JP2002157207A - チャットシステム、チャットシステム用サーバ及びチャットシステムの運用方法 - Google Patents

チャットシステム、チャットシステム用サーバ及びチャットシステムの運用方法

Info

Publication number
JP2002157207A
JP2002157207A JP2000351986A JP2000351986A JP2002157207A JP 2002157207 A JP2002157207 A JP 2002157207A JP 2000351986 A JP2000351986 A JP 2000351986A JP 2000351986 A JP2000351986 A JP 2000351986A JP 2002157207 A JP2002157207 A JP 2002157207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
chat
call
terminal device
request
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000351986A
Other languages
English (en)
Inventor
Heigyoku Kyo
秉玉 姜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000351986A priority Critical patent/JP2002157207A/ja
Publication of JP2002157207A publication Critical patent/JP2002157207A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャットサービスにログオンしておけば、他
のユーザが現れてチャットが成立する可能性が生じたと
きに通知されるチャットシステム、チャットシステム用
サーバ及びチャットシステムの運用方法を提供する。 【解決手段】 ユーザはチャットサービスにログオンす
るか、ログオン済みのユーザにコールしてすぐチャット
を始めたいかを選択し(S2)、ログオンするユーザは
(S2:YES)、チャットを行いたい地域的エリアを
選択し(S6〜S9)、ユーザ情報を入力してログオン
手続きをする(S10)。また、すぐにチャットしたい
ユーザは、希望する地域的エリアにどのようなユーザが
ログオンしているかをチェックし(S12:YES、S
13〜S17)、好みのユーザがあれば、サーバから呼
び出してもらう(S21)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はチャットシステム、
チャットシステム用サーバ及びチャットシステムの運用
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等のネットワーク
の普及に伴い、複数の利用者がネットワークを利用して
相互にメッセージを送受信する情報交換システムが普及
している。情報交換システムの一例としては、電子メー
ルや電子掲示板のほか、チャットシステムが挙げられ
る。これはホストコンピュータであるチャットサーバと
複数の端末装置とを公衆回線を介して接続しておき、チ
ャットサーバが前記端末装置から受信したメッセージを
即時に他の端末装置へ送信することにより各々の端末装
置を操作するユーザ同士の文字による「会話」を実現す
るものである。
【0003】このようなチャットシステムでは、ユーザ
は端末装置の表示装置内に予め設けられたデータ入力領
域に文字データをメッセージとして入力し、送信ボタン
を押す。すると、端末装置からチャットサーバにそのメ
ッセージが送られ、チャットサーバから他の端末装置に
転送される。送られてきた内容は、端末装置内のログ領
域と呼ばれる表示領域に、入力時間に従って、発言者名
とともに表示される。
【0004】このチャットシステムの実施形態において
は、ユーザはチャットルームやチャンネル等と呼ばれる
仮想的な談話室へ入室して他のユーザとリアルタイムで
会話を行なう。ユーザはこれらの仮想談話室への参加を
許可されることによりこの中における会話に加わること
ができる。このような仮想談話室は、多くのユーザが同
時に利用して複数での会話を楽しんでいることもあれ
ば、1対1の場合もある。また自分のほかに入室してい
るユーザがなければ、チャットをするためには他のユー
ザが入ってくるまで待たなくてはならない。
【0005】チャットを行なうユーザ同士は、現実世界
の知り合いや、電子掲示板・電子メール等によるネット
ワーク上の旧知の間柄であることもあれば、チャットル
ームではじめて出会う場合もある。電子掲示板と同様、
チャットはハンドルネームなどと呼ばれるニックネーム
を使って匿名で行なわれることが多いため、未知の人物
との手軽な出会いを求めてチャットルームに来るユーザ
もあり、積極的にこれを提供するチャットサービスも存
在する。
【0006】また、チャットは、電子掲示板等と異な
り、リアルタイムで会話が行なえるところに意味がある
が、そのためにはユーザ同士が同時にチャットルームに
入室している必要がある。従って、旧知のユーザ同士が
チャットをする場合には、あらかじめ電子メールや電子
掲示板などでチャットを行なうために入室する待ち合わ
せ時間を決めておくなどして調整することが多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現実世
界よりも気軽に未知の相手と会話を楽しむことができる
のがネットワークを利用したチャットの魅力の1つであ
るが、リアルタイムであるために、チャットルームに会
話相手がいなければ成立しない。従って、特に1対1の
チャットの場合、相手となる他のユーザが現れるまで他
にすることもなく無為にチャットルームで待ちつづけな
ければならないという不都合があった。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、チャットサービスにログオンし
ておけば、他のユーザが現れてチャットが成立する可能
性が生じたときに通知されるので無為にチャットルーム
内で待たなくてもよく、さらに、ログオンしているユー
ザを選んで呼び出してもらうことにより直ちにチャット
に入ることをも可能にするチャットシステム、チャット
システム用サーバ及びチャットシステムの運用方法を提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
【0010】上記課題を解決するため、請求項1に係る
発明のチャットシステムでは、複数の端末装置とサーバ
とをネットワークを介して接続して、前記複数の端末装
置間でメッセージの交換を行うチャットサービスを提供
するチャットシステムにおいて、前記端末装置は、前記
サーバからネットワークを介してデータを受信する端末
側受信手段と、当該受信手段が受信したデータに基づい
て、所定の画面を表示する表示手段と、文字、数字及び
記号等のデータを入力する文字入力手段と、前記表示手
段に表示された画面中で機能の選択を行う機能選択手段
と、前記文字入力手段から入力されたデータ及び前記機
能選択手段により選択された機能の選択データを前記サ
ーバへ送信する端末側送信手段とを備え、前記サーバ
は、前記端末装置に対して、前記チャットサービスへロ
グオンするログオン要求か又はログオン済みのユーザを
呼び出すコール要求かを選択するメニュー画面のデータ
を送信するメニュー画面送信手段と、前記チャットサー
ビスへのログオンを要求するデータを送信して来たログ
オン要求の端末装置に対して、前記チャットサービスへ
ログオンするためのログオン画面のデータを送信するロ
グオン画面送信手段と、前記ログオン要求の端末装置か
ら前記サーバへログオンするための少なくともユーザの
メールアドレスとユーザの識別情報とから構成されたユ
ーザ情報を受信するユーザ情報受信手段と、前記ユーザ
情報受信手段が受信したユーザ情報を記憶するユーザ情
報記憶手段と、前記チャットサービスへログオン済みの
ユーザの呼び出しを要求するコール要求のデータを送信
して来たコール要求の端末装置に対して、前記ユーザ情
報記憶手段に記憶されたログオン済みのユーザの中から
呼び出すユーザを選択させる画面のデータを送信するロ
グオンユーザ情報送信手段と、前記コール要求の端末装
置で選択されたユーザの選択情報を受信するユーザ選択
情報受信手段と、当該ユーザ選択情報受信手段が受信し
たユーザの選択情報に基づいて、前記ユーザ情報記憶手
段から選択されたユーザのメールアドレスの情報を読み
出して、当該メールアドレスを有する前記ログオン要求
の端末装置に対して呼び出しのメールを送信するメール
送信手段と、当該メール送信手段が呼び出しのメールを
送信した前記ログオン要求の端末装置から、接続要求の
データを受信したときに、前記ログオン要求の端末装置
と前記コール要求の端末装置との間で、メッセージの交
換を行うチャットサービスを提供するチャット制御手段
とを備えていることを特徴とする。
【0011】この構成に係るチャットシステムでは、ユ
ーザはチャットサービスにログオンするか、ログオン済
