JP2002147884A - 温水冷媒加熱エアコン - Google Patents
温水冷媒加熱エアコンInfo
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- JP2002147884A JP2002147884A JP2000344255A JP2000344255A JP2002147884A JP 2002147884 A JP2002147884 A JP 2002147884A JP 2000344255 A JP2000344255 A JP 2000344255A JP 2000344255 A JP2000344255 A JP 2000344255A JP 2002147884 A JP2002147884 A JP 2002147884A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷房運転中に誤って外部温水暖房装置を運転
させた場合に、熱媒加熱装置の運転を直ちに停止させ
て、冷凍サイクルの機能停止といったトラブルを未然に
防止することができる温水冷媒加熱エアコンの提供。 【解決手段】 暖房運転系と、冷房運転系とに切り替え
可能な冷凍サイクルSを備え、暖房運転系には、冷媒を
熱媒水(温水)との間で熱交換させる冷媒加熱回路21
が設けられ、熱媒水の熱媒加熱装置(温水加熱装置)3
には、外部温水暖房装置との間で熱媒水を循環させる温
水循環回路4が接続されている温水冷媒加熱エアコンで
ある。外気温を検出する外気温検出センサを備え、冷房
運転系の運転時には、この外気温検出センサによる検出
温度が設定温度と同じ又はそれ以上になると、熱媒加熱
装置の運転を停止させるように制御する。
させた場合に、熱媒加熱装置の運転を直ちに停止させ
て、冷凍サイクルの機能停止といったトラブルを未然に
防止することができる温水冷媒加熱エアコンの提供。 【解決手段】 暖房運転系と、冷房運転系とに切り替え
可能な冷凍サイクルSを備え、暖房運転系には、冷媒を
熱媒水(温水)との間で熱交換させる冷媒加熱回路21
が設けられ、熱媒水の熱媒加熱装置(温水加熱装置)3
には、外部温水暖房装置との間で熱媒水を循環させる温
水循環回路4が接続されている温水冷媒加熱エアコンで
ある。外気温を検出する外気温検出センサを備え、冷房
運転系の運転時には、この外気温検出センサによる検出
温度が設定温度と同じ又はそれ以上になると、熱媒加熱
装置の運転を停止させるように制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷暖房用エアコン
であって、暖房使用時において冷媒を熱媒水(温水)で
加熱すると共に、この温水を外部温水暖房装置に利用で
きるようにした温水冷媒加熱エアコンに関する。
であって、暖房使用時において冷媒を熱媒水(温水)で
加熱すると共に、この温水を外部温水暖房装置に利用で
きるようにした温水冷媒加熱エアコンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、温水冷媒加熱エアコンは、冷凍サ
イクルにおいて、圧縮機からの冷媒を室内熱交換器側に
送る暖房運転系と、圧縮機からの冷媒を室外熱交換器側
に送る冷房運転系とに切り替えられるようになってい
る。そして、暖房運転系には、冷媒を熱媒水(温水)と
の間で熱交換させたのち圧縮機に戻すようにした冷媒加
熱回路が設けられ、又、前記熱媒水の熱媒加熱装置(温
水加熱装置)には、外部温水暖房装置(例えば、温水床
暖房やファンコイルユニット等)との間で熱媒水を循環
させる温水循環回路が接続されている。
イクルにおいて、圧縮機からの冷媒を室内熱交換器側に
送る暖房運転系と、圧縮機からの冷媒を室外熱交換器側
に送る冷房運転系とに切り替えられるようになってい
る。そして、暖房運転系には、冷媒を熱媒水(温水)と
の間で熱交換させたのち圧縮機に戻すようにした冷媒加
熱回路が設けられ、又、前記熱媒水の熱媒加熱装置(温
水加熱装置)には、外部温水暖房装置(例えば、温水床
暖房やファンコイルユニット等)との間で熱媒水を循環
