JP2002156352A - 酸素センサ - Google Patents
酸素センサInfo
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Abstract
を2分割することにより、その構造を簡略化して部品点
数を削減すると共に、信頼性を向上させる。 【解決手段】 ケーシング1を、プロテクタ部2Aを有
する素子ケース2とキャップ3とによって構成し、その
内部には、ジルコニアチューブ5、絶縁筒体9、ヒータ
13、信号端子14、給電端子15等を収容する。ま
た、キャップ3内に配置したディスクスプリング10に
よりジルコニアチューブ5、シールワッシャ8等を素子
ケース2に押付ける。また、キャップ3のフランジ3C
をナット部材19によってエンジンの排気管21のボス
部22に取付ける。これにより、ケーシング1等の構造
を簡略化して部品点数を削減できると共に、ジルコニア
チューブ5に加わる振動等を抑制し、信頼性を向上させ
ることができる。
Description
排気ガス中の酸素濃度を検出するのに用いて好適な酸素
センサに関する。
る酸素センサとしては、筒状のケーシングと、該ケーシ
ングに設けられ内側電極と外側電極との間で酸素濃度を
検出する有底筒状のジルコニアチューブと、前記ケーシ
ング内に軸方向に伸長して設けられ軸方向の一側が該酸
素濃度検出素子に挿入されて該酸素濃度検出素子を加熱
する棒状のヒータとを備えたものが知られている(例え
ば、特開平11−190715号公報等)。
ーシングの軸方向一側が段付き筒状の素子ホルダによっ
て構成され、その内周側にはジルコニアチューブが挿嵌
されている。また、素子ホルダの外周側には、例えばエ
ンジンの排気管等に螺着されるおねじ部が設けられてい
る。そして、素子ホルダは、そのおねじ部が排気管に螺
着されることによって排気管に取付けられ、ジルコニア
チューブを素子ホルダの一端側から排気管内に突出させ
た状態に保持するものである。
ミックス材料等の脆い部材により形成されているため、
素子ホルダの一端側には、ジルコニアチューブを排気ガ
ス中の異物等から保護するプロテクタが取付けられてい
る。そして、プロテクタは、例えば耐熱性の金属材料等
によって有底筒状に形成され、ジルコニアチューブの突
出端側を覆っている。
しめ固定、溶接等の手段を用いて筒状のキャップ部材が
取付けられ、このキャップ部材の内周側には、ジルコニ
アチューブから突出したヒータの他端側と、ジルコニア
チューブの内側電極から検出信号を出力する信号端子
と、ヒータに給電する給電端子等とが配置されている。
来技術では、素子ホルダにジルコニアチューブ用のプロ
テクタを取付け、素子ホルダの内周側にジルコニアチュ
ーブを配置した状態でホルダ外周側のおねじ部を排気管
側に螺着する構成としている。
しめ固定、溶接等の手段によって素子ホルダにプロテク
タを取付ける作業が必要となり、センサの部品点数が増
加して組立作業に手間がかかるという問題がある。
ジルコニアチューブを保持した状態でエンジンの排気管
等に螺着されるため、この螺着作業時の振動、衝撃等が
素子ホルダを介してジルコニアチューブに直接的に加わ
るようになり、脆いセラミックス材料製のジルコニアチ
ューブが損傷し易いという問題もある。
されたもので、本発明の目的は、プロテクタ等の部品点
数を削減して構造を簡略化でき、その組立作業を容易に
行うことができると共に、ケーシングによって酸素濃度
検出素子を確実に保護でき、信頼性を向上できるように
した酸素センサを提供することにある。
ために本発明は、筒状のケーシングと、該ケーシングに
設けられ内側電極と外側電極との間で酸素濃度を検出す
る酸素濃度検出素子と、前記ケーシング内に軸方向に伸
長して設けられ軸方向の一側が該酸素濃度検出素子に挿
入されて該酸素濃度検出素子を加熱する棒状のヒータと
を備えた酸素センサに適用される。
特徴は、ケーシングは、軸方向の一側に被測ガスを導入
する導入口が設けられた筒状体により形成され内周側に
酸素濃度検出素子が配置される素子ケースと、該素子ケ
