JP2002148309A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2002148309A
JP2002148309A JP2000350553A JP2000350553A JP2002148309A JP 2002148309 A JP2002148309 A JP 2002148309A JP 2000350553 A JP2000350553 A JP 2000350553A JP 2000350553 A JP2000350553 A JP 2000350553A JP 2002148309 A JP2002148309 A JP 2002148309A
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circuit
scan
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Ichiro Kono
一郎 河野
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    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
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    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3185Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
    • G01R31/318533Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テストに要する時間を短縮し、かつチップ面
積の増加を抑えることにより、テストに要するコストを
低減することである。 【解決手段】 入力切替ゲート付きスキャンフリップフ
ロップg101の出力端子Qとロジック出力信号線n1
02の間に、スキャンイネーブル信号線n103によっ
て制御され、g101の出力信号の遷移を遮断する役割
を果たす2入力ANDゲートg104が挿入されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
係わり、特に記憶素子を含んだ論理回路を搭載した半導
体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】論理回路に対して縮退故障等を検出する
ために、論理回路をスキャン化する方法が広く用いられ
ている。この方法には、故障を効率良く検出できるとい
う利点がある。この方法を用いると、論理回路内のフリ
ップフロップ(以下FF)の値を直接操作できるように
なるためである。
【0003】スキャン化された論理回路に対して故障を
検出(以下テスト)する工程を、図面を参照して説明す
る。図22は、従来の技術で用いられるスキャンFFを
示す回路構成図である。これは、マルチプレクサ(以下
MUX)付きスキャンFFの例である。この構成では、
FF(g2601)の入力端子Dに、MUX(g260
2)が接続されている。g2602には、前段の通常動
作を行うための論理ゲート群(以下ユーザーロジック)
からの信号(以下ロジック入力信号)が、ロジック入力
信号線を介して入力される。また、前段のFFからのス
キャン用信号(以下スキャンイン信号)が、スキャンイ
ン信号線を介して入力される。さらに、ロジック入力信
号とスキャンイン信号のどちらをg2601に取り込む
かを切り替え制御する信号(以下スキャンイネーブル信
号)が、スキャンイネーブル信号線を介して入力され
る。g2601の出力端子Qには、後段のユーザーロジ
ックへの信号(以下ロジック出力信号)を伝搬させるロ
ジック出力信号線と、後段のFFへのスキャン用信号
(以下スキャンアウト信号)を伝搬させるスキャンアウ
ト信号線が、出木状に分岐して接続されている。
【0004】図23は、従来の技術でスキャン化した論
理回路を示す図である。これは、MUX付きスキャンF
Fを多段に接続してスキャン化した論理回路の例であ
る。この構成では、MUX付きスキャンFF(g270
1およびg2702)のスキャンアウト信号線は、それ
ぞれg2702およびg2703のスキャンイン信号線
に接続され、信号経路(以下パス)を形成している。以
下、このパスをスキャンパスと呼ぶ。また、g2701
のスキャンイン信号線は、スキャンイン信号を半導体集
積回路チップ外部から入力する端子(スキャンイン端
子)に接続され、g2703のスキャンアウト信号線
は、スキャンアウト信号を半導体集積回路チップ(以下
チップ)外部に出力する端子(スキャンアウト端子)に
接続されている。
【0005】スキャンFFを用いたテストは、(1)論
理回路内の各FFにテスト用初期値を代入する動作(以
下スキャンイン動作)、(2)各FFからユーザーロジ
ックに該初期値を入力し、ユーザーロジックから出力さ
れるテスト用結果値を各FFに取り込む動作(以下ロジ
ックテスト動作)、(3)各FFから該結果値を回収す
る動作(以下スキャンアウト動作)を順次繰り返すこと
によって行われる。a2704、a2705およびa2
706は、それぞれスキャンイン動作時、ロジックテス
ト動作時、スキャンアウト動作時の信号の流れを示して
いる。
【0006】図24は、従来の技術で用いられるスキャ
ンFF(g2603)の動作を示すタイミングチャート
である。まず、スキャンイン動作時には、各FFがスキ
ャンイン信号を取り込めるように、スキャンイネーブル
信号をHighに設定する。また、テスト用初期値を各
FFに代入するために、クロック信号を複数回遷移させ
(s2801)、スキャンパスを介したシフト動作を行
う。次に、ロジックテスト動作時には、各FFがロジッ
