JP2002147170A - シールド掘進機の掘削管理装置 - Google Patents

シールド掘進機の掘削管理装置

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JP2002147170A JP2000347694A JP2000347694A JP2002147170A JP 2002147170 A JP2002147170 A JP 2002147170A JP 2000347694 A JP2000347694 A JP 2000347694A JP 2000347694 A JP2000347694 A JP 2000347694A JP 2002147170 A JP2002147170 A JP 2002147170A
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智男 西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地盤の沈下・隆起を的確に抑えるシールド掘
進機の掘削管理装置を提供する。 【解決手段】 シールド掘進機1の前方および上方の地
山17に複数配置され地盤の沈下・隆起を検出する変位
測定器18と、該変位測定器18の出力に応じて地盤の
沈下・隆起を抑制するようにシールド掘進機1の運転を
制御する制御部15、25とを備えたもの。本発明によ
れば、従来結果でしかなかった地盤の沈下量・隆起量を
制御入力として取り入れ、その沈下量・隆起量に応じて
その変動幅が小さくなるようにシールド掘進機1の運転
をリアルタイムで制御するので、地盤の沈下・隆起を的
確に抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地盤の沈下・隆起
を抑えるシールド掘進機の掘削管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シールド掘進機は、筒体状のシールドフ
レーム内を前後に仕切る隔壁に設けられたカッタによっ
て地山を掘削し、その掘削土砂を隔壁の前方のカッタ室
内に一旦取り込み、そのカッタ室内の土砂を切羽の土圧
を保ちつつスクリューコンベヤ等によって隔壁の後方に
搬送し、掘削穴の内周面にシールドフレーム内にてセグ
メントを組み立て、その既設セグメントに反力を取るシ
ールドジャッキによってシールドフレームを前進させ、
地山にトンネルを構築するものである。
【0003】従来、かかるシールド掘進機の掘削を管理
して地盤の沈下・隆起を抑える手法として、カッタ前
方の切羽の土圧を基準土圧とすべく、スクリューコンベ
ヤの回転速度やその排土ゲートの開度やシールドジャッ
キの伸長速度を調節する手法、掘削土砂の排土量をシ
ールド掘進機の掘進量に応じてバランスを取るべく、ス
クリューコンベヤの回転速度やその排土ゲートの開度や
シールドジャッキの伸長速度を調節する手法等が知られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、の土圧管理
による手法においては、その基準土圧には掘進速度を稼
ぎつつ且つカッタトルクが過大にならないような土圧
(工期を短縮する土圧)が採用されており、切羽を安定
させる理想的な土圧が採用されているわけではないた
め、地山の土質によっては地盤の沈下や隆起を招く可能
性がある。また、の排土量管理による手法において
は、複合地盤など均一な土層でない場合には、取込過多
によって切羽が緩み、地盤の沈下を招く可能性がある。
【0005】以上の事情を考慮して創案された本発明の
目的は、地盤の沈下・隆起を的確に抑えるシールド掘進
機の掘削管理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく創
案された本発明に係るシールド掘進機の掘削管理装置
