JP2002147956A - 固形物の乾燥装置 - Google Patents

固形物の乾燥装置

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JP2002147956A
JP2002147956A JP2000341338A JP2000341338A JP2002147956A JP 2002147956 A JP2002147956 A JP 2002147956A JP 2000341338 A JP2000341338 A JP 2000341338A JP 2000341338 A JP2000341338 A JP 2000341338A JP 2002147956 A JP2002147956 A JP 2002147956A
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JP
Japan
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hot air
solid material
rotary drum
drying
insertion pipe
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Application number
JP2000341338A
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English (en)
Inventor
Shigehiko Kobayashi
茂彦 小林
Yuji Miyamori
祐司 宮森
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NHI CO Ltd
SHIN NIHONKAI JUKOGYO KK
Original Assignee
NHI CO Ltd
SHIN NIHONKAI JUKOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥と冷却との両機能を併わせ持つだけでな
く、構造が簡単で合理的に部品等が節減されるために、
コンパクトとなり且つ製造コストが安価となる固形物の
乾燥装置を提供する。 【解決手段】 一端が固形物の投入のために、他端が排
出のために開口された横軸の回転胴からなる固形物の乾
燥装置において、回転胴の中通しとなるように挿入管を
架設し、挿入管を回転胴の中途位置で封止し、その封止
壁を境とする挿入管の一端部を熱風路としてその下面に
熱風の放出ノズルを配設し、挿入管の他端部において
は、端から封止壁近くまでを上下に仕切り、その仕切壁
よりも下半部を冷風路としてその下面に冷風の噴出ノズ
ルを配設し、上半部を排気路として封止壁近くに熱風と
冷風とが合流する吸引口を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、固形肥
料、固形化学薬品等のような粒状またはぺレット状の固
形物の乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】固形肥料を造形する場合には、多くの場
合、成分調整が粉末においてなされる関係上、水や連結
剤の調合をしてから造粒機にかけられる。したがって、
その固形物には商品としては過剰な水分等が含有してお
り、これを乾燥してから出荷する必要がある。
【0003】従来、この種の固形物の乾燥においては、
横軸の回転胴の一端から材料を投入し他端から排出する
ロータリー式乾燥機を使っており、この場合、外からヒ
ーターにより、加熱され、あるいは一端から熱風が吹き
込まれることにより、中に流転する材料に熱が通され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の固
形物の乾燥装置によれば、乾燥処理して排出された固形
物が蓄熱状態にあり、固形物の成分によっては蓄熱を早
期に除去しないと変質もしては成分消失を招くおそれが
あるため、排出後直ちに冷却機により冷却される。
【0005】冷却機は、その構造が様々であるが、同じ
ように回転胴式のものが多く用いられる。いずれにして
も、従来の場合であると、固形物の乾燥には乾燥機の他
に冷却機を要し、2台の機械の併置のために設置面積を
多くとり、設備投資金額が過大になるという問題があっ
た。
【0006】この発明は、上記のような実情に鑑みて、
乾燥と冷却との両機能を併わせ持つだけでなく、構造が
簡単で合理的に部品等が節減されるために、コンパクト
となり且つ製造コストが安価となる固形物の乾燥装置を
提供することを目的とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、一端が固形物の投入のために、他端
が排出のために開口された横軸の回転胴からなる固形物
の乾燥装置において、回転胴の中通しとなるように挿入
管を架設し、挿入管を回転胴の中途位置で封止し、その
封止壁を境とする挿入管の一端部を熱風路としてその下
面に熱風の放出ノズルを配設し、挿入管の他端部におい
ては、端から封止壁近くまでを上下に仕切り、その仕切
壁よりも下半部を冷風路としてその下面に冷風の噴出ノ
ズルを配設し、上半部を排気路として封止壁近くに熱風
と冷風とが合流する吸引口を設けたことを特徴とする固
形物の乾燥装置を構成した。
【0008】上記の構成によれば、一端から材料として
の固形物が回転胴に投入されると、その回転に伴って底
面を転々と流動して他端に向かうが、その中途までは熱
風路の放出ノズルから熱風を受けることにより乾燥し、
それ以後は、冷風路の噴出ノズルから冷風を受けること
により冷却され、回転胴の他端からは、乾燥と冷却が共
に施された固形物として排出される。
【0009】排気ガスの吸引口が熱風の放出ノズルの配
列ゾーンと、冷風の噴出ノズルの配列ゾーンとの丁度間
に開口されているため、その吸引口に熱風と冷風とが合
