JP2002160023A - ハイドロフォーミング装置 - Google Patents

ハイドロフォーミング装置

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JP2002160023A JP2000360966A JP2000360966A JP2002160023A JP 2002160023 A JP2002160023 A JP 2002160023A JP 2000360966 A JP2000360966 A JP 2000360966A JP 2000360966 A JP2000360966 A JP 2000360966A JP 2002160023 A JP2002160023 A JP 2002160023A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下型の接近に伴う予圧の上昇を利用した予
備フォーミングを安定して確実に行なえるハイドロフォ
ーミング装置を提供する。 【解決手段】 下型15と上型11とが非密着状態中で
下型側のキャビティ15C内に保持されかつ両端部が閉
塞された状態の管状素材100内に外部から液圧を注入
して管状素材内に仕上用液圧値以下の予圧液圧値を確立
可能かつこの予圧液圧値確立後に上型と下型とを密着さ
せる方向に相対接近させつつ管状素材に予備フォーミン
グを実行可能に形成し、この予備フォーミング期間中に
相対接近する上型と下型との相対距離の減少に応じて上
昇する管状素材内の液圧値を強制的に抑制しつつ設定液
圧値に調整可能に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相対的に離隔接近
可能な上型と下型とが密着状態において協働形成するキ
ャビティ内に収容されかつ両端部が閉塞された状態の管
状素材内に注入された液圧を利用してキャビティ内の形
状と管状素材内の仕上用液圧値とに応じた仕上フォーミ
ングを施すハイドロフォーミング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4において、金型10を構成する上型
11と下型15とは、図で上下方向に離隔接近可能であ
る。この図4の場合は、ボルスタ(図示省略)側の下型
15が静止側で、上型11が型締め装置20[シリンダ
装置…シリンダ21(上室21U,下室21D),ピス
トン22(ピストンロッド22R)]によって上下動可
能な可動側である。下型15を可動側で上型11を静止
側とする場合もあるが本質的には変わらない。
【0003】上型11は、制御装置70から出力された
制御信号で型締め装置用制御バルブ23を駆動制御しつ
つ、液圧源60からの液圧(例えば、油圧)を上室21
U(または、下室21D)に供給することによりピスト
ンロッド22Rを介しかつ下型15に対して、下降(ま
たは、上昇)される。すなわち、上型11と下型15と
は、相対的に離隔接近可能であり、装置正面側から見た
図4および装置側面側から見た図5(B)の場合は上型
11と下型15とが管状素材100を収容した密着状態
にある。
【0004】上型11側のキャビティ11Cには、これ
に繋がった溝形状のサブキャビティ11CL,11CR
が設けられている。このキャビティ11Cの中央部分の
形状は、上型11の中央に突出した部分12に対応する
凹部形状である。また、下型15側のキャビティ15C
にも、これに繋がった溝形状のサブキャビティ15C
L,15CRが設けられている。これらの全て11C,
11CL,11CR、15C,15CL,15CRが、
上型11と下型15とが密着状態において協働形成する
キャビティである。
【0005】キャビティ15Cに収容[図5(A)に示
す初期状態では、保持]された管状素材100の両端部
(左開口部および右開口部)は閉塞される。この閉塞
は、専門的なシール手段等を設けてもよいが、図4の場
合は軸押込み装置30L,30Rを利用して行なうもの
とされている。もっとも、軸押込み装置自体としては、
管状素材100の双方(両側)から押込む方式に限定さ
れず、いずれかの一方から押込む方式でもよい。
【0006】軸押込み装置30L(30R)は、シリン
ダ31(内側室31A,外側室31B)とピストン32
(ピストンロッド32R)とからなるシリンダ装置から
形成され、ピストンロッド32Rを利用して管状素材1
00の両端部(左開口部および右開口部)を閉塞するこ
とができる。
【0007】この軸押込み装置30Lは、制御装置70
から出力された制御信号で軸押込み装置用制御バルブ3
3を駆動制御しつつ、液圧源60からの液圧(例えば、
