JP2002154644A - 切出装置 - Google Patents
切出装置Info
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- JP2002154644A JP2002154644A JP2000348677A JP2000348677A JP2002154644A JP 2002154644 A JP2002154644 A JP 2002154644A JP 2000348677 A JP2000348677 A JP 2000348677A JP 2000348677 A JP2000348677 A JP 2000348677A JP 2002154644 A JP2002154644 A JP 2002154644A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 物品1の切出能力が高く、物品1を列単位に
確実に切り出すことができ、多品種の物品1の切り出し
に容易に対応できる切出装置19を提供する。 【解決手段】 搬送手段32で搬送される物品1を、整列
手段47で搬送方向Bの最前列を基準として複数列に整列
させる。切出手段57の複数のクランプユニット59によ
り、整列手段47で整列される最前列から複数列分の物品
1を列単位にクランプして切り出す。切出手段57で切り
出した複数列の物品1を複数列の受取レーン118で列単
位に受け取り、払出手段131で各受取レーン118に沿って
物品1を払い出し、送出手段で各受取レーン118から払
い出される物品1を列単位に送り出す。物品1の切出能
力が高く、物品1を列単位に確実に切り出すことがで
き、列単位の処理であるために多品種の物品1の切り出
しに容易に対応できる。
確実に切り出すことができ、多品種の物品1の切り出し
に容易に対応できる切出装置19を提供する。 【解決手段】 搬送手段32で搬送される物品1を、整列
手段47で搬送方向Bの最前列を基準として複数列に整列
させる。切出手段57の複数のクランプユニット59によ
り、整列手段47で整列される最前列から複数列分の物品
1を列単位にクランプして切り出す。切出手段57で切り
出した複数列の物品1を複数列の受取レーン118で列単
位に受け取り、払出手段131で各受取レーン118に沿って
物品1を払い出し、送出手段で各受取レーン118から払
い出される物品1を列単位に送り出す。物品1の切出能
力が高く、物品1を列単位に確実に切り出すことがで
き、列単位の処理であるために多品種の物品1の切り出
しに容易に対応できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数列に整列され
た物品を列単位に切り出す切出装置に関する。
た物品を列単位に切り出す切出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ペットボトルなどのプラ
スチックボトル、ボトル缶、およびビンなどの各種の容
器を保管したり、輸送する場合、複数個の容器を複数列
に集合させた整列状態とし、この整列状態の容器をパレ
ット上に複数段に積み重ねている。そして、パレット上
に積み重ねられた容器を使用する際に、パレット上から
容器を1段ずつ降し、整列状態にある容器を1列状態と
して切り出す切出装置を用いている。
スチックボトル、ボトル缶、およびビンなどの各種の容
器を保管したり、輸送する場合、複数個の容器を複数列
に集合させた整列状態とし、この整列状態の容器をパレ
ット上に複数段に積み重ねている。そして、パレット上
に積み重ねられた容器を使用する際に、パレット上から
容器を1段ずつ降し、整列状態にある容器を1列状態と
して切り出す切出装置を用いている。
【0003】切出装置により整列状態にある容器を1列
状態として切り出す切出方法として、容器を1列ずつ切
り出す方法や、複数列の容器を整列状態のまま一括して
切り出す切出方法などがある。
状態として切り出す切出方法として、容器を1列ずつ切
り出す方法や、複数列の容器を整列状態のまま一括して
切り出す切出方法などがある。
【0004】容器を1列ずつ切り出す切出方法では、例
えば、特開平8−34516号公報に記載されているよ
うに、搬送手段で整列状態の容器を搬送し、搬送方向の
最前列の1列の容器をクランプユニットで1列ずつクラ
ンプして送出用コンベヤに移載して1列ずつ列方向に沿
って送り出し、そして、クランプユニットの往復移動で
容器を1列ずつ切り出している。
えば、特開平8−34516号公報に記載されているよ
うに、搬送手段で整列状態の容器を搬送し、搬送方向の
最前列の1列の容器をクランプユニットで1列ずつクラ
ンプして送出用コンベヤに移載して1列ずつ列方向に沿
って送り出し、そして、クランプユニットの往復移動で
容器を1列ずつ切り出している。
【0005】しかし、容器を1列ずつ切り出すのでは、
容器の切出能力が低い問題がある。
容器の切出能力が低い問題がある。
【0006】また、複数列の容器を整列状態のまま一括
して切り出す切出方法では、搬送手段で整列状態の容器
を搬送し、搬送方向の最前列から例えば4〜5列などの
複数列の容器を整列状態のまま一括して切り出した後、
切り出した容器を列方向に沿って送り出して、各列単位
に分離し、各列の容器を順次1列ずつ送り出している。
つまり、整列状態からの物品の切り出しと1列分離およ
び送り出しとを別々に処理することで、容器を1列ずつ
切り出す場合に比べて、高い切出能力が得られる。
して切り出す切出方法では、搬送手段で整列状態の容器
を搬送し、搬送方向の最前列から例えば4〜5列などの
複数列の容器を整列状態のまま一括して切り出した後、
切り出した容器を列方向に沿って送り出して、各列単位
に分離し、各列の容器を順次1列ずつ送り出している。
つまり、整列状態からの物品の切り出しと1列分離およ
び送り出しとを別々に処理することで、容器を1列ずつ
切り出す場合に比べて、高い切出能力が得られる。
【0007】しかし、複数列の容器を整列状態のまま一
括して切り出す際や、切り出した容器を列方向に沿って
送り出して各列単位に分離する際に、各列の各容器を個
別に保持しないため、容器が倒れたり、整列状態が崩れ
やすく、複数列の容器を整列状態のまま一括して処理す
るのが難しく、容器を確実に切り出せない問題がある。
しかも、異なった大きさや種類の容器を処理する場合、
複数列の容器を整列状態のまま一括して処理するので
は、各容器の精度誤差が整列状態では大きな寸法誤差と
して生じるため、切り出しや分離などの各機構の調整が
難しく、多品種の容器の切り出しに容易に対応できない
問題がある。
括して切り出す際や、切り出した容器を列方向に沿って
送り出して各列単位に分離する際に、各列の各容器を個
別に保持しないため、容器が倒れたり、整列状態が崩れ
やすく、複数列の容器を整列状態のまま一括して処理す
るのが難しく、容器を確実に切り出せない問題がある。
しかも、異なった大きさや種類の容器を処理する場合、
複数列の容器を整列状態のまま一括して処理するので
は、各容器の精度誤差が整列状態では大きな寸法誤差と
して生じるため、切り出しや分離などの各機構の調整が
難しく、多品種の容器の切り出しに容易に対応できない
問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、容器を
1列ずつ切り出す場合には、容器の切出能力が低い問題
があり、また、複数列の容器を整列状態のまま一括して
切り出す場合には、容器を確実に切り出せないとともに
多品種の容器の切り出しに容易に対応できない問題があ
る。
1列ずつ切り出す場合には、容器の切出能力が低い問題
があり、また、複数列の容器を整列状態のまま一括して
切り出す場合には、容器を確実に切り出せないとともに
多品種の容器の切り出しに容易に対応できない問題があ
る。
【0009】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、物品の切出能力が高く、物品を列単位に確実に切
り出すことができるとともに、多品種の物品の切り出し
に容易に対応できる切出装置を提供することを目的とす
る。
ので、物品の切出能力が高く、物品を列単位に確実に切
り出すことができるとともに、多品種の物品の切り出し
に容易に対応できる切出装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の切出装置
は、複数の物品を載せて搬送する搬送手段と、この搬送
手段で搬送される物品を搬送方向の最前列を基準として
複数列に整列させる整列手段と、この整列手段で整列さ
れる最前列から複数列分の物品を列単位に着脱可能にク
ランプする複数のクランプユニットを有し、これらクラ
ンプユニットにより搬送手段上から複数列の物品を切り
出す切出手段と、この切出手段で切り出された複数列の
物品を列単位に受け取る複数列の受取レーンと、これら
受取レーンに沿って物品を払い出す払出手段と、前記複
数列の受取レーンから払い出される物品を列単位に送り
出す送出手段とを具備しているものである。
は、複数の物品を載せて搬送する搬送手段と、この搬送
手段で搬送される物品を搬送方向の最前列を基準として
複数列に整列させる整列手段と、この整列手段で整列さ
れる最前列から複数列分の物品を列単位に着脱可能にク
ランプする複数のクランプユニットを有し、これらクラ
ンプユニットにより搬送手段上から複数列の物品を切り
出す切出手段と、この切出手段で切り出された複数列の
物品を列単位に受け取る複数列の受取レーンと、これら
受取レーンに沿って物品を払い出す払出手段と、前記複
数列の受取レーンから払い出される物品を列単位に送り
出す送出手段とを具備しているものである。
【0011】そして、切出手段の複数のクランプユニッ
トにより、整列手段で整列される最前列から複数列分の
物品を列単位にクランプし、搬送手段上から切り出して
複数列の受取レーンに列単位に受け渡し、これら受取レ
ーンから払い出される物品を列単位に送り出すことによ
り、物品の切出能力が高く、物品を列単位に確実に切り
出せるとともに、列単位の処理であるために多品種の物
品の切り出しに容易に対応可能とする。
トにより、整列手段で整列される最前列から複数列分の
物品を列単位にクランプし、搬送手段上から切り出して
複数列の受取レーンに列単位に受け渡し、これら受取レ
ーンから払い出される物品を列単位に送り出すことによ
り、物品の切出能力が高く、物品を列単位に確実に切り
出せるとともに、列単位の処理であるために多品種の物
品の切り出しに容易に対応可能とする。
【0012】請求項2記載の切出装置は、請求項1記載
の切出装置において、切出手段は、複数のクランプユニ
ットがそれぞれ独立して動作し、これら複数のクランプ
ユニットのうち物品の切出列数に応じて動作させるクラ
ンプユニットを切換可能とするものである。
の切出装置において、切出手段は、複数のクランプユニ
ットがそれぞれ独立して動作し、これら複数のクランプ
ユニットのうち物品の切出列数に応じて動作させるクラ
ンプユニットを切換可能とするものである。
【0013】そして、切出手段のそれぞれ独立して動作
する複数のクランプユニットのうち、物品の切出列数に
応じて動作させるクランプユニットを切換可能とするこ
とにより、多品種の物品の切り出しに容易に対応可能と
する。
する複数のクランプユニットのうち、物品の切出列数に
応じて動作させるクランプユニットを切換可能とするこ
とにより、多品種の物品の切り出しに容易に対応可能と
する。
【0014】請求項3記載の切出装置は、請求項1また
は2記載の切出装置において、整列手段は、搬送手段上
で搬送方向の上流へ進出および下流へ後退可能として進
出時に最前列の物品を所定の停止位置に停止させるスト
ッパ、搬送手段上の両側で搬送手段の内側へ進出および
