JP2002156014A - フリーピストン型オートテンショナ - Google Patents
フリーピストン型オートテンショナInfo
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- JP2002156014A JP2002156014A JP2000351657A JP2000351657A JP2002156014A JP 2002156014 A JP2002156014 A JP 2002156014A JP 2000351657 A JP2000351657 A JP 2000351657A JP 2000351657 A JP2000351657 A JP 2000351657A JP 2002156014 A JP2002156014 A JP 2002156014A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オートテンショナの応答性を向上させるこ
と。 【解決手段】 ロッド3を介して作動油を貯留する第1
油室7と、ロッド3を保持するボデー2を介して作動油
を貯留する第2油室8と、第1油室7と第2油室8とを
連通する油路20、油路20に形成される着座面20
a、着座面20aに着座可能に配されるチェックボール
21、第1油室7と着座面20aとの間でチェックボー
ル21を保持するリテーナ22を有し、第2油室8から
第1油室7への作動油の流入を許容し第1油室7から第
2油室8への作動油の流入を禁止する逆止弁12とを備
えるオートテンショナ1において、リテーナ22は、チ
ェックボール21の第1油室7側でロッド3の進退方向
と略垂直に形成されるとともに第1油室7内の作動油を
導入する導入部を有する規制面21Aと、ロッド3の進
退方向と平行に延在する中空筒状の筒状部22Bとを備
え、規制面22Aの導入部22A1はチェックボール2
1の外径より外周側からチェックボール21の外径より
内周側に亘って形成される。
と。 【解決手段】 ロッド3を介して作動油を貯留する第1
油室7と、ロッド3を保持するボデー2を介して作動油
を貯留する第2油室8と、第1油室7と第2油室8とを
連通する油路20、油路20に形成される着座面20
a、着座面20aに着座可能に配されるチェックボール
21、第1油室7と着座面20aとの間でチェックボー
ル21を保持するリテーナ22を有し、第2油室8から
第1油室7への作動油の流入を許容し第1油室7から第
2油室8への作動油の流入を禁止する逆止弁12とを備
えるオートテンショナ1において、リテーナ22は、チ
ェックボール21の第1油室7側でロッド3の進退方向
と略垂直に形成されるとともに第1油室7内の作動油を
導入する導入部を有する規制面21Aと、ロッド3の進
退方向と平行に延在する中空筒状の筒状部22Bとを備
え、規制面22Aの導入部22A1はチェックボール2
1の外径より外周側からチェックボール21の外径より
内周側に亘って形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン用タイミ
ングベルトのノイズ対策、或いはタイミングベルトの長
寿命化のためにベルトの張力を適正に保持するオートテ
ンショナに関するものであり、特に作動油の流通を規制
する逆止弁に特徴があるオートテンショナに関するもの
である。
ングベルトのノイズ対策、或いはタイミングベルトの長
寿命化のためにベルトの張力を適正に保持するオートテ
ンショナに関するものであり、特に作動油の流通を規制
する逆止弁に特徴があるオートテンショナに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のフリーピストン型オートテンショ
ナとして、特開2000−213608号公報に開示さ
れる技術がある。図6に該公報に開示されるオートテン
ショナ101の断面図を示す。図6のオートテンショナ
101は、円筒状のボデー102と、ボデー102の軸
方向に往復動可能にボデー102内に配設されアイドラ
を介して帯状動力伝達部材を押圧するロッド103と、
一端側でロッド103を介して作動油を貯留する第1油
室107を構成し、他端側でピストン106とともに作
動油を貯留する第2油室108を構成し、第1油室10
7と第2油室108とを連通する油路120を有する油
室ブロック105と、ロッド103をボデー102から
突出する方向に付勢する中空円筒状の第1弾性部材11
0と、第2油室108を加圧する方向にピストン106
を付勢する円筒状の第2弾性部材111と、油室ブロッ
ク105の油路120内に形成され帯状動力伝達部材の
張力が低下したときには第1弾性部材110によるアイ
ドラの推進運動を即座に許容させまた帯状動力伝達部材
の張力が上昇したときには第1弾性部材110に抗した
アイドラの後退運動を徐々に許容させる減衰手段として
の逆止弁112とを備えている。
ナとして、特開2000−213608号公報に開示さ
れる技術がある。図6に該公報に開示されるオートテン
ショナ101の断面図を示す。図6のオートテンショナ
101は、円筒状のボデー102と、ボデー102の軸
方向に往復動可能にボデー102内に配設されアイドラ
を介して帯状動力伝達部材を押圧するロッド103と、
一端側でロッド103を介して作動油を貯留する第1油
室107を構成し、他端側でピストン106とともに作
動油を貯留する第2油室108を構成し、第1油室10
7と第2油室108とを連通する油路120を有する油
室ブロック105と、ロッド103をボデー102から
突出する方向に付勢する中空円筒状の第1弾性部材11
