JP2002149513A - 周辺機器制御システム、その制御方法、及び媒体 - Google Patents

周辺機器制御システム、その制御方法、及び媒体

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JP2002149513A JP2000340195A JP2000340195A JP2002149513A JP 2002149513 A JP2002149513 A JP 2002149513A JP 2000340195 A JP2000340195 A JP 2000340195A JP 2000340195 A JP2000340195 A JP 2000340195A JP 2002149513 A JP2002149513 A JP 2002149513A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムのメモリ資源を有効に利用しなが
ら、簡単、かつ安価に外部装置から周辺機器に対してジ
ョブを発行できるようにする。 【解決手段】 ネットワークを介して外部装置から周辺
機器を制御するに当たり、前記周辺機器には該周辺機器
が処理可能なモードを記憶しておき、前記外部装置は、
記憶されたモードをネットワークを介して取得して一覧
表示し、その一覧表示されたモードの中から所望のモー
ドが選択された場合に、その選択されたモードを指定し
てなるジョブ投入開始コマンドをネットワークを介して
周辺機器に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続されたプリンタ、スキャナ、複写機、FAXなどの周
辺機器に対する外部装置からのジョブ発行技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ等の周辺機器において
は、ジョブ投入開始コマンドにおいて各種のモードを指
定することで、各種の動作を指定することができる。と
ころで、ユーザがジョブ投入開始コマンドにおいて所望
のモードを指定できるのは、当該周辺機器がどのような
モードを処理可能であるかをジョブ発行ソフトウェアが
予め認識して、表示していたからである。
【0003】このように、当該周辺機器がどのようなモ
ードを処理可能であるかをジョブ発行ソフトウェアが予
め認識する場合、一般に、当該周辺機器が処理可能なモ
ードを当該周辺機器に記憶することにより認識・表示し
ている。この種のモード記憶に基づく認識・表示方法
は、ネットワークを介して外部装置からジョブを発行す
る場合にも同様に採用され、従来、外部装置からジョブ
を発行する場合は、周辺機器が処理可能なモードは当該
外部装置に記憶していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、周辺機
器の性能は急速に向上し、多数の機能が追加されてい
る。このように機能が追加された周辺機器をネットワー
クに接続した場合、従来のように、当該周辺機器が処理
可能な機能(モード)をネットワーク上の外部装置に記
憶することも考えられるが、その作業は面倒であり、ま
た、外部装置に余分にメモリを設ける必要があり、コス
ト高を招いてしまう。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みなされた
もので、その課題は、システムのメモリ資源を有効に利
用しながら、簡単、かつ安価に外部装置から周辺機器に
対してジョブを発行できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ネットワークを介して外部装置から周辺
機器に制御コマンドを送信することにより該周辺機器を
制御する周辺機器制御システムにおいて、前記周辺機器
は該周辺機器が処理可能なモードを記憶する記憶手段を
有し、前記外部装置は、前記記憶手段により記憶された
モードを前記ネットワークを介して取得して一覧表示す
る表示手段と、 前記表示手段により一覧表示されたモ
ードの中から所望のモードを選択する選択手段と、前記
選択手段により選択されたモードを指定してなるジョブ
投入開始コマンドを前記ネットワークを介して前記周辺
機器に送信する送信手段とを有している。
【0007】また、本発明は、ネットワークを介して外
部装置から周辺機器に制御コマンドを送信することによ
り該周辺機器を制御する周辺機器制御システムの制御方
法において、前記周辺機器は該周辺機器が処理可能なモ
ードを記憶する記憶工程を有し、前記外部装置は、前記
記憶工程により記憶されたモードを前記ネットワークを
介して取得して一覧表示する表示工程と、前記表示工程
により一覧表示されたモードの中から所望のモードを選
択する選択工程と、前記選択工程により選択されたモー
ドを指定してなるジョブ投入開始コマンドを前記ネット
ワークを介して前記周辺機器に送信する送信工程とを有
している。
【0008】また、本発明は、ネットワークを介して外
部装置から周辺機器に制御コマンドを送信することによ
り該周辺機器を制御する周辺機器制御システムに適用可
能なコンピュータ読取可能な媒体において、前記周辺機
器は該周辺機器が処理可能なモードを記憶する記憶ルー
チンを有し、前記外部装置は、前記記憶ルーチンにより
記憶されたモードを前記ネットワークを介して取得して
一覧表示する表示ルーチンと、前記表示ルーチンにより
一覧表示されたモードの中から所望のモードを選択する
選択ルーチンと、前記選択ルーチンにより選択されたモ
ードを指定してなるジョブ投入開始コマンドを前記ネッ
トワークを介して前記周辺機器に送信する送信ルーチン
とを有している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を詳細に説明する。
【0010】[第1の実施形態]図1は、本発明を適用
した周辺機器制御システムのシステム構成図である。
【0011】周辺機器101は、プリントやスキャン、
コピー、FAX送受信といったジョブ処理を行う機器で
ある。PC102〜104は、ネットワーク105経由
で周辺機器101と接続されたPC(パーソナルコンピ
ュータ)を示す。ネットワーク105による接続には、
LANやWANによる接続や、IEEE1284/13
94やUSBなどの接続が考えられる。また、周辺機器
101と接続されるのは、ワークステーションであって
もよいし、他の周辺機器やその他の機器であってもよ
い。
【0012】周辺機器101内には、コントローラと呼
ばれる制御ソフトウェアが動作しており、ジョブ発行ソ
フトウェアから依頼されるプリントやスキャン、コピ
ー、FAX送受信といったジョブ処理や、周辺機器10
1の属性情報の問い合わせを処理する。ジョブ発行ソフ
トウェアは、周辺機器101内もしくはPC102〜1
04内で動作するソフトウェアであり、周辺機器101
内のコントローラに対して、プリントやスキャン、コピ
ー、もしくはFAX送受信といったジョブ処理を依頼し
たり、周辺機器101の属性情報の問い合わせを行う。
【0013】図2は、周辺機器101のハードウェアの
概略構成を示すブロック図である。
【0014】周辺機器101では、CPU201と、R
AM202と、LCD203と、キーボード204と、
ROM205と、通信インターフェース206と、スキ
ャナエンジン207と、プリンタエンジン208と、F
AXボード209と、DISK210とが、システムバ
ス211を介して相互に接続されている。CPU201
は、コントローラあるいはジョブ発行ソフトウェアを実
行する主体であり、周辺機器101を構成する各ユニッ
トは、特に断らない限り、CPU201によって制御さ
れる。コントローラあるいはジョブ発行ソフトウェアの
プログラムは、ROM205もしくはDISK210に
記憶されており、必要に応じてRAM202に読み出さ
れ、CPU201が実行する。また、これらのプログラ
ムは、LCD203を通じて情報を表示し、キーボード
204からユーザの指示を受け、通信インターフェース
を通じて外部と通信するといった処理を行う。
【0015】ROM205、DISK210には、コン
トローラやジョブ発行ソフトウェアのプログラム以外
に、周辺機器101の機能及び状態を示す属性情報、当
該周辺機器101で処理されるジョブの機能及び状態を
示す属性情報、処理対象となるジョブデータなどを記憶
している。
【0016】また、DISK210には、ジョブ内容を
保存するファイルも記憶される。通信インターフェイス
206は、例えば、イーサネット(登録商標)インター
フェースやIEEE1284インターフェース、もしく
はその他の通信インターフェースであってもよい。スキ
ャナエンジン207、プリンタエンジン208、FAX
ボード209は、コントローラによって制御され、スキ
ャンジョブ処理、プリントジョブ処理、FAX送受信処
理を行う。
【0017】以上のような構成を有する周辺機器101
は、プリンタエンジン208により、プリントジョブ処
理を可能にする。また、スキャナエンジン207とプリ
ンタエンジン208により、コピージョブ処理を可能に
する。さらに、スキャナエンジン207とプリンタエン
ジン208とFAXボード209により、FAX受信ジ
ョブ処理及びFAX送信ジョブ処理を可能にする。
【0018】図3は、PC102〜104のハードウェ
アの概略構成を示すブロック図である。
【0019】PC102〜104では、CPU301
と、RAM302と、CRT303と、キーボード30
4と、通信インターフェース305と、DISK306
と、ROM307と、ポインティングデバイス308と
が、システムバス309を介して相互に接続されてい
る。
【0020】CPU301は、PC102〜104を制
御するオペレーションシステム(以下OSという)ある
いはジョブ発行ソフトウェアを実行する主体であり、P
C102〜104を構成する各ユニットは、特に断らな
い限り、CPU301によって制御される。OSあるい
はジョブ発行ソフトウェアのプログラムは、ROM30
7もしくはDISK306に記憶されており、必要に応
じてRAM 302に読み出され、CPU301によっ
て実行される。
【0021】また、これらのプログラムは、CRT30
3を通じて情報を表示し、キーボード304及びポイン
ティングデバイス308からユーザの指示を受け、通信
インターフェース305を通じて外部と通信するといっ
た処理を行う。
【0022】図4は、ジョブ処理を指示するコマンド群
の一例を示す。本コマンド群は、図14,15の処理フ
ローによって生成され、ジョブ発行ソフトウェアから周
辺機器101内のコントローラに送付される。
【0023】ジョブ処理を指示するコマンド群は、ジョ
ブ投入開始コマンド401、ジョブ属性設定コマンド4
02、ジョブデータ送信コマンド403、ジョブ投入完
了コマンド404により構成される。
【0024】ジョブ投入開始コマンド401は、コント
ローラにジョブ投入の開始を通知するコマンドであり、
パラメータとしてモード405とモードに応じた付加情
報406を含んでいる。コントローラは、ジョブ投入開
