JP2010171829A - 無線通信システム、基地局、移動局、リソース割り当て方法及びプログラム - Google Patents

無線通信システム、基地局、移動局、リソース割り当て方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】移動局から報告される伝搬路情報に従って変調方式や符号化率などを決定するだけでは、隣接局からの干渉が強い領域に位置する移動局に対して基地局は伝送能力の低い変調方式や符号化率しか用いることができず、効率的な通信が行われないという問題があった。
【解決手段】少なくとも1つの領域の通信を管理し、移動局に対してリソースを割り当てて通信を行う基地局におけるリソース割り当て方法であって、基地局に接続している移動局が位置する領域において、移動局と基地局との間の通信が所定の条件を満たすかを判断するステップと、少なくとも1つの、移動局が位置する領域に近接する近接領域で使用しているリソースと同一ではないリソースを移動局に割り当てるステップとからなる。
【選択図】図7

Description

本発明は、無線通信システム、基地局、移動局、リソース割り当て方法、プログラムおよび関連する技術に関する。
3rd Generation Generation Partnership Project(3GPP)にて標準化が進められているLong Term Evolution(LTE)をはじめとする移動通信システムでは、基地局ごとに制御するエリアを分けるセルラ方式を採用している。
図1は、この種の無線通信システムの構成を示すブロック図である。本システムは、移動局10、基地局20,21,22から構成される。基地局20、21、22は、それぞれ接続される。基地局20、21がそれぞれ制御する領域30、31をセルと呼ぶ。また、基地局20はセル30を複数の領域40、41、42に分割し、基地局21はセル31を複数の領域43、44、45に分割し、それぞれの領域に対して更に細かく制御を行うことが可能である。分割したそれぞれの領域をセクタと呼ぶ(例えば非特許文献1参照)。
基地局は各セルまたはおよび各セクタ固有のリファレンス信号を用いて通信の制御を行っている(例えば非特許文献2参照)。リファレンス信号rl,ns(m)は例えば下記式(1)で表わされる。
Figure 2010171829
ここで、nsは無線フレーム内のスロット番号を表わし、lはOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)のシンボル番号を表わす。NRBmax,DLは下りの最大帯域幅を表わす。c(i)は疑似ランダム信号(Pseudo randam sequence)の信号列を表わす。mは疑似ランダム信号の信号列c(i)のインデックスを表わす。
また、疑似ランダム信号の信号列c(i)の初期値Cinitは下記式(2)で表わされる。
Figure 2010171829
ここで、NIDcellはセルの物理的な識別番号を表わす。
セルの物理的な識別番号NIDcellは下記式(3)で表わされる。
Figure 2010171829
ここでNID(1)はセルの識別番号を表わし、NID(2)はセクタの識別番号を表わす。
また、LTEをはじめとする移動通信システムでは、多元接続方式としてOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)を採用している。OFDMAにおいては、周波数領域の利用効率を高めるために、基地局は、各移動局から報告される下りリンクの受信品質情報に基づいて、定められた幅の時間とサブキャリアのまとまりを単位としてスケジューリングを行う。定められた幅の時間とサブキャリアのまとまりをリソースブロックと呼ぶ。
図2は、図1の移動局10についてリソースブロックのスケジューリングに必要な構成要素を示すブロック図である。移動局10は受信部101、受信品質測定部102、送信部103から構成される。受信部101は基地局から受信したリファレンス信号を受信品質測定部102に出力する。受信品質測定部102は、リファレンス信号の受信品質を測定、受信品質情報を決定し、受信品質情報を送信部103へ出力する。送信部103は受信品質情報を基地局に送信する。
移動局10の受信品質測定部102は、リソースブロックの受信品質を測定する。リソースブロックの受信品質は、例えばSINR(Signal to Interference and Noise Ratio)で求められる。リソースブロックのSINRは、下りリンクにおけるリファレンスシンボル部(リソースブロックのリファレンス信号が格納されている部分)の受信電力から、下記式(4)により求めることができる。
