JP2002150017A - 電子商取引方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 個人の起業家が汎用のパーソナルコンピュー
タなどを利用して電子商取引サービスをする。 【解決手段】 電子商取引用画面データ作成プログラ
ム、商品情報データベース、顧客情報データベース、電
子商取引プログラムをメモリに記憶しておき、電子商取
引用画面データを作成する表示データをモールオーナ端
末に送信し、入力情報に応じてモールオーナ端末ごとの
電子商取引用画面データを作成して顧客端末に閲覧可能
とし、各モールオーナ端末に対応したアドレスを付与し
て記憶し、顧客端末からのモールオーナを指定するアク
セスに応じて、電子商取引用画面データと商品情報デー
タベースに含まれる商品情報とを組み合わせて顧客端末
に閲覧させ、顧客端末の商品購入が決定したことに応じ
て購入実績に応じた報酬情報を作成し、各モールオーナ
のアドレスと、購入実績情報と、報酬情報とを対応させ
て記憶し、各モールオーナ端末に購入情報と報酬情報と
を閲覧可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を介して商品関する情報を消費者に閲覧させて決済処理
をして電子商取引をするための電子商取引方法に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、電子商取引を行うサービスを提供
する電子商取引システムでは、例えば商品の販売をする
テナント業者から商品に関する情報を得て、商品情報を
記憶媒体にデータベース化して保有していることが多
い。

【０００３】商品情報を保有しているサーバ装置は、消
費者が操作するパーソナルコンピュータにより商品情報
を閲覧可能にし、商品発注が発生すると、その旨をテナ
ント業者に通知し決済をする。すると、テナント業者
は、商品発注に基づいて消費者に商品を届けることが行
われていた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したサー
ビスを提供する電子商取引システムでは、単独のウェブ
サイトで商取引をするのみで、共通した商品情報を共有
してサービスを提供することはなされていなかった。

【０００５】また、従来の電子商取引システムにおい
て、新規参入したウェブサイトでは消費者の信用が無い
ために電子商取引が発展しないという問題があった。更
に、個人で電子商取引サービスをするときには、膨大な
商品情報や帯域が大きい通信回線を構築する必要があっ
た。したがって、従来の電子商取引システムでは、個人
（起業家）が独自に通信ネットワークを利用した電子商
取引サービスを提供することが困難であった。

【０００６】そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて
提案されたものであり、個人の起業家が汎用のパーソナ
ルコンピュータなどを利用して電子商取引サービスをす
ることができる電子商取引方法を提供することを目的と
する。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明に係る電子商取引
方法は、上述の課題を解決するために、電子商取引用画
面データ作成プログラム、電子商取引の対象となる複数
の商品情報を含む商品情報データベース、複数の顧客に
関する情報を含む顧客情報データベース、商品情報を用
いた電子商取引をするための電子商取引プログラムをメ
モリに記憶する第１ステップと、上記電子商取引用画面
データ作成プログラムにより通信回線を介して電子商取
引用画面データを作成するための表示データをモールオ
ーナ端末に送信する第２ステップと、上記モールオーナ
端末からの入力情報に応じて上記モールオーナ端末ごと
の電子商取引用画面データを作成して顧客端末に閲覧可
能とし、各モールオーナ端末に対応したアドレスを付与
して記憶する第３ステップと、上記顧客端末からのモー
ルオーナを指定するアクセスに応じて、上記電子商取引
用画面データと上記商品情報データベースに含まれる商
品情報とを組み合わせて上記顧客端末に閲覧させる第４
ステップと、上記顧客端末の商品購入が決定したことに
応じて購入実績に応じた報酬情報を作成し、各モールオ
ーナのアドレスと、購入実績情報と、報酬情報とを対応
させて記憶する第５ステップと、上記各モールオーナ端
末に購入情報と報酬情報とを閲覧可能とする第６ステッ
プとを有する。

【０００８】この電子商取引方法によれば、各モールオ
ーナ端末ごとに異なる電子商取引用画面データを作成し
て異なるアドレスを割り当てて、顧客端末によって購入
が発生すると、アクセス時のアドレスに応じてモールオ
ーナに報酬を与える。

