JP2002157051A - バックアップ装置およびバックアップ方法並びに電子装置 - Google Patents

バックアップ装置およびバックアップ方法並びに電子装置

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JP2002157051A
JP2002157051A JP2000355844A JP2000355844A JP2002157051A JP 2002157051 A JP2002157051 A JP 2002157051A JP 2000355844 A JP2000355844 A JP 2000355844A JP 2000355844 A JP2000355844 A JP 2000355844A JP 2002157051 A JP2002157051 A JP 2002157051A
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power supply
circuit
backup
power
supply system
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Yasuyuki Higashiura
康之 東浦
Takumi Kishino
琢己 岸野
Toshiaki Ihi
俊明 井比
Takashi Ono
隆 小野
Akitaka Kadowaki
昭貴 門脇
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ等のバックアップにおける電池の無駄
を排すること。 【解決手段】 メモリバックアップ機構107に電力供
給系統を複数設け、これらを電圧の違いに基づいて使い
分ける。運用時は、内部電池115を電源とした第1の
電力供給系統200、あるいは、本体装置を電源とした
第3,第4の電力供給系統220,230によってバッ
クアップをおこなう。保守用部品として長期間保存する
場合だけ外部電池116を接続し、第2の電力供給系統
210によってバックアップをおこなう。すなわち、昇
圧回路213によって外部電池116の電圧を昇圧する
ことで、第1の電力供給系統200よりも高い電圧を供
給する。この状態では、第1の電力供給系統200の電
力は用いられないため、内部電池115が消耗すること
はない。内部電池115については保守用部品としての
長期保存を考慮する必要がないため、小容量にすること
ができ無駄がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路の動作、状態
を保持するためのバックアップ装置およびバックアップ
方法、さらには、このバックアップ装置を備えた電子装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置、電子装置などでは、工場
出荷時にあらかじめ設定しておくデータがある。このよ
うな工場出荷時に設定されるデータは、これまでは主に
不揮発性メモリに格納されていた。
【0003】ところで、近年、インターネットや電子商
取引などの拡大により、セキュリティに対する要求が増
加している。この要求に応えるためには、装置個別ID
や管理情報等のセキュリティデータが使用される。この
ようなセキュリティデータには、工場出荷時に設定して
おく必要のあるものが多い。また、セキュリティデータ
は、データ保護の観点から揮発性メモリに保持しておく
ことが好ましい。これは、揮発性メモリであれば、異常
を検出した場合にはデータを消去することでデータの秘
密性を維持するためである。そしてそのためには、揮発
性メモリに格納しているデータを保持するためのバック
アップが必要である。
【0004】このバックアップは、バックアップ用電池
を備え、この電池の電力によっておこなうのが一般的で
ある。ただし、バックアップ用電池を長持ちさせるた
め、実際には使用状況に応じてAC電源とバックアップ
用電池とを使い分けることが多い。すなわち、装置がA
C電源に接続されている状態ではAC電源から作成する
DC電源によっておこなう。バックアップ用電池は、A
C電源がOFFになった場合のみ使用される。そのた
め、バックアップ用電池の容量は、通常、装置の使用期
間の100%ではなく、数%を想定した容量とされてい
る。
【0005】ところで、電子装置は、製造後すぐ市場で
販売される場合と、保守用部品として倉庫などに長期間
保持される場合とがある。後者の場合には、バックアッ
プは、バックアップ用電池によってのみ継続的におこな
われることになる。先に述べたとおり、バックアップ用
電池の容量は限られたものであるため、このような場合
には電池の容量不足に起因してデータが消失するおそれ
があった。このような事態を避けるため、以下のような
対策1〜3が現在考えられている。
【0006】まず、対策1として、工場出荷時に設定す
るデータを持たない。バックアップ用電池は、ユーザ自
身による設定内容の保護だけを目的とする。この場合、
バックアップ用電池は、運用開始時に接続することにな
る。
【0007】つぎに、対策2として、必要に応じて、バ
ックアップ用電池を交換する。
【0008】つぎに、対策3として、大容量のバックア
ップ用電池を採用することで、装置寿命期間を完全にカ
バーする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した対策