Figure 2010171829
ここで、Mはシステム全体のセクタの数を表す。Bmはセクタを表し、m=1のセクタB1は移動局が現在接続しているセクタ(Serving Cell)、m>1のセクタは、同じ基地局の隣接セクタや周辺の基地局のセクタを表す。移動局10はこれらのセクタB1〜BMのリソースブロックのリファレンスシンボル部の受信電力を測定することが可能である。また、Fnはn番目のリソースブロックを表す。さらに、SINRRB(B1,Fn)はリソースブロックFnにおける、セクタB1から送信された信号の受信SINR、S(Bm,Fn)はリソースブロックFnにおける、セクタBmから送信された信号の受信電力を表す。また、Wは熱雑音電力である。
移動局10は、上記計算によりリソースブロック毎に測定した受信品質を定期的に基地局20へ報告する(例えば非特許文献3参照)。
図3は、図1の基地局20についてリソースブロックのスケジューリングに必要な構成要素を示すブロック図である。基地局20は送信部201、受信部202、リソース割当部203、MCS判定部204から構成される。
送信部201は、移動局10に対してネットワークから送信された下りリンクのデータやリファレンスシンボルを送信する。また、送信部201は、下りリンクのデータを送信する際には、受信品質情報に基づきMCS判定部203で決定されたMCS(Modulation and Channel Coding Scheme)に応じて、誤り訂正符号化とデータ変調を行う。受信部202は移動局10から報告された受信品質情報を、リソース割当部202とMCS判定部203に通知する。
リソース割当部203は、移動局10からのリソースブロック毎の受信品質情報を用いて、移動局毎にリソースブロックの割り当て(スケジューリング)を行い、MCS判定部204へ通知する。MCS判定部204の構成は、リソース割当部202でのリソースブロックの割り当てと、受信品質情報をもとに、移動局毎に、割り当てられたリソースブロックの受信品質に対して、例えば、発生する誤り率が目標値以下となる最大送信レートのMCSを選択する。
3GPP TR21.905 V8.1.0 June 2007 3GPP TS36.211 V8.3.0 May 2008 3GPP TR36.300 V8.2.0 September 2007
上述したスケジューリング方法では、移動局は接続している基地局だけではなく他の基地局から受ける干渉も考慮して伝搬路情報を基地局に報告し、基地局は報告された値に従って変調方式や符号化率などを決定し、移動局へデータの送信を行っている。
しかし、移動局から報告される伝搬路情報に従って変調方式や符号化率などを決定するだけでは、隣接局からの干渉が強い領域に位置する移動局に対して基地局は伝送能力の低い変調方式や符号化率しか用いることができず、効率的な通信が行われないという問題があった。
そこで、本発明の目的は、効率的な通信を行うことができるシステム、移動局、基地局、方法、プログラムを提供することにある。
上記課題を解決する本発明は、少なくとも1つの領域の通信を管理し、移動局に対してリソースを割り当てて通信を行う基地局であって、基地局に接続している移動局が位置する領域において、移動局と基地局との間の通信が所定の条件を満たしたときに、基地局は、少なくとも1つの、移動局が位置する領域に近接する近接領域で使用しているリソースと同一ではないリソースを移動局に割り当てることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、基地局と移動局からなり、基地局は、少なくとも1つの領域の通信を管理し、移動局に対してリソースを割り当てて通信を行う通信システムであって、基地局に接続している移動局が位置する領域において、移動局と基地局との間の通信が所定の条件を満たしたときに、基地局は、少なくとも1つの、移動局が位置する領域に近接する近接領域で使用しているリソースと同一ではないリソースを移動局に割り当てることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、少なくとも1つの領域の通信を管理し、移動局に対してリソースを割り当てて通信を行う基地局におけるリソース割り当て方法であって、基地局に接続している移動局が位置する領域において、移動局と基地局との間の通信が所定の条件を満たすかを判断するステップと、少なくとも1つの、移動局が位置する領域に近接する近接領域で使用しているリソースと同一ではないリソースを移動局に割り当てるステップとからなることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、プログラムは、基地局に接続している移動局が位置する領域において移動局と基地局との間の通信が所定の条件を満たしたときに、情報処理装置に、少なくとも1つの、移動局が位置する領域に近接する近接領域で使用しているリソースと同一ではないリソースを移動局に割り当てる処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、効率的な通信を行うことができる。
