JP2002152474A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザによる清掃の負担を軽減し、シェーデ
ィング用部材，コンタクトガラスの汚れを無くし、良好
なシェーディング補正信号および原稿情報信号の読み取
りを可能にする。 【解決手段】 シェーディング用シート１０が上部ガイ
ド板４上部の待避部４ｂにある状態で、原稿を搬送して
画像読取センサ１によって原稿情報を読み取る。原稿搬
送中にはシェーディング用シート１０は上部ガイド板４
上部の待避部４ｂにあり、原稿搬送路領域外に位置して
いるため、原稿に付着した塵埃，汚れなどがシェーディ
ング用シート１０に付着することはない。シェーディン
グ用シート１０は通電されたソレノイド１２の電磁力を
受けて移動し、シェーディング用シート１０の一端１０
ａが上部ガイド板４の開口部４ａとガイド板９との隙間
部分ｂから原稿搬送路６内へ入り、コンタクトガラス７
の表面に当接し、表面を移動するように延出する。そし
て、コンタクトガラス７の端部に至って停止し、この状
態で画像読取センサ１によりシェーディング補正信号が
読み取られる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナ，ファク
シミリ装置，複写機、およびそれらの複合機などにおけ
る画像読取部に適用され、画像情報信号とシェーディン
グ補正信号の読み取りが行われる画像読取装置に関する
ものである。

【０００２】

【従来の技術】図５は従来の画像読取装置の概略構成図
であり、１は原稿情報を光学的に読み取る画像読取セン
サ、２，３は画像読取センサ１における原稿搬送方向
（矢印ａ方向）の上流側と下流側にそれぞれ設置された
搬送ローラ、４，５は原稿搬送路６を形成するように上
下相対向して設置されたガイド板、７は画像読取センサ
１の上部に設けられたコンタクトガラス、８は、コンタ
クトガラス７の上方に上部ガイド板４に連続して設置さ
れ、表面が白色を呈するシェーディング用シートであ
る。

【０００３】前記構成の画像読取装置において、原稿情
報の読取時、原稿は、搬送ローラ２，３によって所定の
速度でコンタクトガラス７上を搬送され、搬送されてい
る状態で画像読取センサ１によって原稿情報が読み取ら
れ、原稿搬送方向ａの下流側へ送られる。この原稿情報
の読取前に、シェーディング用シート８に対して画像読
取センサ１によって白基準となるシェーディング補正信
号の読み取りが行われる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】前記従来の画像読取装
置のように原稿を移動して読み取りを行う構成のものに
あっては、画像読取センサ１の読取ラインが存在するコ
ンタクトガラス７上を原稿が移動するようになってお
り、またコンタクトガラス７の上方にシェーディング補
正信号の読取用のシェーディング用シート８が設置さ
れ、シェーディング用シート８は設置部分において原稿
の搬送ガイド板として兼用される。

【０００５】シェーディング用シート８の設置条件とし
ては、 ・コンタクトガラス７からの距離が画像読取センサ１に
おける光学ユニットの焦点深度内であること、 ・コンタクトガラス７からの距離が原稿の搬送に障害と
ならない間隙であること、である。

【０００６】しかしながら、通常、画像読取センサ１を
構成する光学ユニットの焦点深度は浅く（密着イメージ
センサでは１ｍｍ以下）、原稿情報の読み取りが良好に
行われるように焦点設定が行われており、このため、前
記従来の画像読取装置の構成においては次のような問題
が存在する。 シェーディング用シート８に対する読み取りが、画像
読取センサ１の光学ユニットにおける最良の焦点によっ
て行われない。 シェーディング用シート８の白色基準となる面がコン
タクトガラス７に近接して原稿搬送路６に向いて常に露
出しているため、原稿搬送時に原稿と接触して白色基準
面に汚れが付着しやすい。 コンタクトガラス７とシェーディング用シート８間に
原稿搬送路６としての間隙が存在するため、原稿と共に
移動しない塵埃，汚れなどが画像読取センサ１の読取ラ
イン上に残る場合がある。

