JP2002152449A - 情報処理システム及びその方法 - Google Patents

情報処理システム及びその方法

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JP2002152449A
JP2002152449A JP2000348642A JP2000348642A JP2002152449A JP 2002152449 A JP2002152449 A JP 2002152449A JP 2000348642 A JP2000348642 A JP 2000348642A JP 2000348642 A JP2000348642 A JP 2000348642A JP 2002152449 A JP2002152449 A JP 2002152449A
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JP2000348642A
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Masaki Kashiwagi
正樹 柏木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同期コピー中に出力側デバイスに異常が発生
した場合は非同期処理に切り替えて処理の自動再開を行
うこと。 【解決手段】 ジョブ生成部41で生成されたジョブ4
10は、ジョブ処理部42に送られ、ジョブ処理部42
では、ジョブ全体に関わる設定や処理以外は、さらに小
さな仕事の単位である入力ドキュメント411に分割す
る。入力ドキュメント411は、ドキュメント処理部4
3により出力ドキュメントに変換処理される。ドキュメ
ント処理部43はドキュメント単位の処理のみを行い、
さらに小さな仕事の単位である入力ページ412を生成
する。デバイス割り当て部46は、ジョブ処理部42、
ドキュメント処理部43、ページ処理部44、バンド処
理部45を調停する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システム
及びその方法に関し、より詳細には、プリンタやFA
X、複写機、デジタル複合機などの周辺機器を含む情報
処理システム及びその方法並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ドキュメントフィーダにセットし
た原稿を同期コピーする場合、出力用紙切れやトナー切
れ、ジャム等のデバイス異常が発生した時は、スキャナ
やプリンタともに一時動作が停止し、異常を取り除いた
後に、ユーザーが原稿を最初にセットした状態に戻して
スタートキー等のトリガにより、原稿を処理したページ
まで送り、そこからコピー処理を再開させていた。
【0003】また、一度、記憶装置にスキャナで読み込
んだイメージを蓄積した後、印刷装置に出力するような
非同期コピーの場合もデバイスの異常を解除した後に、
スタートキーを押すなどしなければならなかった。さら
に、同期コピーから非同期コピーに動的に切り替わって
動作するような複写機は存在しなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術では、同期コピー時に出力デバイス側で
異常が発生した場合、異常には関係ない入力デバイスま
で動作が止まってしまったり、原稿を処理したページま
で送る際、今度は、ドキュメントフィーダーで紙詰り
(ジャム)を起こしてしまうことがあった。また、ユー
ザーは原稿を最初のページに戻し、ドキュメントフィー
ダーにセットし直さなければならないなど、ユーザーが
行わなければならないという問題があった。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、同期コピー中に出
力側デバイスに異常が発生した時には非同期処理に切り
替え、デバイスから上げられる信号を検知することで処
理の自動再開を行い、デバイスの異常を解除した後に、
例えば、スタートキーを押すなどの余計な操作をしない
で済むようにしてデバイスの操作性の向上を図るように
した情報処理システム及びその方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、所定の
通信媒体を介して複数の情報処理装置から送信される種
々のジョブを実行する周辺機器を有する情報処理システ
ムにおいて、前記情報処理装置から送信された手続き
(プロトコル)を解釈するプロトコル解釈手段(33)
と、該プロトコル解釈手段(33)によるプロトコルの
解釈にしたがってジョブ(410)を生成するジョブ生
成手段(41)と、該ジョブ(410)を小さな入力ド
キュメント(411)単位に分割するドキュメント生成
手段(ジョブ処理部42)と、該入力ドキュメント(4
11)を出力ドキュメント(414)に変換処理すると
ともに、、前記入力ドキュメント(411)を小さなペ
ージ単位に分割するドキュメント処理手段(43)と、
入力ページ(412)を出力ページ(415)に変換処
理するとともに、前記入力ページ(412)を小さなバ
ンド(短冊状のデータ)単位に分割するページ処理手段
(44)と、入力バンド(413)を出力バンド(41
6)に変換処理するバンド処理手段(45)と、前記ジ
ョブ処理手段(42)と前記ドキュメント処理手段(4
3)と前記ページ処理手段(44)と前記バンド処理手
段(45)からデバイスの使用要求を調停するためのデ
バイス調停手段(デバイス割り当て部46)とを有する
ことを特徴とするものである。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記ジョブ(410)は、スキ
ャンやプリント等の単機能レベルで存在し(これを単体
ジョブと呼ぶ)、前記単体ジョブの組み合わせにより、
コピーやファックス送受信等の機能を実現する(これを
複合ジョブと呼ぶ)ことを特徴とするものである。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記ジョブ(それ以下のドキュ
メント、ページ、バンドを含む)は、順位付けされた優
先度により実行されることを特徴とするものである。
