JP2002148150A - ダイナモ計測方法、ダイナモ計測装置及びタイヤ押付装置 - Google Patents

ダイナモ計測方法、ダイナモ計測装置及びタイヤ押付装置

Info

Publication number
JP2002148150A
JP2002148150A JP2000345530A JP2000345530A JP2002148150A JP 2002148150 A JP2002148150 A JP 2002148150A JP 2000345530 A JP2000345530 A JP 2000345530A JP 2000345530 A JP2000345530 A JP 2000345530A JP 2002148150 A JP2002148150 A JP 2002148150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
dynamo
unit
shaft
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000345530A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hasegawa
浩 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Automax Co Ltd
Original Assignee
Automax Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Automax Co Ltd filed Critical Automax Co Ltd
Priority to JP2000345530A priority Critical patent/JP2002148150A/ja
Publication of JP2002148150A publication Critical patent/JP2002148150A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の駆動系回転軸部の軸トルクを直接計
測することができ、自動車の駆動系を構成する各部品の
適正な評価を、或いは、タイヤ性能試験を正確に実施す
ることのできるダイナモ計測方法、ダイナモ計測装置及
びタイヤ押付装置を提供する。 【解決手段】 ダイナモ試験方法は、駆動系回転軸部3
03からタイヤ部200に至る駆動伝達経路中にトルク
計測器30を配置し、駆動部300を駆動することによ
り駆動系回転軸部303を駆動し、タイヤ部200をロ
ーラ部100に所定のタイヤ荷重にて押し付け、そのと
きの駆動系回転軸部303にかかる軸トルクをトルク計
測器30にて計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には自動車の
性能を試験するためのダイナモ試験技術に関するもので
あり、特に、自動車のエンジン部からタイヤ部に至る駆
動系を評価するためのダイナモ試験方法及びダイナモ試
験装置、更には、タイヤ押付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の駆動系を構成するエンジ
ン、トランスミッション、タイヤなどを評価するため
に、これらエンジン、トランスミッション、タイヤなど
を実車に組み込むことなく試験することのできるダイナ
モ試験装置が使用されている。
【0003】このような、実車による性能試験の前に行
う予備試験装置としてのダイナモ試験装置は、実車の性
能試験を行うダイナモ試験機と同様の構成とされ、例え
ば、図5に示すように、ダイナモ試験装置1Aは、擬似
路面となるローラ部100を構成する対を成すダイナモ
用ローラ101(101A、101B)を有し、両ダイ
ナモ用ローラ101(101A、101B)は回転連結
軸102にて連結されている。又、ダイナモ用ローラ1
01Aは、トルク計測器103を介して負荷装置として
のローラ駆動用モータ104に駆動回転軸105にて接
続されている。
【0004】又、ダイナモ試験装置1Aでは、実車を使
用しないために、擬似路面としてのダイナモ用ローラ1
01(101A、101B)にそれぞれタイヤを所定の
荷重で押付けるためにタイヤ押付装置110が設けられ
ている。
【0005】従来のタイヤ押付装置110は、図6をも
参照すると理解されるように、水平部材111及び垂直
部材112からなるL形リンク113を有し、水平部材
111の先端部に回転支持軸114が軸受け手段115
にて回転自在に取りつけられている。回転支持軸114
の一端は、タイヤ部200のタイヤ201が装着された
タイヤホイール202を取りつけるためのホイール取付
フランジ116が設けられ、他端には自動車駆動部30
0を構成するエンジン301或はトランスミッション3
02からの駆動駆動系回転軸部、即ちドライブシャフト
303と連結するためのドライブシャフト取付フランジ
117が設けられている。
【0006】L形リンク113は、水平部材111と垂
直部材112との連結部に設けられた回転支軸118に
より回転自在に支持アーム119に支持されており、回
転支軸118を中心として揺動自在とされる。又、垂直
部材112の上端には、コイルバネ120の一端が当接
されており、コイルバネ120の他端を力Pで押圧する
ことにより、L形リンク113を、図6にて回転支軸1
18を中心として反時計方向へと揺動し、タイヤ201
