JP2002161684A - 踏み台 - Google Patents

踏み台

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JP2002161684A
JP2002161684A JP2000360714A JP2000360714A JP2002161684A JP 2002161684 A JP2002161684 A JP 2002161684A JP 2000360714 A JP2000360714 A JP 2000360714A JP 2000360714 A JP2000360714 A JP 2000360714A JP 2002161684 A JP2002161684 A JP 2002161684A
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Yasushi Nakanishi
靖 中西
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Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステップ上に安定的に立つことができ、且
つ、高齢者等の体力的に弱い者であってもステップ上を
容易に昇降することのできる踏み台を提供すること。 【解決手段】 略水平面内に位置可能なステップ11
と、このステップ11の両端を支持するように対称配置
された第1及び第2の支持体12,13とを備えて踏み
台10が構成されている。第1及び第2の支持体12,
13は、下部支持体31と、この下部支持体31の上部
に位置する上部支持体32とにより構成されている。上
部支持体32は手摺部75として構成され、この手摺部
75は、各ステップ11を結ぶ仮想直線の傾斜角度と略
同一の傾斜角度に設けられている一方、高さ調整可能に
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、踏み台に係り、更
に詳しくは、ステップ上に立ったときに、使用者が掴ま
ることのできる手摺部を備えた踏み台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、高所での作業を行うため、踏
み台が広く利用されるに至っている。この踏み台として
は、階段状をなす複数のステップと、これらステップの
両端側を支持する第1及び第2の支持体とを備えて構成
され、第1又は第2の支持体には、ステップ上に立った
使用者が掴まって体を支えることのできる手摺部を設け
たタイプのものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記手
摺部は、一方の支持体にのみ、つまり、ステップの一端
側上方にのみ設けられているため、使用者がステップ上
に立った場合、両手で手摺部に掴まることが困難とな
り、不安定な起立姿勢となる傾向が強い。特に、高齢者
が踏み台を使用する場合には、ステップを昇ることの困
難性を増すという不都合を生じる。また、荷物や作業道
具等を持ちながらステップ上を昇降する場合、一方の手
で手摺部に掴まるため、作業道具を持つ方の手が必然的
に決定されてしまい、ステップ上での作業が極めて煩雑
になるという不都合を招来する。
【0004】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、ステップの両側上
方位置に手摺部を設け、ステップ上に安定的に立つこと
ができ、且つ、高齢者であってもステップ上に容易に昇
降することのできる踏み台を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、略水平面内に位置可能な少なくとも一段
のステップと、このステップの両端側を支持するように
対称配置された第1及び第2の支持体とを備えた踏み台
において、前記第1及び第2の支持体は、下部支持体
と、当該下部支持体の上部に位置する上部支持体とから
なり、この上部支持体を手摺部とする構成を採ってい
る。このような構成によれば、各手摺部を掴みながら踏
み台を昇降することができ、これにより、高齢者等の体
力的に弱い者であっても、踏み台を安定的且つ容易に昇
降することができる。また、ステップ上で作業道具等を
用いて作業を行う場合には、作業道具を持つ方の手を使
用者が自由に選択することができ、従来のような不都合
を確実に解消することが可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明におけるステップは、階段