は、シールド掘進機の前方および上方の地山に複数配置
され地盤の沈下・隆起を検出する変位測定器と、該変位
測定器の出力に応じて地盤の沈下・隆起を抑制するよう
にシールド掘進機の運転を制御する制御部とを備えたも
のである。
【0007】本発明によれば、従来結果でしかなかった
地盤の沈下量・隆起量を制御入力として取り入れ、その
沈下量・隆起量に応じてその変動幅が小さくなるように
シールド掘進機の運転をリアルタイムで制御するので、
地盤の沈下・隆起を的確に抑えることができる。
【0008】上記制御部は、上記変位測定器の出力変動
に応じて地盤の沈下・隆起を抑制し得る目標土圧を設定
し、その目標土圧に応じてシールド掘進機の運転を制御
するものであってもよい。そして、制御部は、上記目標
土圧に応じてシールド掘進機のスクリューコンベヤおよ
びシールドジャッキを制御するものであってもよい。
【0009】上記制御部は、上記変位測定器の出力変動
に応じて地盤の沈下・隆起を抑制し得る目標排土量を設
定し、その目標排土量に応じてシールド掘進機の運転を
制御するものであってもよい。そして、制御部は、上記
目標排土量に応じてシールド掘進機の排土量制御装置、
スクリューコンベヤおよびシールドジャッキを制御する
ものであってもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基いて説明する。
【0011】図1に示すように、シールド掘進機1は、
筒体状のシールドフレーム2と、シールドフレーム2内
を前後に仕切る隔壁3と、隔壁3に設けられたカッタ4
と、隔壁3に設けられた排土用のスクリューコンベヤ5
と、シールドフレーム2に設けられた推進用のシールド
ジャッキ6とを備えており、発進用の立坑7から水平方
向に掘進する。
【0012】かかるシールド掘進機1は、図示しないエ
レクタによりシールドフレーム2内にて組み立てたセグ
メント8にシールドジャッキ6を押圧させてシールドフ
レーム2を前進させ、同時にカッタ4によって切羽9を
掘削し、その掘削土砂をカッタ室10内に一旦取り込
み、その土砂をスクリューコンベヤ5によって切羽9の
土圧を保ちつつ隔壁3の後方に搬送し、地山にトンネル
を構築する。
【0013】隔壁3には、切羽9の土圧を計測する土圧
センサ11が設けられている。シールドジャッキ6に
は、その伸長速度すなわちシールド掘進機1の掘進速度
を検出するジャッキセンサ12が設けられている。スク
リューコンベヤ5には、その回転速度を検出するスクリ
ューセンサ13が設けられている。なお、スクリューコ
ンベヤ5の排土口に、そのゲート開度を検出するゲート
センサ等を追加してもよい。
【0014】これら土圧センサ11、ジャッキセンサ1
2およびスクリューセンサ13は、後方台車14に設け
られた地下コンピュータ15に接続されている。後方台
車14は、シールド掘進機1の掘進に伴ってトンネル内
に敷設されたレール16上を走行する。地下コンピュー
タ15は、上記各センサ11、12、13からの出力を
受け、シールドジャッキ6の伸長速度およびスクリュー
ジャッキ5の回転速度(さらにゲートセンサを設けた場
合にはスクリューコンベヤの排土口のゲート開度)を後
述の如く変更する。
【0015】シールド掘進機1の前方および上方の地山
17には、図2にも示すように、地盤の沈下・隆起を検
出する変位測定器18が複数配置されている。変位測定
器18には、層別沈下計18a、埋設型傾斜計18b、
歪み計、間隙水圧計等が用いられる。これらは、全て用
いる必要はなく、適宜選択されて用いられる。本実施形
態では、層別沈下計18aおよび埋設型傾斜計18bを
用いている。
【0016】層別沈下計18aは、地表19から地盤に
略垂直に形成された細長い収納穴内に挿入された細長い
センサ本体20と、そのセンサ本体20を収納穴に固定
すべく本体の長手方向に所定間隔を隔てて設けられたア
ンカ21とを備え、各アンカ21間のセンサ本体20の