【０００９】また、本発明に係る電子商取引方法におい
て、上記商品情報の対象となる商品を上記顧客に売るマ
ーチャントと提携している航空会社からマイレッジを報
酬として上記モールオーナに提供するステップを有する
ことが望ましい。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。

【００１１】本発明は、例えば図１に示すような電子商
取引システムに適用される。

【００１２】この電子商取引システムは、モール管理サ
ーバ装置１０、テナント／マーチャントＰＣ（パーソナ
ルコンピュータ）２０、消費者ＰＣ（パーソナルコンピ
ュータ）３０とが、例えばインターネット等の通信ネッ
トワーク回線を介して接続されて構成されている。

【００１３】モール管理サーバ装置１０は、テナント／
マーチャントＰＣ２０及び消費者ＰＣ３０と通信回線を
介して接続し、テナント／マーチャントＰＣ２０及びモ
ールオーナーＰＣ３０と情報の送受信をする送受信機能
を備える。また、このモール管理サーバ装置１０は、各
モールオーナ端末ごとの電子商取引用画面データを作成
するための電子商取引用画面データ作成プログラム、電
子商取引の対象となる複数の商品情報を含む商品情報デ
ータベース、複数の顧客に関する情報を含む顧客情報デ
ータベース、商品情報を用いた電子商取引をするための
電子商取引プログラムを記憶媒体に格納して保持してい
る。

【００１４】このモール管理サーバ装置１０は、テナン
ト／マーチャントＰＣ２０から、テナント／マーチャン
トが提供する商品、サービス、カタログ等を示す商品情
報を入力し、商品情報データベースを作成して内部の記
憶媒体に記憶する。このモール管理サーバ装置１０は、
テナント／マーチャントＰＣ２０からの商品情報を入力
すると、例えば、テナント名などと対応させて各商品情
報を記憶して商品情報データベースを作成する。また、
モール管理サーバ装置１０は、モールオーナー端末の情
報をデータベース化して記憶しておく。

【００１５】更に、モール管理サーバ装置１０は、モー
ルオーナ端末を管理するモール管理機能を有する。モー
ル管理サーバ装置１０は、新たにモールオーナの登録を
するときには、モールオーナの存在を消費者ＰＣ３０に
閲覧させる閲覧表示データを作成するためのテンプレー
トとなるテンプレート表示データを閲覧可能するととも
に、モールオーナー端末に関する各種登録情報を得る。
モール管理サーバ装置１０は、モールオーナ端末からの
入力情報を得て、モールオーナとなる許可を与える。こ
れにより、モール管理サーバ装置１０は、モールオーナ
ごとの電子商取引用画面データを作成し、モールオーナ
ごとに電子商取引用画面データ、モールオーナに関する
情報、各モールオーナごとのアドレスを対応づけて記憶
する。

【００１６】モール管理サーバ装置１０は、モールオー
ナごとの電子商取引用画面データを消費者ＰＣ３０に閲
覧させて商取引が成立すると、商品が消費者ＰＣ３０に
より購買されて支払が完了したことを示す購入情報をテ
ナント／マーチャントＰＣ２０に送信する。

【００１７】更にまた、モール管理サーバ装置１０は、
消費者ＰＣ３０から商品注文情報を得ると、消費者ＰＣ
３０から商品発注が発生したことを認識し、モールオー
ナに対して報酬（コミッション）を与えることを示す報
酬情報を作成する。これにより、モール管理サーバ装置
１０は、モールオーナ毎に、商品購入が決定したことに
よる購入情報、購入したことに応じた報酬を示す報酬情
報を登録する。

【００１８】また、モール管理サーバ装置１０は、商品
情報の対象となる商品を顧客に売るマーチャントから、
累積可能なポイント形式で表現した報酬情報を作成して
も良い。更に、モール管理サーバ装置１０は、マーチャ
ントと提携関係にある会社からモールオーナ端末にポイ
ント形式の報酬を与えても良い。更に、このシステムに
おいては、具体的にはマーチャントと提携関係にある航
空会社からのマイレッジをモールオーナに与えても良
い。これにより、モール管理サーバ装置１０は、各モー
ルオーナ端末に購入実績に応じてポイント累積した形で
報酬を閲覧させることができる。

