JP2002161026A - ムース - Google Patents

ムース

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JP2002161026A
JP2002161026A JP2000399340A JP2000399340A JP2002161026A JP 2002161026 A JP2002161026 A JP 2002161026A JP 2000399340 A JP2000399340 A JP 2000399340A JP 2000399340 A JP2000399340 A JP 2000399340A JP 2002161026 A JP2002161026 A JP 2002161026A
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JP
Japan
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polyoxyethylene
ether
cholesterol
cholestanol
liquid crystal
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Pending
Application number
JP2000399340A
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English (en)
Inventor
Seishi Matsubara
征志 松原
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TOSHIN KAGAKU KK
Original Assignee
TOSHIN KAGAKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明者らはコレステリック液晶を衣服などに
付着せず、必要な部位に必要な量を塗布でき、さらに白
色の泡状より、塗布することによって発色し、外観的美
観をも備えた製剤をさらに泡立ち等の改善を試みた。 【解決手段】コレステリック液晶とポリオキシエチレン
コレステリルエーテル、ポリオキシエチレンコレスタリ
ルエーテル、ポリオキシエチレンフィトステリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンフィトスタリルエーテルの1種
以上を配合したムースは上記の課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外観上優れており、
また、皮膚にとっても非常に有効な効果を示し、安全性
の高いコレステリック液晶とポリオキシエチレンコレス
テリルエーテルをムースに応用した化粧品に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】コレステリック液晶は皮膚への有効性の
みならず、外観的美観も備えていることから、広く化粧
品への応用されており、さらには、エアゾールにも応用
されている。(特開平2−138386号公報)しか
し、エアゾールでは液晶が所望する皮膚上の部位のみな
らず、他の皮膚の部位や衣服に付着する場合がある。液
晶は皮膚への有効性も強く安全性も高いが、衣服等に付
着すると、水などで簡単に落とせないため、利用に制限
があった。しかし、ムースにすることによって解決され
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らはコレステ
リック液晶を衣服などに付着せず、必要な部位に必要な
量を塗布でき、さらに白色の泡状より、塗布することに
よって発色し、外観的美観をも備えた製剤化した。しか
し用途によってはさらに泡立ち等の改善の余地があっ
た。
【0004】
【発明が解決するための手段】本発明者は鋭意検討して
結果、ムースにコレステリック液晶に加えて、ポリオキ
シエチレンコレステリルエーテルを配合することによっ
て泡立ちなどが改善しムースとしての有効性を増すこと
を見出した。これはコレステリック液晶を含むムースの
利用の拡大になる。
【0005】コレステリック液晶を構成する成分に特に
限定なく、コレステロール、コレスタノール、フィトス
テロール等の脂肪酸エステルを利用できる。例示すれ
ば、コレステロール酢酸エステル、コレステロールプロ
ピオン酸エステル、コレステロール酪酸エステル、コレ
ステロールヘキサン酸エステル、コレステロールオクタ
ン酸エステル、コレステロールノナン酸エステル、コレ
ステロールラウリル酸エステル、コレステロールデカン
酸エステル、コレステロールミリスチン酸エステル、コ
レステロールパルミチン酸エステル、コレステロールス
テアリン酸エステル、コレステロールイソステアリン酸
エステル、コレステロールオレイン酸エステル、コレス
タノール酢酸エステル、コレスタノールプロピオン酸エ
ステル、コレスタノール酪酸エステル、コレスタノール
ヘキサン酸エステル、コレスタノールオクタン酸エステ
ル、コレスタノールノナン酸エステル、コレスタノール
ラウリル酸エステル、コレスタノールデカン酸エステ
ル、コレスタノールミリスチン酸エステル、コレスタノ
ールパルミチン酸エステル、コレスタノールステアリン
酸エステル、コレスタノールイソステアリン酸エステ
ル、コレスタノールオレイン酸エステル、フィトステロ
ール酢酸エステル、フィトステロールプロピオン酸エス
テル、フィトステロール酪酸エステル、フィトステロー
ルヘキサン酸エステル、フィトステロールオクタン酸エ
ステル、フィトステロールノナン酸エステル、フィトス
テロールラウリル酸エステル、フィトステロールデカン
酸エステル、フィトステロールミリスチン酸エステル、
フィトステロールパルミチン酸エステル、フィトステロ
ールステアリン酸エステル、フィトステロールイソステ
アリン酸エステル、フィトステロールオレイン酸エステ
ル等が利用できる。また、コレステロールクロライド、
コレステロールブロマイド等のコレステロールハロゲン
化物、コレスタノールクロライド、コレスタノールブロ
マイド等のコレスタノールハロゲン化物、ばシトステロ
ールクロライド、シトステロールブロマイド、カンペス
テロールクロライド、カンペステロールブロマイド等の
植物ステロールハロゲン化物なども利用することができ
