JPH11222214A - 物品の整列搬送装置及び物品の搬出方法 - Google Patents

物品の整列搬送装置及び物品の搬出方法

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JPH11222214A
JPH11222214A JP10024643A JP2464398A JPH11222214A JP H11222214 A JPH11222214 A JP H11222214A JP 10024643 A JP10024643 A JP 10024643A JP 2464398 A JP2464398 A JP 2464398A JP H11222214 A JPH11222214 A JP H11222214A
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JP10024643A
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English (en)
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Kiyotaka Terajima
清孝 寺島
Michihiro Shimizu
通弘 清水
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N Tec KK
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N Tec KK
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G59/00De-stacking of articles
    • B65G59/02De-stacking from the top of the stack
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G59/00De-stacking of articles
    • B65G59/005De-stacking of articles by using insertions or spacers between the stacked layers

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  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
  • De-Stacking Of Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】バルクの分解段からの物品を整列して順次機外
へ搬送する場合、物品を倒さず、確実に整列して搬送す
ることができ、又、広い設置スペースを必要としない物
品整列搬送装置及び物品搬出方法を提供する。 【解決手段】整列搬送装置130はピッチ整列装置部1
30A、物品排出装置部130Bを備える。バルクの分
解段から送出された容器BO は列毎に複数の把持部材8
3に吊下げ状態で把持される。把持部材83が列間拡大
機構により列間が拡開された後、物品送出機構115が
X方向に駆動されると、プッシャバー122により、容
器BO は物品排出装置部130Bに一斉に押し出され
る。物品排出装置部130Bの整列ガイド部137は、
列毎に押し出された容器BO 群を吊下げ把持状態で受け
入れる。この後、列単位で、物品排出機構133が作動
して整列ガイド部137の容器BO 群を機外へ排出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の物品が複
数段に積重ねられたバルクから各段毎に分解されて各段
の物品を順次機外へ送出する物品の整列搬送装置及び物
品の搬出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、バルク包装は、ガラス瓶、ある
いはプラスチックボトルメーカーによって製造されたガ
ラス瓶あるいはプラスチックボトル等の容器を、飲料水
メーカーに運搬する際に、パレット上に複数段に亘って
容器を載せ、各段の間には、上下の段を区画するための
シートを配置したものとなっている。そして、このバル
ク包装は、その容器の運搬を簡素化し、包装資材及び単
位当たり運賃の物流コストの低減を図るために広く採用
されている。このバルクを受け入れた工場では、これを
バルクデパレタイザ(或いは、バルクアンケーサー)に
より、上段から一段ずつ分解し、次の使用工程、例え
ば、飲料水の充填工程に容器を送出する。
【0003】容器の搬送は容器を一列に整列させた状態
で行なうのが作業性の点で好ましい。そのため、従来、
1列にするための整列装置は、分解されたバルク一段分
の容器を、そのまま前端から後端へ搬送する搬送コンベ
アと、その搬送コンベアの後端に設けられ、搬送コンベ
アと直角方向に移動する整列コンベアと、前記整列コン
ベアの後端に設けられ、複数のコンベアが並列に配置さ
れたシングルライナーとにより構成されている。
【0004】同整列装置は、搬送コンベアから順次はみ
出す最前列の容器群を、整列コンベアを介してシングル
ライナーの最上流側のコンベア上に送出する。そして、
シングルライナーは、下流側に位置するコンベアほど搬
送速度が早くなるように設定されており、又、最下流側
に位置するコンベアを除いた他のコンベア上方には、斜
め横断するように下流に向かって配置されたガイド装置
が設けられている。
【0005】このことによって、シングルライナー上に
搬入された容器群は、ガイド装置にガイドされて搬送速
度が遅いコンベアから搬送速度が速いコンベアに乗り移
る度に、送り速度が速くなる。この送り速度が速くなる
ことと、ガイド装置にガイドされることによって、最終
的に最下流側のコンベア上において、一列に整列して搬
送される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の整列装
置では、上記のように速度が異なる複数のコンベアから
なるシングルライナーを用意する必要があり、又、整列
コンベア、シングルライナーのために、広い設置スペー
スが必要となる問題がある。
【0007】又、容器がプラスチックボトル容器のよう
にガラス瓶容器に比べて軽量で、しかも飲料水に用いら
れる容器のように現状の500ミリリットルサイズレベ
ル以上のものでは背が高くなるため、コンベアの振動等
によって倒れやすい問題がある。又、炭酸飲料用のプラ
スチックボトルの場合、ボトル内の高い圧力により底部
の変形を防止するため、底部の周縁には所定間隔毎に凹
部を形成して底部を補強した構造としたものがある。こ
の種のものは底部の接地面積が狭いため、空ボトルの場
合、載置してもボトルの高さに関係なく甚だ不安定であ
り、上記のように搬送される場合、倒れ易い問題があ
る。
【0008】従来のガイド装置では、容器の一側、或い
は互いに反対側に位置する両側をガイドしているが、上
記のような容器の場合では、ガイド装置にガイドされて
いるとはいえ、送出される方向、或いは反送出方向にお
いて倒れやすいという課題を解決することが困難であっ
た。
【0009】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたものであって、その目的は、バルクの最上段より
各段毎に分解された物品を整列して順次機外へ搬送する
場合、物品を倒さず、確実に整列して搬送することがで
き、又、広い設置スペースを必要としない物品整列搬送
装置及び物品搬出方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、側部に被把持部を有す
るとともに、列状に配置された複数の物品が複数段に積
重ねられたバルクの最上段より各段毎に分解された物品
を整列して順次機外へ送出する物品の整列搬送装置にお
いて、前記分解された各段の物品の被把持部を各列毎に
把持する複数の把持手段を備えた把持装置と、前記各把
持手段にて把持された状態の各列の物品を把持手段から
外部へ押出す送出手段と、前記送出手段にて押出された
各列の物品を、その被把持部にて列毎に吊下げ支持し、
各列の物品を吊下げ支持した状態でガイドする複数のガ
イド手段を備えたガイド装置と、前記ガイド手段にて吊
下げ支持された列の物品を搬出する搬出手段とを備えた
物品の整列搬送装置を要旨とするものである。
【0011】請求項2の発明は、請求項1において、前
記搬出手段は、物品を吊下げ支持した状態で、機外へ移
動するものである物品の整列搬送装置を要旨とするもの
である。
【0012】請求項3の発明は、請求項1において、前
記ガイド装置は、昇降可能に移動するものである物品の
整列搬送装置を要旨とするものである。請求項4の発明
は、請求項1において、前記搬出手段は、各ガイド手段
に列状に受け入れられた物品を同ガイド手段から外部へ
押出す物品排出機構である物品の整列搬送装置を要旨と
するものである。
【0013】請求項5の発明は、請求項4において、前
記搬出手段は、複数個設けられたものである物品の整列
搬送装置を要旨とするものである。請求項6の発明は、
請求項1乃至請求項5の内いずれかにおいて、物品は容
器であり、把持手段は容器の上部に設けられた首部を把
持するものである物品の整列搬送装置を要旨とするもの
である。
【0014】請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6
の内いずれかにおいて、前記把持装置の複数の把持手段
は、各列の容器を把持した後、互いにその間隔が広がる
ように列間拡大機構に連係されている物品の整列搬送装
置を要旨とするものである。
【0015】請求項8の発明は、側部に被把持部を有す
るとともに、列状に配置された複数の物品が複数段に積
重ねられたバルクの最上段より各段毎に分解された物品
を整列して順次機外へ送出する物品搬出方法において、
前記分解された各段の物品の被把持部を各列毎に複数の
把持手段にて把持し、前記各把持手段にて把持された状
態の各列の物品を送出手段にて把持手段から外部へ押出
し、前記押出された各列の物品の被把持部を複数のガイ
ド手段により列毎に吊下げ支持し、その後、前記ガイド
手段にて吊下げ支持された列の物品を搬出手段にて搬出
することを特徴とする物品の搬出方法を要旨とするもの
である。
【0016】請求項9の発明は、請求項8において、前
記ガイド手段は、物品の被把持部を吊下げ支持する機外
ガイド手段に対して対向配置され、前記搬出手段はガイ
ド手段にて吊り下げ支持された物品列を列単位で、機外
ガイド手段に向けて搬出駆動する物品の搬出方法を要旨
とするものである。 (作用)請求項1に記載の発明によれば、把持装置の複
数の把持手段は、バルクの分解された各段の物品の被把
持部を各列毎に把持する。送出手段は、前記各把持手段
にて把持された状態の各列の物品を把持手段から外部へ
押出す。ガイド装置の複数のガイド手段は、前記送出手
段にて押出された各列の物品を、その被把持部にて列毎
に吊下げ支持するとともに、各列の物品を整列した状態
でガイドする。
【0017】そして、搬出手段は、前記ガイド手段にて
ガイドされた列の物品を搬出する。このようにして、バ
ルクの分解段から出された物品はバルクが分解された後
に、被把持部にて把持されて吊下げられ、その後は、ガ
イド手段にて列単位で吊下げ支持された状態で移送され
るため、物品が倒れることはない。
【0018】請求項2の発明によれば、請求項1の作用
に加えて、前記搬出手段は物品を吊下げ支持した状態で
物品を機外へ移動する。請求項3の発明によれば、請求
項1の作用に加えて、前記ガイド装置は、各ガイド手段
を昇降可能に移動する。この結果、物品を搬出高さの異
なるところで、排出できる。
【0019】請求項4の発明によれば、請求項1の作用
に加えて、前記搬出手段である物品排出機構は、各ガイ
ド手段に列状に受け入れられた物品をガイド手段から外
部へ押出す。
【0020】請求項5の発明によれば、複数個の搬出手
段が請求項4の作用を行なう。請求項6の発明によれ
ば、請求項1乃至請求項5の内いずれかの作用に加え
て、把持手段は、容器の上部に設けられた首部を把持す
る。
【0021】請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6
の内いずれかの作用に加えて、前記把持装置の複数の把
持手段は、各列の容器を把持した後、列間拡大機構によ
り互いにその間隔が広がる。
【0022】請求項8の発明によれば、分解された各段
の物品の被把持部を各列毎に複数の把持手段にて把持
し、前記各把持手段にて把持された状態の各列の物品を
送出手段にて把持手段から外部へ押出して、各列の物品
の被把持部を複数のガイド手段により列毎に吊下げ支持
する。その後、前記ガイド手段にて吊下げ支持された各
列の物品を搬出手段にて搬出する。
【0023】請求項9の発明によれば、請求項8の作用
に加えて、搬出手段はガイド手段にて吊り下げ支持され
た物品列を列単位で、機外ガイド手段に向けて搬出駆動
する。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、この発明
を物品及び容器としてのプラスチックボトルを整列搬送
する整列搬送装置に具体化した第1実施形態を図面に従
って説明する。
【0025】図1はプラスチックボトルの整列搬送装置
130の一部及びバルクデパレタイザ1の全体の概略側
面図、図2は同じくバルクデパレタイザ1の概略正面
図、図3はバルクデパレタイザ1の平面図、図4はバル
クデパレタイザ1のシートつかみ装置付近の平面図を示
している。なお、この実施の形態では、説明の便宜上、
バルクVの最上段に位置するプラスチックボトル及び分
解段から排出されたプラスチックボトルをB0 と付して
説明し、バルクV内のプラスチックボトルをBと付して
説明することがある。
【0026】1.バルクデパレタイザ まず、この整列搬送装置130と接続されるバルクデパ
レタイザ1の概略について説明する。本実施形態のバル
クデパレタイザ1はプラスチックボトルを対象としたバ
ルクVを分解するものである。以後、この実施形態では
プラスチックボトルを容器或いは物品ということがあ
る。
【0027】図1及び図4に示すように、バルクデパレ
タイザ1は、第1機枠11Aに設けられたバルク昇降機
構2と、シート矯正機構3、物品押出し機構4、シート
除去装置6及びシートつかみ装置7とを備えている。
【0028】(1.1.バルク昇降機構)バルク昇降機