0と、第2油室108を加圧する方向にピストン106
を付勢する円筒状の第2弾性部材111と、油室ブロッ
ク105の油路120内に形成され帯状動力伝達部材の
張力が低下したときには第1弾性部材110によるアイ
ドラの推進運動を即座に許容させまた帯状動力伝達部材
の張力が上昇したときには第1弾性部材110に抗した
アイドラの後退運動を徐々に許容させる減衰手段として
の逆止弁112とを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来技術
に示されるオートテンショナ101では、第1油室10
7と第2油室108との間に配設される逆止弁112
は、チェックボール121の動きを規制するリテーナ1
22のオイル通路122Aがチェックボール121の外
径よりも径方向外側に形成されている。ここで、ロッド
103が帯状動力伝達部材から緊張力を受けるとリテー
ナ122のオイル通路122Aを介してオイルが逆止弁
112内に導入されてチェックボール121が着座面に
着座することで、第1油室107から第2油室108へ
のオイルの流通が規制される。この場合には、ロッド1
03と油室ブロック105との間の微少な隙間を介して
オイルが徐々に第2油室108側へ流出し、帯状動力伝
達部材からの緊張力を徐々に緩和する。しかしながら、
オイル通路122Aがチェックボール121の外径より
も径方向外側に形成されているため、オイル通路122
Aを介して逆止弁112内に導入されるオイルはチェッ
クボール121の動作方向(着座面へ着座する方向)に
は直接作用せず、チェックボール121の側面からチェ
ックボール121を動作方向に作用させている。そのた
め、例えばクランク軸の回転等によって帯状動力伝達部
材の緊張力が急速に変化するときに、ロッド103が押
込まれるときのチェックボール121の着座動作が遅れ
てしまい、必要以上にロッド103がストロークしてし
まうことが考えられる。このような場合、ベルトがばた
ついて異音が発生したり、ベルトが目飛びする怖れがあ
り、好ましくない。
に示されるオートテンショナ101では、第1油室10
7と第2油室108との間に配設される逆止弁112
は、チェックボール121の動きを規制するリテーナ1
22のオイル通路122Aがチェックボール121の外
径よりも径方向外側に形成されている。ここで、ロッド
103が帯状動力伝達部材から緊張力を受けるとリテー
ナ122のオイル通路122Aを介してオイルが逆止弁
112内に導入されてチェックボール121が着座面に
着座することで、第1油室107から第2油室108へ
のオイルの流通が規制される。この場合には、ロッド1
03と油室ブロック105との間の微少な隙間を介して
オイルが徐々に第2油室108側へ流出し、帯状動力伝
達部材からの緊張力を徐々に緩和する。しかしながら、
オイル通路122Aがチェックボール121の外径より
も径方向外側に形成されているため、オイル通路122
Aを介して逆止弁112内に導入されるオイルはチェッ
クボール121の動作方向(着座面へ着座する方向)に
は直接作用せず、チェックボール121の側面からチェ
ックボール121を動作方向に作用させている。そのた
め、例えばクランク軸の回転等によって帯状動力伝達部
材の緊張力が急速に変化するときに、ロッド103が押
込まれるときのチェックボール121の着座動作が遅れ
てしまい、必要以上にロッド103がストロークしてし
まうことが考えられる。このような場合、ベルトがばた
ついて異音が発生したり、ベルトが目飛びする怖れがあ
り、好ましくない。
【0004】そこで本発明は、上記問題点を解決すべく
オートテンショナの応答性を向上させることを技術的課
題とする。
オートテンショナの応答性を向上させることを技術的課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、アイドラを介して帯状動力伝達部
材を押圧するロッドと、ロッドを介して作動油を貯留す
る第1油室と、ロッドを保持するボデーを介して作動油
を貯留する第2油室と、第1油室と第2油室とを連通す
る油路、油路に形成される着座面、着座面に着座可能に
配されるチェックボール、第1油室と着座面との間でチ
ェックボールを保持するリテーナを有し、第2油室から
第1油室への作動油の流入を許容し第1油室から第2油
室への作動油の流入を禁止する逆止弁とを備え、帯状動
力伝達部材の張力が低下したときにはアイドラの推進運
動を即座に許容させ、帯状動力伝達部材の張力が増大し
たときにはアイドラの後退運動を徐々に許容させ、帯状
動力伝達部材に常時適正な緊張力を与えるオートテンシ
ョナにおいて、リテーナは、チェックボールの第1油室
側でロッドの進退方向と略垂直に形成されるとともに第
1油室内の作動油を導入する導入部を有する規制面と、
ロッドの進退方向と平行に延在する中空筒状の筒状部と
を備え、規制面の導入部はチェックボールの外径より外
周側からチェックボールの外径より内周側に亘って形成
されるオートテンショナとした。
に請求項1の発明は、アイドラを介して帯状動力伝達部
材を押圧するロッドと、ロッドを介して作動油を貯留す
る第1油室と、ロッドを保持するボデーを介して作動油
を貯留する第2油室と、第1油室と第2油室とを連通す
る油路、油路に形成される着座面、着座面に着座可能に
配されるチェックボール、第1油室と着座面との間でチ
ェックボールを保持するリテーナを有し、第2油室から
第1油室への作動油の流入を許容し第1油室から第2油
室への作動油の流入を禁止する逆止弁とを備え、帯状動
力伝達部材の張力が低下したときにはアイドラの推進運