る。
【0006】以上より希望する発色や粘度を考慮して原
料の種類と量を選択する。これにポリオキシエチレンコ
レステリルエーテルを配合する。ポリオキシエチレンの
付加モル数は特に限定はないが、平均HLBが10以上
になるようにするのが望ましい。また、コレステロール
はコレスタノール、フィトステロール、フィトスタノー
ルであってもなんら問題はない。製剤によっては複数の
ポリオキシエチレンコレステリル(コレスタリル、フィ
トステリル、フィトスタリル)エーテルを併用した方が
良好な製剤が得られる場合がある。実際に多くのポリオ
キシエチレンコレステリル(コレスタリル、フィトステ
リル、フィトスタリル)エーテルが市販されているので
これを用いればよい。例示すれば、日本エマルジョン社
製CS−15、CS−20、CS−24、CS−30、
日光ケミカルズ社製BPS−10、BPS−20、BP
S−30、BPSH−25、DHC−30等を利用すれ
ばよい。他の界面活性剤も当然利用できるが、泡安定性
や安全性等から配合するとしても当然制約がある。
【0007】N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジエス
テルを配合すると、保湿性が高まりしっとり感などが増
しさらに効果が高くなることは言うまでもない。また、
これ以外にビタミンEやビタミンA、油溶性ビタミンC
誘導体などの有効成分やスクワレン、ホホバ油、マカデ
ミアナッツ油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ
油、月見草油、ヒマシ油、ヒマワリ油、カカオ脂、ヤシ
油、スクワラン、牛脂、モクロウ、ミツロウ、キャンデ
リラロウ、鯨ロウ、シリコン油、流動パラフィン、セレ
シン、ワセリン等の油分、ステアリルアルコール、ミリ
スチルアルコール、セチルアルコール等の高級アルコー
ル、ステアリン酸、ベヘニール酸、ラウリン酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、リノール酸、リノレン酸等の高
級脂肪酸等を官能調整などの目的で配合することができ
る。しかし、塗布したときに液晶構造を保つ程度に配合
量を制限した方がこの製剤の利点は多くなることは当然
である。
【0008】これをノズルがついた密閉できる容器に入
れ、ガスを充填する。ガスは、LPGやDMEガス、ブ
タン、プロパン、イソブタン、ジメチルエーテル、炭酸
ガス、窒素ガスなどが単独或いは2種以上の混合して利
用できるが本発明者らが実験したところ、LPGガスが
もっとも本発明に適しており、LPGガス単独か、LP
Gガスを主に用いるとよいことが判った。また、LPG
ガス等はコレステリック液晶を溶解するので、相溶性の
ガスを用いると、使用時に振って混合する必要がなくな
りこれもまた、本発明の利点の1つとなる。これを全体
の配合量の5〜25%(重量%)、好ましくは7〜20
%配合する。製品圧力は3kg/cm以下が好まし
い。ガスの圧や量は高いと霧状に噴霧され、本発明の主
旨より逸脱するので、配合した成分なども勘案し調整す
る必要がある。
【0009】以下に実施例を記載するが当然これに限定
されるものではない。
【0010】実施例1 コレスタノールオレイン酸エステルを50g、コレステ
ロールノナン酸エステルを50g、フィトステロール酪
酸エステルを30g、コレステロール酪酸エステルを3
0g、ポリオキシエチレン(30モル)コレステロール
(日本エマルジョン社製EMALAX CS−30)を
0.1gをスプレー付容器に入れ、LPGガスを3kg
/cmまで充填後密封した。
【0011】実施例2 コレステロールプロピオン酸エステルを50g、コレス
テロールノナン酸エステルを50g、コレスタノールデ
カン酸エステルを30g、コレステロール酪酸エステル
を30g、ポリオキシエチレン(25モル)フィトスタ
ノール(日光ケミカルズ社製BPSH−25)を1.0
g、ビタミンEを0.5gをスプレー付容器に入れ、L
PGガスを3kg/cmまで充填後密封した。
【0012】実施例3 コレステロールプロピオン酸エステルを50g、フィト
ステロールオクタン酸エステルを50g、コレスタノー
ルパルミチン酸エステルを30g、ステロール酢酸エス
テルを10g、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ
(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)(味の
素社製エルデュウCL−301)を1.0g、ポリオキ
シエチレン(30モル)コレステロール(日本エマルジ
ョン社製EMALAX CS−30)を0.5g、ポリ
オキシエチレン(30モル)コレスタノール(日光ケミ
カルズ社製DHC−30)を0.2gビタミンEを0.
5gをスプレー付容器に入れ、LPGガスを3kg/c
まで充填後密封した。
【0013】
【発明の効果】実施例を使用すると、衣服などに付着せ
ず、必要な部位に必要な量を塗布でき、さらに白色の泡
状より、塗布することによって発色し、外観的美観をも
備えた製剤であることが明白である。さらにポリオキシ
エチレンコレステリルエーテル、ポリオキシエチレンコ
レスタリルエーテル、ポリオキシエチレンフィトステリ
ルエーテル、ポリオキシエチレンフィトスタリルエーテ
ルの1種以上を配合したムースは使用時の泡立ちがよく
なり、安全性もよくコレステリック液晶を配合したムー
スの利用範囲を拡大した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コレステリック液晶とポリオキシエチレ
    ンコレステリルエーテル、ポリオキシエチレンコレスタ
    リルエーテル、ポリオキシエチレンフィトステリルエー
    テル、ポリオキシエチレンフィトスタリルエーテルの1
    種以上を配合したムース
JP2000399340A 2000-11-24 2000-11-24 ムース Pending JP2002161026A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2000399340A JP2002161026A (ja) 2000-11-24 2000-11-24 ムース

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