始コマンド401の受け取りにより、ジョブ処理を行う
ための準備を開始する。
【0025】ジョブ属性設定コマンド402は、ジョブ
の機能や状態を表す属性を設定するためのコマンドであ
る。属性には、ジョブの名前、ジョブ種別、データ形
式、用紙選択などといった情報があり、本コマンドでは
複数の属性を連続して設定することができる。
【0026】ジョブデータ送信コマンド403は、画像
データなどジョブ処理の対象となるデータを送信するコ
マンドである。ただし、ジョブの内容によっては、処理
対象となるデータを必要としない場合もあるので、その
場合は本コマンドを省略してもよい。
【0027】ジョブ投入完了コマンド404は、ジョブ
処理を指示するコマンド群がすべて送付されたことを示
すためのコマンドである。ジョブ投入開始コマンド40
1からジョブ投入完了コマンド404までの一連のコマ
ンド群が1つのジョブ処理に係る指示として解釈され
る。
【0028】図5は、属性情報アクセスコマンドの処理
フローを示す。属性情報へのアクセスコマンドは、ジョ
ブ発行ソフトウェアが発行し、本処理フローは、周辺機
器101内のコントローラが処理する。
【0029】ステップS501では、受信したコマンド
及びそのパラメータの解析を行う。ステップS502〜
S506は、解析の結果、受信コマンドが属性取得コマ
ンドであると判断された場合の処理であり、ステップS
503へと進む。
【0030】ステップS503では、属性取得コマンド
によって指定された属性を取得可能であるかどうかを調
べ、当該属性を取得可能であればステップS504へ、
取得不可能であればステップS506へ進む。ステップ
S504では、周辺機器101に保持されている当該属
性の値を取得して、ステップS505へ進む。
【0031】ステップS505では、ステップS504
で得た属性値を返信コマンドのパラメータにセットし
て、属性取得コマンドに対する返信コマンドをジョブ発
行ソフトウェアに送信し、終了する。ステップS506
では、属性取得に失敗したことをジョブ発行ソフトウェ
アに通知する処理を行い、終了する。
【0032】ステップS507〜S510,S506
は、解析の結果、受信コマンドが属性取得コマンドであ
ると判断された場合の処理であり、ステップS508へ
と進む。ステップS508では、属性値変更コマンドに
よって指定された属性が変更可能であるかどうかを調べ
て、変更可能であればステップS509へ、変更不可能
であればステップS506へ進む。
【0033】ステップS509では、指定されたコマン
ドパラメータに従い、指定された属性を指定された属性
値に変更してステップS510に進む。ステップS51
0では、属性値の変更が成功したことをジョブ発行ソフ
トウェアに通知する処理を行い、終了する。ステップS
506では、属性値の変更に失敗したことをジョブ発行
ソフトウェアに通知する処理を行い、終了する。
【0034】ステップ507にて、受信コマンドが属性
変更コマンドでないと判断された場合、すなわち、受信
コマンドが属性取得コマンド、属性変更コマンドの何れ
でもないと判断された場合は、そのコマンドに応じた処
理を行って(ステップS511)、終了する。
【0035】図6は、ジョブ投入開始コマンドのモード
および付加情報を設定する画面の一例を示す。本設定画
面は、ジョブ発行ソフトウェアがジョブ投入開始コマン
ドを送付する際に表示するものであり、図14,15に
示す処理フローの中で用いられる。
【0036】本設定画面は、周辺機器101のLCD2
03もしくはPC102〜104のCRT303に表示
され、ユーザ入力(リストボックスの項目選択、または
ボタンの押下)は、周辺機器101のキーボード205
もしくはPC102〜104のキーボード304および
ポインティングデバイス308を通じて行われる。
【0037】設定画面のタイトル601は、当該設定画
面の簡単な説明を表し、当該設定画面が「ジョブ投入開
始コマンドの設定」を行うためのものであることを示し
ている。リストボックス610、612、614は、周
辺機器101にジョブ投入開始コマンドを送付する際に
指定可能なモードのリストを表示する。これらのリスト
ボックスに列挙されるモードは、図8の「ジョブ投入開
始コマンドのモード(通常/割込)」属性、図9の「ジ
ョブ投入開始コマンドのモード(ジョブ保存)」属性、
図10の「ジョブ投入開始コマンドのモード(実行保
証)」属性に列挙されたものに一対一で対応する。
【0038】リストボックス616は、「保存ファイル
の格納場所」のリストを表示する。リストボックスに列
挙される内容は、図12の「指定可能な「保存ファイル
の格納場所」のリスト」属性に列挙されたものに一対一
で対応する。
【0039】また、本設定画面を最初に表示した時点で
は、図13の「デフォルトの「保存ファイルの格納場
所」」属性で得られたデフォルトの格納場所が反転表示
され、選択状態になっている。なお、リストボックス6
16は、「ジョブ投入開始コマンド」のモードとしてジ
ョブの保存を伴うものを選択した際に有効であり、ここ
での選択内容がジョブ投入開始コマンドの付加情報とし
て送付される。
【0040】反転表示611、613、615、617
は、現在選択されている「ジョブ投入開始コマンドのモ
ード」あるいは「保存ファイルの格納場所」を示し、図
6ではそれぞれ「通常実行」「ジョブ保存あり」「実行
保証なし」「保存先8」が選択されている。
【0041】ユーザは、リストボックス610、61
2、614、616から所望の設定値を選択することが
できる。OKボタン602は、ジョブ投入開始コマンド
のモードおよび付加情報を、反転表示で示された値に決
定するボタンである。また、キャンセルボタン603
は、ジョブ投入開始コマンドの設定をキャンセルするボ
タンである。
【0042】図7は、ジョブ投入開始コマンドのモード
および付加情報を設定する画面の一例(その他の構成
例)を示す。図6ではジョブ投入開始コマンドのモード
をその機能別に示しているのに対し、図7では同モード
を機能の組み合わせで示している。
【0043】本設定画面は、ジョブ発行ソフトウェアが
ジョブ投入開始コマンドを送付する際に表示するもので
あり、図14,15で示す処理フローの中で用いられ
る。本設定画面は、周辺機器101のLCD203もし
くはPC102〜104のCRT303に表示され、ユ
ーザ入力(リストボックスの項目選択、またはボタンの
押下)は、周辺機器101のキーボード204もしくは
PC102〜104のキーボード304およびポインテ
ィングデバイス308を通じて行われる。
【0044】設定画面のタイトル701は、当該設定画
面の簡単な説明を表し、当該設定画面が「ジョブ投入開
始コマンドの設定」を行うためのものであることを示し
ている。リストボックス710は、周辺機器11にジョ
ブ投入開始コマンドを送付する際に指定可能なモードの
リストを表示する。リストボックス710に列挙される
モードは、図11の「ジョブ投入開始コマンドのモード
(混合)」属性に列挙されたものに一対一で対応する。
【0045】リストボックス712は、「保存ファイル
の格納場所」のリストを表示する。リストボックスに列
挙される内容は、図12の「指定可能な「保存ファイル
の格納場所」のリスト」属性に列挙されたものに一対一
で対応する。また、本設定画面を最初に表示した時点で
は、図13の「デフォルトの「保存ファイルの格納場
所」」属性で得られたデフォルトの格納場所が反転表示
され、選択状態になっている。
【0046】なお、リストボックス712は、「ジョブ
投入開始コマンド」のモードとしてジョブの保存を伴う
ものを選択した際に有効であり、ここでの選択内容がジ
ョブ投入開始コマンドの付加情報として送付される。
【0047】反転表示711,713は、現在選択され
ている「ジョブ投入開始コマンドのモード」,「保存フ
ァイルの格納場所」を示し、本図ではそれぞれ「通常実
行+保証+保存」,「保存先8」が選択されている。
【0048】ユーザは、リストボックス710、712
から所望の設定値を選択することができる。OKボタン
702は、ジョブ投入開始コマンドのモードおよび付加
情報を、反転表示で示された値に決定するボタンであ
る。また、キャンセルボタン703は、ジョブ投入開始
コマンドの設定をキャンセルするボタンである。
【0049】図8は、周辺機器11が保持する「ジョブ
投入開始コマンドに指定可能なモード(通常/割込)」
属性の一例を示し、周辺機器101のROM205やD
ISK210に記憶されている。本属性は、ジョブ発行
ソフトウェアがジョブ投入開始コマンドを周辺機器10
1のコントローラに投入する際に指定可能なモードを列
挙する。ここでは、ジョブの割込実行に関するモードが
列挙されているが、本図に示した属性値に加えて、別の
属性値が列挙されてもよい。
【0050】属性値「通常実行」801は、ジョブを通
常通りにジョブ投入順に実行することを示す。これは、
ジョブ投入開始コマンドの投入時、周辺機器101で別
のジョブが実行中であったり、実行待ちのジョブが待ち
行列上にある場合、それらのジョブの処理終了後に当該
ジョブ投入開始コマンドで指示されるジョブを開始する
ことを示す。
【0051】属性値「割込実行」802は、ジョブを割
込みで実行することを示す。これは、ジョブ投入開始コ
マンドの投入時、周辺機器101で別のジョブが実行中
であったり、実行待ちのジョブが待ち行列上にある場
合、それらのジョブの処理を一時停止し、当該ジョブ投
入開始コマンドで指示されるジョブを優先して開始する
ことを示す。
【0052】図9は、周辺機器101が保持する「ジョ
ブ投入開始コマンドに指定可能なモード(ジョブ保
存)」属性の一例を示し、周辺機器101のROM20
5やDISK210に記憶されている。本属性は、ジョ
ブ発行ソフトウェアがジョブ投入開始コマンドを周辺機
器101のコントローラに投入する際に指定可能なモー
ドを列挙する。ここでは、ジョブの保存に関するモード
が列挙されているが、本図に示した属性値に加えて、別
の属性値が列挙されてもよい。
【0053】属性値「ジョブ保存なし」901は、ジョ
ブを通常実行することを示す。これは、ジョブ処理を指
示する一連のコマンド群を周辺機器101内でファイル
として保存しないことを示す。
【0054】属性値「ジョブ保存あり」902は、ジョ
ブを保存し、かつ実行することを示す。これは、ジョブ
処理を指示する一連のコマンド群を周辺機器101内で
ファイルとして保存し、かつジョブ処理も実行すること
を示す。
【0055】属性値「ジョブ保存のみ」903は、ジョ
ブを保存するが、実行しないことを示す。これは、ジョ
ブ処理を指示する一連のコマンド群を周辺機器101内
でファイルとして保存するのみで、ジョブ処理は行わな
いことを示す。
【0056】図10は、周辺機器101が保持する「ジ
ョブ投入開始コマンドに指定可能なモード(実行保
証)」属性の一例を示し、周辺機器101のROM20
5やDISK210に記憶されている。本属性は、ジョ
ブ発行ソフトウェアがジョブ投入開始コマンドを周辺機