伸びを検出することで地盤の層別の沈下量を検出する。
かかる層別沈下計18aは、図1および図2に示すよう
に、シールド掘進機1の上方に、その経路に沿って所定
間隔を隔てて配置される。
【0017】埋設型傾斜計18bは、地表19から地盤
に略垂直に形成された細長い収納穴内に中間パイプ22
で連結された複数の傾斜計23を垂らし込み、その後、
収容穴を砂等で埋め戻して傾斜計23を収容穴と一体化
したものであり、地盤の傾斜に伴う収容穴の傾斜を各傾
斜計23によって地盤の層別に検出する。かかる埋設型
傾斜計18bは、図2に示すように、シールド掘進機1
の両側部に、その経路に沿って所定間隔を隔てて配置さ
れる。
【0018】層別沈下計18aおよび埋設型傾斜計18
bの出力は、図1に示すように、地上管理室24内の地
上コンピュータ25に接続されている。地上コンピュー
タ25と地下コンピュータ15とは、地上の電話回線2
6、地上配線27、立坑配線28、トンネル配線29等
を介して接続される。これらコンピュータ15、25
は、特許請求の範囲の制御部を構成する。なお、層別沈
下計18aおよび埋設型傾斜計18bと地上コンピュー
タ25とは無線接続でもよく、土圧センサ11、ジャッ
キセンサ12およびスクリューセンサ13と地下コンピ
ュータ15とは無線接続でもよい。
【0019】また、上記層別沈下計18aおよび埋設型
傾斜計18bは、図3に示すように、シールド掘進機1
によるトンネル構築計画線30上の全てではなく、所定
のトライアル区間31にのみ設けられる。すなわち、図
3のトンネル構築計画線30においては、電車の線路3
2近傍における地盤の沈下を防止しなければならない
が、その線路32近傍においては地上建設物等の存在に
より上記変位測定器が設けられない。
【0020】そこで、変位測定器18(層別沈下計18
aおよび埋設型傾斜計18b)をトライアル区間31に
のみ設け、トライアル区間31における実地試験によっ
て地盤の沈下変動の少ないシールド掘進機1の運転条件
を掴み、その運転条件と同一条件で線路32近傍を掘進
すれば、トライアル区間31の土質と線路32近傍の土
質とが同様である限り、線路32近傍における地盤の沈
下も抑制できるのである。トライアル区間31は線路3
2近傍に近い方が好ましい。土質が変化しないことが条
件となるためである。
【0021】以上の構成からなる本実施形態の作用を述
べる。
【0022】図4に示すように、先ず、ブロックB1に
て、層別沈下計18aおよび埋設型傾斜計18bにて検
出される地盤の沈下量および傾斜量の許容範囲を設定す
る。設定は、図1に示す地上・地下コンピュータ15、
25のいずれかでなされる。本実施形態では、図3に示
すように線路32の下方を掘進するため、上記許容範囲
は線路32に悪影響を与えない極めて小さい範囲に設定
される。そして、ブロックB2にて、切羽9の目標土圧
が設定される。目標土圧は、地盤の沈下量および傾斜量
が許容範囲内に収まる土圧であり、その初期値としては
計算による概略値や経験値が用いられる。この設定は、
地上・地下コンピュータ15、25のいずれかでなされ
る。
【0023】そして、ブロックB3にて、図1に示す掘
進中のシールド掘進機1において、スクリューセンサ1
3によってスクリューコンベヤ5の回転速度が検出さ
れ、ジャッキセンサ12によってシールドジャッキ6の
伸長速度が検出され、土圧センサ11によって実際の切
羽9の土圧が検出され、(さらにゲートセンサを設けた
場合にはスクリューコンベヤ5の排土口のゲート開度が
そのセンサで検出され)、それらが地下コンピュータ1
5に送られる。そして、地下コンピュータ15は、スク
リューコンベヤ5の回転速度とシールドジャッキ6の伸
長速度と(ゲート開度と)を、実際土圧が目標土圧に合
致するように調節する。
【0024】例えば、目標土圧に比べて実際土圧が低い
場合には、スクリューコンベヤ6の回転速度を低くして