ク出力信号を取り込めるように、スキャンイネーブル信
号をLowに設定する(s2802)。また、テスト用
初期値をユーザーロジックに入力するために1回、テス
ト用結果値を各FFに取り込むために1回クロック信号
を遷移させる(s2803)。さらに、スキャンアウト
動作時には、各FFがスキャンアウト信号を出力できる
ように、スキャンイネーブル信号を再びHighに設定
する(s2804)。また、各FFからテスト用結果値
を回収するために、スキャンイン動作と同様なシフト動
作を行う。
【0007】しかし反面、スキャンイン動作、およびス
キャンアウト動作(以下併せてスキャン動作)時には、
通常ユーザー動作時に比べて論理回路の動作確率が上が
る傾向にある。このため、例えば、アイトリプルイー
コンピューター、ボリューム32、ナンバー11の61
頁(IEEE Computer、 vol.32、n
o.11、 pp.61、 1999)に記載されるよ
うに、デバイスの微細化に伴って、過度の電圧降下によ
る故障検出ミスや、発熱によるチップ破壊の恐れが指摘
されてきている。
【0008】この問題を回避するため、これまでに、例
えば、デザイン フォー アットスピード テスト、
ダイアグノシス アンド ミージャーメントの24頁
(Design for At−speed Tes
t、 Diagnosis and Measurem
ent、 Kluwer Academic Publ
ishers、 pp.24、 1999)に記載され
るように、スキャン動作の周波数を下げて消費電力を抑
える方法が考えられている。本従来技術によれば、図2
4に示すように、ロジックテスト動作時のシステムクロ
ック信号の周波数(s2803)はユーザーロジックの
通常動作時の周波数とするのに対して、スキャン動作時
のシステムクロック信号の周波数(s2801)を下
げ、スキャン動作時のユーザーロジックの動作による消
費電力を低減させる。しかしながら、この方法ではテス
トに要する時間(テスト時間)が長くなり、スキャン化
の利点が損なわれてしまう。これは、テスト時間の全体
のうち、スキャン動作に要する時間が通常大部分を占め
るためである。結果として、テストに要するコスト(以
下テストコスト)が増加してしまう。
【0009】また、例えば、ダイジェスト オブ ペー
パーズ 1978 セミコンダクター テスト カンフ
ァレンスの152頁から158頁(Digest of
Papers 1978 Semiconducto
r Test Conference)に記載されるよ
うに、スキャン動作専用のFFをチップ内に追加するこ
とにより、スキャン動作時における消費電力を低減する
方法が考えられている。しかしながら、この方法ではチ
ップの面積が大幅に増加してしまう。なお、発明者らの
検討によれば、チップ面積が通常の50%程度増加する
ことが判明している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術では、スキャン化された論理回路に対して故障を検出
しようとすると、テストに要する時間が長くなってしま
う、あるいはチップの面積が大幅に増加してしまうとい
う問題があった。本発明の目的は、従来技術に比べてテ
スト時間を短縮し、かつチップ面積の増加を抑えること
により、テストコストを低減できる半導体集積回路を提
供することである。また、かかる半導体集積回路の設計
方法を提供することである。さらに、テスト時間を短縮
してテストコストを削減する半導体集積回路の製造方法
を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】スキャンフリップフロッ
プ(スキャンラッチ)を第1の信号と第2の信号とが入
力され、制御信号により第1の信号及び第2の信号のい
ずれかを選択的に出力する第1の論理ゲートと、クロッ
ク信号が入力され、クロック信号に応答して第1の論理
ゲートの出力信号を記憶し及び記憶した信号を出力する
第1の記憶素子と、第1の記憶素子の出力信号が入力さ
れ、制御信号に応じて第1の記憶素子の出力信号を出力
または遮断する第2の論理ゲートを有する記憶回路とし
て構成する。
【0012】また、第1及び第2の入力端子と第1及び
第2の出力端子と制御信号が入力される第1制御端子と
を有する第1の記憶回路と、第1の記憶回路の第1の出
力端子からの出力信号が入力され、出力信号に対して所
定の処理を行い、処理の結果を出力する論理回路と、第
3及び第4の入力端子と制御信号が入力される第2制御
端子とを有する第2の記憶回路とを有し、第1の記憶回
路は、制御信号が第1の状態である場合には第1の入力
端子に入力される第1の信号を記憶して第1の出力端子
に出力し、制御信号が第2の状態である場合には第1の
出力端子の電位を論理回路の動作電位のいずれかの電位
とするとともに、第2の入力端子に入力される第2の信
号を記憶して第2の出力端子に出力し、第2の記憶回路
は、制御信号が第1の状態である場合には第3の入力端
子に入力される論理回路からの出力を記憶し、制御信号
が第2の状態である場合には第4の入力端子に入力され
る第1の記憶回路の第2の出力端子からの出力を記憶す
るように、スキャンパスを有する半導体集積回路を構成
する。
【0013】さらに本発明では、ロジック出力遮断型ス
キャンFF、スキャンアウト遮断型スキャンFF、ロジ
ック出力・スキャンアウト切替型スキャンFF及び従来
のスキャンFFを論理回路の特性(消費電力、遅延時
間)に応じて使い分ける。
【0014】このようなスキャンFFは、その機能、消
費電力及び遅延情報を記述したセルライブラリに一つの
セルとして登録され、半導体集積回路の設計に使用され
る。
【0015】また、複数のスキャンFFを使い分けた半
導体集積回路の設計は、(1)ロジック出力遮断型スキ
ャンFFを用いて半導体集積回路を設計し、(2)タイ