ースの軸方向他側に取付けられてヒータの軸方向他側を
収容するキャップとから構成したことにある。
グを筒状の素子ケースとキャップとに2分割して形成で
きると共に、素子ケースの一側によって酸素濃度検出素
子を覆うプロテクタ等を構成することができる。また、
例えばケーシングのうち酸素濃度検出素子が直接取付け
られていないキャップ側を自動車のセンサ取付部位等に
取付けることができる。
グの素子ケースと前記酸素濃度検出素子との間には、前
記酸素濃度検出素子のうち前記内側電極が配置される内
面側と前記外側電極が配置される外面側との間を気密に
シールするシール部材を設ける構成としている。
に面した外面側とケーシング内に面した内面側との間を
シール部材によって気密にシールでき、例えば検出素子
の外面側に存在する被測ガスが検出素子の内面側に侵入
して酸素濃度の検出動作が不安定となるのを防止するこ
とができる。
グ内には、前記キャップ側に位置して内周側に前記ヒー
タの他端側が挿通される絶縁筒体を設け、該絶縁筒体と
前記キャップとの間には、該絶縁筒体を介して前記酸素
濃度検出素子を素子ケースに押付ける付勢部材を設ける
構成としている。
配置した絶縁筒体の内周には、ヒータの他端側を挿入で
きると共に、例えばヒータに給電するための給電端子等
を配置することができる。また、付勢部材は、絶縁筒体
を介して酸素濃度検出素子を素子ケースに押付けること
ができ、酸素濃度検出素子と絶縁筒体との間のシール性
を高めることができる。
ングの素子ケース内には、該素子ケースと酸素濃度検出
素子との間に位置して該酸素濃度検出素子の内面側と外
面側との間を気密にシールするシール部材を設け、前記
ケーシング内には、前記キャップ側に位置して内周側に
前記ヒータの他端側が挿通される絶縁筒体を設け、該絶
縁筒体と前記キャップとの間には、該絶縁筒体を介して
前記酸素濃度検出素子とシール部材とを前記素子ケース
に押付ける付勢部材を設ける構成としている。
て酸素濃度検出素子とシール部材とを素子ケースに押付
けることができ、シール部材を検出素子と素子ケースと
の間で両者に密着させることができる。
には、径方向外向きに突出したフランジと、前記キャッ
プを車体側のセンサ取付部位に取付けるために該フラン
ジに係合する取付部材とを設ける構成としている。
フランジだけを取付部材によって車体側のセンサ取付部
位に固定でき、このときの振動等が素子ホルダ側の酸素
濃度検出素子に対して直接的に加わるのを防ぐことがで
きる。また、キャップとセンサ取付部位との接触面積を
小さくでき、これらの間の熱伝導を抑制できるから、例
えば車体側のエンジン等からセンサ取付部位を介して酸
素センサのケーシングに熱が伝わったり、ヒータにより
酸素濃度検出素子を加熱しているときの熱がセンサ取付
部位側に逃げるのを防止することができる。
は前記キャップの外周側に挿嵌されるナット部材からな
り、該ナット部材は前記キャップのフランジと係合した
状態で前記車体側のセンサ取付部位に螺着する構成とし
ている。
部材をキャップの外周側に挿嵌してフランジに係合させ
ることができ、この状態でナット部材を車体側のセンサ
取付部位に螺着することにより、ケーシングを車体側に
固定することができる。
度検出素子は、軸方向の一側に位置して有底筒状に形成
され内面,外面に前記内側電極,外側電極が設けられた
検出筒部と、該検出筒部の軸方向他側に位置して該検出
筒部よりも大径に形成された大径筒部とによって構成
し、素子ケースは、酸素濃度検出素子の検出筒部を覆っ
て形成され前記被測ガスの導入口を有する筒状のプロテ
クタ部と、該プロテクタ部の他側に位置して形成され内
周側で酸素濃度検出素子の大径筒部を囲むと共に外周側
に前記キャップが嵌合されるキャップ嵌合部と、前記プ
ロテクタ部とキャップ嵌合部との間に位置して酸素濃度
検出素子の大径筒部が当接するように形成された当接段
部によって構成し、キャップは、軸方向の一側が前記素
子ケースのキャップ嵌合部の外周側に嵌合され他側に酸
素濃度検出素子と接続される信号線を引出すための引出
