JP2002149135A - 透過型画像表示装置、調整装置及び調整方法 - Google Patents

透過型画像表示装置、調整装置及び調整方法

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JP2002149135A
JP2002149135A JP2000345817A JP2000345817A JP2002149135A JP 2002149135 A JP2002149135 A JP 2002149135A JP 2000345817 A JP2000345817 A JP 2000345817A JP 2000345817 A JP2000345817 A JP 2000345817A JP 2002149135 A JP2002149135 A JP 2002149135A
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shutter
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light
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Moriyoshi Takahashi
盛毅 高橋
Kazuhiro Ishiguchi
和博 石口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ランプ以外の構成部材による色特性、輝度等の
特性の変動に対して制御することができる透過型画像表
示装置を提供すること。 【解決手段】本発明にかかる透過型画像表示装置は、発
光色の異なる複数種類のランプで構成された光源51、
52等と、当該光源51、52等を制御する光源制御回
路部10と、色フィルタを各画素に備え当該画素を制御
することにより画像を生成するシャッタ1と、当該シャ
ッタ1を制御するシャッタ制御回路部8と、光源51、
52等から放射されシャッタ1を透過した光の特性を検
出する検出センサ7と、当該検出センサ7により検出さ
れた光の特性に基づき予め設定された目標色にする光源
51、52等の駆動条件を決定し当該駆動条件を光源制
御回路部10に入力する回路部9とを備えたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、カラー画像を表示
する透過型画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置等の透過型画像表示装置
は、一般に光源と、画像を生成するためのシャッタ及
び、それらを制御する制御回路部から構成されている。
光源はランプで構成されており、従来はそのランプの色
は単一色であった。シャッタには画素ごとに色フィルタ
が設けられており、その色フィルタごとの透過率を制御
することにより色表示を実現する。
【0003】光源を構成しているランプの特性がばらつ
くと表示装置の表示特性ばらつきの原因になる。この問
題を解決するために、例えば特開平10−240145
号公報にあるように複数の色の異なるランプを独立に制
御するバックライト装置がある。図19にこの従来技術
におけるバックライト装置の構成を示す。異なる色のラ
ンプ1A、1B、1Cの輝度を輝度センサ7A、7B、
7Cで検出し、それぞれの輝度が一定になるようにイン
バータ電源2A、2B、2Cの出力電圧を調整し、ラン
プによるバラツキを制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のバックライ
ト装置では、輝度センサで測定するのはランプの輝度で
ある。しかし、表示装置の色特性はランプの色特性にも
依存して変化する。また、光源の輝度、色特性はランプ
以外の構成部材、例えばランプを導光板の端部に配置す
るエッジライト方式においては、ランプ周辺のリフレク
タ、導光板、その上の拡散フィルム、レンズシート等の
フィルム類、導光板下の反射フィルムの特性にも依存す
る。また、シャッタの色フィルタの特性によっても表示
装置の色特性は変動する。特に、表示装置を長時間使用
した場合にはこれらの構成部材の色および輝度特性が変
動することによって、表示装置の色および輝度特性は変
動する。従来のランプの輝度を測定するだけのバックラ
イト装置ではこれらの変動の影響を制御することはでき
なかった。
【0005】よって、本発明の目的は、ランプ以外の構
成部材による色特性、輝度等の特性の変動に対して制御
することができる透過型画像表示装置を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明にかかる透過
型画像表示装置は、発光色の異なる複数種類のランプで
構成された光源(例えば、本実施の形態における光源
5、51、52等)と、当該光源を制御する光源制御手
段(例えば、本実施の形態における光源制御回路部1
0)と、色フィルタを各画素に備え当該画素を制御する
ことにより画像を生成するシャッタ(例えば、本実施の
形態におけるシャッタ1)と、当該シャッタを制御する
シャッタ制御手段(例えば、本実施の形態におけるシャ
ッタ制御回路部8)と、前記光源から放射され前記シャ
ッタを透過した光の特性を検出する検出センサ(例え
ば、本実施の形態における検出センサ7)と、当該検出
センサにより検出された光の特性に基づき予め設定され
