JP2002149335A - カーソル操作スイッチ - Google Patents

カーソル操作スイッチ

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JP2002149335A
JP2002149335A JP2000340919A JP2000340919A JP2002149335A JP 2002149335 A JP2002149335 A JP 2002149335A JP 2000340919 A JP2000340919 A JP 2000340919A JP 2000340919 A JP2000340919 A JP 2000340919A JP 2002149335 A JP2002149335 A JP 2002149335A
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JP
Japan
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rotation
cursor
slide
shaft member
operation switch
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Application number
JP2000340919A
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English (en)
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Masaru Kaizaki
勝 貝崎
Takeshi Numata
剛 沼田
Cho Nakano
超 中野
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーソル操作スイッチにおいて、簡便な手順
で操作を容易にするとともに、操作性を向上させる。 【解決手段】 カーソル操作スイッチは、画面上でカー
ソルを予め定められた方向及び予め定められた方向に直
交する方向に移動させる際に用いられる。カーソル操作
スイッチは予め定められた方向に沿ってスライド可能で
あるとともに予め定められた方向を回転軸として回転可
能である操作部材5を有しており、スライド用センサー
9は操作部材のスライド方向及びスライド量を検出して
スライド検出信号を出力する。ジョグ用センサー11は
操作部材の回転方向及び回転量を検出して回転検出信号
を出力する。そして、スライド検出信号に応じてカーソ
ルを画面上で予め定められた方向に移動させ、回転検出
信号に応じてカーソルを前記直交方向に移動させる。な
お、予め定められた方向に沿って加えられる力が解除さ
れると、操作部材は、付勢機構によって中立位置に復帰
し、操作部材が予め定められた方向に直交する方向に押
圧された際、タクトスイッチによってカーソルの位置が
確定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画面上のカーソル
を上下及び左右方向に移動させる際、つまり、スクロー
ル動作を行う際に用いられるカーソル操作スイッチに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パーソナルコンピュータ(P
C)等で、画面上のカーソルを上下又は左右に移動させ
る際、つまり、画面スクロールを行う際、カーソルキー
を使用することがある。このようなカーソルキーでは、
上下又は左右方向を選択する際、カーソルキーから指を
離す必要があり、加えて、カーソルの位置を確定する際
には、別に確定キーを押圧する必要がある。このため、
画面を見ながら、ブラインド操作を行うことが極めて面
倒である。
【0003】一方、画面スクロールを行う際、ホイール
付きのマウスを用いて、画面スクロールを行うことも多
い。ここで、図8を参照して、ホイール付きのマウスを
用いたカーソルの移動について説明する。
【0004】マウス30の上面にはマウス本体の縦方向
(上下方向)に回転可能にホイール31が取り付けられ
ており、画面32上のカーソル32aを上下にスクロー
ル(移動)させる際には、ホイール31を上下方向に回
転させる。これによって、カーソル32aは画面32上
を上下に移動することになる。一方、カーソル32aを
画面32上で左右に移動させる際には、ホイール31を
押圧しつつ、ホイール31を上下方向に回転させる。こ
の際、ホイール31を上側に回すと、左方向にスクロー
ルし、下側に回すと、右方向にスクロールする。
【0005】さらに、携帯電話機等の携帯用端末装置で
は、画面スクロールを行うために、所謂カーソル操作ス
イッチ(ジョグスイッチ)が備えられている。ここで、
図9を参照して、従来のカーソル操作スイッチについて
説明する。
【0006】図9(a)に示すように、携帯電話機33
の側面には、円板形状のカーソル操作スイッチ34が携
帯電話機33の縦方向(上下方向)に回転可能に取り付
けられており、このカーソル操作スイッチ34を指で回
転させることによって、画面スクロールを行う。
【0007】図9(b)を参照して、電話帳メモリを用
