JP2002150601A - 光ディスク用光ピックアップ及び光ディスク評価方法 - Google Patents

光ディスク用光ピックアップ及び光ディスク評価方法

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JP2002150601A
JP2002150601A JP2000343798A JP2000343798A JP2002150601A JP 2002150601 A JP2002150601 A JP 2002150601A JP 2000343798 A JP2000343798 A JP 2000343798A JP 2000343798 A JP2000343798 A JP 2000343798A JP 2002150601 A JP2002150601 A JP 2002150601A
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JP
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optical
optical disk
laser
laser beam
laser light
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JP2000343798A
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Yukio Tani
幸雄 谷
Toru Maruta
徹 丸田
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Shibasoku Co Ltd
Original Assignee
Shibasoku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短波長レーザー光を使用する場合において、
低ノイズによる再生を可能とする。 【解決手段】 レーザーダイオード1で発光したレーザ
ー光は、プリズム4を通ってその形状が整形され、レー
ザービームスプリッタ5、6を通過して、対物レンズ9
を通り、光ディスクDに照射される。読み取り時におい
ては、光ディスクDから反射したレーザー光は、対物レ
ンズ9を通り、レーザービームスプリッタ6で反射さ
れ、ビーム分割プリズム12、検光子12、ミラー1
3、レンズ14を経てピンダイオード15に結像され
る。これにより、光ディスクDの記録情報が光信号とし
てピンダイオード15から得られる。レーザービームス
プリッタ6を通過しレーザービームスプリッタ5を通過
した光ディスクDからの戻り光は、プリズム4を通りレ
ーザーダイオード1に戻る。この戻り光はノイズの大き
な原因となるので、光学ヘッドの特に読み出し時におい
て、コリメータ2とプリズム4の間に、光減衰部材であ
るフィルタ3を挿入することにより、レーザーダイオー
ド1への戻り量を減衰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高密度光ディスク
ドライブや光ディスク評価システムに使用可能な光ディ
スク用光ピックアップ及び光ディスク評価方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体レーザー光源を使用した光
ピックアップのノイズ低減方法の一部として、主に高周
波(300MHz〜900MHz帯)でレーザー光を変
調することにより、レーザー光の発振モードをシングル
モードからマルチモードに変えることで低減する方法が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光ディ
スクの高密度化(10GB以上)が進み、波長400n
mの短波長の青色レーザー光が使用され始めている。こ
の青色レーザー光を使用した光学ピックアップは、図4
に示すように、0.5mW以下の低パワー領域では極め
てノイズが多く、従来の高周波変調によるノイズ低減対
策では十分なS/Nを得ることができない。
【0004】また、記録媒体への情報の書き込み時に
は、レーザー光のパワーは大きくする必要があるので、
このノイズではさほどの問題とはならないが、記録媒体
からの情報の読み取り時には、低パワー領域での使用に
なるためレーザー光自体のS/Nが低く、更には記録媒
体からの反射光が半導体レーザー光源に戻ることにな
り、戻り光ノイズも発生する。
【0005】本発明の目的は、これらの問題点を解決
し、高密度の光ディスクの記録情報を低ノイズで再生を
可能にした光ディスク用光ピックアップ及び光ディスク
記録手段を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に係る本発明は、半導体レーザー光源を高出
力域で駆動する駆動回路手段と、前記半導体レーザ光源
