JP2002149253A - 回転軸と樹脂製レバーとの結合構造 - Google Patents

回転軸と樹脂製レバーとの結合構造

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JP2002149253A
JP2002149253A JP2000337610A JP2000337610A JP2002149253A JP 2002149253 A JP2002149253 A JP 2002149253A JP 2000337610 A JP2000337610 A JP 2000337610A JP 2000337610 A JP2000337610 A JP 2000337610A JP 2002149253 A JP2002149253 A JP 2002149253A
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lever
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throttle
rotary shaft
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Yonosuke Hatsumi
養之助 初見
Toshio Karasawa
利夫 唐沢
Takafumi Asakura
啓文 朝倉
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/748Machines or parts thereof not otherwise provided for
    • B29L2031/7506Valves

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転軸の端部を樹脂製レバー成形時に金型内
に入れて埋設した状態で一体結合させる回転軸と樹脂製
レバーの結合構造において、樹脂製レバーを射出成形す
る場合に回転軸に加わるスラスト方向加重によって、回
転軸が挫屈しない結合構造を提供する。 【解決手段】 本発明の回転軸100は、先端に雄ねじ
部101と細径部102とからなる回転阻止部103が
形成され、この回転阻止部103の近傍に受圧部105
として鍔部を形成した。樹脂製レバー110を射出成形
する場合に回転軸100に加わるスラスト力を、受圧部
105を固定壁106等で支持することによって受け、
回転軸100の挫屈を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、円形断面を有する
回転軸と、この回転軸を回転するレバー類との結合構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンに適切な空気を供給するため
に、スロットルボディが使用されている。一般のスロッ
トルボディでは、円筒形状の吸気通路を有し、この吸気
通路内に設けた円板状のスロットルバルブを回動し、吸
気通路に対する角度、すなわち、開度を変化させて通過
する空気量を制御する。そして、制御された空気に対
し、燃料噴射ポンプによってガソリンを噴射し、所望の
空燃比の混合気としてシリンダ内に供給することにな
る。
【0003】このようなスロットルバルブを回動するス
ロットルシャフトは、円形断面の金属棒からなり、その
端部に上記スロットルバルブの開度を調整するためのス
ロットルレバーを固定している。スロットルボディやス
ロットルレバーには、主として軽量化の目的から、近年
になって合成樹脂が使用されるようになってきた。
【0004】図3は、従来のスロットルボディの断面図
である。同図において、スロットルボディ10のボディ
本体11は、その中央に断面が円形の吸気通路11aを
有し、両側にボス11b,11cを有している。空気
は、吸気通路11aの中心軸aと平行に矢印bの向きに
流れる。
【0005】吸気通路11aの中央には、スロットルバ
ルブ12が収容される。スロットルバル12は円板形状
で、スロットルシャフト13に貫通形成された孔13a
に差し込まれ、ビス14で締付固定される。スロットル
シャフト13は、両側のボス11b,11cに支持さ
れ、その一端にスロットルレバー15を固定している。
スロットルレバー15を回動するとスロットルシャフト
13が回動し、スロットルバルブ12が回動して吸気通
路11aの開度を加減して吸気通路11aを通過する空