みのユーザにコールしてすぐチャットを始めたいかを選
択し、ログオンするユーザは、ユーザ情報を入力してロ
グオン手続きをしておけば、その後はチャットサービス
を離れて他の行動が可能である。他のユーザからコール
があってチャットの可能性が発生した時点でサーバから
電子メールで通知されるので、チャットサービスの中で
チャット相手となる他のユーザを待っている必要がな
い。また、すぐにチャットしたいユーザは、ログオン済
みのユーザのユーザ情報を参照して、好みのユーザがあ
れば、自分のユーザ情報を入力した上で、そのユーザに
コール要求してサーバから呼び出してもらうことができ
る。コールされたログオン済みユーザは、コール要求し
てきたユーザのユーザ情報を参照してコールに応じてチ
ャットに入るか否かを決定する。希望するユーザがログ
オンしていない場合には、コール要求を取りやめて、自
らログオンしておくことも可能である。従って、ログオ
ンするユーザも、コールするユーザも、チャット相手を
求めて無為に待つ必要がなく、待った挙句に結局希望の
相手が現れなくて失望したりすることもない。
【0012】請求項2に係る発明のチャットシステムで
は、請求項1に記載のチャットシステムの構成に加え、
前記メール送信手段が送信する呼び出しのメールには、
前記コール要求の端末装置から入力された文字情報を参
照するための付加情報が含まれていることを特徴とする
構成となっている。
【0013】この構成に係るチャットシステムでは、請
求項1に記載のチャットシステムの作用に加え、メール
送信手段が送信する呼び出しのメールには、コール要求
の端末装置から入力された文字情報を参照するための付
加情報が添付されているので、この付加情報が例えば、
URLアドレスの場合には、ここをクリックすることに
より、コール要求の端末装置から入力された文字情報を
参照することができる。
【0014】請求項3に係る発明のチャットシステムで
は、請求項1又は2に記載のチャットシステムの構成に
加え、前記ユーザ情報は、テキストによるコメントを含
むことを特徴とする構成となっている。
【0015】この構成に係るチャットシステムでは、請
求項1又は2に記載のチャットシステムの作用に加え、
ログオンする際、コールする際に自由なコメントをつけ
ることができ、コールするユーザを選択する場合や呼出
に応じてチャットするかどうかを決める場合に、コメン
トを参照して、実際にチャットに入る前に自分の希望に
合いそうなユーザかどうかを判断する参考にすることが
できる。
【0016】請求項4に係る発明のチャットシステムで
は、請求項1乃至3のいずれかに記載のチャットシステ
ムの構成に加え、前記端末装置は、ネットワーク接続機
能を備えた携帯電話であることを特徴とする。
【0017】この構成に係るチャットシステムでは、請
求項1乃至3のいずれかに記載のチャットシステムの作
用に加え、ログオンしたユーザは、コール要求があれ
ば、サーバから呼出メールによって通知されるが、携帯
電話であるため端末装置をどこへでも持ち歩けることか
ら、メールを受けそこなってチャットのチャンスを逃す
こともなく、さらに、メールの着信は着信音などによっ
て通知されるため、端末装置を監視して、メールが届い
ているかどうかを常に自分でチェックする必要がない。
【0018】請求項5に係る発明のチャットシステム用
サーバでは、複数の端末装置をネットワークを介してチ
ャットシステム用サーバに接続して、前記複数の端末装
置間でメッセージの交換を行うチャットサービスを提供
するチャットシステム用サーバにおいて、前記端末装置
に対して、前記チャットサービスへログオンするログオ
ン要求か又はログオン済みのユーザを呼び出すコール要
求かを選択するメニュー画面のデータを送信するメニュ
ー画面送信手段と、前記チャットサービスへのログオン
を要求するデータを送信して来たログオン要求の端末装
置に対して、前記チャットサービスへログオンするため
のログオン画面のデータを送信するログオン画面送信手
段と、前記ログオン要求の端末装置から前記サーバへロ
グオンするための少なくともユーザのメールアドレスと
ユーザの識別情報とから構成されたユーザ情報を受信す
るユーザ情報受信手段と、前記ユーザ情報受信手段が受
信したユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、前
記チャットサービスへログオン済みのユーザの呼び出し
を要求するコール要求のデータを送信して来たコール要
求の端末装置に対して、前記ユーザ情報記憶手段に記憶
されたログオン済みのユーザの中から呼び出すユーザを
選択させる画面のデータを送信するログオンユーザ情報
送信手段と、前記コール要求の端末装置で選択されたユ
ーザの選択情報を受信するユーザ選択情報受信手段と、
当該ユーザ選択情報受信手段が受信したユーザの選択情
報に基づいて、前記ユーザ情報記憶手段からユーザのメ
ールアドレスの情報を読み出して、当該メールアドレス
を有する前記ログオン要求の端末装置に対して呼び出し
のメールを送信するメール送信手段と、当該メール送信
手段が呼び出しのメールを送信した前記ログオン要求端
末装置から、接続要求のデータを受信したときに、前記
ログオン要求の端末装置と前記コール要求の端末装置と
の間で、メッセージの交換を行うチャットサービスを提
供するチャット制御手段とを備えている。
【0019】この構成に係るチャットシステム用サーバ
によれば、ユーザはチャットサービスにログオンする
か、ログオン済みのユーザにコールしてすぐチャットを
始めたいかを選択し、ログオンするユーザは、ユーザ情
報を入力してログオン手続きをしておけば、その後はチ
ャットサービスを離れて他の行動が可能である。他のユ
ーザからコールがあってチャットの可能性が発生した時
点でサーバから電子メールで通知されるので、チャット
サービスの中でチャット相手となる他のユーザを待って
いる必要がない。また、すぐにチャットしたいユーザ
は、ログオン済みのユーザのユーザ情報を参照して、好
みのユーザがあれば、自分のユーザ情報を入力した上
で、そのユーザにコール要求してサーバから呼び出して
もらうことができる。コールされたログオン済みユーザ
は、コール要求してきたユーザのユーザ情報を参照して
コールに応じてチャットに入るか否かを決定する。希望
するユーザがログオンしていない場合には、コール要求
を取りやめて、自らログオンしておくことも可能であ
る。従って、ログオンするユーザも、コールするユーザ
も、チャット相手を求めて無為に待つ必要がなく、待っ
た挙句に結局希望の相手が現れなくて失望したりするこ
ともない。
【0020】請求項6に係る発明のチャットシステム用
サーバでは、請求項5に記載のチャットシステム用サー
バの構成に加え、前記メール送信手段が送信する呼び出
しのメールには、前記コール要求の端末装置から入力さ
れた文字情報を参照するための付加情報が含まれている
ことを特徴とする。
【0021】この構成に係るチャットシステム用サーバ
によれば、請求項5に記載のチャットシステム用サーバ
の作用に加え、メール送信手段が送信する呼び出しのメ
ールには、コール要求の端末装置から入力された文字情
報を参照するための付加情報が添付されているので、こ
の付加情報が例えば、URLアドレスの場合には、ここ
をクリックすることにより、コール要求の端末装置から
入力された文字情報を参照することができる。
【0022】請求項7に係る発明のチャットシステム用
サーバでは、請求項5又は6の何れかに記載のチャット
システム用サーバの構成に加え、前記ユーザ情報は、テ
キストによるコメントを含むことを特徴とする。
【0023】この構成に係るチャットシステム用サーバ
によれば、請求項5又は6の何れかに記載のチャットシ
ステム用サーバの作用に加え、ログオンする際、コール
する際に自由なコメントをつけることができ、コールす
るユーザを選択する場合や呼出に応じてチャットするか
どうかを決める場合に、コメントを参照して、実際にチ
ャットに入る前に自分の希望に合いそうなユーザかどう
かを判断する参考にすることができる。
【0024】請求項8に係る発明のチャットシステムの
運用方法では、複数の端末装置をネットワークを介して
チャットシステム用サーバに接続して、前記複数の端末
装置間でメッセージの交換を行うチャットサービスを提
供するチャットシステムの運用方法において、前記端末
装置に対して、前記チャットサービスへログオンするロ
グオン要求か又はログオン済みのユーザを呼び出すコー
ル要求かを選択するメニュー画面のデータを送信するメ
ニュー画面送信行程と、前記チャットサービスへのログ
オンを要求するデータを送信して来たログオン要求の端
末装置に対して、前記チャットサービスへログオンする
ためのログオン画面のデータを送信するログオン画面送
信行程と、前記ログオン要求の端末装置から前記サーバ
へログオンするための少なくともユーザのメールアドレ
スとユーザの識別情報とから構成されたユーザ情報を受
信するユーザ情報受信行程と、前記ユーザ情報受信行程
で受信したユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶行程
と、前記チャットサービスへログオン済みのユーザの呼
