JP2002149477A - データ蓄積装置およびその方法、ならびに記録媒体 - Google Patents

データ蓄積装置およびその方法、ならびに記録媒体

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JP2002149477A JP2000344531A JP2000344531A JP2002149477A JP 2002149477 A JP2002149477 A JP 2002149477A JP 2000344531 A JP2000344531 A JP 2000344531A JP 2000344531 A JP2000344531 A JP 2000344531A JP 2002149477 A JP2002149477 A JP 2002149477A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】従来よりも高効率で、入力の転送レートを出力
の転送レートに比べて低くできるデータ蓄積装置および
その方法ならびに記録媒体を提供する。 【解決手段】記憶部2に時系列データを含んだデータフ
ァイルが記憶されており、この記憶部2に記憶されたデ
ータファイル中の時系列データから、一連の時系列デー
タがデータ削除部4により選択されて削除される。ま
た、時系列データを削除されたデータファイルに含まれ
る時系列データが、データ出力部3によって記憶部2か
ら所定の出力転送レートで出力される。データ削除部4
によって時系列データを削除されたデータファイルに含
まれる時系列データがデータ出力部3によって出力され
る場合に、データ入力部1により、当該時系列データが
所定の順序で出力可能な大きさの入力転送レートで、デ
ータ削除部4により削除された時系列データが入力さ
れ、記憶部2の当該データファイルに記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の順序で入力
され、当該所定の順序で出力される時系列データを含ん
だデータファイルを蓄積するデータ蓄積装置およびその
方法ならびに記録媒体に係り、例えば、インターネット
などのネットワーク上でマルチメディア・データの通信
に用いられるデータ蓄積装置およびその方法ならびに記
録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネットなどのネットワーク上に
おいて、サーバ装置からクライアントの端末装置へ映像
や音声などを含んだ大容量のマルチメディア・データを
送信させる場合に、データの伝送経路上にキャッシュ装
置を設けることによって、端末側に対するデータの伝送
時間を短縮させるとともに、ネットワークの負荷を緩和
させる手法が、従来より一般的に用いられている。
【0003】キャッシュ装置には伝送されるデータが一
時的に蓄積されており、端末側からキャッシュ装置に蓄
積されているデータの供給がサーバ装置に対して要求さ
れた場合、サーバ装置の代わりにキャッシュ装置から端
末装置へ要求されたデータが伝送される。したがって、
サーバ装置からキャッシュ装置の間をデータが伝送され
る時間が短縮されるため、キャッシュ装置を用いない場
合に比べてデータの伝送時間を短くさせることができ
る。また、サーバ装置からキャッシュ装置の間の経路に
おいてデータを伝送させずに済むので、ネットワークの
負荷を軽減させることができる。
【0004】一般にキャッシュ装置では、キャッシュ内
のデータが満杯になって次に入力されるデータの記憶領
域が無くなると、現在記憶されているデータの中から何
れかのデータを削除して記憶領域に空きスペースを作
り、そこに入力されたデータを記憶させる処理が行われ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ネットワーク用キャッシュ装置においては、ファイル単
位や記憶装置のブロック単位、ファイルシステムの管理
単位などの情報を元に、データの管理が行われているた
め、データはファイルごとあるいはブロックごとに削除
されている。伝送データが映像や音声を含むマルチメデ
ィアデータである場合、一般的にシーンの切り替わり目
からのデータが頻繁にアクセスされる傾向があるが、従
来の方法ではこうした傾向とは関係なく、まとまったデ
ータを一度に削除させてしまうので、キャッシュされた
データが効率的に使用されない問題がある。
【0006】また、キャッシュ装置とサーバ装置との間
における通信回線が、要求された転送レートまでの伝送
が可能となるように帯域保証されている場合、一般にキ
ャッシュ装置は不要であり、一定の転送レートで送られ
てきたデータをキャッシュ装置やバッファ装置を用いず
にそのまま再生させることが可能であるが、キャッシュ
装置を設けることによって、サーバ装置からキャッシュ
装置へ伝送させるデータの量を減らすことができるの
で、原理的には帯域保証された転送レートよりも低い転
送レートでデータを伝送できるはずである。しかしなが
ら、サーバ装置からの入力転送レートを端末装置への出
力転送レートに比べて低い帯域に予約しながら、端末装
置へのデータを途切れさせずに伝送させる仕組みが従来
のキャッシュ装置には備わっていないため、予約した帯
域で保証される転送レートよりも平均的に低い転送レー
トで通信回線を使用することになり、通信コストに無駄
を生ずる問題がある。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、蓄積された時系列データが従来に
比べて効率的に使用されるとともに、蓄積された時系列
データが使用される場合に、入力の転送レートを出力の
転送レートに比べて低い値に設定できるデータ蓄積装置
およびその方法ならびに記録媒体を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のデータ蓄積装置は、所定の順序で入力さ
れ、当該所定の順序で出力される時系列データを含んだ
データファイルを蓄積するデータ蓄積装置であって、上
記データファイルを記憶する記憶手段と、上記記憶手段
に記憶されたデータファイルに含まれる上記時系列デー
タの中から、一連の時系列データを選択して削除するデ
ータ削除手段と、上記データ削除手段によって一連の時
系列データを削除されたデータファイルに含まれる時系
列データを、上記記憶手段から所定の出力転送レートで
出力するデータ出力手段と、上記データ削除手段によっ
て一連の時系列データを削除されたデータファイルに含
まれる時系列データが上記データ出力手段によって出力
される場合に、当該時系列データが上記所定の順序で出
力可能な大きさの入力転送レートで、上記データ削除手
段により削除された時系列データを入力し、上記記憶手
段の当該データファイルに記憶させるデータ入力手段と
を有する。
【0009】本発明のデータ蓄積装置によれば、上記記
憶手段に記憶されたデータファイルに含まれる上記時系
列データの中から、一連の時系列データが上記データ削
除手段において選択されて削除される。上記データ削除
手段によって一連の時系列データを削除されたデータフ
ァイルに含まれる時系列データは、上記データ出力手段
において上記記憶手段から所定の出力転送レートで出力
される。上記データ削除手段によって一連の時系列デー
タを削除されたデータファイルに含まれる時系列データ
が上記データ出力手段によって出力される場合には、上
記データ入力手段において、当該時系列データが上記所
定の順序で出力可能な大きさの入力転送レートで、上記
データ削除手段により削除された時系列データが入力さ
れて、上記記憶手段の当該データファイルに記憶され
る。
【0010】また、上記データ削除手段は、上記所定の
順序の上記時系列データが所定データ数ごとに分割され
た分割時系列データのそれぞれから、当該所定データ数
に対して上記出力転送レートと上記入力転送レートとの
比に応じた割合のデータ数の時系列データを、当該分割
時系列データにおける上記所定の順序の末尾から選択し
て削除する。
【0011】上記の構成を有するデータ蓄積装置によれ
ば、上記データ削除手段において、上記所定の順序の上
記時系列データが所定データ数ごとに分割された分割時
系列データのそれぞれから、当該所定データ数に対して
上記出力転送レートと上記入力転送レートとの比に応じ
た割合のデータ数の時系列データが、当該分割時系列デ
ータにおける上記所定の順序の末尾から選択されて削除
される。
【0012】また、上記記憶手段に記憶された上記デー
タファイルに上記時系列データとして含まれる画像デー
タから、画像の時間的に不連続な変化を示すシーンチェ
ンジ位置を検出するシーンチェンジ位置検出手段を含
む。上記データ削除手段は、上記シーンチェンジ位置検
出手段によって検出された上記シーンチェンジ位置にお
いて上記所定の順序の上記画像データが分割された分割
画像データのそれぞれから、当該分割画像データのデー
タ数に対して上記出力転送レートと上記入力転送レート
との比に応じた割合のデータ数の画像データを、当該分
割画像データにおける上記所定の順序の末尾から選択し
て削除する。
【0013】上記の構成を有するデータ蓄積装置によれ
ば、上記シーンチェンジ位置検出手段において、上記記
憶手段に記憶された上記データファイルに上記時系列デ
ータとして含まれる画像データから、画像の時間的に不
連続な変化を示すシーンチェンジ位置が検出される。上
記データ削除手段において、上記シーンチェンジ位置検
出手段によって検出された上記シーンチェンジ位置にお
いて上記所定の順序の上記画像データが分割された分割
