JPH09320144A

JPH09320144A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPH09320144A
Application number: JP8141395A
Authority: JP
Inventors: Akihiko Nakaura; 昭彦中浦; Hiroto Mizouchi; 弘人溝内
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1996-06-04
Filing date: 1996-06-04
Publication date: 1997-12-12

Abstract

(57)【要約】【課題】衛星放送チューナーの電源を制御しないＶＴ
Ｒでは、タイマー録画設定後は衛星放送チューナーの電
源をいつもオン状態にして待機しておかなければならな
い。また、タイマー録画終了時に、衛星放送チューナー
の電源を自動的にオフにすることができないため、無駄
な電力を消費する。【解決手段】衛星放送チューナー１１の映像信号の有
無を検出できる、映像信号検出部３を設け、映像信号の
有無により衛星放送チューナー１１の電源の状態を判断
し、衛星放送チューナー制御部４で衛星放送チューナー
１１の確実な電源制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、他機器の電源状態
を判断し、他機器の電源のオン／オフの制御を可能とし
た磁気記録再生装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、衛星放送の普及に伴い、欧州では
テレビやビデオテープレコーダー（以下、ＶＴＲと記
す）に加えて専用の衛星放送チューナーを購入する場合
が一般的となっている。このため、ＶＴＲで衛星放送チ
ューナーを制御することにより、衛星放送のタイマー録
画ができる機能が求められている。

【０００３】以下、従来の磁気記録再生装置について説
明する。図２は従来の磁気記録再生装置のブロック図で
ある。図２において、１１は衛星放送を受信する衛星放
送チューナー、１は衛星放送チューナー１１で受信した
映像信号を入力する信号入力部、２は信号入力部１から
入力される映像信号を磁気テープ等に記録する記録部、
４はタイマー録画制御部５からの制御により録画するチ
ャンネルの情報をチャンネル制御信号として衛星放送チ
ューナー１１に出力する衛星放送チューナー制御部、５
はタイマー録画の設定を行うタイマー録画制御部、６は
衛星放送チューナー制御部４から出力されるチャンネル
制御信号を衛星放送チューナー１１に出力する信号出力
部で、衛星放送チューナー１１への信号の送信は無線送
信などにより行う。１０はＶＴＲ本体である。

【０００４】以上のように構成された従来の磁気記録再
生装置について、以下その動作について説明する。

【０００５】まず、衛星放送チューナー１１で受信する
衛星放送をタイマー録画する時、タイマー録画制御部５
で録画する日時やチャンネル等の情報を入力する。タイ
マー録画制御部５で設定した録画日時になると、タイマ
ー録画制御部５は記録部２を録画状態にすると共に、チ
ャンネル信号を衛星放送チューナー制御部４に出力す
る。衛星放送チューナー制御部４は、衛星放送チューナ
ー１１の受信チャンネルを制御するチャンネル制御信号
を作成し、信号出力部６から出力して、衛星放送チュー
ナー１１の受信チャンネルを録画するチャンネルに設定
する。そして、衛星放送チューナー１１では受信した衛
星放送を映像信号に変換し、信号入力部１からＶＴＲ本
体１０に入力して、記録部２で記録される。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、ＶＴＲ本体１０は衛星放送チューナー１
１の電源を制御していないので、タイマー録画設定後は
衛星放送チューナー１１の電源をオンにしたままの状態
にして待機させなければならず、また、タイマー録画終
了時に、衛星放送チューナー１１の電源を自動的にオフ
にすることができないため、無駄な電力を消費してしま
うという問題点を有していた。

