
て、全周方向に均一な火炎を形成するには、燃料及び酸
化剤の双方が整流された状態でノズルから噴出すること
が望まれる。そのために、本発明によるバーナの好まし
い態様では、前記低カロリー燃料通路、高カロリー燃料
通路、及び酸化剤通路には、その周囲を囲うようにした
円筒状の緩衝室が備えられ、かつ、各通路と前記緩衝室
とは小孔を介して連通するようにされている。燃料ある
いは酸化剤が供給源から脈動を伴って供給される場合で
も、緩衝室に流入することにより脈動はある程度抑制さ
れ、さらに小孔を通過することにより、各通路に流入す
る燃料あるいは酸化剤はほぼ整流化された状態となる。
【0022】好ましい態様において、さらに、前記低カ
ロリー燃料通路、高カロリー燃料通路、及び酸化剤通路
には一部に絞りが備えられる。この絞りの存在により、
各通路を流れる燃料あるいは酸化剤はさらに整流化され
て、ノズルから噴出するようになる。さらに好ましく
は、金属網やパンチングメタルなどの多孔性の整流部材
を各通路に備えるようにしてもよい。
【0023】好ましい態様において、前記酸化剤通路と
前記高カロリー燃料通路とが小孔を介して連通するよう
にされる。この態様では、通常は都市ガスである高カロ
リー燃料を燃焼させているときには、燃料ガスに酸化剤
が混入することから予混合気とすることができ、予混合
燃焼を進行させることができる。また、低カロリー燃料
に切り換えた後には、低カロリー燃料に対して、酸化剤
通路に加えて、低カロリー燃料通路により近い場所にあ
る高カロリー燃料通路から酸化剤を供給することがで
き、低カロリー燃料の燃焼を一層安定させる。
【0024】以上に記したように、本発明によるバーナ
は、水素分離型改質器のためのバーナとして好適に用い
られ、その場合に、前記低カロリー燃料通路には該水素
分離型改質器からの改質ガスが供給され、前記高カロリ
ー燃料通路には都市ガスが供給される。しかし、これに
限ることはなく、低カロリーと高カロリーの2種類の燃
料を切り換えて燃焼させる形態のバーナであれば、すべ
て適用可能である。水素分離型改質器の加熱源として用
いる場合に、当該水素分離型改質器は前記図8aに例示
したように比較的大型かつ独立して用いられる水素分離
型改質器に限らず、従来から燃料電池システムの中に組
み込まれて用いられている任意の改質器の加熱源として
用い得ることも当然である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるバーナの好ま
しい実施の形態を図面に基づいて説明する。図1aは本
発明によるバーナの一実施の形態の概略構成を示す縦断
面図、図1bは先端ノズル部の他の形態を示す図、図2
は図1aに示すバーナ先端部を示す平面図、図3はバー
ナ先端部の詳細を説明する図である。このバーナは前記
したように、図8aに示したような水素分離型改質器に
おけるバーナ129に代えて用いることができるほか、
他の水素製造装置や燃料電池システムの水素分離型改質
器にも使用される。
【0026】バーナAは、基本的に、中心の円筒体10
の外周に第1ポート管11、その外周に第2ポート管1
2、さらにその外周に第3ポート管13を配置した三重
管構造であり、前記円筒体10と第1ポート管11との
間の第1環状空隙21が本発明でいう「低カロリー燃料
通路」を構成し、第1ポート管11と第2ポート管12
との間の第2環状空隙22が本発明でいう「高カロリー
燃料通路」を構成し、そして、第2ポート管12と第3
ポート管13との間の第3環状空隙23が本発明でいう
「酸化剤通路」を構成する。
【0027】図示されるように、中心の円筒体10が最
も長く、第1ポート管11から第2ポート管12、第3
ポート管13と順次短くされており、各管は、その上端
側はほぼ同じ位置となるように配置される。また、前記
各ポート管及び前記各通路は中心軸線Lを共通するよう
に同心円状に配置されている。なお、前記円筒体10の
内部には図示しない点火用の適宜の手段が挿通される。
