JP2002159003A - ストリーム統合装置及びストリーム分離装置 - Google Patents

ストリーム統合装置及びストリーム分離装置

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JP2002159003A
JP2002159003A JP2000351326A JP2000351326A JP2002159003A JP 2002159003 A JP2002159003 A JP 2002159003A JP 2000351326 A JP2000351326 A JP 2000351326A JP 2000351326 A JP2000351326 A JP 2000351326A JP 2002159003 A JP2002159003 A JP 2002159003A
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Kazutada Shimizu
一公 清水
Takeshi Nagao
健 長尾
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 HDTV(高解像度TV)用とSDTV(標
準解像度TV)用のいずれでも放送できる番組の作成に
おいて、編集スタッフの負担が軽く、かつ画質の劣化を
もたらさないストリーム統合装置及びストリーム分離装
置を提供する。 【解決手段】 HDTV用ストリームのシーケンスヘッ
ダのユーザデータ領域には、SDTV用ストリームのシ
ーケンスヘッダが格納され、HDTV用ストリームのG
OPヘッダのユーザデータ領域には、SDTV用ストリ
ームのGOPヘッダが格納され、HDTV用ストリーム
のピクチャデータのユーザデータ領域には、SDTV用
ストリームのピクチャデータが格納されて、SDTV用
ストリームとHDTV用ストリームとが統合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つのストリーム
データを統合した新たなストリームデータを生成するス
トリーム統合装置及び統合化されたストリームデータか
らもとの2つのストリームデータを分離するストリーム
分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル放送が広く普及しつつあ
る。デジタル放送の番組の中には、HDTV(高解像度
テレビ)用の映像で放送する番組や、SDTV(標準解
像度テレビ)用の映像で放送する番組がある。HDTV
用で放送する番組を作成するためには、HDTV用の高
解像度の映像を録画しておき、編集スタッフが、シーン
のカットや繋ぎあわせなどの編集処理を行なう。一方、
SDTV用で放送する番組を作成するためには、SDT
V用の標準解像度の映像を録画しておき、これに対して
編集スタッフが同様の編集処理を行なう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一つの番組
でも、あるときにはHDTV用の高解像度の映像で放送
し、別のときにはSDTV用の標準解像度の映像で放送
する場合や、両方を同時に放送する場合が考えられる。
このような場合には、録画編集の時点では、HDTV用
の映像で放送するのかSDTVの映像で放送するのかが
分からないため、いずれでも放送できるようにしておく
必要があり、そのためには、以下の方法が考えられる。
【0004】図11は、第1の方法を実施する放送シス
テムの構成を示す。この放送システム1100では、H
Dカメラ1101で撮影した映像をHD用エンコード装
置1102でHDTV用の解像度で圧縮符号化したスト
リームを生成してHD用ストリーム記録装置1103に
格納する。そして、ストリーム編集装置1104によ
り、編集スタッフがHD用ストリームを編集する。HD
TV用で放送するときには、編集後のHD用ストリーム
がそのままストリーム送信装置1105に送られる。一
方、SDTV用で放送するときには、HD用デコード装
置1106で編集後のHD用ストリームからHDTV用
の映像を抜き出してもとの映像に復号化した後、SD用
エンコード装置1107で再度、SDTV用の解像度で
圧縮符号化して、ストリームを作成しストリーム送信装
置1105に送る。この方法では、SDTV用の映像で
放送するときには、上述のように2回の圧縮符号化を行
なうので、画質が劣化するという問題がある。
【0005】図12は、第2の方法を実施する放送シス
テムの構成を示す。この放送システム1200では、H
Dカメラ1201で撮影した映像をHD用エンコード装
置1202でHDTV用の解像度で圧縮符号化したスト
リームを生成してHD用ストリーム記録装置1203に
格納するとともに、SD用エンコード装置1204でS
DTV用の解像度で圧縮符号化したストリームを生成し
てSD用ストリーム記録装置1205に格納する。スト
リーム編集装置1206により、編集スタッフが、HD
用ストリームとSD用ストリームの両方に同様の編集処
理を行なう。HD用で送信するときには、編集されたH
D用ストリームがストリーム送信装置1207に送ら
れ、SD用で送信するときには、編集されたSD用スト
リームがストリーム送信装置1207に送られる。この
方法では、編集スタッフが、HDTV用のストリームと
SDTV用のストリームに対して、まったく同様の編集
処理を行なわなければならず、編集スタッフの負担が大
きい。
【0006】そこで、本発明では、かかる問題を解決す
るために、HDTV用とSDTV用のいずれでも放送で
きる番組の作成において、編集スタッフの負担が軽く、
かつ画質の劣化をもたらさないようにするためのストリ
ーム統合装置及び統合化されたストリームを分離するス
トリーム分離装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のストリーム統合装置は、所定の表現形式
で表わした画像データを含む第1のデータストリームを
取得する手段と、前記画像データと同一の内容を表わ
し、表現形式が異なる画像データを含む第2のデータス
トリームを取得する手段と、前記第1のデータストリー
ムを細分化し、各分割データを前記第2のデータストリ
ーム中に挿入して統合化ストリームを生成するストリー
ム生成手段とを備える。
【0008】また、本発明のストリーム分離装置は、所
定の表現形式で表わした画像データを含む第1のデータ
ストリームが細分化され、各分割データが、前記画像デ
ータと同一の内容を表わし、表現形式が異なる画像デー
タを含む第2のデータストリーム中に挿入された統合化
ストリームを取得する手段と、前記統合化ストリームか
ら、前記第1のデータストリーム及び前記第2のデータ
ストリームを生成するストリーム分離手段とを備える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。 (放送システムの構成)図1は、本実施の形態の放送シ
ステムの構成を示すブロック図である。同図に示すよう
に、放送システム100は、HDカメラ101と、HD
用エンコード装置102と、SD用エンコード装置10
3と、ストリーム統合装置104と、統合化ストリーム
記録装置105と、ストリーム編集装置106と、スト
リーム分離装置107と、ストリーム送信装置108と
から構成される。
【0010】HDカメラ101は、高解像度の映像デー
タを生成する。HD用エンコード装置102は、HDカ
メラ101から得られる映像データをHDTV用の解像
度で圧縮符号化して、HDTV用MPEGストリームを
作成する。SD用エンコード装置103は、HDカメラ
101から得られる映像データをSDTV用の解像度に
変換して圧縮符号化して、SD用ストリームを作成す
る。
【0011】ストリーム統合装置104は、SD用スト
