JP2002156644A - アクティブマトリクス基板およびその製造方法 - Google Patents

アクティブマトリクス基板およびその製造方法

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JP2002156644A JP2000354360A JP2000354360A JP2002156644A JP 2002156644 A JP2002156644 A JP 2002156644A JP 2000354360 A JP2000354360 A JP 2000354360A JP 2000354360 A JP2000354360 A JP 2000354360A JP 2002156644 A JP2002156644 A JP 2002156644A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の特性低下を回避しつつ、消費電力の低
減および表示品位の向上を図る。 【解決手段】 第2の画素電極12を、行方向に配置さ
れる走査線glをまたぐように形成する。補助容量配線
Csmを、隣接する走査線で挟まれた領域の行方向にお
いて千鳥配置の位置関係にある画素を経由するように形
成する。これにより、信号線Sn、補助容量配線Cs
m、対向電極をいずれも1垂直反転駆動としながら、ド
ット反転駆動と同じように振る舞う液晶表示装置を提供
できる。また、隣接する走査線glで挟まれた領域内に
補助容量配線Csmが形成されるため、補助容量配線C
smは走査線glをまたいで形成されることがなく、補
助容量配線Csmと走査線glとを同一レイヤーで形成
することが可能となる。これにより、上記の両配線をパ
ネル端部まで一つながりに引き出すことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば液晶表示装
置に用いられるアクティブマトリクス基板およびその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示装置に用いられるアクテ
ィブマトリクス基板では、対向電極は微細にはパターニ
ングされず、表示領域全体にわたって透明導電膜が成膜
されてなる形態であった。そして、信号線の駆動電圧
(信号)が走査線1ラインごとに極性反転される、いわ
ゆるライン反転駆動においては、信号線の上記信号の反
転周期にあわせて、逆位相の反転信号を対向電極に供給
するのが一般的であった。これは、信号線からアクティ
ブマトリクス基板に供給する信号の振幅を小さくして、
耐圧の低いICでの駆動を可能にする目的の他に、信号
線駆動にかかる消費電力を低減する目的があったからで
ある。しかし、パネルの大きさや規格によっては、対向
電極は数十nFと非常に大きな負荷であるため、対向電
極を高周期で反転駆動することは、さらに消費電力を低
減する上では不利と言わざるを得なかった。
【0003】また、上記信号線の信号の極性反転に加え
て、隣接する信号線間でも信号の極性を逆にする、いわ
ゆるドット反転駆動では、上記のような対向電極の反転
駆動そのものができないという問題があった。
【0004】そこで、例えば、特開平6−149174
号公報では、図7に示すように、共通電極63を複数の
群(同図では、第1のグループVC1と第2のグループ
VC2との2組)に分割して形成し、各群に互いに逆極
性の電圧を印加するようにしている。そして、データラ
イン68−1〜68−5の敷設方向に配置されている画
素を交互に共通電極63に接続するようにしている。よ
り具体的には、第1のグループVC1に属する共通電極
63−1には、画素P11、P22、P13を接続し、
第2のグループVC2に属する共通電極63−2には、
画素P21、P32、P23を接続し、第1のグループ
VC1に属する共通電極63−3には、画素P31、P
42、P33を接続する、といったように、それぞれの
画素を千鳥状に共通電極63に接続するようにしてい
る。そして、各群に印加される電圧の極性反転をフレー
ム周期で行うようにしている。なお、同図中、61はス
イッチング素子を示し、67−1、67−2、67−3
はゲートラインを示している。
【0005】これにより、共通電極63の電圧極性の反
転時に生じる充放電電流が小さくなり、消費電力の低減
が図られている。また、隣接する画素間で電圧極性が互
いに逆極性となるため、フリッカの発生も抑制されてい
る。
【0006】また、上記公報では、図8に示すように、
データライン68−1〜68−5の敷設方向に千鳥配置
の関係にある画素(例えば画素P11、P22、P1
3)にデータ信号を同じラインで供給できるように、デ
ータライン68−1〜68−5を屈曲配置し、スイッチ
ング素子61を介してこれらの画素に接続する構成につ
いても開示されている。この構成において、データ信号
の極性反転を低周期化することにより、さらなる消費電
力の低減が図られている。
【0007】一方、例えば、特開平11−119193
号公報では、上述した対向電極の配線方法と同じような
考え方で補助容量配線を敷設することによって、上記と
同様の効果を得るようにした液晶表示装置が開示されて
いる。この液晶表示装置では、図9に示すように、複数
行の走査ラインXと複数列の信号ラインYとで囲まれた
領域に設けられた画素71の補助容量Csを形成すべ
く、透明画素電極の一部と対向配置されるCs電極を、
信号ラインYに沿って配線されるCsライン72(補助
容量配線)と接続している。
【0008】ここで、Csライン72は、信号ラインY
に沿って交互に設けられるCsライン72a・72bで
構成されている。そして、ある列のCsライン72に対
して、1行ごとに隣り合う列の画素71のCs電極が接
続されている。つまり、1本のCsライン72を挟んで
千鳥配置の関係にある画素71のCs電極が、上記Cs
ライン72に接続されている。
【0009】また、上記透明画素電極と液晶材料を介し
て対向配置される対向電極73は、画素単位でパターン
形成されている。そして、上記Cs電極の場合と同様
に、1本の信号ラインYに関して1行ごとに隣り合う列
の対向電極73・73同士が補助パターン74を介して
接続されている。そして、対向電極73は、1列おきに
2本の接続パターン75a・75bに接続され、全体と
して2系統に分けられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、消費電
力を低く抑え、かつ、フリッカを防止するには、信号線
に対して1水平ラインずつ、交互に信号線と画素とをス