無線通信システムの構成を示すブロック図である。 無線通信システムにおける移動局の構成の一例を示すブロック図である。 無線通信システムにおける基地局の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1から第4の実施形態における移動局の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1から第4の実施形態における基地局の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1及び第3の実施形態におけるリソース割当部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1及び第3の実施形態における基地局のリソース割当動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における移動局の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態における無線通信システムの構成を示すブロック図である。
(第1の実施の形態)
基地局に接続している移動局が位置する領域(以下、基準領域)において、移動局と基地局との間の通信が所定の条件を満たしたときに、基地局は、少なくとも1つの、基準領域に近接する近接領域で使用しているリソースと同一ではないリソースを移動局に割り当てることを特徴としている。
以下、基準領域を移動局が基地局と接続しているセクタ、近接領域を隣接セクタ、リソースをリソースブロック、所定の条件を移動局がセクタ境界にいる場合を一例として図1及び図4から図7を用いて説明する。
図4は本実施の形態における移動局10の構成の一例を示すブロック図である。図2に示した受信部101と受信品質測定部102と送信部103に加えて、判定情報測定部301とを備える。
判定情報測定部301は、移動局の位置を判定することができる情報である、判定情報を測定し、送信部103へ通知する。
送信部103は、受信品質測定部102が測定した受信品質情報と、判定情報測定部301から通知された判定情報を基地局20に送信する。以下では判定情報がハンドオーバ判定用受信品質情報であるとして説明する。
図5は本実施の形態における基地局20の構成の一例を示すブロック図である。図3に示した送信部201、受信部202、リソース割当部203、MCS判定部204に加えて、該基地局の全セクタのリソースブロックの割当情報を管理する割当情報管理部401を備える。割当情報は、該基地局の全セクタでまだ割り当てられていないリソースブロックを示す割当候補情報と、該基地局のいずれかのセクタで割り当てられているリソースブロックを示す既割当情報との集合からなる。割当情報はセクタ毎に管理がされており、割当の更新が行われた際は、随時割当情報を更新する。
なお、リソース割当部203、割当情報管理部401は、CPU等のプログラム制御プロセッサ上でそれぞれ対応する機能のプログラムを実行することで同等の機能を実現することもできる。
図6は、本実施の形態における基地局20のリソース割当部203の詳細構成を示すブロック図である。本実施形態のリソース割当部203は、移動局位置判定部501と、割当決定部502とから構成される。
移動局位置判定部501は、移動局10から受信したハンドオーバ判定用受信品質情報に基づいて移動局10のセクタ内の位置を判定し、割当決定部502に出力する。
割当決定部502は、上記移動局から報告された受信品質情報と、移動局10のセクタ内の位置情報と、割当情報管理部401が保持する割当情報を入力として、移動局毎にリソースブロックの割り当て(スケジューリング)を行う。
図7は、本実施の形態における基地局20におけるリソース割当動作を示すフローチャートである。処理が開始されると、移動局位置判定部501は、基地局セル内の割当機会が与えられる移動局の候補から一つを選択し、候補となる移動局がセクタの境界付近にいるか否かを判断する(ステップS101)。
移動局位置判定部501はセクタの境界付近にいるか否かの判定に、移動局10が接続する領域のハンドオーバ判定用受信品質の値を用いる。移動局10が接続する領域のハンドオーバ判定用受信品質は、例えば、下記の式(5)より求められる。