口が設けられた筒状体により構成している。
部、大径筒部を素子ケースのプロテクタ部、キャップ嵌
合部内にそれぞれ配置でき、この状態で検出素子の大径
筒部を素子ケースの当接段部に当接させることにより、
検出素子を素子ケース内で軸方向に位置決めすることが
できる。この結果、酸素濃度検出素子の検出筒部を保護
するためのプロテクタ部を素子ケースの一部としてケー
シングに一体化でき、部品点数を削減することができ
る。また、例えば素子ケースの当接段部と検出素子の大
径筒部とを全周に亘って密着させることにより、検出筒
部の内面側と外面側との間を気密にシールすることがで
きる。さらに、キャップの軸方向一側を素子ケースのキ
ャップ嵌合部に嵌合でき、その引出口から検出素子用の
信号線を外部に引出すことができる。
酸素センサを、自動車用エンジンに用いる場合を例に挙
げ、添付図面を参照して詳細に説明する。
ーシングで、該ケーシング1は、図1、図2に示す如
く、後述の素子ケース2とキャップ3とによって構成さ
れている。そして、キャップ3は、後述のジルコニアチ
ューブ5をエンジンの排気管21内に突出させるべく、
例えば車体側の排気管21に突設されたセンサ取付部位
としてのボス部22等に後述のナット部材19を用いて
固定されるものである。
素子ケースで、該素子ケース2は例えば耐熱性の金属材
料等により有底状の筒状体として一体に形成されてい
る。そして、素子ケース2は、略有底筒状のプロテクタ
部2Aと、該プロテクタ部2Aの他端側に位置して該プ
ロテクタ部2Aよりも大径な筒状に形成され、内周側が
ジルコニアチューブ5の大径筒部5Bを取囲むと共に外
周側にキャップ3が嵌合されるキャップ嵌合部2Bと、
プロテクタ部2Aとキャップ嵌合部2Bとの間に位置し
て径方向内向きに突設され、前記大径筒部5Bがシール
ワッシャ8を介して当接する環状の当接段部2Cとによ
って構成され、キャップ嵌合部2Bの他端は開口2Dと
なっている。
内に突出した状態に保持されるジルコニアチューブ5の
検出筒部5A側を覆うように配置され、この検出筒部5
A側を被測ガスとなる排気ガス中の異物等から保護する
ものである。また、プロテクタ部2Aには、検出筒部5
Aの外面側に排気ガスを導くためプロテクタ部2Aの
内,外を連通する複数の導入口2E,2E,…が形成さ
れている。
後述するディスクスプリング10の付勢力によりジルコ
ニアチューブ5の大径筒部5Bがシールワッシャ8を介
して強く押付けられている。これにより、当接段部2C
は、素子ケース2とキャップ3との間に形成された空間
をシールワッシャ8と協働して気密にシールするもので
ある。
キャップで、該キャップ3は、例えば金属材料等により
筒状体として一体に形成され、一側が開口した筒部3A
と該筒部3Aの他側に設けられた蓋部3Bとを有してい
る。
ス2の開口2Dを閉塞する位置でキャップ嵌合部2Bの
外周側に嵌合され、これらの嵌合部位には環状の溶接部
4が全周に亘って形成されている。これにより、素子ケ
ース2とキャップ3とは一体に溶接され、これらの溶接
部位の気密性が確保されている。
ジ3Cが径方向外向きに突設され、ケーシング1は、こ
のフランジ3Cとナット部材19とを介して排気管21
のボス部22に取付けられるものである。一方、蓋部3
Bの中央には、後述のリード線16,17を外部に引出
すための引出口3Dが形成されている。
た酸素濃度検出素子としてのジルコニアチューブで、該
ジルコニアチューブ5は、例えば酸化ジルコニウム等の
セラミックス材料によって形成されている。また、ジル
コニアチューブ5は、素子ケース2のプロテクタ部2A
内に挿入され、内面、外面に内側電極6、外側電極7が
設けられた有底筒状の検出筒部5Aと、該検出筒部5A
の他側に位置して該検出筒部5Aよりも大径に形成され
た大径筒部5Bとによって構成されている。
に延び、後述の信号端子14と接続されている。また、
外側電極7は、シールワッシャ8、素子ケース2、キャ
ップ3およびナット部材19を介して排気管21にアー
スされる。そして、ジルコニアチューブ5は、外側の排