リーム中にHD用ストリームを挿入して統合化ストリー
ムを生成して統合化ストリーム記録装置105に格納す
る。統合化ストリーム記録装置105は、作成された統
合化ストリームを記憶する。ストリーム編集装置106
は、統合化ストリームに対して、シーンの並び替えや、
特定シーン(数フレームからなる)のカットを行なう。
【0012】ストリーム分離装置107は、統合化スト
リームに挿入されているSDTVストリームを取出し
て、統合化ストリームをHD用ストリームとSD用スト
リームに分離して、いずれかのストリーム又は両方のス
トリームをストリーム送信装置108に出力する。スト
リーム送信装置108は、ストリーム分離装置107よ
り送られてきたストリームを送信する。 (ストリーム統合装置104の構成)図2は、本実施の
形態に係るストリーム統合装置104の構成を示すブロ
ック図である。同図に示すように、ストリーム統合装置
104は、HD用ストリーム入力部201と、SD用ス
トリーム入力部203と、ストリーム要素識別部202
と、コード変換部204と、ストリーム挿入部205と
から構成される。
【0013】HD用ストリーム入力部201は、ストリ
ーム要素識別部202からの指示で、HD用エンコード
装置102からHD用ストリームをシーケンスヘッダ、
GOPヘッダ、ピクチャデータのいずれかを単位として
順次読み込む。SD用ストリーム入力部203は、SD
用エンコード装置103からSD用ストリームをシーケ
ンスヘッダ、GOPヘッダ、ピクチャデータのいずれか
を単位として順次読込む。
【0014】ストリーム要素識別部202は、読込んだ
部分がSD用ストリームのシーケンスヘッダであるか、
GOPヘッダであるか、ピクチャデータであるかを調べ
る。ストリーム要素識別部202は、読込んだ部分がシ
ーケンスヘッダの場合には、HD用ストリーム入力部2
01を指示して、HD用エンコード装置102からHD
用ストリームのシーケンスヘッダを読込ませ、読込んだ
部分がGOPヘッダの場合には、HD用ストリーム入力
部201を指示して、HD用エンコード装置102から
HD用ストリームのGOPヘッダを読込ませ、ピクチャ
データの場合には、HD用ストリーム入力部201を指
示して、HD用エンコード装置102からHD用ストリ
ームのピクチャデータを読込ませる。
【0015】コード変換部204は、SD用ストリーム
210に対してコード変換を行なう。MPEGビデオ規
格では、START CODEを用いてシーケンスヘッ
ダ、GOPヘッダ、ピクチャデータの先頭を表わす。図
3(a)は、START CODEを示す。同図に示す
ように、START CODEは、連続して0が23個
並び、その後が1である24ビットデータである。SD
用ストリームに含まれているSTART CODEをH
D用ストリームのユーザデータ領域に、そのまま挿入し
たとすると、挿入後のストリーム中のSTART CO
DEが、HD用ストリームのSTART CODEであ
るのか、SD用ストリームのSTARTCODEである
のかが区別できなくなる。そこで、コード変換部204
は、SD用のSTART CODEを別のビットパター
ンに変換する。コード変換の詳細な処理について説明す
る。コード変換部204は、ビット制御部207と、2
4ビットシフトレジスタ206とか構成される。
【0016】24ビットシフトレジスタ206には、8
ビット単位でSD用ストリームが入力されてくる。ビッ
ト制御部207は、シフトレジスタ206のビットパタ
ーンを監視し、図3(b)に示すようなビットパターン
になったときに、図3(c)に示すビットパターンに変
換する。すなわち、ビット制御部207は、同図に示す
ように、連続して0が22ビット並ぶときには、23、
24ビットの値の如何に係らず変換を行なう。ビット制
御部207は、左から1ビット目から22ビット目まで
を8ビットだけ左にシフトし、その結果あふれた8ビッ
トデータをストリーム挿入部205に送るとともに、左
から15ビット目から22ビット目までに1を8ビット
だけ挿入する。1を8ビット挿入することとしたのは、
第1にユーザデータ領域は、8ビット長の倍数でなけれ
ばならないので8ビットを単位として挿入する必要があ
ること、第2に、最初の2ビットが01であれば0が2
2個連続し、その後の2ビットが01となり、STAR
T CODEとなってしまうので、最初の2ビットを0
1以外としたことによる。従って、挿入する8ビット
は、上記のものに限定するものでなく、最初の2ビット
が01以外(00、10、11)であれば、どのような
ものであってもよい。
【0017】一方、ビット制御部207は、図3(b)
に示すビットパターン以外のときには、パターン変換を
行なわない。すなわち、ビット制御部207は、図3
(d)に示すビットパターンのときには、ビット制御部
207は、全ビットを8ビットだけ左にシフトし、その
結果あふれた8ビットデータをストリーム挿入部205
に送るとともに、左から17ビット目から24ビット目
までに1を8ビットだけ挿入して図3(e)に示すビッ
トパターンとなる。
【0018】ストリーム挿入部205は、HD用ストリ
ーム入力部201から順次送られてくるHD用ストリー
ムのユーザデータ領域に、コード変換部204から送ら
れてくるデータを格納する。図4は、ストリームの挿入
形態の例を示す。同図に示すように、ストリーム挿入部
205は、HD用ストリーム311のシーケンスヘッダ
(SH)312のユーザデータ領域313には、コード
変換部204を経由して送られてくるSD用ストリーム
301のシーケンスヘッダ(SH)302を格納する。
また、ストリーム挿入部205は、HD用ストリームの
GOPヘッダ314のユーザデータ領域315には、コ
ード変換部204を経由して送られてくるSD用ストリ
ームのGOPヘッダ303を格納する。また、ストリー
ム挿入部205は、HD用ストリームのピクチャデータ
316のユーザデータ領域317には、コード変換部2
04を経由して送られてくるSD用ストリームのピクチ
ャデータ304を格納する。 (ストリーム統合の動作)次に、ストリームを統合する
動作について説明する。図5は、ストリームを統合する
動作手順を示すフロチャートである。
【0019】まず、SD用ストリーム入力部203は、
SD用エンコード装置103からSD用ストリームをシ
ーケンスヘッダ、GOPヘッダ又はピクチャデータのい
ずれかの単位で、それが終了するまで読み込む。ストリ
ーム要素識別部202は、読込んだ部分がSD用ストリ
ームのシーケンスヘッダであるかどうかを調べる(ステ
ップS401、S402)。
【0020】ストリーム要素識別部202は、読込んだ
部分がSD用ストリームのシーケンスヘッダである場合
には、HD用ストリーム入力部201を指示して、HD
用エンコード装置102からHD用ストリーム中のシー
ケンスヘッダの部分を読込んでストリーム挿入部205
に出力させる。また、SD用ストリーム入力部203
は、8ビットずつデータをコード変換部204に出力す
る。コード変換部204は必要な場合にデータのコード
変換を行ない、必要でない場合には、そのまま8ビット
づつデータをストリーム挿入部205に出力する(ステ
ップS403、S411)。
【0021】次に、ストリーム挿入部205は、HD用
ストリーム入力部201から送られてくるHD用ストリ
ーム中のシーケンスヘッダ内のユーザデータ領域へ、コ
ード変換部204から順次送られてくるデータを格納す
る(ステップS412)。ストリーム要素識別部202
は、読込んだ部分がSD用ストリームのGOPヘッダで
ある場合には、HD用ストリーム入力部201を指示し
て、HD用エンコード装置102からHD用ストリーム
中のGOPヘッダの部分を読込んでストリーム挿入部2
05に出力させる。また、SD用ストリーム入力部20
