JP2002159458A - 生体電気信号誘導センサ、生体電気信号記録システム及び生体電気信号記録方法 - Google Patents

生体電気信号誘導センサ、生体電気信号記録システム及び生体電気信号記録方法

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JP2002159458A JP2000357942A JP2000357942A JP2002159458A JP 2002159458 A JP2002159458 A JP 2002159458A JP 2000357942 A JP2000357942 A JP 2000357942A JP 2000357942 A JP2000357942 A JP 2000357942A JP 2002159458 A JP2002159458 A JP 2002159458A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検者の体表から生体電気信号を取得して生
体電気信号を記録する記録器に伝達可能な生体電気信号
誘導センサ及び生体電気信号記録システムを提供する。 【解決手段】 Tシャツ着衣型被服の所定部位6カ所に
導電性材料で構成する誘導電極部を形成し、該誘導電極
部と記録器を収納するポケット部内に設けられた導電性
面ファスナー間に被服に縫い付けられた導電性の信号伝
達糸部で接続し、記録器がポケット部p内に収納された
時にポケット部内に設けられた導電性面ファスナーに対
向する記録器の表面部位に対となる導電性面ファスナー
を配設し、該面ファスナーを介して誘導電極部よりの電
気信号を取り込むととともに記録器をポケット内に固定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通常生活環境で被
検者の心電図を取得可能な生体電気信号誘導センサ、生
体電気信号記録システム及び生体電気信号記録方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な心電図記録は、安静時の心機能
を測定するもので、被検者の体表に生じる電圧の変化を
記録した心電図により行っている。心電図の測定のため
には銀/塩化銀電極(固定電極)を被検者の手首や足首
の近くに粘着剤によって皮膚に接着させたり、減圧を利
用して体表に吸着させたりすることで固定し、各電極か
ら得られる電気信号を増幅器により増幅して記録計に記
録したり、表示画面に波形表示していた。
【0003】しかもこの場合、患者は診察台の上に仰向
けになって安静にしていることが強要される。そして、
このような固定電極は、測定するごとに被検者に固定さ
れるものであり、しかも上記のように粘着剤を用いた
り、減圧したりして体表面に固定して測定に入るため、
被検者に意識させることなく計測するには限界がある。
【0004】これに対して近年、繊維布帛に組み込んだ
電極を利用して無拘束下で体表の電気信号を取得する方
法が報告されている(IEEE TRANSACTION ON BIOMEDICAL
ENGINEERING, VOL., 40, NO6, P593-594 1993)。これ
は導電性の繊維によって枕カバー及びシーツを作製し、
これによって被検者が導電性繊維から構成される枕カバ
ー及びシーツ上で横になるだけで心拍信号を採取するこ
とができるものである。
【0005】これによると、心臓ベクトルに対して定常
的な位置関係にある電極配置を保ち得るので、心電図の
第二誘導に近い定常的な波形が取れる。そのため心機能
の診断に有効である。また、この方法によれば電極を被
検者の体表面に固定することなく心電図を採ることがで
きるため、自然な状態での測定が可能となる。
【0006】しかしながら、上記導電性の枕カバー及び
シーツでは、例えば、被検者の姿勢如何によっては被検
者の髪の毛等が身体と導電性枕カバーの間に入ってしま
って身体と電極との接触面積が低下することで心拍信号
を途切れさせ、結果としてはその間は心電図が採取でき
なくなってしまい精度の点で問題がある。
【0007】また、この場合には被検者と電極とが容易
に離間する状態にあるため、例えば、被検者が寝返りを
うつ場合にも、上記同様の問題が発生してしまうことも
ある。特に、頭部に近い側に配する電極(枕カバー)
は、被検者の動きの影響が大きく身体との接触性が低下