気流量が調整される。
【0006】スロットルレバー15は合成樹脂製で、L
型に湾曲した芯金16が一体成形されており、また、ボ
ス11bに嵌合する軸部15bを有する。この軸部15
bの中心に孔15aが穿設されており、スロットルシャ
フト13は、その一端をこの孔15aに挿通し、先端の
細径部13bを芯金16の孔16aに貫通してからカシ
メられ、固定されることになる。L型の芯金16の短い
辺は、スロットルレバー15を貫通して突出しており、
ここがスロットルレバー15の操作部16bとなる。
【0007】スロットルレバー15のボス11bと嵌合
する軸部15bは、円柱形状で、ボス11bの孔に回動
自在に嵌合し、スロットルシャフト13の一方側のすべ
り軸受となる。スロットルシャフト13の他端側は、吸
気通路11aを貫通して、樹脂製のロータ17の軸部1
7aの嵌合穴に圧入され、ロータ17と一体になって回
転する。ロータ17の軸部17aは、その外側がボディ
本体11のボス11c内の孔に回動自在に嵌合し、スロ
ットルシャフト13の他方側のすべり軸受となる。ロー
タ17の端部にはスロットルバルブ12の開度を検知す
るスロットルポジションセンサ20があるが、その構造
は本発明とは関係が無いので、説明を省略する。
【0008】スロットルレバー15とボディ本体11と
の間には、コイルスプリングからなるリターンスプリン
グ18が嵌装されている。このリターンスプリング18
により、スロットルレバー15は、スロットルバルブ1
2が吸気通路11aを閉止する回転方向に付勢されてい
る。ボディ本体11には、図示しないがスロットルレバ
ー15のストッパがあり、スロットルバルブ12が吸気
通路11aを閉止した位置に止まるようにされている。
リターンスプリング18は、同時に圧縮スプリングとも
なっており、スロットルレバー15をボディ本体11か
ら離れる方向に付勢している。
【0009】上記のスロットルボディの構成において、
スロットルシャフト13とスロットルレバー15とは、
常時一体で回動しなければならない。もし、両者の間に
相対的な回転が許容されると、スロットルレバー15で
スロットルバルブ12の開度を指示しても、スロットル
バルブ12がその開度にならず、エンジンの回転制御が
できなくなってしまうからである。
【0010】また、スロットルシャフト13とスロット
ルレバー15との間のスラスト方向のガタツキが大きい
と、スロットルバルブ12が吸気通路11aの内壁にか
じりつき易くなり、かじり付きによって回動が困難にな
り、やはり、エンジンの回転制御ができなくなってしま
うことになる。
【0011】しかしながら、スロットルバルブ12に
は、エンジンの運転中は常時負圧が掛かっており、スロ
ットルレバー15に対して回転トルクが加わった状態と
なっている。そのため、上記のカシメのみでは、空回り
してしまうおそれがある。また、エンジンの運転による
振動が常時スロットルシャフト13にも伝達されてお
り、振動のスラスト方向成分によってカシメ部分が緩
み、スラスト方向のガタツキが大きくなる心配もある。
【0012】そのため、上述したように、図3ではスロ
ットルシャフト13の細径部13bを、芯金16の孔1
6aに貫通させ、カシメることでスラスト方向と回転方
向の動きを固定し、一体化されるようにしている。ま
た、スロットルレバー15の孔15aとスロットルシャ
フト13との嵌合も固くしていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年に
なって軽量化の要請に応じるために、スロットルシャフ
ト13の端部をスロットルレバー15の射出成形時に金
型内に挿入して一体成形(このような成形をここでは
「モールド成形」ということにする)し、上記芯金16
を省略する構造が採用されてきた。モールド成形した場
合にも、上記のスラスト方向にガタが生じないように
し、かつ、ラジアル方向に緩まない構造が、当然必要で
ある。
【0014】図4は、このような要請を達成するもの
で、図4(a)は、スロットルレバー15に埋設した状
態を示す断面図、図4(b)はスロットルシャフトの端
部の斜視図である。ここでは、スロットルシャフト13
の端部に、細径部13cを形成するとともに、先端に板
状突起13dを形成している。合成樹脂製のスロットル
レバー15を射出成形する場合に、成形金型内に、予め
このように加工されたスロットルシャフト13の端部を