を所定の荷重でダイナモ用ローラ101(101A、1
01B)に押付ける。
【0007】従って、自動車の駆動部300を運転する
ことによってタイヤ201によりダイナモ用ローラ10
1(101A、101B)に回転駆動力が伝達される
と、その回転駆動力がトルク計測器103にて計測さ
れ、自動車の駆動系の性能が試験され、評価される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動車の駆動系評価のためのダイナモ試験装置1Aで
は、トルク計測器103がダイナモ用ローラ101Aと
ローラ駆動用モータ104との間の回転軸部105に配
置された構成とされているので、タイヤ201を介して
ダイナモ用ローラ101(101A、101B)に伝達
されるトルクは測定できるが、トランスミッション30
2からの軸トルクや、タイヤ201が伝達するトルクを
直接測定することはできず、従って、従来のダイナモ試
験装置1Aで自動車の駆動系を構成する各部品の適正な
評価をすることは極めて困難であった。
【0009】又、従来のトルク計測器103は、自動車
駆動部300の左右のドライブシャフト303の合計ト
ルクを計測しており、左右別々のドライブシャフト30
3の軸トルクを計測することは不可能であった。
【0010】更に、図5及び図6に示したタイヤ201
とは異なる直径のタイヤを有した自動車の駆動系評価、
或いは、タイヤ性能試験を行うために、図6に示す直径
のタイヤ201とは異なるタイヤ201をタイヤ押付装
置1Aに装着した場合には、タイヤ201とダイナモ用
ローラ101(101A、101B)との接触位置が設
計接触位置よりずれると共に、L形リンク113が図6
にて時計方向或いは反時計方向へと揺動してしまう。こ
れにより、コイルバネ120によりタイヤ201に付与
されるタイヤ荷重は、図示するような垂直荷重Wとはな
らない。
【0011】即ち、サイズ違いのタイヤに対してはタイ
ヤ201の取付高さ調整するためにL形リンク113を
図6に示す設計位置からいずれかの方向に揺動すること
が必須とされ、サイズの違いのタイヤに対して垂直方向
に正確な荷重Wを加えることができないこととなり、そ
の結果、自動車の駆動系評価、或いは、タイヤ性能試験
を正確に実施することができなかった。
【0012】従って、本発明の目的は、自動車の駆動系
回転軸部の軸トルクを直接計測することができ、自動車
の駆動系を構成する各部品の適正な評価を、或いは、タ
イヤ性能試験を正確に実施することのできるダイナモ計
測方法、ダイナモ計測装置及びタイヤ押付装置を提供す
ることである。
【0013】本発明の他の目的は、自動車の駆動部の両
側に位置した両駆動系回転軸部の軸トルクを直接計測す
ることができ、自動車の駆動系を構成する各部品の適正
な評価を、或いは、タイヤ性能試験を正確に実施するこ
とのできるダイナモ計測方法、ダイナモ計測装置及びタ
イヤ押付装置を提供することである。
【0014】本発明の他の目的は、種々のタイヤ径に対
しても容易に対応することができ、自動車の駆動系を構
成する各部品の適正な評価を、或いは、タイヤ性能試験
を正確に且つ迅速に実施することのできるダイナモ計測
方法、ダイナモ計測装置及びタイヤ押付装置を提供する
ことである。
【0015】本発明の他の目的は、タイヤ荷重の設定が
容易で、しかも、構造が簡単で、小型化、軽量化を図る
ことのできるダイナモ計測装置及びタイヤ押付装置を提
供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
ダイナモ計測方法、ダイナモ計測装置及びタイヤ押付装
置にて達成される。要約すれば、第1の本発明によれ
ば、自動車の駆動部からの駆動力を駆動系回転軸部を介
してタイヤ部に伝達し、タイヤ部は駆動力を擬似路面を
構成する負荷手段としてのローラ部に伝達して自動車の
駆動部からタイヤ部に至る駆動系を評価するためのダイ
ナモ試験方法において、前記駆動系回転軸部から前記タ
イヤ部に至る駆動伝達経路中にトルク計測器を配置し、
前記駆動部を駆動することにより前記駆動系回転軸部を
駆動し、前記タイヤ部を前記ローラ部に所定のタイヤ荷
重にて押し付け、そのときの前記駆動系回転軸部にかか
る軸トルクを前記トルク計測器にて計測することを特徴
とするダイナモ試験方法が提供される。
【0017】第1の本発明の一実施態様によれば、前記
駆動部は、エンジン及びトランスミッションを含み、前
記駆動系回転軸部は、前記トランスミッションからの出
力を前記タイヤ部に伝達するドライブシャフトであり、
前記トルク計測器は前記駆動系回転軸部と前記タイヤ部
との間に配置されるか、又は、前記駆動部は、エンジ
ン、トランスミッション及びディファレンシャルギヤを
含み、前記駆動系回転軸部は、前記ディファレンシャル
ギヤからの出力を前記タイヤ部に伝達するドライブシャ
フトであり、前記トルク計測器は前記ディファレンシャ
ルギヤと前記タイヤ部との間に配置される。
【0018】第1の本発明の他の実施態様によれば、前
記トルク計測器により計測されたトルク値により、自動
車の駆動部からタイヤ部に至る駆動系を構成する各部品
の評価及び/又はタイヤの性能を試験する。
【0019】第1の本発明の他の実施態様によれば、前
記タイヤ荷重は、前記タイヤ部と前記ローラ部との接触
位置に対して垂直方向の荷重とされる。
【0020】第2の本発明によれば、自動車の駆動部か
らの駆動力を駆動系回転軸部を介してタイヤ部に伝達
し、前記タイヤ部はその駆動力を擬似路面を構成する負
荷手段としてのローラ部に伝達して自動車の駆動部から