構2は、第1機枠11Aに対して上下動する昇降テーブ
ル10と、前記昇降テーブル10に対して一端が連結さ
れ、他端がウエイト13に連結されたチェーン12と、
同チェーン12を巻回する駆動スプロケットホイール1
2aを備えた駆動軸12bと、同駆動軸12bを減速ギ
ヤボックス14aを介して駆動する駆動モータ14を備
えている。昇降テーブル10は駆動モータ14の正逆転
により、第1機枠11Aに対して昇降する。
【0029】第1機枠11Aの上部には、図1、図2及
び図4に示すようにシート矯正機構3が配置されてい
る。シート矯正機構3はバルクVの各段を区画するシー
トSにおいて、分解段におけるシートSを矯正するため
のものである。なお、分解段のシートSとは、バルクV
が分解されて、そのときの最上段に位置する容器群を支
持するシートのことをいう。
【0030】図4に示すようにシート矯正機構3は、第
1機枠11A及び第1機枠11Aに設けられた補助枠1
6に対して、シートSの四方に位置するように装着され
た複数個の空圧シリンダ17と、同空圧シリンダ17の
ピストンロッド17aの先端に固定された4個の矯正バ
ー18とから構成されている。そして、空圧シリンダ1
7が矯正バー18を内方に駆動することにより、最上段
に位置するシートSが四方に位置する矯正バー18によ
り押圧されて所定の位置に位置すべく矯正される。この
結果、矯正バー18により、次段においてシート、或い
はパレットから脱落しそうになっている物品がバルクV
側に押圧移動されるとともに、最上段(分解段)のシー
トSの位置が正規の所定位置に位置する。
【0031】(1.2.物品押出し機構)物品押出し機
構4は、図5に示すように走行枠体20と、走行枠体2
0内に配置された整列機構部21(図3参照)と、前記
走行枠体20を走行駆動する駆動モータ24等を備えて
いる。なお、図5では、説明の便宜上、走行枠体20内
の整列機構部21は省略している。
【0032】前記走行枠体20は、図5に示すように四
角枠状に形成され、図2及び図6に示すように車輪20
a及びスライダ20bを備えている。そして、走行枠体
20は、第1機枠11Aの上部において、横方向(図に
おいてX方向)に延びるとともに互いに平行に配置され
た走行レール23aとレールガイド23b上を車輪20
a,スライダ20bにて往復走行自在に配置されてい
る。図3に示すように第1機枠11A上部には、駆動モ
ータ24にて回転駆動される駆動シャフト25が支持さ
れ、同駆動シャフト25の両端にはプーリ26が固定さ
れている。
【0033】又、図5に示すように走行レール23a,
レールガイド23bのX方向において、その中央部上方
にはプーリ27が回転自在に支持されている。プーリ2
6,27には無端状のタイミングベルト28が掛装さ
れ、同タイミングベルト28に対して走行枠体20が連
結されている。
【0034】そして、前記駆動モータ24の正逆回転に
より、駆動シャフト25、プーリ26,27、タイミン
グベルト28を介して走行枠体20は、図5の実線で示
す第1の位置P1と、二点鎖線で示す第2の位置P2間
を移動可能されている。ここで、前記第1の位置P1
は、容器を送出するスタート位置であり、前記第2の位
置P2は、容器を送出する終点の位置である。
【0035】(整列機構部)この整列機構部21は容器
としてのプラスチックボトルB(BO )(この実施例で
は、特に、横断面が円形、若しくは六角形等の多角形の
ように略円形状をなすプラスチックボトル)を千鳥状に
再整列形成するための機構である。すなわち、バルクV
が梱包される段階で、各段に積層されたプラスチックボ
トルB群は予め千鳥状に整列されているが、運送時、或
いは分解時に、千鳥状の列が乱れる場合があり、この整
列機構部21は、これに対処するための機構である。な
お、この実施の形態では、列方向とは、X方向をいい、
従って、列とはX方向に沿ったプラスチックボトルBO
の群をいう。
【0036】整列機構部21は、図3に示すように走行
枠体20内に設けられている。整列機構部21は、空圧
シリンダ29、整列規制バー30を備えている。空圧シ
リンダ29は、前記走行枠体20の各内側面に一対配置
されている。整列規制バー30は、互いに対向する内側
面に配置された空圧シリンダ29のピストンロッド29
a間に連結されている。そして、4個の整列規制バー3
0は互いに干渉しないように井形状に配置されている。
前記空圧シリンダ29が作動することにより、各整列規
制バー30は、分解段におけるシートS上の物品(容
器)群に対して四方から内方に移動するようにされてい
る。
【0037】又、前記各整列規制バー30には一対の空
圧シリンダ52が固定され、両空圧シリンダ52のシリ
ンダロッド53間には長尺上の押圧部材54が固定され
ている。又、前記押圧部材54は、その背面(反バルク
側側面)に一対のガイド棒55aが固定されており、同
ガイド棒55aは、整列規制バー30に固定されたガイ
ド筒55に摺動可能に挿入されている。
【0038】各押圧部材54は、互いに共通の平面上に
おいて、四方からバルクVの最上段のプラスチックボト
ルBを押圧可能に配置されている。図13に示すように
X方向及びY方向に延びる各押圧部材54のバルク側側
面には、その全長に亘って、所定間隔(プラスチックボ
トルの中心間隔)D1,D2毎に複数の規制凹部54a
がそれぞれ凹設されている。図14に示すように、この
間隔D1(X方向間隔)はプラスチックボトルBの半径
をRとしたとき、2Rとされている。又、間隔D2(Y
方向間隔)は 3Rとされている。なお、図3及び図1
3においては、説明の便宜上、規制凹部54aは一部の
み図示され、他は省略されている。
【0039】前記各規制凹部54aは整列されるプラス
チックボトルBの大きさに対応して、押圧部材54が作
動したとき、各列が互いに千鳥状に整列できる大きさ及
び形状とされている。
【0040】そして、空圧シリンダ52によりX方向及
びY方向に延びる押圧部材54がバルクV側に向かって
それぞれ内方に押圧移動されると、同押圧部材54の規
制凹部54a及び規制凹部54a間の突部により、プラ
スチックボトルBは整列が強制される。すなわち、各方
向に沿って配置された押圧部材54の規制凹部54a及
び規制凹部54a間の突部とにて、最外周に位置するプ
ラスチックボトルBが押圧されることにより、互いに隣
接する列のプラスチックボトルB群に対して千鳥状に再
整列(以下、千鳥整列という)される。この実施例で
は、図14に示すように、プラスチックボトルBが互い
に隣接した場合、プラスチックボトルBの中心Oを結ん
で描かれる三角形が正三角形となるように、前記X方向
及びY方向に延びる押圧部材54の規制凹部54aの配
置関係が設定されている。
【0041】前記整列機構部21は、前記押圧部材54
がバルク最上段のプラスチックボトルB群に対して押圧
作動するに先立って、同プラスチックボトルB群を整列
するためにX方向及びY方向に沿って配置された整列規
制バー30を空圧シリンダ29にてバルクV側へ向かっ
て作動する。そして、整列規制バー30がプラスチック
ボトルBに対して所定の距離まで近接し、停止した後、
空圧シリンダ52が作動して、押圧部材54により、最
上段のプラスチックボトルB群に対して整列が強制され
る。
【0042】又、このように容器(プラスチックボト
ル)が整列規制バー30、押圧部材54にて整列された
状態で、走行枠体20が第1の位置P1から第2の位置
P2に向けて走行を開始すると、分解段(最上段)の全
プラスチックボトルB0 は走行枠体20とともに、送出
される。
【0043】ただし、プラスチックボトルBO の横断面
形状が正方形等の四角形状を有するプラスチックボトル
については、バルクVに梱包されたときすでに各列が縦
横に整列されているため、千鳥整列する必要がない。こ
のため、整列機構部21を作動させることなく、整列規
制バー30の作動だけで整列を矯正させる。
【0044】(シート除去装置)シート除去装置6は図
1に示すように第1機枠11Aの上部に設けられてい
る。同シート除去装置6はバルク昇降機構2が1段分の
高さずつ上昇し、上記整列規制バー30でプラスチック
ボトルBO を規制した直後、シートSをバキュームにて
把持し、図1のX方向とは逆の方向へ搬出除去するよう
にされている。
【0045】(シートつかみ装置)次に、シートつかみ
装置7について説明する。図7はシートつかみ装置7の
側面図、図8はシートつかみ装置7のシートSをつかむ
前の状態を示す側面図、図9はパレット上のシートSを
固定する状態を示す側面図、図12はシートつかみ装置
7の要部平面図である。
【0046】シートつかみ装置7は、図4に示すように
第1機枠11Aの上部において、反X方向側の前記シー
ト矯正機構3のほぼ同じ高さ位置において互いに離間し
て一対設けられている。各シートつかみ装置7は、同一
構成であるため、図12において、Y方向側に位置する
シートつかみ装置7を説明する。
【0047】第1機枠11Aには取付ベース35が固定
され、同取付ベース35上面には支持アーム36が固定
されている。支持体としての揺動アーム37は、バルク
Vに対して進退移動可能に、すなわち、接近離間するよ
うに同支持アーム36に対して揺動自在に軸36aにて
支持されている(図10参照)。支持アーム36の基端
側には空圧シリンダ38の一端が回動自在に支持されて
いる。
【0048】同空圧シリンダ38のピストンロッド38
aは揺動アーム37の上下方向の中央部にて揺動自在に
連結されている。そして、空圧シリンダ38により、揺
動アーム37を図7に示す把持作動位置と、図8に示す
退避位置間を駆動可能とされている。
【0049】前記揺動アーム37の上端には上部爪39
がその中央部において上下方向に揺動自在に軸支されて
いる。前記揺動アーム37の下端に固定されたブラケッ
ト40には空圧シリンダ41の一端が揺動自在に連結さ
れている。同空圧シリンダ41のピストンロッド41a
は上部爪39の基端に揺動自在に連結されている。又、
上部爪39の先端には把持部42が設けられている。把
持部42の基端には、下部爪43が上下方向への揺動自
在に軸44にて支持されている。同下部爪43の先端に
設けられた把持部45は、下部爪43が上方に揺動した
際、前記上部爪39の把持部42と協動してシートSを
把持(挟持)可能とされている。前記上部爪39と下部
爪43とにより、シート把持機構50が構成されてい
る。
【0050】前記上部爪39の基端において、空圧シリ
ンダ41が設けられた側部とは反対側の側部には空圧シ
リンダ46の一端が回動自在に軸支されている。同空圧
シリンダ46のピストンロッド46aは下部爪43の下
部に突出した操作片47に対して揺動自在に連結されて
いる。
【0051】ここで、シートつかみ装置7の作動につい
て説明する。まず、パレットP上に直接載置されていな
い場合のシートSをつかむ場合について説明する。
【0052】シートつかみ装置7は、シートつかみをし
ない時には、図8に示すように、空圧シリンダ38のピ
ストンロッド38aが収縮され、揺動アーム37は退避
位置に位置している。又、空圧シリンダ46のピストン
ロッド46aが収縮され、シート把持機構50の下部爪
43は開いた状態となっている。さらに、空圧シリンダ
41のピストンロッド41aが収縮された状態となって
いる。なお、最上段に位置するシートSは、最上段のシ
ートとなる前にシート矯正機構3により、正規の所定位
置に配置されているものとする。
【0053】この状態で、バルクVがバルク昇降機構2
により上昇されて、バルクVの分解段がバルクデパレタ
イザ1の分解位置に搬入されると、空圧シリンダ38が
作動して、ピストンロッド38aを伸長する。この結
果、揺動アーム37が退避位置から図7に示す把持作動
位置に移動する。
【0054】なお、バルクデパレタイザ1の分解位置と
は、分解段(最上段)のシートSがシートつかみ装置7
の把持機構50により把持可能であり、かつ、走行枠体
20の整列機構部21が分解段のプラスチックボトルB
を整列させた後に、走行枠体20が支障なく第1の位置
P1から第2の位置P2へ走行可能な位置とされてい
る。
【0055】前記揺動アーム37が把持作動位置に移動
した後、空圧シリンダ46が作動してピストンロッド4
6aを伸長し、下部爪43を閉じると、分解段のシート
Sは図7に示すようにシート把持機構50の上部爪39
の把持部42と下部爪43の把持部45とにより挟持さ
れる。この状態で、駆動モータ24が正転されて、走行
枠体20が第1の位置P1から第2の位置P2まで走行
すると、シートS上のプラスチックボトルB0 群は、X
方向へ押出される。このとき、シートSはシートつかみ
装置7にて把持されているため、X方向に移動するプラ
スチックボトルB0 群に引きずられてX方向へ移動する
ことはない。
【0056】シートつかみ装置7においては、分解段上
のプラスチックボトルB0 が送出された後に、空圧シリ
ンダ46がピストンロッド46aを収縮させて、下部爪
43を開き、シートSの把持を解除する。さらに、空圧
シリンダ38はピストンロッド38aを収縮させて揺動
アーム37を把持作動位置から退避位置に移動させる。
この結果、シートつかみ装置7はバルクVの側部から後
退する(図8参照)。
【0057】その後、駆動モータ24が前記とは逆転し
て、走行枠体20を第2の位置P2から第1の位置P1
まで復帰走行させる。以後、前記と同様にバルクVがバ
ルク昇降機構2により上昇されて、次の分解段における
容器の処理を行なう。
【0058】次に、上記のように順次バルクVが分解さ
れて、パレットP上に載置されたシートSをパレットP
上に固定する場合について説明する。この場合において
も、図8と同様にシートつかみ装置7は、シートつかみ
をしない時には、空圧シリンダ38、41,46のピス
トンロッド38a,41a,46aが収縮された状態と
なっている。
【0059】この状態で、バルクVがバルク昇降機構2
により上昇されて、バルクVの分解段(最下段)がバル
クデパレタイザ1の分解位置に搬入されると、空圧シリ
ンダ38が作動して、ピストンロッド38aを伸長す
る。この結果、揺動アーム37が退避位置から図9に示
す把持作動位置に移動する。続いて、空圧シリンダ41
が作動して、上部爪39の把持部42をパレットP上の
シートSに押圧当接する。この結果、パレットP上のシ
ートSは図9に示すようにシート把持機構50の上部爪
39の把持部42とパレットPとにより挟持(固定)さ
れる。
【0060】以後、整列機構部21の作動、走行枠体2
0の走行の作動は、前記と同様に行われる。一方、シー
