JP2002152122A - 戸別受信装置 - Google Patents
戸別受信装置Info
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- JP2002152122A JP2002152122A JP2000339086A JP2000339086A JP2002152122A JP 2002152122 A JP2002152122 A JP 2002152122A JP 2000339086 A JP2000339086 A JP 2000339086A JP 2000339086 A JP2000339086 A JP 2000339086A JP 2002152122 A JP2002152122 A JP 2002152122A
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- light
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- receiving
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】各家庭に設置可能な戸別受信装置であって、防
災弱者と言われている聴覚障害者に対しても災害情報等
をリアルタイムで確実に伝達でき、しかも、聴覚障害者
が戸別受信機を定期的に見るという煩わしさを解消する
ことを目的とする。 【解決手段】基地局からの通報用無線信号を受信するこ
とによって、各種文字情報を表示部6に表示すると共
に、各種音声情報をスピーカ8で出力することが可能な
戸別受信装置1であって、前記通報用無線信号を受信す
ることによって動作する回転灯9光を設けることとし
た。このように、回転灯9を用いれば、表示部6で「火
災」等と表示するだけの場合と異なり、室内の天井或い
は壁に回転灯9の回転発光が当たるため、聴覚障害者に
対しても災害情報等をリアルタイムで確実に伝達でき
る。
災弱者と言われている聴覚障害者に対しても災害情報等
をリアルタイムで確実に伝達でき、しかも、聴覚障害者
が戸別受信機を定期的に見るという煩わしさを解消する
ことを目的とする。 【解決手段】基地局からの通報用無線信号を受信するこ
とによって、各種文字情報を表示部6に表示すると共
に、各種音声情報をスピーカ8で出力することが可能な
戸別受信装置1であって、前記通報用無線信号を受信す
ることによって動作する回転灯9光を設けることとし
た。このように、回転灯9を用いれば、表示部6で「火
災」等と表示するだけの場合と異なり、室内の天井或い
は壁に回転灯9の回転発光が当たるため、聴覚障害者に
対しても災害情報等をリアルタイムで確実に伝達でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、戸別受信装置に関
し、特に、防災行政無線システムの戸別受信装置に関す
る。
し、特に、防災行政無線システムの戸別受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】まず、この種の従来の戸別受信装置につ
いて図面を参照して説明する。
いて図面を参照して説明する。
【0003】図2は、従来の戸別受信装置100の一例
を示すブロック図である。この戸別受信装置100は、
特開平5−160780号公報の開示内容を示したもの
である。
を示すブロック図である。この戸別受信装置100は、
特開平5−160780号公報の開示内容を示したもの
である。
【0004】戸別受信装置100には通報者(防災行政
無線システムのセンターである基地局)からの通報用無
線信号を受ける空中線101が備えられている。この空
中線101には無線受信部102が接続され、通報用無
線信号が低周波出力信号に変換される。この無線受信部
102には低周波出力信号を選択的に呼び出す選択呼出
部103、低周波出力信号を低周波により増幅する低周
波増幅部104、低周波出力信号を選択的に表示する表
示部105および低周波出力信号を録音・再生する録音
・再生部106が接続され、低周波出力信号が選択的に
録音、表示される。
無線システムのセンターである基地局)からの通報用無
線信号を受ける空中線101が備えられている。この空
中線101には無線受信部102が接続され、通報用無
線信号が低周波出力信号に変換される。この無線受信部
102には低周波出力信号を選択的に呼び出す選択呼出
部103、低周波出力信号を低周波により増幅する低周
波増幅部104、低周波出力信号を選択的に表示する表
示部105および低周波出力信号を録音・再生する録音