【0009】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記デバイス調停手段(46)
は、前記優先順位と資源の獲得要求を出した単位(ジョ
ブ、ドキュメント、ページ、バンド)に応じて、資源の
獲得、解放を制御することを特徴とするものである。
【0010】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の発明において、前記資源の獲得/解放要求を出
す際に、要求を出す処理手段(子)を識別する識別子
と、当該処理手段の上位にある処理手段(親)の識別子
を付加する手段と前記処理手段の一連の識別子(親子関
係を表す)に従って、資源を獲得/解放させるか否かを
判断する手段を有することを特徴とするものである。
【0011】また、請求項6に記載の発明は、請求項4
又は5に記載の発明において、前記複数のジョブ(それ
以下のドキュメント、ページ、バンドを含む)が同時に
動作することを特徴とするものである。
【0012】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記ページの処理実行順序を決
定する紙管理部(611,617)を有することを特徴
とするものである。
【0013】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、外部手段からの指示により、ス
キャナデバイスから読み込んだイメージデータをビデオ
バス経由でプリンタデバイスに転送したり、イメージデ
ータをデータ記憶領域に保存する画像転送手段(61
8)を有することを特徴とするものである。
【0014】また、請求項9に記載の発明は、請求項8
に記載の発明において、前記スキャナデバイスからイメ
ージを読み込むことが可能になった信号を検知し、この
信号をきっかけにプリンタデバイスに出力命令を発行す
ることでデバイス間の同期を取り、スキャナデバイスか
ら読み込んだイメージをプリンタデバイスに出力する
(同期コピー処理と呼ぶ)ことを特徴とするものであ
る。
【0015】また、請求項10に記載の発明は、請求項
8に記載の発明において、前記プリンタデバイスからイ
メージを書き込むことが可能になった信号を検知し、こ
の信号をきっかけにスキャナデバイスに読み込み命令を
発行することでデバイス間の同期を取り、スキャナデバ
イスから読み込んだイメージをプリンタデバイスに出力
する(同期コピー処理と呼ぶ)ことを特徴とするもので
ある。
【0016】また、請求項11に記載の発明は、請求項
8に記載の発明において、前記スキャナデバイスからイ
メージを読み込むことが可能になった信号を検知した時
点で、データ記憶領域に読み込んだイメージを蓄積し、
データ記憶領域に蓄積したイメージを随時プリンタデバ
イスに出力する(非同期コピー処理と呼ぶ)ことを特徴
とするものである。
【0017】また、請求項12に記載の発明は、請求項
10又は11に記載の発明において、前記同期コピー処
理と前記非同期コピー処理が動的に切り替わり動作する
ことを特徴とするものである。
【0018】また、請求項13に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、前記デバイスの異常(例え
ば、出力用紙切れ、トナー切れ、ジャム等)を検知する
異常検知手段を有することを特徴とするものである。
【0019】また、請求項14に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、前記デバイスの異常が解除さ
れたことを検知する解除検知手段を有することを特徴と
するものである。
【0020】また、請求項15に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、前記デバイスの異常が解除さ
れたことを検知した後、自動的にジョブを再開する再開
手段を有することを特徴とするものである。
【0021】また、請求項16に記載の発明は、所定の
通信媒体を介して複数の情報処理装置から送信される種
々のジョブを実行する周辺機器の情報処理方法におい
て、前記情報処理装置から送信されたプロトコルを解釈
するプロトコル解釈ステップと、該プロトコル解釈ステ
ップによるプロトコルの解釈にしたがってジョブを生成
するジョブ生成ステップと、該ジョブを小さな入力ドキ
ュメント単位に分割するドキュメント生成ステップと、
該入力ドキュメントを出力ドキュメントに変換処理する
とともに、前記入力ドキュメントを小さなページ単位に
分割するドキュメント処理ステップと、入力ページを出
力ページに変換処理するとともに、前記入力ページを小
さなバンド単位に分割するページ処理ステップと、入力
バンドを出力バンドに変換処理するバンド処理ステップ
と、前記ジョブ処理ステップと前記ドキュメント処理ス
テップと前記ページ処理ステップと前記バンド処理ステ
ップとからデバイスの使用要求を調停するためのデバイ
ス調停ステップとを有することを特徴とするものであ
る。
【0022】また、請求項17に記載の発明は、所定の
通信媒体を介して複数の情報処理装置から送信される種
々のジョブを実行する周辺機器の情報処理を制御するプ
ログラムを格納する記録媒体であって、前記情報処理装
置から送信されたプロトコルを解釈するプロトコル解釈
ステップと、該プロトコル解釈ステップによるプロトコ
ルの解釈にしたがってジョブを生成するジョブ生成ステ
ップと、該ジョブを小さな入力ドキュメント単位に分割
するドキュメント生成ステップと、該入力ドキュメント
を出力ドキュメントに変換処理するとともに、前記入力
ドキュメントを小さなページ単位に分割するドキュメン
ト処理ステップと、入力ページを出力ページに変換処理
するとともに、前記入力ページを小さなバンド単位に分
割するページ処理ステップと、入力バンドを出力バンド
に変換処理するバンド処理ステップと、前記ジョブ処理
ステップと前記ドキュメント処理ステップと前記ページ
処理ステップと前記バンド処理ステップとからデバイス
の使用要求を調停するためのデバイス調停ステップとを
具備し、各ステップを機能させることを特徴とするコン
ピュータ読取可能な記録媒体である。
【0023】つまり、本発明は、外部手段からの指示に
