JP2002147016A - 埋設ボックス用仮足場装置 - Google Patents

埋設ボックス用仮足場装置

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JP2002147016A
JP2002147016A JP2000343135A JP2000343135A JP2002147016A JP 2002147016 A JP2002147016 A JP 2002147016A JP 2000343135 A JP2000343135 A JP 2000343135A JP 2000343135 A JP2000343135 A JP 2000343135A JP 2002147016 A JP2002147016 A JP 2002147016A
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JP2000343135A
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Masato Watanabe
正人 渡辺
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DOI SEISAKUSHO KK
Doi Seisakusho Co Ltd
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DOI SEISAKUSHO KK
Doi Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 埋設ボックス内でのメンテナンス作業員等の
安全な足場を確保し、また昇降、出入りを円滑にさせる
と共に、必要時にのみセット使用して狭隘な埋設ボック
ス内でも各種機器位置に制約されずに任位置に設定でき
る。 【解決手段】 埋設ボックスBの開口部に架け渡し状に
配置する伸縮自在な支持ベース体1と、所定幅員で左右
に配された支柱材11の上部に、支持ベース体1に着脱
自在に連結する連結部12を設けると共に、支柱材11
の上下で適宜間隔毎に配した複数段のステップ板13を
備え、起伏自在な作業足場板15を付設して成る梯子体
10とから成る。支持ベース体1は、倒立防止部2を一
端に設けた左右夫々の左右ベース1A,1B夫々の他端
相互を伸縮自在に位置合わせし、固定的に結合して嵌め
合わせて成る。梯子体10の支柱材11は上下に分割さ
れ、いずれか一方の支柱材11部分を他方のそれにスラ
イド自在に嵌め合わせ、夫々に配列開穿した位置決め孔
19に合致させて貫挿する止めピン材5によって位置決
め連結固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種の電力ケーブ
ル、通信線その他の配線、配管類を地中において分岐、
接続その他のために埋設されている、いわゆるハンドホ
ール内に設置される各種の分岐・接続機器等の保守点検
時において、そのハンドホール内への作業員等の昇降、
出入りを簡単にさせる埋設ボックス用仮足場装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から電力ケーブル等の分岐、接続そ
の他のためのハンドホールの如き各種の埋設ボックスが
地表面にその開口部を位置させて埋設されており、この
埋設ボックス内には、電力ケーブル、通信線その他の配
線、配管類の分岐、接続用の各種機器が配置されてい
る。これらの各種機器の保守点検等のために地上に設け
られている開閉蓋を取り外し、開放された開口部から作
業員等が入坑しており、入坑にはボックス内側壁に予め
付設した上下方向で複数段にして配列されたステップ兼
用の手摺りを使用して昇降し、出入りしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこうした予め
付設の手摺りによると、その手摺を足場として利用する
ことでメンテナンス作業を行っているから、手摺のみで
は作業員用の足場としては極めて小さく、不安定なもの
となっている。しかも場合によっては電力ケーブルの上