いて、特定の相手方「広瀬」に発信を行う場合、まず、
携帯電話機の画面上横方向に「あかさたなはまわらわ」
の五十音を表示させる。カーソル操作スイッチ34を上
下方向に回転させると、カーソルが横方向(左右方向)
に移動する。このようにして、カーソルを横方向に移動
させて、所望の五十音を選択する。ここでは、「広瀬」
であるから、カーソルを横方向に移動させて、「は」行
の位置にカーソルを位置づける。そして、カーソル操作
スイッチ34を押圧すると、「は」行が確定される。
【0008】この確定によって、カーソルは「は」行に
対応する「名前」の欄に移動する。なお、登録された
「名前」は画面上、上下方向に表示される。次に、
「は」行に登録した「名前」をスクロールする。この場
合、カーソル操作スイッチ34を上下方向に回転させる
と、カーソルが画面上を上下方向に移動する。このよう
にして、カーソルを上下方向に移動させて、所望の「名
前」を選択する。ここでは、「広瀬」であるから、カー
ソルを上下方向に移動させて、「広瀬」の位置にカーソ
ルを位置づける。そして、カーソル操作スイッチ34を
押圧すると、「広瀬」が確定され、発信動作が行われる
(この際、画面上には「広瀬」の名前と電話番号が表示
される)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ホイー
ル付きマウスでは、ホイールを用いて画面スクロールを
行う際、上下スクロールの場合には、単に、ホイールを
上下に回転させるだけであるから、操作性がよいけれど
も、左右スクロールを行う際には、ホイールを押圧しつ
つホイールを上下に回転させなければならない。つま
り、押圧という操作に加えて、左右方向のスクロールを
上下方向のホイールの回転によって操作しているため、
操作が面倒であるばかりでなく、心理的面で不一致が発
生するという問題点がある(メンタルモデルと合致しな
いため、極めて使用しにくい)。
【0010】一方、カーソル操作スイッチの場合にも、
「あかさたなはまわらわ」の五十音を選択する際、カー
ソル操作スイッチを上下方向に回転させて、カーソルを
左右方向にスクロールさせているから、つまり、左右方
向のスクロールを上下方向のカーソル操作スイッチの回
転によって操作しているため、操作が面倒であるばかり
でなく、心理的面で不一致が発生するという問題点があ
る(メンタルモデルと合致しないため、極めて使用しに
くい)。さらに、カーソル操作スイッチの場合、「あか
さたなはまわらわ」の五十音のうちの一つを選択した
後、確定操作を行い、次に、「名前」の選択をした後、
確定操作を行うという手順を踏まなければならず、操作
手順が長くなってしまうという問題点がある。
【0011】本発明の目的は、操作が容易であり、操作
性を向上させることのできるカーソル操作スイッチを提
供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、操作手順が簡便なカ
ーソル操作スイッチを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、画面上
でカーソルを予め定められた方向(以下所定方向)とそ
の直交する方向に移動させる際に用いられるカーソル操
作スイッチであって、前記所定方向に沿ってスライド可
能であるとともに前記予め定められた方向を回転軸とし
て回転可能である操作部材と、前記操作部材のスライド
方向及びスライド量を検出してスライド検出信号を出力
する第1の検出手段と、前記操作部材の回転方向及び回
転量を検出して回転検出信号を出力する第2の検出手段
とを有し、前記スライド検出信号に応じて前記カーソル
を前記画面上で前記所定方向に移動させ、前記回転検出
信号に応じて前記カーソルを前記直交方向に移動させる
ようにしたことを特徴とするカーソル操作スイッチが得
られる。
【0014】さらに、このカーソル操作スイッチは、前
記所定方向に延び前記操作部材に連結された軸部材と、
該軸部材を回転及びスライド可能に支持する支持体とを
有しており、前記第1の検出手段は、前記軸部材のスラ
イド運動を回転運動に変換する変換機構と、前記回転運
動に応じて前記スライド信号を生成するスライド検出セ
ンサーとを有している。前記変換機構は、例えば、前記
軸部材に形成されたスライド用ギアと、該スライド用ギ
アにかみ合い前記スライド用ギアのスライドに応じて回
転する第1のギアと、前記第1のギアの回転に応じて回
転する第1の円板体とを有しており、前記スライド検出
センサーは前記第1の円板体の回転方向及び回転量を検
出して前記スライド検出信号を出力する。
【0015】前記第2の検出手段は、例えば、前記軸部
材の一端に取り付けられた第2のギアと、該第2のギア
にかみ合い前記第2のギアの回転に応じて回転する回転
用ギアと、該回転用ギアの回転に応じて回転する第2の
円板体と、該第2の円板体の回転方向及び回転量を検出
して前記回転検出信号を出力する回転検出センサーとを
有している。
【0016】さらに、前記第1の検出手段は、前記軸部
材とともに前記所定方向に沿ってスライドするスライダ
ーと、前記所定方向に沿って所定のパターンが形成され
た検出体と、前記スライダーに取り付けられ該スライダ
