JP2002160899A - 荷役車両 - Google Patents

荷役車両

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JP2002160899A JP2000361481A JP2000361481A JP2002160899A JP 2002160899 A JP2002160899 A JP 2002160899A JP 2000361481 A JP2000361481 A JP 2000361481A JP 2000361481 A JP2000361481 A JP 2000361481A JP 2002160899 A JP2002160899 A JP 2002160899A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】初心者でも効率良く簡単に積出し作業ができる
荷役車両を提供する。 【解決手段】通常の走行モードとは別に、車体1が旋回
する旋回モードを設ける。旋回モードにおいて、ロード
ホイール5a,5bおよびドライブホイール8の向き
を、フォーク2bの先端部Bを中心とする円周R1〜R
3に沿うようにセットする。この結果、車体1は先端部
Bを中心として旋回が可能となり、パレット40の正面
に車体1を簡単に位置させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトの
ような荷役車両に関し、特に車体の旋回が可能な荷役車
両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フォークリフトは、車体の前方に設けら
れたフォークの上に荷を載置して運搬する荷役車両であ
って、運転者がハンドルやレバーを操作することによっ
て、車体の進行方向を変えたり、フォークを昇降させた
りすることができる。このようなフォークリフトを用い
て荷を積出す場合、荷がパレットの上に積載されている
場合は、フォークの先端をパレットの挿入口に差し込ん
で、パレットごと荷をすくい取る作業が行われる。
【0003】図18はこの様子を示したもので、フォー
クリフト100およびパレット40を上面から見た図で
ある。図において、1はフォークリフト100の車体、
2a,2bは車体1の前方左右に設けられたフォーク、
3はフォーク2a,2bを昇降させるためのマストであ
る。パレット40は、図19に示すように、木製の板材
42を組み合せて形成されており、両端の桁421と中
央の桁422との間に、フォーク2a,2bが挿入され
る挿入孔41が形成されている。
【0004】いま、フォークリフト100がパレット4
0に対して図18(a)のような位置にある場合、図1
8(b)のように、フォーク2a,2bがパレット40
の挿入孔41の真正面に対応する位置までフォークリフ
ト100を移動させる。フォークリフト100がカウン
タバランス型の場合は、この状態から車体1を前方へ直
進させ、フォーク2a,2bを挿入孔41に差し込む。
また、フォークリフト100がリーチ型であれば、マス
ト3を前方へ繰り出してフォーク2a,2bを挿入孔4
1へ差し込む。その後フォーク2a,2bを上昇させる
ことによって、パレット40およびその上に積載された
荷(図示省略)が積出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フォー
クリフト100を図18(a)の位置から(b)の位置
まで移動させるためには、ハンドルやレバーを操作し
て、車体1の向きを変えたり、横移動や前後進などを行
いながら車体1を移動させる必要がある。このため、初
心者にとってはスムーズに車体1を所望位置まで移動さ
せることが難しく、特に、(a)のようにフォーク2
a,2bがパレット40に接近した位置にある場合は、
何回も操作をやり直す必要があり、積出し作業に非常に
時間がかかっていた。また、スペースの狭い場所では、
車体1の移動範囲に制約があるため、上記作業は一層効
率の悪いものとなっていた。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するも
のであって、初心者でも効率良く簡単に積出し作業がで