3は、8ビットずつデータをコード変換部204に出力
する。コード変換部204は必要な場合にデータのコー
ド変換を行ない、必要でない場合には、そのまま8ビッ
トづつデータをストリーム挿入部205に出力する(ス
テップS404、S421)。
【0022】次に、ストリーム挿入部205は、HD用
ストリーム入力部201から送られてくるHD用ストリ
ーム中のGOPヘッダ内のユーザデータ領域へ、コード
変換部204から順次送られてくるデータを格納する
(ステップS422)。ストリーム要素識別部202
は、読込んだ部分がシーケンスヘッダでもGOPヘッダ
でもない場合には、ピクチャデータと判断し、HD用ス
トリーム入力部201を指示して、HD用エンコード装
置102からHD用ストリーム中のピクチャデータの部
分を読込んでストリーム挿入部205に出力させる。ま
た、SD用ストリーム入力部203は、8ビットずつデ
ータをコード変換部204に出力する。コード変換部2
04は必要な場合にデータのコード変換を行ない、必要
でない場合には、そのまま8ビットづつデータをストリ
ーム挿入部205に出力する(ステップS404、S4
31)。
【0023】次に、ストリーム挿入部205は、HD用
ストリーム入力部201から送られてくるHD用ストリ
ーム中のピクチャデータ内のユーザデータ領域へ、コー
ド変換部204から順次送られてくるデータを格納する
(ステップS432)。 (コード変換の詳細な動作)次に、上述のコード変換処
理の詳細な動作について説明する。図6は、コード変換
処理の動作手順を示すフローチャートである。
【0024】コード変換部204内のシフト可能な24
ビットのレジスタ(以降シフトレジスタと呼ぶ)には、
SD用ストリーム入力部203から順次8ビットすつデ
ータが入力される。初期には、シフトレジスタには満杯
になるまで、すなわち24ビット分が入力される(ステ
ップS501)。ビット制御部207は、シフトレジス
タの保持する値が左から22ビット連続して0の場合に
は、左から1ビット目から22ビット目までを8ビット
だけ左にシフトし、その結果あふれた8ビットデータを
ストリーム挿入部205に送るとともに、左から15ビ
ット目から22ビット目までに1を8ビットだけ挿入す
る(ステップS502、S511)。
【0025】また、ビット制御部207は、シフトレジ
スタの保持する値が左から22ビット連続して0でない
場合であって、まだストリームをすべて処理していない
場合には、全ビットを左へ8ビットだけシフトし、左か
ら17ビット目から24ビット目までにSD用ストリー
ム入力部203から送られてくる8ビットデータを挿入
する(ステップS502、S503、S521)。 (ストリーム分離装置107の構成)図7は、ストリー
ム分離装置107の構成を示すブロック図である。スト
リーム分離装置107は、統合化ストリーム入力部70
1と、ストリーム分離部702と、コード逆変換部70
3と、ストリーム選択指示部707とから構成される。
【0026】統合化ストリーム入力部701は、統合化
ストリーム記録装置105から統合化ストリームのうち
のシーケンスヘッダ、GOPヘッダ又はピクチャデータ
の単位で読み込む。ストリーム選択指示部707は、ス
トリーム分離部702を指示して、統合化ストリームに
含まれるHD用ストリーム、SD用ストリームのいずれ
か又は両方の送出を指示する。
【0027】ストリーム分離部702は、統合化ストリ
ームのユーザデータ領域からSD用ストリームを取出し
て、HD用ストリームとSD用ストリームとに分離す
る。そして、ストリーム分離部702は、ストリーム選
択指示部707からHD用ストリームの送出が指示され
ていれば、分離されたHD用ストリームをストリーム送
信装置108に送出し、SD用ストリームの送出が指示
されていれば、分離されたSD用ストリームをコード逆
変換部703に送る。
【0028】コード逆変換部703は、取り出したSD
用ストリームに対してストリーム統合装置におけるコー
ド変換と逆の変換を行う。コード逆変換部703は、ビ
ット制御部706と、32ビットシフトレジスタ705
とから構成される。32ビットシフトレジスタ705に
は、8ビット単位でSD用ストリームが入力されてく
る。
【0029】ビット制御部706は、シフトレジスタ7
05のビットパターンを監視し、図8(a)に示すよう
に、左から23ビット連続して0で、24ビット目が1
となるビットパターンのときには、START COD
Eを示すので、逆変換処理を終了する。また、ビット制
御部706は、図8(b)に示すように、左から1ビッ
ト目から22ビットまでが連続して0となるビットパタ
ーンのときには、図8(c)に示すビットパターンに逆
変換する。すなわち、ビット制御部706は、左から3
1ビット目と32ビット目を8ビットだけ左にシフト
し、左から25ビット目から32ビット目に次の8ビッ
トを挿入する。
【0030】一方、ビット制御部706は、図8(b)
に示すビットパターン以外のときには、パターン変換を
行なわない。すなわち、ビット制御部207は、図8
(d)に示すビットパターンのときには、全ビットを8
ビットだけ左にシフトし、その結果あふれた8ビットデ
ータをストリーム挿入部205に送るとともに、左から
25ビット目から32ビット目までに次の8ビットを挿
入して図8(e)に示すビットパターンを得る。 (ストリームの分離動作)次に、ストリームを分離する
動作について説明する。図9は、ストリームの分離手順
を示すフロチャートである。
【0031】まず、統合化ストリーム入力部701は、
統合化ストリーム記録装置105から統合化ストリーム
のうちのシーケンスヘッダ、GOPヘッダ又はピクチャ
データの単位で、それが終了するまで読み込む(ステッ
プS701、S702)。ストリーム分離部702は、
統合化ストリームのユーザデータ領域からSD用ストリ
ームと抜き出して、HD用ストリームとSD用ストリー
ムとに分離する(ステップS703)。
【0032】そして、ストリーム分離部702は、スト
リーム選択指示部707からの指示がHD用ストリーム
の送信指示である場合には、分離したHD用ストリーム
をストリーム送信装置108に送る(ステップS70
4、S705)。一方、ストリーム分離部702は、ス
トリーム選択指示部707からの指示がSD用ストリー
ムの送信指示である場合には、分離したSD用ストリー
ムを8ビットずつコード逆変換部703に送る。コード
逆変換部703は必要な場合にデータのコード逆変換を
行ない、必要でない場合には、そのまま8ビットづつデ
ータをストリーム送信装置108に送る(ステップS7
04、S706、S707)。 (コード逆変換処理の動作)次に、上述のコード逆変換
処理の詳細な動作について説明する。図10は、コード
逆変換処理の動作手順を示すフローチャートである。
【0033】コード逆変換部703内のシフト可能な3
2ビットのレジスタ(以降シフトレジスタと呼ぶ)に
は、ストリーム分離部702から順次8ビットすつデー
タが入力される。初期には、シフトレジスタには満杯に
なるまで、すなわち32ビット分が入力される(ステッ
プS801)。ビット制御部706は、シフトレジスタ
の保持する値が左から23ビット連続して0で、24ビ
ット目が1の場合には、START CODEでありユ
ーザデータ領域(SD用ストリーム)の終了を表わすの
で、コード逆変換処理を終了する(ステップS80
2)。
【0034】また、ビット制御部706は、左から1ビ
ット目から22ビット目までが連続して0であるときに
は、左から31ビット目と32ビット目を8ビットだけ
左にシフトし(左から23ビット目から32ビット目ま
での8ビットが廃棄されることになる。)、左から25
ビット目から32ビット目までに次の8ビットを挿入す