し易いので十分に接触するよう配慮する必要がある。
【0008】この点を改良したものとして、特開平11
−128187号に記載された着衣型のものがある。こ
れは、上記シーツ型のものに代え、肩の部分を、裏面が
被検者の体表面と直接接触し、表面が心電計につながる
電極接続クリップなどと結合可能な可撓性導電部で構成
し、被検者が例えば仰臥状態からある程度身体を動かし
たとしても、電極と身体との接触面積を確保できるよう
にしたものである。
【0009】この特開平11−128187号に記載さ
れた着衣型のものは、ベッド上で被検者の姿勢が多少変
動しても良好な心電図が収集できることに主眼をおいた
もので、通常生活状態等、被検者が自由に動くことは当
然ながら不可能であった。
【0010】従って、このようにして心電図を測定して
も、測定した心電図から被検者が訴えている症状に関係
する所見ができない場合もある。すなわち、発作性、孤
立性、一過性の疾患を有する場合、病院での短い心電図
測定時問の間に症状が出現する可能性は低く、何度も患
者に足をはこばさせなければならなかった。
【0011】そこで、一過性の疾患を確実に捕らえよう
と普及したのがホルタ心電計(長時間心電図記録器)で
ある。現在のホルタ心電計においては、24時間以内の
連続心電図信号の記録が可能に構成されており、発作
性、孤立性、一過性の疾患を記録するようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この場合にお
いても、患者は心電図電極を貼り付けた状態を強要さ
れ、電極を装着した状態では行動も制約され、例えば入
浴等もできない。更に、現在の心電図収集用生体電極で
は、個人差はあるものの数時間も貼り付けていると接触
面がかゆくなり、過剰過敏の患者であれば赤くただれる
場合もあり、なかなか24時間以上の連続的な使用は難
しい。しかし、薬剤効果を確かめる場合等は、3日間あ
るいは1週間、またはそれ以上も電極を貼り付けながら
記録することも例外ではない。
【0013】また、ホルタ心電計に使用する電極自体も
小さくはなってきているが、実際日常的な行動となると
制約や、束縛感も否定できない。これらは、患者に対し
無意識、非侵襲的な条件を与えられず、また、金属アレ
ルギーや、薬剤アレルギーを持つ患者には不適当であ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであって、長時間の心電図記録であって
も、被検者に付加を与えることなく、かつ、必要な情報
を得ることが可能な生体電気信号誘導センサ、生体電気
信号記録システム及び生体電気信号記録方法を提供する
ことを目的とする。
【0015】上記目的を達成するために本発明に係る一
発明の実施の形態例においては、例えば以下の構成を備
える。
【0016】即ち、被検者の体表から生体電気信号を取
得して生体電気信号を記録する記録器に伝達可能な生体
電気信号誘導センサであって、良導電性を有さない素材
で形成した少なくとも上半身に直接装着可能な着衣部
と、検出生体電気信号を記録する生体電気信号記録器を
収納可能な前記着衣部の所定部位に設けられたポケット
部と、前記着衣部を前記被検者に装着したときに生体電
気信号検出部位となる少なくとも皮膚面側に形成された
生体電気信号を検出ための導電性繊維縫合部と、前記導
電性繊維縫合部で検出する生体電気信号を前記記録器を
収納する前記ポケット部に伝達するための導電性繊維で
構成された導電性糸を前記着衣部の前記導電性繊維縫合
部と前記ポケット部間に縫合した検出信号伝導部とを有
することを特徴とする。
【0017】そして例えば、前記導電性繊維縫合部は、
少なくとも被検者の上肩部と胸部側に配設されているこ
とを特徴とする。
【0018】また例えば、前記ポケット部内側の所定の
部位には前記検出信号伝導部端部と電気的に接続された
導電性面ファスナーが固着され、前記面ファスナーを介
して前記ポケット部に収納される前記記録器に検出信号
を伝達可能とすることを特徴とする。
【0019】また、被検者の体表から電気信号を取得し
て記録器に記録する生体電気信号記録システムであっ
て、検出生体電気信号を記録する記録器と、前記記録器
を収納可能な所定部位に設けられたポケット部と、前記
被検者の心電図情報収集部位の少なくとも皮膚表面側に
形成される必要数の導電性繊維縫合部と、前記導電性繊
維縫合部と前記ポケット部間に配設される少なくとも前