きる荷役車両を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、通常の走行モードとは別に、車体が旋
回する旋回モードを設け、モード切換手段によってこれ
らのモードを切換えるようにしている。そして、旋回モ
ードにおいて、荷載置台の先端部近傍を中心として車体
が旋回するようにしている(請求項1)。このようにす
ることで、車体は荷載置台の先端部近傍を中心に旋回す
るので、車体を荷やパレットに対して正面に位置させる
ことが容易となり、積出し作業を短時間で行うことがで
きる。
【0008】車体の旋回中心としては、種々の形態が考
えられる。荷載置台が車体前方の左右に設けられている
場合、いずれか一方の荷載置台の先端部を旋回中心とす
ることができる(請求項2)。また、各荷載置台の先端
部を結ぶ線の略中央部を旋回中心に設定してもよい(請
求項3)。あるいは、各荷載置台の先端部より所定距離
だけ前方の位置を旋回中心とすることもできる(請求項
4)。
【0009】また、本発明では、複数の旋回中心の中か
ら所望の旋回中心を選択するための旋回中心選択手段を
設けてもよい(請求項5)。この場合、旋回中心が選択
されたときに、当該旋回中心を中心として車体が旋回す
るように、ハンドル操作でホイールを所定角度に設定す
るようにしてもよいし(請求項6)、ハンドル操作に代
えて、自動的にホイールを所定角度に設定するようにし
てもよい(請求項7)。
【0010】また、旋回中心選択手段を設ける代わり
に、旋回モードでハンドルを左旋回したときに、左側の
荷載置台の先端部を旋回中心に設定し、ハンドルを右旋
回したときに、右側の荷載置台の先端部を旋回中心に設
定するようにしてもよい(請求項8)。
【0011】また、リーチ型フォークリフトのように荷
載置台が車体の前後方向に移動自在に設けられている荷
役車両においては、荷載置台の位置に応じて旋回中心を
変える必要があるので、荷載置台が車体に対して移動し
た位置を検出する位置検出手段を設け、この位置検出手
段が検出した荷載置台の位置に基づいて車体の旋回中心
位置を算出するようにすればよい(請求項9)。
【0012】さらに、本発明においては、車体の旋回が
終了した後、旋回モードから走行モードへの切換えが行
われ、かつ、車体の直進が可能な状態にホイールが戻る
まで、車体の走行を禁止する(請求項10)。こうする
ことで、車体が予期せぬ方向へ発進するのを防止するこ
とができる。この場合、車体の直進が可能な状態になっ
たときに走行可能を報知する報知手段を設けるとよい
(請求項11)。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態であ
るリーチ型フォークリフトを示している。図において、
100は荷役車両としてのリーチ型フォークリフト(以
下、単にフォークリフトと記す)、1はフォークリフト
100の車体、2a,2bは車体1の前方左右に設けら
れた荷載置台としてのフォーク、3はフォーク2a,2
bを昇降させるためのマスト、4は車体1の進行方向を
変えるためのハンドルである。50は車体1の一部を構
成するストラドルアーム、51はオペレータ(運転者)
が立った状態で操作を行なうための運転席、52は車体
1の走行やフォーク2a,2bの昇降などを行うための
操作レバー、53は運転席51の上方に設けられて落下
物からオペレータを保護するためのヘッドガードであ
る。5bは車体前方に設けられたロードホイール、8は
車体後方に設けられたドライブホイール、14は運転席
51の前方に設けられた表示パネルである。
【0014】図2は、フォークリフト100の要部の構
成を平面図として表したものである。図において、図1
と同一部分には同一符号を付してある。ロードホイール
5a,5bは車体前方の左右に一対設けられており、そ
れぞれのロードホイールを旋回させるためのステアリン
グモータ6a,6bが設けられている。また、各ステア
リングモータには、ロードホイールの旋回角度を検出す
る角度センサ7a,7bが設けられている。9はハンド
ル4の操作と連動して回転しドライブホイール8の旋回
を補助するためのステアリングモータ、10はドライブ
ホイール8の旋回角度を検出する角度センサである。1