外側に後退可能として進出時に物品の列方向を位置決め
する両側のサイドガイド、およびこれらストッパおよび
サイドガイドで物品を整列させた状態で切出手段のクラ
ンプユニットによりクランプする列の物品の整列状態を
検知する検知手段を有し、検知手段で整列異常が検知さ
れた場合にストッパおよびサイドガイドをそれぞれ後退
させた後に搬送手段による物品の搬送方向への搬送動作
とともにストッパおよびサイドガイドをそれぞれ前進さ
せて再整列させるものである。
は2記載の切出装置において、整列手段は、搬送手段上
で搬送方向の上流へ進出および下流へ後退可能として進
出時に最前列の物品を所定の停止位置に停止させるスト
ッパ、搬送手段上の両側で搬送手段の内側へ進出および
外側に後退可能として進出時に物品の列方向を位置決め
する両側のサイドガイド、およびこれらストッパおよび
サイドガイドで物品を整列させた状態で切出手段のクラ
ンプユニットによりクランプする列の物品の整列状態を
検知する検知手段を有し、検知手段で整列異常が検知さ
れた場合にストッパおよびサイドガイドをそれぞれ後退
させた後に搬送手段による物品の搬送方向への搬送動作
とともにストッパおよびサイドガイドをそれぞれ前進さ
せて再整列させるものである。
【0015】そして、検知手段により整列手段での物品
の整列異常が検知された場合、ストッパおよびサイドガ
イドをそれぞれ後退させた後に、搬送手段による物品の
搬送方向への搬送動作とともにストッパおよびサイドガ
イドをそれぞれ前進させて再整列させることにより、物
品の整列に乱れがあっても正常に整列させる。
の整列異常が検知された場合、ストッパおよびサイドガ
イドをそれぞれ後退させた後に、搬送手段による物品の
搬送方向への搬送動作とともにストッパおよびサイドガ
イドをそれぞれ前進させて再整列させることにより、物
品の整列に乱れがあっても正常に整列させる。
【0016】請求項4記載の切出装置は、請求項1ない
し3いずれか記載の切出装置において、各受取レーン
は、切出手段のクランプユニットで切り出される物品を
列単位に載せる載置部、およびこの載置部の両側に配置
されて載置部への物品の移載時に互いに拡開されるとと
もに移載後に縮閉されて物品の両側をガイドするレーン
ガイドを有しているものである。
し3いずれか記載の切出装置において、各受取レーン
は、切出手段のクランプユニットで切り出される物品を
列単位に載せる載置部、およびこの載置部の両側に配置
されて載置部への物品の移載時に互いに拡開されるとと
もに移載後に縮閉されて物品の両側をガイドするレーン
ガイドを有しているものである。
【0017】そして、各受取レーンでは、切出手段のク
ランプユニットで切り出される物品を列単位に載せる載
置部の両側に配置されるレーンガイドが、載置部への物
品の移載時に互いに拡開するとともに移載後に縮閉して
物品の両側をガイドすることにより、物品を確実に受け
取るとともに物品の列単位での払い出しを確実にガイド
する。
ランプユニットで切り出される物品を列単位に載せる載
置部の両側に配置されるレーンガイドが、載置部への物
品の移載時に互いに拡開するとともに移載後に縮閉して
物品の両側をガイドすることにより、物品を確実に受け
取るとともに物品の列単位での払い出しを確実にガイド
する。
【0018】請求項5記載の切出装置は、請求項1ない
し4いずれか記載の切出装置において、物品は、ネック
部を有する容器であり、切出手段の各クランプユニット
は、容器のネック部をクランプするものである。
し4いずれか記載の切出装置において、物品は、ネック
部を有する容器であり、切出手段の各クランプユニット
は、容器のネック部をクランプするものである。
【0019】そして、物品がネック部を有する容器であ
り、切出手段の各クランプユニットが容器のネック部を
クランプすることにより、整列状態にある複数の容器を
複数のクランプユニットで容易にクランプして切り出せ
る。
り、切出手段の各クランプユニットが容器のネック部を
クランプすることにより、整列状態にある複数の容器を
複数のクランプユニットで容易にクランプして切り出せ
る。
【0020】請求項6記載の切出装置は、請求項5記載
の切出装置において、各受取レーンから払い出される容
器を送出手段に搬送する複数列の搬送レーンを具備し、
これら搬送レーンおよび送出手段は、容器のネック部を
介して吊り下げ支持した状態で搬送するものである。
の切出装置において、各受取レーンから払い出される容
器を送出手段に搬送する複数列の搬送レーンを具備し、
これら搬送レーンおよび送出手段は、容器のネック部を
介して吊り下げ支持した状態で搬送するものである。
【0021】そして、各受取レーンから払い出される容
器を受け入れて搬送する複数列の搬送レーン、およびこ
れら搬送レーンから容器を列単位に送り出す送出手段
が、容器のネック部を介して吊り下げ支持した状態で搬
送することにより、容器の倒れを防止し、処理の高速化
および払出能力の向上を可能とする。
器を受け入れて搬送する複数列の搬送レーン、およびこ
れら搬送レーンから容器を列単位に送り出す送出手段
が、容器のネック部を介して吊り下げ支持した状態で搬
送することにより、容器の倒れを防止し、処理の高速化
および払出能力の向上を可能とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0023】図12に切出装置を適用したデパレタイザ
の構成図を示し、このデパレタイザで取り扱う物品は、
図5に示すように、例えば飲料用のペットボトルを含む
プラスチックボトルなどの容器1で、この容器1は、有
底の容器本体2、およびこの容器本体2の上部に設けら
れて図示しないキャップで開閉される口部3を有し、こ
の口部3には周囲にリング状に突出するネック部4が形
成されている。
の構成図を示し、このデパレタイザで取り扱う物品は、
図5に示すように、例えば飲料用のペットボトルを含む
プラスチックボトルなどの容器1で、この容器1は、有
底の容器本体2、およびこの容器本体2の上部に設けら
れて図示しないキャップで開閉される口部3を有し、こ
の口部3には周囲にリング状に突出するネック部4が形
成されている。
【0024】そして、デパレタイザでは、複数個の容器
1が複数列に集合された整列状態で図示しないパレット
上に積載されるとともに、図示しないセパレートシート
を交互に介して複数段に積載され実パレットの供給を受
け、パレット上から容器を1段ずつ段ばらしするととも
に列単位に1列ずつ切り出し、1列状態で後処理工程に
送り込むように構成されている。
1が複数列に集合された整列状態で図示しないパレット
上に積載されるとともに、図示しないセパレートシート
を交互に介して複数段に積載され実パレットの供給を受
け、パレット上から容器を1段ずつ段ばらしするととも
に列単位に1列ずつ切り出し、1列状態で後処理工程に
送り込むように構成されている。
【0025】デパレタイザは、図12に示すように、実
パレットを受け入れて段ばらし位置11に搬入する搬入コ
ンベヤ12、段ばらし位置11に搬入された実パレット上の
最上段のセパレートシートを取り除いてシートスタッカ
13に収容させるシート除去手段14、段ばらし位置11の実
パレット上の最上段の容器1を荷降し位置15に荷降しす
る荷降し手段16、全ての容器1およびセパレートシート
の荷降しが完了した後の空パレットを受け入れて収容す
る空パレットスタッカ17、荷降し位置15に荷降しされた
1段分の容器1を載せて搬送する供給コンベヤ18、供給
コンベヤ18から整列状態の容器1を受け入れて列単位に
1列ずつ切り出す切出装置19、および、切出装置19から
切り出される容器1を1列状態で後処理工程へ搬送する
1列搬送コンベヤ20を備えている。
パレットを受け入れて段ばらし位置11に搬入する搬入コ
ンベヤ12、段ばらし位置11に搬入された実パレット上の
最上段のセパレートシートを取り除いてシートスタッカ
13に収容させるシート除去手段14、段ばらし位置11の実
パレット上の最上段の容器1を荷降し位置15に荷降しす
る荷降し手段16、全ての容器1およびセパレートシート
の荷降しが完了した後の空パレットを受け入れて収容す
る空パレットスタッカ17、荷降し位置15に荷降しされた
1段分の容器1を載せて搬送する供給コンベヤ18、供給
コンベヤ18から整列状態の容器1を受け入れて列単位に
1列ずつ切り出す切出装置19、および、切出装置19から
切り出される容器1を1列状態で後処理工程へ搬送する
1列搬送コンベヤ20を備えている。
【0026】また、図1および図2に切出装置19を示
し、この切出装置19には、供給コンベヤ18の搬送方向A
の下流側が進入配置されている。供給コンベヤ18は、コ
ンベヤフレーム25、およびこのコンベヤフレーム25に沿
って回動可能に張設される例えば無端状のベルトなどの
無端体26を有し、この無端体26上に荷降し位置15におい
て1段分の複数の容器1が載置され、無端体26の回動に
よって1段分の複数の容器1が整列状態を保ったまま搬
送方向Aの下流側の方向変換位置27に向けて搬送され
る。
し、この切出装置19には、供給コンベヤ18の搬送方向A
の下流側が進入配置されている。供給コンベヤ18は、コ
ンベヤフレーム25、およびこのコンベヤフレーム25に沿
って回動可能に張設される例えば無端状のベルトなどの
無端体26を有し、この無端体26上に荷降し位置15におい
て1段分の複数の容器1が載置され、無端体26の回動に
よって1段分の複数の容器1が整列状態を保ったまま搬
送方向Aの下流側の方向変換位置27に向けて搬送され
る。
【0027】また、切出装置19は、床面などに設置され
る本体フレーム31を有し、この本体フレーム31の内側に
は、一端に供給コンベヤ18の搬送方向Aの下流側が進入
配置され、本体フレーム31の一端側から他端側に沿っ
て、供給コンベヤ18の搬送方向Aと直交する搬送方向B
に容器1を載せて搬送する搬送手段としての整列コンベ
ヤ32が配設されている。整列コンベヤ32は、コンベヤフ
レーム33、およびこのコンベヤフレーム33に沿って回動
可能に張設される例えば無端状のベルトなどの無端体34
を有し、この無端体34上に供給コンベヤ18から移し替え
られる1段分の複数の容器1が載置され、無端体34の回
動によって複数の容器1が整列状態を保ったまま搬送方
向Bの下流側の整列位置35に向けて搬送される。整列コ
ンベヤ32で搬送方向Bに向けて搬送される容器1は、そ
の搬送方向Bに沿って複数列に配列されており、容器1
の周面形状が円形や六角形など四角形以外の場合には隣
接する列の容器1が搬送方向Bと交差する幅方向に半ピ
ッチずつずれて千鳥状に組み合った状態に整列されてい
る。
る本体フレーム31を有し、この本体フレーム31の内側に
は、一端に供給コンベヤ18の搬送方向Aの下流側が進入
配置され、本体フレーム31の一端側から他端側に沿っ
て、供給コンベヤ18の搬送方向Aと直交する搬送方向B
に容器1を載せて搬送する搬送手段としての整列コンベ
ヤ32が配設されている。整列コンベヤ32は、コンベヤフ
レーム33、およびこのコンベヤフレーム33に沿って回動
可能に張設される例えば無端状のベルトなどの無端体34
を有し、この無端体34上に供給コンベヤ18から移し替え
られる1段分の複数の容器1が載置され、無端体34の回
動によって複数の容器1が整列状態を保ったまま搬送方
向Bの下流側の整列位置35に向けて搬送される。整列コ
ンベヤ32で搬送方向Bに向けて搬送される容器1は、そ
の搬送方向Bに沿って複数列に配列されており、容器1
の周面形状が円形や六角形など四角形以外の場合には隣
接する列の容器1が搬送方向Bと交差する幅方向に半ピ
ッチずつずれて千鳥状に組み合った状態に整列されてい
る。
【0028】また、本体フレーム31には、供給コンベヤ
18上の方向変換位置27から整列コンベヤ32上に1段分の