記導電性繊維縫合部で検出した電気信号を伝達可能な信
号伝達用の導電性糸を縫合した検出信号伝導部を少なく
とも一部に有する着衣と、前記検出信号伝導部の前記ポ
ケット部端部に装着された導電性の面ファスナー部とを
備え、前記記録器は、前記面ファスナー部を介して前記
導電性繊維縫合部で検出される検出信号を取り込むため
の前記ポケット部の面ファスナーと対となる第1の面フ
ァスナーが配設されており、対となる面ファスナー同士
を係合させて前記記録器を前記ポケット内の所定位置に
収納するとともに電気的な接続状態を維持可能とするこ
とを特徴とする。
【0020】そして例えば、前記導電性繊維縫合部は、
少なくとも被検者の上肩部と胸部側と背面側に配設され
ていることを特徴とする。
【0021】更にまた、取得した生体電気信号を記録す
る記録器を収納可能な所定部位が導電性素材で形成され
たポケット部と、生体への装着状態で皮膚表面の所定の
部位となる部分を導電性繊維で形成するとともに前記導
電性繊維形成部と前記ポケット部の前記導電性素材部間
に配設された導電性糸部と、他の部分を良導電性を有さ
ない繊維で被服形状に形成して前記導電性繊維形成部を
生体電気信号誘導用センサとして機能させることを特徴
とする。
【0022】そして例えば、前記ポケット部の導電性素
材の少なくともポケット内側部分には導電性材料で構成
された面ファスナーが配設されており、ポケット内に収
納される記録器の筐体外側に配設された面ファスナーと
係合可能に構成されていることを特徴とする。
【0023】また、被検者の体表から生体電気信号を取
得して生体電気信号を記録する記録器に伝達可能な生体
電気信号誘導センサであって、良導電性を有さない素材
で形成した被検者の体表面に直接装着可能な装着部と、
前記装着部を前記被検者に装着したときに生体電気信号
検出部位となる少なくとも皮膚面側に形成された生体電
気信号を検出ための導電性繊維縫合部と、前記導電性繊
維縫合部で検出する生体電気信号を前記記録器に導出す
るための前記装着部の前記導電性繊維縫合部より前記装
着部内を所定距離導電性繊維で構成された導電性糸で縫
合された検出信号伝導部とを有することを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る一発明の実施の形態の生体電気信号誘導センサ、生体
電気信号記録システム及び生体電気信号記録方法を詳細
に説明する。
【0025】〔第1の実施の形態例〕以下の説明は検出
する生体信号を心電図信号とした例を説明する。図1
は、本発明に係る一発明の実施の形態例の生体電気信号
誘導センサを心電図信号を収集する心電図用電極に適用
した場合の基本構成を説明するための図である。図1に
示す例は本発明をTシャツ着衣型の素肌に直接着る被服
(肌着)に適用した例であり、被服の所定部位6カ所に
導電性材料で構成する誘導電極部を形成し、該誘導電極
部と後述する信号伝達糸部とポケット部p内のコネクタ
部を除く部分は非導電性の繊維で形成されている。非良
導電性の繊維は、通常の肌着に用いられる素材でよく、
例えば綿や絹など種々のものを用いることができる。
【0026】導電性繊維は、導電性材料としては、例え
ば、静電気除電クロス(エレキノン(登録商標))ある
いはフェルト状に加工したサンダーロン100%(日本
蚕毛染色株式会社製)等を用いることができる。なお、
この材料は以上の例に限定されるものではなく、可撓性
を有するものであれば任意の材料とできる。
【0027】例えば他には所定の太さ(例えば、130
デニール)を有する糸であって、例えば、ポリアニリ
ン、ポリアセチレン等の導電性ポリマー、ポリエステル
繊維からなるフィラメント糸や紡績糸(撚糸)や、導電
性の糸と非導電性の綿糸、アクリル、ポリアミド系合成
繊維、ポリエステル糸とのコアヤーン、合糸、合撚糸、
混繊糸、紡績糸(撚糸)を用いることができる。
【0028】更に金属アレルギー保有者でない場合には
金、銀、銅等の金属糸、銀メッキされたナイロンフィラ
メントの束であるマルチフィラメントからなる銀メッキ
ナイロン糸や、硫化銅及びニッケルを含有したアクリル
繊維、或はポリアミド系合成繊維であってもよい。
【0029】図1に示すように、本実施の形態例の誘導
電極部は、右肩上肩部に配設された電極a、左肩上肩部
に配設された電極b、前面左側のちょうど中心が第4肋
間胸骨左縁位置に配設された電極c、前面右側のちょう
