JP2002159079A - 記録システム、記録装置、タップ、及び遠隔操作装置 - Google Patents

記録システム、記録装置、タップ、及び遠隔操作装置

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JP2002159079A
JP2002159079A JP2000354756A JP2000354756A JP2002159079A JP 2002159079 A JP2002159079 A JP 2002159079A JP 2000354756 A JP2000354756 A JP 2000354756A JP 2000354756 A JP2000354756 A JP 2000354756A JP 2002159079 A JP2002159079 A JP 2002159079A
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JP
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recording
instruction signal
unit
signal
tap
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JP2000354756A
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Inventor
Koji Nogami
耕治 野上
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力量の低減を可能とする記録システム
並びにこれに使用する記録装置、タップ、及び遠隔操作
装置を提供する。 【解決手段】 記録装置1と電源との間に、タップ2を
介装する。記録装置1及びタップ2には、赤外線検出部
16及び24を夫々設け、遠隔操作装置3の赤外線発生
部31から発せられる赤外線信号によって、記録装置1
及びタップ2の遠隔操作を行えるようにする。遠隔操作
装置3は設定時刻に接続信号及び記録指示信号を送信
し、タップ2が接続信号を受信し、記録装置1が記録指
示信号を受信する。そして、このときタップ2が内蔵す
るスイッチを閉路し、記録装置1が設定チャンネルの放
送信号に応じたデータの記録を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め設定された設
定時刻に、設定チャンネルの放送信号を受信し、該放送
信号に応じたデータを記録する記録システム、該記録シ
ステムに使用する記録装置、該記録装置と電源との接
続、切断を切り換えるタップ、前記記録装置及び前記タ
ップの遠隔操作を行う遠隔操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送等の放送信号を受信
し、ビデオテープ、DVD(Digital Versatile Disk,
Digital Video Disc)、ハードディスク等の記録媒体
に、前記放送信号で表される映像及び音声のデータを記
録する記録装置がある。このような記録装置には、計時
手段を有し、該計時手段によって得た時刻と、予め設定
された設定時刻とが一致したときに、該設定時刻に対応
付けて記憶された設定チャンネルの放送信号を受信し、
該放送信号に応じたデータを記録する機能を付したもの
がある。
【0003】このような機能(以下、予約記録機能とい
う)を有する記録装置は、データの記録、又は再生に供
されていないときには、電源から切断される代わりに、
消費電力量を抑えた待機状態として、計時手段を動作さ
せ、設定時刻及び設定チャンネルの記憶を保持し、計時
手段によって得た時刻と設定時刻との比較を行うように
なっている。そして、待機状態のときに、両時刻が一致
した場合には、データの記録を行うことが可能な動作状
態へ移行し、記録媒体への記録を行うようになってい
る。
【0004】従って、予約記録機能を有する記録装置
は、待機状態のときであっても電力を消費しており、省
電力の観点から好ましくない。
【0005】ところで、特開平4−372894号公報
には、計時手段と、設定時刻を記憶する記憶手段とを備
え、計時手段によって得た時刻と設定時刻とが一致する
場合に、内蔵するスイッチをオン/オフし、外部の電気
機器と電源との接続及び切断を切り換えると共に、遠隔
操作装置によって遠隔操作することが可能なタップが開
示されている。このようなタップを、外部の電気機器と
電源との間に介装し、前記電気機器を使用しないときに
は、タップに内蔵されるスイッチをオフすることによっ
て、前記電気機器の不使用時に前記電気機器及び電源間
が切断され、前記電気機器による消費電力量が0にな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の如き
特開平4−372894号公報に開示されたタップを、
記録装置と電源との間に介装した記録システムでは、タ
ップのスイッチをオフすることによって、記録装置と電
源との間を切断した場合には、記録装置の計時手段が停
止し、設定時刻及び設定チャンネルの記憶が保持されな
いため、予約記録機能が働かないという問題があった。
【0007】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、遠隔操作装置に計時手段及び記憶部を設け、計
時手段によって得た時刻と記憶部に記憶された設定時刻
とが一致した場合に、遠隔操作装置からタップへ接続指
示信号を送信し、遠隔操作装置から記録装置へ記録指示
信号を送信するようにして、前記タップが接続指示信号
を受信したときに、記録装置及び電源間を接続し、前記
記録装置が記録指示信号を受信したときに、記録指示信
号に含まれる設定チャンネルの放送信号を受信し、該放
送信号に応じたデータを記録することによって、記録装
置を使用しないときには、タップのスイッチをオフにし