・再生部106が接続され、低周波出力信号が選択的に
録音、表示される。
【0005】また、低周波増幅部104にはスピーカ1
07が接続され、通報用無線信号が音声として出力され
る。この通報用無線信号は、一般に、図3及び以下に示
すようなフレーム構成になっている。
07が接続され、通報用無線信号が音声として出力され
る。この通報用無線信号は、一般に、図3及び以下に示
すようなフレーム構成になっている。
【0006】
【外1】
【0007】ここで「A1、A2、A3、A4、…」
は、戸別加入者の識別用選択呼び出し信号であって、こ
の選択呼び出し信号が送られてくると、選択呼出部10
3の選択制御信号により低周波増幅部104、表示部1
05および録音・再生部106が制御される。「B1、
B2、B3、B4、…」は、通報信号の要旨、例えば
「火事」、「盗難」、「怪我」等の表題信号である。
「C1、C2、C3、C4、…」は、通報すべき通報内
容信号である。「D」は、通報が終了したことを示す信
号である。
は、戸別加入者の識別用選択呼び出し信号であって、こ
の選択呼び出し信号が送られてくると、選択呼出部10
3の選択制御信号により低周波増幅部104、表示部1
05および録音・再生部106が制御される。「B1、
B2、B3、B4、…」は、通報信号の要旨、例えば
「火事」、「盗難」、「怪我」等の表題信号である。
「C1、C2、C3、C4、…」は、通報すべき通報内
容信号である。「D」は、通報が終了したことを示す信
号である。
【0008】続いて、上記のような従来の戸別受信機1
00の動作を説明する。
00の動作を説明する。
【0009】通常、通報者から通報用無線信号が無線受
信機100に送られてくると、空中線101を介して無
線受信部102により受信される。この無線受信部10
2では通報用無線信号が低周波信号に変換され、選択呼
出部103、低周波増幅部104、表示部105および
録音・再生部106に送られる。
信機100に送られてくると、空中線101を介して無
線受信部102により受信される。この無線受信部10
2では通報用無線信号が低周波信号に変換され、選択呼
出部103、低周波増幅部104、表示部105および
録音・再生部106に送られる。
【0010】通報用無線信号が、例えば、通報者からの
呼び出し信号A1である場合には、選択呼出部103に
より、この通報用無線信号が呼び出され、選択制御信号
が低周波増幅部104、表示部105に送られる。
呼び出し信号A1である場合には、選択呼出部103に
より、この通報用無線信号が呼び出され、選択制御信号
が低周波増幅部104、表示部105に送られる。
【0011】低周波増幅部104が選択制御信号を受け
ると、低周波増幅部104が制御されて低周波信号が増
幅され、スピーカ107から音声が出力される。また、
表示部105が選択制御信号により制御され、通報要旨
信号B1に基づいて、例えば「火災」と表示される。
ると、低周波増幅部104が制御されて低周波信号が増
幅され、スピーカ107から音声が出力される。また、
表示部105が選択制御信号により制御され、通報要旨
信号B1に基づいて、例えば「火災」と表示される。
【0012】この表示部105の表示が行われると、そ
の表示出力信号が録音・再生部106に送られ、低周波
信号の通報用無線信号が録音される。そして終了信号D
を受けると、選択呼び出し部103の選択制御が止めら
れ、低周波増幅部104、表示部105および録音・再
生部106の制御動作が止まり、次の通報用無線信号を
待機することとなる。
の表示出力信号が録音・再生部106に送られ、低周波
信号の通報用無線信号が録音される。そして終了信号D
を受けると、選択呼び出し部103の選択制御が止めら
れ、低周波増幅部104、表示部105および録音・再
生部106の制御動作が止まり、次の通報用無線信号を
待機することとなる。
【0013】また、このような通報処理は受信者の有無
に拘らず行われ、受信者が不在中に通報用無線信号が送
られた場合には、受信者が戻ったときに表示部105並
びにスピーカ107で受信内容を視聴することができ
る。
に拘らず行われ、受信者が不在中に通報用無線信号が送
られた場合には、受信者が戻ったときに表示部105並
びにスピーカ107で受信内容を視聴することができ
る。
【0014】しかし、従来の戸別受信装置100によれ
ば、スピーカ107から音声情報を出力すると共に、表
示部105に防災等の文字情報が表示されるが、災害時
に防災弱者と言われている聴覚障害者(耳の不自由な
人)は音声情報を認識できない。そのため、基地局が防
災等の文字情報をリアルタイムで確実に伝達することは
