JP2002149114A - 無線操作式led表示装置 - Google Patents

無線操作式led表示装置

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JP2002149114A
JP2002149114A JP2000345132A JP2000345132A JP2002149114A JP 2002149114 A JP2002149114 A JP 2002149114A JP 2000345132 A JP2000345132 A JP 2000345132A JP 2000345132 A JP2000345132 A JP 2000345132A JP 2002149114 A JP2002149114 A JP 2002149114A
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transmission
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Masaru Shiraishi
勝 白石
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ICT Co Ltd
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ICT KK
ICT Co Ltd
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LED表示装置をワイヤレス化することによ
り、取扱が簡単で、コストの低下が図れ、ケーブル断線
による故障発生の無いようにする。 【解決手段】 LED表示装置を無線送信部5を備えた
リモコン送信器1と無線受信部15を備えた表示器2と
で構成する。リモコン送信器1は、表示選択スイッチ6
aを備えて、表示選択スイッチ6aで選択した表示のコ
ード信号をエンコードして送信できるようにする。一
方、表示器2に、フォントロムを備えて、受信した信号
をデコードしたコード信号から表示用の信号を出力して
表示器のマトリックス表示器に表示できるようにして、
ワイヤレス化を図り、ケーブルを廃することで、取扱が
簡単で、コストの低下が図れ、ケーブル断線による故障
発生の無いようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】この発明は、例えば、標識、
誘導やサイン表示などに用いられる無線操作式LED表
示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LEDは、応答が速く、長寿命、消費電
力も少なく、また、近年、輝度も高いものが得られるよ
うになったことから、例えば、標識、誘導などのサイン
や看板などの表示装置にも用いられるようになってい
る。
【0003】このような表示装置では、例えば、LED
をマトリックス状に配置した表示器に行入力と列入力を
設け、この行入力と列入力に表示信号(例えば、キャラ
クタ信号)とダイナミック点灯用のドライブ信号を入力
し、文字、絵、シンボルなどを表示するようになってい
る。
【0004】そのため、表示装置にコントローラを設
け、コントローラから表示器の表示設定をするようにな
っており、従来、表示器とコントローラとの接続にはケ
ーブルが用いられていた。
【0005】ところで、上記のように接続にケーブルを
用いたものでは、ケーブルが邪魔になる。
【0006】例えば、表示器の置ける場所は、コントロ
ーラを置いた所からケーブルの長さの範囲に限定され
る。このとき、ケーブルを長くすればよいが、長くすれ
ば取扱が煩雑になり、コストもかかる。
【0007】また、その際、ケーブルを配線するための
工事も必要である。さらに、ケーブル断線による故障の
発生も考えられる。
【0008】この問題を解決する方法としてコントロー
ラと表示器間をワイヤレス化すればよい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワイヤ
レス化に際しては、室内からの操作も考慮に入れてコン
トローラを薄い壁や見通せない場所に置いても表示器に
信号を送れるようにしなければならない。また、コント
ローラで操作できる距離もケーブルよりも低コストで遠
くになるようにしなければならない。さらに、コントロ
ーラから表示器への表示データのデータ量も少なくする
ことで、伝送にかかる時間を短く、表示の切替えが短時
間でできるようにしなければならないなどの問題があ
る。
【0010】そこで、この発明の課題は、薄い壁や見通
せない場所に置いても表示器に信号を送れるようにする