気ガスと内側の大気との間で酸素濃度の差が生じると、
この酸素濃度差に応じて電極6,7間に起電力を発生さ
せ、この起電力を検出信号として出力するものである。
との間に設けられたシール部材としてのシールワッシャ
で、該シールワッシャ8は、例えばステンレス鋼等から
なる金属リングの表面に銅等の軟質な金属薄膜を設ける
ことによって形成されている。そして、シールワッシャ
8は、ディスクスプリング10の付勢力により素子ケー
ス2の当接段部2Cとジルコニアチューブ5の大径筒部
5Bとに全周に亘って密着し、この位置でジルコニアチ
ューブ5の内面側と外面側との間をシールするものであ
る。
によって段付き筒状に形成された絶縁筒体で、該絶縁筒
体9は、ケーシング1内のキャップ3側に位置してジル
コニアチューブ5の他側にほぼ同軸に配設され、その内
周側には、後述するヒータ13の他端側が挿通される有
底のヒータ挿入穴9Aが設けられている。
材としての環状のディスクスプリングで、該ディスクス
プリング10は、環状のワッシャプレート11と後述の
ワッシャリング12等とを介してキャップ3の蓋部3B
側に配置され、該蓋部3Bと絶縁筒体9との間に配設さ
れている。
筒体9、ジルコニアチューブ5およびシールワッシャ8
を素子ケース2の当接段部2Cに向けて付勢し、これら
の部材を当接段部2Cと協働してケーシング1内で位置
決めしている。また、ディスクスプリング10は、ワッ
シャプレート11等を介してワッシャリング12をキャ
ップ3の蓋部3Bに押付けている。
形成されたワッシャリングで、該ワッシャリング12
は、キャップ3内に位置してワッシャプレート11の軸
方向他側に配設されている。そして、ワッシャリング1
2は、ディスクスプリング10の付勢力によりワッシャ
プレート11と後述する保護チューブ18の鍔部18A
とを介してキャップ3の蓋部3Bに強く押付けられ、キ
ャップ3内の空間を引出口3Dの外周側でシールしてい
る。
料により形成された棒状のヒータで、該ヒータ13は、
一端側がジルコニアチューブ5内に挿入され、他端側が
キャップ3側に位置して絶縁筒体9のヒータ挿入穴9A
内に挿入されている。また、ヒータ13の他端側外周に
は2個の電極13A(1個のみ図示)が設けられ、該各
電極13Aには後述の給電端子15が接続されている。
そして、ヒータ13は、各電極13Aを介して給電され
ることによりジルコニアチューブ5を加熱するものであ
る。
を出力するためケーシング1内に設けられた信号端子
で、該信号端子14は、図3に示す如く、例えば環状の
金属板等により形成されたプレート部14Aと、該プレ
ート部14Aから軸方向に延びた金属製の引出し線部1
4B等とによって構成されている。そして、プレート部
14Aは、ヒータ13の外周側に位置してジルコニアチ
ューブ5と絶縁筒体9との間に挟持され、内側電極6に
当接している。また、引出し線部14Bは、その他端側
が信号出力用リード線16と接続されている。
ーシング1内に設けられた2個の給電端子で、該各給電
端子15は、図3に示す如く金属板等によって形成さ
れ、ヒータ13に面した内側部位が電極13Aに接触す
ると共に、その外側部位は2本の給電用リード線17,
17と接続されている。また、各給電端子15は、絶縁
筒体9のヒータ挿入穴9A内に収容され、これによって
信号端子14から絶縁されている。
しての信号出力用リード線、17,17は各給電端子1
5と接続された給電用リード線で、該リード線16,1
7は絶縁筒体9の他端側からキャップ3の引出口3Dを
介して外部に引出され、エンジン制御用のコントロール
ユニット(図示せず)等に接続されるものである。ま
た、18はリード線16,17を取囲んで軸方向に延設
された保護チューブで、該保護チューブ18は例えば軟
質な金属材料等によって形成され、その一端側外周には
キャップ3内に配置される環状の鍔部18Aが径方向に
突設されている。
付部材を構成するナット部材で、該ナット部材19の内
周側には、図1ないし図3に示す如く、軸方向の一側に
位置しためねじ部19Aと、該めねじ部19Aの他側に