【０００７】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、衛星放送チューナーのタイマー録画時に、衛星放送
チューナーの電源の状態を判断して、衛星放送チューナ
ーの電源を確実に制御することができる磁気記録再生装
置を提供することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気記録再生装置は、衛星放送を受信可能な
他機器に接続して、他機器からの映像、及び音声をタイ
マー録画可能な磁気記録再生装置であって、前記他機器
から入力される映像信号の有無を検出する映像同期信号
検出部と、映像信号を記録する記録部と、タイマー録画
を行うタイマー録画制御部と、前記タイマー録画制御部
により設定された録画日時になると前記他機器の電源を
オン／オフ制御する電源制御信号と受信チャンネル制御
信号とを出力する他機器制御部とを備えたものである。

【０００９】この構成によって、衛星放送のタイマー録
画時に、他機器の電源を制御することができる磁気記録
再生装置が得られる。

【００１０】

【発明の実施の形態】本発明の請求項１及び２に記載の
発明は、衛星放送を受信可能な他機器に接続して衛星放
送をタイマー録画可能な磁気記録再生装置であって、前
記他機器から入力される映像信号の同期信号成分の有無
を検出する映像信号検出部と、映像信号を記録する記録
部と、タイマー録画を行う日時やチャンネルの設定を行
うタイマー録画制御部と、前記タイマー録画制御部によ
り設定された録画日時になると前記他機器の電源をオン
／オフ制御する電源制御信号と受信チャンネル制御信号
とを出力する他機器制御部とを備え、電源オフしている
他機器を電源オンにし衛星放送チューナーのチャンネル
を制御できるという作用を有する。

【００１１】以下、本発明の実施の形態について、図１
を用いて説明する。（実施の形態１）図１は本発明の磁気記録再生装置の実
施の形態を示すブロック図であり、図１において、１１
は衛星放送を受信し映像信号に変換する衛星放送チュー
ナー等の衛星放送チューナー、１は衛星放送チューナー
１１から出力される映像信号をＶＴＲ本体１０内に入力
する信号入力部、２は信号入力部１から入力された映像
信号を磁気テープ等に記録する記録部、３はＶＴＲ本体
１０に入力される映像信号の垂直同期信号または水平同
期信号の有無を検出して検出信号を出力する映像信号検
出部、４は衛星放送チューナー１１の電源を制御する電
源制御信号を作成すると共に、タイマー録画制御部５か
ら出力されるチャンネル情報信号に基づき衛星放送チュ
ーナー１１を制御するチャンネル制御信号を作成する衛
星放送チューナー制御部で、前記電源制御信号は１回の
出力で電源の状態が反転するものである。つまり、衛星
放送チューナー１１の電源がオフ状態の時に電源制御信
号を入力した時はオンになり、オン状態の時に入力され
るとオフになるよう制御するものである。５はタイマー
録画する日時やチャンネル情報を設定するタイマー録画
制御部、６は衛星放送チューナー制御部４で作成した電
源制御信号やチャンネル制御信号を衛星放送チューナー
１１に出力する信号出力部で、本実施の形態では無線送
信により衛星放送チューナー１１に出力される。

【００１２】以上のように構成された磁気記録再生装置
について、図１を用いてその動作を説明する。

【００１３】衛星放送チューナー１１で受信した衛星放
送をタイマー録画する時、まずタイマー録画制御部５で
録画を行う日時、チャンネル等を設定する。そして、タ
イマー録画を開始する日時になると、タイマー録画制御
部５からの制御により、衛星放送チューナー制御部４に
おいて衛星放送チューナー１１の電源を制御する電源制
御信号を作成する。衛星放送チューナー制御部４は電源
制御信号を信号出力部６から、電源オフ状態にある衛星
放送チューナー１１に出力し、電源をオンにする。

【００１４】この時、電源制御信号を入力する前の衛星
放送チューナー１１の電源がオン状態であった場合、入
力される電源制御信号により衛星放送チューナー１１の
電源がオフになってしまう。また、電源制御信号が衛星
放送チューナー１１にて正常に受信されなかった場合、
衛星放送チューナー１１の電源がオンにならないという
問題がある。そこで、衛星放送チューナー１１で受信し
た衛星放送の映像信号の有無を映像信号の同期信号検出
部３で検出し、映像信号が有りと判断した時は何等問題
はないが、映像信号が無いと判断した時、衛星放送チュ
ーナー１１の電源はオフ状態であると判断し、再び電源
制御信号を衛星放送チューナー制御部４から信号出力部
６を介して衛星放送チューナー１１に入力することによ
り、衛星放送チューナー１１の電源をオンにする。

