JP2005018333A - マウス - Google Patents
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Abstract
【課題】長時間使用によるユーザにかかる負担を軽減するマウスを提供する。
【解決手段】ユーザの手でケース4を包み込まれるようにして把持されるとともにケース4に少なくとも2個の操作ボタン9、10を有してなる。ケース4の上面部の前方部位に略垂直面を構成する段部5が形成されるとともに、この段部5の垂直面に各操作ボタン9、10を並列して配置してなる。
【選択図】 図1
【解決手段】ユーザの手でケース4を包み込まれるようにして把持されるとともにケース4に少なくとも2個の操作ボタン9、10を有してなる。ケース4の上面部の前方部位に略垂直面を構成する段部5が形成されるとともに、この段部5の垂直面に各操作ボタン9、10を並列して配置してなる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に接続して用いられ、コマンド信号等の信号入力装置として用いられるマウスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置には、モニタの表示画面上の所定位置で、コマンド信号の入力やメニュー選択等の操作を行う入力装置としてキーボードやマウス等が用いられている。なお、本明細書において用いる前後、左右、上下の位置を示す用語は、右手で把持した状態で移動操作される一般的なマウスの使用態様に基づいて用いるものとし、ユーザの指先側を前方とする。
【0003】
従来のマウス100は、図5に示すように、一般にユーザの右手で包み込まれるように把持される略卵型のケース101を備えており、このケース101の内部に転動自在に支持されたボール102が収納されている。マウス100は、詳細を省略するがケース101の底面にガイド孔を設け、このガイド孔から周面の一部を外方に露出させるようにしてボール102をケース101内に支持している。また、マウス100には、ケース101内にエンコーダが組み込まれており、このエンコーダによってユーザの操作に基づくボール102の回転量と回転方向との検出を行う。
【0004】
マウス100には、ケース101の上面に第1の操作ボタン103Lと第2の操作ボタン103Rとが設けられている。マウス100は、ユーザがケース101を右手で把持した状態において、第1の操作ボタン103Lが第2指(人指し指)の指先と対応位置されるとともに、第2の操作ボタン103Rが第3指(中指)の指先と対応位置される。マウス100には、第1の操作ボタン103Lと第2の操作ボタン103Rとに対向して、ケース101の内部にそれぞれスイッチが設けられている。
【0005】
マウス100においては、例えばユーザが平坦な作業面上で適宜移動操作を行うことによりボール102が回転し、その回転量と回転方向の情報がエンコーダによって検出されてパーソナルコンピュータに入力され、この情報に基づいてモニタの表示画面上においてマウス・カーソルとして表示される。マウス100においては、マウス・カーソルの所定位置においてユーザによって第1の操作ボタン103L或いは第2の操作ボタン103Rがクリック操作が行われることにより、パーソナルコンピュータに対して所定信号の入力が行われる。マウス100は、このようにしてユーザに対して、パーソナルコンピュータへの信号入力を直感的でかつ自然な感覚で行わせることを可能とさせる。
【0006】
また、マウスについては、より操作性の向上を図るために、種々の機能を有したマウスが提案され実用化されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−242424号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のマウス100においては、上述したように第1の操作ボタン103Lと第2の操作ボタン103Rとが必要に応じて押圧操作されることにより信号入力が行われる。マウス100は、ケース101がユーザの右手に包み込まれるようにして把持され、上面に設けた第1の操作ボタン103Lと第2の操作ボタン103Rとがそれぞれ第2指と第3指とに対向する。
【0009】
マウス100においては、通常、ユーザによって第1の操作ボタン103Lと第2の操作ボタン103Rに対して内部スイッチを動作させないように第2指と第3指の指先をそれぞれ軽く接触する程度の状態で把持される。したがって、マウス100においては、ユーザに対して、第2指と第3指の指先を第1の操作ボタン103Lと第2の操作ボタン103Rから浮かせておくような力をかけさせていた。
【0010】
