JP2002156987A - 音声合成システム - Google Patents

音声合成システム

Info

Publication number
JP2002156987A
JP2002156987A JP2000352851A JP2000352851A JP2002156987A JP 2002156987 A JP2002156987 A JP 2002156987A JP 2000352851 A JP2000352851 A JP 2000352851A JP 2000352851 A JP2000352851 A JP 2000352851A JP 2002156987 A JP2002156987 A JP 2002156987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
voice
speech
unit
sound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000352851A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Kato
裕 加藤
Yuichi Nakamura
友一 中村
Junichi Tanada
潤一 棚田
Satoru Ishikawa
哲 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP2000352851A priority Critical patent/JP2002156987A/ja
Publication of JP2002156987A publication Critical patent/JP2002156987A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急通報時における出動指令等のメッセージ
発声のための音声合成において、音片データが未登録の
場合にもメッセージ発声を可能にする。 【解決手段】 変換処理部11は音片データを管理するテ
ーブルをもとに入力指令要求データからメッセージの組
み立てに要する個々の音片データの有無を判定し、同判
定が有りの音片データにあっては、規則合成音声データ
又は蓄積音声データの種別を示す識別符号を付し、同判
定が無しの音片データにあっては、規則合成音声データ
の種別を示す識別符号を付し、前記指令要求データをメ
ッセージ組み立てに要する個々の音片データに変換す
る。規則合成音声生成部12は規則合成音声データの種別
の音片データをもとに規則合成音声データを生成し、蓄
積音声生成部13は蓄積音声データの種別の音片データそ
れぞれに対応するサウンドデータをサウンドデータファ
イル14より取り込み蓄積音声データを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声合成システムに
係り、より詳細には、119番等の緊急通報時における
出動指令等に関するメッセージ発声のための音声合成に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば119番緊急通報がされた場合、
図4に示すように指令管制装置21でこの緊急通報を受け
る。この指令管制装置21は通常、それぞれ所定地域を管
轄する署所(分署)を複数について統括する本部に設置
され、その機能として、先ず人的操作等によりこの緊急
通報を受け付け、同受け付けた通報をもとにコンピュー
タ処理し、指令要求のデータとして出力する。この指令
要求のデータは、災害地点の決定、ポンプ車又は救急車
等の出動車両等の編成及び出動指令等に関するデータで
ある。上記指令管制装置21から出力された指令要求のデ
ータは、同じく上記本部に設置される音声合成システム
22に入力し、ここで所要の音声合成の処理をし、メッセ
ージとして出力する。このメッセージは、例えば火災が
発生したこと、その火災の内容(建物又は車両等)、発
生場所(地区、具体的宅名又は会社名等)等をその内容
としたものである。このメッセージが回線を介して所要
の署所へ送信され、同署所に設置された発声装置より発
声される。この発声に従い署所は火災発生場所へ出動す
ることとなる。以上が例えば119番の緊急通報から出
動指令までの概略である。上述の音声合成システム22は
音声合成を自動処理するが、その形態として、コンピュ
ータが単語の発音を解釈して音声合成の処理をする形態
(以下、規則合成音声という)、又は人の声を多種類に
ついて予め録音しておき、これを適宜抽出して音声合成
の処理をする形態(以下、蓄積音声という)とがあり、
これらのうちいずれか一方の形態を採用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記いずれの
形態の音声合成においてもメッセージ組立の基本要素と
なる音片データが登録されていない場合にはその音片の
発声は不可能となる。この音片データは膨大な量であ
り、全てを登録しておくことは困難である。例えば火災
発生場所を特定する建物の名称等(会社名等)のような
特有な名称については音片データが未登録という事態が
発生していた。本発明は上記に鑑み、音片データが未登
録の場合にもその音片の発声を可能にした音声合成の処
理をする音声合成システムを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、緊急指令のメ
ッセージ発声の内容を表す指令要求データを受信する受