カッタ室10内に土砂を停滞気味させて土圧を高くした
り、シールドジャッキ6の伸長速度を高くしてカッタ4
および隔壁3の切羽9に対する押付力を高めて土圧を高
くしたり、(ゲート開度を閉じ気味にして土圧を高くし
たり)する。逆に、目標土圧に比べて実際土圧が高い場
合には、スクリューコンベヤ5の回転速度を高くしてカ
ッタ室10内の土砂を速やかに抜いて土圧を低くした
り、シールドジャッキ6の伸長速度を低くしてカッタ4
および隔壁3の切羽9に対する押付力を弱めて土圧を低
くしたり、(ゲート開度を開き気味にして土圧を低くし
たり)する。
【0025】そして、ブロックB4にて、そのときの実
際の土圧が図1に示す土圧センサ11によってリアルタ
イムで検出され、地下コンピュータ15に送られる。地
下コンピュータ15は、実際土圧と目標土圧との差分を
とり、それが少なくなるように(零でなくともよい)ブ
ロックB3にてスクリューコンベヤ5の回転速度とシー
ルドジャッキ6の伸長速度と(ゲート開度と)を前述の
ように制御する。かかるフィードバック制御は、実際土
圧と目標土圧との差分が所定範囲となるまで繰り返され
る。
【0026】そして、ブロックB5にて、図1に示す層
別沈下計18aによってそのときの実際の地盤の沈下量
がリアルタイムで検出されると共に、埋設型傾斜計18
bによってそのときの実際の地盤の傾斜がリアルタイム
で検出され、それぞれ地上コンピュータ25に送られ
る。ここで、地盤の実際の沈下量・傾斜量を検出する層
別沈下計18aと埋設型傾斜計18bとは、図1および
図2に示すシールド掘進機1の掘進の影響を受ける範囲
(カッタ4の前方且つ上方のクロスハッチ部分33)に
位置するものが用いられる。
【0027】層別沈下計18aおよび埋設型傾斜計18
bによって検出された検出値(地盤の実際の沈下量・傾
斜量)は、地上コンピュータ25から電話回線26等を
介して地下コンピュータ15に送られ、初めにブロック
B1にて設定した沈下量・傾斜量の許容範囲と対比され
る。そして、実際の沈下量・傾斜量が許容範囲なら目標
土圧を変更することなくそのまま継続して用いて掘進を
行い、許容範囲を越えたなら許容範囲とするように目標
土圧を変更して設定し直し掘進する(ブロックB2)。
【0028】例えば、実際の沈下量が許容範囲を越えて
大きい場合には、目標土圧を上方修正して、沈下を抑え
るようにする。また、実際の隆起量が許容範囲を越えて
大きい場合には、目標土圧を下方修正して、隆起を抑え
るようにする。そして、ブロックB3にて、修正された
目標土圧に合わせてスクリューコンベヤ5の回転速度と
シールドジャッキ6の伸長速度と(ゲート開度と)が、
既述の如く制御される。
【0029】かかる制御は、シールド掘進機1が図3に
示すトライアル区間31を掘進する間継続して行われ
る。なお、使用する層別沈下計18aおよび埋設型傾斜
計18bは、図1および図2に示すシールド掘進機1の
掘進に伴ってその影響を受ける範囲(クロスハッチ部分
33)が前方に移動するに応じて、順次前方の層別沈下
計18aおよび埋設型傾斜計18bに切り換えられる。
【0030】このようなトライアル区間31の掘進によ
り、地盤の沈下量・傾斜量がブロック1Bで定めた所定
の範囲に収まる目標土圧が得られる。何故なら、トライ
アル区間31の土質が一定であれば、その地盤の沈下量
・傾斜量を少なくするための目標土圧がブロックB2に
て一意に収束すると考えられるからである。そして、そ
の土圧に基きブロックB3にてそのときのスクリューコ
ンベヤ5の回転速度とシールドジャッキ6の伸長速度
(とゲート開度)も得られる。
【0031】よって、図3に示すトライアル区間31の
掘進が終了した以降、その目標土圧、スクリューコンベ
ヤ5の回転速度、シールドジャッキ6の伸長速度(およ
びゲート開度)を用いて掘進を継続することにより、ト
ライアル区間31の土質とそれ以降の土質とが同様であ
