JP2002155443A - 繊維機械の制御装置の内部パラメータをチェックする方法及び装置 - Google Patents

繊維機械の制御装置の内部パラメータをチェックする方法及び装置

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JP2002155443A JP2000349937A JP2000349937A JP2002155443A JP 2002155443 A JP2002155443 A JP 2002155443A JP 2000349937 A JP2000349937 A JP 2000349937A JP 2000349937 A JP2000349937 A JP 2000349937A JP 2002155443 A JP2002155443 A JP 2002155443A
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正勝 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】繊維機械の制御装置の内部パラメータを、定期
的に又は必要時に収集してチェックすることができるよ
うにする。 【解決手段】繊維機械4に備えられた制御装置5a、・
・から内部パラメータの設定値を収集するデータ収集部
1と、内部パラメータの標準値が格納されたパラメータ
参照テーブル2と、データ収集部の内部パラメータの設
定値をパラメータ参照テーブルの標準値と比較し、内部
パラメータの設定値が標準値と一致しないときは、制御
装置における当該内部パラメータの設定値を標準値に書
き換え又は警告を発するパラメータ正誤判定部3とを備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維機械に備えら
れた制御装置内の内部パラメータを収集し、チェック
し、必要な場合に更新するシステムに関するものであ
る。ここで、内部パラメータとは、繊維機械の据付け時
や、仕様変更時や、部品交換時等に設定され、生産条件
とは無関係に設定されたパラメータをいい、生産条件に
応じてその都度変更され得る生産用パラメータとは異な
る。以下同様。
【0002】
【従来の技術】従来、繊維機械において、仕様変更時又
は部品交換時に、制御装置内の機械制御プログラムに関
連した内部パラメータが、誤った値に設定され、そのま
ま不適切な内部パラメータが使用されたままで、繊維機
械が制御され、製品の生産がなされていることがあっ
た。この場合、生産された製品の品質等が正常のものと
大きく異なっておれば、内部パラメータが誤った値に設
定されていることを推測し得るが、生産された製品の品
質等が正常のものより少ししか低下していない場合に
は、内部パラメータの設定エラーであると推定すること
が困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、繊維機械の制御装置の内部パラメータを、定期
的に又は必要時に収集してチェックすることができるよ
うにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1の発明は、繊維機械に備えられた制御装置の内
部パラメータをチェックする方法であって、前記制御装
置の内部パラメータの設定値を収集するステップと、収
集した内部パラメータの設定値を予め登録された標準値
と比較するステップと、収集した内部パラメータの設定
値が前記標準値と一致しないとき、警告を発し又は前記
制御装置における当該内部パラメータの設定値を前記標
準値に書き換えるステップと、からなっていることを特
徴とする方法を構成したものである。また、上記課題を
解決するため、第2の発明は、繊維機械に備えられた制
御装置の内部パラメータをチェックする方法であって、
前記制御装置からインターネットを介して前記内部パラ
メータの設定値を収集するステップと、収集した内部パ
ラメータの設定値を予め登録された標準値と比較するス
テップと、収集した内部パラメータの設定値が前記標準
値と一致しないとき、警告を発し、若しくは、インター
ネットを介して、前記制御装置に対し警告信号を送信し
又は前記制御装置における当該内部パラメータの設定値
を前記標準値に書き換えるステップと、からなっている
ことを特徴とする方法を構成したものである。
【0005】また、上記課題を解決するため、第3の発
明は、繊維機械に備えられた制御装置の内部パラメータ
をチェックする装置であって、前記制御装置から内部パ
ラメータの設定値を収集するデータ収集部と、内部パラ
メータの標準値が格納されたパラメータ参照テーブル
と、前記データ収集部の内部パラメータの設定値を前記
パラメータ参照テーブルの標準値と比較し、前記内部パ
ラメータの設定値が前記標準値と一致しないとき、警告
を発し又は前記制御装置における当該内部パラメータの