流して吸引されることから、熱風と冷風とが混合して相
互に影響を及ぼすような不都合がなく、乾燥と冷却とが
同一回転胴内で効率的に行われる。
【0010】回転胴がこのように乾燥と冷却のために共
に機能することの他、挿入管が熱風路、冷風路、排気路
として機能し、また、吸引のための排気ファンが共通と
なる等、全体的に構造が合理的にコンパクトとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明において、回転胴1の中
に通しとなる挿入管3は、強度的に一体の管材であるこ
とが望ましいが、例えば、中央部で継がれた接合管であ
っても良い。また、挿入管3の形状については、必ずし
も円筒形であることを要しなく、三角形の他、四角形、
六角形等の多角形の筒形としても有効に実施できる。
【0012】また、挿入管3は、回転胴1の回転とは自
由に、本体フレームF等に架設されるものであるが、こ
の架設に耐え得る限り、前記の如く継がれた接合管の
他、一部の例えば冷風路が組み込まれた複合管であって
も良いものとする。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の固形物
の乾燥装置によれば、乾燥と冷却との両機能を併せ持つ
ために、粒状またはペレット状の固形物の乾燥処理を短
時間に効率的に行うことができ、また、構造が簡単で部
品や部材、機器等が乾燥と冷却とに共用されるので、ス
ペースを取らないようコンパクトとなり、しかも、製造
コストが安価になる等の優れた効果がある。
【0014】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0015】固形物の乾燥装置は、フレーム本体Fに、
回転胴1を回転可能に支承するほか、回転胴1の中に通
される挿入管3を架設し、さらに、一端に回転胴1への
固形物Bの投入装置5を、他端に回転胴1から放出され
る固形物Bの排出ホッパー6をそれぞれ設けてある。そ
して、挿入管3に、熱風路7と、冷風路9と、排気路1
1とが構成される。
【0016】回転胴1は、両端が開口13、13となっ
ている円筒形であって、回転可能に支承するために、回
転胴1には、両端部に環状レール15、15を固着し、
本体フレームFの下端の基台19、19に環状レール1
5、15を受ける支承ローラ17、17が一対ずつ軸支
される。また、回転駆動のために、回転胴1の回りに従
動歯車21を嵌着し、本体フレームFには、従動歯車2
1と噛合する原動歯車23と、それを回転させる減速機
付きモータ25とが取り付けられる。
【0017】挿入管3は、回転胴1の回転に関係なく静
止するよう本体フレームに固定されているもので、中間
部に封止壁27を設け、封止壁27を境として、一端部
を熱風路7に構成するために、下面に熱風の放出ノズル
29が配列される。また、他端部については、封止壁2
7の近くまで下半部を冷風路9とする仕切壁33を設
け、冷風路9の下面に冷風の噴出ノズル35が配列され
る。また、仕切壁33の上側が排気路11となるよう
に、封止壁27の近くに熱風と冷風の吸引口37を設け
てある。この吸引口37の位置を越えて熱風と冷風とが
混合することはないから、この位置を境にして、固形物
Bが加熱から冷却に一気に転ずる。
【0018】熱風路7への熱風の吹込みは、熱風発生路
39によるものであるが、熱風源にバーナー41の火炎
を用いたので、熱風発生路39の出口側に希釈空気押込
ファン43を設けてある。また、冷風路9の口には冷風
空気押込ファン45を接続し、排気路11の排出口には
吸引口37に吸引作用を及ぼす排気ファン47が接続さ
れる。
【0019】投入装置5から回転胴1の一端に粒状の固
形物Bが投入されると、回転胴1の回転により底面に沿
いながら他端に向かって徐々に移動するが、前半では熱
風を放出ノズル29から受け、後半では冷風を噴出ノズ
ル35から受け、排出ホッパー6には常温近くに冷めた
乾燥固形物が投入され、ロータリーバルブ50により小
分けし、梱包が可能な温度(40〜50℃)まで冷却さ
れて、袋詰めされるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による固形物の乾燥装置を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 回転胴 3 挿入管 7 熱風路 9 冷風路 11 排気路 13 開口 27 風止壁 29 熱風の放出ノズル 33 仕切壁 35 冷風の噴出ノズル 37 吸引口 B 固形物
フロントページの続き Fターム(参考) 3L113 AA06 AB03 AC04 AC31 AC45 AC46 AC48 AC49 AC52 AC53 AC54 AC56 AC57 AC63 AC68 AC74 AC76 BA02 CB03 CB21 CB24 CB34 DA04 DA06 DA14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が固形物の投入のために、他端が排
    出のために開口された横軸の回転胴からなる固形物の乾
    燥装置において、回転胴の中通しとなるように挿入管を
    架設し、挿入管を回転胴の中途位置で封止し、その封止
    壁を境とする挿入管の一端部を熱風路としてその下面に
    熱風の放出ノズルを配設し、挿入管の他端部において
    は、端から封止壁近くまでを上下に仕切り、その仕切壁
    よりも下半部を冷風路としてその下面に冷風の噴出ノズ
    ルを配設し、上半部を排気路として封止壁近くに熱風と
    冷風とが合流する吸引口を設けたことを特徴とする固形
    物の乾燥装置。
JP2000341338A 2000-11-09 2000-11-09 固形物の乾燥装置 Pending JP2002147956A (ja)

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