困難である。一方、聴覚障害者にしてみれば、通報用無
線信号が送られたことを遅れて認識しないようにするた
め、定期的に表示部105を見る等して生活しなければ
ならず、煩わしいという問題がある。
ば、スピーカ107から音声情報を出力すると共に、表
示部105に防災等の文字情報が表示されるが、災害時
に防災弱者と言われている聴覚障害者(耳の不自由な
人)は音声情報を認識できない。そのため、基地局が防
災等の文字情報をリアルタイムで確実に伝達することは
困難である。一方、聴覚障害者にしてみれば、通報用無
線信号が送られたことを遅れて認識しないようにするた
め、定期的に表示部105を見る等して生活しなければ
ならず、煩わしいという問題がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した事情
を鑑みてなされたものであり、各家庭に設置可能な戸別
受信装置であって、防災弱者と言われている聴覚障害者
に対しても災害情報等をリアルタイムで確実に伝達で
き、しかも、聴覚障害者が戸別受信機を定期的に見ると
いう煩わしさを解消することを目的としたものである。
を鑑みてなされたものであり、各家庭に設置可能な戸別
受信装置であって、防災弱者と言われている聴覚障害者
に対しても災害情報等をリアルタイムで確実に伝達で
き、しかも、聴覚障害者が戸別受信機を定期的に見ると
いう煩わしさを解消することを目的としたものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、基地局からの通報用無線信号を受信すること
によって、各種文字情報を表示部に表示することが可能
な戸別受信装置において、前記通報用無線信号を受信す
ることによって光を発光させる発光手段を具備したこと
を特徴とする戸別受信装置である。
の発明は、基地局からの通報用無線信号を受信すること
によって、各種文字情報を表示部に表示することが可能
な戸別受信装置において、前記通報用無線信号を受信す
ることによって光を発光させる発光手段を具備したこと
を特徴とする戸別受信装置である。
【0017】請求項2に記載の発明は、基地局からの通
報用無線信号を受信することによって、各種文字情報を
表示部に表示することが可能な戸別受信装置において、
前記受信した通報用無線信号からどのような内容の通報
かを判別する判別手段と、前記判別手段の判別結果に基
づいて異なった種類の光を発光させる発光手段を具備し
たことを特徴とする戸別受信装置である。
報用無線信号を受信することによって、各種文字情報を
表示部に表示することが可能な戸別受信装置において、
前記受信した通報用無線信号からどのような内容の通報
かを判別する判別手段と、前記判別手段の判別結果に基
づいて異なった種類の光を発光させる発光手段を具備し
たことを特徴とする戸別受信装置である。
【0018】請求項3に記載の発明は、基地局からの通
報用無線信号を受信することによって、各種文字情報を
表示部に表示すると共に、各種音声情報をスピーカで出
力することが可能な戸別受信装置において、前記通報用
無線信号を受信することによって光を発光させる発光手
段を具備したことを特徴とする戸別受信装置である。
報用無線信号を受信することによって、各種文字情報を
表示部に表示すると共に、各種音声情報をスピーカで出
力することが可能な戸別受信装置において、前記通報用
無線信号を受信することによって光を発光させる発光手
段を具備したことを特徴とする戸別受信装置である。
【0019】請求項4に記載の発明は、基地局からの通
報用無線信号を受信することによって、各種文字情報を
表示部に表示すると共に、各種音声情報をスピーカで出
力することが可能な戸別受信装置において、前記受信し
た通報用無線信号からどのような内容の通報かを判別す
る判別手段と、前記判別手段の判別結果に基づいて異な
った種類の光を発光させる発光手段を具備したことを特
徴とする戸別受信装置である。
報用無線信号を受信することによって、各種文字情報を
表示部に表示すると共に、各種音声情報をスピーカで出
力することが可能な戸別受信装置において、前記受信し
た通報用無線信号からどのような内容の通報かを判別す
る判別手段と、前記判別手段の判別結果に基づいて異な
った種類の光を発光させる発光手段を具備したことを特
徴とする戸別受信装置である。
【0020】請求項5に記載の発明は、前記判別手段に
よって判別する通報は、一般通報か或いは緊急通報であ
ることを特徴とする請求項2又は4に記載の戸別受信装
置である。
よって判別する通報は、一般通報か或いは緊急通報であ
ることを特徴とする請求項2又は4に記載の戸別受信装