より、スキャナデバイスから読み込んだイメージデータ
をビデオバス経由でプリンタデバイスに転送したり、イ
メージデータをデータ記憶領域に保存する画像転送部
と、デバイスからの信号によりデバイス間の同期を取
り、スキャナデバイスから読み込んだイメージをプリン
タデバイスに出力する同期コピー処理部と、スキャナデ
バイスからイメージを読み込むことが可能になった信号
を検知した時点で、読み込んだイメージをデータ記憶領
域に一度蓄積し、好きなタイミングでプリンタデバイス
に出力する非同期コピー処理部と、同期コピー処理と非
同期コピー処理をデバイスや資源の状態により動的に切
り替える切替部と、デバイスの異常(例えば、出力用紙
切れ、トナー切れ、ジャム等)やデバイスの異常が解除
されたことを検知する検知部を有することを特徴とする
ものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例について説明する。図1は、本発明にかかる基本的
なシステム構成を示す図で、図中符号11,12,13
は、種々のジョブを生成し周辺機器にジョブを送信する
ホストコンピュータで、14はデジタル複合機で、プリ
ントジョブやスキャンジョブ、ファックスジョブ、コピ
ージョブ等の種々のジョブを実行処理する。ホストコン
ピュータ11および12はそれぞれが、LAN(ローカ
ルエリアネットワーク)15に接続されており、デジタ
ル複合機14を使用することが出来る。また、ホストコ
ンピュータ13は、LANではなくパラレル(またはシ
リアル)などのインタフェース16で接続されている。
【0025】図2は、本システムにおける基本的な構成
を示すシステムブロック図で、図中符号21はCPU、
すなわち中央処理装置であり、この装置全体の制御及び
演算処理等を行なうものである。22はROM、すなわ
ち読み出し専用メモリであり、システム起動プログラム
やプリンタエンジンの制御を行うプログラム及び文字デ
ータ、文字コード情報等の記憶領域である。23はRA
M、すなわちランダムアクセスメモリであり、使用制限
のないデータ記憶領域で、ダウンロードにより追加登録
されたフォントデータが記憶されたり、様々な処理毎に
プログラムやデータがロードされ実行される。また、デ
ータ記憶領域として利用することも可能である。
【0026】符号24は、例えばハードディスク等の外
部記憶装置であり、データをスプールしたり、プログラ
ムや各情報ファイル等が格納されたり、作業用の領域と
して利用されたりする。25は液晶などの表示部であ
り、装置の設定状態や、現在の装置内部の処理、エラー
状態などの表示に使用される。26は操作部であり、設
定の変更やリセットを行うために使用される。27はエ
ンジンインタフェースであり、実際にエンジンを制御す
るコマンド等のやり取りする口である。28はネットワ
ークインタフェースであり、このインタフェースを介し
て機器がネットワークに接続される。29は外部インタ
フェースであり、パラレル(またはシリアル)などのイ
ンタフェースを介してホストコンピュータと接続され
る。210はシステムバスであり、上述した構成要素間
のデータの通路となるものである。
【0027】図3は、ホストコンピュータとデジタル複
合機の内部ソフトウェア構造を表す図で、図中符号31
はホストコンピュータであり、前述したホストコンピュ
ータ11,12,13に相当している。32はコントロ
ーラソフトウェアであり、その中はプロトコル解釈部3
3、ジョブ制御部34、デバイス部35に分けることが
できる。プロトコル解釈部33はホストコンピュータか
ら、LAN15または外部インタフェース16を介して
送られてきたコマンド(プロトコル)を解釈してジョブ
制御部34に対してジョブの実行を依頼する部分であ
る。ジョブ制御部34は、プロトコル解釈部の依頼した
ジョブを実際に処理する部分である。さらに、ジョブ制
御部がジョブを実行する際に使用するデバイスがデバイ
ス部35に含まれている。
【0028】図4は、コントローラソフトウェアの概略
を説明するブロック図で、ホストコンピュータ11,1
2,13から送られてきた一連の操作依頼はコマンド
(プロトコル)という形で、ネットワークI/F28、
外部I/F29を介して送られてくる。送られてきたコ
マンドは、プロトコル解釈部33で解釈され、ジョブ制
御部34に送られる。この時点でコマンドはジョブ制御
部が理解出来る形に変換されることになる。
【0029】ジョブ生成部41はジョブ410を生成す
る。このジョブ410は、コピージョブやプリントジョ
ブ、スキャンジョブ、FAXジョブなどの様々なものが
考えられる。例えば、プリントジョブならば、印刷する
文書の名前や印刷部数、出力先の排紙トレイの指定など
の設定情報や、印刷データ自体(PDLコード)なども
含まれる。ジョブ410はジョブ処理部42に送られ、
ジョブ全体に関する設定(複数の文書をまとめて印刷し
ステープルするなど)や処理が行われる。さらにジョブ
処理部42では、ジョブ全体に関わる設定や処理以外
は、さらに小さな仕事の単位である入力ドキュメント4
11に分割する。
【0030】入力ドキュメント411は、ドキュメント
処理部43により出力ドキュメントに変換処理される。
つまり、例えば原稿の束をスキャナで読み取り、複数の
イメージデータに変換するスキャンジョブを考えると、
原稿の束に関する設定や操作の手順が書かれているの
が、入力ドキュメント411であり、複数のイメージデ
ータに関する設定や操作の手順が書かれているのが出力
ドキュメント414である。そして、紙の束を複数のイ
メージデータに変換する役割を持っているのがドキュメ
ント処理部43である。また、ドキュメント処理部はド
キュメント単位の処理のみを行い、さらに小さな仕事の
単位である入力ページ412を生成する。これは、ちょ
うどジョブ処理部42がジョブ単位の処理に専念して、
さらに細かい仕事のためにドキュメントを生成するのと
同じである。
【0031】ドキュメント単位の設定・操作は、具体的
には、ページの並び替え、両面印刷の設定、表紙の付
加、OHP中差し等のページ順序に関するものである。
また、入力ページ412はページ処理部44により出力
ページ415に変換される。例えば上記の例のスキャン