イッチング素子を介して接続し、対向電極および補助容
量配線についても、隣接する画素がそれぞれ異なる系列
に含まれるように、2系列に分けて接続することが有効
である。このとき、斜め上下の位置関係にある画素同士
で補助容量配線を接続することは設計上容易ではなく、
様々な工夫が強いられる。
【0011】図9に示した液晶表示装置では、補助容量
配線を信号線に沿って配置している。この場合、補助容
量配線は走査線と直交することになるので、当然信号線
と同じレイヤーで配設しているものと考えられる。一
方、画素容量のうち、補助容量は、画素電極と絶縁膜を
介して容量形成する必要があるため、補助容量電極は、
走査線と同じレイヤーで配設しているものと考えられ
る。なお、ここでは、工程数を余分に追加することなく
レイヤー数を節約するという、コスト的に有利な条件下
で製造する場合を想定している。
【0012】ところで、ゲート絶縁膜におけるピンホー
ルによるリーク欠陥や信頼性不良を防止したり、走査線
材料とゲート絶縁膜との密着性を向上させることによっ
て、アクティブマトリクス基板としての特性を向上させ
るために、走査線をパターニングした後、陽極酸化を施
して絶縁膜を形成することがしばしば行われている。こ
のためには、走査線レイヤーの配線パターンがショート
リングと呼ばれる電極に接続されて電圧を印加できる状
態になければならない。
【0013】しかし、図9の構造では、補助容量電極は
走査線レイヤーで形成されるにしても浮島状のパターン
であるため、陽極酸化を施すことができない。したがっ
て、上記したリーク欠陥、信頼性等に関する問題を解決
して基板の特性を向上させることができないという問題
が生ずる。
【0014】また、補助容量配線を走査線に沿って配置
する場合には、例えば、上記とは逆に、走査線レイヤー
で補助容量配線を形成し、斜め上下の画素の補助容量電
極形成部に向けて信号線レイヤーで走査線を横断し、さ
らに容量電極を走査線レイヤーで形成する構成が考えら
れる。しかし、この構成では、補助容量配線を信号線に
沿って配置する上述の構成よりもさらに構造が複雑とな
り、コンタクトホールの数も増加する上、上記と同様の
理由で補助容量電極の陽極酸化も不可能である。
【0015】なお、補助容量電極が浮島状のパターンで
あると、当該補助容量電極に対して陽極酸化を施すこと
ができない点について、さらに詳細に説明すれば以下の
通りである。
【0016】通常、陽極酸化を行う際には、処理を施し
たい金属のパターニングが完了した時点で、その金属パ
ターン全体を電源に接続し、電解液中で処理を施す。酸
化すべき金属には正極性の電圧を印加し、電解液中には
別途電極を設けて当該電解液に負極性の電圧を印加す
る。すると、電解液中のイオンが移動して上記金属と反
応し、上記金属表面に酸化膜が形成されるのである。な
お、金属の成膜段階ではなく、上記金属のパターニング
が完了した時点で上記の処理を施すのは、パターニング
によってエッチングされた断面部にも、上記表面と同様
に酸化膜が形成されるようにするためである。
【0017】ところで、陽極酸化時には、陽極酸化の対
象となる金属は、上述のように必ず電源に接続される必
要があり、このため、陽極酸化を施すべき金属配線は基
板端部などでショートリングと呼ばれる同レイヤーの金
属で短絡されている。また、上記ショートリングは、基
板端部に電圧印加用の入力部を備えている。したがっ
て、上記入力部に電圧を与え、陽極酸化を施すべき金属
配線を電解液に浸けることにより、上記金属配線と同レ
イヤーの全パターンに陽極酸化が施されることになる。
【0018】このとき、陽極酸化の対象となる金属が浮
島状のパターンであると、上記金属の全てについて陽極
酸化を施すようにするためには、その全てのパターンを
電源に接続することが必要となる。しかし、このような
接続は現実的には不可能であるため、結局、浮島部分を
陽極酸化することはできないということになる。
【0019】すなわち、あるレイヤーの全パターンに陽
極酸化を施すためには、それらの全てが少なくともパタ
ーニングが完了した時点において、電圧印加用の入力部
から一つながりのパターンであることが必要とされるこ
とになる。
【0020】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、基板の特性低下を回避し
つつ、消費電力の低減および表示品位の向上を図ること
ができるアクティブマトリクス基板と、その製造方法と
を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアクティブ
マトリクス基板は、上記の課題を解決するために、行方
向に配置される複数の走査線と、列方向に配置される複
数の信号線と、上記信号線に接続され、上記走査線の信
号により駆動されるスイッチング素子と、上記スイッチ
ング素子と接続され、各画素に対応してマトリクス状に
配置される画素電極とを備えたアクティブマトリクス基
板において、隣接する走査線に挟まれた領域において行
方向に延伸される補助容量配線をさらに備え、上記画素
電極は、上記走査線をまたぐように形成されており、上
記補助容量配線は、上記領域の行方向において千鳥配置
の位置関係にある画素を経由するように形成されている
ことを特徴としている。
【0022】上記の構成によれば、各画素に対応する画
素電極が、行方向に配置される走査線および列方向に配
置される信号線とスイッチング素子を介して接続される
ことで、マトリクス状に形成される。また、隣接する走
査線に挟まれた領域において行方向には補助容量配線が
延伸されており、この補助容量配線を介して各画素に補
助容量が形成される。
【0023】ここで、上記補助容量配線は、隣接する走
査線に挟まれた領域の行方向において千鳥配置の関係に
ある画素を経由するように形成されている。これによ
り、本発明のアクティブマトリクス基板と、例えば上記
補助容量配線のパターンに対応して対向電極を形成した
対向基板とを液晶層を介して貼り合わせて液晶表示装置
を構成した場合には、信号線、補助容量配線および対向
電極を1垂直反転駆動として、隣接する画素間で画素の
極性を反転させることが可能となり、ドット反転駆動と
同じように振る舞う液晶表示装置を提供することができ
る。
【0024】したがって、上記構成によれば、ドット反
転駆動の場合と同等の表示品位を確保することができ
る。また、補助容量配線をフレーム反転駆動とすること
ができるので、ドット反転駆動の場合よりもさらに低消
費電力化を図ることができる。
【0025】また、上記画素電極は、走査線をまたぐよ
うに形成されているので、隣接する走査線の間には、と
