JP2002156647A - 液晶表示装置および電子機器 - Google Patents
液晶表示装置および電子機器Info
- Publication number
- JP2002156647A JP2002156647A JP2001276904A JP2001276904A JP2002156647A JP 2002156647 A JP2002156647 A JP 2002156647A JP 2001276904 A JP2001276904 A JP 2001276904A JP 2001276904 A JP2001276904 A JP 2001276904A JP 2002156647 A JP2002156647 A JP 2002156647A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrodes
- liquid crystal
- crystal display
- display device
- pixel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多重マトリクス方式の反射型液晶表示装置に
おいて、表示ムラを抑制して画質の向上を図り得る構成
を提供する。 【解決手段】 本発明の液晶表示装置は多重マトリクス
方式の反射型液晶表示装置であって、複数行のコモン電
極1と、1列に配列された複数の画素電極3とこれら画
素電極3間を所定個数おきに接続する配線部4とを有す
る複数列のセグメント電極2が交差して設けられてい
る。そして、前記配線部4のうち、コモン電極1の延在
方向に隣接する2個の画素電極3の間に位置する第2配
線部4bが、これら2個の画素電極3から等距離に配置
され、かつ、隣接する2列のセグメント電極2間でセグ
メント電極2の延在方向に連なる第2配線部3が略直線
上に配置されている。
おいて、表示ムラを抑制して画質の向上を図り得る構成
を提供する。 【解決手段】 本発明の液晶表示装置は多重マトリクス
方式の反射型液晶表示装置であって、複数行のコモン電
極1と、1列に配列された複数の画素電極3とこれら画
素電極3間を所定個数おきに接続する配線部4とを有す
る複数列のセグメント電極2が交差して設けられてい
る。そして、前記配線部4のうち、コモン電極1の延在
方向に隣接する2個の画素電極3の間に位置する第2配
線部4bが、これら2個の画素電極3から等距離に配置
され、かつ、隣接する2列のセグメント電極2間でセグ
メント電極2の延在方向に連なる第2配線部3が略直線
上に配置されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置およ
び電子機器に関し、特に多重マトリクス型の反射型液晶
表示装置に関するものである。
び電子機器に関し、特に多重マトリクス型の反射型液晶
表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置において、従来から用いら
れてきたツイステッドネマチック液晶などでは閾値特性
が急峻でなく、大規模なマルチプレックス駆動(時分割
駆動)を行うことが難しいため、時分割の本数(デュー
ティと呼ばれる)、すなわち走査線の本数に限界があっ
た。そこで、画面の大型化、画質の向上を目的として、
単純マトリクス方式のように1本の走査電極に1本の信
号電極を対応させるのではなく、1本の走査電極に対応
する信号電極の数を2倍(2重マトリクス)、3倍(3
重マトリクス)、…として分解能を向上させる「多重マ
トリクス方式」という技術が提案されている。多重マト
リクス方式を採用した場合、同じ画素数で単純マトリク
ス方式を採用した場合と比べてデューティを下げること
ができるため、駆動電圧の低減、駆動周波数の低減が図
れ、低消費電力化を実現することができる。
れてきたツイステッドネマチック液晶などでは閾値特性
が急峻でなく、大規模なマルチプレックス駆動(時分割
駆動)を行うことが難しいため、時分割の本数(デュー
ティと呼ばれる)、すなわち走査線の本数に限界があっ
た。そこで、画面の大型化、画質の向上を目的として、
単純マトリクス方式のように1本の走査電極に1本の信
号電極を対応させるのではなく、1本の走査電極に対応
する信号電極の数を2倍(2重マトリクス)、3倍(3
重マトリクス)、…として分解能を向上させる「多重マ
トリクス方式」という技術が提案されている。多重マト
リクス方式を採用した場合、同じ画素数で単純マトリク
ス方式を採用した場合と比べてデューティを下げること
ができるため、駆動電圧の低減、駆動周波数の低減が図
れ、低消費電力化を実現することができる。
【0003】図10は、2重マトリクス方式の液晶表示
装置の電極配置を示す平面図である。この図に示すよう
に、図中横方向に延びる帯状のコモン電極101が複数
設けられ、これに交差するように縦方向に延びるセグメ
ント電極102が複数設けられている。各セグメント電
極102は、縦方向に配列された複数の画素電極103
と、これら画素電極103のうちの1個おきの画素電極
103を接続する配線部104とからなり、1行のコモ
ン電極101に対して隣接する2つのセグメント電極の
画素電極103と配線部104による2個ずつの画素が
構成される。
装置の電極配置を示す平面図である。この図に示すよう
に、図中横方向に延びる帯状のコモン電極101が複数
設けられ、これに交差するように縦方向に延びるセグメ
ント電極102が複数設けられている。各セグメント電
極102は、縦方向に配列された複数の画素電極103
と、これら画素電極103のうちの1個おきの画素電極
103を接続する配線部104とからなり、1行のコモ
ン電極101に対して隣接する2つのセグメント電極の
画素電極103と配線部104による2個ずつの画素が
構成される。
【0004】近年、液晶表示装置は携帯電話、腕時計、
ノートパソコン等の携帯用電子機器への応用が増えてい
ることから小型軽量化、低消費電力化への要求が高まっ
ており、その場合、反射型液晶表示装置が多く用いられ
る。図11および図12は、上記2重マトリクス方式の
液晶表示装置を反射型液晶表示装置として実現した場合
の断面構造を示す図であり、図10のA−A’方向に切
断した状態を示している。これらの図に示すように、対
向配置された一対の透明基板110,111とシール材
112とで区画された空間に液晶層113が封入され、
上側基板110の外面には位相差板114、偏光板11
5が順次貼着され、下側基板111の外面には偏光板1
16、反射板117が順次貼着されている。上側基板1
10の液晶層113に面する側にはコモン電極101が
設けられ、下側基板111の液晶層113に面する側に
は画素電極103と配線部104とを有するセグメント
電極102が設けられている。ここでは配向膜等の図示
は省略する。
ノートパソコン等の携帯用電子機器への応用が増えてい
ることから小型軽量化、低消費電力化への要求が高まっ
ており、その場合、反射型液晶表示装置が多く用いられ
る。図11および図12は、上記2重マトリクス方式の
液晶表示装置を反射型液晶表示装置として実現した場合
の断面構造を示す図であり、図10のA−A’方向に切
断した状態を示している。これらの図に示すように、対
向配置された一対の透明基板110,111とシール材
112とで区画された空間に液晶層113が封入され、
上側基板110の外面には位相差板114、偏光板11