画像データのそれぞれから、当該分割画像データのデー
タ数に対して上記出力転送レートと上記入力転送レート
との比に応じた割合のデータ数の画像データが、当該分
割画像データにおける上記所定の順序の末尾から選択さ
れて削除される。
【0014】また、上記データ削除手段は、上記シーン
チェンジ位置検出手段によって検出された上記シーンチ
ェンジ位置において上記所定の順序の上記画像データが
分割された分割画像データのそれぞれから、所定データ
数の画像データを当該分割画像データにおける上記所定
の順序の先頭に残して、他の画像データを削除する。上
記データ入力手段は、上記データ削除手段において分割
画像データから削除される画像データのデータ数と、当
該分割画像データが上記出力転送レートによって出力さ
れる転送時間との比に応じた入力転送レートを、入力す
る各分割画像データに対して設定する。
【0015】上記の構成を有するデータ蓄積装置によれ
ば、上記データ削除手段において、上記シーンチェンジ
位置検出手段によって検出された上記シーンチェンジ位
置において上記所定の順序の上記画像データが分割され
た分割画像データのそれぞれから、所定データ数の画像
データが当該分割画像データにおける上記所定の順序の
先頭に残されて、他の画像データが削除される。上記デ
ータ入力手段においては、上記データ削除手段において
分割画像データから削除される画像データのデータ数
と、当該分割画像データが上記出力転送レートによって
出力される転送時間との比に応じた入力転送レートが、
入力される各分割画像データに対して設定される。
【0016】本発明のデータ蓄積方法は、所定の順序で
入力され、当該所定の順序で出力される時系列データを
含んだデータファイルを蓄積するデータ蓄積方法であっ
て、蓄積された上記データファイルに含まれる上記時系
列データの中から、一連の時系列データを選択して削除
するデータ削除ステップと、上記データ削除ステップに
よって一連の時系列データを削除されたデータファイル
に含まれる時系列データを、所定の出力転送レートで出
力するとともに、当該時系列データが上記所定の順序で
出力可能な大きさの入力転送レートで、上記データ削除
ステップにおいて削除された時系列データを入力して蓄
積するデータ入出力ステップとを有する。
【0017】本発明のデータ蓄積方法によれば、上記デ
ータ削除ステップにおいて、蓄積された上記データファ
イルに含まれる上記時系列データの中から、一連の時系
列データが選択されて削除される。上記入出力ステップ
においては、上記データ削除ステップによって一連の時
系列データを削除されたデータファイルに含まれる時系
列データが、所定の出力転送レートで出力されるととも
に、当該時系列データが上記所定の順序で出力可能な大
きさの入力転送レートで、上記データ削除ステップにお
いて削除された時系列データが入力されて蓄積される。
【0018】また、上記データ削除ステップは、蓄積さ
れた上記所定の順序の上記時系列データが所定データ数
ごとに分割された分割時系列データのそれぞれから、当
該所定データ数に対して上記出力転送レートと上記入力
転送レートとの比に応じた割合のデータ数の時系列デー
タを、当該分割時系列データにおける上記所定の順序の
末尾から選択して削除する。
【0019】また、蓄積された上記データファイルに上
記時系列データとして含まれる画像データから、画像の
時間的に不連続な変化を示すシーンチェンジ位置を検出
するシーンチェンジ位置検出ステップを含む。上記デー
タ削除ステップは、上記シーンチェンジ位置検出ステッ
プにおいて検出された上記シーンチェンジ位置で上記所
定の順序の上記画像データが分割された分割画像データ
のそれぞれから、当該分割画像データのデータ数に対し
て上記出力転送レートと上記入力転送レートとの比に応
じた割合のデータ数の画像データを、当該分割画像デー
タにおける上記所定の順序の末尾から選択して削除す
る。
【0020】また、上記データ削除ステップは、上記シ
ーンチェンジ位置検出ステップにおいて検出された上記
シーンチェンジ位置で上記所定の順序の上記画像データ
が分割された分割画像データのそれぞれから、所定デー
タ数の画像データを当該分割画像データにおける上記所
定の順序の先頭に残して、他の画像データを削除する。
上記データ入力ステップは、上記データ削除ステップに
おいて分割画像データから削除される画像データのデー
タ数と、当該分割画像データが上記出力転送レートによ
って出力される転送時間との比に応じた入力転送レート
を、入力する各分割画像データに対して設定する。
【0021】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、所定の順序で入力され、当該所定の順序で出力
される時系列データを含んだデータファイルを蓄積する
データ蓄積方法であって、蓄積された上記データファイ
ルに含まれる上記時系列データの中から、一連の時系列
データを選択して削除するデータ削除ステップと、上記
データ削除ステップによって一連の時系列データを削除
されたデータファイルに含まれる時系列データを、所定
の出力転送レートで出力するとともに、当該時系列デー
タが上記所定の順序で出力可能な大きさの入力転送レー
トで、上記データ削除ステップにおいて削除された時系
列データを入力して蓄積するデータ入出力ステップとを
有する。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、サーバ装置と端末装置と
の間で本発明に係るキャッシュ装置が用いられる位置を
説明するための図である。図1において、映像や音声な
どのAVコンテンツを配信する機能を有するサーバ装置
101がネットワーク100に接続されており、このサ
ーバ装置101から伝送されるAVコンテンツは、ネッ
トワーク100を介し、ネットワークのエッジ部分10
2(例えば商業プロバイダのアクセスポイントなど)か
ら家庭やオフィスなどに置かれるルータ装置103を経
て、クライアントの端末装置104に供給される。ルー
タ装置103には複数の端末装置104が接続されてい
る。
【0023】キャッシュ装置が配置される位置として
は、データが供給される端末装置に近い位置に置いた方
が、キャッシュ装置本来の機能であるアクセス速度の改
善に対して効果的である。例えば図1においてネットワ
ークのエッジ部分102や、ルータ装置103、端末装
置104の内部などに配置することができるが、上述の
説明から、端末装置104に置いた方がアクセス速度の
改善に効果的である。また、これら3点の場所のうちの
2か所または3か所にキャッシュ装置を設置させても良
い。
【0024】また好適には、本発明のキャッシュ装置が
用いられるシステムにおいて、キャッシュ装置とサーバ
装置との間の通信経路は帯域保証が可能になっている。
これにより、キャッシュ装置への入力転送レートが一定
に制御されるので、後述の方法によりキャッシュ装置か
らの出力転送レートに比べて入力転送レートを低くでき
る。
【0025】第1の実施形態 以下、本発明の第1の実施形態に係るキャッシュ装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。図2は、本発明
の第1の実施形態に係るキャッシュ装置の概略的な構成
図である。図2に示すキャッシュ装置は、データ入力部
1、記憶部2、データ出力部3、およびデータ削除部4
を有する。なお、データ入力部1は、本発明のデータ入
力手段の一実施形態である。記憶部2は、本発明の記憶
手段の一実施形態である。データ出力部3は、本発明の
データ出力手段の一実施形態である。データ削除部4
は、本発明のデータ削除手段の一実施形態である。
【0026】記憶部2は、データ入力部1から入力され
るAVコンテンツなどの時系列データを順次記憶する。
また、記憶した時系列データをデータ出力部3に順次読
みだされる。なお、時系列データは時系列的に順次入力
される一連のデータであり、入力された順序で端末装置
へ出力される。また、時系列データはデータファイルの
単位で記憶部2に記憶される。
【0027】データ出力部3は、図示しない端末装置か
らの要求に応じて、記憶部2に記憶されているデータフ
ァイルの時系列データを記憶部2から順次読みだして出
力する。出力転送レートは、端末装置との間で設定され
た一定の値に保持されている。なお、端末装置から要求
されたデータファイルが記憶部2にキャッシュされてい
ない場合には、データ入力部1で入力された時系列デー
タがそのままデータ出力部3を介して端末装置に出力さ
れる。この場合にも、入力された時系列データは記憶部
2に順次記憶される。
【0028】データ入力部1は、図示しないサーバ装置
から伝送されてきたAVコンテンツなどの時系列データ
を所定の転送レートで入力し、記憶部2の空き領域へ入
力したデータを書き込む。なお、記憶部2に記憶された
時系列データは、所定の条件(例えば空き領域の量な
ど)に応じて、データ削除部4によりデータファイル中
の一部の時系列データが削除される。
【0029】またデータ入力部1は、記憶部2にキャッ
シュされたデータファイルの時系列データがデータ出力
部3より一定の出力転送レートで端末装置に出力される
場合に、出力データが記憶部2から枯渇しないようにす
るため、一部削除された時系列データを出力転送レート
より低い入力転送レートでサーバ装置から再び入力し、
記憶部2に記憶させる。この場合、サーバ装置とキャッ
シュ装置との間の入力転送レートは、キャッシュ装置と
端末装置との間の出力転送レートに比べて低くなる。端