た目標色にする光源の駆動条件を決定し当該駆動条件を
前記光源制御手段に入力する演算手段(例えば、本実施
の形態における演算回路部9)とを備えたものである。
【0007】第2の発明にかかる透過型画像表示装置
は、発光色の異なる複数種類のランプで構成された光源
と、当該光源を制御する光源制御手段と、色フィルタを
各画素に備え当該画素を制御することにより画像を生成
するシャッタと、当該シャッタを制御するシャッタ制御
手段と、前記光源から放射され前記シャッタを透過した
光の特性を検出する検出センサと、当該検出センサによ
り検出された光の特性に基づき予め設定された目標色に
する光源の駆動条件を決定し当該駆動条件を前記シャッ
タ制御手段に入力する演算手段(例えば、本実施の形態
における図18の演算回路部9)とを備えたものであ
る。
【0008】第3の発明にかかる透過型画像表示装置
は、第1又は第2の発明において、前記検出センサによ
り検出される光の特性を、輝度および色特性としたもの
である。
【0009】第4の発明にかかる透過型画像表示装置
は、第3の発明において、ランプ1種類ずつのみを点灯
した状態の輝度、色特性を測定し、その結果から目標色
を実現するための各ランプの駆動状態を決定することと
したものである。
【0010】第5の発明にかかる透過型画像表示装置
は、第1、第2又は第3の発明において目標色を初期に
測定した透過型画像表示装置の特性とすることにより、
経時変化による特性変動を補正するようにしたものであ
る。
【0011】第6の発明にかかる透過型画像表示装置
は、第2の発明において色フィルタ1種類のみを略10
0%透過率、他のフィルタは略0%透過率として、それ
ぞれの色フィルタについて輝度、色特性を測定し、その
結果から目標色を実現するための各色フィルタの透過率
状態を決定するようにしたものである。
【0012】第7の発明にかかる透過型画像表示装置の
調整装置は、発光色の異なる複数種類のランプで構成さ
れた光源と、当該光源を制御する光源制御手段と、色フ
ィルタを各画素に備え当該画素を制御することにより画
像を生成するシャッタと、当該シャッタを制御するシャ
ッタ制御手段とを備えた透過型画像表示装置の調整装置
であって、光源から放射され前記シャッタを透過した光
の特性を検出する検出センサと、当該検出センサにより
検出された光の特性に基づき予め設定された目標色にす
る光源の駆動条件を決定し当該駆動条件を前記光源制御
手段に入力する演算手段とを備えたものである。
【0013】第8の発明にかかる透過型画像表示装置
は、発光色の異なる複数種類のランプで構成された光源
と、当該光源を制御する光源制御手段と、色フィルタを
各画素に備え当該画素を制御することにより画像を生成
するシャッタと、当該シャッタを制御するシャッタ制御
手段とを備えた透過型画像表示装置の調整装置であっ
て、前記光源から放射され前記シャッタを透過した光の
特性を検出する検出センサと、当該検出センサにより検
出された光の特性に基づき予め設定された目標色にする
光源の駆動条件を決定し当該駆動条件を前記シャッタ制
御手段に入力する演算手段とを備えたものである。
【0014】第9の発明にかかる透過型画像表示装置の
調整方法は、発光色の異なる複数種類のランプで構成さ
れた光源と、当該光源を制御する光源制御手段と、色フ
ィルタを各画素に備え当該画素を制御することにより画
像を生成するシャッタと、当該シャッタを制御するシャ
ッタ制御手段とを備えた透過型画像表示装置の調整方法
であって、前記光源から放射され前記シャッタを透過し
た光の特性を検出する検出ステップと、検出された光の
特性に基づき予め設定された目標色にする光源の駆動条
件を決定し当該駆動条件を前記光源制御手段に入力する
演算ステップとを備えたものである。
【0015】第10の発明にかかる透過型画像表示装置
は、第9の発明において、前記検出ステップにおいて、
光の特性として輝度および色特性を検出し、前記演算ス
テップにおいて、ランプ1種類ずつのみを点灯した状態
の輝度、色特性を測定し、その結果から目標色を実現す
るための各ランプの駆動状態を決定するものである。
【0016】第11の発明にかかる透過型画像表示装置
の調整方法は、発光色の異なる複数種類のランプで構成
された光源と、当該光源を制御する光源制御手段と、色
フィルタを各画素に備え当該画素を制御することにより
画像を生成するシャッタと、当該シャッタを制御するシ
ャッタ制御手段とを備えた透過型画像表示装置の調整装
置であって、前記光源から放射され前記シャッタを透過
した光の特性を検出する検出ステップと、検出された光
の特性に基づき予め設定された目標色にする光源の駆動
条件を決定し当該駆動条件を前記シャッタ制御手段に入
力する演算ステップとを備えたものである。
【0017】第12の発明にかかる透過型画像表示装置
の調整方法は、第11の発明において、前記検出ステッ
プにおいて光の特性として輝度および色特性を検出し、
前記演算ステップにおいてランプ1種類ずつのみを点灯
した状態の輝度、色特性を測定し、その結果から目標色
を実現するための各ランプの駆動状態を決定するもので
ある。
【0018】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態1.図1に本発
明による透過型画像表示装置のブロック図を示す。図に