油圧)を外側室31B(または、内側室31A)に供給
することによりピストン32(ピストンロッド32R)
を右方向に押込み(または、左方向に退避)させること
ができる。軸押込み装置30Rの場合も同様である。
【0008】液圧注入装置40Pは、制御装置70から
出力された制御信号に基づき、装置側面側から見た縦断
面図相当の図5(B)に示すキャビティ11C,15C
内に収容されかつ両端部が閉塞された管状素材100内
に注入管46Pを通して液圧源60からの液圧を注入す
る。管状素材100内の圧力は、最終的には仕上用液圧
値(例えば、70MPa)に確立される。
【0009】なお、キャビティ形状に大きな変形部[例
えば、図4に示す中央部分(上型11の中央に突出した
部分12に対応する凹部形状部分)]を有する場合に
は、仕上フォーミング開始後に、キャビティ11Cの中
央部分に管状素材100を送込む必要がある。そこで、
軸押込み装置30L,30Rを利用して当該管状素材1
00の双方(両側)から押込力を加えて素材100を中
央に向けて送込みつつ、キャビティ内形状と仕上用液圧
値に応じた仕上フォーミングを施している。
【0010】但し、キャビティの形状が、例えば上記し
た凹部形状部分(12)が無くかつ容積の小さなサブキ
ャビティ11CL,11CR、15CL,15CRのみ
を有する単純円筒形などの場合には、仕上フォーミング
中に当該管状素材100の双方(両側)から押込力を加
えて送り込む必要がないわけである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるハイ
ドロフォーミング装置において、仕上フォーミング精度
を一段と向上させるための1策として、両端部が閉塞さ
れた管状素材100内に予圧を与えておき、上型11と
下型15の密着状態に至るまでの途中に予備フォーミン
グを導入する考え方がある。
【0012】しかし、上型11と下型15との接近に伴
って上昇する管状素材100内の液圧値に関する問題が
多いので普及拡大が遅れている。すなわち、管状素材の
材質や金型(キャビティ)形状によっては、予備フォー
ミング用の液圧値(予圧)がある限界的な値またはその
前後の値に上昇すると、例えば図3(B)に示す上下型
間に残る隙間14L,14Rに管状素材100の一部が
外部にはみ出す虞が強い。これでは、高精度仕上げに反
する。
【0013】また、シリンダ装置では、ピストンの静止
状態における耐圧能力とピストンの可動状態での耐圧能
力とは別個である。したがって、シリンダ装置からなる
締め装置20を上・下型11・15の密着状態で仕上フ
ォーミング用の液圧値(例えば、70MPa)に耐える
能力を持たせたとしても、ある一定値以上の予備フォー
ミング用の液圧値(例えば、50MPa)に抗しつつピ
ストン22(上型11)を連続的に移動(下降)運動さ
せることは困難である。つまり、連続的下降運動を可能
とするには、締め装置20の能力を従来例に比較して大
幅に大型化しなければならずかつコスト高となる。
【0014】さらに、リリーフバルブを働かせて予備フ
ォーミング用の液圧値が予め決められた値(予圧値)以
上に上昇しないようにように構築した場合、管状素材の
材質や金型(キャビティ)形状の変更に対して追従でき
ないので、適応性が狭い。また、リリーフバルブの動作
タイミングの設定が難しいので、予備フォーミングを安
定して行なえない。
【0015】本発明の目的は、上・下型の接近に伴う予
圧液圧値の上昇を利用した予備フォーミングを安定して
確実に行なえるハイドロフォーミング装置を提供するこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、相対
的に離隔接近可能な上型と下型とが密着状態において協
働形成するキャビティ内に収容されかつ両端部が閉塞さ
れた状態の管状素材内に注入された液圧を利用してキャ
ビティ内の形状と管状素材内の仕上用液圧値とに応じた
仕上フォーミングを施すハイドロフォーミング装置にお
いて、前記下型と前記上型とが非密着状態中で前記下型
側の前記キャビティ内に保持されかつ両端部が閉塞され
た状態の管状素材内に液圧を注入して当該管状素材内に
前記仕上用液圧値以下の予圧液圧値を確立可能かつこの
予圧液圧値の確立後に前記上型と前記下型とを密着させ
る方向に相対接近させつつ当該管状素材に前段階的な予
備フォーミングを実行可能に形成し、この予備フォーミ
ング期間中に相対接近する前記上型と前記下型との相対
距離の減少に応じて上昇する当該管状素材内の液圧値を
強制的に抑制しつつ設定液圧値に調整可能に形成された
ハイドロフォーミング装置である。