複数の容器1を移し替える移し替え手段38が配設されて
いる。この移し替え手段38は、本体フレーム31に対して
供給コンベヤ18の方向変換位置27と整列コンベヤ32との
間で搬送方向Bに沿って移動する移動部39を有し、この
移動部39にはシリンダ40が配設され、このシリンダ40に
はシリンダ40の駆動によって昇降されるハンド41が取り
付けられている。ハンド41は、シリンダ40に支持される
ベース42を有し、このベース42の四方位置には1段分の
複数の容器1を保持するプレート43,44が配置され、互
いに対向するプレート43,44が開閉駆動される。そし
て、供給コンベヤ18上から整列コンベヤ32上に1段分の
複数の容器1を移し替えるときには、ハンド41が上方に
退避された状態で、供給コンベヤ18上の方向変換位置27
に1段分の複数の容器1が搬送され、ハンド41の下降に
よって四方のプレート43,44が1段分の複数の容器1の
四方の側方に進入され、四方のプレート43,44が閉じて
1段分の複数の容器1を保持し、移動部39が搬送方向B
に移動して、ハンド41とともに1段分の複数の容器1を
整列コンベヤ32上に移し替え、四方のプレート43,44が
開かれてハンド41が上昇される。
18上の方向変換位置27から整列コンベヤ32上に1段分の
複数の容器1を移し替える移し替え手段38が配設されて
いる。この移し替え手段38は、本体フレーム31に対して
供給コンベヤ18の方向変換位置27と整列コンベヤ32との
間で搬送方向Bに沿って移動する移動部39を有し、この
移動部39にはシリンダ40が配設され、このシリンダ40に
はシリンダ40の駆動によって昇降されるハンド41が取り
付けられている。ハンド41は、シリンダ40に支持される
ベース42を有し、このベース42の四方位置には1段分の
複数の容器1を保持するプレート43,44が配置され、互
いに対向するプレート43,44が開閉駆動される。そし
て、供給コンベヤ18上から整列コンベヤ32上に1段分の
複数の容器1を移し替えるときには、ハンド41が上方に
退避された状態で、供給コンベヤ18上の方向変換位置27
に1段分の複数の容器1が搬送され、ハンド41の下降に
よって四方のプレート43,44が1段分の複数の容器1の
四方の側方に進入され、四方のプレート43,44が閉じて
1段分の複数の容器1を保持し、移動部39が搬送方向B
に移動して、ハンド41とともに1段分の複数の容器1を
整列コンベヤ32上に移し替え、四方のプレート43,44が
開かれてハンド41が上昇される。
【0029】また、整列コンベヤ32には、整列コンベヤ
32で搬送される容器1を搬送方向Bの最前列を基準とし
て複数列に整列させる整列手段47が配設されている。こ
の整列手段47は、図3および図4に示すように、整列コ
ンベヤ32上で搬送方向Bの端部に配設されたストッパ4
8、整列コンベヤ32上で搬送方向Bの端部で搬送方向B
と交差する両側に配設された可動式のサイドガイド49を
有している。ストッパ48は、搬送方向Bの上流へ進出お
よび下流へ後退可能として、進出時に最前列の容器1を
所定の停止位置つまり整列位置35に停止させる。両側の
サイドガイド49は、整列コンベヤ32の内側へ進出および
外側に後退可能として、進出時に容器1の列方向を位置
決めする。各サイドガイド49の上流側には整列状態の容
器1を整列位置35に導く固定式のサイドガイド50が配設
されている。
32で搬送される容器1を搬送方向Bの最前列を基準とし
て複数列に整列させる整列手段47が配設されている。こ
の整列手段47は、図3および図4に示すように、整列コ
ンベヤ32上で搬送方向Bの端部に配設されたストッパ4
8、整列コンベヤ32上で搬送方向Bの端部で搬送方向B
と交差する両側に配設された可動式のサイドガイド49を
有している。ストッパ48は、搬送方向Bの上流へ進出お
よび下流へ後退可能として、進出時に最前列の容器1を
所定の停止位置つまり整列位置35に停止させる。両側の
サイドガイド49は、整列コンベヤ32の内側へ進出および
外側に後退可能として、進出時に容器1の列方向を位置
決めする。各サイドガイド49の上流側には整列状態の容
器1を整列位置35に導く固定式のサイドガイド50が配設
されている。
【0030】整列手段47は、図5に示すように、ストッ
パ48およびサイドガイド49で整列位置35に整列された容
器1の整列状態を検知する検知手段51を有している。こ
の検知手段51は、最前列および2列目の容器1の整列状
態を検知するもので、整列コンベヤ32の両側に配設され
る投光器52aおよび受光器52bを有する光投受光式の光セ
ンサが用いられ、各列の容器1の容器本体2の口部3に
連続して縮径する肩部の両側を検知光53が通過し、検知
光53の投光状態で正常に整列されたことが検知され、検
知光53の遮光状態で整列異常が生じていることが検知さ
れる。そして、検知手段51で整列異常が検知された場合
には、ストッパ48およびサイドガイド49をそれぞれ後退
させた後に整列コンベヤ32による容器1の搬送方向Bへ
の搬送動作とともにストッパ48およびサイドガイド49を
それぞれ前進させて再整列させる機能を有している。
パ48およびサイドガイド49で整列位置35に整列された容
器1の整列状態を検知する検知手段51を有している。こ
の検知手段51は、最前列および2列目の容器1の整列状
態を検知するもので、整列コンベヤ32の両側に配設され
る投光器52aおよび受光器52bを有する光投受光式の光セ
ンサが用いられ、各列の容器1の容器本体2の口部3に
連続して縮径する肩部の両側を検知光53が通過し、検知
光53の投光状態で正常に整列されたことが検知され、検
知光53の遮光状態で整列異常が生じていることが検知さ
れる。そして、検知手段51で整列異常が検知された場合
には、ストッパ48およびサイドガイド49をそれぞれ後退
させた後に整列コンベヤ32による容器1の搬送方向Bへ
の搬送動作とともにストッパ48およびサイドガイド49を
それぞれ前進させて再整列させる機能を有している。
【0031】また、図1および図2に示すように、本体
フレーム31には、整列コンベヤ32の整列位置35に整列さ
れる最前列から複数列分の容器1、本実施の形態では2
列の容器1を切り出して、整列コンベヤ32の下流側の端
部に隣接した移載位置56に移載する切出手段57が配設さ
れている。この切出手段57は、それぞれ独立して容器1
を1列ずつ切出可能に搬送方向Bに沿って並設される2
つの切出ユニット58を有している。各切出ユニット58
は、1列の容器1を着脱可能にクランプするクランプユ
ニット59、このクランプユニット59を整列位置35と移載
位置56との間で移動させる移動手段60、およびクランプ
ユニット59を容器1に対して進退つまり昇降させる進退
手段61を有している。
フレーム31には、整列コンベヤ32の整列位置35に整列さ
れる最前列から複数列分の容器1、本実施の形態では2
列の容器1を切り出して、整列コンベヤ32の下流側の端
部に隣接した移載位置56に移載する切出手段57が配設さ
れている。この切出手段57は、それぞれ独立して容器1
を1列ずつ切出可能に搬送方向Bに沿って並設される2
つの切出ユニット58を有している。各切出ユニット58
は、1列の容器1を着脱可能にクランプするクランプユ
ニット59、このクランプユニット59を整列位置35と移載
位置56との間で移動させる移動手段60、およびクランプ
ユニット59を容器1に対して進退つまり昇降させる進退
手段61を有している。
【0032】各切出ユニット58の移動手段60は、本体フ
レーム31上で搬送方向Bと交差する両側に搬送方向Bに
沿って配設されたガイド台64に対して移動可能としてお
り、図2および図6に示すように、これら両側のガイド
台64間に沿って搬送方向Bに移動する架台65を有してい
る。各ガイド台64内にはねじ軸66が回転自在に配設さ
れ、各ガイド台64の端部には各ねじ軸66を回転駆動する
サーボモータ67が配設されている。各サーボモータ67の
駆動軸にはタイミングプーリ68が取り付けられ、ねじ軸
66にはタイミングプーリ69が取り付けられ、これらタイ
ミングプーリ68,69に回転駆動力を伝達するタイミング
ベルト70が張設されている。そして、一方のねじ軸66に
は図示しない螺合部材を介して一方の切出ユニット58の
架台65に連結され、他方のねじ軸66には図示しない螺合
部材を介して他方の切出ユニット58の架台65に連結さ
れ、各サーボモータ67の駆動で各切出ユニット58が独立
して移動可能としている。
レーム31上で搬送方向Bと交差する両側に搬送方向Bに
沿って配設されたガイド台64に対して移動可能としてお
り、図2および図6に示すように、これら両側のガイド
台64間に沿って搬送方向Bに移動する架台65を有してい
る。各ガイド台64内にはねじ軸66が回転自在に配設さ
れ、各ガイド台64の端部には各ねじ軸66を回転駆動する
サーボモータ67が配設されている。各サーボモータ67の
駆動軸にはタイミングプーリ68が取り付けられ、ねじ軸
66にはタイミングプーリ69が取り付けられ、これらタイ
ミングプーリ68,69に回転駆動力を伝達するタイミング
ベルト70が張設されている。そして、一方のねじ軸66に
は図示しない螺合部材を介して一方の切出ユニット58の
架台65に連結され、他方のねじ軸66には図示しない螺合
部材を介して他方の切出ユニット58の架台65に連結さ
れ、各サーボモータ67の駆動で各切出ユニット58が独立
して移動可能としている。
【0033】各切出ユニット58の進退手段61は、各架台
65の互いに対向する面に鉛直方向に沿って取り付けられ
たガイド部73を有し、このガイド部73に対して鉛直方向
に昇降可能に昇降部74が取り付けられ、この昇降部74の
下部にクランプユニット59が取り付けられている。ガイ
ド部73内には鉛直方向に沿って図示しないねじ軸が配設
され、ガイド部73の上部にねじ軸を回転駆動するサーボ
モータ75が配設されている。
65の互いに対向する面に鉛直方向に沿って取り付けられ
たガイド部73を有し、このガイド部73に対して鉛直方向
に昇降可能に昇降部74が取り付けられ、この昇降部74の
下部にクランプユニット59が取り付けられている。ガイ
ド部73内には鉛直方向に沿って図示しないねじ軸が配設
され、ガイド部73の上部にねじ軸を回転駆動するサーボ
モータ75が配設されている。
【0034】各ガイド台64と各架台65との間には切出ユ
ニット58に給電するケーブルを収容した可撓性を有する
カバー78が配設され、各架台65と昇降部74との間にはク
ランプユニット59に給電するケーブルを収容した可撓性
を有するカバー79が配設されている。
ニット58に給電するケーブルを収容した可撓性を有する
カバー78が配設され、各架台65と昇降部74との間にはク
ランプユニット59に給電するケーブルを収容した可撓性
を有するカバー79が配設されている。
【0035】各切出ユニット58のクランプユニット59
は、図7および図8に示すように、容器1の列方向に沿
って長尺の板状に形成されたベース82を有し、このベー
ス82上に複数の取付部材83を介して取付板84が取り付け
られ、この取付板84が進退手段61の昇降部74に取り付け
られている。
は、図7および図8に示すように、容器1の列方向に沿
って長尺の板状に形成されたベース82を有し、このベー
ス82上に複数の取付部材83を介して取付板84が取り付け
られ、この取付板84が進退手段61の昇降部74に取り付け
られている。
【0036】ベース82の上面には長手方向と交差する方
向に沿って複数のガイドレール85,86が配設され、これ
ら各ガイドレール85,86に沿って各スライド部材87,88
がスライド自在に係合され、これら各スライド部材87,
88に支持部材89,90が取り付けられ、これら支持部材8