ジョブの場合は、入力ページ412には読み取りの解像
度、読み取りの向き(ランドスケープ/ポートレイト)
などの設定や手順が書かれており、出力ページにはイメ
ージデータの格納場所(RAM23や外部記憶装置24
のアドレスやデータ名)などの設定や手順が書かれてい
る。
【0032】ここまでは、ジョブの単位を徐々に小さく
して、ページの単位で扱えるようにすることを説明して
きた。高価なシステムで、1ページ分のページメモリを
持てるならば、最終的にページ単位までジョブを詳細化
すれば良い。しかし、現実にはメモリのコストなどの問
題や、印刷エンジンがインクジェットプリンタのような
低速の場合には、数ライン分のメモリ(バンドメモリ)
しか持たないシステムも考えられる。そのような場合に
は、ページを更に細かい単位であるバンドに分けて扱
う。それが、入力バンド413、バンド処理部45、出
力バンド416の役目である。これらの動作に関して
は、ページの場合と同様である。
【0033】ジョブ処理部42、ドキュメント処理部4
3、ページ処理部44、バンド処理部45は、いずれも
処理を進める際にデバイスを使用する。当然、複数の処
理部が同時に仕事を進めるとデバイスの競合が発生する
ので、それを調停するのがデバイス割り当て部46であ
る。デバイス1(47)、デバイス2(48)、デバイ
ス3(49)は、デバイス割り当て部46により上記処
理部に割り当てられるデバイスであり、例えば、ページ
メモリやバンドメモリ、ドキュメントフィーダー、マー
キングエンジン、スキャナなどが考えられる。
【0034】図5は、図6に記載された各構成が他の構
成からのイベントを受信待ちしている場合の一例を示す
フローチャートで、S501は、他の構成や自分自身か
ら送られてくるイベントを待っている。この時、自分が
CPUを占有するのではなく、他の構成に制御が移るよ
うになっている。S502は、自分宛てのイベントが送
信されてきたかを判別する。イベントが存在しない場
合、S501へ戻り再びイベント待ちになる。イベント
が存在する場合はS603に進み、受信したイベントに
対応する所定の処理を行う。その後、S501へ戻り再
びイベント待ちになる。
【0035】図6は、コピージョブ処理時の各構成の関
係を示している。図6に示すように、イベントは、大き
な仕事の単位(上位)と小さな仕事の単位(下位)、同
一レイヤ(横並びのライン)では両隣に伝播される。ホ
ストコンピュータ11,12,13やデジタル複合機1
4のパネルから送られてくる一連の操作依頼はコマンド
(プロトコル)という形で、操作部26、ネットワーク
I/F28、外部I/F29を介して送られてくる。送
られてきたコマンドは、プロトコル解釈部33で解釈さ
れ、ジョブ制御部34に送られる。この時点でコマンド
はジョブ制御部34が理解出来る形に変換されることに
なる。
【0036】ジョブ生成部41は、送られてきたコマン
ドを解釈しコピージョブ61を生成する。複合ジョブで
あるコピージョブ61は、コピーを実現するための機能
を有する、スキャンジョブ62および、プリントジョブ
63(単体ジョブ)、さらに、スキャンジョブ62の出
力ドキュメントかつ、プリントジョブ63の入力ドキュ
メントである空のイメージドキュメント66を生成す
る。イメージドキュメント66は、スキャンジョブ62
の出力ページかつ、プリントジョブ63の入力ページ
で、さらに小さな単位の空のイメージページ614を生
成する。それぞれの単体ジョブは、ジョブ処理部42に
送られ順次処理が行われる。
【0037】スキャンジョブ62がジョブ処理部に送ら
れると、スキャン処理全体に関する設定や処理が行われ
る。さらに、スキャン処理全体に関わる設定や処理以外
は、さらに小さな仕事の単位であるスキャン紙ドキュメ
ント64に分割され処理される。スキャン紙ドキュメン
ト64は、紙→イメージドキュメント処理部65により
イメージドキュメント66に変換処理される。紙→イメ
ージドキュメント処理部65はドキュメント単位の処理
のみを行い、さらに細かい仕事は、小さな仕事の単位で
あるスキャン紙ページ612で行われる。まず、スキャ
ン紙ドキュメント64は、実際にイメージを読み込む原
稿の1ページに対応したスキャン紙69を生成する。
【0038】スキャン紙69が生成されると、原稿の処
理順を制御するスキャナ紙管理部611に自分(スキャ
ン紙)に識別子を付け登録し、スキャン紙ページ612
を生成する。スキャナ紙管理部611は、スキャン紙6
9に付けられた識別子やデバイスの仕様によりスキャン
紙ページ612の処理順序を決定する。スキャン紙ペー
ジ612は、紙→イメージページ処理部613によりイ
メージページ614に変換される。紙→イメージページ
処理部613は、実際のスキャナデバイスを制御するた
めのシーケンスを把握しており、スキャン紙ページ61
2およびイメージページ614とやり取りしながら、ス
キャナデバイスを制御するスキャナ制御部619にコマ
ンドを発行することでスキャン動作を実現する。
【0039】プリントジョブ63がジョブ処理部に送ら
れると、プリント処理全体に関する設定や処理が行われ
る。さらに、プリント処理全体に関わる設定や処理以外
は、さらに小さな仕事の単位であるプリント紙ドキュメ
ント68に分割され処理される。プリント紙ドキュメン
ト68は、紙→イメージドキュメント処理部65により
変換されたイメージドキュメント66が、イメージ→紙
ドキュメント処理部67により変換されたものである。
イメージ→紙ドキュメント処理部67はドキュメント単
位の処理のみを行い、さらに細かい仕事は、小さな仕事
の単位であるプリント紙ページ616で行われる。ま
ず、プリント紙ドキュメント68は、実際にイメージを
出力するページに対応したプリント紙610を生成す
る。プリント紙610が生成されると、ページの処理順
を制御するプリンタ紙管理部617に自分(プリント
紙)に識別子を付け登録し、プリント紙ページ66を生
成する。プリント紙管理部617は、プリント紙610
に付けられた識別子やデバイスの仕様によりプリント紙
ページ616の処理順序を決定する。
【0040】プリント紙ページ616は、紙→イメージ
ページ処理部613により変換されたイメージページ6