【0017】かかる発明では、下型と上型とが密着して
いない状態つまり非密着状態中において、管状素材を下
型側のキャビティ内に保持しかつ当該管状素材の両端部
を閉塞した状態とする。この閉塞状態の管状素材内に、
液圧を注入して仕上用液圧値(例えば、70MPa)以
下の予圧液圧値(例えば、10MPa)を確立する。
【0018】そして、この予圧液圧値の確立後に、例え
ば型締め装置を働かせて上型と下型とを密着させる方向
に相対接近させる。すると、上型と下型との相対距離の
減少に応じて管状素材内の液圧値が上昇するので、当該
管状素材に前段階的な予備フォーミングを実行すること
ができる。
【0019】しかし、この予備フォーミング期間中に相
対接近する上型と下型との相対距離の一層の減少に応じ
て管状素材内の液圧値が一段と上昇して、例えば10M
Pa以上になってしまう。これでは、管状素材の一部が
上下型間に残る隙間にはみ出す虞がある。かくして、管
状素材内の液圧の値を強制的に抑制しつつ予圧液圧値
(例えば、10MPa)に調整する。
【0020】したがって、上・下型の接近に伴う予圧の
上昇を利用した予備フォーミングを安定して確実に行な
えるから、高精度の最終仕上げを達成できる。
【0021】また、請求項2の発明は、前記設定液圧値
が、前記予備フォーミング期間中の任意のタイミングで
かつ前記予圧液圧値以上で前記仕上用液圧値未満の任意
の液圧値に選択可能に形成されたハイドロフォーミング
装置である。
【0022】かかる発明では、予備フォーミング期間中
の任意のタイミングで、設定液圧値を、予圧液圧値以上
で仕上用液圧値未満の任意の液圧値に選択することがで
きるから、請求項1の発明の場合と同様な作用効果を奏
することができることに加え、さらに一段と安定した予
備フォーミングを行なえかつ管状素材の材質や金型形状
などに対する適応性が広い。
【0023】また、請求項3の発明は、前記液圧注入装
置をシリンダおよびピストンを含むシリンダ装置から構
成し、検出されたピストン位置をフィードバック信号と
した位置制御系によりピストンの現在位置を調整するこ
とで前記管状素材内の液圧値を前記仕上用液圧値に合わ
せるように制御可能であるとともに、検出された管状素
材内の液圧値をフィードバック信号とした液圧制御系に
よりピストンの現在位置を調整することで前記予備フォ
ーミング中の前記管状素材内の液圧値を前記設定液圧値
に合わせるように制御可能に形成されたハイドロフォー
ミング装置である。
【0024】かかる発明では、上型と下型が離隔した非
密着状態では、液圧制御系を選択する。この液圧制御系
では、検出された管状素材内の液圧値をフィードバック
信号として液圧注入装置(シリンダ装置)のピストンの
現在位置を調整することにより、予備フォーミング中の
管状素材内の液圧値を予めセットされた設定液圧値(目
標値)に合わせるように制御する。
【0025】検出対象は、管状素材内へ液圧を注入する
注入管などの液圧値としてもよい。つまり、管状素材内
の液圧値を先行して検出するようにしてもよい。管状素
材内の液圧値を正確に設定液圧値に合わせることができ
るので、所定の精度でかつより安定した予備フォーミン
グを行なえる。設定液圧値は、複数の値を切替えるよう
にすることもできる。
【0026】上型と下型とが密着した状態では、液圧注
入装置を構成するシリンダ装置のピストンに関与して検
出された当該時のピストン位置をフィードバック信号と
した位置制御系を選択する。この位置制御系では、ピス
トンの現在位置を目標位置(仕上用液圧値相当位置)に
合うように調整し、これにより管状素材内の液圧値をピ
ストン位置に対応する仕上用液圧値に合わせるように制
御する。仕上用液圧値は単数でかつ途中に値を切替える
ものでないから、2次的な圧力制御よりも1次的で応答
が速くかつ安定的な位置制御でよいわけである。
【0027】したがって、請求項1および請求項2の各
発明の場合と同様な作用効果を奏することができること
に加え、さらに制御対象の特性に見合った圧力制御系と
位置制御系に選択切替えることができるので、予備フォ
ーミングおよび仕上フォーミングを一段と正確かつ安定
して行なえる。
【0028】さらに、請求項4の発明は、軸押込み装置
を利用して前記下型側のキャビティ内に保持および収容
された前記管状素材の両端部を閉塞可能に形成されたハ
イドロフォーミング装置である。
【0029】かかる発明では、下型側のキャビティ内に
保持および収容された管状素材の両端部は、軸押込み装
置を利用してつまり例えばピストンロッドで蓋をして閉
塞することができるので、請求項1から請求項3までの
各発明の場合と同様な作用効果を奏することができるこ