末装置から要求されたデータファイルが記憶部2にキャ
ッシュされていない場合には、端末装置から要求される
出力転送レートと同じ転送レートで時系列データをサー
バ装置から入力し、これをデータ出力部3を介して端末
装置に出力する。
【0030】データ削除部4は、例えば空き領域の量が
所定の量より少なくなった場合などの所定の条件に応じ
て、記憶部2にキャッシュされているデータファイルの
中の時系列データを一部削除する。例えば、時系列デー
タの先頭から所定データ量の時系列データをキャッシュ
・データとして残しておき、残りの時系列データを削除
する。先頭からのデータをキャッシュ・データとして残
すので、キャッシュ・データとして記憶部2に残された
時系列データを所定の出力転送レートで端末装置に出力
させながら、同時に、削除された時系列データを出力転
送レートより低い入力転送レートで入力して記憶部2に
補充させて、記憶部2の時系列データを枯渇させずに、
時系列データを出力させることができる。
【0031】また、データファイルの時系列データを所
定データ量ごとに分割して、各分割された時系列データ
の先頭部分をキャッシュ・データとして記憶部2に残
し、残りの時系列データを削除しても良い。この場合も
上述と同様にして、各分割された時系列データの先頭に
あるキャッシュ・データを端末装置に出力させながら、
同時に、削除された残りの時系列データをサーバ装置か
ら入力して記憶部2に補充することにより、入力転送レ
ートを出力転送レートより低くすることができる。
【0032】図3は、時系列データの入力転送量と出力
転送量の時間的推移の例を示す図である。図3におい
て、横軸はキャッシュ装置にデータの転送が開始されて
からの時刻を示し、縦軸は時系列データの先頭データか
らのデータ量を示している。また、図3の実線はキャッ
シュ装置に入力されるデータのグラフを示し、点線はキ
ャッシュ装置から出力されるデータのグラフを示してい
る。
【0033】図3においては、時刻0から時刻tmが1
つのデータファイルの転送時間を示している。図3に示
すように、時刻0secにおいてキャッシュ装置には先
頭データから2byteのデータが入力されているが、
これは先頭データから2byteのデータが既に記憶部
2にキャッシュされており、以降のデータがデータ削除
部4によって記憶部2から削除されていることを示して
いる。したがって、先頭データから2byte以降のデ
ータが、入力転送レートR2でキャッシュ装置に入力さ
れる。一方キャッシュ装置からは、先頭データから順番
に、出力転送レートR1でデータが出力されている。入
力転送レートR2に比べて出力転送レートR1の方が高
いため、入力される時系列データと出力される時系列デ
ータとの間のデータ量の差はだんだん少なくなり、デー
タファイルの転送が終了する時刻tmにおいて、入力さ
れる時系列データと出力される時系列データが一致して
いる。
【0034】データファイルのデータ量n、データファ
イルの出力転送時間tm、およびキャッシュされている
時系列データのデータ量iによって、入力転送レートR
2と出力転送レートR1は次式のように表される。
【0035】
【数1】R1 = n/tm ・・・・・・・(1) R2 = (n−i)/tm ・・・(2)
【0036】したがって、データファイルのデータ量n
に対してキャッシュのデータ量iを大きくするほど、入
力転送レートR2を低くすることができる。これによ
り、帯域予約のときに申告する予約帯域幅を下げられる
ため、通信コストを低減させることができる。また、キ
ャッシュのデータ量iを小さくした場合入力転送レート
R2を高くする必要があるが、キャッシュのための記憶
領域を小さくできる。
【0037】図4は、データファイル中の時系列データ
を一定のデータ量ごとに分割し、各分割された時系列デ
ータの先頭部分をキャッシュデータにした場合におけ
る、入力転送量と出力転送量の時間的推移を示す図であ
る。図3と同様に、横軸はキャッシュ装置にデータの転
送が開始されてからの時刻を示し、縦軸は時系列データ
の先頭データからのデータ量を示している。また、実線
はキャッシュ装置に入力されるデータのグラフを示し、
点線はキャッシュ装置から出力されるデータのグラフを
示している。
【0038】図4においては、時刻0から時刻t3まで
が1つのデータファイルの転送時間であり、時刻t1か
ら時刻t2までの区間の先頭部分における時系列データ
が、キャッシュ・データとして記憶部2にキャッシュさ
れている。また、図示が省略されているが、時刻0から
時刻t1、および時刻t2から時刻t3の区間において
も、時刻t1から時刻t2の区間と同様に時間間隔Δt
ごとの複数の区間に分割されており、各分割された区間
の先頭部分における時系列データが、キャッシュ・デー
タとして記憶部2にキャッシュされている。時間間隔Δ
tにおいて、出力転送レートR1で出力されるデータ量
と、入力転送レートR2で入力されるデータ量とが釣り
合うために必要なキャッシュのデータ量iは次式のよう
に表される。
【0039】
【数2】 i = Δt×(R1−R2) ・・・・・(3)
【0040】式(3)は、tm=Δtとして式(1)お
よび式(2)からも得られる。キャッシュのデータ量i
と入力転送レートR2は、いずれも値が小さい方が望ま
しいが、式(3)に示すように一方の値を小さくすると
他方の値が大きくなるトレードオフの関係にあるため、
用途に応じてユーザが何れのパラメータを重視するかを
選択する必要がある。すなわち、サーバ装置から不足分
の時系列データを補充する際のデータ転送レートR2を
低く抑えて通信コストを削減させるか、または、キャッ
シュのデータ量iを低く抑えて記憶部2の容量を小さく
するかが用途に応じて選択される。
【0041】例えば、出力転送レートR1=10Mbp
s、入力転送レートR2=4Mbps(出力転送レート
R1の5分の2)、時間間隔Δt=10secとする
と、キャッシュのデータ量i=60Mbps=7.5M
byteとなる。一方、キャッシュデータが全くない場
合にサーバ装置からキャッシュ装置へ伝送されるデータ
量は、(出力転送レートR1)×(時間間隔Δt)=1
00Mbps=12.5Mbyteとなる。したがっ
て、12.5−7.5=5Mbyteの時系列データを
記憶部2から削除することができる。
【0042】また、出力転送レートR1で端末装置に時
系列データを出力させる場合、キャッシュのデータ量i
の転送に要する時間taは、次式のように表される。
【0043】
【数3】 ta = i/R1 = {1−(R2/R1)}×Δt ・・・・(4)
【0044】したがって、時間間隔Δtで分割された時
系列データの各区間において、各区間の先頭から時間t
aまでの時系列データはキャッシュデータとして記憶部
2に残され、残りの時系列データはデータ削除部4によ
り削除される。
【0045】なお、時間間隔Δtの間に出力転送レート
R1で端末装置へ出力されるデータ量nは次式で表され
る。
【0046】
【数4】n = R1×Δt ・・・・(5)
【0047】また、出力データ量と入力データ量とがち
ょうど釣り合う場合、時間間隔Δtの間に入力転送レー
トR2でサーバ装置から入力されるデータ量kは、時間
間隔Δtの区間においてデータ削除部4により削除され
たデータ量kと等しくなる。データ量kは次式で表され
る。
【0048】
【数5】k = R2×Δt ・・・・(6)
【0049】したがって、式(5)および式(6)によ
り、データ削除部4により削除されるデータ量kは次式
で表される。
【0050】
【数6】k = (R2/R1)×n ・・・・(7)
【0051】式(7)から分かるように、時間間隔Δt
においてデータ削除部4により削除されるデータ量k
は、時間間隔Δtにおいてキャッシュ装置から出力され
るデータ量に対して、出力転送レートR1と入力転送レ
ートR2との比に応じた割合のデータ量になる。
【0052】図5は、時系列データの入力および削除に
おいて使用されるパラメータを生成するパラメータ生成
部6aを示す概略的な構成図である。図5に示すパラメ
ータ生成部6aは、レジスタ11〜レジスタ14、減算
部21、乗算部22、乗算部24、除算部23、および
加算部25を有する。
【0053】パラメータ生成部6aは、時系列データの
入力および削除において使用されるパラメータを生成す
るブロックであり、データ入力部1およびデータ削除部
4に供給されるパラメータを生成する。レジスタ11に
設定された出力転送レートR1と、レジスタ12に設定
された入力転送レートR2は、減算部21で減算された
後、乗算部22においてレジスタ13に設定された時間
間隔Δtと乗算され、さらに除算部23において出力転
送レートR1に除されることによって、時間taのパラ
メータが生成される。この時間taは式(4)に示され
ているものである。
【0054】また、レジスタ13に設定された時間間隔
Δtが、レジスタ14に設定されたループ回数と乗算さ
れることにより時間間隔Δtにおける時刻t1のパラメ
ータが生成される。レジスタ14に設定されるループ回
数は、初期値がゼロであり、時間間隔Δtにおける時系
列データが端末装置に全て出力される毎に1ずつインク
リメントする。また、加算部25において、この初期時
刻t1に時間間隔Δtが加算されることにより、時間間
隔Δtにおける時刻t2のパラメータが生成される。し
たがって、時刻t1および時刻t2のパラメータは、時
間間隔Δtにおける時系列データが端末装置に全て出力
される毎に、時間間隔Δtずつ増大する。
【0055】図5の下側に示されている時間軸は、生成