【００１９】テナント／マーチャントＰＣ２０は、モー
ル管理サーバ装置１０との間で通信回線を介して情報の
送受信をする送受信機能を有する。このテナント／マー
チャントＰＣ２０は、モール管理サーバ装置１０に商品
情報を提供し、購買情報を受信する。テナント／マーチ
ャントＰＣ２０は、購買情報を得て決済をするととも
に、商品名や消費者ＰＣ３０を操作する消費者の氏名や
住所を認識して自己の商品を消費者に発送する。

【００２０】モールオーナ端末は、例えばパーソナルコ
ンピュータ等からなり、モールオーナーにより操作され
る。モールオーナ端末は、モール管理サーバ装置１０と
通信ネットワーク回線を介して情報の送受信をする送受
信機能を備える。

【００２１】モールオーナ端末は、モールオーナー募集
に対して登録を要求すると、モール管理サーバ装置１０
からテンプレート表示データを閲覧する。モールオーナ
端末は、テンプレート表示データを参照して消費者ＰＣ
３０に閲覧させる電子商取引用画面データを作成する入
力情報をモール管理サーバ装置１０に送信するととも
に、モールオーナーとなるための入力情報の生成をして
モール管理サーバ装置１０に送信することでモールオー
ナとなる。

【００２２】消費者ＰＣ３０は、例えばパーソナルコン
ピュータからなり、商品を購入する消費者により操作さ
れる。この消費者ＰＣ３０は、モールオーナごとに割り
付けられたアドレスを指定してモール管理サーバ装置１
０にアクセスすると、モールオーナごとの電子商取引用
画面データが閲覧可能となり、表示モニタにより商品内
容を閲覧する。

【００２３】消費者ＰＣ３０は、消費者の操作に応じて
商品を購入するときには商品の内容を付加した商品注文
情報をモール管理サーバ装置１０に送信し、支払を完了
させるため銀行口座等の購入情報をモール管理サーバ装
置１０に送信する。

【００２４】つぎに、電子商取引システムにおいて、モ
ールオーナを登録するときの手順について説明する。こ
のとき、モール管理サーバ装置１０は、記録媒体に格納
された電子商取引用画面データ作成プログラムを起動し
て以下の処理をする。

【００２５】モールオーナ端末は、通信ネットワーク回
線上でのモールオーナー募集に対する登録要求をする
と、先ず、図２に示すような表示内容のテンプレート表
示データを閲覧する。

【００２６】図２によれば、モール管理サーバ装置１０
は、消費者ＰＣ３０に商品内容を閲覧させるデザインを
決定するために、レイアウト、カラー、フォントの選択
をするためのページレイアウト選択表示１０１、カラー
選択表示１０２、フォント選択表示１０３、プレビュー
表示１０４を閲覧させる。

【００２７】モール管理サーバ装置１０は、ページレイ
アウト選択表示１０１に含まれ、タイプの異なるレイア
ウト１〜レイアウト４のうち、いずれかが選択される
と、ページレイアウト選択表示１０１を選択する入力情
報を得る。そして、モール管理サーバ装置１０は、プレ
ビュー表示１０４に選択したレイアウトを表示させる。
また、モール管理サーバ装置１０は、カラー選択表示１
０２からメインカラー、サブカラーが選択されると、選
択されたカラーでレイアウトをプレビュー表示１０４に
表示し、フォント選択表示１０３からいずれかのフォン
トが選択されると、選択したフォントでレイアウトに含
まれる文字をプレビュー表示１０４に表示して、これら
を選択する入力情報を得る。