また、マウス100においては、ユーザが、マウス・カーソルの所定の位置において浮かせた状態に保持していた第2指や第3指の指先に力を入れ、第1の操作ボタン103L或いは第2の操作ボタン103Rを押圧操作することによってパーソナルコンピュータへの信号入力が行われる。したがって、マウス100においては、ユーザに対してケース101を把持している手の指先に絶えず力をかけさせる負担を強いることから、疲労を大きくさせまたこれにより誤操作が生じ易いといった問題があった。
【0011】
したがって、本発明は、長時間に亘って入力操作が行われる場合でも、ユーザに対する負担を軽減させかつ誤操作の発生を低減させるマウスを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、本発明にかかるマウスは、ケースがユーザの手で包み込まれるようにして把持されるとともにケースに少なくとも2個の操作ボタンを有してなる。マウスには、ケースの上面部の前方部位に略垂直面を構成する段部が形成されるとともに、この段部の垂直面に各操作ボタンを並列して配置してなる。
【0013】
マウスには、ケースに、段部の底部から前方へと突出して指置き部が一体に形成されてなる。
【0014】
以上のように構成された本発明にかかるマウスによれば、ユーザにより操作指の指先を段部の前方に位置させてケースを包み込むようにして把持されることから、通常の状態で指先と操作ボタンとの間隔が保持されるようになる。したがって、マウスによれば、入力時においてのみ指先に力を入れるようにすればよく、ユーザの負担を軽減させるとともに誤操作の発生が低減されるようになる。
【0015】
また、マウスによれば、通常の状態において段部から前方に突き出た指先が指置き部上にあてがわれることから、指先にかかる不要な力も無くなりユーザの負担をさらに軽減させるとともに、指先の引っ掛かりを防止してスムーズな移動操作が行われるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態として示したマウス1について図面を参照して詳細に説明をする。マウス1は、図1に示すように、合成樹脂材によってそれぞれ一体に形成された上部ケース半体2と下部ケース半体3とを組み合わせて構成されたケース4を備える。マウス1は、ケース4がユーザの手で上部ケース半体2を包み込まれるようにして把持され、下部ケース半体3の底面をスライド操作面として移動操作される。
【0017】
上部ケース半体2は、全体が底面部を開口した略半卵型を基本形状とするとともに前方部位を幅方向の全域に亘って略垂直側面からなる段部5を介して除去することにより、平面形状が横向きの略U字状に形成されてなる。上部ケース半体2は、段部5を構成する垂直側面が、詳細を省略するが後述する2個の操作ボタン9、10を組み付ける2個の組付け口を幅方向に並んで設けることによって操作ボタン配置部6を構成している。また、上部ケース半体2は、段部5の底部に前方へ突出する略U字状の外形を有する薄板状部位が一体に突出形成され、後述するように指置き部7の上部にあたる上部指置き部半体8を構成する。
【0018】
上部ケース半体2には、上述した操作ボタン配置部6の組付け口に、主に右手第2指で操作する左操作ボタン9と、主に右手第3指を用いて操作する右操作ボタン10が幅方向に並んで組み付けられる。さらに、上部ケース半体2には、その左側面に、縦スクロールと横スクロールの両方の操作が行えるスクロール操作レバー11が組み付けられる孔部12が設けられている。
【0019】
下部ケース半体3は、上述した上部ケース半体2の開口された底面部に対応した外形形状を有し、立ち上がり形成された外周部が上部ケース半体2の外周部と突き合わされて結合される。下部ケース半体3は、底面をスライド操作面として移動操作されるために平坦な形状に形成されており、図示を省略するが後述するボール16の収納部や座標情報検出部18の構成部材を取り付ける取付部等が一体に形成されている。
【0020】
下部ケース半体3には、その前方部位に、上述した上部ケース半体2側の上部指置き部半体8と対向して下部指置き部半体13が一体に突出形成されている。下部指置き部半体13も、略U字状の外形を有する薄板状部位からなり、外周部を上部指置き部半体8の外周部と突き合わせて組み合わされることによって、共同して指置き部7を構成する。
【0021】
指置き部7は、マウス1の前方部において上部ケース半体2に形成した段部5の底部より突出した位置に設けられることによって、ユーザがマウス1を把持して移動操作を行っており左右操作ボタン9、10を操作しない場合において、指先を支える。指置き部7は、これにより指先に不要な力がかからないようにしてユーザの負担を軽減する。また、指置き部7は、ユーザがマウス1を移動操作する際に、マウスパッド等に指先が当たってスムーズな移動操作が行われなくなるといった不都合の発生を防止する。
【0022】