おいて、1は色フィルタを各画素に備えたシャッタ部、
2は拡散板、プリズムレンズシート等のフィルム類、3
は導光板、4は反射フィルム、51、52は発光色の異
なる複数種類の光源である。この例における光源には、
高色温度のランプHT51と低色温度のランプLT52
の2種類のランプを使用する。ここで、高色温度は、所
定値よりも波長が長く成分が強い色を示し、低色温度
は、所定値よりも波長が短く成分が強い色を示す。6は
光源の光を反射させるリフレクタである。7は透過型画
像表示装置から出力される表示画像を検出し、輝度のみ
ならず色特性を検出する検出センサである。8は入力画
像信号に応じてシャッタ1を制御するシャッタ制御回路
部、9は検出センサ7の出力に応じて所定の演算を実行
する演算回路部、10は演算回路部9の出力信号に応じ
て光源を制御する光源制御回路部である。
【0019】これらの構成のうち、検出センサ7、演算
回路部9は、調整装置としてその他の構成とは別体とし
てもよく、透過型画像表示装置に内蔵してもよい。調整
装置として別体とした場合には、演算回路部9の出力値
を入力する端子を透過型画像表示装置に設け、その端子
を介して演算回路部9の出力値を入力するようにしても
よい。
【0020】ここで、検出センサ7は、CIE1931 Standa
rd Colorimetric Systemで制定されたXYZ表色系の測
定値を測定できるセンサである。センサの検出結果に基
づいて予め設定されていた目標値に近づけるためのラン
プHT51、LT52の駆動条件を演算回路部9で決定
し、光源制御回路10に入力し各ランプHT51、LT
52の明るさを調節する。
【0021】検出センサ7による検出は、光源制御回路
10から片方のランプのみを点灯した状態で行う。ま
た、この場合のシャッタ制御状態については、透過率を
それぞれの測定において一定とし、精度を考えると最大
透過率にすることが好ましい。ランプHT51、LT5
2の設定例として、片方のランプ点灯状態のXYZ値、
およびその結果下式で求まるxy値を図2に示す。
【0022】 x=X/(X+Y+Z) y=Y/(X+Y+Z)
【0023】また、各ランプの駆動条件を変更した場合
の特性変化の計算結果を図3に示す。ランプLT及びラ
ンプHTの欄において「1」は全点灯、「0.5」は5
0%点灯、「0.2」は20%点灯、「0」は非点灯状
態を示す。ここで、これらの点灯状態を制御するために
はランプの駆動電流値を制御する場合や、ランプ駆動、
非駆動状態をパルス幅変調で行う場合がある。
【0024】図4にこのxy値を座標上にプロットした
結果を示す。このように片方のランプを非点灯状態にし
た場合のxy値の2点を結ぶ任意の直線上のxy値をラ
ンプ駆動条件の調整によって実現できる。その結果、正
確な色特性の補正が可能になる。
【0025】本方式を利用することによって、構成部材
等の経時変化に伴う色特性の変動を修正できる。
【0026】図5にLH、LTのランプのxy値がとも
に−0.01、または+0.01変動した場合の両ラン
プの駆動条件が全点灯状態(ランプHT:1、ランプL
T:1)における特性を示す。このようにランプのx,
y値の変動に伴って表示装置のx,y値は図3における
黒枠で示した値(x=0.298、y=0.318)か
ら変動する。この経時変化による色特性変動を補正する
方法を以下に説明する。
【0027】経時変化後の表示装置において一方のラン
プのみを全点灯状態、他方のランプを非点灯状態にした
場合のXYZ測定を行う。その結果得られたHTのみ全
点灯状態の値をXH1、YH1、ZH1とし、LTのみ
全点灯状態の値をXL1、YL1、ZL1とする。一
方、調整時に目標とする値をXt、Yt、Zt、xt、
yt、ztとする。例えば、初期状態からの経時変化を
補正したい場合には図3において黒枠で囲んだ初期の両
ランプ全点灯時のx=0.298、y=0.818をx
t、ytとすればよい。目標値への調整を行うために必
要なHTおよびLTランプの駆動状態の比率をRHT、
RLTとする。これらの値が1の場合は全点灯、0.5
の場合は50%点灯、0の場合は非点灯である。下式を
満たすようにRHT、RLTを設定することによって目
標値への調整が実現できる。
【0028】
【数1】 実際に上式で決まるのは、RHT/RLTである。この
関係を満たし、かつ最大輝度(Y値)を実現するために
は、RHTもしくはRLTの大きい方を1に設定すれば
よい。図5に上式に従った調整結果を示す。例えばラン
プのxy値がともに−0.01変動した場合にはRHT
/RLT=0.77になり、RLT=1、RHT=0.7
7に設定すればよい。即ち、ランプLT52を全点灯、
ランプHT51を77%点灯すると、経時変化による色
変化を補正することができ、初期状態に色特性を戻すこ
とができる。
【0029】また、例えばランプのxy値がともに+
0.01変動した場合にはRHT/RLT=1.308
になり、RLT=0.764、RHL=1に設定すればよ
い。即ち、ランプLT52を76.4%点灯、ランプH
T51を全点灯すると、経時変化による色変化を補正す
ることができ、初期状態に色特性を戻すことができる。
【0030】発明の実施の形態2.本実施の形態1では
ランプの色が異なる2種類であったため、片方のランプ
を非点灯状態にした場合のxy値の2点を結ぶ直線上し
か実現できない。従って、xy座標においてxが−0.