こと、また、操作距離も遠くできるようにするととも
に、伝送データ量も少なくすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、無線送信手段を備えたリモコン送信
器と無線受信手段を備えた表示器とからなり、前記リモ
コン送信器は、表示選択スイッチと、送信スイッチと、
前記表示選択スイッチの選択に基づくコード信号を出力
する処理手段を備え、送信スイッチの作動によって前記
処理手段から出力されたコード信号を無線送信手段で変
調して送信し、一方、表示器は、LEDをマトリックス
状に配置して列入力と行入力を備えた表示部と、前記リ
モコン送信機の無線送信手段からの送信信号を受信して
復調する無線受信手段と、前記表示部をダイナミック点
灯するためのクロック発生手段と、前記クロック発生手
段のクロック信号に基づいて表示部の列あるいは行入力
のいずれか一方へダイナミック点灯するためのドライブ
信号を発生するドライブ信号発生手段と、前記クロック
発生手段のクロック信号と無線受信手段の復調したコー
ド信号とに基づいて表示部の行あるいは列入力のいずれ
か一方へ表示信号を出力する表示信号発生手段とを備え
た構成を採用したのである。
【0012】このような構成を採用することにより、表
示選択スイッチで表示器に表示させる表示を選択し、送
信スイッチを作動すると、前記選択スイッチの選択に基
づくコード信号が処理手段より出力され、無線送信手段
で変調されて送信される。
【0013】一方、表示器では、クロック発生手段のク
ロックに基づいてドライブ信号発生手段から表示部をダ
イナミック点灯するためのドライブ信号が出力され、マ
トリックス状に配置したLEDの例えば、列(行)入力
に入力されると行(列)入力には、無線受信手段が受信
して復調した信号に基づいて表示信号発生手段が出力す
る表示信号が入力されて、リモコン送信器で設定した表
示ができる。
【0014】このように、無線を用いて表示器に表示で
きるようにしたので、リモコン送信器を薄い壁や見通せ
ない場所に置いても表示をコントロールできる。また、
リモコン送信器と表示器間の距離もケーブルよりも低コ
ストで遠くできる。
【0015】また、このとき、上記表示部のマトリック
ス状に配置されたLEDの各要素をn色のLEDで構成
し、その各要素を構成するn色のLEDの表示部の行あ
るいは列入力のいずれか一方が入力に構成され、他方が
各色ごとの出力に構成されるとともに、上記表示部の表
示信号発生手段が各色ごとの表示用のメモリマトリクス
を有するものとし、その各色ごとのメモリマトリクスと
他方の各色ごとの入力とを接続して表示できるようにし
た構成を採用することができる。
【0016】このような構成を採用することにより、各
要素の各色のLEDを各色のメモリマトリクスに設定し
た内容で同時に点灯させることにより、カラー表示がで
きるようにする。
【0017】また、上記リモコン送信器に輝度設定スイ
ッチを設けるとともに、表示器に前記輝度設定スイッチ
の設定信号に基づいて、ドライブ信号発生手段の周波数
のデューティ比を変更する調整手段を設けた構成を採用
することもできる。
【0018】このような構成を採用することにより、L
EDの点灯時間のデューティサイクルを変更して輝度の
調整ができる。
【0019】さらに、上記リモコン送信器に輝度信号を
コード信号に付加して送信信号を生成するエンコード手
段を備えるとともに、表示器側に受信した送信信号から
コード信号と輝度信号を分離するデコード手段を備えた
構成を採用することができる。
【0020】このような構成を採用することにより、表
示器への表示データのデータ量を少なくすることで、伝
送にかかる時間を短く、表示の切替えが短時間でできる
ようにする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0022】図1にこの形態の無線操作式LED表示装
置を示す。
【0023】無線操作式LED表示装置は、リモコン送
信器1と表示器2とで構成されており、表示器2は、図
2に示すとおり、制御部ユニット3と表示部ユニット4
とからなっている。
【0024】リモコン送信器1は、図3に示すように、
送信部5に操作用スイッチ6a〜cを接続した回路構成
となっている。
【0025】操作用スイッチ6a〜cは、表示選択6
a、調光6b、送信6cの各スイッチで構成されてお
り、表示選択スイッチ6aは、この形態では、ロータリ
式のデジットスイッチを用いることで(データの保持回
路が要らない)、コード信号として4ビットのバイナリ
ー出力を出力するようになっている。
【0026】また、調光スイッチ6bは、表示器2の点
灯照度を調整するためのもので、ここでは、後述するよ