て、記録装置による消費電力量を0とし、しかも予約記
録機能を有する記録システム、該記録システムに使用す
る記録装置、タップ、及び遠隔操作装置を提供すること
を目的とする。
【0008】また、本発明の他の目的は、遠隔操作装置
に計時手段及び記憶部を設け、計時手段によって得た時
刻と記憶部に記憶された設定時刻より所定時間前の時刻
とが一致した場合に、遠隔操作装置からタップへ接続指
示信号を送信し、遠隔操作装置から記録装置へ、現在時
刻、設定時刻及び設定チャンネルを表す記録指示信号を
送信するようにして、前記タップが接続指示信号を受信
したときに、記録装置及び電源間を接続し、前記記録装
置が記録指示信号を受信したときに、前記現在時刻に計
時手段を設定し、前記設定時刻及び設定チャンネルを記
憶部に記憶することにより、記録装置を使用しないとき
には、タップのスイッチをオフにして、記録装置による
消費電力量を0とし、しかも予約記録機能を有する記録
システム、該記録システムに使用する記録装置、タッ
プ、及び遠隔操作装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る記録シス
テムは、音声及び映像を表す放送信号を受信し、受信し
た放送信号に応じたデータを記録する記録装置と、該記
録装置及び電源の間に介装され、前記記録装置及び電源
間の接続及び切断を切り換えるタップとを備える記録シ
ステムにおいて、計時手段と、予め設定された設定時刻
及び設定チャンネルを記憶する記憶部と、前記計時手段
によって得た時刻が、前記記憶部に記憶された設定時刻
と一致するか否かを判別する判別手段と、該判別手段が
両時刻が一致すると判別した場合に、前記タップに前記
記録装置及び電源間の接続を指示する接続指示信号を送
信し、前記記録装置に前記設定チャンネルの放送信号に
応じたデータの記録を指示する記録指示信号を送信する
送信部とを有する遠隔操作装置を備え、前記タップは、
前記接続指示信号を受信する受信部を有し、該受信部が
前記接続指示信号を受信した場合に、前記記録装置及び
電源間を接続すべくなしてあり、前記記録装置は、前記
記録指示信号を受信する受信部を有し、該受信部が前記
記録指示信号を受信した場合に、前記設定チャンネルの
放送信号を受信し、記録を開始すべくなしてあることを
特徴とする。
【0010】第1発明に係る記録システムによる場合
は、遠隔操作装置に計時手段及び記憶部を設け、計時手
段によって得た時刻と記憶部に記憶された設定時刻とが
一致した場合に、遠隔操作装置からタップへ接続指示信
号を送信し、遠隔操作装置から記録装置へ記録指示信号
を送信するようにして、前記タップが接続指示信号を受
信したときに、記録装置及び電源間を接続し、前記記録
装置が記録指示信号を受信したときに、記録指示信号に
含まれる設定チャンネルの放送信号を受信し、該放送信
号に応じたデータを記録することによって、記録装置を
使用しないときには、タップのスイッチをオフにして、
記録装置による消費電力量を0とし、しかも予約記録機
能を実現することができる。
【0011】第2発明に係る記録システムは、計時手段
と、予め設定された設定時刻及び設定チャンネルを記憶
する記憶部と、前記計時手段によって得た時刻が、前記
記憶部に記憶された設定時刻と一致するか否かを判別す
る判別手段とを有し、該判別手段が両時刻が一致すると
判別した場合に、前記記憶部に記憶された設定チャンネ
ルの音声及び映像を表す放送信号を受信し、受信した放
送信号に応じたデータを記録する記録装置と、該記録装
置及び電源の間に介装され、前記記録装置及び電源間の
接続及び切断を切り換えるタップとを備える記録システ
ムにおいて、計時手段と、設定時刻及び設定チャンネル
を記憶する記憶部と、前記計時手段によって得た時刻
が、前記記憶部に記憶された設定時刻の所定時間前の時
刻と一致するか否かを判別する判別手段と、該判別手段
が両時刻が一致すると判別した場合に、前記タップに前
記記録装置及び電源間の接続を指示する接続指示信号を
送信し、前記記録装置に、前記設定時刻に前記設定チャ
ンネルの放送信号に応じたデータの記録を開始するよう
指示すべく、前記計時手段によって得た時刻並びに前記
設定時刻及び設定チャンネルを表す記録指示信号を送信
する送信部とを有する遠隔操作装置を備え、前記タップ
は、前記接続指示信号を受信する受信部を有し、該受信
部が前記接続指示信号を受信した場合に、前記記録装置
及び電源間を接続すべくなしてあり、前記記録装置は、
前記記録指示信号を受信する受信部を有し、該受信部が
前記記録指示信号を受信した場合に、前記記録指示信号
に含まれる時刻に計時手段を設定し、前記記憶部に前記
記録指示信号に含まれる設定時刻及び設定チャンネルを
記憶すべくなしてあることを特徴とする。
【0012】第2発明に係る記録システムによる場合
は、遠隔操作装置に計時手段及び記憶部を設け、計時手
段によって得た時刻と記憶部に記憶された設定時刻より
所定時間前の時刻とが一致した場合に、遠隔操作装置か
らタップへ接続指示信号を送信し、遠隔操作装置から記
録装置へ、現在時刻、設定時刻及び設定チャンネルを表
す記録指示信号を送信するようにして、前記タップが接
続指示信号を受信したときに、記録装置及び電源間を接
続し、前記記録装置が記録指示信号を受信したときに、
前記現在時刻に計時手段を設定し、前記設定時刻及び設
定チャンネルを記憶部に記憶する。そして、記録装置が
計時手段によって得る時刻と前記設定時刻とを比較し、
これらが一致した場合に、前記設定チャンネルの放送信
号を受信し、該放送信号に応じたデータの記録を開始す
ることとなる。従って、記録装置を使用しないときに
は、タップのスイッチをオフにして、記録装置による消
費電力量を0とし、しかも予約記録機能を実現すること
ができる。
【0013】第3発明に係る記録システムは、第1又は
第2発明に係る記録システムにおいて、前記遠隔操作装
置の送信部は、赤外線信号を送信すべくなしてあり、前