01、yが+0.01変動するように前述の2点を結ぶ
直線方向とは異なる方向への変動に対して十分に調整で
きない。
【0031】そこで本実施の形態2では、色が異なる4
種類のランプを制御することによって、任意の方向への
変動調整を可能にした。
【0032】図6に本実施の形態2のブロック図を示
す。図において図1と同じ符号を付した構成は、図1の
構成と同一又は相当部を示し説明を省略する。ランプH
T51、ランプLT52以外に、xy座標においてH
T、LTとは直交する位置関係にある2色のランプ+U
V53、ランプ−UV54を設けた。ランプHT51、
LT52、+UV53、−UV4の設定例として一本の
ランプのみ点灯状態のXYZ値、およびその結果もとま
るxy値を図7に示す。各ランプの駆動条件を変更した
場合の特性変化の計算結果を図8に示す。図9にこのx
y値を座標上にプロットした結果を示す。このように1
本のみのランプを点灯状態にした場合のxy値の4点を
結ぶ四角形内の任意のx、y値をランプ駆動条件の調整
によって実現できる。その結果、広い範囲において正確
な色特性の補正が可能になる。
【0033】本方式を利用することによって、構成部材
の経時変化に伴う色特性の変動を修正できる。その例を
図10に示す。例えば、ランプLH、LT、+UV、−
UVの全ランプにおいてxが−0.01、yが+0.0
1変動した場合の全ランプの駆動条件が全点灯状態の特
性を示す。このようにランプのx、y値の変動に伴って
表示装置のx、y値は図8における黒枠で示した値(x
=0.319、y=0.318)から変動する。この経
時変化による色特性変動を補正する方法を以下に説明す
る。
【0034】経時変化後の表示装置において一本のラン
プのみを全点灯状態、残りのランプを非点灯状態にした
場合のXYZ測定を行う。その結果得られたHTのみ全
点灯状態の値をXH1、YH1、ZH1とし、LTのみ
全点灯状態の値をXL1、YL1、ZL1とする。ま
た、+UVのみ全点灯状態の値をXP1、YP1、ZP
1とし、−UVのみ全点灯状態の値をXM1、YM1、
ZM1とする。一方、調整時に目標とする値をXt、Y
t、Zt、xt、yt、ztとする。例えば、初期状態
からの経時変化を補正したい場合には、図8において黒
枠で囲んだ初期の両ランプ全点灯時のx=0.319、
y=0.318をxt、ytとすればよい。目標値への
調整を行うためのランプHT51、LT52、+UV5
3、−UV54の駆動状態の比率をRHT、RLT、R
PU、RMUとする。これらの値が1の場合は全点灯、
0.5の場合は50%点灯、0の場合は非点灯である。
下式を満たすようにRHT、RLT、RPU、RMUを
設定することによって目標値への調整が実現できる。
【0035】
【数2】 上式で決まるのはRHT、RLT、RPU、RMUの比
率であるが、この場合はこの関係を満たす比率の組み合
わせは1種類のみではない。また、最大輝度(Y値)を実
現するためにはRHT、RLT、RPU、RMUの中で
一番大きいものを1に設定すればよい。図10に上式に
従った調整結果を示す。ここで、RLT:RHT:RP
U:RMU=1:0.98:0.41:1が上式を満足
し、RLT=1、RHT=0.98、RPU=0.41、
RMU=1に設定すればよい。即ち、ランプLT52を
全点灯、ランプHT51を98%点灯、ランプ+UV5
3を41%、ランプ−UV54を全点灯とすると、経時
変化による色変化を補正することができ、初期状態に色
特性を戻すことができる。
【0036】発明の実施の形態3.以上の方法で色特性
の調整を行う場合に、xy座標上で任意の色特性を再現
するために必要なランプの種類数は3である。3種類の
ランプを用いた実施形態3のブロック図を図11に示
す。図において図1と同じ符号を付した構成は、図1の
構成と同一又は相当部を示し説明を省略する。ランプ構
成は赤色、緑色、青色寄りのそれぞれランプRL55、
ランプGL56、ランプBL57である。
【0037】ランプRL55、GL56、BL57の設
定例として一本のランプのみ点灯状態のXYZ値、およ
びその結果求まるxy値を図12に示す。各ランプの駆
動条件を変更した場合の特性変化の計算結果を図13に
示す。図14にこのxy値を座標上にプロットした結果