14が、イメージ→紙ページ処理部615により変換さ
れたものとなる。イメージ→紙ページ処理部615は、
実際のプリンタデバイスを制御するためのシーケンスを
把握しており、プリント紙ページ616およびイメージ
ページ614とやり取りしながら、プリンタデバイスを
制御するプリンタ制御部620にコマンドを発行するこ
とでスキャン動作を実現する。画像転送部618は、例
えば、スキャナで読み込まれたイメージデータをビデオ
バスを用いてダイレクトにプリンタに転送するとか、一
度、データ記憶領域23,24に蓄積させるなどデータ
転送方法を制御しており、どのようにするかはイメージ
ページ614により設定される。
【0041】図7は、スキャナデバイスとプリンタデバ
イスの同期を取りながらイメージ転送を行う、同期コピ
ー処理の一例で、S701は、イメージ→紙ページ処理
部615がプリンタ制御部620に給紙命令を発行す
る。S702は、イメージ→紙ページ処理部615がプ
リンタ制御部620に給紙命令を発行したことをイメー
ジページ614に伝える。S703は、プリンタデバイ
スから返される給紙結果をプリンタ制御部が検知し、イ
メージ→紙ページ処理部615に給紙結果を返す。S7
04は、イメージ→紙ページ処理部615がプリンタ制
御部620に給紙命令を発行したことを受け、紙→イメ
ージページ処理部613にスキャナ側の給紙を開始する
よう伝える。S705では、スキャナのドキュメントフ
ィーダにセットされている原稿を原稿台に引き込むため
の給紙命令を発行する。
【0042】S706は、スキャナから返される給紙結
果である。S707は、プリンタのレジに用紙が到達し
たことを伝える信号がプリンタデバイスより上がってく
る。S708は、用紙がレジに到達したので、プリンタ
側でスキャナが読み込んだイメージをプリンタ側に読み
出す準備が整ったことをイメージページ614に伝え
る。S709は、プリンタ側の準備が整ったので、スキ
ャナ側にイメージを取り込む準備が整ったことを紙→イ
メージページ処理部613に伝える。S710は、スキ
ャナ制御部619にイメージ取り込み開始(スキャン実
行)を伝える。S711は、スキャナデバイスの準備が
整いイメージを取り込み始める信号があがってくる。S
712は、スキャナがイメージを取り込み始めることを
イメージページ614に伝える。
【0043】S713は、スキャナ側がイメージを取り
込み始めるので、イメージの読み出し開始するようにイ
メージ→紙ページ処理部615に伝える。S714は、
スキャナ側のイメージ読み込みが開始されるので、プリ
ンタ制御部620に印刷実行命令を発行し、スキャナで
読み込んだイメージをプリンタの出力用紙に出力する。
このような手順でスキャナエンジンとプリンタエンジン
の同期を取ることで同期コピー動作を行う。ここで示し
た例は、最終的にスキャナデバイスからの信号で、イメ
ージ転送の同期を取っているが、プリンタデバイスのレ
ジ到達信号によりイメージ転送の同期を取ることも可能
である。
【0044】図8は、非同期コピー処理時のスキャナ側
処理例を示すイベントフロー図で、S801は、スキャ
ン紙ページ612の実行順を決定するスキャン紙管理部
611が実行を決定したスキャン紙ページ612に給紙
許可を与える。S802は、スキャン紙ページ612が
給紙許可されたことを紙→イメージページ処理部613
に伝える。S803は、スキャナ制御部619に給紙命
令を発行する。S804は、スキャナデバイスから給紙
結果を返される。S805は、イメージページ614に
イメージを読み込む準備をする命令を発行する。S80
6は、実際にイメージ転送を行う画像転送部618にイ
メージ転送の準備をする命令を発行し、画像転送部61
8は、イメージ転送に必要なメモリをS807で獲得す
る。その後、画像転送部618はS808で、イメージ
転送の準備が完了したことをイメージページ614に伝
える。
【0045】S809は、イメージを読み込む準備が整
ったことを紙→イメージページ処理部613に伝える。
すると紙→イメージページ処理部613は、S810で
スキャナ処理部にスキャンを開始するよう命令を発行す
る。スキャナデバイスは、実際にイメージを読み込み始
める瞬間信号を通知する。この信号を検知したスキャナ
制御部619は、S811で、紙→イメージページ処理
部613に通知する。S812は、スキャナがイメージ
読み込み開始したことをイメージページ614に伝え
る。すると、イメージページ614は、S813で画像
転送部618に起動をかけ、イメージデータをデータ記
憶領域であるRAM23や、外部記憶領域24にデータ
を蓄積する。
【0046】図9は、非同期コピー処理時のプリンタ側
処理例を示すイベントフロー図で、S901は、プリン
ト紙ページ616の実行順を決定するプリント紙管理部
617が、実行することを決定したプリント紙ページ6
16に給紙許可を与える。S902は、プリント紙ペー
ジ616が給紙許可されたことをイメージページ→紙処
理部615に伝える。S903は、プリンタ制御部62
0に給紙命令を発行し、実際の出力用紙の給紙を開始す
る。S904は、プリンタデバイスから給紙結果を返さ
れる。S905は、イメージページ614にプリンタの
給紙を開始したことを伝える。S906は、実際にイメ
ージ転送を行う画像転送部618にイメージ転送の準備
をする命令を発行し、画像転送部618は、イメージ転
送に必要なメモリをS907で獲得する。その後、画像
転送部618はS908で、イメージ転送の準備が完了
したことをイメージページ614に伝える。
【0047】S909は、プリンタの用紙がレジまで到
達したことを伝える信号で、実際に紙に印刷する準備が
整ったことをプリンタデバイスが、イメージ→紙ページ
処理部615に伝え、S910で、イメージページに伝
播する。S911は、データ記憶領域からイメージを取
り出す準備が整っていることを知らせる通知で、この通
知を受け、イメージ→紙ページ処理部615は、S91
2でプリンタ制御部620に印字開始命令を発行すると
同時に、イメージページ614に、プリンタがデータ記
憶領域からの読み出しを開始したことを伝える。イメー
ジページ614はこれを受け、画像転送部618に起動
をかけ、データ記憶領域であるRAM23や、外部記憶
