JP2002159046A - タイムスケジューリング方式 - Google Patents

タイムスケジューリング方式

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JP2002159046A JP2000354637A JP2000354637A JP2002159046A JP 2002159046 A JP2002159046 A JP 2002159046A JP 2000354637 A JP2000354637 A JP 2000354637A JP 2000354637 A JP2000354637 A JP 2000354637A JP 2002159046 A JP2002159046 A JP 2002159046A
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    • H04W72/54Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
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    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/27Control channels or signalling for resource management between access points

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  • Quality & Reliability (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基地局と端末とのアクセス効率を向上させ
る。 【解決手段】 隣接する基地局のうち、いずれか一つの
基地局がセル境界付近に位置する端末に送信していると
きには、他の基地局は、セル境界付近以外に位置する端
末に送信するよう時間スロット割当てを行う。あるい
は、いずれか一つの基地局が、セルをN個に区切ったセ
クタの一つであるセクタiのセル境界付近の端末に送信
しているときには、他の基地局は、前記セクタiと向か
い合う対向セクタのセル境界付近および前記対向セクタ
の両側に隣接するj個の隣接セクタのセル境界付近以外
に位置する端末に送信するよう時間スロット割当てを行
う。あるいは、隣接する基地局がセル内の端末の通信品
質情報を共有し、いずれか一つの基地局が、通信品質情
報が第一の閾値以下の端末に送信しているときには、他
の基地局は前記第一の閾値より大きい第二の閾値以上の
通信品質情報を持つ端末に送信するよう時間スロット割
当てを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセルラを用いた移動
通信に利用する。特に、複数の端末に時分割で時間スロ
ットを割当てることにより多重を行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】セルラを用いた移動通信では、時分割多
重では時間ごとに異なる端末に時間スロットを割り当て
ることにより複数の端末を収容している。隣接する基地
局からそれぞれ同一タイミングで送信する場合には、受
信する端末間の距離が近い際、隣接基地局から端末への
干渉が非常に大きくなるという問題がある。
【0003】例えば、図7のように、基地局1が端末A
に、基地局2が端末Bに同一タイミングで送信している
場合には、端末Aと端末Bとの距離が非常に近いため、
基地局1の端末Bに対する干渉、基地局2の端末Aに対
する干渉が非常に大きくなる。
【0004】このような問題を解決する従来の方法とし
て、一つの基地局のみが送信する方法、あるいは、隣接
する複数の基地局が一つの端末のみに送信する方法があ
る。以下、VTC 2000 Spring予稿集(2_09_02講演番号と予
稿集のヘ゜ーシ゛)掲載の”SimpleInter-Cell Coordination
Schemes for a High Speed CDMA Packet Downlink”記
載のタイムスケジューリング方法について図8および図
9を用いて説明する。
【0005】図8では、基地局1のみが送信を行い、基
地局2は同一タイミングでは送信しない。これにより、
端末Aへの干渉がなくなる。図9では、基地局1、基地
局2ともに端末Aに送信を行う。これにより、端末Aへ
の干渉が無くなるとともに、ダイバーシチ効果が得られ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来のタイムスケジューリング方式では、セルの境界付
近に端末が位置するときには、隣接する基地局のうち一
局しか送信することができない。あるいは、隣接する基
地局が同じ一つの端末に対して同じ信号を送信すること
しかできない。
【0007】これにより基地局は、使用できる時間スロ
ットおよびキャリアの制限を受けることになる。これは
端末とのアクセス効率の低下を招くことになる。
【0008】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、隣接する基地局においても、同一周波数キャ
リアを同一時間スロットでそれぞれ端末に割り当てるこ
とを可能にし、基地局と端末とのアクセス効率を向上さ
せることができるタイムスケジューリング方式を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明が提供する第一のタイムスケジューリング方
式は、隣接する基地局のうち、いずれか一つの基地局が
セル境界付近に位置する端末に送信しているときには、
他の基地局は、セル境界付近以外に位置する端末に送信
するよう時間スロット割当てを行う。
【0010】本発明が提供する第二のタイムスケジュー
リング方式は、隣接する基地局のうち、いずれか一つの
基地局が、セルをN個(Nは任意の自然数)に区切った
セクタの一つであるセクタi(iはN以下の自然数)の
セル境界付近の端末に送信しているときには、他の基地
局は、前記セクタiと向かい合う対向セクタのセル境界
付近および前記対向セクタの両側に隣接するj個(jは