1〜3には、以下のような問題点があった。すなわち、
対策1では、そもそも工場出荷時にセキュリティデータ
を設定しておくことができない。このため、上述した要
求に応えることができないという問題があった。
【0010】また、対策2では、装置筐体などに、電池
交換が可能な構造を採用しておく必要がある。しかし、
セキュリティデータの保持を想定した場合、電池交換可
能な筐体では、悪戯に対する防御性が低くなりがちであ
り、また、誤って電池を取り外した場合、重要なデータ
が失われる可能性があった。
【0011】さらに、対策3では、保守用部品として保
管される場合も考慮して、大容量のバックアップ用電池
を採用する必要があった。すなわち、図6に示したとお
り、装置寿命(装置が正常に動作しうる期間)を5年と
仮定した場合、保守用部品は最短で5年程度保管される
ことになる。さらに、装置ライフ(装置の生産販売が続
けられる期間)を5年とすると10年程度保管される可
能性がある。通常の運用時のみを考えると少容量の電池
で済むものが、工場出荷時から運用前の期間や保守用部
品として保管される期間を考慮すると、本来必要となる
以上の容量(図6の例では、10年分)の電池が必要で
あった。しかし、製造された電子装置のほとんどはすぐ
に販売、運用されるものであり、保守用部品として保管
されるものはごく一部にすぎない。製造されるすべての
電子装置で、このようなごく一部の用途に備えて大容量
のバックアップ用電池を採用することは無駄が多かっ
た。また、電子装置のサイズ、実装制限、価格などに与
える影響も大きかった。
【0012】この発明は、上記に鑑みてなされたもので
あって、電池の無駄がなく、小型化、低価格化を図るこ
とが可能なバックアップ装置およびバックアップ方法、
さらには、このバックアップ装置を備えた電子装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1にかかるバックアップ装置は、電源から
得た電力をバックアップの対象とされる回路に供給する
ことで当該回路の動作および/またはその状態を保つバ
ックアップ装置において、互いに異なる電源から得た電
力を前記回路に供給する複数の電力供給機構と、前記電
力供給機構間にあらかじめ定められた順位にしたがっ
て、前記回路への前記電力供給を該順位の高い電力供給
機構に優先的に行わせる順位付け機構と、を有すること
を特徴とするものである。
【0014】この発明によれば、順位付け機構は、回路
への電力供給を順位の高い電力供給機構に優先的に行わ
せる。
【0015】また、請求項2にかかるバックアップ装置
は、請求項1に記載の発明において、前記順位付け機構
は、少なくとも一つの電力供給機構について設けられ、
当該電力供給機構が電源から得た電圧を変換することで
前記電力供給機構それぞれが前記回路へ供給する電圧
(以下「供給電圧」と記す)の大きさを前記順位に従っ
たものにする電圧変換回路と、前記電圧変換回路よりも
後段において前記電力供給機構を互いに並列的に接続す
る並列接続機構とを含んで構成されたものであること、
を特徴とするものである。
【0016】この発明によれば、電圧変換回路は、電力
供給機構が電源から得た電圧を変換することで、供給電
圧の大きさを順位に従ったものにする。並列接続機構が
電圧変換回路よりも後段において電力供給機構を互いに
並列的に接続している。このため、供給電圧の高い電力
供給機構(すなわち、順位の高い電力供給機構)から優
先的に回路に電力が供給される。それまで回路へ電力を
供給していた電力供給機構が電力を供給できない状況に
なった場合には、回路への電力供給は速やかにつぎの順
位の電力供給機構によって引き継がれる。
【0017】また、請求項3にかかる電子装置は、所定
の機能を備えた回路を含んで構成された回路装置と、前
記回路の動作および/またはその状態を保つ請求項1ま
たは2に記載のバックアップ装置と、を備えて構成され
たことを特徴とするものである。
【0018】この発明によれば、バックアップ装置が供
給する電力によって、回路の動作および/またはその状
態が保たれる。
【0019】また、請求項4にかかるバックアップ方法
は、電源から得た電力をバックアップの対象とされる回
路に供給することで当該回路の動作および/またはその
状態を保つバックアップ方法において、複数の電源を用
意し、別途定められた順位にしたがっていずれかの電源
の電力を優先的に前記回路へ供給すること、を特徴とす
るものである。
【0020】この発明によれば、順位にしたがっていず
れかの電源の電力を優先的に回路へ供給する。
【0021】また、請求項5にかかる電子装置は、所定
の機能を備えた回路を含んで構成された回路装置と、電
池と、前記電池から供給される電力を前記回路へ供給す
ることで、前記回路の動作および/またはその状態を保
つ第1のバックアップ機構と、別途用意された電源から
供給される電力を前記回路へ供給することで、前記回路
の動作および/またはその状態を保つ第2のバックアッ
プ機構と、前記第1のバックアップ機構と前記第2のバ
ックアップ機構とのうちいずれかを選択し、該選択され
たバックアップ機構から前記回路へ電力を供給させる切
り替え機構と、を有することを特徴とするものである。
【0022】この発明によれば、第1のバックアップ機
構は、電池から供給される電力を回路へ供給すること
で、回路の動作および/またはその状態を保つ。第2の
バックアップ機構は、別途用意された電源から供給され