信手段と、前記受信手段で受信した指令要求データをも
とに合成音声によるメッセージ発声の発声パターンを指
示する音声合成指示手段と、音片データを管理するテー
ブルに基づき前記音声合成指示手段により指示された発
声パターンに従い前記指令要求データについて音声合成
するものであってコンピュータ合成音声に係る規則合成
音声データ、又は予め録音した音声をもとにした蓄積音
声データ、又は同規則合成音声データと同蓄積音声デー
タとが混在した音声データを生成する一方、前記テーブ
ルに所要の音片データが存在しないときには前記規則合
成音声データを生成するように処理する音声合成部と、
前記音声合成部よりの音声データを出力する出力部とで
構成した音声合成システムを提供するものである。
【0005】また、前記音声合成部を、音片データを管
理するテーブルをもとに前記指令要求データからメッセ
ージの組み立てに要する個々の音片データの有無を判定
し、同判定が有りの音片データにあっては、前記規則合
成音声データ又は蓄積音声データの種別を示す識別符号
を付し、同判定が無しの音片データにあっては、前記規
則合成音声データの種別を示す識別符号を付し、前記指
令要求データをメッセージ組み立てに要する個々の音片
データに変換する変換処理部と、前記変換処理部よりの
規則合成音声データの種別の音片データそれぞれをもと
に前記規則合成音声データを生成する規則合成音声生成
部と、予め録音した各種音声のデータを格納してなる単
一若しくは複数のサウンドデータファイルと、前記変換
処理部よりの蓄積音声データの種別の音片データそれぞ
れに対応するサウンドデータを前記サウンドデータファ
イルより取り込み前記蓄積音声データを生成する蓄積音
声生成部と、前記規則合成音声生成部よりのデータと前
記蓄積音声生成部よりのデータとを格納するデータ格納
部と、前記データ格納部よりデータを読み出し、出力す
る読出出力部とで構成する。
【0006】また、前記変換処理部における音片データ
の有無の判定において、音片データ管理上の音片分類コ
ード及び音片コードのみが設定され、前記サウンドデー
タファイルに録音音声のデータが存在しないときには、
音片データ無しと判定する。または、前記複数のサウン
ドデータファイルから所要のファイルを特定するファイ
ル名が存在しないときには、音片データ無しと判定す
る。または、音片管理上の音片分類コード及び音片コー
ドが存在しないときには、音片データ無しと判定する。
【0007】また、前記規則合成音声生成部において、
前記規則合成音声データについてPCM音声化の処理を
し、また、前記蓄積音声生成部において、前記蓄積音声
データについてPCM音声化の処理をする。
【0008】また、前記サウンドデータファイルに格納
してなる音声データを圧縮音声データとし、前記蓄積音
声生成部において同圧縮音声データを伸長処理するよう
にする。
【0009】また、前記音声合成指示手段を複数の音声
合成指示部で構成し、同音声合成指示部それぞれの指示
に基づき前記音声合成部において音声データを生成す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を実施例
にもとづき図面を参照して説明する。図1は本発明によ
る音声合成システムを適用した緊急指令システムとして
の一実施例を示す要部ブロック図であり、消防(119
番通報)を対象例としたものである。また、図2は図1
の音声合成部3cの要部ブロック図、図3は図2に関する
説明図である。最初に、図1をもとに緊急指令システム
全体の構成につき説明する。図1において、1は前記図
4と同様の指令管制装置であり、119番通報があった
ときに前述の如くコンピュータ処理による指令要求のデ
ータを出力する。この指令要求のデータは、メッセージ
の通知先(前述の署所、地元消防団等、又は地元住民等
に対する広報用等)を指定するデータの他、指令又は広
報用のデータ及び各通知先に必要なメッセージ発声のパ
ターンを指定する発声パターンデータ等が含まれる。上
記指令データとして、例えば署所への通知であれば災害
地点の決定、ポンプ車又は救急車等の出動車両等の編成
及び出動指令等に関するデータとなる。
【0011】指令管制装置1からの指令要求のデータは
回線2(LAN等)を介して音声合成システム3に送ら
れる。この音声合成システム3における音声合成の処理
は主にコンピュータ処理であり、その基本的機能を大別
すれば、指令要求データ(電文)の受信、音声合成処理
法の指示、同指示に従った発声音片の組立及び音声出力
であり、これら全てを自動処理する。また、上記発声音
片の組立の処理においては規則合成音声データと蓄積音
声データをハイブリッド(混在)化する。上記回線2を
経た指令要求のデータは受信手段3aにより受信され、同
受信手段3aは受信した指令要求データに含まれる前記通
知先を指定するデータにもとづき、本指令プロセス3b
1、順次指令プロセス3b2又はテレガイドプロセス3b3
のうちの指定のプロセスへ指令要求データを送出する。
これら3つのプロセス3b1、3b2、3b3を音声合成指示
手段とした。
【0012】上記プロセス各々(音声合成指示部)は入
力された指令要求データをもとにメッセージ発声の際の
発声パターンを次段の音声合成部3cに対し指示するもの
であって、本指令プロセス3b1は対象の署所へ送信する
指令台トランク4に対応するもの、順次指令プロセス3b
2は地元消防団又は非番署員等へ送信する順次指令装置
5に対応するもの、テレガイドプロセス3b3は住民等か