もに行方向に走る2列の画素電極の一部が存在すること
になる。これにより、走査線をまたぐことなく、行方向
に千鳥配置の関係にある画素を経由するように補助容量
配線を敷くことが可能となる。したがって、補助容量配
線は走査線を横断することがないので、補助容量配線と
走査線とを同一レイヤーで形成することが可能となる。
【0026】したがって、走査線のみならず、補助容量
配線についても、パネル端部まで一つながりに引き出す
ことが可能となり、補助容量配線および走査線の個々に
対して陽極酸化を確実に行うことが可能となる。その結
果、上述の効果を得ながらにして、アクティブマトリク
ス基板としての特性の向上を図ることができる。
【0027】本発明に係るアクティブマトリクス基板
は、上記の課題を解決するために、上記走査線および上
記補助容量配線は、陽極酸化されていることを特徴とし
ている。
【0028】上記の構成によれば、アクティブマトリク
ス基板におけるリーク欠陥や信頼性不良等の問題を解決
することができ、アクティブマトリクス基板としての特
性を確実に向上させることができる。
【0029】本発明に係るアクティブマトリクス基板
は、上記の課題を解決するために、上記信号線は、当該
信号線に隣接する画素と行ごとに交互にスイッチング素
子を介して接続されていることを特徴としている。
【0030】上記の構成によれば、信号線および補助容
量配線ともにフレーム反転駆動でありながら、ドット反
転駆動の場合と同じように、隣り合う画素同士の極性を
異ならせることができる。これにより、ドット反転駆動
の場合と同じような表示品位を確保することができる。
しかも、信号線はフレーム反転駆動でよいため、ドット
反転駆動の場合よりもさらに低消費電力である。また、
信号線を駆動するドライバも高電圧対応でなくても済
み、ドライバコストも低減できる。
【0031】本発明に係るアクティブマトリクス基板
は、上記の課題を解決するために、上記画素電極は、当
該画素電極がまたいでいる走査線の前後いずれかの走査
線によって制御されるスイッチング素子と接続されてい
ることを特徴としている。
【0032】上記の構成によれば、画素電極は、その画
素を駆動している走査線とは重なっていないため、上記
走査線と上記画素との間の静電容量が小さく、上記走査
線の駆動パルスの立ち下がり時に、上記画素における画
素電極の電位の引き込みを小さく抑えることができる。
このため、対向電圧ずれを未然に防止しやすく、表示品
位、信頼性ともに良好な液晶表示装置を得ることができ
る。
【0033】本発明に係るアクティブマトリクス基板
は、上記の課題を解決するために、上記画素電極は、上
記信号線および上記走査線と層間絶縁膜を介して設けら
れていることを特徴としている。
【0034】上記の構成によれば、画素電極と、上記信
号線および上記走査線との間に層間絶縁膜を設けること
により、上記画素電極を信号線や走査線と重畳して形成
することができる。これにより、例えば上記画素電極を
反射電極で構成することによって、開口率を大きくとる
ことができる。
【0035】本発明に係るアクティブマトリクス基板
は、上記の課題を解決するために、上記画素電極は、当
該画素電極がまたいでいる走査線によって制御されるス
イッチング素子と接続されていると共に、上記信号線お
よび上記走査線と層間絶縁膜を介して設けられているこ
とを特徴としている。
【0036】上記の構成によれば、画素電極は、その画
素を駆動している走査線と重なってはいるが、上記信号
線および上記走査線と層間絶縁膜を介して設けられてい
るため、上記走査線と上記画素との間の静電容量が小さ
くなり、上記走査線の駆動パルスの立ち下がり時に、上
記画素における画素電極の電位の引き込みを小さく抑え
ることができる。これにより、画素電極が、その画素を
駆動している走査線と重なっている構成であっても、対
向電圧ずれを未然に防止しやすくなり、表示品位、信頼
性ともに良好な液晶表示装置を得ることができる。
【0037】また、画素電極と、上記信号線および上記
走査線との間に層間絶縁膜を設けることにより、上記画
素電極を信号線や走査線と重畳して形成することができ
る。これにより、例えば上記画素電極を反射電極で構成
することによって、開口率を大きくとることができる。
【0038】本発明に係るアクティブマトリクス基板
は、上記の課題を解決するために、上記信号線は、当該
信号線に対して両側に位置する画素のうち、全て同じ側
に位置する画素とスイッチング素子を介して接続されて
いることを特徴としている。
【0039】上記の構成によれば、例えば信号線のパタ
ーニング時に微妙に位置がずれた場合でも、全画素が同
じ作用をする方向にずれるため、不具合として視認され
る場合が少ない。
【0040】本発明に係るアクティブマトリクス基板
は、上記の課題を解決するために、上記画素電極は、反
射電極であることを特徴としている。
【0041】上記の構成によれば、画素電極が反射電極
であるアクティブマトリクス基板を用いることで、反射
型の液晶表示装置が構成されるので、反射型の液晶表示
装置において、上述した効果を得ることが可能となる。
【0042】本発明に係るアクティブマトリクス基板の
製造方法は、上記の課題を解決するために、絶縁性基板
上に、複数の走査線を行方向に形成すると共に、隣接す
る走査線に挟まれた領域に補助容量配線を形成する第1
の工程と、上記絶縁性基板上に複数の信号線を列方向に
形成する第2の工程と、上記信号線に接続され、上記走
査線の信号により駆動されるスイッチング素子を形成す
る第3の工程と、上記スイッチング素子と接続される画
素電極を各画素に対応してマトリクス状に形成する第4
の工程とを有し、上記第1の工程では、隣接する走査線
に挟まれた領域の行方向において千鳥配置の関係にある
画素を経由するように上記補助容量配線を形成し、上記
第4の工程では、上記走査線をまたぐように上記画素電
極を形成することを特徴としている。
【0043】上記の構成によれば、絶縁性基板(例えば
ガラス基板)上に、複数の走査線が行方向に形成され、
隣接する走査線に挟まれた領域の行方向において千鳥配
置の関係にある画素を経由するように上記補助容量配線
が形成される。そして、上記絶縁性基板上に複数の信号
線が列方向に形成されると、各画素に対応する画素電極
が、上記走査線および上記信号線とスイッチング素子を
介して接続され、マトリクス状に形成される。
【0044】ここで、上記補助容量配線は、隣接する走
査線に挟まれた領域の行方向において千鳥配置の関係に
ある画素を経由するように形成されている。これによ
り、上記の手法で製造されたアクティブマトリクス基板