動を即座に許容させ、帯状動力伝達部材の張力が増大し
たときにはアイドラの後退運動を徐々に許容させ、帯状
動力伝達部材に常時適正な緊張力を与えるオートテンシ
ョナにおいて、リテーナは、チェックボールの第1油室
側でロッドの進退方向と略垂直に形成されるとともに第
1油室内の作動油を導入する導入部を有する規制面と、
ロッドの進退方向と平行に延在する中空筒状の筒状部と
を備え、規制面の導入部はチェックボールの外径より外
周側からチェックボールの外径より内周側に亘って形成
されるオートテンショナとした。
【0006】請求項1によると、帯状動力伝達部材の緊
張力が増大して第1油室内の油圧を増大させる方向にロ
ッドが変位した場合に、第1油室から第2油室へと流出
する作動油が導入部を介してチェックボールに作用する
が、リテーナの規制面に設けられる導入部はチェックボ
ールの外径よりも内周側に亘って形成されているので、
導入部を通じて逆止弁内に導入される作動油はチェック
ボールが着座面へ着座する方向(ロッドの進退方向)に
直接作用する。したがって、帯状動力伝達部材の緊張力
が急速に増大する場合において、チェックボールの着座
動作を速やかに行なうことができ、オートテンショナの
応答性が良好になる。更に、導入部はチェックボールの
外径よりも外周側に形成されるので、第1油室から第2
油室へ作動油が流入する際に作動油がチェックボールに
妨げられることなくチェックボールの外周から速やかに
作動油を流入させることができる。
張力が増大して第1油室内の油圧を増大させる方向にロ
ッドが変位した場合に、第1油室から第2油室へと流出
する作動油が導入部を介してチェックボールに作用する
が、リテーナの規制面に設けられる導入部はチェックボ
ールの外径よりも内周側に亘って形成されているので、
導入部を通じて逆止弁内に導入される作動油はチェック
ボールが着座面へ着座する方向(ロッドの進退方向)に
直接作用する。したがって、帯状動力伝達部材の緊張力
が急速に増大する場合において、チェックボールの着座
動作を速やかに行なうことができ、オートテンショナの
応答性が良好になる。更に、導入部はチェックボールの
外径よりも外周側に形成されるので、第1油室から第2
油室へ作動油が流入する際に作動油がチェックボールに
妨げられることなくチェックボールの外周から速やかに
作動油を流入させることができる。
【0007】具体的には、請求項2に示すように、リテ
ーナの規制面に同一形状の導入部を複数形成すると、各
導入部を介して第1油室からチェックボールに作用する
力は均等であるので、導入部を形成する位置によってチ
ェックボールを精度良く着座動作させることが可能にな
る。
ーナの規制面に同一形状の導入部を複数形成すると、各
導入部を介して第1油室からチェックボールに作用する
力は均等であるので、導入部を形成する位置によってチ
ェックボールを精度良く着座動作させることが可能にな
る。
【0008】更に具体的には、請求項3に示すように、
規制面に同一形状の導入部を3つ形成すると、3ヶ所か
ら各導入部を介してチェックボールに作動油を作用する
ことによりチェックボールを精度良く着座動作させ易く
なる。
規制面に同一形状の導入部を3つ形成すると、3ヶ所か
ら各導入部を介してチェックボールに作動油を作用する
ことによりチェックボールを精度良く着座動作させ易く
なる。
【0009】請求項3に示す構成においてチェックボー
ルに作用する作動油を均等にさせる具体的例として、請
求項4に示すように、規制面は円形を呈し、規制面の外
周を3等分する3ヶ所と規制面の中心とを結ぶ規制部材
により3つの導入部を形成すると、各導入部を介して導
入される第1油室内の作動油をチェックボールに均等に
作用させることができる。更に、請求項4に示す構成で
は、規制部材が規制面外周の3ヶ所と中心とを結んでい
るので、チェックボールがリテーナ内部で高周波振動す
る際の強度を保ちつつチェックボールの動作方向に直接
作用する作動油を確保することができ、更に好適であ
る。
ルに作用する作動油を均等にさせる具体的例として、請
求項4に示すように、規制面は円形を呈し、規制面の外
周を3等分する3ヶ所と規制面の中心とを結ぶ規制部材
により3つの導入部を形成すると、各導入部を介して導
入される第1油室内の作動油をチェックボールに均等に
作用させることができる。更に、請求項4に示す構成で
は、規制部材が規制面外周の3ヶ所と中心とを結んでい
るので、チェックボールがリテーナ内部で高周波振動す
る際の強度を保ちつつチェックボールの動作方向に直接
作用する作動油を確保することができ、更に好適であ
る。
【0010】請求項5は、請求項1の逆止弁において、
リテーナの筒状部がロッドの進退方向と平行な面に沿っ
て規制面の外周を連続して形成するようにしたことであ
る。これは、従来技術に示す逆止弁では、リテーナの軸
方向部分にスリットを形成してオイル通路を設けている
ため、これによってリテーナの軸方向部分は油室ブロッ
ク内周面の全周に亘っては当接しない。つまり、リテー
ナの軸方向部分はロッドの進退方向と平行な面に沿って
リテーナの規制面の外周を連続するように形成されてお
らず、リテーナを油室ブロックの内周面に圧入するため
の十分な強度が得られない。請求項5によると、リテー
ナの筒状部は規制面の外周を連続して形成されているの
で、筒状部の強度が確保できるとともに筒状部にスリッ
ト等の余分な加工を施す必要がなくなり、製造上の面か
らも好適である。
リテーナの筒状部がロッドの進退方向と平行な面に沿っ
て規制面の外周を連続して形成するようにしたことであ