タイヤ部に至る駆動系を評価するためのダイナモ試験装
置において、前記駆動系回転軸部から前記タイヤ部に至
る駆動伝達経路中に配置されたトルク計測器と、前記タ
イヤ部を回転自在に保持し、且つ、前記タイヤ部を前記
ローラ部に所定のタイヤ荷重にて押し付けるためのタイ
ヤ押付装置と、を有し、前記駆動部運転時に前記駆動系
回転軸部にかかる軸トルクを前記トルク計測器にて計測
することを特徴とするダイナモ試験装置が提供される。
【0021】第2の本発明の一実施態様によれば、前記
ローラ部は、擬似路面を構成する対を成し、互いに回転
連結軸にて連結されたダイナモ用ローラと、前記各ダイ
ナモ用ローラに同じ負荷を与えるローラ駆動用モータ
と、を有する。
【0022】第3の本発明によれば、タイヤ部を回転自
在に取付け、タイヤ部をダイナモ試験装置のダイナモ用
ローラに所定のタイヤ荷重で押付けるためのタイヤ押付
装置において、本体フレームと、前記本体フレームに対
して上下動自在に担持された上下移動フレームとを有す
る上下可動支持フレーム手段と、前記上下移動フレーム
を前記本体フレームに対して上下動するための高さ調整
手段と、水平部材及び垂直部材を備え、前記水平部材及
び前記垂直部材の連結部近傍に設けられた回転支軸を中
心として回転可能に前記上下移動フレームに支持された
L形リンクと、前記上下移動フレームに取付けられ、前
記L形リンクの前記垂直部材の上端に係合して前記L形
リンクを前記回転支軸を中心として回転させる押圧手段
と、前記L形リンクの前記水平部材の先端部に軸受け手
段にて回転自在に取りつけられ、前記タイヤ部を取付け
るための回転支持軸と、を有し、前記回転支持軸にトル
ク計測器を介して自動車の駆動系回転軸部を接続するこ
とを特徴とするタイヤ押付装置が提供される。
【0023】第2及び第3の本発明の一実施態様によれ
ば、前記タイヤ押付装置は、ダイナモ試験装置本体架台
に固定された本体フレームと、前記本体フレームに対し
て上下動自在に担持された上下移動フレームとを有する
上下可動支持フレーム手段と、前記上下移動フレームを
前記本体フレームに対して上下動するための高さ調整手
段と、水平部材及び垂直部材を備え、前記前記水平部材
及び前記垂直部材の連結部近傍に設けられた回転支軸を
中心として回転可能に前記上下移動フレームに支持され
たL形リンクと、前記上下移動フレームに取付けられ、
前記L形リンクの前記垂直部材の上端に係合して前記L
形リンクを前記回転支軸を中心として回転させる押圧手
段と、前記L形リンクの前記水平部材の先端部に軸受け
手段にて回転自在に取りつけられ、前記タイヤ部を取付
けるための回転支持軸と、を有し、前記トルク計測器
は、前記回転支持軸に取り付けられ、前記トルク計測器
に前記駆動系回転軸部が接続される。
【0024】第2及び第3の本発明の他の実施態様によ
れば、前記押圧手段は、エアシリンダである。
【0025】第2及び第3の本発明の他の実施態様によ
れば、前記エアシリンダは、シリンダー型アクチュエー
タであり、シリンダに供給する圧力をデジタル式圧力計
で計測し、圧力調整弁で供給圧力を調整し、前記タイヤ
部に所定のタイヤ荷重を付与する。
【0026】第2及び第3の本発明の他の実施態様によ
れば、前記L形リンクの前記水平部材には水準器を設
け、タイヤに対して垂直荷重を正確に加える。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るダイナモ試験
方法、ダイナモ試験装置及びタイヤ押付装置を図面に則
して更に詳しく説明する。
【0028】図1に本発明に係るダイナモ試験装置1の
一実施例を示す。本実施例によると、ダイナモ試験装置
1は、従来と同様に、自動車の駆動部300からの駆動
力を駆動系回転軸部を介してタイヤ部200に伝達し、
タイヤ部200は、駆動力を負荷手段としての擬似路面
を構成するローラ部100に伝達する。本実施例にて、
駆動部は、前輪駆動車の駆動部とされ、エンジン301
及びトランスミッション302を含み、駆動系回転軸部
は、トランスミッション302からの出力をタイヤ部2
00に伝達するドライブシャフト303とされる。
【0029】ローラ部100は、擬似路面となる対を成
すダイナモ用ローラ101(101A、101B)と、
負荷手段としてのローラ駆動用モータ104と、を有す
る。勿論、ローラ部100は、ダイナモ用ローラ101
の代わりにフラットベルト(図示せず)を使用すること
もできる。
【0030】本実施例にてダイナモ用ローラ101Aの
駆動回転軸105は、直接、ローラ駆動用モータ104
に接続されている。対をなすダイナモ用ローラ101
(101A、101B)は互いに回転連結軸102にて
連結されている。必要に応じて、駆動回転軸105に
も、即ち、ダイナモ用ローラ101Aとローラ駆動用モ
ータ104との間には、従来と同様にトルク測定器10
3を設けてもよい。
【0031】上記構成のダイナモ試験装置1は、上述の
ように、前輪駆動車のための試験を行う構成に好適なも
のであるが、4輪駆動車のための試験を行う場合には、
4輪のタイヤ部に対応して上記構成のダイナモ試験装置
1が前後に配置される。
【0032】本発明によれば、各ダイナモ用ローラ10
1(101A、101B)にタイヤ部200を構成する
タイヤ201を所定の荷重で押付けるためにタイヤ押付
装置10が設けられている。
【0033】タイヤ押付装置10は、図2〜図4をも参
照するとより良く理解されるように、水平部材11及び