Figure 2010171829
ここで、Mはシステム全体のセクタの数を表す。Bmはセクタを表し、m=1のセクタBは移動局が現在接続しているセクタ(Serving Cell)、m>1のセクタは、同じ基地局の隣接セクタや周辺の基地局のセクタを表す。また、Nは基地局が使用可能な全リソースブロック数を表し、SINRBAND(B1)は、セクタB1の送信信号のシステム全帯域についての平均受信SINR、SA(Bm、Fn)は、セクタBmからの送信信号の、リソースブロックFnにおける平均受信電力を表す。また、Wは熱雑音電力である。
なお、ここではSINRBAND(B1)を計算する際に、移動局が現在接続しているセクタ以外全てを用いるとして説明したが、これに限定されるものではなく予め定められたセクタを除くという形態でもよい。
また、ここではSINRBAND(B1)を計算する際に、全リソースブロック数Nを用いるとして説明したが、これに限定されるものではなく予め定められた一部のリソースブロックについて計算するという形態でもよい。
移動局位置判定部501は、上式から求まる当該移動局10が接続する領域のハンドオーバ判定用受信品質の値が予め定めた閾値以下である場合、当該移動局10がセクタの境界付近にいると判定する。
ステップS101において、移動局10がセクタの境界付近にいないと判断された場合は、割当情報管理部401が管理するリソースブロックの割当情報の中から移動局10へ割り当てるリソースブロックの決定を行い(ステップS102)、後述のステップS105へ進む。
ステップS101において、移動局10がセクタの境界付近にいると判断された場合は、割当決定部502は、既割当情報が示すリソースブロックを移動局10に割り当てるリソースブロックの候補から外す(ステップS103)。図1を参照すると、移動局がセクタ50とセクタ51の境界にいる場合、現在接続している基準セクタが50であり、隣接セクタがセクタ51となる。その後、割当決定部502は、リソースブロックの割当候補の中から移動局10へ割り当てるリソースブロックを決定する(ステップS104)。ステップS104においてリソースブロックを割り当てた後、割当決定部502は、隣接セクタに位置する他の移動局のリソース割当ての際に、移動局10に割り当てたリソースブロックと同一のリソースブロックが割り当てられないよう割当情報管理部401の情報を更新し(ステップS105)、処理を終了する。割当情報管理部の情報を更新するとは、他のセクタに対して移動局10が割り当てられたリソースブロックを通知し、また、通知された他のセクタにおいて移動局が割りあてられたリソースブロックを受信し、割当候補情報または既割当情報を更新する。その後、 基地局20は、移動局10から受信した受信品質情報に従ってMCSの選択を行い、送信を行う。
以上により、セクタの境界付近にいると判断された移動局に割り当てられたリソースブロックは、隣接セクタでは割り当てられていないものとなり、リソースブロックのデータを移動局が受信するときの受信品質は、隣接セクタ干渉を受けないものとなる。
なお、本実施の形態では、図7のステップS103において、既割当情報が示すリソースブロックを移動局10に割り当てるリソースブロックの候補から外すとして説明したが、隣接セクタにおいて既割当情報が示すリソースブロックを割り当てられている他の移動局の送信を取りやめるという形態でもよい。この形態では、隣接セクタにおいて、送信を取りやめた移動局は他のリソースブロックへ再スケジュールするという形態でもよい。
また、本実施の形態では、リソースをリソースブロックとして説明したが、これに限定されたものではなく周波数帯域や拡散コードなどとする形態でもよい。
また、本実施の形態では、判定情報がハンドオーバ判定用受信品質情報として説明したが、これに限定されるものではなく、移動局がGPS(Grobal Positioning System)や基地局の電波強度を使って得た自身の位置情報等を報告し、基地局がその位置情報をもとにセクタの境界付近にいるか否かを判断する形態でもよい。
また、本実施の形態では、図7のステップS103において、既割当情報が示すリソースブロックを移動局10に割り当てるリソースブロックの候補から外すとして説明したが、スケジューリングが隣接セクタの中心部で行われている場合はスケジューリングの候補とするという形態でもよい。
また、本実施の形態では、近接領域を隣接セクタとして説明したが、隣接しているセクタに限られたものではなく、基地局に近接しているセクタとする形態でもよい。
