JP2002159359A - リクライニング装置 - Google Patents
リクライニング装置Info
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- JP2002159359A JP2002159359A JP2000360944A JP2000360944A JP2002159359A JP 2002159359 A JP2002159359 A JP 2002159359A JP 2000360944 A JP2000360944 A JP 2000360944A JP 2000360944 A JP2000360944 A JP 2000360944A JP 2002159359 A JP2002159359 A JP 2002159359A
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Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 無段階調整あるいは微調整可能なリクライニ
ング装置であって、軽くロックオフすることができ、か
つ、がたつかない操作感の良いものを提供する。 【解決手段】 第2フランジ22を第1フランジ21に
対して回転自在あるいは固定するのに、第2フランジ2
2にテーパ内周面22Bを形成し、カム部材23の外周
にテーパカム面23Bを形成する。テーパ面22B、2
3Bの間に多くのコロ25を配設する。そして、カム部
材23の軸方向第2フランジ22への近接離間によりコ
ロ25とテーパ面22B、23Bとのクラッチ作用によ
りロック、ロックオフする。
ング装置であって、軽くロックオフすることができ、か
つ、がたつかない操作感の良いものを提供する。 【解決手段】 第2フランジ22を第1フランジ21に
対して回転自在あるいは固定するのに、第2フランジ2
2にテーパ内周面22Bを形成し、カム部材23の外周
にテーパカム面23Bを形成する。テーパ面22B、2
3Bの間に多くのコロ25を配設する。そして、カム部
材23の軸方向第2フランジ22への近接離間によりコ
ロ25とテーパ面22B、23Bとのクラッチ作用によ
りロック、ロックオフする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シートのシ
ートバックの傾斜角を任意に調整できるリクライニング
装置に関し、特に傾斜角を無段階に、あるいは微少角度
ごとに調整できるリクライニング装置にする。
ートバックの傾斜角を任意に調整できるリクライニング
装置に関し、特に傾斜角を無段階に、あるいは微少角度
ごとに調整できるリクライニング装置にする。
【0002】
【従来の技術】従来のリクライニング装置には、傾斜角
を無段階に調整できるものとしてコロとカムとの協働に
よりコロを円周面に押し付け、くさび作用(クラッチ作
用)を持たせて任意の位置にロックできるようにしたも
のが、特公昭42−9843号や実公昭49−2761
5号に開示されている。また、微少角度ごとに調整でき
るものとして特開平7−227330号には、軸方向に
摺動可能なロック部材にテーパ状歯部(傘歯歯車)を形
成し、軸方向の移動によりそのテーパ状歯部が相手方と
噛合離脱することによりリクライニングがロック、アン
ロックするようにした装置が提案されている。
を無段階に調整できるものとしてコロとカムとの協働に
よりコロを円周面に押し付け、くさび作用(クラッチ作
用)を持たせて任意の位置にロックできるようにしたも
のが、特公昭42−9843号や実公昭49−2761
5号に開示されている。また、微少角度ごとに調整でき
るものとして特開平7−227330号には、軸方向に
摺動可能なロック部材にテーパ状歯部(傘歯歯車)を形
成し、軸方向の移動によりそのテーパ状歯部が相手方と
噛合離脱することによりリクライニングがロック、アン
ロックするようにした装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者のくさび作用(ク
ラッチ作用)を持たせた機構は、無段階で調整できると
いう優れた効果を持つ。しかしながら、リクライニング
がロックされた状態からアンロックの状態に移行させる
のに、何れの公報の記載も、コロをくさび状態に追い込
んだ方向と逆方向にコロを強制的に移動させて、くさび
を解除する方法であった。特公昭42−9843号では
第3図の内部板48及び外部板50をレバー78で回転
させるものであり、実公昭49−27615号では第5
図の作動板10、11をレバー22で回転させるもので
あった。くさび状態に食い込んだコロを逆方向に移動さ
せ食い込みを解除するには最初にかなり強い力を要す
る。このためリクライニングを軽くアンロックすること
ができずアンロックするときの操作感が悪いという問題
点があった。
ラッチ作用)を持たせた機構は、無段階で調整できると
いう優れた効果を持つ。しかしながら、リクライニング
がロックされた状態からアンロックの状態に移行させる
のに、何れの公報の記載も、コロをくさび状態に追い込
んだ方向と逆方向にコロを強制的に移動させて、くさび
を解除する方法であった。特公昭42−9843号では
第3図の内部板48及び外部板50をレバー78で回転
させるものであり、実公昭49−27615号では第5
図の作動板10、11をレバー22で回転させるもので
あった。くさび状態に食い込んだコロを逆方向に移動さ
せ食い込みを解除するには最初にかなり強い力を要す
る。このためリクライニングを軽くアンロックすること
ができずアンロックするときの操作感が悪いという問題
点があった。
【0004】そこで、本発明の第1の発明の目的は、軽
くアンロックでき操作感の良好な無段階クラッチ作用の
リクライニング装置を提供することにある。
くアンロックでき操作感の良好な無段階クラッチ作用の
リクライニング装置を提供することにある。
【0005】後者のテーパ状歯部をロック部材に形成し
た特開平7−227330号の機構は、テーパ状歯部が
全周にわたって相手側と噛合するのでロック強度を維持
しながら歯のピッチを細かくしてリクライニングを微少
角度ごとに調整できるという優れた効果がある。しかし
ながら、公報の第3図に示すロック部材たるロックギヤ
22を回転方向には拘束しながら軸方向に案内するの
に、筒状歯部(平外歯車)22aとベースプレート14
の筒状歯部(平内歯車)14aの全周にわたる噛合を保
ちながらの摺動に頼っている。このため筒状歯部22
a,14aの噛合が甘いとロック時にガタが生じ、噛合
が固すぎるとロックギヤ22を軸方向に移動させるのに
強い力を要するという問題点があった。
た特開平7−227330号の機構は、テーパ状歯部が
全周にわたって相手側と噛合するのでロック強度を維持
しながら歯のピッチを細かくしてリクライニングを微少
角度ごとに調整できるという優れた効果がある。しかし
ながら、公報の第3図に示すロック部材たるロックギヤ
22を回転方向には拘束しながら軸方向に案内するの
に、筒状歯部(平外歯車)22aとベースプレート14
の筒状歯部(平内歯車)14aの全周にわたる噛合を保
ちながらの摺動に頼っている。このため筒状歯部22
a,14aの噛合が甘いとロック時にガタが生じ、噛合
が固すぎるとロックギヤ22を軸方向に移動させるのに
強い力を要するという問題点があった。
【0006】そこで、本発明の第2の発明の目的は、ロ
ック部材の全周にわたる歯部の噛合離脱によりロックア
ンロックを行い微少角度ごとに調整できるリクライニン
グ装置でありながら、ロック部材の移動が滑らかで操作
感が良くガタのないリクライニング装置を提供すること
にある。
ック部材の全周にわたる歯部の噛合離脱によりロックア
ンロックを行い微少角度ごとに調整できるリクライニン
グ装置でありながら、ロック部材の移動が滑らかで操作
感が良くガタのないリクライニング装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のうち、請求項1乃至5に記載の発明は上記
第1の発明を構成し、請求項6乃至10に記載の発明は
上記第2の発明を構成している。
めの本発明のうち、請求項1乃至5に記載の発明は上記
第1の発明を構成し、請求項6乃至10に記載の発明は
上記第2の発明を構成している。
【0008】第1の発明を構成する本発明のうち、請求
項1記載の発明は、シートクッションに対して傾動可能
にシートバックを保持するリクライニング装置であっ
て、シートクッションに固定される第1ブラケットとシ
ートバックを保持する第2ブラケットと、上記いずれか
一方のブラケットに固定若しくは固着される第1フラン
ジと他方のブラケットに固定若しくは固着される第2フ
ランジとを有し、その第1フランジと第2フランジは相
対的に回動し得るようヒンジ構造に組み立てられてお
り、前記第1フランジに支承されたカム部材と、そのカ
ム部材と第2フランジの内周面との間に配設された複数
のコロと、前記カム部材を移動させる手段とを備え、前
記カム部材を一方に移動させたときにコロが第2フラン
ジの内周面とカム部材のカム面との間に挟圧されてくさ
び作用により第1フランジと第2フランジが固定され、
前記カム部材を他方に移動させたときにコロがくさび作
用から解き放たれて回転自在となり第1フランジと第2
フランジとが相対的に回動可能となるようにしたリクラ
イニング装置において、前記第2フランジの内周面はテ
ーパ状に形成されており、前記カム部材は、略円板形状
であり回転方向には拘束され軸方向にのみ移動可能に第
1フランジに支承されており、前記カム部材は、その外
周面がテーパ状のカム面をなし、そのカム高さの低い部
分と高い部分が複数個連続してテーパ状の外周面(カム
面)を形成しており、前記カム部材のカム高さの低いと
ころにそれぞれコロが配設されており、前記カム部材を
移動させる手段がカム部材を軸方向に移動させる手段で
ある、ことを特徴とする。
項1記載の発明は、シートクッションに対して傾動可能
にシートバックを保持するリクライニング装置であっ
て、シートクッションに固定される第1ブラケットとシ
ートバックを保持する第2ブラケットと、上記いずれか
一方のブラケットに固定若しくは固着される第1フラン
ジと他方のブラケットに固定若しくは固着される第2フ
ランジとを有し、その第1フランジと第2フランジは相
対的に回動し得るようヒンジ構造に組み立てられてお
り、前記第1フランジに支承されたカム部材と、そのカ
ム部材と第2フランジの内周面との間に配設された複数
のコロと、前記カム部材を移動させる手段とを備え、前
記カム部材を一方に移動させたときにコロが第2フラン
ジの内周面とカム部材のカム面との間に挟圧されてくさ
び作用により第1フランジと第2フランジが固定され、
前記カム部材を他方に移動させたときにコロがくさび作
用から解き放たれて回転自在となり第1フランジと第2
フランジとが相対的に回動可能となるようにしたリクラ
イニング装置において、前記第2フランジの内周面はテ
ーパ状に形成されており、前記カム部材は、略円板形状
であり回転方向には拘束され軸方向にのみ移動可能に第
1フランジに支承されており、前記カム部材は、その外
周面がテーパ状のカム面をなし、そのカム高さの低い部
分と高い部分が複数個連続してテーパ状の外周面(カム
面)を形成しており、前記カム部材のカム高さの低いと
ころにそれぞれコロが配設されており、前記カム部材を
移動させる手段がカム部材を軸方向に移動させる手段で
ある、ことを特徴とする。
【0009】このように形成すると、カム部材はくさび
作用の作用する回転方向ではなく、それとは直角方向の
軸方向にのみ移動する。カム部材を第2フランジに接近
する方向に移動し押圧すると第2フランジのテーパ状の
内周面とカム部材の外周面をなすテーパ状のカム面が接
近する。この結果、コロはカム高さの最も低い場所に移
動し、コロが第2フランジの内周テーパ面とカム部材の
外周テーパ面とに挟圧された状態になる。この状態で第
1フランジ(すなわちカム部材)と第2フランジとを相
対的にいずれかの方向に回転させようとする力が加わる
と、コロにカム高さの最も低い場所から高い場所に移動
しようとする力が加わり、コロは第2フランジの内周テ
ーパ面とカム部材の外周テーパ面(カム面)に食い込
む。いわばコロが「くさび」として第2フランジの内周
テーパ面とそれと僅かな角度をなすカム部材のカム面と
の間に入り込もうとし、食い込んでロックされる。すな
わちリクライニング装置はロックされた状態になる。ロ
ックは連続的に任意の角度位置ですることができる。こ
れがクラッチ方式のリクライニング装置の利点である。
作用の作用する回転方向ではなく、それとは直角方向の
軸方向にのみ移動する。カム部材を第2フランジに接近
する方向に移動し押圧すると第2フランジのテーパ状の
内周面とカム部材の外周面をなすテーパ状のカム面が接
近する。この結果、コロはカム高さの最も低い場所に移
動し、コロが第2フランジの内周テーパ面とカム部材の
外周テーパ面とに挟圧された状態になる。この状態で第
1フランジ(すなわちカム部材)と第2フランジとを相
対的にいずれかの方向に回転させようとする力が加わる
と、コロにカム高さの最も低い場所から高い場所に移動
しようとする力が加わり、コロは第2フランジの内周テ
ーパ面とカム部材の外周テーパ面(カム面)に食い込
む。いわばコロが「くさび」として第2フランジの内周
テーパ面とそれと僅かな角度をなすカム部材のカム面と
の間に入り込もうとし、食い込んでロックされる。すな
わちリクライニング装置はロックされた状態になる。ロ
ックは連続的に任意の角度位置ですることができる。こ
れがクラッチ方式のリクライニング装置の利点である。
【0010】次に、ロックを外そうとするときは、カム
部材を第2フランジから離れる方向の軸方向に強制的に
移動させる。この結果、第2フランジの内周テーパ面と
カム部材の外周テーパ面の間隔が広がり、コロの食い込
みが外れてコロは回転自在となり、コロによるロックが
外れて第2フランジは回転可能になる。すなわちリクラ
イニング装置はアンロックとなり傾動可能な状態にな
る。ここで注目したいのはコロの食い込みを外そうとす
る際に、前記従来の技術のように、くさびの作用をする
コロを、コロを押し込んだ方向と逆の方向に強引に引き
戻して食い込みを外しているのではない点である。本発
明では、コロの食い込みを外すのに、くさびの食い込む
壁面の役割をなすカム部材の外周テーパ面を、コロが食
い込んだ回転方向とは直角の軸方向に逃がして達成して
いる。つまり、くさびとなるコロを引き戻しているので
はなく、くさびが食い込む壁面を直角方向に逃がしてロ
ックオフしている。
部材を第2フランジから離れる方向の軸方向に強制的に
移動させる。この結果、第2フランジの内周テーパ面と
カム部材の外周テーパ面の間隔が広がり、コロの食い込
みが外れてコロは回転自在となり、コロによるロックが
外れて第2フランジは回転可能になる。すなわちリクラ
イニング装置はアンロックとなり傾動可能な状態にな
る。ここで注目したいのはコロの食い込みを外そうとす
る際に、前記従来の技術のように、くさびの作用をする
コロを、コロを押し込んだ方向と逆の方向に強引に引き
戻して食い込みを外しているのではない点である。本発
明では、コロの食い込みを外すのに、くさびの食い込む
壁面の役割をなすカム部材の外周テーパ面を、コロが食
い込んだ回転方向とは直角の軸方向に逃がして達成して
いる。つまり、くさびとなるコロを引き戻しているので
はなく、くさびが食い込む壁面を直角方向に逃がしてロ
ックオフしている。
【0011】このように、コロ自体を引き戻すのではな
く壁面となるテーパ面を逃がす構造であるため、リクラ
イニング装置に荷重が掛かった後のコロが食い付いたロ
ック状態からも軽くロックオフすることができる。この
ため、無段階のクラッチ方式の装置にもかかわらずリク
ライニング装置の操作感が軽快で良好になるという効果
がある。
く壁面となるテーパ面を逃がす構造であるため、リクラ
イニング装置に荷重が掛かった後のコロが食い付いたロ
ック状態からも軽くロックオフすることができる。この
ため、無段階のクラッチ方式の装置にもかかわらずリク
ライニング装置の操作感が軽快で良好になるという効果
がある。
【0012】ここで、請求項2記載の発明のように、前
記カム部材を第1フランジに支承する構造が、第1フラ
ンジの外周面に断面が半円形の軸方向に走る溝を複数個
形成し、カム部材の内周面の前記溝に対向する箇所にそ
れぞれ断面が半円形の軸方向に走る溝を形成し、第1フ
ランジの溝とカム部材の溝とで構成される複数個の筒状
の空間に玉(ボール)を予圧を掛けて圧入した構造であ
る、ことを特徴とするように形成することができる。
記カム部材を第1フランジに支承する構造が、第1フラ
ンジの外周面に断面が半円形の軸方向に走る溝を複数個
形成し、カム部材の内周面の前記溝に対向する箇所にそ
れぞれ断面が半円形の軸方向に走る溝を形成し、第1フ
ランジの溝とカム部材の溝とで構成される複数個の筒状
の空間に玉(ボール)を予圧を掛けて圧入した構造であ
る、ことを特徴とするように形成することができる。
【0013】このように形成すると、第1フランジに対
してカム部材を回転しようとしても、玉(ボール)には
剪断力が掛かるのみで回転できず、玉(ボール)が圧入
されていることからガタもなく第1フランジと一体に支
承される。そして、カム部材を第1フランジの軸方向に
移動しようとすると、玉(ボール)が溝と溝とで構成さ
れる筒状の空間内を転がり、カム部材はスムーズに軸方
向に移動する。このように、カム部材が回転方向にはガ
タなく固定され、軸方向にはスムーズに移動可能である
ことから、リクライニング装置ががたつかないという効
果とリクライニング装置の操作感がスムーズになって良
好になるという効果を奏する。
してカム部材を回転しようとしても、玉(ボール)には
剪断力が掛かるのみで回転できず、玉(ボール)が圧入
されていることからガタもなく第1フランジと一体に支
承される。そして、カム部材を第1フランジの軸方向に
移動しようとすると、玉(ボール)が溝と溝とで構成さ
れる筒状の空間内を転がり、カム部材はスムーズに軸方
向に移動する。このように、カム部材が回転方向にはガ
タなく固定され、軸方向にはスムーズに移動可能である
ことから、リクライニング装置ががたつかないという効
果とリクライニング装置の操作感がスムーズになって良
好になるという効果を奏する。
【0014】ここで、請求項3記載の発明のように、前
記カム部材を軸方向に移動させる手段が、第1フラン
ジ、第2フランジ及びカム部材の中心を貫通して回転自
在にかつ軸方向には拘束されて支承された操作軸と、そ
の操作軸に固定されカム部材の前後に配設された2つの
カムフォロワーと、そのカムフォロワーに当接すべくカ
