JP2002159611A - グリップ握持用手袋 - Google Patents

グリップ握持用手袋

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JP2002159611A
JP2002159611A JP2000358850A JP2000358850A JP2002159611A JP 2002159611 A JP2002159611 A JP 2002159611A JP 2000358850 A JP2000358850 A JP 2000358850A JP 2000358850 A JP2000358850 A JP 2000358850A JP 2002159611 A JP2002159611 A JP 2002159611A
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Takeo Nakagawa
武雄 中川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴルフクラブのグリップのように、手袋装着
状態で中指袋と薬指袋と小指袋の3つの指袋部分で強く
握持する場合は、該3つの指袋が離間しないようにする
ことが好ましいが、従来の手袋では該3つの指袋が分離
しているので、グリップ握持時に該各指が離間し易い。 【解決手段】 親指袋から小指袋までの5本の指袋2〜
6をそれぞれ袋状に区画し、中指袋4と薬指袋5と小指
袋6とを順次近接させた状態で離間不能に連続させるこ
とにより、手袋を装着してグリップを握持するときに、
該3つの指袋に差し込まれる各指(中指と薬指と小指)
が離間しないようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、5本の指袋がそ
れぞれ袋状に区画されている手袋に関し、さらに詳しく
はゴルフクラブや野球バットあるいはテニスラケット等
のグリップを握持するのに適したグリップ握持用手袋に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば図7に示すように、手袋を装着し
てゴルフクラブのグリップGを握持する際には、特に中
指(中指袋4)と薬指(薬指袋5)と小指(小指袋6)
との3本の指で強く握り、親指(親指袋2)と人差指
(人差指袋3)は、グリップGに対して添える程度で比
較的軽く握ることが多い。そのとき、中指と薬指と小指
の3本の指(指袋)は相互に近接(特に密着)させた方
が、グリップGに対する握持力を強くできるとともに、
グリップGを安定よく握持できる。尚、この種のグリッ
プ握持用手袋としては、ゴルフ用手袋のほかに、野球バ
ットを握るバッティング用手袋やテニスラケットのグリ
ップを握るテニス用手袋等がある。
【0003】この種のグリップ握持用手袋としては、親
指袋から小指袋までの5本の指袋(図7の符号2〜6)
をそれぞれ袋状に区画したものの方が、それぞれの指に
対してフイット感が強く、且つ各指に対して各指袋の生
地が位置ずれしにくくなる。又、このように、各指にそ
れぞれ指袋がフイットしていると、手袋を装着してグリ
ップGを握持したときに該グリップGをしっかりと握れ
る。因に、複数本を指を手袋内の同一空間内に差込むよ
うにしたミトン形状の手袋では、手袋内部が各指袋ごと
に区画されていないので、フイット感が乏しくなるとと
もに、指に対して手袋生地が位置ずれし易い。従って、
ミトン形状の手袋では、この種のグリップ握持用(例え
ばゴルフ用やバッティング用やテニス用)には適さな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】手袋を装着してゴルフ
クラブ等のグリップGを握持するときには、上記のよう
に中指(中指袋4)と薬指(薬指袋5)と小指(小指袋
6)との3本の指(指袋)を相互に近接(特に密着)さ
せる方が握持力や安定性の点で好ましいが、従来のグリ