【0028】前記第2ポート管12より下位に位置する
第1ポート管11の下端領域部分を囲うようにして下端
を閉鎖した第1円筒体31が配置され、また、前記第3
ポート管13より下位に位置する第2ポート管12の下
端領域部分を囲うようにして下端を閉鎖した第2円筒体
32が配置され、さらに、前記第3ポート管13のほぼ
全長を囲うようにしてやはり下端を閉鎖した第3円筒体
33が配置されている。そして、第3円筒体33の上端
部は取り付け板34により閉鎖されている。第1、第2
及び第3の円筒体31、32、33も中心軸線Lを共通
するようにして同心円状に配置されている。
【0029】前記第1ポート管11と第1円筒体31と
で形成される第1環状室41は後記する低カロリー燃料
のための緩衝室を形成し、前記第2ポート管12と第2
円筒体32とで形成される第2環状室42は後記する高
カロリー燃料のための緩衝室を形成し、そして、前記第
3ポート管13と第3円筒体33とで形成される第3環
状室43は後記する酸化剤のための緩衝室を形成する。
【0030】前記第1円筒体31には、図示しない低カ
ロリー燃料供給源(例えば、図8aに基づき説明した水
素分離型改質器における改質ガスの排出ポートである改
質ガス出口134)に接続する配管44が接続してお
り、さらに、前記第1ポート管11の下端には前記第1
環状室41と第1環状空隙21とを連通する小孔51が
周方向に複数個形成されている。また、前記第2円筒体
32には、図示しない高カロリー燃料(通常は都市ガ
ス)供給源に接続する配管45が接続しており、さら
に、前記第2ポート管12の下端には前記第2環状室4
2と第2環状空隙22とを連通する小孔52が周方向に
複数個形成されている。
【0031】さらに、前記第3円筒体33は図示しない
酸化剤(通常は空気)供給源に接続する配管46が接続
しており、さらに、前記第3ポート管13の下端には前
記第3環状室43と第3環状空隙23とを連通する小孔
53が周方向に複数個形成されている。加えて前記第2
ポート管12には第3環状空隙23と前記第2環状空隙
22とを連通する小孔54が周方向に複数個形成されて
いる。
【0032】図3aに拡大して示すように、第1、第
2、第3の環状空隙21、22、23にはその断面積を
縮小するようにした円環状の絞り板61、62、63が
それぞれ近接する円筒体10、第1ポート管11、第2
ポート管12の周壁面を利用して固着されているととも
に、その下流域における前記第3の環状空隙23は複数
枚(図3aの例では6枚であるがこれに限らない)の螺
旋状案内羽根64が固定されている。さらに、必須では
ないが、第1及び第2の環状空隙21、22にはパンチ
ングメタル65が整流材として取り付けられている。
【0033】図3aに示すように、前記第3ポート管1
3の先端にはほぼ同じ径のノズル環14が取り付けてあ
り、該ノズル環14の内壁面16はコーン状とされ、先
端側に向けて次第に縮径している。なお、前記ノズル環
14は内周面が単なる円筒面であっても差し支えなく、
その場合には、図3bに示すように、第3ポート管13
の先端をそのまま延長してノズル環としての機能を持た
せるようにしてもよい。
【0034】前記円筒体10の先端位置は前記ノズル環
14の先端面とほぼ同じ位置とされ、第1ポート管11
及び第2ポート管12の先端位置はそこよりも順次後退
した位置とされている。そして、円筒体10、第1ポー
ト管11及び第2ポート管12の先端部分を覆うように
して、すなわち、前記した「低カロリー燃料通路」であ
る第1環状空隙21と「高カロリー燃料通路」である第
2環状空隙22の先端を閉鎖するようにして、コーン状
の斜板70が固定してあり、図2にも示されるように、
該斜板70の第1環状空隙21及び第2環状空隙22に
対応する位置には多数の噴出孔71が、その軸線を斜板
70の斜面に垂直な方向として形成されている。なお、
斜板70の中心軸線Lに対する傾斜角度αは任意である