る。これは、従来技術に示す逆止弁では、リテーナの軸
方向部分にスリットを形成してオイル通路を設けている
ため、これによってリテーナの軸方向部分は油室ブロッ
ク内周面の全周に亘っては当接しない。つまり、リテー
ナの軸方向部分はロッドの進退方向と平行な面に沿って
リテーナの規制面の外周を連続するように形成されてお
らず、リテーナを油室ブロックの内周面に圧入するため
の十分な強度が得られない。請求項5によると、リテー
ナの筒状部は規制面の外周を連続して形成されているの
で、筒状部の強度が確保できるとともに筒状部にスリッ
ト等の余分な加工を施す必要がなくなり、製造上の面か
らも好適である。
【0011】具体的には、請求項6に示すように、一端
側で第1油室を構成するとともに他端側で第2油室を構
成する油室ブロックの内周に逆止弁を配設し、リテーナ
の筒状部の外周面が全周に亘って油室ブロックの内周面
に当接するように構成したり、或いは請求項7に示すよ
うに、一端側で第1油室を構成するとともに他端側で第
2油室を構成するロッドの第1油室側に逆止弁を配設
し、リテーナの筒状部の内周面が全周に亘ってロッドの
第1油室側端部の外周面に当接するように構成すること
が好ましい。
側で第1油室を構成するとともに他端側で第2油室を構
成する油室ブロックの内周に逆止弁を配設し、リテーナ
の筒状部の外周面が全周に亘って油室ブロックの内周面
に当接するように構成したり、或いは請求項7に示すよ
うに、一端側で第1油室を構成するとともに他端側で第
2油室を構成するロッドの第1油室側に逆止弁を配設
し、リテーナの筒状部の内周面が全周に亘ってロッドの
第1油室側端部の外周面に当接するように構成すること
が好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1、図2は本発明の第1の実施の形態
のオートテンショナ1の断面図及びその作動を示す図で
ある。第1の実施の形態におけるオートテンショナ1
は、エンジンのクランク軸(図示省略)の動力をカム軸
(図示省略)に伝達する帯状動力伝達部材であるタイミ
ングベルトVに常時適正な緊張力を与えるために用いら
れており、タイミングベルトVに外周が係合するアイド
ラ4を介してタイミングベルトVに張力を付与してい
る。
して説明する。図1、図2は本発明の第1の実施の形態
のオートテンショナ1の断面図及びその作動を示す図で
ある。第1の実施の形態におけるオートテンショナ1
は、エンジンのクランク軸(図示省略)の動力をカム軸
(図示省略)に伝達する帯状動力伝達部材であるタイミ
ングベルトVに常時適正な緊張力を与えるために用いら
れており、タイミングベルトVに外周が係合するアイド
ラ4を介してタイミングベルトVに張力を付与してい
る。
【0013】オートテンショナ1は、円筒状のボデー2
と、ボデー2の軸方向に往復動可能にボデー2内に配設
されボデー2から突出してタイミングベルトVを押圧す
るロッド3と、ボデー2の内周に形成され、一端側でロ
ッド3を摺動可能に配設し且つロッド3を介して作動油
を貯留する第1油室7を構成し、他端側でボデー2及び
ピストン6を介して作動油を貯留する第2油室8を構成
し、第1油室7と第2油室8とを連通する油路9を有す
る油室ブロック5と、第1油室7を形成する油室ブロッ
ク5の外周とボデー2の内周との間に配設されてロッド
3をボデー2から突出する方向に付勢する中空円筒状の
第1弾性部材10と、第2油室8を加圧する方向にピス
トン6を付勢する円筒状の第2弾性部材11と、第2油
室8から第1油室7への作動油の流入を許容し第1油室
7から第2油室8への作動油の流入を禁止する逆止弁1
2と、を備えるフリーピストン型オートテンショナであ
る。
と、ボデー2の軸方向に往復動可能にボデー2内に配設
されボデー2から突出してタイミングベルトVを押圧す
るロッド3と、ボデー2の内周に形成され、一端側でロ
ッド3を摺動可能に配設し且つロッド3を介して作動油
を貯留する第1油室7を構成し、他端側でボデー2及び
ピストン6を介して作動油を貯留する第2油室8を構成
し、第1油室7と第2油室8とを連通する油路9を有す
る油室ブロック5と、第1油室7を形成する油室ブロッ
ク5の外周とボデー2の内周との間に配設されてロッド
3をボデー2から突出する方向に付勢する中空円筒状の
第1弾性部材10と、第2油室8を加圧する方向にピス
トン6を付勢する円筒状の第2弾性部材11と、第2油
室8から第1油室7への作動油の流入を許容し第1油室
7から第2油室8への作動油の流入を禁止する逆止弁1
2と、を備えるフリーピストン型オートテンショナであ
る。
【0014】ロッド3は径方向外方に延在するフランジ
部3aを有しており、フランジ部3aと油室ブロック5
の間に第1弾性部材10を配設することによって、ロッ
ド3は常にボデー2から突出する方向に付勢される。ま
た、作動油が外部へ漏出するのを防止するためにボデー
2とロッド3の間にシール14が設けられている。更
に、シール14の下部にはロッド3の径方向位置を規制
するためのガイド15が配設されている。
部3aを有しており、フランジ部3aと油室ブロック5
の間に第1弾性部材10を配設することによって、ロッ
ド3は常にボデー2から突出する方向に付勢される。ま
た、作動油が外部へ漏出するのを防止するためにボデー
2とロッド3の間にシール14が設けられている。更
に、シール14の下部にはロッド3の径方向位置を規制
するためのガイド15が配設されている。
【0015】油室ブロック5はボデー2に対して摺動不
能にボデー2内周側に配設されており、第1油室7と第
2油室8の間を連通可能な油路9と、逆止弁12と、ロ