と、例えば上記補助容量配線のパターンに対応して対向
電極を形成した対向基板とを液晶層を介して貼り合わせ
て液晶表示装置を構成した場合には、信号線、補助容量
配線および対向電極を1垂直反転駆動として、隣接する
画素間で画素の極性を反転させることが可能となり、ド
ット反転駆動と同じように振る舞う液晶表示装置を提供
することができる。
【0045】したがって、上記構成によれば、ドット反
転駆動の場合と同等の表示品位を確保することができ
る。また、補助容量配線をフレーム反転駆動とすること
ができるので、ドット反転駆動の場合よりもさらに低消
費電力化を図ることができる。
【0046】また、上記画素電極は、走査線をまたぐよ
うに形成されているので、隣接する走査線の間には、と
もに行方向に走る2列の画素電極の一部が存在すること
になる。これにより、走査線をまたぐことなく、行方向
に千鳥配置の関係にある画素を経由するように補助容量
配線を敷くことが可能となる。したがって、補助容量配
線は走査線を横断することがないので、補助容量配線と
走査線とを同一レイヤーで形成することが可能となる。
【0047】したがって、走査線のみならず、補助容量
配線についても、パネル端部まで一つながりに引き出す
ことが可能となり、補助容量配線および走査線の個々に
対して陽極酸化を確実に行うことが可能となる。その結
果、上述の効果を得ながらにして、アクティブマトリク
ス基板としての特性の向上を図ることができる。
【0048】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について、
図面に基づいて説明すれば以下の通りである。
【0049】図1は、本発明に係るアクティブマトリク
ス基板の平面図であり、図2は、図1におけるA−A’
線矢視断面図である。本発明に係るアクティブマトリク
ス基板の製造の流れ自体は従来と同様であるが、走査線
および補助容量配線の形成の仕方が従来とは異なってい
る。以下、本発明に係るアクティブマトリクス基板の製
造方法について説明する。
【0050】まず、ガラスなどの透明な絶縁性基板1上
に、Ta(タンタル)を成膜した後、フォトリソグラフ
ィー技術およびエッチング法(ドライエッチング法もし
くはウェットエッチング法)を用いて、走査線gl(l
=1、2、…)、薄膜トランジスタ2(スイッチング素
子)のゲート電極3、および、幹配線15を除く補助容
量配線Csm(m=1、2、…)を形成する。
【0051】このとき、走査線glが行方向(図1では
横方向)に形成されているとするならば、補助容量配線
Csmについては、隣接する2本の走査線に挟まれた領
域において行方向に千鳥配置の位置関係にある画素(後
述する)を経由するように、走査線glと同一レイヤー
で形成される。
【0052】ここで、これらの配線は全て、基板端部に
電圧印加用の入力部を備えたショートリング(図示せ
ず)に接続されており、アクティブマトリクス基板完成
後には分断によって各々の配線に切り離される。
【0053】次に、このショートリングを片方の電極と
して電解液中で電圧印加することにより、これらの膜面
に陽極酸化膜4を形成する。そして、窒化シリコンから
なるゲート絶縁膜5、半導体層(図示せず)、ソース、
ドレイン電極となるn+ −Si層(図示せず)を連続し
て積層し、パターニングする。このパターニングにおい
ては、積層された膜のうち、半導体層およびn+ −Si
層を同時に、半導体層の残るべきパターンに応じて形成
する。すなわち、薄膜トランジスタ2のチャネル部とな
る部分のn+ 層のギャップはまだ形成しない。
【0054】次に、ゲート絶縁膜5のパターニングを行
う。これは、第1に、端子近傍の走査線glへのコンタ
クト部分を設けるためである。また、第2に、補助容量
配線Csmの偶数ライン(例えばCs2、Cs4)およ
び奇数ライン(例えばCs1、Cs3)が端部で信号線
レイヤーで構成された幹配線15によってそれぞれ結線
される際、コンタクト部となるべき部分を形成するため
である。
【0055】次に、透明導電膜6と金属層7とを連続し
て積層した後、まず、金属層7をパターニングする。こ
のパターニングによって形成されるのは、信号線Sn
(n=1、2、…)および薄膜トランジスタ2のソース
電極、ドレイン電極、および補助容量配線Csmの幹配
線15である。幹配線15は、信号線Snに沿って2本
設けられ、行方向に走る補助容量配線Csmは1本おき
に別々の幹配線15に接続される。そして、透明導電膜
6をパターニングして第1の画素電極8を形成する。
【0056】ところで、信号線Snを上記のように2層
の積層構造にしているのは、積層時のダストなどによる
断線に対する冗長としての効果(どちらの層の断線にも
対応できる効果)や、上層の金属層7のパターニング時
の下地へのダメージの防止などを狙ったものあり、従来
から用いられている手法である。透明導電膜6はITO
(Indium Tin Oxcide )が一般的である。また、金属層
7の方が上層の場合もあれば、透明導電膜6の方が上層
の場合もあり、本発明ではどちらであってもかまわな
い。
【0057】次に、トランジスタ部において先に形成し
た金属層7および透明導電膜6をマスクにして、n+
Si層をエッチングし、薄膜トランジスタ2のチャネル
部を形成する。そして、むき出しになった半導体層を保
護するための保護膜9を成膜した後、第1の画素電極8
の上部であって、後述する第2の画素電極12とのコン
タクト部10および対向電極接続部(図示せず)、端子
部(図示せず)に形成された保護膜9をエッチングによ
って除去する。そして、樹脂からなる層間絶縁膜11を
スピン塗布によって成膜した後、コンタクト部10にコ
ンタクトホールを露光現像によって形成する。さらに、
層間絶縁膜11および第1の画素電極8上に、各画素に
対応する第2の画素電極12を成膜した後、パターニン
グを行って、アクティブマトリクス基板が完成する。本
実施形態では、第2の画素電極12はAl(アルミニウ
ム)を用いて反射電極で形成され、走査線glをまたぐ
ように形成されている。
【0058】以上の工程により、行方向に配置される複
数の走査線glと、列方向(図1では縦方向)に配置さ
れる複数の信号線Snと、上記信号線Snに接続され、
上記走査線glの信号により駆動される薄膜トランジス
タ2と、上記薄膜トランジスタ2と接続され、各画素に
対応してマトリクス状に配置される第2の画素電極12
と、隣接する走査線glに挟まれた領域において行方向
に延伸される補助容量配線Csmとを備えたアクティブ
マトリクス基板が形成される。