ーのスライドに応じて前記検出体のパターンを検出して
前記操作部材のスライド方向及びスライド量を検出する
スライド検出センサーとを有するようにしてもよい。
【0017】また、前記第1の検出手段は、前記軸部材
の周面に沿って形成された第1のパターンと、前記軸部
材のスライドに応じて前記第1のパターンを検出して前
記操作部材のスライド方向及びスライド量を検出するス
ライド検出センサーとを有するようにしてもよい。
【0018】前記第2の検出手段は、前記軸部材の軸方
向に形成された第2のパターンと、前記軸部材の回転に
応じて前記第2のパターンを検出して前記操作部材の回
転方向及び回転量を検出する回転検出センサーとを有す
るようにしてもよい。
【0019】また、前記第2の検出手段は、前記軸部材
の一端に取り付けられた第1の傘歯車と、該第1の傘歯
車とかみ合う第2の傘歯車と、前記第2の傘歯車に連結
され該第2の傘歯車の回転方向及び回転量を検出して前
記操作部材の回転方向及び回転量を検出する回転検出セ
ンサーとを有するようにしてもよい。
【0020】加えて、前記第2の検出手段は、前記軸部
材の一端に取り付けられた円板体と、該円板体の回転方
向及び回転量を検出して前記操作部材の回転方向及び回
転量を検出する回転検出センサーとを有するようにして
もよい。
【0021】さらに、前記操作部材には、その中央部に
前記予め定められた方向に直交する方向に突出する突出
部を形成するようにしてもよく、操作部材のスライド量
を規定するストッパー手段を形成するようにしてもよ
い。
【0022】なお、前記所定方向に沿って加えられる力
が解除されると前記操作部材を中立位置に復帰させる付
勢手段が備えられており、さらに、前記操作部材が前記
所定方向に直交する方向に押圧された際、前記カーソル
の位置を確定するタクトスイッチが設けられている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。但しこの実
施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形
状、その相対的配置等は特に特定的な記載がないかぎり
は、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単
なる説明例にすぎない。
【0024】図1を参照して、図示のカーソル操作スイ
ッチは、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)用の
10キーボード又は携帯電話機に用いられる。つまり、
図1(a)に示すように、カーソル操作スイッチ2は、
例えば、10キーボード1の表面上においてキー列1a
の下側に配置される。また、携帯電話機3においては、
カーソル操作スイッチ2は画面3aとキー列3bとの間
に配置される。
【0025】ここで、図2を参照して、カーソル操作ス
イッチの第1の例について説明する。基板7上には、ホ
ルダー6が固定されており、このホルダー6は所定の間
隔をおいて図中上方に延びる支持部61及び62を有し
ている。支持部61には軸5dが回転及び上下動可能に
挿入される長孔6a、支持部62には軸5eが回転可能
に挿入される孔6bが形成されており、この6a及び6
bに後述するようにホイール5が回転可能に支持される
とともに左右方向にスライド可能に支持される。
【0026】ホイール5はホイール部5aを有してお
り、このホイール部5aは、その中央部が端部(固定
部)5b及び5cよりも径が小さくなっており、中央部
が操作部として機能する。基板7上にはタクトスイッチ
8が配置されており、ホイール部5aが所定の強さで押
圧されると、軸5dによって、タクトスイッチ8が所定
の強さで押圧されて、タクトスイッチ8は動作する。
【0027】図示のように、軸5eにはラック用溝5f
が形成されており、さらに、軸5eの一端(図中右端)
にはギア5gが取り付けられている。上述の説明から理
解できるように、ホイール5は、これらホイール部5
a、軸5d及び5e、ラック用溝5f、及びギア5gに
よって構成され、ホルダー6に回転可能に支持されてい
る。
【0028】ラック用溝5fにはスライドストローク用
センサ9のギア9aがかみ合っており、このギア9aは
紙面の表から裏に延びる回転軸に支持されており、この
回転軸には円板体9bが取り付けられている。円板体9
bに対向して基板7上にはスライドスクローク用センサ
ー9が配置され、後述するように、スライドスクローク
用センサー9は円板体9bの回転を検出してホイール5
のスライドストロークを検出する。
【0029】一方、ギア5gには回転(ジョグ)用ギア
10がかみ合っており、この回転用ギア10は、図中左
右方向に延びる回転軸に支持されており、この回転軸に
は円板体10aが取り付けられている。そして、円板体
10aを挟むようにして基板7上にはジョグ用センサー
11が配置され、後述するように、ジョグ用センサー1
1は円板体10aの回転を検出してホイール5の回転量
及び回転方向を検出する。前記ジョグ用センサ11は回
転板10aとともにロータリエンコンダとして機能す
る。
【0030】なお、図示のように、ホイール部5aの中