ッド3との摺動隙間13と、によりタイミングベルトV
の張力が低下したときには第1弾性部材10によるアイ
ドラ4の推進運動を即座に許容させまたタイミングベル
トVの張力が上昇したときには第1弾性部材10に抗し
たアイドラ4の後退運動を徐々に許容させるように構成
している。尚、摺動隙間13の流路面積は油路9の流路
面積に比べて非常に小さく、第1油室7が高圧になると
摺動隙間13から徐々に作動油が漏出するようになって
いる。
能にボデー2内周側に配設されており、第1油室7と第
2油室8の間を連通可能な油路9と、逆止弁12と、ロ
ッド3との摺動隙間13と、によりタイミングベルトV
の張力が低下したときには第1弾性部材10によるアイ
ドラ4の推進運動を即座に許容させまたタイミングベル
トVの張力が上昇したときには第1弾性部材10に抗し
たアイドラ4の後退運動を徐々に許容させるように構成
している。尚、摺動隙間13の流路面積は油路9の流路
面積に比べて非常に小さく、第1油室7が高圧になると
摺動隙間13から徐々に作動油が漏出するようになって
いる。
【0016】ピストン6は、ピストン端面とボデー2の
内周面とで規定された空間により第2油室8を構成して
いる。
内周面とで規定された空間により第2油室8を構成して
いる。
【0017】図3に第1の実施の形態における逆止弁1
2の拡大図を、図4に図3のA視図を示す。逆止弁12
は、第1油室7と第2油室8とを連通する油路20aを
形成する油路ブロック20と、油路20aのチェックボ
ール21側に形成される着座面20bと、着座面20b
に着座可能に配されるチェックボール21と、第1油室
7と着座面20bとの間でチェックボール21を保持す
るリテーナ22とを有する。逆止弁12のリテーナ22
は、チェックボール21の第1油室7側でロッド3の進
退方向と略垂直に形成されるとともに第1油室7内の作
動油を導入する導入部22A1を有する規制面22A
と、ロッド3の進退方向と平行に延在する中空筒状の筒
状部22Bとを備えている。規制面22Aは真円形状を
呈しており、規制面22Aの外周を3等分する3ヶ所と
規制面22Aの中心とを結ぶ規制部材22A2により同
一形状の3つの導入部22A1が規制面22Aに対して
均等に形成される。尚、各導入部22A1はチェックボ
ール21の外径より外周側からチェックボール21の外
径より内周側に亘って形成されている。また、筒状部2
2Bはロッド3の進退方向と平行な面に沿って規制面2
2Aの外周を連続して形成されており、リテーナ22の
筒状部22Bの外周面が全周に亘って油室ブロック5の
内周面に当接している。
2の拡大図を、図4に図3のA視図を示す。逆止弁12
は、第1油室7と第2油室8とを連通する油路20aを
形成する油路ブロック20と、油路20aのチェックボ
ール21側に形成される着座面20bと、着座面20b
に着座可能に配されるチェックボール21と、第1油室
7と着座面20bとの間でチェックボール21を保持す
るリテーナ22とを有する。逆止弁12のリテーナ22
は、チェックボール21の第1油室7側でロッド3の進
退方向と略垂直に形成されるとともに第1油室7内の作
動油を導入する導入部22A1を有する規制面22A
と、ロッド3の進退方向と平行に延在する中空筒状の筒
状部22Bとを備えている。規制面22Aは真円形状を
呈しており、規制面22Aの外周を3等分する3ヶ所と
規制面22Aの中心とを結ぶ規制部材22A2により同
一形状の3つの導入部22A1が規制面22Aに対して
均等に形成される。尚、各導入部22A1はチェックボ
ール21の外径より外周側からチェックボール21の外
径より内周側に亘って形成されている。また、筒状部2
2Bはロッド3の進退方向と平行な面に沿って規制面2
2Aの外周を連続して形成されており、リテーナ22の
筒状部22Bの外周面が全周に亘って油室ブロック5の
内周面に当接している。
【0018】上記したフリーピストン型オートテンショ
ナ1の作動について説明する。クランク軸の回転に伴っ
てタイミングベルトVの張力が急速に増大すると、ロッ
ド3が図2の矢印B方向に移動して、第1油室7内の油
圧が上昇する。ここで、リテーナ22の規制面22Aに
設けられる導入部22A1はチェックボール21の外径
よりも内周側に亘って形成されているので、導入部22
A1を通じて逆止弁12内に導入される作動油はチェッ
クボール21が着座面20bへ着座する方向(ロッド3
の進退方向)に直接作用する。したがって、タイミング
ベルトVの緊張力が急速に増大する場合であっても、チ
ェックボール21の着座面20bへの着座動作が遅れる
ことがなく、チェックボール21は素早く着座面20b
に当接して油路20aを閉じる。これによって油路20
aを介しての第1油室7から第2油室8への作動油の導
入が禁止される。このとき第1油室7内の作動油は、油
室ブロック5とロッド3の摺動隙間13を通ってシール
14、ボデー2の内周、油室ブロック5、ピストン6に
より規定される内部空間17に徐々に流れ込む。内部空
間17は第2油室8と連通しており、ロッド3が内部空
間17に進入した分だけピストン6が下降する。これに
よりタイミングベルトVは弛緩し、タイミングベルトV
の張力の増大は緩徐に吸収される。
ナ1の作動について説明する。クランク軸の回転に伴っ
てタイミングベルトVの張力が急速に増大すると、ロッ
ド3が図2の矢印B方向に移動して、第1油室7内の油
圧が上昇する。ここで、リテーナ22の規制面22Aに
設けられる導入部22A1はチェックボール21の外径
よりも内周側に亘って形成されているので、導入部22