び出しを要求するコール要求のデータを送信して来たコ
ール要求の端末装置に対して、前記ユーザ情報記憶行程
で記憶されたログオン済みのユーザの中から呼び出すユ
ーザを選択させる画面のデータを前記コール要求の端末
装置に送信するログオンユーザ情報送信行程と、前記コ
ール要求の端末装置で選択されたユーザの選択情報を受
信するユーザ選択情報受信行程と、当該ユーザ選択情報
受信行程で受信したユーザの選択情報に基づいて、前記
ユーザ情報記憶行程で記憶したユーザのメールアドレス
の情報を読み出して、当該メールアドレスを有する前記
ログオン要求の端末装置に対して呼び出しのメールを送
信するメール送信行程と、当該メール送信行程で呼び出
しのメールを送信した前記ログオン要求端末装置から、
接続要求のデータを受信したときに、前記ログオン要求
の端末装置と前記コール要求の端末装置との間で、メッ
セージの交換を行うチャットサービスを提供するチャッ
ト制御行程とを備えている。
【0025】この構成に係るチャットシステムの運用方
法では、複数の端末装置をネットワークを介してチャッ
トシステム用サーバに接続して、複数の端末装置間でメ
ッセージの交換を行うチャットサービスを提供するチャ
ットシステムの運用方法において、メニュー画面送信行
程では、端末装置に対して、チャットサービスへログオ
ンするログオン要求か又はログオン済みのユーザを呼び
出すコール要求かを選択するメニュー画面のデータを送
信し、ログオン画面送信行程では、チャットサービスへ
のログオンを要求するデータを送信して来たログオン要
求の端末装置に対して、チャットサービスへログオンす
るためのログオン画面のデータを送信し、ユーザ情報受
信行程では、ログオン要求の端末装置から前記サーバへ
ログオンするための少なくともユーザのメールアドレス
とユーザの識別情報とから構成されたユーザ情報を受信
し、ユーザ情報記憶行程では、ユーザ情報受信行程で受
信したユーザ情報を記憶し、ログオンユーザ情報送信行
程では、前記チャットサービスへログオン済みのユーザ
の呼び出しを要求するコール要求のデータを送信して来
たコール要求の端末装置に対して、前記ユーザ情報記憶
行程で記憶されたログオン済みのユーザの中から呼び出
すユーザを選択させる画面のデータを前記コール要求の
端末装置に送信し、ユーザ選択情報受信行程では、コー
ル要求の端末装置で選択されたユーザの選択情報を受信
し、メール送信行程では、当該ユーザ選択情報受信行程
で受信したユーザの選択情報に基づいて、ユーザ情報記
憶行程で記憶されたユーザのメールアドレスの情報を読
み出して、当該メールアドレスを有するログオン要求の
端末装置に対して呼び出しのメールを送信し、チャット
制御行程では、メール送信行程で呼び出しのメールを送
信したログオン要求端末装置から、接続要求のデータを
受信したときに、ログオン要求の端末装置とコール要求
の端末装置との間で、メッセージの交換を行うチャット
サービスを提供する。
【0026】尚、本発明では、ログオン地域選択画面送
信手段を設け、チャットを行うための地域的エリアとし
て所定の地域の地域選択画面のデータをログオン要求の
端末装置へ送信するようにしても良く、また、その所定
の地域のさらに詳細な地域の地域選択画面のデータをロ
グオン要求の端末装置へ送信するようにしても良い。
【0027】さらに、コール地域選択画面送信手段を設
け、チャットを行うための地域的エリアとして所定の地
域の地域選択画面のデータをコール要求の端末装置へ送
信するようにしても良く、また、その所定の地域のさら
に詳細な地域の地域選択画面のデータとをコール要求の
端末装置へ送信するようにしても良い。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。本実施形態のチャットシ
ステムでは、1対1で会話を行なうチャットを想定して
おり、端末装置として携帯電話を使用している。まず、
本実施形態のチャットシステムの構成について説明す
る。図1は、本実施形態のチャットシステムのシステム
構成図である。図1に示すように、チャットシステム1
は、大きくサーバ2、インターネット3、携帯電話基地
局4、及び携帯電話5から構成されている。そして、イ
ンターネット3は、一次プロバイダと、全世界を網の目
のように結んでいるインターネット網とから構成されて
いる。
【0029】図2は、サーバ2の電気的構成を示すブロ
ック図である。サーバ2は、LANカード29からルー
タ32を介して、インターネット3に接続されており、
周知のワークステーションなどからなっている。すなわ
ち、サーバ2は、CPU20と、RAM21と、ROM
22と、CRT31に接続されるビデオコントローラ2
4と、キーボード32に接続されるキーコントローラ2
5と、CD−ROM27を駆動するCD−ROMドライ
ブ26と、外部記憶装置28と、マウス33に接続され
るマウスコントローラ30と、ビデオコントローラ2
4,キーコントローラ25,CD−ROMドライブ2
6,外部記憶装置28,マウスコントローラ30を、C
PU20に接続するためのI/Oバス23とから構成さ
れている。外部記憶装置28には、チャットを行うため
の地域的エリアを選択させるために使用される第1チャ
ットステージファイル280、第2チャットステージフ
ァイル281及び第3チャットステージファイル282
と、ログオン要求をしてきたユーザを管理するためのロ
グオンファイル283、個別のチャット毎に生成される
チャットログファイル284、チャットの最終会話・行
動時刻からの経過時間を監視するためのファイルインデ
ックスファイル285、個々のチャットログファイルを
識別するためのチャットファイル識別ファイル286、
及びチャットシステムを制御するためのプログラム28
7が格納されている。
【0030】図3乃至図5は、チャットステージファイ
ルの構成を示す模式図である。後述するように、本実施
形態のチャットシステムでは、ユーザはチャットステー
ジとして、チャットをする地域的エリアを、まず東京2
3区、東京JR山手線、東京スポットの3つの大きなエ
リアから選択し、さらにその中で詳細な区域を選択する
ように2段階に構成されている。図3乃至図5に示すよ
うに、各チャットステージファイルは、連続番号280
a,281a,282aと、ステージ番号280b,2
81b,282bと、ステージ名280c,281c,
282cと、詳細区域名280d,281d,282d
とから構成されている。ステージ番号は、選択されたチ
ャットステージが東京23区であれば1、東京JR山手
線であれば2、東京スポットであれば3となり、それぞ
れ第1チャットステージファイル280(図3)、第2チ
ャットステージファイル281(図4)、第3チャットス
テージファイル282(図5)が詳細区域の選択のために
使用される。図3に示すように、第1チャットステージ
ファイル280では、詳細区域名280dに新宿区や渋
谷区といった東京23区の名称が格納されている。ま
た、図4に示すように、第2チャットステージファイル
281では、詳細区域名281dに、新宿や代々木とい
った東京JR山手線の駅名が格納されている。さらに、
図5に示すように、第3チャットステージファイル28
2では、詳細区域名282dに、お台場や渋谷センター
街といった特定の東京の場所の名称が格納されている。
【0031】図6は、ログオンファイル283の構成を
示す模式図である。ログオンファイル283は、ユーザ
がユーザ名を入力し、チャットステージを指定してチャ
ットシステムにログオンした時にその都度生成されるも
のである。ログオンファイル283は、ユーザ名283
aと、ユーザの性別283bと、ユーザが入力したメッ
セージ283cと、ユーザのメールアドレス283d
と、ログオン時刻283eとから構成されている。この
例では、ユーザ名「がく」という、「○○○○@doc
omo.ne.jp」のメールアドレスを持った男性ユ
ーザが、97年8月20日6時55分に、「今夜あそぼ
ー」というメッセージを入力してログオンしていること
がわかる。また、ログオンファイル283には、各ユー
ザがどのチャットステージに属しているかを識別できる
ようなファイル名が自動的に付与される。図6に示すロ
グオンファイル283のファイル名「cococha2
14_1_3.dat」のうち、「cococha」は
チャットシステム1が提供するチャットサービスの名称
を、「214」はログオンファイルであることを、
「_」の後の「1」はチャットステージ番号を示し、そ
の後の「3」は詳細区域名を示している。従って、この
例ではユーザがチャットステージとして東京23区の港
区を選択してログオンしていることがわかる。
【0032】図7は、チャットログファイル284の構
成を示す模式図である。チャットログファイル284
は、ログオン済みのユーザに他のユーザからチャットを
したい旨のコール要求があった時点でその都度生成され
るものである。コール要求は、後述するように、チャッ
トステージを選択し、そこにログオンしているユーザの
中から呼び出したいユーザを選んで行なう。コール要求
があると、サーバ2が選択されたユーザに呼び出しを行
なうが、この時点からチャットログファイル284が生
成される。チャットログファイル284は、タイムスタ