マウス1には、指置き部7の前端部に、例えばパーソナルコンピュータ等と接続されて信号伝送を行うためのコード14を引き出すコード引出部15が設けられている。なお、マウス1は、赤外線や無線によりパーソナルコンピュータとの接続を行うワイヤレスマウスの場合に、指置き部7の前端部に、コード引出部15に代えて無線送信部が設けられる。
【0023】
マウス1は、上述したように上部ケース半体2と下部ケース半体3とを組み合わせてケース4を構成する。ケース4には、図2に示すようにその内部に、転動自在に支持してボール16が収納されている。ボール16は、下部ケース半体3の底面に設けられたガイド孔17から周面の一部を外方に露出させるようにしてケース4内に支持されている。
【0024】
マウス1においても、ユーザがケース4を右手で包み込むようにして把持するが、上述したように上部ケース半体2に段部5を形成したことによって、図5に示すようにユーザの指先が段部5から前方へと延在して指置き部7上に支えられる。マウス1においては、この状態で左操作ボタン9に第2指の指先が対応位置するとともに、右操作ボタン10に第3指の指先が対応位置する。
【0025】
マウス1においては、上述したように左操作ボタン9と右操作ボタン10とを段部5によって構成される垂直側面の操作ボタン配置部6にそれぞれ配置したことによって、これら左右操作ボタン9、10にユーザの指先を直接接触させないように構成している。マウス1には、ケース4の内部に左右操作ボタン9、10によってそれぞれ動作されるスイッチが設けられているが、通常状態においてこれらスイッチが動作されることは無い。
【0026】
したがって、マウス1においては、ユーザがケース4を把持した状態で、第2指と第3指の指先を左操作ボタン9と右操作ボタン10から離すように力を入れることを不要とすることで、ユーザの負担を軽減する。マウス1においては、ユーザが指置き部7上に支えられた第2指或いは第3指の指先を段部5側へと移動させることによって左操作ボタン9或いは右操作ボタン10が押圧されて内部のスイッチが動作される。
【0027】
マウス1においては、スクロール操作レバー11が、例えば右手の第1指(親指)により操作しやすいように、上部ケース半体2の左側面に設けられた孔部12を介してケース4から突出するように設けられている。スクロール操作レバー11は、例えば、マウス1の前方および後方に傾けると縦スクロールし、マウス1の底面に対して垂直方向に傾けると横スクロールするように構成されている。
【0028】
マウス1には、ケース4の内部に、図3に示すブロック図のように、移動量を検出する座標情報検出部18と、操作されたボタンを検出するボタン操作検出部19と、縦および横スクロールを検出するスクロール検出部20と、各検出部において検出された信号を処理する信号処理回路部21と、上記信号処理回路部21によって処理された信号を接続されているコンピュータ等に出力する出力端子22とが設けられている。
【0029】
座標情報検出部18は、例えば、マウス1の下部ケース3の中央付近に転動自在に設けられたボール16と、このボール16のX軸方向およびY軸方向の回転量を検出するロータリエンコーダ25、26とから構成され、座標情報を検出している。座標情報検出部18は、具体的には、図4に示すように、ボール16のX軸方向およびY軸方向の回転量を検出するため、ボール16とX軸上で接する位置に設置されたX軸ローラ23と、ボール16とY軸上で接する位置に設置されたY軸ローラ24とが設けられている。
【0030】
座標情報検出部18は、ボール16のX軸方向やY軸方向の回転動作に応じて駆動されるX軸ローラ23とY軸ローラ24の回転量がロータリエンコーダ25、26によってそれぞれ検出される。マウス1は、ロータリエンコーダ25、26により検出されたそれぞれX座標、Y座標の座標信号を、信号処理回路部21に出力する。
【0031】
ボタン操作検出部19は、ユーザによって左操作ボタン9および右操作ボタン10が操作され、各操作ボタンに対応する位置に設けられたノンロックタイプのプッシュスイッチがオンの状態になったときの信号を検出し、信号処理回路部21に供給する。
【0032】
スクロール検出部20は、ユーザによってスクロール操作レバー11が動作され、その位置にあるスイッチがオンの状態になったときの信号を検出し、信号処理回路部21に供給する。スクロール検出部20は、例えば、スクロール操作レバー11がマウス1の前方に倒されると、上方向にスクロールするスイッチがオンの状態になり、画面が上にスクロールする信号を検出して信号処理回路部21に供給する。スクロール検出部20は、同様に、スクロール操作レバー11がマウス1の後方に倒されると、下方向にスクロールするスイッチがオン状態になり画面が下にスクロールする信号を検出する。
【0033】
また、スクロール検出部20は、スクロール操作レバー11がマウス1の垂直下向きに倒されると、左方向にスクロールするスイッチがオンの状態になり画面が左にスクロールする信号を検出する。さらに、スクロール検出部20は、スクロール操作レバー11がマウス1の垂直上向きに倒されると、右方向にスクロールするスイッチがオンの状態になり画面が右にスクロールする信号を検出する。