状をなすように複数設けられ、前記手摺部は、各ステッ
プを結ぶ仮想直線の傾斜角度と略同一の傾斜角度に設け
られる、という構成も好ましくは採用される。このよう
な構成によれば、何れかのステップ上に立った場合であ
っても、使用者が掴む手摺部の高さ位置が一定となり、
各ステップ毎に手摺部の高さ位置を確認することなく、
手摺部を安心して使用することができる。
【0007】また、前記手摺部は、高さ調整可能に設け
られるとよい。このような構成を採れば、使用者の身長
に応じて手摺部の高さを調整することができ、これによ
っても、ステップの昇り易さを向上させることができ
る。
【0008】なお、本明細書において、特に明示しない
限り、「上下」及び「左右」とは、図2を基準として用
いるものとする。また、「前」とは、図3中下方につい
て用いるものとし、「後」とは、同図中上方について用
いるものとする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0010】図1には、実施例に係る踏み台の概略斜視
図が示され、図2には、図1の正面図が示されている。
これらの図において、踏み台10は、略水平面内に位置
するとともに三段に亘る階段状をなすように設けられた
三枚のステップ11と、これらステップ11の長手方向
(左右方向)両側を支持するように対称配置された第1
及び第2の支持体12,13と、これら第1及び第2の
支持体12,13の後部を連結するリンク機構14とを
備えて構成されている。
【0011】前記各ステップ11は、特に限定されるも
のでないが、本実施例では、適宜な樹脂材を用いた一体
成形品が採用されている。各ステップ11は、図3及び
図4に示されるように、平面視左右方向に横長な略長方
形状となるプレート状に設けられたステップ本体16
と、このステップ本体16の後端側に沿う位置に設けら
れて当該ステップ本体16の上面より起立する立上り面
部17と、ステップ本体16の左端側(一端側)に沿っ
て形成された貫通穴18及び当該左端側に設けられた二
つの凹状部19を備えた第1の軸受容部21と、ステッ
プ本体16の右端側(他端側)下面に設けられて前後方
向に延びるとともに、四分割となる筒状に形成された第
2の軸受容部22と、ステップ本体16の上面に形成さ
れた高さ表示部23とを備えて構成されている。各ステ
ップ本体16の前端面は、図5に示されるように、側面
視半円状となる円弧状面25により形成され、この円弧
状面25に滑り防止部26が左右方向に沿って所定間隔
毎に設けられている。また、最上段に位置するステップ
11は、そのステップ本体16の後端側に当該ステップ
本体16と略同一面内に位置する拡張用ステップ27を
備え、この拡張用ステップ27に前述と同様の立上り面
部17が設けられている。
【0012】前記各高さ表示部23は、図3に示される
ように、各ステップ11の床面からの高さ位置を表示し
ており、本実施例では、最下段のステップ11から順に
「20cm」、「40cm」及び「60cm」と表示さ
れている。各高さ表示部23は、ステップ本体16の上
面内に樹脂成形によって施された凹凸により一体的に形
成され、当該凹凸の深さは、ステップ11上を歩行する
際に、足裏以外が接触することのない、つまり、歩行時
に躓くことのない深さに設定されている。また、高さ表
示部23は、ステップ11毎に表示位置が異なるように
設けられ、すなわち、最下段のステップ11の高さ表示
部はステップ11上面における左寄りの位置に、中段の
ステップ11は略中央位置に、最上段のステップ11は
右寄りの位置に設けられている。
【0013】前記各滑り防止部26は、前記円弧状面2
5上に樹脂成形によって一体的に設けられている。これ
らの滑り防止部26は、図3及び図5に示されるよう
に、前記円弧状面25から上方に延びるとともに、平面
視略半円弧状となる垂直部29と、この垂直部29の上
端に連なってステップ本体16の上面と略同一面内に位
置する平面部30とを備えている。従って、滑り防止部
26は、ステップ本体16の前端より突出しない構成と
なり、ステップ11を昇るときに、爪先が滑り防止部2
6に躓き難いようになっている。
【0014】前記第1及び第2の支持体12,13は、
パイプ材を用いて構成されている。これら第1及び第2
の支持体12,13は、図1に示されるように、下部支
持体31と、当該下部支持体31の上部に位置する上部
支持体32とにより構成され、全体として閉ループ構造
をなすように設けられている。