また、本実施の形態では、基準領域を移動局が基地局と接続しているセクタ、近接領域を隣接セクタとして説明したが、それぞれセクタに限られたものではなく、セルとする形態でもよい。
また、本実施の形態では、隣接セクタか否かとして説明したが、干渉の大小で判断するという形態でもよい。
(変形例1)
移動局位置判定部501が、移動局がセクタの境界付近にいるか否かの判定を行う値として、移動局が報告するリソースブロックごとの受信SINRを合計し、全リソースブロックで平均処理した値を用いることもできる。例えば、下記式(6)より求めた値を使用する。
Figure 2010171829
ここで、SINRRB(Bm、Fn)は移動局から報告されるリソースブロックごとの受信品質の値であり、セクタBmの送信信号のリソースブロックFnにおけるSINRを表す。また、S(Bm、Fn)は、セクタBmの送信信号の、リソースブロックFnにおける受信電力を表す。
移動局位置判定部501は、移動局10が報告するリソースブロック毎の受信品質を全リソースブロックで平均計算を行った値が予め定めた閾値以下である場合、当該移動局10がセクタの境界付近にいると判定する。
(変形例2)
移動局位置判定部501が、移動局がセクタの境界付近にいるか否かの判定を行う値として、移動局が接続するセクタと同一基地局で最も干渉の強い隣接セクタの受信SINRを用いることもできる。例えば、下記式(7)より求めた値を使用する。
Figure 2010171829
ここで、m=2のセクタB2は動局が接続するセクタと同一基地局で最も干渉の強い隣接セクタを表す。
移動局位置判定部501は、上式から求まる移動局10が接続するセクタに隣接するセクタのハンドオーバ判定用受信品質の値が予め定めた閾値以上である場合、当該移動局10がセクタの境界付近にいると判定する。
(変形例3)
移動局位置判定部501が、移動局がセクタの境界付近にいるか否かの判定を行う値として、移動局10が接続する基準セクタのハンドオーバ判定用受信品質の値と、セクタに隣接するセクタのハンドオーバ判定用受信品質の値の差分を用いることもできる。差分値が予め定めた閾値以下である場合、当該移動局10がセクタの境界付近にいると判定する。
(変形例4)
移動局10が接続するセクタに隣接するセクタからの干渉を回避したときの接続セクタのハンドオーバ判定用受信品質の改善量を用いる判定条件を更に用いて、移動局がセクタの境界付近にいるか否かを判定することもできる。また、判定条件は上述の他の変形例で用いられる判定条件に対しても同様に追加することが可能である。
移動局10が接続するセクタに隣接するセクタからの干渉を回避したときの接続セクタのハンドオーバ判定用受信品質の改善量は下記式(8)より求められる。
Figure 2010171829
ここで、SINRBAND(−B2)(B1)は、隣接するセクタB2からの干渉を回避したときに、セクタB1の送信信号のシステム全帯域についての平均受信SINRを表す。さらに、SINRBAND(−B2)(B1)は下記式(9)で表すことができる。
Figure 2010171829
SINRBAND(−B2)(B1)は移動局10が基地局20へ報告する値ではない。そこで、基地局20はSINRBAND(−B2)(B1)を用いずに、セクタB2からの干渉を回避したときのハンドオーバ判定用受信品質の改善量を計算する。
セクタB2からの干渉を回避したときのハンドオーバ判定用受信品質の改善量をδとすると、下記式(10)が成立する。
Figure 2010171829
前式を、変形例2で示した、セクタB1の送信信号のシステム全帯域についての平均受信SINRの式に代入すると、下記式(11)が成立する。
Figure 2010171829
同様にδの関係式を、変形例2に示した、セクタB2の送信信号の平均受信SINRの式に代入し、さらに前式も代入すると下記式(12)が成立する。
Figure 2010171829
式(12)は、セクタB2からの干渉を回避したときのハンドオーバ判定用受信品質の改善量がδとなるときの、セクタB1とセクタB2の送信信号のシステム全帯域についての平均受信SINRの関係式となる。
したがって、セクタB2からの干渉を回避したときのハンドオーバ判定用受信品質の改善量がδよりも大きくなる場合の条件式は下記式(13)のようになる。
Figure 2010171829
本実施形態における移動局位置判定部501は、移動局10が接続する領域のハンドオーバ判定用受信品質の値が予め定めた閾値以下であり、かつ、移動局10が接続するセクタに隣接するセクタからの干渉を回避したときの接続セクタのハンドオーバ判定用受信品質の改善量が予め定めた閾値以上である場合に、当該移動局10がセクタの境界付近にいると判定する。
