JP2002150642A - 位置検出および衝突防止制御装置ならびに方法 - Google Patents
位置検出および衝突防止制御装置ならびに方法Info
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- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
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- Automatic Disk Changers (AREA)
Abstract
動する複数の移送機構間の衝突を防止する。 【解決手段】衝突防止制御装置1は、移動体の位置する
座標値を推定する処理を繰り返し、位置検出手段5が検
出する移送機構が走行中の区間の位置アドレスの変化時
に、区間での移動体の区間速度を求める。次に、衝突防
止制御装置は、移動体が定速状態である場合は、位置検
出手段5が検出した位置アドレスが示す区間の移動体が
入ってきた側の端の座標値、区間速度および前回の処理
時からの経過時間に基づいて移動体の推定位置の座標値
を求め、移動体が減速状態である場合は、当該区間の端
の座標値、区間速度、減速度および前記経過時間に基づ
いて移動体の推定位置の座標値を求める。
Description
突防止制御装置ならびに方法に関し、特にライブラリ装
置で多数の磁気テープを格納庫に対し出し入れし、搬送
する移送機構の位置を検出し、衝突を防止するように制
御する装置および方法に関する。
行路上を複数の移送機構が移動し、これら移送機構が互
いに衝突しないように制御する必要がある。しかも、走
行路は、位置アドレスが付された複数の区間に分割さ
れ、各移送機構が位置する走行路区間の位置アドレスは
検出できるが、その区間内のどこに位置するかという細
かな位置情報を直接、得ることはできない。また、それ
ら区間の長さは、必ずしも一定ではない。
防止制御装置が、特開平3−100809号公報に記載
されている。
が走行路の各位置アドレスに対応する区間を走行するの
に要した時間情報のみから、2つの移送機構間の距離を
求め、衝突する危険の有無の判定を行っている。
止制御装置においては、次のような課題がある。
の場合には現在位置情報が更新されないため、誤った衝
突判定をする可能性が大きいことである。
的に位置検出手段から位置情報が得られない場合にも現
在位置情報が更新されないため、誤った衝突判定をする
可能性が大きいことである。
は、位置アドレスが付された複数の区間(図5の72)
に分割された走行路(図5の71)と、前記走行路上を
加速状態、定速状態または所定の減速度で減速される減
速状態で移動する移動体(図5の70)と、前記移動体
が走行している前記区間の前記位置アドレスを検出する
位置検出手段(図1の5)と、この位置検出手段が検出
した前記位置アドレスを受けて、次に示す処理を時間間
隔をもって繰り返して前記移動体の前記走行路上の位置
を表す座標値を求める位置算出手段とを含むことを特徴
とする。
が検出する前記位置アドレスが前回の処理でのものより
変化した処理(これを第1の処理と称す)の時刻から、
次に前記位置検出手段が検出する前記位置アドレスが変
化した処理(これを第2の処理と称す)の時刻までの時
間で、前記第1の処理で前記位置検出手段が検出した前
記位置アドレスが示す前記区間の長さを除算して当該区
間を走行時の前記移動体の速度である区間速度を求め、
前記第2の処理時からさらに次に前記位置検出手段が検
出する前記位置アドレスが変化した処理(これを第3の
処理と称す)までにおいて、前記移動体が定速状態であ
る場合は、前記第2の処理で前記位置検出手段が検出す
る前記位置アドレスが示す前記区間の前記移動体が入っ
てきた側の端の前記座標値、前記区間速度および前記第
2の処理時からの経過時間に基づいて前記移動体の推定
位置の座標値を求め、前記移動体が減速状態である場合
は、当該第2の処理での区間の端の座標値、前記区間速
度、前記減速度および前記経過時間に基づいて前記移動
体の推定位置の座標値を求める。
付された複数の区間(図5の72)に分割された走行路
(図5の71)と、前記走行路上を所定の加速度で加速
される加速状態、定速状態または所定の減速度で減速さ
れる減速状態で移動する移動体(図5の70)と、前記
移動体が走行している前記区間の前記位置アドレスを検
出する位置検出手段(図1の5)と、この位置検出手段
が検出した前記位置アドレスを受けて、次に示す処理を
時間間隔をもって繰り返して前記移動体の前記走行路上
の位置を表す座標値を求める位置算出手段とを含むこと
を特徴とする。
が検出する前記位置アドレスが前回の処理でのものより
変化した処理(これを第1の処理と称す)の時刻から、
次に前記位置検出手段が検出する前記位置アドレスが変
化した処理(これを第2の処理と称す)の時刻までの時
間で、前記第1の処理で前記位置検出手段が検出した前
記位置アドレスが示す前記区間の長さを除算して当該区
間を走行時の前記移動体の速度である区間速度を求め、
前記第2の処理時からさらに次に前記位置検出手段が検
出する前記位置アドレスが変化した処理(これを第3の
処理と称す)までにおいて、前記移動体が定速状態であ
る場合は、前記第2の処理で前記位置検出手段が検出す
る前記位置アドレスが示す前記区間の前記移動体が入っ
てきた側の端の前記座標値、前記区間速度および前記第
2の処理時からの経過時間に基づいて前記移動体の推定
位置の座標値を求め、前記移動体が減速状態である場合
は、当該第2の処理での区間の端の座標値、前記区間速
度、前記減速度および前記経過時間に基づいて前記移動
体の推定位置の座標値を求め、前記移動体が加速状態で
ある場合は、当該第2の処理での区間の端の座標値、前
記区間速度、前記加速度および前記経過時間に基づいて
前記移動体の推定位置の座標値を求める。
付された複数の区間(図5の72)に分割された走行路
(図5の71)と、 前記走行路上を加速状態、定速状
態または所定の減速度で減速される減速状態で移動する
移動体(図5の70)と、前記移動体が走行している前
記区間の前記位置アドレスを検出する位置検出手段(図
1の5)と、この位置検出手段が検出した前記位置アド
レスを受けて次に示す処理を繰り返して前記移動体の推
定速度および前記走行路上の位置を表す座標値を推定す
る推定位置を求める位置算出手段とを含むことを特徴と
する。
の番号をk、k番の処理で前記位置検出手段が検出した
前記位置アドレスをN[k]、k番の処理での前記移動
体の推定位置をXe[k]、前記移動体の推定速度をV
e[k]とし、前回の処理時からの今回の処理時までの
時間をΔT[k]として、次の処理を行う。
での位置アドレスN[k−1]から変化したときに行う
処理は、次のとおりである。
前の位置アドレス変化の際の処理の番号をjとし、速度
V[k]=(X[k]−X[j])/(ΣΔT[i])
とする。ここで、i=j+1,…,k、位置アドレスN
[k−1]が示す前記区間の前記移動体が入ってきた側
の端の前記座標値がX[j]、位置アドレスN[k]が
示す前期区間の前記移動体が入ってきた側の端の前記座
標値がX[k]である。
とする。
とする。
る。
理は、現在の位置アドレスが示す区間の長さをLとする
と、|Xe[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理
を繰り返す。
−1]+Ve[k−1]ΔT[k]とする。
とする。
理は、|Xe[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処
理を繰り返す。
−1]+(Ve[k−1]−αΔT[k]/2)ΔT
[k]とする。ここでαは、減速度である。
[k]−αΔT[k]とする。
付された複数の区間(図5の72)に分割された走行路
(図5の71)と、 前記走行路上を所定の加速度で加
速される加速状態、定速状態または所定の減速度で減速
される減速状態で移動する移動体(図5の70)と、前
記移動体が走行している前記区間の前記位置アドレスを
検出する位置検出手段(図1の5)と、この位置検出手
段が検出した前記位置アドレスを受けて次に示す処理を
繰り返して前記移動体の推定速度および前記走行路上の
位置を表す座標値を推定する推定位置を求める位置算出
手段とを含むことを特徴とする。
の番号をk、k番の処理で前記位置検出手段が検出した
前記位置アドレスをN[k]、k番の処理での前記移動
体の推定位置をXe[k]、前記移動体の推定速度をV
e[k]とし、前回の処理時からの今回の処理時までの
時間をΔT[k]として次の処理を行う。
での位置アドレスN[k−1]から変化したときに行う
処理は、次のとおりである。
前の位置アドレス変化の際の処理の番号をjとし、速度
V[k]=(X[k]−X[j])/(ΣΔT[i])
とする。ここで、i=j+1,…,k、位置アドレスN
[k−1]が示す前記区間の前記移動体が入ってきた側
の端の前記座標値がX[j]、位置アドレスN[k]が
示す前期区間の前記移動体が入ってきた側の端の前記座
標値がX[k]である。なお、前記移動体が停止状態か
ら移動を開始するときは、移動開始後の最初の処理の番
号をjとし、前記移動体が停止状態にあった時の停止位
置XsをX[j]とする。
とする。
とする。
る。
現在の位置アドレスが示す区間の長さをLとすると、|
Xe[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り
返す。
−1]+Ve[k−1]ΔT[k]とする。
とする。
は、|Xe[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理
を繰り返す。
−1]+(Ve[k−1]−αΔT[k]/2)ΔT
[k]とする。ここでαは、減速度である。
[k]−αΔT[k]とする。
止位置Xs=Xe[k]とする。
|Xe[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰
り返す。なお、前記移動体が停止状態から加速状態の移
動を始める時は、移動後の最初の処理でXe[k−1]
=Xsとし、Ve[k−1]=0とする。
−1]+(Ve[k−1]+γΔT[k]/2)ΔT
[k]とする。ここでγは、加速度である。
−1]+γΔT[k]とする。
スが付された複数の区間(図5の72)に分割された走
行路(図7の71)と、前記走行路上を加速状態、定速
状態または所定の減速度で減速される減速状態で通常は
移動し、緊急停止時には緊急停止減速度で減速される複
数の移動体(図7の90、91)と、前記移動体が走行し
ている前記区間の前記位置アドレスを検出する位置検出
手段(図1の5)と、この位置検出手段が検出した前記
位置アドレスを受けて、次に示す処理を時間間隔をもっ
て繰り返して前記移動体の前記走行路上の位置を表す座
標値を求める位置算出手段と、前記移動体のいずれかが
隣接する他の前記移動体に接近した場合に、当該いずれ
かの移動体を緊急停止させるための次に示す処理を繰り
返す緊急停止指令手段とを含むことを特徴とする。
より前記位置検出手段が検出する前記位置アドレスが前
回の処理でものより変化した処理(これを第1の処理と
称す)の時刻から、次に前記位置検出手段が検出する前
記位置アドレスが変化した処理(これを第2の処理と称
す)の時刻までの時間で、前記第1の処理で前記位置検
出手段が検出した前記位置アドレスが示す前記区間の長
さを除算して当該区間を走行時の前記移動体の速度であ
る区間速度を求め、前記第2の処理時からさらに次に前
記位置検出手段が検出する前記位置アドレスが変化した
処理(これを第3の処理と称す)までにおいて、前記移
動体が定速状態である場合は、前記第2の処理で前記位
置検出手段が検出する前記位置アドレスが示す前記区間
の前記移動体が入ってきた側の端の前記座標値、前記区
間速度および前記第2の処理時からの経過時間に基づい
て前記移動体の推定位置の座標値を求め、前記移動体が
減速状態である場合は、当該第2の処理での区間の端の
座標値、前記区間速度、前記減速度および前記経過時間
に基づいて前記移動体の推定位置の座標値を求める。