設定値を前記標準値に書き換えるパラメータ正誤判定部
と、を備えたことを特徴とする装置を構成したものであ
る。上記第3の発明の構成において、好ましくは、前記
装置は、前記制御装置にインターネットを介して接続さ
れており、前記データ収集部は、前記制御装置から前記
インターネットを介して前記内部パラメータの設定値を
収集し、前記パラメータ正誤判定部は、前記内部パラメ
ータの設定値が前記標準値と一致しないとき、警告を発
し、若しくは、前記インターネットを介して、前記制御
装置に対し警告信号を送信し又は前記制御装置における
当該内部パラメータの設定値を前記標準値に書き換える
ようになっている。上記第3の発明の構成において、さ
らに好ましくは、前記繊維機械は、紡糸装置から紡出さ
れた糸条を延伸するためのゴデットローラと、前記ゴデ
ットローラにより延伸された糸条をボビンホルダに装着
されたボビンに巻き取る巻取装置とを備えた紡糸巻取シ
ステムからなり、前記制御装置は、前記ボビンホルダの
回転速度を制御する複数の回転制御装置及び/又は前記
ゴデットローラの加熱を制御する複数の加熱制御装置か
らなっている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の好ましい実施例について説明する。図1は、本発明
の1実施例による繊維機械に備えられた制御装置の内部
パラメータをチェックする装置の構成を示すブロック図
である。図1に示されるように、本発明による装置は、
繊維機械4の制御装置5a、5b、5c、・・に接続さ
れており、定期的に又は不定期的に、制御装置5a、5
b、5c、・・から内部パラメータの設定値を収集する
データ収集部1と、内部パラメータの標準値が格納され
たパラメータ参照テーブル2と、データ収集部1の内部
パラメータの設定値をパラメータ参照テーブル2の標準
値と比較し、内部パラメータの設定値が標準値と一致し
ないとき、警告を発し又は制御装置5a、5b、5c、
・・における当該内部パラメータの設定値を標準値に書
き換えるパラメータ正誤判定部3と、を備えている。
【0007】本発明による装置は、さらに、データ収集
部1による内部パラメータの収集を定期的に自動で行う
か又は不定期的にマニュアルで行うかを設定し、あるい
は、パラメータ正誤判定部3によって内部パラメータの
設定値が標準値と一致しないと判定されたとき、当該内
部パラメータの設定値を標準値に自動的に書き換えるか
否かを設定する等、オペレータからの入力を受け付ける
ための入力部6と、オペレータに対して操作手順を案内
し、あるいは、内部パラメータの設定値が標準値と一致
しないときに警告表示を行う等するための表示部7とを
備えている。
【0008】次に、本発明による装置の作動方法につい
て、図2を参照しながら説明する。本発明による装置が
起動させられると、まず最初、データ収集部1は、定期
的なチェックが設定されているか又は不定期的なチェッ
ク(マニュアルチェック)が設定されているかを判定す
る(ステップS1)。定期的なチェックが設定されてい
る場合には、データ収集部1は、さらに、今がチェック
のタイミングであるかどうかを判定する(ステップS
2)。そして、データ収集部1は、チェックのタイミン
グでない場合は、チェック動作を終了する(ステップS
3)が、チェックのタイミングである場合には、予め登
録された制御装置5a、5b、5c、・・の内部パラメ
ータの設定値を順次収集する(ステップS4、S5)。
【0009】パラメータ正誤判定部3は、データ収集部
1が収集した内部パラメータの設定値をパラメータ参照
テーブル2の標準値と比較する(ステップS6)。パラ
メータ正誤判定部3は、内部パラメータの設定値が標準
値と一致しない場合であってかつ自動更新が設定されて
いる場合は、その制御装置5a、5b、5c、・・にお
ける当該内部パラメータの設定値を標準値に書き換える
(ステップS7、S8、S9)が、一致しない場合であ
ってかつ自動更新が設定されていない場合には、設定値
の書き換えをせずに警告を発する(ステップS7、S
8、S10)。こうして、制御装置5a、5b、5c、
・・の1つについてチェックが終了すると、次に登録さ
れた制御装置のチェック動作を開始する。登録された制
御装置のすべてについてチェックが終了した時点でチェ
ック動作を終了する(ステップS3)。
【0010】マニュアルチェックが設定されている場合
には、データ収集部1は、マニュアルチェックを開始す
るかどうかをオペレータに問い合わせ(ステップS1
1)、チェック開始命令を受けた場合には、登録された
制御装置5a、5b、5c、・・の内部パラメータの設
定値を収集し、装置は、定期的なチェックの場合と同様
のチェック動作を実行する。チェック開始命令を受けな
かった場合には、チェック動作を終了する(ステップS
3)。
【0011】こうして本発明による装置によれば、繊維