央部(操作部)が露出するようにして、カーソル操作ス
イッチは、カバー4で覆われている。また、ホイール部
5aが操作されていない場合には、ホイール部5aは中
立位置にあり、ホイール部5aを、指で左右方向に操作
しても、指を離せば、付勢機構によってホイール部5a
は中立位置に戻る。この付勢機構として例えば、図3に
示すように板ばね64が用いられる。
【0031】図3に示すように、ホイール5の両端側に
は板ばね64の左ばね64a及び右ばね64bが、互い
に対面する側に付勢力を有して配置されている。左ばね
64aの支持部61側は軸5dが回転可能に挿入される
るとともに、該軸5dが紙面を貫ぬく方向である下方に
降下可能に長孔が設けられている。また、右ばね64b
の支持部62側は軸5eが回転可能挿入され孔が設けら
れている。これらの両ばねはそれぞれストッパ65a及
び65bにより位置規制されている。また、両ばね近傍
には左センサ27及び、右センサ28が配設され、ホイ
ール5が左右動によって、板ばね64のそれぞれの折曲
部64c、64dが前記センサの発光部からの光を遮断
して左右どちらの方向にホイール5が移動したかを検知
可能に構成されている。
【0032】いま、指でホイール部5aを回転させる
と、軸5eに取り付けられたギア5gが回転して、この
回転力がジョグ用ギア10に伝わり、ジョグ用ギア10
が回転する。これによって、円板体10aも回転する。
そして、この円板体10aの回転量及び回転方向がジョ
グ用センサー11で検出され、ジョグ検出信号として中
央処理装置(CPU:図示せず)等に伝えられ、CPU
ではジョグ検出信号に応じて画面上のカーソルを上下方
向にスクロール(移動)させる。
【0033】一方、指でホイール部5aを左右にスライ
ドさせると、左センサ27もしくは右センサ28によっ
て移動方向が検出され、軸5eに形成されたラック用溝
5fが左右にスライドする。ラック用溝5fのスライド
量及びスライド方向に応じてギア9aが回転し、これに
よって、円板体9bが回転する。円板体9bの回転量
は、ラック用溝5fのスライド量に対応しており、円板
体9bの回転量をスライドストローク用センサー9で検
出する。つまり、スライドストローク用センサー9はホ
イール部5aのスライド量(ストローク量)を検出し
て、スライド検出信号としてCPUに与える。CPUで
はスライド検出信号に応じて画面上のカーソルを左右方
向にスクロールさせる。前述のように、ホイール部5a
を離せば、付勢機構によって、ホイール部5aは中立位
置に復帰する。
【0034】なお、ホイール部5aを所定の強さで押圧
すると、タクトスイッチ8が動作して、カーソルの位置
が確定される。また、例えば、ホイール部5aを回転操
作中に軽く押しても、つまり、所定の強さ未満で押され
ても確定入力が行われないようなスイッチをタクトスイ
ッチ8として用いている。尚、スライドストローク用セ
ンサ9と円板体9bとを、ロータリエンコーダとして機
能させてもよい。その際には、左センサ27及び右セン
サ28は不要となる。
【0035】ここで、再び、図1を参照して、図1
(a)に示すように、10キーボード1上のカーソル操
作スイッチ2を縦方向(上下方向)に回転させると、カ
ーソル2aは画面上を縦(上下)方向に移動する。一
方、カーソル操作スイッチ2を横方向(左右方向)にス
ライドさせると、カーソル2aは画面上を横(左右)方
向に移動する。このようにして、カーソル2aの位置を
選択した後、カーソル操作スイッチ2を所定の力で押圧
すると、前述のようにタクトスイッチ8によって確定入
力が行われ、カーソル2aの位置が確定される。
【0036】同様にして、携帯電話機3においても、例
えば、電話帳メモリを用いて、特定の相手方に発信を行
う場合、まず、携帯電話機の画面上横方向に「あかさた
なはまわらわ」の五十音を表示させる。カーソル操作ス
イッチ2を横方向にスライドさせると、カーソル2aが
横方向(左右方向)に移動する。このようにして、カー
ソル2aを横方向に移動させて、所望の五十音を選択す
る。その後、カーソル操作スイッチ2を縦(上下)方向
に回転させて、カーソル2aを縦方向に表示された「名
前」上で移動させて、所望の「名前」を選択する。そし
て、カーソル操作スイッチ2を押圧すると、所望の「名
前」が確定され、発信動作が行われる。
【0037】このようにして、図2に示す例では、画面
上のカーソルの移動方向とホイール部5aの操作方向と
を同一にでき、しかも、確定操作は一度だけで済むか
ら、カーソルの操作が極めて容易となる。
【0038】言い換えると、図2に示す例では、上下方
向の回転操作と左右方向へのスライド操作とが、実質的
に一つの操作スイッチに集約されているから、カーソル
の上下左右へのスクロールを、操作スイッチから指を大
きく離すことなく、連続的に行うことができ、画面上か
ら目を離さないブラインド操作を容易に行うことができ
る。
【0039】さらに、画面上のカーソルの移動方向とス
イッチの移動方向とが対応しているから、人間のメンタ
ルモデルに合致した作法で操作を行うことができる。
【0040】加えて、図2に示す例では、上下方向への
カーソルの移動及び左右方向へのカーソルの移動が連続
的に行うことができ、その結果、選択・確定、選択・確