1はキャスターホイールであって、全方向にフリーに旋
回するようになっている。12はフォーク2a,2bの
位置を検出するための位置検出手段としてのポテンショ
メータ、13は各部の制御を行うコントローラ、14は
前述した表示パネルである。
【0015】図3は、上述したフォークリフト100の
電気的構成を示したブロック図であって、図2と同一部
分には同一符号を付してある。ここでは、本発明に関係
するブロックだけを示してあり、ドライブホイール8用
のステアリングモータ9および角度センサ10や、その
他のモータ、操作レバー、各種スイッチ等は図示を省略
してある。モード切換スイッチ20は本発明のモード切
換手段を構成し、旋回中心選択スイッチ21は本発明の
旋回中心選択手段を構成し、報知器22は本発明の報知
手段を構成する。また、コントローラ13は本発明の旋
回中心位置算出手段を構成する。
【0016】図4は、表示パネル14における初期画面
の例を示している。表示パネル14には、通常の走行モ
ードを選択するための走行モードスイッチ23と、旋回
モードを選択するための旋回モードスイッチ24とが設
けられており、これらのスイッチ23,24によって、
図3のモード切換スイッチ20が構成される。25は各
種案内が表示される案内表示部である。
【0017】図4において、走行モードスイッチ23を
押すと、表示パネル14の画面は、図5で示したような
走行モード画面に切換わる。この画面には、フォークリ
フト100の走行方向を選択するための走行方向選択ス
イッチ26が表示される。走行方向選択スイッチ26の
いずれかを押すと、案内表示部25にハンドル操作を案
内する文字や記号が表示されるが、本発明の要部ではな
いので、詳細は省略する。
【0018】図4において、旋回モードスイッチ24を
押すと、表示パネル14の画面は、図6で示したような
旋回モード画面に切換わる。この画面には、図3で示し
た旋回中心選択スイッチ21が表示され、荷の積出しを
行う場合に、このスイッチ21によってフォークリフト
100の旋回中心を選択する。ここでは、旋回中心とし
て「右」、「左」、「中」の3つを選択できるようにな
っており、それぞれに対応して合計3個の旋回中心選択
スイッチ21a〜21cが設けられている。28はパレ
ットの積重ねを行う場合の旋回中心を設定するスイッチ
であるが、本発明の要部ではないので、詳細説明は省略
する。29は旋回モードから通常の走行モードに戻し
て、車両を直進可能な状態(標準モード)にするための
標準モードスイッチである。この標準モードスイッチ2
9も、図4のスイッチ23,24とともに本発明のモー
ド切換手段を構成している。
【0019】ここで、車体1の旋回について述べると、
たとえば「左」を旋回中心とした場合は、図10(a)
に示すように、車体1は左側のフォーク2bの先端部B
を中心として矢印Y方向に旋回する。また、「右」を旋
回中心とした場合は、図11に示すように、車体1は右
側のフォーク2aの先端部Aを中心として矢印Y方向に
旋回する。さらに、「中」を旋回中心とした場合は、図
12に示すように、車体1はフォーク2aの先端部Aと
フォーク2bの先端部Bとを結ぶ線の中央部Cを旋回中
心として矢印Y方向に旋回する。これらの各図について
の詳細は後述する。
【0020】図7および図8は、旋回中心選択スイッチ
21を押した後に、案内表示部25に表示される画面の
例を示しているが、これらについても後で詳しく説明す
る。
【0021】図9は、フォークリフト100を旋回させ
る場合の手順を示したフローチャートである。以下、こ
のフローチャートに従って動作を説明する。図4に示し
た表示パネル14の初期画面において、モード切換スイ
ッチ20を押すと(ステップS1)、いずれのスイッチ
が押されたかが判定される(ステップS2)。走行モー
ドスイッチ23が押された場合は(ステップS2;N
O)、通常の走行動作に移り、旋回モードスイッチ24
が押された場合は(ステップS2;YES)、表示パネ
ル14に図6の旋回モード画面を表示する(ステップS
3)。
【0022】次に、図6の画面において、旋回中心選択
スイッチ21のいずれかを押して(ステップS4)、車
体1の旋回中心を選択する。ここでは、スイッチ21b