【0015】前記各下部支持体31は、前後方向に沿っ
て延びる下部フレーム34と、この下部フレーム34の
前後両側から起立して相互に略平行となる前部フレーム
35及び後部フレーム36と、前部フレーム35の下端
側及び後部フレーム36の上端側を連結する補強フレー
ム37と、前部フレーム35及び後部フレーム36の上
端側にそれぞれ設けられたカバー部材38と、このカバ
ー部材38の外側から前部フレーム35及び後部フレー
ム36を貫通して上部支持体32が固定可能に設けられ
た固定部材40と、下部フレーム34の前後両側下方位
置にそれぞれ設けられた二つのアジャスタ41とを備え
ている。前記補強フレーム37は、前部フレーム35の
下端側から後方に向かって延びる下部補強フレーム42
と、この下部補強フレーム42に傾斜補強フレーム43
を介して連なるとともに、後部フレーム36の上端側に
連結された上部補強フレーム44とにより構成されてい
る。なお、本実施例では、下部フレーム34の下側にア
ジャスタ41を設けたが、当該アジャスタ41に代え
て、ストッパ付きのキャスタを設けてもよく、これによ
り、後述する各支持体12,13の離間接近移動を容易
に行うことが可能となる。
【0016】また、前記第1の支持体12における下部
支持体31は、図1に示されるように、アングル状に形
成された下部支持用フレーム46及び上部支持用フレー
ム47を備えており、下部支持用フレーム46は、傾斜
補強フレーム43の下部位置と前部フレーム35の下部
位置に連結され、上部支持用フレーム47は、前記傾斜
補強フレーム43の上部位置と中間位置に連結されてい
る。各支持用フレーム46,47及び上部補強フレーム
44には、図3に示されるように、前記第1の軸受容部
21の各凹状部19に受容される一対の第1の軸受部4
8がそれぞれ設けられており、図4に示されるように、
第1の軸受容部21の貫通穴18及び第1の軸受部48
に軸部材49を挿入し、この軸部材49の後端側に抜け
止め部材50を装着することで、ステップ11の左端側
が当該ステップ11を相対回転可能に連結することとな
る。また、各第1の軸受部48の形成位置は、図3に示
されるように、各ステップ11が隣接するステップ11
に対して前後方向に若干の隙間Sを生じるように配置さ
れており、これにより、使用者がステップ11を昇ると
きに、爪先がステップ11の下面側に入り込み難いよう
になっている。
【0017】前記第2の支持体13における下部支持体
31は、図1及び図2に示されるように、前部フレーム
35及び後部フレーム36の外周面左側に沿う位置に設
けられた移動支持フレーム52を備えている。この移動
支持フレーム52は、前部フレーム35の下端側から後
方に向かって延びる下部移動フレーム53と、この下部
移動フレーム53の後端から上方に向かって延びる鉛直
移動フレーム54と、この鉛直移動フレーム54の上端
に連なるとともに、後端が後部フレーム36の上端側に
位置する上部移動フレーム55と、下部移動フレーム5
3及び鉛直移動フレーム54に連結されたアングル状の
中間移動フレーム57とを備えて構成されている。下部
移動フレーム53、中間移動フレーム57及び上部移動
フレーム55には、図4に示されるように、前記第2の
軸受容部22の分割位置に嵌め込み可能な一対の第2の
軸受部58がそれぞれ設けられており、これら第2の軸
受容部22及び第2の軸受部58には、軸部材59が挿
入され、当該軸部材59の後端側に抜け止め部材60が
装着される。これにより、各ステップ11が移動支持フ
レーム52に対して相対回転可能となっている。また、
後部フレーム36の上部位置には、図4に示されるよう
に、上部移動フレーム55の後端側を支持する受け部材
61が設けられている一方、前部フレーム35及び下部
移動フレーム53の前端側には、図6に示されるよう
に、移動支持フレーム52の上下移動を案内するスライ
ド機構63が設けられている。
【0018】前記スライド機構63は、前部フレーム3
5の延出方向すなわち上下方向に沿って設けられたスリ
ット穴64と、前記下部移動フレーム53の前端側に設
けられるとともに、前部フレーム35の外周面に沿う円
弧面を有する接触面部65と、この接触面部65に装着
されてスリット穴64を貫通するとともに、当該スリッ
ト穴64に係り合って接触面部65と前部フレーム35
の接触状態を維持するねじ66と、このねじ66と相互
に作用して接触面部65を挟み込むナット68と、ねじ
66の先端側に引っ掛かり可能に設けられたストッパ6