A1を通じて逆止弁12内に導入される作動油はチェッ
クボール21が着座面20bへ着座する方向(ロッド3
の進退方向)に直接作用する。したがって、タイミング
ベルトVの緊張力が急速に増大する場合であっても、チ
ェックボール21の着座面20bへの着座動作が遅れる
ことがなく、チェックボール21は素早く着座面20b
に当接して油路20aを閉じる。これによって油路20
aを介しての第1油室7から第2油室8への作動油の導
入が禁止される。このとき第1油室7内の作動油は、油
室ブロック5とロッド3の摺動隙間13を通ってシール
14、ボデー2の内周、油室ブロック5、ピストン6に
より規定される内部空間17に徐々に流れ込む。内部空
間17は第2油室8と連通しており、ロッド3が内部空
間17に進入した分だけピストン6が下降する。これに
よりタイミングベルトVは弛緩し、タイミングベルトV
の張力の増大は緩徐に吸収される。
【0019】タイミングベルトVの張力が減少すると、
第1弾性部材10によりロッド3が図2の矢印C方向に
押し上げられて、タイミングベルトVの張力の減少分は
敏速に吸収される。ロッド3が押し上げられると第1油
室7内の油圧は第2油室8内の油圧より低くなり、第2
油室8内の作動油は油路を介してチェックボール21を
第1油室側へ押し上げて、規制面22Aの導入部22A
1から第1油室7内に導入される。導入部22A1はチ
ェックボール21の外径よりも外周側に形成されている
ので、作動油はチェックボール21の外周側から速やか
に導入される。このとき、ピストン6は第2弾性部材1
1に付勢されて内部空間17からロッド3が退出した分
だけ上昇する。
第1弾性部材10によりロッド3が図2の矢印C方向に
押し上げられて、タイミングベルトVの張力の減少分は
敏速に吸収される。ロッド3が押し上げられると第1油
室7内の油圧は第2油室8内の油圧より低くなり、第2
油室8内の作動油は油路を介してチェックボール21を
第1油室側へ押し上げて、規制面22Aの導入部22A
1から第1油室7内に導入される。導入部22A1はチ
ェックボール21の外径よりも外周側に形成されている
ので、作動油はチェックボール21の外周側から速やか
に導入される。このとき、ピストン6は第2弾性部材1
1に付勢されて内部空間17からロッド3が退出した分
だけ上昇する。
【0020】上述した作動によると、タイミングベルト
Vの弛みに対してはアイドラ4の移動が敏速になり、ま
たタイミングベルトVの張りに対してもアイドラ4の移
動が確実に緩徐とされアイドラ4の移動が減衰されて、
タイミングベルトVの緊張力が的確に調整される。
Vの弛みに対してはアイドラ4の移動が敏速になり、ま
たタイミングベルトVの張りに対してもアイドラ4の移
動が確実に緩徐とされアイドラ4の移動が減衰されて、
タイミングベルトVの緊張力が的確に調整される。
【0021】このように、逆止弁12のリテーナ22の
規制面22Aに形成される規制部材22A2を図4に示
すように構成して3つの導入部22A1を設けたことに
より、第1油室7から作動油が導入されるとチェックボ
ール21が素早く油路20aを閉じるので、タイミング
ベルトVの張力の増大は緩徐に吸収される。また、筒状
部22Bはロッド3の進退方向と平行な面に沿って規制
面22Aの外周を連続して形成されているので、筒状部
22Bの強度が確保できるとともに筒状部22Bにスリ
ット等の余分な加工を施す必要がなくなり、製造上の面
から好適である。更に、この規制部材22A2の構成に
よると、チェックボール21がリテーナ22内部で高周
波振動する際のリテーナ22の強度を保つことができる
とともに第1油室7への作動油の流入を妨げることな
く、又、速やかにチェックボール21が着座するので第
1油室7からの作動油の流出を最小限に抑えることがで
きる。
規制面22Aに形成される規制部材22A2を図4に示
すように構成して3つの導入部22A1を設けたことに
より、第1油室7から作動油が導入されるとチェックボ
ール21が素早く油路20aを閉じるので、タイミング
ベルトVの張力の増大は緩徐に吸収される。また、筒状
部22Bはロッド3の進退方向と平行な面に沿って規制
面22Aの外周を連続して形成されているので、筒状部
22Bの強度が確保できるとともに筒状部22Bにスリ
ット等の余分な加工を施す必要がなくなり、製造上の面
から好適である。更に、この規制部材22A2の構成に
よると、チェックボール21がリテーナ22内部で高周
波振動する際のリテーナ22の強度を保つことができる
とともに第1油室7への作動油の流入を妨げることな
く、又、速やかにチェックボール21が着座するので第
1油室7からの作動油の流出を最小限に抑えることがで
きる。
【0022】次に、本発明の第2の実施の形態における
オートテンショナ41について説明する。図5は第2の
実施の形態におけるオートテンショナ41の断面図であ
る。第2の実施の形態は、上述した第1の実施の形態の
オートテンショナ1とは異なる形式のフリーピストン型
オートテンショナ41に本発明を採用した場合を示すも
のであり、ボデー42と、ボデー42内を摺動しボデー
42とともに第1油室47を構成するプランジャー43
と、プランジャー43と一体に形成されボデー42から
突出して図示しないアイドラに当接するロッド43A
と、ボデー42の内周とロッド43Aの外周の間にそれ
ぞれシールを介して摺動可能に挿入されプランジャー4
3とともに第2油室48を構成するピストン46と、第
2油室48を加圧すべくピストン46を図面下方に向け
て押圧する弾性部材51と、第2油室48から第1油室
