JP2002155017A - コーヒー酸の製造方法 - Google Patents

コーヒー酸の製造方法

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JP2002155017A
JP2002155017A JP2000348198A JP2000348198A JP2002155017A JP 2002155017 A JP2002155017 A JP 2002155017A JP 2000348198 A JP2000348198 A JP 2000348198A JP 2000348198 A JP2000348198 A JP 2000348198A JP 2002155017 A JP2002155017 A JP 2002155017A
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caffeic acid
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boron tribromide
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JP2000348198A
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Hisaji Taniguchi
久次 谷口
Asao Hosoda
朝夫 細田
Eisaku Nomura
英作 野村
Takuo Chikuno
卓夫 築野
Haruyasu Minami
晴康 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsuno Food Industrial Co Ltd
Wakayama Prefecture
Original Assignee
Tsuno Food Industrial Co Ltd
Wakayama Prefecture
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 安価にかつ大量にコーヒー酸を製造する方法
を提供すること。 【解決手段】 一般式I (R1は水素またはC1〜12のアルキル基、R2は水素
またはメチル基を表す。)の化合物と三臭化ホウ素とを
−78〜−50℃に維持して、一般式II

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーヒー酸(3−
(3’,4’−ジヒドロキシ)−2−プロペン酸)の製
造方法に関する。本発明の製造方法により製造されるコ
ーヒー酸は、食品添加物、化粧品、農薬等の広範囲に及
ぶ用途を有するものである。
【0002】
【従来の技術】コーヒー酸は、コーヒー等の中に微量含
有されることが知られている。しかしながら、コーヒー
酸は空気中の酸素によって酸化され易いため、天然物と
して抽出することは非常に困難である。コーヒー酸の製
造方法として、コーヒー豆の中に存在するクロロゲン酸
を加水分解する方法が知られている(Fiedler, Arzneimi
ttel-Forsch, 4, 41(1954))。しかしながら、このコー
ヒー酸の製造方法は、極めて微量のコーヒー酸しか製造
できないという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑みてなされたものであり、コーヒー酸を安価にかつ大
量に製造することのできる方法を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意研究した結果、フェルラ酸及びその
誘導体からコーヒー酸を製造する方法を見出し、本発明
を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、次の式(I):
【化5】
【0006】(式中、R1は、水素原子または炭素原子
数1〜12のアルキル基を表し、R2は、水素原子また
はメチル基を表す。)で表される化合物から、次の式
(II):
【化6】
【0007】で表されるコーヒー酸を製造する方法を提
供する。
【0008】上記製造方法において、コーヒー酸は、有
機溶媒中に存在する上記式(I)で表される化合物か
ら、三臭化ホウ素の存在下に製造することができる。
【0009】上記式(I)で表される化合物と三臭化ホ
ウ素とは、−78℃〜−50℃の範囲内の温度に維持す
ることによりコーヒー酸を製造することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコーヒー酸の製造
方法(以下「本発明の方法」ともいう。)を詳細に説明
する。本発明の方法において、コーヒー酸は、式
(I):
【化7】
【0011】(式中、R1は、水素原子または炭素原子
数1〜12のアルキル基を表し、R2は、水素原子また
はメチル基を表す。)で表される化合物に、有機溶媒中
で三臭化ホウ素を低温で作用させることにより製造する
ことができる。