ど中心が第4肋間胸骨左縁位置に配設された電極d、背
面左側の背骨外側位置に配設された電極e、背面右側の
背骨を介した電極eと対象位置に配設された電極fの6
つの電極が配設されている。
【0030】なお、各電極の配設位置は図1に示す例に
限定されるものではなく、例えば、肩に位置する電極
a、bを首の付け根から肩関節部の間に、胸に位置する
電極c、dを平均乳頭部位置より下部に、背中に位置す
る電極e、fを平均乳頭部位置より下部の例えば電極
c、dの裏側にそれぞれ配設する事ができる。
【0031】この誘導電極部の詳細構成を図2を参照し
て以下に説明する。図2は本実施の形態例の誘導電極部
の構造を説明するための図である。
【0032】図2の(a)に示すのが皮膚接触面側から
みた誘導電極部であり、肌着に所定大きさ、例えば縦約
8.5cm、横約5.5cmの大きさに形成した導電性
繊維10が縫い込まれている。この部分の少なくとも皮
膚接触面を可撓性を有する任意の導電性材料で構成す
る。
【0033】そして図2の(b)に示すのが肌着の外面
よりみた状態であり、肌着の導電性繊維10が縫い込ま
れている部分は少なくとも導電性繊維10外形より小さ
な孔部11が形成されており、外側に導電性繊維10が
露出した状態となっている。
【0034】そして、外側の導電性繊維10のほぼ中心
位置に所定大きさの導電性材料で形成された面ファスナ
ー12が設けられている。なお、この面ファスナー12
は、中央部に配設されている場合に限らず、一方の端部
に設けられていても良い。更には、後述する信号伝達糸
部が直接導電層繊維10に縫い込まれている場合には、
この面ファスナー12を省略しても良い。
【0035】また、本実施の形態例においては、長時間
心電図情報の記録を行うホルタ心電計を収納するポケッ
ト部pが肌着の前面(胸部側)やや下側に配設されてい
る。しかし、心電計の収納状態が維持できる箇所であれ
ば任意の位置に設けることができ、例えば背中側の下部
に設けてもよく、また、ポケットの数も1カ所に限定さ
れるものではなく、例えば前後の2カ所に設けどちらの
ポケットにもホルタ心電計を入れられるように構成して
も良い。
【0036】このポケットの詳細を図3及び図4を参照
して以下に説明する。図3は本実施の形態例の図1に示
すポケットの外形形状を説明するための図、図4は本実
施の形態例の図3に示すポケットの底部のコネクタ部の
構造を説明するための図である。
【0037】本実施の形態例のポケットは、ホルタ心電
計等の生体誘導信号を長時間記録可能な記録器を収納で
きる大きさとする必要があり、できれば記録器の外形形
状に合わせた大きさとすることが望ましい。
【0038】図3においてはポケットの形状を簡略化し
て模式的にあらわしている。本実施の形態例では、例え
ばポケット部pの一例として、図3の(a)に示す様
に、幅約70mm、深さ約105mmの大きさでのポケ
ットとしている。そして、図3の(b)に示す様に、幅
約27mmに形成している。しかし、ポケット部に寸法
は以上の例に限定されるものではなく、記録器の形状に
あわせた、或いは少なくとも記録器を内部に収納可能な
大きさのものとできる。
【0039】そして、ポケット部pの底部及び上側の内
側面(肌着側)には、誘導電極部a〜fよりの収集誘導
信号をポケット部pに収納される記録器に渡すためのコ
ネクタ部を形成する導電性繊維部x1〜x6が縫い込ま
れており、少なくとも各導電性繊維部x1〜x6のポケ
ット内部側に面ファスナーy1〜y6が配設されてい
る。
【0040】なお、誘導電極部においては導電性繊維部
に比し面ファスナー部を小さくし、場合によっては面フ
ァスナーを省略することができた。しかし、本実施の形
態例においてはポケット部内の面ファスナーは必ず設け
られており、ある程度の大きさが確保されている。これ
は後述するポケット内の面ファスナーに対抗する記録器
側に設けられた面ファスナー構造の入出力端子部と良好
な係止関係を保つためである。
【0041】例えば、図3の(a)に示すポケット上部
の皮膚側にはx1,x2,x3の3カ所に導電性繊維部
が縫いつけられており、ポケット部の下部(底の部分)
にも上部とほぼ同じ間隔で3カ所の導電性繊維部(x4
〜x6)が縫いつけられている。
【0042】このポケット部における導電性繊維部の詳
細構造を底部の構造を表す図4を参照して説明する。
【0043】ポケット部も肌着と同じ素材で構成する事