る電力を回路へ供給することで、回路の動作および/ま
たはその状態を保つ。切り替え機構は、第1のバックア
ップ機構と第2のバックアップ機構とのうちいずれかを
選択し、選択されたバックアップ機構から回路へ電力を
供給させる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかるバックア
ップ装置およびバックアップ方法並びに電子装置につき
図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形
態によりこの発明が限定されるものではない。
【0024】(実施の形態1)実施の形態1の電子装置
は、バックアップ用の電力供給系統を複数備え、これら
を、電圧、状況等に応じて使い分けることで、バックア
ップ用の内部電池の小容量化と、保守用部品としての保
管への対応とを両立させたことを主な特徴とするもので
ある。以下、詳細に説明する。
【0025】まず、この電子装置100の概要を図1を
用いて説明する。この電子装置100は、コンピュータ
などの他の装置(以下「本体装置」という)に装着さ
れ、主にこの本体装置から供給される電力によって作動
するいわゆる「カード」である。
【0026】電子装置100は、図1に示したとおり、
MPU101、ROM103、RAM104、バス制御
部105、プリント基板112を備えて構成されてい
る。これらは、プリント基板112の表面および内部に
施された配線を通じて互いに接続されており、各種デー
タ、信号などを、互いに、また、本体装置と授受するこ
とでその機能を発揮するように構成されている。さら
に、この電子装置100は、RAM104のバックアッ
プをおこなうメモリバックアップ機構107、バックア
ップ用の電源として内部電池115を備えている。ま
た、必要に応じて外部電池116が接続されるようにな
っている。
【0027】上述したとおりこの実施の形態は、RAM
104の内容をバックアップするためのメモリバックア
ップ機構107を主な特徴とするものである。したがっ
て、これ以降の説明はこの特徴点を中心に述べることに
する。
【0028】RAM104は、各種情報を保持するため
のものである。この実施の形態ではRAM104にセキ
ュリティデータが格納される可能性を考慮し、このRA
M104を、揮発性のメモリによって構成している。R
AM104には、この電子装置100の工場出荷時に所
定の情報が書き込まれることになっている。このため、
このRAM104には、メモリバックアップ機構107
を通じて常に電力が供給されるように構成されている。
この実施の形態のRAM104には、バックアップには
2V程度、通常の動作には3.3V程度の電圧が必要な
RAMを使用している。
【0029】メモリバックアップ機構107は、RAM
104をバックアップ等するための電力を供給するため
のものである。このメモリバックアップ機構107は、
図2に示すとおり、電力供給のための構成を4系統(第
1の電力供給系統200、第2の電力供給系統210,
第3の電力供給系統220,第4の電力供給系統23
0)備えており、状況等に応じてこれらを使い分けるよ
うに構成されている。
【0030】各系統は互いに並列的にRAM104へ接
続されている。そして、RAM104に対して供給する
電圧によって互いに順序(順位)づけられている。各系
統からの電力供給が競合する場合には、この順序づけに
したがっていずれかの系統からだけRAM104へと電
力が供給されるようになっている。他の競合する系統か
らは電力が供給されない。この実施の形態では、この順
序づけが、第3の電力供給系統220、第2の電力供給
系統210、第1の電力供給系統200の順とされてお
り、本体装置から供給される電力を用いてバックアップ
をおこなう第3の電力供給系統220が優先的に電力を
供給するようになっている。逆に、内部電池115の電
力を用いてバックアップをおこなう第1の電力供給系統
200の順位が最も低くされている。すなわち、内部電
池115の電力を極力温存することができるように構成
されている。
【0031】なお、第4の電力供給系統230は厳密に
はバックアップのためのものではなく、RAM104を
作動させるためのものである。しかし、説明の都合上、
この第4の電力供給系統230についてもここで説明す
ることにする。
【0032】各電力供給系統の詳細は、以下のとおりで
ある。第1の電力供給系統200は、内部電池115の
蓄えている電力によって、RAM104の記憶内容を維
持(バックアップ)するためのものである。この第1の
電力供給系統200は、本体装置に接続されているにも
かかわらずこの本体装置から電力が供給されていないよ
うな状況(たとえば、運用時における停電状態)、ま
た、製造後から運用開始までの期間、さらには、何らか
の要因により一時的に保管される場合等を想定して用意
されたものである。
【0033】内部電池115は、工場出荷時にすべての
電子装置100に装着されるようになっている。後述す
るとおり、この電子装置100では内部電池115が交
換不可能に構成されているため、内部電池115の電力
は極力温存する必要がある。このため、この第1の電力
供給系統200がRAM104に対して供給する電圧
は、4つの電力供給系統の中で最も低い値に設定されて
いる。したがって、他の電力供給系統のいずれもがバッ
クアップできない状況においてのみ、この第1の電力供