を示す。このように1本のみのランプを点灯状態にした
場合のxy値の3点を結ぶ三角形内の任意のx、y値を
ランプ駆動条件の調整によって実現できる。その結果、
広い範囲において正確な色特性の補正が可能になる。
【0038】本方式を利用することによって、構成部材
の経時変化に伴う色特性の変動を修正できる。その例を
図15に示す。例えば、ランプRL、GL、BLの全ラ
ンプにおいてxが−0.01、yが+0.01変動した
場合の全ランプの駆動条件が全点灯状態の特性を示す。
このようにランプのx、y値の変動に伴って表示装置の
x、y値は図13における黒枠で示した値(x=0.3
27、y=0.333)から変動する。この経時変化に
よる色特性変動を補正する方法を以下に説明する。
【0039】経時変化後の表示装置において一本のラン
プのみを全点灯状態、残りのランプを非点灯状態にした
場合のXYZ測定を行う。その結果得られたRLのみ全
点灯状態の値をXR1、YR1、ZR1とし、GLのみ
全点灯状態の値をXG1、YG1、ZG1とし、BLの
み全点灯状態の値をXB1、YB1、ZB1とする。一
方、調整時に目標とする値をXt、Yt、Zt、xt、
yt、ztとする。例えば、初期状態からの経時変化を
補正したい場合には図13において黒枠で囲んだ初期の
両ランプ全点灯時のx=0.327、y=0.333をx
t、ytとすればよい。目標値への調整を行うためのラ
ンプRL、GL、BLの駆動状態の比率をRRL、RG
L、RBLとする。これらの値か1の場合は全点灯、
0.5の場合は50%点灯、0の場合は非点灯である。
下式を満たすようにRRL、RGL、RBLを設定する
ことによって目標値への調整が実現できる。
【0040】
【数3】 上式で決まるのはRRL、RGL、RBLの比率であ
り、最大輝度(Y値)を実現するためにはRRL、RG
L、RBLの中で一番大きいものを1に設定すればよ
い。図15に上式に従った調整結果を示す。ここで、R
RL:RGL:RBL=1:0.7=0.87が上式を満
足し、RRL=1、RGL=0.7、RBL=0.87に
設定すればよい。即ち、ランプRL55を全点灯、ラン
プGL56を70%点灯、ランプBL57を87%を全
点灯とすると、経時変化による色変化を補正することが
でき、初期状態に色特性を戻すことができる。
【0041】発明の実施の形態4.以上の実施の形態に
おいては、光源を導光板の片側にランプを設けるエッジ
ライト方式の場合のみを示したが、図16に示すように
両側に設けるエッジライト方式の場合でもよい。図にお
いて図1と同じ符号を付した構成は、図1の構成と同一
又は相当部を示し説明を省略する。この方式では、導光
板3の一側面にランプRL551、ランプGL561、
ランプBL571を備え、また、他の側面にランプRL
552、ランプGL562、ランプBL572を備えて
いる。
【0042】発明の実施の形態5.以上の実施の形態に
おいては、光源をエッジライト方式の場合のみを示した
が、図17に示すように直下型方式の場合でもよい。図
において図1と同じ符号を付した構成は、図1の構成と
同一又は相当部を示し説明を省略する。この方式では、
フィルム類2の下にランプRL551、ランプGL56
1、ランプBL571、ランプRL552、ランプGL
562、ランプBL572を備えており、その外側にリ
フレクタ6を備えている。
【0043】発明の実施の形態6.以上の例において
は、光源のランプを制御する場合を示したが、図18に
示すように光源の特性は一定として、シャッタの各色フ
ィルタで構成されている画素の透過率を制御することに
よって同様の効果を実現する。透過率はシャッタ制御回
路部8において透過率を制御するデータに対して今回の
色変動の調整のための補正を加えることにより制御可能
である。例えば、RGB3色の色フィルタで構成される
場合には実施の形態3と全く同様にして色変動を調整で
きる。図において図1と同じ符号を付した構成は、図1
の構成と同一又は相当部を示し説明を省略する。この例
におけるランプは特に色の異なるランプに限らず、全て
同じ色のランプでもよい。
【0044】ここでは、RRL、RGL、RBLは各フ
ィルタの透過率設定値になり1は透過率100%、0.