ップ握持用手袋(例えば図7のゴルフ用手袋)では、各
指袋(2〜6)をそれぞれ独立して自由に動かせるよう
になっている。
【0005】ところが、このように中指袋4と薬指袋5
と小指袋6とをそれぞれ独立して動かせるグリップ握持
用手袋では、該手袋を装着してグリップを握るときに、
中指と薬指と小指とが左右に離間したり、あるいは該3
つの指のグリップ握持状態が毎回一定しなかったりする
ことがある。又、この手袋を装着してグリップGを適正
状態で握持した場合でも、ゴルフクラブ(又は野球バッ
ト、テニスラケット)をスイングしたときに、3つの指
(中指、薬指、小指)の握持状態が各指ごとに変化(例
えば各指が離間又は位置ずれ)し易くなる。
【0006】従って、このように、中指袋4と薬指袋5
と小指袋6とがそれぞれ独立している手袋を装着してグ
リップを握った場合は、該3つの指袋が離間して、グリ
ップに対する握持力が弱くなったり、スイングが微妙に
狂ったりすることがあり、プレーに悪影響を及ぼすおそ
れがあった。特に、ゴルフ競技ではグリップの握り方に
よってゴルフボールの飛距離に差が出たり飛行方向が狂
うことがあるが、グリップの正しい握り方を十分に習得
していないゴルフ初心者にとっては、上記3つの指(中
指、薬指、小指)を常に適正状態に揃えてグリップを握
ることはかなり難しい。
【0007】又、従来のグリップ握持用手袋では、中指
袋4と薬指袋5と小指袋6がそれぞれ独立しているの
で、グリップの握持状態あるいはスイング時において、
該各指袋がそこに差し込んでいる指に対して捩れ易くな
るという問題もある。
【0008】本願発明は、上記した従来の問題点に鑑
み、手袋を装着してグリップを握ったときの中指と薬指
と小指によるグリップ握持力を強くできるとともに、グ
リップに対して該3つの指を常に適正状態で握持できる
ようにしたグリップ握持用手袋を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するための手段として次の構成を有している。尚、
本願発明は、例えばゴルフクラブや野球のバットあるい
はテニスラケット等のグリップを握持する際に適したグ
リップ握持用手袋を対象にしている。本願請求項1の発明 本願請求項1の発明のグリップ握持用手袋では、親指袋
から小指袋までの5本の指袋がそれぞれ袋状に区画され
ている。尚、ゴルフ用やバッティング用あるいはテニス
用の手袋では、皮革や合成皮革のような柔軟で比較的薄
手の生地が使用される。
【0010】そして、本願のグリップ握持用手袋では、
それぞれの指が1本ごとに袋状に区画された各指袋に差
し込まれるので、その装着状態では各指袋がそれぞれの
指にフィットするようになる。
【0011】又、本願請求項1の手袋では、親指袋と人
差指袋とをそれぞれ他の指袋と独立させている一方、中
指袋と薬指袋と小指袋とを近接させた状態で離間不能に
連続させている。
【0012】このように、中指袋と薬指袋と小指袋とを
順次近接状態で離間不能に連続させていると、この手袋
を装着したときに、中指と薬指と小指とが近接状態で相
互に離間できなくなる。従って、この手袋を装着してグ
リップを握るときに、該3つの指(中指と薬指と小指)
が近接状態のままで(離間不能に)維持されているの
で、グリップを自然に適正状態で握持することができ
る。又、グリップを握ってゴルフクラブ(又は野球バッ
ト、テニスラケット)をスイングしたときでも、該3つ
の指が離間することがない。本願請求項2の発明 本願請求項2の発明では、上記請求項1のグリップ握持
用手袋において、中指袋と薬指袋と小指袋に、それらの
指平材の各側縁部同士が連続する1枚ものの材料片を使
用している。
【0013】この請求項2の場合も、請求項1のものと
同様に、中指袋と薬指袋と小指袋とが左右に離間するこ
とはない。又、このように中指袋と薬指袋と小指袋の各
指平材同士を1枚ものの材料片で連続させていると、該