ム部材の前面及び背面にそれぞれ軸方向に突出して形成
された2つのカム山とからなり、操作軸の回転位置に応
じていずれかのカムフォロワーが前面または背面のカム
山に当接し押圧してカム部材を軸方向に移動させる構造
である、ことを特徴とするように形成することができ
る。
記カム部材を軸方向に移動させる手段が、第1フラン
ジ、第2フランジ及びカム部材の中心を貫通して回転自
在にかつ軸方向には拘束されて支承された操作軸と、そ
の操作軸に固定されカム部材の前後に配設された2つの
カムフォロワーと、そのカムフォロワーに当接すべくカ
ム部材の前面及び背面にそれぞれ軸方向に突出して形成
された2つのカム山とからなり、操作軸の回転位置に応
じていずれかのカムフォロワーが前面または背面のカム
山に当接し押圧してカム部材を軸方向に移動させる構造
である、ことを特徴とするように形成することができ
る。
【0015】このように形成すると、操作軸の回転位置
に従って2つのカムフォロワーのいずれか一方がいずれ
か一方のカム山を押圧しカム部材の軸方向位置を制御す
る。カムとカム山との当接によるカム部材の軸方向への
移動であるから動作が確実であり、かつ、スムーズであ
る。したがって、操作軸に操作レバー等を取り付け乗員
が操作レバーを操作して操作軸を回動できるようにすれ
ば、リクライニング装置のロック、アンロックが容易に
操作できるようになるという効果を奏する。
に従って2つのカムフォロワーのいずれか一方がいずれ
か一方のカム山を押圧しカム部材の軸方向位置を制御す
る。カムとカム山との当接によるカム部材の軸方向への
移動であるから動作が確実であり、かつ、スムーズであ
る。したがって、操作軸に操作レバー等を取り付け乗員
が操作レバーを操作して操作軸を回動できるようにすれ
ば、リクライニング装置のロック、アンロックが容易に
操作できるようになるという効果を奏する。
【0016】ここで、請求項4記載の発明のように、前
記第2フランジの裏面のカム部材と対向する位置に軸方
向に突出して凸部が設けられており、カム部材の前面に
も軸方向に突出して凸部が設けられており、第1フラン
ジに対する第2フランジの角度位置が所定の角度位置に
なったときに第2フランジの凸部がカム部材の凸部に当
接しカム部材の軸方向第2フランジに接近する方向への
移動を阻止する構造である、ことを特徴とするように形
成することができる。
記第2フランジの裏面のカム部材と対向する位置に軸方
向に突出して凸部が設けられており、カム部材の前面に
も軸方向に突出して凸部が設けられており、第1フラン
ジに対する第2フランジの角度位置が所定の角度位置に
なったときに第2フランジの凸部がカム部材の凸部に当
接しカム部材の軸方向第2フランジに接近する方向への
移動を阻止する構造である、ことを特徴とするように形
成することができる。
【0017】このように形成すると、第1フランジに対
する第2フランジの角度位置が所定の角度位置になった
ときに2つの凸部の当接により、カム部材が第2フラン
ジの内周テーパ面に接近できずロックできない。したが
って、前記所定の角度位置をシートバックが前傾された
角度位置に設定すれば、シートバックが前傾された状態
では操作軸を操作しなくてもアンロック状態が続く。こ
のため、いわゆる前傾フリーの機能が達成できリクライ
ニングの操作が快適になるという効果を奏する。
する第2フランジの角度位置が所定の角度位置になった
ときに2つの凸部の当接により、カム部材が第2フラン
ジの内周テーパ面に接近できずロックできない。したが
って、前記所定の角度位置をシートバックが前傾された
角度位置に設定すれば、シートバックが前傾された状態
では操作軸を操作しなくてもアンロック状態が続く。こ
のため、いわゆる前傾フリーの機能が達成できリクライ
ニングの操作が快適になるという効果を奏する。
【0018】ここで、請求項5記載の発明のように、前
記複数のコロはリテーナにより保持されており、そのリ
テーナは延伸部を有し延伸部はカム部材に設けられた2
つのバネに押圧され、バネにより各コロをカム高さの最
も低い中立位置に位置するよう付勢している構造であ
る、ことを特徴とするように形成することができる。
記複数のコロはリテーナにより保持されており、そのリ
テーナは延伸部を有し延伸部はカム部材に設けられた2
つのバネに押圧され、バネにより各コロをカム高さの最
も低い中立位置に位置するよう付勢している構造であ
る、ことを特徴とするように形成することができる。
【0019】このように形成すると、リクライニング装
置がロックされコロが食い込んでいる状態からカム部材
を後退させるロックオフのときに、各コロがカム高さの
最も低い中立位置にバネの付勢力により素早く戻る。こ
のため、次のロック時に各コロがカム高さの最も低い中
立位置でカム面及び内周テーパ面に食い込み、シートバ
ックの後傾、前傾何れの方向にも確実にロックされると
いう効果を奏する。
置がロックされコロが食い込んでいる状態からカム部材
を後退させるロックオフのときに、各コロがカム高さの
最も低い中立位置にバネの付勢力により素早く戻る。こ
のため、次のロック時に各コロがカム高さの最も低い中
立位置でカム面及び内周テーパ面に食い込み、シートバ
ックの後傾、前傾何れの方向にも確実にロックされると
いう効果を奏する。
【0020】次に、歯部の噛合によりロックする構造の
第2の発明として、請求項6記載の発明のように、シー
トクッションに対して傾動可能にシートバックを保持す
るリクライニング装置であって、シートクッションに固
定される第1ブラケットとシートバックを保持する第2
ブラケットと、上記いずれか一方のブラケットに固定若
しくは固着される第1フランジと他方のブラケットに固
定若しくは固着される第2フランジとを有し、その第1
フランジと第2フランジは相対的に回動し得るようヒン
ジ構造に組み立てられており、前記第1フランジに回転
方向には拘束され軸方向にのみ移動可能に支承されたロ
ックギヤと、前記ロックギヤのほぼ全周にわたって形成
された歯部と、前記第2フランジのほぼ全周にわたって
形成され前記ロックギヤと噛合可能な歯部と、前記ロッ
クギヤをその歯部が第2フランジの歯部と噛合する位置
と離脱する位置との間で軸方向に移動させる移動手段
と、を備えたリクライニング装置において、前記ロック
ギヤを第1フランジに支承する構造が、第1フランジの
外周面に断面が半円形の軸方向に走る溝を複数個形成
し、ロックギヤの内周面の前記溝に対向する箇所にそれ
ぞれ断面が半円形の軸方向に走る溝を形成し、第1フラ
ンジの溝とロックギヤの溝とで構成される複数個の筒状
の空間に玉(ボール)を圧入した構造である、ことを特
徴とすることができる
第2の発明として、請求項6記載の発明のように、シー
トクッションに対して傾動可能にシートバックを保持す
るリクライニング装置であって、シートクッションに固
定される第1ブラケットとシートバックを保持する第2
ブラケットと、上記いずれか一方のブラケットに固定若
しくは固着される第1フランジと他方のブラケットに固
定若しくは固着される第2フランジとを有し、その第1
フランジと第2フランジは相対的に回動し得るようヒン
ジ構造に組み立てられており、前記第1フランジに回転
方向には拘束され軸方向にのみ移動可能に支承されたロ
ックギヤと、前記ロックギヤのほぼ全周にわたって形成
された歯部と、前記第2フランジのほぼ全周にわたって
形成され前記ロックギヤと噛合可能な歯部と、前記ロッ
クギヤをその歯部が第2フランジの歯部と噛合する位置
と離脱する位置との間で軸方向に移動させる移動手段
と、を備えたリクライニング装置において、前記ロック
ギヤを第1フランジに支承する構造が、第1フランジの
外周面に断面が半円形の軸方向に走る溝を複数個形成
し、ロックギヤの内周面の前記溝に対向する箇所にそれ
ぞれ断面が半円形の軸方向に走る溝を形成し、第1フラ
ンジの溝とロックギヤの溝とで構成される複数個の筒状
の空間に玉(ボール)を圧入した構造である、ことを特
徴とすることができる
【0021】ここで、「ほぼ全周にわたって形成された
歯部」とは、部材の円周上の全周若しくは全周の一部を
欠いた周状に形成された歯部の意味である。「ほぼ」と
加えたのは全周の全てに歯部が形成されたもののみに限
定しない趣旨である。
歯部」とは、部材の円周上の全周若しくは全周の一部を
欠いた周状に形成された歯部の意味である。「ほぼ」と
加えたのは全周の全てに歯部が形成されたもののみに限
定しない趣旨である。
【0022】このように形成すると、ロックギヤのほぼ
全周の歯部と第2フランジのほぼ全周の歯部が噛合して
第1フランジと第2フランジがロックされるから、ロッ
ク時に1つの歯に掛かる力が小さくなる。このため歯の
ピッチを小さくすることができ、微調整有段式のリクラ
イニング装置を実現することができる。そして、ロック
ギヤを軸方向に案内する構造が筒状の空間に玉(ボー
ル)を圧入した構造であるから、段落番号〔0013〕
で述べたのと同じ理由により、リクライニング装置がが
たつかず、かつ、操作感がスムーズになるという効果を
奏する。
全周の歯部と第2フランジのほぼ全周の歯部が噛合して
第1フランジと第2フランジがロックされるから、ロッ
ク時に1つの歯に掛かる力が小さくなる。このため歯の
ピッチを小さくすることができ、微調整有段式のリクラ
イニング装置を実現することができる。そして、ロック
ギヤを軸方向に案内する構造が筒状の空間に玉(ボー
ル)を圧入した構造であるから、段落番号〔0013〕
で述べたのと同じ理由により、リクライニング装置がが
たつかず、かつ、操作感がスムーズになるという効果を
奏する。
【0023】ここで、請求項7記載の発明のように、前
記ロックギヤの歯部がかさ歯歯車であり、前記第2フラ
ンジに形成された歯部がテーパ状の内歯であり、ロック
ギヤと第2フランジの歯部がその全周にわたって噛合可
能とされている、ことを特徴とするように形成すること
ができる。
記ロックギヤの歯部がかさ歯歯車であり、前記第2フラ
ンジに形成された歯部がテーパ状の内歯であり、ロック
ギヤと第2フランジの歯部がその全周にわたって噛合可
能とされている、ことを特徴とするように形成すること
ができる。
【0024】このように形成すると、ロックギヤと第2
フランジとの歯部が共にテーパ状に形成されているから
両者が噛合したときに調芯作用が働き、ガタが殆ど無く
なる。このためガタのないリクライニング装置を提供で
きるという効果を奏する。さらに、ロックギヤを軸方向
に移動させロックアンロックさせる際に歯部の歯の高さ
だけ移動させればよいから、ロックギヤの移動量が小さ
くて済み、それだけリクライニング装置の操作が快適に
なるという効果を奏する。
フランジとの歯部が共にテーパ状に形成されているから
両者が噛合したときに調芯作用が働き、ガタが殆ど無く
なる。このためガタのないリクライニング装置を提供で
きるという効果を奏する。さらに、ロックギヤを軸方向
に移動させロックアンロックさせる際に歯部の歯の高さ
だけ移動させればよいから、ロックギヤの移動量が小さ
くて済み、それだけリクライニング装置の操作が快適に
なるという効果を奏する。
【0025】ここで、請求項8記載の発明のように、前
記ロックギヤの歯部が平歯車であり、前記第2フランジ
に形成された歯部が平歯の内歯であり、ロックギヤと第
2フランジの歯部がその全周にわたって噛合可能とされ
ている、ことを特徴とするように形成することができる
記ロックギヤの歯部が平歯車であり、前記第2フランジ
に形成された歯部が平歯の内歯であり、ロックギヤと第
2フランジの歯部がその全周にわたって噛合可能とされ
ている、ことを特徴とするように形成することができる
【0026】このように形成すると、ロックギヤと第2
フランジの歯部が平歯の歯車で構成できるから機械加工
が容易であり、それだけ安価なリクライニング装置を提
供できるという効果を奏する。平歯であってもその歯部
は全周にわたって噛合するので、バックラッシュに起因
するガタはごく小さくなり、リクライニング装置として
許容できる範囲に収めることができる。また、ロックギ
ヤと第2フランジは全周にわたって噛合するから、その
歯部の歯幅は小さくても充分なロック強度を得ることが
でき、ロックギヤギヤの軸方向の移動量を比較的小さく
することが可能である。すなわち安価な平歯であっても
通常のリクライニング装置としては充分な能力を発揮す
る。
フランジの歯部が平歯の歯車で構成できるから機械加工
が容易であり、それだけ安価なリクライニング装置を提
供できるという効果を奏する。平歯であってもその歯部
は全周にわたって噛合するので、バックラッシュに起因
するガタはごく小さくなり、リクライニング装置として
許容できる範囲に収めることができる。また、ロックギ
ヤと第2フランジは全周にわたって噛合するから、その
歯部の歯幅は小さくても充分なロック強度を得ることが
でき、ロックギヤギヤの軸方向の移動量を比較的小さく
することが可能である。すなわち安価な平歯であっても
通常のリクライニング装置としては充分な能力を発揮す
る。
【0027】ここで、請求項9記載の発明のように、前
記ロックギヤを軸方向に移動させる手段が、第1フラン
ジ、第2フランジ及びロックギヤの中心を貫通して回転
自在にかつ軸方向には拘束されて支承された操作軸と、
その操作軸に固定されロックギヤの前後に配設された2
つのカムフォロワーと、そのカムフォロワーに当接すべ
くロックギヤの前面及び背面にそれぞれ軸方向に突出し
て形成されたカム山とからなり、操作軸の回転位置に応
じていずれかのカムフォロワーが前面または背面のカム
山に当接し押圧してロックギヤを軸方向に移動させる構
造である、ことを特徴とするように形成することができ
る
記ロックギヤを軸方向に移動させる手段が、第1フラン
ジ、第2フランジ及びロックギヤの中心を貫通して回転
自在にかつ軸方向には拘束されて支承された操作軸と、
その操作軸に固定されロックギヤの前後に配設された2
つのカムフォロワーと、そのカムフォロワーに当接すべ
くロックギヤの前面及び背面にそれぞれ軸方向に突出し
て形成されたカム山とからなり、操作軸の回転位置に応
じていずれかのカムフォロワーが前面または背面のカム
山に当接し押圧してロックギヤを軸方向に移動させる構
造である、ことを特徴とするように形成することができ
る
【0028】このように形成すると、段落番号〔001
5〕で述べたのと同様に、カムとカムフォロワーとの当
接によりロックギヤを軸方向に確実に移動させ、ロック
ギヤと第2フランジとの噛合および離脱を確実に、か
つ、スムーズに行わせることができる。したがって、リ
クライニング装置のロック、アンロックが容易に操作で
きるようになるという効果を奏する。
5〕で述べたのと同様に、カムとカムフォロワーとの当
接によりロックギヤを軸方向に確実に移動させ、ロック
ギヤと第2フランジとの噛合および離脱を確実に、か
つ、スムーズに行わせることができる。したがって、リ
クライニング装置のロック、アンロックが容易に操作で
きるようになるという効果を奏する。
【0029】ここで、請求項10記載の発明のように、
前記第2フランジの裏面のロックギヤと対向する位置に
軸方向に突出して凸部が設けられており、ロックギヤの
前面にも軸方向に突出して凸部が設けられており、第1
フランジに対する第2フランジの角度位置が所定の角度
位置になったときに第2フランジの凸部がロックギヤの
凸部に当接しロックギヤの軸方向第2フランジに接近す
る方向への移動を阻止する構造である、ことを特徴とす
るように形成することができる
前記第2フランジの裏面のロックギヤと対向する位置に
軸方向に突出して凸部が設けられており、ロックギヤの
前面にも軸方向に突出して凸部が設けられており、第1
フランジに対する第2フランジの角度位置が所定の角度
位置になったときに第2フランジの凸部がロックギヤの
凸部に当接しロックギヤの軸方向第2フランジに接近す
る方向への移動を阻止する構造である、ことを特徴とす
るように形成することができる
【0030】このように形成すると、段落番号〔001
7〕で述べたのと同様に、第1フランジに対する第2フ
ランジの角度位置が所定の角度位置になったときに、2
つの凸部の当接によりロックギヤが第2フランジに接近
することができず、ロックギヤは第2フランジと噛合で
きない。したがって、操作軸を回転させなくても、シー
トバックを前傾した状態ではアンロック状態が続く、い
わゆる前傾フリーを達成することができるという効果を
奏する。
7〕で述べたのと同様に、第1フランジに対する第2フ
ランジの角度位置が所定の角度位置になったときに、2
つの凸部の当接によりロックギヤが第2フランジに接近
することができず、ロックギヤは第2フランジと噛合で
きない。したがって、操作軸を回転させなくても、シー
トバックを前傾した状態ではアンロック状態が続く、い
わゆる前傾フリーを達成することができるという効果を
奏する。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は、自動車用シートを示す側
面図である。シートクッション1にシートバック2が傾
動可能にリクライニング装置3により保持されている。
すなわち、シートクッション1には基台4を介して第1
ブラケット11が固定されている。シートバック2は第
2ブラケット12により保持されている。後に詳述する
ように、第1ブラケット11には第1フランジ21が固
定され、第2ブラケット12には第2フランジ22が固
着されており、2つのフランジ21,22は互いに回転
し得るようにヒンジ構造に組み立てられている。フラン
ジ21,22の中心には操作軸15が設けられており、
その操作軸15に操作レバー16が固定されている。操
作レバー16を乗員が引き上げることによりリクライニ
ング装置3のロックが外れシートバック2の傾度を自由
に調整できるようになっている。シートバック2を傾動
させる角度範囲は、シートバック2が直立したAの位置
から約60°後傾したBの位置までの後傾範囲と、直立
位置Aから約40°前傾した前傾位置Cまでの前傾範囲
である。後傾範囲A〜Bではリクライニング装置3のロ
ックが可能であり、前傾範囲A〜Cではロックから外
れ、前傾フリーとなっている。
面図である。シートクッション1にシートバック2が傾
動可能にリクライニング装置3により保持されている。
すなわち、シートクッション1には基台4を介して第1
ブラケット11が固定されている。シートバック2は第
2ブラケット12により保持されている。後に詳述する
ように、第1ブラケット11には第1フランジ21が固
定され、第2ブラケット12には第2フランジ22が固
着されており、2つのフランジ21,22は互いに回転
し得るようにヒンジ構造に組み立てられている。フラン
ジ21,22の中心には操作軸15が設けられており、