垂直部材12からなるL形リンク13を有し、水平部材
11の先端部に回転支持軸14が軸受け手段15にて回
転自在に取りつけられている。回転支持軸14の一端は
タイヤ部200のタイヤホイール202を取りつけるた
めのホイール取付フランジ16が設けられ、他端には計
測器取付フランジ17が配置される。計測器取付フラン
ジ17には、トルク計測器30の一側が取付けられる。
また、計測器30の他側には、駆動部300からの駆動
系回転軸部、即ち、ドライブシャフト303がドライブ
シャフト取付フランジ18を介して取付けられる。
【0034】つまり、本発明によれば、トルク計測器3
0は、フランジ型トルク計測器とされ、トルク計測器3
0の回転計測部が回転支持軸14の計測器取付フランジ
17とドライブシャフト取付フランジ18との間に設け
られている。トルク計測器30は、図4に概略図示され
るように、ステータ31とロータとを有し、ステータ3
1は取付アングル19を利用してタイヤ押付装置10に
固定されている。又、ロータ32は、計測体33とアダ
プターフランジ34を有し、計測体33が計測器取付フ
ランジ17に、アダプターフランジ34がドライブシャ
フト取付フランジ18にそれぞれボルトで取付けられて
いる。
【0035】トルク計測器30は、HBM株式会社(H
BM Mess−und Systemtechnik
GmbH)製のトルク計測器(商品名:T10Fトル
クフランジ)を好適に使用し得る。
【0036】上述のように、本発明によれば、トルク計
測器30がタイヤ取付用回転支持軸14とドライブシャ
フト303との間に配置されるので、トランスミッショ
ンドライブシャフト303の軸トルクや、タイヤ201
が擬似路面のダイナモ用ローラ101に伝達するトルク
を計測することができ、自動車の駆動系を構成する各部
品の適正な評価が可能である。
【0037】タイヤ押付装置10は、上下可動支持フレ
ーム手段20を備えており、装置本体架台2に固定され
た本体フレーム21と、本体フレーム21に対して上下
動自在に担持された上下移動フレーム22とを有する。
本実施例では、本体フレーム21は、垂直に且つ所定の
距離離間して装置本体架台2に取付けられた対をなす垂
直フレーム21A、21Bとされ、又、上下移動フレー
ム22は、垂直フレーム21(21A、21B)の外側
に嵌合装着された断面矩形の筒体とされる。対をなす垂
直フレーム21(21A、21B)の間には、高さ調整
手段、本実施例では手動ジャッキ23が配置され、ジャ
ッキ23の上下可動部材の受面は筒状上下移動フレーム
22の下面に当接し、上下移動フレーム22を担持して
いる。
【0038】上下移動フレーム22には、水平方向に延
在した支持アーム24の一端が固定され、支持アーム2
4の他端は、タイヤ押付装置10のL形リンク13にお
ける水平部材11と垂直部材12との連結部に設けられ
た回転支軸19を回転自在に支持している。
【0039】又、タイヤ押付装置10は、タイヤ押圧手
段26を有している。本実施例で、タイヤ押圧手段26
は、エアシリンダとされ、エアシリンダ26への圧力の
調整は圧力調整弁27にて行う。可動ロッド26Aは、
上記L形リンク13の垂直部材12の上端に取付けら
れ、エアシリンダ本体26Bは、上記上下移動フレーム
22に固着された支持部材25に取付けられる。
【0040】エアシリンダ26としては、例えば、シリ
ンダー形アクチュエータ(藤倉ゴム工業株式会社製、商
品名:フジクラ BFシリンダ)を使用し、シリンダに
供給するエアー圧力をデジタル式圧力計28(長野計器
株式会社製、商品名:GC60)を使用して計測、制御
するのが好ましい。斯かる構成とすることにより、装置
の小型化が可能となり、装置の軽量化を図ることができ
る。
【0041】従って、エアシリンダを駆動して可動ロッ
ド26Aを図2にて左側へと突出し、回転支軸19を中
心としてL形リンク13を、図2にて反時計方向へと移
動し、タイヤ201を所定のタイヤ荷重でダイナモ用ロ
ーラ101(101A、101B)に押付けることがで
きる。又、エアシリンダ26に付設された切替弁29
(図3)により可動ロッド26Aを図2にて右側へと後
退させ、L形リンク13を時計方向へと、即ち、タイヤ
交換取付作業位置へと移動することもできる。
【0042】更に、本発明に従ったタイヤ押付装置10
によれば、高さ調整手段、即ち、ジャッキ23を作動し
て上下移動フレーム22の高さを調整することにより、
L形リンク13に取付けられたタイヤホイール202の
回転支持軸14の位置、即ち、タイヤ取付中心位置をタ
イヤ201の大きさに応じた位置に位置させるように設
定することができる。即ち、本発明によれば、タイヤ2
01とダイナモ用ローラ101の接触位置が常に一定位
置(図2にてT位置)にあるように設定することがで
き、しかも、タイヤに加わる荷重、即ち、タイヤ荷重を
ダイナモ用ローラ101との接線に対して垂直となるよ
うに設定することができる。
【0043】上記構成の本発明のダイナモ試験装置1の
使用及び作動態様について説明する。
【0044】本実施例では、前輪駆動自動車の試験を行
うものとする。従って、ダイナモ試験装置1は、図1に
示すように、左右対称にダイナモ用ローラ101(10
1A、101B)及びタイヤ押付装置10が配置され、
両タイヤ押付装置10の間に試験対象の、本実施例では
エンジン及びトランスミッションが一体の駆動部300
が、試験装置本体架台2に所定の取付け台(図示せず)
により取付けられている。
【0045】先ず、タイヤ押圧手段26を駆動して、即