器11のコントローラに投入する際に指定可能なモード
を列挙する。ここでは、ジョブの実行保証に関するモー
ドが列挙されているが、本図に示した属性値に加えて、
別の属性値が列挙されてもよい。
【0057】属性値「実行保証なし」1001は、ジョ
ブを通常実行することを示す。これは、ジョブ処理を指
示する一連のコマンド群が周辺機器11に送付された
後、何らかのトラブル(周辺機器101の電源断)など
によって周辺機器101がジョブ処理をできなくなった
場合、そのトラブル解消後に当該ジョブの実行を保証し
ないことを示す。
【0058】属性値「実行保証あり」1002は、ジョ
ブの実行を保証することを示す。これは、ジョブ処理を
指示する一連のコマンド群が周辺機器101に送付され
た後、何らかのトラブル(周辺機器101の電源断)な
どによって周辺機器101がジョブ処理をできなくなっ
た場合、そのトラブル解消後に当該ジョブの実行を保証
することを示す。
【0059】図11は、周辺機器101が保持する「ジ
ョブ投入開始コマンドに指定可能なモード(混合)」属
性の一例を示し、周辺機器101のROM205やDI
SK210に記憶されている。本属性は、ジョブ発行ソ
フトウェアがジョブ投入開始コマンドを周辺機器101
のコントローラに投入する際に指定可能なモードを列挙
する。ここでは、ジョブの割込実行、ジョブの保存、ジ
ョブの実行保証に関するモードの組み合わせが列挙され
ているが、本図に示した属性値に加えて、別の属性値が
列挙されてもよい。
【0060】属性値「通常実行」1101は、ジョブを
通常通りジョブ投入順に実行することを示す。これは、
図8の「通常実行」801、図9の「ジョブ保存なし」
901、図10の「実行保証なし」1001を組み合わ
せて指定することと同義である。
【0061】属性値「割込実行」1102は、ジョブを
割込みで実行することを示す。これは、図8の「割込実
行」802、図9の「ジョブ保存なし」901、図10
の「実行保証なし」1001を組み合わせて指定するこ
とと同義である。
【0062】属性値「通常実行+保存」1103は、ジ
ョブを保存し、かつ実行することを示す。これは、図8
の「通常実行」801、図9の「ジョブ保存あり」90
2、図10の「実行保証なし」1001を組み合わせて
指定することと同義である。属性値「割込実行+保存」
1104は、ジョブを保存し、かつ割込実行することを
示す。これは、図8の「割込実行」802、図9の「ジ
ョブ保存あり」902、図10の「実行保証なし」10
01を組み合わせて指定することと同義である。
【0063】属性値「保存のみ」1105は、ジョブを
保存するが、実行しないことを示す。これは、図8の
「通常実行」801、図9の「ジョブ保存のみ」90
3、図10の「実行保証なし」1001を組み合わせて
指定することと同義である。
【0064】属性値「通常実行+保証」1106は、ジ
ョブの実行を保証することを示す。これは、図8の「通
常実行」801、図9の「ジョブ保存なし」901、図
10の「実行保証あり」1002を組み合わせて指定す
ることと同義である。
【0065】属性値「通常実行+保証+保存」1107
は、ジョブを保存し、かつ実行保証することを示す。こ
れは、図8の「通常実行」801、図9の「ジョブ保存
あり」902、図10の「実行保証あり」1002を組
み合わせて指定することと同義である。
【0066】図12は、周辺機器101が保持する「指
定可能な「保存ファイルの格納場所」のリスト」属性の
一例を示し、周辺機器101のROM205やDISK
210に記憶されている。
【0067】属性値「保存先1」1201〜「保存先
9」1209は、指定可能な「保存ファイルの格納場
所」を示す。ジョブ投入開始コマンドにジョブの保存を
伴うモードを指定した場合、本属性で列挙された「保存
ファイルの格納場所」のいずれかを付加情報として指定
しなければならない。なお、ここでは「保存先n」とい
った名称により属性値を示しているが、格納場所を示す
識別子やハンドル値など、一意に識別可能な別の情報に
より、属性値を示してもよい。
【0068】図13は、周辺機器101が保持する「デ
フォルトの「保存ファイルの格納場所」」属性の一例を
示し、周辺機器101のROM205やDISK210
に記憶されている。
【0069】属性値「保存先8」1301は、デフォル
トの「保存ファイルの格納場所」の一例である。ジョブ
投入開始コマンドにジョブの保存を伴うモードを指定し
た場合、ジョブ投入開始コマンドの付加情報の指定が必
要であるが、この指定が明示されなかった場合は、本属
性で示される値が付加情報として採用される。
【0070】なお、ここでは「保存先n」といった名称
により属性値を示しているが、格納場所を示す識別子や
ハンドル値など、一意に識別可能な別の情報により、属
性値を示してもよい。
【0071】図14,15は、ジョブ投入の処理フロー
を示す。ジョブ投入は、ジョブ発行ソフトウェアから周
辺機器101内のコントローラに対して行われ、本処理
フローは、ジョブ発行ソフトウェアが処理する。
【0072】ステップS1401では、ジョブ投入開始
コマンドに指定可能なモードの取得を行い、ステップS
1402に進む。ジョブ発行ソフトウェアは、周辺機器
101のコントローラに属性取得コマンドを送付し、コ
ントローラは、指定された属性値を返す。このとき、周
辺機器101のコントローラでは、図5に示す属性情報
アクセスコマンドの処理フローが実行される。
【0073】ここで取得対象となる属性は、図8の「ジ
ョブ投入開始コマンドに指定可能なモード(通常/割
込)」属性、図9の「ジョブ投入開始コマンドに指定可
能なモード(ジョブ保存)」属性、図10の「ジョブ投
入開始コマンドに指定可能なモード(実行保証)」属
性、図11の「ジョブ投入開始コマンドに指定可能なモ
ード(混合)」属性である。
【0074】ステップS1402では、図9の「ジョブ
投入開始コマンドに指定可能なモード(ジョブ保存)」
属性で得られたモード、あるいは図11の「ジョブ投入
開始コマンドに指定可能なモード(混合)」属性で得ら
れたモードにジョブの保存を伴うものが含まれているか
どうかを判断する。その結果、含まれている場合は、ス
テップS1403に進み、含まれていない場合はステッ
プS1406に進む。
【0075】ステップS1403では、付加情報として
指定可能な「保存ファイルの格納場所」の取得を行い、
ステップS1404に進む。ジョブ発行ソフトウェア
は、周辺機器101のコントローラに属性取得コマンド
を送付し、コントローラは、指定された属性値を返す。
このとき、周辺機器101のコントローラでは、図5に
示す属性情報アクセスコマンドの処理フローが実行され
る。ここで取得対象となる属性は、図12の「指定可能
な「保存ファイルの格納場所」のリスト」属性である。
【0076】ステップS1404では、デフォルトの
「保存ファイルの格納場所」の取得を行い、ステップS
1405に進む。ジョブ発行ソフトウェアは、周辺機器
101のコントローラに属性取得コマンドを送付し、コ
ントローラは、指定された属性値を返す。このとき、周
辺機器101のコントローラでは、図5に示す属性情報
アクセスコマンド処理フローが実行される。ここで取得
対象となる属性は、図13の「デフォルトの「保存ファ
イルの格納場所」」属性である。
【0077】ステップS1405では、「保存ファイル
の格納場所」の設定処理を行い、ステップS1406に
進む。ここで、図6に示したジョブ投入開始コマンドの
設定画面のリストボックス616、あるいは図7に示し
たジョブ投入開始コマンドの設定画面のリストボックス
712に、ステップS1404で得られた「保存ファイ
ルの格納場所」を一覧表示し、ステップS1405で得
られたデフォルトの「保存ファイルの格納場所」をあら
かじめ反転表示しておく。
【0078】ステップS1406では、ジョブ投入開始
コマンドに指定可能なモードの設定処理を行い、ステッ
プS1407に進む。ここで、図6に示したジョブ投入
開始コマンドの設定画面のリストボックス610、61
2、614、あるいは図7に示したジョブ投入開始コマ
ンドの設定画面のリストボックス710に、ステップS
1401で得られたモードを一覧表示する。
【0079】ステップS1407では、図6あるいは図
7に示したジョブ投入開始コマンドの設定画面をユーザ
に提示し、ジョブ投入開始コマンドに必要なモード、付
加情報をユーザに選択させ、ステップS1408に進
む。
【0080】ステップS1408では、選択されたモー
ド、付加情報とともにジョブ投入開始コマンドを周辺機
器101のコントローラに送付する。ステップS140
9から、ステップS1412までの処理は、ユーザの所
望するジョブ処理に必要な属性の設定が完了するまで繰
り返す。すなわち、ステップS1410では、ジョブ処
理に応じたジョブ属性のパラメータを設定する。ステッ
プS1411では、ステップS1410で設定したジョ
ブ属性のパラメータを設定するため、ジョブ属性設定コ
マンドを周辺機器101のコントローラに対して送信す
る。
【0081】ステップS1413では、アプリケーショ
ンが作成した画像データなど、ジョブ処理の対象となる
データを、ジョブデータ送信コマンドにより、周辺機器
11のコントローラに送信する。ステップS1414で
は、ジョブ投入コマンドの送信完了を示すジョブ投入完
了通知コマンドを送信して、処理を終了する。この一連
のジョブ投入処理により、図4に示した一連のジョブ処
理コマンド群が、周辺機器101のコントローラに送信
される。
【0082】図16〜図18は、ジョブ受信の処理フロ
ーを示す。周辺機器101内のコントローラは、ジョブ
発行ソフトウェアから送信された一連のジョブ処理コマ
ンド群を受信する。本処理フローは、周辺機器101内
のコントローラが処理する。
【0083】ステップS1601では、ジョブ投入開始
コマンドに指定されたモードの判断を行う。ただし、ジ
ョブ開始指示として受け取るジョブ投入開始コマンドを
受信した時点では、この判断は行わず、後述の図17の
ステップS1701で、ジョブ投入開始コマンドに指定
されたモードの保存が行われた後に、判断が行われる。
【0084】保存したモードがジョブの保存を伴うもの
であった場合、ステップS1602に進み、そうでなけ
ればステップS1603に進む。ステップS1602で
は、受信したコマンドをファイル保存する処理を行い、
ステップS1603に進む。ステップS1603では、
受信したコマンド及びそのパラメータの解析を行う。
【0085】ステップS1604以降は、解析の結果、
受信コマンドがジョブ投入開始コマンドであると判断さ
れた場合の処理であり、その処理は図17に示される。
なお、図17においては、本発明に特有な処理の説明を
行っており、ジョブ投入開始コマンドに伴って必要なそ
の他の処理は、ステップS1604の時点で完了してい
るものとする。
【0086】ステップS1605以降は、解析の結果、
受信コマンドがジョブ投入完了コマンドであると判断さ
れた場合の処理であり、その処理は図18に示される。
なお、図18においては、本発明に特有な処理の説明を