ずれかの速度および位置する座標値ならびに前記緊急停
止減速度に基づき求めた停止予測位置から緩衝長だけ延
長した位置が当該いずれかの移動体の進行方向に隣接す
る他の前記移動体の速度および位置する座標値ならびに
前記緊急停止減速度に基づき求めた停止予測位置を超え
ることとなる時は、当該いずれかの移動体を緊急停止さ
せる。
スが付された複数の区間(図5の72)に分割された走
行路(図7の71)と、前記走行路上を所定の加速度で
加速される加速状態、定速状態または所定の減速度で減
速される減速状態で通常は移動し、緊急停止時には緊急
停止減速度で減速される複数の移動体(図7の90、9
1)と、前記移動体が走行している前記区間の前記位置
アドレスを検出する位置検出手段(図1の5)と、この
位置検出手段が検出した前記位置アドレスを受けて、次
に示す処理を時間間隔をもって繰り返して前記移動体の
前記走行路上の位置を表す座標値を求める位置算出手段
と、前記移動体のいずれかが隣接する他の前記移動体に
接近した場合に当該いずれかの移動体を緊急停止させる
ための次に示す処理を繰り返す緊急停止指令手段とを含
むことを特徴とする。
より前記位置検出手段が検出する前記位置アドレスが前
回の処理でものより変化した処理(これを第1の処理と
称す)の時刻から、次に前記位置検出手段が検出する前
記位置アドレスが変化した処理(これを第2の処理と称
す)の時刻までの時間で、前記第1の処理で前記位置検
出手段が検出した前記位置アドレスが示す前記区間の長
さを除算して当該区間を走行時の前記移動体の速度であ
る区間速度を求め、前記第2の処理時からさらに次に前
記位置検出手段が検出する前記位置アドレスが変化した
処理(これを第3の処理と称す)までにおいて、前記移
動体が定速状態である場合は、前記第2の処理で前記位
置検出手段が検出する前記位置アドレスが示す前記区間
の前記移動体が入ってきた側の端の前記座標値、前記区
間速度および前記第2の処理時からの経過時間に基づい
て前記移動体の推定位置の座標値を求め、前記移動体が
減速状態である場合は、当該第2の処理での区間の端の
座標値、前記区間速度、前記減速度および前記経過時間
に基づいて前記移動体の推定位置の座標値を求め、前記
移動体が加速状態である場合は、当該第2の処理での区
間の端の座標値、前記区間速度、前記加速度および前記
経過時間に基づいて前記移動体の推定位置の座標値を求
める。
ずれかの速度および位置する座標値ならびに前記緊急停
止減速度に基づき求めた停止予測位置から緩衝長だけ延
長した位置が当該いずれかの移動体の進行方向に隣接す
る他の前記移動体の速度および位置する座標値ならびに
前記緊急停止減速度に基づき求めた停止予測位置を超え
ることとなる時は、当該いずれかの移動体を緊急停止さ
せる。
スが付された複数の区間(図5の72)に分割された走
行路(図7の71)と、 前記走行路上を加速状態、定
速状態または所定の減速度で減速される減速状態で通常
は移動し、緊急停止時には緊急停止減速度で減速される
る複数の移動体(図7の90、91)と、前記移動体が走
行している前記区間の前記位置アドレスを検出する位置
検出手段(図1の5)と、この位置検出手段が検出した
前記位置アドレスを受けて、次に示す処理を繰り返して
前記移動体の推定速度および前記走行路上の位置を表す
座標値を推定する推定位置を求める位置算出手段と、前
記移動体のいずれかが隣接する他の前記移動体に接近し
た場合に、当該いずれかの移動体を緊急停止させるため
の次に示す処理を繰り返す緊急停止手段とを含むことを
特徴とする。
の番号をk、k番の処理で前記位置検出手段が検出した
前記位置アドレスをN[k]、k番の処理での前記移動
体の推定位置をXe[k]、前記移動体の推定速度をV
e[k]とし、前回の処理時からの今回の処理時までの
時間をΔT[k]として次の処理を行う。
での位置アドレスN[k−1]から変化したときに行う
処理は、次のとおりである。
前の位置アドレス変化の際の処理の番号をjとし、速度
V[k]=(X[k]−X[j])/(ΣΔT[i])
とする。ここで、i=j+1,…,k、位置アドレスN
[k−1]が示す前記区間の前記移動体が入ってきた側
の端の前記座標値がX[j]、位置アドレスN[k]が
示す前期区間の前記移動体が入ってきた側の端の前記座
標値がX[k]である。
とする。
とする。
る。
理は、現在の位置アドレスが示す区間の長さをLとする
と、|Xe[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理
を繰り返す。
−1]+Ve[k−1]ΔT[k]とする。
とする。
理は、|Xe[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処
理を繰り返す。
−1]+(Ve[k−1]−αΔT[k]/2)ΔT
[k]とする。ここでαは、減速度である。
[k]−αΔT[k]とする。
て互いに隣り合う前記移動体の座標値の小さいものの方
の停止位置をXa[k]、推定位置をXea[k]、推
定速度をVea[k]とし、前記大きいものの方の停止
位置をXb[k]、推定位置をXeb[k]、推定速度
をVeb[k]とし、緩衝長をdとし、緊急停止減速度
をβとして次の処理を行う。
る方向に移動している場合は、
緊急停止させる。
に移動している場合は、
方を追いかけている方を緊急停止させる。
ている場合は、
ている方も緊急停止させる。
スが付された複数の区間(図5の72)に分割された走
行路(図7の71)と、 前記走行路上を所定の加速度
で加速される加速状態、定速状態または所定の減速度で
減速される減速状態で通常は移動し、緊急停止時には緊
急停止減速度で減速される複数の移動体(図7の90、9
1)と、前記移動体が走行している前記区間の前記位置
アドレスを検出する位置検出手段(図1の5)と、この
位置検出手段が検出した前記位置アドレスを受けて、次
に示す処理を繰り返して前記移動体の推定速度および前
記走行路上の位置を表す座標値を推定する推定位置を求
める位置算出手段と、前記移動体のいずれかが隣接する
他の前記移動体に接近した場合に、当該いずれかの移動
体を緊急停止させるための次に示す処理を繰り返す緊急
停止手段を含むことを特徴とする。
の番号をk、k番の処理で前記位置検出手段が検出した
前記位置アドレスをN[k]、k番の処理での前記移動
体の推定位置をXe[k]、前記移動体の推定速度をV
e[k]とし、前回の処理時からの今回の処理時までの
時間をΔT[k]として次の処理を行う。
での位置アドレスN[k−1]から変化したときに行う
処理は、次のとおりである。
前の位置アドレス変化の際の処理の番号をjとし、速度
V[k]=(X[k]−X[j])/(ΣΔT[i])
とする。ここで、i=j+1,…,k、位置アドレスN
[k−1]が示す前記区間の前記移動体が入ってきた側
の端の前記座標値がX[j]、位置アドレスN[k]が
示す前期区間の前記移動体が入ってきた側の端の前記座
標値がX[k]である。なお、前記移動体が停止状態か
ら移動を開始するときは、移動開始後の処理の番号をj
とし、前記移動体が停止状態にあった時の停止位置Xs
をX[j]とする。
とする。
とする。
る。
現在の位置アドレスが示す区間の長さをLとすると、|
Xe[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り
返す。
−1]+Ve[k−1]ΔT[k]とする。
とする。
理は、|Xe[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処
理を繰り返す。
−1]+(Ve[k−1]−αΔT[k]/2)ΔT
[k]とする。ここでαは、減速度である。
[k]−αΔT[k]とする。
止位置Xs=Xe[k]とする。
|Xe[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰
り返す。なお、前記移動体が停止状態から加速状態の移
動を始める時は、移動後の最初の処理でXe[k−1]
=Xsとし、Ve[k−1]=0とする。
−1]+(Ve[k−1]+γΔT[k]/2)ΔT
[k]とする。ここでγは、加速度である。
−1]+γΔT[k]とする。
て互いに隣り合う前記移動体の座標値の小さいものの方
の停止位置をXa[k]、推定位置をXea[k]、推
定速度をVea[k]とし、前記大きいものの方の停止
位置をXb[k]、推定位置をXeb[k]、推定速度
をVeb[k]とし、緩衝長をdとし、緊急停止減速度
をβとして次の処理を行う。
る方向に移動している場合は、
緊急停止させる。
に移動している場合は、
方を追いかけている方を緊急停止させる。
ている場合は、
ている方も緊急停止させる。
イブラリ装置の移送機構である。
ばライブラリ装置の移送機構である。
付された複数の区間(図5の72)に分割された走行路
(図5の71)上を移動体(図5の70)が加速状態、
定速状態または所定の減速度で減速される減速状態で移
動し、位置検出手段(図1の5)が前記移動体が走行し
ている前記区間の前記位置アドレスを検出し、この位置
検出手段が検出した前記位置アドレスを受けて前記移動
体の前記走行路上の位置を表す座標値を求めるための処
理を時間間隔をもって繰り返し、前記移動体の走行によ
り前記位置検出手段が検出する前記位置アドレスが前回
の処理でものより変化した処理(これを第1の処理と称
す)の時刻から、次に前記位置検出手段が検出する前記
位置アドレスが変化した処理(これを第2の処理と称
す)の時刻までの時間で、前記第1の処理で前記位置検
出手段が検出した前記位置アドレスが示す前記区間の長
さを除算して当該区間を走行時の前記移動体の速度であ
る区間速度を求め、前記第2の処理時からさらに次に前
記位置検出手段が検出する前記位置アドレスが変化した
処理(これを第3の処理と称す)までにおいて、前記移
動体が定速状態である場合は、前記第2の処理で前記位
置検出手段が検出する前記位置アドレスが示す前記区間
の前記移動体が入ってきた側の端の前記座標値、前記区
間速度および前記第2の処理時からの経過時間に基づい
て前記移動体の推定位置の座標値を求め、前記移動体が
減速状態である場合は、当該第2の処理での区間の端の
座標値、前記区間速度、前記減速度および前記経過時間
に基づいて前記移動体の推定位置の座標値を求めること
を特徴とする。
付された複数の区間(図5の72)に分割された走行路
(図5の71)上を移動体(図5の70)が所定の加速
度で加速される加速状態、定速状態または所定の減速度
で減速される減速状態で移動し、位置検出手段(図1の
5)により前記移動体が走行している前記区間の前記位
置アドレスを検出し、この位置検出手段が検出した前記
位置アドレスを受けて前記移動体の前記走行路上の位置
を表す座標値を求めるための処理を時間間隔をもって繰
り返し、前記移動体の走行により前記位置検出手段が検
出する前記位置アドレスが前回の処理でものより変化し
た処理(これを第1の処理と称す)の時刻から、次に前
記位置検出手段が検出する前記位置アドレスが変化した
処理(これを第2の処理と称す)の時刻までの時間で、
前記第1の処理で前記位置検出手段が検出した前記位置
アドレスが示す前記区間の長さを除算して当該区間を走
行時の前記移動体の速度である区間速度を求め、前記第
2の処理時からさらに次に前記位置検出手段が検出する
前記位置アドレスが変化した処理(これを第3の処理と
称す)までにおいて、前記移動体が定速状態である場合
は、前記第2の処理で前記位置検出手段が検出する前記
位置アドレスが示す前記区間の前記移動体が入ってきた
側の端の前記座標値、前記区間速度および前記第2の処
理時からの経過時間に基づいて前記移動体の推定位置の
座標値を求め、前記移動体が減速状態である場合は、当
該第2の処理での区間の端の座標値、前記区間速度、前
記減速度および前記経過時間に基づいて前記移動体の推
定位置の座標値を求め、前記移動体が加速状態である場
合は、当該第2の処理での区間の端の座標値、前記区間
速度、前記加速度および前記経過時間に基づいて前記移
動体の推定位置の座標値を求めることを特徴とする。