ができる。ただし、ポケット部には記録器を収納する必
要があるため、ある程度の強度が必要である。このた
め、多くの可撓性を有する素材より伸縮性の少ない素材
でポケット部を構成することが望ましい。
【0044】本実施の形態例においては、誘導電極部と
同じくコネクタ部においても導電性繊維が肌着側に縫い
込まれており(ポケットの底部では下側に導電性繊維が
縫い込まれており)、肌着の導電性繊維が縫い込まれた
部分は切り欠かれている。
【0045】そしてポケット部においては、切欠部分に
面ファスナーが導電性繊維部と電気的な接続関係を維持
するように係止されている。そして、面ファスナーの表
面側はポケット内部に露出している状態になっている。
【0046】そして、肌着の図1に示す各電極a〜fを
構成する導電性電極部を形成する導電性繊維部と、ポケ
ット部のコネクタ部を構成する導電性電極部との間は、
導電性繊維で形成した導電性の糸を縫い込み、信号伝達
糸部を構成する。
【0047】即ち、導電性糸部の電極側端部は電極部の
面ファスナーに直接係止されるか、あるいは導電性の糸
部の端部に例えば電極部の導電性面ファスナーと対とな
る導電性面ファスナーを接続し、面ファスナー同士を係
合させることにより、信号伝達糸部を構成する導電性の
糸部と電極部とを電気的に接続する。
【0048】同様に信号伝達糸部のポケット部側の端部
をコネクタ部の導電性繊維部(x1〜x6)まで縫い込
んで導電性繊維部(x1〜x6)と電気的に接続する。
【0049】なお、図4の例では、導電性繊維部に導電
性面ファスナーが係止された構成であったが、直接肌着
に面ファスナーが縫い込まれた構成であってもよく、そ
の場合には面ファスナーの背面に後述する信号伝達糸部
が直接面ファスナー部と電気的な接続状態が維持できる
ように係止される。
【0050】また、本実施の形態例の記録器には、ポケ
ット内に収納した際にポケット内に配設された面ファス
ナー構造を有するコネクタ部に対向する部位にポケット
部の面ファスナーと対となって互いに電気的な接続状態
を維持して係止可能な対応する導電性面ファスナー(雌
雄対となる面ファスナー)構造の入出力端子部が配設さ
れている。そして、この面ファスナーを介して収集信号
を心電計内部に取り込む様に構成されている。
【0051】即ち、記録器の入出力端子部には特別の凹
凸がなく、ポケット内に収納しても被検者に加わる負荷
を最小限に抑えた構成となっている。
【0052】なお、以上に説明した面ファスナーは導線
性繊維で構成されていても、或いは導線性プラスチック
で構成されていてもよい。
【0053】本実施の形態例では信号伝達糸部により電
極部とコネクタ部とを接続したため、信号伝達糸部は肌
着と一体に構成され、電極と心電計間の接続信号線が絡
み合ったり、周囲の他のものに引っかかったりすること
がなく、じゃまにならないものとできる。
【0054】また、信号伝達糸部の両端部を導電性繊維
部に直接縫い込んだような場合には、肌着を洗濯しても
電極部、コネクタ部等の劣化などがなく、清潔な状態で
の繰り返し利用が可能となる。また、皮膚に直接電極部
を固着する構成ではないため、例えば被検者に入浴禁止
などの制約を課す必要がなく、例えば本実施の形態例の
肌着を端に脱ぐだけで入力することができる。
【0055】即ち、長期間の使用時には、複数の同種の
肌着を用意しておくことにより、単に記録器をポケット
から取り外し、肌着を交換してポケット部の面ファスナ
ーと記録器側に設けられた面ファスナー構造の入出力端
子部とを位置決めして面ファスナー同士を係止するのみ
で容易に再装着することができる。これにより、長期間
の心電図収集を行う場合においても、さほどの負荷なく
生体信号の収集が可能となる。
【0056】例えば、肌着を生体電気信号誘導用Tシャ
ツ型とし、ホルタ心電計をポケット部に挿入して互いの
面ファスナー部を係合させるのみで生体信号の収集が可
能となる。この場合に、状況に応じて、導電性繊維部と
生体との接触部位に軽く市販のハンドクリームを塗布す
ることも有効である。
【0057】そして被検者は、複数の着替え用に必要枚
数の肌着を予め用意しておくだけで日常生活通り夜には
本実施の形態例の肌着を脱いで入浴することも可能であ
り、着替え用の肌着を着用し、先に使用していた記録器
をまたポケットに挿入して対応する面ファスナー同士を
係合させるのみで所定の心電図信号等の生体誘導信号を