挿入して、モールド成形するのである。先端の板状突起
13dがスロットルシャフト13とスロットルレバー1
5との回転止めとなり、細径部13cがスラスト方向の
抜け止めとなる。
【0015】図5(a),(b)のように、スロットル
シャフト13の端部に加工する形状は、他にもある。す
なわち、図5(a)は、スロットルシャフト13の先端
から軸方向にU字溝13eを形成するとともに、細径部
13cを形成している。スロットルレバー15の射出成
形時にこのU字溝13e内に溶融した樹脂を流し込んで
固めて回転止めにするとともに、細径部13cを形成し
てここにも樹脂を流し込み、スラスト方向のガタツキを
止める構成としている。
【0016】図5(b)では、細径部13cと、先端に
半円部13fを形成している。ここでも、半円部13f
が回転止めになり、細径部13cがスラスト方向のガタ
ツキ止めとなっている。
【0017】しかし、上記の図4や図5(a),(b)
のようなスロットルシャフト13を金属で作ると、U字
溝13eや、半円部13f等の機械加工に手間が掛か
り、コストアップとなる。
【0018】そこで、スロットルシャフトを樹脂製にす
ることが検討されてきた。樹脂は、金属より強度が低い
が、金属製シャフトより径を太くすれば樹脂製シャフト
でも十分な強度を確保できる。また、樹脂製にすれば、
1つの金型で多数のスロットルシャフトを射出成形する
ことができるので、機械加工が減少してコストダウンが
図れる。また、樹脂製シャフトと樹脂製レバーの樹脂を
相違させておけば、金属シャフトの場合と同様にモール
ド成形も可能となる。
【0019】しかし、樹脂製スロットルシャフトの端部
を樹脂製レバー110の射出成形時に金型106’内に
挿入して一体成形すると、射出成形時の射出圧を図4に
示すスロットルシャフト13の端面13eで受けること
になる。スロットルシャフト13が金属製の場合は問題
にならないが、樹脂製の場合には、この射出圧でスロッ
トルシャフト13が挫屈して曲がる可能性がある。特
に、スロットルシャフト13には、スロットルバルブ1
2を挿入する孔13aが貫通形成されるので、この部分
が弱くなって、曲がり易い。
【0020】本発明は、上記の問題の解決を図ったもの
で、スロットルシャフト等の回転軸の端部を樹脂製レバ
ーに埋設して結合する回転軸と樹脂製レバーの結合構造
において、樹脂製レバーを射出成形する時に回転軸が挫
屈しない結合構造を提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、回転軸の端部を、該回転軸を回動する樹
脂製レバーに埋設して固定する回転軸と樹脂製レバーと
の結合構造において、上記回転軸の樹脂製レバーに埋設
される部分であって軸端面から離間した位置に回転阻止
部を形成し、該回転阻止部の近傍であって上記樹脂製レ
バーに埋没しない位置に受圧部を設けたことを特徴とし
ている。
【0022】または、上記受圧部が回転軸に形成された
鍔部であり、該鍔部が樹脂製レバーと密着している構成
や、上記受圧部が、上記回転軸に形成された凹部である
構成とすることができる。
【0023】
【作用】樹脂製レバーを射出成形機等で成形する場合、
回転軸の一端側に形成された回転阻止部を金型内にセッ
トし、溶融した樹脂を射出する。すると、樹脂の射出圧
力は、回転軸にはスラスト方向の力として加わる。そこ
で、このスラスト方向の射出圧力を、回転軸に設けられ
た受圧部で受ける。受圧部は、回転阻止部の近傍にある
ので、回転軸の埋設側端面からの距離が短くなり、回転
軸が挫屈等によって曲がることを防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面によ
って説明する。図1(a)は、本発明の回転軸と樹脂製
レバーとの結合構造の第1実施例の要部を示す断面図で
ある。同図において、符号100は回転軸を示すが、こ
れは従来例のスロットルシャフト13に対応するもので
ある。また、符号110は、樹脂製レバーで、これは、
従来例におけるスロットルレバー15に対応している。
【0025】本発明の回転軸100は、先端に雄ねじ部
101が形成され、雄ねじ部101の付け根に細径部1
02が形成されている。この雄ねじ部101と細径部1
02とで回転阻止部103を構成している。回転阻止部
103の近傍には、回転軸100に円環状に受圧部10
5として鍔部が形成されている。
【0026】このように加工形成された回転軸100