行っており、ジョブ投入完了コマンドに伴って必要なそ
の他の処理は、ステップS1605の時点で完了してい
るものとする。
【0087】ステップS1606は、解析の結果、受信
コマンドがその他のコマンドであると判断された場合の
処理であり、図17のステップS1701で保存された
ジョブ投入開始コマンドのモードを判断し、ジョブ保存
のみを示すモードでなければステップS1607に進
み、そうであれば終了する。ステップS1607では、
指定されたコマンドに応じた処理を行い、終了する。
【0088】図17は、図16のステップS1603に
おいて、受信コマンドがジョブ投入開始コマンドである
と判断された場合の処理の続きを示す。本処理フロー
は、周辺機器101内のコントローラが処理する。
【0089】ステップS1701では、ジョブ投入開始
コマンドに指定されたモードを保存する。保存したモー
ドは、図16のステップS1601、ステップS160
6、および図18のステップS1801での判断に利用
される。ステップS1702では、指定されたモードの
解析を行う。
【0090】ステップS1703,S1704は、解析
の結果、モードが割込を伴うものであると判断された場
合の処理であり、ステップS1704へと進む。ステッ
プS1704では、ジョブ投入開始コマンドで指示され
たジョブ処理と競合するジョブの処理を一時停止し、終
了する。
【0091】ステップS1705〜S1709は、解析
の結果、モードがジョブの保存を伴うものであると判断
された場合の処理であり、ステップS1706へと進
む。ステップS1706では、保存ファイルの格納場所
の指定があるかどうかの判断を行う。格納場所が指定さ
れていればステップS1707へ進み、指定されていな
ければステップS1708へ進む。ステップS1707
では、指定された格納場所にジョブ保存用のファイルを
生成し、ステップS1709に進む。
【0092】ステップS1708では、周辺機器101
が保持する「デフォルトの「保存ファイルの格納場
所」」属性を参照して得られた格納場所にジョブ保存用
のファイルを生成し、ステップS1709に進む。ステ
ップS1709では、生成したジョブ保存用のファイル
にジョブ投入開始コマンドを記録し、終了する。
【0093】ステップS1711,S1712,S17
09は、解析の結果、モードが実行保証を伴うものであ
ると判断された場合の処理であり、ステップS1712
へと進む。ステップS1712では、周辺機器101が
内部的に規定する格納場所にジョブ保存用のファイルを
生成し、ステップS1709に進む。ステップS170
9では、生成したジョブ保存用のファイルにジョブ投入
開始コマンドを記録し、終了する。
【0094】ステップS1711にて、実行保証モード
でないと判断された場合は、ステップS1713に進
み、ジョブ投入開始コマンドで他に指定されているモー
ドが無いかを判断する。その結果、他に指定されている
モードが無ければ終了し、有れば、ステップS1714
にて、そのモードに応じた処理を行って、終了する。
【0095】なお、ステップS1707、ステップS1
708、ステップS1712で生成されるファイルは、
周辺機器101内のDISK210に格納されている。
【0096】図18は、図16のステップS1603に
おいて、受信コマンドがジョブ投入完了コマンドである
と判断された場合の処理の続きを示す。本処理フロー
は、周辺機器101内のコントローラが処理する。
【0097】ステップS1801では、図17のステッ
プS1701で保存されたジョブ投入開始コマンドのモ
ードに応じて、処理を分岐する。
【0098】モードが割込みを伴うものであった場合は
(ステップS1802)、ステップS1803に進む。
ステップS1803では、当該ジョブの割込によって処
理を一時停止したジョブを実行再開し、終了する。
【0099】モードがジョブの保存を伴うものであった
場合は(ステップS1804)、終了する。
【0100】モードが実行保証を伴うものあった場合は
(ステップS1805)、ステップS1806に進む。
ステップS1806では、図17のステップS1712
で生成したジョブ保存用のファイルを削除し、終了す
る。
【0101】ステップS1805にて、実行保証を伴う
モードではないと判断された場合は、ステップS180
7に進み、ジョブ投入開始コマンドで他に指定されてい
るモードが無いかを判断する。その結果、他に指定され
ているモードが無ければ終了し、有れば、ステップS1
808にて、そのモードに応じた処理を行って、終了す
る。
【0102】図19は、実行保証ジョブの処理フローを
示す。本処理フローは、周辺機器101内のコントロー
ラが処理するもので、周辺機器101の起動時に、実行
保証を指定されたジョブが未実行のままとなっていない
かどうかを判断し、未実行のジョブがあれば、そのジョ
ブを実行する処理を行う。
【0103】ステップS1901からステップS193
04までの処理は、周辺機器101が内部的に規定する
格納場所に保存されている未実行の実行保証ジョブがな
くなるまで繰り返す。ステップS1902では、ジョブ
保存ファイル内の一連のコマンド群に従ってジョブ処理
を行い、ジョブ処理が完了したら、ステップS1903
に進む。この保存ファイルは、図17のステップS17
12で生成されたものであり、周辺機器101のDIS
K210に格納されている。
【0104】ステップS1903では、当該ジョブ保存
ファイルを削除する。ステップS1901からステップ
S1904のループ処理により、未実行の実行保証ジョ
ブをすべて実行、削除し、その完了により本処理フロー
は終了する。
【0105】[第2の実施形態]図20は、図1,2に
示した周辺機器101で処理されるジョブの構成例を示
す。周辺機器101で処理されるジョブは、ジョブの機
能や状態を表す属性のリスト2001とジョブの処理対
象となるデータを表すジョブデータ2002とから構成
される。ジョブデータ2002は、ジョブの種別によっ
ては無くてもよい。
【0106】属性のリスト2001は、2011、20
12、2021〜2031によって示されるような属性
名とその属性値のリストであり、ドライバソフトウェア
(ジョブ発行ソフトウェア)によって投入されたジョブ
のや状態を示す。属性のリスト2001は、列2011
には、属性名の代わりに、属性識別子が指定された構成
でもよい。
【0107】属性のリスト2001に列挙される属性
は、図21の「ジョブがサポートしている属性リスト」
に列挙される属性と同一である。ジョブデータ2002
は、画像などジョブ処理の対象となるデータを示す。列
2011は、属性名を示す。列2012は、列2011
の属性名で示される属性の属性値を示す。
【0108】属性2021は、投入された当該ジョブの
識別子を示す。その属性値2022は、「ジョブの識別
子」が「1234」であることを示す。属性2023
は、投入されたジョブの名前を示す。その属性値202
4は、「ジョブの名前」が「テストプリント」であるこ
とを示す。
【0109】属性2025は、プリントジョブやコピー
ジョブなど投入されたジョブのジョブ種別を示す。その
属性2026は、「ジョブ種別」が「プリントジョブ」
であることを示す。属性2027は、当該ジョブ処理の
開始時に要求するジョブパスワードを示す。その属性値
2028は、「ジョブパスワード」が「ABCD123
4」であることを示す。
【0110】属性2029は、ジョブで用いる用紙選択
を示す。その属性値2030は、「用紙選択」が「A
4」であることを示す。属性2031は、当該ジョブに
おいて、印刷面がおもて面のみか、両面か、もしくは裏
面のみかを示す。その属性値2032は、「印刷面」が
「おもて」であることを示す。
【0111】本実施形態においては、以上のような各属
性及び属性名、または属性識別子及び各属性値の意味す
るところは、図1の周辺機器101においても、ドライ
バソフトウェアにおいても既知である。
【0112】図21は、周辺機器101が保持するジョ
ブの属性一覧である「ジョブがサポートしている属性リ
スト」の一例を示し、周辺機器101のROM205や
DISK210に記憶されている。ただし、「ジョブが
サポートしている属性リスト」に列挙される属性は、図
21に示される属性以外の他の属性であってもよい。
【0113】図21に示した「ジョブがサポートしてい
る属性リスト」は、当該周辺機器101で処理されるジ
ョブが保持する属性を全て列挙している。また、「ジョ
ブがサポートしている属性リスト」では、属性名(列2
110)と、その属性に関し、ドライバソフトウェア
が、ジョブ投入時に属性値を設定可能な属性であるか否
か(列2111)、既に投入されたジョブに対して属性
値を変更可能な属性であるか否か(列2112)、投入
されたジョブに対して属性値を獲得可能な属性であるか
否か(列2113)を、それぞれ可能なものをTRUE
で、不可能であるものをFA1SEで示している。
【0114】行2101は、「ジョブ識別子」属性のサ
ポート状況を示す。「ジョブ識別子」属性は、設定不可
能、変更不可能、獲得可能である。行2102は、「ジ
ョブ名」属性のサポート状況を示す。「ジョブ名」属性
は設定可能、変更不可能、獲得可能である。
【0115】行2103は、「ジョブ種別」属性のサポ
ート状況を示す。「ジョブ種別」属性は、設定可能、変
更不可能、獲得可能である。行2104は、「ジョブパ
スワード」属性のサポート状況を示す。「ジョブパスワ
ード」属性は設定可能、変更不可能、獲得不可能であ
る。
【0116】行2105は、「用紙選択」属性のサポー
ト状況を示す。「用紙選択」属性は設定可能、変更不可
能、獲得可能である。行2106は、「両面印刷」属性
のサポート状況を示す。「両面印刷」属性は設定可能、
変更可能、獲得可能である。行2107は、「ジョブ実
行時に削除可能」属性のサポート状況を示す。「ジョブ
実行時に削除可能」属性は設定可能、変更不可能、獲得
可能である。
【0117】図22は、周辺機器101が保持する「ジ
ョブ削除のモードに指定可能な属性のリスト」のを示
し、周辺機器101のROM205やDISK210に
記憶されている。図22の「ジョブ削除のモードに指定
可能な属性値のリスト」は、周辺機器101で処理され
るジョブが保持する「ジョブ削除のモード」属性の値と
して、ドライバソフトウェアが指定可能な属性値を列挙
する。ただし、「ジョブ削除のモードに指定可能な属性
値のリスト」に列挙される属性値は、図22に示した属
性以外の属性であってもよい。
【0118】本来施形態では、「ジョブ削除のモード」
属性が、周辺機器101が保持する図21の「ジョブが
サポートしている属性リスト」に列挙されており、また
「ジョブ削除のモード」属性の設定値に応じて必要とな
るその他の属性も図21の「ジョブがサポートしている
属性リスト」に列挙されているものとする。
【0119】「ジョブ削除のモード」属性は、周辺機器
101に対して、ドライバソフトウェアが投入するジョ
ブ削除の条件の設定を示すものであり、「ジョブ削除の