とに加え、さらに格別のシール手段を設けなくてよいか
らコスト低減および構造簡素化を図れる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0031】本ハイドロフォーミング装置は、図1〜図
3に示す如く、基本的構成・機能が従来例の場合(図
4,図5)と同様とされているが、さらに下型15と上
型11とが非密着状態中で下型15側のキャビティ15
C内に保持されかつ両端部が閉塞された状態の管状素材
100内に外部(40,50)から液圧を注入して管状
素材100内に仕上用液圧値以下の予圧液圧値を確立可
能かつこの予圧液圧値の確立後に上型11と下型15と
を密着させる方向に相対接近させつつ当該管状素材10
0に前段階的な予備フォーミングを実行可能に形成し、
この予備フォーミング期間中に相対接近する上型11と
下型15との相対距離の減少に応じて上昇する管状素材
内の液圧値を強制的に抑制しつつ設定液圧値に調整可能
に形成されている。
【0032】確認的に、本ハイドロフォーミング装置の
基本的機能は、従来例の場合と同様に、相対的に離隔接
近可能な上型11と下型15とが密着状態において協働
形成するキャビティ(11C,15C等)内に収容され
かつ両端部が閉塞された状態の管状素材100に液圧注
入装置40を用いて液圧を注入するとともに軸押込み装
置30L,30Rを利用して当該管状素材100の双方
[左右(なお、一方の場合でもよい。)]から押込力を
加えつつキャビティ(11C,15C等)形状と管状素
材100内の仕上用液圧値とに応じた仕上フォーミング
を施すことができる。
【0033】かくして、従来例の場合(図4,図5)と
共通する部分については同一の符号を付するとともに、
それら部分の構成・機能に関する説明は簡略化または省
略する。
【0034】図1において、液圧注入装置40は、シリ
ンダ装置[シリンダ41(左室41L,右室41R),
ピストン42(ピストンロッド42R)]から構成され
ている。シリンダ41の先端(左)側には、ピストンロ
ッド42Rの左右方向の位置変化に応じて実質的な内容
積が変わる調整室45が設けられている。
【0035】ピストン42には、シリンダ41の右端壁
を摺動可能に貫通する検出バー48を介して液圧注入装
置用位置センサ47が設けられている。この液圧注入装
置用位置センサ47は、位置制御系でのフィードバック
信号として利用するためのピストン位置を検出可能であ
る。
【0036】このシリンダ装置(40)は、制御装置7
0から出力された制御信号(S1,S2)で液圧注入装
置用制御バルブ43を駆動制御しつつ、液圧源60から
の液圧(例えば、油圧)を右室41R(または、左室4
1L)に供給することによりピストン42(ピストンロ
ッド42R)を左方向(または、右方向)に移動変位す
ることができる。詳細は図2を参照して後記する。
【0037】調整室45は、調整管46および注入・調
整管59を介しかつ軸押込み装置30Lのピストンロッ
ド32Rを貫通して、閉塞状態の管状素材100内に連
通されている。なお、図1のピストン42(ピストンロ
ッド42R)の左右方向の位置は、オフセット状態(中
立位置)である。つまり、調整室45の内容積を図1に
示す状態を中心として増減することにより、管状素材1
00内の液圧値を昇降制御することができる。
【0038】調整管46と注入・調整管59との接続ポ
イントには、液圧供給装置50の一部を構成する供給管
53が連通可能に接続されている。この液圧供給装置5
0は、タンク51,供給ポンプ52および各種弁類(図
示省略)を含み、供給管53,調整管46,注入・調整
管59,調整室45および閉塞状態の管状素材100内
に初期液圧を注入することができる。各種弁類(図示省
略)の開閉や供給ポンプ52の起動・停止は、制御装置
70からの制御信号で自動的に行なわれる。なお、54
は逆止弁である。
【0039】注入・調整管59には、管内液圧用圧力セ
ンサ49が設けられている。この管内液圧用圧力センサ
49は、圧力制御系でのフィードバック信号として利用
するための閉塞状態にある管状素材100内の当該時の
液圧値を直接または間接的に検出することができればよ
いので、調整管46や調整室45に設けてもよい。この
実施形態のように、管状素材100に近づけた方がタイ
ムラグを小くすることができるので、制御上好ましい。
【0040】なお、下型15側のキャビティ15C内に
保持および収容された管状素材100の両端部の閉塞
は、軸押込み装置30L,30Rを利用して行なう。ピ
ストンロッド32Rを押込んで閉塞する。格別なシール