記録器に伝達することが可能となる。
【0058】例えば、予め本実施の形態例の肌着を7着
用意すれば、毎日肌着を代えても1週間分の例えばR一
R間隔データ等の生体信号が取得でき、この方法で得ら
れた、R一R間隔の不整度からであっても、発作性、孤
立性の心房細動、粗動の開始、終始、持続時間などが解
読できる。これは上述したような場合であれば、必ずし
も連続的にR一R間隔が認識できなくても良いからであ
る。
【0059】これによっても診断に必要な情報は収集で
き、心房細動の開始、終始、持続時間等のキーワードが
得られれば良く、途中に体動などにより識別不能な信号
が続いても、それが例えば2分間であっても、そのあと
のR一R間隔が数秒間連続で認識できれば良い。
【0060】次に本実施の形態例の以上に説明した生体
電気信号誘導センサよりの生体信号を受け取って長時間
記録を行う記録器の詳細構成を図6に示す。
【0061】図6において、100はポケット部内に収
納される記録器であり、111〜116は記録器100
がポケット内に収納された際にポケット内のコネクタ部
を構成する面ファスナー部に対抗する部位に配設された
面ファスナー構造の入出力端子部、120は入出力端子
部111〜116よりの誘導生体信号を入力して入力信
号間の差分を検知して増幅する差動アンプである。
【0062】130は差動アンプ120よりの信号より
雑音成分を除去する雑音除去フィルタ、140は雑音除
去フィルタ130よりのアナログ信号を対応するデジタ
ル信号に変換するアナログ−デジタル変換器(A/D変
換器)、150はA/D変換器140よりのデジタル信
号を所定時間ごとにサンプリングしてデジタル記憶する
大容量の記録装置であり、記憶媒体は着脱自在に構成さ
れている。kの記録媒体としては例えばメモリカードを
用いることができる。
【0063】本実施の形態例の記録器100の入出力端
子部111〜116は導電性の面ファスナー構造であ
り、上述したようにポケット内のコネクタ部の面ファス
ナーy1〜y6に係合して電気的な接続状態を維持する
とともに、記録器100をポケット部p内に位置決め固
定する。
【0064】そして、このコネクタ部と電極部a〜f間
は肌着を構成する良導電性を有しない服地に銅製で緯線
意で製造した糸を縫い込んで信号伝達糸部51〜56を
構成することにより、切断される可能性のほとんどな
い、かつじゃまになったり外れたりする可能性のない確
実な信号伝達が可能となる。
【0065】以上に説明したように本実施の形態例によ
れば、生体信号を検出する生体信号誘導センサを被服形
状として所定部位に該当する個所を導電性繊維で構成し
たため、従来のホルター心電計の様に生体電極を直接皮
膚に装着する必要がなく、金属の電極を用いたり、導電
性ゲルを皮膚に塗布して電極を装着する必要がなく、被
検者が金属アレルギー保有者である場合や薬剤アレルギ
ー保有者であっても、問題なく使用することができる。
【0066】また、使用時においても特別意識したり多
大の負荷を与えることがなく、無意識のうちに長期間の
連続使用が可能となる。
【0067】本実施の形態例のセンサは、心電図の測定
のみでなく、被服の電極部の配設位置により筋電情報や
体動情報を検出することができ、また、頭部を覆うフー
ド形状のものであれば脳波の検出にも適用することがで
きる。また、被服も図1に示すTシャツ型に限定される
ものではなく、パジャマ型であっても、ポロシャツ形状
であっても良く、更に、ポケットを有する下着型のもの
であっても良いことは勿論である。
【0068】更に、被服型に限定されるものではなく、
筋電情報や体動情報を検出する場合などではパンツ型の
ものであっても良い。
【0069】図1に示すTシャツ型の生体電気信号誘導
センサとし、上肩部の電極aをマイナス電位、同じく電
極bをプラス電位として心電図のQRS波形を検出した
例を図7に示す。図7に示すように、体動時には検出波
形の乱れはあるが、ほぼ一定間隔でのQRS波形が検出
でき、ホルタ心電計としてに機能は十分に得ることがで
きる。なお、図7に示す心電図は、記録装置150に記
録する際に、例えば記録装置に備える不図示の信号処理
回路で適度の信号処理を施しているため、実波形とは異
なる。
【0070】図7に示す例は、ORS波形の認識を目的
とするものであり、もっとも有勃な使用例としては、一
心拍毎のR−R間隔の測定に利用できる。更に、適切な
信号処理により雑音成分を除去することにより、不整脈