された時間ta、時刻t1および時刻t2の各パラメー
タによって指定される各時刻と時系列データの関係を表
すものである。時刻t1〜時間taの斜線で示す時間範
囲においては、時系列データがキャッシュデータとして
記憶部2に残され、時刻t1〜時間taの時間範囲にお
いては、時系列データがデータ削除部4によって削除さ
れることが示されている。
【0056】次に、上述した構成を有するキャッシュ装
置の動作について、図面を参照しながら説明する。図6
は、第1の実施形態に係るキャッシュ装置のデータ削除
時における動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0057】まず、ステップST101において、時間
間隔Δtと入力転送レートR2がパラメータ生成部6a
のレジスタ13およびレジスタ12にそれぞれ設定され
る。これに応じて、パラメータ生成部6aの乗算部22
によりキャッシュのデータ量iが計算され(ステップS
T102)、このデータ量iに基づいて除算部23によ
り時刻taが計算される(ステップST103)。ま
た、ステップST104においては、ループ処理の終了
を示すフラグ変数last_flagにゼロが代入され
るとともに、時刻t1がゼロに初期化され、時刻t2は
時刻t1に時間間隔Δtを加算した値として加算部25
により計算される。
【0058】次いでステップST105において、時刻
taから時刻t2の区間に相当する時系列パラメータ
が、データ削除部4によって記憶部2から削除される。
その後、ステップST106においてフラグ変数las
t_flagが1であるか否かが判断され、1である場
合にはそのまま処理が終了される。1でない場合にはス
テップST107に処理が移行されて、時系列データの
終了点を示す時刻t3が、パラメータ生成部6aにおい
て計算された時刻t2と時間間隔Δtとの和に対して大
小比較される。
【0059】ステップST107において、時刻t2と
時間間隔Δtとの和が時刻t3に達していないことが判
断された場合には、ステップST108に処理が移行さ
れて、レジスタ14に設定されているループ回数がイン
クリメントされる。これにより、時刻t1の値が時刻t
2の値に置き代わり、時刻t2の値は時間間隔Δtが加
算された値になる。すなわち、時刻t1および時刻t2
が共に時間間隔Δtだけシフトする。その後、再びステ
ップST105に処理が戻されて、同様な処理が反復さ
れる。
【0060】ステップST107において、時刻t2と
時間間隔Δtとの和が時刻t3に達していることが判断
された場合には、ステップST109に処理が移行され
て、時刻t1の値が時刻t2の値に置き代わり、時刻t
2の値は時刻t3の値に置き代わるとともに、フラグ変
数last_flagが1にセットされる。次いでステ
ップST110において時刻taが新たに更新された
後、ステップST105において、時刻taから時刻t
2の区間に相当する時系列パラメータが、データ削除部
4によって記憶部2から削除される。そしてステップS
T106においてフラグ変数last_flagが1に
なっていることが判断されることにより、時系列データ
の削除に関する処理が終了される。
【0061】図7は、第1の実施形態に係るキャッシュ
装置のデータ入出力時における動作を説明するためのフ
ローチャートである。まず、ステップST111におい
て、パラメータ生成部6aのレジスタ13およびレジス
タ12に設定されている時間間隔Δtと入力転送レート
R2により、キャッシュのデータ量iおよびデータ時刻
taが生成される。またステップST112において、
フラグ変数last_flag、時刻t1がゼロに初期
化され、時刻t2が加算部25により計算される。
【0062】次いでステップST113において、キャ
ッシュ装置のデータ入力部1よりサーバ装置に対して、
時刻ta〜時刻t2区間における時系列データの転送が
要求される。また、サーバ装置からのデータの転送レー
トが、パラメータ生成部6aにおいて設定された入力転
送レートR2となるように、データ入力部1から帯域予
約が発行される。
【0063】時系列データの転送が完了した後、ステッ
プST114において、フラグ変数last_flag
が1であるか否かが判断され、1である場合処理が終了
される。また、1でない場合、ステップST115に処
理が移行されて、時系列データの終了点を示す時刻t3
が、パラメータ生成部6aにおいて計算された時刻t2
と時間間隔Δtとの和に対して大小比較される。
【0064】ステップST115において、時刻t2と
時間間隔Δtとの和が時刻t3に達していないことが判
断された場合には、ステップST116に処理が移行さ
れて、レジスタ14に設定されているループ回数がイン
クリメントされる。これにより、時刻t1の値が時刻t
2の値に置き代わり、時刻t2の値は時間間隔Δtが加
算された値になる。すなわち、時刻t1および時刻t2
が共に時間間隔Δtだけシフトする。その後、再びステ
ップST113に処理が戻されて、同様な処理が反復さ
れる。
【0065】ステップST115において、時刻t2と
時間間隔Δtとの和が時刻t3に達していることが判断
された場合には、ステップST117に処理が移行され
て、時刻t1の値が時刻t2の値に置き代わり、時刻t
2の値は時刻t3の値に置き代わるとともに、フラグ変
数last_flagが1にセットされる。次いでステ
ップST118において時刻taが新たに更新された
後、ステップST113において、時刻taから時刻t
2の区間に相当する時系列パラメータが、データ削除部
4によって記憶部2から削除される。そしてステップS
T114においてフラグ変数last_flagが1に
なっていることが判断されることにより、時系列データ
の削除に関する処理が終了される。
【0066】第2の実施形態 次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2
の実施形態と第1の実施形態との違いは、第1の実施形
態において時間間隔Δtが一定になっているのに対し
て、第2の実施形態においては、時間間隔Δtが任意に
可変されることにある。
【0067】図8は、本発明の第2の実施形態に係るキ
ャッシュ装置の概略的な構成図である。図8と図2の同
一符号は同一の構成要素を示し、その他、図8に示すキ
ャッシュ装置は、シーンチェンジ位置検出部5を有す
る。なお、本発明のシーンチェンジ位置検出部5は、シ
ーンチェンジ位置検出手段の一実施形態である。
【0068】シーンチェンジ位置検出部5は、動画像に
おいて画像フレーム間の時間的な不連続性を検出するこ
とにより、シーンが移り変わる位置(シーンチェンジ位
置)を検出するブロックであり、例えば文献”特開平1
1−32301”などにおいて開示されている従来の画
像処理装置を用いることで実現できる。時刻t1および
時刻t2のパラメータは、シーンチェンジ位置検出部5
によって検出されたシーンチェンジ位置により生成され
る。
【0069】なお、図8に示す例において時刻t1およ
び時刻t2のパラメータを設定するためにシーンチェン
ジ位置検出部5が用いられているが、この例に限定され
ず、他の手段によって時刻t1および時刻t2を任意に
設定させても良い。
【0070】ただし、シーンチェンジ位置に時刻t1お
よび時刻t2が設定されることによって、シーンチェン
ジ位置から所定データ量のキャッシュデータが記憶部2
にキャッシュされるので、例えばシーンチェンジ位置か
らの映像を表示させる場合に、サーバ装置からのデータ
転送によっる待ち時間が無くなり、映像を直ちに表示さ
せることができる。一般にシーンチェンジ位置からの映
像はユーザから頻繁に要求されるので、映像の表示スピ
ードを全体的に向上できるとともに、ネットワークの負
荷軽減に貢献できる。
【0071】図9は、シーンチェンジ位置から後の時系
列データをキャッシュデータにした場合における、入力
転送量と出力転送量の時間的推移を示す図である。図9
において、横軸はキャッシュ装置にデータの転送が開始
されてからの時刻を示し、縦軸は時系列データの先頭デ
ータからのデータ量を示している。また、実線はキャッ
シュ装置に入力されるデータのグラフを示し、点線はキ
ャッシュ装置から出力されるデータのグラフを示してい
る。
【0072】図9における時刻t1〜時刻t5は、それ
ぞれシーンチェンジ位置検出部5により検出されたシー
ンチェンジ位置である。したがって、各時刻により分割
された時系列データ(画像データ)の時間間隔Δtは、
それぞれ異なった大きさを有している。ただし、出力転
送レートR1および入力転送レートR2は、ともに一定
の値に設定されている。したがって、検出されたシーン
チェンジ位置から各時刻ごとに時間間隔Δtを計算する
ことによって、式(4)により時刻taを求めることが
でき、データの削除や入出力動作を行うことができる。
【0073】図10は、時系列データの入力および削除
において使用されるパラメータを生成するパラメータ生
成部6bを示す概略的な構成図である。図10に示すパ
ラメータ生成部6bは、レジスタ11、レジスタ12、
レジスタ15、減算部26、乗算部27、除算部28、
および減算部29を有する。
【0074】パラメータ生成部6bは、時系列データの
入力および削除において使用されるパラメータを生成す
るブロックであり、データ入力部1およびデータ削除部
4に供給されるパラメータを生成する。レジスタ11に
設定された出力転送レートR1と、レジスタ12に設定
された入力転送レートR2は、減算部26で減算された
後、減算部29の計算結果である時間間隔Δtと乗算さ