手段などを設けなくてもよいわけである。
【0041】図2において、制御装置70は、圧力制御
系を形成する液圧注入装置圧力制御部70PRと位置制
御系を形成する液圧注入装置位置制御部70PSおよび
共通制御部から構成されている。なお、これらは、ハー
ドロジックのみならず他の制御装置(例えば、パソコ
ン)を利用して構築することができる。
【0042】共通制御部は、位置/圧力選択器70ST
と、切替スイッチ70SWと増幅器70AMPとを含
み、切替入力された制御信号(S1またはS2)を用い
て液圧注入装置制御用バルブ43を駆動制御する。
【0043】圧力制御系を形成する液圧注入装置圧力制
御部70PRは、任意タイミング発生器70PR1,液
圧設定データ選択器70PR2,液圧データ記憶部70
PR3,液圧指令値発生器70PR4および圧力制御用
演算器70PR5から形成されている。
【0044】任意タイミング発生器70PR1は、予備
フォーミング期間中における管状素材100内の液圧値
(目標値)を切替えるために選択された任意のタイミン
グを発生する。タイミングは単数でも複数でも選択でき
る。また、例えば上型11と下型15の間隔に応じた線
図として選択することもできる。なお、任意のタイミン
グを設定するセッター形式として形成してもよい。
【0045】液圧設定データ選択器70PR2は、任意
タイミング発生器70PR1で発生されるタイミングご
とに切替える液圧値(目標値)を設定するための液圧設
定データを選択設定可能な選択器で、単純な液圧値に対
応する液圧設定データだけでなく、線図に沿って時々刻
々に変化する液圧値に対する液圧設定データをも選択す
ることができる。なお、任意の液圧値を設定するセッタ
ー形式として形成してもよい。
【0046】液圧データ記憶部70PR3は、任意タイ
ミング発生器70PR1を用いて選択された任意のタイ
ミングと、液圧設定データ選択器70PR2を用いて選
択された液圧設定データとを対応させた液圧データを記
憶する。
【0047】したがって、予備フォーミング期間中の任
意のタイミングでの抑制(下降化)すべき管状素材10
0内の液圧値(目標値)を事前に選択記憶保持させてお
くことができるから、運用上の実際に対する利用性およ
び適応性が広い。
【0048】液圧指令値発生器70PR4は、液圧デー
タ記憶部70PR3に記憶された液圧データを利用して
予備フォーミング工程の進行に応じた液圧指令値(目標
値)を発生する。予備フォーミング工程の進行は、この
実施形態の場合は、下型15と上型11との間隔つまり
は上型11の下降量として検出される。
【0049】圧力制御用演算器70PR5は、液圧指令
値発生器70PR4から発生された液圧指令値を目標値
としかつ管内液圧用圧力センサ49で検出された管状素
材100内の液圧値(現在値)をフィードバック信号と
して制御信号S1を増幅器70AMPへ出力することが
できる。これにより、液圧注入装置用制御バルブ43を
駆動制御して管状素材100内の液圧値を液圧指令値に
対応する値に制御する。つまり、管状素材100内の液
圧値の上昇を抑制することができる。
【0050】すなわち、検出された管状素材100内の
液圧値をフィードバック信号とした液圧制御系によりピ
ストン42の現在位置(調整室45の実質的な内容積)
を調整(増減調整)することつまり調整室45内から液
圧を吐出・吸収することで、予備フォーミング中の管状
素材100内の液圧値を設定液圧値に合わせるように制
御可能である。しかも、設定液圧値を、予備フォーミン
グ期間中の任意のタイミングでかつ予圧液圧値以上で仕
上用液圧値未満の任意の液圧値に選択して切替えること
ができる。
【0051】次に、位置制御系を形成する液圧注入装置
位置制御部70PSは、位置データ記憶部70PS1,
位置指令値発生器70PS2および位置制御用演算器7
0PS3から形成されている。
【0052】位置データ記憶部70PS1は、仕上フォ
ーミング期間中の管状素材100内の仕上液圧値に対応
する液圧注入装置40のピストン42の位置データを記
憶する。仕上液圧値は一定値であるから、圧力制御系に
おける液圧データのように複雑でないから簡単に設定記
憶させることができる。
【0053】位置指令値発生器70PS2は、位置デー
タ記憶部70PS1に記憶された位置データを利用して
仕上フォーミング工程中の位置指令値(目標値)を発生
する。また、位置制御用演算器70PS3は、位置指令
値発生器70PS2から発生された位置指令値を目標値
としかつ液圧注入装置用位置センサ47で検出されたピ
ストン42の現在位置をフィードバック信号として制御
信号S2を増幅器70AMPへ出力することができる。