9とを備えて構成されている。ストッパ69は、クリッ
プに近似した構成となっており、面形状が略コ字状とな
る傾斜面部70と、この傾斜面部70の下端に連なる押
圧面部71と、この押圧面部71に連なるとともに、傾
斜面部70が前部フレーム35に対して離間接近する方
向の回転を許容するヒンジ部73と、このヒンジ部73
の軸部分に設けられて常時は図6に示された位置を保持
するばね74とを備えている。これにより、図6に示さ
れる位置から下部移動フレーム53を下降させると、傾
斜面部70が回転して当該傾斜面部70の切欠部70A
内にねじ66の先端が受容され、下部移動フレーム53
の上下移動が規制される。また、この状態から、ばね7
4の力に抗して押圧面部71を押圧することにより、ね
じ66の先端が前記切欠部70Aから外れて下部移動フ
レーム53を上下移動させることが可能となる。
【0019】前記各上部支持体32は、図1に示される
ように、ステップ11の両側上方に位置する手摺部75
として構成されている。この手摺部75は、下部支持体
31の前部フレーム35を構成するパイプの内部に下端
側が挿入された前部スライドフレーム76と、この前部
スライドフレーム76の上端から斜め上後方に延びる傾
斜フレーム77と、この傾斜フレーム77の上端を屈曲
して後方に向かって延びる上部フレーム78と、この上
部フレーム78の後端を屈曲して下方に延びるととも
に、下端側が後部フレーム36を構成するパイプ内に挿
入された後部スライドフレーム79と、傾斜フレーム7
7及び上部フレーム78の外周側をカバーするように設
けられたラバー等からなるグリップ部80とを備えてい
る。前部スライドフレーム76及び後部スライドフレー
ム79は、前部フレーム35及び後部フレーム36内に
差し込まれた状態となって上下移動可能となる一方、前
記各固定部材40を締め付けることにより上下移動が規
制され、これにより、手摺部75全体の高さ調整が可能
となっている。また、傾斜フレーム77の傾斜角度は、
各ステップ11の前端相互を結ぶ仮想直線の傾斜角度と
略同一に設定されている。すなわち、何れかのステップ
11上に立った場合であっても、各ステップ11から傾
斜フレーム77の高さ位置が一定になるように設定され
ている。
【0020】前記リンク機構14は、図2及び図4に示
されるように、複数の細長いプレート材の両端側をピン
82を用いてそれぞれ回転可能に連結することにより構
成されている。リンク機構14は、第1の支持体12に
おける後部フレーム36の下端側と第2の支持体13に
おける後部フレーム36の上端側を連結する第1の連結
プレート84と、この第1の連結プレート84の略中間
位置と第2の支持体13における後部フレーム36の下
端側を連結する第2の連結プレート85と、第1の連結
プレート84の上端側と最上段に位置するステップ11
の後端面を連結する第3の連結プレート86とを備えて
構成されている。第1の連結プレート84の上端側に設
けられたピン82は、第2の支持体13の後部フレーム
36及び後部スライドフレーム79に渡って形成された
スリット穴88を貫通するとともに、当該スリット穴8
8に係り合い可能に設けられ、これにより、ピン82
は、スリット穴88内で上下移動でき、且つ、第1及び
第3の連結プレート84,86の回転を許容するように
なっている。また、リンク機構14は、図2に示される
ように、ステップ11を略水平姿勢としたときに、第1
及び第2の支持体12,13の離間を防止して、これら
の平行状態を安定的に維持することができ、第1及び第
2の支持体12,13を離間及び接近させる場合、図7
及び図8に示されるように、これらの平行状態を保ちな
がら直線的且つスムースに離間接近移動させるようにな
っている。
【0021】以上の構成において、図2に示される状態
から第1及び第2の支持体12,13を接近する場合、
まず、前記ストッパ69とねじ66とのロックを解除し
てから、ステップ11を下側から少し持ち上げて当該ス
テップ11が図2中右上りとなるように若干傾ける。次
に、第1及び第2の支持体12,13を相互に接近する
方向に外力を付与することにより、図7に示されるよう
に、各ステップ11の上面が第1の支持体12に接近す
る方向すなわち反時計方向に回転するとともに、移動支
持フレーム52及び各ステップ11の右端側が上昇す
る。この際、第2の支持体13は、各ステップ11の右
端が上昇するので、略平行状態を維持しつつ同一の高さ
位置で第1の支持体12に向かって直線的に移動するこ
ととなる。そして、最終的に、第1及び第2の支持体1