らの災害問い合わせ時等の広報用としてのテレガイド6
に対応するものである。このようにメッセージ発声の対
象が異なるのでその発声パターンも相違してくる。この
ため、メッセージ発声の対象ごとに適した発声パターン
を指示することとしている。なお、図1では上述のよう
に3種類のプロセス(3b1、3b2、3b3)を設けている
が、メッセージ発声の対象が一つであれば(例えば署所
向けのみ)当然にプロセスは一つでよい。
【0013】各プロセス(3b1、3b2、3b3)は指示し
た発声パターンの指令要求データを音声合成部3cへ送
り、メッセージの発声要求を行う。この音声合成部3cは
前述の本指令プロセス3b1、順次指令プロセス3b2又は
テレガイドプロセス3b3より指示された発声パターンに
従い指令要求データについて音声合成の処理をするもの
であり、コンピュータ合成音声による規則合成音声デー
タと予め録音した音声をもとにした蓄積音声データとが
混在した(ハイブリッド)音声データを生成する。この
音声合成部3cにおける具体的処理については後述する。
音声合成部3cは出力部3dを介し指定の出力先へ音声メッ
セージを出力する。その出力先は図示のように指令台ト
ランク4、順次指令装置5、テレガイド6等がある。
【0014】前述のように、指令台トランク4は回線を
介し各署所向けに出力するものであり、順次指令装置5
は主に地元消防団又は非番の署員宅等向けに出力するも
のであり、テレガイド6は住民等からの災害問い合わせ
等の広報用として出力するものである。これにより、各
出力先でそれぞれに適した発声パターンに従ったメッセ
ージ発声が行われる。なお、前記のようにメッセージ発
声の対象が一つであれば音声合成部3cにおける音声合成
の処理は一つの発声パターンに従ったものとなる。ま
た、順次指令装置5及びテレガイド6からの信号は公衆
回線7等を介し送信される。
【0015】次に、音声合成部3cにつき図2をもとに説
明する。図2において、11は変換処理部であり、音片デ
ータを管理するテーブルを有し、同テーブルをもとに入
力された所定発声パターンの指令要求データを、規則合
成音声データ又は蓄積音声データの種別を示す識別符号
を付してメッセージを組み立てる個々の音片データに変
換する。12は規則合成音声生成部であり、前記変換処理
部11の出力中、規則合成音声データの識別符号が付され
た指令要求の音片データ(規則表音文字列のデータ)を
もとに規則合成音声データを生成する。また、生成する
規則合成音声データをPCM音声にする処理についても
行う。同処理により高音質化が図れる。また、13は蓄積
音声生成部であり、前記変換処理部11の出力中、蓄積音
声データの識別符号が付された指令要求の音片データを
もとに蓄積音声データを生成する。この生成においては
サウンドデータファイル14が別途設けられている。この
サウンドデータファイル14は予め録音した各種音声のデ
ータを格納(ハードディスク)したものであり、単一若
しくは複数のファイルからなり、複数の場合には各ファ
イルには識別用のファイル名称が付される。また、ハー
ドディスク容量の有効利用から格納するデータは圧縮処
理した音声データである。
【0016】蓄積音声生成部13においては蓄積音声デー
タの種別の音片データそれぞれに対応するサウンドデー
タをサウンドデータファイル14より取り込み、伸長処理
をした蓄積音声データを生成する。また、蓄積音声生成
部13が生成する蓄積音声データについても前記同様にP
CM音声化の処理をする。前記規則合成音声生成部12よ
りの規則合成音声データ及び前記蓄積音声生成部13より
の蓄積音声データそれぞれをデータ格納部15へ格納す
る。同格納された音声データはPCM音声化の処理がさ
れた規則合成音声データと蓄積音声データとが混在する
ハイブリッド化したデータとなる。このPCM音声化の
処理により、前記ハイブリッド化した発声音声が滑らか
な音質とすることができる。データ格納部15の上記格納
音声データは読み出され、読出出力部16を介し前記出力
部3dへ送出される。上記音声合成部3cには前述したよう
に、本指令プロセス3b1、順次指令プロセス3b2又は
レガイドプロセス3b3により指示された発声パターンの
指令要求データが送られてくる。以下、この中の一つの
発声パターンについて説明する。
【0017】一つの発声パターンの指令要求データが変
換処理部11に入力する。同入力データは災害の種別、災
害の発生場所、メッセージ発声のパターン等、メッセー
ジを組み立てるために必要な基本データからなる。変換
処理部11は入力された指定発声パターンの指令要求デー
タを、前述の規則合成音声データ又は蓄積音声データの
種別を示す識別符号を付してメッセージを組み立てる個
々の音片データに変換する。この識別符号として、例え
ば規則合成音声データについては「1」を、蓄積音声デ
ータについては「0」及びサウンドデータファイル名を
付す。このデータ変換は音片データを管理するテーブル
(変換テーブル)をもとに処理される。図3(A)、
(B)はこの変換テーブルの一例であって、且つその1
部(1レコード)を示したものであり、(A)は音片管
理テーブル、(B)は(A)の下位に属する音片テーブ
ルである。上記テーブル(A)及び(B)中の音片分類
コード及び音片コードは指令要求データにより特定さ
れ、例示の「61」、「9」は音片名称が「ABC社」
(社名例)を指定するコードである。
【0018】また、(A)の音片管理テーブルにおい
て、音片カナは音片名称をカナ化したものであり、確認