5が順次貼着され、下側基板111の外面には偏光板1
16、反射板117が順次貼着されている。上側基板1
10の液晶層113に面する側にはコモン電極101が
設けられ、下側基板111の液晶層113に面する側に
は画素電極103と配線部104とを有するセグメント
電極102が設けられている。ここでは配向膜等の図示
は省略する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
多重マトリクス方式の反射型液晶表示装置においては、
その電極構成に起因して表示ムラが発生し、画質が低下
する、という問題点があった。すなわち、図10に示す
ような電極構成の液晶表示装置の場合、セグメント電極
102の配線部104及びその周辺(配線部104と画
素電極103との間)に外部から入射する光L1,L2
が当たることで表示がなされる画素部に影の映り込みが
生じ、これによりスジ状の表示ムラが発生し、画質の低
下を招いていた。
多重マトリクス方式の反射型液晶表示装置においては、
その電極構成に起因して表示ムラが発生し、画質が低下
する、という問題点があった。すなわち、図10に示す
ような電極構成の液晶表示装置の場合、セグメント電極
102の配線部104及びその周辺(配線部104と画
素電極103との間)に外部から入射する光L1,L2
が当たることで表示がなされる画素部に影の映り込みが
生じ、これによりスジ状の表示ムラが発生し、画質の低
下を招いていた。
【0006】例えばセグメント電極に画像信号が供給さ
れたことで配線部104の直上の液晶層に電圧が印加さ
れたとすると、電圧印加状態で黒表示となるモードであ
れば、図11に示すように、配線部104の領域では黒
表示(斜線で示す)となり、その両側方は白表示とな
る。この配線部分直上の黒表示自体は領域が微小という
こともあって、表示の直接的な観察においては殆ど視認
されない。しかしながら、反射型液晶表示装置の場合、
外光があらゆる方向から入射するので、符号L1で示し
たような斜め方向から液晶パネルに入射した光は反射板
117の表面で反射し、図示した経路を通って使用者の
目に到達する。従ってこの時、配線部周辺の表示を行う
画素105aが特に白表示とされる場合は、画素105
aの内部には配線部分直上の黒表示の部分は影となって
上記の経路により間接的に映って表示に影響を及ぼすこ
とになる。
れたことで配線部104の直上の液晶層に電圧が印加さ
れたとすると、電圧印加状態で黒表示となるモードであ
れば、図11に示すように、配線部104の領域では黒
表示(斜線で示す)となり、その両側方は白表示とな
る。この配線部分直上の黒表示自体は領域が微小という
こともあって、表示の直接的な観察においては殆ど視認
されない。しかしながら、反射型液晶表示装置の場合、
外光があらゆる方向から入射するので、符号L1で示し
たような斜め方向から液晶パネルに入射した光は反射板
117の表面で反射し、図示した経路を通って使用者の
目に到達する。従ってこの時、配線部周辺の表示を行う
画素105aが特に白表示とされる場合は、画素105
aの内部には配線部分直上の黒表示の部分は影となって
上記の経路により間接的に映って表示に影響を及ぼすこ
とになる。
【0007】また、全画素が黒表示とされる場合は、図
12に示すように、配線部と画素電極間から透過した外
光L2が反射板117で反射され、黒表示の画素内に入
り込んで映り込みが生じるため、表示に影響を及ぼすこ
とになる。なお、配線部104をインジウム錫酸化物
(Indium Tin Oxide, 以下、ITOと略記する)等の透
明性導電膜で形成した場合は上記の作用により画素内に
影が生じるが、金属材料等の遮光性の膜で形成した場合
には、電圧印加の有無にかかわらず、配線部の影が顕著
に生じることとなる。
12に示すように、配線部と画素電極間から透過した外
光L2が反射板117で反射され、黒表示の画素内に入
り込んで映り込みが生じるため、表示に影響を及ぼすこ
とになる。なお、配線部104をインジウム錫酸化物
(Indium Tin Oxide, 以下、ITOと略記する)等の透
明性導電膜で形成した場合は上記の作用により画素内に
影が生じるが、金属材料等の遮光性の膜で形成した場合
には、電圧印加の有無にかかわらず、配線部の影が顕著
に生じることとなる。
【0008】そのうえ更に、左右(コモン電極の延在方
向)に隣接する画素電極103の間に位置する図10の
斜線部分の配線部のように、1行のコモン電極101の
幅の中で上段の画素電極103間に存在する配線部10
4と下段の画素電極103間に存在する配線部104の
配置が、コモン電極101の延在方向に交互にずれて配
置されている(セグメント電極102の延在方向で上段
の画素電極103間に存在する配線部104と下段の画
素電極103間に存在する配線部104が重ならない)
ので、各表示画素に与える影による影響に著しい差が生
じ、コモン電極の延在方向に走るスジ状の表示ムラが顕
著に視認されていた。
向)に隣接する画素電極103の間に位置する図10の
斜線部分の配線部のように、1行のコモン電極101の
幅の中で上段の画素電極103間に存在する配線部10
4と下段の画素電極103間に存在する配線部104の
配置が、コモン電極101の延在方向に交互にずれて配
置されている(セグメント電極102の延在方向で上段
の画素電極103間に存在する配線部104と下段の画
素電極103間に存在する配線部104が重ならない)
ので、各表示画素に与える影による影響に著しい差が生
じ、コモン電極の延在方向に走るスジ状の表示ムラが顕
著に視認されていた。
【0009】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、多重マトリクス方式の反射型液晶
表示装置において、表示ムラを抑制して画質の向上を図
り得る液晶表示装置の構成を提供することを目的とす
る。
されたものであって、多重マトリクス方式の反射型液晶
表示装置において、表示ムラを抑制して画質の向上を図
り得る液晶表示装置の構成を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の一つの液晶表示装置は、対向配置された
一対の基板間に液晶が挟持されてなり、前記一対の基板
のうちの一方の基板上には複数行のコモン電極が設けら
れ、他方の基板上には複数の画素電極と該複数の画素電
極間を所定個おきに接続する配線部とを有するセグメン
ト電極が前記複数のコモン電極と交差するように複数列
設けられ、1行のコモン電極の幅方向において該1行の
コモン電極と対向する複数の前記画素電極が配置される
ことによって表示を行う画素が構成される多重マトリク
ス方式の液晶表示装置であって、前記一対の基板のいず
れかの基板外面には反射層が設けられ、前記セグメント
電極の前記配線部には、前記コモン電極の延在方向に互
いに隣接する画素電極の間で該両画素電極のそれぞれか
ら略等距離に位置する画素電極間配線部が複数存在し、
該複数の画素電極間配線部は前記コモン電極の延在方向
と略直交する方向において略直線上に配置されているこ
とを特徴とする。
めに、本発明の一つの液晶表示装置は、対向配置された
一対の基板間に液晶が挟持されてなり、前記一対の基板
のうちの一方の基板上には複数行のコモン電極が設けら
れ、他方の基板上には複数の画素電極と該複数の画素電
極間を所定個おきに接続する配線部とを有するセグメン
ト電極が前記複数のコモン電極と交差するように複数列