給系統200によるバックアップがおこなわれるように
なっている。
【0034】この第1の電力供給系統200は、具体的
には、図2に示すとおり、プリント基板112に設けら
れた内部電池電源ライン201を通じて内部電池115
から供給される電力を、そのままの電圧でRAM104
へと供給するように構成されている。また、他の電力供
給系統の電圧によって内部電池115が充電状態となる
のを防ぐため、途中に、ダイオード202が設けられて
いる。
【0035】先に述べたとおり、第1の電力供給系統2
00によってバックアップをおこなう場面は限られてい
る。したがって、内部電池115としては、3年程度の
期間だけRAM104をバックアップするのに必要十分
な容量にされている。内部電池115としては、約+3
Vのリチウム電池を使用している。
【0036】第2の電力供給系統210は、外部電池1
16の蓄えている電力によって、RAM104の記憶内
容を維持(バックアップ)するためのものである。この
第2の電力供給系統210は、この電子装置100が保
守用部品として扱われている状態(すなわち、本体装置
に接続されることなく長期間保存される状態)において
使用されることを想定して用意されたものである。内部
電池115の電力を温存するためには、保守用部品とし
て扱われている状態においては、この第2の電力供給系
統210によってRAM104のバックアップをおこな
う必要がある。このため、この第2の電力供給系統21
0は、第1の電力供給系統200よりも高い電圧(具体
的には+3.5V)をRAM104へと供給する構成と
なっている。
【0037】第2の電力供給系統210は、具体的に
は、図2に示したとおり昇圧回路213を備えて構成さ
れている。そして、この昇圧回路213よりも後段側
(RAM104側)において、他の電力供給系統と並列
的に接続されている。プリント基板112に設けられた
外部電池電源ライン211を通じて外部電池116から
供給される電力を、この昇圧回路213によって所定の
電圧(すくなくとも、第1の電力供給系統200よりも
高い電圧)にまで昇圧した上で、RAM104へと供給
する。この昇圧回路213は、外部から異常な電圧が外
部電池電源ライン211へ印加されるのを防ぐための役
割も果たしている。
【0038】さらに、第2の電力供給系統210は、内
部電池115および外部電池116の保護のため、途中
に、ダイオード212を備えている。昇圧回路213と
しては、たとえば、三端子レギュレータを使用可能であ
る。ただし、具体的な構成はこれに限定されるものでは
なく、バックアップに必要とされる電圧などに応じて最
適なものを選択すればよい。
【0039】外部電池116はすべての電子装置100
に装着されているわけではない。保守用部品等として長
期間で保存されるものだけが、第2の電力供給系統21
0を使用するべく外部電池116が装着される。このた
め、この第2の電力供給系統210は、外部電池116
を装着するための外部電池端子304(図3参照)が、
外部に露出した状態、あるいは、少なくとも外部からア
クセス可能な状態(たとえば、開閉可能な蓋で覆われた
状態)で設けられている。外部電池116としては、電
子装置100が保守用部品として保存される期間に十分
対応可能な容量を備えたリチウム電池を使用している。
実際には、複数本のリチウム電池を並列に束ねること
で、このような大容量を実現している。
【0040】第3の電力供給系統220は、本体装置の
電源部から供給される直流電力によって、RAM104
の記憶内容を維持(バックアップ)するためのものであ
る。この第3の電力供給系統220は、電子装置100
が本体装置に装着されてはいるもののこの本体装置が稼
働していない状態(運用時OFF状態)において使用さ
れることを想定して用意されたものである。内部電池1
15の電力を温存するためには、運用時OFF状態にお
いてはこの第3の電力供給系統220によってRAM1
04のバックアップをおこなう必要がある。このため、
この第3の電力供給系統220は、第1の電力供給系統
200よりも高い電圧(具体的には+3.3V)をRA
M104へと供給する構成となっている。
【0041】この第3の電力供給系統220は、具体的
には、図2に示したとおりプリント基板112に設けら
れたスタンバイ電源ライン221を通じて本体装置の電
源部から供給される電力を、そのままRAM104へと
供給するように構成されている。ただし、このために
は、本体装置の電源部が、本体装置自体の稼働状態(O
N/OFF)に関わらず、所定電圧(ここでは+3.3
V)の電力を供給可能に構成されていることが前提とな
る。なお、本体装置から供給される電力は、この本体装
置が接続される電源(一般的には商用のAC電源)に由
来するものである。さらに、第3の電力供給系統220
は、途中に、ダイオード222を備えている。
【0042】第4の電力供給系統230は、本体装置の
電源部から供給される直流電力によって、RAM104
を作動させるためのものである。先に述べたとおりこの
第4の電力供給系統230は、厳密にはバックアップの
ための電力供給系統ではない。この電子装置100が本
体装置に装着されており且つ本体装置が稼働している状
態(運用時ON状態)において、通常の動作(データの
読み出し、書き込み)に必要な電力をRAM104へ供
給するために用意されたものである。この第4の電力供
給系統230の供給する電力の電圧は具体的には+3.