位置して径方向に突出した環状の係合突起19Bと、該
係合突起19Bの内周側に位置してキャップ3の外径よ
りも大きな孔径に形成されたキャップ挿通孔19Cとが
設けられている。
挿通孔19Cがキャップ3の外周側に隙間をもって挿通
され、係合突起19Bがキャップ3のフランジ3Cと係
合し、この状態でめねじ部19Aがエンジンの排気管2
1に突設されたボス部22の外周側に螺着されている。
これにより、ナット部材19は、係合突起19Bとボス
部22との間でキャップ3のフランジ3Cを全周に亘っ
て挟持し、ケーシング1を排気管21側に固定するもの
である。
孔19Cは、キャップ3の外径よりも大きく形成されて
いるため、ナット部材19をボス部22に螺着するとき
には、この螺着作業の途中においてキャップ3がキャッ
プ挿通孔19C内で径方向に対し自由に移動可能な状態
に保持される。そして、キャップ3のフランジ3Cは、
螺着作業のほぼ最後になってナット部材19の係合突起
19Bとボス部22との間に挟持されるようになるた
め、センサの取付時には、ジルコニアチューブ5に加わ
る振動、衝撃等を小さく抑制できる構成となっている。
き構成を有するもので、次にその作動について説明す
る。
ップ3がフランジ3Cとナット部材19とを介して排気
管21のボス部22に取付けられ、これによりジルコニ
アチューブ5は、素子ケース2のプロテクタ部2Aと共
に排気管21内に突出した状態に保持される。
2Cとジルコニアチューブ5との間がシールワッシャ8
によってシールされ、キャップ3は、その蓋部3B側が
ワッシャリング12等によってシールされている。そし
て、これらのシール部位はディスクスプリング10の付
勢力によって密着状態に保持されているので、ケーシン
グ1内の空間には、外部から排気ガス、ダスト、水分等
の異物が侵入するのを防止することができる。
内を排気ガスが流通すると、ジルコニアチューブ5の外
側を流れる排気ガスとチューブ5内の大気との間には大
きな酸素濃度の差が生じる。この結果、内側電極6と外
側電極7との間には検出信号となる起電力が発生し、こ
の検出信号は信号端子14、リード線16等を介してコ
ントロールユニットに出力される。これにより、コント
ロールユニットは、酸素センサからの検出信号を用いて
空燃比のフィードバック制御等を行う。
ニアチューブ5が低温である場合には、ヒータ13がコ
ントロールユニットにより各リード線17、給電端子1
5等を介して給電される。この結果、ジルコニアチュー
ブ5は、ヒータ13により加熱されて活性化し、正常な
検出動作を早期に開始することができる。
1を筒状の素子ケース2とキャップ3とによって構成し
たので、これら2個の部材によってケーシング1を形成
でき、ジルコニアチューブ5の検出筒部5Aを保護する
プロテクタ部2Aを素子ケース2の一部としてケーシン
グ1に一体化することができる。
できると共に、素子ホルダに別体のプロテクタを設ける
必要がなくなり、センサの構造を簡略化して部品点数を
削減できると共に、その組立時には、素子ケース2とキ
ャップ3とを溶接するだけで、プロテクタ部2Aを有す
るケーシング1を容易に形成でき、センサの組立作業を
効率よく行うことができる。
ることによって各部品の寸法ばらつきや組付け誤差等を
低減でき、素子ケース2とキャップ3とを精度よく組付
けることができる。しかも、ケーシング1には1箇所の
溶接部4を形成するだけで済み、従来技術と比較してケ
ーシング1の連結個所を減らすことができるから、その
気密性を安定的に保持でき、信頼性を向上させることが
できる。
耐熱性をもつセンサに仕様変更する場合には、予め耐熱
性の金属材料により形成されている素子ケース2の材質
等を変更するだけでよいから、センサの設計、改良等を
容易に行うことができる。
ジルコニアチューブ5の大径筒部5Bとの間にシールワ
ッシャ8を設け、キャップ3内には絶縁筒体9とディス
クスプリング10とを設けたので、ディスクスプリング
10の付勢力により絶縁筒体9を介してジルコニアチュ