付された複数の区間(図5の72)に分割された走行路
(図5の71)上を移動体(図5の70)が加速状態、
定速状態または所定の減速度で減速される減速状態で移
動し、位置検出手段(図1の5)により前記移動体が走
行している前記区間の前記位置アドレスを検出し、この
位置検出手段が検出した前記位置アドレスを受けて、次
に示す処理を繰り返して前記移動体の推定速度および前
記走行路上の位置を表す座標値を推定することを特徴と
する。
理で前記位置検出手段が検出した前記位置アドレスをN
[k]、k番の処理での前記移動体の推定位置をXe
[k]、前記移動体の推定速度をVe[k]とし、前回
の処理時からの今回の処理時までの時間をΔT[k]と
して次の処理を行う。
での位置アドレスN[k−1]から変化したときに行う
処理は、次のとおりである。
前の位置アドレス変化の際の処理の番号をjとし、速度
V[k]=(X[k]−X[j])/(ΣΔT[i])
とする。ここで、i=j+1,…,k、位置アドレスN
[k−1]が示す前記区間の前記移動体が入ってきた側
の端の前記座標値がX[j]、位置アドレスN[k]が
示す前期区間の前記移動体が入ってきた側の端の前記座
標値がX[k]である。
とする。
とする。
る。
理は、現在の位置アドレスが示す区間の長さをLとする
と、|Xe[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理
を繰り返す。
−1]+Ve[k−1]ΔT[k]とする。
とする。
理は、|Xe[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処
理を繰り返す。
−1]+(Ve[k−1]−αΔT[k]/2)ΔT
[k]とする。ここでαは、減速度である。
[k]−αΔT[k]とする。
付された複数の区間(図5の72)に分割された走行路
(図5の71)上を移動体(図5の70)が所定の加速
度で加速される加速状態、定速状態または所定の減速度
で減速される減速状態で移動し、位置検出手段(図1の
5)により前記移動体が走行している前記区間の前記位
置アドレスを検出し、この位置検出手段が検出した前記
位置アドレスを受けて次に示す処理を繰り返して前記移
動体の推定速度および前記走行路上の位置を表す座標値
を推定することを特徴とする。
理で前記位置検出手段が検出した前記位置アドレスをN
[k]、k番の処理での前記移動体の推定位置をXe
[k]、前記移動体の推定速度をVe[k]とし、前回
の処理時からの今回の処理時までの時間をΔT[k]と
して次の処理を行う。
での位置アドレスN[k−1]から変化したときに行う
処理は、次のとおりである。
前の位置アドレス変化の際の処理の番号をjとし、速度
V[k]=(X[k]−X[j])/(ΣΔT[i])
とする。ここで、i=j+1,…,k、位置アドレスN
[k−1]が示す前記区間の前記移動体が入ってきた側
の端の前記座標値がX[j]、位置アドレスN[k]が
示す前期区間の前記移動体が入ってきた側の端の前記座
標値がX[k]である。なお、前記移動体が停止状態か
ら移動を開始するときは、移動開始後の処理の番号をj
とし、前記移動体が停止状態にあった時の停止位置Xs
をX[j]とする。
とする。
とする。
る。
現在の位置アドレスが示す区間の長さをLとすると、|
Xe[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り
返す。
−1]+Ve[k−1]ΔT[k]とする。
とする。
理は、|Xe[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処
理を繰り返す。
−1]+(Ve[k−1]−αΔT[k]/2)ΔT
[k]とする。ここでαは、減速度である。
[k]−αΔT[k]とする。
止位置Xs=Xe[k]とする。
|Xe[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰
り返す。なお、前記移動体が停止状態から加速状態の移
動を始める時は、移動後の最初の処理でXe[k−1]
=Xsとし、Ve[k−1]=0とする。
−1]+(Ve[k−1]+γΔT[k]/2)ΔT
[k]とする。ここでγは、加速度である。
−1]+γΔT[k]とする。
スが付された複数の区間(図5の72)に分割された走
行路(図7の71)上を複数(図7の90、91)の移動
体が加速状態、定速状態または所定の減速度で減速され
る減速状態で通常は移動し、緊急停止時には緊急停止減
速度で減速され、位置検出手段(図1の5)により前記
移動体が走行している前記区間の前記位置アドレスを検
出し、この位置検出手段が検出した前記位置アドレスを
受けて前記移動体の前記走行路上の位置を求め、前記移
動体のいずれかが進行方向に隣接する他の前記移動体に
接近した場合に当該いずれかの移動体を緊急停止させる
ための次に示す処理を時間間隔をもって繰り返し、前記
移動体の走行により前記位置検出手段が検出する前記位
置アドレスが前回の処理でものより変化した処理(これ
を第1の処理と称す)の時刻から、次に前記位置検出手
段が検出する前記位置アドレスが変化した処理(これを
第2の処理と称す)の時刻までの時間で、前記第1の処
理で前記位置検出手段が検出した前記位置アドレスが示
す前記区間の長さを除算して当該区間を走行時の前記移
動体の速度である区間速度を求め、前記第2の処理時か
らさらに次に前記位置検出手段が検出する前記位置アド
レスが変化した処理(これを第3の処理と称す)までに
おいて、前記移動体が定速状態である場合は、前記第2
の処理で前記位置検出手段が検出する前記位置アドレス
が示す前記区間の前記移動体が入ってきた側の端の前記
座標値、前記区間速度および前記第2の処理時からの経
過時間に基づいて前記移動体の推定位置の座標値を求
め、前記移動体が減速状態である場合は、当該第2の処
理での区間の端の座標値、前記区間速度、前記減速度お
よび前記経過時間に基づいて前記移動体の推定位置の座
標値を求め、前記移動体のいずれかの速度および位置す
る座標値ならびに前記緊急停止減速度に基づき求めた停
止予測位置から緩衝長だけ延長した位置が当該いずれか
の移動体の進行方向に隣接する他の前記移動体の速度お
よび位置する座標値ならびに前記緊急停止減速度に基づ
き求めた停止予測位置を超えることとなる時は、当該い
ずれかの移動体を緊急停止させることを特徴とする。
スが付された複数の区間(図5の72)に分割された走
行路(図7の71)上を複数の移動体(図7の90、9
1)が所定の加速度で加速される加速状態、定速状態ま
たは所定の減速度で減速される減速状態で通常は移動
し、緊急停止時には緊急停止減速度で減速さ、位置検出
手段(図1の5)により前記移動体が走行している前記
区間の前記位置アドレスを検出し、この位置検出手段が
検出した前記位置アドレスを受けて前記移動体の前記走
行路上の位置を表す座標値を求め、前記移動体のいずれ
かが進行方向に隣接する他の前記移動体に接近した場合
に当該いずれかの移動体を緊急停止させるための次に示
す処理を時間間隔をもって繰り返し、前記移動体の走行
により前記位置検出手段が検出する前記位置アドレスが
前回の処理でものより変化した処理(これを第1の処理
と称す)の時刻から、次に前記位置検出手段が検出する
前記位置アドレスが変化した処理(これを第2の処理と
称す)の時刻までの時間で、前記第1の処理で前記位置
検出手段が検出した前記位置アドレスが示す前記区間の
長さを除算して当該区間を走行時の前記移動体の速度で
ある区間速度を求め、前記第2の処理時からさらに次に
前記位置検出手段が検出する前記位置アドレスが変化し
た処理(これを第3の処理と称す)までにおいて、前記
移動体が定速状態である場合は、前記第2の処理で前記
位置検出手段が検出する前記位置アドレスが示す前記区
間の前記移動体が入ってきた側の端の前記座標値、前記
区間速度および前記第2の処理時からの経過時間に基づ
いて前記移動体の推定位置の座標値を求め、前記移動体
が減速状態である場合は、当該第2の処理での区間の端
の座標値、前記区間速度、前記減速度および前記経過時
間に基づいて前記移動体の推定位置の座標値を求め、前
記移動体が加速状態である場合は、当該第2の処理での
区間の端の座標値、前記区間速度、前記加速度および前
記経過時間に基づいて前記移動体の推定位置の座標値を
求め、前記移動体のいずれかの速度および位置する座標
値ならびに前記緊急停止減速度に基づき求めた停止予測
位置から緩衝長だけ延長した位置が当該いずれかの移動
体の進行方向に隣接する他の前記移動体の速度および位
置する座標値ならびに前記緊急停止減速度に基づき求め
た停止予測位置を超えることとなる時は、当該いずれか
の移動体を緊急停止させることを特徴とする。
スが付された複数の区間(図5の72)に分割された走
行路(図7の71)上を複数の移動体(図7の90、9
1)が加速状態、定速状態または所定の減速度で減速さ
れる減速状態で通常は移動し、位置検出手段(図1の
5)により前記移動体が走行している区間の位置アドレ
スを検出し、この位置検出手段が検出した前記位置アド
レスを受けて前記移動体の推定速度および前記走行路上
の位置を表す座標値を推定する推定位置を求め、前記移
動体のいずれかが隣接する他の前記移動体に接近した場
合に当該いずれかの移動体を緊急停止させるための次に
示す処理を繰り返すことを特徴とする。
理で前記位置検出手段が検出した前記位置アドレスをN
[k]、k番の処理での前記移動体の推定位置をXe
[k]、前記移動体の推定速度をVe[k]とし、前回
の処理時からの今回の処理時までの時間をΔT[k]と
して次の処理を行う。
での位置アドレスN[k−1]から変化したときに行う
処理は、次のとおりである。
前の位置アドレス変化の際の処理の番号をjとし、速度
V[k]=(X[k]−X[j])/(ΣΔT[i])
とする。ここで、i=j+1,…,k、位置アドレスN
[k−1]が示す前記区間の前記移動体が入ってきた側
の端の前記座標値がX[j]、位置アドレスN[k]が
示す前期区間の前記移動体が入ってきた側の端の前記座
標値がX[k]である。
とする。
とする。
る。
は、現在の位置アドレスが示す区間の長さをLとする
と、|Xe[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理
を繰り返す。
−1]+Ve[k−1]ΔT[k]とする。
とする。
理は、|Xe[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処
理を繰り返す。
−1]+(Ve[k−1]−αΔT[k]/2)ΔT
[k]とする。ここでαは、減速度である。
[k]−αΔT[k]とする。
う前記移動体の座標値の小さいものの方の停止位置をX
a[k]、推定位置をXea[k]、推定速度をVea
[k]とし、前記大きいものの方の停止位置をXb
[k]、推定位置をXeb[k]、推定速度をVeb
[k]とし、緩衝長をdとし、緊急停止減速度をβとし
て次の処理を行う。
突する方向に移動している場合は、
緊急停止させる。
方向に移動している場合は、
方を追いかけている方を緊急停止させる。
止している場合は、
ている方も緊急停止させる。
スが付された複数の区間(図5の72)に分割された走
行路(図7の71)上を複数の移動体(図7の90、9
1)が所定の加速度で加速される加速状態、定速状態ま
たは所定の減速度で減速される減速状態で通常は移動
し、緊急停止時には緊急停止速度で減速され、位置検出
手段により前記移動体が走行している前記区間の前記位
置アドレスを検出し、この位置検出手段が検出した前記
位置アドレスを受けて移動体の推定速度および前記走行
路上の位置を表す座標値を推定する推定位置を求め、前
記移動体のいずれかが隣接する他の前記移動体に接近し
た場合に当該いずれかの移動体を緊急停止させるための
次に示す処理を繰り返すことを特徴とする。
理で前記位置検出手段が検出した前記位置アドレスをN
[k]、k番の処理での前記移動体の推定位置をXe
[k]、前記移動体の推定速度をVe[k]とし、前回
の処理時からの今回の処理時までの時間をΔT[k]と