レベルはサウンドデータファイル14に該当の音片名称が
音片分類コード及び音片コードと対応付けて録音されて
いるか否かを表すものである。また、(B)の音片テー
ブルにおいて、規則表音文字列は規則合成音声生成部12
により生成する合成音声の表音文字列を表し、サウンド
データファイル名は指定の音片分類コード及び音片コー
ドの音片のデータが格納されているサウンドデータファ
イルの名称を表す。変換処理部11は上記2つのテーブル
で音片情報を管理し、上記データ変換の処理を行い、ま
た、この他に音片有無の判定についても行う。また、
(A)の音片管理テーブルの確認レベルにおいて、その
態様としては、完了、未確認及び未作成の3つに分けら
れ、それぞれ例えば「3」(完了)、「1」(未確
認)、「0」(未作成)等の符号により区別する。
【0019】完了は、その音片がサウンドデータファイ
ル14に録音データとして存在し、また、同データを再生
確認済みの状態にあることを表し、未確認は、録音デー
タとしては存在するが再生未確認の状態にあることを表
し、未作成は上記対応付けする音片分類コード及び音片
コードは付与してあるが未録音であり、音片として存在
しない状態を表す。上記中でサウンドデータファイル14
を基にした音声合成が不可能となるのは「未作成」の状
態のものとなる。この状態が音片の存在しない1態様で
ある(以下、第1の態様と記す)。上記第1の態様の
他、音片が存在しない他の態様として、前記サウンドデ
ータファイル名に示されたファイルが存在しない態様
(以下、第2の態様と記す)、及び変換処理部11に前記
(A)の音片管理テーブル及び(B)の音片テーブル自
体が存在しない態様(以下、第3の態様と記す)とがあ
る。従って、前記指令要求データが変換処理部11に入力
された場合、同処理部11はその処理の一つとして音片有
無の判定を行うが、その方法としては前記第1乃至第3
の態様の何れかに該当するかを判定すればよいこととな
る。
【0020】次に、図3(C)に示す指令メッセージ例
をもとに音片の有無の判定につき説明する。図3(C)
において、変換処理部11に入力された指令要求データが
例示の内容の指令メッセージとした場合、変換処理部11
においてはそのメッセージを図示の(イ)〜(ト)の音
片に分解する。次いで、同分解した各音片につき前記音
片管理テーブルの音片名称及び確認レベルについて照合
し、音片有無を判定する。この照合及び判定結果が図示
の通りとした場合、音片無しの判定となった音片は「場
所は」と「YZ社」の2つである。このうち、前者の
「場所は」についてはその確認レベルが図示のように
「0」であり、前記のように音片分類コード及び音片コ
ードは存在する。従って、これらコードをもとに規則合
成音声生成部12による合成音声生成が可能となる。
【0021】これに対し、「YZ社」は音片分類コード
及び音片コードが存在しない。従って、この場合には指
令要求データから「YZ社」のデータを取り込み、更
に、規則合成音声データの種別を示す識別符号を付し、
これをもとに規則合成音声生成部12により合成音声を生
成する。以上により、存在しない音片が含まれる指令要
求データであっても合成音声が生成されることとなる。
なお、上記説明では音声合成部3cが規則合成音声生成部
12及び蓄積音声生成部13とを有するものとして説明した
が、規則合成音声生成部のみを有する構成のものについ
ても本発明を適用できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、緊
急指令時等のメッセージの音声合成において、同メッセ
ージを組み立てるに要する音片データが管理テーブルに
存在しない場合にも規則合成音声生成部12により合成音
声を生成することが可能となる。これにより、従来、音
片データが登録されていないためにその音片の発声が不
可能という問題が解消されることとなる。また、本発明
によりメッセージを組み立てるに要する音片データの登
録をある程度省略することができ、データ管理上の省力
化が図れる。以上より、本発明は音声合成システムの性
能向上に寄与し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による音声合成システムを適用した緊急
指令システムとしての一実施例を示す要部ブロック図で
ある。
【図2】図1の音声合成部3cの要部ブロック図である。
【図3】図2に関する説明図である。
【図4】従来の音声合成の説明のための図である。
【符号の説明】
1 指令管制装置 2 回線 3 音声合成システム 3a 受信手段 3b 音声合成指示手段 3b1 本指令プロセス 3b2 順次指令プロセス 3b3 テレガイドプロセス 3c 音声合成部 3d 出力部 4 指令台トランク 5 順次指令装置 6 テレガイド 7 公衆回線 11 変換処理部 12 規則合成音声生成部 13 蓄積音声生成部 14 サウンドデータファイル 15 データ格納部 16 読出出力部 21 指令管制装置 22 音声合成システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 哲 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 Fターム(参考) 5D045 AA20 AB21

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緊急指令のメッセージ発声の内容を表す
    指令要求データを受信する受信手段と、前記受信手段で