3つの指袋における各平側が一連の平面状態になり、こ
の手袋を装着してグリップを握ったときに違和感(縫い
目によるゴツゴツ感)が軽減される。さらに、中指袋と
薬指袋と小指袋の各指平材同士が連続していると、該3
つの指袋の何れかに捩れ作用が働いても、それら指袋が
平側において捩れることがない。本願請求項3の発明 本願請求項3の発明は、上記請求項2のグリップ握持用
手袋において、相互に着脱自在に結着する1組の止着具
のうちの一方の止着具を中指袋の甲面に取付ける一方、
他方の止着具を連結バンドに取付けるとともに、該連結
バンドの一端側を小指袋に固定して、該連結バンド側の
止着具を中指袋側の止着具に結着させ得るようにしてい
る。
【0014】中指袋の甲面及び連結バンドにそれぞれ取
付けている各止着具としては、相互に着脱自在な面ファ
スナー片やホック等が採用可能である。又、小指袋に固
定している連結バンドの自由側端部は、中指袋の甲面に
達する長さを有している。尚、連結バンドによる指袋連
結部分は、中指袋のみでもよいが、薬指袋の甲面にも止
着具を取付けるとともに、該薬指袋側の止着具に結合さ
せ得る他方の止着具を連結バンドに取付けて、該連結バ
ンドで中指袋と薬指袋とを同時に連結させ得るようにし
てもよい。
【0015】この請求項3のグリップ握持用手袋では、
中指袋と薬指袋と小指袋の3つの指袋において、それら
の平側が1枚ものの材料片で連続しているとともに、該
3つの指袋における小指袋と中指袋とをそれらの甲側に
おいて連結バンドで連結させ得るようになっている。そ
して、連結バンドを中指袋に連結させた状態では、中指
袋と薬指袋と小指袋の3つの指袋において、それらの平
側が1枚ものの材料片で一連に連続しているとともに、
小指袋と中指袋とが甲側において連結バンドで連結され
る。尚、薬指袋の甲面は、特に連結バンドで連結しなく
ても、該連結バンドで中指袋の甲面を小指袋側に引き寄
せることにより、薬指袋を中指袋と小指袋とで強く挟持
することができる。
【0016】このように、本願請求項3のグリップ握持
用手袋では、中指袋と薬指袋と小指袋の3つの指袋がそ
れらの平側及び甲側の両方で確実に連続するようにな
り、該3つの指袋が確実に近接状態に維持されるととも
に、該各指袋が捩れることがない。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜図6を参照して本願実施形
態のグリップ握持用手袋を説明すると、図1〜図4には
第1実施形態が示され、図5及び図6には第2実施形態
が示されている。尚、これらの実施形態では、グリップ
握持用手袋1としてゴルフ用手袋が採用されているが、
本願ではグリップ握持用手袋として野球のバッティング
用手袋やテニス用手袋にも適用できる。第1実施形態 図1〜図4に示す第1実施形態のグリップ握持用手袋
(ゴルフ用手袋)1は、皮革や合成皮革等の柔軟な材料
からなる複数枚のパーツを縫合して成形されている。即
ち、第1実施形態の手袋1では、手平材11と、手甲材
12と、親指袋材13と、合計3枚のマチ材14と、手
首締付バンド15と、後で詳述する連結バンド16とを
基本部材として縫製されている。
【0018】手平材11には、図1及び図4に示すよう
に、中指袋4用の指平材41と薬指袋5用の指平材51
と小指袋6用の指平材61とが、それらの各側縁部同士
を連続させた状態で一体裁断されている。即ち、この手
平材11には、人差指袋3用の指平材31は隣接する指
平材(中指平材41)とは分離して裁断されているが、
中指平材41と薬指平材51と小指平材61とは一枚も
のの材料片11Aで連続させている。
【0019】手甲材12には、常法通り、人差指甲材3
2と中指甲材42と薬指甲材52と小指甲材62とが相
互に分離した状態で一体裁断されている。尚、親指袋材
13、各マチ材14(合計3枚)、手首締付バンド15
は、従来から一般に使用されている形状のものが採用さ
れている。
【0020】そして、この第1実施形態では、図1〜図