が、この例ではほぼ45度とされている。
【0035】上記の構成であり、第1環状空隙21と第
2環状空隙22を流れてくる流体は、それぞれに配置さ
れた円環状の絞り板61、62部分及びパンチングメタ
ル65を通過することにより整流作用を受けた後、前記
斜板70に形成された噴出孔71から、中心軸線Lに対
して90度−α、すなわち、この例では45度の角度で
外側に傾斜した状態で噴出する。一方、第3環状空隙2
3を流れてくる流体は、円環状の絞り板63部分を通過
して整流作用を受けた後、下流域において前記螺旋状案
内羽根64を通過することにより旋回流とされ、さら
に、前記ノズル環14の傾斜した内壁面16部分を通過
することにより、幾分中心軸線L側に向けた状態でノズ
ル環14から噴出する。当該旋回流に対して、前記第1
及び第2環状空隙21、22を流れ噴出孔71から噴出
する流体が傾斜角度を持って混入し、その下流域におい
て両者の混合が進行する。
【0036】なお、斜板70に噴出孔71を形成するこ
とに変え、図1bに示すように、先端がコーン状に傾斜
した斜面を持つブロック70Aを先端に取り付け、そこ
に所定の角度で外側に広がるようにして多数の噴出孔7
1Aを穿設するようにしてもよい。
【0037】次に、上記のバーナAを図8aに示したよ
うな水素分離型改質器における発熱源(バーナ129)
として用いる場合を例として、その作用を説明する。バ
ーナAは、その取り付け板34を用いてバーナタイル1
28の中央に取り付けられ、かつ、その円筒体10には
点火用プラグ(不図示)が挿通される。起動時には、高
カロリー燃料である都市ガスが、配管45、第2緩衝室
42、小孔52を通して「高カロリー燃料通路」である
第2環状空隙22に整流された状態で供給される。供給
された都市ガスは絞り板62、パンチングメタル65を
通過した後、噴出孔71から外側に傾斜した状態で噴出
する。一方、酸化剤としての空気は、配管46、第3緩
衝室43、小孔53を通って「酸化剤通路」である第3
環状空隙23に流入し、絞り板63及び螺旋状案内羽根
64を通過して旋回流とされ、さらに、ノズル環14を
通過することにより、幾分中心軸線L側に傾斜した状態
でノズル環14から噴出する。また、第3環状空隙23
に流入した空気の一部は小孔54を通過して第2環状空
隙22を流れる都市ガスに混入し、都市ガスを予混合気
とする。
【0038】予混合気とされ噴出孔71から噴出する都
市ガスは第3環状空隙23から噴出する空気と前記ノズ
ル環14の領域で混合し、図示しない点火プラグにより
点火されて燃焼する。この火炎により水素分離型改質器
は昇温を開始する。この燃焼火炎は周方向に均一な火炎
でありかつ水平方向に拡散する火炎なので、燃焼室の内
周壁はその下端領域から上端領域まで、均一に加熱され
る。
【0039】前記したように、所定の温度条件を満たし
た時点で水素分離型改質器に原燃料が供給され、改質反
応が行われ、水素透過管によって生成ガス中から水素が
選択的に引き抜かれ水素の製造が行われる。そして、生
成ガス中から水素を引き抜いた残りの改質ガス(低位発
熱量:約1400〜4000kcal/Nm3)が発生
し始めると、効率化のためバーナAの燃料は都市ガスか
ら改質ガスに切り換えられ、改質ガスと空気の燃焼が開
始される。
【0040】すなわち、配管45への都市ガスの供給は
停止され、配管44に水素分離型改質器からの改質ガス
が低カロリー燃料として供給される。改質ガスは第1緩
衝室41、小孔51を通り、「低カロリー燃料通路」で
ある第1環状空隙21に流入する。流入した改質ガス
は、絞り板61、パンチングメタル65を通過した後、
高カロリー燃料の場合と同様に、噴出孔71から外側に
傾斜した状態で噴出する。一方、酸化剤としての空気
は、「酸化剤通路」である第3環状空隙23から噴出す
る空気に加え、小孔54を通過して前記第2環状空隙2
2に流入した空気も付加される。それにより、低カロリ
ーであり燃焼性の低い改質ガスは空気と効果的に混合さ