2,13及び各ステップ11が図8に示されるような折
り畳まれた状態となり、この状態で、各ステップ11
は、閉ループとなる第1及び第2の支持体12,13の
外側に突出しないようになっている。
【0022】一方、図8に示される状態から踏み台10
を使用状態にセットする場合には、第1及び第2の支持
体12,13を相互に離間する方向に引っ張ることによ
り、各ステップ11を略水平姿勢とすればよい。これに
より、ねじ66がストッパ69に引っ掛かり、移動支持
フレーム52の上下移動及び各ステップ11の回転が規
制され、各ステップ11の水平姿勢が安定的に維持され
ることとなる。
【0023】従って、このような実施例によれば、図1
及び3に示されるように、手摺部75の前後幅を三枚の
ステップ11の前後幅と略同一としたから、手摺部75
を掴みながらステップ11を昇降するときに、手が手摺
部75より前後方向にはみ出さなくなり、これにより、
ステップ11の踏み外しを防止して昇降時の安全性を向
上させることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、第1及
び第2の支持体を下部支持体と、当該下部支持体の上部
に位置する上部支持体とにより構成するとともに、上部
支持体を利用して、ステップの両側上方位置に手摺部を
設けたから、両手で手摺部を掴んでステップを昇降する
ことができ、これにより、高齢者等の体力的に弱い者で
あっても、踏み台を安定的且つ容易に昇降することがで
きる。また、ステップ上で作業を行う場合には、手摺部
に掴まる方の手を使用者が選択することができ、従来タ
イプの踏み台と比較して作業性を格段に向上させること
が可能となる。
【0025】また、手摺部は、階段状となる各ステップ
を結ぶ仮想直線の傾斜角度と略同一の傾斜角度を備えて
いるから、各ステップからの手摺部の高さ位置が一定と
なり、これにより、使用者が各ステップ毎に手摺部の高
さ位置を確認することなく、手摺部を安心して使用する
ことができる。
【0026】更に、手摺部を高さ調整可能に設けた場合
には、使用者の身長に応じて手摺部の高さを調整し、当
該手摺部を掴み易い高さで使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る踏み台の概略斜視図。
【図2】図1の正面図。
【図3】図1の平面図。
【図4】図1の要部概略分解斜視図。
【図5】ステップの側面図。
【図6】スライド機構の拡大斜視図。
【図7】各支持体が接近した中間状態を示す図2と同様
の正面図。
【図8】各支持体が接近した最終状態を示す図2と同様
の正面図。
【符号の説明】
10 踏み台 11 ステップ 12 第1の支持体 13 第2の支持体 31 下部支持体 32 上部支持体 75 手摺部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略水平面内に位置可能な少なくとも一段
    のステップと、このステップの両端側を支持するように
    対称配置された第1及び第2の支持体とを備えた踏み台
    において、 前記第1及び第2の支持体は、下部支持体と、当該下部
    支持体の上部に位置する上部支持体とからなり、この上
    部支持体は手摺部として構成されていることを特徴とす
    る踏み台。
  2. 【請求項2】 前記ステップは、階段状をなすように複
    数設けられ、前記手摺部は、各ステップを結ぶ仮想直線
    の傾斜角度と略同一の傾斜角度に設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の踏み台。
  3. 【請求項3】 前記手摺部は、高さ調整可能に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載の踏み台。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011161208A (ja) * 2010-01-12 2011-08-25 Tokuo Aoi 手すり付き踏み台昇降健康器具
KR200463926Y1 (ko) 2012-06-15 2012-12-07 문석민 조립식 사다리
JP2015175109A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 補助器具

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