その操作軸15に操作レバー16が固定されている。操
作レバー16を乗員が引き上げることによりリクライニ
ング装置3のロックが外れシートバック2の傾度を自由
に調整できるようになっている。シートバック2を傾動
させる角度範囲は、シートバック2が直立したAの位置
から約60°後傾したBの位置までの後傾範囲と、直立
位置Aから約40°前傾した前傾位置Cまでの前傾範囲
である。後傾範囲A〜Bではリクライニング装置3のロ
ックが可能であり、前傾範囲A〜Cではロックから外
れ、前傾フリーとなっている。
【0032】図2は、リクライニング装置のみを上から
見た平面図である。左右に対称形をしたリクライニング
装置3,3′が配置され、シートバック2の左右を支え
る両持ち構造とされている。左右の操作軸15,15′
は連結パイプ5で連結され、操作レバー16の動作によ
り左右同時にロック、アンロックがなされるようになっ
ている。左右の各部材は左右対称になるような形状に形
成されており、右側と同じ部材には同じ符号に「′」を
付けて示している。このように両持ち構造のリクライニ
ング装置とすることにより、より剛性の強いリクライニ
ング装置とすることができるが、勿論、片持ちのリクラ
イニングとしてコストの削減を図っても良い。
見た平面図である。左右に対称形をしたリクライニング
装置3,3′が配置され、シートバック2の左右を支え
る両持ち構造とされている。左右の操作軸15,15′
は連結パイプ5で連結され、操作レバー16の動作によ
り左右同時にロック、アンロックがなされるようになっ
ている。左右の各部材は左右対称になるような形状に形
成されており、右側と同じ部材には同じ符号に「′」を
付けて示している。このように両持ち構造のリクライニ
ング装置とすることにより、より剛性の強いリクライニ
ング装置とすることができるが、勿論、片持ちのリクラ
イニングとしてコストの削減を図っても良い。
【0033】〔第1の発明〕本発明のうち、コロによる
くさび作用により無段階にシートバックの傾度を調整で
きる第1の発明に係るリクライニング装置の実施例につ
いて、図3乃至図12を参照し順次説明する。
くさび作用により無段階にシートバックの傾度を調整で
きる第1の発明に係るリクライニング装置の実施例につ
いて、図3乃至図12を参照し順次説明する。
【0034】〔第1の発明の構成〕図3はリクライニン
グ装置の正面図、図4は図3のA−A線縦断面図、図5
は分解斜視図である。分解斜視図は図4の断面図と左右
逆に描いているので見づらいと思うが容赦されたい。
グ装置の正面図、図4は図3のA−A線縦断面図、図5
は分解斜視図である。分解斜視図は図4の断面図と左右
逆に描いているので見づらいと思うが容赦されたい。
【0035】図5を参照し、このリクライニング装置の
主要な要素は、固定側の第1ブラケット11、その第1
ブラケット11に実質的に固定される第1フランジ2
1、その第1フランジ21に回転自在に支承される第2
フランジ22、その第2フランジ22に溶接により一体
に固着された第2ブラケット12,その第1フランジ2
1と第2フランジ22との間に配設されるカム部材2
3、6個の玉(ボール)24、18個のコロ25、その
コロを保持するリテーナ26、そのリテーナ26をカム
部材23に保持するための部品であるプレート31、3
3と圧縮バネ32、34(実際には3組あるが1組のみ
図示している)、そして、各フランジ21、22の中心
を貫く操作軸15からなる。
主要な要素は、固定側の第1ブラケット11、その第1
ブラケット11に実質的に固定される第1フランジ2
1、その第1フランジ21に回転自在に支承される第2
フランジ22、その第2フランジ22に溶接により一体
に固着された第2ブラケット12,その第1フランジ2
1と第2フランジ22との間に配設されるカム部材2
3、6個の玉(ボール)24、18個のコロ25、その
コロを保持するリテーナ26、そのリテーナ26をカム
部材23に保持するための部品であるプレート31、3
3と圧縮バネ32、34(実際には3組あるが1組のみ
図示している)、そして、各フランジ21、22の中心
を貫く操作軸15からなる。
【0036】操作軸15にはディスク部15Fが一体に
形成されている。さらに、操作軸15にはディスクプレ
ート27が組み込まれ一体に固定されている。操作軸1
5にはナット19により操作レバー16が固定され、操
作軸15は操作レバー16により回動操作される。リテ
ーナ26には、120°毎の位置に3カ所、折曲して軸
方向(図5で右方向)に延出した片々からなる延伸部2
6Aを有している。この3つの延伸部26Aはリテーナ
26をカム部材23に保持するための部分である。ま
た、組み込まれた各部品を覆うカバー部材18が第2ブ
ラケット12と一体とされる。
形成されている。さらに、操作軸15にはディスクプレ
ート27が組み込まれ一体に固定されている。操作軸1
5にはナット19により操作レバー16が固定され、操
作軸15は操作レバー16により回動操作される。リテ
ーナ26には、120°毎の位置に3カ所、折曲して軸
方向(図5で右方向)に延出した片々からなる延伸部2
6Aを有している。この3つの延伸部26Aはリテーナ
26をカム部材23に保持するための部分である。ま
た、組み込まれた各部品を覆うカバー部材18が第2ブ
ラケット12と一体とされる。
【0037】そして、図3に示すように、操作レバー1
6と第1ブラケット11との間には引っ張りバネ17が
張設され、操作レバー16すなわち操作軸15を図面左
回転方向に付勢している。固定側の第1ブラケット11
には略円板形状をした第1フランジ21が固定され、そ
の第1フランジ21に6個の玉(ボール)24によりカ
ム部材23が軸方向に移動可能に支承されている。図3
では明確ではないが、第2フランジ22が第1フランジ
21に回転可能に支承されている。そして、第1フラン
ジ21と第2フランジ22との間には、リテーナ26に
保持された18個のコロ25が介在している。第2フラ
ンジ22には第2ブラケット12が溶接により固着され
ている。
6と第1ブラケット11との間には引っ張りバネ17が
張設され、操作レバー16すなわち操作軸15を図面左
回転方向に付勢している。固定側の第1ブラケット11
には略円板形状をした第1フランジ21が固定され、そ
の第1フランジ21に6個の玉(ボール)24によりカ
ム部材23が軸方向に移動可能に支承されている。図3
では明確ではないが、第2フランジ22が第1フランジ
21に回転可能に支承されている。そして、第1フラン
ジ21と第2フランジ22との間には、リテーナ26に
保持された18個のコロ25が介在している。第2フラ
ンジ22には第2ブラケット12が溶接により固着され
ている。
【0038】リクライニング装置の構造の詳細について
部品図面を参照し説明する。図6は第1フランジ21を
示す部品図であり、(A)は正面図、(B)は正面図の
B−B線断面図である。第1フランジ21は略円板状の
部材であり、中央に操作軸15が挿通するための中心孔
21Aを有する。外周は2段となっており、内周側の内
側円周ガイド面21Bと最外周の外側円周ガイド面21
Cとを備える。外側円周ガイド面21Cには軸方向に走
る半円形の溝21Dが6カ所、等角度間隔(60°毎)
に形成されている。また、第1フランジ21の正面には
同一円周上に等角度間隔で、6個の円形突起21Eが形
成されている。第1フランジ21はシートクッション1
に固定される第1ブラケット11に固定される部材であ
り、内側円周ガイド面21Bは第2フランジ22及び第
2ブラケット12を回転自在に支承する円周面であり、
ヒンジ構造の軸となる部分である。外側円周ガイド面2
1Cはカム部材23を軸方向に案内するガイド面であ
る。
部品図面を参照し説明する。図6は第1フランジ21を
示す部品図であり、(A)は正面図、(B)は正面図の
B−B線断面図である。第1フランジ21は略円板状の
部材であり、中央に操作軸15が挿通するための中心孔
21Aを有する。外周は2段となっており、内周側の内
側円周ガイド面21Bと最外周の外側円周ガイド面21
Cとを備える。外側円周ガイド面21Cには軸方向に走
る半円形の溝21Dが6カ所、等角度間隔(60°毎)
に形成されている。また、第1フランジ21の正面には
同一円周上に等角度間隔で、6個の円形突起21Eが形
成されている。第1フランジ21はシートクッション1
に固定される第1ブラケット11に固定される部材であ
り、内側円周ガイド面21Bは第2フランジ22及び第
2ブラケット12を回転自在に支承する円周面であり、
ヒンジ構造の軸となる部分である。外側円周ガイド面2
1Cはカム部材23を軸方向に案内するガイド面であ
る。
【0039】再び図5を参照し、第1ブラケット11に
明けられた6ヶの小孔11Aに、上記第1フランジ21
の6個の円形突起21Eが嵌挿されて、第1フランジ2
1が第1ブラケット11に固定される。このとき、第1
フランジ21と第1ブラケット11とに挟まれるように
して第2フランジ22が組み込まれる。第1ブラケット
11に明けられた円弧状の溝孔11Bは第2フランジ2
2の回動範囲を規制するためのものである。第1フラン
ジ21の内側円周ガイド面21Bが第2フランジ22の
中心孔22Aに摺接し、第2フランジ22及び第2ブラ
ケット12を回転自在に支承していることは図4を参照
されたい。
明けられた6ヶの小孔11Aに、上記第1フランジ21
の6個の円形突起21Eが嵌挿されて、第1フランジ2
1が第1ブラケット11に固定される。このとき、第1
フランジ21と第1ブラケット11とに挟まれるように
して第2フランジ22が組み込まれる。第1ブラケット
11に明けられた円弧状の溝孔11Bは第2フランジ2
2の回動範囲を規制するためのものである。第1フラン
ジ21の内側円周ガイド面21Bが第2フランジ22の
中心孔22Aに摺接し、第2フランジ22及び第2ブラ
ケット12を回転自在に支承していることは図4を参照
されたい。
【0040】図7は第2フランジ22及び第2ブラケッ
ト12を示す部品図であり、(A)は正面図、(B)は
正面図のB−B線断面図である。略有底円筒形状をした
第2フランジ22の上部に平板状の第2ブラケット12
が溶接により固着されている。第2フランジ22の底部
には比較的大きな中心孔22Aが形成されている。この
中心孔22Aに図6に示した第1フランジ21の内側円
周ガイド面21Bが嵌まり込み摺接して、第1フランジ
21が第2フランジ22及び第2ブラケット12を回転
自在に支承するようにヒンジ構造に組み込まれる(図4
参照)。また、第2フランジ22の円筒部の内周面に、
テーパ状に加工されたテーパ内周面22Bが形成されて
いる。このテーパ内周面22Bは18個のコロ25が当
接する壁面をなす。さらに、第2フランジ22の底部裏
面に3カ所、軸方向に突出した凸部22Cが同一円周上
に形成されている。この凸部22Cの作用については後
述する。また、第2フランジ22の前面には、図7
(B)に示すように、突起22Dが形成されている。こ
の突起22Dは、図5に示す第1ブラケット11の円弧
状の溝孔11Bと係合して、第2フランジ22の回転範
囲を規制するためのものである。
ト12を示す部品図であり、(A)は正面図、(B)は
正面図のB−B線断面図である。略有底円筒形状をした
第2フランジ22の上部に平板状の第2ブラケット12
が溶接により固着されている。第2フランジ22の底部
には比較的大きな中心孔22Aが形成されている。この
中心孔22Aに図6に示した第1フランジ21の内側円
周ガイド面21Bが嵌まり込み摺接して、第1フランジ
21が第2フランジ22及び第2ブラケット12を回転
自在に支承するようにヒンジ構造に組み込まれる(図4
参照)。また、第2フランジ22の円筒部の内周面に、
テーパ状に加工されたテーパ内周面22Bが形成されて
いる。このテーパ内周面22Bは18個のコロ25が当
接する壁面をなす。さらに、第2フランジ22の底部裏
面に3カ所、軸方向に突出した凸部22Cが同一円周上
に形成されている。この凸部22Cの作用については後
述する。また、第2フランジ22の前面には、図7
(B)に示すように、突起22Dが形成されている。こ
の突起22Dは、図5に示す第1ブラケット11の円弧
状の溝孔11Bと係合して、第2フランジ22の回転範
囲を規制するためのものである。
【0041】図8は操作軸15を示す正面図である。図
面左から、ねじ部15A、小径面取り部15B、小径部
15C、中径面取り部15D、大径部15E、ディスク
部15F、スプライン部15Gを備える。ディスク部1
5Fにはその円板上に軸方向図面左方に突出した4つの
山からなるカムフォロワー15F1が形成されている。
図面ではカムフォロワー15F1は3つのみが現されて
いる。他の1つは裏側にある。
面左から、ねじ部15A、小径面取り部15B、小径部
15C、中径面取り部15D、大径部15E、ディスク
部15F、スプライン部15Gを備える。ディスク部1
5Fにはその円板上に軸方向図面左方に突出した4つの
山からなるカムフォロワー15F1が形成されている。
図面ではカムフォロワー15F1は3つのみが現されて
いる。他の1つは裏側にある。
【0042】操作軸15には、図4及び図5を参照し、
その大径部15Eにカム部材23が回転自在かつ軸方向
に移動自在に支承され、中径面取り部15Dにディスク
プレート27が一体に固定される。操作軸15の小径部
15Cは第1フランジ21及び第1ブラケット11の中
心孔11C、21Aに挿通されて操作軸15を回転自在
に支承する。小径面取り部15Bには操作レバー16が
固定される。ねじ部15Aにはナット19が螺合され、
小径部15Cと中径面取り部15Dとの段部とナット1
9により第1フランジ21及び第1ブラケット11を挟
圧するようにして操作軸15を支える。スプライン部1
5Gには左右のリクライニング3、3′の操作軸15、
15′を連結する連結パイプ5が結合される。
その大径部15Eにカム部材23が回転自在かつ軸方向
に移動自在に支承され、中径面取り部15Dにディスク
プレート27が一体に固定される。操作軸15の小径部
15Cは第1フランジ21及び第1ブラケット11の中
心孔11C、21Aに挿通されて操作軸15を回転自在
に支承する。小径面取り部15Bには操作レバー16が
固定される。ねじ部15Aにはナット19が螺合され、
小径部15Cと中径面取り部15Dとの段部とナット1
9により第1フランジ21及び第1ブラケット11を挟
圧するようにして操作軸15を支える。スプライン部1
5Gには左右のリクライニング3、3′の操作軸15、
15′を連結する連結パイプ5が結合される。
【0043】図9は操作軸15に固定されるディスクプ
レート27を示す部品図であり、(A)は正面図、
(B)は正面図のB方向矢視図(側面図)である。ディ
スクプレート27は略円板形状をした部材であり、中央
部が肉厚になり中央肉厚部27Aが作られている。その
中央肉厚部27Aに略小判形をした中央孔27Bが明け
られている。この中央孔27Bに操作軸15の中径面取
り部15Dが嵌挿されて操作軸15にディスクプレート
27が一体に固定される。ディスクプレート27には、
中央肉厚部27Aから四方に延出して厚さ方向に4つの
山をなす、カムフォロワー27Cが形成されている。こ
のカムフォロワー27Cは操作軸15のカムフォロワー
15F1とは回転位置(位相)が異なるようにされてい
る。これらの2つのカムフォロワー15F1、27Cに
よりカム部材23の軸方向位置を規制するのである。
レート27を示す部品図であり、(A)は正面図、
(B)は正面図のB方向矢視図(側面図)である。ディ
スクプレート27は略円板形状をした部材であり、中央
部が肉厚になり中央肉厚部27Aが作られている。その
中央肉厚部27Aに略小判形をした中央孔27Bが明け
られている。この中央孔27Bに操作軸15の中径面取
り部15Dが嵌挿されて操作軸15にディスクプレート
27が一体に固定される。ディスクプレート27には、
中央肉厚部27Aから四方に延出して厚さ方向に4つの
山をなす、カムフォロワー27Cが形成されている。こ
のカムフォロワー27Cは操作軸15のカムフォロワー
15F1とは回転位置(位相)が異なるようにされてい
る。これらの2つのカムフォロワー15F1、27Cに
よりカム部材23の軸方向位置を規制するのである。
【0044】図10、図11、図12はカム部材23を
示す部品図であり、図10は正面図、図11(A)は図
10のA−O−A折れ線断面図、図11(B)は図10
のB方向矢視図(側面図)、図12(A)は裏面図。図
12(B)は裏面図のB−B線断面図である。図10を
参照し、カム部材23は略円板形状をした部材であり、
中心に操作軸15の大径部15Eが挿通するための中心
孔23Aが明けられている。カム部材23の側周面(外
周面)はテーパ状に形成されてテーパカム面23Bを構
成している。テーパカム面23Bはカム高さの高い所2
3B1とカム高さの低い所23B2が交互に交代し、全
周でそれぞれ18カ所ある。これはコロ25の数(18
個)に対応している。テーパカム面23Bのカム高さの
低い所23B2からカム高さの高い所23B1へ上昇す
るカム勾配は数度のごく緩いものに形成されている。カ
ム部材23が組み付けられたときに、テーパカム面23
Bは第2フランジ22のテーパ内周面22Bに対向する
(図4参照)。
示す部品図であり、図10は正面図、図11(A)は図
10のA−O−A折れ線断面図、図11(B)は図10
のB方向矢視図(側面図)、図12(A)は裏面図。図
12(B)は裏面図のB−B線断面図である。図10を
参照し、カム部材23は略円板形状をした部材であり、
中心に操作軸15の大径部15Eが挿通するための中心
孔23Aが明けられている。カム部材23の側周面(外
周面)はテーパ状に形成されてテーパカム面23Bを構
成している。テーパカム面23Bはカム高さの高い所2
3B1とカム高さの低い所23B2が交互に交代し、全
周でそれぞれ18カ所ある。これはコロ25の数(18
個)に対応している。テーパカム面23Bのカム高さの
低い所23B2からカム高さの高い所23B1へ上昇す
るカム勾配は数度のごく緩いものに形成されている。カ
ム部材23が組み付けられたときに、テーパカム面23
Bは第2フランジ22のテーパ内周面22Bに対向する
(図4参照)。
【0045】図11(A)に示すように、カム部材23
は外周縁のテーパカム面23B近傍のみ板厚が厚く、内
周部は板厚が薄くなっている。その段差の部分で円周状
の内周面23Cを構成している。この内周面23Cは、
第1フランジ21の外側円周ガイド面21Cが嵌まり込
む部分である(図3参照)。図10を参照し、この内周
面23Cに、断面が半円形の溝23Dが軸方向に6個、