【0059】一方、対向基板となるガラスなどの絶縁性
基板上には、あらかじめカラーフィルターやブラックマ
トリクスなどが形成されている。そして、ITOなどの
透明導電膜を成膜した後、この透明導電膜を図3のよう
にパターニングして対向電極13を形成する。つまり、
対向基板がアクティブマトリクス基板と貼り合わされた
ときに、補助容量配線Csmと各画素との対応関係と、
対向電極13と各画素との対応関係とが一致するよう
に、対向電極13がパターン形成される。
【0060】そして、アクティブマトリクス基板におけ
る対向電極接続部に相当する部分に、カーボンペースト
や銀ペーストなどの導電性物質を付着させる。アクティ
ブマトリクス基板には一部開口部を設けておき、表示部
周囲にシール剤(図示せず)を塗布し、液晶層を一定の
厚みにするためにスペーサー(図示せず)を散布した
後、アクティブマトリクス基板と対向基板とを貼りあわ
せる。そして、加熱により、上記シール剤を硬化させ
る。上記開口部から液晶を注入した後、封止剤(図示せ
ず)によって開口部を塞ぐことで、液晶表示装置(液晶
パネル)が完成する。
【0061】このようにして完成した液晶表示装置は、
ITOによる対向電極13が上述のようにパターニング
されていることによって、補助容量配線Csmの奇数ラ
イン(Cs1、Cs3)とそれに対応する対向電極13
のパターンとが一つの群をなし、補助容量配線Csmの
偶数ライン(Cs2、Cs4)とそれに対応する対向電
極13のパターンとがもう一つの群をなす、2系統の信
号系統となる。そしてそれぞれの群は、行方向および列
方向の両者において、補助容量配線Csmおよび対向電
極13が隣り合う画素で接続されることのない、いわば
モザイク状にグループ分けされたものとなる。
【0062】ここで、図4は、この液晶表示装置の駆動
信号を表している。同図に示すように、信号線Sn、補
助容量配線Csmに与える信号は、垂直期間毎に極性反
転する、いわゆるフレーム反転でよい。したがって、従
来のライン反転よりも周波数がずっと低く、低消費電力
で駆動できる。
【0063】また、図5は、図4の第1フレーム書き込
み後における各配線を流れる信号および画素の極性を、
図1の画素配置に対応するように示したものである。画
素の極性としてはドット反転と同じ配列であり、上述の
ようなフリッカや縞模様が視認されるような問題点は生
じない。
【0064】また、画素の極性に対して逆極性となるよ
うに補助容量配線Csmおよび対向電極13に電圧が印
加されるので、信号線Snに与える電圧を小さく抑えて
低消費電力化を実現しているにも関わらず、液晶には駆
動するに足る十分な電圧が印加可能となっている。
【0065】以上のように、本発明では、隣接する走査
線glに挟まれた領域の行方向において千鳥配置の関係
にある画素を経由するように補助容量配線Csmを形成
しているので、本発明のアクティブマトリクス基板と上
記した対向基板とを貼り合わせて液晶表示装置を構成し
た場合には、信号線Sn、補助容量配線Csm、対向電
極13をいずれも1垂直反転駆動としながら、ドット反
転駆動と同じように振る舞う液晶表示装置を提供するこ
とができる。
【0066】したがって、本発明によれば、ドット反転
駆動の場合と同じような表示品位を確保することができ
ると共に、信号線Snに与える信号の振幅を小さくし
て、消費電力を低減することができる。また、補助容量
配線Csmをフレーム反転駆動とすることができるの
で、さらなる低消費電力化を図ることが可能となる。
【0067】また、本発明では、第2の画素電極12
を、走査線glをまたぐように形成しているので、走査
線glの両側のいずれの側においても、補助容量配線C
smを敷くことが可能となり、上記いずれの側にも補助
容量を形成することができる。しかも、隣接する走査線
glの間には、ともに行方向に走る2列の第2の画素電
極12の一部が存在することになるので、行方向に千鳥
配置の関係にある画素を経由するように補助容量配線C
smを走査線glをまたぐことなく敷くことが可能とな
る。つまり、隣接する走査線glに挟まれた領域内では
隣接しない画素(斜め上下の位置関係にある画素)に対
応する補助容量配線Csmを、走査線glをまたぐこと
なく容易に電気的に接続することが可能となる。これに
より、本実施形態で説明したように、補助容量配線Cs
mと走査線glとを同一レイヤーで形成することが可能
となる。
【0068】したがって、走査線glのみならず、補助
容量配線Csmについても、パネル端部まで一つながり
に引き出すことが可能となり、電圧印加用の入力部を介
しての電圧印加により、全ての補助容量配線Csmおよ
び走査線glに対して陽極酸化を確実に行うことが可能
となる。その結果、消費電力の低減および表示品位の向
上を図りながら、同時に、ゲート絶縁膜5におけるピン
ホールによるリーク欠陥や信頼性不良を防止し、走査線
材料とゲート絶縁膜5との密着性を向上させることがで
きるなど、アクティブマトリクス基板としての特性の向
上を図ることができる。
【0069】実際に、本実施形態では、走査線glおよ
び補助容量配線Csmに対して陽極酸化を施して陽極酸
化膜4を形成しており、アクティブマトリクス基板の特
性向上が図られている。
【0070】また、アクティブマトリクス基板が本発明
の構造を採るための製造プロセスの増加はなく、本発明
のアクティブマトリクス基板は、従来通り、安価に製造
が可能である。
【0071】また、本実施形態では、信号線Snは、当
該信号線Snに隣接する画素と行ごとに交互にスイッチ
ング素子を介して接続されている構成となっている。こ
の構成では、信号線Sn、補助容量配線Csmともにフ
レーム反転駆動でありながら、ドット反転駆動の場合と
同じように、隣り合う画素同士の極性が異なる状態とな
る。
【0072】液晶に印加される電圧のDC値がゼロにな
っていない、いわゆる対向電圧ずれの状態において、画
素の極性が走査線glごとに反転するいわゆる1水平反
転駆動では、縞模様が視認される。もし、これを低い周
波数で駆動した場合には、明らかに対向電圧ずれとわか
るほどまで表示品位が低下するが、ドット反転駆動では
このずれは目視では視認されない。上記のように信号線
Snを配設すれば、このようなドット反転駆動の場合と
同じように振る舞うことができ、表示品位を確実に向上
させることができる。
【0073】しかも、通常のドット反転駆動とは異な
り、信号線Snへ供給する電圧としてはフレーム反転し
たものでよいため、ドット反転駆動の場合よりもさらに
低消費電力である。また、信号線ドライバICは高電圧
対応でなくても済むため、信号線ドライバICを低いコ