れ、燃料切り換え前の都市ガスの燃焼と同じような燃焼
状態を維持しながら、円滑に燃焼するようになる。改質
ガスの燃焼火炎も、同様に周方向に均一な火炎でありか
つ水平方向に拡散する火炎なので、燃焼室の内周壁はそ
の下端領域から上端領域まで均一に加熱され、その状態
が維持される。
【0041】次に、本発明のバーナを図8aに示す形態
の水素分離型改質器に装着して、燃焼室の内周壁(図8
aでの内壁122A)の温度を測定する実地試験を行っ
た。図8bは、用いたバーナタイル128の斜視図であ
る。その結果を比較例とともに説明する。実地試験で
は、比較例として、図4に示すように、低カロリー燃料
通路(第1環状空隙21)、高カロリー燃料通路(第2
環状空隙22)及び酸化剤通路(第3環状空隙23)か
らの燃料及び酸化剤の噴出方向がともに中心軸線Lに平
行となるようにしたバーナBを用いた。ただし、酸化剤
通路(第3環状空隙23)の先端に螺旋状案内羽根64
は取り付けた。バーナBの他の構成は前記したバーナA
と同じであり、図4では同じ機能を奏する部材には同じ
符号を付している。
【0042】図5は、燃焼室内周壁の周方向の温度分布
であり、バーナBでは最大130℃程度あった温度差
が、本発明のバーナAの場合には、20℃程度にまで減
少している。また、都市ガス燃焼の場合と改質ガス燃焼
の場合とでの温度差も、本発明のバーナAの場合には小
さくなっており、燃料切り換えが改質反応に大きな変動
を生じさせないことを示している。
【0043】図6及び図7は、燃焼室内周壁の軸方向の
温度分布であり、図6は本発明のバーナAの場合を、図
7はバーナBの場合を示している。バーナBでは50℃
程度あった温度差が、本発明のバーナAの場合には、2
0℃程度にまで減少している。また、都市ガス燃焼の場
合と改質ガス燃焼の場合とでの温度差も、本発明のバー
ナAの場合には小さくなっており、やはり、燃料切り換
えが改質反応に大きな変動を生じさせないことを示して
いる。
【0044】上記の試験結果は、本発明によるバーナA
を熱源として用いることにより、燃焼室の内周壁の温度
を周方向及び軸方向のいずれにおいても平均化(均一
化)することができることを示して、水素分離型改質器
での燃焼室のように、内部に均一な温度分布が所望され
るような装置の熱源として、本発明によるバーナはきわ
めて有効に使用できることがわかる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
水素分離型改質器用のバーナのように、処理の効率化の
ために、低カロリーと高カロリーの2種類の燃料を切り
換えて燃焼させる形態のバーナにおいて、高カロリー燃
料から低カロリー燃料への切り換え時に燃焼状態を大き
く変化させることなく燃焼の継続が可能であり、また、
比較的簡単な構成でありながら、燃焼室の内壁である被
加熱面を、周方向及び軸方向の双方においてほぼ均一な
温度分布となるように加熱することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1aは本発明によるバーナの一実施の形態の
概略構成を示す縦断面図であり、図1bはバーナ先端部
の他の形成を示す部分図である。
【図2】図1に示すバーナ先端部を示す平面図。
【図3】バーナ先端部の2つの形態を詳細に説明する
図。
【図4】比較のために用いたバーナの概略構成を示す縦
断面図。
【図5】本発明によるバーナの実験結果を示すグラフ。
【図6】本発明によるバーナの他の実験結果を示すグラ
フ。
【図7】比較のための用いたバーナの実験結果を示すグ
ラフ。
【図8】図8aは水素分離型改質器の概略構成を示す図
であり、図8bは実験で用いたバーナタイルを示す概略
斜視図である。
【図9】燃料電池用改質器における従来のバーナの一例
を示す図。
【符号の説明】
A…本発明によるバーナ、L…中心軸線、10…中心の
円筒体、11…第1ポート管、12…第2ポート管、1