ンプ284aと、メッセージ284bとから構成されて
いる。メッセージ284bには、ユーザが入力し送信し
たメッセージがそのユーザ名と共に格納されるほか、ロ
グオフなどのユーザの行動や呼び出し中などのサーバか
らの連絡が格納される。チャットログファイル284に
は、ログオン済みのユーザにコール要求があった時点か
ら時間順に下から上にメッセージとその時刻が蓄積され
ていく。従って,一番上が最新のメッセージとなる。こ
のチャット例では、ログオン済みのユーザ「トオル」に
対してコール要求がされ、「トオル」がその要求にこたえ
てチャットが成立したところ、その直後にコールを行っ
たユーザ「しずか」がメッセージを残さずにチャットを
終了させている。「トオル」は「しずか」が去ったこと
を知らずに挨拶のメッセージ「はじめまして」を送信し
ており、それが発信者名とともにログに残されている。
また、チャットログファイル284には、各チャットを
識別できるようなファイル名が自動的に付与される。図
7に示すチャットログファイル284のファイル名「c
ococha215_1_1トオル1136.dat」
のうち、「cococha」はチャットシステム1が提
供するチャットサービスの名称を、「215」はチャッ
トログファイルであることを、「_」の後の「1」はチ
ャットステージ番号を、その後の「1」は詳細区域名
を、「トオル」は、ログオンしていてコール要求を受け
たユーザ名を、「1136」は成立したチャットの通し
番号を示している。従って、この例ではユーザ名「トオ
ル」というユーザがチャットステージとして東京23区
の新宿区を選択してログオンし、そこにコールがあって
成立したチャットのログファイルであることがわかる。
【0033】図8は、ファイルインデックスファイル2
85の構成を示す模式図である。ファイルインデックス
ファイル285は、各チャットにおいて会話がされなく
なって60分後にチャットログファイル284を削除す
るために、各チャットにおいて行われたメッセージ送信
の最後の時刻を監視するためのファイルである。ファイ
ルインデックスファイル285は、タイムスタンプ28
5aと、チャットログファイル名285bとから構成さ
れている。タイムスタンプ285aには、対応するチャ
ットログファイル名285bに該当するチャットログフ
ァイル284においてなされた最後のメッセージの送信
時間が格納されている。
【0034】図9は、チャットファイル識別ファイル2
86の構成を示す模式図である。チャットファイル識別
ファイル286は、タイムスタンプ286aと、チャッ
ト通し番号286bとから構成されている。ログオン済
みのユーザに他のユーザからチャットをしたい旨のコー
ル要求があった時点で更新され、コール要求があった時
間がタイムスタンプ286aに格納され、チャット通し
番号286bの数が1増やされる。従って、チャット通
し番号286bに格納されている数が、現在までにコー
ルがあった総数を表している。同じタイミングで生成さ
れるチャットログファイル284のファイル名には、こ
のチャット通し番号286bに格納されている数を取出
して使用する。
【0035】図10は、端末装置である携帯電話5の正
面図である。携帯電話5は、ネットワーク通信機能を備
えた周知の携帯電話であり、サーバ2から送信される画
面データを表示する表示部5a、数字や文字入力のため
のテンキー5b、表示部5aにおいてポインタを操作す
るためのジョグキー5c、通話キー5d、終話キー5
e、アンテナ5f、マイク5g、スピーカ5hからなっ
ている。
【0036】図11は、携帯電話5の電気的構成を示す
ブロック図である。制御部5iは、携帯電話5全体の動
作を司るものであり、テンキー5bは、ユーザが数字や
文字を入力するためのものである。数字のほか、各キー
には数個の文字が割り当てられ,メッセージなどが入力
できるようになっている。スピーカ5hは、相手電話か
らの音声や、携帯電話5を操作した時の動作状態により
出力される操作音を出力するものである。マイク5g
は、操作者が音声を入力するためのものである。アンテ
ナ5fは、携帯電話基地局4から無線電話網を介して送
られてきた電波を受信し、この受信電波を受信回路5l
に伝達し、また送信回路5kから送られてきた送信デー
タを電波に変換して無線電話綱介して携帯電話基地局4
に送信するものである。受信回路5l、送信回路5k
は、無線電話網へのアクセスによる通信データの入出
力、およびプロトコル制御を行うものである。音声回路
5jは、制御部5iにより判断された携帯電話5の現在
の動作状況に応じた最適な出力音声の、スピーカ5hも
しくはアンテナ5fを介して無線電話網へと発信する音
声の出力制御、さらに無線電話網からアンテナ5fを介
して受信した音声やマイク5gからの入力音声のスピー
カ5hへの出力制御を適宜行うものである。
【0037】次に、上記構成を有するチャットシステム
1の作用について、図12に示すフローチャート及び図
13乃至図28に示す携帯電話5の表示部5aの表示画
面に従って説明する。フローチャートの各ステップにつ
いては、以下「S」と略す。
【0038】まず、図12は、サーバ2の処理を示した
フローチャートである。本フローチャートは、携帯電話
5側でユーザがインターネット3を通じてチャットシス
テム1に接続要求をしてきたところから開始している。
接続要求がされると、図13に示すようなメニュー画面
300を携帯電話5の表示部5aに表示させるためのデ
ータを送信する(S1)。ここで、ユーザはテンキー5
bやジョグキー5cを使ってログオンするかコールする
かを選択して入力し、サーバ2に送信する。サーバ2
は、送信されてきたデータがログオン要求か否かを判断
し(S2)、ログオン要求であれば(S2:YES)、
図14に示すような、ユーザ情報を入力してログオンさ
せるログオン画面310を携帯電話5の表示部5aに表
示させるためのデータを送信する(S3)。ここで、ユ
ーザはテンキー5bを使ってメールアドレス欄311に
メールアドレスを、ユーザ名欄312にユーザ名を、コ
メント欄314にコメントとなるテキストを入力し、ジ
ョグキー5cを使って性別313を選択し、ログオンボ
タン315をクリックして、入力したデータをログオン
データとしてサーバ2に送信する。ここで入力するメー
ルアドレスは、後述するように、ログオンの確認や、コ
ールがあったときサーバ2から送られる呼出メールのた
めのものであり、非公開である。コメント欄314に
は、チャット相手となるユーザの参考になるようなメッ
セージを自由にテキスト入力できるようになっている。
これによって、ユーザ名と性別以外にもユーザについて
の情報、たとえば、挨拶のメッセージのほか、話したい
テーマや趣味などを短くまとめて入力できる。サーバ2
は、携帯電話5から送られてきたログオンデータを受信
し(S4)、このユーザについて図6に示したログオン
ファイル284を作成してログオンデータを格納する
(S5)。
【0039】次いで、図15に示すようなチャットステ
ージ選択画面320を携帯電話5の表示部5aに表示さ
せるためのデータを送信する(S6)。ここで、ユーザ
はジョグキー5cを使って、東京23区、東京JR山手
線、東京スポットの中からチャットをするための地域を
チャットステージとして選択する。後述するように、こ
のように大きな地域エリアをチャットステージとして選
択した後、さらに詳細な場所をステージ内訳として選択
するように2段階に構成している。これは、本実施形態
では、チャットが成立してその後実際に会ってみたいと
いう状況になった場合にすぐ実現可能となるように地域
によって細かくチャットステージを分けるように構成し
ているためである。従って、チャットステージは、地域
に限らず、例えばチャットをしたい話のテーマや趣味、
ユーザの職業分野等でチャットステージを構成してもよ
いし、選択の段階数も1度でも良いし、もっと多段階に
構成しても良い。
【0040】サーバ2は、携帯電話5から送られてきた
チャットステージ選択情報を受信し(S7)、各チャッ
トステージ内の詳細区域を選択させるステージ内訳選択
画面330を携帯電話5の表示部5aに表示させるため
のデータを送信する(S8)。チャットステージ選択画
面320において、ユーザが、東京23区を選んで送信
すると、引数1が送信されて第1チャットステージファ
イル280が使用され、ステージ内訳選択画面330に
は、図16に示すように、東京23区の区名が図3に示
す詳細区域名280dから引き出されて、詳細区域名欄
331に表示される。ユーザが、東京JR山手線を選ん
で送信すると、引数2が送信されて第2チャットステー
ジファイル281が使用され、ステージ内訳選択画面3
30には、東京JR山手線の駅名が図4に示す詳細区域
名281dから引き出されて表示される。さらに、ユー
ザが、東京スポットを選んで送信すると、引数3が送信
されて第3チャットステージファイル282が使用さ
れ、ステージ内訳選択画面330には、東京スポットの
詳細地名が図5に示す詳細区域名282dから引き出さ
れて表示される。尚、ここでログオンユーザ数欄332
には、現在チャットシステム1にログオンしているユー
ザの数が左側に表示され、そのうちチャットが成立して
いる数が右側に表示されている。
