JP2002147765A - フード兼用電子レンジのフード装置 - Google Patents
フード兼用電子レンジのフード装置Info
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Abstract
ード兼用電子レンジのベースプレートを通じて吸入され
た汚染空気が電装室の内部に入らないようにしたフード
兼用電子レンジのフード装置を実現することを目的とす
る。 【解決手段】 外部ケース40内に調理のための空間を
具備するキャビティ45と、調理のためのマイクロウェ
ーブを提供する電装部品が設置される電装室50が具備
されるフード兼用電子レンジのフード装置において、電
子レンジ下方の汚染された空気を吸入するための排気フ
ァン60と、前記排気ファン60の吸入力により前記汚
染された空気を電子レンジの内部に流入させる吸気部4
3と、前記吸気部43を通じて吸入された空気が前記排
気ファン60側に流動するように前記キャビティ45と
外部ケース40との間の空間に形成される排気空気流路
70を含んで成るように構成する。
Description
し、更に詳しくは電子レンジの下方に設置されるオーブ
ンレンジから発生する熱気流を外部に放出するためのフ
ード兼用電子レンジの排気流路構造に関する。
ブンレンジの上部に設置されており、電子レンジの基本
の機能である調理機能以外に、オーブンレンジから発生
する熱気及び煙りなどを排気する排気機能を有してい
る。
子レンジの従来の排気流路構造に対して詳察する。図3
にはオーブンレンジとフード兼用電子レンジの一般的な
配置が示されている。すなわち、調理中にオーブンレン
ジ2から発生する熱気及び煙りなどは、オーブンレンジ
の上方に設置されているフード兼用電子レンジ4(以
下、電子レンジと略する)に流れ、電子レンジ4内の排
気通路を通じて電子レンジの上方に排気される。
面図であり、図5は排気流路を示した右側断面図であ
る。これらの図面に示されたように、電子レンジの外観
を構成する外部ケース12の内部には調理物の調理が行
われるキャビティ14が設けられる。このようなキャビ
ティ14の左側面14a(図面基準)と外部ケース12と
の間には所定の隙間があって空気が流動する流路を形成
している。
ンレンジ2と対向する面はベースプレート16として形
成し、前記ベースプレート16には前記オーブンレンジ
2から発生する熱気及び煙りを吸入するための吸気部1
6aが形成されている。
ロウェーブを生成するための部品が設置される電装室2
0は、前記キャビティ14のそばに設けられる。この電
装室20の底面はボトムプレート18が形成され、前記
ボトムプレート18には空気が電装室20を通過して流
動できるように通過孔22が形成されている。また、前
記キャビティ14の後方上段には前記オーブンレンジ2
から発生される熱気及び煙りを排気するための排気ファ
ン24が設置される。前記排気ファン24には別途の排
気ダクトが連結されたり、電子レンジ4の前面または背
面の排気グリルが連通されて前記熱気と煙りを排気する
ことになる。
記オーブンレンジ2から発生する熱気や煙りを排気する
ために前記排気ファン24が動作する。前記排気ファン
24の吸入力により煙りと熱気が前記ベースプレート1
6の吸気部16aを通じて吸入され、図4及び図5に矢
印で示されているように、流動して排気される。
した熱気と煙りは、前記キャビティ14を中心に両側に
分けられ、一側は前記キャビティ14の左側面と外部ケ
ース12との間を通過しキャビティ14上方の排気ファ
ン24側に流動される。また、残りは前記ボトムプレー
ト18に穿孔された通過孔22を通じて電装室20を経
て前記排気ファン24側に流動される。しかし、前記の
ように動作する従来の排気エアーフロー構造には以下に
説明する問題点がある。
内の食物を加熱して調理するために電磁波を発生させる
部品であるマグネトロン、マグネトロンに高電圧を印加
するための高圧トランスなどの重要部品が装着されてい
る。更に、電子レンジ4のベースプレート16の吸気部