の確認も可能であり、また、虚血総量の確認も可能であ
る。更に、この方法で得られた、R−R間隔の不整度か
ら、発作性、孤立性の心房細動、粗動の開始及び終始、
持続時間などが解読できる。
【0071】これは、以上のような場合であれば必ずし
も連続的にR−R間隔が認識できなくても、例えば心房
細動の開始、終始、持続時間のキーワードが得られれば
良く、途中に体動などにより識別不能な信号が例えば2
分間続いたような場合であっても、そのあとのR−R間
隔が数秒間連続で認識できれば良い。
【0072】導電性繊維は、所定の太さ(例えば、13
0デニール)を有する糸であって、例えば、ポリアニリ
ン、ポリアセチレン等の導電性ポリマー、ポリエステル
繊維からなるフィラメント糸や紡績糸(撚糸)や、導電
性の糸と非導電性の綿糸、アクリル、ポリアミド系合成
繊維、ポリエステル糸とのコアヤーン、合糸、合撚糸、
混繊糸、紡績糸(撚糸)を用いることができる。
【0073】更に金属アレルギー保有者でない場合には
金、銀、銅等の金属糸、銀メッキされたナイロンフィラ
メントの束であるマルチフィラメントからなる銀メッキ
ナイロン糸や、硫化銅及びニッケルを含有したアクリル
繊維或はポリアミド系合成繊維であってもよい。
【0074】なお、以上の説明は被服の一部を導電性繊
維で構成する例を説明し、ポケット部に記録器を収納す
る例を説明した。しかし、本発明は以上の例に限定され
るものではなく、例えば、服地の一部を導電性繊維で構
成して生体表面よりの生体信号を収集できるものであれ
ばその形状に限定されない。
【0075】更に、記録器がホルタ心電計の様に非常に
長時間の記録を要求されるものであればある程度大型と
なるが、記録容量によっては非常に小型に構成でき、ほ
んのわずかの収納場所があれば良い場合もある。
【0076】このような場合にはその形状に対する制約
がなく、例えば、バンダナ、鉢巻き、サポータとして形
成された場合にも適用できる。用いることもできる。
【0077】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
生体信号を検出する生体信号誘導センサを直接生体に装
着でき、かつ装着状態で生体信号検出部位に該当する個
所を導電性繊維で構成したため、従来のホルタ心電計等
の様に生体電極として金属の電極を用いたり、導電性ゲ
ルを皮膚に塗布して生体電極を直接皮膚に装着する必要
がなく、被検者が金属アレルギー保有者である場合や薬
剤アレルギー保有者であっても、問題なく使用すること
ができる。
【0078】また、使用時においても被検者にほとんど
負荷を与えないため、特別意識したりすことなく、日常
生活を送ることもでき無意識のうちに長期間の連続使用
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一発明の実施の形態例の生体電気
信号誘導センサの構成を説明するための図である。
【図2】本実施の形態例の誘導電極部の構造を説明する
ための図である。
【図3】本実施の形態例の図1に示すポケットの構造を
説明するための図である。
【図4】本実施の形態例の図2に示すポケットの内部構
造を説明するための図である。
【図5】本実施の形態例のポケット部のコネクタ部の面
ファスナーと記録器との接続を説明するための図であ
る。
【図6】本実施の形態例の記録器の詳細構成を示す図で
ある。
【図7】図1に示すTシャツ型の生体電気信号誘導セン
サを用いた心電図のQRS波形検出例を示す図である。
【符号の説明】
10、210,220、a〜f、x1〜x6 生体電
極部 p ポケット部、1 着衣 12、235,245、y1〜y6 導電性面ファス
ナー 51〜56、230,240 信号伝達糸部 100、250 記録器 111〜116 コネクタ部 120 差動アンプ 130 雑音除去フィルタ 140 A/D変換器 150 記録装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検者の体表から生体電気信号を取得し
    て生体電気信号を記録する記録器に伝達可能な生体電気
    信号誘導センサであって、 良導電性を有さない素材で形成した少なくとも上半身に
    直接装着可能な着衣部と、 検出生体電気信号を記録する生体電気信号記録器を収納
    可能な前記着衣部の所定部位に設けられたポケット部