ストで生産できる。
【0074】さらに、本実施形態では、図1に示すよう
に、第2の画素電極12は、当該第2の画素電極12が
またいでいる走査線(例えばg2)ではなく、例えば1
行上の走査線(例えばg1)によって制御される薄膜ト
ランジスタ2と接続される構成を採っている。
【0075】第2の画素電極12が、またいでいる走査
線glによって駆動されるようにすると、その画素を駆
動している走査線glと上記画素との間の静電容量が大
きくなる。すると、走査線glの駆動パルスの立ち下が
り時、すなわち第2の画素電極12への電荷書き込み時
に、第2の画素電極12の電位の引き込みが大きくな
り、第2の画素電極12の電位のセンター値が大きくず
れるため、対向電極13の印加電圧を最適値に調整する
ことが困難になる場合がある。
【0076】しかし、上記した本実施形態の構成を採る
と、第2の画素電極12は走査線g2とは重なっている
が、その画素を駆動している走査線g1とは重なってい
ないため、上記走査線g1と上記画素との間の静電容量
が小さく、走査線g1の駆動パルスの立ち下がり時に、
上記画素における第2の画素電極12の電位の引き込み
を小さく抑えることができる。このため、対向電圧ずれ
を未然に防止しやすく、表示品位、信頼性ともに良好な
表示装置を得ることができる。しかも、各走査線glは
第2の画素電極12によって覆われているため、走査線
glと対向電極13との間の電位差により液晶が確実に
駆動され、配向乱れなどによる表示品位の低下を防ぐこ
とも可能となる。
【0077】なお、第2の画素電極12は、当該第2の
画素電極12がまたいでいる走査線(例えばg2)の1
行下の走査線(例えばg3)によって制御される薄膜ト
ランジスタ2と接続される構成であっても、上記の効果
を得ることができる。したがって、第2の画素電極12
は、当該第2の画素電極12がまたいでいる走査線の前
後いずれかの走査線によって制御されるスイッチング素
子と接続されている構成であればよいと言える。
【0078】一方、第2の画素電極12を、当該第2の
画素電極12がまたいでいる走査線glによって制御さ
れるスイッチング素子と接続される構成とする場合に
は、第2の画素電極12を信号線Snおよび走査線gl
に対して樹脂からなる層間絶縁膜11を介して積層する
ことが効果的である。なぜならば、層間絶縁膜11を設
けることで、走査線g1とそれをまたいでいる第2の画
素電極12との間の静電容量が小さくなり、上述した効
果が得られるからである。図6は、このときのアクティ
ブマトリクス基板の構造の一例を示している。
【0079】ここでは、信号線Snは、その両側の画素
に対して、行ごとに交互に薄膜トランジスタを介して接
続されてはおらず、すべて同じ側に位置するスイッチン
グ素子に接続されている。このときには、例えばパター
ニング時に微妙に位置がずれた場合にも全画素が同じ作
用をする方向にずれるため、不具合として視認される場
合が少ない。このパネルに信号を供給するドライバとし
ては、走査線glごとに信号線Snに与える画像データ
をずらして出力する必要がないため、構成がより簡単に
なる。
【0080】ただし、ドット反転駆動はドライバからの
出力に基づいて行うので、1信号線毎に極性が異なるよ
うにして、しかも各信号線Snをライン反転する必要が
あり、信号線Snとしては低周波駆動ができない。それ
でも、従来は不可能であった補助容量配線Csmへの信
号印加による嵩上げ効果を得ることができるので、信号
線Snの振幅を小さくすることができ、低消費かつドラ
イバコストの低減が図れる点では、先の図1の構成の場
合と同じである。しかも、補助容量配線Csmへの信号
はフレーム反転でよいので、この部分での消費電力の増
加は少なく、トータルでは従来より低消費電力に抑えら
れる。
【0081】また、第2の画素電極12が信号線Snお
よび走査線glに対して層間絶縁膜11を介して設けら
れる構成とすることにより、第2の画素電極12とその
下層とが導通せず、しかも、より低い静電容量でしか容
量結合しないため、第2の画素電極12を信号線Snや
走査線glに重畳することができ、開口率を大きくとる
ことができる。さらに、反射型表示装置を形成する場合
に、その反射特性を改善する必要がある場合にも、樹脂
に凹凸をつけて散乱光をほどよい状態に調整するなどが
可能になる。このように、第2の画素電極12を信号線
Snおよび走査線glに対して層間絶縁膜11を介して
設ける構成は、図1の構成に適用しても勿論、効果があ
る。
【0082】また、例えば、特開平11−119193
号公報のように、補助容量配線を信号線に沿って配置し
た場合、信号線のレイヤーで形成された部分、すなわち
信号線および補助容量配線は、画素の開口率を阻害する
要素として働く。なぜなら、信号線レイヤーと画素電極
とは絶縁膜を挟まずに配置されているため、これらの間
はある程度の隙間で隔たれている必要があるからであ
る。つまり、信号線レイヤーと画素電極との間に所定の
隔たりを設ける分だけ、画素電極を小さく形成せざるを
得ないのである。
【0083】また、例えば特開平9−162528号公
報では、信号線と画素電極とをオーバーラップさせるよ
うにしているが、このような構造であっても、信号線レ
イヤーは通常不透明であるため、開口率を阻害すること
に変わりはない。
【0084】さらに、信号線レイヤーにおける補助容量
配線と、走査線レイヤーにおける補助容量電極とは、ゲ
ート絶縁膜に設けられたコンタクトホールを介して接続
されるが、コンタクトホールはある程度の面積を有する
ため、この部分も開口率に対して阻害するように働く。
【0085】しかし、本実施形態では、第2の画素電極
12を反射電極としたアクティブマトリクス基板を作成
しており、図1および図6に示す第2の画素電極12が
そのまま開口部分として作用するため、それよりも下層
の走査線glや補助容量配線Csmなどは開口率を阻害
するようには働かない。
【0086】
【発明の効果】本発明に係るアクティブマトリクス基板
は、以上のように、隣接する走査線に挟まれた領域にお
いて行方向に延伸される補助容量配線をさらに備え、上
記画素電極は、上記走査線をまたぐように形成されてお
り、上記補助容量配線は、上記領域の行方向において千
鳥配置の位置関係にある画素を経由するように形成され
ている構成である。
【0087】それゆえ、補助容量配線は、隣接する走査
線に挟まれた領域の行方向において千鳥配置の関係にあ
る画素を経由するように形成されているので、本発明の
アクティブマトリクス基板と、例えば上記補助容量配線
のパターンに対応して対向電極を形成した対向基板とを