記記録装置及び前記タップが夫々有する受信部は、赤外
線信号を受信すべくなしてあることを特徴とする。
【0014】第3発明に係る記録システムによる場合
は、遠隔操作装置及びタップ、遠隔操作装置及び記録装
置の通信を、必要となる部品が安価な赤外線通信によっ
て行うことにより、製造コストの低減が期待できる。
【0015】第4発明に係る記録システムは、第1又は
第2発明に係る記録システムにおいて、前記遠隔操作装
置は、前記電源に接続するプラグを有しており、前記遠
隔操作装置の送信部は、前記プラグに接続されており、
前記接続指示信号及び前記記録指示信号を、前記電源に
接続された電力線を通じて送信すべくなしてあり、前記
記録装置及び前記タップが夫々有する受信部は、前記電
力線に接続され、前記電力線を通じて前記接続指示信号
及び前記記録指示信号を各別に受信すべくなしてあるこ
とを特徴とする。
【0016】第4発明に係る記録システムによる場合
は、遠隔操作装置及びタップ、遠隔操作装置及び記録装
置の通信を、電力線を用いた通信によって行うことによ
り、遠隔操作装置及びタップの間、又は遠隔操作装置及
び記録装置の間に障害物がある場合であっても通信する
ことが可能であり、赤外線信号又は電磁波信号を送受信
するための部品を必要としないため、製造コストの低減
が期待できる。
【0017】第5発明に係る記録装置は、音声及び映像
を表す放送信号を受信し、受信した放送信号に応じたデ
ータを記録する記録装置において、電源に接続するプラ
グから、所定の設定チャンネルを含む記録指示信号を受
信する受信部を備え、該受信部が記録指示信号を受信し
た場合に、前記設定チャンネルの放送信号を受信し、記
録を開始すべくなしてあることを特徴とする。
【0018】第5発明に係る記録装置による場合は、電
源に接続されたプラグから記録指示信号を受信し、受信
部が記録指示信号を受信した場合に、記録指示信号に含
まれる設定チャンネルの放送信号に応じたデータの記録
を開始する。これにより、記録装置自身に予約記録機能
を与えなくても、外部の装置から所要の時刻に前記記録
指示信号を送信することで、予約記録機能を実現するこ
とができ、しかも記録装置を使用していないときには、
記録装置と電源との間を切断して、記録装置による消費
電力量を0とすることができる。
【0019】また、電源に接続されたプラグから記録指
示信号を受信することができるようにすることによっ
て、赤外線信号又は電磁波信号を受信するための部品を
必要としないため、製造コストの低減が期待できる。
【0020】第6発明に係る記録装置は、計時手段と、
予め設定された設定時刻及び設定チャンネルを記憶する
記憶部と、前記計時手段によって得た時刻が、前記記憶
部に記憶された設定時刻と一致するか否かを判別する判
別手段とを有し、該判別手段が両時刻が一致すると判別
した場合に、前記記憶部に記憶された設定チャンネルの
音声及び映像を表す放送信号を受信し、受信した放送信
号に応じたデータを記録する記録装置において、電源に
接続するプラグから、現在時刻、設定時刻、及び設定チ
ャンネルを含む記録指示信号を受信する受信部を備え、
該受信部が記録指示信号を受信した場合に、前記記録指
示信号に含まれる現在時刻に計時手段を設定し、前記記
憶部に前記記録指示信号に含まれる設定時刻及び設定チ
ャンネルを記憶すべくなしてあることを特徴とすること
を特徴とする。
【0021】第6発明に係る記録装置による場合は、電
源に接続されたプラグから記録指示信号を受信し、受信
部が記録指示信号を受信した場合に、前記記録指示信号
に含まれる現在時刻によって計時手段を設定し、設定時
刻及び設定チャンネルを記憶部に記憶する。このように
することにより、記録装置を使用していないときに、記
録装置への電力供給を絶っていても、予約記録機能を実
現することができる。
【0022】また、電源に接続されたプラグから記録指
示信号を受信することができるようにすることによっ
て、赤外線信号又は電磁波信号を受信するための部品を
必要としないため、製造コストの低減が期待できる。
【0023】第7発明に係るタップは、外部の電源に接
続するプラグと、外部の装置に接続するするソケット
と、前記プラグ及び前記ソケットの間を開閉するスイッ
チとを備えるタップにおいて、前記プラグから接続指示
信号を受信する受信部と、該受信部が接続指示信号を受
信した場合に、前記スイッチを閉路する制御部とを備え
ることを特徴とする。
【0024】第7発明に係るタップによる場合は、電源
に接続されたプラグから接続指示信号を受信し、受信部
が接続指示信号を受信した場合に、スイッチを閉路す
る。このようにすることにより、赤外線信号又は電磁波
信号を受信するための部品を必要としないため、製造コ
ストの低減が期待できる。
【0025】第8発明に係る遠隔操作装置は、外部の装
置を操作する遠隔操作装置において、計時手段と、設定
時刻及び設定チャンネルを記憶する記憶部と、前記計時
手段によって得た時刻が、前記記憶部に記憶された設定
時刻と一致するか否かを判別する判別手段と、該判別手
段が両時刻が一致すると判別した場合に、第1の装置に
第2の装置及び電源間の接続を指示する接続指示信号を
送信し、前記第2の装置に前記設定チャンネルの放送信
号に応じたデータの記録を指示する記録指示信号を送信
する送信部とを備えることを特徴とする。
【0026】第8発明に係る遠隔操作装置による場合
は、設定時間に達したときに、第1の装置へ接続指示信
号を送信し、第2の装置へ記録指示信号を送信する。こ
のようにすることにより、第2の装置が予約記録機能を
有していなくても、予約記録機能を実現することがで
き、また、第2の装置を使用していないときには、第2
の装置と電源との間を切断することができるため、消費
電力量を低減することが可能となる。
【0027】第9発明に係る遠隔操作装置は、外部の装
置を操作する遠隔操作装置において、計時手段と、設定
時刻及び設定チャンネルを記憶する記憶部と、前記計時