トつかみ装置7では、分解段上の容器が送出された後に
おいて空圧シリンダ41による押圧を解除させて、シー
トSのパレットPに対する固定を解除する。さらに、空
圧シリンダ38はピストンロッド38aを収縮させて揺
動アーム37を把持作動位置から退避位置に移動させ
る。この結果、シートつかみ装置7はバルクVの側部か
ら後退する。
【0061】この後、シート除去装置6は分解段のシー
トSを除去し、物品押出し機構4の走行枠体20が第2
の位置P2から第1の位置P1まで復帰走行された後、
次の新しいバルクVが上昇されるのを待機する。
【0062】2.整列搬送装置 次に整列搬送装置130について説明する。図24に示
すように整列搬送装置130は第2機枠11Bに設けら
れたピッチ整列装置部130Aと、第3機枠11Cに設
けられた物品排出装置部130Bとにより構成されてい
る。
【0063】(ピッチ整列装置部)前記ピッチ整列装置
部130Aは、物品抜き出し機構5、ガイド部昇降機構
9、及び物品送出機構115とを備えている。
【0064】(物品抜き出し機構)次に物品抜き出し機
構5について説明する。図15はピッチ整列装置部13
0Aの概略正面図、図16は物品抜き出し機構5の吊下
げ装置昇降機構33の概略正面図、図17は物品抜き出
し機構5の列間拡大機構34の平面図、図18は吊下げ
装置昇降機構33の要部平面図、図19は同じく列間拡
大機構34の概略説明図を示している。
【0065】物品抜き出し機構5は、プラスチックボト
ルB0 を列単位で把持する複数個の把持部材83を備
え、同把持部材83の間隔を変更可能な列間拡大機構3
4を含むる把持装置31と、同把持装置31を吊下げ支
持するとともに、第2機枠11Bに対して上下動可能に
支持された吊下げ装置32と、同吊下げ装置32を上昇
下降するための、チェーン69,72、スプロケットホ
イール66a,66b,67a,67b,68a,68
b、駆動モータ76等からなる吊下げ装置昇降機構33
等を備えている。
【0066】(吊下げ装置)吊下げ装置32について説
明する。吊下げ装置32のベース枠61は、図16及び
図17に示すようにY方向に延びる一対の枠材61aと
X方向に延びる一対の枠材61bとにより四角枠状に形
成されている。各枠材61bの中央部外側には、取付板
62がそれぞれ立設され、その上部には図16に示すよ
うに互いに離間した一対のガイドローラ63が回転自在
に設けられている。前記ガイドローラ63間に位置する
ようにして第2機枠11Bの上部枠57からはガイドレ
ール58が垂下されている。そして、ベース枠61はガ
イドローラ63がガイドレール58の両側部を転動する
ことにより、上昇下降自在に配置されている。
【0067】図16に示すように前記各枠材61a上に
は、レール80がY方向に延びるようにそれぞれ固定さ
れている。複数(この実施形態では18個)の吊下げ杆
81はX方向に延出配置されて、前記レール80に対し
てスライダを介してY方向において往復摺動自在とされ
ている。なお、前記複数の吊下げ杆81とは別に、図1
5及び図17に示すように吊下げ杆81Aが吊下げ杆8
1の中央の列に配置されている。同吊下げ杆81Aは、
後記する連結横材87に固定されている。そして、この
実施の形態では、中央に配置される吊下げ杆81Aを含
めて吊下げ杆81,81Aは合わせて19個設けられて
いる。図16に示すように各吊下げ杆81,81Aの両
端にはブラケット82が下方に延出され、ベース枠61
の下方において、把持部材83が固定されている。
【0068】把持部材83の長手方向(X方向)の長さ
は、プラスチックボトルBO の列長よりも長くされてい
る。図19に示すように把持部材83は断面が略四角筒
状をなすとともに、その両端が開口され、その底壁に
は、プラスチックボトルB0 の首部が通過可能な溝83
aが長手方向に沿って形成されている。そして、溝83
aを区画する両底壁片84は、溝83a内に位置するプ
ラスチックボトルB0 の首部から突設されたフランジF
の下面を係止(把持)可能とされるとともに、係止され
たプラスチックボトルBO の首部をX方向へ滑走可能な
平面を備えている。前記フランジFは本発明の被把持部
を構成する。
【0069】図17において、Mは吊下げ杆81Aに吊
下げ支持された把持部材83の中心線(平面から見るた
め吊下げ杆81Aの中心線でもある)を示している。そ
して、L1〜L9、及びR1〜R9は、後記する列間拡
大機構34により、列間が拡大された把持部材83の中
心線(平面から見るため吊下げ杆81の中心線でもあ
る)を示している。なお、Lは吊下げ杆81Aよりも反
Y側(図17においては、左側)に位置することを示
し、Rは吊下げ杆81AよりもY側(図17において
は、右側)に位置することを示している。
【0070】前記把持部材83は、把持手段を構成す
る。 (列間拡大機構)次に、列間拡大機構34を説明する。
【0071】図15及び図16に示すように、ベース枠
61の各枠材61bの中央部内面には一対の梁材85が
水平状態となるように片持ち支持されている。各梁材8
5上にはレール86がY方向に延設されている。各レー
ル86上には、スライダを介して連結横材87がそれぞ
れスライド自在に配置されている。両連結横材87は、
Y方向に延出され、連結材88にて互いに連結されてい
る。連結横材87の両端には翼板89が固定されてい
る。各翼板89上には、一対の拡開駆動軸90が互いに
平行に併設され、回動自在に支持されている。
【0072】各翼板89の下面には、前記拡開駆動軸9
0毎に対応してサーボモータ91が固定されている(図
19参照)。同サーボモータ91の出力軸には駆動プー
リ93が固定されている。各拡開駆動軸90は、一端に
大径の被動プーリ92が固定され、同被動プーリ92と
前記駆動プーリ93間には無端状のタイミングベルト9
3aが巻回されて,サーボモータ91にて正逆回転可能
とされている。
【0073】又、図17に示すように拡開駆動軸90の
一端には、互いに径が異なるプーリ94が複数固定され
ている。又、同拡開駆動軸90の他端には、前記一端側
に設けられた各プーリ94と一対一にて対応するように
同径のプーリ94が複数個固定されている。すなわち、
拡開駆動軸90の両端には同径同士を一組として、複数
組の径が異なるプーリ94が設けられている。
【0074】同プーリ94に対応して、互いに反対側に
位置する翼板89上には、フリープーリ95が回動自在
に支持されている。そして、互いに対応した各プーリ9
4と、各フリープーリ95間には無端状のタイミングベ
ルト96が巻回されている。同タイミングベルト96
は、互いに反対方向に、かつ同移動量で吊下げ杆81が
移動するように、前記Mの中心線を線対称として位置す
る一組の吊下げ杆81に連結されている。
【0075】すなわち、各拡開駆動軸90の両端におい
て、同径のプーリ94に巻回された各タイミングベルト
96のうち、上行部分(拡開駆動軸90が正転時に、上
方においてY方向に移動する部分)96aは図17に示
すように中心線R1〜R9で示す1つの吊下げ杆81の
上面に連結されている。
【0076】又、各拡開駆動軸90の両端において、同
径のプーリ94に巻回された各タイミングベルト96の
うち、下行部分(拡開駆動軸90が正転時に、下方にお
いて反Y方向に移動する部分)96bは図17に示すよ
うに中心線L1〜L9で示す1つの吊下げ杆81の下面
に連結されている。
【0077】なお、各拡開駆動軸90に設けられたプー
リ94の各径は、拡開駆動軸90が正転して所定量回転
したとき、バルクVの分解段のプラスチックボトルB0
の列間距離と吊下げ杆81(把持部材83)の中心線間
距離が一致するようにその径の比率が設定されている。
【0078】そして、この列間拡大機構34は、サーボ
モータ91を駆動することにより、図22に示すように
千鳥整列されたバルクVの分解段のプラスチックボトル
B0の列中心Nと前記中心線R1〜R9、M、L1〜L
9とが一致するピッチ幅狭位置と、後記する各ガイド部
材113の中心位置Q(図15参照)と前記中心線R1
〜R9、M、L1〜L9とが一致するピッチ幅広位置と
にそれそれ把持部材83を配置可能である。
【0079】ピッチ幅狭位置は、把持部材83に把持さ
れたプラスチックボトル(千鳥整列状態のプラスチック
ボトル)BO が、X方向に移動するときに、隣接した他
の把持部材83に把持されたプラスチックボトルBO に
接触する位置である。それに対して、ピッチ幅広位置
は、把持部材83に把持されたプラスチックボトルBO
が、X方向に移動するときに、隣接した他の把持部材8
3に把持されたプラスチックボトルBO と離間した位置
である。
【0080】なお、この実施形態では、バルクVの分解
段のプラスチックボトルBO の列数は19列とされると
ともに、前記把持部材83の数は19個とされている。
なお、この整列搬送装置130は、バルクVの分解段の
プラスチックボトルBO の列数が18列に対しても対応
可能とされ、その場合には、前記19個の把持部材83
のうち、Y側或いは反Y側に位置する1つの把持部材8
3がプラスチックボトルBO を把持しなくなるようにさ
れる。例えば、L9の中心線で示す把持部材83のみ
は、プラスチックボトルBO を把持しないようにして、
かつ、残りの把持部材83にてプラスチックボトルB0
を把持するように、列間拡大機構34の連結横材87
が、レール86上を反Y方向に相対移動されて所定位置
に不動配置される(図22参照)。
【0081】(吊下げ装置昇降機構)次に、吊下げ装置
昇降機構33について説明する。図16及び図18に示
すように前記上部枠57上には、駆動軸64がY方向に
沿って配置され、同駆動軸64の両端は上部枠57上の
一対の軸受取付け部材65に取り付けされた軸受を介し
て回動自在に支持されている。同駆動軸64は、図15
に示すように、一端に作動連結された駆動モータ76に
て駆動される。駆動軸64の両端には、一対の駆動スプ
ロケットホイール66a,66bがそれぞれ固定されて
いる。
【0082】前記軸受取付け部材65は、図18及び図
16に示すように一対の側板65a及び両側板65a下
部間を連結する底板65bとから断面横コ字状に形成さ
れている。そして、X方向に向かうとともに前記駆動ス
プロケットホイール66aを通過する線上に位置するよ
うに、軸受取付け部材65の側板65a内面には一対の
スプロケットホイール67a,67bが回転自在に併設
されている。
【0083】又、X方向に向かうとともに前記駆動スプ
ロケットホイール66bを通過する線上に位置するよう
に、軸受取付け部材65の側板65a内面、及び駆動軸
64とはX方向において離間した上部枠57上には一対
のスプロケットホイール68a,68bが回転自在に併
設されている。
【0084】一対のチェーン69は、一端が枠材61b
のX方向側端部に固定された各取付板74に連結固定さ
れている(図16、図17参照)。同チェーン69は、
スプロケットホイール68a、駆動スプロケットホイー
ル66b、及びスプロケットホイール68bに巻回され
て、他端が前記軸受取付け部材65の底板65bの貫通
孔65cを介して下方に吊下げされている。図16に示
すように軸受取付け部材65の底板65b下面にはガイ
ド杆70が固定され、下方に延出されている。同ガイド
杆70にはバランスウエイト71が摺動自在に嵌合さ
れ、同バランスウエイト71に前記チェーン69の他端
が連結固定されている。
【0085】又、一対のチェーン72は、一端が反X方
向側に位置する枠材61aの各端部に固定された取付板
75に連結固定されている(図17参照)。同チェーン
72は、底板65bの貫通孔65dを貫通し、スプロケ
ットホイール67a、駆動スプロケットホイール66
a、及びスプロケットホイール67bに巻回されて、他
端は前記軸受取付け部材65の底板65bの貫通孔65
eを介して下方に吊下げされている。軸受取付け部材6
5の底板65b下面にはガイド杆73が固定され、下方
に延出されている(図17参照)。同ガイド杆73には
バランスウエイト77が摺動自在に嵌合され、同バラン
スウエイト77に前記チェーン72の他端が連結固定さ
れている(図17参照)。
【0086】従って、吊下げ装置昇降機構33は、駆動
モータ76が正転すると、駆動軸64が回転され、チェ
ーン69,72により,吊下げ装置32のベース枠61
が上昇し、プラスチックボトルB0 を把持装置31にて
把持した状態で、把持上昇位置α2まで上昇する(図1
5参照)。この把持上昇位置α2は、把持装置31にて
把持されたプラスチックボトルB0 によって走行枠体2
0が第1の位置P1に復帰走行するのに支障がない位置
とされている。
【0087】又、駆動モータ76が逆転すると、駆動軸
64が反転され、チェーン69,72により吊下げ装置
32のベース枠61が下降する。そして、吊下げ装置昇
降機構33は、前記走行枠体20が第1の位置P1に位
置するときには、吊下げ装置32を把持装置31が走行
枠体20内の容器の首を把持可能となる位置(以下、把
持待機位置という)α1となるように下降している(図
15参照)。又、把持待機位置α1に位置する把持装置
31は、走行枠体20に干渉しない上方に位置する。
【0088】(列状態検知機構)次に、プラスチックボ
トルB0 の列状態を検出する列状態検知機構8について
説明する。同列状態検知機構8は、走行枠体20内のプ
ラスチックボトルB0 が物品抜き出し機構5の把持装置
31にて支障なく把持されるか否かを検知するための機
構である。
【0089】図22及び図23に示すように第2機枠1
1Bにおいて、物品抜き出し機構5の前方(反X方向)
寄り位置には、一対の支持ブラケット97が垂下され、
両支持ブラケット97間には、固定軸98が架設されて
いる。同固定軸98の取付け位置は、物品押し出し機構
4にて押し出されるプラスチックボトルB0 よりも上方
に位置するように配置されている。同固定軸98には、
物品押し出し機構4にて押し出されるプラスチックボト
ルB0 の列数よりも1個少ない複数個の検知片99が所
定間隔毎に配置され、固定軸98の軸心の回りで回動自
在に支持されている。従って、この実施形態では、18
個の検知片99が配置されている。
【0090】なお、図22においては、説明の便宜上、
検知片99は1個のみ図示されている。この実施形態で
は、前記走行枠体20内に位置するプラスチックボトル
B0が正常に千鳥整列されたとき、検知片99はそのプ
ラスチックボトルBO の列間の中心線上に位置するよう
に配置されている。前記検知片99は、図21(a)に