が押され、旋回中心として「左」が選択されたとする。
旋回中心が選択されると、これがコントローラ13に読
み込まれ、コントローラ13はあらかじめメモリ(図示
省略)に記憶されているデータに基づいて旋回中心を決
定する(ステップS5)。続いて、表示パネル14の案
内表示部25に、図7に示したようなハンドルの操作案
内メッセージ31が文字と図形により表示される(ステ
ップS6)。
【0023】オペレータがこの操作案内メッセージ31
に従ってハンドル4を回すと(この例では右に回す)、
ハンドル4に連動してドライブホイール8が旋回する
(ステップS7)。そして、ドライブホイール8があら
かじめ設定された所定角度まで旋回したか否かを角度セ
ンサ10の出力をみて判定し(ステップS8)、設定位
置まで旋回していなければ(ステップS8;NO)、ハ
ンドル4の操作を続ける(ステップS7)。ドライブホ
イール8が設定位置まで旋回すると(ステップS8;Y
ES)、次に、ロードホイール5a,5bを設定位置ま
で旋回させる(ステップS9)。この旋回は、ステアリ
ングモータ6a,6bによって自動的に行われる。すな
わち、コントローラ13は、角度センサ7a,7bの出
力をみながら、ロードホイール5a、5bがあらかじめ
設定された所定角度になるまでステアリングモータ6
a,6bを駆動する。ロードホイール5a,5bが設定
位置まで旋回すると、案内表示部25に図8のようなモ
ード設定完了画面が表示され(ステップS10)、旋回
中心が「左」に設定されたことを知らせる。この画面に
は、モードおよび旋回中心32と、ホイールの向きなど
を表すイラスト33とが表示されている。
【0024】この状態では、各ホイールは旋回中心Bに
対して、図10(a)に示す向きに設定されている。す
なわち、ロードホイール5aは、旋回中心Bを中心とす
る半径r1の円周R1に沿う向きに設定され、ロードホ
イール5bは、旋回中心Bを中心とする半径r2の円周
R2に沿う向きに設定され、ドライブホイール8は、旋
回中心Bを中心とする半径r3の円周R3に沿う向きに
設定されている。
【0025】したがって、この状態から走行モータ(図
示省略)を回転させてドライブホイール8を駆動する
と、ロードホイール5a,5bおよびドライブホイール
8が、旋回中心Bを中心とする円周に沿って移動するの
で、これによって車体1は旋回中心Bを中心として、矢
印Y方向に旋回する(Yと逆方向の旋回も可能)。そし
て、車体1がパレット40に対して真正面となる図10
(b)の位置に来たときに旋回を停止させる。パレット
40は、図19に示したものと同じである。この状態
で、操作レバー52(図1)を操作してマスト3を前方
へ繰り出すと(リーチアウト)、図10(c)のよう
に、フォーク2a,2bがパレット40の挿入孔41に
差し込まれる。その後、操作レバー52を操作してフォ
ーク2a,2bを上昇させ、マスト3を後方へ戻すこと
によって(リーチイン)、パレット40およびその上に
積載された荷(図示省略)が積出される。積出しが終わ
ると、表示パネル14の標準モードスイッチ29(図
6)を押して、モードを旋回モードから走行モードにお
ける標準モードに切換え、ロードホイール5a,5bお
よびドライブホイール8の旋回角度をゼロに戻して、車
体1を前方または後方へ直進させる。
【0026】このようにして、上記実施形態によれば、
車体1がフォーク2bの先端部Bを中心として旋回する
ので、先端部Bがパレット40の挿入孔41の直前位置
まで来るようにフォークリフト100を移動すれば、車
体1がどの方向を向いていても、旋回によって容易にパ
レット40の正面に車体1を位置させることができ、フ
ォーク2a,2bを挿入孔41に対して迅速に位置決め
できる。したがって、初心者であっても、フォーク2
a,2bを挿入孔41に差込む作業を短時間で行うこと
ができ、積出し作業の効率が向上する。
【0027】なお、以上の例はリーチ型フォークリフト
の場合であるが、カウンタバランス型フォークリフトの
場合は、図10(b)の状態になったときにモードを旋
回モードから走行モードに切換え、ロードホイール5
a,5bおよびドライブホイール8の旋回角度をゼロに
戻してから、車体1を前方へ直進させることによって、