【0034】
以上のように構成されたマウス1は、ユーザによって図5に示すように、机上面などの平坦な平面上において、ケース4を右手で包み込むようにして把持されて移動操作される。マウス1は、移動操作に伴って信号処理回路部21からカーソル信号をパーソナルコンピュータへと出力して、モニタの画面上にマウス・カーソルを表示させるようにする。マウス1は、ユーザが所望とする位置にマウス・カーソルを移動させた状態で左操作ボタン9或いは右操作ボタン10のいずれかが押圧操作されることによって、所定の信号入力を行う。
【0035】
なお、座標情報検出部18は、上述した構成に限定されるものではなく、例えば机上面等に対して光を照射し、その反射光により机上面等の相対移動量を検出する受光部からなる光学方式の座標情報検出部であってもよい。
【0036】
マウス1においては、上述したようにユーザが左右操作ボタン9、10を操作せずにモニタの画面上でマウス・カーソルを移動させている場合などには、ユーザが、操作指の指先を指置き部7上にあてがうだけであることから、指先に力を入れなくてすむようになる。
【0037】
なお、上述したマウス1においては、右手用のもので説明したが、左手用ではスクロール操作レバー11が上部ケース半体2の右側面に配置される。また、スクロール操作レバー11は、縦と横のスクロールが行えるものであればよく、例えば、側面部に設けたトラッキングボールによって構成してもよい。さらに、スクロール操作レバー11は、操作ボタン配置部6に設けた左右操作ボタン9、10の間のスペースを利用して回転することが可能なホイールを設けて縦スクロールを行わさせるようにするとともに、上部ケース2の左側面に設けた回転可能なホイールによって横スクロールを行わせるようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明にかかるマウスによれば、ケーシングの上面部の前方に形成された段部によって構成される略垂直面を操作ボタン配置部として一対の操作ボタンを配置してユーザの指先が段部の前方に位置させてケースを包み込むようにして把持されるように構成したことから、通常の状態において指先に力を入れなくとも操作ボタンとの間隔が保持されるようになる。したがって、マウスによれば、入力時においてのみ指先に力を入れるようにすればよく、ユーザの負担を軽減させるとともに誤操作の発生が低減されるようになる。
【0039】
また、マウスによれば、通常の状態において段部から前方に突き出た指先が指置き部上にあてがわれることから、指先を支える力も不要となり、ユーザの負担をさらに軽減させるとともに、指先の引っ掛かりを防止してスムーズな移動操作が行われるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示すマウスの斜視図である。
【図2】マウスの左側面図である。
【図3】マウスのブロック図である。
【図4】マウスに備えられる座標情報検出部の概略構成図である。
【図5】マウスの使用状態の説明図である。
【図6】従来のマウスの使用状態の説明図である。
【符号の説明】
1 マウス、2 上部ケース半体、3 下部ケース半体、4 ケース、5 段部、6 操作ボタン配置部、7 指置き部、8 上部指置き部半体、11 スクロール操作レバー、12 孔部、13 下部指置き部半体、14 コード、15コード引出部、16 ボール、17 ガイド孔、18 座標情報検出部、19ボタン操作検出部、20 スクロール検出部、21 信号処理回路部、22、出力端子、23 X軸ローラ、24 Y軸ローラ、25,26 ロータリエンコーダ
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に接続して用いられ、コマンド信号等の信号入力装置として用いられるマウスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置には、モニタの表示画面上の所定位置で、コマンド信号の入力やメニュー選択等の操作を行う入力装置としてキーボードやマウス等が用いられている。なお、本明細書において用いる前後、左右、上下の位置を示す用語は、右手で把持した状態で移動操作される一般的なマウスの使用態様に基づいて用いるものとし、ユーザの指先側を前方とする。
【0003】
従来のマウス100は、図5に示すように、一般にユーザの右手で包み込まれるように把持される略卵型のケース101を備えており、このケース101の内部に転動自在に支持されたボール102が収納されている。マウス100は、詳細を省略するがケース101の底面にガイド孔を設け、このガイド孔から周面の一部を外方に露出させるようにしてボール102をケース101内に支持している。また、マウス100には、ケース101内にエンコーダが組み込まれており、このエンコーダによってユーザの操作に基づくボール102の回転量と回転方向との検出を行う。