これにより、液圧注入装置用制御バルブ43を駆動制御
して管状素材100内の液圧値を位置指令値に対応する
値に制御する。つまり、管状素材100内の液圧値を仕
上液圧値になるように制御することができる。
【0054】すなわち、検出された液圧注入装置40を
構成するピストン42の位置をフィードバック信号とし
た位置制御系によりピストン42の現在位置を調整する
ことで、管状素材100内の液圧値を仕上用液圧値に合
わせるように制御できる。
【0055】かかる実施形態によれば、液圧データ記憶
部70PR3にタイミングと液圧値を含む液圧データを
記憶しかつ位置データ記憶部70PS1に所定の位置デ
ータを記憶しておく。また、位置/圧力選択器70ST
を用いて切替スイッチ70SWを圧力制御系(70P
R)側に切替えておく。
【0056】下型15と上型11とが密着していない状
態つまり図3(A)に示す非密着状態中において、管状
素材100を下型15側のキャビティ15C内に保持し
かつ軸押込み装置30L,30Rを働かせて管状素材1
00の両端部(左右開口部)を閉塞した状態とする。
【0057】この閉塞状態の管状素材100内に、液圧
供給装置50および液圧注入装置40を働かせて液圧を
供給して管状素材100の降伏点以下の液圧(図3のP
RS)つまり仕上用液圧値(例えば、70MPa)以下
の予圧液圧値(例えば、10MPa)を確立する。
【0058】この段階での液圧注入装置(シリンダ装
置)40のピストン42は図1に示す如くオフセットさ
れた中立位置にあり、調整室45には予圧液圧値(10
MPa)の液圧(PRS)が充填されている。
【0059】そして、この予圧液圧値の確立後に、型締
め装置20を働かせて、図3(B)に示すように上型1
1と下型15とを密着させる方向に相対接近させる。す
ると、上型11と下型15との相対距離の減少に応じて
管状素材100内の液圧(PRS)の値が上昇するの
で、管状素材100に前段階的な予備フォーミングが実
行される。
【0060】すなわち、予備フォーミングでは、管状素
材100内の液圧(PRS)が素材内面に均等に掛か
る。したがって、管状素材100の内部が空のまま型締
め装置20で上型11を下降させて下型15に密着させ
た場合に生じる管状素材100の部分的な鋭角変形や部
分的平面と観察したときの本来的フォーミング形状(例
えば、上方に向かって凸)とは反対の形状(上方に向か
って凹)に変形するなどの従来例における問題点(品質
乃至精度の劣悪化要因)を一掃化できるわけである。
【0061】この予備フォーミング期間中に、相対接近
する上型11と下型15との相対距離の一層の減少に応
じて管状素材100内の液圧値が一段と上昇して、例え
ば10MPa以上になってしまう。これでは、管状素材
100の一部が図3(B)に示す上下型(11,15)
間に残る隙間14L,14Rに、はみ出す虞がある。
【0062】ここに、圧力制御用演算器70PR5は、
液圧指令値発生器70PR4から出力される液圧指令値
を目標値としかつ管内液圧用圧力センサ49で検出され
た液圧値をフィードバック信号として演算生成した制御
信号S1を出力する。
【0063】この制御信号S1により液圧注入装置用制
御バルブ43が、図1の液圧注入装置40の左室41L
内に油圧を供給しかつ右室41Rから対応する量の油圧
を逃がす。これにより、ピストン42(ピストンロッド
42R)が図で右方向に移動変位するので、調整室45
の内容積が増大する。
【0064】つまり、閉塞された管状素材100内の見
掛け内容積を調整[増大(拡大)]することができるか
ら、予備フォーミング中の管状素材100内の液圧値を
強制的に抑制(下降)させつつ予めセット(選択)され
た目標値である設定液圧値(例えば、10MPa)に合
わせるように制御することができる。
【0065】しかも、管状素材100の材質や金型(キ
ャビティ)形状によっては、予備フォーミング用の液圧
値(予圧)がある限界的な値またはその前後の値に上昇
すると、図3(B)に示す上下型間に残る隙間14L,
14Rに管状素材100の一部が外部にはみ出す虞があ
った従来例の場合に比較して、隙間14L,14Rへの
はみ出しを防止できるから、図3(C)に示す状態とな
るまでに上・下型11,15の接近に伴う予圧の上昇を
利用した予備フォーミングを所定の精度でかつより安定
して確実に行なえる。
【0066】また、型締め装置(シリンダ装置)20で
高圧化する予備フォーミング用の液圧値に抗しつつピス
トン22(上型11)を連続的に移動(下降)運動させ
る必要がないので、型締め装置(シリンダ装置)20に