示すように常には自重で、垂下状態とされている。
【0091】前記支持ブラケット97の下部において、
物品抜き出し機構5側には、取付板101が架設されて
いる。そして、取付板101にはガイド部材102が複
数個固定されている。各ガイド部材102は、把持待機
位置α1に位置する把持装置31の把持部材83に対し
てその中心線が一致するように配置されている。ガイド
部材102は、断面が横コ字状をなすとともに、その両
端が開口されている。又、反X方向側の開口はX方向側
の開口よりも拡開されている。又、ガイド部材102の
側壁103には、プラスチックボトルB0 の首部が通過
可能な溝102aが長手方向に沿って形成されている
(図22参照)。そして、溝102aを区画する両側壁
103にて、溝102a内を通過するプラスチックボト
ルB0 の首部から突設されたフランジFの周部をガイド
可能とされている。
【0092】又、図1及び図21に示すように、列状態
検知機構8の下方において、第1機枠11A及び第2機
枠11B上には水平板104が固定されている。同水平
板104は千鳥整列時のバルクVの分解段のシートSの
高さと同一高さで配置され、同シートS上から押し出さ
れたプラスチックボトルB0 が把持部材83に把持され
る位置までスライド可能とされている。
【0093】上記列状態検知機構8は、物品押し出し機
構4にて押し出されたプラスチックボトルB0 が正常に
千鳥整列されていない状態のとき、列を乱しているプラ
スチックボトルB0 が検知片99に当接して、同検知片
99をX方向へ回動する(図21(b)参照)。前記支
持ブラケット97には、前記検知片99のX方向へ回動
したときの回動領域内に光軸を有する投光部、及び受光
部を有する光センサ100が設けられている(図23参
照)。
【0094】図示しない制御部は、同光センサ100が
検知片99がX方向へ回動したことを検出すると、物品
押し出し機構4の走行枠体20の駆動モータ24を制御
して、走行枠体20を第1の位置P1に戻すようにされ
ている。そして、制御部は、再び整列機構部21の各駆
動源を駆動して、千鳥整列形成を行なった後、第2の位
置P2に走行枠体20を移動する。前記制御部は、前記
光センサ100が計2回検知片99が作動したことを検
知すると、整列機構部21では再千鳥整列形成ができな
いものとして、図示しない警報ランプ、警報ブザーを作
動させ、作業員に知らせ、その後の各機構部の作動を停
止制御するようにしている。
【0095】(ガイド部昇降機構)次にガイド部昇降機
構9について説明する。前記第2機枠11Bにおいて、
上下方向の中央部には図15に示すように一対の梁材1
05が架設されている。梁材105間には支持板106
が支持され、同支持板106には一対のガイド筒107
及び作動シリンダ108が固定されている。作動シリン
ダ108のシリンダロッド109の上端にはガイドベー
ス枠110が固定されている。又、ガイドベース枠11
0の下面には、スライドロッド111が下方に延設さ
れ、前記ガイド筒107に対してスライド可能に嵌合さ
れている。
【0096】前記スライドベース枠110上には、平板
112が固設され、同平板112上にはプラスチックボ
トルB0 の列数と同数のガイド部材113がX方向に沿
って固定されている。各ガイド部材113は、前記把持
部材83のX方向長さと同一長さを有する一対の側板1
13aと、両側板113aを下部において連結する底板
とから形成されている。そして、各ガイド部材113
は、前記列間拡大機構34にて列間が所定間隔(ピッチ
幅広位置)に配置された把持部材83と各個に対応して
配置されている。ガイド部材113の側板113a上部
は、互いに反対方向に拡開形成されている。
【0097】そして、前記ガイド部材113は、空圧シ
リンダからなる作動シリンダ108のシリンダロッド1
09が収縮時には、図15に示すようにガイド下降位置
β1に位置する。このガイド下降位置β1に位置すると
きには、前記ガイド部材113は、前記走行枠体20が
第2の位置P2に移動する際に、走行枠体20に干渉し
ないように配置されている。
【0098】又、作動シリンダ108のシリンダロッド
109が伸長時には、図15に示すようにガイド部材1
13はガイド上昇位置β2に位置する。ガイド上昇位置
β2は、把持上昇位置α2に位置する把持部材83が把
持しているプラスチックボトルBO の下部をガイド部材
113の両側板113a間に挿入する位置とされてい
る。
【0099】(物品送出機構)次に物品送出機構115
について説明する。なお、物品送出機構115は、送出
手段を構成する。
【0100】図15及び図20に示すように第2機枠1
1Bの上部において、走行枠体20よりも外側方には、
一対のレール支持板116がX方向に延設されている。
各レール支持板116の内側面には、レール117がX
方向に向かって固設されている。各レール117には移
動支持部材118が転動輪119により往復移動自在に
配置されている。前記移動支持部材118間には、水平
部120a及び水平部120aの両端に設けられた連結
部120bにて横コ字状をなす連結横架材120が架設
されている。連結横架材120のX方向側方には取付部
材121を介してプッシャバー122が連結されてい
る。プッシャバー122は連結横架材120の水平部1
20aに対して平行に配置され、各把持部材83にて把
持されたプラスチックボトルB0 を一斉に押し出し可能
な長さを有している。
【0101】そして、前記連結横架材120の水平部1
20a及びプッシャバー122は、把持上昇位置α2に
位置する把持装置31に把持された各列のプラスチック
ボトルB0 を押し出す高さに配置されている。すなわ
ち、連結横架材120の水平部120a及びプッシャバ
ー122は、把持上昇位置α2に位置する把持部材83
よりも下方であって、ガイド上昇位置β2に位置するガ
イド部材113の側板113aの高さよりも上方に位置
する(図15及び図20参照)。
【0102】なお、図15においては、連結横架材12
0は図示しているが、プッシャバー122は省略して図
示されている。又、図20においては、ガイド部材11
3は省略されている。
【0103】図20に示すように両レール支持板116
の反X方向側端部上には駆動軸123が回動自在に架設
され、その両端には駆動プーリ124が固定されてい
る。又、両レール支持板116の反X方向側端部及びX
方向側端部には転向プーリ125,被動プーリ128、
及び転向プーリ126が回動自在に設けられている。さ
らに、一方のレール支持板116の反X方向側端部上に
は駆動モータ127が設けられ、その出力軸には前記駆
動軸123が作動連結されている。前記各プーリ124
〜126,128間には無端状タイミングベルト129
が巻回されている。無端状タイミングベルト129の下
行部は連結部材114を介して連結横架材120(この
実施形態では、連結部120b)に連結されている。
【0104】待機時には、移動支持部材118が図20
に示すようにレール117の待機側端部に位置すること
により、前記プッシャバー122は、把持部材83の上
昇下降作動に干渉しない位置に位置(以下、この位置を
待機位置という)している。
【0105】そして、駆動モータ127は正転(図20
においてA矢印方向回転)時には無端状タイミングベル
ト129を介して移動支持部材118を前記待機位置か
らレール117の末端迄移動して、プッシャバー122
をX方向に移動させ、各把持部材83に把持されたプラ
スチックボトルB0 群を一斉に押し出して次段の物品排
出装置部130Bに送出する。
【0106】又、駆動モータ127が逆転(図20にお
いて、反A矢印方向回転)すると、無端状タイミングベ
ルト129を介して移動支持部材118をレール117
の末端から待機位置迄移動して、プッシャバー122を
反X方向に移動させ、待機位置に位置させる。なお、図
25においては、最Y側、及び最反Y側に位置する把持
部材83のみ図示され、他の把持部材83は省略して示
している。
【0107】2.2 物品排出装置部 次に、物品排出装置部130Bについて説明する。図2
4に示すように第3機枠11Cの上部には物品排出装置
部130Bが設けられている。物品排出装置部130B
は、整列ガイド装置131、整列ガイド移動機構13
2、物品排出機構133を備えている。
【0108】(整列ガイド装置)まず、整列ガイド装置
131について説明する。整列ガイド装置131は、本
発明のガイド装置を構成する。
【0109】図26に示すように第3機枠11Cの上部
には、一対のレール135がY方向に延設され、同レー
ル135上に整列ガイド装置131のベース枠134が
スライダ136を介して往復移動自在に配置されてい
る。ベース枠134上には、Y方向に延出された整列ガ
イド部137が複数列(この実施形態では、前記把持装
置83の個数と同一個数)設けられている。整列ガイド
部137は図27に示すようにベース枠上134上にY
方向へ所定間隔毎に立設された複数の把持板支持部材1
38を備えている。
【0110】整列ガイド部137はガイド手段を構成し
ている。図28に示すように同把持板支持部材138の
互いに対向する側面には、同側面中央部から下部に亘っ
てガイド板139が取付固定されるとともに、側面上部
には把持板140が固定されている。互いに対向する把
持板140間は、所定間隔開けられており、互いに対向
する両把持板140にてプラスチックボトルB0の首部
から突設されたフランジFの下面を係止(把持)可能と
されている。又、同把持板140の上面は係止されたプ
ラスチックボトルBO の首部をX方向へ滑走可能な平面
を備えている。又、把持板140の高さは、把持上昇位
置α2に位置する把持装置31の把持部材83の底壁片
84の高さと同一とされている。
【0111】前記ガイド板139は、X方向側に位置す
る後記通路装置162迄延出されている。又、前記把持
板140も同様に通路装置162迄延出されている。前
記ガイド板139のプラスチックボトルBO と対向する
側面には、上下に複数個の突条141が設けられてい
る。同突条141の上下間隔は、搬送されるプラスチッ
クボトルBO の高さが異なる場合も対応できるように設
定されている。同突条141はX方向に延出され、プラ
スチックボトルBO の側部に当接して、同プラスチック
ボトルBO のY、反Y方向の揺れを防止するとともに、
X方向へガイド可能とされている。
【0112】又、各整列ガイド部137は、把持上昇位
置α2に位置するとともに前記把持装置31のピッチ幅
広位置に配置された各把持部材83に対して相対可能に
配列されており、各把持部材83に相対した際には、各
把持部材83に把持されたプラスチックボトルBO が各
整列ガイド部137の把持板140に移動可能にされて
いる。
【0113】(物品排出機構)物品排出機構133につ
いて説明する。物品排出機構133は搬出手段を構成す
る。
【0114】図25乃至図27に示すように第3機枠1
1Cの上部中央には、X方向に配置されたL型の枠14
2が立設されている。同枠142の下方には前記レール
135上の整列ガイド装置131が移動可能な空間を有
している。枠142の上部両端間において、反Y方向側
には、図27に示すように梁材144が連結固定されて
いる。又、枠142上部のX側端部には、出力軸が減速
ギヤーボックス143aの入力軸に連結された駆動モー
タ143が配置されている。前記梁材144にはX側及
び反X側の両端部が開口した略ボックス状の箱体145
が吊下げ支持されている。箱体145において、X側及
び反X側端部内にはプーリ146,147が回動自在に
支持されている。反X側端部のプーリ147は、整列ガ
イド部137の把持板140の反X側端部を直下に位置
するように配置されている。又、X側端部のプーリ14
6は、整列ガイド部137の把持板140のX側端部よ
りもさらにX方向側寄りに位置するように配置されてい
る。
【0115】両プーリ146,147間には無端状の作
動タイミングベルト148が巻回されている。作動タイ
ミングベルト148には一対の押し出し片149が連結
され、同押し出し片149は作動タイミングベルト14
8に対して外方へ直角に突出するように配置されてい
る。両押し出し片149は作動タイミングベルト148
の全周長の1/2の間隔をおいて離間されている。前記
押し出し片149の先端は、前記整列ガイド部137の
把持板140間のスペース(プラスチックボトルBO の
首部が通過するスペース)を通過可能な幅を有し、図2
6に示す移動軌跡Kを描く。すなわち、押し出し片14
9の作動時に整列ガイド部137の把持板140にて把
持される反X方向端側に位置するプラスチックボトルB
O の首部を押圧することにより同プラスチックボトルB
O をX方向側へ排出可能とされている。
【0116】前記減速ギヤーボックス143aの出力軸
には駆動プーリ150が固定されている。同駆動プーリ
150とプーリ146の回転軸146aに固定された被
動プーリ151間には無端状の駆動タイミングベルト1
52が巻装されている。
【0117】なお、前記両押し出し片149は、非作動
時、すなわち待機時には、図26に示すように、整列ガ
イド部137内に位置するプラスチックボトルBO 群に
干渉しない位置である待機位置に位置している。
【0118】従って、駆動モータ143が図26に示す
矢印方向に回転すると、駆動プーリ150、駆動タイミ
ングベルト152、被動プーリ151、回転軸146
a、プーリ146,147を介して作動タイミングベル
ト148が回転され、作動タイミングベルト148の下
行部に位置した押し出し片149をX方向へ駆動する。
【0119】(整列ガイド移動機構)整列ガイド移動機
構132について説明する。図27に示すように、前記
一対のレール135の下方において、第3機枠11Cに
は、サーボモータからなる駆動モータ153が固定され
ている。同駆動モータ153の出力軸は減速ギヤボック
ス154の入力軸に連結され、減速ギヤボックス154
の出力軸には、駆動プーリ155が固定されている。第
3機枠11Cには、前記一対のレール135の間におい
て、前記駆動モータ153の上方及びY方向側に位置す
るように一対のプーリ156,157が回動自在に支持
されている。
【0120】そして、両プーリ156,157間には無
端状のタイミングベルト158が巻装されている。前記
タイミングベルト158の上行部には、連結部材158
aを介して前記ベース枠134が連結されている。又、
前記プーリ156の回転軸156aの一端には、従動プ
ーリ159が固定されている。前記駆動プーリ155、