47への作動油の流入を許容し第1油室47から第2油
室48への作動油の流入を禁止する逆止弁52とを備え
るフリーピストン型オートテンショナ41である。プラ
ンジャー43には第1油室47と第2油室48とを連通
する油路49が形成されている。第2の実施の形態にお
いて、逆止弁52の構成自体は図3及び図4に示した第
1の実施の形態における逆止弁12と同一であり、第1
の実施の形態で説明したのと同様の作用を奏するもので
あるが、第2の実施の形態では、逆止弁52は一端側で
第1油室47を構成するとともに他端側で第2油室48
を構成するプランジャー43の第1油室47側に配設さ
れ、リテーナ62の筒状部62Bの内周面が全周に亘っ
てプランジャー43の第1油室47側端部の外周面に当
接している点で第1の実施の形態における逆止弁12と
異なる。
オートテンショナ41について説明する。図5は第2の
実施の形態におけるオートテンショナ41の断面図であ
る。第2の実施の形態は、上述した第1の実施の形態の
オートテンショナ1とは異なる形式のフリーピストン型
オートテンショナ41に本発明を採用した場合を示すも
のであり、ボデー42と、ボデー42内を摺動しボデー
42とともに第1油室47を構成するプランジャー43
と、プランジャー43と一体に形成されボデー42から
突出して図示しないアイドラに当接するロッド43A
と、ボデー42の内周とロッド43Aの外周の間にそれ
ぞれシールを介して摺動可能に挿入されプランジャー4
3とともに第2油室48を構成するピストン46と、第
2油室48を加圧すべくピストン46を図面下方に向け
て押圧する弾性部材51と、第2油室48から第1油室
47への作動油の流入を許容し第1油室47から第2油
室48への作動油の流入を禁止する逆止弁52とを備え
るフリーピストン型オートテンショナ41である。プラ
ンジャー43には第1油室47と第2油室48とを連通
する油路49が形成されている。第2の実施の形態にお
いて、逆止弁52の構成自体は図3及び図4に示した第
1の実施の形態における逆止弁12と同一であり、第1
の実施の形態で説明したのと同様の作用を奏するもので
あるが、第2の実施の形態では、逆止弁52は一端側で
第1油室47を構成するとともに他端側で第2油室48
を構成するプランジャー43の第1油室47側に配設さ
れ、リテーナ62の筒状部62Bの内周面が全周に亘っ
てプランジャー43の第1油室47側端部の外周面に当
接している点で第1の実施の形態における逆止弁12と
異なる。
【0023】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上述した実施の形態に限定される意図は
なく、例えば第2油室の容積が変化しないフリーピスト
ン型ではない形式のオートテンショナであってもよく、
本発明の主旨に沿った形態のオートテンショナであれ
ば、どのような形態であってもよい。
たが、本発明は上述した実施の形態に限定される意図は
なく、例えば第2油室の容積が変化しないフリーピスト
ン型ではない形式のオートテンショナであってもよく、
本発明の主旨に沿った形態のオートテンショナであれ
ば、どのような形態であってもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明によると、帯状動力伝達部材の緊
張力が増大して第1油室内の油圧を増大させる方向にロ
ッドが変位した場合に、第1油室から第2油室へと導入
される作動油が導入部を介してチェックボールに作用す
るが、リテーナの規制面に設けられる導入部はチェック
ボールの外径よりも内周側に亘って形成されているの
で、導入部を通じて逆止弁内に導入される作動油はチェ
ックボールが着座面へ着座する方向(ロッドの進退方
向)に直接作用する。したがって、帯状動力伝達部材の
緊張力が急速に増大する場合において、チェックボール
の着座動作が遅れることがなくなり、オートテンショナ
の応答性が良好になる。更に、導入部はチェックボール
の外径よりも外周側に形成されるので、第1油室から第
2油室へ作動油が流入する際に作動油がチェックボール
に妨げられることなくチェックボールの外周から速やか
に作動油を流入させることができる。
張力が増大して第1油室内の油圧を増大させる方向にロ
ッドが変位した場合に、第1油室から第2油室へと導入
される作動油が導入部を介してチェックボールに作用す
るが、リテーナの規制面に設けられる導入部はチェック
ボールの外径よりも内周側に亘って形成されているの
で、導入部を通じて逆止弁内に導入される作動油はチェ
ックボールが着座面へ着座する方向(ロッドの進退方
向)に直接作用する。したがって、帯状動力伝達部材の
緊張力が急速に増大する場合において、チェックボール
の着座動作が遅れることがなくなり、オートテンショナ
の応答性が良好になる。更に、導入部はチェックボール
の外径よりも外周側に形成されるので、第1油室から第
2油室へ作動油が流入する際に作動油がチェックボール
に妨げられることなくチェックボールの外周から速やか
に作動油を流入させることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるオートテン
ショナの断面図である。
ショナの断面図である。
【図2】第1の実施の形態の作動を示す図である。
【図3】本実施の形態における逆止弁の拡大図である。
【図4】図3のA視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるオートテン
ショナの断面図である。
ショナの断面図である。
【図6】従来のオートテンショナを示す断面図である。