3に示すように、手平材11、手甲材12、親指袋材1
3、各マチ材14、手首締付バンド15等の各材料を常
法通り縫合して手袋1に縫製している。この場合、図3
に示すように、手平材11側の各指平材(人差指平材3
1、中指平材41、薬指平材51、小指平材61)と手
甲材12側の各指甲材(人差指甲材32、中指甲材4
2、薬指甲材52、小指甲材62)とは、それぞれマチ
材14(合計3枚)を介して袋状に成形して、各指袋
(人差指袋3、中指袋4、薬指袋5、小指袋6)を構成
する。尚、図1における符号Mは、中指平材41、薬指
平材51、小指平材61の各指平材とマチ材14との縫
目(ミシン目)である。又、手首締付バンド15は、各
面ファスナー片15a,15b(図2)で開閉される。
【0021】この第1実施形態の手袋1では、中指袋4
と薬指袋5と小指袋6の各甲側を連結バンド16で連結
し得るようにしている。即ち、この第1実施形態では、
中指袋4と薬指袋5の各甲面における指長さ方向に離間
した2箇所にそれぞれ面ファスナー片17(2つづつの
合計4つ)を取付ける一方、該各面ファスナー片17と
結着する他方の面ファスナー片18を連結バンド16に
取付けるとともに、該連結バンド16の一端側を小指袋
6の外側部に縫着している。連結バンド16は、指長さ
方向に離間する2つの延出片16a,16bを有してお
り、該各延出片16a,16bにそれぞれ横長の面ファ
スナー片18,18を取付けている。そして、この連結
バンド16は、図3に鎖線図示(符号16′)するよう
に指甲側に被せると、その下面の各面ファスナー片1
8′が中指袋4甲面の各面ファスナー片17と薬指袋5
甲面の各面ファスナー片17に同時に接着して、中指袋
4と薬指袋5と小指袋6の3つの指袋の各甲面を連結す
るようになっている。
【0022】尚、指甲側の各面ファスナー片17及び連
結バンド16側の各面ファスナー片18は、特許請求範
囲中の止着具となるものであるが、他の実施形態では、
該止着具としてホックを使用してもよい。
【0023】ところで、図7に示すようにゴルフクラブ
のグリップG(野球バットやテニスラケットのグリップ
でも同様)を握る際には、一般に、中指と薬指と小指の
3つの指で強く握り、親指と人差指は添える程度で軽く
握ることが多いが、図1〜図3に示す第1実施形態の手
袋1では、次のような機能を有する。尚、この手袋1の
装着状態では、連結バンド16を中指袋4及び薬指袋5
の各甲面に被せて、中指袋4と薬指袋5と小指袋6とを
甲側において連結させておく。
【0024】まず、この手袋1では、親指袋2から小指
袋6までの5本の指袋がそれぞれ袋状に区画されている
ので、手袋装着状態において、各指袋2〜6に差し込ん
だ各指の周囲全体に指袋の内面が密着し、手袋全体のフ
ィット感が良好となる。
【0025】又、この手袋1では、中指平材41と薬指
平材51と小指平材61とが1枚ものの材料片11Aで
連続されており、且つ中指袋4と薬指袋5と小指袋6の
各甲面が連結バンド16で連結されているので、該3つ
の指袋が近接状態で左右に離間不能に連続している。従
って、この手袋1を装着した状態では、該3つの指袋4
〜6に差し込んだ各指(中指と薬指と小指)が近接状態
のままで離間不能に維持される。そして、手袋装着状態
でゴルフクラブのグリップを握ると、中指と薬指と小指
が近接状態のままで維持されていることにより、例えば
ゴルフの初心者であってもグリップを自然に適正状態で
握持することができる。又、グリップを握ってゴルフク
ラブをスイングしたときでも、該3つの指(中指と薬指
と小指)が離間することがない。尚、このように、中指
と薬指と小指の3つの指が近接状態のままでグリップを
握ると、その握持力を強くでき、ゴルフボールの飛距離
を延ばすことができるとともにスイングが安定する。
【0026】又、この第1実施形態のように、中指袋4
と薬指袋5と小指袋6の各指平材同士を1枚ものの材料