領域24からデータを取り出す。
【0048】図10は、イメージページがモード切替え
イベントを受信した時の処理の一例を示す図で、S10
01は、他の手段や自分自身から送られてくるイベント
を待っている。この時、自分がCPUを占有するのでは
なく、他の手段に制御が移るようになっている。S10
02は、受信したイベントの種別を判別する。モード切
替えイベントの場合S1003に進み、モード切替えで
ない場合は、S1006に進み所定の処理を行う。S1
003は、切り替えるモードの判別を行い、同期に切り
替える場合はS1004に進み、画像転送部618に同
期モードで必要となる設定を行う。非同期に切り替える
場合はS1005に進み、画像転送部618に非同期モ
ードで必要となる設定を行う。その後、S1001に戻
りイベント待ちの状態になる。このような処理を行うこ
とで、画像転送部618の処理方法を切り替え、図7,
8,9で説明した同期/非同期コピー時のデータ転送を
実現させる。
【0049】図11は、画像転送部で用意されるイメー
ジ読み込み命令の例を示すフロー図で、S1101で
は、イメージ読み込み命令が呼ばれた時、イメージペー
ジ614により設定された状態が同期/非同期どちらの
処理を行うかを判別する。同期処理の場合S1102へ
進み、ビデオバスからイメージを読み込む処理を行う。
非同期処理の場合S1103へ進み、ビデオバスから読
み込んだイメージをデータ記憶領域であるRAM23
や、外部記憶装置24に一度保存する処理を行う。
【0050】図12は、画像転送部で用意されるイメー
ジ読み出し命令の例を示すフロー図で、S1201で
は、イメージ読み出し命令が呼ばれた時、イメージペー
ジ614により設定された状態が、同期/非同期どちら
の処理を行うかを判別する。同期処理の場合S1202
へ進み、ビデオバスからイメージを読み込む処理を行
う。非同期処理の場合S1203へ進み、データ記憶領
域であるRAM23や、外部記憶装置24保存されたデ
ータを取り出す処理を行う。
【0051】図13は、出力デバイス(プリンタ)に命
令を発行した時に、デバイス異常(例えば、用紙切れ、
トナー切れ、紙詰まり(ジャム)等)を検知する例を示
すイベントフロー図で、S1301は、プリント紙ペー
ジ616の実行順を決定するプリンタ紙管理部617
が、実行を決定したプリント紙ページ616に給紙許可
を与える。S1302は、プリント紙ページ616が給
紙許可されたことをイメージ→紙ページ処理部615に
伝える。S1303は、プリンタ制御部620に給紙命
令を発行する。S1304は、プリンタデバイスから返
される給紙結果である。イメージ→紙ページ処理部61
5は、給紙結果からデバイスに異常が起きたことを検知
し、S1305で給紙依頼してきたプリント紙ページ6
16に給紙結果を伝える。さらに、S1306で、小さ
な単位のイメージ→紙ページ処理部615を管理してい
るイメージ→紙ドキュメント処理部67にデバイスに異
常が発生したことを伝える。
【0052】S1307は、プリンタデバイスに異常が
発生したことを認識したプリント紙ページ616が、給
紙許可を与えたプリンタ紙管理部617に給紙結果とし
て内容を伝える。S1308は、プリンタ出力処理全体
を司るプリントジョブ63に、プリンタデバイスに異常
が発生したことを伝える。プリントジョブ63は、自分
の親にあたり、自分を管理している複合ジョブであるコ
ピージョブ61にS1309でプリンタデバイスに異常
が発生したことを伝える。プリンタデバイスに異常が発
生したことを認識したコピージョブ61は、現在自分が
同期で動いているか、非同期で動いているかを知ってお
り、同期で動いている場合は、動きを非同期に変えるよ
うイベントを発行する。また、プリンタデバイスで異常
が発生したことや、同期/非同期処理の変更するイベン
トは、図5で説明したように各手段に伝播していく。デ
バイスの異常を検知したコピージョブ61は、現在自分
が同期処理で動作しており、非同期処理に切り替ればス
キャナ側の動作を止める必要が無くなることを知ってお
り、S1310で、イメージドキュメント66に非同期
処理に切り替えるよう伝える。
【0053】イメージドキュメント66は、小さな仕事
の単位であるイメージページ614にも非同期処理に切
り替えるようS1311で伝える。非同期処理に切り替
わったことを検知したイメージページ614は、図7で
説明したプリンタ側からのイベント(S703、S70
9等)を待たずにスキャナを単独で動作させるようにす
る。S1312では、イメージデータの転送を実際に行
う画像転送部618に非同期処理の設定を行う。非同期
処理に設定された画像転送部618は、同期処理時ビデ
オバス経由でダイレクトにプリンタ側へイメージデータ
を転送させていた処理を、一度、データ記憶領域である
RAM23や、外部記憶領域24にデータを蓄積させる
よう処理を切り替えることで、スキャナ側の動きを止め
ずに、原稿をデータ記憶領域に蓄積する。
【0054】図14は、プリンタデバイスの異常が解除
された例を示すイベントフロー図で、デバイスの異常が
解除されたことを検知したプリンタ制御部616は、S
1401でコピージョブ61に対してデバイス異常が解
除されたことを通知する。デバイスの異常が解除された
ことを検知したコピージョブ61は、スキャナ側の原稿
のイメージデータがデータ記憶領域に蓄積されているこ
とを知っているので、データ記憶領域からイメージデー
タを取り出しプリンタに出力するようS1402,S1
403で伝える。このイベントを受けたプリントジョブ
63やイメージドキュメント66は、矢印で示すように
各手段にイベントを伝播して行き、図9で説明した非同
期時のプリンタ側処理を行うことで、異常解除後の自動
再開処理を実現する。
【0055】以上のように、本発明の実施例の説明で述
べたイベントの伝播の仕方や順番はあくまでも一例でこ
の限りではない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、所
定の通信媒体を介して複数の情報処理装置から送信され
る種々のジョブを実行する周辺機器を有する情報処理シ
ステムにおいて、前記情報処理装置から送信されたプロ