16aを通じて吸入される空気は、電子レンジの下方に
設置されたオーブンレンジの調理結果発生する汚染され
た空気であり、前記のように汚染された空気が電装室2
0を通過しながら前記マグネトロン、高圧トランスを汚
染させる。その結果、マグネトロン、変圧器などの動作
信頼性が低下し、電子レンジの性能が悪くなるという問
題がある。
能のための空気の流路を形成すると、それに伴って電装
室20の容積が大きくなり全体的に電子レンジの外形が
大きくなるという問題もある。
ド兼用電子レンジのベースプレートを通じて吸入された
汚染された空気が電装室の内部に入らないようにするこ
とにより、電装室内部の部品汚染を防止することにあ
る。本発明の他の目的は、フード兼用電子レンジの右側
電装室を経由する空気流路を作らないことにより、電装
室の幅を最小化し、小型の電子レンジを提供することに
ある。
の本発明の特徴によれば、本発明は調理のための空間を
具備するキャビティと、調理のためのマイクロウェーブ
を提供する電装部品が設置される電装室が外部ケース内
に具備される電子レンジにおいて、電子レンジ下方の汚
染された空気を吸入するための排気ファンと、前記汚染
された空気を前記排気ファンの吸入力により電子レンジ
の内部に流入させる吸気部と、前記吸気部を通じて吸入
された空気が前記排気ファン側に流動するように前記キ
ャビティと外部ケースとの間の空間に形成される排気空
気流路を含んでなる。
成するベースプレートに形成される。前記電装室の底面
を形成するボトムプレートにより前記吸気部と電装室と
の間が遮蔽される。前記排気空気流路は、前記電装室の
反対側であるキャビティと外部ケースとの間を通じて電
子レンジの下部から上部に向かうように形成される。前
記のような本発明の構成によると、フード機能を行う排
気空気流路が電装室を経由しなくなり電装室に設置され
る部品の汚染を防止することができる。
ド兼用電子レンジのフード装置の望ましい実施の形態に
ついて図1と図2を参照して説明する。図面に示されて
いることによると、外部ケース40により、本実施形態
のフード兼用電子レンジの外観が形成される。前記外部
ケース40の下面にはベースプレート42が形成され、
前記ベースプレート42にフード機能を有する吸気部4
3が形成される。前記吸気部43は図面に詳しく示され
てはいないが、小さい通孔が多数個穿孔される形態であ
る。
理が行われるキャビティ45が設置される。前記キャビ
ティ45の一側面を形成する左側面45aと外部ケース
40との間には一定な間隔があり、フード機能のための
排気空気流路70を形成する。また、前記キャビティ4
5の底面を形成するキャビティの下面45bとベースプ
レート42との間にも一定の間隔があり、種々の部品が
設置され、空気の流動のための流路を提供する。
が設けられる。前記電装室50の底面はボトムプレート
51で形成され、前記ボトムプレート51は前記ベース
プレート42とキャビティの下面45bとの間に形成さ
れる空間と電装室50が連通しないようにする。前記電
装室50には前記キャビティ45内部の調理物を加熱す
るマイクロウェーブを発生するための部品が設置され
る。例えば、マグネトロン52、高圧トランス53など
がある。
ファン60が設置される。前記排気ファン60は主にフ
ード機能を行うためのもので、その駆動により前記吸気
部43を通じて汚染された空気を吸入して電子レンジの
外部に排出する。ここで、前記排気ファン60により排
出された空気は、別途の排気ダクト(図示せず)に伝えら
れて排出されるか、電子レンジの前面や後面に設置され
た排気グリルを通じて電子レンジの外部に排出される。
ィの下面45bとベースプレート42との間及びキャビ
ティの左側面45aと外部ケース40との間に沿って形
成される。このような排気空気流路70を通じては、前
記排気ファン60の吸入力により前記吸気部43を通じ
て電子レンジの内部に吸入された空気が前記排気ファン
60に向かって流動することになる。以下に前記したよ
うな本発明によるフード装置の作動を説明する。