3…第3ポート管、21…第1環状空隙(低カロリー燃
料通路)、22…第2環状空隙22(高カロリー燃料通
路)、23…第3環状空隙23(酸化剤通路)、31、
32、33…第1、第2、第3の円筒体、41、42、
43…第1、第2、第3の環状室(緩衝室)、51、5
2、53…小孔、64…螺旋状案内羽根、14…ノズル
環、70…斜板、71…噴出孔、α…斜板の中心軸線と
の傾斜角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 恭一 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 小林 一登 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 藤本 芳正 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 Fターム(参考) 3K065 QB09 QB12 QC02 RA01 RB02 5H027 AA02 BA01 BA16

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低カロリーと高カロリーの2種類の燃料
    を切り換えて燃焼させるバーナであって、内側に低カロ
    リー燃料通路、その径方向外側に高カロリー燃料通路、
    その径方向外側に酸化剤通路が、中心軸線を共通させて
    同心円状に備えられており、前記低カロリー燃料通路及
    び高カロリー燃料通路の先端ノズル部は、前記中心軸線
    に対して外側に傾斜した方向に燃料を噴出するように形
    成されていることを特徴とするバーナ。
  2. 【請求項2】 前記低カロリー燃料通路及び高カロリー
    燃料通路の先端ノズル部は、各通路全体を閉鎖する斜板
    又はブロックと該斜板又はブロックに形成した多数の噴
    出孔とを備えることを特徴とする請求項1記載のバー
    ナ。
  3. 【請求項3】 前記酸化剤通路の先端ノズル部は、酸化
    剤流を前記中心軸線側に向けて噴出させる第1の噴出手
    段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のバー
    ナ。
  4. 【請求項4】 前記酸化剤通路は、先端ノズル部より上
    流域に、酸化剤流を周方向の旋回流として噴出させる第
    2の噴出手段を備えることを特徴とする請求項1ないし
    3いずれか記載のバーナ。
  5. 【請求項5】 前記低カロリー燃料通路、高カロリー燃
    料通路、及び酸化剤通路は上流側に円筒状の緩衝室を備
    えており、かつ、各通路と前記緩衝室とは小孔を介して
    連通していることを特徴とする請求項1ないし4いずれ
    か記載のバーナ。
  6. 【請求項6】 前記高カロリー燃料通路は前記酸化剤通
    路と小孔を介して連通していることを特徴とする請求項
    5記載のバーナ。
  7. 【請求項7】 前記低カロリー燃料通路、高カロリー燃
    料通路、及び酸化剤通路は一部に絞りを備えることを特
    徴とする請求項1ないし6いずれか記載のバーナ。
  8. 【請求項8】 前記低カロリー燃料通路の中央には中心
    軸線方向の空所が形成されており、該空所には点火用燃
    焼手段が挿通されることを特徴とする請求項1記載のバ
    ーナ。
  9. 【請求項9】 前記バーナは水素分離型改質器のための
    バーナであることを特徴とする請求項1記載のバーナ。
  10. 【請求項10】 前記低カロリー燃料通路は水素分離型
    改質器からの改質ガスが供給されるためのものであり、
    前記高カロリー燃料通路は都市ガスが供給されるための
    ものであることを特徴とする請求項1記載のバーナ。
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