【0012】上記式(I)で表される化合物において、
1により表される炭素原子数1〜12のアルキル基
は、直鎖、分岐鎖、環状のいずれであってもよい。ま
た、上記式(I)で表される化合物は、トランス体であ
ってもシス体であってもよい。なお、後述するように、
本発明の方法において、式(I)で表される化合物は米
糠ピッチ由来のものを用いることができる。この場合、
式(I)で表される化合物はトランス体である。
【0013】本発明の方法において、出発物質である上
記式(I)で表される化合物それら自体は、既知の化合
物である。式(I)で表される化合物のうち、R1及び
2がともに水素原子のものはフェルラ酸である。フェ
ルラ酸の製造方法の一例は、本出願人の出願に係る特開
平5−331101号公報に開示されている。すなわ
ち、フェルラ酸は、米糠から米サラダ油を製造する際
に、副生成物として得られる多量の黒色で粘性のある液
体(米糠ピッチ)から製造することができる。
【0014】また、式(I)で表される化合物のうち、
1が炭素原子数1〜12のアルキル基であり、R2が水
素原子であるフェルラ酸のエステルは、例えば、上記フ
ェルラ酸と、対応する炭素原子数を有するアルカノール
とを反応させることにより製造することができる。この
ようなフェルラ酸のエステルの製造方法の一例は、本出
願人の出願に係る、特開平7−190672号公報に記
載されている。
【0015】さらに、式(I)で表される化合物のう
ち、R1が水素原子であり、R2がメチル基であるもの
は、本出願人の出願に係る特開平10−130203号
公報に記載される方法により製造することができる。
【0016】また、式(I)で表される化合物のうち、
1が炭素原子数1〜12のアルキル基であり、R2がメ
チル基であるものも、特開平10−130203号公報
に記載の方法により製造することができる。
【0017】本発明の方法において、出発物質として用
いる化合物は、式(I)で表される化合物のうち、R1
及びR2の両方が水素であるもの(フェルラ酸)が原料
入手の観点から好ましい。
【0018】反応に用いる有機溶媒としては、塩化メチ
レン及びクロロホルム等がある。有機溶媒の量として
は、上記式(I)の化合物に対して、通常、40倍〜5
0倍重量の溶媒を用いることができる。
【0019】本発明の方法において、式(I)で表され
る化合物を上記溶媒中で三臭化ホウ素と作用させる際の
雰囲気としては、窒素雰囲気のような不活性雰囲気が好
ましい。上述したように、生成物であるコーヒー酸は、
空気中の酸素により酸化され易いからである。
【0020】窒素雰囲気下にある上記有機溶媒は、三臭
化ホウ素及び式(I)で表される化合物を添加する前
に、後述する低温に維持しておくことが好ましい。本発
明の方法において、好ましくはあらかじめ低温に維持さ
れた有機溶媒に三臭化ホウ素を添加する。三臭化ホウ素
の添加量としては、出発物質である式(I)で表される
化合物に対して、通常、1モル当量〜2モル当量、好ま
しくは、2モル当量用いることができる。
【0021】次いで、反応液に式(I)の化合物を添加
する。この反応液を、−78℃〜−50℃、好ましくは
−78℃の低温に維持しながら攪拌する。攪拌は、通
常、0.5〜2時間、好ましくは1時間続ける。
【0022】本発明の方法において、三臭化ホウ素と式
(I)の化合物を上記範囲の低温に維持することが重要
である。一般に、有機反応は高温にて進行するものであ
る。しかしながら、本発明の方法においては、0℃とい
う有機反応としては低温に維持してもコーヒー酸は生成
されない。一方、本発明の方法においては、−190℃
付近の極低温においてもコーヒー酸は生成されない。
【0023】本発明の方法では、次いで、低温に維持し
た反応液を通常、0〜30℃、好ましくは室温付近(約
25℃)に昇温する。昇温後、反応液を通常、3〜8時
間、好ましくは4〜5時間攪拌する。
【0024】次いで、得られた反応液に氷水を添加する
ことにより反応を停止させることができる。氷水の添加
量は、通常、反応液に対して、1/10〜1/5倍量
(体積)用いることができる。
【0025】目的とする化合物であるコーヒー酸は、得
られた反応液からエーテル等の抽出溶媒を用いて抽出す
ることができる。エーテルは、反応液に対して、通常、
0.5倍量(体積)用いることができる。
【0026】次いで、得られたエーテル層を水洗する。
水洗は、エーテル層に対して、通常、0.5倍量(体
積)用いることができる。
【0027】水洗後、エーテル層を乾燥する。乾燥に
は、通常、無水硫酸マグネシウムを用いることができ
る。無水硫酸マグネシウムにより乾燥した場合は、硫酸
マグネシウムを濾別し、エーテルを留去する。
【0028】目的物質であるコーヒー酸は、水/エタノ
ール(2/1(体積))混液を用いて再結晶させること
ができる。
【0029】以上述べた本発明のコーヒー酸の製造方法
において、式(I)で表される出発物質は、三臭化ホウ
素を有機溶媒中に添加した後に添加している。このよう