手段によって得た時刻が、前記記憶部に記憶された設定
時刻の所定時間前の時刻と一致するか否かを判別する判
別手段と、該判別手段が両時刻が一致すると判別した場
合に、第1の装置に第2の装置及び電源間の接続を指示
する接続指示信号を送信し、前記第2の装置に、前記設
定時刻に前記設定チャンネルの放送信号に応じたデータ
の記録を開始するよう指示すべく、前記計時手段によっ
て得た時刻並びに前記記憶部に記憶された設定時刻及び
設定チャンネルを含む記録指示信号を送信する送信部と
を備えることを特徴とする。
【0028】第9発明に係る遠隔操作装置による場合
は、設定時間に達したときに、第1の装置へ接続指示信
号を送信し、第2の装置へ記録指示信号を送信する。こ
のようにすることにより、第2の装置を使用していない
ときに、第2の装置と電源との間を切断していても、予
約記録機能を実現することができ、消費電力量を低減す
ることが可能となる。
【0029】第10発明に係る遠隔操作装置は、第8又
は第9発明に係る遠隔操作装置において、前記送信部
は、赤外線信号を送信すべくなしてあることを特徴とす
る。
【0030】第10発明に係る遠隔操作装置による場合
は、赤外線信号を送信する送信部を備えており、このよ
うな送信部を構成するために必要な部品が安価であるた
め、製造コストの低減が期待できる。
【0031】第11発明に係る遠隔操作装置は、第8又
は第9発明に係る遠隔操作装置において、外部の電源に
接続するプラグを更に備え、前記送信部は、前記プラグ
に接続されており、前記接続指示信号及び前記記録指示
信号を、前記電源に接続された電力線を通じて送信すべ
くなしてあることを特徴とする。
【0032】第11発明に係る遠隔操作装置による場合
は、接続指示信号及び記録指示信号を、電力線を通じて
送信する送信部を備えていることにより、遠隔操作装置
と外部の装置との間に障害物がある場合であっても通信
することが可能であり、赤外線信号又は電磁波信号を送
信するための部品を必要としないため、製造コストの低
減が期待できる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。 (実施の形態1)図1は本発明に係る記録システムの実
施の形態1の構成を示す模式図である。
【0034】図1において、1はビデオテープに対して
データの記録,再生を行う記録装置であり、2は記録装
置1のプラグ11を挿入するソケット21と、電源側の
ソケット4に挿入するプラグ22とを備え、電源と記録
装置1との間を接続又は切断するタップである。また、
図中3は、記録装置1及びタップ2を遠隔操作するため
の遠隔操作装置である。遠隔操作装置3及び記録装置
1、遠隔操作装置3及びタップ2は、夫々赤外線信号に
よって通信することができるようになっている。
【0035】図2は、実施の形態1に係る記録装置1の
構成を示すブロック図である。記録装置1は、アンテナ
12と、チューナ13と、信号処理回路14と、記録再
生ヘッド15とを備えている。テレビジョン放送の放送
信号は、アンテナ12にて受信され、チューナ13によ
り選択増幅されると共に、中間周波数信号に変換され、
映像中間周波数信号と、音声中間周波数信号とに分離さ
れる。
【0036】非記録時には、映像中間周波数信号が、図
示しない映像出力端子から外部へ出力される。一方、音
声中間周波数信号は、信号処理回路14に与えられ、信
号処理回路14によってFM検波されて、図示しない音
声出力端子から出力される。
【0037】記録時には、映像中間周波数信号が、映像
出力端子から外部へ出力されると共に、映像中間周波数
信号及び音声中間周波数信号が、信号処理回路14に与
えられる。映像中間周波数信号は、信号処理回路14に
よって検波増幅され、搬送色信号及び輝度信号に分離さ
れる。信号処理回路14は、輝度信号をFM変調し、搬
送色信号を周波数変換して、両者を混合し、出力する。
そして、出力された信号は、記録再生ヘッド15により
ビデオテープに記録される。一方、音声中間周波数信号
は、信号処理回路14によって、FM検波され、音声出
力端子から外部へ出力されると共に、所定の補償処理が
施され、増幅される。そして、記録再生ヘッド15へ出
力され、該記録再生ヘッド15によりビデオテープに記
録される。
【0038】また、再生時には、ビデオテープに記録さ
れた映像に係るデータ及び音声に係るデータが前記記録
再生ヘッド15により読み出され、前記映像に係るデー
タに応じた映像再生信号が信号処理回路14へ与えら
れ、前記音声に係るデータに応じた音声再生信号が音声
出力端子から外部へ出力される。信号処理回路14は、
前記映像再生信号を搬送色信号及び輝度信号に分離し、
輝度信号をFM検波し、搬送色信号を周波数変換した
後、両者を混合して、映像中間周波数信号とする。そし
て、映像中間周波数信号が映像出力端子から外部へ出力
される。
【0039】更に、記録再生装置1は、赤外線検出部1
6と、受信回路17と、制御部18とを備えている。赤
外線検出部16は、記録装置1のフロントパネル部分に
設けられており、後述する遠隔操作装置3の赤外線発生
部31が発生した赤外線を検出し、該赤外線に応じたパ
ルス信号を発生するようになっており、これにより、遠
隔操作装置3から送信された記録指示信号を受信するこ
とができるようになっている。赤外線検出部16から発
せられたパルス信号は受信回路17へ与えられ、受信回
路17は、与えられたパルス信号をデジタル信号へ変換
し、制御部18へ出力する。制御部18は、前記デジタ
ル信号により、記録再生装置1に前記操作信号に応じた
動作をさせるべく、記録再生装置1の各部を駆動制御す
る。
【0040】図3は、実施の形態1に係るタップ2の構
成を示すブロック図である。タップ2は、ソケット21
とプラグ22との間に、スイッチ23を備えており、ま
た、赤外線検出部24、受信回路25、及び制御部26
を備えている。赤外線検出部24は、タップ2のハウジ
ングに外部に露出する状態で設けられており、後述する
