JP2002151192A - エンコーダカバー構造 - Google Patents

エンコーダカバー構造

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JP2002151192A
JP2002151192A JP2000342070A JP2000342070A JP2002151192A JP 2002151192 A JP2002151192 A JP 2002151192A JP 2000342070 A JP2000342070 A JP 2000342070A JP 2000342070 A JP2000342070 A JP 2000342070A JP 2002151192 A JP2002151192 A JP 2002151192A
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JP
Japan
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cover
connector
encoder
cover structure
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000342070A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Nakajima
修司 中島
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、カバーとコネクタとを樹脂で一体
成形することにより、コネクタ取付の簡略化、防塵・防
水性の確保を目的とする。 【解決手段】 本発明によるエンコーダカバー構造は、
エンコーダ部を内蔵させるカバー(1)を有する構造にお
いて、カバー(1)の一壁部(1a)にはコネクタ(4)が一体成
形にて設けられていることにより、コネクタ取付の簡略
化、防塵・防水性の確保を得る構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンコーダカバー
構造に関し、特に、カバーとコネクタとを一体成形する
ことにより、部品点数の削減を行い、配線作業、エンコ
ーダ構造の簡素化、防塵及び防水性の向上を得るための
新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のエンコー
ダカバー構造としては、図2、図3及び図4で示される
ものが代表的な構成であった。すなわち、図2において
符号1で示されるものは全体形状がほぼ箱形又は円筒形
等をなすカバーであり、このカバー1内には図示しない
エンコーダ部が収容されて位置している。このカバー1
の上面(側面の場合もある)である一壁部1aには、カ
バー開口部2が形成され、このカバー1内に設けられた
エンコーダ部の基板3に取付けられたコネクタ4が前記
カバー開口部2を貫通して上方又は側面へ突出してい
る。従って、この基板3をカバー1に固定することによ
り、カバー開口部2に対してコネクタ4を固定してい
る。
【0003】次に、図3に示される他の従来構成の場
合、カバー1の上面(側面の場合もある)である一壁部
1aに、コネクタ4を有する蓋体5をビス6で構成し、
このコネクタ4をカバー1内の図示しない基板に接続し
ているる
【0004】さらに、図4で示される他の従来構成の場
合、カバー1の側面(上面の場合もある)である一側壁
1bに形成された開口1cからケーブル7を外部に導出
し、このケーブル7の先端にコネクタ4が接続されてい
る。なお、このケーブル7の基端は、カバー1内の図示
しない基板に接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のエンコーダカバ
ー構造は、以上のように構成されていたため、次のよう
な課題が存在していた。すなわち、図2の従来構成の場
合、基板に市販のコネクタを取付けなければならず、カ
バー開口部に合わせてコネクタを位置決めしなければな
らなかった。また、図3の従来構成の場合、市販のコネ
クタを取付けた蓋体をカバーに装着し、このコネクタの
端子又はケーブルを内部のエンコーダ部と接続させなけ
ればならなかった。また、図4の従来構成の場合、ケー
ブルの先端にコネクタを接続し、このケーブルをカバー
の側壁の開口を介してカバー内に導入し、このケーブル
の先端をカバー内の基板等に接続しなければならず、組
立作業に多くの時間を要していた。また、何れの構成に
おいても、コネクタとカバーとの間、ケーブルとカバー
との間には、隙間が生じる場合があるため、この隙間か
らカバー内への塵等の侵入は避けられず、エンコーダの
耐久性等の向上も極めて困難であった。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、カバーとコネクタとを一体
成形することにより、部品点数の削減を行い、配線作
業、エンコーダ構造の簡素化、防塵及び防水性の向上を
得るようにしたエンコーダカバー構造を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるエンコーダ
カバー構造は、内部にエンコーダ部を位置させるカバー
を有するエンコーダカバー構造において、前記カバーの
一壁部にはコネクタが一体成形にて設けられており、ま
た、前記コネクタは、その一部が前記一壁部の壁面から
突出又は面一で設けられている構成であり、また、前記
コネクタのコネクタピンは、前記コネクタに対して着脱
自在又は一体である構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるエ
ンコーダカバー構造の好適な実施の形態について説明す
る。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付
して説明する。図1において符号1で示されるものは、
全体形状がほぼ箱形又は円筒形等をなし内部に図示しな
いエンコーダ部を有する樹脂製のカバーであり、このカ
バー1の上面(側面の場合もある)である一壁部1aに
は長手形状(角型、丸型等もある)のコネクタ4が一体
形成にて形成されている。すなわち、射出成形機の金型
のキャビティ内にコネクタ4のコネクタピン10を保持
するためのピンホルダ板11を保持した状態で射出成形
によってカバー1とコネクタ4とを一体成形するか、又
は、カバー1とコネクタ4とを一体成形した後にピンホ
ルダ板11をコネクタ4に嵌合させることができる。な
お、前記コネクタピン10は、ピンホルダ板11に対し
て着脱自在又は一体に設けられ、必要に応じてコネクタ
ピン10の数を任意に選ぶことができるように構成され
ている。
【0009】なお、前記コネクタ4の一部は、前記カバ
ー1の一壁面1aから上方に突出(又は突出しないで面
一の場合もある)しているか、エンコーダの仕様によっ
ては突出しない場合もある。前記各コネクタピン10
は、前記カバー1内に設けられた基板(図2に示され
る)の端子又は電極(図示せず)に電気的に接続するよ
うに構成されている。従って、従来のように市販品のコ
ネクタを用いることなく、コネクタ4とカバー1とを一
体成形することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明によるエンコーダカバー構造は、
以上のように構成されているため、次のような効果を得
ることができる。すなわち、カバーとコネクタとを樹脂
により一体成形しているため、従来のように市販のコネ
クタを購入してカバー内の基板等に取付ける必要もな
く、部品点数を少なくし、防塵及び防水性の確保、配線
作業の簡略化等を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエンコーダカバー構造を示す斜視
図である。
【図2】従来のエンコーダカバー構造を示す斜視図であ
る。
【図3】従来のエンコーダカバー構造を示す斜視図であ
る。
【図4】従来のエンコーダカバー構造を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 カバー 1a 一壁部 4 コネクタ 10 コネクタピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にエンコーダ部を位置させるカバー
    (1)を有するエンコーダカバー構造において、前記カバ
    ー(1)の一壁部(1a)にはコネクタ(4)が一体成形にて設け
    られていることを特徴とするエンコーダカバー構造。
  2. 【請求項2】 前記コネクタ(4)は、その一部が前記一
    壁部(1a)の壁面から突出又は面一で設けられていること
    を特徴とするエンコーダカバー構造。
  3. 【請求項3】 前記コネクタ(4)のコネクタピン(10)
    は、前記コネクタ(4)に対して着脱自在又は一体である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のエンコーダカバ
    ー構造。
JP2000342070A 2000-11-09 2000-11-09 エンコーダカバー構造 Pending JP2002151192A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1524734A1 (en) * 2003-10-16 2005-04-20 Dr. Johannes Heidenhain GmbH Encoder

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