定という繰返操作を行う必要がなく、少ない操作でカー
ソルの位置を確定することができる。
【0041】次に、図4を参照して、本発明によるカー
ソル操作スイッチの第2の例について説明する。図4に
おいて、図2に示す例と同一の構成要素については、同
一の参照番号を付し、説明を省略する。
【0042】図4に示す例では、ホイール部の形状が図
2に示すホイール部5aの形状と異なる。従って、ここ
では、ホイール部に参照番号15aを付す。ホイール部
15aは、中央部に位置する操作部を有しており、その
両端部にはそれぞれ固定部15b及び15cが位置づけ
られている。そして、操作部と固定部15b及び15c
との境界には操作部よりも径方向外側に突出するストッ
パー部15d及び15eが形成されている。これらスト
ッパー部15d及び15eは、後述するように、ホイー
ル部15aのスライド量を規定する。
【0043】固定部15bには、図中横方向に延びる軸
5dが固定されており、該軸5dには板ばね64aが挿
入され、同様にして、固定部15cには図中横方向に延
びる軸5eが固定されており、該軸5eには板ばね64
bが挿入されている。軸5eには円筒形状のスライダー
(以下左右スライド用スライダーと呼ぶ)12が挿通・
固定されており、この左右スライド用スライダー12か
ら下方に延びる腕部12aにはスライドストローク用セ
ンサー9dが取り付けられている。
【0044】そして、このスライドストローク用センサ
ー9dに対向して検出体9cが配設されており、この検
出体9cには予め定められたパターンが形成されてい
る。後述するように、左右スライド用スライダー12の
スライド運動に伴ってスライドストローク用センサー9
dがスライドすると、スライドストローク用センサー9
dは検出体9c上のパターンに応じてスライド量を検出
することになる。また、図示しない位置には、左センサ
27及び右センサ28が配設され、ホイール部15aの
移動方向を検出可能に配置されている。尚、スライドス
トローク用センサー9dと検出体9cとをロータリエン
コーダとして機能することによって前記左センサ27及
び右センサ28を用いないように構成することもでき
る。
【0045】図4に示すジョグスイッチにおいて、指で
ホイール部15aを回転させると、軸5eに取り付けら
れたギア5gが回転して、この回転力がジョグ用ギア1
0に伝わり、ジョグ用ギア10が回転する。これによっ
て、円板体10aも回転する。そして、この円板体10
aの回転量及び回転方向がジョグ用センサー11で検出
され、ジョグ検出信号としてCPUに伝えられ、CPU
ではジョグ検出信号に応じて画面上のカーソルを上下方
向にスクロールさせる。
【0046】一方、指でホイール部15aを左右にスラ
イドさせると、軸5eに取り付けられた左右スライド用
スライダー12も左右にスライドする。左右スライド用
スライダー12のスライド量及びスライド方向に応じて
スライドストローク用センサー9dが左右に動き、これ
によって、スライドストローク用センサー9dは検出体
9cのパターンを検出して、ホイール部15aのスライ
ド量(ストローク量)を検出して、スライド検出信号と
してCPUに与える(つまり、スライドストローク用セ
ンサー9d及び検出体9cによってエンコーダーが構成
される)。CPUではスライド検出信号に応じて画面上
のカーソルを左右方向にスクロールさせる。そして、ホ
イール部15aを離せば、付勢機構(図3には示さず)
によって、ホイール部5aは中立位置に復帰する。
【0047】なお、ホイール部15aを左右にスライド
させた際、ストッパー部15d及び15eが、カバー4
に当たると、そこでスライドが停止されることになる。
つまり、ストッパー部15d及び15eは、ホイール部
15aのスライド量を規定している。
【0048】図4に示す例でも、画面上のカーソルの移
動方向とホイール部15aの操作方向とを同一にでき、
しかも、確定操作は一度だけで済むから、カーソルの操
作が極めて容易となる等、図2に示す例と同様な効果を
得ることができる。
【0049】次に、図5を参照して、本発明によるカー
ソル操作スイッチの第3の例について説明する。図5に
おいて、図2に示す例と同一の構成要素については、同
一の参照番号を付し、説明を省略する。図5に示す例で
は、基板7上には支持体7aによって基板17が配設さ
れており、基板17には、図示のように貫通孔が形成さ
れている。基板17にはホルダー6が取り付けられてお
り、ホルダー6の中央部には、下方に凸状の突出部63
が形成されている。この突出部63は、基板17に形成
された貫通孔に挿入されており、この突出部63の先端
はタクトスイッチ8に対向している。
【0050】軸5eには左右スライド用パターン19a
が形成されている。このパターン19aは、例えば、予
め定められた間隔で図中縦方向に、つまり、軸5eの円
周に沿って、シボラインを施したものであり、このシボ
ラインによって光の反射率を変化させている。さらに、
軸5eには回転(ジョグ)用パターン20aが形成され
ている。このパターン20aは、例えば、予め定められ
た間隔で図中横方向に、つまり、軸5eの軸方向に沿っ
て、シボラインを施したものであり、このシボラインに