して次の処理を行う。
での位置アドレスN[k−1]から変化したときに行う
処理は、次のとおりである。
前の位置アドレス変化の際の処理の番号をjとし、速度
V[k]=(X[k]−X[j])/(ΣΔT[i])
とする。ここで、i=j+1,…,k、位置アドレスN
[k−1]が示す前記区間の前記移動体が入ってきた側
の端の前記座標値がX[j]、位置アドレスN[k]が
示す前期区間の前記移動体が入ってきた側の端の前記座
標値がX[k]である。なお、前記移動体が停止状態か
ら移動を開始するときは、移動開始後の処理の番号をj
とし、前記移動体が停止状態にあった時の停止位置Xs
をX[j]とする。
とする。
とする。
る。
現在の位置アドレスが示す区間の長さをLとすると、|
Xe[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り
返す。
−1]+Ve[k−1]ΔT[k]とする。
とする。
理は、|Xe[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処
理を繰り返す。
−1]+(Ve[k−1]−αΔT[k]/2)ΔT
[k]とする。ここでαは、減速度である。
[k]−αΔT[k]とする。
止位置Xs=Xe[k]とする。
|Xe[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰
り返す。なお、前記移動体が停止状態から加速状態の移
動を始める時は、移動後の最初の処理でXe[k−1]
=Xsとし、Ve[k−1]=0とする。
−1]+(Ve[k−1]+γΔT[k]/2)ΔT
[k]とする。ここでγは、加速度である。
−1]+γΔT[k]とする。
において互いに隣り合う前記移動体の座標値の小さいも
のの方の停止位置をXa[k]、推定位置をXea
[k]、推定速度をVea[k]とし、前記大きいもの
の方の停止位置をXb[k]、推定位置をXeb
[k]、推定速度をVeb[k]とし、緩衝長をdと
し、緊急停止減速度をβとして次の処理を行う。
突する方向に移動している場合は、
緊急停止させる。
方向に移動している場合は、
方を追いかけている方を緊急停止させる。
止している場合は、
ている方も緊急停止させる。
イブラリ装置の移送機構である。
ばライブラリ装置の移送機構である。
て図面を参照して詳細に説明する。
御装置のブロック図である。
機構制御手段3によって制御される複数の移送機構間の
衝突を防止する。本装置は、衝突防止制御手段1のほ
か、記憶装置2、移送機構制御手段3、タイマー手段
4、位置検出手段5、緊急停止手段6から構成される。
これらの手段は、それぞれ次のように動作する。
置まで移送機構を移動させるための制御を行う。タイマ
ー手段4は、システム時間の管理を行う。位置検出手段
5は図5のように走行路を分割した区間72に順番に付
された位置アドレスをセンサーにて検出する。
せ、衝突を防止する。衝突防止制御手段1は、位置検出
手段5から各移送機構が現在位置する区間の位置アドレ
スを取得し、タイマー手段4から現在時刻値を取得し、
移送機構制御手段3から複数移送機構の目標位置アドレ
スを取得する。また衝突防止制御手段1は、記憶装置2
に格納された座標変換テーブル20を参照することによ
り、現在の位置アドレスを現在の位置を示す座標値に変
換する。また、目標位置アドレスを目標位置を示す座標
値に変換する。
されたアドレス区間長テーブル21を参照することによ
り、現在位置アドレスから現在位置アドレスが示す区間
の長さを取得する。また衝突防止制御手段1は、衝突の
危険性がある場合には緊急停止手段6に対して、緊急停
止指令を出す。また、衝突の危険性がない場合には、緊
急停止手段6に対して、緊急停止解除指令を出す。
する走行路に設けられた区間72の配置およびその位置
アドレスの関係を示す図である。図5(a)および
(b)の横軸は、走行路の位置を示し、図5(b)に走
行路71上の移送機構70を1つだけ模式的に示す。図
5(a)は、縦軸が位置アドレスを示し、走行路を分割
して設けた複数の区間72に対応して順番に位置アドレ
スが付されていることを示す。
本の位置アドレス検出用板が敷かれていて、各位置アド
レス検出用板に設けた凸部と凹部の組み合わせにより位
置アドレスを表し、位置検出手段5は、移動体70に設
けたセンサーで、これらの凸部および凹部を検出し、移
動体70が位置する区間の位置アドレスを検出する。各
区間72の長さおよび境界の座標値はアドレス区間長テ
ーブル21および座標変換テーブル20に記憶されてい
る。
図4に示すフローチャートを参照して説明し、本実施の
形態の全体の動作について詳細に説明する。
利用するための各種情報を取得する(図4のステップ4
0)。本処理ステップは、次のサブ処理から構成され
る。タイマー手段4から、現在時刻t[k]を読み込む
(図4のステップ60)。各移送機構について、位置検
出手段5から現在位置アドレスN[k]を読み込み(図
4のステップ61)、移送機構制御手段3から目標位置
アドレスNTを読み込む(図4のステップ62)。
レスN[k]および目標位置アドレスNTを座標変換
し、現在位置X[k]および目標位置XT[k]を次式
のように求める(図4のステップ41)。なお、衝突防
止制御手段1は、図4に示す処理を時間間隔をおいて繰
り返し、kはその各処理の順番を示すカウント番号で、
k=1、2、3……である。 X[k]=A*(N[k]) XT=A*(NT) このとき、A*は記憶装置2の座標変換テーブル20を
参照することにより座標変換を行う関数を表す。座標変
換関数は移送機構が右方向に移動している場合および左
方向に移動している場合並びに停止時の場合の三通り用
意し、右方向に移動している場合は、位置アドレスを対
応する区間の左端の座標値に変換し、左方向に移動して
いる場合は、位置アドレスを対応する区間の右端の座標
値に変換し、停止時の場合は、各位置アドレスごとに決
まった座標値に変換する。
の配置等の関係から各位置アドレスで移送装置が停止す
る対応区間内の位置が決められていて、停止時に位置ア
ドレスを変換する座標値とは、このような移送装置が停
止するように決められた位置の座標値である。または、
後述の停止位置Xsを用いてもよい。
スN[k]と目標位置アドレスNTとを比較して、これ
からの走行方向を知ることができる。すなわち、N
[k]<NTであれば右方向(座標値が大きい方向)、
N[k]>NTであれば左方向である。
送機構に対する処理を行う。
差分時間ΔT[k]を計算する(図4のステップ4
2)。 ΔT[k]=t[k]−t[k−1] ここにt[k]は、k番目の処理を行った時刻である。
在位置アドレスN[k]が前回の処理での位置アドレス
N[k−1]から変化した場合、位置アドレスN[k−
1]が示す区間における移送機構の速度(特許請求の範
囲での区間速度)を求める現在走行速度計算を行い、変
化しない場合には、現在位置推定補正を行う。このと
き、移送機構それぞれに対して処理を行う(図4のステ
ップ43)。
度の計算を次式のように行い、最新のものとする(図4
のステップ44)。 V[k]=(X[k]−X[j])/(ΣiΔT
[i]) ここで(i=j+1、……、k) Xe[k]=X[k] Ve[k]=V[k] j=k (本式は以上の演算終了後実行) ここで、Xe[k]、Ve[k]はそれぞれ、移送機構
の推定位置と推定速度とする。
て現在の移送機構の位置および速度を推定し、補正を行
う(図4のステップ45)。 定速領域を走行している場合 Xe[k]=Xe[k−1]+Ve[k−1]ΔT
[k] Ve[k]=Ve[k−1] 減速領域を走行している場合 Xe[k]=Xe[k−1]+(Ve[k−1]−αΔ
T[k]/2)ΔT[k] Ve[k]=Ve[k−1]−αΔT[k] ここで、次の条件式が成り立つ場合に、減速領域を走行
中であるとする。
(減速方向を正とする)は減速領域での加速度すなわち
減速度を表し、移送機構特性により定まる定数である。
図2のような速度プロファイルで制御される移送機構に
おいて、移動時の特性を加速走行領域、定速走行領域、
減速領域に分ける。定速領域では速度一定(Vm)、減
速領域では減速度一定(α)を特徴としてモデル化でき
る。減速領域以外は、定速領域とする。
推定の例を表す。
置アドレスの区間(図6に示すN位置アドレス境界の
間)内にあるかないかのみしか検出できないが、本発明
では移送機構80が左側のN位置アドレス境界から右側
のN位置アドレス境界に到達するまでの間でも、推定位
置Xe[k]、Xe[k−1]、Xe[k−2]等を推
定でき、細かな位置を知ることができるので、より精度
の高い衝突判定が行える。
たアドレス区間長テーブル21を参照することにより、
現在位置アドレスから現在位置アドレス区間長Lを取得
し、次の条件の範囲内で推定位置Xe[k]の補正を行
う。 |Xe[k]−Xe[j]|≦L ステップ43〜45までの処理を全移送機構に対して行
った場合は、衝突判定処理を行い、終了していない場合
は、次の移送機構に対してステップ43から処理を始め
る(図4のステップ46)。
場合、隣り合った二つの移送機構毎に判定を行う。衝突
判定処理は次の四通りの場合に分けられる(図4のステ
ップ47)。以降、説明の便宜上、左に位置する移送機
構の位置等にaを添え、右に位置する移送機構のものに
bを添えて表す。座標の正の方向が右方向なのでXa
[k]<Xb[k]となる。衝突を防止するために隣接
する移送機構間に必要とする最低限の緩衝長をdとし、
衝突の危険があると判断した時の緊急停止のための制動
時の加速度をβ(減速方向を正とする)として説明を行
う。
合、 本状態では、衝突の危険がある時は、両移送機構を緊急
停止対象とする。衝突判定は以下の条件式が成り立つ場
合に危険とする。図7に、この場合の例を示す。図7に
おいて、推定位置Xea[k]、推定速度Vea[k]
の移送機構90と推定位置Xeb[k]、推定速度Ve
b[k]の移送機構91が走行路71上を互いに衝突す
る方向に移動している。
止する停止予測位置の座標であり、
止する停止予測位置の座標であり、上記の不等式は、左
側の移送機構の停止予測位置を右側へ緩衝長dだけ延長
した位置が右側の移送機構の停止予測位置よりも右側に
越えていることを示す。
する。衝突判定は以下の条件式が成り立つ場合に危険と
する。図8に、この場合の例を示す。図8において、推
定位置Xea[k]、推定速度Vea[k]の移送機構
94と推定位置Xeb[K]、推定速度Veb[k]の
移送機構95が走行路71上をともに右方向に移動して
いる。
機構の方向に他方の移送機構が移動する場合 本状態では、移動中の移送機構を緊急停止対象とする。
衝突判定は以下の条件式が成り立つ場合に危険とする。
図9にこの場合の例を示す。推定位置Xea[k]、推
定速度Vea[k]の移送機構97が、停止位置Xbに
停止している移送機構98に向かって走行路71上を右
方向に移動している。
全くないため、緊急停止対象は存在しない。
速度変化例を表す。緊急停止動作時も一定の緊急停止減
速度βでモデル化できる。
全ての移動機構間に適用する。
突する危険性があると判断した場合には、緊急停止を行
う(図4のステップ48)。緊急停止では緊急停止手段
6に対し、緊急停止対象と判定された移送機構に対する
緊急停止処理を行う(図4のステップ49)。その後、
一定時間処理を待ち合わせて、ステップ40からこれま
での処理を再開する(図4のステップ50)。
行開始直後に移送機構が他のものと衝突することは、ほ
とんどなく、移送機構が加速領域にあるときの推定位置
および推定速度の算出ならびに衝突の危険性の判断は行
っていないが、必要ならば加速領域においても、これら
の算出および判断を行うことができる。
停止した場合にその停止した推定位置を停止位置Xsと
して衝突防止制御手段1内に記憶しておき、移送機構が
加速状態である時は、|Xe[k]−Xe[j]|<L
の範囲で次の処理を行う。Xe[k]=Xe[k−1]
+(Ve[k−1]+γΔT[k]/2)ΔT[k]
ここでγは、加速度である。 Ve[k]=Ve[k−1]+γΔT[k] ただし、移送機構が停止状態から加速状態の移動を始め