従動プーリ159間には駆動タイミングベルト160が
巻装されている。
【0121】又、図25に示すように最Y側整列ガイド
部137を除いた残りの整列ガイド部137のX側の開
口に相対して、ストッパ板168が第3機枠11Cに設
けられている。同ストッパ板168により、プッシャバ
ー122にて整列ガイド部137に移動してきたプラス
チックボトルBO を停止可能としている。なお、最Y側
整列ガイド部137に移動してきたプラスチックボトル
BO は、物品排出機構133における、待機位置に位置
する一方の押し出し片149に当接することにより、停
止する。
【0122】図示しない制御部は、前記駆動モータ15
3を往復回転制御及び停止制御して、上記ベース枠13
4上の整列ガイド部137を所定の位置に移動停止す
る。すなわち、前記制御部は、把持上昇位置α2に位置
する把持装置31の全把持部材83と全整列ガイド部1
37とが個別に相対する物品受入位置(初期排出位置)
U1に位置するようにベース枠134を位置させる(図
25参照)。なお、物品受入位置U1に整列ガイド部1
37が位置するとき、整列ガイド部137の把持板14
0は、把持部材83の底壁片84のX側端部と若干の隙
間を介して直線状に配置される。この隙間は、プラスチ
ックボトルBO が脱落しない程度の間隙とされている。
【0123】又、制御部は、物品受入位置U1にてプラ
スチックボトルBO を各整列ガイド部137に受け入れ
た後、最初の整列ガイド部(最Y側整列ガイド部)13
7が物品排出機構133に相対した状態から、駆動モー
タ153を駆動及び停止を順次所定回数繰り返すことに
より、最終的に最反Y側整列ガイド部137が物品排出
機構133に相対する位置(以下、最終排出位置とい
う)にベース枠134を位置させる。なお、図25にお
いて、U1は、最Y側整列ガイド部137の中心線が移
動したときの位置を基準にして図示している。
【0124】(通路装置)次に通路装置162を説明す
る。通路装置162は機外ガイド手段を構成している。
【0125】通路装置162は、図25及び図26に示
すように、第3機枠11Cにおいて、整列搬送装置13
0の物品搬出機構133のX方向の延長線上に設けられ
ている。
【0126】通路装置162は、プラスチックボトルB
O が通過可能な通路空間の両側に配置された一対のエア
ダクト163を備えている。同エアダクト163には、
図示しないブロアから空気が供給されている。エアダク
ト163の上部には、前記把持板140と同一高さを有
する一対の係止板164がX方向に延設されている。一
対の係止板164は、前記把持板140と同様に互いに
対向して離間配置され、両係止板164間にプラスチッ
クボトルBO の首部が通過可能とされるとともに、プラ
スチックボトルBO の首部のフランジFの下面を係止
(把持)可能とされている。又、同係止板164の上面
は係止されたプラスチックボトルBO の首部をX方向へ
滑走可能な平面を備えている。
【0127】前記エアダクト163の内側面には、X方
向に亘って所定間隔毎に長四角板状の整風板165が内
方に斜状に切起し形成され、同整風板165により、エ
アダクト163内から空気がX方向に向かって吹出すよ
うにされている。そして、その風量は係止板164に係
止されたプラスチックボトルBO をX方向に移動できる
ように設定されている。
【0128】エアダクト163の内側面には、X方向に
延びたガイド部材166が上下に複数個配置され、通路
装置162を通過するプラスチックボトルBO の側部を
ガイドする。なお、上下に複数個配置したのは、プラス
チックボトルBO の長さが異なった場合でもガイドする
ためである。
【0129】又、同通路装置162はX方向に延出さ
れ、図示しない他の通路装置へと連結されている。な
お、以上説明した各装置、機構等の作動は、図示しない
制御部にて制御される。
【0130】(第1実施形態の作用)さて、上記のよう
に構成された整列搬送装置130の作用を説明する。ま
ず、ピッチ整列装置部130Aの作用について説明す
る。
【0131】なお、説明の便宜上、前記バルクデパレタ
イザ1の物品押し出し機構4の走行枠体20内におい
て、バルクVの分解段のプラスチックボトルBO が整列
規制バー30、押圧部材54にて千鳥整列された状態
で、走行枠体20が第1の位置P1から第2の位置P2
に向けて走行を開始したときからの作用を説明する。
【0132】この走行枠体20が走行を開始する以前に
おいて、ピッチ整列装置部130Aの把持装置31の把
持部材83が把持待機位置α1に位置するように配置さ
れており、又、ガイド部昇降機構9により、ガイド部材
113は、ガイド下降位置β1に位置し、第2の位置P
2へ走行する走行枠体20と干渉しないようにされてい
る。
【0133】又、列間拡大機構34により、把持部材8
3は図22に示すように千鳥整列されたバルクVの分解
段のプラスチックボトルB0 の列中心Nと前記中心線R
1〜R9、M、L1〜L9とが一致するピッチ幅狭位置
に位置している。一方、図20に示すようにプッシャバ
ー122は、把持部材83の上昇下降作動に干渉しない
待機位置に位置している。
【0134】この状態で、プラスチックボトルB0 が千
鳥整列された状態で、走行枠体20が第1の位置P1か
ら第2の位置P2に向けて走行を開始すると、分解段
(最上段)の全プラスチックボトルB0 は走行枠体20
とともに、X方向へ送出される。
【0135】そして、列状態検知機構8が検出作動しな
いとき、すなわち、列が乱れていないとき、プラスチッ
クボトルB0 は、図21(a)に示すようにガイド部材
103にガイドされて、各列に対応した把持部材83の
底壁片84の上面より上方に首部のフランジFが位置し
て、X方向に移動する。走行枠体20が第2の位置P2
に移動して停止したとき、各列のプラスチックボトルB
O はすべて各列の把持部材83内に位置する。
【0136】なお、千鳥整列が乱れており、列状態検知
機構8が検出作動したときは、図示しない制御部はその
検出に基づいて、物品押し出し機構4の走行枠体20の
駆動モータ24を制御して、走行枠体20を第1の位置
P1に戻す。そして、同制御部は、再び整列機構部21
の各駆動源を駆動して、千鳥整列形成を行なった後、第
2の位置P2に走行枠体20を移動する。前記制御部
は、前記光センサ100が計2回検知片99が作動した
ことを検知すると、整列機構部21では再千鳥整列形成
ができないものとして、図示しない警報ランプ、警報ブ
ザーを作動させ、作業員に知らせ、その後の各機構部の
作動を停止制御する。
【0137】話を元に戻して、千鳥整列が正常時の場合
を説明する。把持部材83内に各列のプラスチックボト
ルBO がすべて各列の把持部材83内に位置した状態
で、図示しない制御部は吊下げ装置昇降機構33の駆動
モータ76を制御して正転させる。このため、吊下げ装
置昇降機構33は作動して吊下げ装置32を介して把持
装置31の把持部材83が把持上昇位置α2まで上昇す
る。
【0138】この結果、把持部材83は、その底壁片8
4にてプラスチックボトルBO のフランジFを係止(把
持)して、走行枠体20からプラスチックボトルBO を
抜き出す。
【0139】この後、図示しない制御部は走行枠体20
を第2の位置P2から第1の位置P1への復帰走行させ
る。このとき、把持装置31にて把持されたプラスチッ
クボトルBO は、図15に示すように走行枠体20より
も上方位置に位置するため、走行枠体20、整列規制バ
ー30等に干渉することはない。
【0140】以後、前記と同様にバルクVがバルク昇降
機構2により上昇されて、次の分解段における容器の処
理を行なう。一方、次に、図示しない制御部は、列間拡
大機構34の、サーボモータ91を駆動制御し、各ガイ
ド部材113の中心位置Q(図15参照)と把持部材8
3の中心線R1〜R9、M、L1〜L9とが一致するピ
ッチ幅広位置に把持部材83を配置する。
【0141】この後、前記制御部は、作動シリンダ10
8を駆動する制御弁(図示しない)を制御して、作動シ
リンダ108のシリンダロッド109を伸長させ、ガイ
ド部材113をガイド上昇位置β2に位置させる。この
ガイド部材113の上昇により、把持上昇位置α2に位
置する把持部材83が把持しているプラスチックボトル
BO の下部はガイド部材113の両側板113a間に挿
入される。
【0142】なお、この段階では、次段の物品排出装置
部130Bの整列ガイド装置131は、物品受入位置U
1に位置しているものとする。次に、この状態で、前記
制御部は、駆動モータ127を正転制御し、物品送出機
構115を作動する。物品送出機構115のプッシャバ
ー122は駆動モータ127の正転(図20においてA
矢印方向回転)により、無端状タイミングベルト129
を介して移動支持部材118を前記待機位置からレール
117の末端迄移動して、プッシャバー122をX方向
に移動させ、各把持部材83に把持されたプラスチック
ボトルB0 群を一斉に押し出して次段の物品排出装置部
130Bに送出する。このときプッシャバー122にて
押し出されるプラスチックボトルBO の側部は、ガイド
部材113によりガイドされるため、プラスチックボト
ルBO のY、反Y方向の揺れが防止される。
【0143】そして、このプッシャバー122により、
各列のプラスチックボトルBO 群は、同時に物品排出装
置部130Bにおける整列ガイド装置131の整列ガイ
ド部137に移動する。このプラスチックボトルBO の
移動時に、プラスチックボトルBO はそのフランジFが
整列ガイド部137の把持板140上を滑走し、吊下げ
状態となる。又、プラスチックボトルBO の側部は、ガ
イド板139の突条141により、プラスチックボトル
BO のY、反Y方向の揺れが防止される。
【0144】上記のようにして、プラスチックボトルB
O が把持部材83から排出されると、前記制御部は、駆
動モータ127を逆転(図20において、反A矢印方向
回転)制御し、無端状タイミングベルト129を介して
移動支持部材118をレール117の末端から待機位置
迄移動して、プッシャバー122を反X方向に移動さ
せ、待機位置に位置させる。
【0145】又、前記のようにして、把持部材83から
プラスチックボトルBO が排出された後、前記制御部
は、作動シリンダ108を駆動する制御弁を制御して、
作動シリンダ108のシリンダロッド109を収縮さ
せ、ガイド部材113をガイド下降位置β1に位置させ
る。
【0146】さらに、図示しない制御部は、次に用意さ
れる千鳥整列されたプラスチックボトルB0 の受け入れ
のため、列間拡大機構34の、サーボモータ91を駆動
制御し、把持部材83をプラスチックボトルBO の列中
心Nと前記中心線R1〜R9、M、L1〜L9とが一致
するピッチ幅狭位置に位置させる。
【0147】又、図示しない制御部は吊下げ装置昇降機
構33の駆動モータ76を制御して逆転させる。この結
果、吊下げ装置昇降機構33は作動して吊下げ装置32
を介して把持装置31の把持部材83が把持待機位置α
1まで下降する。
【0148】次に、物品排出装置部130Bの作用につ
いて説明する。物品受入位置U1に位置している整列ガ
イド部137にプラスチックボトルBO を各整列ガイド
部137に受け入れた後、前記制御部は、駆動モータ1
43を制御して、図26に示す矢印方向に回転させる。
この結果、駆動プーリ150、駆動タイミングベルト1
52、被動プーリ151、回転軸146a、プーリ14
6,147を介して作動タイミングベルト148が回転
され、作動タイミングベルト148の上行部から下行部
に移動した押し出し片149がX方向へ駆動され、先ほ
どまで他の押し出し片149が待機していた位置まで移
動する。
【0149】この押し出し片149の移動により、整列
ガイド部137内のプラスチックボトルBO 群は押し出
されて、通路装置162へ排出される。通路装置162
へ移動したプラスチックボトルBO 群は、係止片164
にてフランジFが係止されて吊り下げられた状態で整風
板165にてX方向へ向かう空気流により下流の通路装
置へと移送される。
【0150】以下、一つの整列ガイド部137のプラス
チックボトルBO 群の排出が終了した後、前記制御部
は、順次隣接する整列ガイド部137が物品排出機構1
33に相対するように駆動モータ153を駆動及び停止
する毎に、以後、駆動モータ143を駆動して、各整列
ガイド部137のプラスチックボトルBO を順次通路装
置162へと排出する。
【0151】上記のようにして整列ガイド装置131が
最終排出位置に位置した後、整列ガイド部137のプラ
スチックボトルBO が排出されると、図示しない制御部
は、最終排出位置に位置している整列ガイド装置131
を駆動モータ153を制御して、再度物品受入位置U1
に移動する。
【0152】次に、上記のように構成した整列搬送装置
の効果を以下に述べる。 (1) 本実施形態では、整列搬送装置130をピッチ
整列装置部130Aと物品排出装置部130Bとにより
構成し、ピッチ整列装置部130Aに移送されたプラス
チックボトルBO を同一高さで、物品排出装置部130
Bに受け入れ、同一高さで、通路装置162へ排出する
ようにした。この結果、この実施形態では、プラスチッ
クボトルBO を同一高さで搬出することができる。
【0153】(2) そして、各装置部130A,13
0B、及び通路装置162では、プラスチックボトルB
O の首部のフランジFにて把持(係止)して吊下げ状態
とし、プラスチックボトルBO をまとまりのある列単位
毎に移送できるようにした。この結果、プラスチックボ
トルBO は、バルクVから分解された状態で既に列に形
成され、その列が乱れないまま、下流の通路装置に排出
することができる。このため、プラスチックボトルBO
が倒れることはなく、確実に整列して搬送することがで
きる。
【0154】(3) 本実施形態では、分解段から移送
されたプラスチックボトルBO が、整列機構部21にて
千鳥整列に矯正された状態で移送されてくる。このた
め、ピッチ整列搬送装置部130Aでは、列間拡大機構
34にて、把持部材83は図22に示すように千鳥整列
されたバルクVの分解段のプラスチックボトルB0 の列
中心Nと把持部材83の中心線R1〜R9、M、L1〜
L9とが一致するピッチ幅狭位置に位置するようにし
て、プラスチックボトルBO を受入れ(把持)可能とし
た。このため、把持部材83は支障無く各列のプラスチ
ックボトルBO を把持できる。
【0155】(4) 本実施形態では、上記(2)のよ