【0004】
マウス100には、ケース101の上面に第1の操作ボタン103Lと第2の操作ボタン103Rとが設けられている。マウス100は、ユーザがケース101を右手で把持した状態において、第1の操作ボタン103Lが第2指(人指し指)の指先と対応位置されるとともに、第2の操作ボタン103Rが第3指(中指)の指先と対応位置される。マウス100には、第1の操作ボタン103Lと第2の操作ボタン103Rとに対向して、ケース101の内部にそれぞれスイッチが設けられている。
【0005】
マウス100においては、例えばユーザが平坦な作業面上で適宜移動操作を行うことによりボール102が回転し、その回転量と回転方向の情報がエンコーダによって検出されてパーソナルコンピュータに入力され、この情報に基づいてモニタの表示画面上においてマウス・カーソルとして表示される。マウス100においては、マウス・カーソルの所定位置においてユーザによって第1の操作ボタン103L或いは第2の操作ボタン103Rがクリック操作が行われることにより、パーソナルコンピュータに対して所定信号の入力が行われる。マウス100は、このようにしてユーザに対して、パーソナルコンピュータへの信号入力を直感的でかつ自然な感覚で行わせることを可能とさせる。
【0006】
また、マウスについては、より操作性の向上を図るために、種々の機能を有したマウスが提案され実用化されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−242424号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のマウス100においては、上述したように第1の操作ボタン103Lと第2の操作ボタン103Rとが必要に応じて押圧操作されることにより信号入力が行われる。マウス100は、ケース101がユーザの右手に包み込まれるようにして把持され、上面に設けた第1の操作ボタン103Lと第2の操作ボタン103Rとがそれぞれ第2指と第3指とに対向する。
【0009】
マウス100においては、通常、ユーザによって第1の操作ボタン103Lと第2の操作ボタン103Rに対して内部スイッチを動作させないように第2指と第3指の指先をそれぞれ軽く接触する程度の状態で把持される。したがって、マウス100においては、ユーザに対して、第2指と第3指の指先を第1の操作ボタン103Lと第2の操作ボタン103Rから浮かせておくような力をかけさせていた。
【0010】
また、マウス100においては、ユーザが、マウス・カーソルの所定の位置において浮かせた状態に保持していた第2指や第3指の指先に力を入れ、第1の操作ボタン103L或いは第2の操作ボタン103Rを押圧操作することによってパーソナルコンピュータへの信号入力が行われる。したがって、マウス100においては、ユーザに対してケース101を把持している手の指先に絶えず力をかけさせる負担を強いることから、疲労を大きくさせまたこれにより誤操作が生じ易いといった問題があった。
【0011】
したがって、本発明は、長時間に亘って入力操作が行われる場合でも、ユーザに対する負担を軽減させかつ誤操作の発生を低減させるマウスを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、本発明にかかるマウスは、ケースがユーザの手で包み込まれるようにして把持されるとともにケースに少なくとも2個の操作ボタンを有してなる。マウスには、ケースの上面部の前方部位に略垂直面を構成する段部が形成されるとともに、この段部の垂直面に各操作ボタンを並列して配置してなる。
【0013】
マウスには、ケースに、段部の底部から前方へと突出して指置き部が一体に形成されてなる。
【0014】
以上のように構成された本発明にかかるマウスによれば、ユーザにより操作指の指先を段部の前方に位置させてケースを包み込むようにして把持されることから、通常の状態で指先と操作ボタンとの間隔が保持されるようになる。したがって、マウスによれば、入力時においてのみ指先に力を入れるようにすればよく、ユーザの負担を軽減させるとともに誤操作の発生が低減されるようになる。
【0015】
また、マウスによれば、通常の状態において段部から前方に突き出た指先が指置き部上にあてがわれることから、指先にかかる不要な力も無くなりユーザの負担をさらに軽減させるとともに、指先の引っ掛かりを防止してスムーズな移動操作が行われるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態として示したマウス1について図面を参照して詳細に説明をする。マウス1は、図1に示すように、合成樹脂材によってそれぞれ一体に形成された上部ケース半体2と下部ケース半体3とを組み合わせて構成されたケース4を備える。マウス1は、ケース4がユーザの手で上部ケース半体2を包み込まれるようにして把持され、下部ケース半体3の底面をスライド操作面として移動操作される。