る(ステップS803、S804)。
【0035】一方、ビット制御部706は、左から1ビ
ット目から22ビット目までが連続して0ではないとき
には、全ビットを8ビット分だけ左にシフトし、その結
果あふれた8ビットデータをストリーム送信装置108
に送るとともに、左から25ビット目から32ビット目
までに次の8ビットを挿入する(ステップS803、S
805)。 (まとめ)以上のように、本実施の形態では、1つのス
トリーム中に他のストリームが挿入されて統合化ストリ
ームが作成されるので、統合化ストリームに対して編集
を行なえば、同時に2つのストリームに対して一括して
編集をしたことになり、編集処理の負担を軽減すること
ができる。また、ストリームを挿入する際に、そのスト
リーム中のSTART CODEを別のパターンに変換
して挿入するので、統合化ストリーム内のSTART
CODEの直前までがストリームが挿入されているユー
ザ領域であるとの識別が可能となり、もとのストリーム
を分離抽出することができる。 (変形例)なお、本発明は、上記の実施形態に限定する
ものでなく、以下のような変形例も当然に想定してい
る。 (1)コード変換 本実施の形態では、コード変換の際に、1を8ビット挿
入したが、これに限定するものではなく、最初の2ビッ
トが01以外(00、10、11)の8ビットであれば
よい。また、8ビットでなくても、8の倍数のビット数
であればよい。また、例えば、1を2ビット挿入した
後、ストリームの最後に挿入した全ビット数が8の倍数
となるように0でパディングすることとしてもよい。 (2)フラグの記述 本実施の形態では、ストリームのユーザデータ領域を他
のストリームの挿入のためだけに用いたが、ユーザデー
タ領域を他の用途にも用いることができるものとしても
よい。その場合には、ユーザデータ領域を他のストリー
ムの挿入のために用いたことを示すためのフラグをユー
ザデータ領域の先頭に記述するものとしてもよい。 (3)挿入する側のストリームの長さ情報の記述 本実施の形態では、START CODEが挿入する側
のストリームと挿入される側のストリームのうちのいず
れのものであるかを識別可能にするために、挿入する側
のストリーム中のSTART CODEを別のビットパ
ターンに変換したが、挿入される側のストリームのユー
ザデータ領域の先頭に挿入する側のストリームの長さを
示す情報を記述するものとしてもよい。これにより、挿
入される側のユーザデータ領域の終了位置がわかり、そ
の次にあるコードが挿入される側のストリームのSTA
RT CODEであることを識別することができる。 (4)挿入する側のストリームと挿入される側のストリ
ーム 本実施の形態では、HD用ストリームのユーザデータ領
域にSD用ストリームを挿入したが、これとは逆に、S
D用ストリームのユーザデータ領域にHD用ストリーム
を挿入するものとしてもよい。 (4)挿入単位、挿入箇所 本実施の形態では、挿入する側のストリームのシーケン
スヘッダ、GOPヘッダ、ピクチャデータを、挿入され
る側のストリームのシーケンスヘッダ、GOPヘッダ、
ピクチャデータのユーザデータ領域のそれぞれに挿入し
たが、これに限定するものではない。ストリームの編集
では、1つのGOPに属するデータは分割されることは
ないので、挿入する側の1つのGOPに属するGOPヘ
ッダ又はピクチャデータは、挿入される側のストリーム
の対応するGOP内のいずれかのユーザ領域にされれば
よい。
【0036】例えば、挿入する側のストリーム中の1つ
のGOPに属するGOPヘッダとすべてのピクチャデー
タを、挿入される側のストリーム中の1つのピクチャデ
ータに挿入するものとしてもよい。また、挿入される側
のストリームのユーザデータ領域のレイヤと、挿入する
側のストリームのレイヤを異なるものとしてもよい。例
えば、挿入する側のストリーム中のGOPヘッダを、挿
入される側のストリームのピクチャデータのユーザデー
タ領域に挿入するものとしてもよい。 (6)2つのストリーム 本実施の形態では、異なる解像度の画像データから生成
された2つのMPEGのビデオストリームを統合した
が、これに限定するものではない。同一内容を表わし、
異なる表現形式で表わされた画像データを含むち2つの
データストリームを統合するものであればよい。例え
ば、異なる符号化方式で符号化された画像データや、異
なる色の画像データ、異なる空間周波数を有する画像デ
ータ、異なる画像処理を施された画像データであっても
よい。また、統合するストリームは、MPEG2のビデ
オストリームに限定するものではなく、例えば、H26
1のストリームであってもよい。 (7)ストリーム記録媒体 本実施の形態で説明したように、HD用ストリームのユ
ーザデータ領域にSD用ストリームを挿入することによ
り生成された統合化ストリームを記録した記録媒体を作
成することが可能である。また、これとは逆に、SD用
ストリームのユーザデータ領域にHD用ストリームを挿
入することにより生成された統合化ストリームを記録し
た記録媒体を作成することも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明のストリーム統合
装置は、所定の表現形式で表わした画像データを含む第
1のデータストリームを取得する手段と、前記画像デー
タと同一の内容を表わし、表現形式が異なる画像データ
を含む第2のデータストリームを取得する手段と、前記
第1のデータストリームを細分化し、各分割データを前
記第2のデータストリーム中に挿入して統合化ストリー
ムを生成するストリーム生成手段とを備えたことを特徴
とする。
【0038】これにより、第2のデータストリーム中に
第1のデータストリームが挿入された統合化ストリーム
が得られるので、統合化ストリームに対してフレームの
カットや繋ぎあわせ等の編集処理をするだけで、第1の
データストリームと第2のデータストリームに対して、
一括して同一の編集処理をすることができ編集作業の負
担が軽く、かつ統合化ストリーム中に2つのストリーム
を保持しているので、一方のストリームから他方のスト
リームを生成するための再符号化処理が不要となり、画
質の劣化を防止することができる。
【0039】ここで、前記第1のデータストリームは、
HDTV(高解像度テレビ)信号をMPEG符号化して
生成されるMPEGのビデオ符号化ビットストリームで
あり、前記第2のデータストリームは、SDTV(標準
解像度テレビ)信号をMPEG符号化して生成されるM
PEGのビデオ符号化ストリームであり、前記ストリー
ム生成手段は、前記第1のデータストリーム中のシーケ
ンスヘッダを第2のデータストリーム中のシーケンスヘ
ッダのユーザデータ領域に挿入し、前記第1のデータス
トリーム中の1つのGOPに属するGOPヘッダ及びピ
クチャデータを、当該GOPと同一の内容を表わす前記
第2のデータストリーム中の対応するGOP内のいずれ
かのユーザデータ領域に挿入することを特徴とする。
【0040】これによって、SDTV用ストリーム中の
1つのGOP内のGOPヘッダ及びピクチャデータは、
HDTV用ストリーム中の対応するGOP内のいずれか
のユーザデータ領域に挿入される。統合化ストリームの
編集においては、通常1つのGOP内のデータは分割さ
れることがないので、統合化ストリームの1つのGOP
を切り出せば、必ず、SDTV用のストリームのGOP
内のGOPヘッダとピクチャデータと、HDTV用のス
トリームのGOP内のGOPヘッダとピクチャデータと
を切り出したことになり、編集作業の負担を軽くするこ
とができる。
【0041】ここで、前記第1のデータストリームは、
SDTV(標準解像度テレビ)信号をMPEG符号化し
て生成されるMPEGのビデオ符号化ストリームであ
り、前記第2のデータストリームは、HDTV(高解像
度テレビ)信号をMPEG符号化して生成されるMPE