液晶層を介して貼り合わせて液晶表示装置を構成した場
合には、信号線、補助容量配線および対向電極を1垂直
反転駆動として、ドット反転駆動と同じように振る舞う
液晶表示装置を構成することができる。
【0088】したがって、上記構成によれば、ドット反
転駆動の場合と同等の表示品位を確保することができ
る。また、補助容量配線をフレーム反転駆動とすること
ができるので、ドット反転駆動の場合よりもさらに低消
費電力化を図ることができる。
【0089】また、上記画素電極は、走査線をまたぐよ
うに形成されているので、隣接する走査線の間には、と
もに行方向に走る2列の画素電極の一部が存在すること
になる。これにより、走査線をまたぐことなく、行方向
に千鳥配置の関係にある画素を経由するように補助容量
配線を敷くことが可能となる。したがって、補助容量配
線は走査線を横断することがないので、補助容量配線と
走査線とを同一レイヤーで形成することが可能となる。
【0090】したがって、走査線のみならず、補助容量
配線についても、パネル端部まで一つながりに引き出す
ことが可能となり、補助容量配線および走査線の個々に
対して陽極酸化を確実に行うことが可能となる。その結
果、上述の効果を得ながらにして、アクティブマトリク
ス基板としての特性の向上を図ることができるという効
果を奏する。
【0091】本発明に係るアクティブマトリクス基板
は、以上のように、上記走査線および上記補助容量配線
は、陽極酸化されている構成である。
【0092】それゆえ、アクティブマトリクス基板にお
けるリーク欠陥や信頼性不良等の問題を解決することが
でき、アクティブマトリクス基板としての特性を確実に
向上させることができるという効果を奏する。
【0093】本発明に係るアクティブマトリクス基板
は、以上のように、上記信号線は、当該信号線に隣接す
る画素と行ごとに交互にスイッチング素子を介して接続
されている構成である。
【0094】それゆえ、信号線および補助容量配線とも
にフレーム反転駆動でありながら、ドット反転駆動の場
合と同じような表示品位を確保することができる。しか
も、信号線はフレーム反転駆動でよいため、ドット反転
駆動の場合よりもさらに低消費電力である。また、信号
線を駆動するドライバも高電圧対応でなくても済み、ド
ライバコストも低減できるという効果を奏する。
【0095】本発明に係るアクティブマトリクス基板
は、以上のように、上記画素電極は、当該画素電極がま
たいでいる走査線の前後いずれかの走査線によって制御
されるスイッチング素子と接続されている構成である。
【0096】それゆえ、上記走査線と上記画素との間の
静電容量が小さくなり、上記走査線の駆動パルスの立ち
下がり時に、上記画素における画素電極の電位の引き込
みを小さく抑えることができる。このため、対向電圧ず
れを未然に防止しやすく、表示品位、信頼性ともに良好
な液晶表示装置を得ることができるという効果を奏す
る。
【0097】本発明に係るアクティブマトリクス基板
は、以上のように、上記画素電極は、上記信号線および
上記走査線と層間絶縁膜を介して設けられている構成で
ある。
【0098】それゆえ、上記画素電極を信号線や走査線
と層間絶縁膜を介して重畳して形成することができるの
で、例えば上記画素電極を反射電極で構成することによ
って、開口率を大きくとることができるという効果を奏
する。
【0099】本発明に係るアクティブマトリクス基板
は、以上のように、上記画素電極は、当該画素電極がま
たいでいる走査線によって制御されるスイッチング素子
と接続されていると共に、上記信号線および上記走査線
と層間絶縁膜を介して設けられている構成である。
【0100】それゆえ、画素電極は、その画素を駆動し
ている走査線と重なってはいるが、上記層間絶縁膜を設
けていることにより、上記走査線と上記画素との間の静
電容量が小さくなり、上記走査線の駆動パルスの立ち下
がり時に、上記画素における画素電極の電位の引き込み
を小さく抑えることができる。これにより、画素電極
が、その画素を駆動している走査線と重なっている構成
であっても、対向電圧ずれを未然に防止しやすくなり、
表示品位、信頼性ともに良好な液晶表示装置を得ること
ができる。
【0101】また、上記画素電極を信号線や走査線と層
間絶縁膜を介して重畳して形成することができるので、
例えば上記画素電極を反射電極で構成することによっ
て、開口率を大きくとることができるという効果を奏す
る。
【0102】本発明に係るアクティブマトリクス基板
は、以上のように、上記信号線は、当該信号線に対して
両側に位置する画素のうち、全て同じ側に位置する画素
とスイッチング素子を介して接続されている構成であ
る。
【0103】それゆえ、例えば信号線のパターニング時
に微妙に位置がずれた場合でも、全画素が同じ作用をす
る方向にずれるため、不具合として視認される場合が少
ないという効果を奏する。
【0104】本発明に係るアクティブマトリクス基板
は、以上のように、上記画素電極は、反射電極である構
成である。
【0105】それゆえ、画素電極が反射電極であるアク
ティブマトリクス基板を用いた反射型の液晶表示装置に
おいて、上述した効果を得ることが可能となるという効
果を奏する。
【0106】本発明に係るアクティブマトリクス基板の
製造方法は、以上のように、絶縁性基板上に、複数の走
査線を行方向に形成すると共に、隣接する走査線に挟ま
れた領域に補助容量配線を形成する第1の工程と、上記
絶縁性基板上に複数の信号線を列方向に形成する第2の
工程と、上記信号線に接続され、上記走査線の信号によ
り駆動されるスイッチング素子を形成する第3の工程
と、上記スイッチング素子と接続される画素電極を各画
素に対応してマトリクス状に形成する第4の工程とを有
し、上記第1の工程では、隣接する走査線に挟まれた領
域の行方向において千鳥配置の関係にある画素を経由す
るように上記補助容量配線を形成し、上記第4の工程で
は、上記走査線をまたぐように上記画素電極を形成する
構成である。
【0107】それゆえ、補助容量配線は、隣接する走査
線に挟まれた領域の行方向において千鳥配置の関係にあ
る画素を経由するように形成されているので、上記の手
法で製造されたアクティブマトリクス基板と、例えば上
記補助容量配線のパターンに対応して対向電極を形成し
た対向基板とを液晶層を介して貼り合わせて液晶表示装
置を構成した場合には、信号線、補助容量配線および対
向電極を1垂直反転駆動として、隣接する画素間で画素
の極性を反転させることが可能となり、ドット反転駆動
と同じように振る舞う液晶表示装置を提供することがで
きる。