機械の制御装置の内部パラメータを、定期的に又は必要
な時にチェックすることができ、必要に応じて、内部パ
ラメータの誤った設定値を正しい設定値に更新すること
ができる。それによって、繊維機械の正常な運転を行う
ことができ、運転コストの低減を図り、生産性を向上さ
せることができる。
【0012】図1の実施例では、本発明による装置は、
繊維機械の設置場所と同じ場所、例えば、繊維機械が設
置された工場内に配置されるが、本発明による装置を、
繊維機械が設置された工場から離れた場所、例えば、繊
維機械のメーカの管理センターに配置し、インターネッ
トを介して、繊維機械4の制御装置5a、5b、5c、
・・と接続する構成とすることもできる。この構成によ
れば、データ収集部1は、制御装置5a、5b、5c、
・・からインターネットを介して内部パラメータの設定
値を収集し、パラメータ正誤判定部3は、内部パラメー
タの設定値が標準値と一致しないときは、警告を発し、
若しくは、インターネットを介して、制御装置5a、5
b、5c、・・に対し警告信号を送信し又は制御装置5
a、5b、5c、・・における当該内部パラメータの設
定値を標準値に書き換えるようになっている。そして、
パラメータ正誤判定部3が警告を発するようにした場合
には、その警告に基づいて、メーカ側の操作員が電子メ
ール又は電話等で工場側の操作員に内部パラメータの設
定異常を知らせることができる。また、上記比較で一致
しないとき、パラメータ正誤判定部3が、インターネッ
トを介して、制御装置5a、5b、5c、・・に対し警
告信号を送信する場合には、自動的に工場側に設定異常
がある旨が知らされるので、メーカ側の操作員がわざわ
ざ工場側に設定異常を知らせるための操作(電子メール
又は電話等)を行う必要がない。設定異常がある旨を知
った工場側の操作員は、電子メール又は電話等で適宜メ
ーカ側の操作員に連絡をとって対応することができる。
また、上記比較で一致しないとき、パラメータ正誤判定
部3が、制御装置5a、5b、5c、・・における内部
パラメータの設定値を書き換えるようにした場合には、
自動的に設定値が書き換えられるので、工場側の操作員
及びメータ側の操作員の負担を大幅に減少させることが
できる。
【0013】また、インターネットを利用して、本発明
による装置のパラメータ参照テーブル2の標準値を必要
に応じて書き換えることもできる。図3は、この書き換
えの手順を説明するフロー図である。図3に示したよう
に、まず最初、本発明による装置が、インターネットを
通じて、メーカ側のサーバに接続される(図3のステッ
プS20)。次に、サーバによって、本発明による装置
からパラメータ参照テーブル2が読み込まれ(図3のス
テップ21)、サーバにおいて、読み込まれたパラメー
タ参照テーブル2が更新され、新たに編集される(図3
のステップ22)。編集されたパラメータ参照テーブル
2が、サーバからインターネットを通じて本発明による
装置に書き込まれる(図3のステップ23)。なお、本
発明による装置がインターネットに常時接続されている
場合には、サーバ側から本発明による装置にアクセスす
ることによって、パラメータ参照テーブル2の標準値を
必要に応じて書き換えることができる。
【0014】本発明は、制御装置を備えた何れの繊維機
械に対しても適用可能であるが、この実施例では、繊維
機械は、紡糸巻取システムからなっている。図4には、
紡糸巻取システムの1ポジション分の概略構成が示して
ある。図4に示されるように、紡糸巻取システムは、上
流側から順に、紡糸装置10、オイリング装置11、ゴ
デットローラ装置12及び巻取装置13を備えている。
【0015】紡糸装置10は、溶融された合成樹脂を多
数個の孔から連続的に紡出するもので、インバータ15
を備えたギアポンプ(モータ)14の駆動によって合成
樹脂が押し出されるようになっている。オイリング装置
11は、紡出された合成繊維糸条(フィラメント糸)に
オイル処理を行うものであり、オイリングローラ(又は
オイリングノズル)16、モータ17及びインバータ1
8を備えている。
【0016】ゴデットローラ装置12は、合成繊維糸条
を所定の延伸比で延伸するものであり、一対のゴデット
ローラ19a、19bを有し、これらのローラ間の周速
差によって延伸を行うようになっている。各ゴデットロ
ーラ19a、19b毎にモータ20及びインバータ21
が配置され、必要に応じて、ゴデットローラ19a、1
9bは、加熱装置(ヒータ)を備えており、その場合、
加熱制御装置(ヒータコントローラ)22が備えられ
る。巻取装置13は、ボビンホルダ23に装着されたボ
ビンに合成繊維糸条を巻き取って巻取パッケージを形成
するものである。ボビンホルダ23は、位置切替え自在
に複数本設けられ、その位置切替え動作によりボビンホ
ルダ23間で糸条の受渡しが行われ、連続的な自動巻取
りが可能となっている。シーケンスコントローラ24
は、ボビンホルダ23の位置切替え動作を含む糸条の受