る時は、移動後の最初の処理でXe[k−1]=Xsと
し、Ve[k−1]=0とする。
構の位置の算出および衝突防止に限られず種種の移動体
の位置の算出および衝突防止に適用できる。
対応する区間内を移動中の場合でも現在位置情報が推定
位置として更新され、精細な位置情報を得ることがで
き、衝突防止制御の精度が増すことである。
的に位置検出手段から位置情報が得られない場合にも現
在位置情報が更新され、衝突防止制御の精度が増すこと
である。
方法が既知である移送機構の現在位置を推定することに
より、位置検出手段から得られる現在位置アドレスが変
化しない場合においても連続的に衝突判定をすることが
できるためである。
メータを決定するために要する時間を削減できることに
ある。
急停止制御特性をモデル化することで、比較的単純な計
算式を用いて位置推定補正および制動距離算出ができ、
パラメータ数を少なくすることができるためである。
ック図である。
構の速度プロファイルを示す図である。
構の緊急停止時の速度プロファイルを示す図である。
である。
する移送機構が走行する走行路の区間と位置アドレスの
関係を示す図であり、(b)は、走行路を走行する移送
機構を示す図である。
定位置を死す図である。
移送機構が走行路上を互いに衝突する方向に走行する状
態を示す図である。
移送機構が走行路上をともに同じ方向に走行する状態を
示す図である。
構の1つが走行路上に停止していて他の1つが停止して
いるものに向かって走行する状態を示す図である。
走行路 72 区間
Claims (20)
- 【請求項1】 位置アドレスが付された複数の区間に分
割された走行路と、 前記走行路上を加速状態、定速状態または所定の減速度
で減速される減速状態で移動する移動体と、 前記移動体が走行している前記区間の前記位置アドレス
を検出する位置検出手段と、 この位置検出手段が検出した前記位置アドレスを受け
て、次に示す処理を時間間隔をもって繰り返して、前記
移動体の前記走行路上の位置を表す座標値を求める位置
算出手段とを含むことを特徴とする位置検出装置。前記
位置算出手段は、前記移動体の走行により前記位置検出
手段が検出する前記位置アドレスが前回の処理でのもの
より変化した処理(これを第1の処理と称す)の時刻か
ら、次に前記位置検出手段が検出する前記位置アドレス
が変化した処理(これを第2の処理と称す)の時刻まで
の時間で、前記第1の処理で前記位置検出手段が検出し
た前記位置アドレスが示す前記区間の長さを除算して当
該区間を走行時の前記移動体の速度である区間速度を求
め、 前記第2の処理時からさらに次に前記位置検出手段が検
出する前記位置アドレスが変化した処理(これを第3の
処理と称す)までにおいて、前記移動体が定速状態であ
る場合は、前記第2の処理で前記位置検出手段が検出す
る前記位置アドレスが示す前記区間の前記移動体が入っ
てきた側の端の前記座標値、前記区間速度および前記第
2の処理時からの経過時間に基づいて前記移動体の推定
位置の座標値を求め、前記移動体が減速状態である場合
は、当該第2の処理での区間の端の座標値、前記区間速
度、前記減速度および前記経過時間に基づいて前記移動
体の推定位置の座標値を求める。 - 【請求項2】 位置アドレスが付された複数の区間に分
割された走行路と、前記走行路上を所定の加速度で加速
される加速状態、定速状態または所定の減速度で減速さ
れる減速状態で移動する移動体と、 前記移動体が走行している前記区間の前記位置アドレス
を検出する位置検出手段と、 この位置検出手段が検出した前記位置アドレスを受け
て、次に示す処理を時間間隔をもって繰り返して前記移
動体の前記走行路上の位置を表す座標値を求める位置算
出手段とを含むことを特徴とする位置検出装置。前記位
置算出手段は、前記移動体の走行により前記位置検出手
段が検出する前記位置アドレスが前回の処理でのものよ
り変化した処理(これを第1の処理と称す)の時刻か
ら、次に前記位置検出手段が検出する前記位置アドレス
が変化した処理(これを第2の処理と称す)の時刻まで
の時間で、前記第1の処理で前記位置検出手段が検出し
た前記位置アドレスが示す前記区間の長さを除算して当
該区間を走行時の前記移動体の速度である区間速度を求
め、 前記第2の処理時からさらに次に前記位置検出手段が検
出する前記位置アドレスが変化した処理(これを第3の
処理と称す)までにおいて、前記移動体が定速状態であ
る場合は、前記第2の処理で前記位置検出手段が検出す
る前記位置アドレスが示す前記区間の前記移動体が入っ
てきた側の端の前記座標値、前記区間速度および前記第
2の処理時からの経過時間に基づいて前記移動体の推定
位置の座標値を求め、前記移動体が減速状態である場合
は、当該第2の処理での区間の端の座標値、前記区間速
度、前記減速度および前記経過時間に基づいて前記移動
体の推定位置の座標値を求め、前記移動体が加速状態で
ある場合は、当該第2の処理での区間の端の座標値、前
記区間速度、前記加速度および前記経過時間に基づいて
前記移動体の推定位置の座標値を求める。 - 【請求項3】 位置アドレスが付された複数の区間に分
割された走行路と、 前記走行路上を加速状態、定速状態または所定の減速度
で減速される減速状態で移動する移動体と、 前記移動体が走行している前記区間の前記位置アドレス
を検出する位置検出手段と、 この位置検出手段が検出した前記位置アドレスを受け
て、次に示す処理を繰り返して前記移動体の推定速度お
よび前記走行路上の位置を表す座標値を推定する推定位
置を求める位置算出手段とを含むことを特徴とする位置
検出装置。前記位置算出手段は、実行順に付した処理の
番号をk、k番の処理で前記位置検出手段が検出した前
記位置アドレスをN[k]、k番の処理での前記移動体
の推定位置をXe[k]、前記移動体の推定速度をVe
[k]とし、前回の処理時からの今回の処理時までの時
間をΔT[k]として、次の処理を行う。 1) 位置アドレスN[k]が前回の処理での位置アド
レスN[k−1]から変化したときに行う処理は、次の
とおりである。 1−1) 今回の位置アドレス変化の一つ前の位置アド
レス変化の際の処理の番号をjとし、速度V[k]=
(X[k]−X[j])/(ΣΔT[i])とする。こ
こで、i=j+1,…,k、位置アドレスN[k−1]
が示す前記区間の前記移動体が入ってきた側の端の前記
座標値がX[j]、位置アドレスN[k]が示す前期区
間の前記移動体が入ってきた側の端の前記座標値がX
[k]である。 1−2) 推定位置Xe[k]=X[k]とする。 1−3) 推定速度Ve[k]=V[k]とする。 1−4) j=kとし、番号jを更新する。 2) 前記移動体が定速状態である時の処理は、現在の
位置アドレスが示す区間の長さをLとすると、|Xe
[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り返
す。 2−1) 推定位置Xe[k]=Xe[k−1]+Ve
[k−1]ΔT[k]とする。 2−2) 推定速度Ve[k]=V[k]とする。 3) 前記移動体が減速状態である時の処理は、|Xe
[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り返
す。 3−1) 推定位置Xe[k]=Xe[k−1]+(V
e[k−1]−αΔT[k]/2)ΔT[k]とする。
ここでαは、減速度である。 3−2) 推定速度Ve[k]=Ve[k]−αΔT
[k]とする。 - 【請求項4】 位置アドレスが付された複数の区間に分
割された走行路と、 前記走行路上を所定の加速度で加速される加速状態、定
速状態または所定の減速度で減速される減速状態で移動
する移動体と、 前記移動体が走行している前記区間の前記位置アドレス
を検出する位置検出手段と、 この位置検出手段が検出した前記位置アドレスを受け
て、次に示す処理を繰り返して前記移動体の推定速度お
よび前記走行路上の位置を表す座標値を推定する推定位
置を求める位置算出手段とを含むことを特徴とする位置
検出装置。前記位置算出手段は、実行順に付した処理の
番号をk、k番の処理で前記位置検出手段が検出した前
記位置アドレスをN[k]、k番の処理での前記移動体
の推定位置をXe[k]、前記移動体の推定速度をVe
[k]とし、前回の処理時からの今回の処理時までの時
間をΔT[k]として、次の処理を行う。 1) 位置アドレスN[k]が前回の処理での位置アド
レスN[k−1]から変化したときに行う処理は、次の
とおりである。 1−1) 今回の位置アドレス変化の一つ前の位置アド
レス変化の際の処理の番号をjとし、速度V[k]=
(X[k]−X[j])/(ΣΔT[i])とする。こ
こで、i=j+1,…,k、位置アドレスN[k−1]
が示す前記区間の前記移動体が入ってきた側の端の前記
座標値がX[j]、位置アドレスN[k]が示す前期区
間の前記移動体が入ってきた側の端の前記座標値がX
[k]である。なお、前記移動体が停止状態から移動を
開始するときは、移動開始後の最初の処理の番号をjと
し、前記移動体が停止状態にあった時の停止位置Xsを
X[j]とする。 1−2) 推定位置Xe[k]=X[k]とする。 1−3) 推定速度Ve[k]=V[k]とする。 1−4) j=kとし、番号jを更新する。 2) 前記移動体が定速状態である時は、現在の位置ア
ドレスが示す区間の長さをLとすると、|Xe[k]−
Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り返す。 2−1) 推定位置Xe[k]=Xe[k−1]+Ve
[k−1]ΔT[k]とする。 2−2) 推定速度Ve[k]=V[k]とする。 3)前記移動体が減速状態である時の処理は、|Xe
[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り返
す。 3−1) 推定位置Xe[k]=Xe[k−1]+(V
e[k−1]−αΔT[k]/2)ΔT[k]とする。
ここでαは、減速度である。 3−2) 推定速度Ve[k]=Ve[k]−αΔT
[k]とする。 3−3) 前記移動体が停止した時は,停止位置Xs=
Xe[k]とする。 4) 前記移動体が加速状態である時は、|Xe[k]
−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り返す。な
お、前記移動体が停止状態から加速状態の移動を始める
時は、移動開始後の最初の処理でXe[k−1]=Xs
とし、Ve[k−1]=0とする。 4−1) 推定位置Xe[k]=Xe[k−1]+(V
e[k−1]+γΔT[k]/2)ΔT[k]とする。
ここでγは、加速度である。 4−2) 推定速度Ve[k]=Ve[k−1]+γΔ
T[k]とする。 - 【請求項5】 位置アドレスが付された複数の区間に分
割された走行路と、 前記走行路上を加速状態、定速状態または所定の減速度
で減速される減速状態で通常は移動し、緊急停止時には
緊急停止減速度で減速される複数の移動体と、 前記移動体が走行している前記区間の前記位置アドレス
を検出する位置検出手段と、 この位置検出手段が検出した前記位置アドレスを受け
て、次に示す処理を時間間隔をもって繰り返して前記移
動体の前記走行路上の位置を表す座標値を求める位置算
出手段と、前記移動体のいずれかが隣接する他の前記移
動体に接近した場合に、当該いずれかの移動体を緊急停
止させるための次に示す処理を繰り返す緊急停止指令手
段とを含むことを特徴とする衝突防止制御装置。前記位
置算出手段は、 前記移動体の走行により前記位置検出手段が検出する前
記位置アドレスが前回の処理でのものより変化した処理
(これを第1の処理と称す)の時刻から、次に前記位置
検出手段が検出する前記位置アドレスが変化した処理
(これを第2の処理と称す)の時刻までの時間で、前記
第1の処理で前記位置検出手段が検出した前記位置アド
レスが示す前記区間の長さを除算して当該区間を走行時
の前記移動体の速度である区間速度を求め、 前記第2の処理時からさらに次に前記位置検出手段が検
出する前記位置アドレスが変化した処理(これを第3の
処理と称す)までにおいて、前記移動体が定速状態であ
