JP2002160786A - 食品包装容器 - Google Patents

食品包装容器

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Publication number
JP2002160786A
JP2002160786A JP2000358936A JP2000358936A JP2002160786A JP 2002160786 A JP2002160786 A JP 2002160786A JP 2000358936 A JP2000358936 A JP 2000358936A JP 2000358936 A JP2000358936 A JP 2000358936A JP 2002160786 A JP2002160786 A JP 2002160786A
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JP
Japan
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container
lid
storage recess
hinge
food
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000358936A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasubumi Mori
泰文 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuo Kagaku Co Ltd
Original Assignee
Chuo Kagaku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Chuo Kagaku Co Ltd filed Critical Chuo Kagaku Co Ltd
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Publication of JP2002160786A publication Critical patent/JP2002160786A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワンウェイ弁当容器等の食品包装用容器の陳列
効果を維持しつつ、容器の幅を変更して持ち帰りし易く
した食品容器を提供すること。 【解決手段】ご飯を入れる収納凹部とおかずを入れる収
納凹部をヒンジ部で繋ぐ事により折り畳んで重ねる事が
出来るようにし、且つ収納凹部の少なくとも一方に蓋を
被せて折り畳みの作業を容易に行えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂シートを
熱成形してなる食品包装用容器であって、ヒンジ部を介
して一体に成形したご飯を入れる収納凹部とおかずを入
れる収納凹部を、ヒンジ部で折り曲げて重ねる事によっ
て持ち運び易くした食品包装用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の弁当容器は、容器本体に仕切を設
け、仕切に囲まれた各収納凹部にご飯やおかずを盛りつ
けて蓋を被せ、その周りを更にラップフィルムで包装し
て陳列販売されていた。
【0003】弁当の購入者は、販売時にレジ袋として使
われるガゼット袋や自分の鞄等に入れて持ち帰るが、ガ
ゼット袋や鞄へは容器の底面を下方にして入れなければ
ならず、傾けたり、容器の側面を下方にして入れると、
中の食品が偏って圧縮される事により美観や食感を損な
ったり、汁気の多い食品の場合であれば汁が容器から漏
れだしてラップフィルム内と弁当容器外部を汚したり、
場合によってはラップフィルム包装の外部まで漏れだし
て、ガゼット袋内や鞄内を汚す恐れもある為、持ち歩く
には不便な状況である。
【0004】更に、幅の広い弁当箱を底面を下方にして
入れなければならない為、弁当の平面面積が大きく、購
入した弁当が1個であっても口径の大きなガゼット袋を
用いなければならず、不経済でもある。
【0005】この様な問題を解決するために当初からご
飯とおかずの弁当容器を別の容器とした場合は、容器の
製造工程や弁当製造時の包装工程が倍になる、流通、販
売時にも弁当容器の数合わせが必要となる、値札つけ作
業が倍の手間になる、等の問題が生ずる他、取り扱いを
簡便にするために最初からご飯の容器とおかずの容器を
重ねて包装して陳列すると、重要な陳列効果であるボリ
ューム感がでなかったり、例えば下側の容器に入れたご
飯などが見えず、見栄えが貧相になって良好な陳列販売
効果を得ることが出来ない等の問題を生ずる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、食品包装用
容器に盛りつけられた容器入り食品を効果的に陳列出来
るとともに、購入者が持ち帰る時にはヒンジ部で折り畳
んで容器の幅を狭く出来、鞄やガゼット袋に入れ易い食
品包装用容器を得ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決する手段】上記課題を達成するために、本
発明の食品包装用容器に於いては、合成樹脂シートを熱
成形して、上方に開口した少なくとも2つの収納凹部を
ヒンジ部を介して相互に隣り合う様に形成して略180
度折り曲げ可能に成形すると共に収納凹部の少なくとも
1つに別体の蓋を嵌合するか、前記ヒンジ部近傍の収納
凹部の辺と相対する辺側にヒンジ部を介して折り曲げて
容器開口部を閉塞する事が出来る蓋を形成する事によっ
て課題を解決した。
【0008】上記包装用容器を熱成形するための合成樹
脂シートとしては、食品衛生上問題が無い熱可塑性樹
脂、例えば通常お弁当容器を熱成形するために用いられ
ているポリスチレン樹脂やポリプロピレン樹脂、ポリエ
チレン樹脂等の汎用合成樹脂、またはポリエステル樹
脂、若しくはこれらの樹脂に充填材を混合したものを押
出成形するか、若しくはこれらの樹脂を発泡押出して、
0.02mmから4.0mm程度の厚味に形成した熱可
塑性シートを用いることができる。
【0009】ヒンジ部は、通常発泡ポリスチレンや無発
泡合成樹脂シートから熱成形するワンウェイヒンジ蓋付
き食品包装用容器に通常用いられているヒンジ形状を用