遠隔操作装置3の赤外線発生部31が発生した赤外線を
検出し、該赤外線に応じたパルス信号を発生するように
なっており、これにより、遠隔操作装置3から送信され
た接続信号を受信することができるようになっている。
記録再生装置1と同様に、受信回路25は与えられたパ
ルス信号をデジタル信号へ変換し、制御部26へ出力す
る。そして、制御部26が、入力したデジタル信号に応
じて、前記スイッチ23をオン/オフ制御する。
【0041】図4は、実施の形態1に係る遠隔操作装置
3の構成を示すブロック図である。遠隔操作装置3は、
赤外線発生部31と、ユーザからの操作を受け付ける操
作部32と、制御部33と、データを記憶する記憶部3
4と、送信回路35と、計時部36とを備えている。遠
隔操作装置3は、操作部32によってユーザからの操作
を受け付け、ユーザが設定時間及び設定チャンネルの設
定を行えるようになっている。ユーザが設定時間及び設
定チャンネルを遠隔操作装置3に入力し、これらを記憶
する操作を行ったときには、前記設定時間及び設定チャ
ンネルが記憶部34に記憶される。
【0042】なお、本実施の形態1においては、記録装
置1及びタップ2が夫々赤外線検出部16及び24を有
し、遠隔操作装置3が赤外線発生部31を有しており、
遠隔操作装置3及び記録装置1並びに遠隔操作装置3及
びタップ2が夫々赤外線通信を行う構成について述べた
が、これに限るものではなく、例えば、記録装置1及び
タップ2が夫々電磁波検出部を有し、遠隔操作装置3が
電磁波発生部を有しており、遠隔操作装置及び記録装置
1並びに遠隔操作装置3及びタップ2が夫々電磁波を用
いた無線通信を行う構成としてもよいことはいうまでも
ない。
【0043】図5は、実施の形態1の制御部33の処理
手順を示すフローチャートである。制御部33は、計時
部36によって現在時刻が取得できるようになってお
り、これによって得られた現在時刻と、前記記憶部34
に記憶された設定時間とを比較する(ステップ1)。現
在時刻と設定時刻とが一致していない場合、ステップ1
を繰り返し、現在時刻と設定時刻とが一致している場
合、制御部33が、タップ2にスイッチ23の閉路を指
示する接続指示信号を出力し(ステップ2)、記録装置
3に、前記設定チャンネルの放送信号に応じたデータの
記録を指示する記録指示信号を出力して(ステップ
3)、ステップ1へ戻る。
【0044】制御部33から出力されたデジタル信号の
接続指示信号及び記録指示信号は、送信回路35へ与え
られ、パルス信号へ変換される。このように変換された
パルス信号は、前記赤外線発生部31へ与えられ、該パ
ルス信号に応じた赤外線信号を発生する。赤外線発生部
31から発せられた赤外線信号の接続指示信号及び記録
指示信号は、タップ2及び記録装置1によって夫々受信
される。
【0045】タップ2は、接続指示信号を受信したと
き、制御部26がスイッチ23を閉路する。これによっ
て、電源からの電力が記録装置1へ供給される。また、
記録装置1は、記録指示信号を受信したとき、チューナ
13によって設定チャンネルの放送信号を選択し、この
放送信号に応じたデータの記録を開始する。
【0046】(実施の形態2)図6は、本発明に係る記
録システムの実施の形態2の構成を示す模式図である。
遠隔操作装置3は、プラグ37を備えており、電源側の
ソケット4に接続することが可能となっている。遠隔操
作装置3及び記録装置1、遠隔操作装置3及びタップ2
は、夫々電力線を通じて送信される電気信号によって通
信することができるようになっている。
【0047】図7は、実施の形態2に係る記録装置1の
構成を示すブロック図である。記録装置1は、プラグ1
1に接続された受信回路19を備えており、該受信回路
19によって、前記プラグ11に印加された電圧波形に
重畳された電気信号(アナログ信号)を取り出すことが
できるようになっている。そして、受信回路19はこの
アナログ信号をデジタル信号へ変換し、制御部18へ出
力するようになっている。
【0048】また、記録装置1は、計時部1A及び記憶
部1Bを備えており、計時部1Aによって現在時刻を得
ることができ、記憶部1Bに、ユーザが記録装置1のフ
ロントパネルに設けられた操作部等を操作することによ
って入力された設定時刻及び設定チャンネルを記憶する
ことができるようになっている。そして、記録装置1の
制御部18は、計時部1Aから得た現在時刻と、記憶部
1Bに記憶された設定時刻とを比較し、両者が一致した
場合に、設定チャンネルの放送信号を受信し、該放送信
号に応じたデータをビデオテープに記録するように記録
装置1の各部を駆動制御する。
【0049】図8は、実施の形態2に係るタップ2の構
成を示すブロック図である。タップ2も、記録装置1と
同様に、プラグ22に接続された受信回路27を備えて
おり、該受信回路27によって、プラグ22に印加され
た電圧波形に重畳された電気信号(アナログ信号)を取
り出し、該アナログ信号をデジタル信号へ変換し、制御
部26へ出力するようになっている。
【0050】図9は、実施の形態2に係る遠隔操作装置
3の構成を示すブロック図であり、図10は、実施の形
態2の制御部33の処理手順を示すフローチャートであ
る。遠隔操作装置3は、前述したプラグ37に接続され
た送信回路38を備えている。制御部33は、計時部3
6によって得られた現在時刻と、記憶部34に記憶され
た設定時刻とを比較し、現在時刻が設定時刻の5分前に
一致するか否かを判別する(ステップ21)。一致しな
い場合、ステップ21を繰り返し、一致する場合、制御
部33は、タップ2にスイッチ23の閉路を指示する接
続指示信号を出力する(ステップ22)。このとき、制
御部33から出力されたデジタル信号の接続指示信号に
は、タップ2を特定するID信号が含まれている。ま
た、制御部33は、現在時刻、設定時刻、及び設定チャ
ンネルを含む記録指示信号を出力し(ステップ23)、
ステップ21に戻る。このときの記録指示信号にも、前