渡し動作を制御し、巻取コントローラ25は、インバー
タ26を介して巻取用モータ27を制御するようになっ
ている。
【0017】図5は、図4の紡糸巻取システムに本発明
による装置が適用された場合の全体構成を概略的に示し
たブロック図である。図5において、紡糸巻取システム
は、複数のポジションP1、P2、・・が並設されたも
のから構成されており、各ポジションP1、P2、・・
毎に、各制御装置A1、A2、A3、A4、・・;B
1、B2、B3、B4、・・(図4の、インバータ1
5、18、21、26、加熱制御装置22、シーケンス
コントローラ24及び巻取コントローラ25)が第2シ
リアル通信ライン28を介して中継器29に接続されて
おり、本発明による装置30は、第1シリアル通信ライ
ン31を介して各中継器29に接続されている。こうし
て、装置30は、前に図1〜図2を参照して説明したの
と同様にして、定期的又は不定期的に紡糸巻取システム
の各ポジションP1、P2、・・の制御装置A1、A
2、A3、A4、・・;B1、B2、B3、B4、・・
からシリアル通信ライン28、31を通じて内部パラメ
ータを収集してチェックを行い、内部パラメータの設定
値が誤っている場合には、警告を発し又は当該内部パラ
メータの書き換えを行う。
【0018】内部パラメータは、紡糸巻取システムの据
付け時や、仕様変更時や、部品交換時等に設定され、生
産条件とは無関係に設定されたパラメータであり、生産
条件に応じてその都度変更され得る生産用パラメータと
は異なる。この実施例では、内部パラメータは、次のと
おりである。 (1)インバータ15、18、21、26に関するパラ
メータ、例えば、V/Fパターン、最大周波数、(2)
加熱制御装置22に関するパラメータ、例えば、P.
I.D制御用パラメータ、(3)巻取コントローラ25
に関するパラメータ、例えば、センサーギア歯数、
(4)シーケンスコントローラ24に関するパラメー
タ、例えば、内部タイマー値。
【0019】なお、この実施例では、生産用パラメータ
は、(1)インバータ15、18、21、26に関する
パラメータ、例えば、周波数、加減速時間、(2)加熱
制御装置22に関するパラメータ、例えば、目標温度、
(3)巻取コントローラ25に関するパラメータ、例え
ば、巻取速度、(4)シーケンスコントローラ24に関
するパラメータ、例えば、巻取時間、からなっており、
本発明による装置は、これらの生産用パラメータも、内
部パラメータと同様に各制御装置A1、A2、A3、A
4、・・;B1、B2、B3、B4、・・からシリアル
通信ライン28、31を通じて読み込み、書き込むこと
ができる。
【0020】本発明による装置30によれば、紡糸巻取
システムの各ポジションP1、P2、・・の制御装置A
1、A2、A3、A4、・・;B1、B2、B3、B
4、・・の内部パラメータを、定期的に又は必要な時に
チェックし、必要に応じて、内部パラメータの誤った設
定値を正しい値に書き換えることができる。それによっ
て、紡糸巻取システムを正常に運転させることができ、
運転コストの低減を図り、生産性を向上させることがで
きる。
【0021】図5の構成において、本発明による装置
を、インターネットを介して、紡糸巻取システムに接続
する構成とすることもできる。この変形例の概略的な全
体構成が図6に示してある。図6において、各工場F
1、F2には、紡糸巻取システム41、42が設置され
ている。紡糸巻取システム41、42は、それぞれ、図
5の構成において、本発明による装置が設定器43、4
4で置き換えられたものからなっている。設定器43、
44は、各ポジションの制御装置の内部パラメータを設
定し、各ポジションの制御装置から内部パラメータを収
集することができるようになっている。本発明による装
置40は、各工場F1、F2から離れた場所、例えば、
紡糸巻取システムのメーカの管理センターに配置され、
インターネット45を介して、各工場F1、F2の設定
器43、44に接続されている。本発明による装置40
及び設定器43、44はWWWブラウザの機能を備え、
それによって、インターネット45を介して相互にデー
タの送受信が行えるようになっている。
【0022】そして、本発明による装置40は、各工場
F1、F2の設定器43、44によって収集された、紡
糸巻取システム40、41の各ポジションの制御装置の
内部パラメータの設定値を、インターネット45を介し
て収集し、内部パラメータの設定値が標準値に一致しな
い場合には、警告を発し、若しくは、インターネット4
5及び設定器43、44を介して、制御装置に対し警告
信号を送信し又は制御装置における当該内部パラメータ
の設定値を標準値に書き換えるようになっている。この
変形例によれば、図5の実施例の場合に得られる効果に
加えて、図1の実施例で、本発明による装置をインター