うにピッチ幅狭位置に位置した状態の把持部材83によ
りプラスチックボトルBO を把持し、その後、列間拡大
機構34にて把持部材83をピッチ幅広位置に移動し、
その後、把持部材83にて把持された各列のプラスチッ
クボトルBO を一斉に押し出すときに、隣接する他のプ
ラスチックボトルBO 列とは離間して干渉しないように
した。このため、ピッチ整列装置部130Aから物品排
出装置部130BへのプラスチックボトルBOの移動を
支障なく行なうことができる。
【0156】(5) 本実施形態では、把持部材83に
把持されたプラスチックボトルBOは、列間拡大機構3
4にて把持部材83をピッチ幅広位置に移動した後、ガ
イド部昇降機構9を上昇することにより、各ガイド部材
113にて各把持部材83にて把持されたプラスチック
ボトルBO の下部をガイド部材113の両側板113a
間に挿入するようにした。この結果、把持部材83にて
把持された各列のプラスチックボトルBO がプッシャバ
ー122により一斉に押し出されるときに、ガイド部材
113によりガイドされるため、プラスチックボトルB
O のY、反Y方向の揺れが防止でき、円滑にプラスチッ
クボトルBO を次段の物品排出装置部130Bに移送で
きる。
【0157】(6) 本実施形態では、整列ガイド装置
131には、各列の整列ガイド部137を順次物品排出
機構133に対応するように移動し、物品排出機構13
3にて、整列ガイド部137のプラスチックボトルBO
を列単位毎に機外へ排出するようにした。このため、プ
ラスチックボトルBO 群の列を乱さないまま円滑に排出
することができる。
【0158】(7) 本実施形態のピッチ整列装置部1
30Aには列状態検知機構8を設けて、走行枠体20に
移送されてきた、プラスチックボトルBO が正常に千鳥
整列しているか否かを検知し、正常な千鳥整列がされて
いないときには、再度、走行枠体20に設けた整列機構
部21にて再千鳥整列形成を行うようにした。この結
果、その後に行われるピッチ整列装置部130Aへの移
送を円滑に行なうことができる。 (第2実施形態)次に第2実施形態を図29〜図36を
参照して、前記第1実施形態と異なるところを中心にし
て説明する。又、前記第1実施形態の構成と同一構成又
は相当する構成については同一符号を付してその説明を
省略する。
【0159】この実施形態の整列搬送装置130は、前
記物品排出装置部130Bとピッチ整列装置部130A
との間に、エレベータ搬送装置部130Cが設けられ、
これら装置部130A乃至130Cにて整列搬送装置が
構成されている。なお、図ではバルクデパレタイザ1は
省略されているが、第1実施形態と同様にピッチ整列搬
送装置部130Aの前段に設けられている。
【0160】そして、本実施形態での物品排出装置13
0Bは、第3機枠11Cの高さが、前記第1実施形態の
第3機枠11Cよりも低くされているところが異なるの
みで、その他の構成は、第1実施形態と同一構成であ
る。
【0161】(エレベータ搬送装置部130C)次にエ
レベータ搬送装置部130Cを以下に説明する。図30
及び図31に示すようにエレベータ搬送装置部130C
の支持機枠11DにはY方向側に四角枠状の支持塔17
0が形成されている。その支持塔170の反Y側側面に
おいて中央部から上部に亘って互いに離間した一対のレ
ール171が延設されている。同レール171上には、
スライダ172を介してブラケット173がレール17
1に沿って上下方向に摺動自在に設けられている。同ブ
ラケット173下部には四角枠状の支持枠174が固定
され、同支持枠174下面には整列ガイド装置(以下、
第1整列ガイド装置といい、物品排出装置部130Bの
整列ガイド装置131を第2整列ガイド装置という)1
75が設けられている。第1整列ガイド装置175は、
本発明のガイド装置を構成する。第1整列ガイド装置1
75は、複数の整列ガイド部(以下、第1整列ガイド部
といい、物品排出装置部130Bの整列ガイド部137
を第2整列ガイド部という)176から構成されてい
る。第1整列ガイド部176は、ガイド手段を構成す
る。
【0162】前記第1整列ガイド部176は、前記第2
整列ガイド部137と同個数にて構成されるとともに、
同方向に延出され、かつ隣接する整列ガイド部とは同間
隔に配置されている。
【0163】第1整列ガイド部176は図32に示すよ
うに支持枠174にボルト179にて締め付け固定され
た把持ガイド材177と、同把持ガイド材177の外方
を覆うように配置され、前記把持ガイド材177ととも
に前記ボルト179にて支持枠174に共締め固定され
たカバーガイド材178とから構成されている。
【0164】把持ガイド材177は断面が略四角筒状を
なすとともに、その両端が開口され、その底壁には、プ
ラスチックボトルB0 の首部が通過可能な把持溝177
aが長手方向(X方向)に沿って形成されている。そし
て、把持溝177aを区画する両底壁片180は、把持
溝177a内に位置するプラスチックボトルB0 の首部
から突設されたフランジFの下面を係止(把持)可能と
されるとともに、係止されたプラスチックボトルBO の
首部をX方向へ滑走可能な平面を備えている。
【0165】又、図31に示すように第1整列ガイド装
置175は、前記スライダ172にてレール171上を
上昇下降し、上昇受入位置Q1と、下降排出位置Q2と
の間を移動可能とされている。
【0166】上昇受入位置Q1は把持ガイド材177
が、把持上昇位置α2に位置するとともに把持装置31
のピッチ幅広位置に配置された各把持部材83に対して
相対する位置とされている。又、上昇受入位置Q1に把
持ガイド材177が位置するとき、把持ガイド材177
は、把持部材83の底壁片84のX側端部と若干の隙間
を介して直線状に配置される。この隙間は、プラスチッ
クボトルBO が脱落しない程度の間隙とされている。こ
のように、各把持部材83に相対した際には、各把持部
材83に把持されたプラスチックボトルBO が各第1整
列ガイド部176の把持ガイド材177に移動され、そ
の底壁片180上を滑走して係止可能にされている。
【0167】又、第1整列ガイド装置175が上昇受入
位置Q1に位置したとき、カバーガイド材178は、ガ
イド上昇位置β2に位置するガイド部材113と近接し
て相対するように設定されている。
【0168】一方、下降排出位置Q2は、各把持ガイド
材177が物品受入位置U1に位置する第2整列ガイド
装置131の各第2整列ガイド部137と相対する位置
とされている。すなわち、物品受入位置U1に位置する
第2整列ガイド部137の把持板140が把持ガイド材
177の底壁片180と相対するとともに、ガイド板1
39がカバーガイド材178に相対する。
【0169】又、下降排出位置Q2に把持ガイド材17
7が位置するとき、把持ガイド材177の底壁片180
は、第2整列ガイド部137の把持板140の反X側端
部と若干の隙間を介して直線状に配置される。この隙間
は、プラスチックボトルBOが脱落しない程度の間隙と
されている。従って、各把持ガイド材177に把持され
たプラスチックボトルBO が各第2整列ガイド部137
の把持板140に移動され、そのを滑走して係止(把
持)可能にされている。
【0170】図31に示すように前記支持塔170の上
部には駆動モータ181が設けられ、支持塔170の中
央部よりも下方には転動スプロケットホイール182が
回動自在に支持されている。前記駆動モータ181の出
力軸には駆動スプロケットホイール183が固定され、
両スプロケットホイール182,183間には無端状の
チェーン184が巻装されている。同チェーン184に
はブラケット173が連結されている。
【0171】図示しない制御部は、前記駆動モータ18
1を正逆回転制御することにより、第1整列ガイド装置
175を上昇受入位置Q1と下降排出位置Q2との間を
移動させる。
【0172】次にストッパ装置186を図31、図33
〜図35を参照して説明する。図31及び図35に示す
ように支持塔170のX方向側側部上部には反Y方向に
向けて梁材187が片持ち支持されている。梁材187
の両端においてX方向側面には一対の軸受188が固定
され、同軸受188にて回動軸189が回動自在に支持
されている。同回動軸189の両端には、一対のリンク
材190が固定され、同リンク材190は下方に延出さ
れている。同リンク材190の下端には反X方向に延び
た取付ボルト191を介して断面逆コ字状をなすストッ
パ板192が固設されている。同ストッパ板192の長
さは、上昇受入位置Q1に位置する全把持ガイド材17
7の開口に対応する長さとされている。
【0173】図34に示すように前記梁材187の下方
において、支持塔170のX方向側側部上部には反Y方
向に向けてブラケット材193が片持ち支持されてい
る。同ブラケット材193には、空圧シリンダからなる
駆動シリンダ194の一端が回動自在に支持されてい
る。同駆動シリンダ194のシリンダロッド195はリ
ンク材190の上端に回動自在に連結されている。前記
駆動シリンダ194は、シリンダロッド195の収縮時
には、ストッパ板192を図33に示すように上昇受入
位置Q1に位置する第1整列ガイド装置175のカバー
ガイド材178のX方向側端部下方に配置して、把持ガ
イド材177の底壁片180を滑走してきたプラスチッ
クボトルBO を停止する。
【0174】又、前記駆動シリンダ194は、シリンダ
ロッド195の伸長時には、収縮時よりもθだけリンク
材190を上方へ回動し(図34参照)、ストッパ板1
92を図33に示すように上昇受入位置Q1に位置する
カバーガイド材178のX方向側端部の下方位置から退
去して、カバーガイド材178に不干渉の位置に位置す
る。
【0175】次に、物品送出機構210を図36を参照
して説明する。物品送出機構210は、本発明の搬出手
段を構成する。この物品送出機構210は、整列搬送装
置130Aに設けられた物品送出機構115と略同一構
成であるため、物品送出機構115(以下、第1物品送
出機構という)と区別するために第2物品送出機構とい
う。そして、第1物品送出機構と同一構成又は相当する
構成については同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0176】この第2物品送出機構210の一対のレー
ル支持板116は、図30に示すように支持塔170の
下部及び同支持塔170下部に対向して設けられた支持
機枠197に配置されている。そして、駆動軸123の
一端はレール支持板116の側面に設けられた減速ギヤ
ボックスを備えた駆動モータ(図示しない)に作動連結
されている。又、駆動軸123の一端には駆動プーリ1
24が固定され、同駆動プーリ124と転向プーリ12
6間に無端状タイミングベルト129が巻装されてい
る。
【0177】待機時には、移動支持部材118が図36
に示すようにレール117の待機側端部に位置すること
により、プッシャバー122は、第1整列ガイド装置1
75の上昇下降作動に干渉しない位置に位置(以下、こ
の位置を待機位置という)している。
【0178】そして、駆動モータ(図示しない)は正転
時には無端状タイミングベルト129を介して移動支持
部材118を前記待機位置からレール117の末端迄移
動して、プッシャバー122をX方向に移動させ、下降
排出位置Q2に位置する各把持ガイド材177に把持さ
れたプラスチックボトルB0 群を一斉に押し出して次段
の物品排出装置部130Bに送出する。
【0179】又、駆動モータ(図示しない)が逆転する
と、無端状タイミングベルト129を介して移動支持部
材118をレール117の末端から待機位置迄移動し
て、プッシャバー122を反X方向に移動させ、待機位
置に位置させる。
【0180】(第2実施形態の作用)さて、この実施形
態では、バルクデパレタイザ1、ピッチ整列装置部13
0Aの作動と、物品排出装置部130Bの作動は第1実
施形態と同様に作動するため、同装置部の作動の説明は
省略し、ピッチ整列装置部130Aの第1物品送出機構
115からプラスチックボトルB0 が送出されるところ
から作用の説明を行なう。
【0181】なお、第1物品送出機構115がプラスチ
ックボトルBO を送出する以前において、エレベータ搬
送装置部130Cは、第1整列ガイド装置175が、上
昇受入位置Q1に位置しているものとする。又、ストッ
パ装置186は、シリンダロッド195が収縮され、ス
トッパ板192が図33に示すように上昇受入位置Q1
に位置する第1整列ガイド装置175のカバーガイド材
178のX方向側端部下方に配置されている。
【0182】この状態で、ピッチ整列装置部130Aの
第1物品送出機構115から各列のプラスチックボトル
B0 が一斉に送出されると、各把持部材83から第1整
列ガイド装置175の各把持ガイド材177にプラスチ
ックボトルBO が移送される。そして、同把持ガイド材
177の底壁片180を滑走してきたプラスチックボト
ルBO はストッパ装置192のストッパ板192にて停
止する。
【0183】次に、図示しない制御部は、図示しない制
御弁を制御して駆動シリンダ194のシリンダロッド1
95を伸長する。この結果、シリンダロッド195は収
縮時よりもθだけリンク材190を上方へ回動し(図3
4参照)、ストッパ板192を図33に示す上昇受入位
置Q1に位置するカバーガイド材178のX方向側端部
の下方位置から退去させて、カバーガイド材178に不
干渉の位置に位置させる。
【0184】この後、図示しない制御部は、エレベータ
搬送装置部130Cの駆動モータ181を正転させて、
第1整列ガイド装置175を下降排出位置Q2に位置さ
せる。このとき、第2物品送出機構210のプッシャバ
ー122は図36に示すように待機位置に位置してお
り、プッシャバー122が第1整列ガイド装置175に
干渉することはない。
【0185】次に図示しない制御部は、駆動モータ(図
示しない)を制御して正転させ、無端状タイミングベル
ト129を介して移動支持部材118を前記待機位置か
らレール117の末端迄移動して、プッシャバー122
をX方向に移動させ、各把持ガイド材177に把持され
たプラスチックボトルB0 群を一斉に押し出して次段の
物品排出装置部130Bに送出する。このときプッシャ
バー122にて押し出されるプラスチックボトルBO の
側部は、カバーガイド材178によりガイドされるた
め、プラスチックボトルBO のY、反Y方向の揺れが防
止される。
【0186】そして、このプッシャバー122により、
各列のプラスチックボトルBO 群は、同時に物品排出装
置部130Bにおける整列ガイド装置131の整列ガイ