モード」属性を設定することにより、投入するジョブの
削除を制御することができる。
【0120】図22において、属性値「絶対時間で指
定」2201は、ジョブ投入後の削除時間を絶対時間で
指定し、削除時間となったらジョブを削除することを示
し、その属性値には指定する削除時刻も含まれる。
【0121】属性値「相対時間で指定」2202は、ジ
ョブ投入後の削除時間を相対時間で指定し、削除時間と
なったらジョブを削除することを示し、その属性値には
指定する削除時間も含まれる。
【0122】図23は、ドライバソフトウェアが、周辺
機器101に対して、周辺機器101の属性情報を問い
合わせる処理の流れを示す。ステップS2301で、当
該周辺機器101に対して、「ジョブがサポートしてい
る属性リスト」の獲得を要求し、当該属性リストを獲得
する。
【0123】ステップS2302では、ステップS23
01で獲得した「ジョブがサポートしている属性リス
ト」に対して、ドライバソフトウェアが必要としている
機能を示す属性Aが含まれるか否かを調べる。属性Aが
含まれる場合は、ステップS2303へ進む。他方、属
性Aが含まれない場合は、ステップS2305へ進む。
【0124】ステップS2303では、ステップS23
01で獲得した属性リスト中の属性Aに関して、当該属
性リストより、ドライバソフトウェアがジョブ投入時に
属性Aを設定可能であるか否かを調べる。属性Aを設定
可能であった場合は、ステップS2304に進む。他
方、属性Aを設定不可能であった場合は、ステップS2
305へ進む。
【0125】ステップS2304では、周辺機器101
から、属性Aに設定可能な属性値のリストを獲得し、ス
テップS2305へ進む。ステップS2305では、属
性Aはドライバソフトウェアが獲得可能な属性か否かを
調べる。獲得可能な属性であった場合は、ステップS2
306へ進む。他方、獲得不可能な属性であった場合に
は、処理を終了する。ステップS2306では、当該周
辺機器101に対して、属性Aの値の獲得要求を行い、
属性Aの値を獲得して、処理を終了する。
【0126】以上の処理により、ドライバソフトウェア
は、周辺機器101で処理されるジョブが如何なる属性
値を保持しており、各層性に対して、如何なる属性値を
指定可能であるかの情報を得ることができる。また、各
属性が如何なる値であるのかを得ることができる。
【0127】図24は、「ジョブ削除のモード」属性の
設定画面例を示す。この設定画面は、周辺機器101に
ジョブを投入する際に、ユーザが「ジョブ削除のモー
ド」属性を設定する画面であり、PC102〜104の
CRT303、または周辺機器101のLCD203に
表示される。
【0128】図24の設定画面を表示するPC102〜
104、又は周辺機器101は、この設定画面を生成す
る前に、ドライバソフトウェアが、図23で示した機器
情報の獲得フローによって、「ジョブ削除のモード」属
性に設定可能な値のリストを獲得しているものとする。
【0129】図24において、設定画面のタイトル24
00は、当該設定画面の簡単な説明を表し、当該設定画
面が「ジョブ削除のモード」属性の値を指定するための
画面であることを示している。
【0130】リストボックス2401は、図23で示し
た機器情報の獲得フローによって得られた周辺機器10
1に関する「ジョブ削除のモード」属性に設定可能な属
性値のリストを表示する。リストボックス2401に列
挙される属性値は、図22の「ジョブ削除のモード」属
性に設定可能な値のリストに列挙されたものに一対一で
対応する。PC102〜104のキーボード304やポ
インティングデバイス308によって、ユーザはリスト
ボックス2401から所望の値を選択することができ
る。
【0131】反転表示2402は、現在選択されている
「ジョブ削除のモード」属性の値を示し、図24では、
「絶対時間で指定」が選択されている。OKボタン24
03は、投入するジョブの属性の属性値を、反転表示1
02で示された値に決定するボタンである。
【0132】図25は、ユーザが、図24の「ジョブ削
除のモード」属性の設定画面において、「絶対時間で指
定」を指定した場合に、ユーザが、ジョブ投入後のジョ
ブ削除を所望する時間を指定するための設定画面であ
り、PC102〜104のCRT303、または周辺機
器101のLCD203に表示される。
【0133】図25の設定画面を表示するPC102〜
104、または周辺機器101は、図25の設定画面を
生成する前に、図23で示した機器情報の獲得フローに
よって、「ジョブ削除時間に指定可能な経過時間の最大
値」を獲得しているものとする。さらに図25の設定画
面では、ユーザが「ジョブを実行中に削除可能」属性を
設定するチェックボックス2504も設定されている。
【0134】図25において、設定画面のタイトル25
00は、画面の簡単な説明を表し、当該設定画面が、ジ
ョブ削除の時間を絶対時間で指定をするための画面であ
ることを示す。エディットボックス2501には、ユー
ザがジョブ削除を所望する絶対時間を入力して指定す
る。また、ユーザが指定した絶対時間が到来した際にジ
ョブ実行中であった場合はどうするかを指定するチェッ
クボックス2504がある。図25では、指定した絶対
時間になったら、たとえジョブ実行中であってもジョブ
を強制削除するよう指定している。
【0135】OKボタン2502は、投入するジョブの
削除指定時間をエディットボックス2501に入力した
値に決定し、また、エディットボックス2501で指定
した時間にジョブ実行中であった場合でもジョブ削除を
するか否かを、チェックボックス214に指定した値に
決定するボタンである。
【0136】テキスト2503は、図25の設定画面に
おいて、ユーザが設定可能な時間の範囲を示す。本実施
形態では、「ジョブの削除時間に指定可能な経過時間の
最大値は2日」に規定しているので、この値から計算し
て、テキスト2503では、指定可能な絶対時間の最大
値として、西暦2000年1月25日12:00を表示
している。
【0137】また、ユーザが、図24において「相対時
間で指定」を指定した場合も、図25と同様の画面によ
り、ジョブ削除の時間を相対時間で指定でき、指定可能
な相対時間の最大値を表示する。
【0138】図26は、ドライバソフトウェアが、周辺
機器101にジョブを投入する際に、「ジョブ削除のモ
ード」属性を利用して、ジョブ削除時間を指定する処理
の流れを示す。
【0139】ステップS2601では、ジョブ削除のモ
ードとして、指定された日時にジョブを削除する絶対時
間モードを指定することを所望するならば、ステップS
2602へ進む。他方、ジョブを投入した時点から指定
された時間を経過した後にジョブを削除する相対時間モ
ードを指定することを所望するならば、ステップS26
04へと進む。
【0140】ステップS2602では、図24の「ジョ
ブ削除のモード」属性の設定画面において、「絶対時間
で指定」を指定し、ステップS2603へ進む。ステッ
プS2603では、図25の絶対時間を指定する画面に
おいて、所望するジョブ削除の時間を絶対時間で入力す
る。ステップS2606では、図25における絶対時間
を指定する画面において、指定した日時にジョブを実行
中であってもジョブを削除するか否かを指定し、処理を
終了する。
【0141】ステップS2604では、図24の「ジョ
ブ削除のモード」属性の設定画面において、「相対時間
で指定」を指定し、ステップS2605へ進む。ステッ
プS2605では、図25と同様の相対時間を指定する
画面において、所望するジョブ削除の時間を相対時間で
入力する。さらに、ステップS2606で図25と同様
の相対時間を指定する画面において、指定した時間経過
後にジョブを実行中であってもジョブを削除するか否か
を指定し、処理を終了する。
【0142】図27は、ドライバソフトウェアが、周辺
機器101に対してジョブを投入する場合の処理の流れ
を示す。ステップS2701からステップS2704ま
での処理は、ドライバソフトウェアが所望するジョブ処
理に必要な属性の設定が完了するまで繰り返す。
【0143】すなわち、ステップS2702では、ドラ
イバソフトウェアが所望するジョブ処理に応じて、図2
0の属性のリスト2001に示されるようなジョブの属
性を設定するために、属性設定コマンドのパラメータ
(属性)を設定する。ここで、ジョブの属性のうちでド
ライバソフトウェアが設定できるパラメータは、図23
の処理で得られる図21の「ジョブがサポートしている
属性リスト」で列挙され、且つ列2111がTRUEで
あり、当該属性が設定可能と示される属性である。ま
た、その属性に設定できる属性値は、図23の処理で得
られる「設定可能な値のリスト」で示される。
【0144】ステップS2703では、ステップS27
02で設定した属性設定コマンドを、ジョブを投入しよ
うとしている周辺機器101に対して送信する。
【0145】ステップS2705では、ジョブデータ送
信コマンドにより、アプリケーションなどで作成された
画像データなどジョブ処理の対象となるデータを当該周
辺機器101に送信する。ステップS2706では、ジ
ョブ投入コマンドの送信完了を示すジョブ投入完了通知
コマンドを送信して、処理を終了する。この一連のジョ
ブ投入処理により、図20で示したようなジョブが周辺
機器101にて生成される。
【0146】図28は、周辺機器101が、ドライバソ
フトウェアからのジョブ投入コマンドを受信したときの
処理の流れを示す。
【0147】ステップS2801では、周辺機器101
が、ドライバソフトウェアから受信したコマンド及びそ
のパラメータを解析し、その結果を保持して、ステップ
S2802へ進む。ステップS2802では、ステップ
S2801での解析の結果から、受信したコマンドが属
性設定コマンドであるか否かを判定する。属性設定コマ
ンドであれば、ステップS2803へ進む。他方、属性
設定コマンドでなければ、ステップS2806へ進む。
【0148】ステップS2803では、図23の「ジョ
ブがサポートしている属性リスト」と、ステップS28
01で得られた解析結果とを調べ、受信した属性設定コ
マンドで指定された属性が設定可能であるか否かを判定
する。設定可能であれば、ステップS2804に進む。
他方、設定不可能であれば、ステップS2805へと進
む。
【0149】ステップS2804では、ステップS28
01で得られた解析結果に従って、指定に係る属性に指
定に係る属性値を設定して、処理を終了する。また、ス
テップS2805では、受信した属性設定コマンドで指
定された属性は設定不可能であり、属性の設定ができな
かったことをドライバソフトウェアに通知して、処理を
終了する。
【0150】ステップS2806では、ステップS28
01で得られた解析結果から、受信コマンドが、ジョブ
データ送信コマンドであるか否かを判定する。ジョブデ
ータ送信コマンドであれば、ステップS2807に進
む。他方、ジョブデータ送信コマンドでなければ、ステ
ップS2808へ進む。
【0151】ステップS2807では、コマンドに続い
て受信するジョブデータを周辺機器101のRAM20