いることが出来る。具体的には例えば、無発泡のシート
から熱成形する容器の場合は、熱成形時に断面が略波形
の凹凸からなるヒンジ部を、ご飯やおかずを入れる2つ
の収納凹部の略中央部に形成し、発泡シートから熱成形
する容器の場合は同様の位置に、熱成形時に2条の線条
に圧縮痕からなるヒンジ部を形成すればよい。
【0010】容器の熱成形方法は、合成樹脂シートを熱
成形する場合に一般的に用いられる、真空成形、圧空成
形、真空圧空成形等による通常の成形方法によればよ
い。
【0011】ヒンジ部で繋がったそれぞれの容器収納凹
部は折り畳む際に少なくとも片側が反転して容器の開口
部が下方を向く事になるため、その際内容物の食品がこ
ぼれ落ちないように蓋を被せられる様にしておく必要が
あり、用いる蓋としては、例えば容器収納凹部にはまり
込む別体の嵌合蓋か、収納凹部同士を繋ぐ辺以外の辺に
ヒンジ部を介して蓋を一体成形して用いればよい。収納
凹部は必要により2つとも蓋を被せられる様にしても良
い。
【0012】本発明の容器の場合、収納凹部同士を繋ぐ
ヒンジ部で折れ曲がりやすくなっているため、購入者が
食事をするに当たって容器を手で持とうとすると折れ曲
がってしまう為、ヒンジ部上またはヒンジ部の近傍にヒ
ンジ部と略平行にミシン目を形成しておけばよい。これ
により弁当を食べる際に、ミシン目を切り離すことで容
器の分離が可能となり、ご飯若しくはおかずの容器を手
で持って食べることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を、図面を参照
して説明する。図1はご飯とおかずの収納凹部と、片方
の収納凹部を閉塞する蓋2をヒンジ部3及びヒンジ部4
を介して一体成形したポリスチレン樹脂シートを真空成
形した容器の例であり、それぞれの食品収納凹部1に食
品を詰めた後、ヒンジ部4を中心としてA方向に蓋2を
折り曲げ、一方の収納凹部を閉塞し図2の状態にし、必
要によりラップ包装を行って陳列販売できる様にしたも
のである。この図では一方の収納凹部だけに蓋を被せて
いるが、図5に示した様に両方の収納凹部に蓋を被せら
れる様にしておいても良い。
【0014】消費者がこの弁当を購入した後は、更にB
方向にヒンジ部3を折り曲げて図3に示したように容器
幅を陳列時の略半分に狭くしてガゼット袋や鞄に入れら
れる様にする。
【0015】図4はヒンジ部を介して容器収納部に蓋を
一体成形する別の例を示したもので、蓋の取り付け方向
を容器本体のヒンジ部に相隣あう辺に設けたものであ
る。
【0016】図6は蓋を別体として成形し、この蓋をD
方向に収納凹部に被せる場合の例である。この図では片
方の収納凹部にのみ蓋を被せる様にしてあるが、両方の
収納凹部に個別に蓋を被せる様にしても良い。
【発明の効果】本発明によれば、上記の構成により以下
に記載した様な効果を奏する。
【0017】弁当を陳列販売する際には、容器を折り畳
まずに開口部を2つとも見えるように陳列することによ
り良好な陳列効果を得られると共に、弁当購入後は折り
畳んで容器の幅を狭くしてガゼット袋や鞄に入れ、上記
した各種の問題を生ずる事なしに持ち運びすることがで
きる。
【0018】また、容器がヒンジ部を介して一体に成形
されているので、販売するに当たって1個の弁当として
取り扱うことが出来、値札付けや数量管理が簡便で、効
果的に陳列することが出来る。
【0019】また、持ち運び時に容器の幅を狭くする事
が出来るため、弁当を1個だけ販売する場合に用いるガ
ゼット袋を、口径を小さい小型のガゼット袋にする事が
でき、コストを低減出来ると共に、購入者の持ち運びも
し易くなる。
【0020】また、弁当を食べる時、ヒンジ部またはヒ
ンジ部近傍に設けたミシン目を切り離すことにより、弁
当箱の幅が狭くなって持ちやすくなると共に、食べ終わ
った後、空の容器を重ねて見かけの大きさを小さくして
捨てられるため、ゴミの見かけ体積を減少させることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ご飯とおかずの収納凹部の片側の収納凹部だけ
にヒンジ部を介して蓋を一体成形した容器。
【図2】図1の蓋をヒンジ部で折り曲げて収納凹部の一
つに被せて閉塞した状況の図。
【図3】図2の状態の容器を、更に収納凹部間のヒンジ
部で折り曲げて収納凹部を折り重ねた図。
【図4】ヒンジ部を介して蓋を一体形成した別の例示
図。
【図5】両方の収納凹部にそれぞれヒンジ部を介して蓋
を一体形成した別の例示図。
【図6】別体の蓋を収納部に被せるようにした別の例示
図。
【符号の説明】
1 食品の収納凹部 2、5,6 蓋 3,4 ヒンジ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂シートを熱成形した食品包装用容
    器であって、ご飯を入れる収納凹部とおかずを入れる収
    納凹部がヒンジ部を介して一体に成形してあると共に、
    少なくとも1つの収納凹部に蓋を被せる事が出来る様に
    したことを特徴とする食品包装用容器。
  2. 【請求項2】合成樹脂シートを熱成形した食品包装用容
    器であって、ご飯を入れる収納凹部とおかずを入れる収
    納凹部がヒンジ部を介して一体に成形してあると共に、
    ヒンジ部で折り曲げて、ご飯を入れる収納凹部とおかず
    を入れる収納凹部の開口面同士を向かい合うように重ね
    る事が出来る、少なくとも1つの収納凹部に蓋を被せる
    事ができる様にしたことを特徴とする食品包装用容器。
JP2000358936A 2000-11-27 2000-11-27 食品包装容器 Pending JP2002160786A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI686335B (zh) * 2019-04-23 2020-03-01 張饒輝 折疊式棋盤箱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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TWI686335B (zh) * 2019-04-23 2020-03-01 張饒輝 折疊式棋盤箱

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