(変形例5)
変形例1の判定条件と、移動局10が接続するセクタに隣接するセクタからの干渉を回避したときの接続セクタのハンドオーバ判定用受信品質の改善量を用いる判定条件の2つを用いて、移動局がセクタの境界付近にいるか否かを判定することも可能である。後述の判定方法は変形例4で既に説明しているため、説明は省略する。
本変形例における移動局位置判定部501は、移動局10が報告するリソースブロック毎の受信品質を全リソースブロックで平均計算を行った値が予め定めた閾値以下であり、かつ、移動局10が接続するセクタに隣接するセクタからの干渉を回避したときの接続セクタのハンドオーバ判定用受信品質の改善量が予め定めた閾値以上である場合に、当該移動局10がセクタの境界付近にいると判定する。
(変形例6)
変形例2の判定条件と、移動局10が接続するセクタに隣接するセクタからの干渉を回避したときの接続セクタのハンドオーバ判定用受信品質の改善量を用いる判定条件の2つを用いて、移動局がセクタの境界付近にいるか否かを判定することも可能である。後述の判定方法は変形例4で既に説明しているため、説明は省略する。
本変形例における移動局位置判定部501は、移動局10が接続するセクタに隣接するセクタのハンドオーバ判定用受信品質の値が予め定めた閾値以上であり、かつ、移動局10が接続するセクタに隣接するセクタからの干渉を回避したときの接続セクタのハンドオーバ判定用受信品質の改善量が予め定めた閾値以上である場合に、当該移動局10がセクタの境界付近にいると判定する。
(変形例7)
変形例3の判定条件と、移動局10が接続するセクタに隣接するセクタからの干渉を回避したときの接続セクタのハンドオーバ判定用受信品質の改善量を用いる判定条件の2つを用いて、移動局がセクタの境界付近にいるか否かを判定することも可能である。後述の判定方法は変形例4で既に説明しているため、説明は省略する。
本変形例における移動局位置判定部501は、移動局10が接続するセクタのハンドオーバ判定用受信品質の値と、セクタに隣接するセクタのハンドオーバ判定用受信品質の値の差分値が予め定めた閾値以下であり、かつ、移動局10が接続するセクタに隣接するセクタからの干渉を回避したときの接続セクタのハンドオーバ判定用受信品質の改善量が予め定めた閾値以上である場合に、当該移動局10がセクタの境界付近にいると判定する。
(第2の実施の形態)
本実施の形態は、第1の実施の形態に加え、近接領域で使用しているリソースと同一ではないリソースを移動局に割り当てる際に、近接領域からの干渉の少なくとも一部を除外したリソースブロックの受信品質情報を使用することを特徴としている。
以下、基準領域を移動局が基地局と接続しているセクタ、近接領域が隣接セクタ、所定の条件を移動局がセクタ境界にいる場合を一例として説明する。ここでは、第1の実施の形態を例に図1及び図5から図8を用いて説明する。
図8は本実施の形態における移動局10の構成の一例を示すブロック図である。図4と比較すると、受信品質測定部102が他のセクタからの干渉を含んだリソースブロックの受信品質を測定する第1受信品質測定部601と、他のセクタからの干渉の少なくとも一部を除外したリソースブロックの受信品質を測定する第2受信品質測定部602とに置き換わっている。
本実施の形態は、第1の実施の形態と比較して、図7の処理が終わった後の、MCSの選択方法が異なるのでその点について説明する。本実施の形態では、隣接セクタにおいてリソースブロックの使用が禁止された場合、移動局10は、他のセクタからの干渉を含まない第2の受信品質情報を用いてMCSの選択を行う。また、隣接セクタにおいてリソースブロックの使用が禁止されなかった場合、移動局10は、他のセクタからの干渉を含む第1の受信品質情報を用いてMCSの選択を行う。
本実施の形態では、セクタの境界付近にいると判断された場合に、セクタ間干渉が発生しないようスケジューリングが行なわれ、また他のセクタからの干渉を含まない受信品質に従ってMCSの選択が行われるので、更に効率的な送信を行うことが可能となる。
また、本実施の形態では、近接領域を隣接セクタとして説明したが、これに限定されるものではなく移動局は特定のセクタに着目し、そのセクタからの干渉を除外した値を第2の受信品質情報として報告してもよい。また、複数のセクタからの干渉を除外する形態でもよい。
また、本実施の形態では、基準領域を移動局が基地局と接続しているセクタ、近接領域を隣接セクタとして説明したが、それぞれセクタに限られたものではなく、セルとする形態でもよい。
(第3の実施の形態)