フォーク2a,2bがパレット40の挿入孔41に差し
込まれ、荷の積出しを行うことができる。
【0028】また、上記の例では、旋回中心選択スイッ
チ21bによってフォーク2bの先端部Bを旋回中心と
して選択したが、旋回中心選択スイッチ21aを押した
場合は、図11のように、フォーク2aの先端部Aが旋
回中心となるように、ロードホイール5a,5bおよび
ドライブホイール8の向きが設定され、車体1は先端部
Aを中心として矢印Y方向に旋回する。
【0029】また、旋回中心選択スイッチ21cを押し
た場合は、図12のように、フォーク2aの先端部Aと
フォーク2bの先端部Bとを結ぶ線の中央部Cが旋回中
心となるように、ロードホイール5a,5bおよびドラ
イブホイール8の向きが設定され、車体1は中央部Cを
中心として矢印Y方向に旋回する。
【0030】さらに、旋回中心選択スイッチ21にスイ
ッチを追加して、図13のように、フォーク2aの先端
部Aとフォーク2bの先端部Bから所定距離xだけ前方
の位置Dが旋回中心となるように、ロードホイール5
a,5bおよびドライブホイール8の向きを設定し、前
方位置Dを中心として車体1を旋回させるようにしても
よい。
【0031】図11〜図13のいずれの場合において
も、図10と同様に、ロードホイール5a,5bおよび
ドライブホイール8は、旋回中心を中心とする円周に沿
った向きに設定される。
【0032】ところで、図9の例では、旋回中心選択ス
イッチ21を押して旋回中心が決定された後、表示パネ
ル14に表示されるハンドル操作案内に従って、オペレ
ータが手動でハンドル4を操作してドライブホイール8
を所定角度まで旋回させたが、これを自動で行うことも
できる。図14はこの場合のフローチャートを示してお
り、図9と同一ステップには同一符号を付してある。
【0033】図14において、表示パネル14のモード
切換スイッチ20を押すと(ステップS1)、いずれの
スイッチが押されたかが判定され(ステップS2)、旋
回モードスイッチ24が押された場合は表示パネル14
に旋回モード画面を表示し(ステップS3)、旋回中心
選択スイッチ21で旋回中心を選択すると(ステップS
4)、コントローラ13が旋回中心を決定する(ステッ
プS5)。以上のステップは、図9と全く同じである。
【0034】次に、決定された旋回中心に基づいてドラ
イブホイール8をフォーク5bの先端部Bを中心とする
円周に沿う位置まで旋回させる(ステップS8a)。こ
の旋回のために、ステアリングモータ9とは別のステア
リングモータ(図示省略)が設けられる。そして、コン
トローラ13は、角度センサ10でドライブホイール8
の旋回角度を監視しながらステアリングモータを駆動
し、旋回角度が設定値になるとモータを停止する。その
後、図9の場合と同様に、ステアリングモータ6a,6
bによってロードホイール5a,5bを設定位置まで旋
回させ(ステップS9)、旋回が終了すると、案内表示
部25に図8のモード設定完了画面を表示する(ステッ
プS10)。
【0035】図14の実施形態によれば、旋回中心選択
スイッチ21を押して旋回中心を選択するだけで、あと
は自動的にドライブホイール8およびロードホイール5
a,5bが旋回して、選択された旋回中心を中心として
車体1が旋回可能な状態にセットされるので、オペレー
タの作業負担が一層軽減される。
【0036】図15は、本発明の他の実施形態に係るフ
ローチャートを示している。先の例では、旋回中心選択
スイッチ21のいずれかが押されることによって旋回中
心が決定されたが、図15ではハンドルを回す方向によ
って旋回中心を決定するようにしている。この場合は、
旋回中心はフォーク2aの先端部Aとフォーク2bの先
端部Bのいずれかとなる。
【0037】図15において、モード切換スイッチ20
を押すと(ステップS21)、いずれのスイッチが押さ
れたかが判定され(ステップS2)、走行モードスイッ
チ23が押された場合は(ステップS22;NO)、通
常の走行動作に移る。旋回モードスイッチ24が押され
た場合は(ステップS22;YES)、図6の表示パネ
ル14において、旋回中心選択スイッチ21に代えて、
ハンドルの右旋回または左旋回の案内表示がされ、オペ