れ、さらに除算部28において出力転送レートR1に除
されることによって、時間taのパラメータが生成され
る。この時間taは式(4)に示されているものであ
る。
【0075】また、シーンチェンジ位置検出部5によっ
て検出されたシーンチェンジ位置が時刻t1および時刻
t2としてレジスタ15に設定されており、この時刻t
1と時刻t2との差が時間間隔Δtとして減算部29に
より計算される。
【0076】図10の下側に示されている時間軸は、生
成された時間ta、時刻t1および時刻t2の各パラメ
ータによって指定される各時刻と時系列データの関係を
表すものである。時刻t1〜時間taの斜線で示す時間
範囲においては、時系列データがキャッシュデータとし
て記憶部2に残され、時刻t1〜時間taの時間範囲に
おいては、時系列データがデータ削除部4によって削除
されることが示されている。
【0077】次に、上述した構成を有するキャッシュ装
置の動作について、図面を参照しながら説明する。図1
1は、第2の実施形態に係るキャッシュ装置のデータ削
除時における動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0078】まず、ステップST201において、入力
転送レートR2がパラメータ生成部6bのレジスタ12
に設定される。また、ステップST202においては、
ループ処理の終了を示すフラグ変数last_flag
および時刻t1がゼロに初期化されるとともに、シーン
チェンジ位置検出部5によって検出されたシーンチェン
ジ位置が時刻t2として設定され、この時刻t2から時
間間隔Δtが減算部29により計算される。
【0079】ステップST202において計算された時
間間隔Δtに応じて応じて、パラメータ生成部6bの乗
算部27によりキャッシュのデータ量iが計算され(ス
テップST203)、このデータ量iに基づいて除算部
28により時刻taが計算される(ステップST20
4)。次いでステップST205において、時刻taか
ら時刻t2の区間に相当する時系列パラメータが、デー
タ削除部4によって記憶部2から削除される。その後、
ステップST206においてフラグ変数last_fl
agが1であるか否かが判断され、1である場合にはそ
のまま処理が終了される。1でない場合にはステップS
T207に処理が移行されて、時系列データの終了点を
示す時刻t3が、パラメータ生成部6aにおいて計算さ
れた時刻t2と時間間隔Δtとの和に対して大小比較さ
れる。
【0080】ステップST207において、時刻t2と
時間間隔Δtとの和が時刻t3に達していないことが判
断された場合には、ステップST208に処理が移行さ
れて、時刻t1の値が時刻t2の値に置き代えられる。
また、時刻t2には、新たに検出されたシーンチェンジ
位置が設定され、設定された時刻t2と時刻t1によ
り、時間間隔Δtの値が更新される。その後、再びステ
ップST203に処理が戻されて、同様な処理が反復さ
れる。
【0081】ステップST207において、時刻t2と
時間間隔Δtとの和が時刻t3に達していることが判断
された場合には、ステップST209に処理が移行され
て、時刻t1の値が時刻t2の値に置き代わり、時刻t
2の値は時刻t3の値に置き代わるとともに、フラグ変
数last_flagが1にセットされる。その後、ス
テップST203に処理が戻されて、新たに設定された
時間間隔Δtに基づいてキャッシュのデータ量iが計算
され、これから時刻taが計算され(ステップST20
4)、時刻taから時刻t2の区間に相当する時系列パ
ラメータが記憶部2から削除される(ステップST20
5)。そしてステップST206においてフラグ変数l
ast_flagが1になっていることが判断されるこ
とにより、時系列データの削除に関する処理が終了され
る。
【0082】図12は、第2の実施形態に係るキャッシ
ュ装置のデータ入出力時における動作を説明するための
フローチャートである。まず、ステップST211にお
いて、パラメータ生成部6bのレジスタ12に入力転送
レートR2が設定される。また、ステップST212に
おいては、ループ処理の終了を示すフラグ変数last
_flagおよび時刻t1がゼロに初期化されるととも
に、シーンチェンジ位置検出部5によって検出されたシ
ーンチェンジ位置が時刻t2として設定され、この時刻
t2から時間間隔Δtが減算部29により計算される。
【0083】次いでステップST213において、時間
間隔Δtおよび入力転送レートR2から、キャッシュの
データ量iおよびデータ時刻taが生成される。ステッ
プST214においては、キャッシュ装置のデータ入力
部1よりサーバ装置に対して、時刻ta〜時刻t2区間
における時系列データの転送が要求される。また、サー
バ装置からのデータの転送レートが、パラメータ生成部
6bにおいて設定された入力転送レートR2となるよう
に、データ入力部1から帯域予約が発行される。
【0084】時系列データの転送が完了した後、ステッ
プST215において、フラグ変数last_flag
が1であるか否かが判断され、1である場合処理が終了
される。また、1でない場合、ステップST216に処
理が移行されて、時系列データの終了点を示す時刻t3
が、パラメータ生成部6aにおいて計算された時刻t2
と時間間隔Δtとの和に対して大小比較される。
【0085】ステップST216において、時刻t2と
時間間隔Δtとの和が時刻t3に達していないことが判
断された場合には、ステップST217に処理が移行さ
れて、時刻t1の値が時刻t2の値に置き代えられる。
また、新たに検出されたシーンチェンジ位置が設定さ
れ、設定された時刻t2と時刻t1により、時間間隔Δ
tの値が更新される。その後、再びステップST213
に処理が戻されて、同様な処理が反復される。
【0086】ステップST216において、時刻t2と
時間間隔Δtとの和が時刻t3に達していることが判断
された場合には、ステップST217に処理が移行され
て、時刻t1の値が時刻t2の値に置き代えられ、時刻
t2の値は時刻t3の値に置き代えられて、新たな時間
間隔Δtが計算されるとともに、フラグ変数last_
flagが1にセットされる。次いでステップST21
3に処理が戻されて、新たに設定された時間間隔Δtに
基づいて時刻taが更新され、この時刻taを元に、ス
テップST214においてキャッシュ装置のデータ入力
部1よりサーバ装置に対して、時刻ta〜時刻t2区間
における時系列データの転送が要求される。また、サー
バ装置からのデータの転送レートが、パラメータ生成部
6bにおいて設定された入力転送レートR2となるよう
に、データ入力部1から帯域予約が発行される。そして
ステップST215においてフラグ変数last_fl
agが1になっていることが判断されることにより、時
系列データの入出力に関する処理が終了される。
【0087】第3の実施形態 次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3
の実施形態と第2の実施形態との違いは、第2の実施形
態において入力転送レートR2が一定でキャッシュのデ
ータ量iが可変になっているいるのに対して、第3の実
施形態においては、キャッシュのデータ量iが一定で、
入力転送レートR2が可変になっていることにある。な
お、構成図については図8と同一なので図示を省略す
る。
【0088】図13は、シーンチェンジ位置から後の一
定データ量の時系列データをキャッシュデータにした場
合における、入力転送量と出力転送量の時間的推移を示
す図である。図13において、横軸はキャッシュ装置に
データの転送が開始されてからの時刻を示し、縦軸は時
系列データの先頭データからのデータ量を示している。
また、実線はキャッシュ装置に入力されるデータのグラ
フを示し、点線はキャッシュ装置から出力されるデータ
のグラフを示している。
【0089】図13における時刻t1〜時刻t4は、そ
れぞれシーンチェンジ位置検出部5により検出されたシ
ーンチェンジ位置である。したがって、各時刻により分
割された時系列データ(画像データ)の時間間隔Δt
は、それぞれ異なった大きさを有している。ただし、キ
ャッシュのデータ量iおよび出力転送レートR1はとも
に一定の値に設定されており、入力転送レートRiが時
間間隔Δtに応じて変化(Ra、Rb、Rc…)する。
キャッシュのデータ量i、出力転送レートR1および時
間間隔Δtによって、入力転送レートRiは以下の式に
より決定される。
【0090】
【数7】Ri = R1−i/Δt ・・・・・(8)
【0091】したがって、検出されたシーンチェンジ位
置から各時刻ごとに時間間隔Δtを計算することによっ
て、式(8)により入力転送レートRiを求めることが
でき、データの削除や入出力動作を行うことができる。
【0092】図14は、時系列データの入力および削除
において使用されるパラメータを生成するパラメータ生
成部6cを示す概略的な構成図である。図14に示すパ
ラメータ生成部6cは、レジスタ11、レジスタ15、
レジスタ16、除算部30、除算部31、減算部32、
減算部33を有する。
【0093】パラメータ生成部6cは、時系列データの
入力および削除において使用されるパラメータを生成す
るブロックであり、データ入力部1およびデータ削除部
4に供給されるパラメータを生成する。レジスタ11に
設定された出力転送レートR1が、レジスタ16に設定
されたキャッシュのデータ量iによって除算部30で除
算されることにより、時刻taが生成される。また、キ
ャッシュのデータ量iが、減算部33から出力される時