うに、プリセットされた各色ごとの照度を一度に調節す
ることができるようになっている。
【0027】送信スイッチ6cは、上記表示選択及び調
光スイッチ6a、6bの設定を送信部5から送信させる
ためのスイッチで、アクティブ状態で送信するように設
定されている。
【0028】送信部5は、図4に示すように、例えば、
ワンチップマイコンなどで構成される処理手段(以下、
マイクロコンピュータ)7とトランスミッタ8とで構成
されている。
【0029】マイクロコンピュータ7は、6個の入力ポ
ートpを備えており、入力ポートpには、表示選択スイ
ッチ6aの4ビットのバイナリー出力、調光スイッチ6
bと送信スイッチ6c(各1ビットずつ)を接続するよ
うになっている。
【0030】また、マイクロコンピュータ7は、ソフト
ウェアによるエンコード手段を備えており、そのエンコ
ード手段で、表示選択スイッチ6aの4ビットのコード
出力と調光スイッチ6bの1ビット出力にID信号を付
加したものを送信用のシリアルデータにエンコードす
る。このように、この表示装置ではID信号を付加し、
表示器2が設定されたID信号のデータのみを受け付け
るようにして、信頼性を高めるようにしてある。
【0031】そして、マイクロコンピュータ7は入力ポ
ートpをポーリングして送信スイッチ6cがアクティブ
になったことを検出すると、前記エンコードした送信信
号をトランスミッタ8を介して送信する。
【0032】前記トランスミッタ8は、この形態では、
屋外見通しであれば500m程度まで送信することがで
きる特定小電力無線用のものを使用しており、通信方式
には、MSK(Minimum Shift Keyi
ng)方式による1200bpsの単向固定(一方向)
通信を用いることにより、ノイズに強い仕様となってい
る。
【0033】なお、このリモコン送信器1には、図3に
示すように、外部信号入力端子9が設けられており、こ
の端子9を各スイッチ6a〜cとOR回路を介して送信
部5と接続することにより、外部入力機器、例えば、パ
ソコンなどを利用して表示の設定もできるようにしてあ
る。
【0034】一方、表示器2は、前述したように、表示
部ユニット2と制御部ユニット3とで構成されており、
両ユニット2、3はケーブルc1を介したコネクタc2
で取り外し自在に接続されている。
【0035】表示部ユニット2は、図5に示すように、
LEDをマトリックス状(16×16)に配置したマト
リックス表示器10と、そのドライブ回路11a,bと
からなっている。
【0036】この形態のマトリックス表示器10は、赤
と緑の2色のLEDを一対にして、一対にしたLEDを
16×16個のマトリックス状に配置し、行及び列入力
端子を設けたもので、この形態では、行入力は赤・緑の
LEDのアノード端子をまとめた共通端子となってお
り、列出力は赤色と緑色LEDのカソード端子となって
いる。
【0037】また、マトリックス表示器10は、制御ユ
ニット3からのクロックパルスによって行列ドライバ1
3を順次切り替えて動作させるデコーダ回路14と、制
御部ユニット3からの表示データを列ドライバ12へ順
次入力する赤色LED用と緑色LED用のシフトレジス
タ・ラッチドライブ回路14a,14bとを備えてお
り、赤・緑のLEDのいずれか一方、あるいは両LED
を点灯させることにより、赤、緑、オレンジを表示でき
るようになっている。
【0038】制御部ユニット3は、図6に示すように、
受信部15とダイナミック点灯部16とで構成されてい
る。
【0039】受信部15は、図7のように、レシーバ1
7とマイクロコンピュータ18とで構成されている。
【0040】レシーバー17は、MSK方式による復調
回路を有する受信器で、リモコン送信器1のトランスミ
ッタからの送信信号を受信してシリアルデータに復調
し、マイクロコンピュータ18へ出力する。
【0041】マイクロコンピュータ18は、ソフトウェ
アによるデコード手段を備えており、デコード手段は、
レシーバ17から入力されたシリアルデータをID信号
とデータとにデコードする。また、マイクロコンピュー
タ18は、デコードされたIDが正しいものか判別する
判別手段も有しており、正しい場合にのみ受信データを
パラレルポートから出力する。
【0042】このパラレルポートには、フォトアイソレ
ータ19が設けられており、フォトアイソレータ19を
介してダイナミック点灯部16へデータを出力するよう
になっている。
【0043】ダイナミック点灯部16は、アドレス発生
回路20、表示信号発生手段21、クロック発生回路2
2、ドライブ信号発生手段23及び輝度設定手段23’
とで構成されている。
【0044】アドレス発生回路20には、ここでは、受