させる温水循環回路が接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな温水冷媒加熱エアコンにあっては、冷房運転系の運
転時において、誤って外部温水暖房装置である温水床暖
房等を運転させてしまうという誤操作を行うことがあ
る。このような誤操作を行うと、冷房運転中でありなが
ら熱媒加熱装置が運転を開始して、冷媒加熱回路で冷媒
が加熱され、この結果、室外ユニットの負荷が上昇し、
冷凍サイクルの機能停止を招いてしまうという問題が生
じる。
うな温水冷媒加熱エアコンにあっては、冷房運転系の運
転時において、誤って外部温水暖房装置である温水床暖
房等を運転させてしまうという誤操作を行うことがあ
る。このような誤操作を行うと、冷房運転中でありなが
ら熱媒加熱装置が運転を開始して、冷媒加熱回路で冷媒
が加熱され、この結果、室外ユニットの負荷が上昇し、
冷凍サイクルの機能停止を招いてしまうという問題が生
じる。
【0004】本発明は、上述のような従来の問題を解決
するためになされたもので、冷房運転中に誤って外部温
水暖房装置を運転させた場合に、熱媒加熱装置の運転を
受け付けず、又は直ちに熱媒加熱装置の運転を停止させ
るように制御して、冷凍サイクルの機能停止といったト
ラブルを未然に防止できるようにした温水冷媒加熱エア
コンを提供することを課題としている。
するためになされたもので、冷房運転中に誤って外部温
水暖房装置を運転させた場合に、熱媒加熱装置の運転を
受け付けず、又は直ちに熱媒加熱装置の運転を停止させ
るように制御して、冷凍サイクルの機能停止といったト
ラブルを未然に防止できるようにした温水冷媒加熱エア
コンを提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の温水冷媒加熱エアコン(請求項1)は、圧
縮機、室内熱交換器、第1膨張弁、室外熱交換器を有す
る冷凍サイクルを備え、この冷凍サイクルに、圧縮機か
らの冷媒を室内熱交換器側に送る暖房運転系と、圧縮機
からの冷媒を室外熱交換器側に送る冷房運転系とに切り
替える四方弁が設けられ、前記暖房運転系には、第1膨
張弁の手前で分岐して第2膨張弁を経た冷媒を熱媒水
(温水)との間で熱交換させたのち圧縮機に戻すように
した冷媒加熱回路が設けられ、前記熱媒水の熱媒加熱装
置(温水加熱装置)には、外部温水暖房装置との間で熱
媒水を循環させる温水循環回路が接続可能に構成されて
いる温水冷媒加熱エアコンにおいて、冷房運転系の運転
時には、熱媒加熱装置の運転開始を禁止するように制御
する構成とした。
に、本発明の温水冷媒加熱エアコン(請求項1)は、圧
縮機、室内熱交換器、第1膨張弁、室外熱交換器を有す
る冷凍サイクルを備え、この冷凍サイクルに、圧縮機か
らの冷媒を室内熱交換器側に送る暖房運転系と、圧縮機
からの冷媒を室外熱交換器側に送る冷房運転系とに切り
替える四方弁が設けられ、前記暖房運転系には、第1膨
張弁の手前で分岐して第2膨張弁を経た冷媒を熱媒水
(温水)との間で熱交換させたのち圧縮機に戻すように
した冷媒加熱回路が設けられ、前記熱媒水の熱媒加熱装
置(温水加熱装置)には、外部温水暖房装置との間で熱
媒水を循環させる温水循環回路が接続可能に構成されて
いる温水冷媒加熱エアコンにおいて、冷房運転系の運転
時には、熱媒加熱装置の運転開始を禁止するように制御
する構成とした。
【0006】又、本発明の温水冷媒加熱エアコン(請求
項2)は、圧縮機、室内熱交換器、第1膨張弁、室外熱
交換器を有する冷凍サイクルを備え、この冷凍サイクル
に、圧縮機からの冷媒を室内熱交換器側に送る暖房運転
系と、圧縮機からの冷媒を室外熱交換器側に送る冷房運
転系とに切り替える四方弁が設けられ、前記暖房運転系
には、第1膨張弁の手前で分岐して第2膨張弁を経た冷
媒を熱媒水(温水)との間で熱交換させたのち圧縮機に
戻すようにした冷媒加熱回路が設けられ、前記熱媒水の
熱媒加熱装置(温水加熱装置)には、外部温水暖房装置
との間で熱媒水を循環させる温水循環回路が接続可能に
構成されている温水冷媒加熱エアコンにおいて、外気温
を検出する外気温検出センサを備え、冷房運転系の運転