よって光の反射率を変化させている。そして、上述の左
右スライド用パターン19aに対応させて、基板17上
には、スライドストローク用センサー19が配置され、
ジョグ用パターン20aに対応させて、基板17上に
は、ジョグ用センサー20が配置されている。
【0051】図5に示すカーソル操作スイッチにおい
て、指でホイール部5aを回転させると、軸5eが回転
する。前述のように、ジョグ用パターン20aには軸方
向に延びるシボラインが形成されているから、ジョグ用
パターン20aで反射した光は、シボラインに応じてそ
の反射率が異なり、その結果、ジョグ用センサー20に
入射する反射光によって、軸5eの回転量及び回転方向
を検出することができる。
【0052】このようにして、ジョグ用センサー20
は、軸5e、つまり、ホイール部5aの回転量及び回転
方向を検出して、ジョグ検出信号としてCPUに伝え
る。そして、CPUではジョグ検出信号に応じて画面上
のカーソルを上下方向にスクロールさせる。
【0053】一方、図示しない位置には、左センサ2
7、右センサ28が設けられ、軸5d、5eには板ばね
64a及び64bが配設される。指でホイール部5aを
左右にスライドさせると、軸5eに形成された左右スラ
イド用パターン19aが左右にスライドする。前述のよ
うに、左右スライド用パターン19aには円周に沿って
(縦方向に)シボラインが形成されているから、軸5e
がスライドした際、左右スライド用パターン19aで反
射した光は、シボラインに応じてその反射率が異なり、
その結果、スライドストローク用センサー19に入射す
る反射光によって、軸5eのスライド量を検出すること
ができる。
【0054】このようにして、スライドストローク用セ
ンサー19及び左センサ27、右センサ28は、軸5
e、つまり、ホイール部5aのスライド量及びスライド
方向を検出して、スライド検出信号としてCPUに伝え
る。そして、CPUではスライド検出信号に応じて画面
上のカーソルを左右方向にスクロールさせる。そして、
ホイール部15aを離せば、板ばね64a、64bによ
って、ホイール部5aは中立位置に復帰する。
【0055】上述のようにして、カーソルを移動させ
て、カーソルの位置を選択した後、ホイール部5aを押
圧すると、ホルダ6と接触している基板17が傾き、ホ
ルダ6がタクトスイッチ8を押圧して、カーソルの位置
が確定される。
【0056】図5に示す例でも、画面上のカーソルの移
動方向とホイール部5aの操作方向とを同一にでき、し
かも、確定操作は一度だけで済むから、カーソルの操作
が極めて容易となる等、図2に示す例と同様な効果を得
ることができる。
【0057】次に、図6を参照して、本発明によるカー
ソル操作スイッチの第4の例について説明する。図6に
おいて、図2に示す例と同一の構成要素については、同
一の参照番号を付し、説明を省略する。図6に示す例で
は、ホイール部の形状が図2に示すホイール部5aの形
状と異なる。従って、ここでは、ホイール部に参照番号
25を付す。ホイール部25は、中央部に位置する操作
部25aを有しており、その両端部にはそれぞれ固定部
25b及び25cが位置づけられている。図示のよう
に、中央部に位置する操作部25aは径方向に突出した
形状を有している。つまり、操作部25aは固定部25
b及び25cよりもその径が大きく、突出体を成してい
る。このため、ホルダー6及び基板7には貫通孔が形成
され、これら貫通孔は図中左右方向に延びており、貫通
孔に操作部25aの一端(周端)が挿入されている。そ
して、貫通孔によってホイール部25のスライド量が規
定される。
【0058】図2に示す例と同様に、軸5eにはラック
用溝5fが形成されており、ラック用溝5fにはギア9
aがかみ合っている。この回転軸には円板体9bが取り
付けられており、円板体9bに対向して基板7上にはス
ライドスクローク用センサー9が配置され、スライドス
クローク用センサー9は円板体9bの回転を検出してホ
イール5のスライドストロークを検出する。
【0059】さらに、軸5eの一端(図中右端)には、
軸5eに左右方向摺動自在に挿入されるとともに、不図
示のキーミゾに嵌合して回転可能に摺傘歯車25dが取
り付けられ、この傘歯車25dは傘歯車21aとかみ合
っている。傘歯車21aの回転軸21bは、基板7上に
配設されたジョグ用ロータリースイッチ21に連結され
ており、その結果、傘歯車21aの回転がジョグ用ロー
タリースイッチ21に伝えられる。
【0060】いま、指でホイール部25を回転させる
と、軸5eに取り付けられた傘歯車25dが回転して、
この回転力が傘歯車21aに伝えられる。これによっ
て、軸5eの回転量及び回転方向がジョグ用ロータリー
スイッチ21によって検知され、ジョグ検出信号として
CPUに伝えられ、CPUではジョグ検出信号に応じて
画面上のカーソルを上下方向にスクロールさせる。尚、
指でホイール部をスライドさせた際の動作は図2で説明
した動作と同様であるので、ここでは、説明を省略す
る。
【0061】図6に示す例でも、画面上のカーソルの移
動方向とホイール部25の操作方向とを同一にでき、し
かも、確定操作は一度だけで済むから、カーソルの操作