ミング仕様を満足しない経路の始点となるスキャンFF
を従来のスキャンFFに置き換える、ことにより行う。
また、レイアウト後には、消費電力に基づきスキャンア
ウト遮断機能をもつスキャンFFに置き換える。
【0016】さらに、このように設計された半導体集積
回路のレイアウトパターンを半導体基板に転写して半導
体集積回路装置を半導体基板上に形成し、形成した半導
体集積回路に対してロジックテストを行って、半導体集
積回路装置を製造する。このとき、ロジックテストにお
いてはスキャン時とロジックテスト時の周波周波数を同
じにする。特にスキャン時のクロック周波数は通常動作
時に用いられるクロック周波数として製造コスト中テス
トコストの占める割合を小さくする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。
【0018】図1は、本発明の第1の実施例に関する半
導体集積回路を示す回路構成図である。これは、従来の
MUX付きスキャンFFに対して本発明を適用した例で
ある。この構成では、MUX付きスキャンFF(g10
1)の出力端子Qとロジック出力信号線n102の間
に、スキャンイネーブル信号線n103によって制御さ
れ、g101の出力信号の遷移を遮断する役割を果たす
2入力ANDゲートg104が挿入されている。以下、
本実施例のスキャンFF(g105)を、ロジック出力
遮断型スキャンFFと呼ぶ。
【0019】図2は、第1の実施例の動作を示すタイミ
ングチャートである。まず、スキャン動作時には、スキ
ャンイネーブル信号がHighであるため、g104に
よってn102はLowに固定される(s201、およ
びs202)。このように、本構成によれば、スキャン
動作時において、従来のスキャンFFで起きていたロジ
ック出力信号の遷移(s2805(図28))を遮断で
きるため、結果としてスキャン動作時の消費電力を低減
することができる。
【0020】次に、ロジックテスト動作に先立ち、ロジ
ック出力遮断解除を行う。この間には、クロック信号の
遷移を停止させ(s203)、スキャンイネーブル信号
をHighからLowに設定することにより(s20
4)、n102のLow固定を解除する。このとき、ゲ
ート1段分(ANDゲートg104)の信号伝搬遅延程
度の待ち時間をとり、不安定な信号によりロジックテス
ト動作を行うことを防止している。しかしながら、この
待ち時間によるテスト時間全体の増加は、極めて小さ
い。一般に、スキャン動作に要するクロック信号遷移数
は、ロジックテスト動作のそれに比べ数百から数千倍で
あり、スキャン動作に要する時間がテスト時間の大半を
占めるからである。図2の構成によれば、スキャン動作
の周波数をロジックテスト動作の周波数と同じにして行
うことが可能になるので、スキャン動作に要する時間を
短縮することが可能になる。
【0021】なお、クロック信号およびスキャンイネー
ブル信号は、チップの外部からテスタを使って供給する
か、あるいはチップ内でカウンタを付加した発振回路を
使って生成することができる。したがって、本構成を用
いることにより、過度の電圧降下による故障検出ミスや
発熱によるチップ破壊を起こすことなく、スキャン動作
周波数を向上させることができ、結果としてテスト時間
を短縮することができる。さらに、第1の実施例では、
各スキャンFFに対してロジック出力遮断用ゲート(g
104)を1つ追加するだけであるため、チップ面積の
増加を小さく抑えることができる。発明者らの検討によ
り、チップ面積の増加を1%程度に低減できることが判
明している。
【0022】図3は、本発明の第2の実施例に関する半
導体集積回路を示す回路構成図である。これは、第1の
実施例で説明したロジック出力遮断用ゲート(g10
4)の機能を、MUX付きスキャンFFの内部に組み込
んだ例である。この構成では、新たに出力端子がスキャ
ンアウト端子とロジック出力端子に分離され、ロジック
出力端子の前に、スキャンイネーブル信号線n301
と、ロジック出力とは逆相の信号線n302によって制
御される2入力NORゲートg303が挿入されてい
る。このような構成にすると、第1の実施例に比べてシ
ステムクロック端子からロジック出力端子に至る経路上
にあるゲート段数を削減することができる。すなわち、
第1の実施例では、n302からロジック出力端子に至
る経路上のゲート段数は2段(g304(従来のMUX
付きスキャンFF回路では図3のスキャンアウト端子が
唯一の出力端子となっている)とg104)であるのに
対し、本実施例では1段のみ(g303)である。した
がって、本発明を適用することによるユーザーロジック
の遅延をより小さくすることができる。さらに、第1の
実施例に比べてスキャンFFを構成するトランジスタの
大きさを小さくできるため、チップ面積低減効果、およ
び消費電力低減効果も期待できる。
【0023】なお、本発明の構成は以上の構成に限られ
ない。例えば、図1において2入力ANDゲートg10
4の代わりにトランスファーゲートを用いることも可能
である。この場合にはチップ面積を小さくできるという
利点がある。
【0024】図4は、本発明の第3の実施例に関する半
導体集積回路を示す回路構成図である。これは、MUX
付きスキャンラッチに対して本発明を適用した例であ
る。スキャンラッチは、マスタラッチg501の出力端
子Qを、スキャン専用のスレーブラッチg502の入力
端子Dに接続した構成になっている。スキャンFFでは
なくスキャンラッチに対しても、第1の実施例と同様に
本発明を適用できる。すなわち、記憶素子(本実施例で
はラッチ)の出力端子Qからロジック出力信号線n50
3の間に、ロジック出力遮断用ANDゲートg504を
挿入すればよい。
【0025】図5は、本発明の第4の実施例に関する半
導体集積回路を示す回路構成図である。これは、第4の
実施例で説明したロジック出力遮断用ゲート(g50