置である。
【0021】請求項6に記載の発明は、前記発光手段に
よって発光される異なった種類の光は、発光間隔を変え
ることによって区別した光であることを特徴とする請求
項1乃至5に記載の戸別受信装置である。
よって発光される異なった種類の光は、発光間隔を変え
ることによって区別した光であることを特徴とする請求
項1乃至5に記載の戸別受信装置である。
【0022】請求項7に記載の発明は、前記発光手段に
よって発光される異なった種類の光は、発光強度を変え
ることによって区別した光であることを特徴とする請求
項1乃至5に記載の戸別受信装置である。
よって発光される異なった種類の光は、発光強度を変え
ることによって区別した光であることを特徴とする請求
項1乃至5に記載の戸別受信装置である。
【0023】請求項8に記載の発明は、前記発光手段
は、回転灯であることを特徴とする請求項1乃至5に記
載の戸別受信装置である。
は、回転灯であることを特徴とする請求項1乃至5に記
載の戸別受信装置である。
【0024】請求項9に記載の発明は、前記回転灯によ
って発光される異なった種類の光は、当該回転灯の回転
数を変えることによって区別した光であることを特徴と
する請求項8に記載の戸別受信装置である。
って発光される異なった種類の光は、当該回転灯の回転
数を変えることによって区別した光であることを特徴と
する請求項8に記載の戸別受信装置である。
【0025】請求項10に記載の発明は、前記回転灯に
よって発光される異なった種類の光は、当該回転灯を回
転して発光する場合と回転しないで発光する場合とで区
別した光であることを特徴とする請求項8に記載の戸別
受信装置である。
よって発光される異なった種類の光は、当該回転灯を回
転して発光する場合と回転しないで発光する場合とで区
別した光であることを特徴とする請求項8に記載の戸別
受信装置である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明における戸別受信装
置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
【0027】図1は、本実施形態の戸別受信装置1の一
例を示すブロック図である。この戸別受信装置1には通
報者(防災行政無線システムのセンターである基地局)
からの通報用無線信号を受ける空中線2が備えられてい
る。この空中線2には無線受信部3が接続され、通報用
無線信号が低周波出力信号に変換される。この無線受信
部3には低周波出力信号を選択的に呼び出す選択呼出部
4、低周波出力信号を低周波により増幅する低周波増幅
部5、低周波出力信号を選択的に表示する表示部6およ
び低周波出力信号を録音・再生する録音・再生部7が接
続され、低周波出力信号が選択的に録音、表示される。
例を示すブロック図である。この戸別受信装置1には通
報者(防災行政無線システムのセンターである基地局)
からの通報用無線信号を受ける空中線2が備えられてい
る。この空中線2には無線受信部3が接続され、通報用
無線信号が低周波出力信号に変換される。この無線受信
部3には低周波出力信号を選択的に呼び出す選択呼出部
4、低周波出力信号を低周波により増幅する低周波増幅
部5、低周波出力信号を選択的に表示する表示部6およ
び低周波出力信号を録音・再生する録音・再生部7が接
続され、低周波出力信号が選択的に録音、表示される。
【0028】また、低周波増幅部5にはスピーカ8が接
続され、通報用無線信号が音声として出力される。
続され、通報用無線信号が音声として出力される。
【0029】更に、本実施形態の戸別受信装置1には、
回転灯9が備えられている。この回転灯9は、選択呼出
部4からの選択制御信号によって、異なった種類の光を
発光することが可能である。この通報用無線信号は、上
記と同様、図4及び以下に示すようなフレーム構成にな
っている。
回転灯9が備えられている。この回転灯9は、選択呼出
部4からの選択制御信号によって、異なった種類の光を
発光することが可能である。この通報用無線信号は、上
記と同様、図4及び以下に示すようなフレーム構成にな
っている。
【0030】
【外2】
【0031】ここで選択呼び出し信号は、戸別加入者の
識別用選択呼び出し信号であって、この選択呼び出し信
号が送られて来ると、選択呼出部4の選択制御信号によ
り低周波増幅部5、表示部6、録音・再生部7、及び回
転灯9が制御される。
識別用選択呼び出し信号であって、この選択呼び出し信
号が送られて来ると、選択呼出部4の選択制御信号によ
り低周波増幅部5、表示部6、録音・再生部7、及び回
転灯9が制御される。