を、樹脂製レバー110の成形時に、金型106’内に
セットし、モールド成形する。溶融した樹脂が雄ねじ部
101の周囲を隙間無く包み、かつ、細径部102に進
入して固化し、回転軸100と樹脂製レバー110とが
結合される。
【0027】樹脂製レバー110を射出成形する際の射
出圧は、金型106’内の全ての方向に加わり、回転軸
100の断面積に対する圧力が、スラスト方向に加わ
る。回転軸100は、この圧力を受圧部105の後側を
適当な固定壁106に当接させることで受けることがで
きる。このとき、受圧部105は、回転軸100の埋設
側端部から近い位置にあるので、挫屈等による回転軸全
体の曲がりを効果的に防止することができる。また、受
圧部105が成形金型の開口部を閉塞する構成とすれ
ば、樹脂製レバー110の射出成形後には、鍔部は樹脂
製レバー110に密着した状態となり、成形後に受圧部
105が突出して邪魔になることがない。
【0028】こうして結合された後、回転軸100と樹
脂製レバー110との間に、たとえば、スロットルバル
ブ12に加わる負圧のような回転方向の剥離力が加わる
と、雄ねじ部101は締め付け側と緩め側のいずれの方
向にも進行できないので、回転方向の剥離力に耐え、空
回りを防止することができる。この場合、雄ねじ部10
1を締め付ける方の抵抗力と、緩める方の抵抗力とを比
較すると、通常は締め付ける方向の抵抗力の方が大き
い。そこで、スロットルバルブ12に加わる負圧等の力
によって、回転軸100に回転力が加わる場合、その回
転力が締付力となるように右ねじにするか、左ねじにす
るかを選択するとよい。
【0029】回転軸100と樹脂製レバー110との間
にスラスト方向の力が加わると、細径部102とここに
進入固化した樹脂との間でスラスト力に抗することがで
き、スラスト方向のガタツキも生じない。
【0030】図1(b)は、固定壁106として樹脂製
レバー110を射出成形する金型106’を利用した例
である。受圧部105は金型106’内に収容され、射
出成形時には、受圧部の後端面105aが金型106’
に圧接することになる。したがって、成形後には、受圧
部105が樹脂製レバー110に埋設されるが、後端面
105aのみは樹脂製レバー110から露出した状態と
なり、受圧部105は樹脂製レバー110に埋没はして
いないことになる。
【0031】なお、上記の実施例では、受圧部105と
しての鍔部は環状に形成されているが、これは、樹脂製
レバー110を成形する金型106’に開口があり、こ
の開口を受圧部105で閉塞するような場合には、必要
となる構成である。そして、この場合は成形後、鍔部が
樹脂製レバー110に密着した状態となる。
【0032】一方、成形金型に開口がなく、受圧部10
5が単に成形時のスラスト圧に耐えるだけでよいのであ
れば、受圧部105は環状である必要はなく、1つ以上
の突起として形成することも可能である。図1(b)の
場合の受圧部105は、鍔状でなくてもよいことにな
る。
【0033】図2は回転軸100の回転阻止部103と
受圧部105の他の実施例を示す図である。図2(a)
の実施例では、図5(a)の従来例の先端部と同様に、
回転軸100の先端から軸方向にU字溝101aを形成
するとともに、細径部102aを形成して回転阻止部1
03としている。そして、細径部102aの近傍に受圧
部105としての鍔部が設けられている。回転阻止部1
03が回転力とスラスト力の双方に抵抗することができ
るのは、従来例で説明したのと同じである。受圧部10
5には、凹部105bが形成されているが、この凹部1
05bにより、樹脂製レバー110と回転軸100との
回転方向の位置を決めることができる。
【0034】図2(b)は、図5(b)の従来例と同様
に、細径部102aと、先端に半円部101bとを形成
している。半円部101bが回転止めになり、細径部1
02aがスラスト方向のガタツキ止めとなる。この実施
例では、受圧部105’は、鍔部ではなく、凹部として
細径部102aの近傍に形成されている。この凹部に固
定壁106等に固定された突起の先端を挿入し、樹脂製
レバー110成形時に回転軸100に加わる圧力を受け
るのである。受圧部105’は、全部で2以上になるよ
うに、回転軸100の図に表れないところにも形成され
ている。このように受圧部105’を凹部として形成す
ると、回転軸100としての強度が低下する反面、鍔部
のように突出た部分がないので、すっきりとした構成に