4)を、MUX付きスキャンラッチのマスタラッチ(g
501)の内部に組み込んだ例である。但し、本例では
逆相信号が出力可能なように構成している。マスタラッ
チの出力端子がインバータゲートではなくNANDゲー
トg601で駆動されている場合にも、第2の実施例と
同様に本発明を適用できる。すなわち、ロジック出力端
子の前に、スキャンイネーブル信号線n602と、ロジ
ック出力とは逆相の信号線n603によって制御される
2入力NORゲートg604を挿入すればよい。
【0026】図6は、本発明の第5の実施例に関する半
導体集積回路を示す回路構成図である。これは、第1の
実施例で説明したロジック出力遮断用ゲートg104を
制御するために、スキャンイネーブル信号線n103の
代わりに、ロジック出力遮断信号線n701を設けた例
である。
【0027】図7は、第5の実施例の動作を示すタイミ
ングチャートである。スキャンイン動作からロジックテ
スト動作に移行する際に、ロジック出力遮断信号を、ス
キャンイネーブル信号s802より先にLowに設定す
る(s801)ことにより、第1の実施例で必要となる
ロジック出力遮断解除をスキャンイン動作と並行して行
うことができる。そのため、クロック信号遷移の停止が
不要になる(s802)。したがって、第1の実施例に
比べてさらにテスト時間を低減できるという利点があ
る。また、バーンイン試験を行う場合にはユーザーロジ
ックを通常動作時よりも高い動作確率で動作させる。本
構成によれば、バーンイン時にはスキャンFFに信号を
入力しつつユーザーロジックを動作させることが可能に
なる。
【0028】図8は、本発明の第6の実施例に関する半
導体集積回路を示す回路構成図である。これは、第1の
実施例で説明したロジック出力遮断用ゲート(g120
4)付きスキャンFFにおいて、MUX付きスキャンF
F(g1201)の出力端子Qとスキャンアウト信号線
n1205の間に、スキャンイネーブル信号線n120
3によって制御される、スキャンアウト遮断用2入力A
NDゲートg1206を挿入したものである。このよう
な構成にすると、ゲートg1204によりスキャン動作
時のロジック出力信号の遷移を遮断することができ、か
つ通常動作時にはゲートg1206によってスキャンイ
ネーブル信号がLowに設定されるとスキャンアウト信
号がLowに固定されることにより、スキャンアウト信
号の遷移が遮断される。これによりスキャンパスを駆動
することがなくなるので、通常動作時の消費電力が低減
できる。さらに、通常動作時にスキャンイン信号、およ
びスキャンアウト信号(併せてスキャン信号)がLow
に固定されるため、スキャン信号線を挟むユーザーロジ
ック信号線間のクロストークノイズ低減効果も期待でき
る。以下、本実施例のスキャンFF(g1207)を、
ロジック出力・スキャンアウト切替型スキャンFFと呼
ぶ。また、図8の構成からゲートg1204を除いたス
キャンFFの構成も考えられ、このようなスキャンFF
をスキャンアウト遮断型スキャンFFと呼ぶ。
【0029】図9は、第6の実施例の動作を示すタイミ
ングチャートである。ロジックテスト動作に先立ち、ロ
ジック出力遮断解除を行う。この間に、クロック信号の
遷移を停止させ(s1301)、スキャンイネーブル信
号をHighからLowに設定する(s1302)こと
により、ロジック出力信号のLow固定を解除する。ま
た、ロジックテスト動作が完了した後に、スキャンアウ
ト遮断解除を行う。この間に、クロック信号の遷移を停
止させ(s1303)、スキャンイネーブル信号をLo
wからHighに設定する(s1304)ことにより、
スキャン信号のLow固定を解除する。このロジック出
力遮断解除、およびスキャンアウト遮断解除が完了する
までに、待ち時間が必要になる。しかしながら、この待
ち時間によるテスト時間全体の増加は、第1の実施例と
同様な理由から極めて小さい。
【0030】図10は、本発明の第7の実施例に関する
半導体集積回路を示す回路構成図である。これは、ロジ
ック出力遮断用ゲート(g1204)とスキャンアウト
遮断用ゲート(g1206)の両方を、MUX付きスキ
ャンFFの内部に組み込んだ例である。この構成では、
ロジック出力端子の前に、スキャンイネーブル信号線n
1401と、出力とは逆相の信号線n1402によって
制御される2入力NORゲートg1403が挿入されて
いる。また、スキャンアウト端子の前に、スキャンイネ
ーブル信号線n1401と、出力とは逆相の信号線n1
402によって制御される2入力NORゲートg140
4が挿入されている。このような構成にすると、第2の
実施例と同様な理由から、システムクロック端子からロ
ジック出力端子に至る経路上のゲート段数を削減するこ
とができ、またシステムクロック端子からスキャンアウ
ト端子に至る経路上のゲート段数を削減することができ
る。さらに、チップ面積低減効果、および消費電力低減
効果も期待できる。
【0031】図11は、本発明の第8の実施例に関する
半導体集積回路を示す回路構成図である。これは、ロジ
ック出力遮断型スキャンFF、スキャンアウト遮断型ス
キャンFF、およびロジック出力・スキャンアウト切替
型スキャンFFと従来のスキャンFFを、半導体集積回
路内に混在させた例である。この構成では、遅延が小さ
く、かつ消費電力の大きいユーザーロジックm1501
に対しては、ロジック出力遮断型スキャンFF(g10
5)が接続されている。ロジック出力遮断型スキャンF
Fの適用によりテスト時の消費電力が低減され、この場
合ゲートの追加に伴う遅延の影響が問題にならないため
である。それに加えて、消費電力の大きいスキャンパス
p1502に対しては、ロジック出力・スキャンアウト
切替型スキャンFFにゲート(g1207)が接続され
ている。ロジック出力・スキャンアウト切替型スキャン
FFの適用によりさらに通常動作時におけるスキャンパ
スの不必要な駆動による消費電力が低減される効果があ