に乗らざるを得ない場合があるためにメンテナンス作業
を行う上では非常に不安定で危険なものであった。しか
も手摺は埋設ボックス内においてのいずれか一方の内側
壁に設けてあるから、他方の内側壁側で作業を行うには
足場となる手摺がないためにメンテナンス作業が行えな
いこともあった。そればかりでなく埋設ボックス自体が
地中に埋設されていることで土中の水分、浸入する水滴
等によって錆、腐食等が生じ、経年変化によってこれの
使用が不可能となることもあった。また手摺りを付設す
るには埋設ボックスの成型用型枠内へのコンクリート材
の充填構成時に手摺りの支持手段を予め配置しておく必
要があり、極めて面倒でもあった。そればかりでなく手
摺りが予め付設されていることで狭隘な埋設ボックス内
が一層狭くなり、しかも手摺り位置が固定化されている
ことで内部に配置される各種機器の設置位置もある程度
限定されることとなり、状況によって異なる各種の現場
に対応できないこともあった。
【0004】そこで本発明は叙上のような従来存した諸
事情に鑑み創出されたもので、保守点検等のためにハン
ドホールの如き埋設ボックス内に出入りしたり、足場と
して使用したりするに際し、地表面で開放した開口部面
で配装セットすることで昇降、出入り、作業足場のため
の梯子状の仮足場を簡単に取り付けでき、作業を円滑、
安全に行えるようにしたのであり、必要時にのみ任位置
にセット使用することで埋設ボックス内のいずれの場所
であっても作業足場を確保でき、しかも狭隘な埋設ボッ
クス内においても各種機器の効率的な設置を可能にし、
錆、腐食等も生じることなく繰り返しの使用にも十分に
耐え得る埋設ボックス用仮足場装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明にあっては、埋設ボックスBの開口部に架
け渡し状に配置される伸縮自在な支持ベース体1と、所
定間隔で左右に配された支柱材11の上部に、支持ベー
ス体1に着脱自在に連結される連結部12を設けると共
に、支柱材11の上下で適宜間隔毎に配された複数段の
ステップ板13を備えて成る梯子体10とから成るもの
であり、また梯子体10には起伏自在な作業足場板15
を付設できる。支持ベース体1は、地表面等に載置され
る倒立防止部2を一端に設けてある左右夫々の左右ベー
ス1A,1B夫々の他端相互を伸縮自在に位置合わせ
し、固定的に結合するよう嵌め合わせて成るものとでき
る。梯子体10の支柱材11は上下に分割され、いずれ
か一方の支柱材11部分を他方のそれにスライド自在に
嵌め合わせ、夫々に配列開穿した位置決め孔19に合致
させて貫挿させる止めピン材5によって位置決め固定で
きるようにする。梯子体10の連結部12は、支持ベー
ス体1の上方から係止する側面から見てフック状に形成
されていて、支持ベース体1に配列開穿された位置決め
孔4位置に対応して連結部12と共に貫挿される止めピ
ン材5によって梯子体10自体を支持ベース体1に固定
されるようにできる。作業足場板15は、左右の支柱材
11夫々の下端部分の相互間に前方に若干突出させた状
態で架け渡し固定した幅広状の足場ベース部16と、こ
の足場ベース部16の左右端部上面に前後に沿って倒伏
するよう支柱材11に揺動自在に支承した左右の支持部
17と、左右の支持部17相互間に架け渡された所定幅
員の盤状の足場板本体18とから成るものとできる。
【0006】以上のように構成された本発明に係る埋設
ボックス用仮足場装置にあって、埋設ボックスBの開口
部に架け渡し状に配置された支持ベース体1は、埋設ボ
ックスB内に梯子体10を吊り下げ状に支持させ、埋設
ボックスB内への作業員の入坑、出入りを行わせ、埋設
ボックスB内の任意の場所で足場を構成し、各種メンテ
ナンス作業を遂行させる。支持ベース体1の左右ベース
1A,1Bは、支持ベース体1自体を分解させ、その伸
縮長さの調整によって各種の埋設ボックスBにおける異
なる開口幅員に対応させ、また倒立防止部2は埋設ボッ
クスBの開口部に配置した支持ベース体1自体の転動、
移動ずれ等を防止させる。上下に分割された梯子体10
は、高さが伸縮自在に調整された後の止めピン材5によ
る貫挿固定で固定的に結合され、梯子体10のフック状