【０００７】前記汚れなどの対処策としては、従来、静
電気による塵埃などの付着を防止する帯電防止処理を施
して、コンタクトガラスあるいはシェーディング用部材
に汚れなどが付着し難くしたり、原稿搬送構造上のレイ
アウトを工夫することなどが行われているが、恒久的な
効果はなく、現実的な最良の方策としては、定期的なメ
ンテナンス会社側による清掃、あるいはシェーディング
エラーあるいは画像不良に気が付いたユーザによる清掃
しかない。

【０００８】しかし、例えばファクシミリ装置では、送
信側において送信画像の画質をチェックするための機能
を備えておらず、受信側のクレームによりはじめて気付
くことがあり、自動的に行われる汚れ除去が望まれてい
る。

【０００９】本発明の目的は、前記従来の課題を解決
し、ユーザによる清掃の負担を軽減し、シェーディング
用部材，コンタクトガラスの汚れを無くし、良好なシェ
ーディング補正信号および原稿情報信号の読み取りを可
能にした画像読取装置を提供することにある。

【００１０】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項１記載の発明は、コンタクトガラス上を移動
する原稿から読取センサにより原稿情報信号を読み取
り、かつ前記コンタクトガラス上のシェーディング用部
材からシェーディング補正信号を読み取ることが可能な
構成の画像読取装置において、前記シェーディング用部
材を、シェーディング補正信号読取時以外は原稿搬送路
領域外に待避させることを特徴とし、この構成によっ
て、原稿搬送時におけるシェーディング用部材に対する
汚れの付着を防ぎ、長期にわたって安定した白基準補正
信号を得ることが可能になり、さらにシェーディング用
部材に対するユーザによる清掃の負担を軽減することが
できる。

【００１１】請求項２記載の発明は、請求項１記載の画
像読取装置において、シェーディング補正信号読取に際
して、シェーディング部材をコンタクトガラスに当接す
るように待避位置から原稿搬送路領域内の読取位置まで
移動させることを特徴とし、この構成によって、シェー
ディング部材が原稿と同様にコンタクトガラス上に接す
るため、原稿情報読取とシェーディング補正信号読取と
をコンタクトガラス上の最良の焦点位置で行うことが可
能になる。

【００１２】請求項３記載の発明は、請求項１または２
記載の画像読取装置において、シェーディング補正信号
読取時、シェーディング部材をコンタクトガラスに当接
させながら所定位置まで移動させることを特徴とし、こ
の構成によって、シェーディング部材がコンタクトガラ
スに接触しながら移動することにより、コンタクトガラ
スに対する清掃が行われることになる。

【００１３】請求項４記載の発明は、請求項２または３
記載の画像読取装置において、シェーディング部材にお
いて、少なくともコンタクトガラスと当接する部分を弾
性部材によって形成したことを特徴とし、この構成によ
って、シェーディング部材の当接，移動によってコンタ
クトガラスに傷などの支障を発生することを防ぐことが
できる。

【００１４】請求項５記載の発明は、請求項１記載の画
像読取装置において、原稿搬送路を形成するガイド板に
前記シェーディング用部材の待避部を設置したことを特
徴とし、この構成によって、簡単な構成によって、シェ
ーディング用部材のコンタクトガラスに対する出し入れ
を行うことが可能になる。

【００１５】請求項６記載の発明は、請求項１，２，３
または５記載の画像読取装置において、シェーディング
用部材の待避位置に、シェーディング用部材と接触する
清掃部材を設けたことを特徴とし、この構成によって、
シェーディング用部材の移動時にシェーディング用部材
に付着した汚れなどを清掃部材により除去することがで
き、シェーディング用部材に対する清掃が自動的に確実
かつ容易に行われるようになる。

【００１６】請求項７記載の発明は、請求項６記載の画
像読取装置において、シェーディング用部材を弾性材に
よって形成し、清掃部材にシェーディング用部材を弾接
させることを特徴とし、この構成によって、シェーディ
ング用部材に対する清掃部材による清掃が安定して確実
に行われるようになる。