ーブ5の大径筒部5Bとシールワッシャ8とを素子ケー
ス2の当接段部2Cに押付けることができ、シールワッ
シャ8を当接段部2Cと大径筒部5Bとに全周に亘って
密着させることができる。
ューブ5との間をシールワッシャ8によって良好にシー
ルでき、検出筒部5Aの外側を流れる排気ガス等が検出
筒部5Aの内側に侵入するのを防止でき、ジルコニアチ
ューブ5により外側の酸素濃度を安定的に検出すること
ができる。
に取付けるためのフランジ3Cとナット部材19とをキ
ャップ3側に設けたので、センサの取付時には、ケーシ
ング1のうちキャップ3から突出したフランジ3Cだけ
を排気管21のボス部22に取付けることができる。こ
れにより、フランジ3Cとボス部22とが接触するとき
の振動、衝撃等がジルコニアチューブ5に伝わるのを小
さく抑えることができ、ジルコニアチューブ5を確実に
保護することができる。
孔19Cをキャップ3の外径よりも大きな孔径に形成し
ているので、ナット部材19をボス部22に螺着すると
きには、ナット部材19をキャップ3の外周側に隙間を
もって挿通でき、この螺着作業の途中には、キャップ3
がキャップ挿通孔19C内で径方向へと自由に移動する
ことができる。この結果、センサの取付時には、ジルコ
ニアチューブ5に伝わる振動等をより確実に低減するこ
とができる。
より、キャップ3のフランジ3Cをボス部22に全周に
亘って安定的に固定できると共に、キャップ3とボス部
22との接触面積を小さくして両者間の熱伝導を低減さ
せることができる。これにより、例えばエンジンの運転
時には、排気管21の熱がボス部22等を介して酸素セ
ンサに伝わるの抑制でき、その耐久性を高めることがで
きる。また、エンジンの始動時等には、ヒータ13から
発生する熱がボス部22側に逃げるのを防止でき、ヒー
タ13によりジルコニアチューブ5を効率よく加熱して
検出筒部5Aを早期に活性化させることができる。
キャップ嵌合部2Bおよび当接段部2Cによって構成し
たので、排気管21内に露出されるジルコニアチューブ
5の検出筒部5Aをプロテクタ部2Aによって確実に保
護できると共に、キャップ嵌合部2Bによって素子ケー
ス2とキャップ3とを容易に一体化できる。また、当接
段部2Cによってジルコニアチューブ5を安定的に支持
でき、該チューブ5と絶縁筒体9とをケーシング1内で
確実に位置決めすることができる。そして、これらのプ
ロテクタ部2A、キャップ嵌合部2Bおよび当接段部2
Cを一体形成することにより、センサの部品点数をより
削減することができる。
た筒状体として形成することにより、その筒部3Aを素
子ケース2のキャップ嵌合部2B外周に確実に嵌合でき
ると共に、その引出口3Dからリード線16,17を容
易に引出すことができる。
ンジ3Cとナット部材19とによって取付部材を構成し
たが、本発明はこれに限らず、例えば図4に示す変形例
のように、ナット部材19に代えて取付部材となる環状
の金属板31を用意し、この金属板31を複数の取付ね
じ32等によって排気管21のボス部22′にねじ止め
する構成としてもよい。
子ケース2とキャップ3とを溶接部4によって溶着する
構成としたが、本発明はこれに限らず、例えばかしめ固
定、圧入、接着、螺合、ねじ止め等、任意の固定手段に
よって素子ケース2とキャップ3とを一体に固定する構
成としてもよいのは勿論である。
れば、ケーシングを筒状の素子ケースとキャップとから
構成したので、従来技術のプロテクタ等を含めてケーシ
ングの構造を簡略化でき、その部品点数を削減して信頼
性を向上できると共に、センサの組立作業を効率よく行
うことができる。また、例えばケーシングのうちキャッ
プ側を外部のセンサ取付部位等に取付けることにより、
センサの取付時には、素子ケース側に配置された酸素濃
度検出素子に振動等が伝わるの抑制でき、検出素子を保
護することができる。
スと酸素濃度検出素子との間にはシール部材を設ける構
成としたので、素子ケースと検出素子との間をシール部
材によって気密にシールでき、検出素子の外側を流れる
排気ガス等の被測ガスが検出素子の内側に侵入するのを