【0032】また、通報要旨信号は、通報信号の要旨、
例えば「火事」、「盗難」、「怪我」、「午後5時」等
の表題信号である。また、回転灯9で異なった種類の光
(回転数が異なった光)を発光する場合にも用いられ
る。
例えば「火事」、「盗難」、「怪我」、「午後5時」等
の表題信号である。また、回転灯9で異なった種類の光
(回転数が異なった光)を発光する場合にも用いられ
る。
【0033】更に、通報信号は、スピーカ8で通報すべ
き通報内容信号である。「D」は、通報が終了したこと
を示す信号である。
き通報内容信号である。「D」は、通報が終了したこと
を示す信号である。
【0034】続いて、上記のような従来の戸別受信機1
の動作を説明する。
の動作を説明する。
【0035】通常、通報者から通報用無線信号が無線受
信機1に送られてくると、空中線2を介して無線受信部
3により受信される。この無線受信部3では通報用無線
信号が低周波信号に変換され、選択呼出部4、低周波増
幅部5、表示部6および録音・再生部7に送られる。
信機1に送られてくると、空中線2を介して無線受信部
3により受信される。この無線受信部3では通報用無線
信号が低周波信号に変換され、選択呼出部4、低周波増
幅部5、表示部6および録音・再生部7に送られる。
【0036】通報用無線信号が、例えば、通報者からの
呼び出し信号A1である場合には、選択呼出部4によ
り、この通報用無線信号が呼び出され、選択制御信号が
低周波増幅部5、表示部6及び発光部9に送られる。
呼び出し信号A1である場合には、選択呼出部4によ
り、この通報用無線信号が呼び出され、選択制御信号が
低周波増幅部5、表示部6及び発光部9に送られる。
【0037】低周波増幅部5が選択制御信号を受ける
と、低周波増幅部5が制御されて低周波信号が増幅さ
れ、スピーカ8から音声が出力される。また、表示部6
が選択制御信号により制御され通報要旨信号B1に基づ
いて、例えば「火災」と表示される。また、表示部6の
表示が行われると、その表示出力信号が録音・再生部7
に送られ、低周波信号の通報用無線信号が録音される。
と、低周波増幅部5が制御されて低周波信号が増幅さ
れ、スピーカ8から音声が出力される。また、表示部6
が選択制御信号により制御され通報要旨信号B1に基づ
いて、例えば「火災」と表示される。また、表示部6の
表示が行われると、その表示出力信号が録音・再生部7
に送られ、低周波信号の通報用無線信号が録音される。
【0038】更に、回転灯9が選択制御信号により制御
され、通報要旨信号B1に基づいて動作する。この場
合、回転灯による回転数は通報要旨信号によって異な
り、一般通報の場合は低速回転し、緊急通報の場合は高
速回転する。例えば、通報要旨信号B1が「火災」等の
緊急通報の場合には回転灯が高速回転し、通報要旨信号
B2が「午後5時」等の一般通報の場合には回転灯が低
速回転する。
され、通報要旨信号B1に基づいて動作する。この場
合、回転灯による回転数は通報要旨信号によって異な
り、一般通報の場合は低速回転し、緊急通報の場合は高
速回転する。例えば、通報要旨信号B1が「火災」等の
緊急通報の場合には回転灯が高速回転し、通報要旨信号
B2が「午後5時」等の一般通報の場合には回転灯が低
速回転する。
【0039】そして終了信号Dを受けると、選択呼出部
4の選択制御が止められ、低周波増幅部5、表示部6、
録音・再生部8、及び発光部9の制御動作が止まり、次
の通報用無線信号を待機することとなる。
4の選択制御が止められ、低周波増幅部5、表示部6、
録音・再生部8、及び発光部9の制御動作が止まり、次
の通報用無線信号を待機することとなる。
【0040】また、このような通報処理は受信者の有無
に拘らず行われ、受信者が不在中に通報用無線信号が送
られた場合には、受信者が戻ったときに表示部6並びに
スピーカ8で受信内容を視聴することができる。
に拘らず行われ、受信者が不在中に通報用無線信号が送
られた場合には、受信者が戻ったときに表示部6並びに
スピーカ8で受信内容を視聴することができる。
【0041】以上説明したように、本実施形態の戸別受
信装置1によれば、通信用無線信号を受信した場合に
は、表示部6及びスピーカ8だけでなく、回転灯9の回
転発光によって戸別受信者に告知することができる。こ
のように、回転灯9を用いれば、表示部6で「火災」等
と表示するだけの場合と異なり、室内の天井或いは壁に
回転灯9の回転発光が当たることとなる。このため、聴
覚障害者に対しても災害情報等をリアルタイムで確実に
伝達でき、しかも、聴覚障害者が戸別受信装置を定期的
に見るという煩わしさを解消することができるという効