【００１７】請求項８記載の発明は、請求項６または７
記載の画像読取装置において、シェーディング用部材と
清掃部材との接触を助長する押圧力付与部材を設置した
ことを特徴とし、この構成によって、シェーディング用
部材と清掃部材との接触が安定かつ確実になるため、さ
らに良好な清掃が行われるようになる。

【００１８】請求項９記載の発明は、請求項１〜８いず
れか１項記載の画像読取装置において、シェーディング
部材をシート材料で形成したことを特徴とし、この構成
によって、シェーディング部材およびそれに関連する構
造をコストのかからない構成にすることができる。

【００１９】請求項１０記載の発明は、請求項６，７ま
たは８記載の画像読取装置において、清掃部材をフエル
ト材あるいは発泡材などの弾性を有する材料によって形
成したことを特徴とする。

【００２０】

【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照しながら説明する。

【００２１】図１は本発明の第１実施形態を説明するた
めの画像読取装置の概略構成図であり、１は原稿情報を
光学的に読み取る画像読取センサ、２，３は画像読取セ
ンサ１における原稿搬送方向（矢印ａ方向）の上流側と
下流側にそれぞれ設置された搬送ローラ、４と５は原稿
搬送路６を形成するように上下相対向して設置された上
部ガイド板と下部ガイド板、７は画像読取センサ１の上
部に設けられたコンタクトガラス、９はコンタクトガラ
ス７上方の上部ガイド板４における開口部４ａの一方端
から延出するように設けられたガイド板、１０は、上部
ガイド板４上部の待避部４ｂに摺動可能に設けられ、表
面が白色を呈し、かつ弾性材料からなるシェーディング
用シートである。

【００２２】シェーディング用シート１０は、一端１０
ａが上部ガイド板４の開口部４ａとガイド板９との隙間
部分ｂから原稿搬送路６内へ入り、コンタクトガラス７
の表面に当接し、表面を移動するように延出することが
可能である。またシェーディング用シート１０の他端１
０ｂは、剛体からなるステー１１に固定されている。こ
のステー１１は、後述するようにソレノイド１２の通電
のオン／オフ、および引張スプリング１３の引張力の作
用によって、原稿搬送方向ａを移動するプランジャ１４
に固定されている。

【００２３】次に、図１，図２に基づいて第１実施形態
の動作を説明する。

【００２４】図１は原稿読取待機時あるいは原稿読取時
の状態を示しており、ソレノイド１２が通電されていな
いオフ状態であり、プランジャ１４が引張スプリング１
３の引張力を受けてソレノイド１２内に入っており、し
たがって、ステー１１を介してシェーディング用シート
１０が上部ガイド板４上部の待避部４ｂにある。

【００２５】この状態で原稿を、搬送ローラ２，３によ
って所定の速度でコンタクトガラス７上を搬送し、搬送
されている状態で画像読取センサ１によって原稿情報を
読み取る。原稿搬送中にはシェーディング用シート１０
は、上部ガイド板４上部の待避部４ｂにあり、原稿搬送
路領域外に位置しているため、原稿に付着した塵埃，汚
れなどがシェーディング用シート１０に付着することは
ない。

【００２６】図２は画像読取センサ１の白基準となるシ
ェーディング補正信号読取時の状態を示しており、ソレ
ノイド１２が通電されてオン状態であり、電磁力により
プランジャ１４が引張スプリング１３の引張力に抗して
ソレノイド１２の外へ出されており、したがって、ステ
ー１１を介してシェーディング用シート１０が待避部４
ｂから原稿搬送路６内の原稿搬送方向ａへと押出され
る。