0〜N−1の整数)の隣接セクタのセル境界付近以外に
位置する端末に送信するよう時間スロット割当てを行
う。
【0011】本発明が提供する第三のタイムスケジュー
リング方式は、隣接する基地局がセル内の端末の通信品
質情報を共有し、いずれか一つの基地局が、通信品質情
報が第一の閾値以下の端末に送信しているときには、他
の基地局は前記第一の閾値より大きい第二の閾値以上の
通信品質情報を持つ端末に送信するよう時間スロット割
当てを行う。
【0012】本発明が提供する第四のタイムスケジュー
リング方式は、隣接する基地局がセル内の端末の通信品
質情報を共有し、いずれか一つの基地局が、セルをN個
(Nは任意の自然数)に区切ったセクタの一つであるセ
クタi(iはN以下の自然数)の通信品質情報が第一の
閾値以下の端末に送信しているときには、他の基地局
は、前記セクタiと向かい合う対向セクタおよび前記対
向セクタの両側に隣接するj個(jは0〜N−1の整
数)の隣接セクタの前記第一の閾値より大きい第二の閾
値以上の通信品質情報を持つ端末または前記対向セクタ
および前記隣接セクタ以外に位置する端末に送信するよ
う時間スロット割当てを行う。
【0013】本発明が提供する第五のタイムスケジュー
リング方式は、隣接する基地局がセル内の端末の通信品
質情報を共有し、かつ、前記通信品質情報をM個(Mは
自然数)の通信品質クラスに分割し、隣接する基地局が
同一タイミングで異なる通信品質クラスの端末に送信す
るよう時間スロット割当てを行う。
【0014】本発明が提供する第六のタイムスケジュー
リング方式は、隣接する基地局がセル内の端末の通信品
質情報を共有し、かつ、前記通信品質情報をM個(Mは
自然数)の通信品質クラスに分割し、隣接する基地局が
同一タイミングで異なる通信品質クラスの端末または互
いに対向しないセクタに位置する端末に送信するよう時
間スロット割当てを行う。
【0015】すなわち、本発明は、複数の基地局と、こ
の基地局と無線回線により接続される複数の端末とを備
え、前記基地局が接続する前記端末毎に異なる時間スロ
ットを割当てる手段を備えたセルラ通信システムのタイ
ムスケジューリング方式である。
【0016】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記割当てる手段は、それぞれの前記基地局がセル境界付
近に位置する前記端末に対して通信を行うための前記時
間スロットを割り当てるときには互いに隣接する複数の
前記基地局間ではそれぞれ異なる前記時間スロットを割
当てる第一の割当手段を備えたところにある。
【0017】さらに、前記割当てる手段は、隣接する前
記基地局のうちいずれか一つの前記基地局がセルをN個
(Nは任意の自然数)に区切ったセクタの一つであるセ
クタi(iはN以下の自然数)のセル境界付近の端末に
送信しているときには他の基地局は前記セクタiと向か
い合う対向セクタのセル境界付近および前記対向セクタ
の両側に隣接するj個(jは0〜N−1の整数)の隣接
セクタのセル境界付近以外に位置する端末に送信するよ
う前記時間スロットを割当てる第二の割当手段を備える
ことが望ましい。
【0018】あるいは、前記割当てる手段は、隣接する
基地局がセル内の端末の通信品質情報を共有しいずれか
一つの基地局が通信品質情報が第一の閾値以下の端末に
送信しているときには他の基地局は前記第一の閾値より
大きい第二の閾値以上の通信品質情報を持つ端末に送信
するよう前記時間スロットを割当てる第三の割当手段を
備えてもよい。
【0019】あるいは、前記割当てる手段は、隣接する
基地局がセル内の端末の通信品質情報を共有しいずれか
一つの基地局がセルをN個(Nは任意の自然数)に区切
ったセクタの一つであるセクタi(iはN以下の自然
数)の通信品質情報が第一の閾値以下の端末に送信して
いるときには他の基地局は前記セクタiと向かい合う対
向セクタおよび前記対向セクタの両側に隣接するj個
(jは0〜N−1の整数)の隣接セクタの前記第一の閾
値より大きい第二の閾値以上の通信品質情報を持つ端末
または前記対向セクタおよび前記隣接セクタ以外に位置
する端末に送信するよう前記時間スロットを割当てる第
四の割当手段を備えてもよい。
【0020】あるいは、前記割当てる手段は、隣接する
基地局がセル内の端末の通信品質情報を共有しかつ前記
通信品質情報をM個(Mは自然数)の通信品質クラスに
分割し隣接する基地局が同一タイミングで異なる通信品
質クラスの端末に送信するよう前記時間スロットを割当
てる第五の割当手段を備えてもよい。
【0021】あるいは、前記割当てる手段は、隣接する
基地局がセル内の端末の通信品質情報を共有しかつ前記
通信品質情報をM個(Mは自然数)の通信品質クラスに
分割し隣接する基地局が同一タイミングで異なる通信品
質クラスの端末または互いに対向しないセクタに位置す
る端末に送信するよう前記時間スロットを割当てる第六
の割当手段を備えてもよい。
【0022】あるいは、前記割当てる手段は、前記第一
の割当手段によるタイムスケジューリングにより所要通
信品質を満足できるときには前記第一の割当手段による
タイムスケジューリングを用い前記第一の割当手段によ
るタイムスケジューリングでは所要通信品質を満足でき
ないときには隣接する基地局のうちいずれか一つの基地
局のみに前記時間スロットを割当てる第七の割当手段を
備えてもよい。
【0023】あるいは、前記割当てる手段は、前記第二
の割当手段によるタイムスケジューリングにより所要通
信品質を満足できるときには前記第二の割当手段による
タイムスケジューリングを用い前記第二の割当手段によ
るタイムスケジューリングでは所要通信品質を満足でき
ないときには隣接する基地局のうちいずれか一つの基地
局のみに前記時間スロットを割当てる第八の割当手段を
備えてもよい。
【0024】あるいは、前記割当てる手段は、前記第三
の割当手段によるタイムスケジューリングにより所要通
信品質を満足できるときには前記第三の割当手段による
タイムスケジューリングを用い前記第三の割当手段によ
るタイムスケジューリングでは所要通信品質を満足でき
ないときには隣接する基地局のうちいずれか一つの基地
局のみに前記時間スロットを割当てる第九の割当手段を
備えてもよい。
【0025】あるいは、前記割当てる手段は、前記第四