果を奏する。
信装置1によれば、通信用無線信号を受信した場合に
は、表示部6及びスピーカ8だけでなく、回転灯9の回
転発光によって戸別受信者に告知することができる。こ
のように、回転灯9を用いれば、表示部6で「火災」等
と表示するだけの場合と異なり、室内の天井或いは壁に
回転灯9の回転発光が当たることとなる。このため、聴
覚障害者に対しても災害情報等をリアルタイムで確実に
伝達でき、しかも、聴覚障害者が戸別受信装置を定期的
に見るという煩わしさを解消することができるという効
果を奏する。
【0042】尚、上記実施形態では回転灯9を用いた
が、これに限ることはなく、フラッシュ(閃光)を発光
するフラッシュ装置(外部フラッシュ)を用いてもよ
い。この場合、一般通報と緊急通報の違いは、フラッシ
ュの発光強度を変えたり、フラッシュの発光間隔を変え
ることによって現わす。
が、これに限ることはなく、フラッシュ(閃光)を発光
するフラッシュ装置(外部フラッシュ)を用いてもよ
い。この場合、一般通報と緊急通報の違いは、フラッシ
ュの発光強度を変えたり、フラッシュの発光間隔を変え
ることによって現わす。
【0043】また、一般通報の場合に回転灯9を単に点
灯させ、緊急通報の場合に回転灯9を回転させるように
してもよい。
灯させ、緊急通報の場合に回転灯9を回転させるように
してもよい。
【0044】更に、上記回転灯9又はフラッシュ装置
は、戸別受信装置に後付けすることができるようにして
もよい。
は、戸別受信装置に後付けすることができるようにして
もよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の戸別受信
装置によれば、通信用無線信号を受信した場合に光を発
光させる発光手段を具備しているため、聴覚障害者に対
しても災害情報等をリアルタイムで確実に伝達でき、し
かも、聴覚障害者が戸別受信機を定期的に見るという煩
わしさを解消することができるという効果を奏する。
装置によれば、通信用無線信号を受信した場合に光を発
光させる発光手段を具備しているため、聴覚障害者に対
しても災害情報等をリアルタイムで確実に伝達でき、し
かも、聴覚障害者が戸別受信機を定期的に見るという煩
わしさを解消することができるという効果を奏する。
【図1】本発明の実施形態における戸別受信機の概要を
示すブロック線図。
示すブロック線図。
【図2】従来の戸別受信機の概要を示すブロック図。
【図3】本発明及び従来の通信用無線信号のフレーム構
成図。
成図。
【符号の説明】 1 戸別受信機 2 空中線 3 無線受信部 4 選択呼出部 5 低周波増幅部 6 表示部 7 録音・再生部 8 スピーカ 9 回転灯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04H 1/00 H04H 1/00 L (72)発明者 関野 功夫 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 東 芝通信システムエンジニアリング株式会社 内 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA10 AA14 AA23 AA37 AA44 BB20 BB73 DD04 DD05 DD24 EE16 FF02 FF17 GG07 GG18 GG23 GG66 GG70 GG83 5K061 AA09 BB00 DD00 DD12 DD14 FF03 FF11 5K067 AA34 BB22 EE02 EE10 FF23 FF24 FF25 HH23
Claims (10)
- 【請求項1】 基地局からの通報用無線信号を受信する
ことによって、各種文字情報を表示部に表示することが
可能な戸別受信装置において、 前記通報用無線信号を受信することによって光を発光さ
せる発光手段を具備したことを特徴とする戸別受信装
置。 - 【請求項2】 基地局からの通報用無線信号を受信する
ことによって、各種文字情報を表示部に表示することが
可能な戸別受信装置において、 前記受信した通報用無線信号からどのような内容の通報
かを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に基づいて異なった種類の光を
発光させる発光手段を具備したことを特徴とする戸別受
信装置。 - 【請求項3】 基地局からの通報用無線信号を受信する
ことによって、各種文字情報を表示部に表示すると共
に、各種音声情報をスピーカで出力することが可能な戸
別受信装置において、 前記通報用無線信号を受信することによって光を発光さ