なる。また、受圧部105’を回転軸100と樹脂製レ
バー110の回転方向の位置合わせに使用することがで
きる。受圧部105’は、回転軸100の周囲全体に環
状溝として形成してもよい。
【0035】なお、回転軸100の回転方向の位置合わ
せであるが、図1(b)や図2(b)のようにしても良
いが、回転軸100がスロットルシャフト13であれ
ば、スロットルバルブ12を取り付ける孔13a(図3
参照)が穿設されるので、この孔を位置合わせに用いる
ことができる。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
回転軸の端部を、該回転軸を回動する樹脂製レバーに埋
設して固定する回転軸と樹脂製レバーとの結合構造にお
いて、上記回転軸の樹脂製レバーに埋設される部分であ
って軸端面から離間した位置に回転阻止部を形成し、該
回転阻止部の近傍であって上記樹脂製レバーに埋没しな
い位置に受圧部を設けたので、樹脂製レバーを射出成形
する際に回転軸に加わるスラスト力を、この受圧部で受
けるので、回転軸の挫屈、変形を防止することができ、
初期の回転軸の精度を射出成形後も維持することができ
る。
【0037】上記受圧部が回転軸に形成された鍔部であ
り、該鍔部が樹脂製レバーと密着している構成とすれ
ば、回転軸と樹脂製レバーとの結合部に邪魔な突起物が
無くなり、すっきりしたものとなる。また、受圧部を凹
部とすれば、樹脂製レバーと回転軸との回転方向の位置
合わせとして用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転軸と樹脂製レバーとの結合構造の
第1実施例を示す要部断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す回転軸端部の斜視図
である。
【図3】回転軸と樹脂製レバーとの結合構造の従来例と
してのスロットルボディの断面図である。
【図4】回転軸と樹脂製レバーとの結合構造の別の従来
例の図で、(a)は要部断面図、(b)回転軸先端部の
斜視図である。
【図5】(a),(b)は、回転軸の端部形状のさらに
別の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
100 回転軸 103 回転阻止部 105,105’ 受圧部 105’ 凹部 110 樹脂製レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝倉 啓文 神奈川県小田原市久野2480番地 株式会社 ミクニ小田原事業所内 Fターム(参考) 3G065 CA00 HA12 HA15 HA21 3J070 AA41 BA57 CA54 CB12 CC02 DA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸の端部を、該回転軸を回動する樹
    脂製レバーに埋設して固定する回転軸と樹脂製レバーと
    の結合構造において、 上記回転軸の樹脂製レバーに埋設される部分であって軸
    端面から離間した位置に回転阻止部を形成し、該回転阻
    止部の近傍であって上記樹脂製レバーに埋没しない位置
    に受圧部を設けたことを特徴とする回転軸と樹脂製レバ
    ーとの結合構造。
  2. 【請求項2】 上記受圧部が回転軸に形成された鍔部で
    あり、該鍔部が樹脂製レバーと密着していることを特徴
    とする請求項1記載の回転軸と樹脂製レバーとの結合構
    造。
  3. 【請求項3】 上記受圧部が、上記回転軸に形成された
    凹部であることを特徴とする請求項1記載の回転軸と樹
    脂製レバーとの結合構造。
JP2000337610A 2000-11-06 2000-11-06 回転軸と樹脂製レバーとの結合構造 Pending JP2002149253A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008013093A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Nippon Esuta Kk 自動車運転補助ペダル
CN100387815C (zh) * 2004-12-06 2008-05-14 本田技研工业株式会社 节气门主体的固定结构

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