3Vに設定されている。
【0043】この第4の電力供給系統230は、具体的
には、図2に示したとおりプリント基板112に設けら
れた通常電源ライン231を通じて本体装置の電源部か
ら供給される所定電圧(ここでは+3.3V)の電力
を、そのままRAM104へと供給するように構成され
ている。また、通常動作状態とバックアップ状態との間
の移行時にも、RAM104への電力供給は一瞬も途絶
えることなく継続される必要がある。このため、この第
4の電力供給系統230も、バックアップのための他の
電力供給系統200〜220と並列的に接続されてい
る。
【0044】さらに、第4の電力供給系統230は、途
中に、ダイオード232を備えている。
【0045】特許請求の範囲において云う「電力供給機
構」とは、この実施の形態では電力供給系統200,2
10,220(特に、内部電池電源ライン201、外部
電池電源ライン211等)に相当する。「順位付け機
構」とは、昇圧回路213、さらには、電力供給系統2
00,210,220(特に、内部電池電源ライン20
1、外部電池電源ライン211等)を互いに並列につな
いだ配線(図2参照)等によって実現されている。「供
給電圧」とは、各電力供給系統からRAM104に対し
て供給される電圧、たとえば、第1の電力供給系統20
0については+3V、第2の電力供給系統210につい
ては+3.5Vに相当する。「電圧変換回路」とは、昇
圧回路213に相当する。「並列接続機構」とは、各電
力供給系統200,210等(より具体的には、内部電
池電源ライン201、外部電池電源ライン211等)を
互いに並列につないだ配線部分(図2参照)に相当す
る。バックアップの対象となる「回路」とは、RAM1
04に相当する。「第1電力供給機構」とは、第1の電
力供給系統200に相当する。第1の電力供給機構の電
源となる「電池」とは、内部電池115に相当する。
「電源端子」とは、たとえば、第2の電力供給系統21
0については外部電池端子304に相当する。
【0046】つぎに、電子装置100の作用を説明す
る。製造時、電子装置100は、内部電池115が接続
されたうえで、RAM104に各種セキュリティデータ
が格納され、出荷されることになる。この出荷時の状態
では、第1の電力供給系統200(すなわち、内部電池
115)によるバックアップがおこなわれている。
【0047】製造された電子装置100の大部分は、そ
のまま出荷されて、本体装置に実装されて運用される。
この状態では、本体装置から供給される電力によってR
AM104のバックアップがおこなわれる。より詳細に
は、本体装置の電源OFF時には第3の電力供給系統2
20によって、また、電源ON時には第4の電力供給系
統230によって、RAM104のバックアップがおこ
なわれる。時には、停電などによって、本体装置からの
電力供給が途絶えることもある。このような場合には、
第1の電力供給系統200が内部電池115の電力を用
いてRAM104のバックアップをおこなう。
【0048】一方、出荷された電子装置100の一部は
保守用部品として倉庫などに長期間収容されることにな
る。この保存に際しては、電子装置100に外部電池1
16を接続しておく。第2の電力供給系統210では昇
圧回路213が外部電池116の電圧を、第1の電力供
給系統200が供給する電圧よりも高い電圧(具体的に
は、+3.5V)にまで昇圧している。したがって、こ
の保存期間中には、RAM104のバックアップは、第
2の電力供給系統210が外部電池116の電力を用い
ておこなうことになる。内部電池115の電力はバック
アップに使用されることなく、そのまま温存される。な
お、外部電池116はこのような長期の保存を想定して
十分な容量のものが採用されているため、保存中に電力
が不足しセキュリティデータが失われることはない。
【0049】このように保存されている電子装置100
も、保守用部品として使用するべく必要に応じて出荷さ
れることになる。この出荷の際には外部電池116をは
ずすことになる。外部電池116をはずして以降、本体
装置に実装されて運用に供されるまでの間は、第2の電
力供給系統210、第3の電力供給系統220,第4の
電力供給系統230のいずれによってもバックアップを
おこなうことができない。したがって、この間は、第1
の電力供給系統200によってバックアップがおこなわ
れる。ただし、このような期間は一般的には短い。
【0050】また、倉庫などでの保存中、内部電池11
5はバックアップに使用されていないため、内部電池1
15には十分な電力が残されている。したがって、倉庫
での保存期間が長かった場合でも、内部電池115は電
子装置100の装置寿命が経過するまでバックアップ用
電源として十分機能しうる。内部電池115の電力が不