せる発光手段を具備したことを特徴とする戸別受信装
置。 - 【請求項4】 基地局からの通報用無線信号を受信する
ことによって、各種文字情報を表示部に表示すると共
に、各種音声情報をスピーカで出力することが可能な戸
別受信装置において、 前記受信した通報用無線信号からどのような内容の通報
かを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に基づいて異なった種類の光を
発光させる発光手段を具備したことを特徴とする戸別受
信装置。 - 【請求項5】 前記判別手段によって判別する通報は、
一般通報か或いは緊急通報であることを特徴とする請求
項2又は4に記載の戸別受信装置。 - 【請求項6】 前記発光手段によって発光される異なっ
た種類の光は、発光間隔を変えることによって区別した
光であることを特徴とする請求項1乃至5に記載の戸別
受信装置。 - 【請求項7】 前記発光手段によって発光される異なっ
た種類の光は、発光強度を変えることによって区別した
光であることを特徴とする請求項1乃至5に記載の戸別
受信装置。 - 【請求項8】 前記発光手段は、回転灯であることを特
徴とする請求項1乃至5に記載の戸別受信装置。 - 【請求項9】 前記回転灯によって発光される異なった
種類の光は、当該回転灯の回転数を変えることによって
区別した光であることを特徴とする請求項8に記載の戸
別受信装置。 - 【請求項10】 前記回転灯によって発光される異なっ
た種類の光は、当該回転灯を回転して発光する場合と回
転しないで発光する場合とで区別した光であることを特
徴とする請求項8に記載の戸別受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000339086A JP2002152122A (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 戸別受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000339086A JP2002152122A (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 戸別受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002152122A true JP2002152122A (ja) | 2002-05-24 |
Family
ID=18814200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000339086A Pending JP2002152122A (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 戸別受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002152122A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008250798A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Kyudenko Corp | 情報端末装置 |
JP2009296069A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-17 | Mitsumi Electric Co Ltd | 端末装置及びこの端末装置による信号受信方法 |
-
2000
- 2000-11-07 JP JP2000339086A patent/JP2002152122A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008250798A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Kyudenko Corp | 情報端末装置 |
JP2009296069A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-17 | Mitsumi Electric Co Ltd | 端末装置及びこの端末装置による信号受信方法 |
JP4636124B2 (ja) * | 2008-06-02 | 2011-02-23 | ミツミ電機株式会社 | 端末装置及びこの端末装置による信号受信方法 |
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