2またはDISK210に保存して、処理を終了する。
ステップS2808では、ステップS2801で得られ
た解析結果から、受信コマンドがジョブ投入終了通知コ
マンドであるか否かを判定する。ジョブ投入終了通知コ
マンドであれば、ステップS2810へ進む。他方、ジ
ョブ投入終了通知コマンドでなければ、ステップS28
09へ進む。
【0152】ステップS2810では、ジョブ処理を開
始するための準備を行い、ステップS2811へ進む。
ステップS2811では、ジョブ処理の削除条件を判定
すべク、後述の図30,31で示す処理へと進む。ステ
ップS2809では、受信コマンドはその他のコマンド
であり、それらのコマンドに依存した処理を行い、終了
する。
【0153】図29は、周辺機器101が、ドライバソ
フトウェアからジョブの属性へのアクセスコマンドを受
信したときの処理のフローを示す。
【0154】ステップS2901では、受信したコマン
ド及びそのパラメータを解析し、ステップS2902へ
進む。ステップS2902では、ステップS2901で
の解析の結果から、受信コマンドが、属性獲得コマンド
であるか否かを調べ、属性獲得コマンドであれば、ステ
ップS2903へ進み、属性獲得コマンドでなければ、
ステップS2907へ進む。ステップS2903では、
属性コマンドによって指定された属性が、獲得可能であ
るか否かを調べ、獲得可能であれば、ステップS290
4へ進む。獲得可能でなければ、ステップS2906へ
進む。
【0155】ステップS2904では、当該周辺機器1
01に保持する当該属性の値を獲得して、ステップS2
905へ進む。ステップS2905では、ステップS2
904で獲得した属性値を返信コマンドのパラメータに
セットして、属性獲得コマンドに対する返信コマンドを
ドライバソフトウェアに送信して、終了する。ステップ
S2906では、属性の獲得に失敗したことをドライバ
ソフトウェアに通知する処理を行い、終了する。
【0156】ステップS2907では、ステップS29
01での解析の結果から、受信コマンドが属性値変更コ
マンドであるか否かを調べ、属性値変更コマンドであれ
ば、ステップS2908へ進み、属性値変更コマンドで
なければ、ステップS2912へ進む。
【0157】ステップS2908では、属性値変更コマ
ンドによって指定された属性が変更可能であるか否かを
調べて、変更可能であれば、ステップS2909へ進
み、変更不可能であれば、ステップS2911へ進む。
【0158】ステップS2909では、指定されたコマ
ンドパラメータに従い、指定に係る属性を指定に係る属
性値に変更してステップS2910に進む。ステップS
2910では、属性値の変更が成功したことをドライバ
ソフトウェアに迅知する処理を行い、終了する。ステッ
プS2911では、属性値の変更に失敗したことをドラ
イバソフトウェアに通知する処理を行い、終了する。
【0159】ステップS2912では、受信コマンドは
その他のコマンドであり、それらのコマンドに依存した
処理を行い、終了する。
【0160】図30,31は、図28の投入されたジョ
ブを処理する流れにおけるステップS2811より継続
するジョブ処理の流れを示す。
【0161】ステップS3001では、「ジョブ削除の
モード」属性が設定されているか否かを判定する。「ジ
ョブ削除のモード」属性が設定されていなければ、ステ
ップS3002に進み、ジョブは実行後に削除して、終
了する。他方、「ジョブ削除のモード」属性が設定され
ていれば、ステップS3003に進む。
【0162】ステップS3003では、「ジョブ削除の
モード」属性の値が、「相対時間で指定」であるか否か
を調べる。「相対時間で指定」であれば、ステップS3
004へ進む。他方、「相対時間で指定」でなければ、
ステップS3010へ進む。
【0163】ステップS3004では、指定された相対
時間が、指定可能な経過時間の最大値を超えていないか
否かを調べる。指定可能な経過時間の最大値を超えてい
なければ、ステップS3005へ進む。他方、指定可能
な経過時間の最大値を超えていれば、ステップS301
6へ進む。
【0164】ステップS3005では、指定時間にジョ
ブを実行中であった場合でもジョブを強制削除するよう
に設定されているか否かを判定する。ジョブを実行中で
も削除するように設定していれば、ステップS3006
に進み、指定時間が経過するまで待機し、指定された時
間が経過したら、ステップS3007でジョブを削除し
て、終了する。
【0165】他方、ジョブを実行中には削除しないよう
に設定していれば、ステップS3008に進み、指定時
間が経過するまで待機し、指定された時間が経過した
ら、ステップSS3009にてジョブを実行中でないか
を判定する。ジョブを実行中でなかった場合は、ステッ
プS3007に進み、ジョブを削除して、終了する。他
方、ジョブを実行中であった場合は、ステップSS30
02に進み、そのジョブを実行した後に削除して、終了
する。
【0166】ステップS3010では、「ジョブ削除の
モード」属性の値が「絶対時間で指定」であるか否かを
調べる。「絶対時間で指定」であれば、ステップS30
11へ進む。他方、「絶対時間」でなければ、ステップ
S3017へ進む。
【0167】ステップS3011では、指定された絶対
時間と現在の時間とを比較して、指定された絶対時間
が、指定可能な経過時間の最大値を超えていないか否か
を調べる。指定可能な経過時間の最大値を超えていなけ
れ、ステップS3012へ進む。他方、指定可能な経過
時間の最大値を超えていれば、ステップS3016へ進
む。
【0168】ステップS3012では、指定時刻にジョ
ブを実行中であった場合でもジョブを強制削除するよう
に設定されているか否かを判定する。ジョブを実行中で
も削除するように設定していれば、ステップS3013
に進んで指定時刻となるまで待機し、指定された時間と
なったら、ステップS3007でジョブを削除して、終
了する。
【0169】他方、ジョブを実行中には削除しないよう
に設定されていれば、ステップS3014に進み、指定
時刻となるまで待機する。そして、指定時刻となった
ら、ステップS3015にて、ジョブを実行中でないか
を判定する。その結果、ジョブを実行中でなかった場合
は、ステップS3007に進み、ジョブを削除して、終
了する。
【0170】他方、ジョブを実行中であると判定した場
合は、ステップS3002に進み、ジョブを実行した後
に削除して、終了する。
【0171】ステップS3017では、指定された「ジ
ョブ削除のモード」属性の値が不正であったとしてエラ
ー処理を行い、終了する。また、ステップS3016で
は、ジョブの削除時間として指定可能な経過時間の最大
値を超えた値を指定したとしてエラー処理を行い、終了
する。
【0172】[第3の実施形態]第2の実施形態では、
「ジョブ削除のモード」により、ジョブ投入後のジョブ
削除時間を指定できるように構成したが、第3の実施形
態では、「ジョブ実行後削除のモード」により、ジョブ
実行後のジョブ削除時間を指定できるように構成してい
る。
【0173】この第3の実施形態は、第2の実施形態と
の共通点が多いので、相違点を主として説明する。
【0174】第3の実施形態では、図示省略したが、図
24に示した設定画面と同様の「ジョブ実行後削除のモ
ード」属性の設定画面例が、PC102〜104のCR
T303、または周辺機器101のLCD203に表示
される。
【0175】この設定画面で例えば「相対時間で指定」
を指定すると、図34に示したような、ユーザが、ジョ
ブ実行後にジョブ削除を所望する時間を指定するための
設定画面が、PC102〜104のCRT303、また
は周辺機器101のLCD203に表示される。
【0176】図34の設定画面を表示するPC102〜
104、または周辺機器101は、図34の設定画面を
生成する前に、図23で示した機器情報の獲得フローに
よって、「ジョブ実行後のジョブ削除時間に指定可能な
経過時間の最大値」を獲得しているものとする。
【0177】図34において、設定画面のタイトル34
00は、画面の簡単な説明を表し、当該設定画面が、ジ
ョブ実行後削除までの時間を相対時間で指定するための
画面であることを示す。エディットボックス3401に
は、ユーザがジョブ実行後にジョブ削除を所望する相対
時間を入力して指定する。
【0178】OKボタン3402は、投入するジョブの
ジョブ実行後のジョブ削除指定時間をエディットボック
ス3401に入力した値に決定するボタンである。
【0179】テキスト3403は、図34の設定画面に
おいて、ユーザが設定可能な相対時間の最大値を示す。
また、ユーザが、図24と同様の画面において「絶対時
間で指定」を指定した場合も、図34と同様の画面によ
り、ジョブ削除後のジョブ削除の時間を絶対時間で指定
でき、指定可能な絶対時間の最大値を表示する。
【0180】第3の実施形態では、第2の実施形態と同
様に、図23、図26、図27、図28、図29の処理
が実行される。ただし、第3の実施形態では、図26の
ステップS2606の処理は、省略される。
【0181】また、第3の実施形態では、図28のステ
ップS2810の処理を行った後は、図32,33の処
理フローに進む。
【0182】すなわち、図32のステップS3201で
は、「ジョブ実行後削除のモード」属性が設定されてい
るか否かを判定する。「ジョブ実行後削除のモード」属
性が設定されていなければ、ステップS3202に進
み、ジョブは実行後に直ちに削除して、終了する。他
方、「ジョブ実行後削除のモード」属性が設定されてい
れば、ステップS3203に進む。
【0183】ステップS3203では、「ジョブ実行後
削除のモード」属性の値が、「相対時間で指定」である
か否かを調べる。「相対時間で指定」であれば、ステッ
プS3204へ進む。他方、「相対時間で指定」でなけ
れば、ステップS3208へ進む。
【0184】ステップS3204では、指定された相対
時間が、指定可能な経過時間の最大値を超えていないか
否かを調べる。指定可能な経過時間の最大値を超えてい
なければ、ステップS3205へ進む。他方、指定可能
な経過時間の最大値を超えていれば、ステップS301
2へ進む。
【0185】ステップS3205では、ジョブを実行す
る。そして、ステップS3206に進み、指定時間が経
過するまで待機し、指定された時間が経過したら、ステ
ップS3207でジョブを削除して、終了する。
【0186】ステップS3208では、「ジョブ実行後
削除のモード」属性の値が「絶対時間で指定」であるか
否かを調べる。「絶対時間で指定」であれば、ステップ
S3209へ進む。他方、「絶対時間」でなければ、ス
テップS3213へ進む。
【0187】ステップS3209では、指定された絶対
時間と現在の時間とを比較して、指定された絶対時間
が、指定可能な経過時間の最大値を超えていないか否か
を調べる。指定可能な経過時間の最大値を超えていなけ
れ、ステップS3210へ進む。他方、指定可能な経過
時間の最大値を超えていれば、ステップS3212へ進
む。
【0188】ステップS3210では、指定された絶対