る場合は、前記第2の処理で前記位置検出手段が検出す
る前記位置アドレスが示す前記区間の前記移動体が入っ
てきた側の端の前記座標値、前記区間速度および前記第
2の処理時からの経過時間に基づいて前記移動体の推定
位置の座標値を求め、前記移動体が減速状態である場合
は、当該第2の処理での区間の端の座標値、前記区間速
度、前記減速度および前記経過時間に基づいて前記移動
体の推定位置の座標値を求める。前記緊急停止指令手段
は、 前記移動体のいずれかの速度および位置する座標値なら
びに前記緊急停止減速度に基づき求めた停止予測位置か
ら緩衝長だけ延長した位置が、当該いずれかの移動体の
進行方向に隣接する他の前記移動体の速度および位置す
る座標値ならびに前記緊急停止減速度に基づき求めた停
止予測位置を超えることとなる時は、当該いずれかの移
動体を緊急停止させる。 - 【請求項6】 位置アドレスが付された複数の区間に分
割された走行路と、 前記走行路上を所定の加速度で加速される加速状態、定
速状態または所定の減速度で減速される減速状態で通常
は移動し、緊急停止時には緊急停止減速度で減速される
複数の移動体と、 前記移動体が走行している前記区間の前記位置アドレス
を検出する位置検出手段と、 この位置検出手段が検出した前記位置アドレスを受け
て、次に示す処理を時間間隔をもって繰り返して前記移
動体の前記走行路上の位置を表す座標値を求める位置算
出手段と、前記移動体のいずれかが隣接する他の前記移
動体に接近した場合に、当該いずれかの移動体を緊急停
止させるための次に示す処理を繰り返す緊急停止指令手
段とを含むことを特徴とする衝突防止制御装置。前記位
置算出手段は、 前記移動体の走行により前記位置検出手段が検出する前
記位置アドレスが前回の処理でのものより変化した処理
(これを第1の処理と称す)の時刻から、次に前記位置
検出手段が検出する前記位置アドレスが変化した処理
(これを第2の処理と称す)の時刻までの時間で、前記
第1の処理で前記位置検出手段が検出した前記位置アド
レスが示す前記区間の長さを除算して当該区間を走行時
の前記移動体の速度である区間速度を求め、 前記第2の処理時からさらに次に前記位置検出手段が検
出する前記位置アドレスが変化した処理(これを第3の
処理と称す)までにおいて、前記移動体が定速状態であ
る場合は、前記第2の処理で前記位置検出手段が検出す
る前記位置アドレスが示す前記区間の前記移動体が入っ
てきた側の端の前記座標値、前記区間速度および前記第
2の処理時からの経過時間に基づいて前記移動体の推定
位置の座標値を求め、前記移動体が減速状態である場合
は、当該第2の処理での区間の端の座標値、前記区間速
度、前記減速度および前記経過時間に基づいて前記移動
体の推定位置の座標値を求め、前記移動体が加速状態で
ある場合は、当該第2の処理での区間の端の座標値、前
記区間速度、前記加速度および前記経過時間に基づいて
前記移動体の推定位置の座標値を求める。前記緊急停止
指令手段は、 前記移動体のいずれかの速度および位置する座標値なら
びに前記緊急停止減速度に基づき求めた停止予測位置か
ら緩衝長だけ延長した位置が、当該いずれかの移動体の
進行方向に隣接する他の前記移動体の速度および位置す
る座標値ならびに前記緊急停止減速度に基づき求めた停
止予測位置を超えることとなる時は、当該いずれかの移
動体を緊急停止させる。 - 【請求項7】 位置アドレスが付された複数の区間に分
割された走行路と、 前記走行路上を加速状態、定速状態または所定の減速度
で減速される減速状態で通常は移動し、緊急停止時には
緊急停止減速度で減速される複数の移動体と、 前記移動体が走行している前記区間の前記位置アドレス
を検出する位置検出手段と、 この位置検出手段が検出した前記位置アドレスを受け
て、次に示す処理を繰り返して前記移動体の推定速度お
よび前記走行路上の位置を表す座標値を推定する推定位
置を求める位置算出手段と、前記移動体のいずれかが隣
接する他の前記移動体に接近した場合に、当該いずれか
の移動体を緊急停止させるための次に示す処理を繰り返
す緊急停止指令手段とを含むことを特徴とする位置検出
装置。前記位置算出手段は、実行順に付した処理の番号
をk、k番の処理で前記位置検出手段が検出した前記位
置アドレスをN[k]、k番の処理での前記移動体の推
定位置をXe[k]、前記移動体の推定速度をVe
[k]とし、前回の処理時からの今回の処理時までの時
間をΔT[k]として、次の処理を行う。 1) 位置アドレスN[k]が前回の処理での位置アド
レスN[k−1]から変化したときに行う処理は、次の
とおりである。 1−1) 今回の位置アドレス変化の一つ前の位置アド
レス変化の際の処理の番号をjとし、速度V[k]=
(X[k]−X[j])/(ΣΔT[i])とする。こ
こで、i=j+1,…,k、位置アドレスN[k−1]
が示す前記区間の前記移動体が入ってきた側の端の前記
座標値がX[j]、位置アドレスN[k]が示す前期区
間の前記移動体が入ってきた側の端の前記座標値がX
[k]である。 1−2) 推定位置Xe[k]=X[k]とする。 1−3) 推定速度Ve[k]=V[k]とする。 1−4) j=kとし、番号jを更新する。 2) 前記移動体が定速状態である時の処理は、現在の
位置アドレスが示す区間の長さをLとすると、|Xe
[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り返
す。 2−1) 推定位置Xe[k]=Xe[k−1]+Ve
[k−1]ΔT[k]とする。 2−2) 推定速度Ve[k]=V[k]とする。 3) 前記移動体が減速状態である時の処理は、|Xe
[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り返
す。 3−1) 推定位置Xe[k]=Xe[k−1]+(V
e[k−1]−αΔT[k]/2)ΔT[k]とする。
ここでαは、減速度である。 3−2) 推定速度Ve[k]=Ve[k]−αΔT
[k]とする。 前記緊急停止指令手段は、k番目の処理において互いに
隣り合う前記移動体の座標値の小さいものの方の停止位
置をXa[k]、推定位置をXea[k]、推定速度を
Vea[k]とし、前記大きいものの方の停止位置をX
b[k]、推定位置をXeb[k]、推定速度をVeb
[k]とし、緩衝長をdとし、緊急停止減速度をβとし
て次の処理を行う。 1) 当該隣り合う移動体が互いに衝突する方向に移動
している場合は、 となった時に当該隣り合う移動体の双方を緊急停止させ
る。 2) 当該隣り合う移動体の双方が同方向に移動してい
る場合は、 となった時に当該隣り合う移動体のうち他方を追いかけ
ている方を緊急停止させる。 3) 当該隣り合う移動体の一方が停止している場合
は、 となった時に当該隣り合う移動体の移動している方も緊
急停止させる。 - 【請求項8】 位置アドレスが付された複数の区間に分
割された走行路と、 前記走行路上を所定の加速度で加速される加速状態、定
速状態または所定の減速度で減速される減速状態で通常
は移動し、緊急停止時には緊急停止減速度で減速される
複数の移動体と、 前記移動体が走行している前記区間の前記位置アドレス
を検出する位置検出手段と、 この位置検出手段が検出した前記位置アドレスを受け
て、次に示す処理を繰り返して前記移動体の推定速度お
よび前記走行路上の位置を表す座標値を推定する推定位
置を求める位置算出手段と、前記移動体のいずれかが隣
接する他の前記移動体に接近した場合に、当該いずれか
の移動体を緊急停止させるための次に示す処理を繰り返
す緊急停止指令手段を含むことを特徴とする衝突防止制
御方法。前記位置算出手段は、実行順に付した処理の番
号をk、k番の処理で前記位置検出手段が検出した前記
位置アドレスをN[k]、k番の処理での前記移動体の
推定位置をXe[k]、前記移動体の推定速度をVe
[k]とし、前回の処理時からの今回の処理時までの時
間をΔT[k]として、次の処理を行う。 1) 位置アドレスN[k]が前回の処理での位置アド
レスN[k−1]から変化したときに行う処理は、次の
とおりである。 1−1) 今回の位置アドレス変化の一つ前の位置アド
レス変化の際の処理の番号をjとし、速度V[k]=
(X[k]−X[j])/(ΣΔT[i])とする。こ
こで、i=j+1,…,k、位置アドレスN[k−1]
が示す前記区間の前記移動体が入ってきた側の端の前記
座標値がX[j]、位置アドレスN[k]が示す前期区
間の前記移動体が入ってきた側の端の前記座標値がX
[k]である。なお、前記移動体が停止状態から移動を
開始するときは、移動開始後の最初の処理の番号をjと
し、前記移動体が停止状態にあった時の停止位置Xsを
X[j]とする。 1−2) 推定位置Xe[k]=X[k]とする。 1−3) 推定速度Ve[k]=V[k]とする。 1−4) j=kとし、番号jを更新する。 2) 前記移動体が定速状態である時は、現在の位置ア
ドレスが示す区間の長さをLとすると、|Xe[k]−
Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り返す。 2−1) 推定位置Xe[k]=Xe[k−1]+Ve
[k−1]ΔT[k]とする。 2−2) 推定速度Ve[k]=V[k]とする。 3) 前記移動体が減速状態である時の処理は、|Xe
[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り返
す。 3−1) 推定位置Xe[k]=Xe[k−1]+(V
e[k−1]−αΔT[k]/2)ΔT[k]とする。
ここでαは、減速度である。 3−2) 推定速度Ve[k]=Ve[k]−αΔT
[k]とする。 3−3) 前記移動体が停止した時は,停止位置Xs=
Xe[k]とする。 4) 前記移動体が加速状態である時は、|Xe[k]
−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り返す。な
お、前記移動体が停止状態から加速状態の移動を始める
時は、移動開始後の最初の処理でXe[k−1]=Xs
とし、Ve[k−1]=0とする。 4−1) 推定位置Xe[k]=Xe[k−1]+(V
e[k−1]+γΔT[k]/2)ΔT[k]とする。
ここでγは、加速度である。 4−2) 推定速度Ve[k]=Ve[k−1]+γΔ
T[k]とする。前記緊急停止指令手段は、k番目の処
理において互いに隣り合う前記移動体の座標値の小さい
ものの方の停止位置をXa[k]、推定位置をXea
[k]、推定速度をVea[k]とし、前記大きいもの
の方の停止位置をXb[k]、推定位置をXeb
[k]、推定速度をVeb[k]とし、緩衝長をdと
し、緊急停止減速度をβとして次の処理を行う。 1) 当該隣り合う移動体が互いに衝突する方向に移動
している場合は、 となった時に当該隣り合う移動体の双方を緊急停止させ
る。 2) 当該隣り合う移動体の双方が同方向に移動してい
る場合は、 となった時に当該隣り合う移動体のうち他方を追いかけ
ている方を緊急停止させる。 3) 当該隣り合う移動体の一方が停止している場合
は、 となった時に当該隣り合う移動体の移動している方も緊
急停止させる。 - 【請求項9】 移動体は、ライブラリ装置の移送機構で
あることを特徴とする請求項1、2、5または6のいず
れかに記載の位置検出装置。 - 【請求項10】 移動体は、ライブラリ装置の移送機構
であることを特徴とする請求項3、4、7または8のい
ずれかに記載の衝突防止制御装置。 - 【請求項11】 位置アドレスが付された複数の区間に
分割された走行路上を移動体が加速状態、定速状態また
は所定の減速度で減速される減速状態で移動し、 位置検出手段が前記移動体が走行している前記区間の前
記位置アドレスを検出し、 この位置検出手段が検出した前記位置アドレスを受けて
前記移動体の前記走行路上の位置を表す座標値を求める
ための処理を時間間隔をもって繰り返し、 前記移動体の走行により前記位置検出手段が検出する前
記位置アドレスが前回の処理でのものより変化した処理
(これを第1の処理と称す)の時刻から、次に前記位置
検出手段が検出する前記位置アドレスが変化した処理
(これを第2の処理と称す)の時刻までの時間で、前記