の割当手段によるタイムスケジューリングにより所要通
信品質を満足できるときには前記第四の割当手段による
タイムスケジューリングを用い前記第四の割当手段によ
るタイムスケジューリングでは所要通信品質を満足でき
ないときには隣接する基地局のうちいずれか一つの基地
局のみに前記時間スロットを割当てる第十の割当手段を
備えてもよい。
【0026】あるいは、前記割当てる手段は、前記第五
の割当手段によるタイムスケジューリングにより所要通
信品質を満足できるときには前記第五の割当手段による
タイムスケジューリングを用い前記第五の割当手段によ
るタイムスケジューリングでは所要通信品質を満足でき
ないときには隣接する基地局のうちいずれか一つの基地
局のみに前記時間スロットを割当てる第十一の割当手段
を備えてもよい。
【0027】あるいは、前記割当てる手段は、前記第六
の割当手段によるタイムスケジューリングにより所要通
信品質を満足できるときには前記第六の割当手段による
タイムスケジューリングを用い前記第六の割当手段によ
るタイムスケジューリングでは所要通信品質を満足でき
ないときには隣接する基地局のうちいずれか一つの基地
局のみに前記時間スロットを割当てる第十二の割当手段
を備えてもよい。
【0028】あるいは、前記割当てる手段は、前記通信
品質情報の通信品質クラスがk(kはM−1以下の自然
数)の端末に割り当てるスロットが空きのときには通信
品質クラスがkより高いクラスの端末のうち最も通信品
質クラスの低い端末に前記時間スロットを割当てる手段
を備えてもよい。
【0029】また、隣接する基地局のうち少なくとも一
つの基地局はデータ速度を下げて送信を行う手段を備え
る構成としたり、あるいは、各基地局が送信電力一定で
送信しかつ地面に垂直な方向に指向性を持つアンテナに
より送信を行う手段を備えた構成としたり、あるいは、
各基地局が端末の受信電力が一定となるよう送信電力制
御を行う手段を備えた構成としたり、あるいは、各基地
局が端末の受信電力が一定となるよう送信電力制御を行
いかつ地面に垂直な方向に指向性を持つアンテナにより
送信を行う手段を備えた構成とすることが望ましい。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明実施例を図1ないし図6を
参照して説明する。図1は本発明によるタイムスケジュ
ーリング法の第一実施例を示す図である。図2は本発明
によるタイムスケジューリング法の第一実施例を説明す
るための図である。図3は本発明によるタイムスケジュ
ーリング法の実施例の有効性を説明するための第一の図
である。図4は本発明によるタイムスケジューリング法
の実施例の有効性を説明するための第二の図である。図
5は本発明によるタイムスケジューリング法の第二実施
例を示す図である。図6は本発明によるタイムスケジュ
ーリング法の第二実施例を説明するための図である。
【0031】本発明は、図1に示すように、基地局1お
よび2と、この基地局1および2と無線回線により接続
される端末AおよびBとを備え、基地局1および2は、
基地局1および2が接続する端末AおよびB毎に異なる
時間スロットを割当てるセルラ通信システムのタイムス
ケジューリング方式である。
【0032】ここで、本発明の特徴とするところは、基
地局1および2は、それぞれの基地局1および2がセル
境界付近に位置する端末AおよびBに対して通信を行う
ための前記時間スロットを割り当てるときには互いに隣
接する基地局AおよびB間ではそれぞれ異なる前記時間
スロットを割当てる第一の割当手段を備えたところにあ
る。
【0033】さらに、基地局1および2は、隣接する基
地局1および2のうちいずれか一つの基地局1または2
がセルをN個(Nは任意の自然数)に区切ったセクタの
一つであるセクタi(iはN以下の自然数)のセル境界
付近の端末に送信しているときには他の基地局2または
1は前記セクタiと向かい合う対向セクタのセル境界付
近および前記対向セクタの両側に隣接するj個(jは0
〜N−1の整数)の隣接セクタのセル境界付近以外に位
置する端末AまたはBに送信するよう前記時間スロット
を割当てる第二の割当手段を備える。
【0034】あるいは、基地局1および2は、隣接する
基地局1および2がセル内の端末AおよびBの通信品質
情報を共有しいずれか一つの基地局1または2が通信品
質情報が第一の閾値以下の端末AまたはBに送信してい
るときには他の基地局2または1は前記第一の閾値より
大きい第二の閾値以上の通信品質情報を持つ端末Bまた
はAに送信するよう前記時間スロットを割当てる第三の
割当手段を備える。
【0035】あるいは、基地局1および2は、隣接する
基地局1および2がセル内の端末AおよびBの通信品質
情報を共有しいずれか一つの基地局1または2がセルを
N個(Nは任意の自然数)に区切ったセクタの一つであ
るセクタi(iはN以下の自然数)の通信品質情報が第
一の閾値以下の端末AまたはBに送信しているときには
他の基地局2または1は前記セクタiと向かい合う対向
セクタおよび前記対向セクタの両側に隣接するj個(j
は0〜N−1の整数)の隣接セクタの前記第一の閾値よ
り大きい第二の閾値以上の通信品質情報を持つ端末Bま
たはAまたは前記対向セクタおよび前記隣接セクタ以外
に位置する端末に送信するよう前記時間スロットを割当
てる第四の割当手段を備える。
【0036】あるいは、基地局1および2は、隣接する
基地局1および2がセル内の端末AおよびBの通信品質
情報を共有しかつ前記通信品質情報をM個(Mは自然
数)の通信品質クラスに分割し隣接する基地局1および
2が同一タイミングで異なる通信品質クラスの端末Aま
たはBに送信するよう前記時間スロットを割当てる第五
の割当手段を備える。
【0037】あるいは、基地局1および2は、隣接する
基地局1および2がセル内の端末AおよびBの通信品質
情報を共有しかつ前記通信品質情報をM個(Mは自然
数)の通信品質クラスに分割し隣接する基地局1および
2が同一タイミングで異なる通信品質クラスの端末Aま
たはBまたは互いに対向しないセクタに位置する端末に
送信するよう前記時間スロットを割当てる第六の割当手
段を備える。
【0038】あるいは、基地局1および2は、前記第一
の割当手段によるタイムスケジューリングにより所要通