る限り、掘進上方の地盤の沈下量・傾斜量をブロックB
1で定めた所定の範囲に収めることができる。
【0032】また、ブロックB5にて、実際の沈下量・
傾斜量を検出した後、コンピュータ15、25によっ
て、地盤の沈下量・傾斜量の傾向を予測し、ブロックB
3におけるスクリューコンベヤ5の回転速度とシールド
ジャッキ6の伸長速度と(ゲート開度と)のいずれを調
節したならばより的確に地盤の沈下・傾斜を抑制できる
か分析し、その効果が大きいと思われる順でそれら回転
速度、伸長速度および(ゲート開度)をリアルタイムで
制御するようにしてもよい。
【0033】本実施形態によれば、従来結果でしかなか
った地盤の沈下量・隆起量を制御入力として取り入れ、
その沈下量・隆起量に応じてその変動幅が小さくなるよ
うにシールド掘進機1の土圧をリアルタイムで制御して
いるので、地盤の沈下・隆起を的確に抑えることができ
る。特に、前段で述べたように沈下・隆起抑制効果のあ
る順にスクリューコンベヤ5の回転速度とシールドジャ
ッキ6の伸長速度と(ゲート開度と)を制御して土圧を
管理すれば、地盤の沈下・隆起を速やかに抑えることが
できる。
【0034】また、コンピュータ15、25は、層別沈
下計18aおよび埋設型傾斜計18bの出力の時間変動
に応じて地盤の沈下・隆起を抑制し得る目標土圧を適宜
更新し、その変更された目標土圧に応じてシールド掘進
機1の運転をリアルタイムで制御するので、地盤の沈下
量・隆起量を抑制し得る目標土圧を得ることができる。
また、コンピュータ15、25は、目標土圧に応じてシ
ールド掘進機1のスクリューコンベヤ5、シールドジャ
ッキ6(およびゲート開度)をリアルタイムで制御する
ので、地盤の沈下量・隆起量を抑制し得るスクリューコ
ンベヤ5の回転速度、シールドジャッキ6の伸長速度
(およびゲート開度)を得ることができる。
【0035】なお、本実施形態には土圧式シールドを例
示したが、本発明はこれに限らず泥水式シールドでも適
用でき、その場合、スクリューコンベヤ5の代りに送泥
管および排泥管が設けられる。そして、送・排泥管に切
羽の土圧を調節する弁やポンプが介設され、スクリュー
センサ13の代りにそれら弁やポンプの作動状態を検出
するセンサが設けられる。
【0036】図5および図6に別の実施形態を示す。
【0037】図示するように、この実施形態は、前実施
形態と同一の構成要素を多数有するので、同一の構成要
素には同一の符号を付してその説明を省略し、相違点の
みを説明する。
【0038】図6に示すように、シールド掘進機1のシ
ールドジャッキ6には、その伸長速度すなわちシールド
掘進機1の掘進速度を検出するジャッキセンサ12が設
けられている。スクリューコンベヤ5には、その回転速
度を検出するスクリューセンサ13が設けられている。
スクリューコンベヤ5の排土口には、排土量を調節する
排土量制御装置(圧送ポンプ34)が設けられている。
圧送ポンプ34は、プランジャを往復動させて土砂を間
欠的に圧送するものである。圧送ポンプ34には、その
圧送回数を検出する圧送回数測定カウンタ35が設けら
れている。これらジャッキセンサ12、スクリューセン
サ13およびカウンタ35の出力は、後方台車14に設
けられた地下コンピュータ15に送信される。
【0039】圧送ポンプ34から排出された土砂は、ポ
ンプ34に接続された圧送管36を介してズリトロ37
に移送される。ここで、移送される土砂の重量は、圧送
回数測定カウンタ35のカウント数に基いて算出され
る。よって、このカウンタ35が重量センサ38を構成
することになる。重量センサ38の出力は、既述のよう
に地下コンピュータ15に送信される。地下コンピュー
タ15は、重量センサ38の出力とジャッキセンサ12
の出力とに基いて、単位掘進量(m)当たりの排土量
(Kg/掘進量)を算出する。地下コンピュータ15は、