な三臭化ホウ素を添加した後に式(I)で表される化合
物を添加する順序は、式(I)で表される化合物が反応
に用いる有機溶媒に容易に溶解する場合に好ましく採用
することができる。式(I)により表される化合物のう
ち、塩化メチレン及びクロロホルムのような反応に用い
る有機溶媒に溶解し得るものは、R1がメチル基、エチ
ル基などのアルキル基であり、R2がメチル基のもので
ある。可溶性の化合物を出発物質とする場合には、それ
らの溶媒を作成した後、三臭化ホウ素を添加することが
工程の取り扱い易さという観点から好ましい。
【0030】一方、式(I)により表される化合物のう
ち、R1及びR2がともに水素であるフェルラ酸は、反応
に用いる溶媒に溶解しにくい。本発明の方法において、
反応に用いる溶媒に難溶性の化合物を出発物質として用
いる場合には、式(I)で表される化合物を有機溶媒に
添加し、分散した後に、三臭化ホウ素を添加すること
が、反応の工程の取り扱い易さの観点から好ましい。
【0031】以上説明した本発明のコーヒー酸の製造方
法において、重要な点の一つは、脱メチル化剤として三
臭化ホウ素を用いることである。すなわち、三臭化ホウ
素を用いることにより、式(I)で表される化合物のフ
ェニル基の3’位にあるメトキシ基から脱メチル化する
ことができる。本発明の方法において、三臭化ホウ素を
脱メチル化剤として用いることにより、式(I)で表さ
れる化合物の二重結合及び−COOR1基を保護しつつ
脱メチル化することができる。
【0032】これに対して、脱メチル化剤として通常用
いられる臭化水素水を式(I)で表される化合物に作用
させると、二重結合に付加反応等が起こり、コーヒー酸
を生成させることができない。また、塩酸、ヨウ化水素
酸、三弗化ホウ素・エーテラート、チオフェノール、無
水塩化アミル、トランスアルキラーゼのような酵素等を
使用しても同様に、コーヒー酸を生成させることはでき
ない。
【0033】本発明のコーヒー酸の製造方法において、
他の重要な点は、反応液を−78℃〜−50℃の範囲の
低温に維持することである。このような低温に設定する
ことによっても式(I)で表される化合物の二重結合及
び−COOR1基を保護しつつ、目的物質であるコーヒ
ー酸を生成させることができる。
【0034】このように特定の脱メチル化剤及び低温を
用いなければコーヒー酸を製造することができないの
は、式(I)で表される化合物が多数の官能基を有する
からであると考えられる。このように多数の官能基を有
する化合物の官能基、特に、二重結合、−COOR1
を保護しつつフェニル基の3’位にあるメトキシ基から
脱メチル化することは非常に困難なものであった。
【0035】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。
【0036】(実施例1)三つ口フラスコに塩化メチレ
ン40ミリリットル(以下「mL」と表記する。)を入
れ、フェルラ酸0.97gを分散した。この溶液を、窒
素雰囲気下で−78℃に冷却した後、三臭化ホウ素0.
6mLを添加した。溶液を−78℃で1時間攪拌し、そ
の後、反応液を室温まで暖め、5時間攪拌した。反応混
合物に氷水を加え反応を停止し、エーテルで3回抽出し
た。このエーテル層を合わせ、2回水洗した後に無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。硫酸マグネシウムを濾別
し、エーテルを留去した。水/EtOHで再結晶する
と、淡黄色の固体コーヒー酸が0.90g(収率100
%)得られた。融点:223〜227℃。
【0037】1H-NMR(DMSO):δ 6.1〜7.5ppm(5H,m,CH=CH
&arom), δ 9.1ppm(1H,S,OH), δ 9.5ppm(1H,S,OH), δ
12.1ppm(1H,S,COOH) IR(KBr): 3430and3230(OH), 1640(C=O), 1600and1450(a
rom),cm-1
【0038】(実施例2)三つ口フラスコに塩化メチレ
ン20mLを入れ、窒素雰囲気下−78℃に冷却した。
この溶液に三臭化ホウ素1mLを添加し、続いて3−
(3’,4’−ジメトキシフェニル)−2−プロペン酸
メチルエステル1.11gを塩化メチレン20mLに溶
かした溶液を滴下し、−78℃で1時間攪拌した。その
後、反応液を室温まで暖め一晩攪拌した。反応混合物に
氷水を加え反応を停止し、エーテルで3回抽出した。こ
のエーテル層を合わせ、2回水洗した後に無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。硫酸マグネシウムを濾別し、エー
テルを留去した。CHCl3/EtOHで再結晶する
と、淡黄色の固体コーヒー酸が0.81g(収率100
%)得られた。融点223〜227℃。
【0039】1H-NMR(DMSO):δ 6.1〜7.5ppm(5H,m,CH=CH
&arom), δ 9.1ppm(1H,S,OH), δ 9.5ppm(1H,S,OH), δ