第1の処理で前記位置検出手段が検出した前記位置アド
レスが示す前記区間の長さを除算して当該区間を走行時
の前記移動体の速度である区間速度を求め、 前記第2の処理時からさらに次に前記位置検出手段が検
出する前記位置アドレスが変化した処理(これを第3の
処理と称す)までにおいて、前記移動体が定速状態であ
る場合は、前記第2の処理で前記位置検出手段が検出す
る前記位置アドレスが示す前記区間の前記移動体が入っ
てきた側の端の前記座標値、前記区間速度および前記第
2の処理時からの経過時間に基づいて前記移動体の推定
位置の座標値を求め、前記移動体が減速状態である場合
は、当該第2の処理での区間の端の座標値、前記区間速
度、前記減速度および前記経過時間に基づいて前記移動
体の推定位置の座標値を求めることを特徴とする位置検
出方法。 - 【請求項12】 位置アドレスが付された複数の区間に
分割された走行路上を移動体が所定の加速度で加速され
る加速状態、定速状態または所定の減速度で減速される
減速状態で移動し、 位置検出手段により前記移動体が走行している前記区間
の前記位置アドレスを検出し、 この位置検出手段が検出した前記位置アドレスを受けて
前記移動体の前記走行路上の位置を表す座標値を求める
ための処理を時間間隔をもって繰り返し、 前記移動体の走行により前記位置検出手段が検出する前
記位置アドレスが前回の処理でのものより変化した処理
(これを第1の処理と称す)の時刻から、次に前記位置
検出手段が検出する前記位置アドレスが変化した処理
(これを第2の処理と称す)の時刻までの時間で、前記
第1の処理で前記位置検出手段が検出した前記位置アド
レスが示す前記区間の長さを除算して当該区間を走行時
の前記移動体の速度である区間速度を求め、 前記第2の処理時からさらに次に前記位置検出手段が検
出する前記位置アドレスが変化した処理(これを第3の
処理と称す)までにおいて、前記移動体が定速状態であ
る場合は、前記第2の処理で前記位置検出手段が検出す
る前記位置アドレスが示す前記区間の前記移動体が入っ
てきた側の端の前記座標値、前記区間速度および前記第
2の処理時からの経過時間に基づいて前記移動体の推定
位置の座標値を求め、前記移動体が減速状態である場合
は、当該第2の処理での区間の端の座標値、前記区間速
度、前記減速度および前記経過時間に基づいて前記移動
体の推定位置の座標値を求め、前記移動体が加速状態で
ある場合は、当該第2の処理での区間の端の座標値、前
記区間速度、前記加速度および前記経過時間に基づいて
前記移動体の推定位置の座標値を求めることを特徴とす
る位置検出方法。 - 【請求項13】 位置アドレスが付された複数の区間に
分割された走行路上を移動体が加速状態、定速状態また
は所定の減速度で減速される減速状態で移動し、 位置検出手段により前記移動体が走行している前記区間
の前記位置アドレスを検出し、 この位置検出手段が検出した前記位置アドレスを受け
て、次に示す処理を繰り返して前記移動体の推定速度お
よび前記走行路上の位置を表す座標値を推定することを
特徴とする位置検出方法。実行順に付した処理の番号を
k、k番の処理で前記位置検出手段が検出した前記位置
アドレスをN[k]、k番の処理での前記移動体の推定
位置をXe[k]、前記移動体の推定速度をVe[k]
とし、前回の処理時からの今回の処理時までの時間をΔ
T[k]として、次の処理を行う。 1) 位置アドレスN[k]が前回の処理での位置アド
レスN[k−1]から変化したときに行う処理は、次の
とおりである。 1−1) 今回の位置アドレス変化の一つ前の位置アド
レス変化の際の処理の番号をjとし、速度V[k]=
(X[k]−X[j])/(ΣΔT[i])とする。こ
こで、i=j+1,…,k、位置アドレスN[k−1]
が示す前記区間の前記移動体が入ってきた側の端の前記
座標値がX[j]、位置アドレスN[k]が示す前期区
間の前記移動体が入ってきた側の端の前記座標値がX
[k]である。 1−2) 推定位置Xe[k]=X[k]とする。 1−3) 推定速度Ve[k]=V[k]とする。 1−4) j=kとし、番号jを更新する。 2) 前記移動体が定速状態である時の処理は、現在の
位置アドレスが示す区間の長さをLとすると、|Xe
[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り返
す。 2−1) 推定位置Xe[k]=Xe[k−1]+Ve
[k−1]ΔT[k]とする。 2−2) 推定速度Ve[k]=V[k]とする。 3) 前記移動体が減速状態である時の処理は、|Xe
[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り返
す。 3−1) 推定位置Xe[k]=Xe[k−1]+(V
e[k−1]−αΔT[k]/2)ΔT[k]とする。
ここでαは、減速度である。 3−2) 推定速度Ve[k]=Ve[k]−αΔT
[k]とする。 - 【請求項14】 位置アドレスが付された複数の区間に
分割された走行路上を移動体が所定の加速度で加速され
る加速状態、定速状態または所定の減速度で減速される
減速状態で移動し、 位置検出手段により前記移動体が走行している前記区間
の前記位置アドレスを検出し、 この位置検出手段が検出した前記位置アドレスを受け
て、次に示す処理を繰り返して前記移動体の推定速度お
よび前記走行路上の位置を表す座標値を推定することを
特徴とする位置検出方法。実行順に付した処理の番号を
k、k番の処理で前記位置検出手段が検出した前記位置
アドレスをN[k]、k番の処理での前記移動体の推定
位置をXe[k]、前記移動体の推定速度をVe[k]
とし、前回の処理時からの今回の処理時までの時間をΔ
T[k]として、次の処理を行う。 1) 位置アドレスN[k]が前回の処理での位置アド
レスN[k−1]から変化したときに行う処理は、次の
とおりである。 1−1) 今回の位置アドレス変化の一つ前の位置アド
レス変化の際の処理の番号をjとし、速度V[k]=
(X[k]−X[j])/(ΣΔT[i])とする。こ
こで、i=j+1,…,k、位置アドレスN[k−1]
が示す前記区間の前記移動体が入ってきた側の端の前記
座標値がX[j]、位置アドレスN[k]が示す前期区
間の前記移動体が入ってきた側の端の前記座標値がX
[k]である。なお、前記移動体が停止状態から移動を
開始するときは、移動開始後の処理の番号をjとし、前
記移動体が停止状態にあった時の停止位置XsをX
[j]とする。 1−2) 推定位置Xe[k]=X[k]とする。 1−3) 推定速度Ve[k]=V[k]とする。 1−4) j=kとし、番号jを更新する。 2) 前記移動体が定速状態である時は、現在の位置ア
ドレスが示す区間の長さをLとすると、|Xe[k]−
Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り返す。 2−1) 推定位置Xe[k]=Xe[k−1]+Ve
[k−1]ΔT[k]とする。 2−2) 推定速度Ve[k]=V[k]とする。 3) 前記移動体が減速状態である時の処理は、|Xe
[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り返
す。 3−1) 推定位置Xe[k]=Xe[k−1]+(V
e[k−1]−αΔT[k]/2)ΔT[k]とする。
ここでαは、減速度である。 3−2) 推定速度Ve[k]=Ve[k]−αΔT
[k]とする。 3−3) 前記移動体が停止した時は,停止位置Xs=
Xe[k]とする。 4) 前記移動体が加速状態である時は、|Xe[k]
−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り返す。な
お、前記移動体が停止状態から加速状態の移動を始める
時は、移動後の最初の処理でXe[k−1]=Xsと
し、Ve[k−1]=0とする。 4−1) 推定位置Xe[k]=Xe[k−1]+(V
e[k−1]+γΔT[k]/2)ΔT[k]とする。
ここでγは、加速度である。 4−2) 推定速度Ve[k]=Ve[k−1]+γΔ
T[k]とする。 - 【請求項15】 位置アドレスが付された複数の区間に
分割された走行路上を複数の移動体が加速状態、定速状
態または所定の減速度で減速される減速状態で通常は移
動し、緊急停止時には緊急停止減速度で減速され、 位置検出手段により前記移動体が走行している前記区間
の前記位置アドレスを検出し、 この位置検出手段が検出した前記位置アドレスを受けて
前記移動体の前記走行路上の位置を求め、前記移動体の
いずれかが進行方向に隣接する他の前記移動体に接近し
た場合に、当該いずれかの移動体を緊急停止させるため
の次に示す処理を時間間隔をもって繰り返し、 前記移動体の走行により前記位置検出手段が検出する前
記位置アドレスが前回の処理でのものより変化した処理
(これを第1の処理と称す)の時刻から、次に前記位置
検出手段が検出する前記位置アドレスが変化した処理
(これを第2の処理と称す)の時刻までの時間で、前記
第1の処理で前記位置検出手段が検出した前記位置アド
レスが示す前記区間の長さを除算して当該区間を走行時
の前記移動体の速度である区間速度を求め、 前記第2の処理時からさらに次に前記位置検出手段が検
出する前記位置アドレスが変化した処理(これを第3の
処理と称す)までにおいて、前記移動体が定速状態であ
る場合は、前記第2の処理で前記位置検出手段が検出す
る前記位置アドレスが示す前記区間の前記移動体が入っ
てきた側の端の前記座標値、前記区間速度および前記第
2の処理時からの経過時間に基づいて前記移動体の推定
位置の座標値を求め、前記移動体が減速状態である場合
は、当該第2の処理での区間の端の座標値、前記区間速
度、前記減速度および前記経過時間に基づいて前記移動
体の推定位置の座標値を求め、 前記移動体のいずれかの速度および位置する座標値なら
びに前記緊急停止減速度に基づき求めた停止予測位置か
ら緩衝長だけ延長した位置が当該いずれかの移動体の進
行方向に隣接する他の前記移動体の速度および位置する
座標値ならびに前記緊急停止減速度に基づき求めた停止
予測位置を超えることとなる時は、当該いずれかの移動
体を緊急停止させることを特徴とする衝突防止制御装
置。 - 【請求項16】 位置アドレスが付された複数の区間に
分割された走行路上を複数の移動体が所定の加速度で加
速される加速状態、定速状態または所定の減速度で減速
される減速状態で通常は移動し、緊急停止時には緊急停
止減速度で減速され、 位置検出手段により前記移動体が走行している前記区間
の前記位置アドレスを検出し、 この位置検出手段が検出した前記位置アドレスを受けて
前記移動体の前記走行路上の位置を表す座標値を求め、
前記移動体のいずれかが進行方向に隣接する他の前記移
動体に接近した場合に、当該いずれかの移動体を緊急停
止させるための次に示す処理を時間間隔をもって繰り返
し、 前記移動体の走行により前記位置検出手段が検出する前
記位置アドレスが前回の処理でものより変化した処理
(これを第1の処理と称す)の時刻から、次に前記位置
検出手段が検出する前記位置アドレスが変化した処理
(これを第2の処理と称す)の時刻までの時間で、前記
第1の処理で前記位置検出手段が検出した前記位置アド
レスが示す前記区間の長さを除算して当該区間を走行時
の前記移動体の速度である区間速度を求め、 前記第2の処理時からさらに次に前記位置検出手段が検
出する前記位置アドレスが変化した処理(これを第3の
処理と称す)までにおいて、前記移動体が定速状態であ
る場合は、前記第2の処理で前記位置検出手段が検出す
る前記位置アドレスが示す前記区間の前記移動体が入っ
てきた側の端の前記座標値、前記区間速度および前記第
2の処理時からの経過時間に基づいて前記移動体の推定
位置の座標値を求め、前記移動体が減速状態である場合
は、当該第2の処理での区間の端の座標値、前記区間速
度、前記減速度および前記経過時間に基づいて前記移動
体の推定位置の座標値を求め、前記移動体が加速状態で
ある場合は、当該第2の処理での区間の端の座標値、前
記区間速度、前記加速度および前記経過時間に基づいて