その算出した排土量と各センサ12、13、35の出力
値とに応じて、後述するようにシールドジャッキ6とス
クリューコンベヤ5と圧送ポンプ34とを制御する。ま
た、ズリトロ37の載せられた土砂は、トンネル入口側
に移送される。
【0040】以上の構成からなる本実施形態の作用を述
べる。
【0041】図6に示すように、先ず、ブロックb1に
て、層別沈下計18aおよび埋設型傾斜計18bにて検
出される地盤の沈下量および傾斜量の許容範囲を設定す
る。設定は、図5に示す地上・地下コンピュータ15、
25のいずれかでなされる。本実施形態では、図3に示
すように線路32の下方を掘進するため、上記許容範囲
は線路32に悪影響を与えない極めて小さい範囲に設定
される。
【0042】そして、ブロックb2にて、目標排土量
(Kg/掘進量)が設定される。目標排土量(Kg/掘進
量)は、地盤の沈下量および傾斜量が許容範囲内に収ま
る排土量であり、その初期値としては計算による概略値
や経験値が用いられる。この設定は、地上・地下コンピ
ュータ15、25のいずれかでなされる。
【0043】そして、ブロックb3にて、図5に示す掘
進中のシールド掘進機1において、スクリューセンサ1
3によってスクリューコンベヤ5の回転速度が検出さ
れ、ジャッキセンサ12によってシールドジャッキ6の
伸長速度が検出され、重量センサ38によって実際の排
土量(Kg)が検出され、それらが地下コンピュータ15
に送られる。そして、地下コンピュータ15は、単位掘
進量(m)当たりの実際の排土量(Kg/掘進量)を算出
し、実際排土量が目標排土量に合致するように、スクリ
ューコンベヤ5の回転速度とシールドジャッキ6の伸長
速度と圧送ポンプ34の運転状態とを調節する。
【0044】例えば、目標排土量に比べて実際排土量が
多い場合には、スクリューコンベヤ5の回転速度を低く
したり、シールドジャッキ6の伸長速度を低くしたり、
圧送ポンプ34(排土量制御装置)の運転を抑えたりす
る。逆に、目標排土量に比べて実際排土量が少ない場合
には、スクリューコンベヤ5の回転速度を高くしたり、
シールドジャッキ6の伸長速度を高くしたり、圧送ポン
プ34の運転を高めたりする。
【0045】そして、ブロックb4にて、そのときの実
際の排土量(Kg/掘進量)が、図5に示す重量センサ3
8およびジャッキセンサ6の出力が地下コンピュータ1
5に送られ、リアルタイムで算出される。地下コンピュ
ータ15は、実際排土量と目標排土量との差分をとり、
それが少なくなるように(零でなくともよい)ブロック
b3にてスクリューコンベヤ5の回転速度とシールドジ
ャッキ6の伸長速度と圧送ポンプ34の運転とを制御す
る。かかるフィードバック制御は、実際排土量と目標排
土量との差分が所定範囲となるまで繰り返される。
【0046】そして、ブロックb5にて、図5に示す層
別沈下計18aによってそのときの実際の地盤の沈下量
がリアルタイムで検出されると共に、埋設型傾斜計18
bによってそのときの実際の地盤の傾斜がリアルタイム
で検出され、それぞれ地上コンピュータ25に送られ
る。ここで、地盤の実際の沈下量・傾斜量を検出する層
別沈下計18aと埋設型傾斜計18bとは、図5および
図2に示すシールド掘進機1の掘進の影響を受ける範囲
(カッタ4の前方且つ上方のクロスハッチ部分33)に
位置するものが用いられる。
【0047】層別沈下計18aおよび埋設型傾斜計18
bによって検出された検出値(地盤の実際の沈下量・傾
斜量)は、地上コンピュータ25から電話回線26等を
介して地下コンピュータ15に送られ、始めにブロック
b1にて設定した沈下量・傾斜量の許容範囲と対比され
る。そして、実際の沈下量・傾斜量が許容範囲なら目標
排土量を変更することなくそのまま継続して用いて掘進
を行い、許容範囲を越えたなら許容範囲とするように目
標排土量を変更して設定し直し掘進する(ブロックb
2)。
【0048】例えば、実際の沈下量が許容範囲を越えて