レータはいずれかの方向にハンドル4を回す(ステップ
S23)。コントローラ13は、このときのハンドル4
の回転方向を判定し(ステップS24)、ハンドル4が
左側に旋回された場合は、図10の場合のように、フォ
ーク2bの先端部Bを旋回中心として決定する(ステッ
プS25)。また、ハンドル4が右側に旋回された場合
は、図11の場合のように、フォーク2aの先端部Aを
旋回中心として決定する(ステップS26)。
【0038】その後の動作は図14の場合と同様であ
り、決定された旋回中心に基づいてドライブホイール8
を設定位置、すなわちフォーク5aまたは5bの先端部
AまたはBを中心とする円周に沿う位置まで旋回させ
(ステップS27)、ロードホイール5a,5bを同様
に設定位置まで旋回させる(ステップS28)。そし
て、各ホイールの旋回が終了すると、案内表示部25に
図8のモード設定完了画面を表示する(ステップS2
9)。なお、ここではドライブホイール8を自動的に旋
回させる手順としたが、図9で説明したようなハンドル
操作によってドライブホイール8を旋回させてもよい。
【0039】図15の実施形態によれば、旋回中心選択
スイッチ21が不要となり、ハンドルをいずれかの方向
に回すだけで、回した側のフォークの先端部が旋回中心
として自動的に設定されるから、操作がより簡単なもの
となる。
【0040】ところで、フォークリフト100がリーチ
型の場合は、フォーク2a,2bが車体1の前後方向に
移動自在に設けられているため、図16(a)に示した
リーチインの状態と、図16(b)に示したリーチアウ
トの状態とでは、フォーク2a,2bの先端部A,Bの
位置が変化する。そこで、本発明の他の実施形態とし
て、フォーク2a,2bが車体1に対して移動した位置
に応じて、旋回中心を決定することが考えられる。
【0041】この場合、フォーク2a,2bの位置は、
フォーク位置検出用のポテンショメータ12(図2、図
3)によって検出することができる。その具体的構成と
しては、たとえば、ワイヤ(図示省略)の一端をマスト
3の下端部に接続するとともに、ワイヤの他端を車体1
に設けられた巻取リール(図示省略)に巻回し、マスト
3の移動に伴って回転する巻取リールの回転数をポテン
ショメータ12で検出することが考えられる。フォーク
位置の検出手段としては、ポテンショメータ12に代え
て、エンコーダを用いることもできる。
【0042】コントローラ13は、こうして検出された
フォーク2a,2bの位置に基づいて、車体1の旋回中
心を算出し、ロードホイール5a,5bおよびドライブ
ホイール8を、その旋回中心を中心とする円周に沿う向
きにセットする。このようにすれば、フォーク2a,2
bが車体1に対してどの位置にあっても、常に旋回中心
を正確に決定することができる。
【0043】また、両フォークを互いに逆方向に左右動
させてその間隔を自由に変更できるもの、および両フォ
ークを間隔一定のまま同一方向に左右動できるものにつ
いては、フォークの左右位置を検出する装置(たとえば
ポテンショメータ)を設けておき、フォークの左右動時
にはこの検出装置からの出力を演算要素として用いるこ
とによって、旋回中心を適切に定め得るようにしてもよ
い。
【0044】ところで、車体1が旋回可能な状態にセッ
トされた後は、前述のように、走行モータを駆動して車
体1を旋回させ、パレット40の正面位置で停止させて
積出しを行うが、作業が終了してフォークリフト100
を再び走行させる場合は、車体1が直進可能な状態とな
っていなければならない。しかるに、オペレータがうっ
かりして、モードを旋回モードから走行モードに戻すの
を忘れたり、あるいは走行モードに戻したが、各ホイー
ルが完全に直進状態まで戻らないうちに走行を開始した
場合は、車体1が旋回したり、予期せぬ方向へ突然発進
したりして、きわめて危険である。
【0045】そこで、このような危険を回避するため
に、車体1の旋回終了後にモードが旋回モードから走行
モードに戻され、かつ、車体の直進が可能な状態にホイ
ールが戻るまで、車体1の走行を禁止することが望まし
い。
【0046】図17は、この場合の手順を示したフロー
チャートであって、リーチ型フォークリフトの場合を例