信品質を満足できるときには前記第一の割当手段による
タイムスケジューリングを用い前記第一の割当手段によ
るタイムスケジューリングでは所要通信品質を満足でき
ないときには隣接する基地局1および2のうちいずれか
一つの基地局1または2のみに前記時間スロットを割当
てる第七の割当手段を備える。
【0039】あるいは、基地局1および2は、前記第二
の割当手段によるタイムスケジューリングにより所要通
信品質を満足できるときには前記第二の割当手段による
タイムスケジューリングを用い前記第二の割当手段によ
るタイムスケジューリングでは所要通信品質を満足でき
ないときには隣接する基地局1および2のうちいずれか
一つの基地局1または2のみに前記時間スロットを割当
てる第八の割当手段を備える。
【0040】あるいは、基地局1および2は、前記第三
の割当手段によるタイムスケジューリングにより所要通
信品質を満足できるときには前記第三の割当手段による
タイムスケジューリングを用い前記第三の割当手段によ
るタイムスケジューリングでは所要通信品質を満足でき
ないときには隣接する基地局1および2のうちいずれか
一つの基地局1または2のみに前記時間スロットを割当
てる第九の割当手段を備える。
【0041】あるいは、基地局1および2は、前記第四
の割当手段によるタイムスケジューリングにより所要通
信品質を満足できるときには前記第四の割当手段による
タイムスケジューリングを用い前記第四の割当手段によ
るタイムスケジューリングでは所要通信品質を満足でき
ないときには隣接する基地局1および2のうちいずれか
一つの基地局1または2のみに前記時間スロットを割当
てる第十の割当手段を備える。
【0042】あるいは、基地局1および2は、前記第五
の割当手段によるタイムスケジューリングにより所要通
信品質を満足できるときには前記第五の割当手段による
タイムスケジューリングを用い前記第五の割当手段によ
るタイムスケジューリングでは所要通信品質を満足でき
ないときには隣接する基地局1および2のうちいずれか
一つの基地局1または2のみに前記時間スロットを割当
てる第十一の割当手段を備える。
【0043】あるいは、基地局1および2は、前記第六
の割当手段によるタイムスケジューリングにより所要通
信品質を満足できるときには前記第六の割当手段による
タイムスケジューリングを用い前記第六の割当手段によ
るタイムスケジューリングでは所要通信品質を満足でき
ないときには隣接する基地局1および2のうちいずれか
一つの基地局1または2のみに前記時間スロットを割当
てる第十二の割当手段を備える。
【0044】また、隣接する基地局1および2のうち少
なくとも一つの基地局1または2はデータ速度を下げて
送信を行う。
【0045】あるいは、基地局1および2は、前記通信
品質情報の通信品質クラスがk(kはM−1以下の自然
数)の端末AおよびBに割り当てるスロットが空きのと
きには通信品質クラスがkより高いクラスの端末Aまた
はBのうち最も通信品質クラスの低い端末AまたはBに
前記時間スロットを割当てる手段を備える。
【0046】各基地局1および2が送信電力一定で送信
しかつ地面に垂直な方向に指向性を持つアンテナにより
送信を行う。
【0047】各基地局1および2が端末AおよびBの受
信電力が一定となるよう送信電力制御を行う。
【0048】各基地局1および2が端末AおよびBの受
信電力が一定となるよう送信電力制御を行いかつ地面に
垂直な方向に指向性を持つアンテナにより送信を行う。
【0049】以下では、本発明実施例をさらに詳細に説
明する。
【0050】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明による第一の実施例を示す図であ
る。図1では、基地局1がセル周辺の端末Aに送信して
いる。基地局2は端末Aへの干渉を避けるため、また、
自局下の端末が基地局1からの強い干渉を避けるため、
セル周辺の端末Bでなく、基地局2近くの端末B’に送
信している。
【0051】なお、端末がセル周辺に位置するかどうか
を判定する方法としては、例えば、端末において受信電
力あるいは受信電力と干渉電力の比等の通信品質情報を
測定し、これを端末が基地局に送信し、通信品質情報が
所定の閾値を満たしていない場合にセル周辺に位置する
と判断する方法が考えられる。
【0052】図2のように、基地局が地面に垂直方向の
指向性を有するアンテナを用いて送信し、送信電力が一
定である場合について、図3および図4を用いて説明す
る。
【0053】まず、図3のように、基地局1がセル周辺
の端末A(基地局1からの距離が9r)に送信している
ときに、基地局2がセル境界の端末B(基地局2からの
距離が9r)に送信している場合と、基地局近くの端末
B’(基地局2からの距離がr)に送信している場合
の、端末Aへの基地局2からの干渉を評価する。但し、
簡単のため、端末は基地局1と2を結ぶ直線上に配置さ
れるものと仮定する。
【0054】干渉電力は、距離のα乗に反比例し、基地
局2のビームの中心からの角度が大きくなると小さくな
ると仮定する。基地局2が端末Bへ送信しているときの
端末Aにおける干渉IB→Aは次式で表される。 IB→A=Pmax×f(θ)/{h+(11r)
α/2 θ=cos−1[h/{h+(11
r)1/2]−cos−1[h/{h+(9r)
1/2
【0055】ここで、hは基地局の高さである。また、
基地局2が端末B’へ送信しているときの端末Aにおけ
る干渉IB’→Aは次式で表される。 IB’→A=Pmax×f(θB’)/{h+(11
r)α/2 θB’=cos−1[h/{h+(11r)
1/2]−cos−1[h/{h+r1/2
【0056】但し、ここでPmaxは、基地局の送信電
力をあらわす。また、f(θ)は地面に垂直な方向のア
ンテナ指向性を表し、θが大きくなるほど値が小さくな
る関数であり、最大値は1である。r=h=1、α=2
と仮定すると、 IB→A=Pmax×f(θ)/122 θ=cos−1[1/1221/2]−cos
−1[1/821/2]H1.15° IB’→A=Pmax×f(θB’)/122 θB’=cos−1[1/1221/2]−cos−1
[1/21/2]H39.81°
【0057】従って、IB→Aに対するIB’→Aの比
は、 IB’→A/IB→A=f(39.81°)/f(1.