る。一方、遅延が大きく、かつ消費電力の小さいユーザ
ーロジックm1503に対しては、従来のスキャンFF
が接続されている。遅延時間を問題にする場合には、従
来型スキャンFFが望ましい。それに加えて、消費電力
の大きいスキャンパスp1504に対しては、スキャン
アウト遮断型スキャンFF(g905)が接続されてい
る。スキャンアウト遮断型スキャンFFの適用により通
常動作時におけるスキャンパスの不必要な駆動による消
費電力が低減され、またユーザーロジックの遅延は従来
型スキャンFFと同等である。このような構成にする
と、ユーザーロジックにおけるパスの始点から終点まで
の遅延(以下パス遅延)の増加を抑えながら、テスト動
作時と通常動作時の消費電力の低減を図ることができ
る。
【0032】図12は、第8の実施例に関するパス遅延
の度数分布図である。例えば、ユーザーロジック内のす
べてのスキャンFFに対してロジック出力遮断型スキャ
ンFFを適用した結果、仕様遅延を満たさないパスが一
部生じたとする。仕様遅延を満たさないパス上にあるロ
ジック出力遮断型スキャンFFを、従来のスキャンFF
に置換することにより、仕様遅延を満たすように改善す
ることができる。但し、ロジック出力遮断型スキャンF
Fを従来のスキャンFFと混在させた場合、ロジック出
力遮断型スキャンFFのみを用いた場合に比べて消費電
力が増加することになる。しかしながら、従来のスキャ
ンFFの使用率は通常小さくなるため、消費電力の増加
も小さく抑えられる。本実施例においても、従来に比べ
てテスト動作時の消費電力を半分以下に低減することが
できることは可能である。
【0033】図13は、第8の実施例に関する設計フロ
ーを示す図である。これは、本発明のロジック出力遮断
型スキャンFFを適用するための設計フローの例であ
る。ロジック出力遮断型スキャンFF割り当てj180
1は、論理合成j1802の後に行い、セルライブラリ
d1803と、スキャンFF機能対応情報d1804を
入力し、遅延計算および消費電力計算j1805を繰り
返しながら、最終的に論理ネットリストd1806を出
力する。j1802およびj1805については、従来
の技術を用いればよい。d1803とd1804の詳細
な内容については、後で説明する。j1801の処理
は、(1)まず論理回路内のすべてのスキャンFFを、
ロジック出力遮断型スキャンFFに置換し、(2)次に
仕様遅延を満たさないパスについて、その始点となるス
キャンFFを、従来のスキャンFFに戻す。例えば、図
示のパスAおよびBについて、(1)の処理を行った後
の遅延が、それぞれ5.02nsと10.01nsにな
ったとする。仕様遅延10nsに対して、パスBが仕様
未達になっている。そこで、パスBの始点となるロジッ
ク出力遮断型スキャンFFを、従来のスキャンFFに戻
す。
【0034】図14は、第8の実施例に関する設計フロ
ーを示す図である。これは、本発明のスキャンアウト遮
断型スキャンFF、およびロジック出力・スキャンアウ
ト切替型スキャンFFを適用するための設計フローの例
である。配線による遅延を含めたユーザーロジックの遅
延時間は、レイアウト後に計算可能になるので、スキャ
ンアウト遮断型スキャンFF割り当てj1901は、レ
イアウトj1902の後に行う。セルライブラリd18
03と、スキャンFF機能対応情報d1804を入力
し、遅延計算および消費電力計算j1805を繰り返し
ながら、最終的にレイアウト情報付加ネットリストd1
903を出力する。j1902については、従来の技術
を用いればよい。j1901の処理は、スキャンFF、
およびスキャンパスの合計の消費電力が減少する場合
に、従来のスキャンFFに対しては、スキャンアウト遮
断型フリップフロップに置換し、ロジック出力遮断型ス
キャンFFに対しては、ロジック出力・スキャンアウト
切替型スキャンFFに置換する。
【0035】図13及び図14に開示した構成について
以下説明する。セルライブラリd1803には従来のス
キャンFF、ロジック出力遮断型スキャンFF、ロジッ
ク出力・スキャンアウト切替型スキャンFFを含むセル
データである。格納されるセルの属性には、セルの消費
電力、入力端子名、出力端子名、論理機能、および遅延
を含む。
【0036】図15は、スキャンFF機能対応情報d1
804を示す図である。これは、従来のスキャンFF
(scandff1)の出力端子と、ロジック出力遮断
型スキャンFF(logicmasked−scand
ff1)の出力端子、およびロジック出力・スキャンア
ウト切替型スキャンFF(logicscanswit
ched−scandff1)の出力端子とを対応づけ
る例である。ここで、各スキャンFFのセル名、および
端子名には、セルライブラリd1803で定義された名
称が用いられる。これにより従来のスキャンFFとロジ
ック出力遮断型スキャンFF、ロジック出力・スキャン
アウト切替型スキャンFFの置換が行える。
【0037】図16は、本発明を適用した半導体集積回
路装置を設計する設計装置、および記憶媒体を示す構成
図である。本発明のスキャンFFを適用するための設計
装置(ワークステーション)の構成としては、メモリに
論理合成、遅延計算、消費電力計算、レイアウト、図1
3で説明したロジック出力遮断型スキャンFF割り当
て、図14で説明したロジック出力・スキャンアウト切
替型スキャンFF割り当て、および外部インターフェー
ス制御を行う各プログラムが収められている。また、デ
ィスクにはRTL設計記述、セルライブラリ、論理ネッ
トリスト、図13及び図14で説明したスキャンFF機
能対応情報、およびレイアウト情報付加ネットリストを
表現する各データが収められている。キーボード、ある
いはマウスからの入力により、各プログラムを操作、お
よび実行することができる。また、各プログラムの実行
結果を、ディスプレイに出力することにより、参照する