の前方の光路中に挿脱自在に設けた光減衰部材とを有す
ることを特徴とする光ディスク用光ピックアップであ
る。
【0007】請求項2に係る本発明は、前記光減衰部材
はフィルタとしたことを特徴とする請求項1に記載の光
ディスク用光ピックアップである。
【0008】請求項3に係る本発明は、前記半導体レー
ザー光源の波長は380〜440nmであることを特徴
とする請求項1に記載の光ディスク用光ピックアップで
ある。
【0009】請求項4に係る本発明は、前記光減衰部材
は記録媒体からの情報を読み取る場合に、前記光路中に
挿入するようにしたことを特徴とする請求項1又は2又
は3に記載の光ディスク用光ピックアップである。
【0010】請求項5に係る本発明は、請求項1又は2
又は3に記載の光ピックアップを使用して記録媒体から
の情報を読み取る場合に、前記光減衰器部材を前記光路
中に挿入することを特徴とする光ディスクの評価方法で
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図3に図示の実施
の形態に基づいて詳細に説明する。図1は第1の実施の
形態による光ディスクをMOとした場合の構成図を示
し、短波長レーザー光を発光するレーザーダイオード1
から発光されたレーザー光の光路に沿って、コリメータ
2、光路に挿脱自在のフィルタ3、2つのプリズムから
成りビーム整形を行うためのプリズム4、レーザービー
ムスプリッタ5、6、ミラー7、ビーム分割プリズム
8、対物レンズ9が配列されており、対物レンズ9の結
像位置にMO等の光ディスクDが配置されている。レー
ザービームスプリッタ6のレーザービームスプリッタ5
の側からの光束の反射方向には、レンズ10を介してモ
ニタダイオード11が配置されている。
【0012】また、レーザービームスプリッタ6のミラ
ー7側からの光束の反射方向には、検光子12、ミラー
13、レンズ14、ピンダイオード15が配列されてい
る。更に、レーザービームスプリッタ5のレーザービー
ムスプリッタ6側からの光束の反射方向には、レーザー
ビームスプリッタ16、レンズ17、ピンダイオード1
8が配列され、レーザービームスプリッタ16の反射方
向にはレンズ19、ピンダイオード20が配列されてい
る。
【0013】レーザーダイオード1で発光したレーザー
光は、プリズム4を通ってその形状が整形され、レーザ
ービームスプリッタ5、6を通過して、ミラー7で偏向
され、ビーム分割プリズム8、対物レンズ9を通り、光
ディスクDの記録面に照射される。一方、レーザービー
ムスプリッタ6で反射されたレーザー光の一部はレンズ
10を介してモニタダイオード11に入射し、レーザー
光のレベルがモニタされ、図示しない駆動回路手段を介
して、レーザーダイオード1の出力レベルを所定の高パ
ワーとなるように制御する。
【0014】読み取り時においては、光ディスクDから
反射したレーザー光は、再び対物レンズ9、ビーム分割
プリズム8を通りミラー7で反射され、更にレーザービ
ームスプリッタ6で反射され、検光子12、ミラー1
3、レンズ14を経てピンダイオード15に結像され
る。これにより、光ディスクDの記録情報が光信号とし
てピンダイオード15から得られる。
【0015】このとき、レーザービームスプリッタ6を
通過しレーザービームスプリッタ5で反射されたレーザ
ー光の一部は、レーザービームスプリッタ16、レンズ
17を経てピンダイオード18に入射する。このピンダ
イオード18に入力した信号を基に、光ディスクDに対
するトラッキングが行われる。
【0016】レーザービームスプリッタ16で反射され
たレーザー光は、レンズ19を経てピンダイオード20
に入射し、ピンダイオード20で得られた信号を基に光
ディスクDに対するフォーカシングが行われる。
【0017】また、レーザービームスプリッタ6を通過
しレーザービームスプリッタ5を通過したレーザー光の
戻り光は、プリズム4を通りレーザーダイオード1に戻
る。この戻り光はレーザーダイオード1の発光時のノイ
ズの大きな原因となるので、特に読み出し時において、
コリメータ2とプリズム4の間に、光減衰部材であるフ
ィルタ3を挿入することにより、レーザーダイオード1
への戻り量を減衰させ、またレーザー光を高い出力で使
うことによってノイズが低減される。フィルタ3は例え
ば反射型或いは吸収型のフィルタでよく、レーザーダイ
オード1の波長における透過率は20〜50%が好まし
い。
【0018】図2はこのフィルタ3の挿入による効果を
示し、元々のシステムノイズは例えば図2のAに示す特
性であるが、フィルタ3を光路に挿入しない状態でノイ
ズを測定するとBに示すような特性となる。しかし、フ
ィルタ3を光路に挿入するとCに示す特性が得られ、ノ
イズが軽減する。15MHzの周波数において計算上で
は、発生ノイズに2.7dBの差があり、フィルタ3を
挿入した場合は挿入しない場合と比較して、ノイズが
2.7dB下がっている。