時刻となるまで待機する。そして、指定された絶対時刻
が到来したら、ステップS3211にて、その絶対時刻
がジョブ処理の実行前に到来したのか否かを判定する。
その結果、ジョブ処理の実行後に指定に係る絶対時刻が
到来した場合は、ステップS3207に進み、ジョブを
削除して、終了する。
【0189】他方、ジョブ処理の実行前に指定に係る絶
対時刻が到来した場合は、指定に係る絶対時刻は無効と
なり、ステップS3202に進み、ジョブを実行した後
に直ちにジョブを削除して、終了する。
【0190】ステップS3213では、指定された「ジ
ョブ実行後削除のモード」属性の値が不正であったとし
てエラー処理を行い、終了する。また、ステップS32
12では、ジョブの削除時間として指定可能な経過時間
の最大値を超えた値を指定したとしてエラー処理を行
い、終了する。
【0191】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワークを介して外部装置から周辺機器に制御コマ
ンドを送信することにより該周辺機器を制御する周辺機
器制御システムにおいて、前記周辺機器は該周辺機器が
処理可能なモードを記憶する記憶手段を有し、前記外部
装置は、前記記憶手段により記憶されたモードを前記ネ
ットワークを介して取得して一覧表示する表示手段と、
前記表示手段により一覧表示されたモードの中から所
望のモードを選択する選択手段と、前記選択手段により
選択されたモードを指定してなるジョブ投入開始コマン
ドを前記ネットワークを介して前記周辺機器に送信する
送信手段とを有しているので、システムのメモリ資源を
有効に利用しながら、簡単、かつ安価に外部装置から周
辺機器に対してジョブを発行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した周辺機器制御システムのシス
テム構成図である。
【図2】周辺機器のハードウェアの概略構成を示すブロ
ック図である。
【図3】外部装置(PC)のハードウェアの概略構成を
示すブロック図である。
【図4】ジョブ処理を指示するコマンド群を示す図であ
る。
【図5】周辺機器において属性アクセスコマンドを受信
したときの処理を示すフローチャートである。
【図6】周辺機器制御ソフトウェア上で「ジョブ投入開
始コマンドのモード」を設定するユーザ・インターフェ
イスを示す図である。
【図7】周辺機器制御ソフトウェア上で「ジョブ投入開
始コマンドのモード」を設定するユーザインターフェー
スを示す図(別の構成例)である。
【図8】周辺機器が保持する「ジョブ投入開始コマンド
に指定可能なモード(通常/割込)」属性の一例を示す
図である。
【図9】周辺機器が保持する「ジョブ投入開始コマンド
に指定可能なモード(ジョブ保存)」属性を示す図であ
る。
【図10】周辺機器が保持する「ジョブ投入開始コマン
ドに指定可能なモード(実行保証)」属性を示す図であ
る。
【図11】周辺機器が保持する「ジョブ投入開始コマン
ドに指定可能なモード(混合)」属性の一例を示す図で
ある。
【図12】周辺機器が保持する「指定可能な「保存ファ
イルの格納場所」のリスト」属性を示す図である。
【図13】周辺機器が保持する「デフォルトの「保存フ
ァイルの格納場所」」属性を示す図である。
【図14】周辺機器制御ソフトウェアにおいて周辺機器
にジョブ投入を行う処理を示すフローチャートである。
【図15】図14の続きのフローチャートである。
【図16】周辺機器においてジョブを受信したときの処
理を示すフローチャートである。
【図17】図16の続き(ジョブ投入開始コマンド処
理)を示すフローチャートである。
【図18】図16の続き(ジョブ投入完了コマンド処
理)を示すフローチャートである。
【図19】周辺機器における実行保証ジョブ処理を示す
フローチャートである。
【図20】周辺機器で処理されるジョブの構成例を示す
図である(第2の実施形態)。
【図21】周辺機器が保持するジョブの属性のリストを
示す図である。
【図22】周辺機器が保持する「ジョブ削除のモードに
指定可能な属性値のリスト」を示す図である。
【図23】周辺機器に対する属性情報の問合わせ処理を
示すフローチャートである。
【図24】「ジョブ削除のモード」属性の設定画面を示
す図である。
【図25】「ジョブ削除のモード」属性の設定画面で絶
対時間を指定した場合に表示される設定画面を示す図で
ある。
【図26】ジョブ削除時間の指定処理を示すフローチャ
ートである。
【図27】外部機器によるジョブ投入処理を示すフロー
チャートである。
【図28】ジョブ投入コマンドを受信した場合の処理を
示すフローチャートである。
【図29】ジョブの属性へのアクセスコマンドを受信し
た場合の処理を示すフローチャートである。
【図30】図28の続きのフローチャートである(第2
実施形態)。
【図31】図30の続きのフローチャートである。
【図32】図28の続きのフローチャートである(第3
実施形態)。
【図33】図32の続きのフローチャートである。
【図34】「ジョブ実行後削除のモード」属性の設定画
面で相対時間を指定した場合に表示される設定画面を示
す図である(第3実施形態)。
【符号の説明】
101…周辺機器 102,103,104…PC(パーソナルコンピュー
タ) 105…ネットワーク 201,301…CPU 202,302…RAM 203…LCD 204,304…キーボード 205,307…ROM 206,305…通信インターフェース 210,306…DISK 303…CRT 308…ポィンティングデバイス 401…ジョブ投入開始コマンド 402…ジョブ属性設定コマンド 403…ジョブ送信コマンド 404…ジョブ投入完了コマンド 405…モード 406…付加情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AR03 HK19 HQ06 HQ20 HQ21 HR01 5B014 EA01 FB04 GD12 GD32 GD33 GD45 HC05 HC12 5B021 AA01 AA21 BB01 BB04 CC05 EE02 5B089 GA21 JB10 JB15 KA10 KA13 KB04 KB06 KC23 LB15

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して外部装置から周辺
    機器に制御コマンドを送信することにより該周辺機器を
    制御する周辺機器制御システムにおいて、 前記周辺機器は該周辺機器が処理可能なモードを記憶す
    る記憶手段を有し、 前記外部装置は、前記記憶手段により記憶されたモード
    を前記ネットワークを介して取得して一覧表示する表示
    手段と、 前記表示手段により一覧表示されたモードの中から所望
    のモードを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択されたモードを指定してなるジ
    ョブ投入開始コマンドを前記ネットワークを介して前記
    周辺機器に送信する送信手段とを有することを特徴とす
    る周辺機器制御システム。
  2. 【請求項2】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブを投入順に実行する通常モード及び割込みで
    処理する割込モードを含むことを特徴とする請求項1記
    載の周辺機器制御システム。
  3. 【請求項3】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブを実行せずに保存だけを行う保存モードを含
    むことを特徴とする請求項1記載の周辺機器制御システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブを投入順に実行できなかった場合でも後で処
    理を行う保証モードを含むことを特徴とする請求項1記
    載の周辺機器制御システム。
  5. 【請求項5】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブを投入順に実行すると共に保存する混合モー
    ドを含むことを特徴とする請求項1記載の周辺機器制御
    システム。
  6. 【請求項6】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブを割込みで実行すると共に保存する混合モー
    ドを含むことを特徴とする請求項1記載の周辺機器制御
    システム。
  7. 【請求項7】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブを投入順に実行して保存すると共にジョブを
    投入順に実行できなかった場合でも後で処理を行う混合
    モードを含むことを特徴とする請求項1記載の周辺機器
    制御システム。
  8. 【請求項8】 前記表示手段は、前記ジョブの保存を伴
    うモードが選択された場合の前記周辺機器内の該モード
    の保存領域を一覧表示することを特徴とする請求項1記
    載の周辺機器制御システム。
  9. 【請求項9】 前記表示手段は、前記ジョブの保存を伴
    うモードが選択された場合の前記周辺機器内の該モード
    の保存領域を一覧表示する際に、所定の保存領域が予め
    選択された状態で表示することを特徴とする請求項1記
    載の周辺機器制御システム。
  10. 【請求項10】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブ投入後に該ジョブを削除する投入後削除モー
    ドを含むことを特徴とする請求項1記載の周辺機器制御
    システム。
  11. 【請求項11】 前記投入後削除モードでは、前記ジョ
    ブの削除時間として、該ジョブの投入後の経過時間、或
    いは絶対時間を指定可能なことを特徴とする請求項9記
    載の周辺機器制御システム。
  12. 【請求項12】 前記表示手段は、指定可能な前記ジョ
    ブの投入後の経過時間、或いは絶対時間の範囲を表示す
    ることを特徴とする請求項1記載の周辺機器制御システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記投入後削除モードでは、前記ジョ
    ブを実行中であっても該ジョブを削除するか否かを指定
    可能なことを特徴とする請求項10〜12の何れかに記
    載の周辺機器制御システム。
  14. 【請求項14】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブ実行後に該ジョブを削除する実行後モードを
    含むことを特徴とする請求項1記載の周辺機器制御シス
    テム。
  15. 【請求項15】 前記実行後削除モードでは、前記ジョ
    ブの削除時間として、該ジョブの実行後の経過時間、或
    いは絶対時間を指定可能なことを特徴とする請求項14
    記載の周辺機器制御システム。