【0017】
上部ケース半体2は、全体が底面部を開口した略半卵型を基本形状とするとともに前方部位を幅方向の全域に亘って略垂直側面からなる段部5を介して除去することにより、平面形状が横向きの略U字状に形成されてなる。上部ケース半体2は、段部5を構成する垂直側面が、詳細を省略するが後述する2個の操作ボタン9、10を組み付ける2個の組付け口を幅方向に並んで設けることによって操作ボタン配置部6を構成している。また、上部ケース半体2は、段部5の底部に前方へ突出する略U字状の外形を有する薄板状部位が一体に突出形成され、後述するように指置き部7の上部にあたる上部指置き部半体8を構成する。
【0018】
上部ケース半体2には、上述した操作ボタン配置部6の組付け口に、主に右手第2指で操作する左操作ボタン9と、主に右手第3指を用いて操作する右操作ボタン10が幅方向に並んで組み付けられる。さらに、上部ケース半体2には、その左側面に、縦スクロールと横スクロールの両方の操作が行えるスクロール操作レバー11が組み付けられる孔部12が設けられている。
【0019】
下部ケース半体3は、上述した上部ケース半体2の開口された底面部に対応した外形形状を有し、立ち上がり形成された外周部が上部ケース半体2の外周部と突き合わされて結合される。下部ケース半体3は、底面をスライド操作面として移動操作されるために平坦な形状に形成されており、図示を省略するが後述するボール16の収納部や座標情報検出部18の構成部材を取り付ける取付部等が一体に形成されている。
【0020】
下部ケース半体3には、その前方部位に、上述した上部ケース半体2側の上部指置き部半体8と対向して下部指置き部半体13が一体に突出形成されている。下部指置き部半体13も、略U字状の外形を有する薄板状部位からなり、外周部を上部指置き部半体8の外周部と突き合わせて組み合わされることによって、共同して指置き部7を構成する。
【0021】
指置き部7は、マウス1の前方部において上部ケース半体2に形成した段部5の底部より突出した位置に設けられることによって、ユーザがマウス1を把持して移動操作を行っており左右操作ボタン9、10を操作しない場合において、指先を支える。指置き部7は、これにより指先に不要な力がかからないようにしてユーザの負担を軽減する。また、指置き部7は、ユーザがマウス1を移動操作する際に、マウスパッド等に指先が当たってスムーズな移動操作が行われなくなるといった不都合の発生を防止する。
【0022】
マウス1には、指置き部7の前端部に、例えばパーソナルコンピュータ等と接続されて信号伝送を行うためのコード14を引き出すコード引出部15が設けられている。なお、マウス1は、赤外線や無線によりパーソナルコンピュータとの接続を行うワイヤレスマウスの場合に、指置き部7の前端部に、コード引出部15に代えて無線送信部が設けられる。
【0023】
マウス1は、上述したように上部ケース半体2と下部ケース半体3とを組み合わせてケース4を構成する。ケース4には、図2に示すようにその内部に、転動自在に支持してボール16が収納されている。ボール16は、下部ケース半体3の底面に設けられたガイド孔17から周面の一部を外方に露出させるようにしてケース4内に支持されている。
【0024】
マウス1においても、ユーザがケース4を右手で包み込むようにして把持するが、上述したように上部ケース半体2に段部5を形成したことによって、図5に示すようにユーザの指先が段部5から前方へと延在して指置き部7上に支えられる。マウス1においては、この状態で左操作ボタン9に第2指の指先が対応位置するとともに、右操作ボタン10に第3指の指先が対応位置する。
【0025】
マウス1においては、上述したように左操作ボタン9と右操作ボタン10とを段部5によって構成される垂直側面の操作ボタン配置部6にそれぞれ配置したことによって、これら左右操作ボタン9、10にユーザの指先を直接接触させないように構成している。マウス1には、ケース4の内部に左右操作ボタン9、10によってそれぞれ動作されるスイッチが設けられているが、通常状態においてこれらスイッチが動作されることは無い。
【0026】
したがって、マウス1においては、ユーザがケース4を把持した状態で、第2指と第3指の指先を左操作ボタン9と右操作ボタン10から離すように力を入れることを不要とすることで、ユーザの負担を軽減する。マウス1においては、ユーザが指置き部7上に支えられた第2指或いは第3指の指先を段部5側へと移動させることによって左操作ボタン9或いは右操作ボタン10が押圧されて内部のスイッチが動作される。
【0027】