が極めて容易となる等、図2に示す例と同様な効果を得
ることができる。さらに、図5に示す例では、操作部2
5aが径方向に突出しているから、指でホイール部25
を操作する際、その操作がしやすてという利点がある。
【0062】次に、図7を参照して、本発明によるカー
ソル操作スイッチの第5の例について説明する。図7に
おいて、図2及び図6に示す例と同一の構成要素につい
ては、同一の参照番号を付し、説明を省略する。図7に
示す例では、図6の示す傘歯車25d及び21aとジョ
グ用ロータリースイッチ21の代わりに、大径の円板体
25e及びジョグ用センサー11が用いられている。つ
まり、大径の円板体25eが軸5eの一端(右端)に取
り付けられ、円板体25eを挟むようにして基板7上に
はジョグ用センサー11が配置されている。そして、ジ
ョグ用センサー11は円板体25eの回転を検出してホ
イール部25の回転量及び回転方向を検出する。
【0063】ホイール部25の回転量及び回転方向の検
出並びにスライド量及びスライド方向の検出は図2で説
明したので、ここでは省略する。図7に示す例でも、画
面上のカーソルの移動方向とホイール部25の操作方向
とを同一にでき、しかも、確定操作は一度だけで済むか
ら、カーソルの操作が極めて容易となる等、図2及び図
6に示す例と同様な効果を得ることができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、上下
方向の回転操作と左右方向へのスライド操作とが、実質
的に一つの操作スイッチに集約されているから、カーソ
ルの上下左右へのスクロールを、操作スイッチから指を
大きく離すことなく、連続的に行うことができ、画面上
から目を離さないブラインド操作を容易に行うことがで
きるという効果がある。
【0065】さらに、画面上のカーソルの移動方向とス
イッチの移動方向とが対応しているから、人間のメンタ
ルモデルに合致した作法で操作を行うことができるとい
う効果もある。
【0066】このように、本発明では、画面上のカーソ
ルの移動方向と操作部の操作方向とを同一にでき、しか
も、確定操作は一度だけで済むから、カーソルの操作が
極めて容易となり、操作手順を簡単にして操作性を向上
させることのできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるカーソル操作スイッチを端末装
置に利用した例を示す図であり、(a)は10キーボー
トに利用した例を示す図、(b)は携帯電話機に利用し
た例を示す図である。
【図2】 本発明によるカーソル操作スイッチの第1の
例を示す図である。
【図3】 ホイールの中央位置復帰機構を説明する説明
図である。
【図4】 本発明によるカーソル操作スイッチの第2の
例を示す図である。
【図5】 本発明によるカーソル操作スイッチの第3の
例を示す図である。
【図6】 本発明によるカーソル操作スイッチの第4の
例を示す図である。
【図7】 本発明によるカーソル操作スイッチの第5の
例を示す図である。
【図8】 マウスによるカーソル操作を説明するための
図である。
【図9】 従来のカーソル操作スイッチを携帯電話機に
利用した例を示す図である。
【符号の説明】
1 10キーボード 2 カーソル操作スイッチ 3 携帯電話機 4 カバー 5 ホイール 6 ホルダー 7 基板 8 タクトスイッチ 9、19 スライドストローク検出センサー 10 回転(ジョグ)用ギア 11、20 ジョグ用センサー 21 ジョグ用ロータリースイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 超 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 オムロン株式会社内 Fターム(参考) 5B020 AA17 CC12 DD03 DD05 FF51 GG13 HH22 5B087 AA09 AE00 BC08 BC12 BC13 BC17 BC19 DE06 DE07 5K023 AA07 BB11 GG03 HH07 LL06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上でカーソルを予め定められた方向
    (以下所定方向)とその直交する方向に移動させる際に
    用いられるカーソル操作スイッチであって、 前記所定方向に沿ってスライド可能な回転軸として機能
    する操作部材と、 前記操作部材のスライド方向とスライド量を検出する第
    1の検出手段と、 前記操作部材の回転方向及び回転量を検出する第2の検
    出手段とを有し、 前記スライド検出信号に応じて前記カーソルを前記画面
    上で前記所定方向に移動させ、前記回転検出信号に応じ
    て前記カーソルを前記直交方向に移動させるようにした
    ことを特徴とするカーソル操作スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記所定方向に延び前記操作部材に連結
    された軸部材と、該軸部材を回転及びスライド可能に支
    持する支持体とを有し、前記第1の検出手段は、前記軸
    部材のスライド運動を回転運動に変換する変換機構と、