設けられ、1行のコモン電極の幅方向において該1行の
コモン電極と対向する複数の前記画素電極が配置される
ことによって表示を行う画素が構成される多重マトリク
ス方式の液晶表示装置であって、前記一対の基板のいず
れかの基板外面には反射層が設けられ、前記セグメント
電極の前記配線部には、前記コモン電極の延在方向に互
いに隣接する画素電極の間で該両画素電極のそれぞれか
ら略等距離に位置する画素電極間配線部が複数存在し、
該複数の画素電極間配線部は前記コモン電極の延在方向
と略直交する方向において略直線上に配置されているこ
とを特徴とする。
【0011】また、本発明の他の液晶表示装置は、対向
配置された一対の基板間に液晶が挟持されてなり、前記
一対の基板のうちの一方の基板上には複数行のコモン電
極が設けられ、他方の基板上には複数の画素電極と該複
数の画素電極間を所定個おきに接続する配線部とを有す
るセグメント電極が前記複数行のコモン電極と交差する
ように複数列設けられ、1行のコモン電極の幅方向で該
1行のコモン電極と対向する複数の前記画素電極が配置
されることによって表示を行なう画素が構成される多重
マトリクス方式の液晶表示装置であって、前記一対の基
板のいずれかの基板外面には反射層が設けられ、前記セ
グメント電極の前記配線部には、前記コモン電極の延在
方向に互いに隣接する画素電極の間で該両画素電極のそ
れぞれから略等距離に位置する画素電極間配線部が複数
存在し、該複数の画素電極間配線部は前記コモン電極の
延在方向と略直交する方向において互いに共有して重な
る幅を有していることを特徴とする。
配置された一対の基板間に液晶が挟持されてなり、前記
一対の基板のうちの一方の基板上には複数行のコモン電
極が設けられ、他方の基板上には複数の画素電極と該複
数の画素電極間を所定個おきに接続する配線部とを有す
るセグメント電極が前記複数行のコモン電極と交差する
ように複数列設けられ、1行のコモン電極の幅方向で該
1行のコモン電極と対向する複数の前記画素電極が配置
されることによって表示を行なう画素が構成される多重
マトリクス方式の液晶表示装置であって、前記一対の基
板のいずれかの基板外面には反射層が設けられ、前記セ
グメント電極の前記配線部には、前記コモン電極の延在
方向に互いに隣接する画素電極の間で該両画素電極のそ
れぞれから略等距離に位置する画素電極間配線部が複数
存在し、該複数の画素電極間配線部は前記コモン電極の
延在方向と略直交する方向において互いに共有して重な
る幅を有していることを特徴とする。
【0012】本発明の液晶表示装置によれば、セグメン
ト電極の配線部に、コモン電極の延在方向に互いに隣接
する画素電極の間で両画素電極のそれぞれから略等距離
に位置する画素電極間配線部が複数存在し、複数の画素
電極間配線部をコモン電極の延在方向と略直交する方向
において略直線上に配置するか、もしくは複数の画素電
極間配線部をコモン電極の延在方向と略直交する方向に
おいて互いに共有して重なる幅を有するようにしたの
で、1行のコモン電極に対応する複数の画素において配
線部による影が各画素に与える影響に差が生じることが
なく、いずれの方向から見ても各画素への影の影響が均
等になる。その結果、コモン電極の延在方向に走るスジ
状の表示ムラの発生を防止することができ、画質の良好
な液晶表示装置を実現することができる。
ト電極の配線部に、コモン電極の延在方向に互いに隣接
する画素電極の間で両画素電極のそれぞれから略等距離
に位置する画素電極間配線部が複数存在し、複数の画素
電極間配線部をコモン電極の延在方向と略直交する方向
において略直線上に配置するか、もしくは複数の画素電
極間配線部をコモン電極の延在方向と略直交する方向に
おいて互いに共有して重なる幅を有するようにしたの
で、1行のコモン電極に対応する複数の画素において配
線部による影が各画素に与える影響に差が生じることが
なく、いずれの方向から見ても各画素への影の影響が均
等になる。その結果、コモン電極の延在方向に走るスジ
状の表示ムラの発生を防止することができ、画質の良好
な液晶表示装置を実現することができる。
【0013】また、2行のコモン電極間を跨いだ領域に
配置される画素電極を有する構成とすることが望まし
い。
配置される画素電極を有する構成とすることが望まし
い。
【0014】多重マトリクス方式ではコモン電極とセグ
メント電極の位置合わせを正確に行わないと、正しい画
像が表示される面積の割合が減ってくるばかりでなく、
1行ずれた部分に擬画像が現れる割合が増してくる。そ
の結果、画像のコントラスト比が低下するとともに、精
細さが失われてくる。ここで、上記の構成とすれば、コ
モン電極とセグメント電極間で多少の位置合わせズレが
あったとしてもこのような現象が生じるのを防止でき、
良質な画像を維持することができる。
メント電極の位置合わせを正確に行わないと、正しい画
像が表示される面積の割合が減ってくるばかりでなく、
1行ずれた部分に擬画像が現れる割合が増してくる。そ
の結果、画像のコントラスト比が低下するとともに、精
細さが失われてくる。ここで、上記の構成とすれば、コ
モン電極とセグメント電極間で多少の位置合わせズレが
あったとしてもこのような現象が生じるのを防止でき、
良質な画像を維持することができる。
【0015】本発明の電子機器は、上記本発明の液晶表
示装置を備えたことを特徴とするものである。本発明に
よれば、表示ムラが少なく、画質の良好な表示部を有す
る電子機器を実現することができる。
示装置を備えたことを特徴とするものである。本発明に
よれば、表示ムラが少なく、画質の良好な表示部を有す
る電子機器を実現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、本発
明の第1の実施の形態を図1および図2を参照して説明
する。図1は本実施の形態の液晶表示装置の電極構成を
示す透視平面図である。図2はセグメント電極2の延在
方向(縦方向)に配置される画素電極間の任意の2つの
配線部を示した透視拡大図である。本実施の形態では2
重マトリクス方式の例を挙げて説明する。この液晶表示
装置の特徴点は各種電極、及び配線部の配置・構成にあ
り、液晶表示装置の全体構成は図11に示した従来のも
のと変わらないので、断面構造の図示は省略する。
明の第1の実施の形態を図1および図2を参照して説明
する。図1は本実施の形態の液晶表示装置の電極構成を
示す透視平面図である。図2はセグメント電極2の延在
方向(縦方向)に配置される画素電極間の任意の2つの
配線部を示した透視拡大図である。本実施の形態では2
重マトリクス方式の例を挙げて説明する。この液晶表示
装置の特徴点は各種電極、及び配線部の配置・構成にあ
り、液晶表示装置の全体構成は図11に示した従来のも
のと変わらないので、断面構造の図示は省略する。
【0017】本実施の形態の液晶表示装置は、図1に示
すように、一方の基板の対向面上には図中横方向に延び
る帯状のコモン電極1が複数行設けられ、他方の基板の
対向面上にはこれに交差するように縦方向に延びるセグ
メント電極2が複数列設けられている。なお、図1にお
いては4行のコモン電極1と4列のセグメント電極2の
みを図示し、後は省略する。各セグメント電極2は、縦
方向に配列された複数の略正方形状の画素電極3と、こ
れら画素電極3のうちの1個おきの画素電極3を接続す
る配線部4とからなり、1行のコモン電極1の幅内で該
幅方向に上下に2個ずつの画素電極3が平面的に対応し