15°) となり、アンテナ指向性が鋭くなるほど、干渉抑制効果
が大きくなる。
【0058】次に、基地局1近くに端末A’が位置する
場合の基地局2による干渉を評価する。この場合、提案
方式を導入することにより干渉が増加する。基地局2が
端末Bへ送信しているときの端末A’における干渉I
B→A’は次式で表される。 IB→A’=Pmax×f(θ)/{h+(19
r)} θ=cos−1[h/{h+(19
r)1/2]−cos−1[h/{h+(9r)
1/2
【0059】また、基地局2が端末B’へ送信している
ときの端末Aにおける干渉IB’→ は次式で表され
る。 IB’→A’=Pmax×f(θ)/{h+(19
r)} θB’=cos−1[h/{h+(19r)
1/2]−cos−1[h/{h+r1/2] r=h=1とすると、 IB→A’=Pmax×f(θ)/362 θ=cos−1[1/3621/2]−cos
−1[1/821/2]H3.33° IB’→A’=Pmax×f(θB’)/362 θB’=cos−1[1/3621/2]−cos−1
[1/21/2]H26.99°
【0060】従って、IB’→A’に対するIB→A’
の比は、 IB→A’/IB’→A’=f(3.33°)/f(2
6.99°) となる。従って、提案方式では、従来方式において両基
地局とも基地局付近の端末に送信している場合と比較し
て、干渉が増加する。
【0061】基地局1下の端末のSIRが最も良いの
は、従来方式では、基地局1→A’、基地局2→B’の
場合で、提案方式では、基地局1→A’、基地局2→B
の場合である。また、基地局1下の端末のSIRが最も
悪いのは、従来方式では、基地局1→A、基地局2→B
の場合で、提案方式では、基地局1→A、基地局2→
B’の場合である。端末Aの受信電力をSA、端末A’
の受信電力をSA’とすると、 S=Pmax/{h+(9r)}=Pmax/8
2 SA’=Pmax/{h+r}=Pmax/2 となる。従来方式での最大SIRをSIRA’B’、最
小SIRをSIRABとすると、 SIRA’B’=SA’/IB’→A’=Pmax/2
/{Pmax×f(26.99°)/362}=181
/f(26.99°) SIRAB=S/IB→A=Pmax/82/{P
max×f(1.15°)/122}H1.5/f
(1.15°) となる。この比、SIRA’B’/SIRABは SIRA’B’/SIRABH121×f(1.15
°)/f(26.99°) であり、アンテナ指向性がない場合でも121倍、アン
テナ指向性がある場合はさらに大きい値となり、端末間
による通信品質の差が大きくなる。
【0062】次に、提案方式での最大SIRをSIR
A’B、最小SIRをSIRAB’とすると、 SIRA’B=SA’/IB→A’=Pmax/2/
{Pmax×f(3.33°)/362}=181/f
(3.33°) SIRAB’=S/IB’→A=Pmax/82/
{Pmax×f(39.81°)/122}H1.5/
f(39.81°) となる。この比、SIRA’B’/SIRABは SIRA’B/SIRAB’H121×f(39.81
°)/f(3.33°) であり、送信電力が一定であるため、アンテナ指向性が
ない場合121倍となり従来方式と変わらない。しか
し、アンテナ指向性が鋭くなるほどこの値は小さくな
り、端末間による通信品質の差が是正されると考えられ
る。
【0063】以上のように、提案方式を用いることによ
り、基地局1、2が同時に送信しても、セル周辺の端末
への干渉を抑制できるとともに、基地局近くの端末とセ
ル周辺の端末の通信品質の差を是正できる。
【0064】基地局が地面に垂直方向に指向性なアンテ
ナを用いて送信し、端末の受信電力が一定となるよう送
信電力制御を行う場合についても、同様に、図3および
図4を用いて説明する。
【0065】送信電力制御を行う場合、基地局2が端末
Bへ送信しているときの端末Aにおける干渉IB→A
次式で表される。 IB→A=Pc/[{h+(11r)1/2
{h+(9r)1/ α/2
【0066】また、基地局2が端末B’へ送信している
ときの端末Aにおける干渉IB’→ は次式で表され
る。 IB’→A=Pc/[{h+(11r)1/2
{h+r1/2 α/2 但し、ここでPcは、端末の受信電力をあらわす。r=
h=1、α=2と仮定すると、 IB→A=Pc/[1221/2−821/2
HPc/3.96 IB’→A=Pc/[1221/2−21/2
HPc/92.76
【0067】従って、IB→Aに対するIB’→Aの比
は、 IB’→A/IB→AH0.04 となり、干渉は大幅に減少する。
【0068】次に、基地局1近くに端末A’が位置する
場合の基地局2による干渉を評価する。この場合、提案
方式を導入することにより干渉が増加する。基地局2が
端末Bへ送信しているときの端末A’における干渉I
B→A’は次式で表される。 IB→A’=Pc/[{h+(19r)1/2
{h+(9r) /2
【0069】また、基地局2が端末B’へ送信している
ときの端末Aにおける干渉IB’→ は次式で表され
る。 IB’→A’=Pc/[{h+(19r)1/2
−{h+r1/2 r=h=1とすると、 IB→A’=Pc/[3621/2−821/2
HPc/99.42 IB’→A’=Pc/[3621/2−21/2
HPc/310.19
【0070】従って、IB’→A’に対するIB→A’
の比は、 IB→A’/IB’→A’ H3.12 となる。従って、提案方式では、従来方式において両基
地局とも基地局付近の端末に送信している場合と比較し
て、干渉が増加する。しかし、基地局1下の端末がセル
周辺にある場合の干渉抑制効果(0.04倍)に比べる
と小さい。
【0071】基地局1下の端末のSIRが最も良いの
は、従来方式では、基地局1→A’、基地局2→B’の
場合で、提案方式では、基地局1→A’、基地局2→B