【0108】したがって、上記構成によれば、ドット反
転駆動の場合と同等の表示品位を確保することができ
る。また、補助容量配線をフレーム反転駆動とすること
ができるので、ドット反転駆動の場合よりもさらに低消
費電力化を図ることができる。
【0109】また、上記画素電極は、走査線をまたぐよ
うに形成されているので、隣接する走査線の間には、と
もに行方向に走る2列の画素電極の一部が存在すること
になる。これにより、走査線をまたぐことなく、行方向
に千鳥配置の関係にある画素を経由するように補助容量
配線を敷くことが可能となる。したがって、補助容量配
線は走査線を横断することがないので、補助容量配線と
走査線とを同一レイヤーで形成することが可能となる。
【0110】したがって、走査線のみならず、補助容量
配線についても、パネル端部まで一つながりに引き出す
ことが可能となり、補助容量配線および走査線の個々に
対して陽極酸化を確実に行うことが可能となる。その結
果、上述の効果を得ながらにして、アクティブマトリク
ス基板としての特性の向上を図ることができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアクティブマトリクス基板の概略
の構成を示す平面図である。
【図2】図1のアクティブマトリクス基板におけるA−
A’線矢視断面図である。
【図3】対向基板に形成された対向電極のパターンを示
す平面図である。
【図4】上記アクティブマトリクス基板に形成される走
査線、信号線および補助容量配線に与える各種信号のタ
イミングチャートである。
【図5】図4の第1フレーム書き込み後における各配線
を流れる信号および画素の極性を図1の画素配置に対応
させて示した説明図である。
【図6】アクティブマトリクス基板の他の構成例を示す
平面図である。
【図7】従来の液晶表示装置の概略の構成を示す説明図
である。
【図8】従来の液晶表示装置の他の構成を示す説明図で
ある。
【図9】従来の液晶表示装置のさらに他の構成を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 絶縁性基板 2 薄膜トランジスタ(スイッチング素子) 12 第2の画素電極(画素電極) gl 走査線 Sn 信号線 Csm 補助容量配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 GA05 GA13 GA17 GA21 HA02 HA04 HA06 JA24 JB64 KA12 KA22 KB04 KB13 MA24 NA04 NA16 NA26 PA01 5C094 AA02 AA22 AA43 AA44 BA03 BA43 CA19 EA04 EA05 EB02 EB10 5F110 AA09 BB01 CC07 DD02 EE04 FF03 FF09 FF24 GG02 HK09 NN73

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】行方向に配置される複数の走査線と、 列方向に配置される複数の信号線と、 上記信号線に接続され、上記走査線の信号により駆動さ
    れるスイッチング素子と、 上記スイッチング素子と接続され、各画素に対応してマ
    トリクス状に配置される画素電極とを備えたアクティブ
    マトリクス基板において、 隣接する走査線に挟まれた領域において行方向に延伸さ
    れる補助容量配線をさらに備え、 上記画素電極は、上記走査線をまたぐように形成されて
    おり、 上記補助容量配線は、上記領域の行方向において千鳥配
    置の位置関係にある画素を経由するように形成されてい
    ることを特徴とするアクティブマトリクス基板。
  2. 【請求項2】上記走査線および上記補助容量配線は、陽
    極酸化されていることを特徴とする請求項1に記載のア
    クティブマトリクス基板。
  3. 【請求項3】上記信号線は、当該信号線に隣接する画素
    と行ごとに交互にスイッチング素子を介して接続されて
    いることを特徴とする請求項1または2に記載のアクテ
    ィブマトリクス基板。
  4. 【請求項4】上記画素電極は、当該画素電極がまたいで
    いる走査線の前後いずれかの走査線によって制御される
    スイッチング素子と接続されていることを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれかに記載のアクティブマトリク
    ス基板。
  5. 【請求項5】上記画素電極は、上記信号線および上記走
    査線と層間絶縁膜を介して設けられていることを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかに記載のアクティブマ
    トリクス基板。
  6. 【請求項6】上記画素電極は、当該画素電極がまたいで
    いる走査線によって制御されるスイッチング素子と接続
    されていると共に、上記信号線および上記走査線と層間
    絶縁膜を介して設けられていることを特徴とする請求項
    1または2に記載のアクティブマトリクス基板。
  7. 【請求項7】上記信号線は、当該信号線に対して両側に
    位置する画素のうち、全て同じ側に位置する画素とスイ
    ッチング素子を介して接続されていることを特徴とする
    請求項6に記載のアクティブマトリクス基板。
  8. 【請求項8】上記画素電極は、反射電極であることを特
    徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のアクティ
    ブマトリクス基板。
  9. 【請求項9】絶縁性基板上に、複数の走査線を行方向に
    形成すると共に、隣接する走査線に挟まれた領域に補助
    容量配線を形成する第1の工程と、 上記絶縁性基板上に複数の信号線を列方向に形成する第
    2の工程と、 上記信号線に接続され、上記走査線の信号により駆動さ
    れるスイッチング素子を形成する第3の工程と、 上記スイッチング素子と接続される画素電極を各画素に
    対応してマトリクス状に形成する第4の工程とを有し、 上記第1の工程では、隣接する走査線に挟まれた領域の
    行方向において千鳥配置の関係にある画素を経由するよ
    うに上記補助容量配線を形成し、 上記第4の工程では、上記走査線をまたぐように上記画
    素電極を形成することを特徴とするアクティブマトリク
    ス基板の製造方法。
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