て配置された2重マトリクスが構成されている。従っ
て、コモン電極1とこれら画素電極3が対向する領域が
表示を行う画素となる。画素電極3はITO等の透明性
導電膜で形成する必要があるが、配線部4に関しては透
明性導電膜を用いてもよいし、配線抵抗を低減するため
に金属膜等の遮光性の膜を用いてもよい。
すように、一方の基板の対向面上には図中横方向に延び
る帯状のコモン電極1が複数行設けられ、他方の基板の
対向面上にはこれに交差するように縦方向に延びるセグ
メント電極2が複数列設けられている。なお、図1にお
いては4行のコモン電極1と4列のセグメント電極2の
みを図示し、後は省略する。各セグメント電極2は、縦
方向に配列された複数の略正方形状の画素電極3と、こ
れら画素電極3のうちの1個おきの画素電極3を接続す
る配線部4とからなり、1行のコモン電極1の幅内で該
幅方向に上下に2個ずつの画素電極3が平面的に対応し
て配置された2重マトリクスが構成されている。従っ
て、コモン電極1とこれら画素電極3が対向する領域が
表示を行う画素となる。画素電極3はITO等の透明性
導電膜で形成する必要があるが、配線部4に関しては透
明性導電膜を用いてもよいし、配線抵抗を低減するため
に金属膜等の遮光性の膜を用いてもよい。
【0018】1列のセグメント電極2の構成を詳細に見
ると、画素電極3間をつなぐ配線部4は、画素電極3の
一つの角部から斜めに直線的に延びる第1配線部4a
と、コモン電極1の延在方向(図中横方向)に隣接する
2個の画素電極3間に位置する部分で図中縦方向に直線
的に延びる第2配線部4b(画素電極間配線部)とから
なっている。そして、第2配線部4bは、左右の画素電
極3の中央に位置して配線形成されている。すなわち、
一方の画素電極3と第2配線部4bとの間隔d1と他方
の画素電極3と第2配線部4bとの間隔d2が等しくな
っている。このような配線部4によって、1個おきの画
素電極3がその間の画素電極3を迂回するように接続さ
れており、左右の画素電極3間でセグメント電極2の延
在方向(縦方向)に連なる複数の第2配線部4bが略直
線上に配置されている。すなわち、図2に示すように、
配置される複数の第2配線部4bの各々がセグメント電
極2の延在方向(縦方向)において互いに共有して重な
る幅d3を有している。
ると、画素電極3間をつなぐ配線部4は、画素電極3の
一つの角部から斜めに直線的に延びる第1配線部4a
と、コモン電極1の延在方向(図中横方向)に隣接する
2個の画素電極3間に位置する部分で図中縦方向に直線
的に延びる第2配線部4b(画素電極間配線部)とから
なっている。そして、第2配線部4bは、左右の画素電
極3の中央に位置して配線形成されている。すなわち、
一方の画素電極3と第2配線部4bとの間隔d1と他方
の画素電極3と第2配線部4bとの間隔d2が等しくな
っている。このような配線部4によって、1個おきの画
素電極3がその間の画素電極3を迂回するように接続さ
れており、左右の画素電極3間でセグメント電極2の延
在方向(縦方向)に連なる複数の第2配線部4bが略直
線上に配置されている。すなわち、図2に示すように、
配置される複数の第2配線部4bの各々がセグメント電
極2の延在方向(縦方向)において互いに共有して重な
る幅d3を有している。
【0019】本実施の形態の液晶表示装置によれば、コ
モン電極1の延在方向に隣接する画素電極3の間に位置
する第2配線部4bをこれら画素電極3から等距離に配
置し、しかも、セグメント電極2の延在方向に連なる複
数の第2配線部4bを略直線上に配置するようにした、
或いは又画素電極3の間に位置する複数の第2配線部4
bがセグメント電極2の延在方向(縦方向)において互
いに共有して重なる幅d3を有しているので、各画素行
において第2配線部4bによる影が各画素に与える影響
に差が生じることがなく、いずれの方向から見ても各画
素への影の影響が均等になる。その結果、コモン電極1
の延在方向に走るスジ状の表示ムラの発生を防止するこ
とができ、画質の良好な液晶表示装置を実現することが
できる。[第2の実施の形態]以下、本発明の第2の実
施の形態を図3および図4を参照して説明する。図3は
本実施の形態の液晶表示装置の各種電極、及び配線の配
置・構成を示す透視平面図である。図4はセグメント電
極12の延在方向(縦方向)に配置する2つの画素電極
間配線部を示した透視拡大図である。本実施の形態も第
1の実施の形態と同様、2重マトリクス方式の例であ
り、各種電極、及び配線の配置・構成を図示するに止
め、断面構造の図示は省略する。
モン電極1の延在方向に隣接する画素電極3の間に位置
する第2配線部4bをこれら画素電極3から等距離に配
置し、しかも、セグメント電極2の延在方向に連なる複
数の第2配線部4bを略直線上に配置するようにした、
或いは又画素電極3の間に位置する複数の第2配線部4
bがセグメント電極2の延在方向(縦方向)において互
いに共有して重なる幅d3を有しているので、各画素行
において第2配線部4bによる影が各画素に与える影響
に差が生じることがなく、いずれの方向から見ても各画
素への影の影響が均等になる。その結果、コモン電極1
の延在方向に走るスジ状の表示ムラの発生を防止するこ
とができ、画質の良好な液晶表示装置を実現することが
できる。[第2の実施の形態]以下、本発明の第2の実
施の形態を図3および図4を参照して説明する。図3は
本実施の形態の液晶表示装置の各種電極、及び配線の配
置・構成を示す透視平面図である。図4はセグメント電
極12の延在方向(縦方向)に配置する2つの画素電極
間配線部を示した透視拡大図である。本実施の形態も第
1の実施の形態と同様、2重マトリクス方式の例であ
り、各種電極、及び配線の配置・構成を図示するに止
め、断面構造の図示は省略する。
【0020】第1の実施の形態では一方の基板上に形成
された各コモン電極に対して2個ずつの画素電極が他方
の基板上に対向して配置され、各画素電極が略正方形状
に形成されていたのに対し、本実施の形態では、図3に
示すように、両基板の対向面上に形成された各種電極と
配線とを平面的に透視した状態で、コモン電極間で隔て
られて配置される2つの隣接する画素電極を繋いで1つ
の画素電極として構成されている。すなわち、隣接する
2本のコモン電極11に跨るように略長方形状の縦長の
画素電極13が配置されている。この場合も、複数のコ
モン電極11に交差するように画素電極13と配線部1
4からなる複数のセグメント電極12が設けられてい
る。各セグメント電極12は、縦方向に配列された複数
の縦長の画素電極13と、これら画素電極13のうちの
1個おきの画素電極13を接続する配線部14とからな
り、隣接するコモン電極11間をそれぞれ跨ぐように縦
長の画素電極13が配置された2重マトリクスが構成さ
れている。従って、平面的に透視して観ると、1行のコ
モン電極11上には、隣接するコモン電極11との間を
跨ぐようにそれぞれ配置された2つの画素電極と対向す
る領域が1行のコモン電極11の幅方向に2つ形成さ
れ、この2つの領域が表示を行う画素となる。
された各コモン電極に対して2個ずつの画素電極が他方
の基板上に対向して配置され、各画素電極が略正方形状
に形成されていたのに対し、本実施の形態では、図3に
示すように、両基板の対向面上に形成された各種電極と
配線とを平面的に透視した状態で、コモン電極間で隔て
られて配置される2つの隣接する画素電極を繋いで1つ
の画素電極として構成されている。すなわち、隣接する