は上・下型の密着状態で仕上フォーミング用の液圧値
(例えば、70MPa)に耐える能力を持たせておけば
よい。したがって、締め装置20の大型化、コスト高を
防止できる。
【0067】さらに、リリーフバルブを働かせて予備フ
ォーミング用の液圧値を予め決められた値(予圧値)以
上に上昇しないように構築した場合に比較して、管状素
材の材質や金型(キャビティ)形状の変更に対する適応
性が広い
【0068】その後に、上型11と下型15とが密着し
た状態では、液圧注入装置(シリンダ装置)40のピス
トン42に関与して検出された当該時のピストン位置を
フィードバック信号とした位置制御系を選択する。この
位置制御系では、ピストン42の現在位置を目標位置
(仕上用液圧値相当位置)に合うように調整し、これに
より管状素材100内の液圧値をピストン位置に対応す
る仕上用液圧値に合わせるように制御する。
【0069】詳しくは、上型11と下型15とが密着し
た状態[図3(C)を参照]となったら、図2の位置/
圧力選択器70STを用いて切替スイッチ70SWを位
置制御系(70PS)側に切替えておく。
【0070】位置制御用演算器70PS3は、位置指令
値発生器70PS2から出力される位置指令値を目標値
としかつ液圧注入装置用位置センサ47で検出されたピ
ストン42の現在位置をフィードバック信号として演算
生成した制御信号S2を出力する。
【0071】この制御信号S2により液圧注入装置用制
御バルブ43が、図1の液圧注入装置40の左室41L
(右室41R)内に油圧を供給しかつ右室41R(左室
41L)から対応する量の油圧を逃がす。これにより、
ピストン42(ピストンロッド42R)が図で右方向
(左方向)に移動変位するので、調整室45の内容積を
迅速に増減調整することができる。
【0072】つまり、閉塞された管状素材100内の見
掛け内容積を調整[増減(拡縮大)]することができる
から、仕上フォーミング中の管状素材100内の液圧値
を設定仕上液圧値(70MPa)に合わせるように制御
する。したがって、高精度の最終仕上げを達成できる。
【0073】このように、制御対象(予備フォーミン
グ,仕上フォーミング)の特性にあった圧力制御系(7
0PR)と位置制御系(70PS)に選択切替えことが
できるから、予備フォーミングおよび仕上フォーミング
の双方を一段と正確かつ安定して行なえる。
【0074】また、予備フォーミング期間中において、
任意のタイミングで設定液圧値(予圧液圧値以上で仕上
用液圧値未満の任意の液圧値)に選択することができる
から、一段と安定した予備フォーミングを行なえかつ管
状素材100の材質や金型形状などに対する適応性が広
い。
【0075】さらに、下型15側のキャビティ15C内
に保持および収容された管状素材100の両端部は、軸
押込み装置30L,30Rを利用してつまりピストンロ
ッド32R,32Rで対応開口部に蓋をして閉塞する。
格別のシール手段を設けなくてよいから、コスト低減お
よび構造簡素化を図れる。
【0076】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、上・下型の非
密着状態中で下型側キャビティ内に保持されかつ両端部
が閉塞された状態の管状素材内に液圧を注入して仕上用
液圧値以下の予圧液圧値を確立した後に上・下型を相対
接近させつつ予備フォーミングを実行可能で、この予備
フォーミング期間中に相対接近する上型と下型との相対
距離の減少に応じて上昇する管状素材内の液圧値を強制
的に抑制しつつ設定液圧値に調整可能に形成されたハイ
ドロフォーミング装置であるから、予備フォーミングを
安定して確実に行なえる。よって、高精度の最終仕上げ
を達成できる。
【0077】また、請求項2の発明によれば、設定液圧
値が予備フォーミング期間中の任意のタイミングでかつ
予圧液圧値以上で仕上用液圧値未満の任意の液圧値に選
択可能に形成されているので、請求項1の発明の場合と
同様な効果を奏することができることに加え、さらに一
段と安定した予備フォーミングを行なえかつ管状素材の
材質や金型形状などに対する適応性が広い。
【0078】また、請求項3の発明によれば、液圧注入
装置に関与して検出されたピストン位置をフィードバッ
ク信号とした位置制御系により管状素材内の液圧値を仕
上用液圧値に合わせるように制御可能でかつ検出された
管状素材内液圧値をフィードバック信号とした液圧制御
系により予備フォーミング中の管状素材内の液圧値を設
定液圧値に合わせるように制御可能に形成されているの
で、請求項1および請求項2の各発明の場合と同様な効
果を奏することができることに加え、さらに制御対象の