ド部137に移動する。このプラスチックボトルBO の
移動時に、プラスチックボトルBO はそのフランジFが
整列ガイド部137の把持板140上を滑走し、吊下げ
状態となる。又、プラスチックボトルBO の側部は、ガ
イド板139の突条141により、プラスチックボトル
BO のY、反Y方向の揺れが防止される。
【0187】上記のようにして、プラスチックボトルB
O が各把持ガイド材177から排出されると、前記制御
部は、図示しない駆動モータを逆転制御し、無端状タイ
ミングベルト129を介して移動支持部材118をレー
ル117の末端から待機位置迄移動して、プッシャバー
122を反X方向に移動させ、待機位置に位置させる。
【0188】次に、図示しない制御部は、エレベータ搬
送装置部130Cの駆動モータ181を逆転させて、第
1整列ガイド装置175を上昇受入位置Q1まで移動さ
せる。
【0189】次に、図示しない制御部は、図示しない制
御弁を制御して駆動シリンダ194のシリンダロッド1
95を図34に示す位置まで収縮する。この結果、スト
ッパ装置186は、シリンダロッド195が収縮され、
ストッパ板192が図33に示すように上昇受入位置Q
1に位置する第1整列ガイド装置175のカバーガイド
材178のX方向側端部下方に配置される。
【0190】さて、この第2実施形態では、下記の効果
を奏する。 (1) 本実施形態では、整列搬送装置130をピッチ
整列装置部130A、エレベータ搬送装置部130C、
物品排出装置部130Bとにより構成し、ピッチ整列装
置部130Aに移送されたプラスチックボトルBO を、
エレベータ搬送装置部130Cにて、プラスチックボト
ルBO 群を下方へ移動し、その低位置に移動したプラス
チックボトルBO 群を、物品排出装置部130Bに受け
入れて、通路装置162へ排出するようにした。この結
果、この実施形態の整列搬送装置130では、プラスチ
ックボトルBO を最終的に低い高さで搬出することがで
きる。
【0191】(2) そして、各装置部130A,13
0C、130B、及び通路装置162では、プラスチッ
クボトルBO の首部のフランジFにて把持(係止)し
て、プラスチックボトルBO をまとまりのある列単位毎
に移送できるようにした。この結果、プラスチックボト
ルBO は、バルクVから分解された状態で既に列に形成
され、その列が乱さないまま、下流の通路装置に排出す
ることができる。このため、プラスチックボトルBO が
倒れることはなく、確実に整列して搬送することができ
る。
【0192】(3) 本実施形態においても、第1実施
形態の(3)〜(7)と同様の効果を奏する。 (第3実施形態)次に第3実施形態を図37〜図41を
参照して説明する。なお、本実施形態では、第2実施形
態の構成中、エレベータ搬送装置部130Dの構成が異
なっている。すなわち、前記第2実施形態では、エレベ
ータ搬送装置部130CはプラスチックボトルBO 群を
ピッチ整列装置部130Aの高さから、低い位置へ移動
した後、搬送するようにしたが、第3実施形態では、プ
ラスチックボトルBO 群を逆にピッチ整列装置部130
Aの高さから、エレベータ搬送装置部130Dにて高い
位置へ移動した後、第1実施形態よりも高い位置に配置
した物品排出装置部130Bから通路装置162へ搬送
するようにしたところが異なっている。
【0193】従って、第3実施形態では、エレベータ搬
送装置部の符号を130Dとし、第2実施形態のエレベ
ータ搬送装置部130Cの構成と同一又は相当する構成
については同一符号を付してその説明を省略し、異なる
ところを中心に説明する。
【0194】そして、この実施形態の整列搬送装置13
0は、前記物品排出装置部130Bとピッチ整列装置部
130Aとの間に、エレベータ搬送装置部130Dが設
けられ、これら装置部130A、130D、130Bに
て整列搬送装置が構成されている。なお、図ではバルク
デパレタイザ1は省略されているが、第1実施形態と同
様にピッチ整列搬送装置部130Aの前段に設けられて
いる。
【0195】(エレベータ搬送装置部130D)エレベ
ータ搬送装置部130Dを以下に説明する。レール17
1上に対して、スライダ172を介して上下方向に移動
自在とされたブラケット173上には支持枠214が固
定され、同支持枠214上面には整列ガイド装置(以
下、第1整列ガイド装置という、なお、第2実施形態と
同様に物品排出装置部130Bの整列ガイド装置131
を第2整列ガイド装置という)175が設けられてい
る。第3実施形態においても、第1の整列ガイド装置1
75は、本発明のガイド装置を構成する。
【0196】前記第1整列ガイド装置175は、図37
に示す下降受入位置Q3と、上昇排出位置Q4との間を
移動自在とされている。第1整列ガイド装置175は、
複数の整列ガイド部(以下、第1整列ガイド部といい、
なお、物品排出装置部130Bの整列ガイド部137を
第2整列ガイド部という)176から構成されている。
第1整列ガイド部176は、ガイド手段を構成する。
【0197】図39に示すように支持枠214に支持板
215が設けられている。同支持板215上には、Y方
向へ所定間隔毎に立設された複数の把持板支持部材21
6を備えている。
【0198】支持板215には、把持板支持部材216
の互いに対向する側面の中央部から下面に沿うようにガ
イド板217が取付固定されている。又、各把持板支持
部材216の上部には把持板218が水平に固定されて
いる。把持板218のうち、最Y側及び最反Y側に位置
する把持板218を除いた他の同把持板218は、幅方
向中央にて把持板支持部材216に対して固定されてい
る。又、最Y側に位置する把持板218は、前記他の把
持板よりも略1/2の幅長とされ、反Y側に延出されて
いる。一方、最反Y側に位置する把持板218は、前記
他の把持板218よりも略1/2の幅長とされ、Y側に
延出されている。
【0199】そして、幅方向(Y,反Y方向)が互いに
対向する把持板218間は、所定間隔開けられており、
互いに対向する両把持板218にてプラスチックボトル
B0の首部から突設されたフランジFの下面が係止(把
持)可能とされている。又、同把持板218の上面は係
止されたプラスチックボトルBO の首部をX方向へ滑走
可能な平面を備えている。
【0200】又、前記第1整列ガイド装置175が下降
受入位置Q3に位置するとき、把持板218の高さは、
ピッチ整列搬送装置部130Aにおける把持部材83の
底壁片84の高さと同一とされている。又、下降受入位
置Q3に位置するとき、各第1整列ガイド部176は、
把持装置31のピッチ幅広位置に配置された各把持部材
83に対して近接して相対可能に配列されている。そし
て、各第1整列ガイド部176は、上記のように各把持
部材83に相対することにより、各把持部材83に把持
されたプラスチックボトルBO が各整列ガイド部137
の把持板140によりスムースに移送可能とされてい
る。すなわち、下降受入位置Q3に把持板218が位置
するとき、把持板218は、把持部材83のX側端部と
若干の隙間を介して直線状に配置される。この隙間は、
プラスチックボトルBO が脱落しない程度の間隙とされ
ている。
【0201】又、前記第1整列ガイド装置175が上昇
排出位置Q4に位置するとき、前記把持板218及びガ
イド板217は、物品排出装置部130Bの把持板14
0及びガイド板139に対して近接して相対可能に延出
されている。さらに、上昇排出位置Q4に把持板218
が位置するとき、把持板218は、物品排出装置部13
0Bの把持板140の反X側端部と若干の隙間を介して
直線状に配置される。この隙間は、プラスチックボトル
BO が脱落しない程度の間隙とされている。
【0202】前記ガイド板217のプラスチックボトル
BO と対向する側面には、上下に複数個の突条219が
設けられている。同突条219はX方向に延出され、プ
ラスチックボトルBO の側部に当接して、同プラスチッ
クボトルBO のY、反Y方向の揺れを防止するととも
に、X方向へガイド可能とされている。
【0203】図38に示すように支持塔170の中央部
は転動スプロケットホイール182が回動自在に支持さ
れている。駆動モータ181の駆動スプロケットホイー
ル183と転動スプロケットホイール182間には無端
状のチェーン184が巻装されている。同チェーン18
4にはブラケット173が連結されている。
【0204】図示しない制御部は、前記駆動モータ18
1を正逆回転することにより、第1整列ガイド装置17
5を上昇搬出位置Q4と下降受入位置Q3との間を移動
するようにされている。
【0205】本実施形態でのストッパ装置186は、固
定型のストッパである。すなわち、図38に示すように
支持塔170のX方向側側部中央部に反Y方向に向けて
延出された梁材187には、ストッパ板192が固定さ
れている。同ストッパ板192の長さは、下降受入位置
Q3に位置する全第1整列ガイド部176に把持された
プラスチックボトルBO が当接可能な長さとされてい
る。
【0206】第3実施形態の物品送出機構210を図4
0を参照して説明する。第3実施形態においても、物品
送出機構210は、本発明の搬出手段を構成する。この
物品送出機構210は、第1実施形態の整列搬送装置1
30Aに設けられた物品送出機構115と略同一構成で
あるため、物品送出機構115(以下、第1物品送出機
構という)と区別するために第2実施形態と同様に第2
物品送出機構という。そして、第1物品送出機構と同一
構成又は相当する構成については同一符号を付す。
【0207】この第2物品送出機構210の一対のレー
ル支持板116は、図37に示すように支持塔170の
上部及び同支持塔170上部に対向して設けられた支持
機枠197に配置されている。そして、図41に示すよ
うに駆動軸123の一端はレール支持板116の側方に
設けられた減速ギヤボックスを備えた駆動モータ127
に作動連結されている。又、駆動軸123の一端には駆
動プーリ124が固定され、同駆動プーリ124と転向
プーリ126間に無端状タイミングベルト129が巻装
されている。
【0208】移動支持部材118には連結部材114を
介して前記無端状タイミングベルト129の下行部が連
結されている。又、この実施形態では、連結横架材12
0は図41に示すように平面から見てコ字状に形成さ
れ、その両端は各移動支持部材118に連結されてい
る。同連結横架材120のX方向側側面には、図41に
示すようにコ字状をなしたプッシャバー222が固定さ
れている。図40に示すようにプッシャバー222のX
側側面には、上昇排出位置Q4に位置する各第1整列ガ
イド部175に対応して複数のプッシャ片223が取付
固定されている。そして、プッシャ片223は互いに対
向する把持板218間の間隙(プラスチックボトルBO
の首部が挿入される間隙)をX方向へ通過可能な幅を備
えている。この構成によって第1整列ガイド部176に
把持されたプラスチックボトルBO の首部を押圧当接可
能とされている。
【0209】待機時には、移動支持部材118が図38
及び図40に示すレール117の待機側端部に位置(待
機位置)する。そして、駆動モータ(図示しない)は正
転時には無端状タイミングベルト129を介して移動支
持部材118を前記待機位置からレール117の末端迄
移動して、プッシャバー222をX方向に移動させ、上
昇排出位置Q4に位置する各把持板218に把持された
プラスチックボトルB0 群を一斉に押し出して次段の物
品排出装置部130Bに送出する。
【0210】又、駆動モータ127が逆転すると、無端
状タイミングベルト129を介して移動支持部材118
をレール117の末端から待機位置迄移動して、プッシ
ャバー222を反X方向に移動させ、待機位置に位置さ
せる。
【0211】(第3実施形態の作用)さて、この実施形
態では、第2実施形態と同様にバルクデパレタイザ1、
ピッチ整列装置部130Aの作動と、物品排出装置部1
30Bの作動は第1実施形態と同様に作動するため、同
装置部の作動の説明は省略し、ピッチ整列装置部130
Aの第1物品送出機構115からプラスチックボトルB
0 が送出されるところから作用の説明を行なう。
【0212】なお、第1物品送出機構115がプラスチ
ックボトルBO を送出する以前において、エレベータ搬
送装置部130Dは、第1整列ガイド装置175が、下
降受入位置Q3に位置しているものとする。
【0213】この状態で、ピッチ整列装置部130Aの
第1物品送出機構115から各列のプラスチックボトル
B0 が一斉に送出されると、各把持部材83から第1整
列ガイド装置175の各把持板218にプラスチックボ
トルBO が移送される。そして、同把持板218を滑走
してきたプラスチックボトルBO はストッパ装置186
のストッパ板192にて停止する。
【0214】次に、図示しない制御部は、エレベータ搬
送装置部130Dの駆動モータ181を正転させて、第
1整列ガイド装置175を上昇排出位置Q4迄移動す
る。このとき、第2物品送出機構210のプッシャバー
222、プッシャ片223は図40に示すように待機位
置に位置しており、プッシャバー222が第1整列ガイ
ド装置175に干渉することはない。
【0215】次に図示しない制御部は、駆動モータ12
7を制御して正転させ、無端状タイミングベルト129
を介して移動支持部材118を前記待機位置からレール
117の末端迄移動して、プッシャバー222をX方向
に移動させる。この結果、各把持板218に把持された
プラスチックボトルB0 群は、各プッシャ片223にて
一斉に押し出れて次段の物品排出装置部130Bに送出
される。このときプッシャ片223にて押し出されるプ
ラスチックボトルBO の側部は、ガイド板217により
ガイドされるため、プラスチックボトルBO のY、反Y
方向の揺れが防止される。
【0216】そして、このプッシャ片223により、各
列のプラスチックボトルBO 群は、同時に物品排出装置
部130Bにおける整列ガイド装置131の整列ガイド
部137に移動する。このプラスチックボトルBO の移
動時に、プラスチックボトルBO はそのフランジFが整
列ガイド部137の把持板140上を滑走し、吊下げ状
態となる。又、プラスチックボトルBO の側部は、ガイ
ド板139の突条141により、プラスチックボトルB
O のY、反Y方向の揺れが防止される。
【0217】上記のようにして、プラスチックボトルB
O が把持板218から排出されると、前記制御部は、図
示しない駆動モータを逆転制御し、無端状タイミングベ
ルト129を介して移動支持部材118をレール117