2本のコモン電極11に跨るように略長方形状の縦長の
画素電極13が配置されている。この場合も、複数のコ
モン電極11に交差するように画素電極13と配線部1
4からなる複数のセグメント電極12が設けられてい
る。各セグメント電極12は、縦方向に配列された複数
の縦長の画素電極13と、これら画素電極13のうちの
1個おきの画素電極13を接続する配線部14とからな
り、隣接するコモン電極11間をそれぞれ跨ぐように縦
長の画素電極13が配置された2重マトリクスが構成さ
れている。従って、平面的に透視して観ると、1行のコ
モン電極11上には、隣接するコモン電極11との間を
跨ぐようにそれぞれ配置された2つの画素電極と対向す
る領域が1行のコモン電極11の幅方向に2つ形成さ
れ、この2つの領域が表示を行う画素となる。
【0021】画素電極13間をつなぐ配線部14に関し
ては、第1の実施の形態と同様である。すなわち、画素
電極13の一つの角部から斜めに延びる第1配線部14
aと、コモン電極11の延在方向(図中横方向)に隣接
する画素電極13間でセグメント電極12の延在方向
(図中縦方向)に延びる第2配線部14b(画素電極間
配線部)とからなり、第2配線部14bは、左右の画素
電極13の中央に位置している(一方の画素電極13と
第2配線部14bとの間隔d1と他方の画素電極13と
第2配線部14bとの間隔d2が等しい)。この配線部
14により1個おきの画素電極13が接続され、左右の
画素電極13間に位置する複数の第2配線部14bが略
直線上に配置されている。また、図4に示すように、配
置される複数の第2配線部14bの各々がセグメント電
極12の延在方向(縦方向)において互いに共有して重
なる幅d3を有している。
ては、第1の実施の形態と同様である。すなわち、画素
電極13の一つの角部から斜めに延びる第1配線部14
aと、コモン電極11の延在方向(図中横方向)に隣接
する画素電極13間でセグメント電極12の延在方向
(図中縦方向)に延びる第2配線部14b(画素電極間
配線部)とからなり、第2配線部14bは、左右の画素
電極13の中央に位置している(一方の画素電極13と
第2配線部14bとの間隔d1と他方の画素電極13と
第2配線部14bとの間隔d2が等しい)。この配線部
14により1個おきの画素電極13が接続され、左右の
画素電極13間に位置する複数の第2配線部14bが略
直線上に配置されている。また、図4に示すように、配
置される複数の第2配線部14bの各々がセグメント電
極12の延在方向(縦方向)において互いに共有して重
なる幅d3を有している。
【0022】本実施の形態の液晶表示装置の場合も、各
画素行において第2配線部14bによる影が各画素に与
える影響に差が生じず、いずれの方向から見ても各画素
への影の影響が均等になるため、スジ状の表示ムラの発
生を防止することができ、画質の良好な液晶表示装置が
実現できる、という第1の実施の形態と同様の効果を得
ることができる。さらに本実施の形態の場合、各画素電
極13を上下のコモン電極11に跨るように配置したの
で、コモン電極11とセグメント電極12間で多少の位
置合わせズレがあっても、画像のコントラスト比が低下
したり、精細さが失われるという不具合を回避でき、良
質な画像を維持することができる。
画素行において第2配線部14bによる影が各画素に与
える影響に差が生じず、いずれの方向から見ても各画素
への影の影響が均等になるため、スジ状の表示ムラの発
生を防止することができ、画質の良好な液晶表示装置が
実現できる、という第1の実施の形態と同様の効果を得
ることができる。さらに本実施の形態の場合、各画素電
極13を上下のコモン電極11に跨るように配置したの
で、コモン電極11とセグメント電極12間で多少の位
置合わせズレがあっても、画像のコントラスト比が低下
したり、精細さが失われるという不具合を回避でき、良
質な画像を維持することができる。
【0023】[第3の実施の形態]以下、本発明の第3
の実施の形態を図5および図6を参照して説明する。図
5は本実施の形態の液晶表示装置の各種電極、及び配線
の配置・構成を示す透視平面図である。図6はセグメン
ト電極22の延在方向(図中縦方向)に配置する2つの
画素電極間配線部を示した透視拡大図である。本実施の
形態では3重マトリクス方式の例を挙げて説明する。本
実施の形態でもその特徴点は各種電極、及び配線の配置
・構成にあり、液晶表示装置の全体構成は図11に示し
た従来のものと変わらないので、断面構造の図示は省略
する。
の実施の形態を図5および図6を参照して説明する。図
5は本実施の形態の液晶表示装置の各種電極、及び配線
の配置・構成を示す透視平面図である。図6はセグメン
ト電極22の延在方向(図中縦方向)に配置する2つの
画素電極間配線部を示した透視拡大図である。本実施の
形態では3重マトリクス方式の例を挙げて説明する。本
実施の形態でもその特徴点は各種電極、及び配線の配置
・構成にあり、液晶表示装置の全体構成は図11に示し
た従来のものと変わらないので、断面構造の図示は省略
する。
【0024】本実施の形態の液晶表示装置は、図5に示
すように、一方の基板の対向面上には図中横方向に延び
る帯状のコモン電極21が複数行設けられ、他方の基板
の対向面上にはこれに交差するように縦方向に延びるセ
グメント電極22が複数列設けられている。本実施の形
態の場合、他方の基板の対向面上に形成されるセグメン
ト電極22の画素電極部は、コモン電極21の幅方向中
央付近に対向して配置された略正方形状の画素電極23
aと、隣接するコモン電極21との間をそれぞれ跨ぐよ
うに幅方向端部に対応して配置された略長方形状の画素
電極23bとがセグメント電極22の延在方向(縦方
向)に交互に設けられている。そして、略正方形状の画
素電極23a同士が配線部24を介して接続されるとと
もに、略長方形状の画素電極23bは配線部25を介し
て3個おきに(すなわち、次に縦方向に連なって配列す
る略正方形状の画素電極23a、略長方形状の画素電極
23b、略正方形状の画素電極23aの3つを迂回し
て)次の略長方形状の画素電極23bに接続されてい
る。このような電極構成により、1行のコモン電極21
に対して幅方向に3個ずつの対向した画素電極の領域を
有する3重マトリクスが構成されている。従って、平面
的に透視して観ると、1行のコモン電極21上には、隣
接するコモン電極21との間を跨ぐようにそれぞれ配置
された2つの略長方形状の画素電極23bと対向する領
域が1行のコモン電極21の幅方向端部に2つ形成さ
れ、幅方向中央付近に略正方形状の画素電極23aによ
って対向する領域が1つ形成され、これら3つの領域が
表示を行う画素となる。
すように、一方の基板の対向面上には図中横方向に延び
る帯状のコモン電極21が複数行設けられ、他方の基板
の対向面上にはこれに交差するように縦方向に延びるセ
グメント電極22が複数列設けられている。本実施の形
態の場合、他方の基板の対向面上に形成されるセグメン
ト電極22の画素電極部は、コモン電極21の幅方向中
央付近に対向して配置された略正方形状の画素電極23
aと、隣接するコモン電極21との間をそれぞれ跨ぐよ
うに幅方向端部に対応して配置された略長方形状の画素
電極23bとがセグメント電極22の延在方向(縦方
向)に交互に設けられている。そして、略正方形状の画
素電極23a同士が配線部24を介して接続されるとと
もに、略長方形状の画素電極23bは配線部25を介し