トコルを解釈するプロトコル解釈手段と、該プロトコル
解釈手段によるプロトコルの解釈にしたがってジョブを
生成するジョブ生成手段と、該ジョブを小さな入力ドキ
ュメント単位に分割するドキュメント生成手段と、該入
力ドキュメントを出力ドキュメントに変換処理するとと
もに、、前記入力ドキュメントを小さなページ単位に分
割するドキュメント処理手段と、入力ページを出力ペー
ジに変換処理するとともに、前記入力ページを小さなバ
ンド単位に分割するページ処理手段と、入力バンドを出
力バンドに変換処理するバンド処理手段と、前記ジョブ
処理手段と前記ドキュメント処理手段と前記ページ処理
手段と前記バンド処理手段からデバイスの使用要求を調
停するためのデバイス調停手段とを有するので、同期コ
ピー中に出力側デバイスに異常か発生した時には非同期
処理に切り替え、デバイスから上げられる信号を検知す
ることで処理の自動再開を行い、デバイスの異常を解除
した後に、例えば、スタートキーを押すなどの余計な操
作をしないで済むようになり、デバイスの操作性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のホストコンピュータおよび周辺機器が
接続されたネットワークシステムの構成を示すブロック
図である。
【図2】周辺機器の基本的な構成を示すブロック図であ
る。
【図3】周辺機器のソフトウェア構造の概要を表す図で
ある。
【図4】実施例における周辺機器のソフトウェア構造の
詳細を表す図である。
【図5】イベント待ちフローチャートである。
【図6】コピージョブ実行処理例を示す図である。
【図7】同期処理例イベントフロー図である。
【図8】非同期時スキャナ側処理例イベントフロー図で
ある。
【図9】非同期時プリンタ側処理例イベントフロー図で
ある。
【図10】モード設定例フローチャートである。
【図11】イメージ読み込み処理例フローチャートであ
る。
【図12】イメージ読み出し処理例フローチャートであ
る。
【図13】異常検知イベントフロー図である。
【図14】異常解除検知イベントフロー図である。
【符号の説明】
11 ホストコンピュータ1 12 ホストコンピュータ2 13 ホストコンピュータ3 14 デジタル複合機 15 LAN(ローカルエリアネットワーク) 16 インタフェース 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 外部記憶装置 25 表示部 26 操作部 27 エンジンインタフェース 28 ネットワークインタフェース 29 外部インタフェース 210 システムバス 31 ホストコンピュータ 32 コントローラソフトウェア 33 プロトコル解釈部 34 ジョブ制御部 35 デバイス部 41 ジョブ生成部 42 ジョブ処理部 43 ドキュメント処理部 44 ページ処理部 45 バンド処理部 46 デバイス割り当て部 47 デバイス1 48 デバイス2 49 デバイス3 410 ジョブ 411 入力ドキュメント 412 入力ページ 413 入力バンド 414 出力ドキュメント 415 出力ページ 416 出力バンド
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AP07 AQ05 HH01 HJ08 HQ06 HV09 HV13 HV14 HV31 5B021 AA19 BB01 BB10 EE01 NN21 QQ04 5C062 AA02 AA05 AA13 AA35 AB17 AB22 AB38 AB42 AC21 AC24 AC43 AC55 AC58 AE13 AE14 BA04

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して複数の情報処理
    装置から送信される種々のジョブを実行する周辺機器を
    有する情報処理システムにおいて、前記情報処理装置か
    ら送信されたプロトコルを解釈するプロトコル解釈手段
    と、該プロトコル解釈手段によるプロトコルの解釈にし
    たがってジョブを生成するジョブ生成手段と、該ジョブ
    を小さな入力ドキュメント単位に分割するドキュメント
    生成手段と、該入力ドキュメントを出力ドキュメントに
    変換処理するとともに、前記入力ドキュメントを小さな
    ページ単位に分割するドキュメント処理手段と、入力ペ
    ージを出力ページに変換処理するとともに、前記入力ペ
    ージを小さなバンド単位に分割するページ処理手段と、
    入力バンドを出力バンドに変換処理するバンド処理手段
    と、前記ジョブ処理手段と前記ドキュメント処理手段と
    前記ページ処理手段と前記バンド処理手段とからデバイ
    スの使用要求を調停するためのデバイス調停手段とを有
    することを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記ジョブは、スキャンやプリント等の
    単機能である単体ジョブレベルで存在し、該単体ジョブ
    の組み合わせにより、コピーやファックス送受信等の機
    能である複合ジョブを実現することを特徴とする請求項
    1に記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記ジョブは、順位付けされた優先度に
    より実行されることを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理システム。
  4. 【請求項4】 前記デバイス調停手段は、前記優先順位
    と資源の獲得要求を出した単位に応じて、資源の獲得、
    解放を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理システム。
  5. 【請求項5】 前記資源の獲得/解放要求を出す際に、
    要求を出す処理手段(子)を識別する識別子と、当該処
    理手段の上位にある処理手段(親)の識別子を付加する
    手段と前記処理手段の一連の親子関係を表す識別子に従
    って、資源を獲得/解放させるか否かを判断する手段を