記接続指示信号と同様に、記録装置1を特定するID信
号が含まれている。
【0051】このような接続指示信号及び記録指示信号
は、送信回路38へ与えられ、アナログ信号へ変換され
る。そして、送信回路38によって、プラグ22に印加
される電圧波形に、前記アナログ信号を重畳するように
なっている。このようにして電力線に印加される電圧波
形に重畳された接続指示信号及び記録指示信号は、タッ
プ2及び記録装置1によって夫々受信される。なお、タ
ップ2及び記録装置1は、受信したID信号により、自
身に対する信号であるか否かを判別するようになってい
る。
【0052】記録装置1は、記録指示信号を受信したと
き、この信号に含まれる現在時刻によって、計時部1A
の時刻を設定し、この信号に含まれる設定時刻及び設定
チャンネルを記憶部1Bに記憶するようになっている。
これによって、設定時刻の5分後、即ち、記録装置1が
記録指示信号を受信した時刻の5分後に、記録装置1
は、前記設定チャンネルの放送信号を受信し、該放送信
号に応じたデータをビデオテープに記録する。
【0053】なお、本実施の形態2においては、遠隔操
作装置3が、接続信号及び記録指示信号を、設定時刻の
5分前に送信する構成について述べたが、これに限るも
のではなく、例えば、遠隔操作装置3が、接続信号及び
記録指示信号を、設定時刻の1分前に送信する構成とし
てもよいことはいうまでもない。
【0054】本実施の形態2に係る記録システムのその
他の構成は、実施の形態1に係る記録システムの構成と
同様であるので、その説明を省略する。
【0055】なお、実施の形態1,2においては、記録
装置1がビデオテープへ映像及び音声を表すデータを再
生又は記録することができる構成について述べたが、こ
れに限るものではなく、DVD(Digital Versatile Di
sk,Digital Video Disc)等、ビデオテープの他の記録
媒体に対して、映像及び音声を表すデータを再生又は記
録することができる構成であってもよいことはいうまで
もない。
【0056】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1発明に係る記録
システムによる場合は、遠隔操作装置に計時手段及び記
憶部を設け、計時手段によって得た時刻と記憶部に記憶
された設定時刻とが一致した場合に、遠隔操作装置から
タップへ接続指示信号を送信し、遠隔操作装置から記録
装置へ記録指示信号を送信するようにして、前記タップ
が接続指示信号を受信したときに、記録装置及び電源間
を接続し、前記記録装置が記録指示信号を受信したとき
に、記録指示信号に含まれる設定チャンネルの放送信号
を受信し、該放送信号に応じたデータを記録することに
よって、記録装置を使用しないときには、タップのスイ
ッチをオフにして、記録装置による消費電力量を0と
し、しかも予約記録機能を実現することができる。
【0057】第2発明に係る記録システムによる場合
は、遠隔操作装置に計時手段及び記憶部を設け、計時手
段によって得た時刻と記憶部に記憶された設定時刻より
所定時間前の時刻とが一致した場合に、遠隔操作装置か
らタップへ接続指示信号を送信し、遠隔操作装置から記
録装置へ、現在時刻、設定時刻及び設定チャンネルを表
す記録指示信号を送信するようにして、前記タップが接
続指示信号を受信したときに、記録装置及び電源間を接
続し、前記記録装置が記録指示信号を受信したときに、
前記現在時刻に計時手段を設定し、前記設定時刻及び設
定チャンネルを記憶部に記憶する。そして、記録装置が
計時手段によって得る時刻と前記設定時刻とを比較し、
これらが一致した場合に、前記設定チャンネルの放送信
号を受信し、該放送信号に応じたデータの記録を開始す
ることとなる。従って、記録装置を使用しないときに
は、タップのスイッチをオフにして、記録装置による消
費電力量を0とし、しかも予約記録機能を実現すること
ができる。
【0058】第3発明に係る記録システムによる場合
は、遠隔操作装置及びタップ、遠隔操作装置及び記録装
置の通信を、必要となる部品が安価な赤外線通信によっ
て行うことにより、製造コストの低減が期待できる。
【0059】第4発明に係る記録システムによる場合
は、遠隔操作装置及びタップ、遠隔操作装置及び記録装
置の通信を、電力線を用いた通信によって行うことによ
り、遠隔操作装置及びタップの間、又は遠隔操作装置及
び記録装置の間に障害物がある場合であっても通信する
ことが可能であり、赤外線信号又は電磁波信号を送受信
するための部品を必要としないため、製造コストの低減
が期待できる。
【0060】第5発明に係る記録装置による場合は、電
源に接続されたプラグから記録指示信号を受信し、受信
部が記録指示信号を受信した場合に、記録指示信号に含
まれる設定チャンネルの放送信号に応じたデータの記録
を開始する。これにより、記録装置自身に予約記録機能
を与えなくても、外部の装置から所要の時刻に前記記録
指示信号を送信することで、予約記録機能を実現するこ
とができ、しかも記録装置を使用していないときには、
記録装置と電源との間を切断して、記録装置による消費
電力量を0とすることができる。
【0061】また、電源に接続されたプラグから記録指
示信号を受信することができるようにすることによっ
て、赤外線信号又は電磁波信号を受信するための部品を
必要としないため、製造コストの低減が期待できる。
【0062】第6発明に係る記録装置による場合は、電
源に接続されたプラグから記録指示信号を受信し、受信
部が記録指示信号を受信した場合に、前記記録指示信号
に含まれる現在時刻によって計時手段を設定し、設定時
刻及び設定チャンネルを記憶部に記憶する。このように
することにより、記録装置を使用していないときに、記
録装置への電力供給を絶っていても、予約記録機能を実
現することができる。
【0063】また、電源に接続されたプラグから記録指
示信号を受信することができるようにすることによっ
て、赤外線信号又は電磁波信号を受信するための部品を