の場合である。また、基地局1下の端末のSIRが最も
悪いのは、従来方式では、基地局1→A、基地局2→B
の場合で、提案方式では、基地局1→A、基地局2→
B’の場合である。端末Aの受信電力をS、端末A’
の受信電力をSA’とすると、 S=Pc SA’=Pc となる。従来方式での最大SIRをSIRA’B’、最
小SIRをSIRABとすると、 SIRA’B’=SA’/IB’→A’=Pc/{Pc
/310.19}=310.19 SIRAB=S/IB→A=Pc/{Pc/3.9
6}H3.96 となる。この比、SIRA’B’/SIRABは SIRA’B’/SIRABH78.33 であり、端末間による通信品質の差が大きくなる。
【0072】次に、提案方式での最大SIRをSIR
A’B、最小SIRをSIRAB’とすると、 SIRA’B=SA’ /IB→A’=Pc/{Pc/
99.42}=99.42 SIRAB’=S/IB’→A= Pc/{Pc/9
2.76}H92.76となる。この比、SIR
A’B’/SIRABは SIRA’B/SIRAB’H1.07 であり、従来方式と比較して、端末間による通信品質の
差が是正される。
【0073】以上のように、提案方式を用いることによ
り、基地局1、2が同時に送信しても、セル周辺の端末
への干渉を抑制できるとともに、基地局近くの端末とセ
ル周辺の端末の通信品質の差を是正できる。
【0074】基地局が地面に垂直方向に指向性を有すア
ンテナを用いて送信し、端末の受信電力が一定となるよ
う送信電力制御を行う場合についても、同様に、図3お
よび図4を用いて説明する。
【0075】送信電力制御+アンテナ指向性を用いる場
合、基地局2が端末Bへ送信しているときの端末Aにお
ける干渉IB→Aは次式で表される。 IB→A=Pc×f(θB)/[{h+(11
r)1/2−{h+(9r)1/2 θ=cos−1[h/{h+(11
r)1/2]−cos−1[h/{h+(9r)
1/2
【0076】また、基地局2が端末B’へ送信している
ときの端末Aにおける干渉IB’→ は次式で表され
る。 IB’→A=Pc×f(θB’)/[{h+(11
r)1/2−{h+r1/2 θB’=cos−1[h/{h+(11r)
1/2]−cos−1[h/{h+r1/2
【0077】但し、ここでPcは、端末の受信電力をあ
らわす。r=h=1とすると、 IB→A=Pc×f(θ)/[1221/2−82
1/2,HPc×f(θ)/3.96 θ=cos−1[1/1221/2]−cos
−1[1/821/2]H1.15° IB’→A=Pc×f(θB’)/[1221/2−2
1/2,HPc×f(θB’)/92.76 θB’=cos−1[1/1221/2]−cos−1
[1/21/2]H39.81°
【0078】従って、IB→Aに対するIB’→Aの比
は、 IB’→A/IB→AH0.04×f(39.81°)
/f(1.15°) となり、干渉は大幅に減少し、アンテナ指向性が鋭くな
るほど効果が大きくなる。
【0079】次に、基地局1近くに端末A’が位置する
場合の基地局2による干渉を評価する。この場合、提案
方式を導入することにより干渉が増加する。
【0080】基地局2が端末Bへ送信しているときの端
末A’における干渉IB→A’は次式で表される。 IB→A’=Pc×f(θ)/[{h+(19r)
1/2−{h+(9r)1/2α/2 θ=cos−1[h/{h+(19
r)1/2]−cos−1[h/{h+(9r)
1/2
【0081】また、基地局2が端末B’へ送信している
ときの端末Aにおける干渉IB’→ は次式で表され
る。 IB’→A’=Pc×f(θB’)/[{h+(19
r)1/2−{h+r1/2α/2 θB’=cos−1[h/{h+(19r)
1/2]−cos−1[h/{h+r1/2] r=h=1、α=2と仮定すると、 IB→A’=Pc×f(θ)/[3621/2−82
1/2,HPc×f(θ)/99.42 θ=cos−1[1/3621/2]−cos
−1[1/821/2]H3.33° IB’→A’=Pc×f(θB’)/[3621/2
1/2,HPc×f(θB’)/310.19 θB’=cos−1[1/3621/2]−cos−1
[1/21/2]H26.99°
【0082】従って、IB’→A’に対するIB→A’
の比は、 IB→A’/IB’→A’H3.12×f(3.33
°)/f(26.99°) となる。従って、提案方式では、従来方式において両基
地局とも基地局付近の端末に送信している場合と比較し
て、干渉が増加する。しかし、基地局1下の端末がセル
周辺にある場合の干渉抑制効果に比べると小さい。
【0083】基地局1下の端末のSIRが最も良いの
は、従来方式では、基地局1→A’、基地局2→B’の
場合で、提案方式では、基地局1→A’、基地局2→B
の場合である。また、基地局1下の端末のSIRが最も
悪いのは、従来方式では、基地局1→A、基地局2→B
の場合で、提案方式では、基地局1→A、基地局2→
B’の場合である。端末Aの受信電力をS、端末A’
の受信電力をSA’とすると、 S=Pc SA’=Pc となる。従来方式での最大SIRをSIRA’B’、最
小SIRをSIRABとすると、 SIRA’B’=SA’/IB’→A’=Pc/{Pc
×f(26.99°)/310.19}=310.19
/f(26.99°) SIRAB=S /IB→A=Pc/{Pc ×f
(1.15°)/3.96}H3.96/f(1.15
°) となる。この比、SIRA’B’/SIRABは SIRA’B’/SIRABH78.33×f(1.1
5°)/f(26.99°) であり、端末間による通信品質の差が大きくなる。アン
テナ指向性が鋭くなるほどこの差は大きい。
【0084】次に、提案方式での最大SIRをSIR
A’B、最小SIRをSIRAB’とすると、 SIRA’B=SA’/IB→A’=Pc/{Pc×f
(3.33°)/99.42}=99.42/f(3.