等間隔に(60°毎に)形成されている。この軸方向に
走る半円形の溝23Dは、図6に示す第1フランジ21
の外側円周ガイド面21Cに形成された6個の半円形の
溝21Dに対向するように組み込まれる。
は外周縁のテーパカム面23B近傍のみ板厚が厚く、内
周部は板厚が薄くなっている。その段差の部分で円周状
の内周面23Cを構成している。この内周面23Cは、
第1フランジ21の外側円周ガイド面21Cが嵌まり込
む部分である(図3参照)。図10を参照し、この内周
面23Cに、断面が半円形の溝23Dが軸方向に6個、
等間隔に(60°毎に)形成されている。この軸方向に
走る半円形の溝23Dは、図6に示す第1フランジ21
の外側円周ガイド面21Cに形成された6個の半円形の
溝21Dに対向するように組み込まれる。
【0046】図10に示すように、カム部材23前面
(正面)の中心孔23Aの周りには、第1のカム山23
Eが90°毎に4つ形成されている。第1のカム山23
Eは軸方向前方に突出している(図11(A)参照)。
この4つの第1のカム山23Eは、操作軸15と一体と
されるディスクプレート27のカムフォロワー27Cと
当接する部分である。また、カム部材23前面(正面)
の外周縁で板厚の厚い部分に、さらに軸方向に突出した
凸部23Fが120°毎に3カ所形成されている(図1
1(B)も参照)。この3つの凸部23Fは、図7に示
す第2フランジ22の3つの凸部22Cと当接する部分
である。
(正面)の中心孔23Aの周りには、第1のカム山23
Eが90°毎に4つ形成されている。第1のカム山23
Eは軸方向前方に突出している(図11(A)参照)。
この4つの第1のカム山23Eは、操作軸15と一体と
されるディスクプレート27のカムフォロワー27Cと
当接する部分である。また、カム部材23前面(正面)
の外周縁で板厚の厚い部分に、さらに軸方向に突出した
凸部23Fが120°毎に3カ所形成されている(図1
1(B)も参照)。この3つの凸部23Fは、図7に示
す第2フランジ22の3つの凸部22Cと当接する部分
である。
【0047】図12(A)を参照し、カム部材23の背
面(裏面)には、中心孔23Aの周りに第2のカム山2
3Gが90℃毎に4つ形成されている。第2のカム山2
3Gは軸方向後方に突出している(図11(B)参
照)。背面に形成された第2のカム山23Gの位置は、
前面に形成された第1のカム山23Eの位置と位相がず
れている(図10と図12を対照されたい)。この4つ
の第2のカム山23Gは、図8に示す操作軸15のカム
フォロワー15F1と当接する部分である。
面(裏面)には、中心孔23Aの周りに第2のカム山2
3Gが90℃毎に4つ形成されている。第2のカム山2
3Gは軸方向後方に突出している(図11(B)参
照)。背面に形成された第2のカム山23Gの位置は、
前面に形成された第1のカム山23Eの位置と位相がず
れている(図10と図12を対照されたい)。この4つ
の第2のカム山23Gは、図8に示す操作軸15のカム
フォロワー15F1と当接する部分である。
【0048】また、カム部材23の背面には、約50°
の円弧の一部をなす長溝23Hとその長溝23Hを両側
から挟むように位置する2つの短溝23J、23Kとか
らなる溝23H、23J、23Kの組が、同一円周上に
3組120°毎に形成されている。これらの溝23H、
23J、23Kは18個のコロ25を保持するリテーナ
26を中立位置に付勢するための構造の一部である。
の円弧の一部をなす長溝23Hとその長溝23Hを両側
から挟むように位置する2つの短溝23J、23Kとか
らなる溝23H、23J、23Kの組が、同一円周上に
3組120°毎に形成されている。これらの溝23H、
23J、23Kは18個のコロ25を保持するリテーナ
26を中立位置に付勢するための構造の一部である。
【0049】すなわち、図5を参照し、横から見ると略
「コ」字形状をし、上から見ると長さ約30°の円弧の
一部をなす2枚のプレート31、33と2つの圧縮バネ
32、34がこれらの溝23H、23J、23Kに組み
込まれる。
「コ」字形状をし、上から見ると長さ約30°の円弧の
一部をなす2枚のプレート31、33と2つの圧縮バネ
32、34がこれらの溝23H、23J、23Kに組み
込まれる。
【0050】図12(B)を併せ参照し、一方の短溝2
3Jにプレート31の一方の脚部を挿入し他方の脚部を
長溝23Hに挿入する。このとき、長溝23Hの端壁と
プレート31の他方の脚部との間に圧縮バネ32を圧縮
して組み込む。同様に、もう1枚のプレート33の一方
の脚部を他方の短溝23Kに挿入し他方の脚部を長溝2
3Hに挿入する。このとき、長溝23Hの端壁とプレー
ト33の他方の脚部との間に圧縮バネ34を圧縮して組
み込む。この結果、2枚のプレート31、33はそれぞ
れの圧縮バネ32、34に付勢されて長溝23Hの中央
に進み、2枚のプレート31、33は長溝23Hの中央
で互いに当接して押し合って静止する。他の2組の溝2
3H、23J、23Kにもまったく同様に2枚のプレー
ト31、33が圧縮バネ32、34で付勢された状態で
組み込まれる。
3Jにプレート31の一方の脚部を挿入し他方の脚部を
長溝23Hに挿入する。このとき、長溝23Hの端壁と
プレート31の他方の脚部との間に圧縮バネ32を圧縮
して組み込む。同様に、もう1枚のプレート33の一方
の脚部を他方の短溝23Kに挿入し他方の脚部を長溝2
3Hに挿入する。このとき、長溝23Hの端壁とプレー
ト33の他方の脚部との間に圧縮バネ34を圧縮して組
み込む。この結果、2枚のプレート31、33はそれぞ
れの圧縮バネ32、34に付勢されて長溝23Hの中央
に進み、2枚のプレート31、33は長溝23Hの中央
で互いに当接して押し合って静止する。他の2組の溝2
3H、23J、23Kにもまったく同様に2枚のプレー
ト31、33が圧縮バネ32、34で付勢された状態で
組み込まれる。
【0051】そして、2つの圧縮バネ32、34の付勢
力により長溝23Hの中央部で互いに押し合って静止し
ている2枚のプレート31、33の脚部の間に、図5で
示す、リテーナ26の延伸部26Aが挿入され挟圧され
てリテーナ26がカム部材23に弾性的に保持される。
リテーナ26の延伸部26Aが長溝23Hの中央に位置
するときに、リテーナ26に保持される18個のコロ2
5が、カム部材23のテーパカム面23Bのうちカム高
さの低い所23B2に位置するようにされている。すな
わち3組の、2枚のプレート31、33及び2つの圧縮
バネ32、34の組からなる構造は、各コロ25をカム
高さの最も低い中立位置に位置するように付勢している
構造である。
力により長溝23Hの中央部で互いに押し合って静止し
ている2枚のプレート31、33の脚部の間に、図5で
示す、リテーナ26の延伸部26Aが挿入され挟圧され
てリテーナ26がカム部材23に弾性的に保持される。
リテーナ26の延伸部26Aが長溝23Hの中央に位置
するときに、リテーナ26に保持される18個のコロ2
5が、カム部材23のテーパカム面23Bのうちカム高
さの低い所23B2に位置するようにされている。すな
わち3組の、2枚のプレート31、33及び2つの圧縮
バネ32、34の組からなる構造は、各コロ25をカム
高さの最も低い中立位置に位置するように付勢している
構造である。
【0052】リクライニング装置3の組立手順を説明し
ながら構造についてさらに明確に説明する。まず、図1
2(A)(B)を参照し、カム部材23の背面の3組の
溝23H、23J、23Kに、図5に示す、それぞれ2
枚のプレート31、33及び圧縮バネ32、34を組み
込む(図4、図5参照)。次に、18個のコロ25を保
持したリテーナ26をカム部材23の背面から組み込
む。すなわち、リテーナ26の3つの延伸部26Aをそ
れぞれ互いに押圧されている2枚のプレート31、33
の脚部の間に挿入し挟圧させる。このため、リテーナ2
6は各コロ25をカム高さの最も低い中立位置に位置す
るように圧縮バネ32、34で弾性的に付勢された状態
でカム部材23に保持されることになる(図4参照)。
ながら構造についてさらに明確に説明する。まず、図1
2(A)(B)を参照し、カム部材23の背面の3組の
溝23H、23J、23Kに、図5に示す、それぞれ2
枚のプレート31、33及び圧縮バネ32、34を組み
込む(図4、図5参照)。次に、18個のコロ25を保
持したリテーナ26をカム部材23の背面から組み込
む。すなわち、リテーナ26の3つの延伸部26Aをそ
れぞれ互いに押圧されている2枚のプレート31、33
の脚部の間に挿入し挟圧させる。このため、リテーナ2
6は各コロ25をカム高さの最も低い中立位置に位置す
るように圧縮バネ32、34で弾性的に付勢された状態
でカム部材23に保持されることになる(図4参照)。
【0053】次に、リテーナ26及び18個のコロ25
が組み込まれたカム部材23を操作軸15に組み込む。
カム部材23の中心孔23Aに操作軸15の大径部15
Eを挿入し支承する(図8参照)。そして、図8の図面
左からディスクプレート27を操作軸15の中径面取り
部15Dに一体に組み込む。この状態では、カム部材2
3は操作軸15のディスク部15Fとディスクプレート
27に挟まれた状態で操作軸15に支承され回転可能か
つ軸方向に移動可能である。
が組み込まれたカム部材23を操作軸15に組み込む。
カム部材23の中心孔23Aに操作軸15の大径部15
Eを挿入し支承する(図8参照)。そして、図8の図面
左からディスクプレート27を操作軸15の中径面取り
部15Dに一体に組み込む。この状態では、カム部材2
3は操作軸15のディスク部15Fとディスクプレート
27に挟まれた状態で操作軸15に支承され回転可能か
つ軸方向に移動可能である。
【0054】次に、操作軸15等が組み込まれたカム部
材23に第1フランジ21を組み込む。カム部材23の
内周面23C(図10、図11参照)に第1フランジ2
1の外側円周ガイド面21C(図6参照)をはめ込む。
このとき、操作軸15の小径部15Cが第1フランジ2
1の中心孔21Aを挿通する(図4参照)。そして、両
者21、23を相対的に回転させ、第1フランジ21及
びカム部材23のそれぞれに形成された軸方向に走る6
個の半円形の溝21D、23Dの位置を一致させ対向さ
せる。このため、6個の円筒状の空間が構成される。こ
の円筒状の空間に図5に示す6個の玉(ボール)24を
各1つずつ予圧を掛けて圧入する(図4参照)。
材23に第1フランジ21を組み込む。カム部材23の
内周面23C(図10、図11参照)に第1フランジ2
1の外側円周ガイド面21C(図6参照)をはめ込む。
このとき、操作軸15の小径部15Cが第1フランジ2
1の中心孔21Aを挿通する(図4参照)。そして、両
者21、23を相対的に回転させ、第1フランジ21及
びカム部材23のそれぞれに形成された軸方向に走る6
個の半円形の溝21D、23Dの位置を一致させ対向さ
せる。このため、6個の円筒状の空間が構成される。こ
の円筒状の空間に図5に示す6個の玉(ボール)24を
各1つずつ予圧を掛けて圧入する(図4参照)。
【0055】この結果、第1フランジ21に対してカム
部材23を回転しようとしても、玉(ボール)24には
剪断力が掛かるのみで回転できず、玉(ボール)24が
圧入されていることからガタもなく、第1フランジ21
とカム部材23は回転方向には一体に支承される。そし
て、カム部材23を第1フランジ21の軸方向に移動し
ようとすると、玉(ボール)24が溝21Dと溝23D
とで構成される筒状の空間内を転がることが可能であ
り、カム部材23はスムーズに軸方向に移動する。
部材23を回転しようとしても、玉(ボール)24には
剪断力が掛かるのみで回転できず、玉(ボール)24が
圧入されていることからガタもなく、第1フランジ21
とカム部材23は回転方向には一体に支承される。そし
て、カム部材23を第1フランジ21の軸方向に移動し
ようとすると、玉(ボール)24が溝21Dと溝23D
とで構成される筒状の空間内を転がることが可能であ
り、カム部材23はスムーズに軸方向に移動する。
【0056】次に、操作軸15、カム部材23等が組み
付けられた第1フランジ21を第1ブラケット11に固
定する。まず、図4、図5、図6を参照し、第1ブラケ
ット11の6つの小孔11Aに第1フランジ21の6つ
の円形突起21Eを嵌合して第1フランジ21を第1ブ
ラケット11に固定する。このとき、第1フランジ21
と第1ブラケット11との間に第2フランジ22を挟み
込むようにして組み込む(図4参照)。すなわち、第1
フランジ21の内側円周ガイド面21B(図6参照)
に、第2フランジ22の中心孔22A(図7参照)が回
転自在に摺接して支承され組み込まれる。第1フランジ
21の内側円周ガイド面21Bはヒンジ構造の軸をなす
(図4参照)。また、このとき第2フランジ22の前面
の突起22Dが第1ブラケット11の円弧状の溝孔11
Bに入り込み、第2フランジ22の回転範囲を規制して
いる。規制している角度範囲は、図1に示すシートバッ
ク2の直立位置Aから後方に約60°後傾させた角度位
置Bから、前方に約40°前傾させた角度位置C迄であ
る。
付けられた第1フランジ21を第1ブラケット11に固
定する。まず、図4、図5、図6を参照し、第1ブラケ
ット11の6つの小孔11Aに第1フランジ21の6つ
の円形突起21Eを嵌合して第1フランジ21を第1ブ
ラケット11に固定する。このとき、第1フランジ21
と第1ブラケット11との間に第2フランジ22を挟み
込むようにして組み込む(図4参照)。すなわち、第1
フランジ21の内側円周ガイド面21B(図6参照)
に、第2フランジ22の中心孔22A(図7参照)が回
転自在に摺接して支承され組み込まれる。第1フランジ
21の内側円周ガイド面21Bはヒンジ構造の軸をなす
(図4参照)。また、このとき第2フランジ22の前面
の突起22Dが第1ブラケット11の円弧状の溝孔11
Bに入り込み、第2フランジ22の回転範囲を規制して
いる。規制している角度範囲は、図1に示すシートバッ
ク2の直立位置Aから後方に約60°後傾させた角度位
置Bから、前方に約40°前傾させた角度位置C迄であ
る。
【0057】そして、操作軸15の小径面取り部15B
(図8参照)に操作レバー16が嵌め込まれ、ナット1
9がねじ部15Aに螺合されて締め付けられる(図4参
照)。また、カバー部材18が裏面から第2ブラケット
12に取り付けられ一体とされる。また、操作レバー1
6と第1ブラケット11との間には引っ張りバネ17が
張設され、操作軸15を所定の回転方向に付勢している
(図3参照)。
(図8参照)に操作レバー16が嵌め込まれ、ナット1
9がねじ部15Aに螺合されて締め付けられる(図4参
照)。また、カバー部材18が裏面から第2ブラケット
12に取り付けられ一体とされる。また、操作レバー1
6と第1ブラケット11との間には引っ張りバネ17が
張設され、操作軸15を所定の回転方向に付勢している
(図3参照)。
【0058】図4を参照し、この結果、操作軸15は、
軸方向には拘束され回転方向には回転可能に第1ブラケ
ット11及び第1フランジ21に組み付けられることに
なる。カム部材23は、回転方向には6個の玉(ボー
ル)24により第1フランジ21に拘束され、軸方向に
は同じ6個の玉(ボール)24により案内されて移動可
能とされている。カム部材23は、前面の第1のカム山
23Eと裏面の第2のカム山23Gがそれぞれディスク
プレート27のカムフォロワー27Cおよび操作軸ディ
スク部15Fのカムフォロワー15F1と当接可能とさ
れており、操作軸15の回転位置に従ってその軸方向位
置を第2フランジ22に接近した位置と第2フランジ2
2から離れた位置との間で移動する。図4に示す、カム
部材23が第2フランジ22に接近した位置では、カム
部材23外周のテーパカム面23Bが18個のコロ25
を第2フランジ22のテーパ内周面22Bに押し付けた
状態となる。
軸方向には拘束され回転方向には回転可能に第1ブラケ
ット11及び第1フランジ21に組み付けられることに
なる。カム部材23は、回転方向には6個の玉(ボー
ル)24により第1フランジ21に拘束され、軸方向に
は同じ6個の玉(ボール)24により案内されて移動可
能とされている。カム部材23は、前面の第1のカム山
23Eと裏面の第2のカム山23Gがそれぞれディスク
プレート27のカムフォロワー27Cおよび操作軸ディ
スク部15Fのカムフォロワー15F1と当接可能とさ
れており、操作軸15の回転位置に従ってその軸方向位
置を第2フランジ22に接近した位置と第2フランジ2
2から離れた位置との間で移動する。図4に示す、カム
部材23が第2フランジ22に接近した位置では、カム
部材23外周のテーパカム面23Bが18個のコロ25
を第2フランジ22のテーパ内周面22Bに押し付けた
状態となる。
【0059】図4を参照し、今までの説明で省略してい
た部材について説明する。第1ブラケット11にロッド
101が固着され軸方向に延出している。同様に、第2
フランジ22にもロッド102が固着され軸方向に延出
している。そして、この2つのロッド101、102の
間に、らせんバネ103が張設され第2フランジ22及
び第2ブラケット12を所定の回転方向に付勢してい
る。らせんバネ103が付勢している回転方向は図1に
示すシートバック2を前傾させる方向である。
た部材について説明する。第1ブラケット11にロッド
101が固着され軸方向に延出している。同様に、第2
フランジ22にもロッド102が固着され軸方向に延出
している。そして、この2つのロッド101、102の
間に、らせんバネ103が張設され第2フランジ22及
び第2ブラケット12を所定の回転方向に付勢してい
る。らせんバネ103が付勢している回転方向は図1に
示すシートバック2を前傾させる方向である。
【0060】〔第1の発明の作用効果〕以上の構成に基
づき、作動について説明する。乗員が操作レバー16か
ら手を離した自由状態では、引っ張りバネ17の付勢力
により操作軸15は図3で左回転方向に付勢されてい
る。このため、図4に示すように、操作軸15のディス
ク部15Fに軸方向に突出して形成された4つの山から
なるカムフォロワー15F1が、カム部材23裏面に形
成された4つの第2のカム山23Gに当接し軸方向に押
圧する。このためカム部材23は、図4で左方向つまり
カム部材23が第2フランジ22に接近する軸方向に押
される。このため、カム部材23が第2フランジ22に
接近し、カム部材23外周のテーパカム面23Bが18
個のコロ25を第2フランジ22のテーパ内周面22B
に押し付ける。押し付ける押圧力は引っ張りバネ17の
付勢力による。
づき、作動について説明する。乗員が操作レバー16か
ら手を離した自由状態では、引っ張りバネ17の付勢力