必要としないため、製造コストの低減が期待できる。
【0064】第7発明に係るタップによる場合は、電源
に接続されたプラグから接続指示信号を受信し、受信部
が接続指示信号を受信した場合に、スイッチを閉路す
る。このようにすることにより、赤外線信号又は電磁波
信号を受信するための部品を必要としないため、製造コ
ストの低減が期待できる。
【0065】第8発明に係る遠隔操作装置による場合
は、設定時間に達したときに、第1の装置へ接続指示信
号を送信し、第2の装置へ記録指示信号を送信する。こ
のようにすることにより、第2の装置が予約記録機能を
有していなくても、予約記録機能を実現することがで
き、また、第2の装置を使用していないときには、第2
の装置と電源との間を切断することができるため、消費
電力量を低減することが可能となる。
【0066】第9発明に係る遠隔操作装置による場合
は、設定時間に達したときに、第1の装置へ接続指示信
号を送信し、第2の装置へ記録指示信号を送信する。こ
のようにすることにより、第2の装置を使用していない
ときに、第2の装置と電源との間を切断していても、予
約記録機能を実現することができ、消費電力量を低減す
ることが可能となる。
【0067】第10発明に係る遠隔操作装置による場合
は、赤外線信号を送信する送信部を備えており、このよ
うな送信部を構成するために必要な部品が安価であるた
め、製造コストの低減が期待できる。
【0068】第11発明に係る遠隔操作装置による場合
は、接続指示信号及び記録指示信号を、電力線を通じて
送信する送信部を備えていることにより、遠隔操作装置
と外部の装置との間に障害物がある場合であっても通信
することが可能であり、赤外線信号又は電磁波信号を送
信するための部品を必要としないため、製造コストの低
減が期待できる等本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録システムの実施の形態1の構
成を示す模式図である。
【図2】実施の形態1に係る記録装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】実施の形態1に係るタップの構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】実施の形態1に係る遠隔操作装置の構成を示す
ブロック図である。
【図5】実施の形態1の制御部の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明に係る記録システムの実施の形態2の構
成を示す模式図である。
【図7】実施の形態2に係る記録装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図8】実施の形態2に係るタップの構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】実施の形態2に係る遠隔操作装置の構成を示す
ブロック図である。
【図10】実施の形態2の制御部の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 記録装置 11 プラグ 12 アンテナ 13 チューナ 14 信号処理回路 15 記録再生ヘッド 16 赤外線検出部 17 受信回路 18 制御部 19 受信回路 2 タップ 21 ソケット 22 プラグ 23 スイッチ 24 赤外線検出部 25 受信回路 26 制御部 27 受信回路 3 遠隔操作装置 31 赤外線発生部 32 操作部 33 制御部 34 記憶部 35 送信回路 36 計時部 37 プラグ 38 送信回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声及び映像を表す放送信号を受信し、
    受信した放送信号に応じたデータを記録する記録装置
    と、該記録装置及び電源の間に介装され、前記記録装置
    及び電源間の接続及び切断を切り換えるタップとを備え
    る記録システムにおいて、 計時手段と、予め設定された設定時刻及び設定チャンネ
    ルを記憶する記憶部と、前記計時手段によって得た時刻
    が、前記記憶部に記憶された設定時刻と一致するか否か
    を判別する判別手段と、該判別手段が両時刻が一致する
    と判別した場合に、前記タップに前記記録装置及び電源
    間の接続を指示する接続指示信号を送信し、前記記録装
    置に前記設定チャンネルの放送信号に応じたデータの記
    録を指示する記録指示信号を送信する送信部とを有する
    遠隔操作装置を備え、前記タップは、前記接続指示信号
    を受信する受信部を有し、該受信部が前記接続指示信号
    を受信した場合に、前記記録装置及び電源間を接続すべ
    くなしてあり、前記記録装置は、前記記録指示信号を受
    信する受信部を有し、該受信部が前記記録指示信号を受
    信した場合に、前記設定チャンネルの放送信号を受信
    し、記録を開始すべくなしてあることを特徴とする記録
    システム。
  2. 【請求項2】 計時手段と、予め設定された設定時刻及
    び設定チャンネルを記憶する記憶部と、前記計時手段に
    よって得た時刻が、前記記憶部に記憶された設定時刻と
    一致するか否かを判別する判別手段とを有し、該判別手
    段が両時刻が一致すると判別した場合に、前記記憶部に
    記憶された設定チャンネルの音声及び映像を表す放送信
    号を受信し、受信した放送信号に応じたデータを記録す
    る記録装置と、該記録装置及び電源の間に介装され、前
    記記録装置及び電源間の接続及び切断を切り換えるタッ
    プとを備える記録システムにおいて、 計時手段と、設定時刻及び設定チャンネルを記憶する記
    憶部と、前記計時手段によって得た時刻が、前記記憶部
    に記憶された設定時刻の所定時間前の時刻と一致するか