【００２８】これにより、モール管理サーバ装置１０
は、モールオーナ独自のデザインとなる電子商取引用画
面データを作成して、次のステップに進む。

【００２９】デザインの設定が完了すると、モール管理
サーバ装置１０は、図３に示すように、最初のページに
記述するウェルカムメッセージを設定するためのテンプ
レート表示データをモールオーナ端末に閲覧させる。

【００３０】モール管理サーバ装置１０は、ウェルカム
メッセージ設定表示１１１にウェルカムメッセージとし
て例えば「いらっしゃいませ。私のオンラインモールへ
ようこそ。」と入力されて入力情報を得る。

【００３１】これにより、モール管理サーバ装置１０
は、モールオーナ独自のウェルカムメッセージを含む電
子商取引用画面データを作成して次のステップに進む。

【００３２】次に、最初のページの設定が完了すると、
モール管理サーバ装置１０は、モールオーナーの名前を
設定するためのテンプレート表示データをモールオーナ
端末に閲覧させる。

【００３３】図４によれば、モール管理サーバ装置１０
は、モール名設定表示１２１、スローガン設定表示１２
２、ロゴ設定表示１２３、ファイル名設定表示１２４、
ＵＲＬ設定表示１２５、リターンホームページリンク表
示１２６を閲覧させる。モール管理サーバ装置１０は、
各種設定表示１２１〜１２３に入力がなされることで、
モール名、スローガン、モールのロゴを設定する入力情
報を得る。更に、モール管理サーバ装置１０は、独自の
サブドメインを取得するときにはＵＲＬをＵＲＬ設定表
示１２５に設定する入力情報を得る。モールオーナがす
でにウェブサイトを所有しているときには、当該ウェブ
サイトとの間でリンク先をリターンホームページリンク
表示１２６に設定する入力情報を得る。これにより、モ
ール管理サーバ装置１０は、モールオーナ独自のモール
名、スローガン、ロゴを設定する入力情報を得て電子商
取引用画面データを作成して次のステップに進む。

【００３４】次に、ネーミングの設定が完了すると、モ
ール管理サーバ装置１０は、モールの説明を設定するた
めのテンプレート表示データをモールオーナ端末に閲覧
させる。

【００３５】図５によれば、モール管理サーバ装置１０
は、モールについての設定をするモール説明設定表示１
３１、写真挿入設定表示１３２をモールオーナ端末に閲
覧させる。モール管理サーバ装置１０は、モール説明設
定表示１３１に入力がなされることでモール説明文を設
定する入力情報を得る。また、モール管理サーバ装置１
０は、写真挿入設定表示１３２にファイル名が設定され
ることで、モール説明文とともに、モールオーナが保有
する画像データを設定する入力情報を得る。ここで、モ
ール説明設定表示１３１にモールオーナの自己紹介や、
サービス内容を入力することで、モールオーナ独自のモ
ール説明を電子商取引用画面データに含めることができ
る。

【００３６】次に、モール管理サーバ装置１０は、モー
ル説明の設定が完了すると、モールオーナを登録するた
めのテンプレート表示データを閲覧させる。

【００３７】図６によれば、モール管理サーバ装置１０
は、テンプレート表示データに基づいて、モールオーナ
に関する各種登録情報設定表示１４１を閲覧させる。モ
ール管理サーバ装置１０は、各種登録情報として、Ｅメ
ールアドレス、パスワード、会社名（個人名）、担当者
名、電話番号、ＦＡＸ番号、郵便番号、都道府県名、市
町村名、住所（番地）、銀行名、支店名、口座タイプ、
口座番号、口座名義の入力情報を得る。ここで、振込先
銀行情報は、報酬情報に対応した報酬を振り込むために
設定する。モール管理サーバ装置１０は、各種入力情報
が入力され、規約及び条件に同意することを示す入力情
報を得て、モール管理サーバ装置１０にモールオーナと
して登録する。

【００３８】つぎに、上述した電子商取引システムにお
いて、モール管理サーバ装置１０がテナントを募集して
電子商取引をするまでの流れについて図７を参照して説
明する。