ことができる。また、収められているすべてのプログラ
ム、およびデータは、コンパクトディスクのような記録
媒体により保存することができる。
【0038】図17は、本発明を適用した半導体集積回
路装置を設計するフローを示す図である。これは、LS
I設計メーカーが、従来のスキャンFFと本発明のスキ
ャンFFを混在させた設計(以下本スキャンFF混在設
計)を実施する。本実施例では、LSI設計依頼者がL
SI設計メーカーに、設計仕様のみを提供する。なお、
この図では、黒色の太線は処理と情報の依存関係を示
し、白抜きの矢印は情報の流れを示している。具体的に
は、LSI設計メーカーは、LSI設計依頼者から提供
される設計仕様情報d2401と、半導体メーカー(設
計された半導体集積回路装置の製造を行う)から提供さ
れるセルライブラリd1803、およびスキャンFF機
能対応情報d1804を用いて、本スキャンFF混在設
計d2402を行い、最終的に本発明のスキャンFFを
用いた論理ネットリスト(以下本スキャンFF使用ネッ
トリスト)d2403を作成する。作成した論理ネット
リストd2403はLSI設計依頼者に渡される。な
お、セルライブラリd1803もLSI設計依頼者に渡
す場合がある。
【0039】図18では、LSI設計メーカーが、本ス
キャンFF混在設計を実施する例である。本実施例で
は、LSI設計依頼者(設計された半導体集積回路装置
の製造をも行う)がLSI設計メーカーに、設計仕様だ
けでなくセルライブラリ、および論理ネットリストを提
供する場合のやり取りを示している。なお、この図で
は、黒色の太線は処理と情報の依存関係を示し、白抜き
の矢印は情報の流れを示している。具体的には、LSI
設計メーカーは、LSI設計依頼者から提供される設計
仕様情報d2401、セルライブラリd1803、スキ
ャンFF機能対応情報d1804、および本発明のスキ
ャンFFを用いない論理ネットリスト(以下本スキャン
FF無付加ネットリスト)d2501を用いて、本スキ
ャンFF混在設計d2402を行い、最終的に本スキャ
ンFF使用ネットリストd2403を作成する。その
後、LSI設計依頼者に、d2403を渡す。
【0040】半導体メーカー(図17)またはLSI設
計依頼者(図18)は、ネットリストから作成されるレ
イアウトパターンを半導体基板に転写する(j240
4)。このレイアウトパターンを転写されて作成された
半導体集積回路装置に対してロジックテストを実施する
(j2405)。このとき、ロジックテスト時において
は、スキャンイン動作、ロジックテスト動作、スキャン
アウト動作とも同じ周波数を用いることができ、特に通
常動作時のクロック周波数と同じ周波数を用いることが
望ましい。従来のスキャンFFを用いたユーザーロジッ
ク部分については動作確率が上昇することによる発熱等
の問題があるが、かかる部分は半導体集積回路の比較的
わずかな部分とすることができるので、半導体集積回路
装置による不具合は生じない。
【0041】図19は、本発明の第9の実施例に関する
半導体集積回路を示す回路構成図である。これは、第2
の実施例で説明したロジック出力遮断用2入力NORゲ
ート(g303)を、2入力NANDゲート(g300
1)に置き替えた例である。このような置き換えは、ロ
ジック入力信号とスキャン入力信号を切り替えるセレク
タg3002に使用されるインバータg3003の出力
信号線n3004を、ロジック出力遮断用ゲート(g3
001)に入力することにより可能になる。このような
構成にすると、第2の実施例に比べてスキャンFFを構
成するトランジスタの大きさを小さくできる。これは、
同じ駆動能力(電流供給能力)のNORゲートとNAN
Dゲートにおいて、一般にNANDゲートの方が、構成
するトランジスタの大きさが小さいためである。さら
に、チップ面積低減効果、および消費電力低減効果も期
待できる。
【0042】図20は、図19に示す半導体集積回路の
トランジスタレベルでの回路構成図である。これは、第
9の実施例で説明したロジック出力遮断用ゲートg30
01、インバータゲートg3005、3状態ゲートg3
007、およびスキャン出力用インバータゲートg30
09をトランジスタにより構成した例である。この構成
では、g3001を構成し、ロジック出力端子にドレイ
ン端子が接続されているトランジスタt3101のゲー
ト端子に、ロジック出力信号線n3008が接続されて
いる。このような構成にすると、ロジック出力端子にド
レイン端子が接続されていないトランジスタt3102
のゲート端子にn3008を接続する場合に比べて、ロ
ジック信号出力に要する遅延時間を短縮することができ
る。
【0043】図21は、図20で説明したスキャンFF
のレイアウト例である。図面を見やすくするために、電
位給電線、拡散層、およびゲート線のみを示し、ゲート
線および拡散層間の接続線を省略している。この構成で
は、g3005とg3007についてVdd電位給電線
v3103、およびGnd電位給電線v3104を共有
させている。同様に、g3001とg3009について
Vdd電位給電線v3105、およびGnd電位給電線
v3106を共有させている。このような構成にする
と、拡散層の幅を小さくできるため、チップ面積の低減
を図ることができる。
【0044】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、従来技術に比べてテスト時間を短縮し、かつチップ
面積の増加を抑えることにより、テストコストを低減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に関する半導体集積回路
を示す回路構成図である。
【図2】第1の実施例の動作を示すタイミングチャート
である。
【図3】本発明の第2の実施例に関する半導体集積回路
を示す回路構成図である。
【図4】本発明の第3の実施例に関する半導体集積回路