5は透過率50%、0は透過率0%に相当する。また、
経時変化後の表示装置において色フィルタ1種類のみを
100%透過率、他のフィルタは0%透過率とした場合
のXYZ測定を行う。その結果得られたRLのみ全点灯
状態の値をXR1、YR1、ZR1とする。GLのみ全
点灯状態の値をXG1、YG1、ZG1とする。さら
に、BLのみ全点灯状態の値をXB1、YB1、ZB1
とする。
【0045】計算式は実施の形態3の数3で示した計算
式が適用できる。また、計算結果例は実施の形態3と同
じとなる。即ち、本実施の形態では色フィルタで構成さ
れている画素の透過率を制御することにより経時変化に
よる色変化を補正することができ、初期状態に色特性を
戻すことができる。
【0046】発明の実施の形態7.これまでシャッタの
内容については説明しなかったが、例えばシャッタは2
枚のガラス基板の間に液晶分子が封入されており、一方
のガラス基板上の各画素にTFT素子が設けられてお
り、このTFTによって液晶分子の配向状態を制御し、
他方のガラス基板上には赤、緑、青色を選択的に透過す
る何れかの色フイルタが設けられており、2枚のガラス
基板の外側に設けられた2枚の偏光板と合わせて、各画
素毎の光の透過率を制御するTFT液晶パネルとしても
よい。
【0047】また、本発明は背面投射型ディスプレイや
プロジェクタ等にも適用することができる。
【0048】
【発明の効果】第1の発明にかかる透過型画像表示装置
は、発光色の異なる複数種類のランプで構成された光源
と、当該光源を制御する光源制御手段と、色フィルタを
各画素に備え当該画素を制御することにより画像を生成
するシャッタと、当該シャッタを制御するシャッタ制御
手段と、前記光源から放射され前記シャッタを透過した
光の特性を検出する検出センサと、当該検出センサによ
り検出された光の特性に基づき予め設定された目標色に
する光源の駆動条件を決定し当該駆動条件を前記光源制
御手段に入力する演算手段とを備えたものなので、ラン
プ以外の構成部材による色特性、輝度等の特性の変動に
対して制御することができる。
【0049】第2の発明にかかる透過型画像表示装置
は、発光色の異なる複数種類のランプで構成された光源
と、当該光源を制御する光源制御手段と、色フィルタを
各画素に備え当該画素を制御することにより画像を生成
するシャッタと、当該シャッタを制御するシャッタ制御
手段と、前記光源から放射され前記シャッタを透過した
光の特性を検出する検出センサと、当該検出センサによ
り検出された光の特性に基づき予め設定された目標色に
する光源の駆動条件を決定し当該駆動条件を前記シャッ
タ制御手段に入力する演算手段とを備えたものなので、
ランプ以外の構成部材による色特性、輝度等の特性の変
動に対して制御することができる。
【0050】第3の発明にかかる透過型画像表示装置
は、特に、前記検出センサにより検出される光の特性を
輝度および色特性としたものなので、輝度のみならず色
特性についての変動も制御することができる。
【0051】第4の発明にかかる透過型画像表示装置
は、第3の発明において、ランプ1種類ずつのみを点灯
した状態の輝度、色特性を測定し、その結果から目標色
を実現するための各ランプの駆動状態を決定することと
したものなので、より精度よく目標色を実現できる。
【0052】第5の発明にかかる透過型画像表示装置
は、第1、第2又は第3の発明において目標色を初期に
測定した透過型画像表示装置の特性とすることにより、
経時変化による特性変動を補正するようにしたので、経
時変化に対応することができる。
【0053】第6の発明にかかる透過型画像表示装置
は、第2の発明において色フィルタ1種類のみを略10
0%透過率、他のフィルタは略0%透過率として、それ
ぞれの色フィルタについて輝度、色特性を測定し、その
結果から目標色を実現するための各色フィルタの透過率
状態を決定するようにしたので、より精度よく目標色を
実現できる。
【0054】第7の発明にかかる透過型画像表示装置の
調整装置は、発光色の異なる複数種類のランプで構成さ
れた光源と、当該光源を制御する光源制御手段と、色フ
ィルタを各画素に備え当該画素を制御することにより画
像を生成するシャッタと、当該シャッタを制御するシャ
ッタ制御手段とを備えた透過型画像表示装置の調整装置
であって、光源から放射され前記シャッタを透過した光
の特性を検出する検出センサと、当該検出センサにより
検出された光の特性に基づき予め設定された目標色にす
る光源の駆動条件を決定し当該駆動条件を前記光源制御
手段に入力する演算手段とを備えたものなので、ランプ
以外の構成部材による色特性、輝度等の特性の変動に対
して制御することができる。
【0055】第8の発明にかかる透過型画像表示装置
は、発光色の異なる複数種類のランプで構成された光源
と、当該光源を制御する光源制御手段と、色フィルタを
各画素に備え当該画素を制御することにより画像を生成
するシャッタと、当該シャッタを制御するシャッタ制御
手段とを備えた透過型画像表示装置の調整装置であっ
て、前記光源から放射され前記シャッタを透過した光の
特性を検出する検出センサと、当該検出センサにより検
出された光の特性に基づき予め設定された目標色にする
光源の駆動条件を決定し当該駆動条件を前記シャッタ制
御手段に入力する演算手段とを備えたものなので、ラン
プ以外の構成部材による色特性、輝度等の特性の変動に
対して制御することができる。
【0056】第9の発明にかかる透過型画像表示装置の
調整方法は、発光色の異なる複数種類のランプで構成さ
れた光源と、当該光源を制御する光源制御手段と、色フ