時には、この外気温検出センサによる検出温度が設定温
度と同じ又はそれ以上になると、熱媒加熱装置の運転を
停止させるように制御する構成とした。
項2)は、圧縮機、室内熱交換器、第1膨張弁、室外熱
交換器を有する冷凍サイクルを備え、この冷凍サイクル
に、圧縮機からの冷媒を室内熱交換器側に送る暖房運転
系と、圧縮機からの冷媒を室外熱交換器側に送る冷房運
転系とに切り替える四方弁が設けられ、前記暖房運転系
には、第1膨張弁の手前で分岐して第2膨張弁を経た冷
媒を熱媒水(温水)との間で熱交換させたのち圧縮機に
戻すようにした冷媒加熱回路が設けられ、前記熱媒水の
熱媒加熱装置(温水加熱装置)には、外部温水暖房装置
との間で熱媒水を循環させる温水循環回路が接続可能に
構成されている温水冷媒加熱エアコンにおいて、外気温
を検出する外気温検出センサを備え、冷房運転系の運転
時には、この外気温検出センサによる検出温度が設定温
度と同じ又はそれ以上になると、熱媒加熱装置の運転を
停止させるように制御する構成とした。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。尚、本発明の具体的な構成は、以下の
各実施の形態に限定されるものではない。図1は本発明
の実施の第1形態である温水冷媒加熱エアコンの回路
図、図2はこの温水冷媒加熱エアコンに設けた熱媒加熱
装置の運転制御を説明するためのフローチャート図であ
る。
により説明する。尚、本発明の具体的な構成は、以下の
各実施の形態に限定されるものではない。図1は本発明
の実施の第1形態である温水冷媒加熱エアコンの回路
図、図2はこの温水冷媒加熱エアコンに設けた熱媒加熱
装置の運転制御を説明するためのフローチャート図であ
る。
【0008】この温水冷媒加熱エアコンは、図1に示す
ように、室外機Mに設けた圧縮機10、第1電子膨張弁
11、室外熱交換器12と、室内機Nに設けた室内熱交
換器13とを有する冷凍サイクルSを備え、この冷凍サ
イクルに、圧縮機10からの冷媒を室内熱交換器13側
に送る暖房運転系と、圧縮機10からの冷媒を室外熱交
換器12側に送る冷房運転系とに切り替える四方弁14
が設けられている。即ち、暖房運転時には、冷媒が実線
矢印のように流動して暖房運転系を構成し、このとき、
室内熱交換器13が凝縮器として機能し、室外熱交換器
12が蒸発器として機能する。又、冷房運転時には、冷
媒が破線矢印のように流動して冷房運転系を構成し、こ
のとき、室内熱交換器13が蒸発器として機能し、室外
熱交換器12が凝縮器として機能する。尚、室内熱交換
器13にはクロスフローファン15が、又、室外熱交換
器12にはプロペラファン16がそれぞれ対向配置され
ている。
ように、室外機Mに設けた圧縮機10、第1電子膨張弁
11、室外熱交換器12と、室内機Nに設けた室内熱交
換器13とを有する冷凍サイクルSを備え、この冷凍サ
イクルに、圧縮機10からの冷媒を室内熱交換器13側
に送る暖房運転系と、圧縮機10からの冷媒を室外熱交
換器12側に送る冷房運転系とに切り替える四方弁14
が設けられている。即ち、暖房運転時には、冷媒が実線
矢印のように流動して暖房運転系を構成し、このとき、
室内熱交換器13が凝縮器として機能し、室外熱交換器
12が蒸発器として機能する。又、冷房運転時には、冷
媒が破線矢印のように流動して冷房運転系を構成し、こ
のとき、室内熱交換器13が蒸発器として機能し、室外
熱交換器12が凝縮器として機能する。尚、室内熱交換
器13にはクロスフローファン15が、又、室外熱交換
器12にはプロペラファン16がそれぞれ対向配置され
ている。
【0009】前記暖房運転系には、第1電子膨張弁11
の手前で分岐して第2電子膨張弁20を経た冷媒を熱媒
水(不凍液による温水や熱媒油)との間で熱交換させた
のち圧縮機10に戻すようにした冷媒加熱回路21が設
けられている。この冷媒加熱回路21へは、外気温が設
定温度(例えば10℃)以下になると、第1電子膨張弁
が閉じ、第2電子膨張弁20が開いて冷媒が導入される
もので、ここで熱媒加熱装置3により加熱した熱媒水と
の間の熱交換で加熱させることにより、外気温低温時に