間間隔Δtによって除算部31で除算された後、減算部
32で出力転送レートR1が減算されることにより、入
力転送レートRiが生成される。この入力転送レートR
iは、式(8)によるものである。
【0094】また、シーンチェンジ位置検出部5によっ
て検出されたシーンチェンジ位置が時刻t1および時刻
t2としてレジスタ15に設定されており、この時刻t
1と時刻t2との差が時間間隔Δtとして減算部33に
より計算される。
【0095】図14の下側に示されている時間軸は、生
成された時間ta、時刻t1および時刻t2の各パラメ
ータによって指定される各時刻と時系列データの関係を
表すものである。時刻t1〜時間taの斜線で示す時間
範囲においては、時系列データがキャッシュデータとし
て記憶部2に残され、時刻t1〜時間taの時間範囲に
おいては、時系列データがデータ削除部4によって削除
されることが示されている。
【0096】次に、上述した構成を有するキャッシュ装
置の動作について、図面を参照しながら説明する。図1
5は、第3の実施形態に係るキャッシュ装置のデータ削
除時における動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0097】まず、ステップST301において、キャ
ッシュのデータ量iがパラメータ生成部6cのレジスタ
16に設定される。また、ステップST302において
は、ループ処理の終了を示すフラグ変数last_fl
agおよび時刻t1がゼロに初期化されるとともに、シ
ーンチェンジ位置検出部5によって検出されたシーンチ
ェンジ位置が時刻t2として設定され、この時刻t2か
ら時間間隔Δtが減算部33により計算される。さらに
この時間間隔Δtから入力転送レートRiが計算され
る。ステップST303においては、設定せれた出力転
送レートR1とキャッシュのデータ量iに基づいて、時
刻taが生成される。
【0098】ステップST303において計算された時
間間隔Δtに応じて、ステップST304において、時
刻taから時刻t2の区間に相当する時系列パラメータ
が、データ削除部4によって記憶部2から削除される。
その後、ステップST305においてフラグ変数las
t_flagが1であるか否かが判断され、1である場
合にはそのまま処理が終了される。1でない場合にはス
テップST306に処理が移行されて、時系列データの
終了点を示す時刻t3が、パラメータ生成部6aにおい
て計算された時刻t2と時間間隔Δtとの和に対して大
小比較される。
【0099】ステップST306において、時刻t2と
時間間隔Δtとの和が時刻t3に達していないことが判
断された場合には、ステップST307に処理が移行さ
れて、時刻t1の値が時刻t2の値に置き代えられる。
また、時刻t2には、新たに検出されたシーンチェンジ
位置が設定され、設定された時刻t2と時刻t1によ
り、時間間隔Δtの値が更新される。その後、再びステ
ップST304に処理が戻されて、同様な処理が反復さ
れる。
【0100】ステップST306において、時刻t2と
時間間隔Δtとの和が時刻t3に達していることが判断
された場合には、ステップST308に処理が移行され
て、時刻t1の値が時刻t2の値に置き代わり、時刻t
2の値は時刻t3の値に置き代わるとともに、フラグ変
数last_flagが1にセットされる。その後、ス
テップST304に処理が戻されて、時刻taから時刻
t2の区間に相当する時系列パラメータが記憶部2から
削除される。そしてステップST305においてフラグ
変数last_flagが1になっていることが判断さ
れることにより、時系列データの削除に関する処理が終
了される。
【0101】図16は、第3の実施形態に係るキャッシ
ュ装置のデータ入出力時における動作を説明するための
フローチャートである。まず、ステップST311にお
いて、パラメータ生成部6cのレジスタ16に入力転送
レートR2が設定される。また、ステップST312に
おいては、ループ処理の終了を示すフラグ変数last
_flagおよび時刻t1がゼロに初期化されるととも
に、シーンチェンジ位置検出部5によって検出されたシ
ーンチェンジ位置が時刻t2として設定され、この時刻
t2から時間間隔Δtが減算部33により計算される。
さらにこの時間間隔Δtから入力転送レートRiが計算
される。ステップST313においては、設定せれた出
力転送レートR1とキャッシュのデータ量iに基づい
て、時刻taが生成される。
【0102】次いでステップST314において、キャ
ッシュ装置のデータ入力部1よりサーバ装置に対して、
時刻ta〜時刻t2区間における時系列データの転送が
要求される。また、サーバ装置からのデータの転送レー
トRiが、パラメータ生成部6cにおいて計算された値
と近くなるように、データ入力部1から帯域予約が発行
される。
【0103】時系列データの転送が完了した後、ステッ
プST315において、フラグ変数last_flag
が1であるか否かが判断され、1である場合処理が終了
される。また、1でない場合、ステップST316に処
理が移行されて、時系列データの終了点を示す時刻t3
が、パラメータ生成部6aにおいて計算された時刻t2
と時間間隔Δtとの和に対して大小比較される。
【0104】ステップST316において、時刻t2と
時間間隔Δtとの和が時刻t3に達していないことが判
断された場合には、ステップST317に処理が移行さ
れて、時刻t1の値が時刻t2の値に置き代えられる。
また、新たに検出されたシーンチェンジ位置が設定さ
れ、設定された時刻t2と時刻t1により、時間間隔Δ
tの値が更新される。その後、ステップST319にお
いて新たな入力転送レートRiが計算されてから、再び
ステップST314に処理が戻されて、同様な処理が反
復される。
【0105】ステップST316において、時刻t2と
時間間隔Δtとの和が時刻t3に達していることが判断
された場合には、ステップST318に処理が移行され
て、時刻t1の値が時刻t2の値に置き代えられ、時刻
t2の値は時刻t3の値に置き代えられて、新たな時間
間隔Δtが計算されるとともに、フラグ変数last_
flagが1にセットされる。その後、ステップST3
19において新たな入力転送レートRiが計算されてか
ら、再びステップST314に処理が戻されて、キャッ
シュ装置のデータ入力部1よりサーバ装置に対して、時
刻ta〜時刻t2区間における時系列データの転送が要
求される。また、サーバ装置からのデータの転送レート
Riが、ステップST319において計算された値と近
くなるように、データ入力部1から帯域予約が発行され
る。そしてステップST315においてフラグ変数la
st_flagが1になっていることが判断されること
により、時系列データの入出力に関する処理が終了され
る。
【0106】以上説明した、第1の実施形態から第3の
実施形態は、種々の記録媒体に記録されたソフトウェア
・プログラムを、コンピュータ・システムで動作させる
ことにより実現させることができる。例えば図17に示
すコンピュータ・システムによって実行される。
【0107】図17は、本発明をソフトウェア・プログ
ラムによって実現させる場合のコンピュータ・システム
の例を説明するための構成図である。図17に示すコン
ピュータ・システムは、CPU40、RAM41、ハー
ドディスク装置42、ディスク・インターフェース装置
43、シーンチェンジ位置検出部44、ネットワーク・
インターフェース45、およびネットワーク・インター
フェース46を有する。
【0108】上述した種々のアルゴリズムを有する本実
施形態のソフトウェア・プログラムはハードディスク装
置42または他の図示しない記録媒体に記録されてお
り、実行時にCPU40を介してRAM41に一時記憶
され、RAM41からCPU40に順次読みだされて処
理を実行される。ネットワーク・インターフェース45
はサーバ装置とネットワークを介して通信を行うための
インターフェース装置であり、ネットワーク・インター
フェース45は端末装置との通信を行うためのインター
フェース装置である。シーンチェンジ位置検出部44
は、図8に示したシーンチェンジ位置検出部5と同等の
機能を有しており、CPU40からの指示に応じてハー
ドディスク装置42にキャッシュされている画像データ
のシーンチェンジ位置を検出する処理を行う。
【0109】本発明がソフトウェア・プログラムで実現
される場合、図17に示したハードディスク装置42の
他に、例えばCD−ROMやMO、DVDなど種々の記
録媒体に記憶されたソフトウェア・プログラムをプロセ
ッサに読み込ませて実行させることも可能であり、ま
た、ネットワークで接続されたサーバ装置からソフトウ
ェア・プログラムをダウンロードさせて実行させること
も可能である。
【0110】以上説明したように、本発明の実施形態に
係るキャッシュ装置によれば、記憶部2に時系列データ
を含んだデータファイルが記憶されており、この記憶部
2に記憶されたデータファイルに含まれる時系列データ
の中から、一連の時系列データがデータ削除部4により
選択されて削除される。また、このデータ削除部4にお
いて一連の時系列データを削除されたデータファイルに
含まれる時系列データが、データ出力部3によって記憶
部2から所定の出力転送レートで出力される。さらに、
データ削除部4によって一連の時系列データを削除され
たデータファイルに含まれる時系列データがデータ出力
部3によって出力される場合に、データ入力部1によ
り、当該時系列データが所定の順序で出力可能な大きさ
の入力転送レートで、データ削除部4により削除された