【0019】レーザーノイズが2.7dB下がること
は、ディスク評価においては極めて大きな値であり、デ
ィスクノイズがレーザーノイズよりも低い場合に、一定
のキャリアを書いたとするとC/Nが2.7dB上がる
ことになる。
【0020】図3は第2の実施の形態の構成図であり、
光ディスクDとして相変化用である例えばDVDディス
クを使用している。なお、図1と同一の符号は同一の部
材を表しているが、8’は1/4波長板である。この相
変化ディスクを用いる場合においても、フィルタ3を挿
入することにより、レーザー光を高出力で使うことによ
るノイズ低減効果がある。
【0021】また、フィルタ3は図1、図3に示すよう
に光路に対して僅かに傾斜させて挿入することが好適で
ある。つまり、フィルタ3の表面にコーティングを施し
てある被膜は、光束がフィルタ3に正対して入射する
と、入射光の一部をその方向に反射させることになる
が、傾いていれば入射光を側方に反射させ、元の光路に
戻すことがないからである。
【0022】更に、フィルタ3の挿入位置は実施の形態
に限られず、例えばプリズム4とレーザービームスプリ
ッタ5の間としてよい。
【0023】また、従来ではレーザー光を高周波変調を
行うことによりノイズを低減していたが、この変調も不
要となり、更にはレーザー光源の立ち上り、立ち下り特
性も従来の2〜3nSから例えば1nSに大きく向上さ
せることが可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る光ディ
スク用光ピックアップ及び光ディスク評価方法は、半導
体レーザー光源の前方の光路上に光減衰部材を挿脱自在
に設け、半導体レーザー光源への戻り光の入射を低減す
ると共に、レーザーノイズの少ない高出力域で情報読み
取りを行うことにより、読取性能を向上させ、ディスク
の特性評価性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の構成図である。
【図2】システムノイズ、フイルタを挿入しない場合の
ノイズ、挿入した場合のノイズの特性図である。
【図3】第2の実施の形態の構成図である。
【図4】レーザー出射パワーに対するノイズ特性のグラ
フ図である。
【符号の説明】
1 レーザーダイオード 3 フィルタ 4 プリズム 5、6、16 レーザービームスプリッタ 8 1/2波長板 8’ 1/4波長板 9 対物レンズ 11 モニタダイオード 12 検光子 15、18、20 ピンダイオード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザー光源を高出力域で駆動す
    る駆動回路手段と、前記半導体レーザ光源の前方の光路
    中に挿脱自在に設けた光減衰部材とを有することを特徴
    とする光ディスク用光ピックアップ。
  2. 【請求項2】 前記光減衰部材はフィルタとしたことを
    特徴とする請求項1に記載の光ディスク用光ピックアッ
    プ。
  3. 【請求項3】 前記半導体レーザー光源の波長は380
    〜440nmであることを特徴とする請求項1に記載の
    光ディスク用光ピックアップ
  4. 【請求項4】 前記光減衰部材は記録媒体からの情報を
    読み取る場合に、前記光路中に挿入するようにしたこと
    を特徴とする請求項1又は2又は3に記載の光ディスク
    用光ピックアップ。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2又は3に記載の光ピック
    アップを使用して記録媒体からの情報を読み取る場合
    に、前記光減衰器部材を前記光路中に挿入することを特
    徴とする光ディスクの評価方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007097239A1 (ja) * 2006-02-22 2007-08-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 光ピックアップ装置、及び情報処理装置
US7298686B2 (en) 2002-12-17 2007-11-20 Sharp Kabushiki Kaisha Optical pickup and optical disk reproducing device
US7561500B2 (en) 2005-05-30 2009-07-14 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus using light-attenuating element for optically reproducing and recording information

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