信部15からのパラレルデータをラッチするFF(フリ
ップ・フロップ回路)を用いており、FFがエンコード
された受信データをラッチして、そのラッチしたデータ
を表示信号発生手段21のフォントロム24へ出力す
る。また同時に、アドレス発生回路20は、エンコード
された受信データから輝度設定パルスをラッチして、後
述する輝度設定手段23’へ出力するようにもなってい
る。
【0045】表示信号発生手段21は、フォントロム2
4、エンコーダ25、データラッチ26、赤色LED用
シフトレジスタ27、緑色LED用シフトレジスタ2
8、バスバッファ29とで構成されている。
【0046】フォントロム24は、例えば、図8に示す
ような表示用のメモリマトリクス(Type1〜nのロ
ムを選択して交換することで、必要な表示を行えるよう
になっている。)を記憶させたロムで、この形態では、
赤色LED用と緑色LED用のメモリマトリクスを備え
ている。また、メモリマトリクスの上位アドレスとコー
ド信号とは対応させてあり、フォントロム24の上位ア
ドレスにアドレス発生回路20からのアドレス出力が入
力される。また、フォントロム24の下位アドレスに
は、クロック発生回路22からのクロックがエンコーダ
25を介して読み出し信号として入力されるようになっ
ており、メモリマトリクスからの表示データを順次赤色
LED及び緑色LED用シフトレジスタ27,28へ出
力できるようになっている。
【0047】その際、フォントロム24から出力される
赤色LED用データと緑色LED用データは、同一バス
を利用してタイミングをずらせて出力されるように構成
されており、この形態では、フォントロム24と緑色L
ED用シフトレジスタ28間にデータラッチ26を設け
て緑色LED用データを記憶させることでシェアリング
できるようになっている。
【0048】ここで、データラッチ26、赤色LED用
シフトレジスタ27と緑色LED用シフトレジスタ28
は、列入力数だけ準備されている。
【0049】また、各赤色LED用と各緑色LED用シ
フトレジスタ27,28のシリアル出力は、バスバッフ
ァ回路29を介して表示部ユニット4へ出力されるよう
になっており、この出力は、表示部ユニット4のバッフ
ァ回路29’を介してマトリックス表示器10の列入力
ごとに設けたシフトレジスタ・ラッチ回路14に入力さ
れ、列ドライブ12を駆動する。
【0050】このときの赤色LED用と緑色LED用シ
フトレジスタ27,28のシフトクロックは、クロック
発生回路22から供給するようになっており、また、表
示部ユニット4のシフトレジスタ・ラッチ回路14のシ
フトクロックは、ドライブ信号発生手段23及び輝度設
定手段23’から供給されるようになっている。
【0051】ドライブ信号発生手段23は、この形態で
は輝度設定手段23’を兼ねたものとなっており、前記
赤、緑ベース輝度設定用のカウンタ31と分周用カウン
タ32とで構成されている。
【0052】前記ベース輝度設定用のカウンタ31は、
プリセット端子を有するバイナリーカウンタを2個(赤
色用LEDと緑色用LED)有するもので、各カウンタ
のプリセット端子にDIPスイッチを設けることによ
り、それぞれn進カウンタに設定してクロック周波数を
1/n(ここでは1/8)に分周できるようになってい
る。
【0053】分周用カウンタ32は、書換え可能なゲー
トアレイ(FPGA:FieldProgrammab
le Gate Array)により構成されたカウン
タで、例えば、カウンタの構成数を変更などして、分周
比を変えられるようにロジックを形成してあり、前述し
たように、アドレス発生手段20のFFから出力される
輝度設定パルスが入力すると、デューティ比を変えた
(例えば、入力パルスでデューティ比を循環させる)ダ
イナミック点灯用のクロック(シフトクロック)をバス
バッファ29,29’を介して表示部ユニット4のシフ
トレジスタ・ラッチ回路14とデコーダ回路13へ供給
するようになっている。そのため、設定されたデューテ
ィ比でもってマトリックス表示器10を点灯することが
でき、照度調節ができるようになっている。
【0054】このとき、制御部ユニット3に赤色用と緑
色用のシフトレジスタ27,28を設けたことにより、
フォントロム24からの表示データの読み出し速度に関
係なくデューティ比を変えて照度を調整できるようにし
てある。
【0055】この形態は上記のように構成されており、
この表示装置は、表示器2を設置した場所から離れた所
からリモコン送信器1で表示内容を送信する。
【0056】すなわち、送信と受信は、図9に示す一連
の手順に従って行われる。
【0057】まず、リモコン送信器1を作動すると、マ
イクロコンピュータ7が処理を開始するため(「処理」