ち、切替弁29を切り替えることにより可動ロッド26
Aを図2にて右側へと後退させ、L形リンク13を図2
にて時計方向へと揺動し、タイヤ取付回転支持軸14の
位置がダイナモ用ローラ位置から充分離れたタイヤ交換
取付作業位置へと移動させる。この状態で、回転支持軸
14にホイール取付フランジ16を介して、タイヤ20
1が装着されたタイヤホイール202を取付ける。その
後、切替弁29を切り替えて、タイヤ押圧手段26を駆
動してL形リンク13を図2にて反時計方向へと揺動
し、タイヤ201とダイナモ用ローラ101(101
A、101B)との接触位置が所定の設計接触位置Tと
なるように設定する。このとき、ジャッキ23を作動し
て上下移動フレーム22の高さを調整し、試験に使用す
るタイヤ201とダイナモ用ローラ101(101A、
101B)との接触位置が所定の設計接触位置Tとなる
ように調整する。
【0046】更に、図2に示すように、L形リンク13
の水平部材11の上に水準器40を置き、タイヤ押付装
置10がタイヤ201に対して垂直荷重Wを正確に加え
られる状態に設定されているか否かを確認することがで
きる。
【0047】次に、試験対象の駆動部300からの出力
軸であるドライブシャフト303がタイヤ押付装置10
に取付けられたトルク計測器30にドライブシャフト取
付フランジ18を介して接続される。
【0048】その後、L形リンク13が図2にて時計方
向へと移動する側へとタイヤ押圧手段26を駆動してタ
イヤ201に所定の垂直荷重W(タイヤ荷重)を加える
ことができる。
【0049】本実施例では、タイヤ押圧手段26として
エアシリンダ、即ち、シリンダー形アクチュエータ(藤
倉ゴム工業株式会社製、商品名:フジクラ BFシリン
ダ)を使用し、シリンダに供給するエアー圧力をデジタ
ル式圧力計28(長野計器株式会社製、商品名:GC6
0)を使用して計測した。
【0050】本実施例の構成によれば、図2にて理解さ
れるように、シリンダー形アクチュエータの押し力(加
圧力)の方向とタイヤ幅中心線にはオフセット量が存在
している。又、L形リンク13自体の重量もタイヤ20
1の押付力となる。従って、本実施例によれば、シリン
ダー形アクチュエータに供給する圧力値はデジタル圧力
計28で測定し、供給圧力値と垂直荷重値との相関テー
ブルを作成した。相関テーブル作成時は、L形リンク1
3に設けた水準器40で水平を確認した。
【0051】タイヤ押圧手段26による加圧力(供給圧
力値)とタイヤ荷重(垂直荷重値)との相関は、予め、
タイヤ201とダイナモ用ローラ101(101A、1
01B)との間に圧力測定センサを設置して求めること
ができる。このようにして作成した相関テーブルを用い
て、エアシリンダへの供給圧力を校正した値に設定する
ことで正確にタイヤ押付力を設定できる。
【0052】本実施例では、切替弁29を切替えてタイ
ヤ201をダイナモ用ローラ101(101A、101
B)に対する押付位置へと移動させた後、水準器40に
て水平を確認しながら圧力調整弁27のハンドルを回
し、供給圧力値−垂直荷重値を示す相関テーブルを用い
て、設定したい荷重値内に対応する圧力値を、デジタル
圧力計28の数値を読取りながら圧力を設定した。
【0053】尚、相関テーブルは、試験装置の運転制御
コンピュータに記憶させておくことにより、エアシリン
ダへの加圧信号を所定の試験態様に基づいて制御し、様
々な運転及び走行態様での試験を自動的に実施すること
もできる。
【0054】斯かる構成にて、タイヤ荷重Wは、アクチ
ュエータへの加圧信号を制御することにより種々に制御
可能であった。
【0055】上記本実施例の構成とすることにより、装
置の小型化が可能となり、従来の図5に示す従来の装置
に比較すると、従来装置の重量が1200kgであった
のが、本実施例の装置では、550kgにまで軽量化を
図ることができた。
【0056】又、本発明に従ったタイヤ押付装置10
は、従来のタイヤ押付装置110と互換性があるので、
従来のダイナモ試験装置にも据え付けることができる。
【0057】本発明によれば、上述したように、自動車
の駆動系評価、或いは、タイヤ性能試験を行う際には、
高さ調整手段、即ち、ジャッキ23を作動して上下移動
フレーム22の高さを調整し、タイヤ201とダイナモ
用ローラ101(101A、101B)との接触位置を
設計接触位置Tに設定した状態で、しかもタイヤ押圧手
段26によりタイヤを所定の垂直荷重でダイナモ用ロー
ラ101(101A、101B)に押付けることがで
き、自動車の駆動系を構成する各部品の評価、或いは、
タイヤ性能試験を正確に実施し得るという利点を有して
いる。
【0058】上記実施例では、トルク計測器30は、前
輪駆動自動車用のエンジン301及びトランスミッショ
ン302が一体とされた駆動部300からのドライブシ
ャフト303と、タイヤ取付用回転支持軸14との間に
配置されるものとしたが、例えば後輪駆動自動車の場合
などにおいては、駆動部のエンジンからの出力ドライブ
シャフトとトランスミッションの入力側シャフトとの間
に、或いは、トランスミッションとディファレンシャル
ギアとの間に、更には、ディファレンシャルギアとタイ
ヤ取付用回転支持軸との間に設けることもできる。いず
れにしても、本発明によれば、自動車の駆動系における
回転駆動軸部からタイヤ部に至る駆動伝達経路中にトル
ク計測器を配置し、回転トルクを計測することにより、
自動車の駆動系を構成する各部品の適正な評価、更に
は、タイヤ性能試験を正確に且つ迅速に行うことができ