に挙げている。まず車体1を旋回させ(ステップS3
1)、旋回が終了すれば(ステップS32;YES)、
リーチアウト操作をしてフォーク2a,2bで積出し作
業を行う(ステップS33)。積出し作業が完了すると
(ステップS34;YES)、旋回モードから走行モー
ドへの切換えが行われたか否かを判定する(ステップS
35)。走行モードへの切換えが行われなければ、切換
えが行われるまで待ち(ステップS35;NO)、走行
モードへの切換えが行われれば(ステップS35;YE
S)、走行モータの電磁ブレーキを作動させて走行禁止
の状態とする(ステップS36)。その後、ロードホイ
ール5a,5bおよびドライブホイール8を直進状態
(旋回角ゼロ)に戻す(ステップS37)。
【0047】各ホイールが直進状態に戻ると、車体1は
直進が可能な状態となり(ステップS38;YES)、
この時点で、フォークリフト100が走行可能になった
ことを報知器22(図3)がオペレータに報知する(ス
テップS39)。この報知器22はたとえばブザーで構
成され、ブザーが鳴るまでは走行操作を行なっても、車
体1は発進しない。オペレータがブザーを聞いて走行操
作を行うと(ステップS40)、車体1は前方または後
方への直進走行を開始する(ステップS41)。なお、
報知器22としてはブザーに代えてチャイムを用いても
よい。また、報知器22で音により報知することに代え
て、もしくはこれに加えて、表示パネル14に走行可能
の旨を表示するようにしてもよい。この場合、表示パネ
ル14は本発明の報知手段を構成する。
【0048】このようにして、図17の実施形態によれ
ば、車体旋回後に走行モードへの切換えが行われ(ステ
ップS35)、かつ、各ホイールが直進状態に戻った
(ステップS38)ことを条件として、車体1の走行を
可能としているので、オペレータの不注意によって、車
体1が旋回したり予期せぬ方向へ発進したりするのを防
止して安全が確保される。また、フォークリフトが走行
可能になったことを音や表示で報知するので、オペレー
タは円滑に走行操作を行うことができる。
【0049】なお、フォークリフト100がカウンタバ
ランス型の場合は、図17において、ステップS32で
旋回が終了するとステップS35に移行し、ステップS
33の積出し作業はステップS41の次に移動すること
になる。
【0050】上記実施形態ではフォークが2本の場合を
例に挙げたが、本発明は3本以上のフォークを有する荷
役車両にも適用することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、荷載置台の先端部近傍
を中心として車体を旋回させることで、車体を荷やパレ
ットに対して容易に位置決めできるので、初心者であっ
ても積出し作業を短時間で効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるリーチ型フォークリ
フトの斜視図である。
【図2】フォークリフトの要部の構成を表した平面図で
ある。
【図3】フォークリフトの電気的構成を示したブロック
図である。
【図4】表示パネルにおける初期画面の例である。
【図5】走行モード画面の例である。
【図6】旋回モード画面の例である。
【図7】案内表示部に表示される画面の例である。
【図8】案内表示部に表示される画面の例である。
【図9】フォークリフトを旋回させる場合の手順を示し
たフローチャートである。
【図10】旋回動作を説明する図である。
【図11】旋回動作の他の例を説明する図である。
【図12】旋回動作の他の例を説明する図である。
【図13】旋回動作の他の例を説明する図である。
【図14】本発明の他の実施形態に係るフローチャート
である。
【図15】本発明の他の実施形態に係るフローチャート
である。
【図16】フォークのリーチイン、リーチアウトを説明
する図である。
【図17】本発明の他の実施形態に係るフローチャート
である。
【図18】従来の積出し作業を説明する図である。
【図19】パレットの斜視図である。
【符号の説明】
1 車体 2a,2b フォーク 3 マスト 4 ハンドル 5a,5b ロードホイール 8 ドライブホイール 12 ポテンショメータ 13 コントローラ 14 表示パネル 20 モード切換スイッチ 21 旋回中心選択スイッチ 22 報知器 40 パレット A,B 先端部(旋回中心) 100 フォークリフト