ンジで調理が行われると、熱気及び煙りなどの汚染され
た空気が発生し、これを排気するために前記排気ファン
60が駆動される。前記排気ファン60が駆動される
と、ベースプレート42に形成された吸気部43を通じ
て前記汚染された空気が電子レンジの排気空気流路70
に流入する。すなわち、前記キャビティの下面45bと
ベースプレート42との間の空間に汚染された空気が流
入し、前記排気ファン60の吸入力により前記キャビテ
ィの左側面45aと外部ケース40との間の空間を通じ
て上部に流動するようになる。
レンジの内部から上部に流動された汚染された空気は、
前記排気ファン60により外部に排気される。本実施の
形態では前記汚染された空気が前記外部ケース40の上
段を通じて排気されるが、このためには前記外部ケース
40の上段に別途の排気ダクト(図示せず)が連結されな
ければならない。
43を通じて吸入された汚染された空気は前記排気空気
流路70を通じてのみ流動され、電装室50を通じては
流動しない。これは、前記電装室50の底面を形成する
ボトムプレート51が電装室50と前記排気空気流路7
0を遮蔽するためである。
いるマグネトロン52、高圧トランス53などの電装部
品はフード機能により吸入された汚染された空気に露出
しないのみならず、前記電装室50に空気の流動のため
の別の空間を確保しなくても良い。一方、本発明では別
途のダクトを使用しないで、既存の構造物を利用して排
気空気流路70を形成するため、相対的に部品数を減ら
すことができる。
オーブンレンジから発生した汚染された空気を排気させ
ることにおいて、汚染された空気が電子レンジの重要部
品を通過しないように流路を形成することである。した
がって、先に説明したことは、本発明の技術的思想の一
実施形態に過ぎず、同業界の通常の技術者においては、
本発明の技術的な思想内で他の変形された実施が可能で
あることは勿論である。
と、次のような効果が期待できる。まず、フード機能に
より電子レンジの内部に吸入された汚染された空気が電
装室の内部を通過しないように空気流路が形成されてい
るため、電装室内部の部品汚染が防止される。したがっ
て、電装部品の耐久寿命が長くなり電子レンジの動作信
頼性が長い間維持できる。
装室を通過しないため、電装室の内部にフード機能のた
めの空間を確保する必要がなく、相対的に電装室の容積
を減らすことができるため、全体的に電子レンジの小型
化が可能である。
置の望ましい実施形態を示す正断面図である。
図である。
を示す斜視図である。
装置を示す正断面図である。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 外部ケース内に調理のための空間を具備
するキャビティと、調理のためのマイクロウェーブを提
供する電装部品が設置される電装室が具備されるフード
兼用電子レンジのフード装置において、 電子レンジ下方の汚染された空気を吸入するための排気
ファンと、 前記排気ファンの吸入力により前記汚染された空気を電
子レンジの内部に流入させる吸気部と、 前記吸気部を通じて吸入された空気が前記排気ファン側
に流動するように前記キャビティと外部ケースとの間の
空間に形成される排気空気流路を含んでなることを特徴
とするフード兼用電子レンジのフード装置。 - 【請求項2】 前記吸気部は、前記外部ケースの底面を
形成するベースプレートに形成されることを特徴とする
請求項1に記載のフード兼用電子レンジのフード装置。 - 【請求項3】 前記電装室の底面を形成するボトムプレ
ートにより前記吸気部と前記電装室との間が遮蔽される
ことを特徴とする請求項1または2に記載のフード兼用
電子レンジのフード装置。 - 【請求項4】 前記排気空気流路は、前記電装室の反対
側であるキャビティと、外部ケースとの間の空間を通じ
て電子レンジの下部から上部に向かうように形成される
ことを特徴とする請求項1または2に記載のフード兼用
電子レンジのフード装置。
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