マウス1においては、スクロール操作レバー11が、例えば右手の第1指(親指)により操作しやすいように、上部ケース半体2の左側面に設けられた孔部12を介してケース4から突出するように設けられている。スクロール操作レバー11は、例えば、マウス1の前方および後方に傾けると縦スクロールし、マウス1の底面に対して垂直方向に傾けると横スクロールするように構成されている。
【0028】
マウス1には、ケース4の内部に、図3に示すブロック図のように、移動量を検出する座標情報検出部18と、操作されたボタンを検出するボタン操作検出部19と、縦および横スクロールを検出するスクロール検出部20と、各検出部において検出された信号を処理する信号処理回路部21と、上記信号処理回路部21によって処理された信号を接続されているコンピュータ等に出力する出力端子22とが設けられている。
【0029】
座標情報検出部18は、例えば、マウス1の下部ケース3の中央付近に転動自在に設けられたボール16と、このボール16のX軸方向およびY軸方向の回転量を検出するロータリエンコーダ25、26とから構成され、座標情報を検出している。座標情報検出部18は、具体的には、図4に示すように、ボール16のX軸方向およびY軸方向の回転量を検出するため、ボール16とX軸上で接する位置に設置されたX軸ローラ23と、ボール16とY軸上で接する位置に設置されたY軸ローラ24とが設けられている。
【0030】
座標情報検出部18は、ボール16のX軸方向やY軸方向の回転動作に応じて駆動されるX軸ローラ23とY軸ローラ24の回転量がロータリエンコーダ25、26によってそれぞれ検出される。マウス1は、ロータリエンコーダ25、26により検出されたそれぞれX座標、Y座標の座標信号を、信号処理回路部21に出力する。
【0031】
ボタン操作検出部19は、ユーザによって左操作ボタン9および右操作ボタン10が操作され、各操作ボタンに対応する位置に設けられたノンロックタイプのプッシュスイッチがオンの状態になったときの信号を検出し、信号処理回路部21に供給する。
【0032】
スクロール検出部20は、ユーザによってスクロール操作レバー11が動作され、その位置にあるスイッチがオンの状態になったときの信号を検出し、信号処理回路部21に供給する。スクロール検出部20は、例えば、スクロール操作レバー11がマウス1の前方に倒されると、上方向にスクロールするスイッチがオンの状態になり、画面が上にスクロールする信号を検出して信号処理回路部21に供給する。スクロール検出部20は、同様に、スクロール操作レバー11がマウス1の後方に倒されると、下方向にスクロールするスイッチがオン状態になり画面が下にスクロールする信号を検出する。
【0033】
また、スクロール検出部20は、スクロール操作レバー11がマウス1の垂直下向きに倒されると、左方向にスクロールするスイッチがオンの状態になり画面が左にスクロールする信号を検出する。さらに、スクロール検出部20は、スクロール操作レバー11がマウス1の垂直上向きに倒されると、右方向にスクロールするスイッチがオンの状態になり画面が右にスクロールする信号を検出する。
【0034】
以上のように構成されたマウス1は、ユーザによって図5に示すように、机上面などの平坦な平面上において、ケース4を右手で包み込むようにして把持されて移動操作される。マウス1は、移動操作に伴って信号処理回路部21からカーソル信号をパーソナルコンピュータへと出力して、モニタの画面上にマウス・カーソルを表示させるようにする。マウス1は、ユーザが所望とする位置にマウス・カーソルを移動させた状態で左操作ボタン9或いは右操作ボタン10のいずれかが押圧操作されることによって、所定の信号入力を行う。
【0035】
なお、座標情報検出部18は、上述した構成に限定されるものではなく、例えば机上面等に対して光を照射し、その反射光により机上面等の相対移動量を検出する受光部からなる光学方式の座標情報検出部であってもよい。
【0036】
マウス1においては、上述したようにユーザが左右操作ボタン9、10を操作せずにモニタの画面上でマウス・カーソルを移動させている場合などには、ユーザが、操作指の指先を指置き部7上にあてがうだけであることから、指先に力を入れなくてすむようになる。
【0037】
なお、上述したマウス1においては、右手用のもので説明したが、左手用ではスクロール操作レバー11が上部ケース半体2の右側面に配置される。また、スクロール操作レバー11は、縦と横のスクロールが行えるものであればよく、例えば、側面部に設けたトラッキングボールによって構成してもよい。さらに、スクロール操作レバー11は、操作ボタン配置部6に設けた左右操作ボタン9、10の間のスペースを利用して回転することが可能なホイールを設けて縦スクロールを行わさせるようにするとともに、上部ケース2の左側面に設けた回転可能なホイールによって横スクロールを行わせるようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明にかかるマウスによれば、ケーシングの上面部の前方に形成された段部によって構成される略垂直面を操作ボタン配置部として一対の操作ボタンを配置してユーザの指先が段部の前方に位置させてケースを包み込むようにして把持されるように構成したことから、通常の状態において指先に力を入れなくとも操作ボタンとの間隔が保持されるようになる。したがって、マウスによれば、入力時においてのみ指先に力を入れるようにすればよく、ユーザの負担を軽減させるとともに誤操作の発生が低減されるようになる。