により操作軸15は図3で左回転方向に付勢されてい
る。このため、図4に示すように、操作軸15のディス
ク部15Fに軸方向に突出して形成された4つの山から
なるカムフォロワー15F1が、カム部材23裏面に形
成された4つの第2のカム山23Gに当接し軸方向に押
圧する。このためカム部材23は、図4で左方向つまり
カム部材23が第2フランジ22に接近する軸方向に押
される。このため、カム部材23が第2フランジ22に
接近し、カム部材23外周のテーパカム面23Bが18
個のコロ25を第2フランジ22のテーパ内周面22B
に押し付ける。押し付ける押圧力は引っ張りバネ17の
付勢力による。
【0061】一方、リテーナ26が2つ(合計6つ)の
圧縮バネ32、34で押圧されて中立位置に位置するよ
うに付勢されているから、18個のコロ25は、テーパ
カム面23Bのカム高さの最も低い所23B2(図10
参照)に位置して押し付けられる。テーパカム面23B
のカム高さの低い所23B2からカム高さの高い所23
B1へ上昇するカム勾配は数度のごく緩いものに形成さ
れている。このため、シートバック2に前傾あるいは後
傾いずれかの方向に力が掛かると、つまり、第2フラン
ジ22に回転しようとする力が掛かると、コロ25が第
2フランジ22のテーパ内周面22Bとカム部材23の
テーパカム面23Bとの間にくさびのように食い込んで
回転をロックする。いわゆるクラッチ作用によるロック
である。
圧縮バネ32、34で押圧されて中立位置に位置するよ
うに付勢されているから、18個のコロ25は、テーパ
カム面23Bのカム高さの最も低い所23B2(図10
参照)に位置して押し付けられる。テーパカム面23B
のカム高さの低い所23B2からカム高さの高い所23
B1へ上昇するカム勾配は数度のごく緩いものに形成さ
れている。このため、シートバック2に前傾あるいは後
傾いずれかの方向に力が掛かると、つまり、第2フラン
ジ22に回転しようとする力が掛かると、コロ25が第
2フランジ22のテーパ内周面22Bとカム部材23の
テーパカム面23Bとの間にくさびのように食い込んで
回転をロックする。いわゆるクラッチ作用によるロック
である。
【0062】ロックを外すには、引っ張りバネ17の付
勢力に抗して操作レバー16を引き上げればよい。操作
レバー16を引き上げると操作軸15が図3で右方向に
回転する。操作軸15が約35°ほど、右回転すると、
図4を参照し、操作軸15のディスク部15Fに軸方向
に突出して形成された4つの山からなるカムフォロワー
15F1が、カム部材23裏面に形成された4つの第2
のカム山23Gから離れる。そして、ディスクプレート
27に軸方向に突出して形成された4つの山からなるカ
ムフォロワー27Cがカム部材23前面に形成された4
つの第1のカム山23Eに当接し軸方向に押圧する。こ
のためカム部材23は、図4で右方向つまりカム部材2
3が第2フランジ22から離れる軸方向に移動する。こ
のため、18個のコロ25がくさびとして食い込んでい
た壁面をなすカム部材23のテーパカム面23Bが軸方
向に逃げることになり、くさびが解かれて18個のコロ
25は回転自在となる。従って、第2フランジ22及び
第2ブラケット12は回転自在となる。
勢力に抗して操作レバー16を引き上げればよい。操作
レバー16を引き上げると操作軸15が図3で右方向に
回転する。操作軸15が約35°ほど、右回転すると、
図4を参照し、操作軸15のディスク部15Fに軸方向
に突出して形成された4つの山からなるカムフォロワー
15F1が、カム部材23裏面に形成された4つの第2
のカム山23Gから離れる。そして、ディスクプレート
27に軸方向に突出して形成された4つの山からなるカ
ムフォロワー27Cがカム部材23前面に形成された4
つの第1のカム山23Eに当接し軸方向に押圧する。こ
のためカム部材23は、図4で右方向つまりカム部材2
3が第2フランジ22から離れる軸方向に移動する。こ
のため、18個のコロ25がくさびとして食い込んでい
た壁面をなすカム部材23のテーパカム面23Bが軸方
向に逃げることになり、くさびが解かれて18個のコロ
25は回転自在となる。従って、第2フランジ22及び
第2ブラケット12は回転自在となる。
【0063】このとき、シートに乗員が座っていなけれ
ば、らせんバネ103の付勢力によりシートバック2は
前に倒れる。乗員が座っていれば、らせんバネ103の
付勢力と乗員の体重によりシートバック2を後ろに倒す
力とを拮抗させてシートバック2の傾度を調整する。そ
して、好みの傾度のときに操作レバー16を離せば、操
作レバー16は引っ張りバネ17の付勢力により図3で
左方向に回転し、段落番号〔0059〕〔0060〕で
述べたのと同じ作用により、その角度位置で第2フラン
ジ22つまりシートバック2がロックされる。
ば、らせんバネ103の付勢力によりシートバック2は
前に倒れる。乗員が座っていれば、らせんバネ103の
付勢力と乗員の体重によりシートバック2を後ろに倒す
力とを拮抗させてシートバック2の傾度を調整する。そ
して、好みの傾度のときに操作レバー16を離せば、操
作レバー16は引っ張りバネ17の付勢力により図3で
左方向に回転し、段落番号〔0059〕〔0060〕で
述べたのと同じ作用により、その角度位置で第2フラン
ジ22つまりシートバック2がロックされる。
【0064】そして、シートバック2を前傾させた図1
のA〜Cで示す角度範囲では、操作レバー16から手指
を離してもロックされずアンロックの状態が続く。いわ
ゆる、前傾フリーの構造である。この構造について説明
する。操作レバー16を手指で引き上げアンロックの状
態でシートバック2を前傾させた角度位置に持ってくる
と、図10、図11に示す、カム部材23の外周縁前面
に形成された3カ所の凸部23Fが、図7に示す、第2
フランジ22の底壁に形成された3カ所の凸部22Cと
当接可能な角度位置となる。この角度位置で操作レバー
16から手指を離すと、引っ張りバネ17の付勢力によ
りカム部材23が第2フランジ22に接近しようとす
る。しかし、カム部材23の凸部23Fが第2フランジ
22の凸部22Cと当接し、それ以上カム部材23が軸
方向第2フランジ22に接近することを阻止する。この
ため、18個のコロ25は回転自在のままであり、アン
ロックの状態が維持される。
のA〜Cで示す角度範囲では、操作レバー16から手指
を離してもロックされずアンロックの状態が続く。いわ
ゆる、前傾フリーの構造である。この構造について説明
する。操作レバー16を手指で引き上げアンロックの状
態でシートバック2を前傾させた角度位置に持ってくる
と、図10、図11に示す、カム部材23の外周縁前面
に形成された3カ所の凸部23Fが、図7に示す、第2
フランジ22の底壁に形成された3カ所の凸部22Cと
当接可能な角度位置となる。この角度位置で操作レバー
16から手指を離すと、引っ張りバネ17の付勢力によ
りカム部材23が第2フランジ22に接近しようとす
る。しかし、カム部材23の凸部23Fが第2フランジ
22の凸部22Cと当接し、それ以上カム部材23が軸
方向第2フランジ22に接近することを阻止する。この
ため、18個のコロ25は回転自在のままであり、アン
ロックの状態が維持される。
【0065】シートバック2が前傾でアンロックの状態
が維持された角度範囲では、操作レバー16に触ること
なく自由にシートバック2の傾度を変えることができ
る。しかし、一旦、図1のAに示す直立位置までシート
バック2を戻すと、カム部材23の凸部23Fと第2フ
ランジ22の凸部22Cとの当接が外れ、引っ張りバネ
17の付勢力によりカム部材23が図4の左方向に進
み、段落番号〔0059〕〔0060〕で述べたのと同
じ作用により、その角度位置(図1のA)で第2フラン
ジ22つまりシートバック2がロックされる。これ以降
は操作レバー16の操作が必要になる。
が維持された角度範囲では、操作レバー16に触ること
なく自由にシートバック2の傾度を変えることができ
る。しかし、一旦、図1のAに示す直立位置までシート
バック2を戻すと、カム部材23の凸部23Fと第2フ
ランジ22の凸部22Cとの当接が外れ、引っ張りバネ
17の付勢力によりカム部材23が図4の左方向に進
み、段落番号〔0059〕〔0060〕で述べたのと同
じ作用により、その角度位置(図1のA)で第2フラン
ジ22つまりシートバック2がロックされる。これ以降
は操作レバー16の操作が必要になる。
【0066】ここで注目すべきは、第2フランジ22の
ロックは、テーパ面22B、23Bとコロ25との食い
込みによるクラッチ作用によるロックであるから、シー
トバック2の傾度調整が無段階で行えるということであ
る。そして、本実施例では、コロ25の食い込みを外す
のに、くさびの食い込む壁面の役割をなすカム部材23
の外周テーパカム面23Bをコロ25が食い込んだ回転
方向とは直角の軸方向に逃がして達成している。つま
り、くさびとなるコロ25を引き戻しているのではな
く、くさびが食い込む壁面23Bを直角方向に逃がして
ロックオフしている。このように、コロ25自体を引き
戻すのではなく壁面となる外周テーパカム面23Bを逃
がす構造であるため、リクライニング装置3に荷重が掛
かった後のコロ25が食い付いたロック状態からも軽く
ロックオフすることができる。このため、無段階のクラ
ッチ方式の装置にもかかわらずリクライニング装置3の
操作感が軽快で良好になるという効果がある。
ロックは、テーパ面22B、23Bとコロ25との食い
込みによるクラッチ作用によるロックであるから、シー
トバック2の傾度調整が無段階で行えるということであ
る。そして、本実施例では、コロ25の食い込みを外す
のに、くさびの食い込む壁面の役割をなすカム部材23
の外周テーパカム面23Bをコロ25が食い込んだ回転
方向とは直角の軸方向に逃がして達成している。つま
り、くさびとなるコロ25を引き戻しているのではな
く、くさびが食い込む壁面23Bを直角方向に逃がして
ロックオフしている。このように、コロ25自体を引き
戻すのではなく壁面となる外周テーパカム面23Bを逃
がす構造であるため、リクライニング装置3に荷重が掛
かった後のコロ25が食い付いたロック状態からも軽く
ロックオフすることができる。このため、無段階のクラ
ッチ方式の装置にもかかわらずリクライニング装置3の
操作感が軽快で良好になるという効果がある。
【0067】さらに、本実施例では、第1フランジ21
の溝21Dとカム部材23の溝23Dとで構成される複
数個の筒状の空間に玉(ボール)24を予圧を掛けて圧
入した構造によりカム部材23を支承している。このた
め、第1フランジ21に対してカム部材23を回転しよ
うとしても、玉(ボール)24には剪断力が掛かるのみ
で回転できず、玉(ボール)24が圧入されていること
から回転方向にガタもなく第1フランジ21に一体に支
承される。そして、カム部材23を第1フランジ21の
軸方向に移動しようとすると、玉(ボール)24が溝2
1Dと溝23Dとで構成される筒状の空間内を転がり、
カム部材23はスムーズに軸方向に移動する。このよう
に、カム部材23が回転方向にはガタなく固定され、軸
方向にはスムーズに移動可能であることから、リクライ
ニング装置3ががたつかないという効果とリクライニン
グ装置3の操作感(操作レバー16を操作するときの操
作感)がスムーズになって良好になるという効果を奏す
る。
の溝21Dとカム部材23の溝23Dとで構成される複
数個の筒状の空間に玉(ボール)24を予圧を掛けて圧
入した構造によりカム部材23を支承している。このた
め、第1フランジ21に対してカム部材23を回転しよ
うとしても、玉(ボール)24には剪断力が掛かるのみ
で回転できず、玉(ボール)24が圧入されていること
から回転方向にガタもなく第1フランジ21に一体に支
承される。そして、カム部材23を第1フランジ21の
軸方向に移動しようとすると、玉(ボール)24が溝2
1Dと溝23Dとで構成される筒状の空間内を転がり、
カム部材23はスムーズに軸方向に移動する。このよう
に、カム部材23が回転方向にはガタなく固定され、軸
方向にはスムーズに移動可能であることから、リクライ
ニング装置3ががたつかないという効果とリクライニン
グ装置3の操作感(操作レバー16を操作するときの操
作感)がスムーズになって良好になるという効果を奏す
る。
【0068】また、本実施例は、操作軸15の回転位置
に応じていずれかのカムフォロワー15F1、27Cが
前面または背面のカム山23E、23Gに当接し押圧し
てカム部材23を軸方向に移動させる構造であり、操作
軸15の回転位置に従って2つのカムフォロワー15F
1、27Cのいずれか一方がカム山23E、23Gを押
圧しカム部材23の軸方向位置を制御する。したがっ
て、乗員が操作レバー16を操作して操作軸15を回動
するだけで、リクライニング装置3のロック、アンロッ
クが容易にできるという効果を奏する。
に応じていずれかのカムフォロワー15F1、27Cが
前面または背面のカム山23E、23Gに当接し押圧し
てカム部材23を軸方向に移動させる構造であり、操作
軸15の回転位置に従って2つのカムフォロワー15F
1、27Cのいずれか一方がカム山23E、23Gを押
圧しカム部材23の軸方向位置を制御する。したがっ
て、乗員が操作レバー16を操作して操作軸15を回動
するだけで、リクライニング装置3のロック、アンロッ
クが容易にできるという効果を奏する。
【0069】さらに本実施例では、第2フランジ22裏
面のカム部材23と対向する位置に軸方向に突出して凸
部22Cが設けられており、カム部材13の前面にも軸
方向に突出して凸部23Fが設けられており、第2フラ
ンジ22の角度位置が所定の角度位置(シートバック2
の前傾位置)になったときに第2フランジ22の凸部2
2Cがカム部材23の凸部23Fに当接し、カム部材2
3が軸方向第2フランジ22に接近する方向へ移動する
ことを阻止する構造としているから、第2フランジ22
の角度位置が所定の角度位置になったときに2つの凸部
22C、23Fが当接し、カム部材23が第2フランジ
22のテーパ内周面22Bに接近できずロックできな
い。したがって、シートバック2が前傾された状態では
操作軸15を回転することができず、アンロック状態が
続く。このため、いわゆる前傾フリーの機能が達成でき
リクライニングの操作が快適になるという効果を奏す
る。
面のカム部材23と対向する位置に軸方向に突出して凸
部22Cが設けられており、カム部材13の前面にも軸
方向に突出して凸部23Fが設けられており、第2フラ
ンジ22の角度位置が所定の角度位置(シートバック2
の前傾位置)になったときに第2フランジ22の凸部2
2Cがカム部材23の凸部23Fに当接し、カム部材2
3が軸方向第2フランジ22に接近する方向へ移動する
ことを阻止する構造としているから、第2フランジ22
の角度位置が所定の角度位置になったときに2つの凸部
22C、23Fが当接し、カム部材23が第2フランジ
22のテーパ内周面22Bに接近できずロックできな
い。したがって、シートバック2が前傾された状態では
操作軸15を回転することができず、アンロック状態が
続く。このため、いわゆる前傾フリーの機能が達成でき
リクライニングの操作が快適になるという効果を奏す
る。
【0070】また本実施例は、18個のコロ25を保持
するリテーナ26を有し、そのリテーナ26は3つの延
伸部26Aを有し、各延伸部26Aは2つの圧縮バネ3
2、34と2つのプレート31、33に挟持押圧されて
カム部材23に保持されているから、自由状態では、2
つの圧縮バネ32、34により18個のコロ25をカム
高さの最も低い所23B2、つまり中立位置に位置する
よう付勢している。このため、リクライニング装置3が
ロックされ18個のコロ25が食い込んでいる状態から
カム部材23を軸方向に後退させるロックオフのとき
に、18個のコロ25がカム高さの最も低い中立位置2
3B2に2つの圧縮バネ32、34の付勢力により素早
く戻る。このため、次のロック時に18個のコロ25が
カム高さの最も低い中立位置23B2でテーパカム面2
3B及びテーパ内周面22Bに食い込み、シートバック
2の後傾、前傾何れの方向にも確実にロックされるとい
う効果を奏する。
するリテーナ26を有し、そのリテーナ26は3つの延
伸部26Aを有し、各延伸部26Aは2つの圧縮バネ3
2、34と2つのプレート31、33に挟持押圧されて
カム部材23に保持されているから、自由状態では、2
つの圧縮バネ32、34により18個のコロ25をカム
高さの最も低い所23B2、つまり中立位置に位置する
よう付勢している。このため、リクライニング装置3が
ロックされ18個のコロ25が食い込んでいる状態から
カム部材23を軸方向に後退させるロックオフのとき
に、18個のコロ25がカム高さの最も低い中立位置2
3B2に2つの圧縮バネ32、34の付勢力により素早
く戻る。このため、次のロック時に18個のコロ25が
カム高さの最も低い中立位置23B2でテーパカム面2
3B及びテーパ内周面22Bに食い込み、シートバック
2の後傾、前傾何れの方向にも確実にロックされるとい
う効果を奏する。
【0071】本発明は、以上述べた実施例に限定される
ものではない。例えば、ブラケットとフランジとの固着
を逆にし、第1ブラケットに第2フランジを固着し第2
ブラケットに第1フランジを固着するようにしても良
い。また、コロの数を18個としたが、コロの数は2以
上であれば理論上可能であり、3個以上であれば実用的
なものが実現できる。ただ、コロの数は多い方が壁(内
周面とカム面)にかかる応力が小さくて済み、滑らかで
頑丈なリクライニング装置を提供できる。
ものではない。例えば、ブラケットとフランジとの固着
を逆にし、第1ブラケットに第2フランジを固着し第2
ブラケットに第1フランジを固着するようにしても良
い。また、コロの数を18個としたが、コロの数は2以
上であれば理論上可能であり、3個以上であれば実用的
なものが実現できる。ただ、コロの数は多い方が壁(内
周面とカム面)にかかる応力が小さくて済み、滑らかで
頑丈なリクライニング装置を提供できる。
【0072】〔第2の発明〕本発明のうち、コロによる
クラッチ作用ではなく、全周にわたって内歯と外歯を有
する2つの部材の軸方向への噛合離脱により、シートバ
ックの傾度を細かいピッチで調整できる第2の発明に係
るリクライニング装置の実施例について、図13乃至図
19を参照し説明する。
クラッチ作用ではなく、全周にわたって内歯と外歯を有
する2つの部材の軸方向への噛合離脱により、シートバ
ックの傾度を細かいピッチで調整できる第2の発明に係
るリクライニング装置の実施例について、図13乃至図
19を参照し説明する。
【0073】〔第2の発明の構成〕図13はリクライニ
ング装置の正面図、図14は図13のA−A線縦断面