ネットを介して接続した場合と同様の効果が得られる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、繊維機
械の制御装置の内部パラメータを、定期的に又は必要な
時にチェックし、必要に応じて、内部パラメータの誤っ
た設定値を正しい設定値に更新することができる。それ
によって、繊維機械を常に正常運転することができ、運
転コストの低減を図り、生産性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例による繊維機械に備えられた
制御装置の内部パラメータをチェックする装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の装置の作動方法を説明するフロー図であ
る。
【図3】図1の装置のパラメータ参照テーブルを書き換
える手順を説明するフロー図である。
【図4】本発明による装置が適用される、紡糸巻取シス
テムの1ポジション分の概略構成を示したブロック図で
ある。
【図5】図4の紡糸巻取システムに本発明による装置が
適用された場合の全体構成を概略的に示したブロック図
である。
【図6】図5の変形例の概略的な全体構成を示した図で
ある。
【符号の説明】
1 データ収集部 2 パラメータ参照テーブル 3 パラメータ正誤判定部 4 繊維機械 5a、5b、5c、・・ 制御装置 6 入力部 7 表示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維機械に備えられた制御装置の内部パ
    ラメータをチェックする方法であって、前記制御装置の
    内部パラメータの設定値を収集するステップと、収集し
    た内部パラメータの設定値を予め登録された標準値と比
    較するステップと、収集した内部パラメータの設定値が
    前記標準値と一致しないとき、警告を発し又は前記制御
    装置における当該内部パラメータの設定値を前記標準値
    に書き換えるステップと、からなっていることを特徴と
    する方法。
  2. 【請求項2】 繊維機械に備えられた制御装置の内部パ
    ラメータをチェックする方法であって、前記制御装置か
    らインターネットを介して前記内部パラメータの設定値
    を収集するステップと、収集した内部パラメータの設定
    値を予め登録された標準値と比較するステップと、収集
    した内部パラメータの設定値が前記標準値と一致しない
    とき、警告を発し、若しくは、インターネットを介し
    て、前記制御装置に対し警告信号を送信し又は前記制御
    装置における当該内部パラメータの設定値を前記標準値
    に書き換えるステップと、からなっていることを特徴と
    する方法。
  3. 【請求項3】 繊維機械に備えられた制御装置の内部パ
    ラメータをチェックする装置であって、前記制御装置か
    ら内部パラメータの設定値を収集するデータ収集部と、
    内部パラメータの標準値が格納されたパラメータ参照テ
    ーブルと、前記データ収集部の内部パラメータの設定値
    を前記パラメータ参照テーブルの標準値と比較し、前記
    内部パラメータの設定値が前記標準値と一致しないと
    き、警告を発し又は前記制御装置における当該内部パラ
    メータの設定値を前記標準値に書き換えるパラメータ正
    誤判定部と、を備えたことを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 前記制御装置にインターネットを介して
    接続されており、前記データ収集部は、前記制御装置か
    ら前記インターネットを介して前記内部パラメータの設
    定値を収集し、前記パラメータ正誤判定部は、前記内部
    パラメータの設定値が前記標準値と一致しないとき、警
    告を発し、若しくは、前記インターネットを介して、前
    記制御装置に対し警告信号を送信し又は前記制御装置に
    おける当該内部パラメータの設定値を前記標準値に書き
    換えるようになっていることを特徴とする請求項3に記
    載の装置。
  5. 【請求項5】 前記繊維機械は、紡糸装置から紡出され
    た糸条を延伸するためのゴデットローラと、前記ゴデッ
    トローラにより延伸された糸条をボビンホルダに装着さ
    れたボビンに巻き取る巻取装置とを備えた紡糸巻取シス
    テムからなり、前記制御装置は、前記ボビンホルダの回
    転速度を制御する複数の回転制御装置及び/又は前記ゴ
    デットローラの加熱を制御する複数の加熱制御装置から
    なっていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記
    載の装置。
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