本実施の形態は、基準領域において、移動局と基地局との間の通信が所定の条件を満たしたときに、基地局は、近接領域で使用しているリソースと同一ではないリソースを移動局に割り当てることを特徴としている。
以下、基準領域を移動局が基地局と接続しているセクタ、近接領域が隣接セクタであり、所定の条件を移動局のスループットが予め定められた閾値を下回った場合を一例として説明する。特に、第1の実施の形態をもとに図1及び図4から図7を用いて説明する。
第1の実施の形態では、判定情報測定部301が測定する判定情報をハンドオーバ判定用受信品質情報として説明したが、本実施の形態では、移動局が、接続している基地局との間のスループットを計測している点が異なる。
なお、本実施の形態では、移動局がスループットを測定し、基地局へ報告するとして説明をしたが、基地局が各移動局のスループットを測定し、測定したスループットをもとに判断するという形態でもよい。この形態の場合、判定情報測定部301が移動局にはなくてもよく、基地局に判定情報測定部を設けることとなる。
また、本実施の形態は第1の実施の形態をもとに説明したが、第2の実施の形態にも適用可能である。
(第4の実施の形態)
本実施の形態では、基地局同士が割当候補やリソース割当に関する情報をやり取りすることを特徴としている。第1から第3の実施の形態では1つの基地局配下の全セクタに関する割当候補を管理するとして説明したが、本実施の形態では基地局同士が割当候補やリソース割当に関する情報をやり取りする点で異なる。
基地局同士が割当候補やリソース割当に関する情報をやり取りすることにより、他の基地局のセクタで使用しているリソースと同一ではないリソースを移動局に割り当てることが可能となる。
なお、基地局同士が情報をやり取りする場合は図1のように基地局間で直接やりとりする形態でもよい。また図9のようにゲートウェイ50のような他の装置やネットワークを介する形態でもよいし、無線などを通じて基地局間で直接やり取りをするという形態でもよい。
本発明は、第1の実施の形態から第4の実施の形態において、LTEを例にとり説明をしたが、これに限定されたものではない。リソースブロックをバーストとして置き換えるとWimax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等にも適用可能である。また、リソースブロックを使用する形態に限ったものではなく、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)などシングルキャリアの通信においても、シングルキャリアでのリソースの割当てを行うか否かを判断するとして適用可能である。
本発明は、複数の移動局について基地局がスケジューリングを行う無線通信システムに適用可能である。
10 移動局
20 基地局
30 セル
40 セクタ

Claims (29)

  1. 少なくとも1つの領域の通信を管理し、移動局に対してリソースを割り当てて通信を行う基地局であって、
    前記基地局に接続している前記移動局が位置する領域において、前記移動局と前記基地局との間の通信が所定の条件を満たしたときに、
    前記基地局は、少なくとも1つの、前記移動局が位置する領域に近接する近接領域で使用しているリソースと同一ではないリソースを前記移動局に割り当てることを特徴とする基地局。
  2. 前記リソースは、前記近接領域で使用していないリソースの中から選択されることを特徴とする請求項1記載の基地局。
  3. 前記移動局に割り当てるリソースを、前記近接領域で使用しないことを特徴とする請求項1記載の基地局。
  4. 前記近接領域は前記移動局が位置する領域に最も強い干渉を与える領域であることを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載の基地局。
  5. 前記所定の条件は、前記移動局の位置によるものであることを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載の基地局。
  6. 前記所定の条件は、前記移動局のスループットによるものであることを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載の基地局。
  7. 前記移動局の位置は、前記移動局と前記移動局が位置する領域との間の通信品質、または前記移動局と前記近接領域との間の通信品質、またはその両方の比から判断されることを特徴とする請求項5記載の基地局。
  8. 前記移動局の位置は、前記移動局が接続する前記基地局からの受信電力、前記近接領域からの干渉電力、またはその両方の比から判断されることを特徴とする請求項5記載の基地局。