る。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るダイ
ナモ計測方法及びダイナモ計測装置は、自動車の駆動部
からの駆動力を駆動系回転軸部を介してタイヤ部に伝達
し、タイヤ部は駆動力を擬似路面を構成する負荷手段と
してのローラ部に伝達して自動車の駆動部からタイヤ部
に至る駆動系を評価するに際して、駆動系回転軸部から
タイヤ部に至る駆動伝達経路中にトルク計測器を配置
し、駆動部を駆動することにより駆動系回転軸部を駆動
し、タイヤ部をローラ部に所定のタイヤ荷重にて押し付
け、そのときの駆動系回転軸部にかかる軸トルクをトル
ク計測器にて計測する構成とされ、又、本発明のタイヤ
押付装置は、ダイナモ試験装置本体架台に固定された本
体フレームと、本体フレームに対して上下動自在に担持
された上下移動フレームとを有する上下可動支持フレー
ム手段と;上下移動フレームを本体フレームに対して上
下動するための高さ調整手段と;水平部材及び垂直部材
を備え、水平部材及び垂直部材の連結部近傍に設けられ
た回転支軸を中心として回転可能に上下移動フレームに
支持されたL形リンクと;上下移動フレームに取付けら
れ、L形リンクの垂直部材の上端に係合してL形リンク
を回転支軸を中心として回転させる押圧手段と;L形リ
ンクの水平部材の先端部に軸受け手段にて回転自在に取
りつけられ、タイヤ部を取付けるための回転支持軸と;
を有し、トルク計測器は、回転支持軸に取り付けられ、
トルク計測器に駆動系回転軸部が接続される構成とされ
るので、 (1)自動車の駆動系回転軸部の軸トルクを直接計測す
ることができ、自動車の駆動系を構成する各部品の評価
を、或いは、タイヤ性能試験を正確に実施することがで
きる。 (2)自動車の駆動部の両側に位置した両駆動系回転軸
部の軸トルクを直接計測することができ、自動車の駆動
系を構成する各部品の評価を、或いは、タイヤ性能試験
を正確に実施することができる。 (3)種々のタイヤ径に対しても容易に対応することが
でき、自動車の駆動系を構成する各部品の評価を、或い
は、タイヤ性能試験を正確に且つ迅速に実施することが
できる。 (4)タイヤ荷重の設定が容易で、しかも構造が簡単
で、小型化、軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダイナモ計測装置の一実施例の正
面図である。
【図2】本発明に係るダイナモ計測装置のタイヤ押付装
置の一実施例の側面図である。
【図3】図2のタイヤ押付装置の平面図である。
【図4】タイヤ押付装置の拡大断面図である。
【図5】従来のダイナモ計測装置の正面図である。
【図6】従来のダイナモ計測装置のタイヤ押付装置の側
面図である。
【符号の説明】
1 ダイナモ計測装置 2 ダイナモ計測装置本体
架台 10 タイヤ押付装置 11 水平部材 12 垂直部材 13 L形リンク 14 回転支持軸 16 ホイール取付フランジ 17 計測器取付フランジ 18 ドライブシャフト取付
フランジ 20 上下可動支持フレーム 21 本体フレーム 22 上下移動フレーム 23 高さ調整手段 26 タイヤ押圧手段 30 トルク計測器 40 水準器 100 ローラ部 101(101A、101B) ダイナモ用ローラ 200 タイヤ部 201 タイヤ 202 タイヤホイール 300 駆動部 301 エンジン 302 トランスミッション 303 ドライブシャフト

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の駆動部からの駆動力を駆動系回
    転軸部を介してタイヤ部に伝達し、タイヤ部は駆動力を
    擬似路面を構成する負荷手段としてのローラ部に伝達し
    て自動車の駆動部からタイヤ部に至る駆動系を評価する
    ためのダイナモ試験方法において、 前記駆動系回転軸部から前記タイヤ部に至る駆動伝達経
    路中にトルク計測器を配置し、前記駆動部を駆動するこ
    とにより前記駆動系回転軸部を駆動し、前記タイヤ部を
    前記ローラ部に所定のタイヤ荷重にて押し付け、そのと
    きの前記駆動系回転軸部にかかる軸トルクを前記トルク
    計測器にて計測することを特徴とするダイナモ試験方
    法。
  2. 【請求項2】 前記駆動部は、エンジン及びトランスミ
    ッションを含み、前記駆動系回転軸部は、前記トランス
    ミッションからの出力を前記タイヤ部に伝達するドライ
    ブシャフトであり、前記トルク計測器は前記駆動系回転
    軸部と前記タイヤ部との間に配置されることを特徴とす
    る請求項1のダイナモ試験方法。
  3. 【請求項3】 前記駆動部は、エンジン、トランスミッ
    ション及びディファレンシャルギヤを含み、前記駆動系
    回転軸部は、前記ディファレンシャルギヤからの出力を
    前記タイヤ部に伝達するドライブシャフトであり、前記
    トルク計測器は前記ディファレンシャルギヤと前記タイ
    ヤ部との間に配置されることを特徴とする請求項1のダ
    イナモ試験方法。
  4. 【請求項4】 前記トルク計測器により計測されたトル
    ク値により、自動車の駆動部からタイヤ部に至る駆動系
    を構成する各部品の評価及び/又はタイヤの性能を試験
    することを特徴とする請求項1、2又は3のダイナモ試
    験方法。
  5. 【請求項5】 前記タイヤ荷重は、前記タイヤ部と前記