Gのビデオ符号化ビットストリームであり、前記ストリ
ーム生成手段は、前記第1のデータストリーム中のシー
ケンスヘッダを第2のデータストリーム中のシーケンス
ヘッダのユーザデータ領域に挿入し、前記第1のデータ
ストリーム中の1つのGOPに属するGOPヘッダ及び
ピクチャデータを、当該GOPと同一の内容を表わす前
記第2のデータストリーム中の対応するGOP内のいず
れかのユーザデータ領域に挿入することを特徴とする。
【0042】これによって、HDTV用ストリーム中の
1つのGOP内のGOPヘッダ及びピクチャデータは、
SDTV用ストリーム中の対応するGOP内のいずれか
のユーザデータ領域に挿入される。統合化ストリームの
編集においては、通常1つのGOP内のデータは分割さ
れることがないので、統合化ストリームの1つのGOP
を切り出せば、必ず、HDTV用のストリームのGOP
内のGOPヘッダとピクチャデータと、SDTV用のス
トリームのGOP内のGOPヘッダとピクチャを切り出
したことになり、編集作業の負担を軽くすることができ
る。
【0043】ここで、前記ストリーム生成手段は、前記
第1のデータストリーム中のGOPヘッダを前記第2の
データストリーム中の対応するGOPヘッダのユーザデ
ータ領域に挿入し、前記第1のデータストリーム中のピ
クチャデータを前記第2のデータストリーム中の対応す
るピクチャデータ内のユーザデータ領域に挿入すること
を特徴とする。
【0044】これによって、SDTV用ストリーム中の
シーケンスヘッダ、GOPヘッダ、ピクチャデータは、
HDTV用ストリーム中の対応するシーケンスヘッダの
ユーザデータ領域、GOPヘッダのユーザデータ領域、
ピクチャデータのユーザデータ領域に挿入される。統合
化ストリームの編集において、1ピクチャデータ単位で
切り出す処理を行なう場合において、統合化ストリーム
の1つのピクチャデータを切り出せば、必ず、SDTV
用のストリームのピクチャデータと、HDTV用のスト
リームの対応するピクチャデータを切り出したことにな
り、編集作業の負担を軽くすることができる。
【0045】ここで、前記ストリーム統合装置は、さら
に、前記第1のデータストリームに含まれるSTART
CODEを別のビットパターンに変換するコード変換
手段を備え、前記ストリーム生成手段は、前記変換後の
第1のデータストリームを第2のデータストリームに挿
入して統合化ストリームを生成することを特徴とする。
【0046】これにより、挿入する側のストリームであ
る第1のデータストリーム中のSTART CODE
は、別のビットパターンに変換されるので、統合化スト
リーム中のSTART CODEにより、挿入する側の
第1のデータストリームのシーケンスヘッダ、GOPヘ
ッダ、又はピクチャデータの終了位置を識別することが
できる。
【0047】ここで、前記コード変換手段は、第1のデ
ータストリーム内の0が22個連続しているビットパタ
ーンの後ろに、11、00、又は10の2ビットを含ん
だビットパターンを挿入することを特徴とする。これに
より、0が22ビット連続した後には01が続かないよ
うにすることができるので、START CODEを別
のビットパターンに変換することができる。
【0048】ここで、前記コード変換手段は、1つのユ
ーザデータ領域に挿入する全ビット数が8の倍数となる
ようにビットパターンを挿入することを特徴とする。こ
れにより、ユーザデータ領域のデータ長は、処理のしや
すさから8ビット長の整数倍に決められているが、コー
ド変換のためにビットパターンを挿入した場合でも8ビ
ット長の整数倍を維持することができる。
【0049】ここで、前記コード変換手段は、第1のデ
ータストリーム内の0が22個連続しているビットパタ
ーンの後ろに、1が8ビット分連続したビットパターン
を挿入することを特徴とする。これにより、簡易な方法
で、START CODEを別のビットパターンに変換
することができる。
【0050】ここで、前記ストリーム生成手段は、前記
第2のデータストリームのユーザデータ領域に、第1の
データストリームの長さを表わす情報を記述することを
特徴とする。これにより、長さ情報に基づいて、統合化
ストリームのユーザデータ領域の終了位置、すなわち、
第1のデータストリームが挿入されている終了位置を識
別することができる。
【0051】また、本発明のストリーム分離装置は、所
定の表現形式で表わした画像データを含む第1のデータ
ストリームが細分化され、各分割データが、前記画像デ
ータと同一の内容を表わし、表現形式が異なる画像デー
タを含む第2のデータストリーム中に挿入された統合化
ストリームを取得する手段と、前記統合化ストリームか
ら、前記第1のデータストリーム及び前記第2のデータ
ストリームを生成するストリーム分離手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0052】これにより、第2のデータストリーム中に
第1のデータストリームが挿入された統合化ストリーム
があるときに、統合化ストリームから第1のデータスト
リームと第2のデータストリームとを分離抽出すること
ができる。ここで、前記第1のデータストリームは、H
DTV(高解像度テレビ)信号をMPEG符号化して生
成されるMPEGのビデオ符号化ビットストリームであ
り、前記第2のデータストリームは、SDTV(標準解
像度テレビ)信号をMPEG符号化して生成されるMP
EGのビデオ符号化ストリームであり、前記ストリーム
分離手段は、前記統合化ストリーム内のいずれかのユー
ザデータ領域から前記第1のデータストリームを取出し
て、第1のデータストリームと第2のデータストリーム
とを生成することを特徴とする。
【0053】これにより、SDTV用のストリームのユ
ーザデータ領域にHDTV用のストリームが挿入されて
いるときには、統合化ストリームからSDTV用ストリ
ームとHDTV用ストリームとを分離抽出することがで
きる。ここで、前記第1のデータストリームは、SDT
V(標準解像度テレビ)信号をMPEG符号化して生成
されるMPEGのビデオ符号化ストリームであり、前記
第2のデータストリームは、HDTV(高解像度テレ
ビ)信号をMPEG符号化して生成されるMPEGのビ
デオ符号化ビットストリームであり、前記ストリーム分
離手段は、前記統合化ストリーム内のいずれかのユーザ
データ領域から前記第1のデータストリームを取出し
て、第1のデータストリームと第2のデータストリーム
とを生成することを特徴とする。
【0054】これにより、HDTV用のストリームのユ
ーザデータ領域にSDTV用のストリームが挿入されて
いるときには、統合化ストリームからSDTV用ストリ
ームとHDTV用ストリームとを分離抽出することがで
きる。ここで、前記ストリーム分離手段は、前記統合化
ストリームのSTART CODEの直前をユーザデー
タ領域の終了と識別して、前記第1のデータストリーム
を取出すことを特徴とする。
【0055】これにより、統合化ストリーム中に挿入さ
れているストリームの境界を識別することができる。こ
こで、前記ストリーム分離装置は、さらに、分離した第
1のデータストリームに含まれる特定のビットパターン
をSTART CODEに変換するコード変換手段を備
えたことを特徴とする。
【0056】これにより、ユーザデータ領域の識別のた
め、挿入する側のストリーム中のSTART CODE
が特定のビットパターンに変換されているときには、当
該ビットパターンをもとのSTART CODEのビッ
トパターンにもどすことができる。ここで、前記コード
変換手段は、前記統合化ストリーム中に0が22個連続
しているビットパターンの後続の8ビットがすべて1の
場合、当該8ビットを削除することを特徴とする。
【0057】これにより、START CODEの変換