    有することを特徴とする請求項4に記載の情報処理シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記複数のジョブが同時に動作すること
    を特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記ページの処理実行順序を決定する紙
    管理部を有することを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理システム。
  8. 【請求項8】 外部手段からの指示により、スキャナデ
    バイスから読み込んだイメージデータをビデオバス経由
    でプリンタデバイスに転送したり、イメージデータをデ
    ータ記憶領域に保存する画像転送手段を有することを特
    徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  9. 【請求項9】 前記スキャナデバイスからイメージを読
    み込むことが可能になった信号を検知し、この信号をき
    っかけに前記プリンタデバイスに出力命令を発行するこ
    とでデバイス間の同期を取り、前記スキャナデバイスか
    ら読み込んだイメージを前記プリンタデバイスに出力す
    る同期コピー処理を行なうことを特徴とする請求項8に
    記載の情報処理システム。
  10. 【請求項10】 前記プリンタデバイスからイメージを
    書き込むことが可能になった信号を検知し、この信号を
    きっかけに前記スキャナデバイスに読み込み命令を発行
    することでデバイス間の同期を取り、前記スキャナデバ
    イスから読み込んだイメージを前記プリンタデバイスに
    出力する同期コピー処理を行なうことを特徴とする請求
    項8に記載の情報処理システム。
  11. 【請求項11】 前記スキャナデバイスからイメージを
    読み込むことが可能になった信号を検知した時点で、デ
    ータ記憶領域に読み込んだイメージを蓄積し、前記デー
    タ記憶領域に蓄積したイメージを随時プリンタデバイス
    に出力する非同期コピー処理を行なうことを特徴とする
    請求項8に記載の情報処理システム。
  12. 【請求項12】 前記同期コピー処理と前記非同期コピ
    ー処理が動的に切り替わる動作をすることを特徴とする
    請求項10又は11に記載の情報処理システム。
  13. 【請求項13】 前記デバイスの異常を検知する異常検
    知手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理システム。
  14. 【請求項14】 前記デバイスの異常が解除されたこと
    を検知する解除検知手段を有することを特徴とした請求
    項1に記載の情報処理システム。
  15. 【請求項15】 前記デバイスの異常が解除されたこと
    を検知した後、自動的にジョブを再開する再開手段を有
    することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システ
    ム。
  16. 【請求項16】 所定の通信媒体を介して複数の情報処
    理装置から送信される種々のジョブを実行する周辺機器
    の情報処理方法において、前記情報処理装置から送信さ
    れたプロトコルを解釈するプロトコル解釈ステップと、
    該プロトコル解釈ステップによるプロトコルの解釈にし
    たがってジョブを生成するジョブ生成ステップと、該ジ
    ョブを小さな入力ドキュメント単位に分割するドキュメ
    ント生成ステップと、該入力ドキュメントを出力ドキュ
    メントに変換処理するとともに、前記入力ドキュメント
    を小さなページ単位に分割するドキュメント処理ステッ
    プと、入力ページを出力ページに変換処理するととも
    に、前記入力ページを小さなバンド単位に分割するペー
    ジ処理ステップと、入力バンドを出力バンドに変換処理
    するバンド処理ステップと、前記ジョブ処理ステップと
    前記ドキュメント処理ステップと前記ページ処理ステッ
    プと前記バンド処理ステップとからデバイスの使用要求
    を調停するためのデバイス調停ステップとを有すること
    を特徴とする情報処理方法。
  17. 【請求項17】 所定の通信媒体を介して複数の情報処
    理装置から送信される種々のジョブを実行する周辺機器
    の情報処理を制御するプログラムを格納する記録媒体で
    あって、前記情報処理装置から送信されたプロトコルを
    解釈するプロトコル解釈ステップと、該プロトコル解釈
    ステップによるプロトコルの解釈にしたがってジョブを
    生成するジョブ生成ステップと、該ジョブを小さな入力
    ドキュメント単位に分割するドキュメント生成ステップ
    と、該入力ドキュメントを出力ドキュメントに変換処理
    するとともに、前記入力ドキュメントを小さなページ単
    位に分割するドキュメント処理ステップと、入力ページ
    を出力ページに変換処理するとともに、前記入力ページ
    を小さなバンド単位に分割するページ処理ステップと、
    入力バンドを出力バンドに変換処理するバンド処理ステ
    ップと、前記ジョブ処理ステップと前記ドキュメント処
    理ステップと前記ページ処理ステップと前記バンド処理
    ステップとからデバイスの使用要求を調停するためのデ
    バイス調停ステップとを具備し、各ステップを機能させ
    ることを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008110601A (ja) * 2006-10-04 2008-05-15 Seiko Epson Corp 画像保存システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008110601A (ja) * 2006-10-04 2008-05-15 Seiko Epson Corp 画像保存システム

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