て3個おきに(すなわち、次に縦方向に連なって配列す
る略正方形状の画素電極23a、略長方形状の画素電極
23b、略正方形状の画素電極23aの3つを迂回し
て)次の略長方形状の画素電極23bに接続されてい
る。このような電極構成により、1行のコモン電極21
に対して幅方向に3個ずつの対向した画素電極の領域を
有する3重マトリクスが構成されている。従って、平面
的に透視して観ると、1行のコモン電極21上には、隣
接するコモン電極21との間を跨ぐようにそれぞれ配置
された2つの略長方形状の画素電極23bと対向する領
域が1行のコモン電極21の幅方向端部に2つ形成さ
れ、幅方向中央付近に略正方形状の画素電極23aによ
って対向する領域が1つ形成され、これら3つの領域が
表示を行う画素となる。
【0025】また、本実施の形態の場合はコモン電極2
1の延在方向(図中横方向)に配列する略正方形状の画
素電極23a間、及び略長方形状の画素電極23b間の
それぞれに配置される配線部24,25は2本ずつとな
る。略正方形状の画素電極23a間をつなぐ配線部24
の構成は、上記実施の形態と同様、略正方形状の画素電
極23aの一つの角部から斜めに直線的に延びる第1配
線部24aと、コモン電極21の延在方向(図中横方
向)に配列する略長方形状の画素電極23b間でコモン
電極21と略直交する方向(図中縦方向)に直線的に延
びる第2配線部24b(画素電極間配線部)とからなっ
ている。一方、略長方形状の画素電極23b間をつなぐ
配線部25の構成は、略長方形状の画素電極23bの一
つの角部から斜めに直線的に延びる第1配線部25a
と、コモン電極21の延在方向(図中横方向)に配列す
る略正方形状の画素電極23a間でコモン電極21と略
直交する方向(図中縦方向)に直線的に延びる第2配線
部25bと、第2配線部25bの一端から斜めに直線的
に延びる第3配線部25cと、コモン電極21の延在方
向(図中横方向)に配列する略長方形状の画素電極23
b間でコモン電極21と略直交する方向(図中縦方向)
に直線的に延びる第4配線部25dとからなっている。
従って、コモン電極21の延在方向(図中横方向)に配
列する略正方形状の画素電極23a間には、コモン電極
21と略直交する方向(図中縦方向)に直線的に延びる
2本(2列)の第2配線部25bが配置され、コモン電
極21の延在方向(図中横方向)に配列する略長方形状
の画素電極23b間には、コモン電極21と略直交する
方向(図中縦方向)に直線的に延びる第2配線部24b
と第4配線部の2本(2列)が配置される構成となる。
1の延在方向(図中横方向)に配列する略正方形状の画
素電極23a間、及び略長方形状の画素電極23b間の
それぞれに配置される配線部24,25は2本ずつとな
る。略正方形状の画素電極23a間をつなぐ配線部24
の構成は、上記実施の形態と同様、略正方形状の画素電
極23aの一つの角部から斜めに直線的に延びる第1配
線部24aと、コモン電極21の延在方向(図中横方
向)に配列する略長方形状の画素電極23b間でコモン
電極21と略直交する方向(図中縦方向)に直線的に延
びる第2配線部24b(画素電極間配線部)とからなっ
ている。一方、略長方形状の画素電極23b間をつなぐ
配線部25の構成は、略長方形状の画素電極23bの一
つの角部から斜めに直線的に延びる第1配線部25a
と、コモン電極21の延在方向(図中横方向)に配列す
る略正方形状の画素電極23a間でコモン電極21と略
直交する方向(図中縦方向)に直線的に延びる第2配線
部25bと、第2配線部25bの一端から斜めに直線的
に延びる第3配線部25cと、コモン電極21の延在方
向(図中横方向)に配列する略長方形状の画素電極23
b間でコモン電極21と略直交する方向(図中縦方向)
に直線的に延びる第4配線部25dとからなっている。
従って、コモン電極21の延在方向(図中横方向)に配
列する略正方形状の画素電極23a間には、コモン電極
21と略直交する方向(図中縦方向)に直線的に延びる
2本(2列)の第2配線部25bが配置され、コモン電
極21の延在方向(図中横方向)に配列する略長方形状
の画素電極23b間には、コモン電極21と略直交する
方向(図中縦方向)に直線的に延びる第2配線部24b
と第4配線部の2本(2列)が配置される構成となる。
【0026】そして、略正方形状の画素電極23a間に
配置される2本(2列)の第2配線部25b、及び略長
方形状の画素電極23b間に配置される2本(2列)の
第2配線部24bと第4配線部は、それぞれ左右の画素
電極の中央に位置している。すなわち、一方の略長方形
状の画素電極23b(または略正方形状の画素電極23
a)と第2配線部24b(または第2配線部25b)と
の間隔d1と他方の略長方形状の画素電極23b(また
は略正方形状の画素電極23a)と第4配線部25d
(または第2配線部25b)との間隔d2が等しくなっ
ている。また、図中横方向に隣接する画素電極23a,
23b間でセグメント電極の延在方向(縦方向)に2列
に並ぶ第2配線部24b、第2配線部25b、第4配線
部25dが各列毎に略直線上に配置されている。更に
は、図6に示すように、配置される第2配線部25bと
第4配線部25d、及び第2配線部25bと第2配線部
24bの各々において、セグメント電極22の延在方向
(図中縦方向)において互いに共有して重なる幅d3を
有している。
配置される2本(2列)の第2配線部25b、及び略長
方形状の画素電極23b間に配置される2本(2列)の
第2配線部24bと第4配線部は、それぞれ左右の画素
電極の中央に位置している。すなわち、一方の略長方形
状の画素電極23b(または略正方形状の画素電極23
a)と第2配線部24b(または第2配線部25b)と
の間隔d1と他方の略長方形状の画素電極23b(また
は略正方形状の画素電極23a)と第4配線部25d
(または第2配線部25b)との間隔d2が等しくなっ
ている。また、図中横方向に隣接する画素電極23a,
23b間でセグメント電極の延在方向(縦方向)に2列
に並ぶ第2配線部24b、第2配線部25b、第4配線
部25dが各列毎に略直線上に配置されている。更に
は、図6に示すように、配置される第2配線部25bと
第4配線部25d、及び第2配線部25bと第2配線部
24bの各々において、セグメント電極22の延在方向
(図中縦方向)において互いに共有して重なる幅d3を
有している。
【0027】本実施の形態の液晶表示装置においても、
各画素行において第2配線部24b,25b、第4配線
部25d等の配線部による影が各画素に与える影響に差
が生じず、いずれの方向から見ても各画素への影の影響
が均等になるため、スジ状の表示ムラの発生を防止する
ことができ、画質の良好な液晶表示装置が実現できる、
という第1、第2の実施の形態と同様の効果を得ること
ができる。また本実施の形態の場合、略長方形状の画素
電極23bを上下のコモン電極21に跨るように配置し
ているので、コモン電極21とセグメント電極22間で
多少の位置合わせズレがあっても、画像のコントラスト
比が低下したり、精細さが失われるといった不具合を回
避でき、良質な画像を維持することができる、という効
果が得られるのは第2の実施の形態と同様である。
各画素行において第2配線部24b,25b、第4配線
部25d等の配線部による影が各画素に与える影響に差
が生じず、いずれの方向から見ても各画素への影の影響
が均等になるため、スジ状の表示ムラの発生を防止する