確実に防止できると共に、酸素濃度検出素子によって外
側の酸素濃度を安定的に検出することができる。
グ内にはキャップ側に位置してヒータの他端側が挿通さ
れる絶縁筒体を設け、該絶縁筒体とキャップとの間には
該絶縁筒体を介して酸素濃度検出素子を素子ケースに押
付ける付勢部材とを設ける構成としたので、キャップ内
の付勢部材により絶縁筒体を介して酸素濃度検出素子を
素子ケースに押付けることができ、検出素子と絶縁筒体
とをケーシング内で安定的に位置決めできると共に、検
出素子と素子ケースとの間のシール性を高めることがで
きる。
ースと酸素濃度検出素子との間にはシール部材を設け、
ケーシング内にはキャップ側に位置して絶縁筒体と付勢
部材とを設ける構成としたので、キャップ内の付勢部材
により絶縁筒体を介して酸素濃度検出素子とシール部材
とを素子ケースに押付けることができ、これらの部材を
ケーシング内で安定的に位置決めできると共に、シール
部材を検出素子と素子ケースとの間で両者に密着させる
ことができ、これらの間を良好にシールすることができ
る。
には、径方向に突出したフランジと、キャップを車体側
のセンサ取付部位に取付けるために該フランジに係合す
る取付部材とを設ける構成としたので、センサの取付時
には、キャップのフランジだけをセンサ取付部位に取付
けることができ、これらが接触するときの振動、衝撃等
が酸素濃度検出素子に伝わるのを抑制できると共に、検
出素子を保護することができる。また、取付部材により
キャップとセンサ取付部位との接触面積を小さくして両
者間の熱伝導を低減でき、例えばエンジン等の熱がセン
サに伝わってセンサの耐久性が低下したり、ヒータによ
り検出素子を加熱するときの熱がセンサ取付部位側に逃
げて検出素子の活性化が遅れるのを防止することができ
る。
を、キャップのフランジと係合した状態でセンサ取付部
位に螺着されるナット部材によって構成したので、ナッ
ト部材によりキャップのフランジをセンサ取付部位に全
周に亘って安定的に固定することができる。
ースをプロテクタ部、キャップ嵌合部および当接段部に
よって構成したので、酸素濃度検出素子の検出筒部を素
子ケースのプロテクタ部によって確実に保護できると共
に、キャップ嵌合部によって素子ケースとキャップとを
容易に一体化することができる。また、素子ケースの当
接段部によって酸素濃度検出素子等をケーシング内で確
実に位置決めすることができる。そして、これらの部位
を素子ケースとして一体形成でき、センサの部品点数を
より削減することができる。また、キャップを引出口が
設けられた筒状体として形成することにより、その一側
を素子ケースのキャップ嵌合部外周に確実に嵌合できる
と共に、その引出口から信号線を容易に引出すことがで
きる。
ンの排気管に取付けた状態で示す縦断面図である。
から取外した状態で示す縦断面図である。
である。
断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 筒状のケーシングと、該ケーシングに設
けられ内側電極と外側電極との間で酸素濃度を検出する
酸素濃度検出素子と、前記ケーシング内に軸方向に伸長
して設けられ軸方向の一側が該酸素濃度検出素子に挿入
されて該酸素濃度検出素子を加熱する棒状のヒータとを
備えた酸素センサにおいて、 前記ケーシングは、軸方向の一側に被測ガスを導入する
導入口が設けられた筒状体により形成され内周側に前記
酸素濃度検出素子が配置される素子ケースと、該素子ケ
ースの軸方向他側に取付けられて前記ヒータの軸方向他
側を収容するキャップとから構成したことを特徴とする
酸素センサ。 - 【請求項2】 前記ケーシングの素子ケースと前記酸素
濃度検出素子との間には、前記酸素濃度検出素子のうち
前記内側電極が配置される内面側と前記外側電極が配置
される外面側との間を気密にシールするシール部材を設
けてなる請求項1に記載の酸素センサ。 - 【請求項3】 前記ケーシング内には、前記キャップ側
に位置して内周側に前記ヒータの他端側が挿通される絶
縁筒体を設け、該絶縁筒体と前記キャップとの間には、