    ローラ部との接触位置に対して垂直方向の荷重とされる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の
    ダイナモ試験方法。
  6. 【請求項6】 自動車の駆動部からの駆動力を駆動系回
    転軸部を介してタイヤ部に伝達し、前記タイヤ部はその
    駆動力を擬似路面を構成する負荷手段としてのローラ部
    に伝達して自動車の駆動部からタイヤ部に至る駆動系を
    評価するためのダイナモ試験装置において、 前記駆動系回転軸部から前記タイヤ部に至る駆動伝達経
    路中に配置されたトルク計測器と、 前記タイヤ部を回転自在に保持し、且つ、前記タイヤ部
    を前記ローラ部に所定のタイヤ荷重にて押し付けるため
    のタイヤ押付装置と、を有し、前記駆動部運転時に前記
    駆動系回転軸部にかかる軸トルクを前記トルク計測器に
    て計測することを特徴とするダイナモ試験装置。
  7. 【請求項7】 前記ローラ部は、擬似路面を構成する対
    を成し、互いに回転連結軸にて連結されたダイナモ用ロ
    ーラと、前記各ダイナモ用ローラに同じ負荷を与えるロ
    ーラ駆動用モータと、を有し、前記タイヤ押付装置は、 ダイナモ試験装置本体架台に固定された本体フレーム
    と、前記本体フレームに対して上下動自在に担持された
    上下移動フレームとを有する上下可動支持フレーム手段
    と、 前記上下移動フレームを前記本体フレームに対して上下
    動するための高さ調整手段と、 水平部材及び垂直部材を備え、前記前記水平部材及び前
    記垂直部材の連結部近傍に設けられた回転支軸を中心と
    して回転可能に前記上下移動フレームに支持されたL形
    リンクと、 前記上下移動フレームに取付けられ、前記L形リンクの
    前記垂直部材の上端に係合して前記L形リンクを前記回
    転支軸を中心として回転させる押圧手段と、 前記L形リンクの前記水平部材の先端部に軸受け手段に
    て回転自在に取りつけられ、前記タイヤ部を取付けるた
    めの回転支持軸と、を有し、前記トルク計測器は、前記
    回転支持軸に取り付けられ、前記トルク計測器に前記駆
    動系回転軸部が接続されることを特徴とする請求項6の
    ダイナモ試験装置。
  8. 【請求項8】 前記押圧手段は、エアシリンダであるこ
    とを特徴とする請求項7のダイナモ試験装置。
  9. 【請求項9】 前記エアシリンダは、シリンダー型アク
    チュエータであり、シリンダに供給する圧力をデジタル
    式圧力計で計測し、圧力調整弁で供給圧力を調整し、前
    記タイヤ部に所定のタイヤ荷重を付与することを特徴と
    する請求項8のダイナモ試験装置。
  10. 【請求項10】 前記L形リンクの前記水平部材には水
    準器を設け、タイヤに対して垂直荷重を正確に加えるこ
    とを特徴とする請求項7、8又は9のダイナモ試験装
    置。
  11. 【請求項11】 タイヤ部を回転自在に取付け、タイヤ
    部をダイナモ試験装置のダイナモ用ローラに所定のタイ
    ヤ荷重で押付けるためのタイヤ押付装置において、 本体フレームと、前記本体フレームに対して上下動自在
    に担持された上下移動フレームとを有する上下可動支持
    フレーム手段と、 前記上下移動フレームを前記本体フレームに対して上下
    動するための高さ調整手段と、 水平部材及び垂直部材を備え、前記水平部材及び前記垂
    直部材の連結部近傍に設けられた回転支軸を中心として
    回転可能に前記上下移動フレームに支持されたL形リン
    クと、 前記上下移動フレームに取付けられ、前記L形リンクの
    前記垂直部材の上端に係合して前記L形リンクを前記回
    転支軸を中心として回転させる押圧手段と、 前記L形リンクの前記水平部材の先端部に軸受け手段に
    て回転自在に取りつけられ、前記タイヤ部を取付けるた
    めの回転支持軸と、を有し、前記回転支持軸にトルク計
    測器を介して自動車の駆動系回転軸部を接続することを
    特徴とするタイヤ押付装置。
  12. 【請求項12】 前記押圧手段は、エアシリンダである
    ことを特徴とする請求項11のタイヤ押付装置。
  13. 【請求項13】 前記エアシリンダは、シリンダー型ア
    クチュエータであり、シリンダに供給する圧力をデジタ
    ル式圧力計で計測し、圧力調整弁で供給圧力を調整し、
    タイヤに所定のタイヤ荷重を付与することを特徴とする
    請求項12のタイヤ押付装置。
  14. 【請求項14】 前記L形リンクの前記水平部材には水
    準器を設け、タイヤに対して垂直荷重を正確に加えるこ
    とを特徴とする請求項11、12又は13のタイヤ押付
    装置。
JP2000345530A 2000-11-13 2000-11-13 ダイナモ計測方法、ダイナモ計測装置及びタイヤ押付装置 Pending JP2002148150A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000345530A JP2002148150A (ja) 2000-11-13 2000-11-13 ダイナモ計測方法、ダイナモ計測装置及びタイヤ押付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000345530A JP2002148150A (ja) 2000-11-13 2000-11-13 ダイナモ計測方法、ダイナモ計測装置及びタイヤ押付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002148150A true JP2002148150A (ja) 2002-05-22