    前記回転運動に応じて前記スライド信号を生成するスラ
    イド検出センサーとを有することを特徴とする請求項1
    に記載のカーソル操作スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記変換機構は、前記軸部材に形成され
    たスライド用ギアと、該スライド用ギアにかみ合い前記
    スライド用ギアのスライドに応じて回転する第1のギア
    と、前記第1のギアの回転に応じて回転する第1の円板
    体とを有し、前記スライド検出センサーは前記第1の円
    板体の回転方向及び回転量を検出して前記スライド検出
    信号を出力するようにしたことを特徴とする請求項2に
    記載のカーソル操作スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記第2の検出手段は、前記軸部材の一
    端に取り付けられた第2のギアと、該第2のギアにかみ
    合い前記第2のギアの回転に応じて回転する回転用ギア
    と、該回転用ギアの回転に応じて回転する第2の円板体
    と、該第2の円板体の回転方向及び回転量を検出して前
    記回転検出信号を出力する回転検出センサーとを有する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のカーソル操作
    スイッチ。
  5. 【請求項5】 前記所定方向に延び前記操作部材に連結
    された軸部材と、該軸部材を回転及びスライド可能に支
    持する支持体とを有し、前記第1の検出手段は、前記軸
    部材とともに前記所定方向に沿ってスライドするスライ
    ダーと、前記所定方向に沿って所定のパターンが形成さ
    れた検出体と、前記スライダーに取り付けられ該スライ
    ダーのスライドに応じて前記検出体のパターンを検出し
    て前記操作部材のスライド方向及びスライド量を検出す
    るスライド検出センサーとを有することを特徴とする請
    求項1に記載のカーソル操作スイッチ。
  6. 【請求項6】 前記所定方向に延び前記操作部材に連結
    された軸部材と、該軸部材を回転及びスライド可能に支
    持する支持体とを有し、前記第1の検出手段は、前記軸
    部材の周面に沿って形成された第1のパターンと、前記
    軸部材のスライドに応じて前記第1のパターンを検出し
    て前記操作部材のスライド方向及びスライド量を検出す
    るスライド検出センサーとを有することを特徴とする請
    求項1に記載のカーソル操作スイッチ。
  7. 【請求項7】 前記第2の検出手段は、前記軸部材の軸
    方向に形成された第2のパターンと、前記軸部材の回転
    に応じて前記第2のパターンを検出して前記操作部材の
    回転方向及び回転量を検出する回転検出センサーとを有
    することを特徴とする請求項6に記載のカーソル操作ス
    イッチ。
  8. 【請求項8】 前記所定方向に延び前記操作部材に連結
    された軸部材と、該軸部材を回転及びスライド可能に支
    持する支持体とを有し、前記第2の検出手段は、前記軸
    部材の一端に取り付けられた第1の傘歯車と、該第1の
    傘歯車とかみ合う第2の傘歯車と、前記第2の傘歯車に
    連結され該第2の傘歯車の回転方向及び回転量を検出し
    て前記操作部材の回転方向及び回転量を検出する回転検
    出センサーとを有することを特徴とする請求項1に記載
    のカーソル操作スイッチ。
  9. 【請求項9】 前記所定方向に延び前記操作部材に連結
    された軸部材と、該軸部材を回転及びスライド可能に支
    持する支持体とを有し、前記第2の検出手段は、前記軸
    部材の一端に取り付けられた円板体と、該円板体の回転
    方向及び回転量を検出して前記操作部材の回転方向及び
    回転量を検出する回転検出センサーとを有することを特
    徴とする請求項1に記載のカーソル操作スイッチ。
  10. 【請求項10】 前記操作部材には、その中央部に前記
    予め定められた方向に直交する方向に突出する突出部が
    形成されていることを特徴とする請求項1乃至9に記載
    のカーソル操作スイッチ。
  11. 【請求項11】 前記操作部材には該操作部材のスライ
    ド量を規定するストッパー手段が形成されていることを
    特徴とする請求項1乃至10に記載のカーソル操作スイ
    ッチ。
  12. 【請求項12】 前記所定方向に沿って加えられる力が
    解除されると前記操作部材を中立位置に復帰させる付勢
    手段が備えられていることを特徴とする請求項1乃至1
    1に記載のカーソル操作スイッチ。
  13. 【請求項13】 前記操作部材が前記所定方向に直交す
    る方向に押圧された際、前記カーソルの位置を確定する
    タクトスイッチが設けられていることを特徴とする請求
    項1乃至12のいずれかに記載されたカーソル操作スイ
    ッチ。
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