図、図15は分解斜視図である。分解斜視図は図14の
断面図と左右逆に描いているので見づらいと思うが容赦
されたい。
ング装置の正面図、図14は図13のA−A線縦断面
図、図15は分解斜視図である。分解斜視図は図14の
断面図と左右逆に描いているので見づらいと思うが容赦
されたい。
【0074】図15を参照し、このリクライニング装置
の主要な要素は、固定側の第1ブラケット211、その
第1ブラケット211に実質的に固定される第1フラン
ジ221、その第1フランジ221に回転自在に支承さ
れる第2フランジ222、その第2フランジ222に溶
接により一体に固着された第2ブラケット212,その
第1フランジ221と第2フランジ222との間に配設
されるロックギヤ223、6個の玉(ボール)224、
そして、各フランジ21、22の中心を貫く操作軸21
5からなる。
の主要な要素は、固定側の第1ブラケット211、その
第1ブラケット211に実質的に固定される第1フラン
ジ221、その第1フランジ221に回転自在に支承さ
れる第2フランジ222、その第2フランジ222に溶
接により一体に固着された第2ブラケット212,その
第1フランジ221と第2フランジ222との間に配設
されるロックギヤ223、6個の玉(ボール)224、
そして、各フランジ21、22の中心を貫く操作軸21
5からなる。
【0075】操作軸215にはディスク部215Fが一
体に形成されている。さらに、操作軸215には4本の
ピン227が放射状に植設され一体に固定されている。
操作軸215にはナット219により操作レバー216
が固定され、操作軸215は操作レバー216により回
動操作される。また、組み込まれた各部品を覆うカバー
部材218が第2ブラケット212と一体とされる。
体に形成されている。さらに、操作軸215には4本の
ピン227が放射状に植設され一体に固定されている。
操作軸215にはナット219により操作レバー216
が固定され、操作軸215は操作レバー216により回
動操作される。また、組み込まれた各部品を覆うカバー
部材218が第2ブラケット212と一体とされる。
【0076】そして、図13に示すように、操作レバー
216と第1ブラケット211との間には引っ張りバネ
217が張設され、操作レバー216すなわち操作軸2
15を図面左回転方向に付勢している。固定側の第1ブ
ラケット211には略円板形状をした第1フランジ22
1が固定され、その第1フランジ21に6個の玉(ボー
ル)224によりロックギヤ223が軸方向に移動可能
に支承されている。図13では明確ではないが、第2フ
ランジ222が第1フランジ221に回転可能に支承さ
れている。第2フランジ222には第2ブラケット21
2が溶接により固着されている。
216と第1ブラケット211との間には引っ張りバネ
217が張設され、操作レバー216すなわち操作軸2
15を図面左回転方向に付勢している。固定側の第1ブ
ラケット211には略円板形状をした第1フランジ22
1が固定され、その第1フランジ21に6個の玉(ボー
ル)224によりロックギヤ223が軸方向に移動可能
に支承されている。図13では明確ではないが、第2フ
ランジ222が第1フランジ221に回転可能に支承さ
れている。第2フランジ222には第2ブラケット21
2が溶接により固着されている。
【0077】リクライニング装置の構造の詳細について
部品図面を参照し説明する。図16は第1フランジ22
1を示す部品図であり、(A)は正面図、(B)は正面
図のB−B線断面図である。第1フランジ221は略円
板状の部材であり、中央に操作軸215が挿通するため
の中心孔221Aを有する。外周は2段となっており、
内周側の内側円周ガイド面221Bと最外周の外側円周
ガイド面221Cとを備える。外側円周ガイド面221
Cには軸方向に走る半円形の溝221Dが6カ所、等角
度間隔(60°毎)に形成されている。また、第1フラ
ンジ221の正面には同一円周上に等角度間隔で、6個
の円形突起221Eが形成されている。第1フランジ2
21はシートクッション1に固定される第1ブラケット
211に固定される部材であり、内側円周ガイド面22
1Bは第2フランジ222及び第2ブラケット212を
回転自在に支承する円周面であり、ヒンジ構造の軸とな
る部分である。外側円周ガイド面221Cはロックギヤ
223を軸方向に案内するガイド面である。
部品図面を参照し説明する。図16は第1フランジ22
1を示す部品図であり、(A)は正面図、(B)は正面
図のB−B線断面図である。第1フランジ221は略円
板状の部材であり、中央に操作軸215が挿通するため
の中心孔221Aを有する。外周は2段となっており、
内周側の内側円周ガイド面221Bと最外周の外側円周
ガイド面221Cとを備える。外側円周ガイド面221
Cには軸方向に走る半円形の溝221Dが6カ所、等角
度間隔(60°毎)に形成されている。また、第1フラ
ンジ221の正面には同一円周上に等角度間隔で、6個
の円形突起221Eが形成されている。第1フランジ2
21はシートクッション1に固定される第1ブラケット
211に固定される部材であり、内側円周ガイド面22
1Bは第2フランジ222及び第2ブラケット212を
回転自在に支承する円周面であり、ヒンジ構造の軸とな
る部分である。外側円周ガイド面221Cはロックギヤ
223を軸方向に案内するガイド面である。
【0078】再び図15を参照し、第1ブラケット21
1に明けられた6ヶの小孔211Aに、上記第1フラン
ジ221の6個の円形突起221Eが嵌挿されて、第1
フランジ221が第1ブラケット211に固定される。
このとき、第1フランジ221と第1ブラケット211
とに挟まれるようにして第2フランジ222が組み込ま
れる。第1ブラケット211に明けられた円弧状の溝孔
211Bは第2フランジ222の回動範囲を規制するた
めのものである。第1フランジ221の内側円周ガイド
面221Bが第2フランジ222の中心孔222Aに摺
接し、第2フランジ222及び第2ブラケット212を
回転自在に支承していることは図14を参照されたい。
1に明けられた6ヶの小孔211Aに、上記第1フラン
ジ221の6個の円形突起221Eが嵌挿されて、第1
フランジ221が第1ブラケット211に固定される。
このとき、第1フランジ221と第1ブラケット211
とに挟まれるようにして第2フランジ222が組み込ま
れる。第1ブラケット211に明けられた円弧状の溝孔
211Bは第2フランジ222の回動範囲を規制するた
めのものである。第1フランジ221の内側円周ガイド
面221Bが第2フランジ222の中心孔222Aに摺
接し、第2フランジ222及び第2ブラケット212を
回転自在に支承していることは図14を参照されたい。
【0079】図17は第2フランジ222及び第2ブラ
ケット212を示す部品図であり、(A)は正面図、
(B)は正面図のB−B線断面図である。略有底円筒形
状をした第2フランジ222の上部に平板状の第2ブラ
ケット212が溶接により固着されている。第2フラン
ジ222の底部には比較的大きな中心孔222Aが形成
されている。この中心孔222Aに図16に示した第1
フランジ221の内側円周ガイド面221Bが嵌まり込
み摺接して、第1フランジ221が第2フランジ222
及び第2ブラケット212を回転自在に支承するように
ヒンジ構造に組み込まれる(図14参照)。また、第2
フランジ222の内周面に内歯平歯車の歯部222Bが
全周にわたって形成されている。この内歯平歯車の歯部
222Bの歯のピッチは1°程度の細かいものである。
また、第2フランジ222の底部裏面に3カ所、軸方向
に突出した凸部222Cが同一円周上に形成されてい
る。この凸部222Cの作用については後述する。ま
た、第2フランジ222の前面には、図17(B)に示
すように、突起222Dが形成されている。この突起2
22Dは、図15に示す第1ブラケット211の円弧状
の溝孔211Bと係合して、第2フランジ222の回転
範囲を規制するためのものである。
ケット212を示す部品図であり、(A)は正面図、
(B)は正面図のB−B線断面図である。略有底円筒形
状をした第2フランジ222の上部に平板状の第2ブラ
ケット212が溶接により固着されている。第2フラン
ジ222の底部には比較的大きな中心孔222Aが形成
されている。この中心孔222Aに図16に示した第1
フランジ221の内側円周ガイド面221Bが嵌まり込
み摺接して、第1フランジ221が第2フランジ222
及び第2ブラケット212を回転自在に支承するように
ヒンジ構造に組み込まれる(図14参照)。また、第2
フランジ222の内周面に内歯平歯車の歯部222Bが
全周にわたって形成されている。この内歯平歯車の歯部
222Bの歯のピッチは1°程度の細かいものである。
また、第2フランジ222の底部裏面に3カ所、軸方向
に突出した凸部222Cが同一円周上に形成されてい
る。この凸部222Cの作用については後述する。ま
た、第2フランジ222の前面には、図17(B)に示
すように、突起222Dが形成されている。この突起2
22Dは、図15に示す第1ブラケット211の円弧状
の溝孔211Bと係合して、第2フランジ222の回転
範囲を規制するためのものである。
【0080】図18は操作軸215を示す正面図であ
る。図面左から、ねじ部215A、小径面取り部215
B、小径部215C、大径部215E、ディスク部21
5F、スプライン部215Gを備える。ディスク部21
5Fにはその円板上に軸方向図面左方に突出した4つの
山からなるカムフォロワー215F1が形成されてい
る。図面ではカムフォロワー215F1は3つのみが現
されている。他の1つは裏側にある。大径部215Eに
は放射状に4つの孔215Hが明けられている。この孔
215Hにはロックギヤ223を組み込んだ後に、図1
5に示すように、それぞれピン227が嵌合固着され
る。
る。図面左から、ねじ部215A、小径面取り部215
B、小径部215C、大径部215E、ディスク部21
5F、スプライン部215Gを備える。ディスク部21
5Fにはその円板上に軸方向図面左方に突出した4つの
山からなるカムフォロワー215F1が形成されてい
る。図面ではカムフォロワー215F1は3つのみが現
されている。他の1つは裏側にある。大径部215Eに
は放射状に4つの孔215Hが明けられている。この孔
215Hにはロックギヤ223を組み込んだ後に、図1
5に示すように、それぞれピン227が嵌合固着され
る。
【0081】操作軸215には、図14及び図15を参
照し、その大径部215Eにロックギヤ223が回転自
在かつ軸方向に移動自在に支承される。操作軸215の
小径部215Cは第1フランジ221及び第1ブラケッ
ト211の中心孔211C、221Aに挿通されて操作
軸215を回転自在に支承する。小径面取り部215B
には操作レバー216が固定される。ねじ部215Aに
はナット219が螺合され、小径部215Cと大径部2
15Eとの段部とナット219により第1フランジ22
1及び第1ブラケット211を挟圧するようにして操作
軸215を支える。スプライン部215Gには左右のリ
クライニング3、3′の操作軸215を連結する連結パ
イプ5が結合される。
照し、その大径部215Eにロックギヤ223が回転自
在かつ軸方向に移動自在に支承される。操作軸215の
小径部215Cは第1フランジ221及び第1ブラケッ
ト211の中心孔211C、221Aに挿通されて操作
軸215を回転自在に支承する。小径面取り部215B
には操作レバー216が固定される。ねじ部215Aに
はナット219が螺合され、小径部215Cと大径部2
15Eとの段部とナット219により第1フランジ22
1及び第1ブラケット211を挟圧するようにして操作
軸215を支える。スプライン部215Gには左右のリ
クライニング3、3′の操作軸215を連結する連結パ
イプ5が結合される。
【0082】図19はロックギヤ223を示す部品図で
あり、(A)は正面図、(B)は正面図のB−O−B折
れ線断面図である。ロックギヤ223は略円板形状をし
た部材であり、中心に操作軸215の大径部215Eが
挿通するための中心孔223Aが明けられている。ロッ
クギヤ223の側周面(外周面)は外歯平歯車の歯部2
23Bを構成している。ロックギヤ223が組み付けら
れたときに、外歯平歯車の歯部223Bは第2フランジ
222の内歯平歯車の歯部222Bと噛合離脱が可能で
ある(図14参照)。
あり、(A)は正面図、(B)は正面図のB−O−B折
れ線断面図である。ロックギヤ223は略円板形状をし
た部材であり、中心に操作軸215の大径部215Eが
挿通するための中心孔223Aが明けられている。ロッ
クギヤ223の側周面(外周面)は外歯平歯車の歯部2
23Bを構成している。ロックギヤ223が組み付けら
れたときに、外歯平歯車の歯部223Bは第2フランジ
222の内歯平歯車の歯部222Bと噛合離脱が可能で
ある(図14参照)。
【0083】図19(B)に示すように、ロックギヤ2
23は段状になっており、その段差の部分で円周状の内
周面223Cを構成している。この内周面223Cは、
第1フランジ221の外側円周ガイド面221Cが嵌ま
り込む部分である(図13参照)。図19(A)を参照
し、この内周面223Cに、断面が半円形の溝223D
が軸方向に6個、等間隔に(60°毎に)形成されてい
る。この軸方向に走る半円形の溝223Dは、図16に
示す第1フランジ221の外側円周ガイド面221Cに
形成された6個の半円形の溝221Dに対向するように
組み込まれる。
23は段状になっており、その段差の部分で円周状の内
周面223Cを構成している。この内周面223Cは、
第1フランジ221の外側円周ガイド面221Cが嵌ま
り込む部分である(図13参照)。図19(A)を参照
し、この内周面223Cに、断面が半円形の溝223D
が軸方向に6個、等間隔に(60°毎に)形成されてい
る。この軸方向に走る半円形の溝223Dは、図16に
示す第1フランジ221の外側円周ガイド面221Cに
形成された6個の半円形の溝221Dに対向するように
組み込まれる。
【0084】図19(A)に示すように、ロックギヤ2
23前面(正面)の中心孔223Aの周りには、第1の
カム山223Eが90°毎に4つ形成されている。第1
のカム山223Eは軸方向前方に突出している(図19
(B)参照)。この4つの第1のカム山223Eは、操
作軸115に放射状に固定される4本のピン227と当
接する部分である。操作軸115に固定される4本のピ
ン227は第1のカム山223Eと当接するカムフォロ
ワーを構成する。また、ロックギヤ223前面(正面)
の外周縁近傍に、さらに軸方向に突出した凸部223F
が120°毎に3カ所形成されている(図19(B)も
参照)。この3つの凸部223Fは、図17に示す第2
フランジ222の3つの凸部222Cと当接する部分で
ある。
23前面(正面)の中心孔223Aの周りには、第1の
カム山223Eが90°毎に4つ形成されている。第1
のカム山223Eは軸方向前方に突出している(図19
(B)参照)。この4つの第1のカム山223Eは、操
作軸115に放射状に固定される4本のピン227と当
接する部分である。操作軸115に固定される4本のピ
ン227は第1のカム山223Eと当接するカムフォロ
ワーを構成する。また、ロックギヤ223前面(正面)
の外周縁近傍に、さらに軸方向に突出した凸部223F
が120°毎に3カ所形成されている(図19(B)も
参照)。この3つの凸部223Fは、図17に示す第2
フランジ222の3つの凸部222Cと当接する部分で
ある。
【0085】図19(B)を参照し、ロックギヤ223
の背面(裏面)には、中心孔223Aの周りに第2のカ
ム山223Gが90℃毎に4つ形成されている。第2の
カム山223Gは軸方向後方に突出している。背面に形
成された第2のカム山223Gの位置は、前面に形成さ
れた第1のカム山23Eの位置と位相がずれている。こ
の4つの第2のカム山223Gは、図18に示す操作軸
115のカムフォロワー215F1と当接する部分であ
る。
の背面(裏面)には、中心孔223Aの周りに第2のカ
ム山223Gが90℃毎に4つ形成されている。第2の
カム山223Gは軸方向後方に突出している。背面に形
成された第2のカム山223Gの位置は、前面に形成さ
れた第1のカム山23Eの位置と位相がずれている。こ
の4つの第2のカム山223Gは、図18に示す操作軸
115のカムフォロワー215F1と当接する部分であ
る。
【0086】リクライニング装置の組立手順を説明しな
がら構造についてさらに明確に説明する。まず、ロック
ギヤ223を操作軸215に組み込む。つまり、ロック
ギヤ223の中心孔223Aに操作軸215の大径部2
15Eを挿入し支承する(図18参照)。そして、4本
のピン227を操作軸215の孔215Hに植設する。
この状態では、ロックギヤ223は操作軸215のディ
スク部215Fと4本のピン227に挟まれた状態で操
作軸15に支承され回転可能かつ軸方向に移動可能であ
る。
がら構造についてさらに明確に説明する。まず、ロック
ギヤ223を操作軸215に組み込む。つまり、ロック
ギヤ223の中心孔223Aに操作軸215の大径部2
15Eを挿入し支承する(図18参照)。そして、4本
のピン227を操作軸215の孔215Hに植設する。
この状態では、ロックギヤ223は操作軸215のディ
スク部215Fと4本のピン227に挟まれた状態で操
作軸15に支承され回転可能かつ軸方向に移動可能であ
る。
【0087】次に、操作軸115等が組み込まれたロッ
クギヤ223に第1フランジ221を組み込む。すなわ
ち、ロックギヤ223の内周面223C(図19参照)
に第1フランジ221の外側円周ガイド面221C(図
16参照)をはめ込む。このとき、操作軸215の小径
部215Cが第1フランジ221の中心孔221Aを挿
通する(図14参照)。このとき、ロックギヤ223と
第1フランジ221との間に圧縮バネ228を挿入す
る。そして、両者221、223を相対的に回転させ、
第1フランジ221及びロックギヤ223のそれぞれに
形成された軸方向に走る6個の半円形の溝221D、2
23Dの位置を一致させ対向させる。このため、6個の
円筒状の空間が構成される。この円筒状の空間に図15
に示す6個の玉(ボール)224を各1つずつ予圧を掛
けて圧入する(図14参照)。
クギヤ223に第1フランジ221を組み込む。すなわ
ち、ロックギヤ223の内周面223C(図19参照)
に第1フランジ221の外側円周ガイド面221C(図
16参照)をはめ込む。このとき、操作軸215の小径
部215Cが第1フランジ221の中心孔221Aを挿
通する(図14参照)。このとき、ロックギヤ223と