Family

ID=18819551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000345530A Pending JP2002148150A (ja) 2000-11-13 2000-11-13 ダイナモ計測方法、ダイナモ計測装置及びタイヤ押付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002148150A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7963158B2 (en) 2007-03-30 2011-06-21 Honda Motor Co., Ltd. Tire driving stiffness measuring apparatus, tire driving stiffness measuring method and predictive fuel consumption
CN102313649A (zh) * 2011-07-26 2012-01-11 湖北三江航天万山特种车辆有限公司 特种车辆辅助发电机组试验控制系统
JP2014174103A (ja) * 2013-03-12 2014-09-22 Sinfonia Technology Co Ltd 動力系の試験装置
WO2016088469A1 (ja) * 2014-12-05 2016-06-09 株式会社堀場製作所 駆動系試験装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7963158B2 (en) 2007-03-30 2011-06-21 Honda Motor Co., Ltd. Tire driving stiffness measuring apparatus, tire driving stiffness measuring method and predictive fuel consumption
CN102313649A (zh) * 2011-07-26 2012-01-11 湖北三江航天万山特种车辆有限公司 特种车辆辅助发电机组试验控制系统
JP2014174103A (ja) * 2013-03-12 2014-09-22 Sinfonia Technology Co Ltd 動力系の試験装置
WO2016088469A1 (ja) * 2014-12-05 2016-06-09 株式会社堀場製作所 駆動系試験装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4238954A (en) Flat belt tire tester
EP1884759B1 (en) Traveling test apparatus for vehicle
JP6781368B2 (ja) シャシダイナモメータ
JP7062689B2 (ja) 自動車のダイナモメータ試験に使用される方法およびシステム
WO2011036876A1 (ja) タイヤ試験機
US4344324A (en) Flat belt tire tester
EP2711206A1 (en) Apparatus for servicing vehicle wheels
JP2013156087A (ja) タイヤ試験装置
US4862736A (en) Method and apparatus for the transfer of forces and/or moments in vehicle testing
US4584873A (en) Integrated tire conditioning system and method
US8899296B2 (en) Apparatus for servicing vehicle wheels
JP5117079B2 (ja) 車両試験装置
JP2002148150A (ja) ダイナモ計測方法、ダイナモ計測装置及びタイヤ押付装置
EP0124258A2 (en) Vehicle test method and apparatus
JP5320051B2 (ja) 車両拘束装置
US3965731A (en) Roller brake tester
JP2012078318A (ja) タイヤ試験装置
JPH09329530A (ja) 台上摩耗エネルギー測定試験機
US2036653A (en) Brake testing mechanism
JPS6311613B2 (ja)
JPH0966423A (ja) プリロード計測機能付圧入機およびこの圧入機によるプリロード計測方法
JP2007212150A (ja) シャシダイナモメータの車両位置制御装置
KR200258768Y1 (ko) 6축 병렬 로보트를 이용한 타이어 힘과 모멘트 시험장치
JP2566150Y2 (ja) タイヤ試験機
JPS58196436A (ja) 輪軸回転試験機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091013

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100223