【００３９】図７によれば、モール管理サーバ装置１０
は、先ず、電子商取引の対象となる商品を販売するテナ
ント募集をかける。すなわち、モール管理サーバ装置１
０は、テナント募集をしている旨を示す表示データを閲
覧可能とし、テナント／マーチャントＰＣ２０がアクセ
スすることによりテナント募集を示す表示データＳ１を
テナント／マーチャントＰＣ２０に送信する。

【００４０】モール管理サーバ装置１０は、テナント／
マーチャントＰＣ２０がテナントとなるときには商品情
報を生成するためのショップビルダープログラムＳ２を
テナント／マーチャントＰＣ２０に送信し、当該プログ
ラムで作成してテナント／マーチャントＰＣ２０に関す
る情報及び商品情報とともに、モール参加要求Ｓ３を受
け付ける。これにより、モール管理サーバ装置１０は、
テナント／マーチャントＰＣ２０に関する情報と、商品
情報とを対応付けした商品情報データベースを作成す
る。

【００４１】次に、モール管理サーバ装置１０は、モー
ルオーナー募集をしている旨の表示データを閲覧可能と
し、モールオーナ端末がアクセスすることにより表示デ
ータＳ４をモールオーナ端末に送信する。

【００４２】モール管理サーバ装置１０は、モールオー
ナーとなるときには登録するための上記テンプレート表
示データＳ５をモールオーナ端末に送信し、上述の図２
〜図６を参照して説明した処理がなされることで、モー
ルオーナの登録をする。

【００４３】そして、モール管理サーバ装置１０は、作
成した電子商取引用画面データＳ６と商品情報とを組み
合わせて消費者ＰＣ３０に閲覧を可能とし、消費者ＰＣ
３０との間で商品情報のやりとりがなされる。ここで、
モール管理サーバ装置１０は、商品を閲覧する要求に応
じてアクセスしたモールサーバのアドレスを保持してお
く。モール管理サーバ装置１０は、商品注文が確定して
商品注文情報Ｓ７を受信すると、購入が決定したことに
よる購入情報を作成し、保持していたアドレスのモール
オーナに対する報酬情報を作成する。

【００４４】次いで、モール管理サーバ装置１０は、商
品名等を含む購買情報Ｓ８をテナント／マーチャントＰ
Ｃ２０に送信するとともに、消費者ＰＣ３０から購入情
報Ｓ９を受信する。

【００４５】次に、モール管理サーバ装置１０は、商品
注文情報Ｓ７、購入情報Ｓ９を得ると、取引が完了した
と判定してオーダー通知Ｓ１０ａ、Ｓ１０ｂをテナント
／マーチャントＰＣ２０に送信する。

【００４６】次に、モール管理サーバ装置１０は、商品
取引が完了したことに応じて、モールオーナーに報酬が
発生したことを示す報酬情報（コミッションレポート）
Ｓ１１を作成してモールオーナ端末に閲覧可能とする。
次に、モール管理サーバ装置１０の使用者は、モールオ
ーナに報酬Ｓ１２の支払をする。ここで、モール管理サ
ーバ装置１０は、図６を参照することで登録された振り
込み先銀行情報を用いて報酬の支払いをする。

【００４７】次に、モール管理サーバ装置１０は、商品
の取引が完了したことを示すセールスレポート情報Ｓ１
３をテナント／マーチャントＰＣ２０に送信し、次いで
商品の売上額からモールオーナ端末に支払う報酬額を差
し引いた額を示すセールス支払情報Ｓ１４をテナント／
マーチャントＰＣ２０に送信する。

【００４８】電子商取引システムでは、各個人が膨大な
テナントに関する情報や商品情報を保有して無くても、
モールオーナ端末がモール管理サーバ装置１０からテン
プレート表示データを得て、モールオーナー独自の電子
商取引用画面データを作成することができる。したがっ
て、この電子商取引システムによれば、個人の起業家が
汎用のパーソナルコンピュータなどを利用して電子商取
引サービスをすることができる。

【００４９】また、この電子商取引システムでは、モー
ルオーナが自身のアドレスをモール管理サーバ装置１０
内に設けて独自の販促活動をして、消費者に自身のアド
レスを指定したモール管理サーバ装置１０へのアクセス
をさせることにより、モールオーナが報酬を得るという
ビジネスを展開することができる。

