JP2002146893A - 下水管の接続構造 - Google Patents

下水管の接続構造

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JP2002146893A
JP2002146893A JP2000348924A JP2000348924A JP2002146893A JP 2002146893 A JP2002146893 A JP 2002146893A JP 2000348924 A JP2000348924 A JP 2000348924A JP 2000348924 A JP2000348924 A JP 2000348924A JP 2002146893 A JP2002146893 A JP 2002146893A
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JP
Japan
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pipe
sewer
branch
chloride resin
layer
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JP2000348924A
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English (en)
Inventor
Takehiko Watabe
武彦 渡部
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Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】地中に敷設された配管の沈降を防止するため
に、当該配管の周りに砕石を使用しても配管の表面が変
形したり、破損する事故を未然に防止できる下水管の接
続構造を提供する 【解決手段】 地中に埋設されたマンホール1と下水本
管2、及び両者を接続する分岐管3とからなる下水管の
接続構造であって、下水本管2にはリブ付パイプを使用
すると共に分岐管3には塩化ビニル樹脂パイプ31の表
面が発泡層32で被覆された一体構造の二層管を使用し
たことを特徴とする下水管の接続構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水配管の接続構
造において、下水本管にはリブ付パイプを使用すると共
に分岐管には予め塩化ビニル樹脂パイプの表面が発泡層
で被覆された一体構造の二層管を使用した下水管の接続
構造に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来、地中に埋設された
マンホールと下水本管とを接続する分岐管の配管材料と
して塩化ビニル樹脂パイプ等を使用して配管接続の施工
を行っていた。そして、下水本管及び分岐管の周りに砂
を突き固めて両管の沈降を防止する施工法が採用されて
いた。
【0003】近年、砂不足からこの代替え資材として砕
石を用いて敷設配管の沈降防止を行う工事が見られる。
この場合、砕石の鋭利部によって敷設された配管材の表
層面の破損を防止する為に、下水本管は管表面にリブを
有する所謂リブ付パイプが使用され、砕石の鋭利部は下
水本管の表面部には直接接触させず、リブ先端に接触さ
せることにより下水本管の表面変形または破損を緩衝さ
せている。一方、分岐管は塩化ビニル樹脂パイプの表面
に後から保護シート(例えば、厚さ1mm程度のPEシ
ートと2〜3mm程度の発泡シートからなる積層シート
等)を巻き付けて、砕石の鋭利部が分岐管の樹脂パイプ
表面に直接に接触しないようにして管表面の変形または
破損を緩衝させている。
【0004】上記の塩化ビニル樹脂パイプの表面に後か
ら保護シートを巻き付けるに際して、当該パイプ表面に
均一厚みに而も強固に巻き付けるのに手間暇を要し作業
が繁雑であった。
【0005】
【課題を解決する手段】本発明は、上記問題を解消した
下水管の接続構造を提供するもので、その要旨は地中に
埋設されたマンホールと下水本管、及び両者を接続する
分岐管とからなる下水管の接続構造であって、下水本管
にはリブ付パイプを使用すると共に分岐管には予め塩化
ビニル樹脂パイプの表面が発泡層で被覆された一体構造
の二層管を使用したことを特徴とする下水管の接続構造
にある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の下水管の接続構造
を、添付図面に基づいて詳しく説明する。図1は本発明
の下水管の接続構造の全体図、図2は図1のA部拡大側
面図、図3は図1のB部拡大図である。図1において、
1は地中に埋設されたコンクリート製マンホールであ
り、2は同じく地中に埋設された下水本管であり、両者
はサドル付分岐継ぎ手4a、曲管4bを介在して分岐管
3によって接続されている。5は砕石であって、下水本
管2及び分岐管3等の周りに突き固められて配置されて
当該両管の沈降を防止している
【0007】下水本管2は、図2に示す如くパイプ21
の表面にリブ22を有するリブ付パイプである。当該下
水本管2の周囲に砕石5を敷き詰めて突き固めの為に力
を加えた場合でも、砕石5の鋭利部は直接にパイプ21
の表面に接触することがなくリブ22の先端に接触し、
パイプ21の表面は何らダメージが与えられないのでパ
イプ表面の変形または破損が防止される。
【0008】分岐管3は、図3に示す如く塩化ビニル樹
脂パイプ31の表面を発泡層32によって被覆された一
体構造の二層管である。分岐管3の内層を構成する塩化
ビニル樹脂パイプ31は、例えば薄肉構造体の塩化ビニ
ル樹脂パイプであり、また当該パイプ31の表面を被覆
する発泡層32は塩化ビニル樹脂発泡材或いは再生材を
混入した発泡材等からなる。そして、これら両層を共押
出法等を利用して一体構造の二層管の製品を得る。
【0009】分岐管3も下水本管2と同様に周囲に砕石
5を敷き詰めて突き固めの為に力を加えた場合でも、砕
石5の鋭利部は直接に塩化ビニル樹脂パイプ31の表面
に接触することがなく発泡層32に接触し、当該塩化ビ
ニル樹脂パイプ31の表面には何らダメージが与えられ
ないのでパイプ表面の変形または破損が防止される。図
3に示す如く曲管4と分岐管3とを接続する際には、管
端を構成する発泡層32の一部を剥ぎ取って接続すれば
よい。なお、サドル付分岐継手4a及び曲管4bは従来
と同様にその表面が保護シートを巻き付けた製品を使用
すればよい。
【0010】
【発明の効果】本発明の下水管の接続構造は、下水本管
の配管材料としてリブ付パイプを使用し、特に分岐管の
配管材料として予め塩化樹脂パイプの表面が発泡層で被
覆された一体的に製造された二層管を使用するので、使
用する配管材料に前処理的な加工を施さなくても配管表
面に変形或いは破損が生じることなく、即当該配管料を
そのまま使用して容易に配管施工を行うことができ作業
効率が極めて良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の下水管の接続構造の全体図。
【図2】図1のA部拡大側面図。
【図3】図1のB部拡大図。
【符号の説明】
1 マンホール 2 下水本管 21 パイプ 22 リブ 3 分岐管 31 塩化ビニル樹脂パイプ 32 発泡層 4a サドル付分岐継手 4b 曲管 5 砕石

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に埋設されたマンホールと下水本
    管、及び両者を接続する分岐管とからなる下水管の接続
    構造であって、下水本管にはリブ付パイプを使用すると
    共に分岐管には塩化ビニル樹脂パイプの表面が発泡層で
    被覆された一体構造の二層管を使用したことを特徴とす
    る下水管の接続構造。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02130496U (ja) * 1989-04-03 1990-10-26
JPH07217934A (ja) * 1993-06-21 1995-08-18 Sekisui Chem Co Ltd 排水管、排水管用管継手、及び、それらを用いた排水用配管
JP2000309976A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Sekisui Chem Co Ltd 配管構造およびこの配管構造による光ファイバーケーブルの配線方法

Patent Citations (3)

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