のために、0が22個連続した後に、11111111
(8ビット)が挿入されている場合には、当該8ビット
を削除してもとのビットパターンにもどすことができ
る。また、本発明のストリーム編集システムは、統合化
ストリームを生成するストリーム統合装置と、統合化ス
トリームを分離するストリーム分離装置と、前記統合化
ストリームを編集するストリーム編集装置とを備えたこ
とを特徴とする。
【0058】これにより、挿入された側のSDTV用ス
トリームと挿入した側のHDTV用のストリームに対し
て同時に一括して編集処理を行なう編集システムが得ら
れる。また、本発明のストリーム編集システムは、統合
化ストリームを生成するストリーム統合装置と、統合化
ストリームを分離するストリーム分離装置と、前記統合
化ストリームを編集するストリーム編集装置とを備えた
ことを特徴とする。
【0059】これにより、挿入された側のHDTV用ス
トリームと挿入した側のSDTV用のストリームに対し
て同時に一括して編集処理を行なう編集システムが得ら
れる。また、本発明の記録媒体は、HDTV(高解像度
テレビ)信号をMPEG符号化して生成されるMPEG
のビデオ符号化ビットストリームを第1のデータストリ
ームとし、SDTV(標準解像度テレビ)信号をMPE
G符号化して生成されるMPEGのビデオ符号化ストリ
ームを第2のデータストリームとし、前記第1のデータ
ストリーム中のシーケンスヘッダを第2のデータストリ
ーム中のシーケンスヘッダのユーザデータ領域に挿入
し、前記第1のデータストリーム中の1つのGOPに属
するGOPヘッダ及びピクチャデータを、当該GOPと
同一内容を表わす前記第2のデータストリーム中の対応
するGOPにおけるいずれかのユーザデータ領域に挿入
することにより生成された統合化ストリームデータを記
録する。
【0060】これによって、SDTV用ストリーム中の
1つのGOP内のGOPヘッダ及びピクチャデータが、
HDTV用ストリーム中の対応するGOP内のいずれか
のユーザデータ領域に挿入された統合化ストリームを記
録した媒体が得られる。統合化ストリームの編集におい
ては、通常1つのGOP内のデータは分割されることが
ないので、統合化ストリームの1つのGOPを切り出せ
ば、必ず、SDTV用のストリームのGOP内のGOP
ヘッダとピクチャデータと、HDTV用のストリームの
GOP内のGOPヘッダとピクチャデータとを切り出し
たことになり、編集作業の負担を軽くすることができ
る。
【0061】また、本発明の記録媒体は、SDTV(標
準解像度テレビ)信号をMPEG符号化して生成される
MPEGのビデオ符号化ストリームを第1のデータスト
リームとし、HDTV(高解像度テレビ)信号をMPE
G符号化して生成されるMPEGのビデオ符号化ビット
ストリームを第2のデータストリームとし、前記第1の
データストリーム中のシーケンスヘッダを第2のデータ
ストリーム中のシーケンスヘッダのユーザデータ領域に
挿入し、前記第1のデータストリーム中の1つのGOP
に属するGOPヘッダ及びピクチャデータを、当該GO
Pと同一内容を表わす前記第2のデータストリーム中の
対応するGOPにおけるいずれかのユーザデータ領域に
挿入することにより生成された統合化ストリームデータ
を記録する。
【0062】これによって、HDTV用ストリーム中の
1つのGOP内のGOPヘッダ及びピクチャデータが、
SDTV用ストリーム中の対応するGOP内のいずれか
のユーザデータ領域に挿入された統合化ストリームを記
録した媒体が得られる。統合化ストリームの編集におい
ては、通常1つのGOP内のデータは分割されることが
ないので、統合化ストリームの1つのGOPを切り出せ
ば、必ず、SDTV用のストリームのGOP内のGOP
ヘッダとピクチャデータと、HDTV用のストリームの
GOP内のGOPヘッダとピクチャデータとを切り出し
たことになり、編集作業の負担を軽くすることができ
る。
【0063】また、本発明のストリーム統合方法は、所
定の表現形式で表わした画像データを含む第1のデータ
ストリームを取得するステップと、前記画像データと同
一の内容を表わし、表現形式が異なる画像データを含む
第2のデータストリームを取得するステップと、前記第
1のデータストリームを細分化し、各分割データを前記
第2のデータストリーム中に挿入して統合化ストリーム
を生成するストリーム生成ステップとを含むことを特徴
とする。
【0064】これにより、第2のデータストリーム中に
第1のデータストリームが挿入された統合化ストリーム
が得られるので、統合化ストリームに対してフレームの
カットや繋ぎあわせ等の編集処理をするだけで、第1の
データストリームと第2のデータストリームに対して、
一括して同一の編集処理をすることができ編集作業の負
担が軽く、かつ統合化ストリーム中に2つのストリーム
を保持しているので、一方のストリームから他方のスト
リームを生成するための再符号化処理が不要となり、画
質の劣化を防止することができる。
【0065】また、本発明のストリーム分離方法は、所
定の表現形式で表わした画像データを含む第1のデータ
ストリームが細分化され、各分割データが、前記画像デ
ータと同一の内容を表わし、表現形式が異なる画像デー
タを含む第2のデータストリーム中に挿入された統合化
ストリームを取得するステップと、前記統合化ストリー
ムから、前記第1のデータストリーム及び前記第2のデ
ータストリームを生成するストリーム分離ステップとを
含むことを特徴とする。
【0066】これにより、第2のデータストリーム中に
第1のデータストリームが挿入された統合化ストリーム
があるときに、統合化ストリームから第1のデータスト
リームと第2のデータストリームとを分離抽出すること
ができる。また、本発明のコンピュータ読み取り可能な
記録媒体は、所定の表現形式で表わした画像データを含
む第1のデータストリームを取得するステップと、前記
画像データと同一の内容を表わし、表現形式が異なる画
像データを含む第2のデータストリームを取得するステ
ップと、前記第1のデータストリームを細分化し、各分
割データを前記第2のデータストリーム中に挿入して統
合化ストリームを生成するストリーム生成ステップとを
コンピュータに実行させるプログラムを記録する。
【0067】これにより、第2のデータストリーム中に
第1のデータストリームが挿入された統合化ストリーム
が得られるので、統合化ストリームに対してフレームの
カットや繋ぎあわせ等の編集処理をするだけで、第1の
データストリームと第2のデータストリームに対して、
一括して同一の編集処理をすることができ編集作業の負
担が軽く、かつ統合化ストリーム中に2つのストリーム
を保持しているので、一方のストリームから他方のスト
リームを生成するための再符号化処理が不要となり、画
質の劣化を防止することができる。
【0068】また、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、所定の表現形式で表わした画像データを
含む第1のデータストリームが細分化され、各分割デー
タが、前記画像データと同一の内容を表わし、表現形式
が異なる画像データを含む第2のデータストリーム中に
挿入された統合化ストリームを取得するステップと、前
記統合化ストリームから、前記第1のデータストリーム
及び前記第2のデータストリームを生成するストリーム
分離ステップとをコンピュータに実行させるプログラム
を記録する。
【0069】これにより、第2のデータストリーム中に
第1のデータストリームが挿入された統合化ストリーム
があるときに、統合化ストリームから第1のデータスト
リームと第2のデータストリームとを分離抽出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る放送システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係るストリーム統合装置1