【0041】ステージ内訳選択画面330において、ユ
ーザはジョグキー5cを使って、詳細区域名欄331に
表示された詳細区域をクリックして選択し、ステージ内
訳選択データとしてサーバ2に送信する。サーバ2は、
携帯電話5から送られてきたステージ内訳選択データを
受信して(S8)、チャットサービスにログオンしたこ
とをユーザに確認させるログオン確認画面340を表示
させるためのデータを携帯電話5に送信する(S1
0)。また、この画面と共に、ユーザのメールアドレス
あてにログオンを確認するメールを送信する(S1
1)。ログオン手続きはここで終了し、サーバ2は、ス
タート後の時点に戻り、次にユーザから何らかのデータ
が送信されてくるまで待機する。ここで、ログオンした
ユーザは、チャットサービスを離れて自由に行動でき
る。後述するように、チャット相手となる可能性がある
ユーザがコールしてきた場合にはサーバ2から電子メー
ルで通知されるので、チャットサービスの中で待ってい
る必要はない。
【0042】一方、図13に示すメニュー画面300に
おいて、ユーザが「コールする」を選択してサーバ2に
送信すると、サーバ2は、送信されてきたデータがログ
オン要求か否かを判断し(S2)、ログオン要求でない
ので(S2:NO)、さらに、コール要求か否かを判断
する(S12)。ここではコール要求であるから(S1
2:YES)、どのチャットステージにログオンしてい
るユーザを呼び出したいかを選択させるために、図18
に示すようなチャットステージ選択画面350を携帯電
話5の表示部5aに表示させるためのデータを送信する
(S13)。ここで、ユーザはジョグキー5cを使っ
て、東京23区、東京JR山手線、東京スポットの中か
ら、ログオンしているユーザを呼び出したいチャットス
テージを選択する。前述のように、チャットステージは
地域に限らず、例えばチャットをしたい話のテーマや趣
味、ユーザの職業分野等で構成してもよい。サーバ2
は、携帯電話5から送られてきたチャットステージ選択
情報を受信し(S14)、図19に示すような、各チャ
ットステージ内の詳細区域にログオンしているユーザ数
の一覧を表示させ、チャットをしたいユーザがログオン
している詳細区域を選択させるステージ内訳選択画面3
60を携帯電話5の表示部5aに表示させるためのデー
タを送信する(S15)。
【0043】チャットステージ選択画面350におい
て、ユーザが、東京23区を選んで送信すると、引数1
が送信されて第1チャットステージファイル280が使
用され、ステージ内訳選択画面360には、図19に示
すように、東京23区の区名が図3に示す詳細区域名2
80dから引き出されて、詳細区域名欄361に表示さ
れる。ユーザが、東京JR山手線を選んで送信すると、
引数2が送信されて第2チャットステージファイル28
1が使用され、ステージ内訳選択画面360には、東京
JR山手線の駅名が図4に示す詳細区域名281dから
引き出されて表示される。さらに、ユーザが、東京スポ
ットを選んで送信すると、引数3が送信されて第3チャ
ットステージファイル282が使用され、ステージ内訳
選択画面360には、東京スポットの詳細地名が図5に
示す詳細区域名282dから引き出されて表示される。
【0044】ここで、ログオンユーザ数欄362には、
現在チャットサービスにログオンしているユーザの数が
左側に表示され、そのうちチャットが成立している数が
右側に表示されている。コール要求をするユーザは、こ
のログオンユーザ数欄362に1以上のユーザ数が表示
されている詳細地域名をジョグキー5cによりクリック
して選択することができる。
【0045】サーバ2は、携帯電話5から送られてきた
ステージ内訳選択データを受信して(S16)、選択さ
れた詳細ステージにログオンしているユーザのユーザ情
報を図6に示すログオンファイル283から取り出し、
図20に示すようなステージ待ちうけリスト画面370
をユーザの携帯電話5の表示部5aに表示させるための
データを送信する(S17)。このステージ待ちうけリ
スト画面370は、チャットステージ表示欄371にチ
ャットステージ名とログオン済みユーザ数、チャット中
ユーザ数が表示され、ユーザ一覧372にログオンして
いる全てのユーザのユーザ名、性別、コメントが一覧表
示される。ユーザのメールアドレスは表示されない。ユ
ーザは、その性別やコメントを参考にして、ユーザ一覧
372に一覧表示されているユーザをジョグキー5cに
よりクリックして選択することができる。但し、本実施
形態のチャットシステム1は、1対1のチャットに限定
しているため、ログオンしているユーザの全てがチャッ
ト中である場合(図20のような場合)には、選択でき
ないように構成されている。
【0046】コールしたいユーザが選択され、その選択
データを受信すると(S18)、次に、コールを要求し
ているユーザにユーザ情報を入力させるための、図21
に示すような、待受け呼び出し画面380をユーザの携
帯電話5の表示部5aに表示させるためのデータを送信
する(S19)。待受け呼び出し画面380では、ユー
ザは、図3に示すログオン画面310と同様、テンキー
5bを使って、ユーザ名欄381にユーザ名を、コメン
ト欄383にメッセージを入力し、ジョグキー5cを使
って性別382を選択し、コールボタン384をクリッ
クしてサーバ2に送信する。サーバ2は、このように携
帯電話5から送られてきた呼出データを受信し(S2
0)、S18で受信した、選択されたログオン済みユー
ザのメールアドレスをログオンファイル283から取出
して、そのメールアドレス宛に図22に示すような呼出
メール390を送信する(S21)。呼出メール390
は、URL欄391に、コールしたユーザのユーザ情報
とそのユーザとチャットするかどうかを選択させるゲッ
トコール選択画面410(図24参照)にジャンプするた
めのURLアドレス(付加情報)を表示させて、ログオ
ン手続きでS11の後チャットサービスから離れていた
ユーザをチャットサービスに呼戻す働きをしている。
【0047】一方、この時点で、サーバ2は、コールさ
れたユーザについて、図9に示すチャットファイル識別
ファイル286のチャット通し番号286bに格納され
ているカウンタを1つ増やし(S22)、図7に示すよ
うなチャットログファイル284を作成し(S23)、
コール要求をしたユーザ側の携帯電話5に、図23に示
すような呼出中画面400を表示させるためのデータを
送信する(S24)。この呼出中画面400は、この後
チャットが成立した場合の、チャット画面と同様の構成
としている。このため、テキスト入力領域401、入力
したテキストを送信するための更新ボタン402、及び
ログ領域403が用意されている。ログ領域403に
は、呼出し中である旨の通知や、ユーザが送信したメッ
セージなど、チャットログファイル284に蓄積され、
そこから取出したデータが表示される。
【0048】また、コールされたユーザ側の携帯電話5
には、図24に示すようなゲットコール選択画面410
を表示させるためのデータを送信する(S25)。コー
ルされたユーザは、呼出メール390により、チャット
相手となる可能性のあるユーザから呼出があったことを
知り、URL欄391(図22参照)に表示されたURL
アドレス部分(付加情報)をクリックすると当該URL
アドレスにジャンプして、表示部5aにゲットコール選
択画面410を表示させる。そして、ゲットコール選択
画面410のユーザ情報欄411に表示された、コール
しているユーザのユーザ名、性別、コメントを参照し
て、そのユーザとチャットするかどうかを選択し、チャ
ットする場合は「ゲットコール」を選択、しない場合は
「バイバイ」をジョグキー5cを使って選択してサーバ
2に送信する。
【0049】サーバ2は、ゲットコールか否かを判断し
(S26)、ゲットコールでなければ(S26:N
O)、チャットログファイル284にその旨を格納し、
バイバイ確認画面440(図27参照)を表示させるデ
ータを送信する(S30)。ゲットコールならば(S2
5:YES)、チャットログファイル284にその旨を
格納し、図25に示すようなゲットコール画面420を
表示させるためのデータを、コールされたユーザ、コー
ルしたユーザの双方の携帯電話5に送信する(S2
7)。このゲットコール画面420は、この後のチャッ
トで使用されるチャット画面と同様の構成としている。
このため、テキスト入力領域421と、入力したテキス
トを送信するための更新ボタン422、及びログ領域4
23が用意されている。ログ領域423には、呼出し中
である旨やゲットコールした旨の通知や、ユーザが送信
したメッセージなど、チャットログファイル284に蓄
積され、そこから取出したデータが表示される。
【0050】以上でチャットが成立し、この後はユーザ
がメッセージを入力し、更新ボタンを押してチャットサ
ーバに送信するたびに、チャットログファイル284が
更新され、図26に示すようなチャット画面データ42
0が双方のユーザの携帯電話5に送信されて(S27)
表示部5aに表示される画面が更新されることにより、
2人のユーザ間で文字による会話が行われる。さらに、
サーバ2は、ユーザからのデータ送信のたびに、そのデ
ータが少なくとも一方のユーザがバイバイボタン421