足しRAM104のデータが失われるような事態に陥る
ことはない。なお、外部電池116の取り外しは、出荷
時ではなく、ユーザでの運用開始直前におこなうように
してもよい。この場合には、外部電池116を接続した
状態で電子装置100を出荷することになる。このよう
にすれば内部電池115をより温存することができる。
【0051】各電力供給系統の使い分け(すなわち、順
位付け)はそれぞれが供給する電圧の差に基づいておこ
なわれている。また、各電力供給系統は、実質的にはバ
ックアップに用いられていない状態でも、それぞれの機
能しうる状態(たとえば、第2の電力供給系統210に
ついては外部電池116が接続されている状態)におい
ては、電圧を回路に印加した状態を保っている。したが
って、それまでバックアップを行っていた電力供給系統
が機能できなくなった場合でも、即座に他の電力供給系
統からの電力供給が開始される。RAM104への電力
供給が一瞬たりとも途絶えることはない。このため、電
力供給系統の切り替えに伴ってデータが失われるおそれ
が少ない。作業要員が手作業でおこなうことになる外部
電池116の接続、切り離しの際でも作業を確実且つ安
全におこなうことができる。
【0052】以上説明したとおりこの実施の形態によれ
ば、バックアップ用の内部電池115として、通常の運
用時に必要な容量を越えた大容量のものを採用する必要
がない。したがって、電子装置100内のスペース、価
格の無駄をなくすことができる。一方、保守用部品とし
て保管する場合には十分大容量の外部電池116を接続
することで、長期間の保管にも耐えうる。このような大
容量の外部電池116は保守用部品にだけ使用するた
め、電池を無駄にすることがない。したがって、信頼性
を損なうことなく、装置価格を引き下げることができ
る。また、このような大容量の電池を収容する必要がな
いため、電子装置100内のスペースを無駄にすること
がない。すなわち、電子装置100を小型化することが
できる。さらには、電子装置100の小型化は、これが
実装される本体装置の小型化につながる。
【0053】また、セキュリティデータへの適正に優れ
ている。すなわち、電子装置100に内部電池115を
内蔵した状態で工場から出荷することができるため、R
AM104にセキュリティデータを書き込んだ状態で工
場から出荷することができる。
【0054】バックアップの対象はメモリに限定される
ものではない。他の様々な回路、たとえば、RTC(Re
al Time Clock)の動作、状態を保持してもよいこと
は云うまでもない。
【0055】この実施の形態では、セキュリティデータ
保護の観点から内部電池115を交換できないように構
成していた。しかし、このようなセキュリティデータを
考慮する必要がない場合には、内部電池115について
も交換可能にしてもよい。
【0056】(実施の形態2)この実施の形態2の電子
装置100aは、電力供給系統の切り替えをスイッチに
よっておこなう点が実施の形態1と異なる。以下、詳細
に説明する。この実施の形態2におけるメモリバックア
ップ機構107aの構成を図4および図5を用いて説明
する。図中、実施の形態1と同一の機能構成の部分には
同一の符号を付し、説明を省略する。
【0057】この実施の形態のメモリバックアップ機構
107aでは、第1の電力供給系統200aと第2の電
力供給系統210aとを切り替えるための切り替えスイ
ッチ250を備えている。この切り替えスイッチ250
は、図5に示したとおり、その操作部が外部電池端子3
04の外部に露出しており、作業者が手動で操作するよ
うに構成されている。第1の電力供給系統200aと第
2の電力供給系統210aとが供給する電圧は、互いに
異なっている必要はない。したがって、この実施の形態
における第2の電力供給系統210aは昇圧回路213
を備えていない。また、第1の電力供給系統200aと
第2の電力供給系統210aは、不要な場合には切り替
えスイッチ250によって他の電力供給系統から完全に
切り離されるため、ダイオード202,212も備えて
いない。
【0058】特許請求の範囲において云う「第1のバッ
クアップ機構」とは、この実施の形態においては、第1
の電力供給系統200aに相当する。「第2のバックア
ップ機構」とは、第2の電力供給系統210aに相当す
る。「切り替え機構」とは、切り替えスイッチ250に
相当する。
【0059】つぎに、動作についてを説明する。各電力
供給系統の使い分けは実施の形態1と同様である。ここ
では、実施の形態1との相違点である切り替えスイッチ
250の操作を中心に述べることにする。
【0060】この実施の形態では、第1の電力供給系統
200aと第2の電力供給系統210aとの切り替えに