【００２７】すなわち、シェーディング用シート１０
は、一端１０ａが上部ガイド板４の開口部４ａとガイド
板９との隙間部分ｂから原稿搬送路６内へ入り、コンタ
クトガラス７表面に当接し、表面を移動するように延出
する。そして、コンタクトガラス７における原稿搬送方
向ａの端部に至って停止し、この状態で画像読取センサ
１によりシェーディング補正信号が読み取られる。

【００２８】シェーディング用シート１０はコンタクト
ガラス７の表面に当接して画像読取センサ１による読み
取りを受け、しかも原稿読取時に搬送される原稿はコン
タクトガラス７の表面に当接して画像読取センサ１によ
る読み取りを受けるため、両読み取りは画像読取センサ
１に搭載される光学系における同一焦点位置で読み取り
が行えるので良好な読み取りが行われる。

【００２９】また、シェーディング用シート１０の一端
１０ａがコンタクトガラス７の表面に当接して移動する
ため、シェーディング用シート１０の一端１０ａにより
コンタクトガラス７の表面の清掃が行われ、コンタクト
ガラス７上における画像読取センサ１の読取ライン上に
塵埃，汚れが付着することを防止することができる。

【００３０】コンタクトガラス７の表面をシェーディン
グ用シート１０の一端１０ａが移動するため、この移動
によりコンタクトガラス７の表面に傷などを生じさせな
いように、少なくともシェーディング用シート１０の一
端１０ａを弾性部材，可撓性部材により形成することが
望ましい。

【００３１】このように第１実施形態によれば、原稿搬
送時におけるシェーディング用シート１０に対する汚れ
の付着を防ぎ、長期にわたって安定した白基準補正信号
を得ることが可能になり、さらにシェーディング用シー
ト１０に対するユーザによる清掃の負担を軽減すること
ができる。

【００３２】図３，図４は本発明の第２実施形態を説明
するための画像読取装置の概略構成図であり、図１，図
２にて説明した部材には同一符号を付して詳しい説明を
省略する。図３は第２実施形態における原稿読取待機時
あるいは原稿読取時の状態を示し、図４は第２実施形態
における画像読取センサの白基準となるシェーディング
補正信号読取時の状態を示している。

【００３３】第１実施形態においては、上述したよう
に、原稿搬送時のシェーディング用シート１０における
汚れの付着は防止することができるが、シェーディング
補正信号の読み取りの際に、シェーディング用シート１
０は、コンタクトガラス７の表面を移動して、コンタク
トガラス７の表面の塵埃，汚れを除去する清掃機能を有
することになる。このため、シェーディング用シート１
０におけるコンタクトガラス７側の面に塵埃，汚れが付
着しやすくなってしまうという問題が生じる。そこで、
第２実施形態では、シェーディング用シート１０に付着
した汚れを清掃する手段を備えるようにしている。

【００３４】第２実施形態の構成において第１実施形態
の構成と異なる点は、上部ガイド板４上部に設けられた
待避部４ｂの一部に、スポンジ，多孔質材料などの発泡
材、あるいはフエルト類などの弾性材からなる清掃部材
２１を設置して、この清掃部材２１の上面にシェーディ
ング用シート１０におけるコンタクトガラス７側の面を
接触させた構成にある。

【００３５】したがって、第２実施形態では、シェーデ
ィング用シート１０は、待避部４ｂから原稿搬送路６内
へ出るとき、あるいは待避部４ｂに戻るときに、清掃部
材２１と擦れ合うことによって、コンタクトガラス７側
の面に付着した汚れが除去されることになる。

【００３６】また第２実施形態では、シェーディング用
シート１０を清掃部材２１に対して安定かつ確実に圧接
させて清掃効果を向上させるため、押圧力付与部材とし
ての圧縮スプリング２２をシェーディング用シート１０
の上部に弾接させている。

【００３７】このように、第２実施形態によれば、シェ
ーディング用シート１０に対する自動的な清掃が行われ
ることによって、第１実施形態の効果に加えて、さらに
ユーザによる清掃の負担を軽減することができる。