を押して送信したチャット終了データか否かを判断し
(S29)、終了データでなければ(S29:NO)S
27に戻り、終了であれば(S29:YES)、チャッ
トログファイル284にその旨を格納し、バイバイボタ
ンを押したユーザ側には、図27に示すようなバイバイ
確認画面440を表示させるデータを送信し、他方のユ
ーザには、図28に示すように、バイバイした旨のメッ
セージをログ領域441に表示したチャット画面450
のデータを送信した後に、同様に図27に示すようなバ
イバイ確認画面440を表示させる(S30)。
【0051】以上説明したように、本実施形態のチャッ
トシステム1によれば、チャットサービスにログオンし
たユーザは、S11までのログオン手続きをしておけ
ば、その後はチャットサービスを離れて他の行動が可能
である。そのまま携帯電話5を使用してインターネット
をしたり、通話しても良いし、電話自体の使用を中止し
ても構わない。他のユーザからコールがあってチャット
の可能性が発生した時点でサーバ2から電子メールで通
知されるので、チャットルームなどチャットサービスの
中でチャット相手となる他のユーザを待っている必要が
ない。ユーザ側の都合が悪くなればいつでもログオフで
き、コールがないまま一定時間が経過すれば自動でログ
オフされる。従って、チャット相手を求めて無為に待つ
必要がなく、待った挙句に結局希望の相手が現れなくて
失望したりすることもない。
【0052】また、すぐにチャットしたいユーザは、希
望するチャットステージにどのようなユーザがログオン
しているかをチェックして、既にログオンしているユー
ザにコール要求をすることができる。希望するユーザが
ログオンしていない場合には、コール要求を取りやめ
て、自らログオンしておくことも可能である。
【0053】さらに、本実施形態では、チャットの後で
実際に会ってみたいというニーズに応えるため、チャッ
トステージを地域に細分化して設定している。ログオン
するユーザ、コールするユーザは、自分の希望の場所や
現在いるところの近くをステージとして選んでチャット
をし、もし実際にあいたくなったらさほど時間をかけず
に待ち合わせをすることが可能である。また、ステージ
の選択は、大きな地域エリアから細分化された場所の順
に2段階と成っているので、選択も容易にすることがで
きる。
【0054】また、ログオンの際、コールの際には、ユ
ーザ情報としてコメントを入力するようにしているの
で、コールするユーザを選択する場合やゲットコールす
るかどうかを決める場合に、実際にチャットに入る前に
自分の希望に合いそうなユーザかを判断する参考にする
ことができる。
【0055】さらに、本実施形態では、端末装置として
携帯電話を使用しているので、コールがあり、サーバ2
から呼出メールがあった場合には着信音等によって通知
される。ログオンしたユーザは、端末装置を監視して、
メールが届いているかどうかを常に自分でチェックする
必要がない。
【0056】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、請求項1
に係る発明のチャットシステムによれば、ユーザはチャ
ットサービスにログオンするか、ログオン済みのユーザ
にコールしてすぐチャットを始めたいかを選択し、ログ
オンするユーザは、ユーザ情報を入力してログオン手続
きをしておけば、その後はチャットサービスを離れて他
の行動が可能である。他のユーザからコールがあってチ
ャットの可能性が発生した時点でサーバから電子メール
で通知されるので、チャットサービスの中でチャット相
手となる他のユーザを待っている必要がない。また、す
ぐにチャットしたいユーザは、ログオン済みのユーザの
ユーザ情報を参照して、好みのユーザがあれば、自分の
ユーザ情報を入力した上で、そのユーザにコール要求し
てサーバから呼び出してもらうことができる。コールさ
れたログオン済みユーザは、コール要求してきたユーザ
のユーザ情報を参照してコールに応じてチャットに入る
か否かを決定する。希望するユーザがログオンしていな
い場合には、コール要求を取りやめて、自らログオンし
ておくことも可能である。従って、ログオンするユーザ
も、コールするユーザも、チャット相手を求めて無為に
待つ必要がなく、待った挙句に結局希望の相手が現れな
くて失望したりすることもない。
【0057】請求項2に係る発明のチャットシステムで
は、請求項1に記載のチャットシステムの効果に加え、
メール送信手段が送信する呼び出しのメールには、コー
ル要求の端末装置から入力された文字情報を参照するた
めの付加情報が添付されているので、この付加情報によ
り、コール要求の端末装置から入力された文字情報を参
照することができる。
【0058】請求項3に係る発明のチャットシステムで
は、請求項1又は2に記載のチャットシステムの効果に
加え、ログオンする際、コールする際に自由なコメント
をつけることができ、コールするユーザを選択する場合
や呼出に応じてチャットするかどうかを決める場合に、
コメントを参照して、実際にチャットに入る前に自分の
希望に合いそうなユーザかどうかを判断する参考にする
ことができる。
【0059】請求項4に係る発明のチャットシステムで
は、請求項1乃至3のいずれかに記載のチャットシステ
ムの効果に加え、ログオンしたユーザは、コール要求が
あれば、サーバから呼出メールによって通知されるが、
携帯電話であるため端末装置をどこへでも持ち歩けるこ
とから、メールを受けそこなってチャットのチャンスを
逃すこともなく、さらに、メールの着信は着信音などに
よって通知されるため、端末装置を監視して、メールが
届いているかどうかを常に自分でチェックする必要がな
い。
【0060】請求項5に係る発明のチャットシステム用
サーバでは、ユーザはチャットサービスにログオンする
か、ログオン済みのユーザにコールしてすぐチャットを
始めたいかを選択し、ログオンするユーザは、ユーザ情
報を入力してログオン手続きをしておけば、その後はチ
ャットサービスを離れて他の行動が可能である。他のユ
ーザからコールがあってチャットの可能性が発生した時
点でサーバから電子メールで通知されるので、チャット
サービスの中でチャット相手となる他のユーザを待って
いる必要がない。また、すぐにチャットしたいユーザ
は、ログオン済みのユーザのユーザ情報を参照して、好
みのユーザがあれば、自分のユーザ情報を入力した上
で、そのユーザにコール要求してサーバから呼び出して
もらうことができる。コールされたログオン済みユーザ
は、コール要求してきたユーザのユーザ情報を参照して
コールに応じてチャットに入るか否かを決定する。希望
するユーザがログオンしていない場合には、コール要求
を取りやめて、自らログオンしておくことも可能であ
る。従って、ログオンするユーザも、コールするユーザ
も、チャット相手を求めて無為に待つ必要がなく、待っ
た挙句に結局希望の相手が現れなくて失望したりするこ
ともない。
【0061】請求項6に係る発明のチャットシステム用
サーバでは、請求項5に記載のチャットシステム用サー
バの効果に加え、メール送信手段が送信する呼び出しの
メールには、コール要求の端末装置から入力された文字
情報を参照するための付加情報が添付されているので、
この付加情報により、コール要求の端末装置から入力さ
れた文字情報を参照することができる。
【0062】請求項7に係る発明のチャットシステム用
サーバでは、請求項5又は6の何れかに記載のチャット
システム用サーバの効果に加え、ログオンする際、コー
ルする際に自由なコメントをつけることができ、コール
するユーザを選択する場合や呼出に応じてチャットする
かどうかを決める場合に、コメントを参照して、実際に
チャットに入る前に自分の希望に合いそうなユーザかど
うかを判断する参考にすることができる。
【0063】請求項8に係る発明のチャットシステムの
運用方法では、複数の端末装置をネットワークを介して
チャットシステム用サーバに接続して、複数の端末装置
間でメッセージの交換を行うチャットサービスを提供す
るチャットシステムの運用方法において、メニュー画面
送信行程では、端末装置に対して、チャットサービスへ
ログオンするログオン要求か又はログオン済みのユーザ
を呼び出すコール要求かを選択するメニュー画面のデー
タを送信し、ログオン画面送信行程では、チャットサー
ビスへのログオンを要求するデータを送信して来たログ
オン要求の端末装置に対して、チャットサービスへログ
オンするためのログオン画面のデータを送信し、ユーザ
情報受信行程では、ログオン要求の端末装置から前記サ
ーバへログオンするための少なくともユーザのメールア
ドレスとユーザの識別情報とから構成されたユーザ情報
を受信し、ユーザ情報記憶行程では、ユーザ情報受信行
程で受信したユーザ情報を記憶し、ログオンユーザ情報
送信行程では、前記チャットサービスへログオン済みの
ユーザの呼び出しを要求するコール要求のデータを送信
して来たコール要求の端末装置に対して、前記ユーザ情
報記憶行程で記憶されたログオン済みのユーザの中から
呼び出すユーザを選択させる画面のデータを前記コール
要求の端末装置に送信し、ユーザ選択情報受信行程で
は、コール要求の端末装置で選択されたユーザの選択情
報を受信し、メール送信行程では、当該ユーザ選択情報