切り替えスイッチ250を用いている関係上、切り替え
の際にRAM104に電力が全く供給されない状態とな
る可能性がある。これを避けるため、切り替えスイッチ
250の操作は、第3の電力供給系統220あるいは第
4の電力供給系統230が機能しうる状況下でおこなう
必要がある。具体的な手順は以下のとおりである。
【0061】製造後、工場出荷試験をおこなう。出荷試
験終了後、切り替えスイッチ250は、内部電池115
を選択した状態にする。この状態で、RAM104に個
別ID、暗号鍵などの情報を書き込む。
【0062】電子装置100aのうちそのまま運用に供
されるもの(保守用部品でない場合)については、この
まま出荷する。場合によっては、この本体装置に実装し
たうえで本体装置とともに出荷する。
【0063】一方、保守用部品として倉庫などで保存す
るものについては、AC電源に接続されている本体装置
に一旦電子装置100aを実装する。すなわち、第3の
電力供給系統220あるいは第4の電力供給系統230
が機能しうる状態にする。また、第2の電力供給系統2
10aが機能できるように外部電池116を接続してお
く。この状態で、切り替えスイッチ250を切り替え
て、外部電池116が選択された状態にする。ここで
は、この保守用部品(電子装置100a)は、この外部
電池116を接続した状態で倉庫などから出荷されるも
のとする。
【0064】運用に供されている電子装置100aが故
障した場合には、保守用部品と交換する。この場合に
は、まず、不具合の生じた電子装置100aを取り外
し、代わって、この保守用部品として用意された電子装
置100aを本体装置に実装する。その上で、切り替え
スイッチ250を内部電池115を選択した状態にす
る。最後に外部電池116を取り外す。以上で交換作業
は終了する。
【0065】以上説明したとおりこの実施の形態2で
は、実施の形態1と同様に、電池の無駄をなくすことが
できる。また、電子装置の小型化、低コスト化が可能で
ある。さらに、昇圧回路213に代わって、安価な切り
替えスイッチ250を使用しているため、装置コストを
引き下げることができる。ただし、動作説明で述べたと
おり、切り替えスイッチ250の操作には注意が必要で
ある。
【0066】上述した実施の形態2では切り替えスイッ
チ250を直接手動で操作していたが、その具体的な構
成はこれに限定されるものではない。たとえば、磁力等
によって非接触で作動させるようにしてもよい。このよ
うな構成では、切り替えスイッチ250の操作部などを
外部電池端子304の外部に露出した状態で設ける必要
がないため、セキュリティの面で優れる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のバック
アップ装置、バックアップ方法、電子装置では、バック
アップ用の電源となる電池の無駄をなくすことができ
る。また、電子装置の小型化、低価格化を図ることがで
きる。より詳細には以下のとおりである。
【0068】請求項1に記載の発明では、回路への電力
供給が、順位の高い電力供給機構(すなわち、電源)に
よって優先的におこなわれる。したがって、電源として
電池を用いている場合などにおいては、いずれの電池が
最も早く消耗するかを予測ができる。あるいは、順位付
けを所望のとおりに設定しておくことで、所望の電池を
優先的に用いてバックアップをおこなうことができる。
逆に所望の電池を温存することができる。電源の消耗状
況を正確に予測できるため、電力不足等の不測の事態を
防止し、バックアップを確実におこなうことができる。
【0069】また、請求項2に記載の発明では、実際に
回路に電力を供給する電力供給機構の切り替えは、電圧
に基づいて自動的におこなわれるため、特別な操作は不
要である。したがって、操作ミス等が生じる余地がな
い。また、電圧変換回路を備えているため、電源に関す
る制限(特に電圧に関する制限)が少なく、任意の電源
を使用可能である。
【0070】また、請求項3に記載の発明では、バック
アップ装置が複数の電力供給機構を使い分けることで、
様々な状況においても確実に回路の動作および/または
状態を保つことができる。また、電力供給機構の切り替
えは自動的におこなわれるため、特別な操作は不要であ
る。すなわち、操作ミス等が生じる余地が少ない。さら
に、電圧変換回路を備えた構成においては、電源につい
ての制限が少なくてすむ。
【0071】また、請求項4に記載の発明では、回路へ
の電力供給が、順位の高い電源によって優先的におこな
われる。したがって、電源として電池を用いている場合
などにおいては、いずれの電池が最も早く消耗するかを
予測ができる。また、順位付けを所望のとおりに設定し
ておくことで、所望の電池を優先的に消耗させることが