おける暖房能力の低下を防止させるようになっている。
尚、前記熱媒加熱装置3は、冷媒加熱回路21との熱媒
熱交換器30を有する熱媒回路31に、給水タンク3
2、循環ポンプ33、バーナ34を熱源とした温水熱交
換器35が設けられた構成になっており、また、前記熱
媒回路31には、細管によるバイパス回路36が設けら
れている。
の手前で分岐して第2電子膨張弁20を経た冷媒を熱媒
水(不凍液による温水や熱媒油)との間で熱交換させた
のち圧縮機10に戻すようにした冷媒加熱回路21が設
けられている。この冷媒加熱回路21へは、外気温が設
定温度(例えば10℃)以下になると、第1電子膨張弁
が閉じ、第2電子膨張弁20が開いて冷媒が導入される
もので、ここで熱媒加熱装置3により加熱した熱媒水と
の間の熱交換で加熱させることにより、外気温低温時に
おける暖房能力の低下を防止させるようになっている。
尚、前記熱媒加熱装置3は、冷媒加熱回路21との熱媒
熱交換器30を有する熱媒回路31に、給水タンク3
2、循環ポンプ33、バーナ34を熱源とした温水熱交
換器35が設けられた構成になっており、また、前記熱
媒回路31には、細管によるバイパス回路36が設けら
れている。
【0010】又、前記熱媒加熱装置3には、例えば、温
水床暖房装置やファンコイルユニット等の外部温水暖房
装置(図示せず)との間で熱媒水を循環させる温水循環
回路4が接続されており、往管40によって熱媒加熱装
置3からの温水を外部温水暖房装置に導入させ、戻管4
1により外部温水暖房装置から熱媒加熱装置3に温水を
戻すようになっている。又、図において、5は熱媒回路
31の途中に設けた熱媒水温度検出器、6は前記熱媒熱
交換器30の入口側又は出口側の熱媒回路31に設けた
流量調整弁である。
水床暖房装置やファンコイルユニット等の外部温水暖房
装置(図示せず)との間で熱媒水を循環させる温水循環
回路4が接続されており、往管40によって熱媒加熱装
置3からの温水を外部温水暖房装置に導入させ、戻管4
1により外部温水暖房装置から熱媒加熱装置3に温水を
戻すようになっている。又、図において、5は熱媒回路
31の途中に設けた熱媒水温度検出器、6は前記熱媒熱
交換器30の入口側又は出口側の熱媒回路31に設けた
流量調整弁である。
【0011】次に、熱媒加熱装置3の運転制御を図2の
フローチャート図で説明する。温水冷媒加熱エアコンに
は、外気温を検出する外気温検出センサ(図示せず)が
設けられ、冷房運転系の運転時には、この外気温検出セ
ンサによる検出温度が設定温度と同じ又はそれ以上にな
ると、熱媒加熱装置3の運転を停止させる制御になって
いる。即ち、ステップS1で外気温検出センサによる検
出温度が設定温度以上か否かの判断を行い、それが設定
温度以下の場合(NO)には熱媒加熱装置3の運転を許
可させ、それが設定温度以上の場合(YES)には次の
ステップS2で冷房運転か否かを判断する。このステッ
プS2で冷房運転の場合(YES)には熱媒加熱装置3
の運転を停止させ、冷房運転でない場合(NO)には次
のステップS3でドライ運転か否かを判断する。このス
テップS3でドライ運転の場合(YES)には、熱媒加
熱装置3の運転を停止させ、ドライ運転でない場合(N
O)には熱媒加熱装置3の運転を許可させるように制御
する。
フローチャート図で説明する。温水冷媒加熱エアコンに
は、外気温を検出する外気温検出センサ(図示せず)が
設けられ、冷房運転系の運転時には、この外気温検出セ
ンサによる検出温度が設定温度と同じ又はそれ以上にな
ると、熱媒加熱装置3の運転を停止させる制御になって
いる。即ち、ステップS1で外気温検出センサによる検
出温度が設定温度以上か否かの判断を行い、それが設定
温度以下の場合(NO)には熱媒加熱装置3の運転を許
可させ、それが設定温度以上の場合(YES)には次の
ステップS2で冷房運転か否かを判断する。このステッ
プS2で冷房運転の場合(YES)には熱媒加熱装置3
の運転を停止させ、冷房運転でない場合(NO)には次
のステップS3でドライ運転か否かを判断する。このス
テップS3でドライ運転の場合(YES)には、熱媒加