受信行程で受信したユーザの選択情報に基づいて、ユー
ザ情報記憶行程で記憶したユーザのメールアドレスの情
報を読み出して、当該メールアドレスを有するログオン
要求の端末装置に対して呼び出しのメールを送信し、チ
ャット制御行程では、メール送信行程で呼び出しのメー
ルを送信したログオン要求端末装置から、接続要求のデ
ータを受信したときに、ログオン要求の端末装置とコー
ル要求の端末装置との間で、メッセージの交換を行うチ
ャットサービスを提供することができる。
【0064】従って、ユーザはチャットサービスにログ
オンするか、ログオン済みのユーザにコールしてすぐチ
ャットを始めたいかを選択し、ログオンするユーザは、
ユーザ情報を入力してログオン手続きをしておけば、そ
の後はチャットサービスを離れて他の行動が可能であ
る。他のユーザからコールがあってチャットの可能性が
発生した時点でサーバから電子メールで通知されるの
で、チャットサービスの中でチャット相手となる他のユ
ーザを待っている必要がない。また、すぐにチャットし
たいユーザは、ログオン済みのユーザのユーザ情報を参
照して、好みのユーザがあれば、自分のユーザ情報を入
力した上で、そのユーザにコール要求してサーバから呼
び出してもらうことができる。コールされたログオン済
みユーザは、コール要求してきたユーザのユーザ情報を
参照してコールに応じてチャットに入るか否かを決定す
ることができる。希望するユーザがログオンしていない
場合には、コール要求を取りやめて、自らログオンして
おくことも可能である。従って、ログオンするユーザ
も、コールするユーザも、チャット相手を求めて無為に
待つ必要がなく、待った挙句に結局希望の相手が現れな
くて失望したりすることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のチャットシステムのシステム構成
図である。
【図2】サーバの電気的構成を示すブロック図である。
【図3】チャットステージファイルの構成を示す模式図
である。
【図4】チャットステージファイルの構成を示す模式図
である。
【図5】チャットステージファイルの構成を示す模式図
である。
【図6】ログオンファイルの構成を示す模式図である。
【図7】チャットログファイルの構成を示す模式図であ
る。
【図8】ファイルインデックスファイルの構成を示す模
式図である。
【図9】チャットファイル識別ファイルの構成を示す模
式図である。
【図10】携帯電話の正面図である。
【図11】携帯電話の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図12】サーバの処理を示したフローチャートであ
る。
【図13】メニュー画面の例である。
【図14】ログオン画面の例である。
【図15】ログオンするチャットステージ選択画面の例
である。
【図16】ログオンするチャットステージのステージ内
訳選択画面の例である。
【図17】ログオン確認画面の例である。
【図18】コールするチャットステージ選択画面の例で
ある。
【図19】コールするチャットステージのステージ内訳
選択画面の例である。
【図20】選択したチャットステージにログオンしてい
るユーザの一覧を示したステージ待ちうけリスト画面の
例である。
【図21】コール要求のユーザ情報入力画面の例であ
る。
【図22】呼出メールを表示した表示画面の例である。
【図23】呼出中の旨のメッセージをログ領域に表示し
たチャット画面の例である。
【図24】ゲットコール選択画面の例である。
【図25】ゲットコールした旨のメッセージをログ領域
に表示したチャット画面の例である。
【図26】チャット画面の例である。
【図27】バイバイ確認画面の例である。
【図28】バイバイした旨のメッセージをログ領域に表
示したチャット画面の例である。
【符号の説明】
1 チャットシステム 2 サーバ 5 携帯電話 28 外部記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 514 G06F 17/60 514

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末装置とサーバとをネットワー
    クを介して接続して、前記複数の端末装置間でメッセー
    ジの交換を行うチャットサービスを提供するチャットシ
    ステムにおいて、 前記端末装置は、 前記サーバからネットワークを介してデータを受信する
    端末側受信手段と、 当該受信手段が受信したデータに基づいて、所定の画面
    を表示する表示手段と、 文字、数字及び記号等のデータを入力する文字入力手段
    と、 前記表示手段に表示された画面中で機能の選択を行う機
    能選択手段と、 前記文字入力手段から入力されたデータ及び前記機能選
    択手段により選択された機能の選択データを前記サーバ
    へ送信する端末側送信手段とを備え、 前記サーバは、 前記端末装置に対して、前記チャットサービスへログオ
    ンするログオン要求か又はログオン済みのユーザを呼び
    出すコール要求かを選択するメニュー画面のデータを送
    信するメニュー画面送信手段と、 前記チャットサービスへのログオンを要求するデータを
    送信して来たログオン要求の端末装置に対して、前記チ
    ャットサービスへログオンするためのログオン画面のデ
    ータを送信するログオン画面送信手段と、 前記ログオン要求の端末装置から前記サーバへログオン
    するための少なくともユーザのメールアドレスとユーザ
    の識別情報とから構成されたユーザ情報を受信するユー
    ザ情報受信手段と、 前記ユーザ情報受信手段が受信したユーザ情報を記憶す
    るユーザ情報記憶手段と、 前記チャットサービスへログオン済みのユーザの呼び出
    しを要求するコール要求のデータを送信して来たコール
    要求の端末装置に対して、前記ユーザ情報記憶手段に記
    憶されたログオン済みのユーザの中から呼び出すユーザ
    を選択させる画面のデータを送信するログオンユーザ情
    報送信手段と、 前記コール要求の端末装置で選択されたユーザの選択情
    報を受信するユーザ選択情報受信手段と、 当該ユーザ選択情報受信手段が受信したユーザの選択情
    報に基づいて、前記ユーザ情報記憶手段から選択された
    ユーザのメールアドレスの情報を読み出して、当該メー
    ルアドレスを有する前記ログオン要求の端末装置に対し
    て呼び出しのメールを送信するメール送信手段と、 当該メール送信手段が呼び出しのメールを送信した前記
    ログオン要求の端末装置から、接続要求のデータを受信
    したときに、前記ログオン要求の端末装置と前記コール
    要求の端末装置との間で、メッセージの交換を行うチャ
    ットサービスを提供するチャット制御手段と、 を備えたことを特徴とするチャットシステム。
  2. 【請求項2】 前記メール送信手段が送信する呼び出し
    のメールには、前記コール要求の端末装置から入力され
    た文字情報を参照するための付加情報が含まれているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のチャットシステム。
  3. 【請求項3】 前記ユーザ情報は、テキストによるコメ
    ントを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のチ
    ャットシステム。
  4. 【請求項4】 前記端末装置は、ネットワーク接続機能
    を備えた携帯電話であることを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれかに記載のチャットシステム。
  5. 【請求項5】 複数の端末装置をネットワークを介して
    チャットシステム用サーバに接続して、前記複数の端末
    装置間でメッセージの交換を行うチャットサービスを提
    供するチャットシステム用サーバにおいて、 前記端末装置に対して、前記チャットサービスへログオ
    ンするログオン要求か又はログオン済みのユーザを呼び
    出すコール要求かを選択するメニュー画面のデータを送
    信するメニュー画面送信手段と、 前記チャットサービスへのログオンを要求するデータを
    送信して来たログオン要求の端末装置に対して、前記チ
    ャットサービスへログオンするためのログオン画面のデ
    ータを送信するログオン画面送信手段と、 前記ログオン要求の端末装置から前記サーバへログオン
    するための少なくともユーザのメールアドレスとユーザ
    の識別情報とから構成されたユーザ情報を受信するユー
    ザ情報受信手段と、 前記ユーザ情報受信手段が受信したユーザ情報を記憶す
    るユーザ情報記憶手段と、 前記チャットサービスへログオン済みのユーザの呼び出
    しを要求するコール要求のデータを送信して来たコール
    要求の端末装置に対して、前記ユーザ情報記憶手段に記
    憶されたログオン済みのユーザの中から呼び出すユーザ
    を選択させる画面のデータを送信するログオンユーザ情