9,90によって容器1を着脱可能にクランプするクラン
プ体としての対のクランププレート91,92が支持されて
いる。
向に沿って複数のガイドレール85,86が配設され、これ
ら各ガイドレール85,86に沿って各スライド部材87,88
がスライド自在に係合され、これら各スライド部材87,
88に支持部材89,90が取り付けられ、これら支持部材8
9,90によって容器1を着脱可能にクランプするクラン
プ体としての対のクランププレート91,92が支持されて
いる。
【0037】各支持部材89,90は、スライド部材87,88
に取り付けられる連結部93,94、およびベース82の側方
において連結部93,94から垂下されてクランププレート
91,92が取り付けられるクランププレート取付部95,96
を有している。各クランプユニット59の互いに隣接する
側の一方の支持部材89は、連結部93およびクランププレ
ート取付部95で断面略L字形に形成され、また、各クラ
ンプユニット59の互いに隣接する側とは反対側の他方の
支持部材90は、クランププレート取付部96の先端がベー
ス82の下側を通じて一方の支持部材89側に接近する断面
略L字形に形成されていて、連結部94およびクランププ
レート取付部96で断面略コ字形に形成されている。した
がって、ベース82の下側において対のクランププレート
91,92が互いに対向配置されるとともに、ベース82の中
心より隣接する他方のクランプユニット59側に片寄った
位置に配設されており、両クランプユニット59のクラン
ププレート91,92の中心間のピッチを整列コンベヤ32上
で複数列に整列される容器1の整列ピッチに一致させる
ことができる。
に取り付けられる連結部93,94、およびベース82の側方
において連結部93,94から垂下されてクランププレート
91,92が取り付けられるクランププレート取付部95,96
を有している。各クランプユニット59の互いに隣接する
側の一方の支持部材89は、連結部93およびクランププレ
ート取付部95で断面略L字形に形成され、また、各クラ
ンプユニット59の互いに隣接する側とは反対側の他方の
支持部材90は、クランププレート取付部96の先端がベー
ス82の下側を通じて一方の支持部材89側に接近する断面
略L字形に形成されていて、連結部94およびクランププ
レート取付部96で断面略コ字形に形成されている。した
がって、ベース82の下側において対のクランププレート
91,92が互いに対向配置されるとともに、ベース82の中
心より隣接する他方のクランプユニット59側に片寄った
位置に配設されており、両クランプユニット59のクラン
ププレート91,92の中心間のピッチを整列コンベヤ32上
で複数列に整列される容器1の整列ピッチに一致させる
ことができる。
【0038】クランププレート91,92の対向面には、容
器1の口部3、ネック部4およびネック部4の近傍の容
器本体2の部分を一体的にクランプ可能とし、例えばゴ
ムやウレタンなどの弾性を有する材質で形成された当接
部材97が取り付けられている。各クランププレート91,
92は、各支持部材89,90に対してボルト98によって着脱
可能に取り付けられている。
器1の口部3、ネック部4およびネック部4の近傍の容
器本体2の部分を一体的にクランプ可能とし、例えばゴ
ムやウレタンなどの弾性を有する材質で形成された当接
部材97が取り付けられている。各クランププレート91,
92は、各支持部材89,90に対してボルト98によって着脱
可能に取り付けられている。
【0039】ベース82上には、ベース82の長手方向に沿
って移動するスライダ99が配設されている。このスライ
ダ99は、長手方向の両端のスライド板100およびこれら
スライド板100間に跨って連結する連結部材101を有し、
各スライド板100の位置に対応してベース82上にガイド
レール102がベース82の長手方向に沿って配設され、こ
れら各ガイドレール102に沿ってスライド自在に係合す
るスライド部材103がスライド板100に取り付けられてい
る。
って移動するスライダ99が配設されている。このスライ
ダ99は、長手方向の両端のスライド板100およびこれら
スライド板100間に跨って連結する連結部材101を有し、
各スライド板100の位置に対応してベース82上にガイド
レール102がベース82の長手方向に沿って配設され、こ
れら各ガイドレール102に沿ってスライド自在に係合す
るスライド部材103がスライド板100に取り付けられてい
る。
【0040】ベース82上には、スライダ99を移動させる
クランプ駆動部104がベース82の長手方向に沿って配設
されている。このクランプ駆動部104はサーボモータ105
を有し、このサーボモータ105は、ベース82と取付板84
との間に取り付けられる固定部材106により、サーボモ
ータ105の軸方向がベース82の長手方向に沿うように支
持されている。サーボモータ105の駆動軸にはベース82
に取り付けられる軸受107によりベース82の長手方向に
沿って回転自在に配設されるねじ軸108が連結され、ね
じ軸108には螺合部材109が螺合され、この螺合部材109
がスライダ99の連結部材101に連結されている。
クランプ駆動部104がベース82の長手方向に沿って配設
されている。このクランプ駆動部104はサーボモータ105
を有し、このサーボモータ105は、ベース82と取付板84
との間に取り付けられる固定部材106により、サーボモ
ータ105の軸方向がベース82の長手方向に沿うように支
持されている。サーボモータ105の駆動軸にはベース82
に取り付けられる軸受107によりベース82の長手方向に
沿って回転自在に配設されるねじ軸108が連結され、ね
じ軸108には螺合部材109が螺合され、この螺合部材109
がスライダ99の連結部材101に連結されている。
【0041】スライダ99と各支持部材89,90との間に
は、スライダ99の移動に連動してクランププレート91,
92を互いに連動して開閉させる連動機構110が配設され
ている。この連動機構110は、スライダ99上に対のレバ
ー111,112の一端が軸113によって回動可能に軸支さ
れ、これら各レバー111,112の他端が各支持部材89,90
の連結部93,94に軸114,115によって回動可能に連結さ
れている。
は、スライダ99の移動に連動してクランププレート91,
92を互いに連動して開閉させる連動機構110が配設され
ている。この連動機構110は、スライダ99上に対のレバ
ー111,112の一端が軸113によって回動可能に軸支さ
れ、これら各レバー111,112の他端が各支持部材89,90
の連結部93,94に軸114,115によって回動可能に連結さ
れている。
【0042】また、図9および図10に示すように、整
列コンベヤ32の搬送方向Bの端部に隣接する移載位置56
には、切出手段57で切り出された2列の容器1を1列ず
つ受け取る複数列、本実施の形態では2列の受取レーン
118が配設されている。これら受取レーン118は、整列コ
ンベヤ32上で整列された容器1の整列ピッチより広く、
2列の容器1が離反するピッチで配列され、容器1の列
方向に沿って長尺で切出手段57の各クランプユニット59
で切り出される1列分の容器1を載せる載置部119を有
し、この載置部119の両側に載置部119に載置された容器
1の下部両側を位置決めガイドするレーンガイド120,1
21が配設されている。これら載置部119およびレーンガ
イド120,121は、複数の支持部122上に配設され、これ
ら支持部122は高さ調整される枠体123上に配設されてい
る。
列コンベヤ32の搬送方向Bの端部に隣接する移載位置56
には、切出手段57で切り出された2列の容器1を1列ず
つ受け取る複数列、本実施の形態では2列の受取レーン
118が配設されている。これら受取レーン118は、整列コ
ンベヤ32上で整列された容器1の整列ピッチより広く、
2列の容器1が離反するピッチで配列され、容器1の列
方向に沿って長尺で切出手段57の各クランプユニット59
で切り出される1列分の容器1を載せる載置部119を有
し、この載置部119の両側に載置部119に載置された容器
1の下部両側を位置決めガイドするレーンガイド120,1
21が配設されている。これら載置部119およびレーンガ
イド120,121は、複数の支持部122上に配設され、これ
ら支持部122は高さ調整される枠体123上に配設されてい
る。
【0043】各支持部122上には受取レーン118の長手方
向と交差するレーン幅方向に沿ってガイドレール124が
配設され、これらガイドレール124に沿ってスライド可
能とするスライド部材125を介して各受取レーン118のレ
ーンガイド120,121がレーン幅方向に移動可能、つまり
開閉可能に取り付けられている。両側のレーンガイド12
0,121には複数の開閉連動機構126が連結され、これら
開閉連動機構126により両側のレーンガイド120,121が
受取レーン118の中心に対して互いの開閉移動が連動さ
れる。各受取レーン118の一側のレーンガイド120同士、
および他側のレーンガイド121同士は、それぞれ連結部1
20a,121aで互いに連結され、両受取レーン118のレーン
ガイド120,121の開閉移動が連動される。支持部122間
にはサーボモータを駆動源とするレーンガイド駆動部12
7が配設され、このレーンガイド駆動部127によりレーン
幅方向に移動される移動部128にガイドレーン121が連結
されている。したがって、レーンガイド駆動部127の駆
動により、レーンガイド121および開閉連動機構126を介
して、両側のレーンガイド120,121が受取レーン118の
中心に対して互いの開閉移動が連動される。
向と交差するレーン幅方向に沿ってガイドレール124が
配設され、これらガイドレール124に沿ってスライド可
能とするスライド部材125を介して各受取レーン118のレ
ーンガイド120,121がレーン幅方向に移動可能、つまり
開閉可能に取り付けられている。両側のレーンガイド12
0,121には複数の開閉連動機構126が連結され、これら
開閉連動機構126により両側のレーンガイド120,121が
受取レーン118の中心に対して互いの開閉移動が連動さ
れる。各受取レーン118の一側のレーンガイド120同士、
および他側のレーンガイド121同士は、それぞれ連結部1
20a,121aで互いに連結され、両受取レーン118のレーン
ガイド120,121の開閉移動が連動される。支持部122間
にはサーボモータを駆動源とするレーンガイド駆動部12
7が配設され、このレーンガイド駆動部127によりレーン
幅方向に移動される移動部128にガイドレーン121が連結
されている。したがって、レーンガイド駆動部127の駆
動により、レーンガイド121および開閉連動機構126を介
して、両側のレーンガイド120,121が受取レーン118の
中心に対して互いの開閉移動が連動される。
【0044】受取レーン118の側部に隣接して、受取レ
ーン118に沿って搬送方向Cに容器1を払い出す払出手
段131が配設されている。払出手段131は、受取レーン11
8の長手方向の両端位置に対応して軸方向を鉛直方向に
向けて回転可能に配設されたスプロケット132、および
これら両端のスプロケット132間に張設されたチェーン1
33を有し、両端のスプロケット132間にはチェーン133を
受取レーン118と平行にガイドするチェーンガイド134が
配設されている。一方のスプロケット132にはサーボモ
ータ135からの駆動力が伝達され、チェーン133が図9
(a)の時計回り方向で受取レーン118に臨む側が搬送方向
Cに移動するように回動される。チェーン133には、対
称的な2箇所に押動体136が取り付けられ、この押動体1
36はリンク137を介して回動方向に対して常に垂直に臨