大きい場合には、目標排土量を下方修正して、沈下を抑
えるようにする。また、実際の隆起量が許容範囲を越え
て大きい場合には、目標排土量を上方修正して、隆起を
抑えるようにする。そして、ブロックb3にて、修正さ
れた目標排土量に合わせてスクリューコンベヤ5の回転
速度とシールドジャッキ6の伸長速度と圧送ポンプ34
の運転とが、既述の如く制御される。
【0049】かかる制御は、シールド掘進機1が図3に
示すトライアル区間31を掘進する間継続して行われ
る。なお、使用する層別沈下計18aおよび埋設型傾斜
計18bは、図1および図2に示すシールド掘進機1の
掘進に伴ってその影響を受ける範囲(クロスハッチ部分
33)が前方に移動するに応じて、順次前方の層別沈下
計18aおよび埋設型傾斜計18bに切り換えられる。
【0050】このようなトライアル区間31の掘進によ
り、地盤の沈下量・傾斜量がブロック1bで定めた所定
の範囲に収まる目標排土量が得られる。何故なら、トラ
イアル区間31の土質が一定であれば、その地盤の沈下
量・傾斜量を少なくするための目標排土量がブロックb
2にて一意に収束すると考えられるからである。そし
て、その排土量に基きブロックb3にてそのときのスク
リューコンベヤ5の回転速度とシールドジャッキ6の伸
長速度と圧送ポンプ34の運転状態も得られる。
【0051】よって、図3に示すトライアル区間31の
掘進が終了した以降、その目標排土量、スクリューコン
ベヤ5の回転速度、シールドジャッキ6の伸長速度およ
び圧送ポンプ34の運転状態を用いて掘進を継続するこ
とにより、トライアル区間31の土質とそれ以降の土質
とが同様である限り、掘進上方の地盤の沈下量・傾斜量
をブロックb1で定めた所定の範囲に収めることができ
る。
【0052】また、ブロックb5にて、実際の沈下量・
傾斜量を検出した後、コンピュータ15、25によっ
て、地盤の沈下量・傾斜量の傾向を予測し、ブロックb
3におけるスクリューコンベヤ5の回転速度とシールド
ジャッキ6の伸長速度と圧送ポンプ34の運転状態との
いずれを調節したならばより的確に地盤の沈下・傾斜を
抑制できるか分析し、その効果が大きいと思われる順で
それら回転速度、伸長速度および運転状態をリアルタイ
ムで制御するようにしてもよい。
【0053】本実施形態によれば、従来結果でしかなか
った地盤の沈下量・隆起量を制御入力として取り入れ、
その沈下量・隆起量に応じてその変動幅が小さくなるよ
うにシールド掘進機1の排土量をリアルタイムで制御し
ているので、地盤の沈下・隆起を的確に抑えることがで
きる。特に、前段で述べたように沈下・隆起抑制効果の
ある順にスクリューコンベヤ5の回転速度とシールドジ
ャッキ6の伸長速度と圧送ポンプ34の運転状態とを制
御して排土量を管理すれば、地盤の沈下・隆起を速やか
に抑えることができる。
【0054】また、コンピュータ15、25(制御部)
は、層別沈下計18aおよび埋設型傾斜計18bの出力
の時間変動に応じて地盤の沈下・隆起を抑制し得る目標
排土量を適宜更新し、その変更された目標排土量に応じ
てシールド掘進機1の運転を制御するので、地盤の沈下
量・隆起量を抑制し得る目標排土量を得ることができ
る。また、コンピュータ15、25は、目標排土量に応
じてシールド掘進機1のスクリューコンベヤ5、シール
ドジャッキ6および圧送ポンプ34を制御するので、地
盤の沈下量・隆起量を抑制し得るスクリューコンベヤ5
の回転速度、シールドジャッキ6の伸長速度および圧送
ポンプ34の運転状態を得ることができる。
【0055】なお、本実施形態には土圧式シールドを例
示したが、本発明はこれに限らず泥水式シールドでも適
用でき、その場合、スクリューコンベヤ5の代りに送泥
管および排泥管が設けられる。そして、送・排泥管に切
羽の土圧を調節する弁やポンプが介設され、スクリュー
センサ13および圧送回数測定カウンタ35の代りにそ