  9. 前記リソースは、少なくとも周波数に関する情報を含むことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載の基地局。
  10. 前記リソースは、時間軸のサンプルとサブキャリアのまとまりからなるリソースブロックであることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項記載の基地局。
  11. 前記領域は、セルまたはセクタであることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項記載の基地局。
  12. 基地局と移動局からなり、前記基地局は、少なくとも1つの領域の通信を管理し、移動局に対してリソースを割り当てて通信を行う通信システムであって、
    前記基地局に接続している前記移動局が位置する領域において、前記移動局と前記基地局との間の通信が所定の条件を満たしたときに、
    前記基地局は、少なくとも1つの、前記移動局が位置する領域に近接する近接領域で使用しているリソースと同一ではないリソースを前記移動局に割り当てることを特徴とする通信システム。
  13. 前記リソースは、前記近接領域で使用していないリソースの中から選択されることを特徴とする請求項12記載の通信システム。
  14. 前記移動局に割り当てるリソースを、前記近接領域で使用しないことを特徴とする請求項12記載の通信システム。
  15. 前記近接領域は前記移動局が位置する領域に最も強い干渉を与える領域であることを特徴とする請求項12から14の何れか1項記載の通信システム。
  16. 前記所定の条件は、前記移動局の位置によるものであることを特徴とする請求項12から15の何れか1項記載の通信システム。
  17. 前記所定の条件は、前記移動局のスループットによるものであることを特徴とする請求項12から15の何れか1項記載の通信システム。
  18. 少なくとも1つの領域の通信を管理し、移動局に対してリソースを割り当てて通信を行う基地局におけるリソース割り当て方法であって、
    前記基地局に接続している前記移動局が位置する領域において、前記移動局と前記基地局との間の通信が所定の条件を満たすかを判断するステップと、
    少なくとも1つの、前記移動局が位置する領域に近接する近接領域で使用しているリソースと同一ではないリソースを前記移動局に割り当てるステップとからなることを特徴とするリソース割り当て方法。
  19. 前記リソースは、前記近接領域で使用していないリソースの中から選択されることを特徴とする請求項18記載のリソース割り当て方法。
  20. 前記移動局に割り当てるリソースを、前記近接領域で使用しないことを特徴とする請求項18記載のリソース割り当て方法。
  21. 前記近接領域は前記移動局が位置する領域に最も強い干渉を与える領域であることを特徴とする請求項18から20の何れか1項記載のリソース割り当て方法。
  22. 前記所定の条件は、前記移動局の位置によるものであることを特徴とする請求項18から21の何れか1項記載のリソース割り当て方法。
  23. 前記所定の条件は、前記移動局のスループットによるものであることを特徴とする請求項18から21の何れか1項記載のリソース割り当て方法。
  24. 情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、
    前記プログラムは、基地局に接続している移動局が位置する領域において前記移動局と前記基地局との間の通信が所定の条件を満たしたときに、
    前記情報処理装置に、少なくとも1つの、前記移動局が位置する領域に近接する近接領域で使用しているリソースと同一ではないリソースを前記移動局に割り当てる処理を実行させることを特徴とするプログラム。
  25. 前記リソースは、前記近接領域で使用していないリソースの中から選択されることを特徴とする請求項24記載のプログラム。
  26. 前記移動局に割り当てるリソースを、前記近接領域で使用しないことを特徴とする請求項24記載のプログラム。
  27. 前記近接領域は前記移動局が位置する領域に最も強い干渉を与える領域であることを特徴とする請求項24から26の何れか1項記載のプログラム。
  28. 前記所定の条件は、前記移動局の位置によるものであることを特徴とする請求項24から27の何れか1項記載のプログラム。
  29. 前記所定の条件は、前記移動局のスループットによるものであることを特徴とする請求項24から27の何れか1項記載のプログラム。
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