むように支えられている。押動体136には各受取レーン1
18内の容器1に当接して押動する例えばゴムやウレタン
などの材質の押動部138が取り付けられている。そし
て、押動体136は、受取レーン118のレーンガイド120,1
21の上方域を搬送方向Cに沿って移動可能とし、一方の
押動体136が受取レーン118の搬送方向Cの下流端にある
位置を待機位置とし、1回の払出動作で半回転するよう
に構成されている。
ーン118に沿って搬送方向Cに容器1を払い出す払出手
段131が配設されている。払出手段131は、受取レーン11
8の長手方向の両端位置に対応して軸方向を鉛直方向に
向けて回転可能に配設されたスプロケット132、および
これら両端のスプロケット132間に張設されたチェーン1
33を有し、両端のスプロケット132間にはチェーン133を
受取レーン118と平行にガイドするチェーンガイド134が
配設されている。一方のスプロケット132にはサーボモ
ータ135からの駆動力が伝達され、チェーン133が図9
(a)の時計回り方向で受取レーン118に臨む側が搬送方向
Cに移動するように回動される。チェーン133には、対
称的な2箇所に押動体136が取り付けられ、この押動体1
36はリンク137を介して回動方向に対して常に垂直に臨
むように支えられている。押動体136には各受取レーン1
18内の容器1に当接して押動する例えばゴムやウレタン
などの材質の押動部138が取り付けられている。そし
て、押動体136は、受取レーン118のレーンガイド120,1
21の上方域を搬送方向Cに沿って移動可能とし、一方の
押動体136が受取レーン118の搬送方向Cの下流端にある
位置を待機位置とし、1回の払出動作で半回転するよう
に構成されている。
【0045】各受取レーン118の送出方向Cの下流側に
は載置部119上から容器1の底部が乗り移って送出方向
Cに搬送する各送出機構141が配設されている。これら
各送出機構141は、複数のローラ142およびこれらローラ
142間に張設されたベルト143を有し、ベルト143の容器
1を載せる部分の下側がガイド板144によって支えられ
てベルト143の下降が規制されている。各送出機構141の
1つのローラ142には同軸にプーリ145が取り付けられ、
このプーリ145とモータ146の駆動軸に取り付けられたプ
ーリ147との間に伝達ベルト148が張設されており、モー
タ146の駆動によって、ベルト143が図9(b)の反時計回
り方向で容器1を搬送方向Cに搬送する方向に回動され
る。
は載置部119上から容器1の底部が乗り移って送出方向
Cに搬送する各送出機構141が配設されている。これら
各送出機構141は、複数のローラ142およびこれらローラ
142間に張設されたベルト143を有し、ベルト143の容器
1を載せる部分の下側がガイド板144によって支えられ
てベルト143の下降が規制されている。各送出機構141の
1つのローラ142には同軸にプーリ145が取り付けられ、
このプーリ145とモータ146の駆動軸に取り付けられたプ
ーリ147との間に伝達ベルト148が張設されており、モー
タ146の駆動によって、ベルト143が図9(b)の反時計回
り方向で容器1を搬送方向Cに搬送する方向に回動され
る。
【0046】また、図11に示すように、各受取レーン
118の送出方向Cの下流側には各受取レーン118から払い
出される容器1を1列ずつ受け入れて搬送方向Cに沿っ
て搬送する搬送レーン151が配設されている。これら各
搬送レーン151は、容器1のネック部4の下側を支えて
容器1を吊り下げ状態で移動可能に支持する両側のネッ
クガイド152、および容器本体2の両側をガイドする両
側のサイドガイド153を有し、これらネックガイド152お
よびサイドガイド153がエアコンベヤ154の本体155に取
り付けられている。本体155の上部には本体155の内部空
間に空気を送り込むファン装置156が配設され、ネック
ガイド152の両側に沿って本体155の内部空間に送り込ま
れた空気を搬送方向Cへ向けて吹き出す図示しない複数
のノズルが配設されている。これら複数のノズルから吹
き出される空気が、搬送レーン151内の容器1に吹き付
けられ、容器1が搬送方向Cに搬送される。
118の送出方向Cの下流側には各受取レーン118から払い
出される容器1を1列ずつ受け入れて搬送方向Cに沿っ
て搬送する搬送レーン151が配設されている。これら各
搬送レーン151は、容器1のネック部4の下側を支えて
容器1を吊り下げ状態で移動可能に支持する両側のネッ
クガイド152、および容器本体2の両側をガイドする両
側のサイドガイド153を有し、これらネックガイド152お
よびサイドガイド153がエアコンベヤ154の本体155に取
り付けられている。本体155の上部には本体155の内部空
間に空気を送り込むファン装置156が配設され、ネック
ガイド152の両側に沿って本体155の内部空間に送り込ま
れた空気を搬送方向Cへ向けて吹き出す図示しない複数
のノズルが配設されている。これら複数のノズルから吹
き出される空気が、搬送レーン151内の容器1に吹き付
けられ、容器1が搬送方向Cに搬送される。
【0047】また、搬送レーン151の下流側には各搬送
レーン151から送り出される容器1を1列ずつ送り出す
送出手段159が配設されている。この送出手段159は、各
搬送レーン151から送り出される容器1を1列ずつ受け
入れて搬送する1列の送出レーン160を有し、この送出
レーン160は、容器1のネック部4の下側を支えて容器
1を吊り下げ状態で移動可能に支持する両側のネックガ
イド161、および容器本体2の両側をガイドする両側の
サイドガイド162を有し、これらネックガイド161および
サイドガイド162がエアコンベヤ163の本体164に取り付
けられている。本体164の上部には本体164の内部空間に
空気を送り込むファン装置165が配設され、ネックガイ
ド161の両側に沿って本体164の内部空間に送り込まれた
空気を搬送方向Cへ向けて吹き出す図示しない複数のノ
ズルが配設されている。これら複数のノズルから吹き出
される空気が、送出レーン160内の容器1に吹き付けら
れ、容器1が搬送方向Cに搬送されて1列送出コンベヤ
20に送り出される。
レーン151から送り出される容器1を1列ずつ送り出す
送出手段159が配設されている。この送出手段159は、各
搬送レーン151から送り出される容器1を1列ずつ受け
入れて搬送する1列の送出レーン160を有し、この送出
レーン160は、容器1のネック部4の下側を支えて容器
1を吊り下げ状態で移動可能に支持する両側のネックガ
イド161、および容器本体2の両側をガイドする両側の
サイドガイド162を有し、これらネックガイド161および
サイドガイド162がエアコンベヤ163の本体164に取り付
けられている。本体164の上部には本体164の内部空間に
空気を送り込むファン装置165が配設され、ネックガイ
ド161の両側に沿って本体164の内部空間に送り込まれた
空気を搬送方向Cへ向けて吹き出す図示しない複数のノ
ズルが配設されている。これら複数のノズルから吹き出
される空気が、送出レーン160内の容器1に吹き付けら
れ、容器1が搬送方向Cに搬送されて1列送出コンベヤ
20に送り出される。
【0048】本体164の搬送方向Cの下流側の端部には
軸方向を鉛直方向に向けた支軸166が突設され、この支
軸166が本体フレーム31側のフレーム部167の軸受部168
に回動可能に軸支されている。本体164の略中間部上面
には略L字形のブラケット169を介してスライド部材170
が取り付けられ、このスライド部材170がフレーム部167
上に軸受部168を支点として円弧状に配設されたガイド
レール171にスライド自在に係合されている。そして、
本体164は、図示しない切換手段により、送出レーン160
の搬送方向Cの上流側の端部が一方の搬送レーン151の
端部に臨んで容器1を受け入れる位置と、他方の搬送レ
ーン151の端部に臨んで容器1を受け入れる位置とに切
換揺動される。送出レーン160の搬送方向Cの上流側の
端部には、送出レーン160の端部が臨んでいない搬送レ
ーン151の端部を閉鎖して容器1の飛び出しを防止する
ストッパ172が取り付けられている。
軸方向を鉛直方向に向けた支軸166が突設され、この支
軸166が本体フレーム31側のフレーム部167の軸受部168
に回動可能に軸支されている。本体164の略中間部上面
には略L字形のブラケット169を介してスライド部材170
が取り付けられ、このスライド部材170がフレーム部167
上に軸受部168を支点として円弧状に配設されたガイド
レール171にスライド自在に係合されている。そして、
本体164は、図示しない切換手段により、送出レーン160
の搬送方向Cの上流側の端部が一方の搬送レーン151の
端部に臨んで容器1を受け入れる位置と、他方の搬送レ
ーン151の端部に臨んで容器1を受け入れる位置とに切
換揺動される。送出レーン160の搬送方向Cの上流側の
端部には、送出レーン160の端部が臨んでいない搬送レ
ーン151の端部を閉鎖して容器1の飛び出しを防止する
ストッパ172が取り付けられている。
【0049】次に、切出装置19を備えたパレタイザ全体
の動作を説明する。
の動作を説明する。
【0050】搬入コンベヤ12に受け入れた実パレットを
段ばらし位置11に搬送し、シート除去手段14でセパレー
トシートを除去してシートスタッカ13に収容し、荷降し
手段16で最上段の1段分の複数の容器1を供給コンベヤ
18の荷降し位置15に降し、供給コンベヤ18で1段分の複
数の容器1を搬送方向Aの方向変換位置27に搬送する。
段ばらし位置11に搬送し、シート除去手段14でセパレー
トシートを除去してシートスタッカ13に収容し、荷降し
手段16で最上段の1段分の複数の容器1を供給コンベヤ
18の荷降し位置15に降し、供給コンベヤ18で1段分の複
数の容器1を搬送方向Aの方向変換位置27に搬送する。
【0051】切出装置19では、供給コンベヤ18の方向変
換位置27に搬送されて停止された1段分の複数の容器1
を、移し替え手段38により搬送方向Bに移動させて整列
コンベヤ32上に移し替える。整列コンベヤ32では移し替
えられた1段分の複数の容器1を搬送方向Bの下流側の
整列位置35に向けて搬送し、整列コンベヤ32の下流側に
まだ切り出されない容器1が残っている場合にはその容
器1に移し替えられた容器1を合流させて一体に整列さ
せる。整列コンベヤ32上の整列位置35では、整列手段47
により最前列の容器1を基準として複数列に容器1を整
列させる。
換位置27に搬送されて停止された1段分の複数の容器1
を、移し替え手段38により搬送方向Bに移動させて整列
コンベヤ32上に移し替える。整列コンベヤ32では移し替
えられた1段分の複数の容器1を搬送方向Bの下流側の
整列位置35に向けて搬送し、整列コンベヤ32の下流側に
まだ切り出されない容器1が残っている場合にはその容
器1に移し替えられた容器1を合流させて一体に整列さ
せる。整列コンベヤ32上の整列位置35では、整列手段47
により最前列の容器1を基準として複数列に容器1を整
列させる。
【0052】切出装置19では、切出手段57により、整列
位置35に整列された最前列および2列目の容器1を1列
ずつ切り出すとともに各受取レーン118に移載する。払
出手段131により各受取レーン118内の2列の容器1を各
搬送レーン151に払い出し、これら各搬送レーン151によ
り搬送方向Cに搬送する。送出手段159の送出レーン160
を一方の搬送レーン151に臨ませてその搬送レーン151か
ら容器1を受け入れて1列搬送コンベヤ20に送り出し、
送出レーン160を他方の搬送レーン151に臨ませてその搬
送レーン151から容器1を受け入れて1列搬送コンベヤ2