該絶縁筒体を介して前記酸素濃度検出素子を素子ケース
に押付ける付勢部材を設けてなる請求項1または2に記
載の酸素センサ。 - 【請求項4】 前記ケーシングの素子ケース内には、該
素子ケースと酸素濃度検出素子との間に位置して該酸素
濃度検出素子の内面側と外面側との間を気密にシールす
るシール部材を設け、前記ケーシング内には、前記キャ
ップ側に位置して内周側に前記ヒータの他端側が挿通さ
れる絶縁筒体を設け、該絶縁筒体と前記キャップとの間
には、該絶縁筒体を介して前記酸素濃度検出素子とシー
ル部材とを前記素子ケースに押付ける付勢部材を設けて
なる請求項1に記載の酸素センサ。 - 【請求項5】 前記キャップには、径方向外向きに突出
したフランジと、前記キャップを車体側のセンサ取付部
位に取付けるために該フランジに係合する取付部材とを
設けてなる請求項1,2,3または4に記載の酸素セン
サ。 - 【請求項6】 前記取付部材は前記キャップの外周側に
挿嵌されるナット部材からなり、該ナット部材は前記キ
ャップのフランジと係合した状態で前記車体側のセンサ
取付部位に螺着する構成としてなる請求項5に記載の酸
素センサ。 - 【請求項7】 前記酸素濃度検出素子は、軸方向の一側
に位置して有底筒状に形成され内面,外面に前記内側電
極,外側電極が設けられた検出筒部と、該検出筒部の軸
方向他側に位置して該検出筒部よりも大径に形成された
大径筒部とによって構成し、 前記素子ケースは、前記酸素濃度検出素子の検出筒部を
覆って形成され前記被測ガスの導入口を有する筒状のプ
ロテクタ部と、該プロテクタ部の他側に位置して形成さ
れ内周側で前記酸素濃度検出素子の大径筒部を囲むと共
に外周側に前記キャップが嵌合されるキャップ嵌合部
と、前記プロテクタ部とキャップ嵌合部との間に位置し
て前記酸素濃度検出素子の大径筒部が当接するように形
成された当接段部によって構成し、 前記キャップは、軸方向の一側が前記素子ケースのキャ
ップ嵌合部の外周側に嵌合され他側に前記酸素濃度検出
素子と接続される信号線を引出すための引出口が設けら
れた筒状体により構成してなる請求項1,2,3,4,
5または6に記載の酸素センサ。
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| JP2000353283A JP4049987B2 (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | 酸素センサ |
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002156352A true JP2002156352A (ja) | 2002-05-31 |
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ID=18826068
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|---|---|---|---|
| JP2000353283A Expired - Fee Related JP4049987B2 (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | 酸素センサ |
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1544609A1 (en) * | 2003-12-15 | 2005-06-22 | Hitachi, Ltd. | Oxygen sensor |
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-
2000
- 2000-11-20 JP JP2000353283A patent/JP4049987B2/ja not_active Expired - Fee Related
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