    受信した指令要求データをもとに合成音声によるメッセ
    ージ発声の発声パターンを指示する音声合成指示手段
    と、音片データを管理するテーブルに基づき前記音声合
    成指示手段により指示された発声パターンに従い前記指
    令要求データについて音声合成するものであってコンピ
    ュータ合成音声に係る規則合成音声データ、又は予め録
    音した音声をもとにした蓄積音声データ、又は同規則合
    成音声データと同蓄積音声データとが混在した音声デー
    タを生成する一方、前記テーブルに所要の音片データが
    存在しないときには前記規則合成音声データを生成する
    ように処理する音声合成部と、前記音声合成部よりの音
    声データを出力する出力部とで構成したことを特徴とす
    る音声合成システム。
  2. 【請求項2】 前記音声合成部が、音片データを管理す
    るテーブルをもとに前記指令要求データからメッセージ
    の組み立てに要する個々の音片データの有無を判定し、
    同判定が有りの音片データにあっては、前記規則合成音
    声データ又は蓄積音声データの種別を示す識別符号を付
    し、同判定が無しの音片データにあっては、前記規則合
    成音声データの種別を示す識別符号を付し、前記指令要
    求データをメッセージ組み立てに要する個々の音片デー
    タに変換する変換処理部と、前記変換処理部よりの規則
    合成音声データの種別の音片データそれぞれをもとに前
    記規則合成音声データを生成する規則合成音声生成部
    と、予め録音した各種音声のデータを格納してなる単一
    若しくは複数のサウンドデータファイルと、前記変換処
    理部よりの蓄積音声データの種別の音片データそれぞれ
    に対応するサウンドデータを前記サウンドデータファイ
    ルより取り込み前記蓄積音声データを生成する蓄積音声
    生成部と、前記規則合成音声生成部よりのデータと前記
    蓄積音声生成部よりのデータとを格納するデータ格納部
    と、前記データ格納部よりデータを読み出し、出力する
    読出出力部とからなることを特徴とする請求項1記載の
    音声合成システム。
  3. 【請求項3】 前記変換処理部における音片データの有
    無の判定において、音片データ管理上の音片分類コード
    及び音片コードのみが設定され、前記サウンドデータフ
    ァイルに録音音声のデータが存在しないときには、音片
    データ無しと判定することを特徴とする請求項2記載の
    音声合成システム。
  4. 【請求項4】 前記変換処理部における音片データの有
    無の判定において、前記複数のサウンドデータファイル
    から所要のファイルを特定するファイル名が存在しない
    ときには、音片データ無しと判定することを特徴とする
    請求項2記載の音声合成システム。
  5. 【請求項5】 前記変換処理部における音片データの有
    無の判定において、音片管理上の音片分類コード及び音
    片コードが存在しないときには、音片データ無しと判定
    することを特徴とする請求項2記載の音声合成システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記規則合成音声生成部において、前記
    規則合成音声データについてPCM音声化の処理をし、
    また、前記蓄積音声生成部において、前記蓄積音声デー
    タについてPCM音声化の処理をすることを特徴とする
    請求項2記載の音声合成システム。
  7. 【請求項7】 前記サウンドデータファイルに格納して
    なる音声データが圧縮音声データからなり、前記蓄積音
    声生成部において同圧縮音声データを伸長処理すること
    を特徴とする請求項2記載の音声合成システム。
  8. 【請求項8】 前記音声合成指示手段を複数の音声合成
    指示部で構成し、同音声合成指示部それぞれの指示に基
    づき前記音声合成部において音声データを生成すること
    を特徴とする請求項1記載の音声合成システム。
JP2000352851A 2000-11-20 2000-11-20 音声合成システム Pending JP2002156987A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000352851A JP2002156987A (ja) 2000-11-20 2000-11-20 音声合成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000352851A JP2002156987A (ja) 2000-11-20 2000-11-20 音声合成システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002156987A true JP2002156987A (ja) 2002-05-31

Family