  16. 【請求項16】 前記表示手段は、指定可能な前記ジョ
    ブの実行後の経過時間、或いは絶対時間の範囲を表示す
    ることを特徴とする請求項1記載の周辺機器制御システ
    ム。
  17. 【請求項17】 前記実行後削除モードでは、前記ジョ
    ブの削除時間が到来した際に該ジョブを未だ実行してい
    ない場合は、該ジョブを実行した後に削除することを特
    徴とする請求項14〜16の何れかに記載の周辺機器制
    御システム。
  18. 【請求項18】 ネットワークを介して外部装置から周
    辺機器に制御コマンドを送信することにより該周辺機器
    を制御する周辺機器制御システムの制御方法において、 前記周辺機器は該周辺機器が処理可能なモードを記憶す
    る記憶工程を有し、 前記外部装置は、前記記憶工程により記憶されたモード
    を前記ネットワークを介して取得して一覧表示する表示
    工程と、 前記表示工程により一覧表示されたモードの中から所望
    のモードを選択する選択工程と、 前記選択工程により選択されたモードを指定してなるジ
    ョブ投入開始コマンドを前記ネットワークを介して前記
    周辺機器に送信する送信工程とを有することを特徴とす
    る周辺機器制御システムの制御方法。
  19. 【請求項19】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブを投入順に実行する通常モード及び割込みで
    処理する割込モードを含むことを特徴とする請求項18
    記載の周辺機器制御システムの制御方法。
  20. 【請求項20】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブを実行せずに保存だけを行う保存モードを含
    むことを特徴とする請求項18記載の周辺機器制御シス
    テムの制御方法。
  21. 【請求項21】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブを投入順に実行できなかった場合でも後で処
    理を行う保証モードを含むことを特徴とする請求項18
    記載の周辺機器制御システムの制御方法。
  22. 【請求項22】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブを投入順に実行すると共に保存する混合モー
    ドを含むことを特徴とする請求項18記載の周辺機器制
    御システムの制御方法。
  23. 【請求項23】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブを割込みで実行すると共に保存する混合モー
    ドを含むことを特徴とする請求項18記載の周辺機器制
    御システムの制御方法。
  24. 【請求項24】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブを投入順に実行して保存すると共にジョブを
    投入順に実行できなかった場合でも後で処理を行う混合
    モードを含むことを特徴とする請求項18記載の周辺機
    器制御システムの制御方法。
  25. 【請求項25】 前記表示工程は、前記ジョブの保存を
    伴うモードが選択された場合の前記周辺機器内の該モー
    ドの保存領域を一覧表示することを特徴とする請求項1
    8載の周辺機器制御システムの制御方法。
  26. 【請求項26】 前記表示工程は、前記ジョブの保存を
    伴うモードが選択された場合の前記周辺機器内の該モー
    ドの保存領域を一覧表示する際に、所定の保存領域が予
    め選択された状態で表示することを特徴とする請求項1
    8記載の周辺機器制御システムの制御方法。
  27. 【請求項27】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブ投入後に該ジョブを削除する投入後削除モー
    ドを含むことを特徴とする請求項18記載の周辺機器制
    御システムの制御方法。
  28. 【請求項28】 前記投入後削除モードでは、前記ジョ
    ブの削除時間として、該ジョブの投入後の経過時間、或
    いは絶対時間を指定可能なことを特徴とする請求項27
    記載の周辺機器制御システムの制御方法。
  29. 【請求項29】 前記表示工程は、指定可能な前記ジョ
    ブの投入後の経過時間、或いは絶対時間の範囲を表示す
    ることを特徴とする請求項18記載の周辺機器制御シス
    テムの制御方法。
  30. 【請求項30】 前記投入後削除モードでは、前記ジョ
    ブを実行中であっても該ジョブを削除するか否かを指定
    可能なことを特徴とする請求項27〜29の何れかに記
    載の周辺機器制御システムの制御方法。
  31. 【請求項31】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブ実行後に該ジョブを削除する実行後モードを
    含むことを特徴とする請求項18記載の周辺機器制御シ
    ステムの制御方法。
  32. 【請求項32】 前記実行後削除モードでは、前記ジョ
    ブの削除時間として、該ジョブの実行後の経過時間、或
    いは絶対時間を指定可能なことを特徴とする請求項31
    記載の周辺機器制御システムの制御方法。
  33. 【請求項33】 前記表示工程は、指定可能な前記ジョ
    ブの実行後の経過時間、或いは絶対時間の範囲を表示す
    ることを特徴とする請求項18記載の周辺機器制御シス
    テムの制御方法。
  34. 【請求項34】 前記実行後削除モードでは、前記ジョ
    ブの削除時間が到来した際に該ジョブを未だ実行してい
    ない場合は、該ジョブを実行した後に削除することを特
    徴とする請求項31〜33の何れかに記載の周辺機器制
    御システムの制御方法。
  35. 【請求項35】 ネットワークを介して外部装置から周
    辺機器に制御コマンドを送信することにより該周辺機器
    を制御する周辺機器制御システムに適用可能なコンピュ
    ータ読取可能な媒体において、 前記周辺機器は該周辺機器が処理可能なモードを記憶す
    る記憶ルーチンを有し、 前記外部装置は、前記記憶ルーチンにより記憶されたモ
    ードを前記ネットワークを介して取得して一覧表示する
    表示ルーチンと、 前記表示ルーチンにより一覧表示されたモードの中から
    所望のモードを選択する選択ルーチンと、 前記選択ルーチンにより選択されたモードを指定してな
    るジョブ投入開始コマンドを前記ネットワークを介して
    前記周辺機器に送信する送信ルーチンとを有することを
    特徴とする媒体。
  36. 【請求項36】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブを投入順に実行する通常モード及び割込みで
    処理する割込モードを含むことを特徴とする請求項35
    記載の媒体。
  37. 【請求項37】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブを実行せずに保存だけを行う保存モードを含
    むことを特徴とする請求項35記載の媒体。
  38. 【請求項38】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブを投入順に実行できなかった場合でも後で処
    理を行う保証モードを含むことを特徴とする請求項35
    記載の媒体。
  39. 【請求項39】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブを投入順に実行すると共に保存する混合モー
    ドを含むことを特徴とする請求項35記載の媒体。
  40. 【請求項40】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブを割込みで実行すると共に保存する混合モー
    ドを含むことを特徴とする請求項35記載の媒体。
  41. 【請求項41】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブを投入順に実行して保存すると共にジョブを
    投入順に実行できなかった場合でも後で処理を行う混合
    モードを含むことを特徴とする請求項35記載の媒体。
  42. 【請求項42】 前記表示ルーチンは、前記ジョブの保
    存を伴うモードが選択された場合の前記周辺機器内の該
    モードの保存領域を一覧表示することを特徴とする請求
    項35記載の媒体。
  43. 【請求項43】 前記表示ルーチンは、前記ジョブの保
    存を伴うモードが選択された場合の前記周辺機器内の該
    モードの保存領域を一覧表示する際に、所定の保存領域
    が予め選択された状態で表示することを特徴とする請求
    項35記載の媒体。
  44. 【請求項44】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブ投入後に該ジョブを削除する投入後削除モー
    ドを含むことを特徴とする請求項35記載の媒体。
  45. 【請求項45】 前記投入後削除モードでは、前記ジョ
    ブの削除時間として、該ジョブの投入後の経過時間、或
    いは絶対時間を指定可能なことを特徴とする請求項44
    記載の媒体。
  46. 【請求項46】 前記表示ルーチンは、指定可能な前記
    ジョブの投入後の経過時間、或いは絶対時間の範囲を表
    示することを特徴とする請求項35記載の媒体。
  47. 【請求項47】 前記投入後削除モードでは、前記ジョ
    ブを実行中であっても該ジョブを削除するか否かを指定
    可能なことを特徴とする請求項44〜46の何れかに記
    載の媒体。
  48. 【請求項48】 前記周辺機器が処理可能なモードとし
    て、ジョブ実行後に該ジョブを削除する実行後モードを
    含むことを特徴とする請求項35記載の媒体。
  49. 【請求項49】 前記実行後削除モードでは、前記ジョ
    ブの削除時間として、該ジョブの実行後の経過時間、或
    いは絶対時間を指定可能なことを特徴とする請求項48
    記載の媒体。
  50. 【請求項50】 前記表示ルーチンは、指定可能な前記
    ジョブの実行後の経過時間、或いは絶対時間の範囲を表
    示することを特徴とする請求項35記載の媒体。
  51. 【請求項51】 前記実行後削除モードでは、前記ジョ
    ブの削除時間が到来した際に該ジョブを未だ実行してい
    ない場合は、該ジョブを実行した後に削除することを特
    徴とする請求項48〜50の何れかに記載の媒体。
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