の連結部12は支持ベース体1に対して引っ掛け状に係
止し、貫挿した止めピン材5によって位置ずれさせるこ
となくしっかりと結合固定させ、ステップ板13を使用
した作業員等の出入りを安全にさせる。梯子体10に設
けた起伏自在な作業足場板15は、これに乗ったままで
の各種作業を行う際の作業員のための比較的広い足場を
確保させ、作業の安全性を向上させ、不要時では支柱材
11内方側に折り畳ませる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の一実
施の形態を説明すると、図において示される符号1は開
口部を地表面に位置させて地中に埋設されるハンドホー
ルの如き埋設ボックスBの開口部に架け渡し状に配置さ
れる伸縮自在な支持ベース体である。この支持ベース体
1は、地表面等に載置される倒立防止部2を一端に設け
てある左右夫々の例えば断面で角形を呈するパイプ状の
左右ベース1A,1B夫々の他端相互を伸縮自在に位置
合わせし、固定的に結合するよう嵌め合わせて成るもの
である。左右ベース1A,1B夫々の自由端部は、いず
れか一方に小径・細径、狭幅・小幅に形成した結合端3
を他方の自由端部内に嵌め入れると共に、左右ベース1
A,1B夫々に予め配列開穿してある位置決め孔4に位
置合わせして貫挿する適数の止めピン材5によって結合
一体化するようにしてあり、結合後の全体長さはベース
部1自体を架け渡す埋設ボックスBの開口部幅員に比し
小さくはないものとしてある。また倒立防止部2は、埋
設ボックスBの開口部に架け渡し状に配置される開口部
の外縁である地表面に載置されるよう例えば左右ベース
1A,1Bと同効材にてバー状に形成され、左右ベース
1A,1Bに対してほぼ直交させた状態で溶接等によっ
て一体状に固着されている。
【0008】このように構成された支持ベース体1に
は、埋設ボックスB内に作業員等が入坑したり、作業足
場としたりさせるために使用する梯子体10が着脱自在
に連繋される。この梯子体10は、所定間隔で左右に配
された支柱材11の上部に、支持ベース体1に着脱自在
に連結されるよう設けた連結部12と、支柱材11の上
下で適宜間隔毎に配された複数段のステップ板13と、
更には起伏自在な作業足場板15とを備えて成り、図示
にあっての梯子体10は上下で2分割される組立分解式
構造に構成してある。
【0009】支柱材11は、例えば断面で角形を呈する
パイプ材すなわち前記左右ベース1A,1B等と同効な
パイプ材によって形成されている。支柱材11上部の連
結部12は左右ベース1A,1Bにその上方から係止す
る側面から見てほぼ角形フック状に形成されていて、例
えば下向き開口の角J字形に折曲形成された堅牢な部材
を支柱材11上端にネジ止め連結してあり、左右ベース
1A,1Bの位置決め孔4位置に対応して連結部12に
貫挿した止めピン材5をも位置合わせ貫挿することで、
支持ベース体1に対する梯子体10の固定連結の確実性
を図ってある。また支柱材11の下端には、埋設ボック
スBの内側壁面に当接する例えばゴム製の保護クッショ
ン11Aが付設されており、支柱材11による内側壁面
に対する損傷防止、内側壁面に当接することでの取付安
定性の向上等を図ってある。
【0010】ステップ板13は、埋設ボックスBの深さ
に対応して長さが設定されている支柱材11に対して、
作業員が昇降・出入りしたり、メンテナンス作業を実施
したりする踏み高さ・作業間隔・足場間隔等に相当する
間隔毎に左右の支柱材11相互間で架け渡し固定されて
おり、例えば作業員等の荷重等に十分に耐え得る堅牢性
を備えた角パイプ材によって形成される。そして図示の
ように例えば支柱材11の前面側に若干でも突出するこ
とで昇降・出入り等の容易性が得られるように角パイプ
材の端部をL字形に抉ることでの係止構造のものとして
ある。またこのステップ板13の上面には、埋設ボック
スB内に配置される各種の内部配装機器等(図示省略)
に対する保護をも兼ねるようにした例えばゴムライニン
グ等によっての滑り止めが施されている。
【0011】作業足場板15は例えば梯子体10自体の
下端部分に前方に対して突出するよう倒伏されることで
踏み桟となる所定幅員の作業足場面が形成されるように