ィルタを各画素に備え当該画素を制御することにより画
像を生成するシャッタと、当該シャッタを制御するシャ
ッタ制御手段とを備えた透過型画像表示装置の調整方法
であって、前記光源から放射され前記シャッタを透過し
た光の特性を検出する検出ステップと、検出された光の
特性に基づき予め設定された目標色にする光源の駆動条
件を決定し当該駆動条件を前記光源制御手段に入力する
演算ステップとを備えたものなので、ランプ以外の構成
部材による色特性、輝度等の特性の変動に対して制御す
ることができる。
【0057】第10の発明にかかる透過型画像表示装置
は、第9の発明において、前記検出ステップにおいて、
光の特性として輝度および色特性を検出し、前記演算ス
テップにおいて、ランプ1種類ずつのみを点灯した状態
の輝度、色特性を測定し、その結果から目標色を実現す
るための各ランプの駆動状態を決定するものなので、よ
り精度よく目標色を実現できる。
【0058】第11の発明にかかる透過型画像表示装置
の調整方法は、発光色の異なる複数種類のランプで構成
された光源と、当該光源を制御する光源制御手段と、色
フィルタを各画素に備え当該画素を制御することにより
画像を生成するシャッタと、当該シャッタを制御するシ
ャッタ制御手段とを備えた透過型画像表示装置の調整装
置であって、前記光源から放射され前記シャッタを透過
した光の特性を検出する検出ステップと、検出された光
の特性に基づき予め設定された目標色にする光源の駆動
条件を決定し当該駆動条件を前記シャッタ制御手段に入
力する演算ステップとを備えたものなので、ランプ以外
の構成部材による色特性、輝度等の特性の変動に対して
制御することができる。
【0059】第12の発明にかかる透過型画像表示装置
の調整方法は、第11の発明において、前記検出ステッ
プにおいて光の特性として輝度および色特性を検出し、
前記演算ステップにおいてランプ1種類ずつのみを点灯
した状態の輝度、色特性を測定し、その結果から目標色
を実現するための各ランプの駆動状態を決定するものな
ので、より精度よく目標色を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を説明するためのブロッ
ク図である。
【図2】本発明の実施の形態1における片方のランプ点
灯状態の特性である。
【図3】本発明の実施の形態1における駆動条件変更時
の特性変化である。
【図4】本発明の実施の形態1における駆動条件変更時
の特性のxy座標上の変化を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態1における特性変動の調整
結果である。
【図6】本発明の実施の形態2を説明するためのブロッ
ク図である。
【図7】本発明の実施の形態2における一本のランプの
み点灯状態の特性を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態2における駆動条件変更時
の特性変化を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態2における駆動条件変更時
の特性のxy座標上の変化を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態2における特性変動の調
整結果を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態3を説明するためのブロ
ック図である。
【図12】本発明の実施の形態3における片方のランプ
点灯状態の特性を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態3における駆動条件変更
時の特性変化を示す図である。
【図14】本発明の実施の形態3における駆動条件変更
時の特性のxy座標上の変化を示す図である。
【図15】本発明の実施の形態3における特性変動の調
整結果を示す図である。
【図16】本発明の実施の形態4における光源のブロッ
ク図である。
【図17】本発明の実施の形態5における光源のブロッ
ク図である。
【図18】本発明の実施の形態6を説明するためのブロ
ック図である。
【図19】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
1 シャッタ 2 フィルム類 3 導光板4 反射フ
ィルム 5 ランプ 6 リフレクタ 7 検出センサ 8 シャッタ制御回
路部 9 演算回路部9光源制御回路部10
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 G09G 3/20 J 3/34 3/34 G02F 1/1335 530 Fターム(参考) 2H093 NA61 NC43 NC54 NC56 ND02 ND09 ND17 ND24 NE06 5C006 AA22 AC25 AF53 AF54 AF63 BB11 EA01 FA56 5C080 AA10 BB05 CC03 DD03 EE30 FF09 JJ02 JJ05 JJ06 5G435 AA04 AA19 BB12 BB15 CC12 DD13 EE27 EE30 FF08 GG12 GG24 GG26 GG27

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光色の異なる複数種類のランプで構成さ
    れた光源と、 当該光源を制御する光源制御手段と、 色フィルタを各画素に備え当該画素を制御することによ
    り画像を生成するシャッタと、 当該シャッタを制御するシャッタ制御手段と、 前記光源から放射され前記シャッタを透過した光の特性