0に送り出す。
位置35に整列された最前列および2列目の容器1を1列
ずつ切り出すとともに各受取レーン118に移載する。払
出手段131により各受取レーン118内の2列の容器1を各
搬送レーン151に払い出し、これら各搬送レーン151によ
り搬送方向Cに搬送する。送出手段159の送出レーン160
を一方の搬送レーン151に臨ませてその搬送レーン151か
ら容器1を受け入れて1列搬送コンベヤ20に送り出し、
送出レーン160を他方の搬送レーン151に臨ませてその搬
送レーン151から容器1を受け入れて1列搬送コンベヤ2
0に送り出す。
【0053】このように、整列コンベヤ32上で整列手段
47により整列された2列分の容器1を切り出すとともに
1列ずつ切り離して1列搬送コンベヤ20に順次送り出す
ことができる。
47により整列された2列分の容器1を切り出すとともに
1列ずつ切り離して1列搬送コンベヤ20に順次送り出す
ことができる。
【0054】次に、整列手段47による整列動作について
説明する。
説明する。
【0055】まず、容器1の整列が正常な場合について
説明する。図3(a)に示すように、ストッパ48が搬送方
向Bの上流側に前進し、サイドガイド49が閉じた状態
で、最前列の容器1を基準として複数列に整列させる。
この整列状態において、図5(a)(b)に示すように、最前
列および2列目の容器1の整列状態を検知する検知手段
51の検知光53が投光状態となれば、正常に整列されたこ
とが検知され、切出手段57による切出動作を許容する。
説明する。図3(a)に示すように、ストッパ48が搬送方
向Bの上流側に前進し、サイドガイド49が閉じた状態
で、最前列の容器1を基準として複数列に整列させる。
この整列状態において、図5(a)(b)に示すように、最前
列および2列目の容器1の整列状態を検知する検知手段
51の検知光53が投光状態となれば、正常に整列されたこ
とが検知され、切出手段57による切出動作を許容する。
【0056】図3(b)に示すように、最前列および2列
目の容器1が切出手段57で切り出される際に、ストッパ
48を搬送方向Bの下流側に後退させ、また、切り出した
後は、図3(c)に示すように、ストッパ48を前進させる
とともに整列コンベヤ32で容器1を搬送方向Bに送り、
最前列の容器1を基準として複数列に整列させる。
目の容器1が切出手段57で切り出される際に、ストッパ
48を搬送方向Bの下流側に後退させ、また、切り出した
後は、図3(c)に示すように、ストッパ48を前進させる
とともに整列コンベヤ32で容器1を搬送方向Bに送り、
最前列の容器1を基準として複数列に整列させる。
【0057】また、容器1の整列が異常な場合について
説明する。図4(a)に示すように、ストッパ48が搬送方
向Bの上流側に前進し、サイドガイド49が閉じた状態
で、最前列の容器1を基準として複数列に整列させる。
この整列状態において、図5(c)(d)に示すように、最前
列および2列目の容器1の整列状態を検知する検知手段
51の検知光53のいずれか一方でも遮光状態となれば、整
列異常が生じていることが検知され、切出手段57による
切出動作を禁止するとともに再整列動作を実行する。
説明する。図4(a)に示すように、ストッパ48が搬送方
向Bの上流側に前進し、サイドガイド49が閉じた状態
で、最前列の容器1を基準として複数列に整列させる。
この整列状態において、図5(c)(d)に示すように、最前
列および2列目の容器1の整列状態を検知する検知手段
51の検知光53のいずれか一方でも遮光状態となれば、整
列異常が生じていることが検知され、切出手段57による
切出動作を禁止するとともに再整列動作を実行する。
【0058】再整列動作では、図4(b)に示すように、
ストッパ48を搬送方向Bの下流側に後退させるととも
に、サイドガイド49を開き、一旦整列を解除した後、図
4(c)に示すように、ストッパ48を前進させるととも
に、サイドガイド49を閉じ、かつ、整列コンベヤ32で容
器1を搬送方向Bに送り、最前列の容器1を基準として
整列させる。再整列動作をした後にも、検知手段51で整
列異常が検知されれば、同様の再整列動作を繰り返し、
正常に整列されるまで数回繰り返す。通常、再整列動作
を数回繰り返すことにより、少なくとも最前列および2
列目の容器1は正常に整列される場合が多い。
ストッパ48を搬送方向Bの下流側に後退させるととも
に、サイドガイド49を開き、一旦整列を解除した後、図
4(c)に示すように、ストッパ48を前進させるととも
に、サイドガイド49を閉じ、かつ、整列コンベヤ32で容
器1を搬送方向Bに送り、最前列の容器1を基準として
整列させる。再整列動作をした後にも、検知手段51で整
列異常が検知されれば、同様の再整列動作を繰り返し、
正常に整列されるまで数回繰り返す。通常、再整列動作
を数回繰り返すことにより、少なくとも最前列および2
列目の容器1は正常に整列される場合が多い。
【0059】次に、切出手段57による切出動作を図13
および図14を参照して説明する。
および図14を参照して説明する。
【0060】図13(a)に示すように、各クランプユニ
ット59のクランププレート91,92を、整列コンベヤ32の
整列位置35にある最前列および2列目の容器1の上方に
移動させ、両クランプユニット59のクランププレート9
1,92の中心間のピッチを容器1の整列ピッチに合わせ
る。
ット59のクランププレート91,92を、整列コンベヤ32の
整列位置35にある最前列および2列目の容器1の上方に
移動させ、両クランプユニット59のクランププレート9
1,92の中心間のピッチを容器1の整列ピッチに合わせ
る。
【0061】図13(b)に示すように、各クランプユニ
ット59を下降させ、各クランプユニット59のクランププ
レート91,92を各列の容器1のネック部4付近の両側ま
で進入させる。
ット59を下降させ、各クランプユニット59のクランププ
レート91,92を各列の容器1のネック部4付近の両側ま
で進入させる。
【0062】図13(c)に示すように、各クランプユニ
ット59のクランププレート91,92を閉じ、容器1のネッ
ク部4をクランプする。このとき、容器1の口部3、ネ
ック部4およびネック部4の近傍の容器本体2の部分を
一体的にクランプする。
ット59のクランププレート91,92を閉じ、容器1のネッ
ク部4をクランプする。このとき、容器1の口部3、ネ
ック部4およびネック部4の近傍の容器本体2の部分を
一体的にクランプする。
【0063】図13(d)に示すように、ストッパ48を搬
送方向Bの下流側に後退させ、各クランプユニット59を
上昇させ、これらクランプユニット59とともに容器1を
1列ずつ一括して切り出す。各クランプユニット59は、
上昇させながら搬送方向Bに移動させる。
送方向Bの下流側に後退させ、各クランプユニット59を
上昇させ、これらクランプユニット59とともに容器1を
1列ずつ一括して切り出す。各クランプユニット59は、
上昇させながら搬送方向Bに移動させる。
【0064】図14(e)に示すように、両クランプユニ
ット59のクランププレート91,92の中心間のピッチを両
受取レーン118のピッチに合わせ、各クランプユニット5
9にクランプされている各列の容器1を各受取レーン118
の上方に移動させる。
ット59のクランププレート91,92の中心間のピッチを両
受取レーン118のピッチに合わせ、各クランプユニット5
9にクランプされている各列の容器1を各受取レーン118
の上方に移動させる。
【0065】図14(f)に示すように、各クランプユニ
ット59を下降させ、各列の容器1の下部を各受取レーン
118内に進入させて載置部119に載置する。このとき、各
受取レーン118の両側のレーンガイド120,121は開かれ
ており、容器1の下部を確実に各受取レーン118内に進
入させることができる。
ット59を下降させ、各列の容器1の下部を各受取レーン
118内に進入させて載置部119に載置する。このとき、各
受取レーン118の両側のレーンガイド120,121は開かれ
ており、容器1の下部を確実に各受取レーン118内に進
入させることができる。
【0066】図14(g)に示すように、各受取レーン118
の両側のレーンガイド120,121を閉じて容器1の下部両
側を保持し、各クランプユニット59のクランププレート
91,92を開いて容器1のクランプを解除する。
の両側のレーンガイド120,121を閉じて容器1の下部両
側を保持し、各クランプユニット59のクランププレート
91,92を開いて容器1のクランプを解除する。
【0067】図14(h)に示すように、各クランプユニ
ット59を上昇させ、払出手段131で各受取レーン118の容
器1を下流側の搬送レーン151に一括して払い出す。
ット59を上昇させ、払出手段131で各受取レーン118の容
器1を下流側の搬送レーン151に一括して払い出す。
【0068】図13(a)に示すように、各クランプユニ
ット59を整列位置35の上方へ移動させ、次の切出動作に
移る。
ット59を整列位置35の上方へ移動させ、次の切出動作に
移る。
【0069】また、図15および図16に示すように、
切出手段57の切出ユニット58はそれぞれ独立して動作可
能であるため、搬送方向Bの下流側の一方の切出ユニッ
ト58のみを切出動作させ、他方の切出ユニット58は整列
位置35の上方に退避させて停止させておくことができ
る。これにより、例えば、容器1の種類などに応じて2
列同時に容器1を切り出せない場合や、後処理工程での
状況などに応じて容器1の切出量を調整する場合などに
対応できる。
切出手段57の切出ユニット58はそれぞれ独立して動作可
能であるため、搬送方向Bの下流側の一方の切出ユニッ
ト58のみを切出動作させ、他方の切出ユニット58は整列
位置35の上方に退避させて停止させておくことができ
る。これにより、例えば、容器1の種類などに応じて2
列同時に容器1を切り出せない場合や、後処理工程での
状況などに応じて容器1の切出量を調整する場合などに
対応できる。
【0070】以上のように、切出手段57の複数のクラン
プユニット59により、整列手段47で整列される最前列か
ら複数列分の容器1を1列ずつクランプし、整列コンベ
ヤ32上から切り出して複数列の受取レーン118に1列ず
つ受け渡し、これら受取レーン118から払い出される容
器1を1列ずつ送り出すので、容器1の切出能力が高
く、容器1を1列ずつ確実に切り出すことができるとと
もに、1列ずつの処理であるために多品種の容器1の切
り出しに容易に対応できる。
プユニット59により、整列手段47で整列される最前列か
ら複数列分の容器1を1列ずつクランプし、整列コンベ
ヤ32上から切り出して複数列の受取レーン118に1列ず
つ受け渡し、これら受取レーン118から払い出される容
器1を1列ずつ送り出すので、容器1の切出能力が高
く、容器1を1列ずつ確実に切り出すことができるとと
もに、1列ずつの処理であるために多品種の容器1の切
り出しに容易に対応できる。
【0071】さらに、切出手段57がそれぞれ独立して動
作する複数のクランプユニット59のうち、容器1の切出
列数に応じて動作させるクランプユニット59を切換可能
とするので、多品種の容器1の切り出しに容易に対応で
きる。
作する複数のクランプユニット59のうち、容器1の切出
列数に応じて動作させるクランプユニット59を切換可能
とするので、多品種の容器1の切り出しに容易に対応で
きる。
【0072】さらに、検知手段51により整列手段47での
容器1の整列異常が検知された場合、ストッパ48および
サイドガイド49をそれぞれ後退させた後に、整列コンベ
ヤ32による容器1の搬送方向Bへの搬送動作とともにス
トッパ48およびサイドガイド49をそれぞれ前進させて再
整列させるので、容器1の整列に乱れがあっても正常に