してある。すなわち図1、図6に示すように左右の支柱
材11夫々の下端部分の相互間に前方に若干突出させた
状態で架け渡し固定した幅広状のパイプ材製の足場ベー
ス部16と、この足場ベース部16の左右端部上面に前
後に沿って倒伏するよう支柱材11に揺動自在に支承し
た角パイプ状の左右の支持部17と、左右の支持部17
相互間に架け渡された所定幅員の盤状の足場板本体18
とから成る。足場ベース部16の支柱材11に対する支
承構造は支柱材11及び足場ベース部16夫々を貫挿す
る例えば弛み止めが考慮された長ボルトによるものとし
てあり、また足場板本体18先端縁には内部配装機器、
作業員等に対する安全性を図るために例えばゴムライニ
ング等による保護カバーが被装されている。なお必要が
あればこの作業足場板15は支柱材11内方側に格納起
立される非使用時、突出倒伏される使用時等でその位置
を維持するようなストッパーを設けることも可能であ
る。
【0012】図中符号21は、作業足場板15を支柱材
11の内方側に半ば起立格納したときの倒伏を阻止する
ようにしたナイロン樹脂製紐材の如きストッパー紐であ
り、上端に連繋してある係止リング22を例えば前記連
結部12に付設の側面L字状の係止フック23に係止す
ることで、作業足場板15自体を起立引き上げ状に維持
するようになっている。
【0013】またこの梯子体10自体は、支柱材11が
上下に分割される構造となっていることで例えば2分割
されるものとしてあり、図示のように支柱材11自体を
上下部に分割すると共に、いずれか一方の支柱材11部
分を他方のそれに比し小径・細径、狭幅・小幅等に形成
し、相互にスライド自在に嵌め合わせ、夫々に配列開穿
した位置決め孔19に合致させて貫挿させる止めピン材
5によって、位置決め組合せ、連結固定できるようにし
てある。なお分割した上下部相互の連結部位において、
支持ベース体1と同様に本体部分は共通する外形幅員・
径等にしておくと共にいずれか一方に他方内に嵌め入れ
られる小径・細径、狭幅・小幅等に形成した結合端を構
成しておくもよい。
【0014】なお支持ベース体1自体の組立、支持ベー
ス体1に対する梯子体10の連結支持(連結部12)、
梯子体10自体の組立等に使用される止めピン材5は適
当な紐材例えばナイロン樹脂製ロープによって支持ベー
ス体1自体、支柱材11、作業足場板15の支持部17
等に連繋されることで紛失しないように配慮されてい
る。また図7に示すようにこの止めピン材5には、位置
決め孔等に貫挿する先端側で揺動支承された自重揺動落
下式のほぼ三角形状の係止駒片5Aが内装されていて、
貫挿作業中では内部に収納され、貫挿後に下方に突出し
て抜け止めを防止する安全性を確保するように配慮して
ある。
【0015】次にこれの使用の一例を説明すると、図1
に示すように各種の内部配装機器が配置されている埋設
ボックスBにおいての点検等のために作業員等が入坑し
たり、足場として使用したりするとき、支持ベース体1
を埋設ボックスBの地表面で開口されている開口部に架
け渡し、梯子体10を支持ベース体1から連結部12に
よって垂下状に吊り下げ連結するのである。このとき支
持ベース体1は、倒立防止部2を地表面に展開状態で載
置すると共に左右ベース1A,1B相互を、埋設ボック
スBの開口大きさに対応した長さとなるように調整しな
がら結合端3における所定位置で止めピン材5の貫挿等
によって連結固定する。一方、梯子体10は埋設ボック
スBの深さに対応した上下の長さとなるように上下の支
柱材11の結合で組み立て、支持ベース体1に係止した
連結部12及び支持ベース体1に止めピン材5を貫挿固
定し、また梯子体10下部における作業足場板15を前
方に突出するように倒伏させ、作業用の足場とする。な
お梯子体10の配置位置は、ベース部1の任位置を選定
することで自由に設定でき、しかもベース部1に沿って
の配置によって埋設ボックスB内における内側壁の例え
ば中央あるいはその左右位置等を問わないのであり、ま
た既設の手摺と共に併用しながら昇降・出入りのための
梯子、更には足場として利用する。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているか
ら、保守点検等のためにハンドホールの如き埋設ボック
スB内に出入りするに際し、地表面で開放した開口部面
で配装セットすることで昇降、出入り、更に作業足場の
ための梯子状の仮足場を簡単に取り付けでき、埋設ボッ
クスB内における各種作業を円滑に行えるのである。ま
た狭隘な埋設ボックスB内の任位置に配置できるから、
既設の手摺位置に制約されることなく無関係に、あるい
はそれと併用して使用でき、しかも必要時にのみセット
使用することで狭隘な埋設ボックスB内においても常時
の設置は必要ないから、各種の内部配装機器の効率的な
設置を可能にし、錆、腐食等も生じることなく繰り返し
の使用にも十分に耐え得ると共に、分離、解体も容易で
可搬性に富み、便利である。
【0017】すなわちこれは本発明において、埋設ボッ
クスBの開口部に架け渡し状に配置される伸縮自在な支
持ベース体1と、左右の支柱材11の上部に、支持ベー
ス体1に着脱自在に連結される連結部12を設けると共
に、支柱材11の上下で配された複数段のステップ板1
3を備えた梯子体10とから成るものとしたからであ
り、これによって、作業者の埋設ボックスB内への昇降
出入りの容易性、分解・組立による可搬性、狭隘な埋設
ボックスB内の有効利用等を図ることができる。
【0018】また支持ベース体1は、左右ベース1A,
1B夫々の他端相互を伸縮自在に結合し、嵌め合わせて
成るから、その伸縮長さの調整で異なる各種の埋設ボッ
クスBの開口幅員に対応できると共に、地表面等に載置
される倒立防止部2を一端に設けてあるから、埋設ボッ
クスBの開口部に配置した支持ベース体1自体の転動、
移動ずれ等を防止でき、支持ベース体1によって吊り下
げ状に支持される梯子体10をしっかりと支持でき、作
業員の昇降出入りを安全なものとさせることができる。
そればかりでなく、この梯子体10は左右の左右ベース
1A,1Bに分解可能であるから、梯子体10が上下で
分割できるものとなっていることと相俟ち、不要時では
コンパクトに纏められ、また作業現場で簡単に組立で
き、可搬性にも優れるものである。しかも埋設ボックス
B内の任位置に配置して使用でき、埋設ボックスB内の
各種機器に対応した適切な位置の足場を確実に確保でき
ることで、メンテナンス作業等を円滑、安全に行えるの
である。
【0019】梯子体10における支柱材11の上部に
は、支持ベース体1の上方から係止する側面から見てフ
ック状に形成されている連結部12が設けられており、
支持ベース体1に配列開穿された位置決め孔4位置に対
応して連結部12と共に貫挿される止めピン材5によっ
て梯子体10を支持ベース体1に固定されるようにして
あるから、梯子体10は支持ベース体1に対して引っ掛
け状にしっかりと係止されたものとなり、しかも貫挿し
た止めピン材5によって位置ずれさせることなく確実に
結合固定でき、梯子体10におけるステップ板13を使
用した作業員等の出入りを一層安全にさせることができ
る。
【0020】一方、梯子体10は上下に分割され、その
上下部分の結合、組立で高さが伸縮自在に調整されるか
ら、深さが異なる各種の埋設ボックスBに対して自在に
変更使用でき、上下部分相互の結合後での止めピン材5
による貫挿固定で固定的に結合されるから、ステップ板
13を利用しての作業員等の昇降・出入りを円滑にし、
更には安全な、幅広な作業足場を確実に確保設定するの
である。
【0021】また梯子体10には起伏自在な作業足場板
15を付設してあり、この作業足場板15は、左右の支
柱材11の下端部分の相互間に架け渡し固定した幅広状
の足場ベース部16と、この足場ベース部16の左右端
部上面に倒伏するよう支柱材11に揺動自在に支承した
左右の支持部17と、左右の支持部17相互間に架け渡
された所定幅員の盤状の足場板本体18とから成るもの
としてあるから、この作業足場板15に乗ったままで各
種作業を行う際の作業員の比較的広い足場を確保させ、
円滑、安全に作業を遂行させるものとでき、作業の安全
性を一層向上させ、不要時では支柱材11内方側に折り
畳ませることができるから、コンパクトで邪魔にもなら
ないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す分解斜視図であ
る。
【図2】同じく例えばハンドホール内で使用している場
合の側断面図である。
【図3】同じく正面図である。
【図4】同じく支持ベース体と梯子体との連結部分にお
ける拡大側断面図である。
【図5】同じく梯子体における上下に分割された支柱材
における連結部分の拡大側断面図である。
【図6】同じく作業足場板における側断面図である。
【図7】同じく止めピン材の要部断面図である。
【符号の説明】
B…埋設ボックス 1…支持ベース体 2…倒立防止部 3…結合端 4…位置決め孔 5…止めピン材 5A…係止駒片 10…梯子体 11…支柱材 12…連結部 13…ステップ
板 15…作業足場板 16…足場ベー
ス部 17…支持部 18…足場板本
体 19…位置決め孔 21…ストッパー紐 22…係止リン
グ 23…係止フック

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 埋設ボックスの開口部に架け渡し状に配
    置される伸縮自在な支持ベース体と、所定間隔で左右に
    配された支柱材の上部に、支持ベース体に着脱自在に連
    結される連結部を設けると共に、支柱材の上下で適宜間
    隔毎に配された複数段のステップ板を備えて成る梯子体
    とから成ることを特徴とする埋設ボックス用仮足場装
    置。
  2. 【請求項2】 梯子体には起伏自在な作業足場板を付設
    してある請求項1記載の埋設ボックス用仮足場装置。
  3. 【請求項3】 支持ベース体は、地表面等に載置される
    倒立防止部を一端に設けてある左右夫々の左右ベース夫
    々の他端相互を伸縮自在に位置合わせし、固定的に結合
    するよう嵌め合わせて成る請求項1または2記載の埋設
    ボックス用仮足場装置。
  4. 【請求項4】 梯子体の支柱材は上下に分割され、いず
    れか一方の支柱材部分を他方のそれにスライド自在に嵌
    め合わせ、夫々に配列開穿した位置決め孔に合致させて
    貫挿させる止めピン材によって位置決め固定できるよう
    にしてある請求項1乃至3のいずれか記載の埋設ボック
    ス用仮足場装置。
  5. 【請求項5】 梯子体の連結部は、支持ベース体の上方
    から係止する側面から見てフック状に形成されていて、
    支持ベース体に配列開穿された位置決め孔位置に対応し
    て連結部と共に貫挿される止めピン材によって梯子体自
    体を支持ベース体に固定されるようにしてある請求項1
    乃至4のいずれか記載の埋設ボックス用仮足場装置。
  6. 【請求項6】 作業足場板は、左右の支柱材夫々の下端
    部分の相互間に前方に若干突出させた状態で架け渡し固
    定した幅広状の足場ベース部と、この足場ベース部の左
    右端部上面に前後に沿って倒伏するよう支柱材に揺動自
    在に支承した左右の支持部と、左右の支持部相互間に架
    け渡された所定幅員の盤状の足場板本体とから成る請求
    項1乃至5のいずれか記載の埋設ボックス用仮足場装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006346267A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Kenwood Corp 昇降着脱装置および壁面設置物昇降着脱装置
KR101055072B1 (ko) 2011-06-02 2011-08-05 김지영 높이 조절이 가능한 분리형 침대사다리
KR101689025B1 (ko) * 2015-07-03 2016-12-22 선경이엔지주식회사 공동주택의 발코니용 대피장치
KR102479667B1 (ko) * 2022-02-08 2022-12-20 김윤회 착탈이 용이한 맨홀용 보조사다리

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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