    報送信手段と、 前記コール要求の端末装置で選択されたユーザの選択情
    報を受信するユーザ選択情報受信手段と、 当該ユーザ選択情報受信手段が受信したユーザの選択情
    報に基づいて、前記ユーザ情報記憶手段からユーザのメ
    ールアドレスの情報を読み出して、当該メールアドレス
    を有する前記ログオン要求の端末装置に対して呼び出し
    のメールを送信するメール送信手段と、 当該メール送信手段が呼び出しのメールを送信した前記
    ログオン要求端末装置から、接続要求のデータを受信し
    たときに、前記ログオン要求の端末装置と前記コール要
    求の端末装置との間で、メッセージの交換を行うチャッ
    トサービスを提供するチャット制御手段と、 を備えたことを特徴とするチャットシステム用サーバ。
  6. 【請求項6】 前記メール送信手段が送信する呼び出し
    のメールには、前記コール要求の端末装置から入力され
    た文字情報を参照するための付加情報が含まれているこ
    とを特徴とする請求項5に記載のチャットシステム用サ
    ーバ。
  7. 【請求項7】 前記ユーザ情報は、テキストによるコメ
    ントを含むことを特徴とする請求項5又は6に記載のチ
    ャットシステム用サーバ。
  8. 【請求項8】 複数の端末装置をネットワークを介して
    チャットシステム用サーバに接続して、前記複数の端末
    装置間でメッセージの交換を行うチャットサービスを提
    供するチャットシステムの運用方法において、 前記端末装置に対して、前記チャットサービスへログオ
    ンするログオン要求か又はログオン済みのユーザを呼び
    出すコール要求かを選択するメニュー画面のデータを送
    信するメニュー画面送信行程と、 前記チャットサービスへのログオンを要求するデータを
    送信して来たログオン要求の端末装置に対して、前記チ
    ャットサービスへログオンするためのログオン画面のデ
    ータを送信するログオン画面送信行程と、 前記ログオン要求の端末装置から前記サーバへログオン
    するための少なくともユーザのメールアドレスとユーザ
    の識別情報とから構成されたユーザ情報を受信するユー
    ザ情報受信行程と、 前記ユーザ情報受信行程で受信したユーザ情報を記憶す
    るユーザ情報記憶行程と、 前記チャットサービスへログオン済みのユーザの呼び出
    しを要求するコール要求のデータを送信して来たコール
    要求の端末装置に対して、前記ユーザ情報記憶行程で記
    憶されたログオン済みのユーザの中から呼び出すユーザ
    を選択させる画面のデータを前記コール要求の端末装置
    に送信するログオンユーザ情報送信行程と、 前記コール要求の端末装置で選択されたユーザの選択情
    報を受信するユーザ選択情報受信行程と、 当該ユーザ選択情報受信行程で受信したユーザの選択情
    報に基づいて、前記ユーザ情報記憶行程で記憶したユー
    ザのメールアドレスの情報を読み出して、当該メールア
    ドレスを有する前記ログオン要求の端末装置に対して呼
    び出しのメールを送信するメール送信行程と、 当該メール送信行程で呼び出しのメールを送信した前記
    ログオン要求端末装置から、接続要求のデータを受信し
    たときに、前記ログオン要求の端末装置と前記コール要
    求の端末装置との間で、メッセージの交換を行うチャッ
    トサービスを提供するチャット制御行程と、 を備えたことを特徴とするチャットシステムの運用方
    法。
JP2000351986A 2000-11-17 2000-11-17 チャットシステム、チャットシステム用サーバ及びチャットシステムの運用方法 Pending JP2002157207A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000351986A JP2002157207A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 チャットシステム、チャットシステム用サーバ及びチャットシステムの運用方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000351986A JP2002157207A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 チャットシステム、チャットシステム用サーバ及びチャットシステムの運用方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002157207A true JP2002157207A (ja) 2002-05-31

Family

ID=18824947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000351986A Pending JP2002157207A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 チャットシステム、チャットシステム用サーバ及びチャットシステムの運用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002157207A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008507750A (ja) * 2004-07-20 2008-03-13 エスケー コミュニケーションズ コーポレーション 移動通信端末機を通じたモブログ基盤の地域コミュニティーシステムでのオフ会提案方法
JP2008507749A (ja) * 2004-07-20 2008-03-13 エスケー コミュニケーションズ コーポレーション 移動通信端末機を通じたモブログ基盤の地域コミュニティーサービス提供システム及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008507750A (ja) * 2004-07-20 2008-03-13 エスケー コミュニケーションズ コーポレーション 移動通信端末機を通じたモブログ基盤の地域コミュニティーシステムでのオフ会提案方法
JP2008507749A (ja) * 2004-07-20 2008-03-13 エスケー コミュニケーションズ コーポレーション 移動通信端末機を通じたモブログ基盤の地域コミュニティーサービス提供システム及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105915436B (zh) 基于主题的即时消息隔离的系统和方法
US7328031B2 (en) Message exchange handling concept
US7526306B2 (en) Push to talk user interface
JP2004537231A (ja) 移動通信端末におけるアバターのようなグラフィカルデータの変更方法
EP1738590A1 (en) Call management service
JP4553929B2 (ja) 複数の通信ノードへの自動的な通知のための方法、システムおよび装置
KR100627831B1 (ko) 이동통신 단말기의 주소록을 이용하여 프리젠스 서비스를 제공하는 방법 및 장치
CN101330697B (zh) 多模移动终端的一致用户界面
CN102037692A (zh) 用于设备之间通信的方法和系统
JPH10257189A (ja) チャットサーバ
JP2007259082A (ja) PoCシステム及びその通信方法
JP4444271B2 (ja) PoCグループ通信システム、通信端末
KR100491642B1 (ko) Sms를 이용한 인스탄트 메신저 서비스 시스템 및 방법
KR20090118093A (ko) 무선 통신 장치용 데이터 관리자 및 무선 장치에서 데이터를 관리하는 방법
JP5063889B2 (ja) 通信端末装置、通信システム及び通信方法
JP2002157207A (ja) チャットシステム、チャットシステム用サーバ及びチャットシステムの運用方法
JP2010087704A (ja) 通信方法、サーバ装置及びそのシステム
KR20010084763A (ko) 무선통신망을 이용한 멀티미디어 회의/채팅 서비스 시스템및 그 방법
JP2021190994A (ja) 通信管理装置、通信管理方法及び通信管理システム
CN102790830A (zh) 扩展移动通信终端的功能的方法和装置
KR100930740B1 (ko) 이동통신 단말기에서 메시지 전달 기능을 이용한 채팅 방법
KR20030088621A (ko) 참여자의 조건매칭과 sms에 의하여 무선 게임을연결해주는 시스템 및 방법
KR20040040744A (ko) 멀티미디어 무선 인터넷 카페 서비스 방법 및 시스템
KR20040095041A (ko) 프리젠스 서비스의 프리젠스 정보 동적 구성 방법
KR100625662B1 (ko) 메시지 서비스 시스템 및 방법