    を検出する検出センサと、 当該検出センサにより検出された光の特性に基づき予め
    設定された目標色にする光源の駆動条件を決定し当該駆
    動条件を前記光源制御手段に入力する演算手段とを備え
    た透過型画像表示装置。
  2. 【請求項2】発光色の異なる複数種類のランプで構成さ
    れた光源と、 当該光源を制御する光源制御手段と、 色フィルタを各画素に備え当該画素を制御することによ
    り画像を生成するシャッタと、 当該シャッタを制御するシャッタ制御手段と、 前記光源から放射され前記シャッタを透過した光の特性
    を検出する検出センサと、 当該検出センサにより検出された光の特性に基づき予め
    設定された目標色にする光源の駆動条件を決定し当該駆
    動条件を前記シャッタ制御手段に入力する演算手段とを
    備えた透過型画像表示装置。
  3. 【請求項3】前記検出センサにより検出される光の特性
    は、輝度および色特性であることを特徴とする請求項1
    又は2記載の透過型画像表示装置。
  4. 【請求項4】ランプ1種類ずつのみを点灯した状態の輝
    度、色特性を測定し、その結果から目標色を実現するた
    めの各ランプの駆動状態を決定することを特徴とする請
    求項3記載の透過型画像表示装置。
  5. 【請求項5】目標色を初期に測定した透過型画像表示装
    置の特性とすることにより、経時変化による特性変動を
    補正することを特徴とする請求項1、2又は3記載の透
    過型画像表示装置。
  6. 【請求項6】色フィルタ1種類のみを略100%透過
    率、他のフィルタは略0%透過率として、それぞれの色
    フィルタについて輝度、色特性を測定し、その結果から
    目標色を実現するための各色フィルタの透過率状態を決
    定することを特徴とする請求項2記載の透過型画像表示
    装置。
  7. 【請求項7】発光色の異なる複数種類のランプで構成さ
    れた光源と、当該光源を制御する光源制御手段と、色フ
    ィルタを各画素に備え当該画素を制御することにより画
    像を生成するシャッタと、当該シャッタを制御するシャ
    ッタ制御手段とを備えた透過型画像表示装置の調整装置
    であって、 前記光源から放射され前記シャッタを透過した光の特性
    を検出する検出センサと、 当該検出センサにより検出された光の特性に基づき予め
    設定された目標色にする光源の駆動条件を決定し当該駆
    動条件を前記光源制御手段に入力する演算手段とを備え
    た調整装置。
  8. 【請求項8】発光色の異なる複数種類のランプで構成さ
    れた光源と、当該光源を制御する光源制御手段と、色フ
    ィルタを各画素に備え当該画素を制御することにより画
    像を生成するシャッタと、当該シャッタを制御するシャ
    ッタ制御手段とを備えた透過型画像表示装置の調整装置
    であって、 前記光源から放射され前記シャッタを透過した光の特性
    を検出する検出センサと、 当該検出センサにより検出された光の特性に基づき予め
    設定された目標色にする光源の駆動条件を決定し当該駆
    動条件を前記シャッタ制御手段に入力する演算手段とを
    備えた調整装置。
  9. 【請求項9】発光色の異なる複数種類のランプで構成さ
    れた光源と、当該光源を制御する光源制御手段と、色フ
    ィルタを各画素に備え当該画素を制御することにより画
    像を生成するシャッタと、当該シャッタを制御するシャ
    ッタ制御手段とを備えた透過型画像表示装置の調整方法
    であって、 前記光源から放射され前記シャッタを透過した光の特性
    を検出する検出ステップと、 検出された光の特性に基づき予め設定された目標色にす
    る光源の駆動条件を決定し当該駆動条件を前記光源制御
    手段に入力する演算ステップとを備えた透過型画像表示
    装置の調整方法。
  10. 【請求項10】前記検出ステップにおいて、光の特性と
    して輝度および色特性を検出し、 前記演算ステップにおいて、ランプ1種類ずつのみを点
    灯した状態の輝度、色特性を測定し、その結果から目標
    色を実現するための各ランプの駆動状態を決定すること
    を特徴とする請求項9記載の透過型画像表示装置の調整
    方法。
  11. 【請求項11】発光色の異なる複数種類のランプで構成
    された光源と、当該光源を制御する光源制御手段と、色
    フィルタを各画素に備え当該画素を制御することにより
    画像を生成するシャッタと、当該シャッタを制御するシ
    ャッタ制御手段とを備えた透過型画像表示装置の調整装
    置であって、 前記光源から放射され前記シャッタを透過した光の特性
    を検出する検出ステップと、 検出された光の特性に基づき予め設定された目標色にす
    る光源の駆動条件を決定し当該駆動条件を前記シャッタ
    制御手段に入力する演算ステップとを備えた調整方法。
  12. 【請求項12】前記検出ステップにおいて、光の特性と
    して輝度および色特性を検出し、 前記演算ステップにおいて、ランプ1種類ずつのみを点
    灯した状態の輝度、色特性を測定し、その結果から目標
    色を実現するための各ランプの駆動状態を決定すること
    を特徴とする請求項11記載の透過型画像表示装置の調
    整方法。
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