1、41・・・オートテンショナ 2、
42・・・ボデー 3、43・・・ロッド 4・
・・アイドラ 5・・・油室ブロック 6、
46・・・ピストン 7、47・・・第1油室 8、
48・・・第2油室 9、49・・・油路 10
・・・第1弾性部材 11・・・第2弾性部材 1
2、52・・・逆止弁 13・・・摺動隙間 14
・・・シール 15・・・ガイド 16
・・・シールリング 17・・・内部空間 21
・・・チェックボール 22・・・リテーナ 22
A・・・規制面 22A1・・・導入部 22
A2・・・規制部材 22B・・・筒状部 V・・・タイミングベルト(帯状動力伝達部材)
42・・・ボデー 3、43・・・ロッド 4・
・・アイドラ 5・・・油室ブロック 6、
46・・・ピストン 7、47・・・第1油室 8、
48・・・第2油室 9、49・・・油路 10
・・・第1弾性部材 11・・・第2弾性部材 1
2、52・・・逆止弁 13・・・摺動隙間 14
・・・シール 15・・・ガイド 16
・・・シールリング 17・・・内部空間 21
・・・チェックボール 22・・・リテーナ 22
A・・・規制面 22A1・・・導入部 22
A2・・・規制部材 22B・・・筒状部 V・・・タイミングベルト(帯状動力伝達部材)
Claims (7)
- 【請求項1】 アイドラを介して帯状動力伝達部材を押
圧するロッドと、 該ロッドを介して作動油を貯留する第1油室と、 前記ロッドを保持するボデーを介して作動油を貯留する
第2油室と、 第1油室と第2油室とを連通する油路、該油路に形成さ
れる着座面、該着座面に着座可能に配されるチェックボ
ール、前記第1油室と前記着座面との間で前記チェック
ボールを保持するリテーナを有し、前記第2油室から前
記第1油室への作動油の流入を許容し前記第1油室から
前記第2油室への作動油の流入を禁止する逆止弁と、 を備え、前記帯状動力伝達部材の張力が低下したときに
は前記アイドラの推進運動を即座に許容させ、前記帯状
動力伝達部材の張力が増大したときには前記アイドラの
後退運動を徐々に許容させ、前記帯状動力伝達部材に常
時適正な緊張力を与えるオートテンショナにおいて、 前記リテーナは、前記チェックボールの前記第1油室側
で前記ロッドの進退方向と略垂直に形成されるとともに
前記第1油室内の作動油を導入する導入部を有する規制
面と、前記ロッドの進退方向と平行に延在する中空筒状
の筒状部とを備え、前記規制面の導入部は前記チェック
ボールの外径より外周側から前記チェックボールの外径
より内周側に亘って形成されることを特徴とする、オー
トテンショナ。 - 【請求項2】 請求項1の逆止弁において、前記リテー
ナの規制面には同一形状の前記導入部が複数形成される
ことを特徴とする、オートテンショナ。 - 【請求項3】 請求項2の逆止弁において、前記規制面
は、3つの導入部が形成されることを特徴とする、オー
トテンショナ。 - 【請求項4】 請求項3の逆止弁において、前記規制面
は円形を呈し、前記規制面の外周を3等分する3ヶ所と
前記規制面の中心とを結ぶ規制部材により前記3つの導
入部が形成されることを特徴とする、オートテンショ
ナ。 - 【請求項5】 請求項1の逆止弁において、前記リテー
ナの前記筒状部は前記ロッドの進退方向と平行な面に沿
って前記規制面の外周を連続して形成されることを特徴
とする、オートテンショナ。 - 【請求項6】 請求項5における逆止弁は、一端側で前
記第1油室を構成するとともに他端側で前記第2油室を
構成する油室ブロックの内周に配設され、前記リテーナ
の前記筒状部の外周面が全周に亘って前記油室ブロック
の内周面に当接することを特徴とする、オートテンショ
ナ。 - 【請求項7】 請求項5における逆止弁は、一端側で前
記第1油室を構成するとともに他端側で前記第2油室を
構成する前記ロッドの前記第1油室側に配設され、前記
リテーナの前記筒状部が全周に亘って前記ロッドの前記
第1油室側端部に取付けられることを特徴とする、オー
トテンショナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000351657A JP2002156014A (ja) | 2000-11-17 | 2000-11-17 | フリーピストン型オートテンショナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000351657A JP2002156014A (ja) | 2000-11-17 | 2000-11-17 | フリーピストン型オートテンショナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002156014A true JP2002156014A (ja) | 2002-05-31 |
Family
ID=18824674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000351657A Pending JP2002156014A (ja) | 2000-11-17 | 2000-11-17 | フリーピストン型オートテンショナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002156014A (ja) |
-
2000
- 2000-11-17 JP JP2000351657A patent/JP2002156014A/ja active Pending
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