    否かを判別する判別手段と、該判別手段が両時刻が一致
    すると判別した場合に、前記タップに前記記録装置及び
    電源間の接続を指示する接続指示信号を送信し、前記記
    録装置に、前記設定時刻に前記設定チャンネルの放送信
    号に応じたデータの記録を開始するよう指示すべく、前
    記計時手段によって得た時刻並びに前記設定時刻及び設
    定チャンネルを表す記録指示信号を送信する送信部とを
    有する遠隔操作装置を備え、前記タップは、前記接続指
    示信号を受信する受信部を有し、該受信部が前記接続指
    示信号を受信した場合に、前記記録装置及び電源間を接
    続すべくなしてあり、前記記録装置は、前記記録指示信
    号を受信する受信部を有し、該受信部が前記記録指示信
    号を受信した場合に、前記記録指示信号に含まれる時刻
    に計時手段を設定し、前記記憶部に前記記録指示信号に
    含まれる設定時刻及び設定チャンネルを記憶すべくなし
    てあることを特徴とする記録システム。
  3. 【請求項3】 前記遠隔操作装置の送信部は、赤外線信
    号を送信すべくなしてあり、前記記録装置及び前記タッ
    プが夫々有する受信部は、赤外線信号を受信すべくなし
    てあることを特徴とする請求項1又は2記載の記録シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記遠隔操作装置は、前記電源に接続す
    るプラグを有しており、前記遠隔操作装置の送信部は、
    前記プラグに接続されており、前記接続指示信号及び前
    記記録指示信号を、前記電源に接続された電力線を通じ
    て送信すべくなしてあり、前記記録装置及び前記タップ
    が夫々有する受信部は、前記電力線に接続され、前記電
    力線を通じて前記接続指示信号及び前記記録指示信号を
    各別に受信すべくなしてあることを特徴とする請求項1
    又は2記載の記録システム。
  5. 【請求項5】 音声及び映像を表す放送信号を受信し、
    受信した放送信号に応じたデータを記録する記録装置に
    おいて、 電源に接続するプラグから、所定の設定チャンネルを含
    む記録指示信号を受信する受信部を備え、該受信部が記
    録指示信号を受信した場合に、前記設定チャンネルの放
    送信号を受信し、記録を開始すべくなしてあることを特
    徴とする記録装置。
  6. 【請求項6】 計時手段と、予め設定された設定時刻及
    び設定チャンネルを記憶する記憶部と、前記計時手段に
    よって得た時刻が、前記記憶部に記憶された設定時刻と
    一致するか否かを判別する判別手段とを有し、該判別手
    段が両時刻が一致すると判別した場合に、前記記憶部に
    記憶された設定チャンネルの音声及び映像を表す放送信
    号を受信し、受信した放送信号に応じたデータを記録す
    る記録装置において、 電源に接続するプラグから、現在時刻、設定時刻、及び
    設定チャンネルを含む記録指示信号を受信する受信部を
    備え、該受信部が記録指示信号を受信した場合に、前記
    記録指示信号に含まれる現在時刻に計時手段を設定し、
    前記記憶部に前記記録指示信号に含まれる設定時刻及び
    設定チャンネルを記憶すべくなしてあることを特徴とす
    ることを特徴とする記録装置。
  7. 【請求項7】 外部の電源に接続するプラグと、外部の
    装置に接続するするソケットと、前記プラグ及び前記ソ
    ケットの間を開閉するスイッチとを備えるタップにおい
    て、 前記プラグから接続指示信号を受信する受信部と、該受
    信部が接続指示信号を受信した場合に、前記スイッチを
    閉路する制御部とを備えることを特徴とするタップ。
  8. 【請求項8】 外部の装置を操作する遠隔操作装置にお
    いて、 計時手段と、設定時刻及び設定チャンネルを記憶する記
    憶部と、前記計時手段によって得た時刻が、前記記憶部
    に記憶された設定時刻と一致するか否かを判別する判別
    手段と、該判別手段が両時刻が一致すると判別した場合
    に、第1の装置に第2の装置及び電源間の接続を指示す
    る接続指示信号を送信し、前記第2の装置に前記設定チ
    ャンネルの放送信号に応じたデータの記録を指示する記
    録指示信号を送信する送信部とを備えることを特徴とす
    る遠隔操作装置。
  9. 【請求項9】 外部の装置を操作する遠隔操作装置にお
    いて、 計時手段と、設定時刻及び設定チャンネルを記憶する記
    憶部と、前記計時手段によって得た時刻が、前記記憶部
    に記憶された設定時刻の所定時間前の時刻と一致するか
    否かを判別する判別手段と、該判別手段が両時刻が一致
    すると判別した場合に、第1の装置に第2の装置及び電
    源間の接続を指示する接続指示信号を送信し、前記第2
    の装置に、前記設定時刻に前記設定チャンネルの放送信
    号に応じたデータの記録を開始するよう指示すべく、前
    記計時手段によって得た時刻並びに前記記憶部に記憶さ
    れた設定時刻及び設定チャンネルを含む記録指示信号を
    送信する送信部とを備えることを特徴とする遠隔操作装
    置。
  10. 【請求項10】 前記送信部は、赤外線信号を送信すべ
    くなしてあることを特徴とする請求項8又は9記載の遠
    隔操作装置。
  11. 【請求項11】 外部の電源に接続するプラグを更に備
    え、前記送信部は、前記プラグに接続されており、前記
    接続指示信号及び前記記録指示信号を、前記電源に接続
    された電力線を通じて送信すべくなしてあることを特徴
    とする請求項8又は9記載の遠隔操作装置。
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