ID=18825692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000352851A Pending JP2002156987A (ja) 2000-11-20 2000-11-20 音声合成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002156987A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145691A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Kenwood Corp 音声合成装置、音片記憶装置、音片記憶装置製造装置、音声合成方法、音片記憶装置製造方法及びプログラム
JP2006337432A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Kenwood Corp 複数のキャラクタによる音声案内を行う音声合成装置、そのプログラム及びこのプログラムが記録された情報記録媒体
JP2007240989A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Kenwood Corp 音声合成装置、音声合成方法及びプログラム
JP2007240988A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Kenwood Corp 音声合成装置、データベース、音声合成方法及びプログラム
JP2007240987A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Kenwood Corp 音声合成装置、音声合成方法及びプログラム
JP2007240990A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Kenwood Corp 音声合成装置、音声合成方法及びプログラム
JP2007257231A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Toshiba Corp 音声通報システム、音声通報装置、および音声通報用プログラム
JP2015022162A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 株式会社東芝 音声合成システムおよび音声変換支援装置
JP2015172657A (ja) * 2014-03-12 2015-10-01 株式会社東芝 音声合成システム、音声変換支援装置および音声変換支援方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02135599A (ja) * 1988-11-16 1990-05-24 Nec Corp 災害情報自動案内装置
JPH0419799A (ja) * 1990-05-15 1992-01-23 Matsushita Electric Works Ltd 音声合成装置
JPH04167749A (ja) * 1990-10-31 1992-06-15 Toshiba Corp 音声応答装置
JPH04243299A (ja) * 1991-01-18 1992-08-31 Ricoh Co Ltd 音声出力装置
JPH0561498A (ja) * 1991-06-25 1993-03-12 Ricoh Co Ltd 音声出力装置
JPH06314393A (ja) * 1993-04-28 1994-11-08 Fujitsu General Ltd 音声合成指令システム
JPH07160973A (ja) * 1993-12-10 1995-06-23 Fujitsu General Ltd 自動案内システム
JPH11298333A (ja) * 1998-04-07 1999-10-29 Oki Electric Ind Co Ltd 音声合成装置
JP2000003189A (ja) * 1998-06-17 2000-01-07 Omron Corp 音声データ編集装置及び音声データベース

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02135599A (ja) * 1988-11-16 1990-05-24 Nec Corp 災害情報自動案内装置
JPH0419799A (ja) * 1990-05-15 1992-01-23 Matsushita Electric Works Ltd 音声合成装置
JPH04167749A (ja) * 1990-10-31 1992-06-15 Toshiba Corp 音声応答装置
JPH04243299A (ja) * 1991-01-18 1992-08-31 Ricoh Co Ltd 音声出力装置
JPH0561498A (ja) * 1991-06-25 1993-03-12 Ricoh Co Ltd 音声出力装置
JPH06314393A (ja) * 1993-04-28 1994-11-08 Fujitsu General Ltd 音声合成指令システム
JPH07160973A (ja) * 1993-12-10 1995-06-23 Fujitsu General Ltd 自動案内システム
JPH11298333A (ja) * 1998-04-07 1999-10-29 Oki Electric Ind Co Ltd 音声合成装置
JP2000003189A (ja) * 1998-06-17 2000-01-07 Omron Corp 音声データ編集装置及び音声データベース