100、以下「処理」省略)、表示選択スイッチ6aを
回して、表示器2に表示させる文字、絵や標識など(当
然ながら選択内容はフォントロム24によって変わる)
を、例えば図8に示す中から選択する(150)。次
に、調光スイッチ6bを押すか押さないかによって輝度
を選択する(200)。準備ができると、送信スイッチ
6cを押す(200)。すると、マイクロコンピュータ
7が入力(選択内容)を取り込む(300)。そして、
取り込んだデータに送信器1に割り当てられた個別ID
を付加してエンコードする(350)。前記IDは、予
め、トランスミッタ8とレシーバ17との間で決めてお
かれるもので、1対1に対応するようにしてある。ま
た、エンコードされたコード信号は、トランスミッタ8
によって送信され(400)、送信処理を終了する(4
50)。
【0058】このとき、表示器2は待ち受け状態となっ
ており(500)、リモコン送信器1からの送信を受信
すると(550)、まず、受信部15のマイクロコンピ
ュータ18がIDをチェックする(600)。その際、
IDが一致しないと処理を終了し(750)、一致する
とデコードを開始する(600)。デコードされたデー
タは、IDと、コード信号及び輝度パルスとに分離さ
れ、分離されたコード信号と輝度パルスは、アドレス発
生手段によってコード信号はフォントロム24の上位ア
ドレスに入力される。また、上位アドレスにコード信号
の入力されたフォントロム24の下位アドレスには、デ
コーダ25から読み出し信号が出力されており、赤色L
ED用と緑色LED用シフトレジスタ27,28に列出
力が出力されるようになっている。また、こうして出力
された列出力は、両シフトレジスタ27,28に一旦出
力されたのち、表示部ユニット4のシフトレジスタ・ラ
ッチ回路14a,14bへ出力される。
【0059】このとき、表示部ユニット4のシフトレジ
スタ・ラッチ回路14a,14bと表示部ユニット4の
デコーダ13には、制御部ユニット3の輝度設定手段2
3の分周用カウンタ31でデューティ比が調整されたダ
イナミック点灯用の信号が入力されるので、表示の切り
替えと同時に、LEDの点灯周期が変わり、点灯照度を
調整することができる。こうして表示を替えることで
(700)、処理を終了する(750)。
【0060】なお、上記の場合は、表示と照度を同時に
変更する場合について述べたが、照度だけの調節や、表
示だけの切り替えもできる。照度だけを調整する場合
は、リモコン送信器1の調光スイッチ6bを押して送信
スイッチ6cを押せば、上記のように分周カウンタ31
のデューティ比が変わるので、照度の調整ができる。同
様に、表示選択スイッチ6aを回して選択し、送信スイ
ッチ6cを押せば表示だけの切り替えもできる。
【0061】このように、この表示装置は、無線を用い
てワイヤレス化を図ったので、リモコン送信器1を薄い
壁の向こうや見通せない場所においても表示器2をコン
トロールできる。
【0062】また、リモコン送信器1で表示器2を操作
できる距離も、送信電力や送信方法を考慮したり、アン
テナの工夫により拡大させることが容易なので、ケーブ
ルを用いるよりも安価にできる。
【0063】さらに、表示器2側にフォントロム24を
設けてリモコン送信器1から送るデータを少なくしたの
で、伝送にかかる時間を短く、かつ、表示の切り替えも
短時間で行うことができる。
【0064】このような特長を有するため、例えば、図
10に示すような、表示器1の設置場所が、「鉄道や道
路を隔てた所」や「河川の対岸」など、ケーブル工事が
難しい場合、「車線規制」など一時的に表示器1を配置
する場合、あるいは、ビルから上階やビルの外など移動
しながら表示をする場合、などの使用に適している。
【0065】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成し、表示
装置をワイヤレス化したので、取扱が簡単で、コストの
低下が図れ、ケーブル断線による故障発生の無い表示装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の正面図
【図2】実施形態のブロック図
【図3】実施形態の要部のブロック図
【図4】実施形態の要部のブロック図
【図5】実施形態の要部のブロック図
【図6】実施形態の要部のブロック図
【図7】実施形態の要部のブロック図
【図8】実施形態の作用説明図
【図9】実施形態のフローチャート
【図10】実施形態の作用説明図