ことができ、画質の良好な液晶表示装置が実現できる、
という第1、第2の実施の形態と同様の効果を得ること
ができる。また本実施の形態の場合、略長方形状の画素
電極23bを上下のコモン電極21に跨るように配置し
ているので、コモン電極21とセグメント電極22間で
多少の位置合わせズレがあっても、画像のコントラスト
比が低下したり、精細さが失われるといった不具合を回
避でき、良質な画像を維持することができる、という効
果が得られるのは第2の実施の形態と同様である。
【0028】[電子機器]上記実施の形態の液晶表示装
置を備えた電子機器の例について説明する。図7は、携
帯電話の一例を示した斜視図である。図7において、符
号1000は携帯電話本体を示し、符号1001は上記
の液晶表示装置を用いた液晶表示部を示している。
置を備えた電子機器の例について説明する。図7は、携
帯電話の一例を示した斜視図である。図7において、符
号1000は携帯電話本体を示し、符号1001は上記
の液晶表示装置を用いた液晶表示部を示している。
【0029】図8は、腕時計型電子機器の一例を示した
斜視図である。図8において、符号1100は時計本体
を示し、符号1101は上記の液晶表示装置を用いた液
晶表示部を示している。
斜視図である。図8において、符号1100は時計本体
を示し、符号1101は上記の液晶表示装置を用いた液
晶表示部を示している。
【0030】図9は、ワープロ、パソコンなどの携帯型
情報処理装置の一例を示した斜視図である。図9におい
て、符号1200は情報処理装置、符号1202はキー
ボードなどの入力部、符号1204は情報処理装置本
体、符号1206は上記の液晶表示装置を用いた液晶表
示部を示している。
情報処理装置の一例を示した斜視図である。図9におい
て、符号1200は情報処理装置、符号1202はキー
ボードなどの入力部、符号1204は情報処理装置本
体、符号1206は上記の液晶表示装置を用いた液晶表
示部を示している。
【0031】図7〜図9に示す電子機器は、上記実施の
形態の液晶表示装置を用いた液晶表示部を備えているの
で、表示ムラが少なく、画質に優れた画面を有する電子
機器を実現することができる。
形態の液晶表示装置を用いた液晶表示部を備えているの
で、表示ムラが少なく、画質に優れた画面を有する電子
機器を実現することができる。
【0032】なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において種々の変更を加えることが可能である。例
えば上記実施の形態では第1配線部を第2配線部に向け
て斜めに直線状に延びるものとしたが、本発明では配線
部のうち、少なくとも隣接する画素電極間に位置する部
分(すなわち、上記実施の形態における第2配線部)を
両画素電極から等距離にかつ略直線上に配置すればよい
のであって、第1配線部の形状に関しては任意としてよ
い。また、上記実施の形態では2重マトリクス、3重マ
トリクスの例を挙げたが、これ以上の多重マトリクス方
式の液晶表示装置に本発明を適用することも可能であ
る。
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において種々の変更を加えることが可能である。例
えば上記実施の形態では第1配線部を第2配線部に向け
て斜めに直線状に延びるものとしたが、本発明では配線
部のうち、少なくとも隣接する画素電極間に位置する部
分(すなわち、上記実施の形態における第2配線部)を
両画素電極から等距離にかつ略直線上に配置すればよい
のであって、第1配線部の形状に関しては任意としてよ
い。また、上記実施の形態では2重マトリクス、3重マ
トリクスの例を挙げたが、これ以上の多重マトリクス方
式の液晶表示装置に本発明を適用することも可能であ
る。
【0033】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
おいては、画素電極間をつなぐ配線部のうち、少なくと
も隣接する2個の画素電極の間に位置する部分をこれら
2個の画素電極から等距離に配置し、かつ、個々の配線
部を略直線上に配置するようにしたので、各画素行にお
いて配線部による影が各画素に与える影響に差が生じる
ことがなく、いずれの方向から見ても各画素への影の影
響が均等になる。その結果、コモン電極の延在方向に走
るスジ状の表示ムラの発生を防止でき、画質の良好な多
重マトリクス方式の反射型液晶表示装置を実現すること
ができる。
おいては、画素電極間をつなぐ配線部のうち、少なくと
も隣接する2個の画素電極の間に位置する部分をこれら
2個の画素電極から等距離に配置し、かつ、個々の配線
部を略直線上に配置するようにしたので、各画素行にお
いて配線部による影が各画素に与える影響に差が生じる
ことがなく、いずれの方向から見ても各画素への影の影
響が均等になる。その結果、コモン電極の延在方向に走
るスジ状の表示ムラの発生を防止でき、画質の良好な多
重マトリクス方式の反射型液晶表示装置を実現すること
ができる。
【図1】 本発明の第1の実施の形態の液晶表示装置の
各種電極、及び配線の配置・構成を示す透視平面図であ
る。
各種電極、及び配線の配置・構成を示す透視平面図であ
る。
【図2】 同、セグメント電極の延在方向(縦方向)に
配置される任意の2つの画素電極間配線部を示した透視
拡大図である。
配置される任意の2つの画素電極間配線部を示した透視
拡大図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態の液晶表示装置の
各種電極、及び配線の配置・構成を示す透視平面図であ
る。
各種電極、及び配線の配置・構成を示す透視平面図であ
る。
【図4】 同、セグメント電極の延在方向(縦方向)に
配置される任意の2つの画素電極間配線部を示した透視
拡大図である。
配置される任意の2つの画素電極間配線部を示した透視
拡大図である。
【図5】 本発明の第3の実施の形態の液晶表示装置の
各種電極、及び配線の配置・構成を示す透視平面図であ
る。
各種電極、及び配線の配置・構成を示す透視平面図であ
る。
【図6】 同、セグメント電極の延在方向(縦方向)に
配置される任意の2つの画素電極間配線部を示した透視
拡大図である。
配置される任意の2つの画素電極間配線部を示した透視
拡大図である。
【図7】 上記実施の形態の液晶表示装置を備えた電子
機器の例を示す斜視図である。
機器の例を示す斜視図である。
【図8】 同、電子機器の他の例を示す斜視図である。
【図9】 同、電子機器のさらに他の例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図10】 従来の2重マトリクス方式の液晶表示装置
の電極構成の一例を示す平面図である。
の電極構成の一例を示す平面図である。
【図11】 同、液晶表示装置における配線部が黒表示
とされる場合の入射する外光の経路を示す側断面図であ
る。
とされる場合の入射する外光の経路を示す側断面図であ
る。
【図12】 同、液晶表示装置における全画素が黒表示
とされる場合の入射する外光の経路を示す側断面図であ
る。
とされる場合の入射する外光の経路を示す側断面図であ
る。
【符号の説明】 1,11,21 コモン電極 2,12,22 セグメント電極 3,13,23a,23b 画素電極 4,14,24,25 配線部 4a,14a,24a,25a 第1配線部 4b,14b,24b,25b 第2配線部 25c 第3配線部 25d 第4配線部