片11Aで連続させていると、該3つの指袋4〜6にお
ける各平側が一連の平面状態になり、この手袋1を装着
してグリップを握ったときに違和感(縫い目によるゴツ
ゴツ感)が少なくなる。
【0027】さらに、この第1実施形態のように、中指
袋4と薬指袋5と小指袋6の各甲面を連結バンド16で
連結しておくと、該3つの指袋4〜6が甲側においても
連続するようになり、それらの指袋(及び差し込まれる
中指と薬指と小指)がより一層一体化される。又、この
ように該3つの指袋4〜6が一体化されていると、グリ
ップを握持したとき(通常、グリップを絞り込むように
して握持する)でも、該各指袋4〜6が捩れることがな
く、常に良好な状態で握持できる。第2実施形態 図5及び図6に示す第2実施形態のグリップ握持用手袋
1では、第1実施形態とは逆に、中指袋4と薬指袋5と
小指袋6における各指甲材42,52,62に、それら
の指甲材の各側縁部同士が連続する1枚ものの材料片1
2Aを使用している。
【0028】そして、この第2実施形態でも、第1実施
形態のものと同様に、手平材11と手甲材12と親指袋
材13と各マチ材14と手首締付バンド15を用いて、
各指袋2〜6がそれぞれ袋状に区画された手袋1に縫製
されている。尚、図6において、符号Mは中指甲材4
2、薬指甲材52、小指甲材62と各マチ材14との縫
い目(ミシン目)である。
【0029】この第2実施形態のグリップ握持用手袋1
では、中指袋4と薬指袋5と小指袋6における各甲側が
1枚ものの材料片12Aで連続している。そして、この
手袋1を装着すると、該3つの指袋4〜6が甲側におい
て連続しているので、該各指袋4〜6内に差し込まれた
各指(中指と薬指と小指)も近接した状態に維持され
る。従って、この手袋1を装着してグリップを握持した
ときに、該3つの指(中指と薬指と小指)が近接状態の
ままで離間することがなく、適正な状態でグリップを握
持できる。
【0030】尚、この第2実施形態のグリップ握持用手
袋は、請求項1のみに対応するものであり、さらにこの
第2実施形態では、第1実施形態における連結バンド1
6は省略される。
【0031】
【発明の効果】本願発明のグリップ握持用手袋は、次の
ような効果がある。本願請求項1の発明の効果 本願請求項1の発明は、親指袋から小指袋までの5本の
指袋(2〜6)をそれぞれ袋状に区画しているグリップ
握持用手袋において、親指袋2と人差指袋3とをそれぞ
れ他の指袋と独立させている一方、中指袋4と薬指袋5
と小指袋6とを順次近接させた状態で離間不能に連続さ
せている。
【0032】そして、このグリップ握持用手袋を装着す
ると、中指袋4と薬指袋5と小指袋6にそれぞれ差し込
まれた中指と薬指と小指が近接状態のままで離間不能に
維持される。
【0033】従って、このグリップ握持用手袋を装着し
てグリップを握るときに、該3つの指(中指と薬指と小
指)が近接状態のままであるので、グリップを自然に適
正状態(該3つの指を近接させた状態)で握持すること
ができ、例えばゴルフクラブにおいては初心者であって
もグリップを毎回同じ状態で正確に握持することができ
る。又、このように手袋装着状態において、中指と薬指
と小指とが離間不能に維持されているので、例えばゴル
フクラブをスイングしたときでも該3つの指(中指と薬
指と小指)が離間することがなく、強い握持力を維持し
た状態でスイングすることができる等の効果がある。
尚、握持力の強い状態でスイングすると、ゴルフボール
の飛距離を延ばすとともに飛行方向の安定性をよくする
ことが期待できる。本願請求項2の発明の効果 本願請求項2の発明では、上記請求項1のグリップ握持
用手袋において、中指袋4と薬指袋5と小指袋6の各指
平材(41,51,61)に、それらの指平材(41,
51,61)の各側縁部同士が連続する1枚ものの材料
片11Aを使用している。
【0034】このように中指袋4と薬指袋5と小指袋6
の各指平材を1枚ものの材料片11Aで連続させている