【符号の説明】 1 リモコン送信器 2 表示器 3 制御部ユニット 4 表示部ユニット 5 送信部 6a 表示選択スイッチ 6b 調光スイッチ 6c 送信スイッチ 7 マイクロコンピュータ 8 トランスミッタ 10 マトリックス表示器 11a ドライブ回路 11b ドライブ回路 12 列ドライバ 13 行ドライバ 14a シフトレジスタ・ラッチ回路 14b シフトレジスタ・ラッチ回路 15 受信部 16 ダイナミック点灯部 17 レシーバ 18 マイクロコンピュータ 20 アドレス発生手段 21 表示信号発生手段 22 クロック発生回路 23 ドライブ信号発生手段 23’輝度設定手段 24 フォントロム 25 エンコーダ 26 データラッチ 27 赤色LED用シフトレジスタ 28 緑色LED用シフトレジスタ 31 分周用カウンタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線送信手段を備えたリモコン送信器と
    無線受信手段を備えた表示器とからなり、前記リモコン
    送信器は、表示選択スイッチと、送信スイッチと、前記
    表示選択スイッチの選択に基づくコード信号を出力する
    処理手段を備え、送信スイッチの作動によって前記処理
    手段から出力されたコード信号を無線送信手段で変調し
    て送信し、 一方、表示器は、LEDをマトリックス状に配置して列
    入力と行入力を備えた表示部と、前記リモコン送信機の
    無線送信手段からの送信信号を受信して復調する無線受
    信手段と、前記表示部をダイナミック点灯するためのク
    ロック発生手段と、前記クロック発生手段のクロック信
    号に基づいて表示部の列あるいは行入力のいずれか一方
    へダイナミック点灯するためのドライブ信号を発生する
    ドライブ信号発生手段と、前記クロック発生手段のクロ
    ック信号と無線受信手段の復調したコード信号とに基づ
    いて表示部の行あるいは列入力のいずれか一方へ表示信
    号を出力する表示信号発生手段とを備えた無線操作式L
    ED表示装置。
  2. 【請求項2】 上記表示部のマトリックス状に配置され
    たLEDの各要素をn色のLEDで構成し、その各要素
    を構成するn色のLEDの表示部の行あるいは列入力の
    いずれか一方が入力に構成され、他方が各色ごとの出力
    に構成されるとともに、上記表示部の表示信号発生手段
    が各色ごとの表示用のメモリマトリクスを有するものと
    し、その各色ごとのメモリマトリクスと他方の各色ごと
    の入力とを接続して表示できるようにした請求項1に記
    載の無線操作式LED表示装置。
  3. 【請求項3】 上記リモコン送信器に輝度設定スイッチ
    を設けるとともに、表示器に前記輝度設定スイッチの設
    定信号に基づいて、ドライブ信号発生手段の周波数のデ
    ューティ比を変更する調整手段を設けた請求項1または
    2に記載の無線操作式LED表示装置。
  4. 【請求項4】 上記リモコン送信器に輝度信号をコード
    信号に付加して送信信号を生成するエンコード手段を備
    えるとともに、表示器側に受信した送信信号からコード
    信号と輝度信号を分離するデコード手段を備えた請求項
    3に記載の無線操作式LED表示器。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100628502B1 (ko) 2004-06-09 2006-09-26 학교법인 한국정보통신학원 발광소자 디스플레이를 이용한 액티브 컬러 패턴 및 그생성 장치
JP2007248981A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Asuko:Kk 疑似フルカラー表示装置および道路標識
KR100905143B1 (ko) * 2006-11-14 2009-06-29 후지츠 프론테크 가부시키가이샤 클러스터램프를 이용한 대형 영상표시장치
JP2011252992A (ja) * 2010-06-01 2011-12-15 Sony Corp 表示装置
CN102387189A (zh) * 2011-08-31 2012-03-21 厦门四信通信科技有限公司 一种led无线发布系统
KR102199244B1 (ko) * 2020-03-16 2021-01-06 공주대학교 산학협력단 직렬포트를 이용한 서버의 하드 디스크 상태 표시 시스템 및 방법
KR102199243B1 (ko) * 2020-03-16 2021-01-06 공주대학교 산학협력단 병렬포트를 이용한 서버의 하드 디스크 상태 표시 시스템 및 방법

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