熱装置3の運転を停止させ、ドライ運転でない場合(N
O)には熱媒加熱装置3の運転を許可させるように制御
する。
【0012】従って、冷房運転中に誤って外部温水暖房
装置を運転させた場合に、直ちに熱媒加熱装置3の運転
を停止させることができるため、冷凍サイクルSの機能
停止といったトラブルを未然に防止することができる。
装置を運転させた場合に、直ちに熱媒加熱装置3の運転
を停止させることができるため、冷凍サイクルSの機能
停止といったトラブルを未然に防止することができる。
【0013】次に、図3は熱媒加熱装置の運転制御の他
例を示すフローチャート図である。この場合の制御は、
冷房運転中に誤って外部温水暖房装置を運転させようと
した場合に、熱媒加熱装置3の運転を受け付けない制御
になっている。即ち、ステップS11で冷房運転か否か
を判断し、このステップS11で冷房運転の場合(YE
S)には熱媒加熱装置3の運転を禁止させ、冷房運転で
ない場合(NO)には次のステップS12でドライ運転
か否かを判断する。このステップS12でドライ運転の
場合(YES)には、熱媒加熱装置3の運転を禁止さ
せ、ドライ運転でない場合(NO)には熱媒加熱装置3
の運転を許可させるように制御する。
例を示すフローチャート図である。この場合の制御は、
冷房運転中に誤って外部温水暖房装置を運転させようと
した場合に、熱媒加熱装置3の運転を受け付けない制御
になっている。即ち、ステップS11で冷房運転か否か
を判断し、このステップS11で冷房運転の場合(YE
S)には熱媒加熱装置3の運転を禁止させ、冷房運転で
ない場合(NO)には次のステップS12でドライ運転
か否かを判断する。このステップS12でドライ運転の
場合(YES)には、熱媒加熱装置3の運転を禁止さ
せ、ドライ運転でない場合(NO)には熱媒加熱装置3
の運転を許可させるように制御する。
【0014】従って、冷房運転中に誤って外部温水暖房
装置を運転させようとした場合に、熱媒加熱装置3の運
転を受け付けないため、冷凍サイクルSの機能停止とい
ったトラブルを未然に防止することができる。
装置を運転させようとした場合に、熱媒加熱装置3の運
転を受け付けないため、冷凍サイクルSの機能停止とい
ったトラブルを未然に防止することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の温水
冷媒加熱エアコンにあっては、冷房運転中に誤って外部
温水暖房装置を運転させた場合に、熱媒加熱装置の運転
を受け付けないため(請求項1)、又、熱媒加熱装置の
運転を直ちに停止させるため(請求項2)、冷凍サイク
ルの機能停止といったトラブルを未然に防止することが
できる。
冷媒加熱エアコンにあっては、冷房運転中に誤って外部
温水暖房装置を運転させた場合に、熱媒加熱装置の運転
を受け付けないため(請求項1)、又、熱媒加熱装置の
運転を直ちに停止させるため(請求項2)、冷凍サイク
ルの機能停止といったトラブルを未然に防止することが
できる。
【図1】本発明の実施の第1形態である温水冷媒加熱エ
アコンの回路図である。
アコンの回路図である。
【図2】この温水冷媒加熱エアコンに設けた熱媒加熱装
置の運転制御を説明するためのフローチャート図であ
る。
置の運転制御を説明するためのフローチャート図であ
る。
【図3】この温水冷媒加熱エアコンに設けた熱媒加熱装
置の運転制御の他例を説明するためのフローチャート図
である。
置の運転制御の他例を説明するためのフローチャート図
である。
M 室外機 N 室内機 S 冷凍サイクル 10 圧縮機 11 第1電子膨張弁 12 室外熱交換器 13 室内熱交換器 14 四方弁 15 クロスフローファン 16 プロペラファン 20 第2電子膨張弁 21 冷媒加熱回路 3 熱媒加熱装置 30 熱媒熱交換器 31 熱媒回路 32 給水タンク 33 循環ポンプ 34 バーナ 35 温水熱交換器 36 バイパス回路 4 温水循環回路 40 往管 41 戻管 5 熱媒水温度検出器 6 流量調整弁
Claims (2)
- 【請求項1】 圧縮機、室内熱交換器、第1膨張弁、室
外熱交換器を有する冷凍サイクルを備え、 この冷凍サイクルに、圧縮機からの冷媒を室内熱交換器