と、該3つの指袋4〜6における各平側が一連の平面状
態になり且つ材料端縁同士の縫合部分のボリュームが小
さくなって、該3つの指袋4〜6部分でグリップを握っ
たときに違和感(ゴツゴツ感)が軽減される。又、該3
つの指袋(中指袋4と薬指袋5と小指袋6)の何れかに
捩れ作用が働いても、それら指袋4〜6の平側が1枚も
のの材料片11Aで連続しているので、該各指袋4〜6
がそれらの平側において全く捩れないという効果があ
る。本願請求項3の発明の効果 本願請求項3の発明では、上記請求項2のグリップ握持
用手袋において、相互に着脱自在に結着する1組の止着
具17,18のうちの一方の止着具17を中指袋4の甲
面に取付ける一方、他方の止着具18を連結バンド16
に取付けるとともに、該連結バンド16の一端側を小指
袋6に固定して、該連結バンド16側の止着具18を中
指袋4側の止着具17に結着させ得るようにしている。
【0035】この請求項3のグリップ握持用手袋では、
連結バンド16で小指袋6と中指袋4とを連結すると、
中指袋4と薬指袋5と小指袋6の3つの指袋の各平材4
1,51,61が1枚ものの材料片11Aで連続されて
いることと相俟って該3つの指袋4〜6がそれらの平側
及び甲側の両方で確実に連続し、該3つの指袋がより一
体化するとともに、それぞれ平側及び甲側の両方で捩れ
ることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第1実施形態のグリップ握持用手袋の平側
から見た平面図である。
【図2】図1のグリップ握持用手袋の甲側から見た平面
図である。
【図3】図2のIII−III拡大断面図である。
【図4】図1のグリップ握持用手袋における手平材と手
甲材の形状図である。
【図5】本願第2実施形態のグリップ握持用手袋の平側
から見た平面図である。
【図6】図5のグリップ握持用手袋の甲側から見た平面
図である。
【図7】従来の手袋を装着してグリップを握持したとき
の斜視図である。
【符号の説明】
1は手袋、2は親指袋、3は人差指袋、4は中指袋、5
は薬指袋、6は小指袋、11は手平材、11Aは材料
片、12は手甲材、12Aは材料片、13は親指袋材、
14はマチ材、16は連結バンド、17,18は止着具
(面ファスナー片)、41は中指平材、42は中指甲
材、51は薬指平材、52は薬指甲材、61は小指平
材、62は小指甲材である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親指袋から小指袋までの5本の指袋(2
    〜6)がそれぞれ袋状に区画されている手袋において、
    親指袋(2)と人差指袋(3)はそれぞれ他の指袋(4
    〜6)と独立している一方、中指袋(4)と薬指袋
    (5)と小指袋(6)とを近接状態で離間不能に連続さ
    せていることを特徴とするグリップ握持用手袋。
  2. 【請求項2】 請求項1において、中指袋(4)と薬指
    袋(5)と小指袋(6)の各指平材(41,51,6
    1)に、それらの指平材(41,51,61)の各側縁
    部同士が連続する1枚ものの材料片(11A)を使用し
    たことを特徴とするグリップ握持用手袋。
  3. 【請求項3】 請求項2において、相互に着脱自在に結
    着する1組の止着具(17,18)のうちの一方の止着
    具(17)を中指袋(4)の甲面に取付ける一方、他方
    の止着具(18)を連結バンド(16)に取付けるとと
    もに、該連結バンド(16)の一端側を小指袋(6)に
    固定して、該連結バンド(16)側の止着具(18)を
    中指袋(4)側の止着具(17)に結着させ得るように
    したことを特徴とするグリップ握持用手袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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