04の構成を示すブロック図である。
【図3】図3(a)は、START CODEを示し、
図3(b)は、変換が必要なビットパターンを示し、図
3(c)は、変換後のビットパターンを示し、図3
(d)は、変換が不要なビットパターンを示し、図3
(e)は、次のビットパターンを示す。
【図4】ストリームの挿入形態の例を示す。
【図5】ストリームを統合する動作手順を示すフロチャ
ートである。
【図6】コード変換処理の動作手順を示すフローチャー
トである。
【図7】本発明の実施形態に係るストリーム分離装置1
07の構成を示すブロック図である。
【図8】図8(a)は、START CODEが含まれ
るビットパターンを示し、図8(b)は、逆変換が必要
なビットパターンを示し、図8(c)は、逆変換後のビ
ットパターンを示し、図8(d)は、変換が不要なビッ
トパターンを示し、図8(e)は、次のビットパターン
を示す。
【図9】ストリームの分離手順を示すフロチャートであ
る。
【図10】コード逆変換処理の動作手順を示すフローチ
ャートである。
【図11】従来の放送システムの構成を示すブロック図
である。
【図12】従来の放送システムの構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
100 放送システム 101 HDカメラ 102 HD用エンコード装置 103 SD用エンコード装置 104 ストリーム統合装置 105 統合化ストリーム記録装置 106 ストリーム編集装置 107 ストリーム分離装置 108 ストリーム送信装置 201 HD用ストリーム入力部 202 ストリーム要素識別部 203 SD用ストリーム入力部 204 コード逆変換部 205 ストリーム挿入部 206 24ビットシフトレジスタ 207 ビット制御部 210 SD用ストリーム 701 統合化ストリーム入力部 702 ストリーム分離部 703 コード逆変換部 705 32ビットシフトレジスタ 706 ビット制御部 707 ストリーム選択指示部 1100 放送システム 1101 HDカメラ 1102 HD用エンコード装置 1103 HD用ストリーム記録装置 1104 ストリーム編集装置 1105 ストリーム送信装置 1106 HD用デコード装置 1107 SD用エンコード装置 1200 放送システム 1201 HDカメラ 1202 HD用エンコード装置 1203 HD用ストリーム記録装置 1204 SD用エンコード装置 1205 SD用ストリーム記録装置 1206 ストリーム編集装置 1207 ストリーム送信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA03 FA14 FA17 FA20 GB06 GB37 HA29 HA33 JA21 KA24 LA01 LA15 5C059 KK39 LA02 MA00 PP04 RB09 RB10 RB15 RC24 SS02 SS05 SS11 SS20 UA02 UA05 5C063 AA01 AA11 AB03 AB07 CA23 CA34 CA36 DA07

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の表現形式で表わした画像データを
    含む第1のデータストリームを取得する手段と、 前記画像データと同一の内容を表わし、表現形式が異な
    る画像データを含む第2のデータストリームを取得する
    手段と、 前記第1のデータストリームを細分化し、各分割データ
    を前記第2のデータストリーム中に挿入して統合化スト
    リームを生成するストリーム生成手段とを備えたことを
    特徴とするストリーム統合装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のデータストリームは、HDT
    V(高解像度テレビ)信号をMPEG符号化して生成さ
    れるMPEGのビデオ符号化ビットストリームであり、 前記第2のデータストリームは、SDTV(標準解像度
    テレビ)信号をMPEG符号化して生成されるMPEG
    のビデオ符号化ストリームであり、 前記ストリーム生成手段は、前記第1のデータストリー
    ム中のシーケンスヘッダを第2のデータストリーム中の
    シーケンスヘッダのユーザデータ領域に挿入し、前記第
    1のデータストリーム中の1つのGOPに属するGOP
    ヘッダ及びピクチャデータを、当該GOPと同一の内容
    を表わす前記第2のデータストリーム中の対応するGO
    P内のいずれかのユーザデータ領域に挿入することを特
    徴とする請求項1に記載のストリーム統合装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のデータストリームは、SDT
    V(標準解像度テレビ)信号をMPEG符号化して生成
    されるMPEGのビデオ符号化ストリームであり、 前記第2のデータストリームは、HDTV(高解像度テ
    レビ)信号をMPEG符号化して生成されるMPEGの
    ビデオ符号化ビットストリームであり、 前記ストリーム生成手段は、前記第1のデータストリー
    ム中のシーケンスヘッダを第2のデータストリーム中の
    シーケンスヘッダのユーザデータ領域に挿入し、前記第
    1のデータストリーム中の1つのGOPに属するGOP
    ヘッダ及びピクチャデータを、当該GOPと同一の内容
    を表わす前記第2のデータストリーム中の対応するGO
    P内のいずれかのユーザデータ領域に挿入することを特
    徴とする請求項1記載のストリーム統合装置。
  4. 【請求項4】 前記ストリーム生成手段は、前記第1の
    データストリーム中のGOPヘッダを前記第2のデータ
    ストリーム中の対応するGOPヘッダのユーザデータ領
    域に挿入し、前記第1のデータストリーム中のピクチャ
    データを前記第2のデータストリーム中の対応するピク
    チャデータ内のユーザデータ領域に挿入することを特徴
    とする請求項2又は3記載のストリーム統合装置。
  5. 【請求項5】 前記ストリーム統合装置は、さらに、 前記第1のデータストリームに含まれるSTART C
    ODEを別のビットパターンに変換するコード変換手段
    を備え、 前記ストリーム生成手段は、前記変換後の第1のデータ
    ストリームを第2のデータストリームに挿入して統合化
    ストリームを生成することを特徴とする請求項2又は3
    記載のストリーム統合装置。
  6. 【請求項6】 前記コード変換手段は、第1のデータス
    トリーム内の0が22個連続しているビットパターンの
    後ろに、11、00、又は10の2ビットを含んだビッ
    トパターンを挿入することを特徴とする請求項5記載の
    ストリーム統合装置。
  7. 【請求項7】 前記コード変換手段は、1つのユーザデ
    ータ領域に挿入する全ビット数が8の倍数となるように
    ビットパターンを挿入することを特徴とする請求項6記
    載のストリーム統合装置。
  8. 【請求項8】 前記コード変換手段は、第1のデータス
    トリーム内の0が22個連続しているビットパターンの
    後ろに、1が8ビット分連続したビットパターンを挿入
    することを特徴とする請求項5記載のストリーム統合装
    置。
  9. 【請求項9】 前記ストリーム生成手段は、前記第2の
    データストリームのユーザデータ領域に、第1のデータ
    ストリームの長さを表わす情報を記述することを特徴と
    する請求項2又は3記載のストリーム統合装置。