前記移動体の推定位置の座標値を求め、 前記移動体のいずれかの速度および位置する座標値なら
びに前記緊急停止減速度に基づき求めた停止予測位置か
ら緩衝長だけ延長した位置が当該いずれかの移動体の進
行方向に隣接する他の前記移動体の速度および位置する
座標値ならびに前記緊急停止減速度に基づき求めた停止
予測位置を超えることとなる時は、当該いずれかの移動
体を緊急停止させることを特徴とする衝突防止制御方
法。 - 【請求項17】 位置アドレスが付された複数の区間に
分割された走行路上を複数の移動体が加速状態、定速状
態または所定の減速度で減速される減速状態で通常は移
動し、緊急停止時には緊急停止減速度で減速され、 前記移動体が走行している区間の位置アドレスを検出す
る位置検出手段と、 この位置検出手段が検出した前記位置アドレスを受けて
前記移動体の推定速度および前記走行路上の位置を表す
座標値を推定する推定位置を求め、前記移動体のいずれ
かが隣接する他の前記移動体に接近した場合に、当該い
ずれかの移動体を緊急停止させるための次に示す処理を
繰り返すことを特徴とする衝突防止制御方法。実行順に
付した処理の番号をk、k番の処理で前記位置検出手段
が検出した前記位置アドレスをN[k]、k番の処理で
の前記移動体の推定位置をXe[k]、前記移動体の推
定速度をVe[k]とし、前回の処理時からの今回の処
理時までの時間をΔT[k]として、次の処理を行う。 1) 位置アドレスN[k]が前回の処理での位置アド
レスN[k−1]から変化したときに行う処理は、次の
とおりである。 1−1) 今回の位置アドレス変化の一つ前の位置アド
レス変化の際の処理の番号をjとし、速度V[k]=
(X[k]−X[j])/(ΣΔT[i])とする。こ
こで、i=j+1,…,k、位置アドレスN[k−1]
が示す前記区間の前記移動体が入ってきた側の端の前記
座標値がX[j]、位置アドレスN[k]が示す前期区
間の前記移動体が入ってきた側の端の前記座標値がX
[k]である。 1−2) 推定位置Xe[k]=X[k]とする。 1−3) 推定速度Ve[k]=V[k]とする。 1−4) j=kとし、番号jを更新する。 2) 前記移動体が定速状態である時の処理は、現在の
位置アドレスが示す区間の長さをLとすると、|Xe
[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り返
す。 2−1) 推定位置Xe[k]=Xe[k−1]+Ve
[k−1]ΔT[k]とする。 2−2) 推定速度Ve[k]=V[k]とする。 3) 前記移動体が減速状態である時の処理は、|Xe
[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り返
す。 3−1) 推定位置Xe[k]=Xe[k−1]+(V
e[k−1]−αΔT[k]/2)ΔT[k]とする。
ここでαは、減速度である。 3−2) 推定速度Ve[k]=Ve[k]−αΔT
[k]とする。 4) k番目の処理において互いに隣り合う前記移動体
の座標値の小さいものの方の停止位置をXa[k]、推
定位置をXea[k]、推定速度をVea[k]とし、
前記大きいものの方の停止位置をXb[k]、推定位置
をXeb[k]、推定速度をVeb[k]とし、緩衝長
をdとし、緊急停止減速度をβとして次の処理を行う。 4−1) 当該隣り合う移動体が互いに衝突する方向に
移動している場合は、 となった時に当該隣り合う移動体の双方を緊急停止させ
る。 4−2) 当該隣り合う移動体の双方が同方向に移動し
ている場合は、 となった時に当該隣り合う移動体のうち他方を追いかけ
ている方を緊急停止させる。 4−3) 当該隣り合う移動体の一方が停止している場
合は、 となった時に当該隣り合う移動体の移動している方も緊
急停止させる。 - 【請求項18】 位置アドレスが付された複数の区間に
分割された走行路上を複数の移動体が所定の加速度で加
速される加速状態、定速状態または所定の減速度で減速
される減速状態で通常は移動し、緊急停止時には緊急停
止減速度で減速され、緊急停止時には緊急停止減速度で
減速され、 位置検出手段により前記移動体が走行している前記区間
の前記位置アドレスを検出し、 この位置検出手段が検出した前記位置アドレスを受けて
移動体の推定速度および前記走行路上の位置を表す座標
値を推定する推定位置を求め、前記移動体のいずれかが
隣接する他の前記移動体に接近した場合に、当該いずれ
かの移動体を緊急停止させるための次に示す処理を繰り
返すことを特徴とする衝突防止制御方法。実行順に付し
た処理の番号をk、k番の処理で前記位置検出手段が検
出した前記位置アドレスをN[k]、k番の処理での前
記移動体の推定位置をXe[k]、前記移動体の推定速
度をVe[k]とし、前回の処理時からの今回の処理時
までの時間をΔT[k]として、次の処理を行う。 1) 位置アドレスN[k]が前回の処理での位置アド
レスN[k−1]から変化したときに行う処理は、次の
とおりである。 1−1) 今回の位置アドレス変化の一つ前の位置アド
レス変化の際の処理の番号をjとし、速度V[k]=
(X[k]−X[j])/(ΣΔT[i])とする。こ
こで、i=j+1,…,k、位置アドレスN[k−1]
が示す前記区間の前記移動体が入ってきた側の端の前記
座標値がX[j]、位置アドレスN[k]が示す前期区
間の前記移動体が入ってきた側の端の前記座標値がX
[k]である。なお、前記移動体が停止状態から移動を
開始するときは、移動開始後の処理の番号をjとし、前
記移動体が停止状態にあった時の停止位置XsをX
[j]とする。 1−2) 推定位置Xe[k]=X[k]とする。 1−3) 推定速度Ve[k]=V[k]とする。 1−4) j=kとし、番号jを更新する。 2) 前記移動体が定速状態である時は、現在の位置ア
ドレスが示す区間の長さをLとすると、|Xe[k]−
Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り返す。 2−1) 推定位置Xe[k]=Xe[k−1]+Ve
[k−1]ΔT[k]とする。 2−2) 推定速度Ve[k]=V[k]とする。 3) 前記移動体が減速状態である時の処理は、|Xe
[k]−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り返
す。 3−1) 推定位置Xe[k]=Xe[k−1]+(V
e[k−1]−αΔT[k]/2)ΔT[k]とする。
ここでαは、減速度である。 3−2) 推定速度Ve[k]=Ve[k]−αΔT
[k]とする。 3−3) 前記移動体が停止した時は,停止位置Xs=
Xe[k]とする。 4) 前記移動体が加速状態である時は、|Xe[k]
−Xe[j]|<Lの範囲で次の処理を繰り返す。な
お、前記移動体が停止状態から加速状態の移動を始める
時は、移動後の最初の処理でXe[k−1]=Xsと
し、Ve[k−1]=0とする。 4−1) 推定位置Xe[k]=Xe[k−1]+(V
e[k−1]+γΔT[k]/2)ΔT[k]とする。
ここでγは、加速度である。 4−2) 推定速度Ve[k]=Ve[k−1]+γΔ
T[k]とする。 5) 前記緊急停止手段は、k番目の処理において互い
に隣り合う前記移動体の座標値の小さいものの方の停止
位置をXa[k]、推定位置をXea[k]、推定速度
をVea[k]とし、前記大きいものの方の停止位置を
Xb[k]、推定位置をXeb[k]、推定速度をVe
b[k]とし、緩衝長をdとし、緊急停止減速度をβと
して次の処理を行う。 5−1) 当該隣り合う移動体が互いに衝突する方向に
移動している場合は、 となった時に当該隣り合う移動体の双方を緊急停止させ
る。 5−2) 当該隣り合う移動体の双方が同方向に移動し
ている場合は、 となった時に当該隣り合う移動体のうち他方を追いかけ
ている方を緊急停止させる。 5−3) 当該隣り合う移動体の一方が停止している場
合は、 となった時に当該隣り合う移動体の移動している方も緊
急停止させる。 - 【請求項19】 移動体は、ライブラリ装置の移送機構
であることを特徴とする請求項11、12、15または
16のいずれかに記載の位置検出方法。 - 【請求項20】 移動体は、ライブラリ装置の移送機構
であることを特徴とする請求項13、14、17または
18のいずれかに記載の衝突防止制御方法。
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---|---|---|---|
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JP7317248B1 (ja) * | 2022-03-16 | 2023-07-28 | 三菱電機株式会社 | プログラム作成支援装置、プログラム作成支援プログラム、プログラム作成支援方法、およびリニア搬送システム |
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JP4438095B2 (ja) | 2005-05-26 | 2010-03-24 | 村田機械株式会社 | 搬送システム |
CN100437445C (zh) * | 2005-12-23 | 2008-11-26 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 三次元离线碰撞检测系统及方法 |
US7353135B2 (en) * | 2006-03-07 | 2008-04-01 | Robert Malm | Positioning and aligning the parts of an assembly |
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---|---|---|---|---|
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US6161058A (en) * | 1997-07-03 | 2000-12-12 | Fujitsu Limited | Control device and control method of library apparatus, and library apparatus |
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2000
- 2000-11-06 JP JP2000337438A patent/JP3607594B2/ja not_active Expired - Fee Related
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- 2001-11-05 US US09/985,656 patent/US6658365B2/en not_active Expired - Fee Related
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JP2010120139A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-06-03 | New Industry Research Organization | 産業用ロボットの安全制御装置 |
JP7317248B1 (ja) * | 2022-03-16 | 2023-07-28 | 三菱電機株式会社 | プログラム作成支援装置、プログラム作成支援プログラム、プログラム作成支援方法、およびリニア搬送システム |
WO2023175761A1 (ja) * | 2022-03-16 | 2023-09-21 | 三菱電機株式会社 | プログラム作成支援装置、プログラム作成支援プログラム、プログラム作成支援方法、およびリニア搬送システム |
CN118119560A (zh) * | 2022-03-16 | 2024-05-31 | 三菱电机株式会社 | 程序创建辅助装置、程序创建辅助程序、程序创建辅助方法及线性输送系统 |
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