【００３８】なお、前記各実施形態ではシェーディング
用部材としてシート材を用いたが、他の適当な材料を選
択して使用することができる。

【００３９】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シェーディング用部材を、シェーディング補正信号読取
時以外は原稿搬送路領域外に待避させることにより、原
稿搬送時におけるシェーディング用部材に対する汚れの
付着を防ぎ、長期にわたって安定した白基準補正信号を
得ることが可能になり、さらにシェーディング用部材に
対するユーザによる清掃の負担を軽減することができ
る。

【００４０】また、シェーディング部材をコンタクトガ
ラスに当接するように待避位置から原稿搬送路領域内の
読取位置まで移動させることによって、シェーディング
部材によってコンタクトガラス表面を清掃することがで
き、さらに、シェーディング部材が原稿と同様にコンタ
クトガラス上に接するため、原稿情報読取とシェーディ
ング補正信号読取とをコンタクトガラス上の最良の焦点
位置で行うことが可能になる等、実際上の効果が大であ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施形態を説明するための画像読
取装置の概略構成図

【図２】本発明の第１実施形態におけるシェーディング
補正信号読取時の動作を説明するための構成図

【図３】本発明の第２実施形態における原稿読取待機時
あるいは原稿読取時の状態を示す構成図

【図４】本発明の第２実施形態における画像読取センサ
の白基準となるシェーディング補正信号読取時の状態を
示す構成図

【図５】従来の画像読取装置の概略構成図

【符号の説明】

１ 画像読取センサ ２，３ 搬送ローラ ４，５，９ ガイド板 ４ａ 開口部 ４ｂ 待避部 ６ 原稿搬送路 １０ シェーディング用シート １２ ソレノイド １３ 引張スプリング １４ プランジャ ２１ 清掃部材 ２２ 圧縮スプリング

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 コンタクトガラス上を移動する原稿から
   読取センサにより原稿情報信号を読み取り、かつ前記コ
   ンタクトガラス上のシェーディング用部材からシェーデ
   ィング補正信号を読み取ることが可能な構成の画像読取
   装置において、 前記シェーディング用部材を、シェーディング補正信号
   読取時以外は原稿搬送路領域外に待避させることを特徴
   とする画像読取装置。
2. 【請求項２】 シェーディング補正信号読取に際して、
   前記シェーディング用部材をコンタクトガラスに当接す
   るように待避位置から原稿搬送路領域内の読取位置まで
   移動させることを特徴とする請求項１記載の画像読取装
   置。
3. 【請求項３】 シェーディング補正信号読取時、前記シ
   ェーディング用部材をコンタクトガラスに当接させなが
   ら所定位置まで移動させることを特徴とする請求項１ま
   たは２記載の画像読取装置。
4. 【請求項４】 前記シェーディング用部材において、少
   なくともコンタクトガラスと当接する部分を弾性部材に
   よって形成したことを特徴とする請求項２または３記載
   の画像読取装置。
5. 【請求項５】 原稿搬送路を形成するガイド板に前記シ
   ェーディング用部材の待避部を設置したことを特徴とす
   る請求項１記載の画像読取装置。
6. 【請求項６】 前記シェーディング用部材の待避位置
   に、シェーディング用部材と接触する清掃部材を設けた
   ことを特徴とする請求項１，２，３または５記載の画像
   読取装置。
7. 【請求項７】 前記シェーディング用部材を弾性材によ
   って形成し、前記清掃部材にシェーディング用部材を弾
   接させることを特徴とする請求項６記載の画像読取装
   置。
8. 【請求項８】 前記シェーディング用部材と前記清掃部
   材との接触を助長する押圧力付与部材を設置したことを
   特徴とする請求項６または７記載の画像読取装置。
9. 【請求項９】 前記シェーディング用部材をシート材料
   で形成したことを特徴とする請求項１〜８いずれか１項
   記載の画像読取装置。
10. 【請求項１０】 前記清掃部材をフエルト材あるいは発
    泡材などの弾性を有する材料によって形成したことを特
    徴とする請求項６，７または８記載の画像読取装置。