側に送る暖房運転系と、圧縮機からの冷媒を室外熱交換
器側に送る冷房運転系とに切り替える四方弁が設けら
れ、 前記暖房運転系には、第1膨張弁の手前で分岐して第2
膨張弁を経た冷媒を熱媒水との間で熱交換させたのち圧
縮機に戻すようにした冷媒加熱回路が設けられ、 前記熱媒水の熱媒加熱装置には、外部温水暖房装置との
間で熱媒水を循環させる温水循環回路が接続可能に構成
されている温水冷媒加熱エアコンにおいて、 冷房運転系の運転時には、熱媒加熱装置の運転開始を禁
止するように制御することを特徴とした温水冷媒加熱エ
アコン。 - 【請求項2】 圧縮機、室内熱交換器、第1膨張弁、室
外熱交換器を有する冷凍サイクルを備え、 この冷凍サイクルに、圧縮機からの冷媒を室内熱交換器
側に送る暖房運転系と、圧縮機からの冷媒を室外熱交換
器側に送る冷房運転系とに切り替える四方弁が設けら
れ、 前記暖房運転系には、第1膨張弁の手前で分岐して第2
膨張弁を経た冷媒を熱媒水との間で熱交換させたのち圧
縮機に戻すようにした冷媒加熱回路が設けられ、 前記熱媒水の熱媒加熱装置には、外部温水暖房装置との
間で熱媒水を循環させる温水循環回路が接続可能に構成
されている温水冷媒加熱エアコンにおいて、 外気温を検出する外気温検出センサを備え、冷房運転系
の運転時には、この外気温検出センサによる検出温度が
設定温度と同じ又はそれ以上になると、熱媒加熱装置の
運転を停止させるように制御することを特徴とした温水
冷媒加熱エアコン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000344255A JP2002147884A (ja) | 2000-11-10 | 2000-11-10 | 温水冷媒加熱エアコン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000344255A JP2002147884A (ja) | 2000-11-10 | 2000-11-10 | 温水冷媒加熱エアコン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002147884A true JP2002147884A (ja) | 2002-05-22 |
Family
ID=18818481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000344255A Pending JP2002147884A (ja) | 2000-11-10 | 2000-11-10 | 温水冷媒加熱エアコン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002147884A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007107853A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和装置 |
WO2014036935A1 (zh) * | 2012-09-04 | 2014-03-13 | Lin Cheng | 中央空调载冷剂变温度变压力控制系统 |
-
2000
- 2000-11-10 JP JP2000344255A patent/JP2002147884A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007107853A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和装置 |
WO2014036935A1 (zh) * | 2012-09-04 | 2014-03-13 | Lin Cheng | 中央空调载冷剂变温度变压力控制系统 |
CN103673198A (zh) * | 2012-09-04 | 2014-03-26 | 林铖 | 中央空调载冷剂变温度变压力控制系统 |
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