特性にあった圧力制御系と位置制御系に選択切替えるこ
とができるので、予備フォーミングおよび仕上フォーミ
ングを一段と正確かつ安定して行なえる。
【0079】さらに、請求項4の発明によれば、軸押込
み装置を利用して下型側のキャビティ内に保持・収容さ
れた管状素材の両端部を閉塞可能に形成されているの
で、請求項1から請求項3までの各発明の場合と同様な
効果を奏することができることに加え、さらに格別のシ
ール手段を設けなくてよいからコスト低減および構造簡
素化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための全体構成図
である。
【図2】同じく、制御装置を説明するための回路図であ
る。
【図3】同じく、予備フォーミングおよび仕上フォーミ
ング工程を説明するための図である。
【図4】従来例を説明するための全体構成図である。
【図5】従来のフォーミング工程を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
10 金型 11 上型 11C キャビティ 11CL,11CR 部分キャビティ 15 下型 15C キャビティ 15CL,15CR 部分キャビティ 20 型締め装置 21 シリンダ 22 ピストン 23 型締め装置制御用バルブ 30L,30R 軸押込み装置 31 シリンダ 32 ピストン 33 軸押込み装置制御用バルブ 40 液圧注入装置 41 シリンダ 42 ピストン 43 液圧注入装置制御用バルブ 45 調整室 47 液圧注入装置用位置センサ 49 管内液圧用圧力センサ 50 液圧供給装置 52 供給ポンプ 53 供給管 59 注入・調整管 60 液圧源 70 制御装置 70PR 圧力制御部(圧力制御系) 70PR3 液圧データ記憶部 70PR5 圧力制御用演算器 70PS 位置制御部(位置制御系) 70PS1 位置データ記憶部 70PS3 位置制御用演算器 70ST 位置/圧力選択器 70SW 切替スイッチ 70AMP 増幅器 100 管状素材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対的に離隔接近可能な上型と下型とが
    密着状態において協働形成するキャビティ内に収容され
    かつ両端部が閉塞された状態の管状素材内に注入された
    液圧を利用してキャビティ内の形状と管状素材内の仕上
    用液圧値とに応じた仕上フォーミングを施すハイドロフ
    ォーミング装置において、 前記下型と前記上型とが非密着状態中で前記下型側の前
    記キャビティ内に保持されかつ両端部が閉塞された状態
    の管状素材内に液圧を注入して当該管状素材内に前記仕
    上用液圧値以下の予圧液圧値を確立可能かつこの予圧液
    圧値の確立後に前記上型と前記下型とを密着させる方向
    に相対接近させつつ当該管状素材に前段階的な予備フォ
    ーミングを実行可能に形成し、 この予備フォーミング期間中に相対接近する前記上型と
    前記下型との相対距離の減少に応じて上昇する当該管状
    素材内の液圧値を強制的に抑制しつつ設定液圧値に調整
    可能に形成したことを特徴とするハイドロフォーミング
    装置。
  2. 【請求項2】 前記設定液圧値が、前記予備フォーミン
    グ期間中の任意のタイミングでかつ前記予圧液圧値以上
    で前記仕上用液圧値未満の任意の液圧値に選択可能に形
    成されている請求項1記載のハイドロフォーミング装
    置。
  3. 【請求項3】 前記液圧注入装置をシリンダおよびピス
    トンを含むシリンダ装置から構成し、検出されたピスト
    ン位置をフィードバック信号とした位置制御系によりピ
    ストンの現在位置を調整することで前記管状素材内の液
    圧値を前記仕上用液圧値に合わせるように制御可能であ
    るとともに、検出された管状素材内の液圧値をフィード
    バック信号とした液圧制御系によりピストンの現在位置
    を調整することで前記予備フォーミング中の前記管状素
    材内の液圧値を前記設定液圧値に合わせるように制御可
    能に形成されている請求項1または請求項2記載のハイ
    ドロフォーミング装置。
  4. 【請求項4】 軸押込み装置を利用して前記下型側のキ
    ャビティ内に保持および収容された前記管状素材の両端
    部を閉塞可能に形成されている請求項1から請求項3ま
    でのいずれか1項に記載されたハイドロフォーミング装
    置。
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