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145691A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Kenwood Corp 音声合成装置、音片記憶装置、音片記憶装置製造装置、音声合成方法、音片記憶装置製造方法及びプログラム
JP4574333B2 (ja) * 2004-11-17 2010-11-04 株式会社ケンウッド 音声合成装置、音声合成方法及びプログラム
JP2006337432A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Kenwood Corp 複数のキャラクタによる音声案内を行う音声合成装置、そのプログラム及びこのプログラムが記録された情報記録媒体
JP2007240989A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Kenwood Corp 音声合成装置、音声合成方法及びプログラム
JP2007240988A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Kenwood Corp 音声合成装置、データベース、音声合成方法及びプログラム
JP2007240987A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Kenwood Corp 音声合成装置、音声合成方法及びプログラム
JP2007240990A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Kenwood Corp 音声合成装置、音声合成方法及びプログラム
JP2007257231A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Toshiba Corp 音声通報システム、音声通報装置、および音声通報用プログラム
JP2015022162A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 株式会社東芝 音声合成システムおよび音声変換支援装置
JP2015172657A (ja) * 2014-03-12 2015-10-01 株式会社東芝 音声合成システム、音声変換支援装置および音声変換支援方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2510079B2 (ja) 電子メ―ル装置と方法
US5518408A (en) Karaoke apparatus sounding instrumental accompaniment and back chorus
US8103657B2 (en) Locating and retrieving data content stored in a compressed digital format
JPH08194500A (ja) 後でテキストを生成するためのスピーチ記録装置および記録方法
JPH06216938A (ja) 構造化データファイルからテキストを抽出し、抽出されたテキストを音声に変換する方法及び装置
JP2008199609A (ja) 聴覚アーカイブを自動的に発生し聴覚アーカイブを提供するための方法、システム、およびコンピュータ・プログラム
JP2002156987A (ja) 音声合成システム
TW479426B (en) Distribution method of content data and telephone terminal device
KR20180012397A (ko) 디지털 음원 관리 시스템 및 방법, 디지털 음원 재생 장치 및 방법
JP2008242376A (ja) 楽曲紹介文生成装置、ナレーション付加装置およびプログラム
JP2000099050A (ja) 複数のボーカルパートを選択的に再生出力するカラオケ装置
JP2002157670A (ja) 緊急指令システム
JP2001272993A (ja) 音声合成システム及び緊急通報システム
JPH07319495A (ja) 音声合成装置のための合成単位データ生成方式及び方法
CN102044238B (zh) 音乐再现系统
TW200307246A (en) Music data compression method and program for executing the same
JPH06125317A (ja) 構内放送システム
JPH05266084A (ja) 議事録作成システム
JP4039620B2 (ja) 音声合成装置および音声合成プログラム
US20060069565A1 (en) Compressed data processing apparatus and method and compressed data processing program
KR20180012398A (ko) 디지털 음원 관리 시스템 및 방법, 디지털 음원 재생 장치 및 방법
JP2022061361A (ja) イベント検出装置、イベント検出方法、及びプログラム
JP2000293187A (ja) データ音声合成装置及びデータ音声合成方法
JP6512607B2 (ja) 環境音合成装置、その方法及びプログラム
JP2005107617A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070629

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100602