【0039】
また、マウスによれば、通常の状態において段部から前方に突き出た指先が指置き部上にあてがわれることから、指先を支える力も不要となり、ユーザの負担をさらに軽減させるとともに、指先の引っ掛かりを防止してスムーズな移動操作が行われるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示すマウスの斜視図である。
【図2】マウスの左側面図である。
【図3】マウスのブロック図である。
【図4】マウスに備えられる座標情報検出部の概略構成図である。
【図5】マウスの使用状態の説明図である。
【図6】従来のマウスの使用状態の説明図である。
【符号の説明】
1 マウス、2 上部ケース半体、3 下部ケース半体、4 ケース、5 段部、6 操作ボタン配置部、7 指置き部、8 上部指置き部半体、11 スクロール操作レバー、12 孔部、13 下部指置き部半体、14 コード、15コード引出部、16 ボール、17 ガイド孔、18 座標情報検出部、19ボタン操作検出部、20 スクロール検出部、21 信号処理回路部、22、出力端子、23 X軸ローラ、24 Y軸ローラ、25,26 ロータリエンコーダ
Claims (3)
- ユーザの手でケースが包み込まれるようにして把持されるとともに上記ケースに少なくとも2個の操作ボタンを有するマウスにおいて、
上記ケースには上面部の前方部位に略垂直面を構成する段部が形成されるとともに、この段部の略垂直面に上記各操作ボタンを並列して配置したことを特徴とするマウス。 - 上記ケースには、上記段部の底部から前方へと突出して指置き部が一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載のマウス。
- 上記ケースには、上記ケースの側面のユーザの親指で操作される位置に縦及び横スクロールを制御するスクロール制御部を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載のマウス。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003180912A JP2005018333A (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | マウス |
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JP2003180912A JP2005018333A (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | マウス |
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Family Applications (1)
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JP2003180912A Pending JP2005018333A (ja) | 2003-06-25 | 2003-06-25 | マウス |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009020875A (ja) * | 2007-06-12 | 2009-01-29 | Shuichi Inomata | コンピュータ用マウス |
JP2011510384A (ja) * | 2008-01-22 | 2011-03-31 | 郭勇 | 人間工学的マウス |
-
2003
- 2003-06-25 JP JP2003180912A patent/JP2005018333A/ja active Pending
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JP2009020875A (ja) * | 2007-06-12 | 2009-01-29 | Shuichi Inomata | コンピュータ用マウス |
JP2011510384A (ja) * | 2008-01-22 | 2011-03-31 | 郭勇 | 人間工学的マウス |
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