整列させることができる。
容器1の整列異常が検知された場合、ストッパ48および
サイドガイド49をそれぞれ後退させた後に、整列コンベ
ヤ32による容器1の搬送方向Bへの搬送動作とともにス
トッパ48およびサイドガイド49をそれぞれ前進させて再
整列させるので、容器1の整列に乱れがあっても正常に
整列させることができる。
【0073】さらに、各受取レーン118では、切出手段5
7のクランプユニット59で切り出される1列分の容器1
を載せる載置部119の両側に配置されるレーンガイド12
0,121が、載置部119への容器1の移載時に互いに拡開
するとともに移載後に縮閉して容器1の両側をガイドす
るので、容器1を容易かつ確実に受け取ることができる
とともに容器1の1列状態での払い出しを確実にガイド
できる。
7のクランプユニット59で切り出される1列分の容器1
を載せる載置部119の両側に配置されるレーンガイド12
0,121が、載置部119への容器1の移載時に互いに拡開
するとともに移載後に縮閉して容器1の両側をガイドす
るので、容器1を容易かつ確実に受け取ることができる
とともに容器1の1列状態での払い出しを確実にガイド
できる。
【0074】さらに、切出手段57の各クランプユニット
59が1列分の容器1のネック部4をクランプするので、
整列状態にある複数の容器1を複数のクランプユニット
59で容易にクランプして切り出すことができる。
59が1列分の容器1のネック部4をクランプするので、
整列状態にある複数の容器1を複数のクランプユニット
59で容易にクランプして切り出すことができる。
【0075】さらに、各受取レーン118から払い出され
る容器1を受け入れて搬送する複数列の搬送レーン15
1、およびこれら搬送レーン151から容器1を1列ずつ送
り出す送出手段159が、容器1のネック部4を介して吊
り下げ支持した状態で搬送するので、容器1が倒れるこ
とがなく、高速で搬送処理でき、払出能力を向上でき
る。
る容器1を受け入れて搬送する複数列の搬送レーン15
1、およびこれら搬送レーン151から容器1を1列ずつ送
り出す送出手段159が、容器1のネック部4を介して吊
り下げ支持した状態で搬送するので、容器1が倒れるこ
とがなく、高速で搬送処理でき、払出能力を向上でき
る。
【0076】また、切出ユニット58が、クランプユニッ
ト59、このクランプユニット59を容器1が複数列に整列
される整列位置35とこの整列位置35から切り出した容器
1を移載する移載位置56との間で移動させる移動手段6
0、およびクランプユニット59を容器1に対して進退さ
せる進退手段61を有し、この切出ユニット58を複数用
い、これら複数の切出ユニット58を、それぞれ独立して
容器1を1列ずつ切出可能に並設したので、複数列の容
器1を1列ずつ同時に切り出すことができて、容器1の
切出能力を向上できるとともに、切出ユニット58の移動
手段60および進退手段61の設定によって多品種の容器1
の切り出しに容易に対応できる。
ト59、このクランプユニット59を容器1が複数列に整列
される整列位置35とこの整列位置35から切り出した容器
1を移載する移載位置56との間で移動させる移動手段6
0、およびクランプユニット59を容器1に対して進退さ
せる進退手段61を有し、この切出ユニット58を複数用
い、これら複数の切出ユニット58を、それぞれ独立して
容器1を1列ずつ切出可能に並設したので、複数列の容
器1を1列ずつ同時に切り出すことができて、容器1の
切出能力を向上できるとともに、切出ユニット58の移動
手段60および進退手段61の設定によって多品種の容器1
の切り出しに容易に対応できる。
【0077】さらに、移載位置56で容器1を移載する際
に複数の切出ユニット58が並列に並ぶピッチを、整列位
置35で容器1を切り出す際のピッチより広く、かつ各切
出ユニット58で切り出された容器1の列間を離反させる
ピッチに広げるので、千鳥状に整列された容器1でも列
単位に分離した状態に切り出すことができる。
に複数の切出ユニット58が並列に並ぶピッチを、整列位
置35で容器1を切り出す際のピッチより広く、かつ各切
出ユニット58で切り出された容器1の列間を離反させる
ピッチに広げるので、千鳥状に整列された容器1でも列
単位に分離した状態に切り出すことができる。
【0078】さらに、クランプユニット59が、容器1の
列方向に沿って長尺なベース82、このベース82の長手方
向に沿って移動されるスライダ99、ベース82の長手方向
に沿って設けられスライダ99を移動させるクランプ駆動
部104、ベース82の下側で互いに開閉されて容器1を着
脱可能にクランプするクランププレート91,92、および
スライダ99の移動に連動してクランププレート91,92を
互いに開閉させる連動機構110を有しているので、クラ
ンプユニット59の幅、つまり複数の切出ユニット58が並
設される方向の幅を小形にでき、切出ユニット58の並設
ピッチが小さくなって整列ピッチの小さい容器1に対応
できる。
列方向に沿って長尺なベース82、このベース82の長手方
向に沿って移動されるスライダ99、ベース82の長手方向
に沿って設けられスライダ99を移動させるクランプ駆動
部104、ベース82の下側で互いに開閉されて容器1を着
脱可能にクランプするクランププレート91,92、および
スライダ99の移動に連動してクランププレート91,92を
互いに開閉させる連動機構110を有しているので、クラ
ンプユニット59の幅、つまり複数の切出ユニット58が並
設される方向の幅を小形にでき、切出ユニット58の並設
ピッチが小さくなって整列ピッチの小さい容器1に対応
できる。
【0079】さらに、クランプ駆動部104が、ベース82
の長手方向に沿って回転自在に設けられるねじ軸108、
およびベース82の長手方向に沿って配設されねじ軸108
を回転させるサーボモータ105を有しているので、クラ
ンプ駆動部104の幅、つまりクランプユニット59の幅を
小形にできるとともに、サーボモータ105によってクラ
ンププレート91,92の開閉量を制御できて多品種の容器
1のクランプに容易に対応できる。
の長手方向に沿って回転自在に設けられるねじ軸108、
およびベース82の長手方向に沿って配設されねじ軸108
を回転させるサーボモータ105を有しているので、クラ
ンプ駆動部104の幅、つまりクランプユニット59の幅を
小形にできるとともに、サーボモータ105によってクラ
ンププレート91,92の開閉量を制御できて多品種の容器
1のクランプに容易に対応できる。
【0080】さらに、切出ユニット58が2つで、各切出
ユニット58のクランププレート91,92が他方の切出ユニ
ット58側に片寄った位置に配設されているので、2つの
切出ユニット58のクランププレート91,92のピッチを小
さくでき、整列ピッチの小さい容器1に対応できる。
ユニット58のクランププレート91,92が他方の切出ユニ
ット58側に片寄った位置に配設されているので、2つの
切出ユニット58のクランププレート91,92のピッチを小
さくでき、整列ピッチの小さい容器1に対応できる。
【0081】さらに、移動手段60および進退手段61の駆
動にサーボモータ67,75を用いるので、多品種の容器1
の切り出しに容易に対応できる。
動にサーボモータ67,75を用いるので、多品種の容器1
の切り出しに容易に対応できる。
【0082】さらに、容器本体2およびネック部4を有
する容器1である場合、クランプユニット59が容器1の
ネック部4およびネック部4の近傍の容器本体2の部分
をクランプするので、容器1の移動時の振れを防止して
安定させることができ、移載時の容器1の倒れを防止で
きる。
する容器1である場合、クランプユニット59が容器1の
ネック部4およびネック部4の近傍の容器本体2の部分
をクランプするので、容器1の移動時の振れを防止して
安定させることができ、移載時の容器1の倒れを防止で
きる。
【0083】なお、上述した実施の形態では、2つの切
出ユニット58を並設し、2列または1列の容器1を切り
出したが、3つ以上の切出ユニット58を並設し、3列以
上の容器1を同時に切り出すようにしてもよく、より切
出効率を向上できる。
出ユニット58を並設し、2列または1列の容器1を切り
出したが、3つ以上の切出ユニット58を並設し、3列以
上の容器1を同時に切り出すようにしてもよく、より切
出効率を向上できる。
【0084】また、上述した実施の形態では、物品とし
てペットボトルなどの容器を示したが、これに限られる
ものではなく、ボトル缶やビンなどの容器、あるいは容
器以外の物品でもよく、これらの物品の形状などに応じ
て各構成を対応させることにより、同様の作用効果が得
られる。
てペットボトルなどの容器を示したが、これに限られる
ものではなく、ボトル缶やビンなどの容器、あるいは容
器以外の物品でもよく、これらの物品の形状などに応じ
て各構成を対応させることにより、同様の作用効果が得
られる。
【0085】また、切出装置は、デパレタイザに限ら
ず、他の機構にも適用でき、同様の作用効果が得られ
る。
ず、他の機構にも適用でき、同様の作用効果が得られ
る。
【0086】
【発明の効果】請求項1記載の切出装置によれば、切出
手段の複数のクランプユニットにより、整列手段で整列
される最前列から複数列分の物品を列単位にクランプ
し、搬送手段上から切り出して複数列の受取レーンに列
単位に受け渡し、これら受取レーンから払い出される物
品を列単位に送り出すので、物品の切出能力が高く、物
品を列単位に確実に切り出すことができるとともに、列
単位の処理であるために多品種の物品の切り出しに容易
に対応できる。
手段の複数のクランプユニットにより、整列手段で整列
される最前列から複数列分の物品を列単位にクランプ
し、搬送手段上から切り出して複数列の受取レーンに列
単位に受け渡し、これら受取レーンから払い出される物
品を列単位に送り出すので、物品の切出能力が高く、物
品を列単位に確実に切り出すことができるとともに、列
単位の処理であるために多品種の物品の切り出しに容易
に対応できる。
【0087】請求項2記載の切出装置によれば、請求項
1記載の切出装置の効果に加えて、切出手段のそれぞれ
独立して動作する複数のクランプユニットのうち、物品
の切出列数に応じて動作させるクランプユニットを切換
可能とするので、多品種の物品の切り出しに容易に対応
できる。
1記載の切出装置の効果に加えて、切出手段のそれぞれ
独立して動作する複数のクランプユニットのうち、物品
の切出列数に応じて動作させるクランプユニットを切換
可能とするので、多品種の物品の切り出しに容易に対応
できる。
【0088】請求項3記載の切出装置によれば、請求項
1または2記載の切出装置の効果に加えて、検知手段に
より整列手段での物品の整列異常が検知された場合、ス
トッパおよびサイドガイドをそれぞれ後退させた後に、
搬送手段による物品の搬送方向への搬送動作とともにス
トッパおよびサイドガイドをそれぞれ前進させて再整列
させるので、物品の整列に乱れがあっても正常に整列さ
せることができる。
1または2記載の切出装置の効果に加えて、検知手段に
より整列手段での物品の整列異常が検知された場合、ス
トッパおよびサイドガイドをそれぞれ後退させた後に、
搬送手段による物品の搬送方向への搬送動作とともにス
トッパおよびサイドガイドをそれぞれ前進させて再整列
させるので、物品の整列に乱れがあっても正常に整列さ
せることができる。
【0089】請求項4記載の切出装置によれば、請求項
1ないし3いずれか記載の切出装置の効果に加えて、各
受取レーンでは、切出手段のクランプユニットで切り出
される物品を列単位に載せる載置部の両側に配置される
レーンガイドが、載置部への物品の移載時に互いに拡開
するとともに移載後に縮閉して物品の両側をガイドする