33°) SIRAB’=S/IB’→A=Pc/{Pc×f
(39.81°)/92.76}H92.76/f(3
9.81°) となる。この比、SIRA’B’/SIRABは SIRA’B/SIRAB’H1.07×f(39.8
1°)/f(3.33°) であり、従来方式と比較して、端末間による通信品質の
差が是正される。アンテナ指向性が鋭くなると、基地局
1下の端末がセル周辺にある場合の方が、基地局付近に
ある場合よりSIRが大きくなる。
【0085】以上のように、提案方式を用いることによ
り、基地局1、2が同時に送信しても、セル周辺の端末
への干渉を抑制できるとともに、基地局近くの端末とセ
ル周辺の端末の通信品質の差を是正できる。
【0086】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図5は、本発明による第二の実施例を示す図であ
る。図5では、セルを6つのセクタに分け、基地局1が
一つのセクタのセル周辺端末Aに送信している。基地局
2は端末Aへの干渉を避けるため、また、自局下の端末
が基地局1からの強い干渉を避けるため、基地局1が送
信するセクタに対向するセクタに送信する場合、セル周
辺の端末Bでなく、基地局2近くの端末B’に送信して
いる。基地局2が、基地局1が送信するセクタに対向す
るセクタ以外に送信する場合は、セル周辺の端末Bに送
信することを許す。
【0087】これは、例えば、図6のように基地局が互
いに対向しないセクタに送信する場合、両基地局が同時
にセル周辺の端末に送信しても、端末間の距離が離れて
いるため、基地局1から端末B’への干渉、基地局2か
ら端末Aへの干渉が弱いためである。
【0088】以上のように、提案方式を用いることによ
り、基地局1、2が同時に送信しても、セル周辺の端末
への干渉を抑制できるとともに、基地局近くの端末とセ
ル周辺の端末の通信品質の差を是正できる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、隣
接する複数の基地局が同時にそれぞれ異なる端末に対し
て送信しても、セル周辺の端末への干渉を抑制できると
ともに、基地局近くの端末とセル周辺の端末の通信品質
の差を是正できる。これにより、基地局と端末とのアク
セス効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタイムスケジューリング法の第一
実施例を示す図。
【図2】本発明によるタイムスケジューリング法の第一
実施例を説明するための図。
【図3】本発明によるタイムスケジューリング法の実施
例の有効性を説明するための第一の図。
【図4】本発明によるタイムスケジューリング法の実施
例の有効性を説明するための第二の図。
【図5】本発明によるタイムスケジューリング法の第二
実施例を示す図。
【図6】本発明によるタイムスケジューリング法の第二
実施例を説明するための図。
【図7】従来のタイムスケジューリング法を説明するた
めの第一の図。
【図8】従来のタイムスケジューリング法を説明するた
めの第二の図。
【図9】従来のタイムスケジューリング法を説明するた
めの第三の図。
【符号の説明】
1、2 基地局 A、B、A’、B’ 端末

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基地局と、この基地局と無線回線
    により接続される複数の端末とを備え、 前記基地局が接続する前記端末毎に異なる時間スロット
    を割当てる手段を備えたセルラ通信システムのタイムス
    ケジューリング方式において、 前記割当てる手段は、それぞれの前記基地局がセル境界
    付近に位置する前記端末に対して通信を行うための前記
    時間スロットを割り当てるときには互いに隣接する複数
    の前記基地局間ではそれぞれ異なる前記時間スロットを
    割当てる第一の割当手段を備えたことを特徴とするタイ
    ムスケジューリング方式。
  2. 【請求項2】 前記割当てる手段は、隣接する前記基地
    局のうちいずれか一つの前記基地局がセルをN個(Nは
    任意の自然数)に区切ったセクタの一つであるセクタi
    (iはN以下の自然数)のセル境界付近の端末に送信し
    ているときには他の基地局は前記セクタiと向かい合う
    対向セクタのセル境界付近および前記対向セクタの両側
    に隣接するj個(jは0〜N−1の整数)の隣接セクタ
    のセル境界付近以外に位置する端末に送信するよう前記
    時間スロットを割当てる第二の割当手段を備えた請求項
    1記載のタイムスケジューリング方式。
  3. 【請求項3】 前記割当てる手段は、隣接する基地局が
    セル内の端末の通信品質情報を共有しいずれか一つの基
    地局が通信品質情報が第一の閾値以下の端末に送信して
    いるときには他の基地局は前記第一の閾値より大きい第
    二の閾値以上の通信品質情報を持つ端末に送信するよう
    前記時間スロットを割当てる第三の割当手段を備えた請
    求項1記載のタイムスケジューリング方式。
  4. 【請求項4】 前記割当てる手段は、隣接する基地局が
    セル内の端末の通信品質情報を共有しいずれか一つの基
    地局がセルをN個(Nは任意の自然数)に区切ったセク
    タの一つであるセクタi(iはN以下の自然数)の通信
    品質情報が第一の閾値以下の端末に送信しているときに
    は他の基地局は前記セクタiと向かい合う対向セクタお
    よび前記対向セクタの両側に隣接するj個(jは0〜N
    −1の整数)の隣接セクタの前記第一の閾値より大きい
    第二の閾値以上の通信品質情報を持つ端末または前記対
    向セクタおよび前記隣接セクタ以外に位置する端末に送