れら弁やポンプの作動状態を検出するセンサが設けられ
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るシール
ド掘進機の掘削管理装置によれば次の如き優れた効果を
発揮できる。 (1)請求項1記載の発明によれば、地盤の沈下・隆起を
的確に抑えることができる。 (2)請求項2記載の発明によれば、地盤の沈下・隆起を
的確に抑えることができる目標土圧を得られる。 (3)請求項3記載の発明によれば、地盤の沈下・隆起を
的確に抑えることができるスクリューコンベヤおよびシ
ールドジャッキの運転状態を得られる。 (4)請求項4記載の発明によれば、地盤の沈下・隆起を
的確に抑えることができる目標排土量を得られる。 (5)請求項5記載の発明によれば、地盤の沈下・隆起を
的確に抑えることができる排土量制御装置、スクリュー
コンベヤおよびシールドジャッキの運転状態を得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すシールド掘進機の掘
削管理装置の概略図である。
【図2】上記掘削管理装置の正面図である。
【図3】上記シールド掘進機のトンネル構築計画線を示
す平面図である。
【図4】掘削管理装置の制御を示すブロック図である。
【図5】本発明の別実施形態を示すシールド掘進機の掘
削管理装置の概略図である。
【図6】上記掘削管理装置の正面図である。
【符号の説明】
1 シールド掘進機 5 スクリューコンベヤ 6 シールドジャッキ 15 制御部としての地上コンピュータ 17 地山 18 変位測定器 18a 層別沈下計 18b 埋設型傾斜計 25 制御部としての地下コンピュータ 34 排土量制御装置としての圧送ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 譲 愛知県知多市北浜町11番1号 石川島播磨 重工業株式会社愛知工場内 (72)発明者 西 智男 愛知県知多市北浜町11番1号 石川島播磨 重工業株式会社愛知工場内 (72)発明者 吉田 和弘 大阪府大阪市中央区本町四丁目2番12号 石川島播磨重工業株式会社関西支社内 Fターム(参考) 2D054 AC01 DA03 GA62 GA63

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド掘進機の前方および上方の地山
    に複数配置され地盤の沈下・隆起を検出する変位測定器
    と、該変位測定器の出力に応じて地盤の沈下・隆起を抑
    制するようにシールド掘進機の運転を制御する制御部と
    を備えたことを特徴とするシールド掘進機の掘削管理装
    置。
  2. 【請求項2】 上記制御部は、上記変位測定器の出力変
    動に応じて地盤の沈下・隆起を抑制し得る目標土圧を設
    定し、その目標土圧に応じてシールド掘進機の運転を制
    御するものである請求項1記載のシールド掘進機の掘削
    管理装置。
  3. 【請求項3】 上記制御部は、上記目標土圧に応じてシ
    ールド掘進機のスクリューコンベヤおよびシールドジャ
    ッキを制御するものである請求項2記載のシールド掘進
    機の掘削管理装置。
  4. 【請求項4】 上記制御部は、上記変位測定器の出力変
    動に応じて地盤の沈下・隆起を抑制し得る目標排土量を
    設定し、その目標排土量に応じてシールド掘進機の運転
    を制御するものである請求項1記載のシールド掘進機の
    掘削管理装置。
  5. 【請求項5】 上記制御部は、上記目標排土量に応じて
    シールド掘進機の排土量制御装置、スクリューコンベヤ
    およびシールドジャッキを制御するものである請求項4
    記載のシールド掘進機の掘削管理装置。
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