【００１５】次に、衛星放送チューナー制御部４はタイ
マー録画制御部５からの制御により、タイマー録画する
チャンネル情報を含んだチャンネル制御信号を作成し、
信号出力部６より衛星放送チューナー１１に出力する。
衛星放送チューナー１１はチャンネル制御信号に基づ
き、受信チャンネルを設定する。そして、衛星放送チュ
ーナー１１で受信した衛星放送を映像信号に変換し、信
号入力部１からＶＴＲ本体１０に入力し、記録部２で記
録される。

【００１６】衛星放送のタイマー録画が終了した時、電
源制御信号を衛星放送チューナー制御部４で作成し、信
号出力部６より衛星放送チューナー１１に出力すること
により、衛星放送チューナー１１を電源オフさせる。こ
の時、信号出力部６から出力される電源制御信号を衛星
放送チューナー１１で正常に受信されず衛星放送チュー
ナー１１の電源がオフにならない場合がある。そこで、
衛星放送チューナー１１から出力される映像信号の有無
を映像信号検出部３で検出し、映像信号が有ると判断し
た時は衛星放送チューナー１１の電源がオン状態である
と判断し、再び電源制御信号を衛星放送チューナー制御
部４で作成し、信号出力部６を介して衛星放送チューナ
ー１１に入力することにより、衛星放送チューナー１１
の電源を確実にオフさせることができる。

【００１７】以上のように本実施の形態によれば、映像
信号検出部３で衛星放送チューナー１１で受信する衛星
放送の映像信号の有無を検出し、衛星放送チューナー制
御部４で衛星放送チューナー１１の電源の状態を判断す
ることにより、衛星放送チューナー１１のタイマー録画
開始時に衛星放送チューナー１１の電源を確実にオンに
することができ、衛星放送チューナー１１のタイマー録
画終了時に衛星放送チューナー１１の電源を確実にオフ
することができる。

【００１８】なお、本実施の形態において電源制御され
る他機器を衛星放送チューナー１１として説明したが、
ＶＴＲ本体１０に接続が可能で電源を備えた機器であれ
ば、これに限定されない。

【００１９】

【発明の効果】以上のように本発明は、衛星放送チュー
ナー等の他機器から入力された映像信号の有無を検出す
ることにより、他機器の電源の状態を判断し、他機器の
電源を確実にオン／オフ制御することができるという優
れた効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態における磁気記録再生装置
の構成を示すブロック図

【図２】従来の磁気記録再生装置の構成を示すブロック
図

【符号の説明】

２記録部３映像信号検出部４衛星放送チューナー制御部５タイマー録画制御部１１衛星放送チューナー

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】他機器で受信した放送信号をタイマー録
画可能な磁気記録再生装置であって、前記他機器から入
力される映像信号の有無を検出する映像信号検出部と、
前記他機器から入力される映像信号を記録する記録部
と、タイマー録画を行う日時やチャンネルの設定を行う
タイマー録画制御部と、前記タイマー録画制御部により
設定された録画日時になると前記他機器の電源をオン／
オフ制御する電源制御信号を出力する他機器制御部とを
備えたことを特徴とする磁気記録再生装置。
【請求項２】他機器で受信した放送信号をタイマー録
画可能な磁気記録再生装置であって、他機器から入力さ
れる映像信号の有無を検出し、タイマー録画開始時に映
像信号が無しと検出した時に他機器の電源をオンにする
よう制御し、タイマー録画終了時に映像信号が有りと検
出した時に他機器の電源をオフにするよう制御すること
により、他機器の電源を制御することができる磁気記録
再生装置。