    と、 前記着衣部を前記被検者に装着したときに生体電気信号
    検出部位となる少なくとも皮膚面側に形成された生体電
    気信号を検出ための導電性繊維縫合部と、 前記導電性繊維縫合部で検出する生体電気信号を前記記
    録器を収納する前記ポケット部に伝達するための導電性
    繊維で構成された導電性糸を前記着衣部の前記導電性繊
    維縫合部と前記ポケット部間に縫合した検出信号伝導部
    とを有することを特徴とする生体電気信号誘導センサ。
  2. 【請求項2】 前記導電性繊維縫合部は、少なくとも被
    検者の上肩部と胸部側に配設されていることを特徴とす
    る請求項1記載の生体電気信号誘導センサ。
  3. 【請求項3】 前記ポケット部内側の所定の部位には前
    記検出信号伝導部端部と電気的に接続された導電性面フ
    ァスナーが固着され、前記面ファスナーを介して前記ポ
    ケット部に収納される前記記録器に検出信号を伝達可能
    とすることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    生体電気信号誘導センサ。
  4. 【請求項4】 被検者の体表から電気信号を取得して記
    録器に記録する生体電気信号記録システムであって、 検出生体電気信号を記録する記録器と、 前記記録器を収納可能な所定部位に設けられたポケット
    部と、前記被検者の心電図情報収集部位の少なくとも皮
    膚表面側に形成される必要数の導電性繊維縫合部と、前
    記導電性繊維縫合部と前記ポケット部間に配設される少
    なくとも前記導電性繊維縫合部で検出した電気信号を伝
    達可能な信号伝達用の導電性糸を縫合した検出信号伝導
    部を少なくとも一部に有する着衣と、 前記検出信号伝導部の前記ポケット部端部に装着された
    導電性の面ファスナー部とを備え、 前記記録器は、前記面ファスナー部を介して前記導電性
    繊維縫合部で検出される検出信号を取り込むための前記
    ポケット部の面ファスナーと対となる第1の面ファスナ
    ーが配設されており、対となる面ファスナー同士を係合
    させて前記記録器を前記ポケット内の所定位置に収納す
    るとともに電気的な接続状態を維持可能とすることを特
    徴とする生体電気信号記録システム。
  5. 【請求項5】 前記導電性繊維縫合部は、少なくとも被
    検者の上肩部と胸部側と背面側に配設されていることを
    特徴とする請求項4記載の生体電気信号記録システム。
  6. 【請求項6】 取得した生体電気信号を記録する記録器
    を収納可能な所定部位が導電性素材で形成されたポケッ
    ト部と、生体への装着状態で皮膚表面の所定の部位とな
    る部分を導電性繊維で形成するとともに前記導電性繊維
    形成部と前記ポケット部の前記導電性素材部間に配設さ
    れた導電性糸部と、他の部分を良導電性を有さない繊維
    で被服形状に形成して前記導電性繊維形成部を生体電気
    信号誘導用センサとして機能させることを特徴とする生
    体電気信号誘導センサ。
  7. 【請求項7】 前記ポケット部の導電性素材の少なくと
    もポケット内側部分には導電性材料で構成された面ファ
    スナーが配設されており、ポケット内に収納される記録
    器の筐体外側に配設された面ファスナーと係合可能に構
    成されていることを特徴とする請求項6記載の生体電気
    信号誘導センサ。
  8. 【請求項8】 被検者の体表から生体電気信号を取得し
    て生体電気信号を記録する記録器に伝達可能な生体電気
    信号誘導センサであって、 良導電性を有さない素材で形成した被検者の体表面に直
    接装着可能な装着部と、 前記装着部を前記被検者に装着したときに生体電気信号
    検出部位となる少なくとも皮膚面側に形成された生体電
    気信号を検出ための導電性繊維縫合部と、 前記導電性繊維縫合部で検出する生体電気信号を前記記
    録器に導出するための前記装着部の前記導電性繊維縫合
    部より前記装着部内を所定距離導電性繊維で構成された
    導電性糸で縫合された検出信号伝導部とを有することを
    特徴とする生体電気信号誘導センサ。
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