時系列データが入力され、記憶部2の当該データファイ
ルに記憶される。したがって、時系列データを従来のよ
うにファイル単位で削除するのではなく、データファイ
ル内から時系列データの単位で削除するので、キャッシ
ュに必要な時系列データまで無駄に削除することがなく
なり、キャッシュの利用効率が高めることができるとと
もに、キャッシュ用の記憶領域を節約することができ
る。また、帯域保証が可能な通信経路を利用して、サー
バ装置との通信に必要な帯域幅を低く抑えることがで
き、これにより通信に係るコストを削減できる。
【0111】さらに、データファイルの一連の時系列デ
ータの中で、キャッシュデータを保存させる位置をシー
ンチェンジ位置に設定させることができるので、ユーザ
が頻繁に試聴するシーンチェンジ位置からの画像を、広
域ネットワーク側のサーバ装置へのアクセスするまでの
待ち時間無しに、即座に見ることができる。すなわち、
ユーザに対して映像を提供する時間を短縮できるので、
ユーザの利便性を高めることができる。
【0112】
【発明の効果】本発明によれば、従来に比べてキャッシ
ュの利用効率が高めることができるとともに、キャッシ
ュ用の記憶領域を節約することができる。また、帯域保
証が可能な通信経路を利用して、サーバ装置との通信に
必要な帯域幅を低く抑えることができ、これにより通信
に係るコストを削減できる。さらに、ユーザに対して映
像を提供する時間を短縮できるので、ユーザの利便性を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サーバ装置と端末装置との間で本発明に係るキ
ャッシュ装置が用いられる位置を説明するための図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るキャッシュ装置
の概略的な構成図である。
【図3】時系列データの入力転送量と出力転送量の時間
的推移の例を示す図である。
【図4】データファイル中の時系列データを一定のデー
タ量ごとに分割し、各分割された時系列データの先頭部
分をキャッシュデータにした場合における、入力転送量
と出力転送量の時間的推移を示す図である。
【図5】時系列データの入力および削除において使用さ
れるパラメータを生成するパラメータ生成部6aを示す
概略的な構成図である。
【図6】第1の実施形態に係るキャッシュ装置のデータ
削除時における動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図7】第1の実施形態に係るキャッシュ装置のデータ
入出力時における動作を説明するためのフローチャート
である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係るキャッシュ装置
の概略的な構成図である。
【図9】シーンチェンジ位置から後の時系列データをキ
ャッシュデータにした場合における、入力転送量と出力
転送量の時間的推移を示す図である。
【図10】時系列データの入力および削除において使用
されるパラメータを生成するパラメータ生成部6bを示
す概略的な構成図である。
【図11】第2の実施形態に係るキャッシュ装置のデー
タ削除時における動作を説明するためのフローチャート
である。
【図12】第2の実施形態に係るキャッシュ装置のデー
タ入出力時における動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図13】シーンチェンジ位置から後の一定データ量の
時系列データをキャッシュデータにした場合における、
入力転送量と出力転送量の時間的推移を示す図である。
【図14】時系列データの入力および削除において使用
されるパラメータを生成するパラメータ生成部6cを示
す概略的な構成図である。
【図15】第3の実施形態に係るキャッシュ装置のデー
タ削除時における動作を説明するためのフローチャート
である。
【図16】第3の実施形態に係るキャッシュ装置のデー
タ入出力時における動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図17】本発明をソフトウェア・プログラムによって
実現させる場合のコンピュータ・システムの例を説明す
るための構成図である。
【符号の説明】
1…データ入力部、2…記憶部、3…データ出力部、4
…データ削除部、5,44…シーンチェンジ位置検出
部、40…CPU、41…RAM、42…ハードディス
ク装置、43…ディスク・インターフェース装置、4
5,46…ネットワーク・インターフェース

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の順序で入力され、当該所定の順序
    で出力される時系列データを含んだデータファイルを蓄
    積するデータ蓄積装置であって、 上記データファイルを記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶されたデータファイルに含まれる上
    記時系列データの中から、一連の時系列データを選択し
    て削除するデータ削除手段と、 上記データ削除手段によって一連の時系列データを削除
    されたデータファイルに含まれる時系列データを、上記
    記憶手段から所定の出力転送レートで出力するデータ出
    力手段と、 上記データ削除手段によって一連の時系列データを削除
    されたデータファイルに含まれる時系列データが上記デ
    ータ出力手段によって出力される場合に、当該時系列デ
    ータが上記所定の順序で出力可能な大きさの入力転送レ
    ートで、上記データ削除手段により削除された時系列デ
    ータを入力し、上記記憶手段の当該データファイルに記
    憶させるデータ入力手段とを有するデータ蓄積装置。
  2. 【請求項2】 上記データ削除手段は、上記データファ
    イルに含まれる時系列データのデータ数に対して、上記
    出力転送レートと上記入力転送レートとの比に応じた割
    合のデータ数の時系列データを、上記所定の順序の末尾
    から選択して削除する、 請求項1に記載のデータ蓄積装置。
  3. 【請求項3】 上記データ削除手段は、上記所定の順序
    の上記時系列データが所定データ数ごとに分割された分
    割時系列データのそれぞれから、当該所定データ数に対
    して上記出力転送レートと上記入力転送レートとの比に
    応じた割合のデータ数の時系列データを、当該分割時系
    列データにおける上記所定の順序の末尾から選択して削
    除する、 請求項1に記載のデータ蓄積装置。
  4. 【請求項4】 上記データ削除手段は、上記所定の順序
    の上記時系列データが任意の位置で分割された分割時系
    列データのそれぞれから、当該分割時系列データのデー
    タ数に対して上記出力転送レートと上記入力転送レート
    との比に応じた割合のデータ数の時系列データを、当該
    分割時系列データにおける上記所定の順序の末尾から選
    択して削除する、 請求項1に記載のデータ蓄積装置。
  5. 【請求項5】 上記記憶手段に記憶された上記データフ
    ァイルに上記時系列データとして含まれる画像データか
    ら、画像の時間的に不連続な変化を示すシーンチェンジ
    位置を検出するシーンチェンジ位置検出手段を含み、 上記データ削除手段は、上記シーンチェンジ位置検出手
    段によって検出された上記シーンチェンジ位置において
    上記所定の順序の上記画像データが分割された分割画像
    データのそれぞれから、当該分割画像データのデータ数
    に対して上記出力転送レートと上記入力転送レートとの
    比に応じた割合のデータ数の画像データを、当該分割画
    像データにおける上記所定の順序の末尾から選択して削
    除する、 請求項1に記載のデータ蓄積装置。
  6. 【請求項6】 上記データ削除手段は、上記所定の順序
    の上記時系列データが任意の位置で分割された分割時系
    列データのそれぞれから、所定データ数の時系列データ
    を当該分割時系列データにおける上記所定の順序の先頭
    に残して、他の時系列データを削除し、 上記データ入力手段は、上記データ削除手段において分
    割時系列データから削除される時系列データのデータ数
    と、当該分割時系列データが上記出力転送レートによっ
    て出力される転送時間との比に応じた入力転送レート
    を、入力する各分割時系列データに対して設定する、 請求項1に記載のデータ蓄積装置。
  7. 【請求項7】 上記記憶手段に記憶された上記データフ
    ァイルに上記時系列データとして含まれる画像データか
    ら、画像の時間的に不連続な変化を示すシーンチェンジ
    位置を検出するシーンチェンジ位置検出手段を含み、 上記データ削除手段は、上記シーンチェンジ位置検出手
    段によって検出された上記シーンチェンジ位置において
    上記所定の順序の上記画像データが分割された分割画像
    データのそれぞれから、所定データ数の画像データを当
    該分割画像データにおける上記所定の順序の先頭に残し
    て、他の画像データを削除し、 上記データ入力手段は、上記データ削除手段において分
    割画像データから削除される画像データのデータ数と、
    当該分割画像データが上記出力転送レートによって出力
    される転送時間との比に応じた入力転送レートを、入力
    する各分割画像データに対して設定する、 請求項1に記載のデータ蓄積装置。