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の旋回が可能な荷役車両であって、通
    常の走行モードと車体が旋回する旋回モードとを切り換
    えるモード切換手段を備え、 前記旋回モードにおいて、荷を載置するための荷載置台
    の先端部近傍を中心として車体が旋回するようにしたこ
    とを特徴とする荷役車両。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の荷役車両において、荷載
    置台は車体前方の左右に設けられており、いずれか一方
    の荷載置台の先端部を旋回中心として車体が旋回するこ
    とを特徴とする荷役車両。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の荷役車両において、荷載
    置台は車体前方の左右に設けられており、各荷載置台の
    先端部を結ぶ線の略中央部を旋回中心として車体が旋回
    することを特徴とする荷役車両。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の荷役車両において、荷載
    置台は車体前方の左右に設けられており、各荷載置台の
    先端部より所定距離だけ前方の位置を旋回中心として車
    体が旋回することを特徴とする荷役車両。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の荷役車両において、複数
    の旋回中心の中から所望の旋回中心を選択するための旋
    回中心選択手段を設けたことを特徴とする荷役車両。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の荷役車両において、旋回
    中心選択手段によって旋回中心が選択されたときに、当
    該旋回中心を中心として車体が旋回するように、ハンド
    ル操作でホイールを所定角度に設定することを特徴とす
    る荷役車両。
  7. 【請求項7】請求項5に記載の荷役車両において、旋回
    中心選択手段によって旋回中心が選択されたときに、当
    該旋回中心を中心として車体が旋回するように、自動的
    にホイールを所定角度に設定することを特徴とする荷役
    車両。
  8. 【請求項8】請求項2に記載の荷役車両において、旋回
    モードでハンドルを左旋回したときに、左側の荷載置台
    の先端部を旋回中心に設定し、ハンドルを右旋回したと
    きに、右側の荷載置台の先端部を旋回中心に設定するこ
    とを特徴とする荷役車両。
  9. 【請求項9】請求項1ないし請求項8のいずれかに記載
    の荷役車両において、荷載置台は車体の前後方向に移動
    自在に設けられており、前記荷載置台が車体に対して移
    動した位置を検出する位置検出手段と、この位置検出手
    段が検出した荷載置台の位置に基づいて車体の旋回中心
    位置を算出する旋回中心位置算出手段とを備えたことを
    特徴とする荷役車両。
  10. 【請求項10】車体の旋回が可能な荷役車両であって、
    通常の走行モードと車体が旋回する旋回モードとを切り
    換えるモード切換手段を備え、 前記旋回モードにおいて、荷を載置するための荷載置台
    の先端部近傍を中心として車体が旋回するようにし、 旋回が終了した後、前記モード切換手段によって旋回モ
    ードから走行モードへの切換えが行われ、かつ、車体の
    直進が可能な状態にホイールが戻るまで、車体の走行を
    禁止することを特徴とする荷役車両。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の荷役車両において、
    車体の直進が可能な状態になったときに走行可能を報知
    する報知手段を設けたことを特徴とする荷役車両。
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