の末端から待機位置迄移動して、プッシャバー222を
反X方向に移動させ、待機位置に位置させる。
【0218】次に、図示しない制御部は、エレベータ搬
送装置部130Dの駆動モータ181を逆転させて、第
1整列ガイド装置175を下降受入位置Q3まで移動さ
せる。
【0219】さて、この第3実施形態では、下記の効果
を奏する。 (1) 本実施形態では、整列搬送装置130をピッチ
整列装置部130A、エレベータ搬送装置部130D、
物品排出装置部130Bとにより構成し、ピッチ整列装
置部130Aに移送されたプラスチックボトルBO を、
エレベータ搬送装置部130Dにて、プラスチックボト
ルBO 群を上方へ移動し、その高位置に移動したプラス
チックボトルBO 群を、物品排出装置部130Bに受け
入れて、通路装置162へ排出するようにした。この結
果、この実施形態の整列搬送装置130では、プラスチ
ックボトルBO を最終的に高い高さで搬出することがで
きる。
【0220】(2) そして、本実施形態においても、
第1実施形態の(3)〜(7)と同様の効果を奏する。
なお、この発明の実施の形態は、上記実施の形態に限定
されるものではなく以下のように変更して具体化するこ
とも可能である。
【0221】(1) 前記各実施形態では、物品排出装
置部130Bの物品排出機構133を単一としたが、整
列ガイド部137の個数をNとしたとき、Y側から数え
て1番目とN/2番目又は(N±1)/2番目に対応す
るように2台の物品排出機構133を設けて、同時に2
個の整列ガイド部137のプラスチックボトルBO 群を
排出するようにしてもよい。この場合、通路装置162
は、それぞれの物品排出機構133に対応して設けるも
のとする。
【0222】こうすることにより、各実施形態よりも2
倍の数のプラスチックボトルBO を搬送することがで
き、効率良く、搬送機能を有することができる。又、3
台以上の物品排出機構133を設ければ、さらに効率良
く、すなわち、高速の排出(搬送)能力を得ることがで
きる。
【0223】2台以上の物品排出機構133を併設する
場合、その並べる方法は、上記に限定されるものではな
く、隣接して設けたりする方法等があり、使用条件に応
じて最も効率的な並べ方を選択すればよい。
【0224】(2) 前記実施形態では、物品排出装置
部130Bの物品排出機構133は、押し出し片149
にて押し出すようにしたが、その代わりにエアを吹き付
けるエア搬出機構により各整列ガイド部137のプラス
チックボトルBO を通路装置162へ移送してもよい。
【0225】(3) 前記各実施形態では、19列のプ
ラスチックボトルBO を有するバルクVを対象とした
が、18列、17列のように少ない列数であっても対応
できることは勿論のことである。又、20列以上のもの
に対応することもできる。
【0226】(4) 前記各実施形態では、列間拡大機
構34は、サーボモータ91にて把持部材83の間隔を
広げるようにしたが、パンタグラフ方式の構造で、各把
持部材83間を広げるようにしてもよい。
【0227】(5) 前記各実施形態では、物品として
プラスチックボトルBO としたが、物品はプラスチック
ボトルに限定するものではなく、ガラス瓶、缶等の他の
容器用の整列搬送装置に具体化してもよく、さらに容器
以外の他の物品用の整列搬送装置に具体化してもよい。
【0228】(6) 又、前記実施形態ではプラスチッ
クボトルBO の首部に設けたフランジFを把持するよう
にしたが、被把持部としては、単に物品の上部に限定す
るものではなく、物品の重心から上方の部分を被把持部
とするものである。従って、重心位置が物品の底の方に
ある場合には、底よりも若干上方である物品の下部に被
把持部があってもよい。
【0229】次に、上記実施の形態から把握できる特許
請求の範囲に記載された発明以外の技術的思想をその効
果とともに記載する。 (イ) 請求項3において、ガイド装置は、エレベータ
搬送装置にて上下動自在にされている物品の整列装置。
エレベータ搬送装置により、ガイド装置が上下動でき、
ガイド装置にガイドされて搬送される物品は、高い位置
から、低い位置へ、或いは低い位置から高い位置へ移動
されて搬送できる。
【0230】(ロ) 物品は容器である請求項1乃至請
求項7、又は上記(イ)の内いずれかに記載の物品の整
列搬送装置。容器において、請求項1乃至請求項7、又
は上記(イ)の効果を奏する。
【0231】(ハ) 物品は容器である請求項8又は請
求項9に記載の物品の搬出方法。こうすることにより、
容器において、請求項8又は請求項9の効果を奏する。 (ニ) 容器はプラスチックボトルである上記(ロ)に
記載の物品の整列搬送装置。こうすることにより、プラ
スチックボトルにおいて、(ロ)の効果を奏する。
【0232】(ホ) 容器はプラスチックボトルである
上記(ハ)に記載の物品の整列搬送方法。こうすること
により(ハ)の効果を奏する。
【0233】
【発明の効果】請求項1乃至請求項7に記載の発明によ
れば、バルクの最上段より各段毎に分解された物品を整
列して順次機外へ搬送する場合、物品が倒れることはな
く、確実に整列して搬送することができ、又、広い設置
スペースを必要としない効果を奏する。
【0234】請求項2に記載の発明によれば、搬出手段
にて、物品は吊下げ支持された状態で搬出することがで
き、搬出される物品が倒れることを防止することができ
る。請求項3に記載の発明によれば、ガイド装置が昇降
可能にされているため、物品を高い位置から低い位置
へ、又は低い位置から高い位置へ移送することができ
る。
【0235】請求項4に記載の発明によれば、搬出手段
はガイド手段にて吊下げ支持されるとともに列状に配置
された物品を列単位で搬出することができ、又、列単位
の物品群を高速で搬送することができる。
【0236】請求項5に記載の発明によれば、多くの物
品を大量に搬出することができる。請求項6に記載の発
明によれば、容器の上部に設けられた首部を把持するこ
とにより、請求項1乃至請求項6の内のいずれかの効果
を得ることができる。
【0237】請求項7に記載の発明によれば、列間拡大
機構によって、バルクの分解段から出された物品の列間
を拡大することにより、列間が広がり、把持手段の列毎
の把持後の移送を行ない易くすることができる。
【0238】請求項8に記載の発明によれば、バルクの
最上段より各段毎に分解された物品を整列して順次機外
へ搬送する場合、物品の倒れが防止できる。このため、
確実に整列して搬送することができ、又、広い設置スペ
ースを必要としない効果がある。
【0239】請求項9に記載の発明によれば、機外ガイ
ド手段によって、吊下げ支持された状態で、物品を列単
位で機外へ搬出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化したプラスチックボトルの整
列搬送装置の一部及びバルクデパレタイザの全体の概略
側面図。
【図2】 バルクデパレタイザの概略正面図。
【図3】 バルクデパレタイザの平面図。
【図4】 バルクデパレタイザのシートつかみ装置付近
の平面図。
【図5】 物品押出し機構の概略平面図。
【図6】 同じく物品押出し機構の要部概略側面図
【図7】 シートつかみ装置の側面図。
【図8】 シートつかみ装置の作用を示す側面図。
【図9】 シートつかみ装置の作用を示す側面図。
【図10】揺動アームの軸支構造を示す断面図。
【図11】シートつかみ装置の正面図。
【図12】シートつかみ装置の要部平面図。
【図13】整列機構部の要部平面図。
【図14】千鳥整列の説明図。
【図15】ピッチ整列装置部の正面図。
【図16】物品抜き出し機構の吊下げ装置昇降機構の概
略正面図。
【図17】物品抜き出し機構5の列間拡大機構の平面
図。
【図18】吊下げ装置昇降機構の要部平面図
【図19】列間拡大機構の概略説明図。
【図20】物品送出機構の側面図。
【図21】(a)は列状態検知機構の側面図、(b)は
列状態検知機構の作用を示す説明図。
【図22】列状態検知機構の要部平面図。
【図23】列状態検知機構の要部正面図。
【図24】第1実施形態の整列搬送装置の側面図。
【図25】同じく整列搬送装置の平面図。
【図26】物品排出装置部の側面図。
【図27】物品排出装置部の背面図。
【図28】整列ガイド部の要部正面図。
【図29】第2実施形態の整列搬送装置の平面図。
【図30】エレベータ搬送装置部の正面図。
【図31】物品排出装置部及びエレベータ搬送装置部の
側面図。
【図32】第1整列ガイド装置の要部正面図。
【図33】ストッパ装置の要部側面図。
【図34】ストッパ装置の要部側面図。
【図35】ストッパ装置の背面図
【図36】第2物品送出機構の側面図。
【図37】第3実施形態の整列搬送装置のエレベータ搬
送装置の正面図。
【図38】物品排出装置部及びエレベータ搬送装置部の
側面図。
【図39】第1整列ガイド装置の要部正面図。
【図40】第2物品送出機構の要部側断面図。
【図41】第2物品送出機構の要部側平面図。
【符号の説明】
1…バルクデパレタイザ、2…バルク昇降機構、3…シ
ート矯正機構、4…物品押出し機構、5…物品抜き出し
機構、8…列状態検知機構、9…ガイド部昇降機構、1
1A,11B,11C,11D…機枠、20…走行枠
体、21…整列機構部、31…把持装置、32…吊下げ
装置、33…吊下げ装置昇降機構、34…列間拡大機
構、83…把持部材(把持手段を構成する。)、115
…物品送出機構(第1物品送出機構、なお、送出手段を
構成する。)、130…整列搬送装置、130A…ピッ
チ整列装置部、130B…物品排出装置部、130C,
130D…エレベータ搬送装置部、131…整列ガイド
装置(ガイド装置を構成する。)、132…整列ガイド
移動機構、133…物品排出機構(搬出手段を構成す
る。)、137…整列ガイド部(ガイド手段を構成す
る。) 162…通路装置(機外ガイド手段)、175…第1整
列ガイド装置(ガイド装置を構成する。)、176…整
列ガイド部(第1整列ガイド部、ガイド手段を構成す
る。)、210…第2物品送出機構(搬出手段を構成す
る。)、BO …プラスチックボトル(物品、及び容器を
構成する。)、F…フランジ(被把持部を構成する)、
V…バルク。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側部に被把持部(F)を有するととも
    に、列状に配置された複数の物品(BO )が複数段に積
    重ねられたバルク(V)の最上段より各段毎に分解され
    た物品(BO )を整列して順次機外へ送出する物品の整
    列搬送装置において、 前記分解された各段の物品(BO )の被把持部(F)を
    各列毎に把持する複数の把持手段(83)を備えた把持
    装置(31)と、 前記各把持手段(83)にて把持された状態の各列の物
    品(BO )を把持手段(83)から外部へ送り出す送出
    手段(115)と、 前記送出手段(115)にて押出された各列の物品(B
    O )を、その被把持部(F)にて列毎に吊下げ支持し、
    各列の物品(BO )を吊下げ支持した状態でガイドする
    複数のガイド手段(137,176)を備えたガイド装
    置(131,175)と、 前記ガイド手段(137,176)にて吊下げ支持され
    た列の物品(BO )を搬出する搬出する搬出手段(13
    3,210)とを備えた物品の整列搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記搬出手段(133,210)は、物
    品(BO )を吊下げ支持した状態で、機外へ移動するも
    のである請求項1に記載の物品の整列搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド装置(175)は、昇降可能
    に移動するものである請求項1に記載の物品の整列搬送
    装置。
  4. 【請求項4】 前記搬出手段(133)は、各ガイド手
    段(137)に列状に受け入れられた物品(BO )を同
    ガイド手段(137)から外部へ押出す物品排出機構で
    ある請求項1に記載の物品の整列搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記搬出手段(133)は、複数個設け
    られたものである請求項4に記載の物品の整列搬送装
    置。
  6. 【請求項6】 物品は容器であり、把持手段(83)は
    容器の上部に設けられた首部を把持するものである請求
    項1乃至請求項5の内いずれかに記載の物品の整列搬送
    装置。
  7. 【請求項7】 前記把持装置(31)の複数の把持手段
    (83)は、各列の容器(BO )を把持した後、互いに
    その間隔が広がるように列間拡大機構(34)に連係さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の内い
    ずれかに記載の物品の整列搬送装置。
  8. 【請求項8】 側部に被把持部(F)を有するととも
    に、列状に配置された複数の物品(BO )が複数段に積
    重ねられたバルク(V)の最上段より各段毎に分解され
    た物品(BO )を整列して順次機外へ送出する物品搬出
    方法において、 前記分解された各段の物品(BO )の被把持部(F)を
    各列毎に複数の把持手段(83)にて把持し、 前記各把持手段(83)にて把持された状態の各列の物
    品(BO )を送出手段(115)にて把持手段(83)
    から外部へ押出し、 前記押出された各列の物品(BO )の被把持部(F)を
    複数のガイド手段(137)により列毎に吊下げ支持
    し、 その後、前記ガイド手段(137)にて吊下げ支持され
    た列の物品を搬出手段(133)にて搬出することを特
    徴とする物品の搬出方法。
  9. 【請求項9】 前記ガイド手段(137)は、物品(B
    O )の被把持部(F)を吊下げ支持する機外ガイド手段
    (162)に対して対向配置され、前記搬出手段(13
    3)はガイド手段(137)にて吊り下げ支持された物
    品列を列単位で、機外ガイド手段(162)に向けて搬
    出駆動することを特徴とする請求項8に記載の物品の搬
    出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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