12.1ppm(1H,S,COOH) IR(KBr): 3430and3230(OH), 1640(C=O), 1600and1450(a
rom),cm-1
【0040】(実施例3)三つ口フラスコに塩化メチレ
ン20mLを入れ、窒素雰囲気下−78℃に冷却した。
この溶液に三臭化ホウ素0.55mLを添加し、続いて
3−(4’−ヒドロキシ−3’−メトキシフェニル)−
2−プロペン酸エチルエステル1.11gを塩化メチレ
ン20mLに溶かした溶液を滴下し、−78℃で1時間
攪拌した。その後、反応液を室温まで暖め一晩攪拌し
た。反応混合物に氷水を加え反応を停止し、エーテルで
3回抽出した。このエーテル層を合わせ、2回水洗した
後に無水硫酸マグネシウムで乾燥した。硫酸マグネシウ
ムを濾別し、エーテルを留去した。CHCl3/EtO
Hで再結晶すると、淡黄色の固体コーヒー酸が0.81
g(収率100%)得られた。融点223〜227℃。
【0041】1H-NMR(DMSO):δ 6.1〜7.5ppm(5H,m,CH=CH
&arom), δ 9.1ppm(1H,S,OH), δ 9.5ppm(1H,S,OH), δ
12.1ppm(1H,S,COOH) IR(KBr): 3430and3230(OH), 1640(C=O), 1600and1450(a
rom),cm-1
【0042】
【発明の効果】本発明の方法を用いることにより、安価
にかつ大量にコーヒー酸を得ることができる。特に、本
発明のコーヒー酸の製造方法がその出発物質として用い
る式(I)で表される化合物は、米糠から米サラダ油を
製造する際に副生成物として得られる米糠ピッチから容
易に製造し得るものである。米糠ピッチは、米サラダ油
の製造工程で大量に生成する副生成物であり、安価に入
手することができる。このような米サラダ油の副生成物
を出発物質として用い得る本発明の方法は、安価かつ大
量にコーヒー酸を製造するために非常に適した方法であ
る。
【0043】また、本発明の方法は、極めて高収率にコ
ーヒー酸を生成することができる。更に、上述したよう
に、本発明の方法において出発物質として用いる式
(I)の化合物は、米糠から製造され得るものである。
米糠は、天然物であり、このような天然物から製造され
るコーヒー酸は、生分解性がよく、人体に対して安全性
の高いものである。
【0044】本発明の方法により製造されるコーヒー酸
には、強い抗酸化性や紫外線吸収作用がある。従って、
本発明の方法により製造されるコーヒー酸は、食品、化
粧品等において抗酸化剤、紫外線吸収剤としての用途が
期待される。さらに、コーヒー酸は植物の生長阻害物質
インヒビター中の一成分であり、インドール酢酸オキシ
ダーゼの作用を阻害する物質であると考えられる。コー
ヒー酸のこのような性質を利用して、植物の生長調節
剤、開花調節剤、コラゲナーゼ活性阻害剤等への応用が
期待できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 英作 和歌山県和歌山市島51番地の11 (72)発明者 築野 卓夫 和歌山県伊都郡かつらぎ町新田94番地の1 (72)発明者 南 晴康 和歌山県那賀郡那賀町後田189番地の2 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC42 AC46 BC10 BE90 BJ50 BN30 BS10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の式(I): 【化1】 (式中、R1は、水素原子または炭素原子数1〜12の
    アルキル基を表し、R2は、水素原子またはメチル基を
    表す。)で表される化合物から、次の式(II): 【化2】 で表されるコーヒー酸を製造する方法。
  2. 【請求項2】 有機溶媒中にある次の式(I): 【化3】 (式中、R1は、水素原子または炭素原子数1〜12の
    アルキル基を表し、R2は、水素原子またはメチル基を
    表す。)で表される化合物から、三臭化ホウ素の存在下
    にコーヒー酸を製造する方法。
  3. 【請求項3】 次の式(I): 【化4】 (式中、R1は、水素原子または炭素原子数1〜12の
    アルキル基を表し、R2は、水素原子またはメチル基を
    表す。)で表される化合物と三臭化ホウ素を−78℃な
    いし−50℃の範囲内の温度に維持する工程を具備する
    コーヒー酸の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102757336A (zh) * 2012-07-17 2012-10-31 湖北远成药业有限公司 咖啡酸的制备方法
JP2014196272A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 富士フイルム株式会社 分離方法、及びカフェ酸もしくはフェルラ酸の製造方法

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