を示す回路構成図である。
【図5】本発明の第4の実施例に関する半導体集積回路
を示す回路構成図である。
【図6】本発明の第5の実施例に関する半導体集積回路
を示す回路構成図である。
【図7】第5の実施例の動作を示すタイミングチャート
である。
【図8】本発明の第6の実施例に関する半導体集積回路
を示す回路構成図である。
【図9】第6の実施例の動作を示すタイミングチャート
である。
【図10】本発明の第7の実施例に関する半導体集積回
路を示す回路構成図である。
【図11】本発明の第8の実施例に関する半導体集積回
路を示す回路構成図である。
【図12】第8の実施例に関するパス遅延の度数分布図
である。
【図13】第8の実施例に関する設計フローを示す図で
ある。
【図14】第8の実施例に関する設計フローを示す図で
ある。
【図15】スキャンFF機能対応情報を示す図である。
【図16】本発明の設計装置、および記憶媒体を示す構
成図である。
【図17】本発明の半導体集積回路の設計フローを示す
図である。
【図18】本発明の半導体集積回路の設計フローを示す
図である。
【図19】本発明の第9の実施例に関する半導体集積回
路を示す回路構成図である。
【図20】第9の実施例に関するトランジスタレベルで
の半導体集積回路を示す回路構成図である。
【図21】図20の回路に関する半導体集積回路のレイ
アウトの平面図である。
【図22】従来の技術で用いられるスキャンフリップフ
ロップを示す回路構成図である。
【図23】従来の技術でスキャン化した論理回路を示す
図である。
【図24】従来の技術で用いられるスキャンフリップフ
ロップの動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
g101〜g3009…論理ゲート、n102〜n30
08…信号線、s201〜s2805…信号波形、m1
501〜m1503…論理ゲート群、p1502〜p1
504…信号経路、j1801〜j1902…処理、d
1803〜d2501…データ、a2704〜a270
6…信号の流れ、t3101〜t3102…トランジス
タ、v3103〜v3106…電位給電線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H03K 3/037 H01L 21/82 C 27/04 T F Fターム(参考) 2G032 AA01 AA07 AB02 AC10 AD01 AD06 AE11 AG07 AK14 AK16 AL14 5F038 AV06 CA02 CD02 CD04 CD06 DF01 DF16 DT02 DT06 DT07 DT15 EZ08 EZ09 EZ20 5F064 AA04 BB03 BB05 BB06 BB07 BB19 CC12 DD05 EE52 EE54 FF12 HH07 HH10 HH11 HH12 HH13 HH14 5J043 AA08 AA09 EE01 JJ04 JJ10 KK01 5J056 AA00 BB57 BB60 CC00 CC14 FF01 FF07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の信号と第2の信号とが入力され、制
    御信号により上記第1の信号及び上記第2の信号のいず
    れかを選択的に出力する第1の論理ゲートと、 クロック信号が入力され、上記クロック信号に応答して
    上記第1の論理ゲートの出力信号を記憶し及び上記記憶
    した信号を出力する第1の記憶素子と、 上記第1の記憶素子の出力信号が入力され、上記制御信
    号に応じて上記第1の記憶素子の出力信号を出力または
    遮断する第2の論理ゲートを有する記憶回路。
  2. 【請求項2】請求項1において、 第1の記憶素子の出力信号が入力され、上記制御信号の
    相補信号に応じて上記第1の記憶素子の出力信号を出力
    または遮断する第3の論理ゲートを有する記憶回路。
  3. 【請求項3】請求項1において、 上記制御信号が第1状態である場合には、上記第2の論
    理ゲートは上記第1の記憶素子の出力信号を出力し、 上記制御信号が第2状態である場合には、上記第2の論
    理ゲートは上記記憶回路の動作電位のいずれかの値を出
    力する記憶回路。
  4. 【請求項4】第1及び第2の入力端子と第1及び第2の
    出力端子と制御信号が入力される第1制御端子とを有す
    る第1の記憶回路と、 上記第1の記憶回路の第1の出力端子からの出力信号が
    入力され、上記出力信号に対して所定の処理を行い、上
    記処理の結果を出力する論理回路と、 第3及び第4の入力端子と上記制御信号が入力される第
    2制御端子とを有する第2の記憶回路とを有し、 上記第1の記憶回路は、上記制御信号が第1の状態であ
    る場合には上記第1の入力端子に入力される第1の信号
    を記憶して上記第1の出力端子に出力し、上記制御信号
    が第2の状態である場合には上記第1の出力端子の電位
    を上記論理回路の動作電位のいずれかの電位とするとと
    もに、上記第2の入力端子に入力される第2の信号を記
    憶して上記第2の出力端子に出力し、 上記第2の記憶回路は、上記制御信号が上記第1の状態
    である場合には上記第3の入力端子に入力される上記論
    理回路からの出力を記憶し、上記制御信号が第2の状態
    である場合には上記第4の入力端子に入力される上記第
    1の記憶回路の上記第2の出力端子からの出力を記憶す
    る半導体集積回路。
  5. 【請求項5】請求項4において、 上記半導体集積回路はクロック信号を受けて動作し、 上記第1の記憶回路は上記クロック信号の第1のタイミ
    ングで上記第1の信号または上記第2の信号を記憶し、
    上記クロック信号の第2のタイミングで上記記憶した上