  10. 【請求項10】 所定の表現形式で表わした画像データ
    を含む第1のデータストリームが細分化され、各分割デ
    ータが、前記画像データと同一の内容を表わし、表現形
    式が異なる画像データを含む第2のデータストリーム中
    に挿入された統合化ストリームを取得する手段と、 前記統合化ストリームから、前記第1のデータストリー
    ム及び前記第2のデータストリームを生成するストリー
    ム分離手段とを備えたことを特徴とするストリーム分離
    装置。
  11. 【請求項11】 前記第1のデータストリームは、HD
    TV(高解像度テレビ)信号をMPEG符号化して生成
    されるMPEGのビデオ符号化ビットストリームであ
    り、 前記第2のデータストリームは、SDTV(標準解像度
    テレビ)信号をMPEG符号化して生成されるMPEG
    のビデオ符号化ストリームであり、 前記ストリーム分離手段は、前記統合化ストリーム内の
    いずれかのユーザデータ領域から前記第1のデータスト
    リームを取出して、第1のデータストリームと第2のデ
    ータストリームとを生成することを特徴とする請求項1
    0記載のストリーム分離装置。
  12. 【請求項12】 前記第1のデータストリームは、SD
    TV(標準解像度テレビ)信号をMPEG符号化して生
    成されるMPEGのビデオ符号化ストリームであり、 前記第2のデータストリームは、HDTV(高解像度テ
    レビ)信号をMPEG符号化して生成されるMPEGの
    ビデオ符号化ビットストリームであり、、 前記ストリーム分離手段は、前記統合化ストリーム内の
    いずれかのユーザデータ領域から前記第1のデータスト
    リームを取出して、第1のデータストリームと第2のデ
    ータストリームとを生成することを特徴とする請求項1
    0記載のストリーム分離装置。
  13. 【請求項13】 前記ストリーム分離手段は、前記統合
    化ストリームのSTART CODEの直前をユーザデ
    ータ領域の終了と識別して、前記第1のデータストリー
    ムを取出すことを特徴とする請求項11又は12記載の
    ストリーム分離装置。
  14. 【請求項14】 前記ストリーム分離装置は、さらに、 分離した第1のデータストリームに含まれる特定のビッ
    トパターンをSTART CODEに変換するコード変
    換手段を備えたことを特徴とする請求項11又は12記
    載のストリーム分離装置。
  15. 【請求項15】 前記コード変換手段は、前記統合化ス
    トリーム中にが0が22個連続しているビットパターン
    の後続の8ビットがすべて1の場合当該8ビットを削除
    することを特徴とする請求項14記載のストリーム統合
    装置。
  16. 【請求項16】 請求項2記載の統合化ストリームを生
    成するストリーム統合装置と、 請求項11記載の統合化ストリームを分離するストリー
    ム分離装置と、 前記統合化ストリームを編集するストリーム編集装置と
    を備えたことを特徴とするストリーム編集システム。
  17. 【請求項17】 請求項3記載の統合化ストリームを生
    成するストリーム統合装置と、 請求項12記載の統合化ストリームを分離するストリー
    ム分離装置と、 前記統合化ストリームを編集するストリーム編集装置と
    を備えたことを特徴とするストリーム編集システム。
  18. 【請求項18】 HDTV(高解像度テレビ)信号をM
    PEG符号化して生成されるMPEGのビデオ符号化ビ
    ットストリームを第1のデータストリームとし、 SDTV(標準解像度テレビ)信号をMPEG符号化し
    て生成されるMPEGのビデオ符号化ストリームを第2
    のデータストリームとし、 前記第1のデータストリーム中のシーケンスヘッダを第
    2のデータストリーム中のシーケンスヘッダのユーザデ
    ータ領域に挿入し、前記第1のデータストリーム中の1
    つのGOPに属するGOPヘッダ及びピクチャデータ
    を、当該GOPと同一内容を表わす前記第2のデータス
    トリーム中の対応するGOPにおけるいずれかのユーザ
    データ領域に挿入することにより生成された統合化スト
    リームデータを記録した媒体。
  19. 【請求項19】 SDTV(標準解像度テレビ)信号を
    MPEG符号化して生成されるMPEGのビデオ符号化
    ストリームを第1のデータストリームとし、 HDTV(高解像度テレビ)信号をMPEG符号化して
    生成されるMPEGのビデオ符号化ビットストリームを
    第2のデータストリームとし、 前記第1のデータストリーム中のシーケンスヘッダを第
    2のデータストリーム中のシーケンスヘッダのユーザデ
    ータ領域に挿入し、前記第1のデータストリーム中の1
    つのGOPに属するGOPヘッダ及びピクチャデータ
    を、当該GOPと同一内容を表わす前記第2のデータス
    トリーム中の対応するGOPにおけるいずれかのユーザ
    データ領域に挿入することにより生成された統合化スト
    リームデータを記録した媒体。
  20. 【請求項20】 所定の表現形式で表わした画像データ
    を含む第1のデータストリームを取得するステップと、 前記画像データと同一の内容を表わし、表現形式が異な
    る画像データを含む第2のデータストリームを取得する
    ステップと、 前記第1のデータストリームを細分化し、各分割データ
    を前記第2のデータストリーム中に挿入して統合化スト
    リームを生成するストリーム生成ステップとを含むこと
    を特徴とするストリーム統合方法。
  21. 【請求項21】 所定の表現形式で表わした画像データ
    を含む第1のデータストリームが細分化され、各分割デ
    ータが、前記画像データと同一の内容を表わし、表現形
    式が異なる画像データを含む第2のデータストリーム中
    に挿入された統合化ストリームを取得するステップと、 前記統合化ストリームから、前記第1のデータストリー
    ム及び前記第2のデータストリームを生成するストリー
    ム分離ステップとを含むことを特徴とするストリーム分
    離方法。
  22. 【請求項22】 所定の表現形式で表わした画像データ
    を含む第1のデータストリームを取得するステップと、 前記画像データと同一の内容を表わし、表現形式が異な
    る画像データを含む第2のデータストリームを取得する
    ステップと、 前記第1のデータストリームを細分化し、各分割データ
    を前記第2のデータストリーム中に挿入して統合化スト
    リームを生成するストリーム生成ステップとをコンピュ
    ータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
  23. 【請求項23】 所定の表現形式で表わした画像データ
    を含む第1のデータストリームが細分化され、各分割デ
    ータが、前記画像データと同一の内容を表わし、表現形
    式が異なる画像データを含む第2のデータストリーム中
    に挿入された統合化ストリームを取得するステップと、 前記統合化ストリームから、前記第1のデータストリー
    ム及び前記第2のデータストリームを生成するストリー
    ム分離ステップとをコンピュータに実行させるプログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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