    信するよう前記時間スロットを割当てる第四の割当手段
    を備えた請求項1記載のタイムスケジューリング方式。
  5. 【請求項5】 前記割当てる手段は、隣接する基地局が
    セル内の端末の通信品質情報を共有しかつ前記通信品質
    情報をM個(Mは自然数)の通信品質クラスに分割し隣
    接する基地局が同一タイミングで異なる通信品質クラス
    の端末に送信するよう前記時間スロットを割当てる第五
    の割当手段を備えた請求項1記載のタイムスケジューリ
    ング方式。
  6. 【請求項6】 前記割当てる手段は、隣接する基地局が
    セル内の端末の通信品質情報を共有しかつ前記通信品質
    情報をM個(Mは自然数)の通信品質クラスに分割し隣
    接する基地局が同一タイミングで異なる通信品質クラス
    の端末または互いに対向しないセクタに位置する端末に
    送信するよう前記時間スロットを割当てる第六の割当手
    段を備えた請求項1記載のタイムスケジューリング方
    式。
  7. 【請求項7】 前記割当てる手段は、前記第一の割当手
    段によるタイムスケジューリングにより所要通信品質を
    満足できるときには前記第一の割当手段によるタイムス
    ケジューリングを用い前記第一の割当手段によるタイム
    スケジューリングでは所要通信品質を満足できないとき
    には隣接する基地局のうちいずれか一つの基地局のみに
    前記時間スロットを割当てる第七の割当手段を備えた請
    求項1記載のタイムスケジューリング方式。
  8. 【請求項8】 前記割当てる手段は、前記第二の割当手
    段によるタイムスケジューリングにより所要通信品質を
    満足できるときには前記第二の割当手段によるタイムス
    ケジューリングを用い前記第二の割当手段によるタイム
    スケジューリングでは所要通信品質を満足できないとき
    には隣接する基地局のうちいずれか一つの基地局のみに
    前記時間スロットを割当てる第八の割当手段を備えた請
    求項2記載のタイムスケジューリング方式。
  9. 【請求項9】 前記割当てる手段は、前記第三の割当手
    段によるタイムスケジューリングにより所要通信品質を
    満足できるときには前記第三の割当手段によるタイムス
    ケジューリングを用い前記第三の割当手段によるタイム
    スケジューリングでは所要通信品質を満足できないとき
    には隣接する基地局のうちいずれか一つの基地局のみに
    前記時間スロットを割当てる第九の割当手段を備えた請
    求項3記載のタイムスケジューリング方式。
  10. 【請求項10】 前記割当てる手段は、前記第四の割当
    手段によるタイムスケジューリングにより所要通信品質
    を満足できるときには前記第四の割当手段によるタイム
    スケジューリングを用い前記第四の割当手段によるタイ
    ムスケジューリングでは所要通信品質を満足できないと
    きには隣接する基地局のうちいずれか一つの基地局のみ
    に前記時間スロットを割当てる第十の割当手段を備えた
    請求項4記載のタイムスケジューリング方式。
  11. 【請求項11】 前記割当てる手段は、前記第五の割当
    手段によるタイムスケジューリングにより所要通信品質
    を満足できるときには前記第五の割当手段によるタイム
    スケジューリングを用い前記第五の割当手段によるタイ
    ムスケジューリングでは所要通信品質を満足できないと
    きには隣接する基地局のうちいずれか一つの基地局のみ
    に前記時間スロットを割当てる第十一の割当手段を備え
    た請求項5記載のタイムスケジューリング方式。
  12. 【請求項12】 前記割当てる手段は、前記第六の割当
    手段によるタイムスケジューリングにより所要通信品質
    を満足できるときには前記第六の割当手段によるタイム
    スケジューリングを用い前記第六の割当手段によるタイ
    ムスケジューリングでは所要通信品質を満足できないと
    きには隣接する基地局のうちいずれか一つの基地局のみ
    に前記時間スロットを割当てる第十二の割当手段を備え
    た請求項6記載のタイムスケジューリング方式。
  13. 【請求項13】 前記割当てる手段は、前記通信品質情
    報の通信品質クラスがk(kはM−1以下の自然数)の
    端末に割り当てるスロットが空きのときには通信品質ク
    ラスがkより高いクラスの端末のうち最も通信品質クラ
    スの低い端末に前記時間スロットを割当てる手段を備え
    た請求項5または6記載のタイムスケジューリング方
    式。
  14. 【請求項14】 隣接する基地局のうち少なくとも一つ
    の基地局はデータ速度を下げて送信を行う手段を備えた
    請求項1ないし12のいずれかに記載のタイムスケジュ
    ーリング方式。
  15. 【請求項15】 各基地局が送信電力一定で送信しかつ
    地面に垂直な方向に指向性を持つアンテナにより送信を
    行う手段を備えた請求項1ないし12のいずれかに記載
    のタイムスケジューリング方式。
  16. 【請求項16】 各基地局が端末の受信電力が一定とな
    るよう送信電力制御を行う手段を備えた請求項1ないし
    12のいずれかに記載のタイムスケジューリング方式。
  17. 【請求項17】 各基地局が端末の受信電力が一定とな
    るよう送信電力制御を行いかつ地面に垂直な方向に指向
    性を持つアンテナにより送信を行う手段を備えた請求項
    1ないし12のいずれかに記載のタイムスケジューリン
    グ方式。
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