ので、物品を容易かつ確実に受け取ることができるとと
もに物品の列単位での払い出しを確実にガイドできる。
1ないし3いずれか記載の切出装置の効果に加えて、各
受取レーンでは、切出手段のクランプユニットで切り出
される物品を列単位に載せる載置部の両側に配置される
レーンガイドが、載置部への物品の移載時に互いに拡開
するとともに移載後に縮閉して物品の両側をガイドする
ので、物品を容易かつ確実に受け取ることができるとと
もに物品の列単位での払い出しを確実にガイドできる。
【0090】請求項5記載の切出装置によれば、請求項
1ないし4いずれか記載の切出装置の効果に加えて、物
品がネック部を有する容器であり、切出手段の各クラン
プユニットが容器のネック部をクランプするので、整列
状態にある複数の容器を複数のクランプユニットで容易
にクランプして切り出すことができる。
1ないし4いずれか記載の切出装置の効果に加えて、物
品がネック部を有する容器であり、切出手段の各クラン
プユニットが容器のネック部をクランプするので、整列
状態にある複数の容器を複数のクランプユニットで容易
にクランプして切り出すことができる。
【0091】請求項6記載の切出装置によれば、請求項
5記載の切出装置の効果に加えて、各受取レーンから払
い出される容器を受け入れて搬送する複数列の搬送レー
ン、およびこれら搬送レーンから容器を列単位に送り出
す送出手段が、物品のネック部を介して吊り下げ支持し
た状態で搬送するので、容器が倒れることがなく、高速
で搬送処理でき、払出能力を向上できる。
5記載の切出装置の効果に加えて、各受取レーンから払
い出される容器を受け入れて搬送する複数列の搬送レー
ン、およびこれら搬送レーンから容器を列単位に送り出
す送出手段が、物品のネック部を介して吊り下げ支持し
た状態で搬送するので、容器が倒れることがなく、高速
で搬送処理でき、払出能力を向上できる。
【図1】本発明の切出装置の一実施の形態を示し、(a)
は平面図、(b)は正面図である。
は平面図、(b)は正面図である。
【図2】同上切出装置の側面図である。
【図3】同上切出装置の整列手段を示し、整列が正常な
場合の整列動作を(a)〜(b)の順に説明する説明図であ
る。
場合の整列動作を(a)〜(b)の順に説明する説明図であ
る。
【図4】同上切出装置の整列手段を示し、整列が異常な
場合の整列動作を(a)〜(b)の順に説明する説明図であ
る。
場合の整列動作を(a)〜(b)の順に説明する説明図であ
る。
【図5】同上切出装置の検知手段を示し、(a)は整列が
正常な場合の平面図、(b)は整列が正常な場合の正面
図、(c)は整列が異常な場合の平面図、(d)は整列が異常
な場合の正面図である。
正常な場合の平面図、(b)は整列が正常な場合の正面
図、(c)は整列が異常な場合の平面図、(d)は整列が異常
な場合の正面図である。
【図6】同上切出装置の切出手段の移動手段を示し、
(a)は平面図、(b)は一部を省略した正面図である。
(a)は平面図、(b)は一部を省略した正面図である。
【図7】同上切出手段のクランプユニットを示し、(a)
は平面図、(b)は断面図である。
は平面図、(b)は断面図である。
【図8】同上クランプユニットの断面図である。
【図9】同上切出装置の受取レーンおよび払出手段を示
し、(a)は平面図、(b)は一部を省略した正面図である。
し、(a)は平面図、(b)は一部を省略した正面図である。
【図10】同上受取レーンおよび払出手段の一部を省略
した側面図である。
した側面図である。
【図11】同上切出装置の搬送レーンおよび送出手段を
示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。
示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図12】同上切出装置を適用したデパレタイザの概略
平面図である。
平面図である。
【図13】同上切出装置による切出動作を(a)〜(d)の順
に説明する説明図である。
に説明する説明図である。
【図14】同上図13に続いて切出装置による切出動作
を(e)〜(h)の順に説明する説明図である。
を(e)〜(h)の順に説明する説明図である。
【図15】同上切出装置による1列ずつの切出動作を
(a)〜(d)の順に説明する説明図である。
(a)〜(d)の順に説明する説明図である。
【図16】同上図15に続いて切出装置による1列ずつ
の切出動作を(e)〜(h)の順に説明する説明図である。
の切出動作を(e)〜(h)の順に説明する説明図である。
1 物品としての容器 4 ネック部 19 切出装置 32 搬送手段としての整列コンベヤ 47 整列手段 48 ストッパ 49 サイドガイド 51 検知手段 57 切出手段 59 クランプユニット 118 受取レーン 119 載置部 120,121 レーンガイド 131 払出手段 151 搬送レーン 159 送出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸岡 洋介 兵庫県加古川市野口町古大内900番地 オ ークラ輸送機株式会社内 Fターム(参考) 3F072 AA07 AA27 GC05 GD05 GE03 GG06 GG12 KA01 KA49 KD01 KD11 KD12 KD22 KD27 KE11 KE18 3F081 AA18 BA02 BA03 BA04 BC04 BD02 BD11 BD16 BD17 CC08 CC15 CC22 CD08 CE02 CE10 CE13 DA02 DA08 DA14 EA09 EA15 FB01
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の物品を載せて搬送する搬送手段
と、 この搬送手段で搬送される物品を搬送方向の最前列を基
準として複数列に整列させる整列手段と、 この整列手段で整列される最前列から複数列分の物品を
列単位に着脱可能にクランプする複数のクランプユニッ
トを有し、これらクランプユニットにより搬送手段上か
ら複数列の物品を切り出す切出手段と、 この切出手段で切り出された複数列の物品を列単位に受
け取る複数列の受取レーンと、 これら受取レーンに沿って物品を払い出す払出手段と、 前記複数列の受取レーンから払い出される物品を列単位
に送り出す送出手段とを具備していることを特徴とする
切出装置。 - 【請求項2】 切出手段は、複数のクランプユニットが
それぞれ独立して動作し、これら複数のクランプユニッ
トのうち物品の切出列数に応じて動作させるクランプユ
ニットを切換可能とすることを特徴とする請求項1記載
の切出装置。 - 【請求項3】 整列手段は、搬送手段上で搬送方向の上
流へ進出および下流へ後退可能として進出時に最前列の
物品を所定の停止位置に停止させるストッパ、搬送手段
上の両側で搬送手段の内側へ進出および外側に後退可能
として進出時に物品の列方向を位置決めする両側のサイ
ドガイド、およびこれらストッパおよびサイドガイドで
物品を整列させた状態で切出手段のクランプユニットに
よりクランプする列の物品の整列状態を検知する検知手
段を有し、検知手段で整列異常が検知された場合にスト
ッパおよびサイドガイドをそれぞれ後退させた後に搬送
手段による物品の搬送方向への搬送動作とともにストッ
パおよびサイドガイドをそれぞれ前進させて再整列させ
ることを特徴とする請求項1または2記載の切出装置。 - 【請求項4】 各受取レーンは、切出手段のクランプユ
ニットで切り出される物品を列単位に載せる載置部、お
よびこの載置部の両側に配置されて載置部への物品の移
載時に互いに拡開されるとともに移載後に縮閉されて物
品の両側をガイドするレーンガイドを有していることを
特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の切出装置。 - 【請求項5】 物品は、ネック部を有する容器であり、 切出手段の各クランプユニットは、容器のネック部をク
ランプすることを特徴とする請求項1ないし4いずれか
記載の切出装置。 - 【請求項6】 各受取レーンから払い出される容器を送
出手段に搬送する複数列の搬送レーンを具備し、 これら搬送レーンおよび送出手段は、容器のネック部を
介して吊り下げ支持した状態で搬送することを特徴とす
る請求項5記載の切出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000348677A JP2002154644A (ja) | 2000-11-15 | 2000-11-15 | 切出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000348677A JP2002154644A (ja) | 2000-11-15 | 2000-11-15 | 切出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002154644A true JP2002154644A (ja) | 2002-05-28 |
Family
ID=18822212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000348677A Pending JP2002154644A (ja) | 2000-11-15 | 2000-11-15 | 切出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002154644A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011111320A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | Shibuya Kogyo Co Ltd | 物品搬送装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07315322A (ja) * | 1994-05-19 | 1995-12-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 容器整列装置 |
JPH10139139A (ja) * | 1996-11-08 | 1998-05-26 | Morishita Kikai Seisakusho:Kk | 容器整列装置 |
JPH10279051A (ja) * | 1997-04-07 | 1998-10-20 | N Tec:Kk | 容器の整列搬送装置及び容器の搬送方法 |
JPH10324417A (ja) * | 1997-05-23 | 1998-12-08 | N Tec:Kk | 容器の整列搬送装置 |
JPH1191931A (ja) * | 1997-09-25 | 1999-04-06 | N Tec:Kk | 物品の整列搬送装置及びバルクパレタイザ |
JPH11222214A (ja) * | 1998-02-05 | 1999-08-17 | N Tec:Kk | 物品の整列搬送装置及び物品の搬出方法 |
-
2000
- 2000-11-15 JP JP2000348677A patent/JP2002154644A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Cited By (1)
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JP2011111320A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | Shibuya Kogyo Co Ltd | 物品搬送装置 |
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