    記第1の信号または上記第2の信号を出力する半導体集
    積回路。
  6. 【請求項6】請求項4において、 上記第1の記憶回路は、さらに上記制御信号が上記第1
    の状態である場合には上記第2の出力端子の電位を上記
    論理回路の上記動作電位のいずれかの電位とすることを
    半導体集積回路。
  7. 【請求項7】請求項4において、 上記制御信号が上記第1の状態である場合は上記半導体
    集積回路が通常動作モードであって、上記制御信号が上
    記第2の状態である場合は上記半導体集積回路がテスト
    モードである半導体集積回路。
  8. 【請求項8】請求項4において、 上記第1の記憶回路及び上記第2の記憶回路はスキャン
    フリップフロップである半導体集積回路。
  9. 【請求項9】第1及び第2の入力端子と第1及び第2の
    出力端子と制御信号が入力される第1制御端子とを有す
    る第1の記憶回路と、 上記第1の記憶回路の第1の出力端子からの第1の出力
    信号が入力され、上記第1の出力信号に対して所定の第
    1の処理を行い、第1の出力信号を出力する第1の論理
    回路と、 第3及び第4の入力端子と第3及び第4の出力端子と上
    記制御信号が入力される第2制御端子とを有する第2の
    記憶回路と、 上記第2の記憶回路の第3の出力端子からの第2の出力
    信号が入力され、上記第2の出力信号に対して所定の第
    2の処理を行い、第2の出力信号を出力する第2の論理
    回路と、 第5及び第6の入力端子と上記制御信号が入力される第
    3制御端子とを有する第3の記憶回路とを有し、 上記第1の記憶回路は、上記制御信号が第1の状態であ
    る場合には上記第1の入力端子に入力される第1の信号
    を記憶して上記第1の出力端子に出力し、上記制御信号
    が第2の状態である場合には上記第2の入力端子に入力
    される第2の信号を記憶して上記第2の出力端子に出力
    し、 上記第2の記憶回路は、上記制御信号が上記第1の状態
    である場合には上記第3の入力端子に入力される上記第
    1の出力信号を記憶して上記第3の出力端子に出力し、
    上記制御信号が上記第2の状態である場合には上記第3
    の出力端子の電位を上記第2の論理回路の動作電位のい
    ずれかの電位とするとともに、上記第4の入力端子に入
    力される上記第1の記憶回路の上記第2の出力端子から
    の出力を記憶して上記第4の出力端子に出力し、 上記第3の記憶回路は、上記制御信号が上記第1の状態
    である場合には上記第5の入力端子に入力される上記第
    2の出力信号を記憶し、上記制御信号が上記第2の状態
    である場合には上記第6の入力端子に入力される上記第
    2の記憶回路の上記第4の出力端子からの出力を記憶す
    る半導体集積回路。
  10. 【請求項10】請求項9において、 上記第1の記憶回路は、さらに上記制御信号が上記第2
    の状態である場合には上記第1の出力端子の電位を上記
    第1の論理回路の動作電位のいずれかの電位とする半導
    体集積回路。
  11. 【請求項11】請求項9において、 上記第1の論理回路の遅延時間の仕様は、上記第2の論
    理回路の遅延時間の仕様よりも短く、上記第1の論理回
    路の消費電力の仕様は上記第2の論理回路の消費電力の
    仕様よりも小さく設定され、 上記第1の記憶回路は、上記制御信号が上記第2の状態
    である場合に上記第2の入力端子に入力される上記第2
    の信号を記憶して上記第1の出力端子に出力する半導体
    集積回路。
  12. 【請求項12】請求項9において、 上記第4の出力端子から上記第6の入力端子までの経路
    長は、上記第2の出力端子から上記第4の入力端子まで
    の経路長よりも短く、 上記第1の記憶回路は、さらに上記制御信号が上記第1
    の状態である場合に上記第2の出力端子の電位を上記第
    1の論理回路の動作電位のいずれかの電位とする半導体
    集積回路。
  13. 【請求項13】請求項9において、 上記第1の論理回路の遅延時間の仕様は、上記第2の論
    理回路の遅延時間の仕様よりも短く、上記第1の論理回
    路の消費電力の仕様は上記第2の論理回路の消費電力の
    仕様よりも小さく設定され、上記第4の出力端子から上
    記第6の入力端子までの経路長は、上記第2の出力端子
    から上記第4の入力端子までの経路長よりも短く、 上記第1の記憶回路は、上記第1の状態である場合に上
    記第2の出力端子の電位を上記第1の論理回路の動作電
    位のいずれかの電位とし、上記制御信号が上記第2の状
    態である場合に上記第2の入力端子に入力される上記第
    2の信号を記憶して上記第1の出力端子に出力する半導
    体集積回路。
  14. 【請求項14】請求項9において、 上記半導体集積回路はクロック信号を受けて動作し、 上記第1乃至第3の記憶回路は上記クロック信号の第1
    のタイミングで前段の回路からの信号を記憶し、上記ク
    ロック信号の第2のタイミングで上記記憶した信号を後
    段の回路に出力する半導体集積回路。
  15. 【請求項15】請求項9において、 上記制御信号が上記第1の状態である場合は上記半導体
    集積回路が通常動作モードであって、上記制御信号が上
    記第2の状態である場合は上記半導体集積回路がテスト
    モードである半導体集積回路。
  16. 【請求項16】請求項9において、 上記第1乃至第3の記憶回路はスキャンフリップフロッ
    プである半導体集積回路。
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