Claims (4)
- 【請求項1】 対向配置された一対の基板間に液晶が挟
持されてなり、前記一対の基板のうちの一方の基板上に
は複数行のコモン電極が設けられ、他方の基板上には複
数の画素電極と該複数の画素電極間を所定個おきに接続
する配線部とを有するセグメント電極が前記複数行のコ
モン電極と交差するように複数列設けられ、1行のコモ
ン電極の幅方向において該1行のコモン電極と対向する
複数の前記画素電極が配置されることによって表示を行
う画素が構成される多重マトリクス方式の液晶表示装置
であって、 前記一対の基板のいずれかの基板外面には反射層が設け
られ、前記セグメント電極の前記配線部には、前記コモ
ン電極の延在方向に互いに隣接する画素電極の間で該両
画素電極のそれぞれから略等距離に位置する画素電極間
配線部が複数存在し、該複数の画素電極間配線部は前記
コモン電極の延在方向と略直交する方向において略直線
上に配置されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 対向配置された一対の基板間に液晶が挟
持されてなり、前記一対の基板のうちの一方の基板上に
は複数行のコモン電極が設けられ、他方の基板上には複
数の画素電極と該複数の画素電極間を所定個おきに接続
する配線部とを有するセグメント電極が前記複数行のコ
モン電極と交差するように複数列設けられ、1行のコモ
ン電極の幅方向において該1行のコモン電極と対向する
複数の前記画素電極が配置されることによって表示を行
なう画素が構成される多重マトリクス方式の液晶表示装
置であって、 前記一対の基板のいずれかの基板外面には反射層が設け
られ、前記セグメント電極の前記配線部には、前記コモ
ン電極の延在方向に互いに隣接する画素電極の間で該両
画素電極のそれぞれから略等距離に位置する画素電極間
配線部が複数存在し、該複数の画素電極間配線部は前記
コモン電極の延在方向と略直交する方向において互いに
共有して重なる幅を有していることを特徴とする液晶表
示装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の液晶表示装置
であって、2行の前記コモン電極間を跨いだ領域に配置
される前記画素電極を有していることを特徴とする液晶
表示装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか一項に記載
の液晶表示装置を備えたことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001276904A JP2002156647A (ja) | 2001-09-12 | 2001-09-12 | 液晶表示装置および電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001276904A JP2002156647A (ja) | 2001-09-12 | 2001-09-12 | 液晶表示装置および電子機器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000277210A Division JP2002090765A (ja) | 2000-09-12 | 2000-09-12 | 液晶表示装置および電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002156647A true JP2002156647A (ja) | 2002-05-31 |
Family
ID=19101533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001276904A Withdrawn JP2002156647A (ja) | 2001-09-12 | 2001-09-12 | 液晶表示装置および電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002156647A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100764079B1 (ko) | 2004-02-04 | 2007-10-09 | 샤프 가부시키가이샤 | 표시장치 |
-
2001
- 2001-09-12 JP JP2001276904A patent/JP2002156647A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100764079B1 (ko) | 2004-02-04 | 2007-10-09 | 샤프 가부시키가이샤 | 표시장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2352057B1 (en) | Display panel | |
US20020180902A1 (en) | Active matrix substrate, display device, and detector | |
JP2018049193A (ja) | 表示装置 | |
US11688745B2 (en) | Display substrate and display apparatus | |
JPH08179341A (ja) | 液晶表示装置およびその駆動方法 | |
JP2007058007A (ja) | 液晶装置および電子機器 | |
JP5299224B2 (ja) | 電気光学装置及び電子機器 | |
KR20110032341A (ko) | 액정표시소자 | |
JP2005346056A (ja) | 円形電極インプレーンスイッチング方式液晶表示装置 | |
JPH10142629A (ja) | アクティブマトリクス液晶表示装置 | |
JP2002090765A (ja) | 液晶表示装置および電子機器 | |
CN109752892B (zh) | 一种液晶显示面板及显示装置 | |
KR100494701B1 (ko) | 프린지 필드 스위칭 액정표시장치 | |
JPH11109404A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP2005062760A (ja) | 電気光学装置および電子機器 | |
US20180336836A1 (en) | Flat liquid crystal display device | |
JP2009223099A (ja) | 液晶装置及び電子機器 | |
CN111025714B (zh) | 一种液晶显示面板及液晶显示装置 | |
JPH1078761A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP2002156647A (ja) | 液晶表示装置および電子機器 | |
KR100989165B1 (ko) | 횡전계 방식 액정표시장치 및 제조 방법 | |
JP3858589B2 (ja) | 液晶装置及び電子機器 | |
US9766516B2 (en) | Display device | |
CN112639598A (zh) | 显示基板及显示面板 | |
JP2000206553A (ja) | 電気光学表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071204 |