できる。あるいは、逆に所望の電池を温存することがで
きる。電源の消耗状況を正確に予測できるため、電力不
足等の不測の事態を防止し、バックアップを確実におこ
なうことができる。
【0072】また、請求項5に記載の発明では、複数の
バックアップ機構を切り替え機構によって切り替えて使
用することができる。したがって、電子装置自体に備え
る電池の容量を小さくすることができる。また、この電
池の電力を極力温存することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施の形態1における電子装置
の内部構成を示す図である。
【図2】メモリバックアップ機構の構成を示す図であ
る。
【図3】電子装置の外観を示す図である。
【図4】本発明にかかる実施の形態2における電子装置
におけるメモリバックアップ機構の構成を示す図であ
る。
【図5】本発明にかかる実施の形態2の電子装置の外観
を示す図である。
【図6】装置寿命と保守用部品の準備期間との関係を示
す図である。
【符号の説明】
100 電子装置 104 RAM 107 メモリバックアップ機構 115 内部電池 116 外部電池 200 第1の電力供給系統 201 内部電池電源ライン 210 第2の電力供給系統 211 外部電池電源ライン 213 昇圧回路 220 第3の電力供給系統 221 スタンバイ電源ライン 230 第4の電力供給系統 231 通常電源ライン 250 切り替えスイッチ 304 外部電池端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井比 俊明 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 小野 隆 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 門脇 昭貴 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B011 DA07 DB05 EB01 JB10 LL08 5G015 FA08 GB06 HA16 JA06 JA56 KA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源から得た電力をバックアップの対象
    とされる回路に供給することで当該回路の動作および/
    またはその状態を保つバックアップ装置において、 互いに異なる電源から得た電力を前記回路に供給する複
    数の電力供給機構と、 前記電力供給機構間にあらかじめ定められた順位にした
    がって、前記回路への前記電力供給を該順位の高い電力
    供給機構に優先的に行わせる順位付け機構と、 を有することを特徴とするバックアップ装置。
  2. 【請求項2】 前記順位付け機構は、 少なくとも一つの電力供給機構について設けられ、当該
    電力供給機構が電源から得た電圧を変換することで前記
    電力供給機構それぞれが前記回路へ供給する電圧の大き
    さを前記順位に従ったものにする電圧変換回路と、 前記電圧変換回路よりも後段において前記電力供給機構
    を互いに並列的に接続する並列接続機構と、 を含んで構成されたものであることを特徴とする請求項
    1に記載のバックアップ装置。
  3. 【請求項3】 所定の機能を備えた回路を含んで構成さ
    れた回路装置と、 前記回路の動作および/またはその状態を保つ請求項1
    または2に記載のバックアップ装置と、 を備えて構成されたことを特徴とする電子装置。
  4. 【請求項4】 電源から得た電力をバックアップの対象
    とされる回路に供給することで当該回路の動作および/
    またはその状態を保つバックアップ方法において、 複数の電源を用意し、別途定められた順位にしたがって
    いずれかの電源の電力を優先的に前記回路へ供給するこ
    とを特徴とするバックアップ方法。
  5. 【請求項5】 所定の機能を備えた回路を含んで構成さ
    れた回路装置と、 電池と、 前記電池から供給される電力を前記回路へ供給すること
    で、前記回路の動作および/またはその状態を保つ第1
    のバックアップ機構と、 別途用意された電源から供給される電力を前記回路へ供
    給することで、前記回路の動作および/またはその状態
    を保つ第2のバックアップ機構と、 前記第1のバックアップ機構と前記第2のバックアップ
    機構とのうちいずれかを選択し、該選択されたバックア
    ップ機構から前記回路へ電力を供給させる切り替え機構
    と、 を有することを特徴とする電子装置。
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