【００５０】更に、この電子商取引システムによれば、
モールオーナ端末を保有する各個人で電子商取引サイト
を開設することができ、従来のように、新規参入したウ
ェブサイトでは消費者の信用が無いために電子商取引が
発展しないという問題を解決することができる。

【００５１】

【発明の効果】本発明よれば、モールオーナ独自の電子
商取引用画面データ、各モールオーナごとのアドレスを
割り当てて、アドレスを指定したアクセスによって商品
購入が決定したことに応じてモールオーナに報酬を支払
うので、個人の起業家が汎用のパーソナルコンピュータ
などを利用して電子商取引サービスをすることができ
る。

【００５２】また、本発明によれば、商品情報の対象と
なる商品を顧客に売るマーチャントと提携している航空
会社からマイレッジを報酬としてモールオーナに提供す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明を適用した電子商取引システムの構成を
示すブロック図である。

【図２】モール管理サーバ装置によりデザインを設定す
る表示画面を示す図である。

【図３】モール管理サーバ装置によりフロントページを
設定する表示画面を示す図である。

【図４】モール管理サーバ装置によりネーミングを設定
する表示画面を示す図である。

【図５】モール管理サーバ装置によりモール説明を設定
する表示画面を示す図である。

【図６】モール管理サーバ装置によりモールオーナを登
録する表示画面を示す図である。

【図７】モール管理サーバ装置によりモールオーナを設
定して電子商取引を行う処理手順を説明するためのシー
ケンス図である。

【符号の説明】

１０ モール管理サーバ装置、２０ テナント／マーチ
ャント側ＰＣ、３０消費者ＰＣ、１０１ ページレイア
ウト選択表示、１０２ カラー選択表示、１０３ フォ
ント選択表示、１１１ ウェルカムメッセージ設定表
示、１２１ モール名設定表示、１２３ ロゴ設定表
示、１２４ ファイル名設定表示、１２５ＵＲＬ設定表
示、１３１ モール説明設定表示、１３２ 写真挿入設
定表示、１４１ 各種登録情報設定表示

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 哲也 東京都杉並区成田東２−19−６ エルコー ト成田東２−201 Ｆターム(参考） 5B049 BB11 CC00 CC10 DD01 FF01 GG02

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 電子商取引用画面データ作成プログラ
   ム、電子商取引の対象となる複数の商品情報を含む商品
   情報データベース、複数の顧客に関する情報を含む顧客
   情報データベース、商品情報を用いた電子商取引をする
   ための電子商取引プログラムをメモリに記憶する第１ス
   テップと、 上記電子商取引用画面データ作成プログラムにより通信
   回線を介して電子商取引用画面データを作成するための
   表示データをモールオーナ端末に送信する第２ステップ
   と、 上記モールオーナ端末からの入力情報に応じて上記モー
   ルオーナ端末ごとの電子商取引用画面データを作成して
   顧客端末に閲覧可能とし、各モールオーナ端末に対応し
   たアドレスを付与して記憶する第３ステップと、 上記顧客端末からのモールオーナを指定するアクセスに
   応じて、上記電子商取引用画面データと上記商品情報デ
   ータベースに含まれる商品情報とを組み合わせて上記顧
   客端末に閲覧させる第４ステップと、 上記顧客端末の商品購入が決定したことに応じて購入実
   績に応じた報酬情報を作成し、各モールオーナのアドレ
   スと、購入実績情報と、報酬情報とを対応させて記憶す
   る第５ステップと、 上記各モールオーナ端末に購入情報と報酬情報とを閲覧
   可能とする第６ステップとを有することを特徴とする電
   子商取引方法。
2. 【請求項２】 上記商品情報の対象となる商品を上記顧
   客に売るマーチャントと提携している航空会社からマイ
   レッジを報酬として上記モールオーナに提供するステッ
   プを有することを特徴とする請求項１記載の電子商取引
   方法。