第1フランジ221との間に圧縮バネ228を挿入す
る。そして、両者221、223を相対的に回転させ、
第1フランジ221及びロックギヤ223のそれぞれに
形成された軸方向に走る6個の半円形の溝221D、2
23Dの位置を一致させ対向させる。このため、6個の
円筒状の空間が構成される。この円筒状の空間に図15
に示す6個の玉(ボール)224を各1つずつ予圧を掛
けて圧入する(図14参照)。
【0088】この結果、第1フランジ221に対してロ
ックギヤ223を回転しようとしても、玉(ボール)2
24には剪断力が掛かるのみで回転できず、玉(ボー
ル)224が圧入されていることからガタもなく、第1
フランジ221とロックギヤ223は回転方向には一体
に支承される。そして、ロックギヤ223を第1フラン
ジ221の軸方向に移動しようとすると、玉(ボール)
224が溝221Dと溝223Dとで構成される筒状の
空間内を転がることが可能であり、ロックギヤ223は
スムーズに軸方向に移動する。
ックギヤ223を回転しようとしても、玉(ボール)2
24には剪断力が掛かるのみで回転できず、玉(ボー
ル)224が圧入されていることからガタもなく、第1
フランジ221とロックギヤ223は回転方向には一体
に支承される。そして、ロックギヤ223を第1フラン
ジ221の軸方向に移動しようとすると、玉(ボール)
224が溝221Dと溝223Dとで構成される筒状の
空間内を転がることが可能であり、ロックギヤ223は
スムーズに軸方向に移動する。
【0089】次に、操作軸215、ロックギヤ223等
が組み付けられた第1フランジ221を第1ブラケット
211に固定する。まず、図14、図15、図16を参
照し、第1ブラケット211の6つの小孔211Aに第
1フランジ221の6つの円形突起221Eを嵌合して
第1フランジ221を第1ブラケット211に固定す
る。このとき、第1フランジ221と第1ブラケット2
11との間に第2フランジ222を挟み込むようにして
組み込む(図14参照)。すなわち、第1フランジ22
1の内側円周ガイド面221B(図16参照)に、第2
フランジ222の中心孔222A(図17参照)が回転
自在に摺接して支承され組み込まれる。第1フランジ2
21の内側円周ガイド面221Bはヒンジ構造の軸をな
す(図14参照)。また、このとき第2フランジ222
の前面の突起222Dが第1ブラケット211の円弧状
の溝孔211Bに入り込み、第2フランジ22の回転範
囲を規制している(図15参照)。規制している角度範
囲は、図1に示すシートバック2の直立位置Aから後方
に約60°後傾させた角度位置Bから、前方に約40°
前傾させた角度位置C迄である。
が組み付けられた第1フランジ221を第1ブラケット
211に固定する。まず、図14、図15、図16を参
照し、第1ブラケット211の6つの小孔211Aに第
1フランジ221の6つの円形突起221Eを嵌合して
第1フランジ221を第1ブラケット211に固定す
る。このとき、第1フランジ221と第1ブラケット2
11との間に第2フランジ222を挟み込むようにして
組み込む(図14参照)。すなわち、第1フランジ22
1の内側円周ガイド面221B(図16参照)に、第2
フランジ222の中心孔222A(図17参照)が回転
自在に摺接して支承され組み込まれる。第1フランジ2
21の内側円周ガイド面221Bはヒンジ構造の軸をな
す(図14参照)。また、このとき第2フランジ222
の前面の突起222Dが第1ブラケット211の円弧状
の溝孔211Bに入り込み、第2フランジ22の回転範
囲を規制している(図15参照)。規制している角度範
囲は、図1に示すシートバック2の直立位置Aから後方
に約60°後傾させた角度位置Bから、前方に約40°
前傾させた角度位置C迄である。
【0090】そして、操作軸215の小径面取り部21
5B(図18参照)に操作レバー216が嵌め込まれ、
ナット219がねじ部215Aに螺合されて締め付けら
れる(図14参照)。また、カバー部材218が裏面か
ら第2ブラケット212に取り付けられ一体とされる。
また、操作レバー216と第1ブラケット211との間
には引っ張りバネ217が張設され、操作軸15を所定
の回転方向に付勢している(図13参照)。
5B(図18参照)に操作レバー216が嵌め込まれ、
ナット219がねじ部215Aに螺合されて締め付けら
れる(図14参照)。また、カバー部材218が裏面か
ら第2ブラケット212に取り付けられ一体とされる。
また、操作レバー216と第1ブラケット211との間
には引っ張りバネ217が張設され、操作軸15を所定
の回転方向に付勢している(図13参照)。
【0091】図14を参照し、この結果、操作軸215
は、軸方向には拘束され回転方向には回転可能に第1ブ
ラケット211及び第1フランジ221に組み付けられ
ることになる。ロックギヤ223は、回転方向には6個
の玉(ボール)224により第1フランジ221に拘束
され、軸方向には同じ6個の玉(ボール)224により
案内されて移動可能とされている。ロックギヤ223
は、前面の第1のカム山223Eと裏面の第2のカム山
223Gがそれぞれ操作軸215に植設された4本のピ
ン227および操作軸ディスク部215Fのカムフォロ
ワー215F1と当接可能とされており、操作軸215
の回転位置に従ってその軸方向位置を第2フランジ22
2に接近した位置と第2フランジ222から離れた位置
との間で移動する。第2フランジ222に接近した位置
では、ロックギヤ223の外周である外歯平歯車の歯部
223Bと第2フランジ222内周の内歯平歯車の歯部
222Bとが噛合する。第2フランジ222から離れた
位置では、ロックギヤ223の歯部223Bと第2フラ
ンジ222の歯部222Bが噛合から離脱する。
は、軸方向には拘束され回転方向には回転可能に第1ブ
ラケット211及び第1フランジ221に組み付けられ
ることになる。ロックギヤ223は、回転方向には6個
の玉(ボール)224により第1フランジ221に拘束
され、軸方向には同じ6個の玉(ボール)224により
案内されて移動可能とされている。ロックギヤ223
は、前面の第1のカム山223Eと裏面の第2のカム山
223Gがそれぞれ操作軸215に植設された4本のピ
ン227および操作軸ディスク部215Fのカムフォロ
ワー215F1と当接可能とされており、操作軸215
の回転位置に従ってその軸方向位置を第2フランジ22
2に接近した位置と第2フランジ222から離れた位置
との間で移動する。第2フランジ222に接近した位置
では、ロックギヤ223の外周である外歯平歯車の歯部
223Bと第2フランジ222内周の内歯平歯車の歯部
222Bとが噛合する。第2フランジ222から離れた
位置では、ロックギヤ223の歯部223Bと第2フラ
ンジ222の歯部222Bが噛合から離脱する。
【0092】図14を参照し、今までの説明で省略して
いた部材について説明する。第1ブラケット211にロ
ッド101が固着され軸方向に延出している。同様に、
第2フランジ222または第2ブラケット212にもロ
ッド102が固着され軸方向に延出している。そして、
この2つのロッド101、102の間に、らせんバネ1
03が張設され第2フランジ222及び第2ブラケット
212を所定の回転方向に付勢している。らせんバネ1
03が付勢している回転方向は図1に示すシートバック
2を前傾させる方向である。
いた部材について説明する。第1ブラケット211にロ
ッド101が固着され軸方向に延出している。同様に、
第2フランジ222または第2ブラケット212にもロ
ッド102が固着され軸方向に延出している。そして、
この2つのロッド101、102の間に、らせんバネ1
03が張設され第2フランジ222及び第2ブラケット
212を所定の回転方向に付勢している。らせんバネ1
03が付勢している回転方向は図1に示すシートバック
2を前傾させる方向である。
【0093】〔第2の発明の作用効果〕以上の構成に基
づき、作動について説明する。乗員が操作レバー216
から手を離した自由状態では、引っ張りバネ217の付
勢力により操作軸215は図13で左回転方向に付勢さ
れている。このため、図14に示すように、操作軸21
5のディスク部215Fに軸方向に突出して形成された
4つの山からなるカムフォロワー215F1が、ロック
ギヤ223裏面に形成された4つの第2のカム山223
Gに当接し軸方向に押圧する。このためロックギヤ22
3は、図4で左方向つまりロックギヤ223が第2フラ
ンジ222に接近する方向に押される。このため、ロッ
クギヤ223が第2フランジ222に接近し、ロックギ
ヤ223外周の外歯平歯車の歯部223Bが、第2フラ
ンジ222の内周平歯車の歯部222Bに噛合して両者
222,223はロックされる。両者222,223の
噛合を保持する力は引っ張りバネ217の付勢力によ
る。
づき、作動について説明する。乗員が操作レバー216
から手を離した自由状態では、引っ張りバネ217の付
勢力により操作軸215は図13で左回転方向に付勢さ
れている。このため、図14に示すように、操作軸21
5のディスク部215Fに軸方向に突出して形成された
4つの山からなるカムフォロワー215F1が、ロック
ギヤ223裏面に形成された4つの第2のカム山223
Gに当接し軸方向に押圧する。このためロックギヤ22
3は、図4で左方向つまりロックギヤ223が第2フラ
ンジ222に接近する方向に押される。このため、ロッ
クギヤ223が第2フランジ222に接近し、ロックギ
ヤ223外周の外歯平歯車の歯部223Bが、第2フラ
ンジ222の内周平歯車の歯部222Bに噛合して両者
222,223はロックされる。両者222,223の
噛合を保持する力は引っ張りバネ217の付勢力によ
る。
【0094】第2フランジ222とロックギヤ223の
噛合を解除しロックを外すには、引っ張りバネ217の
付勢力に抗して操作レバー216を引き上げればよい。
操作レバー216を引き上げると操作軸215が図13
で右方向に回転する。操作軸215が約35°ほど、右
回転すると、図14を参照し、操作軸215のディスク
部215Fに軸方向に突出して形成された4つの山から
なるカムフォロワー215F1が、ロックギヤ223裏
面に形成された4つの第2のカム山223Gから離れ
る。そして、操作軸215に植設された4本のピン22
7がロックギヤ223の前面に形成された4つの第1の
カム山223Eに当接し押圧する。このためロックギヤ
223は、図14で右方向つまりロックギヤ223が第
2フランジ222から離れる方向に移動する。このと
き、圧縮バネ228が協働する。このため、第2フラン
ジ222の内周平歯車の歯部222Bとロックギヤ22
3の外周平歯車の歯部223Bとの噛合が解除される。
従って、第2フランジ222及び第2ブラケット212
は回転自在となる。
噛合を解除しロックを外すには、引っ張りバネ217の
付勢力に抗して操作レバー216を引き上げればよい。
操作レバー216を引き上げると操作軸215が図13
で右方向に回転する。操作軸215が約35°ほど、右
回転すると、図14を参照し、操作軸215のディスク
部215Fに軸方向に突出して形成された4つの山から
なるカムフォロワー215F1が、ロックギヤ223裏
面に形成された4つの第2のカム山223Gから離れ
る。そして、操作軸215に植設された4本のピン22
7がロックギヤ223の前面に形成された4つの第1の
カム山223Eに当接し押圧する。このためロックギヤ
223は、図14で右方向つまりロックギヤ223が第
2フランジ222から離れる方向に移動する。このと
き、圧縮バネ228が協働する。このため、第2フラン
ジ222の内周平歯車の歯部222Bとロックギヤ22
3の外周平歯車の歯部223Bとの噛合が解除される。
従って、第2フランジ222及び第2ブラケット212
は回転自在となる。
【0095】このとき、シートに乗員が座っていなけれ
ば、らせんバネ103の付勢力によりシートバック2は
前に倒れる。乗員が座っていれば、らせんバネ103の
付勢力と乗員の体重によりシートバック2を後ろに倒す
力とを拮抗させてシートバック2の傾度を調整する。そ
して、好みの傾度のときに操作レバー216を離せば、
操作レバー216は引っ張りバネ217の付勢力により
図13で左方向に回転し、第2フランジ222の内周平
歯車の歯部222Bとロックギヤ223の外周平歯車の
歯部223Bとの噛合により、その角度位置で第2フラ
ンジ222つまりシートバック2がロックされる。
ば、らせんバネ103の付勢力によりシートバック2は
前に倒れる。乗員が座っていれば、らせんバネ103の
付勢力と乗員の体重によりシートバック2を後ろに倒す
力とを拮抗させてシートバック2の傾度を調整する。そ
して、好みの傾度のときに操作レバー216を離せば、
操作レバー216は引っ張りバネ217の付勢力により
図13で左方向に回転し、第2フランジ222の内周平
歯車の歯部222Bとロックギヤ223の外周平歯車の
歯部223Bとの噛合により、その角度位置で第2フラ
ンジ222つまりシートバック2がロックされる。
【0096】そして、シートバック2を前傾させた図1
のA〜Cで示す角度範囲では、操作レバー216から手
指を離してもロックされずアンロックの状態が続く。い
わゆる、前傾フリーの構造である。この構造について説
明する。操作レバー216を手指で引き上げアンロック
の状態でシートバック2を前傾させた角度位置に持って
くると、図19に示す、ロックギヤ223の外周縁前面
に形成された3カ所の凸部223Fが、図17に示す、
第2フランジ222の底壁に形成された3カ所の凸部2
22Cと当接可能な角度位置となる。この角度位置で操
作レバー216から手指を離すと、引っ張りバネ217
の付勢力によりロックギヤ223が第2フランジ222
に接近し噛合しようとする。しかし、ロックギヤ223
の凸部223Fが第2フランジ222の凸部222Cと
当接し、それ以上ロックギヤ223が軸方向第2フラン
ジ22に接近することを阻止する。このため、第2フラ
ンジ222とロックギヤ223は噛合できず、アンロッ
クの状態が維持される。
のA〜Cで示す角度範囲では、操作レバー216から手
指を離してもロックされずアンロックの状態が続く。い
わゆる、前傾フリーの構造である。この構造について説
明する。操作レバー216を手指で引き上げアンロック
の状態でシートバック2を前傾させた角度位置に持って
くると、図19に示す、ロックギヤ223の外周縁前面
に形成された3カ所の凸部223Fが、図17に示す、
第2フランジ222の底壁に形成された3カ所の凸部2
22Cと当接可能な角度位置となる。この角度位置で操
作レバー216から手指を離すと、引っ張りバネ217
の付勢力によりロックギヤ223が第2フランジ222
に接近し噛合しようとする。しかし、ロックギヤ223
の凸部223Fが第2フランジ222の凸部222Cと
当接し、それ以上ロックギヤ223が軸方向第2フラン
ジ22に接近することを阻止する。このため、第2フラ
ンジ222とロックギヤ223は噛合できず、アンロッ
クの状態が維持される。
【0097】シートバック2が前傾でアンロックの状態
が維持された角度範囲では、操作レバー216に触るこ
となく自由にシートバック2の傾度を変えることができ
る。しかし、一旦、図1のAに示す直立位置までシート
バック2を戻すと、ロックギヤ223の凸部223Fと
第2フランジ222の凸部222Cとの当接が外れ、引
っ張りバネ217の付勢力によりロックギヤ223が図
14の左方向に進み。その結果、第2フランジ222の
内周平歯車の歯部222Bとロックギヤ223の外周平
歯車の歯部223Bとが噛合し、その角度位置(図1の
A)で第2フランジ222つまりシートバック2がロッ
クされる。これ以降は操作レバー216の操作が必要に
なる。
が維持された角度範囲では、操作レバー216に触るこ
となく自由にシートバック2の傾度を変えることができ
る。しかし、一旦、図1のAに示す直立位置までシート
バック2を戻すと、ロックギヤ223の凸部223Fと
第2フランジ222の凸部222Cとの当接が外れ、引
っ張りバネ217の付勢力によりロックギヤ223が図
14の左方向に進み。その結果、第2フランジ222の
内周平歯車の歯部222Bとロックギヤ223の外周平
歯車の歯部223Bとが噛合し、その角度位置(図1の
A)で第2フランジ222つまりシートバック2がロッ
クされる。これ以降は操作レバー216の操作が必要に
なる。
【0098】ここで注目すべきは、本実施例では、第1
フランジ221の溝221Dとロックギヤ223の溝2
23Dとで構成される複数個の筒状の空間に玉(ボー
ル)224を予圧を掛けて圧入した構造によりロックギ
ヤ223を支承している。このため、第1フランジ22
1に対してロックギヤ223を回転しようとしても、玉
(ボール)224には剪断力が掛かるのみで回転でき
ず、玉(ボール)224が圧入されていることから回転
方向にガタもなく第1フランジ221に一体に支承され
る。そして、ロックギヤ223を第1フランジ221の
軸方向に移動しようとすると、玉(ボール)224が溝
221Dと溝223Dとで構成される筒状の空間内を転
がり、ロックギヤ223はスムーズに軸方向に移動す
る。このように、ロックギヤ223が回転方向にはガタ
なく固定され、軸方向にはスムーズに移動可能であるこ
とから、リクライニング装置ががたつかないという効果
とリクライニング装置の操作感(操作レバー216を操
作するときの操作感)がスムーズになって良好になると
いう効果を奏する。
フランジ221の溝221Dとロックギヤ223の溝2
23Dとで構成される複数個の筒状の空間に玉(ボー
ル)224を予圧を掛けて圧入した構造によりロックギ
ヤ223を支承している。このため、第1フランジ22
1に対してロックギヤ223を回転しようとしても、玉
(ボール)224には剪断力が掛かるのみで回転でき
ず、玉(ボール)224が圧入されていることから回転
方向にガタもなく第1フランジ221に一体に支承され
る。そして、ロックギヤ223を第1フランジ221の
軸方向に移動しようとすると、玉(ボール)224が溝
221Dと溝223Dとで構成される筒状の空間内を転
がり、ロックギヤ223はスムーズに軸方向に移動す
る。このように、ロックギヤ223が回転方向にはガタ
なく固定され、軸方向にはスムーズに移動可能であるこ
とから、リクライニング装置ががたつかないという効果
とリクライニング装置の操作感(操作レバー216を操
作するときの操作感)がスムーズになって良好になると
いう効果を奏する。
【0099】また、本実施例は、操作軸15の回転位置
に応じてカムフォロワー15F1、または4本のピン2
27が前面または背面のカム山223E、223Gに当