  8. 【請求項8】 所定の順序で入力され、当該所定の順序
    で出力される時系列データを含んだデータファイルを蓄
    積するデータ蓄積方法であって、 蓄積された上記データファイルに含まれる上記時系列デ
    ータの中から、一連の時系列データを選択して削除する
    データ削除ステップと、 上記データ削除ステップによって一連の時系列データを
    削除されたデータファイルに含まれる時系列データを、
    所定の出力転送レートで出力するとともに、当該時系列
    データが上記所定の順序で出力可能な大きさの入力転送
    レートで、上記データ削除ステップにおいて削除された
    時系列データを入力して蓄積するデータ入出力ステップ
    とを有するデータ蓄積方法。
  9. 【請求項9】 上記データ削除ステップは、蓄積された
    上記データファイルに含まれる時系列データのデータ数
    に対して、上記出力転送レートと上記入力転送レートと
    の比に応じた割合のデータ数の時系列データを、上記所
    定の順序の末尾から選択して削除する、 請求項8に記載のデータ蓄積方法。
  10. 【請求項10】 上記データ削除ステップは、蓄積され
    た上記所定の順序の上記時系列データが所定データ数ご
    とに分割された分割時系列データのそれぞれから、当該
    所定データ数に対して上記出力転送レートと上記入力転
    送レートとの比に応じた割合のデータ数の時系列データ
    を、当該分割時系列データにおける上記所定の順序の末
    尾から選択して削除する、 請求項8に記載のデータ蓄積方法。
  11. 【請求項11】 上記データ削除ステップは、蓄積され
    た上記所定の順序の上記時系列データが任意の位置で分
    割された分割時系列データのそれぞれから、 当該分割時系列データのデータ数に対して上記出力転送
    レートと上記入力転送レートとの比に応じた割合のデー
    タ数の時系列データを、当該分割時系列データにおける
    上記所定の順序の末尾から選択して削除する、 請求項8に記載のデータ蓄積方法。
  12. 【請求項12】 蓄積された上記データファイルに上記
    時系列データとして含まれる画像データから、画像の時
    間的に不連続な変化を示すシーンチェンジ位置を検出す
    るシーンチェンジ位置検出ステップを含み、 上記データ削除ステップは、上記シーンチェンジ位置検
    出ステップにおいて検出された上記シーンチェンジ位置
    で上記所定の順序の上記画像データが分割された分割画
    像データのそれぞれから、当該分割画像データのデータ
    数に対して上記出力転送レートと上記入力転送レートと
    の比に応じた割合のデータ数の画像データを、当該分割
    画像データにおける上記所定の順序の末尾から選択して
    削除する、 請求項8に記載のデータ蓄積方法。
  13. 【請求項13】 上記データ削除ステップは、蓄積され
    た上記所定の順序の上記時系列データが任意の位置で分
    割された分割時系列データのそれぞれから、所定データ
    数の時系列データを当該分割時系列データにおける上記
    所定の順序の先頭に残して、他の時系列データを削除
    し、 上記データ入出力ステップは、上記データ削除ステップ
    において分割時系列データから削除される時系列データ
    のデータ数と、当該分割時系列データが上記出力転送レ
    ートによって出力される転送時間との比に応じた入力転
    送レートを、入力する各分割時系列データに対して設定
    する、 請求項8に記載のデータ蓄積方法。
  14. 【請求項14】 蓄積された上記データファイルに上記
    時系列データとして含まれる画像データから、画像の時
    間的に不連続な変化を示すシーンチェンジ位置を検出す
    るシーンチェンジ位置検出ステップを含み、 上記データ削除ステップは、上記シーンチェンジ位置検
    出ステップにおいて検出された上記シーンチェンジ位置
    で上記所定の順序の上記画像データが分割された分割画
    像データのそれぞれから、所定データ数の画像データを
    当該分割画像データにおける上記所定の順序の先頭に残
    して、他の画像データを削除し、 上記データ入力ステップは、上記データ削除ステップに
    おいて分割画像データから削除される画像データのデー
    タ数と、当該分割画像データが上記出力転送レートによ
    って出力される転送時間との比に応じた入力転送レート
    を、入力する各分割画像データに対して設定する、 請求項8に記載のデータ蓄積方法。
  15. 【請求項15】 所定の順序で入力され、当該所定の順
    序で出力される時系列データを含んだデータファイルを
    蓄積するデータ蓄積方法であって、 蓄積された上記データファイルに含まれる上記時系列デ
    ータの中から、一連の時系列データを選択して削除する
    データ削除ステップと、 上記データ削除ステップによって一連の時系列データを
    削除されたデータファイルに含まれる時系列データを、
    所定の出力転送レートで出力するとともに、当該時系列
    データが上記所定の順序で出力可能な大きさの入力転送
    レートで、上記データ削除ステップにおいて削除された
    時系列データを入力して蓄積するデータ入出力ステップ
    とを有するプログラムが記録されたコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 上記データ削除ステップは、蓄積され
    た上記データファイルに含まれる時系列データのデータ
    数に対して、上記出力転送レートと上記入力転送レート
    との比に応じた割合のデータ数の時系列データを、上記
    所定の順序の末尾から選択して削除する、 請求項15に記載の記録媒体。
  17. 【請求項17】 上記データ削除ステップは、蓄積され
    た上記所定の順序の上記時系列データが所定データ数ご
    とに分割された分割時系列データのそれぞれから、当該
    所定データ数に対して上記出力転送レートと上記入力転
    送レートとの比に応じた割合のデータ数の時系列データ
    を、当該分割時系列データにおける上記所定の順序の末
    尾から選択して削除する、 請求項15に記載の記録媒体。
  18. 【請求項18】 上記データ削除ステップは、蓄積され
    た上記所定の順序の上記時系列データが任意の位置で分
    割された分割時系列データのそれぞれから、当該分割時
    系列データのデータ数に対して上記出力転送レートと上
    記入力転送レートとの比に応じた割合のデータ数の時系
    列データを、当該分割時系列データにおける上記所定の
    順序の末尾から選択して削除する、 請求項15に記載の記録媒体。
  19. 【請求項19】 蓄積された上記データファイルに上記
    時系列データとして含まれる画像データから、画像の時
    間的に不連続な変化を示すシーンチェンジ位置を検出す
    るシーンチェンジ位置検出ステップを含み、 上記データ削除ステップは、上記シーンチェンジ位置検
    出ステップにおいて検出された上記シーンチェンジ位置
    で上記所定の順序の上記画像データが分割された分割画
    像データのそれぞれから、当該分割画像データのデータ
    数に対して上記出力転送レートと上記入力転送レートと
    の比に応じた割合のデータ数の画像データを、当該画像
    データにおける上記所定の順序の末尾から選択して削除
    する、 請求項15に記載の記録媒体。
  20. 【請求項20】 上記データ削除ステップは、蓄積され
    た上記所定の順序の上記時系列データが任意の位置で分
    割された分割時系列データのそれぞれから、所定データ
    数の時系列データを当該分割時系列データにおける上記
    所定の順序の先頭に残して、他の時系列データを削除
    し、 上記データ入出力ステップは、上記データ削除ステップ
    において分割時系列データから削除される時系列データ
    のデータ数と、当該分割時系列データが上記出力転送レ
    ートによって出力される転送時間との比に応じた入力転
    送レートを、入力する各分割時系列データに対して設定
    する、 請求項15に記載の記録媒体。
  21. 【請求項21】 蓄積された上記データファイルに上記
    時系列データとして含まれる画像データから、画像の時
    間的に不連続な変化を示すシーンチェンジ位置を検出す
    るシーンチェンジ位置検出ステップを含み、 上記データ削除ステップは、上記シーンチェンジ位置検
    出ステップにおいて検出された上記シーンチェンジ位置
    で上記所定の順序の上記画像データが分割された分割画
    像データのそれぞれから、所定データ数の画像データを
    当該分割画像データにおける上記所定の順序の先頭に残
    して、他の時系列データを削除し、 上記データ入力ステップは、上記データ削除ステップに
    おいて分割画像データから削除される画像データのデー
    タ数と、当該分割画像データが上記出力転送レートによ
    って出力される転送時間との比に応じた入力転送レート
    を、入力する各分割画像データに対して設定する、 請求項15に記載の記録媒体。
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