接し押圧してロックギヤ223を軸方向に移動させる構
造であり、操作軸215の回転位置に従ってカムフォロ
ワー15F1、またはカムフォロワーを構成する4本の
ピン227のいずれか一方がカム山223E、223G
を押圧しロックギヤ223の軸方向位置を制御する。し
たがって、乗員が操作レバー216を操作して操作軸2
15を回動するだけで、リクライニング装置のロック、
アンロックが容易にできるという効果を奏する。
に応じてカムフォロワー15F1、または4本のピン2
27が前面または背面のカム山223E、223Gに当
接し押圧してロックギヤ223を軸方向に移動させる構
造であり、操作軸215の回転位置に従ってカムフォロ
ワー15F1、またはカムフォロワーを構成する4本の
ピン227のいずれか一方がカム山223E、223G
を押圧しロックギヤ223の軸方向位置を制御する。し
たがって、乗員が操作レバー216を操作して操作軸2
15を回動するだけで、リクライニング装置のロック、
アンロックが容易にできるという効果を奏する。
【0100】さらに本実施例では、第2フランジ222
裏面のロックギヤ223と対向する位置に軸方向に突出
して凸部222Cが設けられており、カム部材213の
前面にも軸方向に突出して凸部223Fが設けられてお
り、第2フランジ222の角度位置が所定の角度位置
(シートバック2の前傾位置)になったときに第2フラ
ンジ222の凸部222Cがロックギヤ223の凸部2
23Fに当接し、ロックギヤ223が軸方向第2フラン
ジ222に接近する方向へ移動することを阻止する構造
としているから、第2フランジ222の角度位置が所定
の角度位置になったときに2つの凸部222C、223
Fが当接し、ロックギヤ223が第2フランジ222接
近できず両者223,222が噛合できない。したがっ
て、シートバック2が前傾された状態では操作軸215
を回転することができず、アンロック状態が続く。この
ため、いわゆる前傾フリーの機能が達成できリクライニ
ングの操作が快適になるという効果を奏する。
裏面のロックギヤ223と対向する位置に軸方向に突出
して凸部222Cが設けられており、カム部材213の
前面にも軸方向に突出して凸部223Fが設けられてお
り、第2フランジ222の角度位置が所定の角度位置
(シートバック2の前傾位置)になったときに第2フラ
ンジ222の凸部222Cがロックギヤ223の凸部2
23Fに当接し、ロックギヤ223が軸方向第2フラン
ジ222に接近する方向へ移動することを阻止する構造
としているから、第2フランジ222の角度位置が所定
の角度位置になったときに2つの凸部222C、223
Fが当接し、ロックギヤ223が第2フランジ222接
近できず両者223,222が噛合できない。したがっ
て、シートバック2が前傾された状態では操作軸215
を回転することができず、アンロック状態が続く。この
ため、いわゆる前傾フリーの機能が達成できリクライニ
ングの操作が快適になるという効果を奏する。
【0101】本実施例では、ロックギヤ223と第2フ
ランジ222の歯部223B、222Bが平歯の歯車で
構成できるから機械加工が容易であり、それだけ安価な
リクライニング装置を提供できるという効果を奏する。
平歯であってもその歯部222B、223Bは全周にわ
たって噛合するので、バックラッシュに起因するガタは
ごく小さくすることができ、リクライニング装置として
許容できる範囲に収めることができる。また、ロックギ
ヤと第2フランジは全周にわたって噛合するから、その
歯部222B、223Bの歯幅やピッチ(実施例では1
°ピッチ)は小さくても充分なロック強度を得ることが
できる。このため、リクライニング傾度の微調整が可能
である。また、ロックギヤ223の軸方向の移動量を比
較的小さくすることが可能であり、快適な操作感を得る
ことができる。すなわち安価な平歯であっても通常のリ
クライニング装置としては充分な能力を発揮する。
ランジ222の歯部223B、222Bが平歯の歯車で
構成できるから機械加工が容易であり、それだけ安価な
リクライニング装置を提供できるという効果を奏する。
平歯であってもその歯部222B、223Bは全周にわ
たって噛合するので、バックラッシュに起因するガタは
ごく小さくすることができ、リクライニング装置として
許容できる範囲に収めることができる。また、ロックギ
ヤと第2フランジは全周にわたって噛合するから、その
歯部222B、223Bの歯幅やピッチ(実施例では1
°ピッチ)は小さくても充分なロック強度を得ることが
できる。このため、リクライニング傾度の微調整が可能
である。また、ロックギヤ223の軸方向の移動量を比
較的小さくすることが可能であり、快適な操作感を得る
ことができる。すなわち安価な平歯であっても通常のリ
クライニング装置としては充分な能力を発揮する。
【0102】以上説明した実施の形態では、ロックギヤ
223と第2フランジ222の歯部223B、222B
を安価な平歯の歯車で構成したが、ロックギヤをの歯部
をかさ歯歯車とし、第2フランジの内周の歯部をテーパ
状の歯部とし、ロックギヤの軸方向の移動によりロック
ギヤと第2フランジが噛合離脱する構造としても良い。
このように形成すると、ロックギヤと第2フランジとの
歯部が共にテーパ状に形成されているから両者が噛合し
たときに調芯作用が働き、ガタが殆ど無くなる。このた
めガタのないリクライニング装置を提供できるという効
果を奏する。さらに、ロックギヤを軸方向に移動させロ
ックアンロックさせる際に歯部の歯の高さだけ移動させ
ればよいから、ロックギヤの移動量が小さくて済み、そ
れだけリクライニング装置の操作が快適になるという効
果を奏する。
223と第2フランジ222の歯部223B、222B
を安価な平歯の歯車で構成したが、ロックギヤをの歯部
をかさ歯歯車とし、第2フランジの内周の歯部をテーパ
状の歯部とし、ロックギヤの軸方向の移動によりロック
ギヤと第2フランジが噛合離脱する構造としても良い。
このように形成すると、ロックギヤと第2フランジとの
歯部が共にテーパ状に形成されているから両者が噛合し
たときに調芯作用が働き、ガタが殆ど無くなる。このた
めガタのないリクライニング装置を提供できるという効
果を奏する。さらに、ロックギヤを軸方向に移動させロ
ックアンロックさせる際に歯部の歯の高さだけ移動させ
ればよいから、ロックギヤの移動量が小さくて済み、そ
れだけリクライニング装置の操作が快適になるという効
果を奏する。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち第1
の発明は、軽くアンロックでき操作感の良好な無段階ク
ラッチ作用のリクライニング装置を提供することができ
るという優れた効果がある。本発明のうち第2の発明
は、ロック部材の全周にわたる歯部の噛合離脱によりロ
ックアンロックを行い微少角度ごとに調整できるリクラ
イニング装置でありながら、ロック部材の移動が滑らか
で操作感が良くガタのないリクライニング装置を提供す
ることができるという優れた効果がある。
の発明は、軽くアンロックでき操作感の良好な無段階ク
ラッチ作用のリクライニング装置を提供することができ
るという優れた効果がある。本発明のうち第2の発明
は、ロック部材の全周にわたる歯部の噛合離脱によりロ
ックアンロックを行い微少角度ごとに調整できるリクラ
イニング装置でありながら、ロック部材の移動が滑らか
で操作感が良くガタのないリクライニング装置を提供す
ることができるという優れた効果がある。
【図1】自動車用シートを示す側面図である。
【図2】リクライニング装置のみを上から見た平面図で
ある。
ある。
【図3】第1の発明に係るリクライニング装置の正面図
である。
である。
【図4】図3のA−A線縦断面図である。
【図5】リクライニング装置の分解斜視図である。
【図6】第1フランジを示す部品図であり、(A)は正
面図、(B)は正面図のB−B線断面図である。
面図、(B)は正面図のB−B線断面図である。
【図7】第2フランジおよび第2ブラケットを示す部品
図であり、(A)は正面図、(B)は正面図のB−B線
断面図である。
図であり、(A)は正面図、(B)は正面図のB−B線
断面図である。
【図8】操作軸を示す正面図である。
【図9】ディスクプレートを示す部品図であり、(A)
は正面図、(B)はB方向矢視図(側面図)である。
は正面図、(B)はB方向矢視図(側面図)である。
【図10】カム部材を示す部品図であり、正面図であ
る。
る。
【図11】カム部材を示す部品図であり、(A)は図1
0のA−O−A線断面図であり、(B)は図10のB方
向矢視図(側面図)である。
0のA−O−A線断面図であり、(B)は図10のB方
向矢視図(側面図)である。
【図12】カム部材を示す部品図であり、(A)は裏面
図、(B)は裏面図のB−B線断面図である。
図、(B)は裏面図のB−B線断面図である。
【図13】第2の発明に係るリクライニング装置の正面
図である。
図である。
【図14】図13のA−A線縦断面図である。
【図15】リクライニング装置の分解斜視図である。
【図16】第1フランジを示す部品図であり、(A)は
正面図、(B)は正面図のB−B線断面図である。
正面図、(B)は正面図のB−B線断面図である。
【図17】第2フランジおよび第2ブラケットを示す部
品図であり、(A)は正面図、(B)は正面図のB−B
線断面図である。
品図であり、(A)は正面図、(B)は正面図のB−B
線断面図である。
【図18】操作軸を示す正面図である。
【図19】ロックギヤを示す部品図であり、(A)は正
面図、(B)はB−O−B線断面図である。
面図、(B)はB−O−B線断面図である。
1 シートクッション 2 シートバック 3 リクライニング装置 11 第1ブラケット 11C 中心孔 12 第2ブラケット 15 操作軸 15F ディスク部 15F1 カムフォロワー 17 引っ張りバネ 21 第1フランジ 21B 内側円周ガイド面 21C 外側円周ガイド面 21D 溝 22 第2フランジ 22B テーパ内周面 22C 凸部 23 カム部材 23B テーパカム面 23C 内周面 23D 溝 23E 第1のカム山 23F 凸部 23G 第2のカム山 24 玉(ボール) 25 コロ 26 リテーナ 26A 延伸部 27 ディスクプレート 27C カムフォロワー 32 圧縮バネ 34 圧縮バネ 222 第2フランジ 222B 歯部 222C 凸部 223 ロックギヤ 223B 歯部 223C 内周面 223D 溝 223E 第1のカム山 223F 凸部 223G 第2のカム山 227 ピン(カムフォロワー)
Claims (10)
- 【請求項1】 シートクッションに対して傾動可能にシ
ートバックを保持するリクライニング装置であって、 シートクッションに固定される第1ブラケットとシート
バックを保持する第2ブラケットと、上記いずれか一方
のブラケットに固定若しくは固着される第1フランジと
他方のブラケットに固定若しくは固着される第2フラン
ジとを有し、その第1フランジと第2フランジは相対的
に回動し得るようヒンジ構造に組み立てられており、 前記第1フランジに支承されたカム部材と、 そのカム部材と第2フランジの内周面との間に配設され
た複数のコロと、 前記カム部材を移動させる手段とを備え、 前記カム部材を一方に移動させたときにコロが第2フラ
ンジの内周面とカム部材のカム面との間に挟圧されてく
さび作用により第1フランジと第2フランジが固定さ
れ、前記カム部材を他方に移動させたときにコロがくさ
び作用から解き放たれて回転自在となり第1フランジと
第2フランジとが相対的に回動可能となるようにしたリ
クライニング装置において、 前記第2フランジの内周面はテーパ状に形成されてお
り、 前記カム部材は、略円板形状であり回転方向には拘束さ
れ軸方向にのみ移動可能に第1フランジに支承されてお
り、 前記カム部材は、その外周面がテーパ状のカム面をな
し、そのカム高さの低い部分と高い部分が複数個連続し
てテーパ状の外周面(カム面)を形成しており、 前記カム部材のカム高さの低いところにそれぞれコロが
配設されており、 前記カム部材を移動させる手段がカム部材を軸方向に移
動させる手段である、ことを特徴とするリクライニング
装置。 - 【請求項2】 前記カム部材を第1フランジに支承する
構造が、第1フランジの外周面に断面が半円形の軸方向
に走る溝を複数個形成し、カム部材の内周面の前記溝に
対向する箇所にそれぞれ断面が半円形の軸方向に走る溝
を形成し、第1フランジの溝とカム部材の溝とで構成さ
れる複数個の筒状の空間に玉(ボール)を予圧を掛けて
圧入した構造である、ことを特徴とする請求項1記載の
リクライニング装置。 - 【請求項3】 前記カム部材を軸方向に移動させる手段
が、第1フランジ、第2フランジ及びカム部材の中心を
貫通して回転自在にかつ軸方向には拘束されて支承され
た操作軸と、その操作軸に固定されカム部材の前後に配
設された2つのカムフォロワーと、そのカムフォロワー
に当接すべくカム部材の前面及び背面にそれぞれ軸方向
に突出して形成された2つのカム山とからなり、操作軸
の回転位置に応じていずれかのカムフォロワーが前面ま
たは背面のカム山に当接し押圧してカム部材を軸方向に
移動させる構造である、ことを特徴とする請求項2記載
のリクライニング装置。 - 【請求項4】 前記第2フランジの裏面のカム部材と対
向する位置に軸方向に突出して凸部が設けられており、
カム部材の前面にも軸方向に突出して凸部が設けられて
おり、第1フランジに対する第2フランジの角度位置が
所定の角度位置になったときに第2フランジの凸部がカ
ム部材の凸部に当接しカム部材の軸方向第2フランジに
接近する方向への移動を阻止する構造である、ことを特
徴とする請求項3記載のリクライニング装置。 - 【請求項5】 前記複数のコロはリテーナにより保持さ
れており、そのリテーナは延伸部を有し延伸部はカム部
材に設けられた2つのバネに押圧され、バネにより各コ
ロをカム高さの最も低い中立位置に位置するよう付勢し
ている構造である、ことを特徴とする請求項1乃至4に
記載のリクライニング装置。 - 【請求項6】 シートクッションに対して傾動可能にシ
ートバックを保持するリクライニング装置であって、 シートクッションに固定される第1ブラケットとシート
バックを保持する第2ブラケットと、上記いずれか一方
のブラケットに固定若しくは固着される第1フランジと
他方のブラケットに固定若しくは固着される第2フラン
ジとを有し、その第1フランジと第2フランジは相対的
に回動し得るようヒンジ構造に組み立てられており、 前記第1フランジに回転方向には拘束され軸方向にのみ
移動可能に支承されたロックギヤと、 前記ロックギヤのほぼ全周にわたって形成された歯部
と、 前記第2フランジのほぼ全周にわたって形成され前記ロ
ックギヤと噛合可能な歯部と、 前記ロックギヤをその歯部が第2フランジの歯部と噛合
する位置と離脱する位置との間で軸方向に移動させる移
動手段と、を備えたリクライニング装置において、 前記ロックギヤを第1フランジに支承する構造が、第1
フランジの外周面に断面が半円形の軸方向に走る溝を複
数個形成し、ロックギヤの内周面の前記溝に対向する箇
所にそれぞれ断面が半円形の軸方向に走る溝を形成し、
第1フランジの溝とロックギヤの溝とで構成される複数
個の筒状の空間に玉(ボール)を圧入した構造である、
ことを特徴とするリクライニング装置。 - 【請求項7】 前記ロックギヤの歯部がかさ歯歯車であ
り、前記第2フランジに形成された歯部がテーパ状の内
歯であり、ロックギヤと第2フランジの歯部がその全周
にわたって噛合可能とされている、ことを特徴とする請
求項6記載のリクライニング装置。 - 【請求項8】 前記ロックギヤの歯部が平歯車であり、
前記第2フランジに形成された歯部が平歯の内歯であ
り、ロックギヤと第2フランジの歯部がその全周にわた
って噛合可能とされている、ことを特徴とする請求項6
記載のリクライニング装置。 - 【請求項9】 前記ロックギヤを軸方向に移動させる手
段が、第1フランジ、第2フランジ及びロックギヤの中
心を貫通して回転自在にかつ軸方向には拘束されて支承
された操作軸と、その操作軸に固定されロックギヤの前
後に配設された2つのカムフォロワーと、そのカムフォ
ロワーに当接すべくロックギヤの前面及び背面にそれぞ
れ軸方向に突出して形成されたカム山とからなり、操作
軸の回転位置に応じていずれかのカムフォロワーが前面
または背面のカム山に当接し押圧してロックギヤを軸方
向に移動させる構造である、ことを特徴とする請求項6
記載のリクライニング装置。 - 【請求項10】 前記第2フランジの裏面のロックギヤ
と対向する位置に軸方向に突出して凸部が設けられてお
り、ロックギヤの前面にも軸方向に突出して凸部が設け
られており、第1フランジに対する第2フランジの角度
位置が所定の角度位置になったときに第2フランジの凸
部がロックギヤの凸部に当接しロックギヤの軸方向第2
フランジに接近する方向への移動を阻止する構造であ
る、ことを特徴とする請求項9記載のリクライニング装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000360944A JP2002159359A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | リクライニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000360944A JP2002159359A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | リクライニング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002159359A true JP2002159359A (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=18832452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000360944A Pending JP2002159359A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | リクライニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002159359A (ja) |
-
2000
- 2000-11-28 JP JP2000360944A patent/JP2002159359A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20041214 |